原口一博

はらぐちかずひろ

小選挙区(佐賀県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

原口一博の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第174回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(原口一博君) 尾辻議員会長から地方の御理解、子ども手当の問題についてお尋ねがございました。  これは、平成二十二年度に限り従来の児童手当を支給する仕組みを残すものでございまして、私たちは、一方で、地方交付税の大幅増、そして国、地方協議の場、そして義務付け、枠付けの撤...全文を見る
01月21日第174回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○原口国務大臣 柴山議員にお答えいたします。  個別の事案については、具体の事実に即して判断されるべきものであって、総務省としては、具体の事実関係を承知する立場にないので、答弁は差し控えさせていただきます。  今、一般論ということでございましたが、公職選挙法上、公職の候補者及...全文を見る
○原口国務大臣 柴山議員にお答えします。  これはあくまで一般論ですけれども、飲食物の提供はその対価を等しく取る、これが原則でございます。
○原口国務大臣 柴山議員にお答えいたします。  今の御質問は、平成十七年分以降の収支報告書から削除された寄附者にかかわる寄附金控除のための書類に対して返還された証明書は何通かと。  友愛政経懇話会に交付した寄附金控除のための書類については、その後、総務省においては確認をしてお...全文を見る
○原口国務大臣 柴山議員にお答えいたします。  個別の案件についてはお答えする立場にございません。
○原口国務大臣 柴山議員、一般論としてお答えいたします。(発言する者あり)
○原口国務大臣 政治資金規正法についてお答えをいたします。  第二十一条第一項において、会社等は、政党及び政治資金団体以外の者に対して、政治活動に関する寄附をしてはならないこととされており、何人も、この規定に違反してされる寄附を受けてはならないこととされています。同法第二十二条...全文を見る
○原口国務大臣 小里議員にお答えします。  あなたのお父様は、新幹線の小里さんといって、本当に国土の均衡ある発展に尽くされた方でございました。この場をかりてお礼を申し上げたい。  その上でお答えをしますが、法律に沿って行います。そして、政党助成法においては、政党交付金の使途に...全文を見る
○原口国務大臣 総務省としては、個別の事案については実質調査権を有しておらず、具体的な事実関係を承知する立場にございません。  そして、報道にあったからどうのこうのとおっしゃいましたけれども、私もこの予算委員会で理事をさせていただいておりました。そのときの申し合わせは、その一つ...全文を見る
01月22日第174回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○原口国務大臣 井上議員にお答えいたします。  記者会見での私の発言でございますが、質問はそういう趣旨では全くありません。私は、報道のとりで、表現のとりで、それをつくろうと今やっているわけです。その中で、質問はこういうものでした。クロスオーナーシップといって、一つの資本が、新聞...全文を見る
○原口国務大臣 井上議員には、昔から一緒に、自由や言論ということで御指導をいただいてきましたから、私の真意がどこにあるかというのは御理解くださっていると思いますけれども。記者会見での質問の答えですから、これは、取材源を明らかにしなさいとか、報道の内容に入るなんということは一切考え...全文を見る
○原口国務大臣 井上議員にお答えいたします。  私の立場からすると、各党各会派で御議論くださいというのが立場でございますが、一政治家で言えば、全く変わっておりません。一刻も早く政治資金の透明化。  それからもう一つ、ちょっとお時間をいただくと、非常にわかりにくくなっています。...全文を見る
01月25日第174回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○原口国務大臣 地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案の趣旨につきまして御説明申し上げます。  今回の補正予算により平成二十一年度分の地方交付税が二兆九千五百十四億七千五百万円減少することになりますが、地方財政の状況等にかんがみ、当初予算に計上された地方交付...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  本年度の交付税減の補てん措置のうちの地方負担分の精算については、年度間の負担の平準化を図ろうと考えているわけです。各年度の法定加算額等の範囲内となる精算期間となるよう、平成二十八年度から十五年間で精算する。  これは昨年もこの場で御議論が...全文を見る
○原口国務大臣 済みません、逆の方に理解をしていまして。何でそんなことを言われるのかなと思いました。  委員のおっしゃるとおり、これは見直す予定でございまして、自治体の過度の負担にならないように配慮をしていきたい、こう考えています。
○原口国務大臣 赤澤議員がおっしゃっている、いわゆるデフレギャップを私たちは財政出動で埋められるのか、あるいは、一次補正の中でおつくりいただいたもの、この中身を見ると、例えば箱物があって、その後の後年度の維持費まで考えるとそれは無理だな、こういうものを削らせていただいているわけで...全文を見る
○原口国務大臣 赤澤委員、それは少し言い過ぎだと思いますよ。  問題は、要するに何で三・〇兆円も地方交付税の補てん措置をしなきゃいけないか。これは、税収見積もりが違っているからなんです。毎回これだけ税収見積もりが違っていて、もしこの三・〇兆円を埋めなかったとしたら地域の経済はど...全文を見る
○原口国務大臣 これは去年の議論のときも、赤澤委員、それは立場が違うけれども、与党の大臣がここで議論をなさったと思います。大臣だから与党に決まっているんだけれども。  それは何かといえば、地方の安心なんです。地方財政計画で決めたことについては、中央政府がみずからの責任においてし...全文を見る
○原口国務大臣 赤澤委員、ありがとうございます。  私たちにはこの総務委員会で、言論の自由、報道の自由、表現の自由を守ってきた、私にも自負がございますし、私は、今、言論のとりでということで御議論をいただいて、それはなぜかというと、戦争に向かうときに言論を権力の側が抑えて言葉が発...全文を見る
○原口国務大臣 赤澤議員もその議事録をごらんになればおわかりになると思いますが、マスコミの皆さんが、クロスオーナーシップについてどう考えるのか、その危険についてどう考えるのかということでお尋ねになったわけであります。  私は、切り取りとおっしゃいますけれども、個別の案件について...全文を見る
○原口国務大臣 赤澤委員はそのときの記者会見の議事録をお持ちですよね。記者がお聞きになったのは、クロスオーナーシップで、特に一部の公的機関からの意図的なリークによって人権侵害が起こることについてどう考えるかということだったんです。  それは二つありますよ。クロスオーナーシップを...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  それは、BPOや自主的な規制機関でみずからがお考えになることだと思います。  私が聞かれたのは、ある限定して、クロスオーナーシップで全部言論が一色になって、そして、まさに有無を言わせず、推定無罪の原則も反論の機会も、またはさまざまな国民の...全文を見る
○原口国務大臣 まさにそれは先ほどお答えをしたとおり、民放自身がみずからを律し、みずからをチェックする機関をお持ちですから、そこはそこで御判断をいただくことだというふうに考えております。
○原口国務大臣 赤澤委員に再度お答えしますが、それは御自身が御判断なさることです。私がその場で言ったのは、原則は開示だと。  それは、私たちには国民の知る権利……。赤澤委員も、消費者基本法、これは私と御党の岸田委員と公明党の大口委員の三人が起草者になって、全会一致でつくっていた...全文を見る
○原口国務大臣 個々の報道の内容について私が申し上げることはございません。
○原口国務大臣 赤澤議員にお答えいたします。  私は、報道の自由、放送の自由、表現の自由、これを守るために、まさにとりでの議論をさせていただいています。さまざまな、故大平総理の言葉を私もホームページに載せています。権力にある者は、司法あるいは放送機関、表現、そういったものに極め...全文を見る
○原口国務大臣 赤澤委員にお答えいたします。  それは私は何回もありました。例えば、具体的な個名は申し上げませんけれども、一方的な議論があって、これは私のところに……。これはまさに一般論ですからね。一般論で申し上げるんですけれども、何年か前に、いわゆる関係者というのは、特定の捜...全文を見る
○原口国務大臣 赤澤委員、ぜひ御理解をいただきたいのは……(発言する者あり)
○原口国務大臣 よかったんではないかと言われたので。質問じゃなかったら答えないんですけれども。  やはり今この手の質問はすごく多いです、記者会見でも。それから、インターネットや多くの皆さんもクロスオーナーシップについての疑問、あるいはいわゆる検察リークと一方的な報道についての議...全文を見る
○原口国務大臣 先ほど故大平総理の言葉を引用させていただきました。腹も立つこともあるだろう、口を閉ざしてほしいと思うこともあるだろう、だけれども、為政者は、特に政権にある者は、司法に対して、あるいは報道、メディアに対して非常に慎重でなければいけない。私もこの故大平総理の言葉をしっ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  私は、同期の会であるというふうに聞いておりまして、個別の政治家、国会議員がどのようにされるかというのは、その御判断であります。これ以上の答弁はございません。
○原口国務大臣 私には同期の会という御報告がありました。同期会に参加をするということ、それを私が自分の権限でとめるものではありませんが、もし内閣の方針と違うことをそこで決めたりあるいは行動したりということは、それは厳に慎まなければいけないと考えています。
○原口国務大臣 赤澤委員にお答えいたしますが、政府の立場として、党がすることについて答えることはできません。
○原口国務大臣 西議員にお答えいたします。  今回の地域活性化は、まさに今おっしゃったような五つのメニュー以外にも使えるように、また、地方がどのようなインフラ整備を行うか、自由に事業を選定し、活用することができる。  そして、今お話しのように、地方交付税の基準財政需要額の算定...全文を見る
○原口国務大臣 西委員にお答えいたします。  この工程表は、国、地方協議の場、特に地方の皆さんにお投げかけをさせていただいて、その中でつくったものでございまして、この時点においてはまだ、十二月の中旬においては税調の議論が決定しておりませんでした。ですからその後、今、西議員がおっ...全文を見る
○原口国務大臣 西委員にお答えいたします。  まずその前に、ここにいらっしゃる委員の皆様、西委員を先頭に精力的に御議論をいただいて、過疎法の延長、それから中身の大きな改革に取り組んでくださっておりますことを、総務大臣としてお礼を申し上げたいと思います。  その上で、過疎法、こ...全文を見る
○原口国務大臣 西委員にお答えいたします。  先ほどお示しなさいました党の四つの柱を含め、過疎法を恒久的にという御趣旨は、やはり地域にとって安心の継続であり、そして、しっかりと中央政府そのものが過疎の地域を下支えできる、そのことの担保であるということを考えております。  いず...全文を見る
○原口国務大臣 ソフト事業の財源のあり方についての御質問でございます。  今回の議員立法の中でもお考えをいただいているというふうに承知をしておりますが、今、西委員がおっしゃるように、私たちは平成二十三年度の一括交付金化、まさにひもつき補助金をなくして、それを統合して、地域が自由...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  大事な御議論だと思います。現行過疎法は、過疎地域の指定単位として、市町村の区域単位を原則としております。なお、合併市町村では旧過疎市町村の区域を過疎地域とみなす特例、いわゆる一部過疎というものを設けておるわけでございますが、過疎集落単位で地...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員にお答えいたします。  このグラフは塩川委員と御一緒に、野党の当時、野党の理事として政府に求めて出てきたものでございまして、まさに塩川委員がおっしゃるように、小規模自治体、特に財政力の弱い自治体に大きなしわ寄せが来ている。委員の認識と同じ認識を持っており...全文を見る
○原口国務大臣 まさにおっしゃるとおりで、小規模な市町村は事業所数等が少なく、法人住民税が歳入に占める割合も低いため、まさに、近年までの景気回復等に伴う地方税収の増加による恩恵も乏しい。その上に、今おっしゃったような三位一体改革の大きなしわ寄せになって、住民サービスそのものが危機...全文を見る
○原口国務大臣 これは、先ほど幾つか申し上げた、小規模市町村の事業所数の状況と、それからもう一つは、財政力指数が低い傾向にあるために、地方交付税の歳入に占める割合が高いため、三位一体改革による交付税額の減少による影響をもろに受けているということだと思います。  さらに加えて、小...全文を見る
○原口国務大臣 私は塩川委員と同じ認識を持っています。人口規模が小さくなればなるほど一人当たりの経費が割高となるのは当たり前で、先ほど片山元大臣のお話がありましたけれども、私は逆に、市町村の、特に小規模の市町村のコストを適正に反映させるように、来年度の交付税算定に向けて、段階補正...全文を見る
○原口国務大臣 先ほど委員がお話になりましたように、どんなに行政改革努力をしても、ここから下には下がらないという基準がありますね。そして、公共サービス基本法、これも委員とここにいらっしゃる皆様の御協力をいただいて制定することができましたけれども、公共サービスにおける国民の権利を保...全文を見る
○原口国務大臣 まさにおっしゃるとおりで、これは当時の藤井財務大臣ともずっと議論をしてきましたけれども、交付税を今度一・一兆円、地方の自主財源を十一年ぶりにふやす。その中でも一番考慮すべきところは、今塩川委員がおっしゃった条件不利地域、特に小さな自治体、過疎の地域、そういったとこ...全文を見る
○原口国務大臣 安定的に、しっかりと地域が予見可能性ができるような、そういう交付税を目指していきたいと考えています。
○原口国務大臣 委員がおっしゃるように、あめとむち、あめの方は恐らく合併特例債だったんだと思いますね。それから、むち、これは表現がどうかと思いますけれども、やはり大変厳しい、このままだと皆さんは自分たちで今の圏域を守れませんね、だから合併する以外ありませんねと、いわゆる兵糧攻め的...全文を見る
○原口国務大臣 これはやはり塩川委員がおっしゃるように、地方交付税というのは地方独自の財源なんですね。民主党としたら、これを補助金化して使ってはならない、特別な政策誘導を行ってはならない。  平成十九年度に創設された「頑張る地方応援プログラム」は、独自のプロジェクトをみずから考...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員にお答えいたします。  私たちは、もう平成の大合併は一区切りしたというふうに考えています。みずからの地域がみずから御決断いただいて、多様な地方自治体のその地域における最適規模というものがあるというふうに考えておりまして、重ねて申し上げますが、地方交付税を...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  これも塩川委員がおっしゃるように、当時、これは小泉内閣ですけれども、抜本的な簡素化をする、予見可能性を高めるということでございましたけれども、現実に算定の簡素化に貢献したか。その面もないとは言わないけれども、むしろ、人口や面積による機械的な...全文を見る
○原口国務大臣 失礼しました。柿澤委員にお答えいたします。  それはとても大事な御議論だと思います。私たちは、今ある税財源の中でそれをどう分配するかということよりも、むしろ、予算委員会でも委員が御議論いただいていましたように、政府の規模自体を縮小して、それはストックベースでもで...全文を見る
○原口国務大臣 柿澤委員にお答えいたします。  やはり新型交付税が導入された時期や、あるいは私たちがこの間仕分けをされた中で御議論いただいたのは、まさに、これを補助金化して、国の一定の政策要件を満たすように、ひもつき補助金のようにして使うべきでないということが言われたわけです。...全文を見る
○原口国務大臣 いい御質問をありがとうございます。  そこをまさに今やっているわけで、平成二十三年度から私たちは一括交付金にする、そして義務づけ、枠づけ、それから出先機関も変えていく、これを、道州制について私たちははっきりしたことを申し上げています。  それは、まず、国の権限...全文を見る
01月26日第174回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  相続については仙谷大臣が申し上げたとおりでございまして、持つ気はありません。
○国務大臣(原口一博君) 西田委員は御存じでお尋ねだと思いますけれども、平成十九年七月における政治資金規正法の改正により、そもそも、「資金管理団体は、土地若しくは建物の所有権又は建物の所有を目的とする地上権若しくは土地の賃借権を取得し、又は保有してはならない。」とされているところ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) NTT関連の労働組合からの、アピール21、そこからの五百万でございました。
01月27日第174回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(原口一博君) 加藤委員にお答えいたします。  私たちは世界に冠たる国際消防救助隊を持っています、ハイパーレスキュー。このハイパーレスキューは、昨年、インドネシアの地震のときには真っ先に駆け付けて、そして多くの皆さんの命を救う、こういう活動をしております。  今回、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) もう菅財務大臣がお話をしたとおりですけれども、私の方から少し付け足して御答弁をさせていただきます。  世界経済を見ていると、GDPの伸びを押し上げるそのほとんどの要因はICT、情報通信技術であります。それは、今まではICT、情報通信分野というその単独の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 林委員にお答えいたします。日ごろから子供政策、それから総務行政、大変な御指導をいただきまして、ありがとうございます。  私も税調会長代行ということで、会長が後でお答えいただくと思いますが、まさにこの姿を見ても、今まで総務大臣というのは副会長あるいはそれ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  もう既に鳩山総理をトップにする地域主権戦略会議というものが動き出しています。その中には、地方六団体を中心とした方々、より上の方の戦略全体を練る会議の中に入っているわけです。そして、私たちはやはり、今、林委員がおっしゃったように、税...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  まさに今回、大変厳しい財政状況にかんがみて来年度限りの措置として折半ルールというのを入れたわけですが、本来は私は、今おっしゃるように国税五税の見直し、法定率の見直し、ここに踏み込むべきだということをずっと言ってまいりました。  ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  今回の二十二年度の税制大綱の中にも、歳入構造改革と歳出構造改革を一体的にやるべきだと、こういうことを頭出しをさせていただいています。二十三年度から私たちは一括交付金ということにするわけです。ひも付き補助金をなくして、そして地方がも...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えをいたします。  問題意識、全く同じものを持っています。まさに有無を言わせず、これは大阪の橋下知事が、まあテレビで言うには適切かどうか分からない言葉をお使いになりましたけれども、本当に地域にはいわれのない負担金、それから中抜き構造があります。この...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 富岡委員にお答えいたします。  地方財政についてもお触れいただきました。まさに総務省としても、前原大臣、大変改革の先頭に立ってくださっています。  富岡委員も御案内のように、例えばヨーロッパの小さな町へ行くと、三百人とか四百人の町がそういう大きなイン...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 富岡委員にお答えいたします。  まさに地域主権、これは鳩山内閣の一丁目一番地の改革です。  財政ということでいうと、一九九〇年代の終わりから財政の後年度影響試算というものをずっと政府が出すようになりました。後年度影響試算というのは何かというと、税収の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 富岡委員にお答えいたします。  地域主権ということで先ほどお話をしましたが、この十数年間経済成長はほとんど止まっています。このままでいけばあと三十年後、四十年後は日本はGDP比率で世界の、そうですね、十番目にも入らないと。そうなれば、先ほどおっしゃった...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大門委員にお答えいたします。  政府とNTTの関係いかんということでございますが、NTT、NTT東日本及びNTT西日本は、国民生活に不可欠な電話の役務をあまねく日本全国において適切、公平かつ安定的に提供する等を責務として、NTT法、日本電信電話株式会社...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  私たち政府の責務は雇用を保障するということでございます。その上で、労働者の権利を守るということは私たちに課せられた責務であるというふうに考えております。  その前提で、NTT東日本は特殊会社でございますが、これは一般論としてです...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  今、各国で労働教育、これに各国が力を入れています。これは一般論でありますけれども、自らの権利を学ぶことなく自らの権利が侵害されたことも分からないということでは、それは一人一人の労働者は守られないということで、労働教育がしっかりと多...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  私は、労働教育の大切さ、そして政府が労働者の権利を保障する、その大切さを申し上げたわけでございまして、違法行為があればそれは適切に是正をされるべきであると、このように考えています。
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  先ほど申し上げましたように、政府はNTTの三分の一の株を持っています。法律と正義に基づいて適切に措置をしてまいりたいと、このように考えています。
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします、短く。  まさに日本は環境先進国でありまして、ただ、そのパラダイムを変えたいと思っています。スマートグリッドというのは、まさに情報通信そのものですから。社民党さんは、固定価格の買取り制度ということをおっしゃっています。まさに、フィード...全文を見る
01月28日第174回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○国務大臣(原口一博君) 地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案の趣旨につきまして御説明申し上げます。  今回の補正予算により平成二十一年度分の地方交付税が二兆九千五百十四億七千五百万円減少することになりますが、地方財政の状況等にかんがみ、当初予算に計上され...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 礒崎委員におかれましては、この補正予算関連のこの法案に賛成をしていただくということで、まずお礼を申し上げたいと思います。その上で、二つ申し上げたいと思います。  一つは、階政務官は弁護士でありますから、その弁護士の面から見て、やはり事実を解明し、そして...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私の発言は、質問がこういうものでございました。  私たちは報道、言論の自由、それから表現の自由を守ろうと。後で御質問いただけると思いますが、言論のとりでをつくろうとしています。これは行政機関ではなくて、情報通信においても様々な、例えばネットでも多くのも...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにそういう質問に対して、一方的になることは私は好まないということを言って関係者という発言になったわけで、元々は、これはやはり赤澤委員が御指摘をされ、また今回礒崎先生にお答えをしているように、元はやはり自主規制だと思います。放送事業者の自主的な規制、こ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 礒崎委員と多分同じ問題意識を私も持っていると思います。言論、放送、報道の自由というものと、それから国民の知る権利、消費者基本法というのを全会一致でお作りいただきました、私はその起案者にさせていただきましたけれども、その中には、健全な環境で国民が様々なサー...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今の礒崎委員のお考えも一つの考え方だと思います。やはり一回報道被害を受けてしまって、そしてそれを後から救済しようと思うとなかなか救済できません。特定の放送については申し上げられませんが、例えば風評被害を受ければ会社自体がつぶれる、あるいは産地自体がなくな...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 鈴木次官におかれましては大変優秀で、それから私のアドバイザーのようなそういう役割もしてくださいました。私は情報通信文化省というものの構想を申し上げました。一方で、委員も総務省におられましたからよくお分かりだと思いますけれども、やはり財政やあるいは情報通信...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これはチーム全体のことでございますので、個別の、ここから先は言葉を少しずつ選んで、さっきも選んで言っているんですけれども、何も事があってではなくて、また総務省の場合は幾つかの、三つの省庁が一緒になっていますので、それぞれのバランスということを考えて、適材...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  もう中を私よりはるかに御存じの方ですから、また次の人事のときにも御指導いただきたいと思いますが、今非常にうまくいっているんですよ。もう本当に一つのファミリーと言っていいような総務省でございまして、その総務省の中で余分なルールは持ち...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地方ができるだけ一定の基準、その基準について疑いを挟まず、予見可能性が高い、そういう予算にしたい。まさに、ひも付き補助金から一括交付金というその考え方は、今委員がおっしゃったとおりであります。  今回の五百億については、先ほど大塚副大臣がお話をしました...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) もう大塚副大臣がお話をしたとおりですけれども、やはり衆議院の総務委員会でも御議論がありましたけれども、幾つかのディメンションを立てただけではそこに届かない政策があるということも、これも事実でございまして、先ほど、与党になって初めて分かる苦労が分かったかと...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ありがとうございます。  魚住委員におかれましては、地方への大変な目配り、気配りをしてくださいましてありがとうございます。  率直な感想は、党派を超えて多くの皆さんに応援をいただいた、六団体を始め多くの地方が自立し、そして地方の安心をつくる、そのため...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 魚住委員はある意味私を生み出してくださった方ですから。その当時の議論を今もう一回呼び起こしてみると、後年度財政試算というのを一九九〇年代の終わりに当時の政府はやっていました。その政府がやっていたことは、私はとても大事なことだと思っています。税収の弾性値を...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変大事な御質問だと思います。  私は、中央政府の、この赤字にバランスしているものは何なのかということをまず御議論が必要なんだろうと思っています。この膨大な赤字にバランスしているものは恐らく中央政府が持っているストック、つまり、今回私たちは事業仕分でフ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 機会をいただきまして、ありがとうございます。  私は、実は自分の遠縁になる者が二・二六事件とか、佐賀でございますものですから、そういうものの、何というんでしょうか、二・二六事件が何だったかというのは私ここで申し上げるあれにはないですが、常に小さいころか...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、総務省組織規則三百三十九条に、総務省顧問を置くことができるとされておりまして、総務省顧問は総務省の所掌事務のうち重要な施策に参画する、総務省顧問は非常勤とすると、こうされているところでございます。これに沿って顧問を置かせていただいているということ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 処遇と身分、身分は一般非常勤の国家公務員でございまして、処遇については、勤務実態に応じて日当、日額二万円程度となっております。人数については特段の規定がないというふうに承知をしております。  基準についてでございますが、今回、私どもは二十人お願いをした...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 名古屋にお住まいなので、河村市長の独特のリーダーシップについてはよく御存じのことだと思いますが、先ほど、顧問について少しだけお話をさせていただくと、私は落ち穂拾いをしたわけじゃなくて、私たちと同じ国会議員で、それでやはり中央集権体制を壊そうとしてこられた...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 現行の法律に基づいて適切に執行をしていきたいと、こう考えています。
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  この住基ネットの在り方については、私たちが元々考えていたもの、それと先ほどお話をした国民固有の情報セキュリティー権、こういったものの考え方が今出てきておりますので、今委員がお話しのように、社会保障、税共通の番号制度との関連も含めて...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山下委員、ありがとうございます。同じ認識を持っています。  特に、資本が一色になって言論が一色になる、この恐ろしさというものを私たちはきっちりと踏まえながらも、所管の大臣としてはしっかりとのりを越えないような慎重な発言をすべきであると、こう考えておりま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) そのように誤解されないように注意をしたいと思います。  このときの私の発言は、まさに山下委員がお話しになったように、資本が一色になって、クロスオーナーシップという規制がなくて、言論が一色になって、そして国民の人権が侵される、そういうものについてどう思う...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにおっしゃるとおりだと思います。情報源を秘匿しないと出てこないという、そういうものもたくさんあると思います。私は、ここで言ったのはあくまで一般論、個別の案件については私は国会でも何一つ答えたことはありませんし、これからも答えることはありません。  ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに私の真意は言論のとりでをつくるところでございます。そして、国民が知る権利、健全な環境で様々なメディアリテラシーを、自らを高めて、そしてしっかりとした民主主義の基盤をつくる、このことが私の使命だと思っておりますので、しっかりと今の委員の御指摘を胸に頑...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全く同じ認識を持っております。
○国務大臣(原口一博君) 財政の早期健全化の段階は、深刻な財政悪化を未然に防止するために住民によるチェック機能を生かしながら自主的な財政の健全化を図ると、これが建前ですね。しかし、私も夕張に今度交付税を少ししっかりと入れられるように、あるいは沖縄に島嶼部が多くて、そして人口密度は...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりでございます。  参加と納得と合意、そしてその中で協働と、これがキーワードだと思います。まさに今私たちは地域主権改革を行おうとしていますけれども、それは単に財源の改革とかあるいは権限の改革ではありません。自らの地域を自らが協力して、開示...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ありがとうございます。  まさにこの法定率を上げるということは、地方独自の財源である交付税を安定的に、しかも予見可能にするということで大変大きなことでございまして、知事会始め地方六団体からもずっと要望があったところでございます。  今回、一・一兆円の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ありがとうございます。  まず、豪雪に見舞われた地域の皆様、特に高齢者や障害を持った方々、もう大変な思いをされておりますので、この場を借りてお見舞い申し上げたいと思いますし、今委員がお話しのことは、私も悲鳴のようなお声を聞いています。  したがって、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 総務省としては、非常に大事な御指摘だと考えております。利用者に不測の事態が生じないように、特に日本人妻あるいは高齢者の方々、そういう方々がしっかりとこれまでのサービスを継続できるように、KDDIが代替的なサービスの充実を図るというふうに言っているようでご...全文を見る
01月28日第174回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(原口一博君) 弘友委員にお答えいたします。  今、法律によって政治資金、特に資金管理団体の政治資金によって不動産を保有する、取得することはもうできません。しかし、当時、まだこの規制が起こる前は、政治資金管理団体で複数の、これ国会議員だけでも、方々が不動産を所有してい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  私は、明治五年の学制改革、これと同じようなものを日本全国でやって、あのときには教育を日本全体に私たちの先輩方が広げられました。これを、ICTを使って協働教育をして、例えば、弘友委員御案内のとおり、港区の青山小学校、ここはICTの電...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私、刷新会議のメンバーでございまして、事業仕分のその現場では、事業の効用性や在り方についてそれをチェックするんですね。それを親会議の刷新会議にして、そしてその中で政治的な意味、あるいはマニフェストとの整合性、命を守ると、こういったことを踏まえてやったわけ...全文を見る
02月02日第174回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(原口一博君) 渡辺代表にお答えいたします。  まず、道州制についてでございます。  もう総理がお話しになったとおり、鳩山総理の強いリーダーシップのもとで地域主権改革に取り組んでいます。その中で、私たちは、基礎的自治体なんです。今のいわゆるしがらんだ中央集権のピラミ...全文を見る
02月03日第174回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(原口一博君) 鈴木議員にお答えいたします。  地域主権の実現に向けた取組及びその財源手当てについてお尋ねがございました。  今日なし得ることに全力を注げ、まさに鈴木議員のこの座右の銘どおり、私たちは、鳩山総理の強力なリーダーシップの下で、今できることはすぐにやろう...全文を見る
02月04日第174回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(原口一博君) おはようございます。柳澤委員にお答えいたします。  その前に、同じ青いバッジを付けていただいていますが、まさに拉致問題に熱心に取り組んでくださっております委員にこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。  その上で、地方の財政状況ですけれども、今二...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 補足して、仙谷大臣に、行政評価を所管する大臣としてお答えをさせていただきます。  この大臣にならせていただいて三つのことをやりました。  一つは、今おっしゃった一者応札、これは物すごい数でした。これを改めるようにということで行政評価局に指示をいたしま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 荒木委員にお答えいたします。  まさにこれは、裏金、地方公共団体に対する国民の信頼を裏切るものでございます。  そこで、不適正経理の再発防止を期するために、昨年十一月、会計検査院の報告後直ちに事務方に指示をいたしまして、三つやりました。一点目は、預け...全文を見る
02月05日第174回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○原口国務大臣 消えた年金に対してのデータでございますが、年金記録の確認第三者委員会における審議状況、平成二十二年二月二日現在でございますが、年金事務所等での受け付け件数は十四万八千七百十六件でございます。そのうち、あっせん件数は四万四千七百九十一件、非あっせん件数五万六千三百五...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  まさにそこが問題で、私たちはこの間、野党時代に百十八回の総務年金合同部門会議をやりました。そこで、この第三者委員会ができないことが大きく二つあるんです。一つが調査、調査権限を持っていないんです。それからもう一つは、個人に従ったデータでないも...全文を見る
○原口国務大臣 石破委員にお答えいたします。  憲法の中には、国民主権とそれから国権という言葉があるわけです。  国権というのは、今、石破委員がお話しになったように、主権者たる国民がみずからの国の形を決めるということでございまして、地域主権というのは、憲法九十二条において、補...全文を見る
○原口国務大臣 棚橋委員にお答えいたします。  総理が御存じなかったというのは事実だと思います。
○原口国務大臣 菅委員にお答えいたします。  個別の案件について、菅委員も前総務大臣でいらっしゃいましたから、答えられないというのが総務大臣の答えであるということはおわかりのとおりだと思いますが、一般論として言うと、十九年改正というのは新たな政治資金管理団体における取得を禁じた...全文を見る
02月08日第174回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○原口国務大臣 野田先生にお答えいたします。  そのグラフで、一九九〇年代の終わりに、私は先生に財政と経済運営の基本を教わりました。まさに、先生がお示しのそこに問題点が集約されている。  この一番上をごらんいただければ、四百九十七兆あったGDPが、今四百七十五兆です。つまり、...全文を見る
○原口国務大臣 斉藤議員の長い間の友情に感謝申し上げます。  その上で申し上げますと、このほとんどが地域主権関係でございます。  確かに、国会には落選された方もいらっしゃいますが、そのほとんどが現役の首長であります。現役の首長の皆さん、この方々は全部無給で私たちの地域主権に手...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  今実名を出していただきましたけれども、亀井久興先生それから保坂展人先生、八代英太先生、それぞれ、総務省の事業仕分け、これにもかかわっていただいておりまして、今私たちは、きょう亀井大臣と一緒に郵政の改革の素案を出させていただきましたが、その当...全文を見る
○原口国務大臣 石井委員にお答えいたします。  石井委員の公明党も、控除から手当にというのは私たちと同じだというふうに考えております。その中で、今般、所得税については、子ども手当の創設と相まって年少扶養控除を廃止することといたしました。  住民税というのは、石井委員も御案内の...全文を見る
○原口国務大臣 石井委員にぜひ御理解をいただきたいのは、私たちは、現実の財政それから現実の国民の生活と向き合っているわけです。その中で、世帯世帯への影響が最も小さく、それから地方の財源も、私たちは第二次補正で三兆円も埋めているわけです。そういったものを総合的に勘案したものだという...全文を見る
02月09日第174回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○原口国務大臣 今お話しのように、政治資金規正法第二十二条の五は、外国人からの寄附を禁止しています。この趣旨は、おっしゃるように、外国人や外国の組織、外国の政府など外国の勢力によって影響を受けることを未然に防止しようという趣旨で設けられたものでございます。  永住外国人に地方選...全文を見る
○原口国務大臣 富田委員にお答えいたします。  大変大事な御指摘だと思います、その野田市長さんのお考え。  私たちは、基本的に、現金給付は中央政府、それからサービス給付は地方政府。今おっしゃるように、地域の実情、子供たちの実情をわかった人たちがサービス給付をすべきだ、だから、...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘だと思います。  いろいろな計画は、その財源があって初めて成り立つわけでございまして、福島大臣が大変意欲的におつくりいただいたものを、私たち総務省としても交付税や地域の独自財源でしっかり支えてまいりたい、こう考えております。
○原口国務大臣 中井大臣がお話ししたとおりですが、それに加えて、先日通していただきました第二次補正予算、この中の地域活性化・きめ細かな臨時交付金、これがもう出ております。この五千億の中を、まさに学校の耐震化も地域が要望されれば使える、こういう形にしておりますので、よろしくお願いい...全文を見る
02月12日第174回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○原口国務大臣 おはようございます。  お答えいたします。  伴野委員におかれましては、さまざまな変革、一緒に歩いてきた同志として、まさに、地域主権改革、この鳩山内閣の一丁目一番地の改革でございますが、これについてどのようなスケジュールでやるのか。これは、私たち中央政府だけが...全文を見る
○原口国務大臣 佐々木委員にお答えいたします。  そのとおりでございます。
○原口国務大臣 お答えいたします。  おっしゃるとおりで、石井知事からの御要望を受けさせていただきました。そして、すべての地方自治体の皆さんが公平公正に総務省に来ていただく、そのことは全く妨げるものではないということを申し上げました。
○原口国務大臣 お答えいたします。  稲津委員におかれましては、地方議会、北海道議会におられた。私も佐賀県議会でお世話になっていましたけれども、まさに今おっしゃるように、地域の声をきっちりとお聞きする。ですから、私たちは、国、地方の協議の場、これを法制化しようと思っています。 ...全文を見る
○原口国務大臣 ずばりお答えすると、地域主権型の道州制、これを目指したいと思っています。  あそこに富田先生がいらっしゃいますけれども、同じ政党だったときに、それをずっと追求してきたわけです。  ただ、ここで気をつけなきゃいけないのは、歴史的な、あるいは古い、日本は長い歴史を...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  やはりそこを貫く原則は、今委員がおっしゃった補完性の原則だというふうに思います。私たちは、地域ができることは地域でと。それは、より身近な自治体であればあるほど、きめ細やかなサービス、住民サービスができる。それで、その地域、市町村でできないと...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  夕張の財政再生団体となった要因として、大体四つ私は考えています。  一つは、何といっても、ピーク時から人口が十分の一になっています。石炭産業、エネルギー産業自体の変化、これが一番だと思います。  それから二番目は、雇用の場を創出して人口...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  これは、夕張市が財政再生計画の素案を出されています。これによると十九年なんですね。いかにもこの十九年というのは長い。だけれども、それを短くすれば一年ごとに返すお金がふえる。そして行政サービス格差が生まれる。  ですから、私は、今稲津委員が...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃる趣旨を体現したいと思います。  私は、実は、国会の石炭対策特別委員会の最後の筆頭理事なんですね。本当につらかったです。このままこの方々はどうなるんだろう、雇用をどうするんだろう、御家族はどうされるんだろうという思いの中であの政策を閉じたわけです。  ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  私、民主党の市民政策議員懇談会で事務局長をしているときに、多文化共生社会における基本法というものを党の中でまとめたことがございました。そこでも、今、塩川委員がお話しの問題意識を持っていまして、やはり外国の方も住民であり、地方自治体は外国人に...全文を見る
○原口国務大臣 中央政府としての責任を回避するということは、私はできないと思っています。  これはどういう国をつくるかという議論にもなるんですけれども、できるだけオープンな国、できるだけ多くの人たちが日本に入るということをできるとすれば、その入る要件についても、例えばオーストラ...全文を見る
○原口国務大臣 浅尾委員にお答えいたします。  一緒の党だったときから、これはずっと追求してきたことですから。  そもそも官民の均衡の観点、これがやはり一番大事だというふうに思います。その上で、先ほど仙谷大臣がお話をしました例外なき年金の一元化、このためにどうするのか。これは...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  これは、国家公務員のさまざまな基準については、それぞれ調査を行っているわけです。今、浅尾委員がお話しのように、私たちは行政刷新会議で、仕事のあり方、電子政府も含めて、クラウド化といったことも考えているわけです。  例えば、旅費の支給業務を...全文を見る
02月15日第174回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○原口国務大臣 田村委員にお答えいたします。  その前に、長年の同期としての友情に、党派を超えて本当に感謝を申し上げます。  前大臣が何名かとおっしゃいますが、亀井久興先生、大臣でいらっしゃいました。それから……
○原口国務大臣 そういうことですか。前大臣の「前」を勘違いしていました。  前についてはちょっと後で調べてあれさせていただきますが、今、総務省の顧問は二十一名でございます。
○原口国務大臣 お答えいたします。  現在、二つに分かれて仕事をしていただいています。  一つは、今までの郵政の総括、それから、年末に行いました事業仕分けを受けてのさらなる総務省予算の事業仕分け、こういったものにお願いをしています。これが一つのミッションです。  それからも...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  この方々が選挙にお出になるか出ないかということを意識して選んだわけではありません。  むしろ、八代英太先生におかれましては、元自民党の衆議院議員でいらっしゃいますが、今は新党大地ということですが、一緒に障害者基本法を、自民党の代表として起...全文を見る
○原口国務大臣 田村委員にお答えいたします。  政治的なスタンスはやはりそれぞれの方々の自由でありまして、次、これをもって選挙に利用しようというような思いを持って総務省顧問に就任された方はおられないと私は思います。  むしろ、田村委員も御存じのとおりすばらしい方々なので、その...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  この公務員制度改革、御党の代表でいらっしゃいます渡辺当時大臣と私たちは党を超えて協力してきました。  公務員制度改革がなぜ大事かといえば、これは国民主権、政治主導、政治の責任を明確にする上でとても大事なんです。ですから、柿澤委員の総務委員...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  結論から言うと、撤回する気もなければ、今後あきらめる気もありません。逆に言うと、今、仙谷大臣が答弁をしましたように、国家行政組織法それから内閣法、この内閣法を見てみても、今の政務三役を想定したものではありません。そういったものを総合的に判断...全文を見る
02月16日第174回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(原口一博君) 平成二十二年度地方財政計画の概要並びに地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  まず、平成二十二年度地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  本計画の策定に際しては、極めて厳...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 湯原議員にお答えを申し上げます。  まさに、鳥取県、美しい県、すばらしい県です。その中の緑肥の思いで答弁をしたいというふうに思います。  今までの政権の地方財政政策に対する所見についてお尋ねがございました。  まさに、五つの問題点をお話しになりまし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 谷議員にお答えいたします。  まず、個人住民税の扶養控除の見直しについてお尋ねがございました。  所得税の扶養控除については、子ども手当の創設と相まって廃止することとされたところです。  個人住民税の扶養控除については、所得税との税体系の整合性や地...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 稲津議員から、まず、今後の地方財政のあり方を具体的に、体系的に示すことについてお尋ねがございました。  地域主権は鳩山内閣の一丁目一番地であり、その実現のためには、地方が自由に使える財源をふやし、自治体が地方のニーズに適切にこたえられるようにしなければ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 塩川議員にお答えいたします。  塩川議員とは野党四党で一緒に理事、オブザーバーをやっていましたから、認識はほぼ似ています。ただ、幾つか違うところがある。自公政権についての評価、これは同じです。だから、それを一回総括すべきだ、それは各般にわたって質問があ...全文を見る
02月16日第174回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○原口国務大臣 城井委員にお答えいたします。  業界大手二社のうち、大阪有線放送、現株式会社USENについては、平成十二年に正常化を完了というふうに聞いております。  他方、もう一社のキャンシステムについては、大阪有線放送の正常化後、総務省において定期的に同社の正常化の進捗に...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  若泉委員におかれましては、全国最年少の町長として当選されるなど、地域の発展のために大変な御尽力をくださいましてありがとうございます。  そのことを踏まえた上で、まさに委員がおっしゃるとおり、急速な合併、そして三位一体改革による地方の切り捨...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  まさに、国、地方の協議の場、三回目を今度二月十八日に行います。そして、法制化に向けてほぼ詰まっています。  そして、委員がお尋ねの国家公務員のふるさとづくりですが、大変大きな志、能力そして識見を持った方々が、御自身が生まれ育った地域のため...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  重野委員におかれましては、日ごろから、総務行政万般、またさまざまな政策決定について大変な御指導をいただいておりますことを、まずお礼を申し上げたいと思います。  その上で、今の御質問でございますが、委員御指摘のように、国際オペレータ通話が災...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  まさに委員がおっしゃるとおりだと思います。中央政府がどのような権利を保障するかということは大変大事なことでございまして、委員の御指摘を踏まえて、総務省としてもしっかりと下支えができることを検討させていただきたい、そのように考えています。 ...全文を見る
02月17日第174回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○原口国務大臣 お答えいたします。  まさに山内委員がお話しになったことを、行政刷新会議の担当大臣、私もその中のメンバーの一人ですけれども、話をしたところです。  中央政府で何もやる必要が全くない、あるいは、先ほどNGOのお話をされましたけれども、市民公益のところでしっかりカ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  大事な御指摘だと思います。まさにそのことが検討されていないこと自体が問題だと、この間、政務三役会議でも議論をしたところでございます。  そして、私たちは、電子政府化しようということも一方でやっていて、分権とともに仕事のやり方を仕分けして、...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  公職選挙法第百九十九条第一項及び第二百条の立法趣旨というお尋ねだと思いますが、公職選挙法第百九十九条第一項は、国や地方公共団体と請負その他特別の利益を伴う契約の当事者たる地位にある者が選挙に関し寄附をなすことについて、選挙の公正を害するおそ...全文を見る
○原口国務大臣 総務省としては、個別の事案については、実質調査権限を有しておりません。具体的な事実関係を承知する立場にないので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。  なお、公職選挙法においては、選挙に関する寄附以外の寄附については禁止されておりません。また、公職選挙...全文を見る
○原口国務大臣 これは法の適用についてお尋ねでしたから、法はこうなっていますと申し上げたので、笠井委員も御存じのとおり、談合を徹底的に追及してきた、そのときの、二〇〇二年の話をされていると思いますけれども、その姿勢には私は変わりはありません。  しかし、総務大臣としての立場とす...全文を見る
○原口国務大臣 笠井委員にお答えいたします。  私たちの政治姿勢と、私が大臣としてどのように判断するかということは、やはり分けて議論をしていただきたい。  私は、今、一人入札、一者入札についても、総務省としては、そういう官製談合事案と疑われるものを徹底的に追及している、この立...全文を見る
02月18日第174回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○原口国務大臣 総務委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し上げます。  昨年十二月、新たな成長戦略として原口ビジョンを発表しました。緑の分権改革推進プランとICT維新ビジョンを二つの柱として、地域の自給力と創富力を高めるとともに、鳩山内閣の一丁目一番地の改革である地域主権改革...全文を見る
02月18日第174回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○原口国務大臣 石田委員にお答えいたします。  本当にこの過疎法の一部改正案については、各党各会派、特に実務責任者の皆様で大変御熱心に協議を重ねていただいて、せんだって、過疎法を拡充、延長するという案を取りまとめてくださいました。中でも、石田委員は公明党の実務責任者として大変な...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  まさに委員がお話しのように、きめ細やかに地域の声を、たしか公明党さんの議員団は三千人以上地域におられる、そういうお声を三年も前からしっかりと踏まえていただいた成果だというふうに思っています。  その上で今の御質問にお答えすると、今の三点、...全文を見る
02月19日第174回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○原口国務大臣 大谷委員にお答えいたします。  大谷委員は商社で世界を飛び回っておられました。まさに、今世界は新たなパラダイム、新たなダイナミズムの中で動いています。だから地域主権改革なんです。私たち国会議員は、ルールにおける競争でしっかりと勝ち抜いて、この日本の国益を極大化す...全文を見る
○原口国務大臣 大変大事な御指摘だと思います。  先日、岩手県へ参りました。ここにいらっしゃる黄川田先生の遠野市、それから紫波町というところへ行きましたけれども、地域に眠っている資源というのは山ほどあるんですね、遠野では口承文化というもの。階政務官と一緒にずっと回ったんですが、...全文を見る
○原口国務大臣 本質的な質問ですね。すばらしいと思います。  今までのやり方は、例えば、二〇〇五年に日本は世界一のブロードバンド環境を達成したと言ったんです。ところが、ファイバー・ツー・ザ・ホーム、これはまだ三〇%なんです。光の道自体はできてはいないんです。つまり、すべての人た...全文を見る
○原口国務大臣 全く同じ考えを持っています。  みずからの情報、みずからの行政サービス、高い公共サービスに国民がいかにアクセスできるか、そのために各自治体の情報通信ネットワークはどうあるべきか。  このクラウドコンピューティングの時代において、行政情報化推進経費は、平成二十年...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  重野委員におかれましては、来年度予算案の中でも特に一・一兆円の交付税の増額、本当に、重野幹事長がおられなければこれはできなかったことだと思います。改めてお礼を申し上げたいというふうに思います。  その上で、今の一括交付金ですけれども、まさ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  地方交付税は、委員御案内のとおり、地方独自の財源です。ですから、補助金を一括交付金化していく流れと、それから地方独自の財源をさらにふやしていく流れ、今この二本が進んでいるというふうに御理解いただいて、そういう意味では、ある意味ではまだ過渡期...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  まさに委員の御認識と同じものを、先ほども少し総額についても触れましたけれども、これは中央政府が勝手に決める話じゃありません。国、地方協議の場、この国会に法制化の法案も出させていただいていますが、国、地方が密接に協議をしながら、そして、やはり...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘だと思っています。  ナショナルミニマムは中央政府がしっかりと保障する、これはもう基本であります。しかし、ナショナルミニマムをしっかり守っていく、あるいは基準をつくっていくということは、地方と、地域に住む皆さんとの協働でやるべきだ。  例えば、児童...全文を見る
○原口国務大臣 義務づけ、枠づけを撤廃したから財源も全部なくすんだ、中央政府がその関与をなくすんだ、それはないと思います。  何となれば、ナショナルミニマムというのは、中央政府というか、国がしっかりと保障する最低の基準だからであります。その最低の基準を支える責務というものを、義...全文を見る
○原口国務大臣 まさにおっしゃるとおりでございまして、国、地方の協議の場については、国と地方が対等な立場で協議することが必要でございます。政府税調にも社民党の皆さん、大変御指導をいただいていますけれども、その中でも、税もフィフティー・フィフティーです。私は税調会長代行ということで...全文を見る
○原口国務大臣 大野委員にお答えいたします。  大野委員は、ジュネーブに四年間いらして、まさに国家、国権を代表して世界の国際舞台でお戦いになってこられた方ですから、私が申し上げている意味もおわかりだと思います。香川のあのすばらしい、私も行かせていただきましたけれども、たくさんの...全文を見る
○原口国務大臣 地方分権というのは、まさに、先ほど委員がお話しになりましたように、中央にあったさまざまな権限を地方に移していく、分け与えていくというパラダイムであります。  私たちが問題としているのは、この民主主義は国民に多くの学びと参加と行動を要求しますけれども、地域というの...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  その前に、今、大変大事な御議論をされたと思います。国家主権に対峙する意味で私たちは地域主権という言葉を使っているんじゃないということを、委員がよく御指摘いただいて本当にありがたいと思います。  主権は国家にあり、その国家にある主権は、一人...全文を見る
○原口国務大臣 地域とは何かという御質問でございますが、主権を持つ国民みずからがさまざまな、先ほど基礎自治体というお話がありましたけれども、きずな、あるいは公共サービスやさまざまなサービスを受けるためにつくっていくその自治体、その総体を指して私たちは地域というふうに呼んでいます。...全文を見る
○原口国務大臣 委員にお答えします。  委員の問題意識がわかりました。要するに、国家に主権があるのと同じように、地域主権という言葉で、地域にあたかも主権があるかのような誤解を受けているじゃないかということをお話をされているということがよくわかりました。  私たちは、この地域主...全文を見る
○原口国務大臣 委員がお話しのように、これは大事な御議論だと思います。言葉遊びをする気も全くなく、それから、国家を分裂して統治するなんということはもとより考えているはずもございません。  例えば、連邦国家のように、それぞれが連邦という中に主権を持って、それがさらなる上位の統治体...全文を見る
○原口国務大臣 憲法については、委員が防衛大臣、防衛庁長官ですか、なさっていたときから私には私の考え方があります。しかし、鳩山内閣としては憲法を改正するつもりも何もない。  それで、今、九十二条、九十三条のお話をされましたけれども、九十二条に地方自治の本旨に従いという言葉がござ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  総務省が要らないなんて一回も思ったことないです。逆に言うと、地域主権改革を進めていく上でも、各中央省庁の中で、義務づけ、枠づけの問題もそうでございますし、先ほど重野委員から御質問がありました一括交付金の問題もそうでございますし、総務省の役割...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  まさに、税というのは国の根幹を決めるものでございます。この国の根幹、私たちは地方税というものを所管していますけれども、このことについても、これは国で、そして国会で決めるということになっておりまして、そのことを否定するものでは全くありませ...全文を見る
○原口国務大臣 その前に、私たちの変革は、大きな変革をもたらすものでございますけれども、甘いささやきじゃないんですよ。甘いささやきでだれかをだますのではなくて、地域のことは地域で責任を持つということですから、半端な首長を選んだり、半端な議員を選べば、その責任は、それを選んだ主権者...全文を見る
○原口国務大臣 委員も大臣をお務めになっておられましたから、これは、地域主権担当大臣におまえがなれといって私がならせていただいたわけじゃなくて、総理からいただいたものでございまして、地域主権担当大臣としてまたしっかりと務めを果たしてまいりたいと思います。  ぜひ御理解をいただき...全文を見る
○原口国務大臣 言葉は、まさに政治家にとっては命でございます。そして、それに対する信頼、政治は信なくば立たずですから、委員の御指摘のところを、いきなり私が地域分権改革大臣になりますなんてここで言えるはずがないということも御理解されての上での御質問だと思います。  委員がこの間ず...全文を見る
○原口国務大臣 これも大事な論点だと思います。  できるだけひものつかない一括交付金化して、地域の創意工夫、そして、将来、今賛成だとおっしゃってくださいましたけれども、地域が独自に使える財源まで持っていくということは、長い先を見通した御議論だというふうに思います。  その上で...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  大事な御議論だと思います。例えば昨年の政府税調の中の議論でも、私の方から地域の環境税、地方環境税ということについて提言をさせていただきました。つまり、環境対策をやっているものはさまざまな主体がありますけれども、地方の役割というのは大変大きゅ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  現在、二十一名でございます。  委員が御指摘のように、過去の政権においては一人、二人、増田大臣のときは五名と承知していますが、その多くが総務省顧問といいながら総務省の役所の方であられました。私はそれが必ずしも悪いとは言いませんけれども、私...全文を見る
○原口国務大臣 待遇のうち、謝金については、予算で定められた共通の単価として勤務時間に応じて決まっておるところでございます。  また、それぞれの顧問については、登庁頻度の高い方が二人おられます。その方々については、非公開情報を含め取り扱う情報量の多さ等に応じて、さまざまな、例え...全文を見る
○原口国務大臣 委員にお答えいたします。  委員はかつて自治省にも、それから消防庁にもおられたことがおありになると思いますので、やはりかなり広いんですよ、そして変革を一遍に進めたいということで今回の形になったわけでございまして、私は松下幸之助さんから教わりましたけれども、松下さ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  総務省としては、個別の事案については実質調査権を有しておりません。ここはやはり、この大臣としての、歴代大臣もそうでありますけれども、しっかりと守らなきゃいけない、個別の案件についてのコメントを控えるということは、具体的な事実関係を承知する立...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  五代連続法人の特定ポストに関する府省庁のあっせん状況ということで調査をさせていただきました。これはずっと私たちが調査をしてきたところですけれども、五代連続のポストを、民主党わたり調査PTの要求により判明した三百三十八法人、四百二十二ポスト、...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるとおりであります。
○原口国務大臣 おっしゃるとおりです。  いかなる天下り、先ほどお話しになった裏下り、まさに省庁のあっせんによってポストを独占する、あるいは、その先で官製談合やあるいは随意契約の温床となる、こういったものを私たちは野党時代から追及をしてきたわけで、これは総務省でしっかりと調査を...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  私たちは、まさに再就職者のそれぞれのあっせんの有無、まずはこれを調査しなきゃいけない。そして、実質的にあっせんがあったかなかったか、それはだれがやったのかを調査して公表したいと思います。これが、政府が定義をしているまさに狭い意味での天下りに...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  政治家同士の議論で狭いという言葉は、確かに、それはそうですね、議員がおっしゃるとおりであります。  政府が定義しているいわゆる天下り以外に、問題のあるような退職公務員のさまざまな行為があるのではないか。それは、何が問題で、どれぐらいあるの...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  だれかの指示ではありません。総務省は行政評価機能を持っています。常に、国民に対してしっかりと各省庁のパフォーマンスを説明する責務がございます。その意味で、私の判断でやらせていただきます。  いつまでにということでございますが、先ほどの、台...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  出先機関の問題については、枝野大臣としっかりとタッグを組んでやるということで、きのうもお話をさせていただきました。  地方分権推進に伴う地方移管などによって、私たち、これは連立政権でありますが、民主党のマニフェストにおいては、地域主権...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御視点だと思います。  特に関西の方からは、広域圏で、国の出先機関を自分たちに任せてくれたら、それは各都道府県ごとは無理かもわからないけれども、関西丸ごと、自分たちのさまざまな行政を行っていきたい、こういう御要望も出ております。  その一方で、今お話しの...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  新聞記事については、頑張れという応援だというふうに思っています。  その上で、今回の第三次勧告、まず、百四項目のうち回答が来たのが大体七十項目なんですね、条項で。残りは何かというと、これは文科と、今委員がおっしゃった厚労なんです。ここ...全文を見る
○原口国務大臣 昨年、戦略会議を開かせていただいて、そして実務者会合というのを三回行わせていただきました。そして今、国会で皆様へこういう御説明をさせていただく、これと並行して、近々さらに会議を開いていきたい。  それから、増田元総務大臣、これも御激励ですね、ありがたいことだと思...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  これは一般論ですけれども、国が決めたら地方は何でも従うべきだ、有無を言わせない、決めたんだから後は、税源も財源もこっちが握っているんだから、いろいろな文句を言ったら後でひどい目に遭わすぞ、こういう風土が長い間あったような感じがいたします。こ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  まさに、ウィルコムは昨日、会社の再建に向けて会社更生法の適用を申請しておるところでございます。  現状を申しますと、現行のPHS事業に加えて高速モバイルデータ通信を展開するに当たり、財務体質の抜本的な改善を機動的に推進することが不可欠と判...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  特定のキャリアに寄った考え方は全く持っていません。  むしろ、世界の競争を、しっかりとそこで勝ち抜くためには何をすればいいのか、あるいは国内の公正な競争条件を確保するためにはどのようなことが必要かということでタスクフォースで議論をいた...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  海南市長として名市長を務められた委員にお答えいたしますが、まさに、これは全部自由に、そしていつでも来ていただいて、それぞれの地域から選ばれた方々でいらっしゃいますので、私たち総務省はいつでも開かれている。  ただ、党が言っているものは、こ...全文を見る
○原口国務大臣 そのことと矛盾するものではないと思います。  先ほど申し上げましたように、党に対するものは一元化させていただきます、そして、個々ばらばらに……。多分、党が心配しているのは族議員化だと思うんですね。どこかに政府以外の、政府と党を一元的に責任を持つ、これは政治主導と...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  私も佐賀県連の代表をしているんですね。県連には何を言っているかというと、陳情を一本化したら全部公開しなさいと。そして、何がどのようになったかというのをしっかりと御説明できるようにしなさいということを申し上げている。  多分、総理がその場で...全文を見る
○原口国務大臣 これは、さまざまな陳情ルールについて、政党と政府の間、あるいは党が異なる場合に、公開性のある、あるいは説明責任を徹底した共通のルールというものをつくれるんじゃないかという御趣旨だと私は聞いておりました。
○原口国務大臣 無所属の方も同じように、つまり、多分、そのとき請願権の議論だったと思うんですね、請願権は国民の持っている権利でございますから、その人が何党であろうが、あるいは無所属であろうが、阻まれるものではないし制限されるものではない。また、そういう提案のルールについても、無所...全文を見る
○原口国務大臣 多分、それは前原大臣の自民党さんに対する答弁だったと。手元に答弁書がないですからつまびらかにはわかりませんけれども、無所属の方々あるいは党派性のない方々を排除すべきだと前原大臣はその場で言ったのではないと承知しております。
○原口国務大臣 ありがとうございます。これはそのルールを党が言った瞬間に、私は、あれは地方六団体の会合だったと思いますけれども、今石田委員がおっしゃっている趣旨で六団体の代表の皆様に、随分な数がいらっしゃったと思いますが、そこでも申し上げましたし、全国知事会やさまざまな機会でも申...全文を見る
○原口国務大臣 これは予算委員会で今ずっと御議論をいただいているところでございまして、私の場合、それ以上の事実関係は承知しておりません。総務大臣としての御指摘のところについての発言は差し控えたいと思います。  これは一般論で、箇所づけ、あれは仮配分という言葉を国交省は言っていま...全文を見る
○原口国務大臣 私たちは、政治資金規正法を所管する役所でございます。そして、さまざまな司法がやってくることに対して、私たち自身がそれをしっかりと真摯に受けとめて、国会議員一人一人とすれば、疑いを受ければそれをしっかり説明するということが大事だと思います。  今、階政務官がお話を...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  特定の案件に対して政府が一つの主張や特別の立場を持っているかのような印象、誤解を与えるということはあってはならない。私もこの場で何回もお答えをしていますけれども、個別の案件についてお尋ねがあっても、それは私たちは答えられないと言っておるわけ...全文を見る
○原口国務大臣 返還を検討しております。  それは、私がこの職になっていただいたものではありません。しかし、今コンプライアンスの担当の皆さんとさまざまな議論をして、そして、一方で企業・団体献金を禁止しようというふうに考えておるわけでございまして、事務所に返還に向けた法的な手続と...全文を見る
○原口国務大臣 コンプライアンス上のさまざまな問題があって、その返還をどこにどうするのかということもあって、そこを詰めているところでございます。
○原口国務大臣 内藤副大臣については、民主党の次の内閣でずっと副大臣をし、情報通信だけではなくて、さまざまな知見を持ち、それから参議院においては政調会長としての立派な実績がある、このことを評価して副大臣にお願いしたものであります。  それから、長谷川政務官については、まさに国民...全文を見る
○原口国務大臣 石田委員にお答えいたします。  まさに石田委員は、公平公正で透明な政治を目指して、私も与党と野党で違いましたけれども、これまで活動されてまいりました。今の御指摘をしっかり受けて、いやしくも疑われるようなことがないようにやっていきたい、そのように思います。
○原口国務大臣 お答えいたします。  私たち多くの民主党の衆議院候補は、国民新党さんの推薦を受けています。その際に、政策の協定やさまざまな郵政に対する考え方を示した上で受けておりまして、私も、自分自身、衆議院選挙を戦う中でこの郵政民営化の見直しというのは大きなテーマでございまし...全文を見る
○原口国務大臣 二〇〇五年の私たちの民営化案は、二つの基本的な考え方に立っていました。一つは、金融サービスにおいて肥大化した部分がある、日本郵政から見るとリスクに当たる部分をヘッジしながら、そこは縮小させてもっと自由にさせていこう、これが一つの考え方。もう一つは、金融社会権なるも...全文を見る
○原口国務大臣 わかっているとおっしゃれば、亀井大臣と同じだと答弁しますが。  三つあります。  一つは、それこそ佐藤大臣のときも随分御苦労されましたけれども、かんぽの宿を中心とする公的な、いわゆる郵政事業というのは国民の財産であるということを忘れたものであります。  もう...全文を見る
○原口国務大臣 稲津委員にお答えいたします。  ともに地方議会議員の経験があり、また、稲津委員におかれましては、福祉や医療に大変造詣の深い御提案をいただいておりますことに心からお礼を申し上げます。  それで、今の関西広域連合の状況ですけれども、端的に言って、そういう地方支分部...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  昨年七月、委員が御指摘のように、北海道から第四次の提案、これは、条例による法令の上書き権、ここまで踏み込むというのはちょっと、全体的にかなり法制的な整備が必要だと思っていますが、それ以外のところ、国の出先機関等に係る予算、人員等の情報開示、...全文を見る
○原口国務大臣 まさに委員がお話しのように、私たちは地域主権型の道州制を射程に置いて考えておるわけでございまして、将来の地域主権型道州制の導入の検討に資するため、特定広域団体からの提案を受けて、国からこの場合は北海道ですけれども、北海道に移譲する事務事業を追加していく、こういう基...全文を見る
○原口国務大臣 稲津委員にお答えいたします。  地方分権改革推進計画における義務づけ、枠づけの見直しの取りまとめに当たっては、地方から実際に要望のあった事項を中心に取り上げたところでございます。  正直、一次の答えが出てきたときは、私はよくここまでやったなと思いました。それは...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。お答えいたします。  この原口プランの進め方については、国、地方協議の場の法制化、義務づけ、枠づけの見直し、地域主権戦略会議の法制化による体制強化を盛り込んだ地方分権改革推進計画、まさに委員御指摘のように、去年の十二月十五日に閣議決定してい...全文を見る
○原口国務大臣 稲津委員がおっしゃるとおりだと思います。  国と地方の協議の場をつくって、そして現場の皆さんとも丁寧に丁寧にやりながらということでこれを書いているわけですけれども、実際に地域主権戦略会議の中でも、各委員の皆様からも委員と同じ問題意識の御発言が続きまして、そして私...全文を見る
○原口国務大臣 稲津委員にお答えします。  基本的な考え方は、この間、稲津委員と全く同じでございます。  それで、先ほど地域主権戦略会議を何回開いたかというお話がございましたが、物理的な理由、もう本当に、この国の総理というのはどれだけ忙しいんだろうか、よくにこにこして不平も何...全文を見る
○原口国務大臣 まさにおっしゃるとおりでございまして、地方側からは、総理をこの協議の場の議長としてほしいということであったわけです。  ただ、私たちは、国と地方で、国側のトップが総理であるわけですけれども、今お話しのように構成員とはしないものの、総理が強いリーダーシップを、これ...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  まさに、この国、地方協議の場で何を議論するかということにかかっていると思います。やはりまだまだ、理不尽とまで言うとちょっと強過ぎますけれども、不合理な仕組みがたくさんあるんですね。それを一つ一つ、あるいは同じ地方議員をさせていただいてい...全文を見る
○原口国務大臣 いい御提案だと思います。  地域主権型の道州制というものを視野に入れて考えますと、今の委員の御指摘のように、道州制特区推進法の対象となる道州制特別区域は、北海道、これはもう指定されているわけですけれども、または密接な関係を有する三以上の都府県が合併した都道府県の...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員にお答えいたします。  今お話しのように、デジサポから委託を受けた地元電器店が、直接受信世帯を中心に戸別訪問して、希望に応じて簡易チューナーを無償貸与する。今回、石川県の珠洲のアナログ放送終了リハーサルにおいて、チューナーの支援や住民への周知といったこと...全文を見る
○原口国務大臣 冒頭、まずお礼を申し上げなきゃいけません。石川県珠洲市の皆さん、それからこの試みに協力をいただきました地元の住民の皆さん初め、多くの皆さんに心からお礼を申し上げたいと思います。  それでお答えですが、昨年十月から本年一月に、全世帯七千五百世帯のうち、約千九百世帯...全文を見る
○原口国務大臣 そういう意味でも、珠洲市の試みは私たちに多くのことを学ばせていただいたと思います。では、これを全国規模でやれるかどうかといったことについては、予算の関係もあり、それはなかなか厳しいのかなと思っています。  しかし、委員、これは地域によって特性がありますよね。先ほ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  私も委員の質問をずっと聞いていましたので、多分そういう御質問になるだろうと思って……(発言する者あり)いや、それはとても大事なことなんですよ。  つまり、この地域の特性に沿った実験であって、今おっしゃるような、関東、特に都市部、ビル陰のあ...全文を見る
○原口国務大臣 野党時代に、当時の旧政権の進め方を見て、これは大丈夫だろうかと正直に思っていたところなんです。  それで、今、私がその責任者になっているということで、真っ先に大丈夫かと不安に思いましたので、アメリカのFCCに行きました。アメリカは、あそこも停波を延ばしたんですね...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  しがらみにとらわれずと、その言葉は、確かにそのとおりだと思います。  ただ、アメリカでFCCと議論したときも、少し騒ぎ過ぎた、半年延長したんだけれども本当に延長する必要があったのかと。四十ドルだったと思いますけれども、カードを配ってデジタ...全文を見る
○原口国務大臣 地上デジタル放送のみのサービスの導入の是非や具体的な提供条件等については、これはあくまで資本主義市場でございますので、事業者が経営戦略に基づき独自に判断、決定すべきものと認識いたしますが、他方で、今委員がおっしゃるような地域の独占といったこともこれあり、地上放送し...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  地デジへの完全移行については、これはやはりいろいろな悩ましい問題があります。知恵を出してということでございますので、次回の政務三役会議でも検討事項として議論を進めてみたいと思います。  この政務三役会議をどうするか。与党議員だけ公表するか...全文を見る
○原口国務大臣 柿澤議員にお答えいたします。  きのう、まさに柿澤委員は予算委員会でベトナムとUAEのお話をされました。  私が申し上げているのは、再編の議論のことを言っているのではなくて、むしろ、Aという時点でドミナントであったものがBという時点でドミナントでなくなる、その...全文を見る
○原口国務大臣 竹中懇の閣議決定、その内容が当初想定していたものを私は是認しているわけではありません。  私たちは、今の時代に即した再編、より競争的で、より開かれた、そしてより国際競争に打ちかつといった視点で御議論をしていただいていて、そして、この結論を得て二〇一〇年以内に再編...全文を見る
○原口国務大臣 NTTについては、独占部門と競争部門とを分離することによる競争の促進などを目的として、平成十一年に、今委員が御指摘のように、持ち株会社のもとで、地域電気通信事業を営むNTT東日本及びNTT西日本と、長距離電気通信事業を営むNTTコミュニケーションズとに再編がなされ...全文を見る
○原口国務大臣 政府が、国の責任において、どのような国民の通信事業における権利を保障するかということと、それから、各通信事業者、これはもとは電電公社の時代を経たものでございますけれども、そこにおける国民の財産というのは一体何なのか、それから、さらなる自由主義市場における競争政策を...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  通信と放送との融合、あるいは新たなパラダイムの中で放送法や電波法、そういったものがそれぞれどうあるべきかというのを整理いたしまして、私たちはその一部をこの国会に出させていただきたいと考えているところでございます。  その上で、委員はお若い...全文を見る
○原口国務大臣 平成二十二年度地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  本計画の策定に際しては、極めて厳しい地方財政の現状及び現下の経済情勢等を踏まえ、地域主権の確立に向け、地域に必要なサービスを確実に提供できるよう、地方財政の所要の財源を確保することで、住民生活の安心...全文を見る
○原口国務大臣 地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  支え合う社会を実現するとともに、経済、社会の構造変化に対応し、国民が信頼できる税制を構築する観点からの税制全般にわたる改革の一環として、個人住民税における扶養控除の...全文を見る
02月19日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○原口国務大臣 地域主権推進を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  地域主権の確立は、鳩山内閣の一丁目一番地の最重要課題です。明治以来の中央集権的な体質から脱却し、この国のあり方を、民主主義の基本に立って大きく変革していくことが必要です。日本国憲法の理...全文を見る
02月22日第174回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○原口国務大臣 お答えいたします。  亀井大臣が答弁したとおりですけれども、逆に言うと、郵政民営化でもそういうものに手が入っていなかった。私は、柿澤委員の質問主意書で、半端な答えを絶対にするなという指示をしてこれを出させたわけでございますので。まさに、逆に言うと、発注先が二つに...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  これは、回答を得られなかった法人、その後、さらに総務省の方から、回答してくださいというお願いをして、十六法人なんですね。  それで、もう関係を切られて、小さな民間法人でもう関係もほとんど薄いのに、どうしてそんなものをしなきゃいけないんだ、...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  隠そうなんという気があったら、もともと調査しませんよ。これは民間企業ですから、大変な作業が要るんです。  それから、メルファム、今、一般民間企業十六法人がまだ答えができていませんので、それについても、誠意を持って対応していただくようにお願...全文を見る
○原口国務大臣 回答を得られるように頑張ります。もう十六法人の中にはメルファムも入っていませんし、あと何でしたか。(柿澤委員「日本オンライン整備、ピーエヌシー」と呼ぶ)日本オンライン整備、それは入っていますね。さらに求めたいと思います。
○原口国務大臣 まさに前政権下で放置されてきたこと、あるいは前政権下で新たな系列が生まれたこと、これも全部聖域なく調査し、そして、委員がおっしゃるように、私は、これをやり直せともう一回指示したんですよ。柿澤さんがせっかくいい問題意識を持ってやってくださっているのに、こんなに時間が...全文を見る
02月23日第174回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(原口一博君) 高橋議員から二点お尋ねがございました。  まず、保育所の設置基準の廃止についてお尋ねがございました。  高橋議員、私たちは、子供たちにたくさんの支援をしていきたい、チルドレンファーストということを申し上げています。何よりも子供たちの育ち、そして健全な...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 阿部議員にお答えいたします。  二点、お尋ねがございました。  阿部知子議員とは、児童虐待防止法あるいは子どもの権利条約、まさに子供をしっかりと見守る立場から一緒に活動できてこられたことを心から誇りに思います。その観点からお答えを申し上げます。  ...全文を見る
02月24日第174回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○原口国務大臣 おはようございます。  小原舞委員におかれましては、まさに植木職人でもいらっしゃいましたし、それから自衛官として国の守りをしっかりと頑張ってこられ、また、今の地域に対するあふれんばかりの愛情、私も学びたいと思います。  その上で御質問にお答えさせていただくと、...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘だと思います。  今回の臨財債の対応策は、まさに生のお金は財政力の弱いところへ、それから、臨財債ということはある程度余裕のあるところで賄っていただくというような仕組みも中に入れているんですが、やはりこれはある意味では、借金の、未来に対するさまざまな不...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  税調会長代行ということで、私は、まさに財務大臣とイコールの立場で税を考えているわけです。その上で、消費税の地方に向かう分ということでお話がございました。  私は、まずは成長戦略の中に国全体を包み込んでいくということが大事だと思っていま...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  とても大事な御指摘だと思います。公共サービス基本法という法律を前の国会で私たちは出して、ここに座ってくださっている福田さんが先頭になってつくっていただいたんです。その原案には、今小原委員がおっしゃったいわゆる市民公益、公益の担い手は何も官だ...全文を見る
○原口国務大臣 大変大事な視点だと思います。  税は、簡素で、だれから見てもわかりやすい、それから使いやすい、そして公益の担い手は、先ほど申し上げましたように、いわゆる官僚機構だけではない、市民公益ということをしっかりつくっていくためには、もともと寄附金文化は日本にはないとよく...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  委員はまさに、電子マネー、それからおサイフケータイ、これも委員が発明されて、日本のICTの最前線、フロンティアを広げていただいて、本当にありがとうございます。  その上で、御受彰された皆さんに、この場をかりてお礼とお祝いを申し上げたいと思...全文を見る
○原口国務大臣 まさにおっしゃるとおりでございまして、地域にさまざまな自由、そして創意工夫、先ほど創富力というお話をいただきましたけれども、創富力を引き出す、そのための下支えがこの一・一兆円でございます。この一・一兆円は何もゴールでは全くないわけです。これは通過点にすぎない。これ...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  藤田委員の問題意識と全く同じものを持っています。ある意味で、地域主権改革を実現するというのは、東京問題にもこたえることだと思っています。  例えば、東京都の町を走っていて、皆さん、救急車ではなくて消防車が来ていることに気づかれることが...全文を見る
○原口国務大臣 本当に、とても大事な御指摘です。  よく都市と地域を対立関係に置いて、その分断を図ろうという論があるところではあります。しかし、それは何の生産にもなりません。むしろ今、藤田委員がお話しのように、地域それぞれがみずからの決断をし、そして創富力を深めるということは、...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるとおりでございます。  かつて日本株式会社という話がございました。政府と民間とが一緒になって、まさにOSをつくる。  今、例えば中国から日本に来られている方は百一万人と言われております。これは私の所管ではなくて、前原大臣が一生懸命やってくださっている...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  私は余り心配していないんです。自由と、みずからがみずからを律し、責任を持つ仕組みを入れれば、私は行政ですから一党一派にどうこうというわけじゃないですけれども、私たちが考えるような人たちが地方の政策を担ってくださる。私も、スタッフが四人県会議...全文を見る
○原口国務大臣 まさにおっしゃるとおりです。  これは税の基本的な思想にかかわることですけれども、控除というのは高額所得者に有利に働きます。だから、控除から手当へというこの流れを私たちは加速していきたい、これが一つ。  それからもう一つは、配偶者控除についてですけれども、いわ...全文を見る
○原口国務大臣 これは、東京ほか幾つかの都市が払っていらっしゃるものです。できた経緯も今つまびらかにしていますけれども、消費税が創設されるまでというお話ですが、今委員がおっしゃるように、いかにも複雑で、いかにも根拠が、私たちからしてもどこまで説得力があるかということについても今議...全文を見る
○原口国務大臣 稲見委員におかれましては、公共サービス基本法のときも、あるいは地域主権改革についても、格段のお力添えをいただきましてありがとうございます。まさにおっしゃるとおり、私たちはこの言葉の持つ意味をしっかりと定義し、この改革を着実に実現してまいりたいと思います。  今委...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるとおり、国と地方協議の場、これをしっかりと続け、あるいは強固にしていくということはとても大事だと思います。  現状だけ御報告をしておきますと、地方側との間で実務検討グループを設け、三回の協議を行いました。二月十八日、この間ですけれども、制度案の骨子につ...全文を見る
○原口国務大臣 委員御指摘のとおり、広域行政を行う都道府県と基礎自治体である市町村との間には、その権能、処理する事務に相違がございます。  一方、地方財政計画は、全国の地方公共団体の予算を合計するものではなくて、翌年度における地方公共団体の標準的な歳入歳出の総額を見込み、仕事量...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  重野幹事長におかれましては、この一・一兆円が実現できたのは重野幹事長のおかげだというふうに私は率直にお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。  その上で、今お話しのように、地方財政は巨額の財源不足額が続いておりますので、...全文を見る
○原口国務大臣 全く同じ認識を持っています。  地方との協議の場におきましても、例えば、自分たちは行政のさまざまな改革で借金を減らしているんだけれども、臨財債が乗ることによって、プラスをすると借金が減ったように見えない、そういう地方自治体からのお声も上田知事を初めいただいておる...全文を見る
○原口国務大臣 まさに委員がおっしゃるように、これは野党筆頭時代に、重野先生、塩川先生、黄川田先生と御一緒に追及して理事会で提出を求めた資料、あれは三位一体改革で、財源が弱ければ弱いほど厳しい、財政規模が小さかったり町の規模が小さければ小さいほど厳しい、これが三位一体改革でござい...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御議論だと思います。ですから、偏在性のない税によって地方の安定的な公共サービスを支えるということが大事だと思います。  景気の動向により毎年変動があり得る地方税の偏在是正額に合わせて地方再生対策費の計上額が変動する場合には、地方の財政運営の安定性を損なう可...全文を見る
○原口国務大臣 これも随分議論をしてまいりまして、まさにおっしゃるように、こそくな措置を中央政府がやるものですから、いや、ここまで言うと言い過ぎかもわかりませんが、今私が直面しているのは、何かいいことを言っても、また地方の財源を召し上げるんじゃないかと、この不信との闘いなんですね...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるように、小規模ゆえに割高となるコストを反映させる段階補正については、平成十四年度から三年間で総額二千億円程度の縮減を行っています。これと、おっしゃる三位一体改革により地方交付税が大幅に削減されたために、財政力が弱ければ弱いほど、小さければ小さいほど厳しい...全文を見る
○原口国務大臣 良質な公共サービスをしっかり保障するためには、そこで働く人たちの給与も含めた権利を保障する必要があると思います。増大する行政サービス、一方では効率化、クラウド化、電子政府化により、それは中間的なものは減らさなきゃいけませんが、今委員がおっしゃるように、これ以上でき...全文を見る
○原口国務大臣 御指摘のとおりだと思います。  先日、私、インドへ参りました。今回、若い人たちが就職ができないということで、私が会った友人は、百万人の従業員を雇用している会社の三十二歳の社長でしたけれども、五千人ぐらいインドで引き取ろうかという話をするぐらいでした。つまり、物す...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  これは十一月に、これも前政権の時代につくられた地方分権改革推進委員会の第四次勧告の中でも、国、地方の税を五対五というようなことが書かれております。  私たちは、今委員がおっしゃったように、社民党さんのマニフェスト、私たち民主党のマニフェス...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  私たちは、この任期の四年間に消費税を引き上げないということをお約束しています。と申しますのも、何回も申し上げたように、一九九六年から七年、財政構造改革の中で、目先の税を取りにいって国民に対して大きな負担をかけ、経済の勢いをとめ、しかも、財政...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  全く同じ認識を持っております。
○原口国務大臣 おっしゃるように、枝野さんによく昔間違えられていましたけれども、私は枝野さんじゃないから、そこがどういう意味で言われたかというのはそれこそ想像するしかないんですけれども、同じ閣内におる者としたら、二つあるのかなというふうに思って聞いておりました。  一つは、公共...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員にお答えいたします。  三点の観点から総括が必要だろうというふうに思っています。  一つは、経済財政の観点。こういうことを地域にやっていただいて、いや、むしろやらせてと言った方がいいでしょう、地域の経済がどれぐらいの影響を受けたかということ、この観点で...全文を見る
○原口国務大臣 その面は否めなかったと思います。  ですから、この間も、ある北海道の厳しい財政の地域に、公立病院に対してしっかり財源手当てができるようにしてくださいと言っても、集中改革プランによっていついつまでに借金を返せというものがあるから、病院を支えるお金は、実は塩川委員、...全文を見る
○原口国務大臣 枝野大臣と違う答弁を私ができるわけないですから、そこは御理解をいただきたいと思うんですけれども、では、行革推進法が地域主権的に行われてきているのか。中央で目標値を決めて、先ほど申し上げました、賃金がなぜ下方硬直的になってしまっているのか、どんどんどんどん賃金が下が...全文を見る
○原口国務大臣 これは法律の名前も、簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律と書いてあるわけです。公共サービスがどうあるべきかとか、あるいは一人一人の、先ほどお話しになった子供たちの育ちとはどうあるべきか、食育とはどうあるべきかという観点よりも、まさに削るため...全文を見る
○原口国務大臣 私は、民主党の行政改革調査会の座長もかつて務めました。不断の行政改革というのはとても大事です。しかし、問題はその手法です。実際に、行政改革の目標なんというのはみずから決定しなければ、それは押しつけられたものにすぎない。また、その地域の実情とも合ってこない、あるいは...全文を見る
○原口国務大臣 大臣としたら、所管外のことにどこまで踏み込めるかということは考えながら言わなきゃいけない話でございます。  ただ、その上で、地域主権担当としても、あるいは地域のさまざまな公共サービスを確保する責務を持つ大臣としても、この法律で本当に大丈夫なんですかということは閣...全文を見る
○原口国務大臣 ここは国、地方協議の場でもさらに議論を詰めていきたいと思っていますけれども、これは合併もそうですけれども、このような集中改革プランをまず総括し、そして、その上で総務省としての基本的な考え方をまとめていきたい。  今、塩川委員とるるこうやって議論をしている、その方...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員、基本はやはり、安全かつ良質な公共サービスが、確実、効率的かつ適正に実施されるということだと思います。その中で、公共サービス基本法の基本理念にのっとった上で、今後も不断の行政改革に取り組む、これは私たちも塩川委員も否定できるものじゃない。  厳しい財政状...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  今、旧政権下での、私たちがそれをそのまま直せていないものがまだ幾つもあります。政務三役の中で、私たちの政策と合わない閣議決定、私たちの政策と真反対を向いている閣議決定、これをあぶり出して、そして変えていきたい、こう考えています。
○原口国務大臣 まさに、その暫定税率がずっと、暫定と言いながら長く続いてきた。これはまずリセットしましょう。これが一つであります。  その上で、新たな税制を考える上で、この軽油引取税も含めたさまざまな税については、地方の御要望やあるいは経済の状況を見ながら、本来だったら全部リセ...全文を見る
○原口国務大臣 幾つかの観点があると思います。  一つは、バッド課税、グッド減税という考え方、つまり、環境に対する負荷がどうなのかという観点が一つ。それから、応能、応益というお話が今ございました。長い間、本当に取りやすいところから取ってきた。暫定税率が特定財源化してきた。そのこ...全文を見る
○原口国務大臣 ここも税調で随分議論した。だから、当分の間というものを、これは今国会に提出されている所得税法等の一部を改正する法律案附則、国税の改正法案においても、地球温暖化対策のための税について、今回、軽油引取税等について当分の間として措置される税率の見直しを含めて、平成二十三...全文を見る
○原口国務大臣 当分の間というのは、小泉首相的に言うと、当分の間ですと言うしかない。法文としてはそうなんですけれども、先ほど答弁をしたとおり、平成二十三年度実施に向けた成案を得るべく。得るべくと書いてあるわけです。さらに検討を進める旨を規定していて、その検討の際にあわせて検討する...全文を見る
○原口国務大臣 いただけないというよりも、これは相手のある話なので、税というのはさまざまな御議論を経て、そして納得と御理解の上でやらなきゃいけないので、こういう……。  私だって、私の立場からすると、柿澤委員、来年から地方環境税を入れてくれ、これが私の立場です。それは地方が環境...全文を見る
○原口国務大臣 ここは大事な御議論でございまして、委員が、前回の予算委員会でしたか、日本株式会社にすべきだ、ダイナミックな産業政策をやり、成長戦略をやるべきだと。それをやる上でも大変大事な議論であります。  一方、先ほど申し上げたグッド減税、バッド課税という考え方の中で、ではE...全文を見る
○原口国務大臣 まさに渡辺副大臣が申し上げましたグッド減税、バッド課税、たばこを吸う方だけではなくて、横で副流煙というんですか、それを吸う方、私ごとで恐縮ですが、私の父もそれで腺がん、肺の表にできるがんですね、物すごく苦しいがん、そういったものも含めて、やはり消費の抑制を健康の観...全文を見る
○原口国務大臣 十何年も経済成長をしていませんから、財政が発散するということを私たちは野党時代にずっと追及をしてきたわけです。その意味において、柿澤委員が御指摘をされている地方財政の、あるいは特別会計も含めた持続可能性、これが継ぎはぎだらけでやられてきたということは、私たちが批判...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  西委員におかれましては、先日も大変いい御議論をいただきまして、ありがとうございます。  その上で、平成二十二年度地方財政計画においては、義務的経費である給与関係経費及び公債費については、前年度に比べ三千三百三十七億円の減となっており、全体...全文を見る
○原口国務大臣 まさにおっしゃるとおりでございまして、いわゆる現金給付は国、サービス給付はより住民に近い、実態がわかっておられる地方自治体という考え方を申し上げております。  生活保護については、保護申請者に対する認定や給付といった事務を行う必要がございまして、地方の事務となっ...全文を見る
○原口国務大臣 その上で、一定の抑制効果と申しますが、私たちは一方で貧困率というのを出させていただきました。去年の年越し派遣村でも、それから貧困の拡大というところから考えてみても、今の数字だけでも生活保護を本来受給できる方々が受給の抑制というのはないんだろうか、こういう観点からも...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘だと思います。  あれは北九州でしたか、結局命が奪われてしまって、多くの不安をさらに広げるというような事態も幾つか報告をされています。ですから、先ほど申し上げたように、私は、単なる生活保護費の、抑制という言葉は極めて適切でない言葉なのかな、注意しなが...全文を見る
○原口国務大臣 全く同じ認識を持っております。  昨年十二月に、総理を議長とする地域主権戦略会議において、一括交付金化や義務づけ、枠づけの見直しを含む改革の工程を示す原口プランというものを提示させていただきました。  その中で、委員がおっしゃるように、歳入と歳出を一体的に、ま...全文を見る
○原口国務大臣 御指摘のとおりだと思います。  自治体事務については、この平成の大合併で随分差というか、開きが出てきました。  その一方で、先ほどの行革の御議論の中でもございましたけれども、共通部分はやはりクラウド化できる、もうICTを使った新たな情報システムの時代に入ってお...全文を見る
○原口国務大臣 ここの部分は大変慎重に私たちも議論をしたつもりでございます。  と申しますのも、先ほど申し上げましたように、生活保護費の増大、それから地域経済の低迷、地方財政の悪化ということで、本来であれば、借金を先送りして特別会計に大きな不安定要素を残すというのは、それはおっ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  その前に、先ほどの子ども手当でございますが、少子高齢化を何とかとめたい。それから、高校の無償化についても、私たちの県でも、親の経済的な理由で高校の進学をあきらめなきゃいけなかった、あるいは中途で学校に行くことをあきらめなきゃいけなかった、子...全文を見る
○原口国務大臣 西委員と同じ政党でずっと議論をさせていただいていたときに、一九九六年でしたか、グロスの債務とネットの債務という議論を、当時、私は橋本総理ともいたしました。  つまり、グロスの債務を見ると、日本というのは物すごい財政的には厳しい。ところが、ネットの債務、年金基金で...全文を見る
○原口国務大臣 二十二年度の税制改正大綱においては、先ほど申し上げましたように、地域主権の確立に向けた地方税財源のあり方の改革の方向性として、税源配分のあり方の見直しについて明記をさせていただきました。その中で、税源の偏在性、あるいは税収が安定的な税体系、これを行うためにはどうす...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  委員は、緑豊かな、自然豊かな和歌山で子供たちをはぐくんでおられましたけれども、すべての地域づくりはやはり教育が基本だと私は考えております。  それで、例えばエネルギーですと、日本は一年間に二十一兆円外に対して払っています。これを全部内...全文を見る
○原口国務大臣 これは、多分、三つの視点があると思います。  先ほど申し上げたようなスワップするときのジレンマ。それからもう一つは、創富力と申しましたが、その亡くなられたおじい様が考えておられたような、まさにみずからの地域をみずからはぐくむ力がないと、どんな税を持っていっても、...全文を見る
○原口国務大臣 これは、こういう負担を後ろに延ばすというのは、私たちにとってはじくじたることでございます。ただ、それを一年、一年に返す額を多くすれば、それだけ地方財政の破綻は火を見るより明らかになってしまう。そういう状況の中に、極めて狭い道を通ったということでございまして、具体的...全文を見る
○原口国務大臣 今回、連立政権ですから、民主党のマニフェストだけをすべて優先したわけではございませんし、地方等の声を聞きながら幾つかやったわけですけれども、それにしても厳しい財政運営の中で、暫定税率も含めて幾つかはあきらめなきゃいけなかったものがございます。しかし、それでもなおか...全文を見る
○原口国務大臣 私がお示しをし、地方六団体とも協議をしてつくりました改革工程表の中にも、今委員の御趣旨のことを入れさせていただいています。  国、地方の協議の場を法制化して、税についても、先ほど申し上げましたけれども、私が税調会長代行という形で、まさにイコールの形でやっていきた...全文を見る
02月25日第174回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(原口一博君) 馳議員にお答えいたします。  職員団体の登録についてお尋ねがございました。  職員団体の登録制度は、構成員の範囲、規約の作成、変更や役員の選挙方法など、団体交渉に関する適格性等を判断する観点から定められるものであり、その要件については慎重な検討が必要...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 西博義議員から、私立高校生に対する支援の格差についてお尋ねがございました。  平成二十二年度においては、地域主権の確立に向けた第一歩として、地方が自由に使える財源をふやし、自治体が地域のニーズにこたえられるように、財源保障機能及び財政調整機能を担う地方...全文を見る
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○原口国務大臣 おはようございます。  平成二十二年度における総務省所管予算案につきまして、概要を御説明申し上げます。  一般会計の予算額は、十八兆五千九百三十六億円であります。  地域のきずなを再生し、その創富力を築くとともに、暮らしを守る雇用を創出し、持続的成長力、競争...全文を見る
○原口国務大臣 小室委員におかれましては、地方議会において地域主権の前進に大変なお力添えをいただいておりますことにまずお礼を申し上げた上で、今の御質問にお答えをします。  まさにひもつきであることによって、私も小室委員の御地元、島根にかつて村おこしで入ったことがあります、実際に...全文を見る
○原口国務大臣 簡単に言うと、三位一体改革の逆をやればいいと考えているわけです。  それはどういう意味かと申しますと、三位一体改革は、お国の島根県も、佐賀県も、財政力が弱ければ弱いほど厳しかったわけです。そして、財政規模が小さければ小さいほど厳しいし、過疎地であればあるほど厳し...全文を見る
○原口国務大臣 委員の御指摘、とても大事だと思います。  私は障害者基本法を起草した起草者ですけれども、まさに一人一人の障害を持った方々が持っていらっしゃる移動の権利を保障するというのが大事でございます。また、昨年、成立をした公共サービス基本法においては、国民の公共サービスにお...全文を見る
○原口国務大臣 山田委員におかれましては、初代の、合併の下呂市長としても、地域主権改革の先頭に立ってくださっております。  その上で、どんな国家像を目指すか。今までは中央集権で、だれかが一つのところを持ち上げれば、そのおこぼれで何とかあとの地域も上がっていくだろうというような、...全文を見る
○原口国務大臣 全く同じ考えを持っています。  と申しますのも、上からの押さえつけの道州制にも同じことが言えるんですけれども、ピラミッド型の今の集権体制を八つに分けたところで、何にも意味がありません。それと同じことで、歴史や文化や伝統、そして人々の意識と離れた形の合併は成功しま...全文を見る
○原口国務大臣 これは大事な御視点だと思います。  この間、私たちは、遠野市と紫波町に、これは岩手県ですけれども、参りました。まさに緑の分権改革で私が主張しているのが、今山田委員がおっしゃったところでございまして、地域の創富力、特に文化の継承力。この間、小学生のアンケートを見た...全文を見る
○原口国務大臣 地域の医療を支えるために、私たちはありとあらゆる政策をやっていきます。  その一方で、医院がフルセットであること、それから、私たちは、ICTを使った遠隔医療やさまざまなもので、医師不足や医療の資源不足というものも解消したいと思っています。  また、患者の権利法...全文を見る
○原口国務大臣 これは幾つかの観点から大事な御指摘だと思います。  先ほど国交省の方からもお話がございましたけれども、そもそも、この地震大国の中でこれほどのヘッドクオーターが一カ所に集中していていいのかと。この間、政府の地震対策本部の中でも議論しましたけれども、やはり第二首都機...全文を見る
○原口国務大臣 三宅委員にお答えいたします。  まさに委員がおっしゃるように、日本は大変大きな国であり、地域は多くの潜在力を持っています。お父様がシンガポールで大使をなさっていますね。シンガポールは都市国家ですけれども、人口規模は日本よりもはるかに小さい。しかし、みずから決断し...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるとおり、ひもつき補助金で地域が何のデメリットを受けているかというと、ひもつきで中央からいろいろなものも出てくる。地域の創意工夫がなくなるだけじゃなくて富まで、例えば公共事業でいうと、十六に補助金が分かれているわけです。その十六の補助金ごとにメニューをつく...全文を見る
○原口国務大臣 今国の出先機関は、平成二十一年度末の定員は十九・三万人なんですが、これを全部地方に移すというのは現実的じゃないと思います。  ただ、二重行政、県議会でチェックも受けない、あるいは国会からのチェックも遠い。  あれは、タクシー券の話があったときに、私たちの仲間が...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。大変頼もしいです、フジテレビでも頑張っていらっしゃって。そういう情報の発信力、それからネットワークの力。  今回、原口ビジョンは二つあるわけです。  何を私たちはやろうとしているかというと、明治五年、ここで私たちの先達がこの大きな日本の国...全文を見る
○原口国務大臣 私も持っていないです、私は反対なので。  総務大臣が反対と言ってはいかぬけれども、河村さんと同じように、私たちは野党時代、これは反対してきました。しかし、これを全部なくしていいかというと、そうは思っていなくて、今国民の情報を、みずからの情報をコントロールする、あ...全文を見る
○原口国務大臣 これはとても大事な御指摘だと思います。  今まで、キャンペーンだ、それから養成だというのをやっているんですが、私は、最初に総理からこの職を御指名いただいたときに、真っ先に指示をしたのがここなんです。なぜかといえば、地域に貢献をしている方々がどんどんみずからの居場...全文を見る
○原口国務大臣 古屋委員におかれましては、特にアレルギー疾患対策を求める全国運動をなさって、大変な成果を上げていただきました。私もアレルギーがあるものですから、この場をかりてお礼を申し上げたいと思います。  やはり、そのときの運動の御知見をぜひ教えていただきたいんです。一つ一つ...全文を見る
○原口国務大臣 今、昨年十月一日から受け付けを開始して延長したというお話ですけれども、本年二月二十二日現在で約六十二万件の申請書が届いておるところでございます。引き続き、さらに支援を必要とする方への周知の徹底は、おっしゃるように、とても大事です。  ですから、具体的には、テレビ...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘ですね。  本当に、今までVHFアンテナで受信していた首都圏、関西圏というところは、UHFにかえないといけないんですね。それが、今委員がおっしゃったような世帯がおられる。そして、ビル陰が想像以上に進んでいないんです。計画まで入れて五割以下ということで...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  大谷委員の御指摘は、極めて正しいと思います。待ちであれば、そこから生み出せるものは限られています。みずから主体的に、自立的に行っていく、これがとても大事です。  大谷委員はシリコンバレーへのICTの投資事業にもかかわっておられますけれ...全文を見る
○原口国務大臣 これも大谷委員の御指摘、とても大事だと思います。  いいものにはそれなりのコストがかかる、これは当たり前なんです。その当たり前のことが、もちろん、地域の職員の皆さんの給与については議会を含めた地方公共団体の御判断により決められるものでございます。これは国家公務員...全文を見る
○原口国務大臣 委員が御指摘のように、法制度上は条件不利地域に該当しない、しかし、実際には条件不利地域と同様、もしくはさらなる整備困難性を有する地域があるということを私たちも認識しています。  したがって、今後、携帯電話のエリア、これは携帯電話の中の社会が一つの社会となっている...全文を見る
○原口国務大臣 まさに委員がおっしゃるように、クラウドコンピューティングは、企業等が情報通信システムを保有することなく、ネットワークを介して必要なときに必要なだけICTサービスを利用するということが可能になってきます。これが起こると、より安く、かつ、迅速にサービスを利用するという...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘ですよね。例えば、旅行に行くときのスーツケース、あれは箱と同じですね。壊れればすぐ取りかえる。まさにコンピューティングもそうで、何でもかんでもフルセット、そして、いつまでたってもレガシーを使わなきゃいけない。レガシーをフルセットで使うことのコストと、常...全文を見る
○原口国務大臣 二〇〇五年までは世界一なんですよ。その後はファンダメンタルのところもずっとおくれていて、ファイバー・ツー・ザ・ホームは三割。だから光の道と言っているわけで、利活用といった瞬間に各省縦割りの中に落ち込んでしまいます。ですから、私たちは、まだ総合的にこのICTの戦略を...全文を見る
○原口国務大臣 皆吉委員にお答えいたします。  これは、私は野党時代、起草者の筆頭としてやらせていただきました。当時の民主党案では、基本法第十一条は公共サービスの実施に従事する者の、現行は労働環境の整備となっていますが、権利の保障という形になっておりました。それで与野党で、当時...全文を見る
○原口国務大臣 特に地方の公務に関して言うと、多くの皆さんがこの基本法を中心に条例をつくってほしいというお話をされておられました。  これは総務省としたら、各地方自治体に指導助言をする立場から、この法の趣旨をしっかりと御説明を申し上げ、そして、国家公務員の給与や地方公務員の給与...全文を見る
○原口国務大臣 むしろ、限界というより、こういう法体系になっているんですね。公共サービスにおける国民の権利を書き込んで、それを中央政府、地方政府、あるいはさまざまな事業体、本来はここに新しい公共の市民公益も書き込みたかったんですが、そこは抜けています。ですから、そういう意味ではま...全文を見る
○原口国務大臣 まさにさまざまな、そこに働く人たちの権利を保障し、そして公共サービスの質を高めていこうという動きだと思っています。  この間も、北海道大学、総務省の顧問でいらっしゃいます宮本太郎先生と、この公共サービスについての議論をいたしました。公共サービス格差がこれ以上拡大...全文を見る
○原口国務大臣 さまざまな政府、中央政府、地方政府が発注をする公契約について、例えばトライアル発注、そこに今まで実績がないんだけれども、さまざまな挑戦をする方々が発注できる、あるいは、一定以上の地域に貢献をする企業が受注できる、そういう形を、私たちは議論をずっとしてきたわけでござ...全文を見る
○原口国務大臣 自治体の人事管理は法律に基づき適法な対応がとられなければならない。そして、それに違反をした場合は、今委員がお話しのように、地方自治法第二百四十五条の五で、総務大臣は、担任する事務に関し、市町村長の担任する事務の処理が法令に違反していると認めるときなどは、都道府県知...全文を見る
○原口国務大臣 竹内委員には、昔、新進党時代、大変お世話になりました。ありがとうございました。また一緒にできれば、そう思っています。  その上で、エコポイント制度、これはやはり、正直ありがたい制度ですね。環境対策、景気対策、地デジ普及の前倒しの三つの面で効果が期待されている政策...全文を見る
○原口国務大臣 これも意外なほどに出てきていて、アナログ放送で受信できたにもかかわらずデジタル放送が難視となる世帯は、これは平成二十年六月にシミュレーションを行って、全国で約三十五万世帯と予測をされています。新たな難視十九万世帯、改修困難共聴九万世帯、混信七万世帯というシミュレー...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。  平成二十一年度における共聴施設の補助事業の実績を見ておりますと、百二十三施設でございましたが、一世帯当たりの総事業費の平均は約四十七万円です。これは、もちろん国の補助事業がございますから、先ほど申し上げたように、委員もおっしゃっ...全文を見る
○原口国務大臣 まさに地域主権改革ということでいうと、私たちは理想の絵があるわけでございます。今回、今委員がおっしゃったように、児童手当と子ども手当が併置する形になっておりますが、今年度限りの措置ということで、今後どうするかということは、四大臣合意というものをいたしまして、地域主...全文を見る
○原口国務大臣 今回も、財源といいますより、保育で使っている補助金を統合して、それをスワップすればしっかりできたわけであります。ですから、私たちは、まずは原理原則をはっきりさせて、そして、中央政府がやるべき責務と地方政府が行っていただくサービスというものをしっかりとやることが必要...全文を見る
○原口国務大臣 吉泉議員にお答えいたします。  議員は、石川達三さんの「人間の壁」、これを挙げておられますが、まさに私たちは何を基準にどう総括するかというときに、委員がさまざまな活動を県議会でもなさってこられたように、人間の尊厳なんだというふうに思います。  私は、平成の大合...全文を見る
○原口国務大臣 いい御指摘をありがとうございます。  私たちの地域主権改革というのは、これは国民主権をもとにした考え方であります。民主主義は、委員が議会でもずっと頑張ってくださっておりますように、多くの学びを必要とします。民主主義は、与えられるものではなくて、みずからかち取るも...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  私、総務大臣は、情報通信大臣であったり消防庁を所管する大臣だったりしますから、物すごく広いです。しかし、その中でも、この地域主権改革の部分は、私自身が幾つかできなかったというところもありますけれども、総じて九十五点以上進んでいるところで...全文を見る
○原口国務大臣 まさにおっしゃるとおりですね。  今回の臨財債についても、マクロではもう確保できたわけです。そして、個々に保障するという仕組みをつくりました。それで、第二次補正がもう四月から届いていきます。きめ細かな交付金についても、これは地方が考えていただければそれに使えると...全文を見る
○原口国務大臣 本当に大事な御指摘ですよね。  菅川委員は広島から平和を発信したいということで、私も、広島の平和研究所の高橋博子さん、あの方と一緒に、隠された被爆者の問題に光を当てていこうということでやっていますので、またそちらの方でも御指導をよろしくお願いいたします。  今...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。クラウド化して、電子化する、そして一本化する。  今回の税制改正大綱においても、今の歳入庁、マニフェストに書きましたとおり、日本年金機構を廃止し、その機能を国税庁に統合する、そして歳入庁を設置する方向で検討を進めると。また、歳入庁は...全文を見る
○原口国務大臣 本当に高い、そして深い御理解をいただいて、ありがとうございます。  まさに地域主権改革というのは、単なる行政間の権限の受け渡しではないんです。地域の創富力、あるいは地域がみずから地域をつくる力、国民がみずからの地域をつくる力、もっと言うと民主主義そのものの力、そ...全文を見る
○原口国務大臣 一次から四次までの勧告、これはほとんど原口プランという中に、地域主権改革の工程表の中に織り込んだところでございます。  また、義務づけ、枠づけの見直し、これは第三次勧告のうち地方要望分を中心に。これは、特に一番積極的だったのは前原さんのところですね、原口・前原合...全文を見る
○原口国務大臣 全く同じ考え方です。  ですから、菅川委員がお話しのような観点から、私たちは経団連と道州制のタスクフォースをつくっているわけです。それはまさに経済の観点。私の九州あるいは菅川委員の中国、ばらばらに、ここに空港をつくってください、あそこに港をつくってくださいと言わ...全文を見る
○原口国務大臣 永江委員は松山の御出身ですよね。松山は私の親友が市長をして、新しい政治、坂の上の雲を目指して頑張っている。ところが、中央政府自体が依存と分配だったので、松山のポテンシャルというのはなかなか厳しかった。しかし、それが政権交代しました。ぜひ新しい松山の先頭に立って頑張...全文を見る
○原口国務大臣 これは結論から言うと、考えていません。  というのは、アメリカもやって、私は大臣に就任させていただいて、FCCとかアメリカの人たちと直接話をしましたけれども、アメリカの場合は、二〇〇八年一月にデジタルチューナー購入用のクーポン、これは四十ドルクーポンを二枚各世帯...全文を見る
○原口国務大臣 まさに永江委員がおっしゃったように、地方の放送局、これは文化の拠点であり、あるいは伝統やさまざまな教育の拠点でもあるわけですね。それから、情報を発信し、そして共有することによって人々の参加を促す、そういう新しい公共の中心でもあるわけです。  ですから、私たちはこ...全文を見る
○原口国務大臣 まさに今委員がおっしゃったように、みずからの地域のさまざまな資源、例えばエネルギーだけでいいますと、私たちは固定価格の買い取り制度と言っています。松山はまさに太陽の町ですよね。自然エネルギーを一人一人が例えば二キロワット生産する権利を持ったとします。今日本は二十一...全文を見る
○原口国務大臣 二つ、ちょっと例を挙げたいと思います。  一つは、ICTによる共同教育です。  実際に私も、内藤副大臣と一緒に、あれは野党時代でしたけれども、シンガポールへ行きました。シンガポールの貧しい地域に電子教科書がありました。そして、子供たちはみずからが互いの先生にな...全文を見る
○原口国務大臣 そこはやはり認識自体を改めなきゃいけないかなと。ファイバー・ツー・ザ・ホームまで入れるとまだ三割なんです。先ほど地デジ対策でお話しになったような、世界最速の高速インターネット網を日本は持っています。しかし、ではそれをユニバーサルに皆さんが使えるかというと、松山でも...全文を見る
○原口国務大臣 これは勝手に想像しているわけですけれども、この三十年ぐらいで、この十年で国民の生産性を三倍にしようとしているわけです。それはICTです。ただ、今のICTというのは、私は人間工学、心理学を専門にしましたけれども、心理学的に見ると、まだ機械が中心なんです。それで、二〇...全文を見る
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○原口国務大臣 おはようございます。  まさにおっしゃるとおりでございまして、大きな政府、小さな政府という前に、不自由な政府、どこに責任があるかわからない、こういう政府であったわけです。一回中央にお金を集めてそれを分配する、その間でたくさんの無理や無駄が起こりました。ですから、...全文を見る
○原口国務大臣 後で詳細については渡辺副大臣から。  その義務づけ、枠づけ、まさに地方にとっても不自由な政府なんですね。みずから借金をする権限もない。あるいは、一万にも及ぶ義務づけ、枠づけを受けている。今回、地方の要望の強いものについて四十九項目のうち四十二項目、義務づけ、枠づ...全文を見る
○原口国務大臣 これは幾つかの知事さんからのお話で、減らしてでもいいから自由にしてくれと。一括交付金化するから減ってもいいんだという話じゃないんですよ。とにかく自由をくれと。自分たちは工夫をして仕事のやり方も行政改革もやるんだ、だから、ひもつきの補助金でがんじがらめにされて幾つも...全文を見る
○原口国務大臣 これは、幾つかの税の項目があると思います。一つは、今おっしゃるように、自由になる一括交付金であるとか交付金、これは財政調整の機能。それからもう一つは、地方の自主財源として、私たちは、今年度は間に合いませんけれども、地方環境税といったものについても税調で議論をしてい...全文を見る
○原口国務大臣 地方自治法の抜本改正、幾つかの項目があります。  一つは、地方政府基本法という形にしようかということを考えているわけです。つまり、いろいろな基本法がありますけれども、憲法に基づくさまざまな地方の基本理念があります。その理念をもっと強化して、そして地方政府が自由に...全文を見る
○原口国務大臣 まさに委員がおっしゃるように、地域というものは、参加なくして地域はありません。あるいは、みずからの地域の歴史や文化や伝統に対する思い、これが地域をはぐくんでいきます。  今おっしゃるように、歴史的な文化遺産あるいは継承されているもの、そこも、数値化できないものも...全文を見る
○原口国務大臣 先ほど申し上げました明治五年の改革、歩いて行ける距離に何を先達が置いたか、三つでした。派出所と郵便局と学校。まさに郵政の役割は、簡保法、郵貯法一条にあったあの崇高な理念、広くあまねく、多くの人たちを、富める人も貧しき人もしっかりと金融の決済機能あるいは貯蓄機能を保...全文を見る
○原口国務大臣 全く同じ認識です。民間とのイコールフッティングを図りながらも、手足を縛って飛べなんというのはできないことなんです。  これは、よく官業モデルだと間違ったことを言う人がいますが、もともと公益性、つまり、明治政府がまさに坂の上の雲を追いかける中で、多くの地域の人たち...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるとおり、民放、特に地域の放送局は文化の拠点であり、あるいは地域のきずなの拠点です。ですから、そういう観点から今おっしゃるようなデジタル化投資については補助金はつくっていますが、さらに下支えできるように考えてまいりたいと思いますし、デジタル中継局に対する税...全文を見る
○原口国務大臣 まさにこれは、今サイマルをやっているわけですけれども、しっかりと停波のために、完全デジタル化移行のために、ありとあらゆる手段を通してやっていきたい。そのためには、やはり国民運動というような形にしないといかぬなと思っております。  今委員がお話しになった、一斉に実...全文を見る
○原口国務大臣 穀田委員におかれましては、まさに京都、着物の文化あるいは地域の文化ということで大変私たちの誇り、多くの皆さんに共有していただいておりますことをまずお礼を申し上げたいと思います。  地デジ難民、委員、この地デジ対策は正直、特にビル陰の問題とか見てみると、ちょうど、...全文を見る
○原口国務大臣 今お話を伺っていて、実態をまず把握し、そして国がリーダーシップをとって受信対策を行う、その責任が問われているんだというふうに思います。今の委員の御指摘を踏まえて政務三役で議論をして、委員の御指摘に沿った形で何ができるか、早急に検討したいと思っております。
○原口国務大臣 そういう意味でも、今委員がおっしゃるように、難視地区については、地元自治体、住民と調整し、中継局や共聴施設の新設、あるいはケーブルテレビ加入対策や高性能アンテナ対策の手法によって、地区ごとの難視解消対策の策定を進めておりまして、これにより難視世帯の最小化に取り組ん...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるように、平成二十一年九月末現在で、地上デジタル放送のみの再送信サービスを提供しているケーブルテレビ事業者は、自主放送を行う五百三十六社中二百八十六社でございまして、前年同時期の調査よりも百二社増加をしているところでございます。それで、千円以下でサービスを...全文を見る
○原口国務大臣 二〇一一年七月の完全デジタル化は、国会の議決を経て決定したものでございまして、現在、関係者と協力し、国策として取り組んでいるところでございまして、さらに努力を進めます。  あと五百十三日、委員がおっしゃるとおりでございますが、アナログ停波の延期は考えておりません...全文を見る
03月01日第174回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○原口国務大臣 おはようございます。  大野委員にお答えいたします。  まさに、政治に一番必要なことは信頼である、大野委員がおっしゃるとおりでございます。  昨日も津波が日本を襲いましたけれども、各自治体、国民の皆さんの御協力、これも政府に対する信頼があってこそだというふう...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  個人住民税については、委員がおっしゃるように、地域社会の会費として住民がその能力に応じて広く負担を分かち合うという性格を有しています。諸控除については、項目、金額ともに所得税の範囲の中としているところでございます。  私たちは、まず控除か...全文を見る
○原口国務大臣 大きな流れとしては、控除から手当へ。それから、中央政府が行うものは今回の子ども手当のような現金給付、そして、地方は安定的で偏在性のない税によるサービス給付、こういう形に整理をしていきたい。今、その中途でございまして、確かに、今回、配偶者控除等のほかの諸控除について...全文を見る
○原口国務大臣 委員が御指摘のやったり取ったりということは、税調の中でも議論をしました。すぱっと変えてしまうという案もあったわけです。  ただ、やはり過渡期においては幾つかの所得控除、配偶者控除も含めてですけれども、そういったものを残さざるを得ない。ですから、今のような形になっ...全文を見る
○原口国務大臣 子ども手当は、これは私の所管というより厚労ですから、厚労の方が答えるのが正しいと思いますけれども、社会全体で子供の育ちをしっかり支えていこうということでございまして、御案内のとおり子供に特別の所得があるわけではございません。また、そのこととあわせて所得の把握、これ...全文を見る
○原口国務大臣 今政務官がお話をしたとおりですけれども、暫定税率は廃止し、現行の十年間の暫定税率は明確に廃止。ただ、原油価格等が安定していること、あるいは地球温暖化対策との関係に留意する。地方の税を見てみますと、委員御案内のとおり、環境対策をやっているのはほとんど地方ですね、先ほ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  これは総務大臣としてというよりか税調会長代行としてですけれども、委員がおっしゃるように、かなり激しい議論をいたしました。税調の議論は全部オープンでございますから、これは葉たばこ農家に対する影響についても大変多くの議論を費やしたところでござい...全文を見る
○原口国務大臣 大変大事な御指摘だと思います。  公的歳出全体で見ても、五対五じゃないですよね。税は、今六対四で国の方が多いんですけれども、公的歳出は地方が三分の二を担っているわけです。こういうものからしても、委員がおっしゃるように、地方の独自財源、自己決定、自己責任の体制を支...全文を見る
○原口国務大臣 地方経済を引っ張ってきた古い枠組みというか従来の枠組みでは、地方経済を引っ張れなくなっているという御認識は、石田委員のおっしゃるとおりだと思っています。  その上で、何が今地方の足を引っ張っているかというと、一つはやはり三位一体改革。公的な歳出に負う部分が多かっ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  税調で私が主張した議論が、まさに石田委員がお話しのところです。  中央、地方を、カリフォルニアと同じぐらいの面積だと言いながらも、地方を一つの枠で考えてみると、おっしゃるように地方には子供が少ない。そこでの公共事業が思いっきり減ると、全体...全文を見る
○原口国務大臣 ここは大事なところなんですね。よく、予算を切ると、あれをやるな、これをやるなと言われるのはわかりますけれども、ちょっと大事なところなので。  確かに、投資的経費の減一兆二千百二十五億については、地域活性化・雇用等臨時特例費を九千八百五十億円創設していますね、それ...全文を見る
○原口国務大臣 平成二十二年度においては、児童手当法を現行のまま存続させ、従来の児童手当を支給する仕組みを残すということにしておりますが、平成二十三年度以降については、地域主権戦略会議等の場において、地方が実施するサービス給付等に係る国と地方の役割分担を考えながら経費負担のあり方...全文を見る
○原口国務大臣 ここでは委員とやはり認識が違いますね。控除から手当へという流れ。  今回、いろいろな経済情勢もあった、それから時間的な準備というものもありましたから、控除から手当へということは、これは先ほど大野先生の御質問にもお答えさせていただきましたが、完璧には行っていない。...全文を見る
○原口国務大臣 これは、平成二十二年度の国の予算においては、昨年十二月に閣議決定された予算編成の基本方針に掲げられたコンクリートから人へ、今おっしゃるとおりその理念に基づいて一八%減となったものでございまして、この基本的な方向性を踏まえたもので、来年度の地方財政計画において投資的...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  これは国土交通大臣が言う言葉だと思います、私の所管からいうと。それにしても、今委員がおっしゃったような時期に私たちも同じような議論をしていたわけです。世界百八十万社ある建設事業者の中の六十万社がこの日本にあるというのはどう考えればいいのか、...全文を見る
○原口国務大臣 委員がおっしゃっている意味はよくわかります。  ただ、私たちが考えるべきは、やはり増減税の権限も地域が持っていいんじゃないか。日本は、世界の十五の主要先進国の中で最も治安のいい国ですね。とすると、多くの人たちが日本に来る上でも、その地域独自で減税がある、あるいは...全文を見る
○原口国務大臣 橘委員にお答えします。  そのチューリップのように春のような御質問、ありがとうございます。やはりチューリップが何でいいかというと、早くから競争していますよね。だから、地域もしっかりと自由に競争できる。また、偏在性の少ない税でもって支えるということが大事だと思いま...全文を見る
○原口国務大臣 これは、企業の形態が大きく変化していますね。委員が御指摘のところは大事な視点だと思います。  複数の地方団体に事業所等を有する法人については、その課税ベースを分割基準によって各地方団体に分割し、地方法人二税を課税している、そのとおりです。法人事業税の分割基準につ...全文を見る
○原口国務大臣 全く同じ認識を持っています。  安定的なサービス給付、あしたから介護職員の方に、税収が大幅に落ちたから来ないでくださいなんて言えないわけです。介護や教育やあるいは福祉の質を落とすということはできません。したがって、今おっしゃるように、偏在性の少ない安定的な財源を...全文を見る
○原口国務大臣 これは、委員がおっしゃったのは極めて重要ですね。デフレギャップが三十五兆円あるときに、では、普通の国家はどうするか。簡単に言うと、デフレギャップを財政で埋めた方が一番安全なわけです。地域がこれだけ傷んでいると、そのギャップを財政出動で埋めたい。ただ一方で、ボンドマ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  これは同じ危機感を持っているわけです。本当にこれは持続可能性のあるものなのか。だから、臨時特例の一時的な措置。ただ、そう言いながら赤字国債はどうなったかということを考えると、できるだけ早い時期に歯どめをかけるということが大事だと思います。で...全文を見る
○原口国務大臣 だから、国が、地方の独自財源である地方交付税をしっかりと支える、法定五税算定率についても正直に、それをふやします、地方の財源を確保しますということを言うべきなんですよ。歴代総務大臣は頑張ってこられましたけれども、そこまではまだ至っていないんです。今回、私も、それを...全文を見る
○原口国務大臣 これは極めて大事な御指摘だと思います。  私たち政務三役の会議は、今月からタブレットPCによってペーパーレスにします。紙がなくなることによってどれほどコストが落ちるか、あるいは環境負荷にもよろしゅうございますし。  今、私たちは、あわせて国民IDの議論をしてい...全文を見る
○原口国務大臣 これはサボタージュのために当分の間としたわけじゃないんです。私たちは、地域主権を進める上で、国、地方協議の場の法制化についても今回国会にお願いをしております。  地方の税についての問題でございますが、まさに国、地方よく協議しながら、御理解をいただきながら一定の方...全文を見る
○原口国務大臣 答弁書に、過去はあなた方もそうやっていたでしょうというのは、よくないですね。やはり一歩一歩前に前進、今の小川政務官が悪いというわけじゃなくて、しっかりと書き込むように指導をしていきますし、ただ、今申し上げたように過渡期でいろいろな協議をしておりますので、法律の中身...全文を見る
○原口国務大臣 ここは税調の中でも厳しく議論をしました。  トリガー税制、原油高騰で価格が変動することによる税制ですけれども、その分、地方の減収分への対応については、減収が発生した時期やその規模を踏まえて検討する必要があるために、具体的な補てん方法については改めて決定するという...全文を見る
○原口国務大臣 今委員がおっしゃるように、富山の石井知事さん、私のところにも何回も来ていただいて御提案をいただきました。私は、特定の知事をいい知事だ、悪い知事だと言う気はないですけれども、大変前向きの、本当にありがたい御提案をいただいた、こう考えております。  また、先ほど大野...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  森山先生は、まさに、大人(たいじん)という言葉がございますが、私も野党筆頭時代に大変お世話になりまして、公共サービス基本法やさまざまな修正も、森山先生がいらっしゃらなければできなかったというふうに思います。この場をかりて、冒頭、お礼を申し上...全文を見る
○原口国務大臣 私は、財政を単に赤字のバランスシートだけで見てはならないと考えております。財政の赤字が片方で積み上がる中で、何とバランスしているのか。中央政府の財政でいいますと、国の借金は国民が国債という形で買っていただいている。そういう意味では、国内のバランスはとれているわけで...全文を見る
○原口国務大臣 大変本質的な御議論をいただいていると思います。  まずは御質問に対する直接的なお答えですけれども、地方の財政をしっかりと自立的にする、依存と分配じゃなくて、自立と創造にする方法は三つぐらいあると思っています。  一つは、みずからの税財源にみずからが責任を持つ仕...全文を見る
○原口国務大臣 税調会長代行としても、私は、今回の平成二十二年度税制改正大綱の中には何と書いているかというと、歳入歳出の一体的改革と書いているわけです。これを私が提案して書かせていただいた。その意味は、今先生がおっしゃるように、まさに間接税の議論から逃げないということも含んでいま...全文を見る
○原口国務大臣 まさに全く同じ視点で、今回、交付税の配分比率も変えます。つまり、より財政力の弱い市町村、今まではどちらかというと都道府県に厚いものでございました、その部分を、今委員がおっしゃるように、より市町村に厚い仕組み、これはもう政権発足した当時から、当時の財務大臣は藤井大臣...全文を見る
○原口国務大臣 大変大事な御指摘だと思います。  私たちは基礎自治体主義ということを申しておりますけれども、市町村がみずからの決断によってさまざまな公共サービスをされておられます、そこに配慮した予算の枠組み、税財源の移譲といったことをやっていきたいと思います。  あした、私た...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございました。  まさに私も同じ九州でございますので、あの灰、たまに見る分には、ああ、噴火して勇壮だと思いますけれども、本当に地域の生活にとってはこんなに障害になるものはございません。先ほど災害という言葉をわざと強調しましたのも先生のお顔を見てからでご...全文を見る
○原口国務大臣 同僚議員からのアドバイスで質問いただいてありがとうございます。  三つ考えています。  一つは、先ほど森山先生に御答弁申し上げましたけれども、災害です。例えば豪雪地帯、今、もうさまざまな予算を使い切っておられるところもございます。特殊要因として多くの困難を抱え...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  不断の行革努力、先ほど森山先生にもお話をしましたが、これは不断に続けられるべきであって、いささかも遅滞があってはならない、こう考えております。  ただ、今の集中プラン、あるいは地方健全化計画については、まさに国、地方協議の場、これも法...全文を見る
○原口国務大臣 私は、国の関与は極力少ない方がいいと思っています。  何となれば、大野先生にもお答えをしましたけれども、みずから自立的に、財政にみずからが責任を持つということは、逆に国が関与するということは、困れば何とか面倒を見てくれると。私は、もうその時代は終わったんだと思う...全文を見る
○原口国務大臣 まず、原口プランとマニフェストの関係でございますけれども、私たちは、マニフェストの六・一兆円を所与のものとしてやっていこうということを考えているわけではないんです。むしろ国、地方協議の中でしっかりとやっていこうということを考えておるわけでございまして、平成二十二年...全文を見る
○原口国務大臣 だから、それは民主党の政調会長に聞いてくださいと。私がここで申し上げていることは、そのマニフェストを受けて連立政権の中でどうするかというのは私の判断でございますから、六・一兆円の中には例えば人件費の改革、先ほど森山先生にお答えをした人件費の改革もございます、あるい...全文を見る
○原口国務大臣 社民党、国民新党に聞いてください。
○原口国務大臣 民主党のマニフェストの六・一兆円に当たる部分について、社民党や国民新党がどのように考えておられるかということを、私が閣僚として言う立場にないということを申し上げているので、それは、その協議の中でどのようにお考えですかと聞きながらやっていきますということを申し上げて...全文を見る
○原口国務大臣 民主党の六・一兆円を説明しろという……(赤澤委員「いや、目指す気があるんですかと聞いているんです」と呼ぶ)ありますよ。  それは、民主党のマニフェストを説明しろというのは、私は閣僚としてそれを踏まえながらやるけれども、連立政権でもあるし、国、地方協議の場というも...全文を見る
○原口国務大臣 いや、私は質問の趣旨がよくわからないんですよ。要するに、民主党のマニフェストどおりやれとおっしゃっているのか……(赤澤委員「やるように努力するかと聞いているじゃないか」と呼ぶ)  私は、民主党選出の閣僚ですから、それに近ければ近いほどいいと思っています。しかし、...全文を見る
○原口国務大臣 確かに、この公営競技納付金制度は、昭和四十五年度の創設以来、長期間これが経過しています。ただ、刑法の特例として認められている公営競技について、公営競技団体に偏在する収益金の全国的な、今委員がおっしゃる均てん化を図る仕組みであって、黒字収益がある場合に、その一部を地...全文を見る
○原口国務大臣 これは、納付金制度そのものが刑法の特例として認められている公営競技についてということを申し上げているので、均てん化が刑法の特例だから認められているということを言っているわけじゃございません。  逆に言うと、私も赤澤委員とこの辺は認識が少し一致しているのかなと思い...全文を見る
○原口国務大臣 見解を異にしています。  例えば、天下り批判があって、官僚がいろいろなところへ天下るのはやめろと。逆に言うと、民間の知恵をこの霞が関の中に入れる、あるいは国会議員として立法府で頑張ってこられた方々のお知恵を入れる、何かしら霞が関と違う人たちを入れると、それは異物...全文を見る
○原口国務大臣 谷委員にお答えいたします。  公務員の天下りに関する委員の質問主意書で、政府が定義した公務員の天下り、おっしゃるように、あっせんによるものに該当する者の数は二万五千人と一致するのか、受け入れ企業、団体に対し国から支出された金銭の交付総額は十二兆一千億円と一致する...全文を見る
○原口国務大臣 失礼しました。答弁が今のはずれていました。それは申しわけないと思います。  まさに、前に答弁しましたように裏下りの実態も踏まえて、そして先ほど申し上げました、三月の頭に、これは五代連続の特定ポストですけれども、それ以外にどういうものがあるかということを調査し、そ...全文を見る
○原口国務大臣 先ほど申し上げましたように、その中身の精査をしていきたいと思います。要するに、あっせんという形で行われたものはいつか、今の十二兆六千億円の中で使っている……(谷委員「十二兆一千億」と呼ぶ)まあ、それは減ってですね、六千が一千に減ったんですけれども、時点によって違う...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  名ばかりと絶対に言われないように頑張りたいと思います。  私は、総務省にも申し上げたんですが、旧内務省の感覚があるのかわかりませんけれども、国がやるんだから地方はついてくるのが当たり前だ、負担するのも当たり前だ、こういう考え方を持って、そ...全文を見る
03月01日第174回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○原口国務大臣 馳委員にお答えいたします。  いかなる組織であろうが、法令遵守そしてコンプライアンス、これが求められるわけでございます。私たちは事実をまだ承知しておりませんから、個別の案件について申し上げることは総務大臣としては控えさせていただきますが、その上で、現状がどうなっ...全文を見る
03月02日第174回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○原口国務大臣 福田委員にお答えいたします。  一・一兆円、これの増額についても大変なお力をいただいて、ありがとうございます。  地域をしっかり支える、このためには国税五税の法定率を上げるだけではなくて、今回、実質的に、地方交付税は過去最高の約二十四・六兆円を確保したところで...全文を見る
○原口国務大臣 これは税調でも、今福田委員の御視点で議論をしました。特に、今年度の予算の中に反映しているものは、租特、租税特別措置法がございます。その租特のPTをつくって、これは隠れた補助金とも言われるようなものでございまして、不公平な税制を是正してきたところでございます。  ...全文を見る
○原口国務大臣 秋葉委員にお答えいたします。  まさに、この四年間で総人件費を二割削減する、そのためには幾つかの思い切った変革が必要です。三つぐらいあると思います。一つはICT化して電子政府化する。仕事そのものを仕分けていく。もう一つは、今委員がおっしゃる地方への移管。  総...全文を見る
○原口国務大臣 それはありません。
○原口国務大臣 秋葉委員とは同じ松下政経塾で学びましたので、政経塾で学んだことをそのまま言っています。  一つは、人を生かしてください。それから臨財債については、ことし確かに過去最大ですけれども、地方の努力と今回乗った部分とがちゃんとわかるようにしてください。つまり、借金の見え...全文を見る
○原口国務大臣 秋葉委員もよく御存じのとおり、マニフェスト選挙、これは四年間で達成するもので、私たちは公約違反を続けているという認識は持っていません。  その上で、今、所得税の扶養控除については子ども手当の創設と相まって廃止する、これはマニフェストに書いています。  では、個...全文を見る
○原口国務大臣 今、これは特定扶養控除を全部なくしたわけじゃないですよね。十九歳から二十二歳、四十五万円、これは残っている。今回廃止したのは、特定扶養控除三十三万円は残っているんだけれども、いわゆる上乗せの十二万円分を倒しているわけですね。  つまり、ここについては高校の無償化...全文を見る
○原口国務大臣 これは、秋葉委員、まだ判断するのは早いですよ。確かに総理が謝罪をし、私たちもガソリンの税のところを下げたい、そういう思いでしたけれども、一方で、やはりこの部分については地方に大きな穴があく、そして先ほどおっしゃったように、地方財政は厳しいということでございます。 ...全文を見る
○原口国務大臣 それこそ私たちは、直轄事業負担金を廃止して、暫定税率の分を下げようということを言ってきたわけです。今回、いわゆるぼったくりバーだと言われている直轄事業負担金については事務部分を廃止することができました。全体までは廃止に行っていない。  秋葉委員がおっしゃる議論も...全文を見る
○原口国務大臣 そのとき議論しました。今いきなりの御質問ですから、後で調べてお答えしますが、下の方でしたね。逆に言うと、今回エコカー減税とかなんとかをやっていますから、その分でいうと暫定税の部分はもう下がっている、そういう認識をしています。
○原口国務大臣 その前に、秋葉委員、私は、逃げるとかとりあえずという言葉は大嫌いなので、逃げる気は全くないです。今回の税調でも真正面からこれを議論しました。  それから、たばこ税については、税を確保する側からすると、今秋葉委員がおっしゃったとおり、一円を超えない範囲で上げていっ...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘だと思います。  これは地方政府基本法という、今、自治法の改正とお話しになりましたけれども、そこでも、さまざまな意見書や、あるいはこれまで以上に地方議会の役割というのは高くなってくると思います。地方議会が議決されたこと、あるいは意見書をまとめられたこ...全文を見る
○原口国務大臣 御案内のとおり、平成二十二年度は、国交省、農水省において、地方にとって自由度の高い交付金が創設されることになっております。一方、ひもつき補助金の一括交付金化については平成二十三年度から段階的実施ということで、私はこれが一括交付金のモデルだとまでは言い切ることはでき...全文を見る
○原口国務大臣 これはさまざまな公共事業全体を見直しておりますので、ちょっと私もその数字を手元に持っておりませんが、今の委員の御指摘、問題意識は大事だと思っています。  一括交付金にすれば自由をふやすんだから額は減ってもいいだろうというようなことになると、それは逆に言うと、地域...全文を見る
○原口国務大臣 正直、私たちは、ひもつき補助金を廃止して、それを地方が自由に使える交付金化しました、そういう認識を持っています。  今委員の御指摘は、今ある交付金が実際に七七パーぐらいで……(谷委員「いや、補助金なりいろいろ名目はありますよ、それが交付金になっている」と呼ぶ)つ...全文を見る
○原口国務大臣 これはまさに協議の場で話をしますけれども、いきなり地方団体が拒否権を持つということはまさに憲法にもかかわることでございまして、また、国会がお持ちの国権の最高機関としてのお立場についてもやはりしっかりと議論をしていかなきゃいかぬというふうに思っております。  国、...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  おっしゃるように、現時点では具体的な協議事項を決定しておるわけではございません。協議事項の設定については、今後、地方側の意見を踏まえ、政府内でも調整の上、適切に対応する、これが紙に書かれた回答です。  その上で、私なりに今の五項目の中...全文を見る
○原口国務大臣 先ほどの例をとると、秋葉先生には早くやめてもらわないといかぬという思いは……。いや、例をとるとですよ。この日曜日も、津波の避難で選挙が延びたところもございます。そういったことからすると、統一地方選挙がばらばらいろいろなところでずれていく、それから、今おっしゃるよう...全文を見る
○原口国務大臣 この過疎法の制定に当たっては、各会派で精力的に御議論をいただいて、近藤委員長、福田筆頭、大野筆頭を初め、民主党は奥田先生、黄川田先生、自由民主党は山口先生、谷先生、公明党は石田先生、日本共産党は塩川先生、社会民主党は重野先生、国民新党は下地先生が、各会派の実務者協...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  四大臣合意についてでございますが、住民税の扶養控除等の見直しによる増収分を、「最終的に」と書いてあるわけです。めぐりめぐってという話であって、それを充てなさいという話じゃないんです。本当に各省間の取り決めはこの一言一句に魂が込められておりま...全文を見る
○原口国務大臣 今回、子ども手当を実施するに当たって、地方の皆様からもいろいろな意見を出していただきました。複数の都道府県から出たのが、都道というか道は入りませんけれども、いわゆる原口案として出させていただいた、先ほど申し上げた、サービス給付は地方で、そして地方の財源で、それから...全文を見る
○原口国務大臣 これは、先ほど谷先生にお答えしましたが、現時点においては具体的な協議事項を決定しておりませんから、あくまで現段階の私の意見ということです。  西先生おっしゃるように、今回の現物給付、それからサービス給付の話をしたときに、一番言われたのが西先生から言われたことなん...全文を見る
○原口国務大臣 公平、透明性については初めて、前の政権のことを私はできるだけ言いたくないんですが、インナーというようなものは私たちにはありません、インターネットで二十五回全部開示しました。委員の御趣旨はそこにあるんじゃなくて、全体像を示せということだと思います。  全体像はやは...全文を見る
○原口国務大臣 これは大事な御指摘で、ある意味では鶏が先か卵が先かという議論とよく似ています。  今回、私たちがマニフェストでお約束したものは、社会がすごく荒れて、教育の機会の均等、あるいは農業、高一の子供たちについて、この春はもう二度とないわけです、この春しかない、だけれども...全文を見る
○原口国務大臣 控除を廃止するというその一点だけをとってみると、それは増税です。  ただ、委員御理解いただきたいのは、先ほど小川政務官が申しましたように、私たちは、扶養控除、これは特定扶養控除、年少扶養控除、あるいは成年扶養控除、こういったものがございますけれども、所得税につい...全文を見る
○原口国務大臣 民主党としては、個人住民税の扶養控除廃止についてはやらないという説明を選挙の直前にしているというふうに認識をしています。
○原口国務大臣 これは、四大臣、菅大臣と当時の藤井財務大臣と総務大臣である私、この三人は税調会長と会長代行であったわけです、それに加えて厚生労働大臣、まさに子ども手当を所管する大臣との間で、今後どうするか、今回の子ども手当の財源も含めて、あるいは二十三年度も含めてどのようにやるか...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員にお答えいたします。  まさにその部分をずっと議論してきたわけです。つまり、サービス給付については、地域の実情、一番住民に近い人たちがみずからの自主財源によって、中央政府はその最低の基準やさまざまな保障を支援しながらも、みずからの判断においてやれるように...全文を見る
○原口国務大臣 議論の過程においては幾つか案を出していますから、今お話をされたものがすべてではございません。  これは、地方の側からも、自分たちも知恵を出すよ、先ほど浮いた分という表現がありましたけれども、それをそっくりそのまま自分たちがほかの財源に使うということも考えてはいな...全文を見る
○原口国務大臣 委員がおっしゃったのは、私たちの政権でというよりか、前の政権でなされたことによって、結果、保育の現場にいろいろな不安が広がったと。今回も同じような話がたくさんありました。  義務づけ、枠づけ、保育園の最低基準についても、それを中央政府が一気になくすのかと。そして...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。柿澤委員にはツイッターでもいろいろな御指導をいただいておりまして、この場をかりてお礼を申し上げたいと思います。  幾つかあると思います。私たちは行政にいながらも、リアルタイムのものをすべての、これは放送、紙媒体を問わず、情報通信という形で国...全文を見る
○原口国務大臣 いや、すばらしい質問だと思います。ありがとうございます。  というのは、依存と分配の反対は何かというと、自立と創造なんですね。私たちは、OSでいうとリナックス型の政党を目指してきたわけです。そのリナックス型が、こういう権力を囲い込んだり、何かしら税財源を自分たち...全文を見る
○原口国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○原口国務大臣 本法案の提出に際して、議員各位の御努力と御熱意に対し、深く敬意を表するものでございます。  政府といたしましては、過疎地域の現状にかんがみ、本法律に異存はございません。  御可決いただきました暁には、その御趣旨を踏まえて適正な運用に努め、過疎地域の自立促進を図...全文を見る
○原口国務大臣 過疎地域自立促進特別措置法の一部を改正する法律案について委員長提案の御決定をいただき、まことにありがとうございます。  これに関して、過疎対策の推進による過疎地域の自立促進に関する件としていただいた、ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまい...全文を見る
03月03日第174回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(原口一博君) 遅刻をしました。本当に申し訳ございませんでした。以後、反省申し上げます。(発言する者あり)
03月04日第174回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(原口一博君) 櫻井さんが地域金融や中小企業、あるいはつらい立場の方々に今まで思いをはせて、そして活動をされてきた、その中からの御発言だと思います。  地域が計画をしているものと、それから中央政府の方針とが違うときに様々なそごが起きる、だから地域の声をしっかり受け止め...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 枝野大臣が答えたとおりでございますが、横ぐしの機能が少し足りなかったのではないかということでございますが、まさにその横ぐしの機能を持っているのが私たちの行政評価局、それから監視の機能でございまして、この間何をやったか。五代連続の特定ポストに関する府省庁の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 中井大臣に加えて谷合委員にお答えいたします。  今回、特別低かったかというと、そうじゃないんですね。二パーぐらいだったのは、特に三陸沿岸の三県三十六市町村、随分頑張っていただいて今おっしゃる六パーになっている。実際に避難所に避難した方だけではなくて、高...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ハイチの判断についてはもう両大臣がお話をしたとおりですけれども、このハイチの地震のときも、私たちは、IRT、国際消防救助隊というものを待機をずっとさせました。インドネシアで世界で真っ先に駆け付けたのがこの消防庁が持っている国際消防救助隊です。今の委員の御...全文を見る
03月05日第174回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(原口一博君) 澤委員にお答えいたします。  あの後、コンプライアンスの担当の方々と検討いたしました。野党時代の献金であり、何の問題もないということでございますが、私はあのとき返還も含めて検討したいということを申し上げたわけで、法的には何の返還の義務もございませんが、...全文を見る
03月08日第174回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  私は、現物給付は基本的に国、それからサービス給付はその地域の方々の実情を分かっている市町村、それがそれぞれの財源でやるべきだと、こういう考え方です。その上で、群馬県については是非御理解をいただくように、今回、平成二十二年度において...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  地方の財源が足りない、その認識は同じです。だから、今年一・一兆円の交付税の増額、自由に使えるお金をお願いをしているわけです。そして、この子ども手当については四大臣合意というのを作りまして、先ほど申し上げたように、地域主権戦略会議、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  五十歳といえば、委員もこのごろ五十歳になられたばっかりということで、本当に大変コストが掛かるところでございます。昨今の経済情勢にかんがみ、雇用を保障することが重要な課題であると認識をしております。  こうした認識を前提としつつも...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほど答弁を申し上げたとおりでございますが、一方で私は原口ビジョンの中で、二〇二〇年、高速ブロードバンド網を全世帯にということを申し上げています。いろいろお話をすると、これまで随分苦労をして、これからNTTは何とかなるんだという思いをお話しになる方もいら...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  あくまでこれは一般論ですけれども、同一労働同一賃金、そして雇用は保障されなければいけないというふうに思います。  先ほど厚労省がお話をしましたように、法令を遵守する、法令の中で違反の事実があれば適時適切にそれを対処してもらえるも...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 事実をまず精査をしてみたいと考えています。
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  委員も御存じのように、総務大臣としては、個別の司法の判断について具体的なコメントは差し控えたいと思います。  ただ、雇用関係については、NTT東西に限らず、関係法令等を遵守し、適切に運営される必要がある、そう認識しています。NT...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  一般論として、雇用に関することはNTTの経営の自主性を尊重し、政府が労働条件等労使間の自主決定に介入すべきでないと認識しています。  ただし、今委員がおっしゃったような違法行為があれば適切に是正がなされるべきであり、NTT東西に...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 働く人を大切にしない経営というのはあり得ないんです。そういう観点から注視をしていきたいと思います。
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  先ほどから原理原則を言っています。働く人の権利保障なくして企業なしなんです。雇用を保障しない企業体は、それは企業体とは言わない。これはあくまで一般論です。そういう原理原則でしっかりと注視をしていきます。
03月09日第174回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(原口一博君) 若井議員から、三点御質問がございました。  まず、これまでの公共事業のありようについてのお尋ねでございます。  都市づくりの専門家、地域づくりの専門家若井議員がおっしゃるとおり、これまでの公共事業については、補助事業や地方単独事業を中心に公共事業全体...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 金子議員から、六点お尋ねがございました。  まず、危機管理、そして政治姿勢についての御指摘がございました。  参議院の予算委員会の遅刻については、改めておわびを申し上げます。その上で、このようなヒューマンエラーが起きた原因究明を官房に命じ、そして、二...全文を見る
03月09日第174回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○国務大臣(原口一博君) 総務委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し上げます。  昨年十二月、新たな成長戦略として原口ビジョンを発表しました。緑の分権改革推進プランとICT維新ビジョンを二つの柱として、地域の自給力と創富力を高めるとともに、鳩山内閣の一丁目一番地の改革である地...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 提出者が御答弁されたとおり、運用についても、今の提出者の御趣旨に沿って、増改築についても新築のみならず含まれているという御趣旨だということでございますので、過疎債を財源として改装や増築をする、今までの古い図書館についても適用できるように運用面でもしっかり...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) この過疎法の一部改正については、各党各会派で本当に熱心な御議論をいただいて国会でこういう形にまとめていただいたと、まずはそのことに総務大臣として熱意と御努力に感謝を申し上げたいと思います。  六年という期限をどのようにとらえるかという御質問でございます...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全く同じ認識を持っております。先ほど申し上げましたように、安全、安心な食料や水の供給、エネルギーの提供、国土の保全、災害の防止、それからやはり地域の文化あるいは伝統の継承と、大変大事な地域でございまして、委員がおっしゃるように、第一次産業の振興、地域の創...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと思います。
03月09日第174回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(原口一博君) 地域主権推進を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を述べます。  地域主権の確立は、鳩山内閣の一丁目一番地の最重要課題です。明治以来の中央集権的な体質から脱却し、この国の在り方を民主主義の基本に立って大きく変革していくことが必要です。日本国憲法...全文を見る
03月09日第174回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(原口一博君) 荒井委員にお答えいたします。  基本姿勢は、郵政事業における国民の権利を保障する。郵政事業というのは極めて公益性の高い、そして地域性も、それから委員がよく御存じのように、郵貯法、簡保法一条にあるように、広くあまねくひとしく貧しき人も簡易保険に入って、そ...全文を見る
03月10日第174回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(原口一博君) 平成二十二年度地方財政計画の概要並びに地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  まず、平成二十二年度地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  本計画の策定に際しては、極めて厳...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 加賀谷議員から八点お尋ねがございました。  尾崎咢堂公のお言葉を引かれて、そして県議として五期連続、一貫して地域の発展に貢献された議員に心から敬意を表します。  小泉構造改革の評価についてでございますが、これはトリクルダウンといいまして、だれかが一点...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 礒崎議員から六点お尋ねがございました。  まず、危機管理担当大臣としてもう少し職務に専念すべきとのお尋ねがございました。参議院予算委員会の遅刻については、改めておわびを申し上げます。そして、二度とこのようなことが起こらないよう三重の対策を講じたところで...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 西田議員から六点お尋ねがございました。  まず、地域主権についてでございますが、政府が今国会に提出する地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案の中では、地域主権改革についてこのように書いています。日本国憲法の理念の下、住民に身近な行政...全文を見る
03月10日第174回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(原口一博君) 藤末議員にお答えいたします。  政治資金規正法は、その趣旨は、広く国民に公表することによって政治活動の自由を保障することにあります。それが、今委員がおっしゃるように、事があるたびに改正されてきた。そのために非常に分かりにくい。つまり、接ぎ木をしているわ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに委員がおっしゃるとおり、法律に書かれておるわけでございます。このことをどうするかということは、まさに政党活動、政治活動そのものにかかわることでございますので、各党各会派の御議論を待ちたいと、こう考えております。
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  政治資金規正法は、政治資金のありようをつまびらかに国民にお見せをして、そして政治活動の自由、そして様々な活動を国民が審判していただく、そういうシステムであります。ですから、今委員がおっしゃるように、政治活動の中身を積極的に開示をし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  委員はこの問題に大変熱心に取り組んでくださって、例えば八王子市においては、十六年参院選挙で三万八千七人だったものが、支所、出張所七か所に加え駅前に設置したときには、十七年衆院選で五万一千七百二十人まで、十九年参院選では六万一千五百...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変意欲的な数字でいらっしゃいますが。  公職選挙法においては、期日前投票日は、市役所、町村役場又は市町村の選挙管理委員会の指定した場所に設けるというふうにされています。そこで、平成二十二年度当初予算においては約三十二億円、率にして二四%増という予算を...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 総務大臣届出分のほか、都道府県選挙管理委員会届出分についても、今の不動産の保有ということで調査をしました。収支報告書の要旨を確認しましたところ、平成二十年十二月三十一日現在で三百二十四団体が不動産を保有しております。
○国務大臣(原口一博君) これは、党別といっても、これ政治団体で土地の保有は認められているわけですけれども、どの団体名でどの党かというのはなかなか見分けにくくて、ただ、このうち国会議員関係政治団体は二十一団体、うち現職の国会議員にかかわるものは十二団体であり、様々な党派の方がいら...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  委員がおっしゃるように、インターネット献金しっかりやるためには、本人認証、これがとても大事だと思います。その上で、現行法どうなっているかと申しますと、政治団体の会計責任者には会計帳簿に寄附者の氏名、住所、職業、寄附金額、寄附年月日...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) インターネットによって広く国民から個人寄附が寄せられ、それにより政治活動が支えられる、極めて大事だと思います。その上で、委員からの御提案については、違法となる寄附というのを未然に防止するという観点からも大事だと思います。  ただ、御指摘のような義務付け...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  これ、政治資金規正法上は寄附の返還については特段の定めはございません。  なお、一般論として申し上げると、政治資金規正法においては、政治団体がいったん寄附として財産上の利益を収受したのであれば、収受した寄附は収入として、後日寄附...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これはあくまで一般論でございますけれども、特段の定めがございませんので、いわゆる財産上の利益の収受についてはもちろんその合意というものが前提となると思います。
○国務大臣(原口一博君) 政治団体アピール21は、これはまさに政治団体でございまして、前の国会でもおわびを申し上げましたが、誤記載がございました。民主党佐賀第一区総支部へ寄附された金額を誤って別の団体と間違って記載をしていたわけです。政治資金収支報告書を公表して二日目にそれが分か...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) それは記事が誤っています、西田委員。情通研の座長であったのは、総務大臣の私ではありません。野党時代の私でありまして、そこを誤って書かれるとそれは大きな誤解を生みます。  委員も御案内のとおり、労働組合が政治団体をつくってそして活動をするということは、こ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 総理がお話をされたとおりでございますが、政治資金規正法もそれから公職選挙法も、まずは政治活動の自由というのが基でございまして、その中で制限があるということで、何か規制があってそれの抜け道という法律にはなっておりませんので、いずれにせよ改正については各党各...全文を見る
03月11日第174回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○原口国務大臣 石田委員にお答えいたします。  その前に、石田委員が平均的な日本人という認識は持っていません。(石田(真)委員「どういう意味ですか」と呼ぶ)選ばれた方であり、そして立派な市長さんであり、野党の筆頭理事時代も大変尊敬をしておりまして、言葉をはぐらかしたり、わかりに...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃっている意味はよくわかります。  つまり、設置は法律によって決まっているわけですけれども、法律というか、総務省顧問については総務省組織規則によって決まっておるわけでございますが、その中で明確な基準を私の中では立てて、あの記者会見でも申し上げていますけれど...全文を見る
○原口国務大臣 そこは、ちょっと委員と私は認識が一致しません。  というのは、例えば総務省の職員であっても、辞して選挙に出るということはだれでも保障されているものでございまして、私も田村議員から質問を受けたときに、この中ですぐ出る方が、どなたのことをおっしゃっているのか実はよく...全文を見る
○原口国務大臣 八代先生についてはやめていただきました。(石田(真)委員「それは本人がやめたと今言ったじゃないですか。何を言っているんですか。本人が辞表を出したと言ったじゃないか」と呼ぶ)ちょっとわからないですね。
○原口国務大臣 各専門調査員は、公務の機密保持の観点から非常勤職員の国家公務員として採用したものでございまして、内閣官房長官の指示を受けて、各府省において専門的知見に基づき適切に業務を行っているものと認識しています。  私たちは、前回もこの場で御答弁させていただきましたけれども...全文を見る
○原口国務大臣 自公政権時代はもうあったんじゃないですか。だって……(石田(真)委員「そんなこと聞いていない。給料をもらっているのかと聞いているんだよ。時間がないから、そのことだけ答えてください」と呼ぶ)いや、なかったんじゃないかとおっしゃったから。菅元総務大臣がいらっしゃいます...全文を見る
○原口国務大臣 支払っておりません。
○原口国務大臣 これは、一般職給与法第二十二条で、非常勤職員の給与については、一般職給与法上、給与を支給することができる旨の規定がございます。その旨の中で、内閣官房専門調査員に発令された者から、給与を受け取らない旨の意思表示がございました。そこで、給与を支給しておりません。  ...全文を見る
○原口国務大臣 委員も御案内のとおり、菅副総理が「大臣」という本の中で何を書かれたか私は存じ上げませんで、その一部を取り上げて著書における御主張についてコメントする立場にはございません。
○原口国務大臣 憲法に三権分立という規定はないというのは、そのとおりかもわかりません。しかし、従来の憲法解釈がおかしいという、その憲法解釈が何を指すものかわかりませんので……。  それは委員の御主張ですが、三権分立というのはしっかり守られるべきものであり、憲法が想定をする主権在...全文を見る
○原口国務大臣 憲法には、総選挙で選ばれた多数党が行政を実質的に、少数党の場合もあるんでしょうけれども、行政権を行使する内閣を組織するということでございまして、ここで言う「政権党は次期選挙までは「立法権」と「行政権」との両方を国民から託されたこととなる。」というのは、これは多分前...全文を見る
○原口国務大臣 本当に申しわけないですが、読んでいませんから、ここから先は想像で言うしかないのかもわかりませんが、恐らく議院内閣制の話をしているのではないかと推察されます。  それで、立法権というのは、何も多数党にだけあるわけではなくて、国会にあるわけでございまして、総選挙で選...全文を見る
○原口国務大臣 国権の最高機関たる国会で政権を担う、議院内閣制でともにその責任を持つ、政党として責任を持つということはあっても、立法権を政権党だけが独占するということはあり得ないと思います。
○原口国務大臣 ですから、真っすぐ答えるとすると、わからないというのが答えです。  私の認識は、先ほども申し上げたとおり、議院内閣制のことを言っているのかなと推察はされます。つまり、総選挙において多数党が、あるいは連立をつくって、その政党が内閣を組織する、そのことを言っているの...全文を見る
○原口国務大臣 これは、もう一回これを全部読んでお答えしますけれども、本当に一行たりともこれに触れておらずに、きのう御通告いただいて先生のホットラインというメルマガを拝見したところでございまして、今の御質問で大体先生の御懸念はわかりました。  つまり、私たちが政権をとったら、何...全文を見る
○原口国務大臣 秋葉委員にお答えいたします。  大変大事な御指摘だと思います。地域主権改革というのは、もう後は実行あるのみだと思っておりまして、その上で、今、幾つか重要な御指摘をなさいました。  一つは財源です。これは、キャンバスでいうと白地のキャンバスに、かく人はだれなのか...全文を見る
○原口国務大臣 お手元に、私の原口プランというか、地域主権戦略の工程表をお持ちだと思いますが、今もとても大事なことをおっしゃっていて、税財源のところ。  この間の第二回の地域主権戦略会議では、ちょうど二十二年度の夏のところに地域主権戦略大綱、こういうくくりがありますけれども、ち...全文を見る
○原口国務大臣 二点ですね。  国の出先機関の改革と都道府県の見直し、あるいは広域連合、道州制ということはしっかり入れ込んでいきたい。ただ、これは先ほどから何回も申し上げていますけれども、国、地方協議の場で協議しながら入れ込んでいく問題だと思っています。  と同時に、今度は、...全文を見る
○原口国務大臣 あくまで、これは国、地方協議の場での議論でございます。が、私はその可能性は大いにあるし、私だけでこれはできないことですから、私の意向としたら、道州制への射程というものがこの中にも入るべきだ、そう考えております。
○原口国務大臣 私は、そこで明記までは多分いかないんだろうと思っています。  何となれば、例えば今、関西圏でも広域連合、それから関東でもなさっていますね。これも相当長い年月がたちましたけれども、それでもまだ詰めるところがあって、これは上から八つの道州をぼんと乗せて、そして今のピ...全文を見る
○原口国務大臣 私も、一九九三年までは県会議員を六年間させていただきましたけれども、その中で権限移譲というのはずっと言われ続けてきて、そして二〇〇〇年、あれはある意味、エポックですよね。そのエポックがエポックとしてなかなか認識をされない理由はどこにあるのか。恐らく、もう委員がるる...全文を見る
○原口国務大臣 これは大事な視点ですね、行政評価。  ただ、総務省のトップとしては、行政評価局は今もういっぱいいっぱいしているんですよ、例の年金記録の第三者委員会。だから、ここはもうどこかでえいやと、私たちはいわゆる津田法案というのを出しまして、それで、二十年、三十年も前の記録...全文を見る
○原口国務大臣 そこは、今回の子ども手当の議論もありましたけれども、やはり補助金との関係なんですよ。補助金で国がナショナルミニマムを保障する、では、義務づけ、枠づけを本当に撤廃していいのか、ここでも議論がありましたね。  ここで税財源の改革と一括交付金化、補助金の改革もあわせて...全文を見る
○原口国務大臣 政省令でごまかすべきじゃないと民主党がずっと言い続けてきた。秋葉さんは民主党議員と言ってもいいぐらい、同じような主張をしていただいて本当にうれしいです。  その上で今の御質問ですけれども、まさにおっしゃるとおりで、これは先ほどから申し上げているんですけれども、白...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。大変本質的な御質問だと思います。  全く考え方を変えていることはありません、原則廃止。そのためにも、先ほど秋葉委員にもお答えをいたしましたけれども、枝野大臣のところと一緒に、仕分けの手法を用いて出先機関の仕事そのものを仕分けしていこうという...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  総理としては、そのようなお話をされたのではなくて、ただただ同じ仕事で二重行政になっているものを、それをそのまま移管するだけでは行政改革にはならぬではないかという意味をおっしゃった、私もその場におりましたので、そのように解釈をいたしました...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  平成十一年以来の全国的な合併推進は、もう十年余が経過したところでございまして、この全国的な合併推進については、現行合併特例法期限である平成二十二年三月三十一日までを一つの区切りとして、国、県による積極的な関与は廃止すべきだというふうに認識し...全文を見る
○原口国務大臣 これも大事な本質的な御質問だと思います。と申しますのも、何が受け皿かということで、小規模市町村は人口減や著しい高齢化の進行など厳しい状況にございまして、基礎自治体に求められる最低限の行政サービスの提供の体力があるかどうかということも委員の問題意識の一つじゃないかと...全文を見る
○原口国務大臣 これは、緑の分権改革を推進する上でも、市町村の役割分担と連携により、先ほど申し上げましたけれども、地域の自給力、創富力を広域的に高めていくことが期待できると考えておりまして、定住自立圏構想、これはたしか福田内閣のときにスタートしたんじゃないかと思います、源流は大平...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  例えば障害者の移動の権利のための法案、こういうものをつくったときも、移動の権利というのは一体だれが担うのかという議論をいたしました。その一方で、バス事業は、モータリゼーションが進展して輸送人員の減少が続いていて、総じて厳しい経営状況にござい...全文を見る
○原口国務大臣 先ほど遠縁と言いましたけれども、遠縁というにはちょっと遠過ぎるので、知り合いと改めておきます。私よりか自見さんの方が近いですね。申しわけありません。  おっしゃる認識を持っています。地域住民の足であるバス路線が廃止された地域にあっては、地域における生活がやはり不...全文を見る
○原口国務大臣 私も福田筆頭の地元へ行きましたが、広いですね、本当に広い。  おっしゃるように、複数の市町村間を結ぶバスについて、これはなかなか厳しい状況でございまして、合併市町村のバス路線の維持に対する財政支援、例えば民間バス事業者の運行を維持するための運営費補助、これは合併...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  松阪の市長さんが何を憤っておられたか、私はわかりませんけれども、地方の財源をふやし、中央政府が独占をしているさまざまな義務づけ、枠づけをなくして、そして、まさに現金給付は中央政府、そしてサービス給付は地方にやっていただく、この考えに変わりは...全文を見る
○原口国務大臣 柿澤委員は正確にお話をされていますが、心配をされている三重県の松阪ですか、どういう御心配なのかわかりませんが、この絵でかいている主張は、子ども手当は地方負担をさせません、地方の負担は入れませんというのを私が出しているので、地方がさまざまなサービスを行う、いわゆるサ...全文を見る
○原口国務大臣 まさにそこが今回議論をしたところでして、この二十二年度の絵のところにもございますように、子ども手当の中には絶対に地方負担を入れさせないというのが私のスタンスだったわけです。  それはなぜかといえば、来年はこれが二倍になるわけですから、ことし、子ども手当の中に地方...全文を見る
○原口国務大臣 柿澤委員がおっしゃるように、まだ古い政治の残滓は、正直ありますよ。中央政府がやるんだから、地方などというものが文句を言う、恐れ多いだろうという意識がある限り、地域主権改革はできません。  子育てビジョンについても、私も政府の議論の中で申し上げたのは柿澤委員と同じ...全文を見る
○原口国務大臣 現行の児童手当の制度を残すということでさまざまな御議論がございました。  今委員が御指摘されたように、地方に過度の負担を与えないように、総務省としても厚労省に対して、その運営に当たって特段の配慮をするように求めていきたいと思っています。
○原口国務大臣 市町村の合併の特例等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、自主的な市町村の合併が引き続き円滑に行われるよう市町村の合併の特例等に関する法律の期限を十年間延長するとともに、市町村の合併が相...全文を見る
03月11日第174回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○国務大臣(原口一博君) 林委員におかれましては、本当にこれは一貫して御主張で、この長い間やはり改革がされてなかったと、私も同じ問題意識を持っております。  還付加算金の利率は、今お話しのように、国税、地方税共通して平成十一年度以降特例基準割合が適用されて、平成二十二年度中は四...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 土田委員にお答えいたします。  四か月前、委員のところへも行かせていただきましたが、まさに地域医療を支え、先頭に立ってくださっている委員、心から敬意を表したいと思います。  その上で御質問でございますが、やはり市町村の役割分担により二重投資の防止や既...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 当然、医療というものは公立病院だけでできるものではございません。民間の医療機関がしっかり支えてくださるからこそ、まさに国民の命の安心、そして健康への安心というものができるというふうに考えておりまして、ただ、効率的な経営を行ってもなお不採算となる経費につい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 言論、表現の自由は民主主義の基本でございまして、その守られるべき主体は国民でございます。  言論の自由を守るとりでとは、この表現、言論の自由を政治や行政といった権力から守るものでございまして、なお、表現、言論の自由は、放送や報道を自由に表現、発信する権...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 放送、報道から守ると申し上げたわけではありません。表現、言論の自由は、放送、報道を自由に表現、発信する権利のみならず、その受け手が健全な環境において情報を取捨選択できる、あるいはすべてひとしく情報にアクセスできる。つまり、国民の側が知る権利を、だれかは知...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 例えば、これは日本の中であるわけではないと思いますけれども、独裁国家において情報が一元的にだれかから一方的な情報が流されると、こういったものを想定しておるわけでございます。
○国務大臣(原口一博君) まさに澤委員がおっしゃるとおりだと思います。何かの名分で放送や報道に対して圧力を加えたり、このことをやめるように介入したりといったことは、かつてこの委員会でも、私、検証戦争責任のプロジェクトを持ち出してお話をさせていただきましたけれども、表現の自由が侵害...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 情報源のニュースソースは、その表現や放送、報道の自由にかかわることでございますから、それは秘匿をされるべきものであると、このように考えております。
○国務大臣(原口一博君) これは、委員の資料にそのときの問いと私の答えを正確に出していただいて、ありがとうございます。  問いは、捜査当局のリーク情報のみを基にした集中報道の在り方というものについてどう考えるかという問いでございました。つまり、報道が一色になって、そして一方的な...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 理解をしております。
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  先ほどイニシャライズをすべきと言ったところを、ちょっと委員、明確に申し上げておいた方がいいなと思いまして、これはイニシャライズ、つまり自分が、私が例えば公的機関、もちろんそうですね、総務大臣、総務大臣ということであれば総務大臣とし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) オフレコの懇談はほとんどしません。私は、やる場合は全部オープンで、人に言えないようなことは言いません。
○国務大臣(原口一博君) そんなことを言っているわけではございません。  例えば争いがあって、一方向と二方向があって、一つが権力側であるとしたら、その権力側が、これは私たちはないという前提で言っているんですよ、その権力の側が自分を有利にするためにオフレコで、自分の身分をはっきり...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、この総務委員会でも数次にわたって御議論がございました。  通信と放送、その事業者が相互に乗り入れるという状況になったときに、大きな資本が、例えば今の放送の場合には、新聞と放送局、これが新聞社がバックアップしてつくっていますけれども、それさえも壊...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これはいろんな御議論があると思います。私がこのクロスオーナーシップ規制ということで、これはFCCと民主党のマニフェストには書いてあるんですが、私はこのFCC的なものをつくるべきではないという、いわゆる規制としてのFCCではなくて、言論のとりでとしてのもの...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 例えば今お話のありましたTBSの場合は、前は毎日新聞が株を保有をしていたというふうに思いますが、今はその保有はないというふうに認識をしています。それぞれ株の保有率については調べれば分かりますが、大きなものはないと思います。
○国務大臣(原口一博君) 編集の自由はそれぞれの放送局にあるものであって、侵すべきではないというふうに考えています。
○国務大臣(原口一博君) 放送法の第三条、「放送番組は、法律に定める権限に基く場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。」と、これはとても大事な条文なんですね。私はそのことを踏まえて、逆にその干渉されないものが、だからこそ一つの資本で言論を一つに統制されてしま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) かつての言論の一色統制は、私が国会の議事録や当時の歴史資料に当たったところによると、これは暴力によるものでした。軍部の暴力あるいは権力の暴力でした。しかし、言論の統制って軍部や暴力だけかなと思うと、今は逆に言うと、これだけ格差が広がり資本の差も広がってく...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ニュース又は情報の頒布を業とする事業者とは、条文中に挙げてございます新聞社や通信社のほか、例えば出版社が挙げられます。  お尋ねの通信事業者については、電話や電子メールなど、他人に通信を媒介するサービスのみを提供する限りにおいては情報の頒布を業とする事...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 融合という言葉使ってないですよ。
○国務大臣(原口一博君) ありがとうございます。まさに委員と同じ問題意識を持っています。  健全な競争、そしてしっかりとした言論や放送や報道の自由、これを守っていくことが私たちの目標であって、規制することが目標ではありません。クロスオーナーシップ規制については、この参議院の総務...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地上波の基幹局……
○国務大臣(原口一博君) メディアという場合、ありとあらゆるメディアを指しております。ただ、ここで私が申し上げた問題意識は、主にインターネット、つまり放送や新聞といったものよりも、逆に言うと、インターネットメディアでプラットホームだけ提供をすれば、プラットホームをつくっている、つ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) それでよろしいです。もっとここ正確に、これは話し言葉なんで、放送、通信というふうに言うのが正確であったと思います。
03月12日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○原口国務大臣 井戸委員にお答えいたします。  算定ミスがあったのは平成二十年度、つまり、さっきの小泉さんのように、前の政権のことだとは言いたくないんですけれども、前の政権のときのミスでございます。  これはどういうミスかというと、地域活性化・生活対策臨時交付金の合併市町村の...全文を見る
03月12日第174回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  二〇〇五年においては、これから公社を郵政株式会社にどうするかというその試算を出しているわけでございまして、今回、もう民営化をした会社でございます。あのとき私たちは、今回の見直し案と同じように郵政事業における国民の権利をどのように保...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 弘友和夫委員にお答えいたします。  友愛政経懇話会の平成十七年分から平成二十年分までの収支報告書及び寄附金控除に係る会計書類を確認いたしましたところ、昨年六月三十日の訂正前の収支報告書に明細が記載されていた寄附者の人数は、平成十七年分から平成二十年分ま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 弘友委員にお答えいたします。  この新聞には、「総務省から返還指導を受けていることが判明している。」と書いておりますが、友愛政経懇話会の収支報告書の訂正により削除された寄附にかかわる寄附金控除のための書類の返還については、法に定めがございません。総務省...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは一般論で、もう弘友委員も御案内のとおり、総務省は形式的にそれを受け付けて、その中身について審査する権限もなければその真偽を云々することもできませんので、そのことは是非御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(原口一博君) 大門議員にお答えいたします。  先ほど長妻大臣が御答弁しましたけれども、地方は非常に厳しい財政状況でございますので、譲渡価格など、地方への譲渡に係る条件整備を詰めていくに当たっては、地方の声や今申し上げたような厳しい財政状況、そしてその訓練の必要性、こ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 渕上委員にお答えいたします。  まさにおっしゃるとおりだと思います。公的支出の三分の二は地方の支出でございます。地方の声、今回、中期財政フレームを検討する会合の中には神野先生のお弟子さんであるとか、あるいは地域主権を担う担当が入っておりますけれども、更...全文を見る
03月15日第174回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(原口一博君) 大事な御指摘をありがとうございます。  これはもう自治体任せというよりか、不断の行政改革に取り組む中で、自主的に、関係する公益法人、この見直しに取り組んで地方公共団体がいかれることはとても重要だと考えておりまして、総務省といたしましても、随時、地方公共...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大事な御視点だと思います。  地方自治体、今地域主権ということで進めていますが、行政をある意味共通化できるところもあります。それから一方で、電子政府化、これも目指していますけれども、霞が関クラウドのようなもので一点に集めてそして様々な行政コストを削減す...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  議員も私も地方議会の出身ですが、地方議会は大変、民主主義の学校、とても大事な役割を果たしておりまして、地方議会議員の職務の重要性を勘案してこの地方議会年金制度は政策的に設けられたものでございまして、これは、私の思いとすると、何とか...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 若林委員に御答弁申し上げます。  まさに、委員がおっしゃるように、農は命、農は礎、民族の苗代でございます。私も農協青年部の一員で春と秋に肥料配達をします。そうすると、だんだんだんだんその量が減ります。そして、配達先がなくなります。こういうものを目の当た...全文を見る
03月16日第174回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○原口国務大臣 おはようございます。  野田代議士におかれましては、全国最年少、三十四歳の市長さんとして、私ももう二十年近く一緒に歩いてこれたことをまず心から誇りに思いますし、市長さんの時代にお書きになった、地方に帰って市長になろうじゃないか、あの御本は私にとっても今でもバイブ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  委員がおっしゃるように、公共サービスを提供できる、公共サービス基本法というのをさきの国会で、この総務委員会で成案をつくっていただいて、そして議員立法で成立させていただきました。公共サービスの最低のラインというのはやはりあるんだと思います。そ...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  まさにおっしゃるとおり、私たち自身が、あるべき国の姿、明治維新以降、一回中央にお金を集めてそれを地方に分配するという、ある意味ピラミッドの構造をしていました、そのピラミッドの構造を、反対に今、市長さんの時代になさったように、どこからでも...全文を見る
○原口国務大臣 今委員がお話しになった三つの合併、大変的確な御指摘だと思っています。  平成の大合併は、確かに地方分権の受け皿、このことで大変な御議論、そして御努力をいただいた、まずここに敬意を表したい。  その上で、では、なぜ住民に対して合併のメリットが感じられていないか。...全文を見る
○原口国務大臣 全く同じ認識でございます。  いいことだけを言えば、もちろん合併の効果というのはこれから十年、二十年して出てくる。しかし、合併の効果が今出ていないのはなぜかということをしっかりと総括する、それが大事だと思っています。  なぜ出てこないかというのは、先ほどの創富...全文を見る
○原口国務大臣 まさに委員がおっしゃるように、合併して中心部だけ栄えたというような話がございます。したがって、今後どうするか。  国、県の合併に対する積極的な関与、これはもうやめよう。ただ、自主的な合併を選択する市町村については、合併を円滑化するための特例を内容とする合併特例法...全文を見る
○原口国務大臣 憲法九十二条に明定されている自治の原則、これは住民自治、団体自治、補完性の原則、こういったものがございますが、今最も大事で欠けたものは、今おっしゃる住民自治のところだと考えています。  そのためには、住民参加のあり方、これを地方行財政検討会議においても検討してお...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます、大変本質的な御議論をいただいて。  私たちは、マニフェストを変えたという考え方を持っているのではなくて、むしろ逆に、進化をさせてきた。つまり、自治というものは、中央政府がこの形だと一方的に決めて、上からばさっと押しつけて、こんなものだ、これ...全文を見る
○原口国務大臣 本当に谷議員とのやりとりは、本質的で、私の考えも深めさせていただいて、まずお礼を申し上げたいと思います。  その上で、国、県、市でそれぞれ事務主体が違うことによって、国が企画をして実施をしたり、県や市がダブルでやっていたりして、多くの不都合が起きているというふう...全文を見る
○原口国務大臣 私は、この平成の大合併は、もちろん、先ほどるる御議論がございますように、メリットだけじゃなくてデメリットについても公平に見ていかなきゃいけないというのは事実だと思います。  ただ、その上で、合併をしたものをどう生かすかという視点もとても大事だ。ですから、基礎自治...全文を見る
○原口国務大臣 まさに、そこが補完性の原則なんだと思うんですね。  今も委員がおっしゃったように、千人規模の自治体で果たしてそれができるかどうかというのは、私はかなり多くの議論が必要なのではないかと思います。では、そのサービスをしなければ、権限、財源はもらわないのか、もらえない...全文を見る
○原口国務大臣 私は、谷委員と考え方はすごく似ていると思います。  私自身は、保育のサービスも住民に身近なところでやるべきだと。前から申し上げているように、現金給付は中央政府、サービス給付については地方政府、自治体がやることが一番いいと。それはもうおっしゃるとおりで、嫌なものは...全文を見る
○原口国務大臣 これは、さまざまな国の形を考えるのに、歴史や成り立ちと無縁のものはないというふうに考えているんです。ぶれととらえられるというのは、ある意味私たちの真意ではございません。  何を説明すればわかっていただけるか。例えば、コンピューターと脳のニューロンの違い。脳は、熱...全文を見る
○原口国務大臣 きのうも論説懇をやらせていただきましたが、その理解は正確ではございません。  私は、行政刷新会議の議員を兼ね、政府税調の会長代行でもございます。もちろん、総務大臣としての行政評価で勧告の方向性の指摘をやりまして、今後のGPIFの運営のあり方の検討のためのGPIF...全文を見る
○原口国務大臣 これは総務大臣としても、行政刷新、あるいは税調の代行としても申し上げているのは、キャッシュフローマネジメントです。つまり、お金を寝かせない、資産の有効活用こそ大事だと。特に、先ほどこれは年金でも、真の意味での安全運用というのは何かというと、資産運用の中心である国債...全文を見る
○原口国務大臣 本当にありがとうございました。谷委員を初め皆様の御熱意と御努力がこの過疎法をよりよいものにしていただいたと思います。  その上で、先ほどおっしゃるような、ネガティブのリストみたいなものをつくって、それ以外は大丈夫だというような形をぜひ検討させていただきたいと思い...全文を見る
○原口国務大臣 そのとおりでございます。
○原口国務大臣 八代先生については、元衆議院議員で、元郵政大臣でございます。総務省が抱える諸課題、特に情報通信、郵政、それから委員も御案内のとおり、障害者基本法の起草者であります。私と一緒に、当時は八代先生は自民党でいらっしゃいましたけれども、障害者基本法をおつくりいただきました...全文を見る
○原口国務大臣 八代先生の名誉のためにも明確に反論します。  八代先生は、事業仕分けにおいて、例えば行政の電子的に申請するシステムについてもいろいろな経緯を御存じでした。やはり大臣をやったというその知識はほかの人にはかないません。しかも、政権与党でもってこれまでやってこられた。...全文を見る
○原口国務大臣 委員、この方は元郵政大臣ですよ。郵政大臣なんですよ。だから、総務省顧問という、それも私はしっかりとした肩書だと思いますけれども、郵政大臣をされて、そしてこれまで自民党の中でも数々の御貢献をされている、そのことをぜひ御理解いただければというふうに思います。  私も...全文を見る
○原口国務大臣 もうおやめいただきましたから、総務省の顧問についてはホームページを削除していただきたいと思います。
○原口国務大臣 いずれにせよ、すべて国民の税金ですから、しっかりとした明確な基準、それから厳しい精査の上で、まさに顧問については、委員もお話しのように、国民にどのように役に立つか。地域主権改革、さまざまな工程表もつくらなきゃいけない、あるいはこれまでのお知恵もいただかなきゃいけな...全文を見る
○原口国務大臣 十三でございます。
○原口国務大臣 総務大臣に就任後、政務三役の主宰において新たに研究会を、先ほど申し上げたように十三立ち上げたわけですけれども、委員も御案内のように総務省というのは物すごく広いんですよ。ICT分野、あるいは消防防災、それから地方自治、または行政評価。むしろ地域主権のところについて言...全文を見る
○原口国務大臣 赤澤委員と同じ問題意識を持っています。  先ほど重野委員にもお答えしましたけれども、やはり検証しなきゃいけない。それも、少し長い目で見ながらの検証というのも必要かなと思います。大変な思いをしてここまで、合併にたどり着いてくださったところもたくさんあるわけでござい...全文を見る
○原口国務大臣 失礼しました。  今おっしゃるように、そういう意見が出てくるのは何かというと、これは本音ベースで話をしてみると、ある意味兵糧攻めされたんだ、ないそでは振れぬ、しようがなく、財政的な意味でも合併を迫られたんだということをおっしゃる方は私も何人かお会いをいたしました...全文を見る
○原口国務大臣 先ほど少し言いかけましたけれども、やはりメリットとすると、専門的な職員、例えば栄養士さんとか保健師さんとか土木技師さんとか建築技師さん、司書さん、そういう方々について、合併前の各市町村が配置していた職員数と比較して、合併後の職員数の方がはるかに充実した。  ある...全文を見る
○原口国務大臣 要するに、一区切りするという意味は、国や県が積極的に関与してこうしなさい、ああしなさいと、先ほど委員がお話しになったような、財政的にも非常に厳しい中で地方の選択肢を奪うような合併を上から押しつけるようなことはやめましょう。  ただ、先ほど谷委員の御質問にもお答え...全文を見る
○原口国務大臣 まさに権限や財源の移譲という形で行っていくことだと思います。それからもう一つ、手法ということで言えば、もう御提示をさせていただいておりますが、緑の分権改革ということで、みずからの地域をはぐくむ富をつくっていく創富力、これがキーワードになると思います。  今までは...全文を見る
○原口国務大臣 今御議論のところが、先ほど谷先生の質問の本質のところだったと思います。つまり、権限だけは欲しい、ただ提供できる公共サービスはこれだけに限りますよということでは、それは中央政府としても、財源までお渡しをするわけですから、なかなかそれには応じることができないのかな。 ...全文を見る
○原口国務大臣 その前に、地域主権戦略会議はシンプルでして、これは鳩山総理が議長で、私が補佐をして強力に進めてまいります。  その上で、お尋ねですが、GPIFについては勧告を二十一年十二月にいたしました。  そのときの主な指摘事項は、運用受託機関について、運用実績等を勘案し適...全文を見る
○原口国務大臣 これは私のメッセージじゃなくて、ポートフォリオについては適時適切に見直さなきゃいけないということが書いてあるわけです。つまり、何が起ころうが何にもしない、何も議論しないということは、簡単に言うと、将棋をやっていて、相手の手を見ずに歩を打つようなもので、それだったら...全文を見る
○原口国務大臣 歌を楽しみにしております。  おっしゃるように、大都市部を抱える都道府県は、率直に言って、面積が小さな市町村が数多く存在していまして、行政サービスの受益と負担の間に乖離が見られています。公共施設の円滑な利活用や一体性のある広域的なまちづくりの観点から、合併や広域...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘だと思います。交付税についても、これも限りある資源でございますので、最適配分というものがとても大事だと思います。  もちろん、委員がおっしゃるように住民自治、決定というのはその地域にあるわけです。しかし、野方図にさまざまな施設を各自治体がとれば、これ...全文を見る
○原口国務大臣 ポスト集中改革プランということでございますが、対象期間が終わる平成二十二年度以降についても、引き続き各地方公共団体が自主的に行政改革に取り組むことが肝要だと思います。  今後、自主的な取り組みを支援するとともに、前も御答弁申し上げましたが、地方自治体も電子政府化...全文を見る
○原口国務大臣 まさに地域コミュニティーを住民一人一人が参加してつくる、これが国づくりの基本であり、地域づくりの基本である、ひいて言えば、民主主義の基本だと考えております。  そこで大事なことは、合併の中にも、先ほど特例区の例を出させていただきましたが、そういう制度的な支援とと...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘だと思います。市町村合併がある程度うまくいったところは、委員が御指摘のように、一部事務組合等の共同処理、つまり、一緒にやっているという実績があったからなんですね。道州制というのも、単にやると言っただけで、僕はそこにはいかないと。全く同じ認識を持っていま...全文を見る
○原口国務大臣 これは、地方議会の議員年金については三つの案を出させていただきました、残念なことに廃止ということも選択肢として、A案、B案。  つまり、これは、一気に合併が進んで、年金を払ってくださる地方議員の数そのものが減っていますので、市町村については二十三年、都道府県につ...全文を見る
○原口国務大臣 地方公務員等共済組合法においては、組合員の範囲は原則として常勤職員とされています。  その一方で、地方六団体からも、地方議会の議員の身分をしっかりと保障し、確定すべきじゃないかという御提案が来ておりまして、そことの関係で、どのような財政的な措置がふさわしいのか議...全文を見る
○原口国務大臣 大変真摯な御議論をありがとうございます。  やはりこれは地方議会の位置づけ、あるいは、今、地方政府基本法というものをつくって皆様に御議論いただきたいと考えておりまして、その中でもしっかりとした位置づけがあればそこの支え方というものも必然的に導き出されると思います...全文を見る
○原口国務大臣 西委員の御指摘は、大事な御指摘だと思っています。  この要件、人口五万人以上とか、全戸数の六割以上が中心市街地を形成、全人口の六割以上が商工業その他の都市的業態に従事するか、その者と同一世帯に属する等の要件を備えていなければならない、これが市となるべき普通地方公...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  まさにこれは例示でございまして、先ほど前段で委員がお話しになりましたように、多様な地域の担い手としての市町村を私たちはつくっていきたい。そして、地域主権型社会の基本は市町村であって、地域主権戦略工程表、原口プランにお示しをさせていただいてい...全文を見る
○原口国務大臣 今の委員の御質問に例えるならば、船を解体したわけでも、スクリューやエンジンの速度を緩めるわけでもございません。逆に言うと、もっともっと住民に近い、快適な船にしていこうというのが今回のものでございます。  合併円滑化の観点から、合併算定がえ、合併前の交付税を一定期...全文を見る
○原口国務大臣 この特例法によって、いわゆる平成の大合併については一回総括をしよう。そして、その上で、今委員がおっしゃるように、自主的に合併を選択しようという市町村から求めがあった場合には、合併を進めるに当たっての留意点、取り組むべき課題、あるいは合併後のまちづくり等について助言...全文を見る
○原口国務大臣 とても大事な御視点だと思います。つまり、責任の所在がどこにあるか、これはとても大事なところで、全国各地の取り組み事例について情報提供に努めるほか、選択肢を追加し、広域連携が進展するよう、今回、委員会の事務局や内部組織などの共同設置を可能とするための地方自治法の改正...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘をありがとうございます。  地域主権改革とは、今委員がお話しのように、地域のことは地域住民がみずから決定し、その責任を持つことでございます。そのためにも、住民に身近な行政は、できるだけ住民に近い基礎自治体が担うことが基本でございます。  一方、市町...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員にお答えいたします。  市町村合併は相当程度進展しました。大変な御苦労の中で進めていただいた皆さんに、改めて敬意を申し上げたいと思います。  合併市町村においては、住民サービス提供体制の強化や少子高齢化に対応、つまり、ワンセットでできるわけですね、今ま...全文を見る
○原口国務大臣 先ほどもお答えしましたように、合併によってさまざまなメリットの部分と、それよりもはるかに地方の疲弊、経済や地域のきずなやコミュニティーの大変な疲弊、そして政策的な、地方に向かう独自財源の減少、こういったものを分けて考えなきゃいけないというふうに思います。  一方...全文を見る
○原口国務大臣 地方財政措置の大幅削減は全く考えていません。というのは、この一・一兆円だって、やっと一息ついた、ずっと下がり続けてきたわけですから、それが一息ついた。これですべてだとは思っていないわけです。むしろ逆に、私は、地方の独自財源をふやすべきだし、緑の分権改革やさまざまな...全文を見る
○原口国務大臣 行財政基盤を強化するということは、何も努力をしないということじゃないですね。むしろ、先ほど申し上げたように、電子政府化をしたり、クラウド化をして、これは目的ではなくて、行政改革をし、みずからも強い財務体質を持つということは何を意味するかというと、御一緒につくらせて...全文を見る
○原口国務大臣 そこは、頭とおしりがひっくり返っています。先ほど申し上げたように、良質な公共サービスを保障するために行財政基盤の強化が必要なのであって、行財政基盤の強化が合併の目的でもなければ、まさにゴールでもございません。  逆に言うと、私たちが何を目指しているかというと、例...全文を見る
○原口国務大臣 そこはさっきから何回も御答弁していますけれども、頭としっぽが逆転しないようにというのが私たちの基本的な考えです。  ですから、自主的な取り組み、私はその自負があるということはすばらしいことだと思います、みずからの地域の自主性やアイデンティティーを守りながら自分た...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  国家百年の計を立てるということは、とても大事なことだと思います。  その上で、これからの百年は日本はどう行くべきか、そこについて申し上げると、依存と分配の中央集権のピラミッド形を壊してそれぞれの地域が創意工夫ができる、先ほど委員は縮み...全文を見る
○原口国務大臣 国家の層は、簡単であればあるほどいいと考えています。つまり、依存と分配のピラミッドの、こういう縦であればあるほど弱い。先ほど脳とコンピューターの違いについてお話をしましたが、変化に対応できるシステムというのは多層構造なんです。つまり、リナックス型で、オープンソース...全文を見る
○原口国務大臣 だから、脳とコンピューターの違いをお話ししたわけです。  つまり、プロジェクトごとに、私は道州というのも一つの形態だと思っているわけです。ただ、道州が実現できる価値が一体何なのかというと、恐らく経済的な価値なんだろうと思います。橋下さんがおっしゃっているように、...全文を見る
○原口国務大臣 その前に、先ほどのあれで言いますと、本当に道州制を射程に入れようとしたら、私たちが考えているようなやわらかいシステム、変化にいつでも対応できるシステム、ぜひこれはシステム論で後で御議論したいと思います。そっちの方が先に行くと思います。  それから、議員年金につい...全文を見る
○原口国務大臣 私たちはマニフェストにおいて、すべての年金を一元化したい、そういうことを約束しているわけです。その上で、これは国会議員年金もそうですけれども、地方議会の議員年金も国民の御理解なくして存続することはできません。国会議員年金についてはもうなくなったわけです。国民の理解...全文を見る
○原口国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと思います。  ありがとうございます。     —————————————
03月16日第174回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  その前に、先ほど障害者政策、私もLADDの東先生と障害者の権利条約、それから基本法を作らせていただきました。まさに障害はその人の中にあるのではなくて社会の側にある、そして、それを取り除くことが必要だと。  人間の尊厳を保障するた...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにおっしゃるとおりでございまして、先ほど、参加なくして政策なし。障害者政策も今までは一方的に中央政府が作っていたんですね。でも、基本法を御覧になれば、あれは当事者の参加なくしてその政策はなしということにしています。それと同じなんです。  これは白地...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 変更がございません。この山場に向かっては幾つかあって、一つは、枝野大臣と一緒に出先機関の仕事自体を仕分をする。様々な困難がございますけれども、かなり大きな高い山坂であります。しかし、登り切ろうと思っています。
○国務大臣(原口一博君) 二点お尋ねがありました。その数値目標をどのようなもので盛り込むのかと。  例えば、この間私は、委員のお近くの、ちょっと北の方ですけど、岩手の遠野というところに行きました。そうすると、地域をつくる指標というのはどういうものがあるかなと。遠野物語で有名なと...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員も御案内のとおり、私は刷新会議のメンバーでもございます。地域主権戦略会議というのも刷新会議もトップは鳩山総理でございまして、総理の強力なリーダーシップの下で、事業自体の仕分を、私たちは行政評価の機能も持っていますので、ここで枝野大臣と一緒にリンクをし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりです。まずは仕事を仕分をして、そして地域でできるものは地域に。ただ仕事だけもらったり、あるいは人だけもらっても、そこに財源が付いていかなければ、あるいは権限が付いていかなければ、それは地方にとっては負担にすぎないわけです。  私たちは、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに委員がおっしゃるように、もう幾つも地方分権で会議がありました。道州制がなんだ、あるいは分権改革推進委員会だ。  この地域主権のエンジンなり司令塔は地域主権戦略会議です。これが司令塔です。そして、国、地方協議の場があり、地方行財政検討会議、あるいは...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、大変いい機会を与えていただいてありがとうございます。  やはり私は、地域主権改革というのは単に分権ではなくて、今委員がおっしゃっている、お一人お一人が社会に参加をし、きずなをつくり、ひいては国づくりだと思っています。自らの地域に対して愛情を注げな...全文を見る
03月17日第174回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(原口一博君) 丸川議員から二点お尋ねがございました。  まず、子ども手当に関し、国と地方の経費の負担についてお尋ねがございました。つまり、サービス給付は地方でやるといって、地方の財源だけでそれが足りるのか、地方が全部それを賄うのかというお尋ねでございます。  子ど...全文を見る
03月17日第174回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(原口一博君) 牧野委員にお答えいたします。  地方自治法の第二百三十八条の四で、行政財産は、その用途又は目的を妨げない限度においてその使用を許可することができると。また、使用料についても、第二百二十五条で、普通地方公共団体は、第二百三十八条、先ほど読みましたけれども...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地方公共団体が地方自治法に基づき庁舎の一部を職員団体の事務所として使用させ、条例に基づきその使用料を減免することは直ちに不適切であるとは言えないと、これは条例に基づきですね。だから、条例に基づいてない事例があるかどうか私は承知しておりませんので、また必要...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  庁舎等の行政財産については、地方自治法において、その用途又は目的を妨げない限度でその使用を許可することができると書いてあるわけでございまして、職員団体は、地方公共団体の許可を受けて庁舎のスペースを使用する場合にはその許可条件に従う...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地方公共団体において庁舎等の行政財産を職員団体に使用させている実態、これは把握しておりません。恐らく今までの政権も御存じないんだと思います。  それで、庁舎等の行政財産の使用許可の在り方については、やはり各地方公共団体においてそれぞれの実情を踏まえて判...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 牧野委員にお答えいたします。  これは法律と先ほど申し上げたような条例で決まっておるものでございまして、もしそれに反するものがあるというふうに思料する事例があれば、しっかりと地方公共団体に対してそれをただすようにしていきたいと考えています。
○国務大臣(原口一博君) 恐れ入ります。私も人事院が答えるものだと思いましたけれども、地方公共団体についても同じだと思料しています。
○国務大臣(原口一博君) 渕上先生にお答えいたします。  昨日、三月十六日ですが、交付決定した今年度の特交、特別交付税においては、国民の命を守るという観点から、災害等に係る財政需要を適切に反映することとしたところでございます。  委員が御指摘のように、昨年来の桜島の噴火により...全文を見る
03月18日第174回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○国務大臣(原口一博君) 法案の御審議をお願いする総務省の最高責任者として、参議院総務委員会が結果として取りやめることとなったことをおわび申し上げます。  今後、このようなことがないよう、私としても努めてまいる所存でございます。     ─────────────
○国務大臣(原口一博君) 私は接触を禁止すべきではないと思っておりますし、ましてや、委員長並びに筆頭理事始め委員の皆様には懇切丁寧な御説明と、そして御意見を伺うようにと、今日も朝、事務次官、それから官房長、総務課長に強い指示をしたところでございます。
○国務大臣(原口一博君) 世耕筆頭におかれましては、ツイッターでもいろいろ御指導をいただいております。これは、相手のメルアドが分からなくてもお互いにフォローし合えばそのメッセージが来る、あるいはそれまでのものとちょっと違い、人が割と同定できますので、非常に温かいメディアだなと、双...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員がおっしゃるのと同じ認識を持っています。  と申しますのも、この百四十字という制約、これは、日本の和の精神の中にある短歌でありますとか俳句でありますとか、様々な自然や情緒を短い言葉で切り取って、そして相手にささげるあるいは伝えると、こういう文化との...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、メディアはあくまでメディアでございますので、先日、日本で地震が起きたときには、私のツイートにアクセスしたのか、クラッシュというか、クラッシュじゃないですね、フリーズをしてしまいました。ですから、これに過度に頼り切るというのは良くない。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは二点あると思っています。  一つは、出るくいをやはりたたく、出るくいは引っこ抜かれるという風土の中では新たなアプリケーションは出てきません。自由で差別がなくて、そしてオープンソースであると、こういう風土をつくっていくことが大事だと思っています。 ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全く同じ認識を持っています。  つまり、プラットホームをつくる方が大変な利益を得て、そして一生懸命光を引いたりあるいはインフラを整えた人たちはなかなかそのゲームの中に参加できないということが起きているわけです。その理由は私どこにあるのかなと。昨日、スマ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変的確な御指摘だと思います。まさに、これはアメリカと日本という関係だけではなくて、だれかが自らの情報をストックして、特にウエブ二・〇、ポストウエブ二・〇の世界においては、知らぬうちにだれかのところに情報がストックされ、そして、それとそれを加工すればその...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにそのサーバーというのは、分散でリスクヘッジするものだというふうに考えています。  一方で、今日も政務三役会議で指示をしたんですけど、クラウドのコンピューターというと、もうものすごくきれいな部屋にお菓子のようなものを作って、そしてがんがんにコンピュ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全く同感です。
○国務大臣(原口一博君) これは本当に大事なことで、じゃ世界のデジタルコンテンツの中における日本のものってどのぐらいあるかというと、一〇%超えているんですね。これは何を意味しているかというと、今いわゆるお金の面だけでいうと私たちはよその国に遅れているかも分からないけれども、しかし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) もう答えを言うと、世界のダイナミズムの中で私たちは生きていくしかないです。それは大きな国ですから大きな市場があります。しかし、その市場の中だけで閉じていたら、私たちは今おっしゃるような規制に守られていてはスタンダードを失います。スタンダードを失うというこ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今、まさにそれをやらせていただいておりまして、医療でいえば、この間遠野に参りましたけれども、対面ということで、ICTを使って高齢者の方々がそこへ行かれて医療相談をされるということで、歩く距離が増えるんですね。歩く距離が増えた方々は、ものすごく血圧も下がり...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全くおっしゃるとおりで、今ごろITと言ったって世界に行っても分かりません。一体それは何ですかという話になってしまうので、ICTに統一できるように頑張りたいと思います。
○国務大臣(原口一博君) ありがとうございます。末松委員におかれましては、若いころから大変御指導をいただきましてありがとうございます、まだ県会議員の時代でございましたが。  国歌を歌わせていただきました。私は、国旗法、国歌法、日の丸は国旗であるという法律の提案者でございました。...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、平成二十二年度は国交省と農水省において、地方にとって自由度の高い交付金が創設されるものでございまして、ひも付き補助金ではございません。
○国務大臣(原口一博君) 今、委員がおっしゃったように、糸がどんな糸が付いているのか、私の認識は、そういうひもとか、まあ細いから糸とおっしゃったんでしょうけれども、そういう特定のものに恣意的なコントロールが入らないような、まさに地方が自由に自らの創意工夫でやれる、そういう交付金を...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ブロック助成金ですか。完璧な交付金に至るまでの中途の段階であると、そのように考えております。
○国務大臣(原口一博君) これは国と地方の協議の場でしっかりと議論をしていきたいと考えていますけれども、今委員がおっしゃるように、一括交付金というのはもう省庁の縦割りがあっては駄目だと思います。県会議員をさせていただいているときに水路の予算が来ましたけれども、この水路の予算がもし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 恐らく末松委員がおっしゃっているのは、特定の事業、特定の工事でも結構ですね、その算定額が決まった瞬間に、それはある特定の補助事業と変わらなくなるんじゃないかと、つまりひもが付くんじゃないかという、そういう意味だと思いますが。  私たちが申し上げているの...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) それは、やはり事業の継続性というのも考えていただかなきゃいかぬと思います。今まで補助事業を認定していて、そしていきなりあしたから、いやそれは補助、お願いをされた方があしたから、いやいや、もう今年からは一括交付金ですから別のことをやらせてくださいと。そこは...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私たちマニフェストで約束したのは、地方との協働の部分でいうと、できるだけ自由に、自由な財源を増やし、そしてそれぞれの地域で企画をし地域が責任を持ってやるやり方をもっともっと拡大しましょうねというのがマニフェストのお約束なんですね。  ですから、例えば具...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに国家全体の、それから国土全体の計画というものは地方の御協力なくしてはできないわけでございまして、またその計画も継続性あるいは一体性、簡潔性というものが大事だと思います。  私も国土の、あれは何全総のとき、委員をさせていただいて議論をしてきたことが...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) やっぱり構造を変えるときって両面ありますよね。私、委員がおっしゃるのはよく分かります。かねてからよく議論をさせていただいて、御指導いただいておりましたから。要するに、積み上げたもの、工程がなきゃ無理じゃないかと。  一方で、私たちは予算についても、例え...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これ、今年随分、委員、変えたんです。それは、今おっしゃったようなことはもう一切受け付けないと。党からの要望や様々な問題については、例えば過疎地に配慮をしてくださいとか、今年豪雪が多くございました。あるいは、亀井大臣や多くの皆様に御指導いただきながら連立政...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 又市委員におかれましては、本当に大変な御支援、御指導をいただきまして、まずお礼を申し上げたいと思います。  おっしゃるとおり、私たちは、この三位一体改革で大変な額が地方は削減されました。それが公共サービス格差という形になりました。五・一兆円のあの減とい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 元来控えめな性格ですので、控えめな数字を出してしまったのを反省いたしております。来年度においては更に、再来年度ですね、大きな額を要求したいと思います。  地方財政計画において、地方が自由に使える平成二十二年度の財源を増やし、当面の地方単独事業等が実施で...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりだと思います。  まさに、これまで削られ続けてきましたから、しっかり透明性を拡大をし、自治体が地域のニーズに適切にこたえられるように、今委員がお話しになったようなまさにこれまで算定されていないもの、あるいは準要保護児童生徒就学奨励費、特...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにおっしゃるとおりだと思います。  中期財政フレームというのは、この政権のまさに成否を決めるものでございまして、これは民主党だけの政権じゃなくて、社民党さん、国民新党さんとの連立政権でございますから、私が勝手に言わせてもらうんであれば、その中に両党...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに又市委員おっしゃるとおりだと考えております。  電波法第七十六条、無線局の運用の停止の命令は、これは行政手続法の規定に基づき、相手の任意の協力により再発防止を促す目的で実施するものでございます。これまで放送局に処分を実施した例はございません。 ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 平成二十二年度地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  本計画の策定に際しては、極めて厳しい地方財政の現状及び現下の経済情勢等を踏まえ、地域主権の確立に向け、地域に必要なサービスを確実に提供できるよう、地方財政の所要の財源を確保することで、住民...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  支え合う社会を実現するとともに、経済、社会の構造変化に対応し、国民が信頼できる税制を構築する観点からの税制全般にわたる改革の一環として、個人住民税における...全文を見る
03月18日第174回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(原口一博君) 御指名いただきましたので、委員長の御指名に従って申し上げます。  岩手県、山口県、大分県については指摘の事実は確認できておりません。愛媛県については確認中です。条例に基づいて使用料を減免していますが、光熱水費等の実費について職員団体から負担金を徴収して...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  昨日、条例なしに施設の減免をしているんじゃないかという御指摘で調べさせていただきました。全部の県に条例がございました。そして、チェックオフについては、今委員がおっしゃるように、法令にのっとり条例を設けて行われるべきものでございまし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  法律にのっとらないものがあれば、それはしっかりとされるべきだと思います。  ですから、昨日、先生がこの場で御指摘をされた庁舎のスペース等を条例を持たないで使っている、あるいは減免しているところがあるんじゃないかという御指摘でござ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 昨日もこれはお答えをいたしましたけれども、庁舎等の行政財産については、地方自治法において、その用途又は目的を妨げない限度でその使用を許可することができるものとするとされておりまして、また、行政財産の使用を許可した場合においても、条例の規定に基づき使用料の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今読み上げたとおりでございまして、民間の場合、地方公共団体が地方自治法に基づき庁舎の一部を職員団体の事務所として使用させ、条例に基づきその使用料を減免することは、それをもって直ちに不適切であると、そういうふうにはなっておりません。  庁舎の一部を職員団...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地方公務員の政治的行為の制限、私の場合は、教職員、これは所管でございませんので、地方公務員ということでお話をさせていただきます。懲戒処分をもって足りるとの考え方から、地方公務員法上、罰則を科さないこととされております。  なお、義家委員、公務員の政治的...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 荒木委員にお答えいたします。  本当に、お亡くなりになった方々、けがをされた方にこの場を借りてお見舞いを申し上げたいと思います。  平成十八年の長崎県大村市のグループホーム火災を踏まえて、消防法の施行令を改正しております。平成二十一年四月一日から施行...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  もう荒木委員がおっしゃるとおりです。私たちも平成二十一年十二月時点の全国の推計普及率は五二%だと考えておりますが、今おっしゃるような誤解というか誤ったものがあって、台所にだけ設置しておけばいいんだというお話でございますが、義務付け...全文を見る
03月19日第174回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○原口国務大臣 おはようございます。総務大臣を拝命いたしました原口一博でございます。  衆議院政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつ申し上げますとともに、選挙制度等に関する当面の重要課題について申し上げます。  本年は、参議院議員通...全文を見る
○原口国務大臣 この機会に、第四十五回衆議院議員総選挙及び第二十一回最高裁判所裁判官国民審査の結果の概要について御報告申し上げます。  御承知のとおり、今回の選挙は、平成二十一年七月二十一日に衆議院が解散されたことによる総選挙で、選挙すべき議員の数は、小選挙区選挙で三百人、比例...全文を見る
03月19日第174回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○国務大臣(原口一博君) 吉川委員にお答えいたします。  吉川委員は、学生時代から大変な努力を続けられて、そして力仕事をされながら御卒業されたと聞いております、アルバイトをしながらですね。情報通信の研究会でもずっと二十代のころから御指導いただいて、ありがとうございます。  そ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全く同じ認識でございます。  これは、実際システムがどう動くかというその実証の検証もさることながら、それを聞かれる方の受け手の国民の皆さんも、屋外放送試験についてのその音声を、これは訓練ですよ、この訓練についてどのように反応するかと、一回も聞いたことな...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりだと思います。  手元の答弁書にも何て書いてあるかというと、市町村防災行政無線の整備率は、平成二十年三月三十一日現在で七五・五%、対前年度比〇・三ポイント増となり、着実に増加と。施策の有効性が認められますねと。  私、これはやっぱり二...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) やはりそのためには、総務省としては市町村をしっかりと支援していく。デジタルとアナログで財政措置も違っております。デジタルについては交付税の算入率を五割見ているわけです。そして、アナログは三割で、一般財源がデジタルが一〇パー、そしてアナログは二五パーという...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変有り難い御質問だと思います。  それが、補助金という形をどうするか。私たちは一方でひも付き補助金をなくして一括交付金化するということを言っておるわけですが、委員の御指摘はそういうことではなくて、国民の生命、健康、生活を守る観点から消防防災に係る中央...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 世耕委員にお答えいたします。  私なりに幾つか分析をしてみました。三つの側面があるんではないか。  一つは、この政治資金規正法はいずれも議員立法で、それぞれ、今委員がおっしゃるように、問題が起こるたびに様々な、これは抜け道をふさぐというようなことも言...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほど申し上げたことのその結果でございますが、だれにでも分かるような法体系にするということが大事だと思います。一回更地から、これはあくまで国会で御議論いただくことですけれども、考えていく。企業・団体献金云々というのは、私たち民主党はマニフェストでこれを全...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 総務大臣の立場としては、今おっしゃった三つの問題についてこれは正直触れられません。ですから、これはあくまで一般論としてでございますが、私は何かの政治資金の規制を、企業・団体献金を禁止したことでそれが即座に様々な事件を抑止できるかというと、そこは連関性はよ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) あくまで私も先ほどの答弁はさっきの三つの御指摘なさったものに対する答弁ではございませんので、そこはよろしくお願いいたします。  私は基本認識としたら世耕筆頭と同じことを考えています。と申しますのも、政治資金収支報告書、これは、じゃ一般の会社でいうとどう...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは政党助成法の根幹にかかわるところについてのお尋ねだと思います。  公的な資金、つまり税金が入っているということであれば、それは適正に法の予定したところに沿って執行されるべきだというふうに思います。  もう一つ言うと、これは個別の案件ではございま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ここは、かつて私も衆議院の予算委員会で当時の何億円という渡し切りの組織活動費について追及をしたことがございました。それはもう個別には言いませんが、何億というお金をそのまま幹部の方がおもらいになっておられて、後の使途は分からないということでございました。私...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほどの答弁ですけれども、私は政治のあかにまみれたわけではございません。一方で、政治には自由というものが必要だということを申し上げていて、そして、私が追及したのは組織活動費ではなくて、個別にあれなんでちょっと言いにくいんですけれども、幹部が十億とか二十億...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今回の事件からどう思うかと言われると、答えられませんというのが答えですが、あくまで一般論でございますが、私はやはり今公開制度も変えようと、連結にして、そして複式簿記でやろうということを言っていますけれども、同じく政治資金規正法についても、今委員がお話しの...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、国、地方、協議の場をつくり、そして出先機関の原則廃止ということを私たちは打ち出しております。  今回、一千四百億円の人件費の減、国、地方で入れると六千億円の人件費の減ということになっておるわけでございますが、これはまだ、委員も御案内のとおり、概...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ちょっと質問の御趣旨がよく分からなかったんですが、例えば郵政公社に外出しをして、その分を当時の内閣は人件費を、公務員の数を減らしたというカウントをされましたけれども、私たちも、出先機関を地方に移管したら、その分の人件費は国の方のバランスシートからは抜けま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりでございまして、国、地方を合わせた公務部門全体の人件費では、先ほど申し上げたように約六千億減という形になったわけです。これはマイナス二・一%でございまして、二十八・二兆円であったものを今年二十七・六兆円にしています。この二十七・六兆の中か...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは幾つかございまして、その前に、先ほどの人件費については、まさに委員がおっしゃるように、単に中央政府が減らした分を国に転嫁していないかということを見るために国、地方総人件費で申し上げたんで、何も私たちがその二十七兆円の中から、地方が頑張った分まで私た...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) その議論が随分ございまして、今もその議論を続けているところでございます。  一方で、役所を統括するトップが要るんだという根強い意見もあるのも事実でございます。私は、今、世耕委員がおっしゃった立場に立って議論をしております。
○国務大臣(原口一博君) 先ほどの事務次官も含めて、まず私たちはワンバスケットにして、そしてこの新政権でハンドリングをしていこうと。公務員制度改革は、これはゴールではなくてステップだという認識でございます。それは、この半年間で一気にどれだけ変えられるかというのを競争のようにしてや...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今そこを議論をしておりまして、私たちはマニフェストでいわゆるあっせんに基づく天下りを背景とした勧奨退職、これはやらせない、しないということを言っているわけです。  ところが、それだけだと今委員がおっしゃるようなことがございますので、大臣の管理の下でしっ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 関口委員にお答えいたします。  私たちは選挙対策でこれをやっているというものではないと。これは子ども手当は厚労の所管ですけれども、控除から手当へと、社会全体で子供をはぐくもうということでやらせていただいておるところでございます。  そして、四大臣合意...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ですから、今回、私が何回もこだわった、この四大臣合意もそうですけれども、子ども手当の中にも今回は地方負担を入れないと。今回入れてしまうと、来年はこの倍になるわけですから、この負担をまた、心ない人と言うわけじゃないけれども、財政の論理を先に言う人たちが、い...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 済みません、厚労省を呼んでおられたんで厚労省かと思いましたが。負担金に該当すると考えます。
○国務大臣(原口一博君) これ多分、委員は、一括交付金が制度化されれば国の補助金がひも付きでなくなり、子ども手当に使われなくなる可能性もあるということをどう考えているんだということだと思います。  一括交付金の制度化については今地域主権戦略会議で検討をしていますけれども、三月三...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 子ども手当の支給について、私から厚生労働大臣に対して、市町村における支給事務が円滑に執行できるよう所要の準備を整えてほしいと強い要請をしたところでございます。また、その後厚生労働省においてシステム開発費に助成する補正予算措置や全国会議等での必要な情報提供...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は、民営化というものはガバナンス、統治機構をしっかりと市場のチェックを受け、そして国民からのもっともっと透明で説明責任を果たすためのそのためのものであると、郵政事業における国民の権利を保障するためのものであるというふうに考えております。ところが、今この...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりでございまして、これまで標準的な授業料減免分については、授業料収入が入らなかったことを前提に適切に地方交付税措置を講じてまいりましたけれども、平成二十二年度以降においても、今委員御指摘の公立高校の運営において、引き続き適切な地方交付税措置...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 人数は、現在十八名の方に顧問に就任していただいております。総務省の所管行政に造詣が深い方々を顧問に選任しております。  特に、委員御案内のとおり、この総務省は三つの役所が合わさった、そういう巨大官庁でございます。特に、地域主権戦略会議、これを立ち上げる...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山本顧問につきましては、全国町村会の会長でいらっしゃいました。そこで顧問という形に山本添田町長についてはなっていただいておりましたが、三月十五日付けで総務省顧問の辞職願が提出され、本人の辞職の意思が確認されたことから、総務省において発令の手続を進め、同日...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは町村会という、私たちは顧問をお願いするときに、都道府県あるいはいわゆる大都市問題というものを抱えている大きな都市、政令都市、そして市長会、そして町村会ということでお願いをしたわけです。  山本顧問につきましては、町村会長ということでございますが、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これはほかの公務員と違って、分限の対象とかそういうものではございませんね。  ただ、委員がおっしゃるように、私たちはできるだけ幅広く、元々私たち民主党に近い首長さんであれば私たちもよく存じ上げていますが、町村会の会長として長く町村会の皆様の信頼を得続け...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) この地域主権改革を顧問でお願いするときには、それぞれの六団体の長の方々に御相談をさせていただいています。幾つか地域のバランスを取って北海道から九州まで偏在がないように。  山本町長につきましては、私が直接お願いをし、町村会から是非御推薦をしていただきた...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 国会議員についてはというか、元国会議員でございますね。三つの観点からお願いをいたしました。一つは、障害者政策の観点でございます。障害者基本法あるいは児童虐待防止法、こういったものを国会でなさり、そして、私たち今ICT政策あるいは地域主権政策、すべて、障害...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 謝金の支払はこれ規定により決まっておりまして、その規定に従ってお支払をしておるところでございます。  なお、顧問お一人お一人のこれまで支払をした額についても……
○国務大臣(原口一博君) 一番多い方は亀井顧問でございまして、この半年で百十八万一千七百円、その次の方が郷原顧問でございまして十三万一千三百円、その次の方が福武顧問でございまして二万二百円、中田顧問が二万二百円でございます。  こういう形でございます。
○国務大臣(原口一博君) 首長さんは顧問料を御辞退いただいております。ですから、現在いらっしゃる十一人、お辞めになった方については出ておりません。  八代顧問については二十六万二千六百円、保坂顧問については三十九万三千九百円。これは半年間の実績でございますので、是非御理解をいた...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  私たちはマニフェストで、あっせん、天下りを背景とした勧奨退職といったことはもう今後認めませんということを申し上げているわけでございます。一方、勧奨退職そのものをなくした場合に、新規採用あるいは定員管理にどのような影響があるのかとい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにそこへ向けて今環境整備を行っているところでございます。環境整備の項目の中には、例えば公務員の皆さんが民間経験をしっかり持っていただく、あるいはNPOや公益法人等への様々な出向の在り方、そういったものも含めて、現役出向の在り方も含めて様々な観点から議...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 総人件費の二割を削減し、その間に一・一兆円の国費といったものをセーブするんだと言っておるわけでございまして、その過程においての議論でございます。  新卒の方々には、いろんな予見可能性ということは、今までとはそれは当然違います。やはり企業も厳しければ新規...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全く変節という御批判は当たらないと思います。何となれば、政府は今定義として、天下りの、あっせんを基とする再就職ということを言っております。  ただ、野党時代に私たちは申し上げていたとおりに、先ほどこれも答弁させていただきましたけれども、本当にそれだけで...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは幾つか、私の頭にあったのは、今までの退職管理が、特に早期退職の勧奨でございますけれども、天下りをセットとしていた、いわゆる官による様々なシステムとして動いていたと。それだけでは、私たちは天下りを禁止すると、先ほど変わるなとおっしゃっているとおりでご...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) そこは魚住委員、大変大事な論点だと思っています。中央官庁、この中央官庁に限りませんけれども、公務員はいかに中立であり、そして公正であり、そして国家を担う優秀な人材にたくさん集まっていただいて、そしてそれぞれのつかさつかさでしっかりと仕事をしていただくとい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは幾つか方法があると考えています。  今委員がおっしゃるように、国の出先機関を原則廃止する、地方分権推進に伴う地方移管などにより、国家公務員総人件費を二割削減をしたいというふうに考えています。  やはりそのためには仕事そのものを仕分けなきゃいけな...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) それは生首を切ったり、それから人件費を保障しないで地方に渡せば、それは地方がたまったものではありません。ですから、独自の税源、財源を地方にお渡しをし、権限、財源も含めて国の出先機関の見直しをやると言っているのがまさに今委員がおっしゃる、そこに理由があるわ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 同じ認識を持っております。  ですから、先ほど答弁で申し上げましたように、枝野行政刷新改革担当と出先機関の仕事の仕分をこれからやって、そして夏の地域主権戦略大綱の中で盛り込みたいというのも、まさにこの組織の移行というのはそんなに簡単にできません、一年、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) それは、協議が調わなければ、相手が嫌だというものを無理無理押し付けるわけにはいきません。  今おっしゃるように、国、地方、協議の場で、ただ、地方公共団体も今多くの私どものところにお話が来ているのは、権限、財源と、そして人も含めて私たちもしっかりと協力を...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まず、お答えをする前に、夕張市では、今お話しのように、平成十九年三月に財政再建計画を策定して以来三十億円以上の赤字を解消しており、この間の、市長を先頭に市民の皆さんが一丸となって財政再建に取り組んでこられたことを、北海道もそうですし、支援をしてくださいま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今回同意させていただいた夕張市の財政再生計画は、そうした危機感を背景にできるだけ短い間で再生を果たしたいと、市長を始め市民、議会が何度も議論を交わしながら、文字どおり市民全員の手で作り上げたものと伺っておりまして、財政の再生と地域の再生の両立を目指す市民...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私も実際に夕張、何回も訪れたことがありますが、非常に豊かな地域ですね、豊かですよ。ところが、それを奪っていったものは何かというと、やはり東京から遠ければ遠いほど価値が減価してしまう、あるいは金融やそういったものに大きな重みがあり、今委員がおっしゃるように...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 特に高齢者の方でいいますと、今回、夕張、やっぱり雪の問題というのもしっかりと、あるいは寒さという問題も、確かに財政計画では、市道の除雪基準を十五センチから十センチに引き下げたり、あるいは市の単独事業である高齢者住宅除雪奉仕員派遣事業により高齢者世帯の玄関...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) それは、再生計画に今合意したばっかりで、それで期間短縮というのは少し報道が早いんだと思います。  私がまず申し上げられることは、今大変な御苦労の中で市民をまとめてここまで来られましたから、それをどのように現地の意見を聞きながら再生できるか、あるいは支援...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは幾つも幾つも議論を重ねて、この方針は市において十分検討された上で決定されたものでございまして、私は山下委員がおっしゃることはよく分かります。私も子供が通学をしています。その通学の道がどうだと、あるいはどれぐらい掛かるだろうかと常に子供の顔を見るまで...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 直前に、統計でもっと下の町があるということで、それに合わせなきゃいけないじゃないかということで事務方の方が言っておりましたので、私はもうそういうことはやめなさいと、政治主導で、この夕張より低い町って日本の中にあるんですね。だけど、それでは余りにも希望を奪...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは日本全体の、今委員がおっしゃったように、人間らしい働き方を保障するという考え方がある時期後ろへ行ってしまった。そして、地方が三位一体改革を中心に大変疲弊をした。しかし、多様化するあるいは複雑化する社会の中で行政需要自体は増えていった。  そのため...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに、人間らしい働き方ができないということは、公共サービスにおける働く人たちの権利が保障されていないということと同義でございますので、それはひいては公共サービスを受ける国民の権利を侵すものであるというふうに考えておりまして、まさに委員がおっしゃるとおり...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まずは、先ほどの委員の御議論を伺うと、これまでの総務省の対応というのは、取りあえず見なかったことにしようと、なかったことにしようという、それでは何の対策にもなりません。  私たちは、一方でクラウド化や電子政府化ということで、人に対する行政サービスをもっ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) そもそも亀井大臣が日本郵政でお話をされているように、本当にこんなにたくさん臨時・非常勤職員というものが、そういう存在があっていいのか。今お話しの手当についても、常勤職員であれば給料、手当、臨時・非常勤職員であると報酬、費用弁償、こういう形になっています。...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山井さんの話はいつも分かりやすいんですけれども、今聞いていてちょっと、同じ政府として違う答弁はできませんけれども、やはり地方公共団体における臨時・非常勤職員の任用に当たっては、もちろん民間労働法制、この動向も十分に念頭に置きながら、公務員制度の特性上、様...全文を見る
03月19日第174回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(原口一博君) 澤議員から、公立高校の無償化による地域間格差に関してお尋ねがございました。  公立高校については、授業料を不徴収とし、これまで地方公共団体が徴収してきた公立高校の授業料に相当する額を国費で交付するとされております。具体的な国費の算定方法については、文部...全文を見る
03月23日第174回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○原口国務大臣 お答えいたします。  地域主権改革というのは、地域のことはみずからの責任において、そしてみずからの判断で、そこにお住まいになっていらっしゃる住民が決定していく、これがとても大事だというふうに思います。一方、私たち総務省としては、個別の案件については極めて慎重であ...全文を見る
○原口国務大臣 この鹿児島の降灰、コウハイと私たちは一般に呼ぶんですけれども、コウカイというのが行政で使う降灰対策については、本当に、御地元の皆様にこの場をかりてお見舞い申し上げたいと思います。そして、過去最大の噴火、そしてずっと続いているということで、委員が御指摘のように、地方...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  個別の自治体というよりか一般論としてお答えさせていただきますが、翌年度以降の支出を義務づける場合には、債務負担行為の設定とされまして、地方自治法第二百十四条に基づく債務負担行為の設定等が必要となっております。  なお、条例において、その後...全文を見る
○原口国務大臣 個別の案件でございますので、事実について私たちも精査をしておるわけではございません。報道によると、喫煙をしている、その隣にいた生徒について処分をするというのはおかしいではないかということを市長がおっしゃったというような話ですけれども、個別の案件について触れることは...全文を見る
○原口国務大臣 まず、結果として大変審議に御迷惑をおかけしたことを改めてこの場をかりておわび申し上げたいと思います。  三月十日のその措置でございますが、三重の対策、次の三つを指示いたしました。一、官房総務課(国会連絡室を含む)と大臣秘書官室において、国会日程について直接相互確...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  亀井大臣の名前も出ましたが、亀井大臣は、同時刻に行われた財務金融委員会で答弁をし、参議院の総務委員会に行かれたものでございます。  私は、子ども手当の請議大臣として衆議院における本会議採決に参加をし、それから直ちに伺ったわけでございます。...全文を見る
○原口国務大臣 目測力というのはとても大事な概念だと思います。  その上で、委員とはここは認識を一致していないんですけれども、私は、総務省顧問の肩書でもってそのまま選挙に出るというのは問題だと思いますが、しかし、それをやめて、総務省の役所にいた人であってもあるいはほかの役所にい...全文を見る
○原口国務大臣 私は、そこは多分委員と……。  それでは、顧問に就任のとき、あなたは政治活動をしませんね、あるいは選挙に出ませんね、そんなことを言って顧問にするということができるのか。自民党さんが川口順子さんや竹中平蔵さんを閣僚にされて、その方々が選挙で参議院議員になられました...全文を見る
○原口国務大臣 私たちは、法と正義に基づいてさまざまな活動をやっています。今まで総務省顧問というのは役所のOBで、私は、顧問を、省の外の方々のお知恵もいただきながらしっかりと生かすということが問題があるとは考えておりません。  それから、繰り返しになりますが、あなたがどんな政治...全文を見る
○原口国務大臣 私たちは、あっせんによる天下りを禁止し、高い意識で公務員の皆様に公僕として働いていただく、そのための意識改革、働きやすい環境づくりを目指して、今三大臣で、先日総務大臣としての方針を示しまして議論をしているところでございます。
○原口国務大臣 党の人事についてお答えする立場にございませんし、小林議員については、所管の政治資金規正法、その大臣としてお答えすることはできません。
○原口国務大臣 党の人事について国民がさまざまな御意見をお持ちになる、それは国民の側の御判断だ、そう思っております。
○原口国務大臣 私が一政治家として答えろというのであれば、それはお答えすることはできます。しかし、所管する総務大臣としての答えはここを踏み越えられないということも御理解をいただきたいと思います。
○原口国務大臣 この総務委員会、国会の場で、一政治家としての意見ということを私は言える立場にございません。
○原口国務大臣 委員が前段おっしゃったように、一括交付金の総額を確保するというのはとても大事でございます。  その上で、今、各省と一次ヒアリングを行いまして、そして各省からどのひもつき補助金を一括交付金化できるのかということで、各省との折衝をしている状況でございます。
○原口国務大臣 現在、各省との交渉中でございます。
○原口国務大臣 ひもつき補助金を廃止して、地方が自由に使える、このたび五千億、五千億で農水あるいは国交でも一部、交付金化というものをさせていただきましたけれども、まさにこのことがとても大事であるというふうに思いますし、六・一兆円、この予算を組み替えて、地域がしっかりと自由に使える...全文を見る
○原口国務大臣 一番大事なことは、地域が自由に使える、そして交付税のときも申し上げましたけれども、今委員がお話しのように、三位一体改革で五・一兆円削られて、基礎的な公共サービスもしっかりと提供できないという声も、もう悲鳴のような声が上がっておりますので、委員はそこを反省するという...全文を見る
○原口国務大臣 今赤澤委員がおっしゃっているのはとても大事な視点で、今、地方とお話をしますと、何か改革をする、新しい財政の仕組みを入れると、それはいかにも地方の自由をふやすかに見えるけれども、結果、総額は大幅に削られるんじゃないか、こういう御懸念もやはり今まで聞いてきたところでご...全文を見る
○原口国務大臣 私は、特定の方が政治に出る、例えば中央省庁の役人の方々や公職にある方々も、それは、国民の審判を受ける、あるいは地方自治の選挙において住民の審判を受ける、これはすべての人にひとしく認められた権利であるというふうに思います。  そのことをもって、では私たちが知恵をい...全文を見る
○原口国務大臣 私は、今委員がおっしゃっている事実について、事前に通告をして質問をいただいていたわけではございませんので、事実を確認して答えたいと思いますが、私の知っている範囲でお答えをすると、それは、アメリカとのさまざまな折衝、私たちはシンクタンクを民主党の中でつくりたいとずっ...全文を見る
○原口国務大臣 長谷川政務官がお話をしたとおりでございます。  ございません。
○原口国務大臣 情報通信について、特に、今長谷川政務官がお話をしましたように、ウィルコムについては四百万人を超える加入者を擁しているわけでございます。この皆さんの権利の保護あるいは加入者の保護といったことを考えてみると、妥当だというふうに考えております。
○原口国務大臣 おっしゃるように、内閣府に特命担当の防災大臣がおりまして、そして内閣、つまり鳩山総理の強いリーダーシップのもとで総合的に防災対策をやる。  私は、今委員がお話しのように、消防庁というものを持っている総務大臣として、いざ危機的な管理フェーズの中で、危機管理センター...全文を見る
○原口国務大臣 これは大変ありがたい御質問だと思います。  さっき少年消防団というお話がありましたけれども、小さなころから地域に対する貢献、あるいは消防に対する理解、こういうものを深めまして、そして、分列行進や放水訓練、こういう大変厳しい訓練も大事ですが、一方で、消防団に入ると...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  公共サービス基本法に規定する安全で良質な公共サービスを受ける国民の権利は、公共サービスの実施に関する配慮、公共サービスに従事する者の適正な労働条件の確保や権利の保障があって初めて実現されるものというふうに認識をしています。  公共サービス...全文を見る
○原口国務大臣 先ほど申し上げましたように、公共サービスに従事する者の適正な労働条件の確保あるいは権利の保障ということには、委託先との役割分担や責任の所在の明確化、そしてそこに従事される方々の労働環境の整備に努める、これが良質な公共サービスを提供する上で極めて重要であると認識をし...全文を見る
○原口国務大臣 委員も公共サービス基本法の制定に大変大きなお力を尽くしてくださいましたが、まさに委員がおっしゃるように、公共サービスにかかわる皆さんお一人お一人、もちろん、この公共サービス基本法というのは公共サービスを受ける国民の側の権利保障という法律の体系でございますが、この十...全文を見る
○原口国務大臣 本規定の生かし方、十一条の生かし方については、あのときも随分議論させていただきましたが、公共サービスにおける権利を国民の皆さんが学んでいただいて、それをどのように保障していくかという観点から行動していただくことが重要でございます。  総務省としては、そのような国...全文を見る
○原口国務大臣 あのときも議論しましたけれども、地方自治体については、これはそのときの議論を紹介するにとどめますけれども、公共サービス基本条例、そういったものにつないでいただいて、それぞれの取り組みをさらに強化していただきたい、このように願うものでございます。
○原口国務大臣 お話しのように、千葉県野田市における取り組みは、働く人たちの権利を保障し、公共サービスの質を高めていこうという動きであると認識をしています。  公契約における賃金等の労働条件のあり方に関しては、発注者である国の機関や地方自治体も含めて幅広く議論を進めることが必要...全文を見る
○原口国務大臣 現状認識については塩川委員と同じ認識を持っております。  仙谷大臣がお話をしましたように、これは政府全体として検討を重ねてまいりたい、そのように考えています。
○原口国務大臣 先ほどのウィルコムのことについては前政権時代でございますが、少し私たちもまた、そのときの認可に至るものを検証してみたいと思います。  そしてその上で、周波数オークション導入、私たちはインデックスの中でそれを明示しているわけですが、貴重な電波をだれが何に利用するか...全文を見る
03月23日第174回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○国務大臣(原口一博君) ありがとうございます。木村先生におかれましては、自治大学校長それから消防庁長官あるいは自治行政局長と、本当に地方自治のために大変なお力をいただきまして、ありがとうございます。  その上でお答えをしますと、やはり主権という意味で、日本国憲法で使われる幾つ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりだと思います。私たち、地方分権についても、これ否定をしておりませんどころか、むしろ私は緑の分権改革という言葉も使っておりますが、まさにその分権改革の先にあるもの、それが私たちが言う地域主権改革であると思います。  また、委員がおっしゃる...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変大事なお考えだと思います。概括的な授権方式、それから個別的授権方式、これはゼネラルロー、プライベートアクトとございますけれども、これのやはり歴史的な成り立ちの違いというものを意識をしながら、なおかつ今委員がおっしゃるように、規制をこれは外していくとい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 極めて大事な御議論だと思います。ですから、よく地域主権改革の後の絵を全部示せとか、あるいは道州制の国の形を全部示せというお話がございますが、そのことについては私はこのように答えるようにしています。つまり、委員がおっしゃるように、キャンバスは地域自らがお作...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにおっしゃる趣旨で私たちはこの地域主権改革という言葉を使っています。  先ほど日本国憲法にある主権の概念に大体大きく分けて三つの、主権という日本語は非常に美しい言葉ですから、一つの言葉で定義を幾つもしていると。あるときにおいては統治の主体、つまり国...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今、木村先生がおっしゃったものをまさに西尾先生からもこの間の地財審の議論でいただきました。私、四つも基本法の起草者でございますので、非常に恥ずかしい思いがいたしました。それは、やはり基本法という言葉を安易に付けて、本来はプログラム法であったり、あるいは実...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今、一括交付金についての議論を進めていますが、まさに今委員がおっしゃるように、事業の積算根拠、積み上げをどうするのか、あるいはセーフティーガードの問題、そしてやはり知見ということからすると中央省庁の持っている知見、何せ自分がルールを作るわけですから、これ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は木村先生と全く同じ認識を持ちまして、消防庁それから救急救助のつかさつかさの人たちは、地震が起こってすぐレディーの状態、それをずっと続けていたわけです。私も即外務省に話を入れて、いつ飛び立てばいいのかと、それを待っているからという話でした。インドネシア...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は、今委員がおっしゃるように、地方が独自に使える税財源、これをもう増やせればそれでいいと。つまり、交付税というのはまさに地方が自由に使える財源ですから交付金よりも更に自由度が高い。  ただ、一方で、じゃ、今議論をしているのは一括交付金の対象となるひも...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全くおっしゃるとおりだと思います。  中央政府で、つまり地域主権をやらなきゃいけないのは、いろんな基準も、決めている人とそれから実行する人、あるいは企画する人と実行する人あるいは実行する団体、これがばらばらであっては一体的なサービスはできないわけでござ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) そこは最終的に子ども手当の財源に使うという書き方はしておりませんし、そういう合意はしておりません。  委員御案内のとおり、これは二十三年度以降については地域主権戦略会議において議論をすると、国、地方の先ほどおっしゃいました保育のサービス、私が出した案は...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりだと思います。  実際に日本の国の成り立ちを見ますと、地方の自治体が随分多くの仕事を負っています。これほど多くの仕事を負っている体系を持つ国というのも珍しいと思いますので、今委員がおっしゃるような趣旨で頑張ってまいりたいというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、にこにこして受ける、これは個別の案件ですから一般論としてお答えいたしますが、やはり標準税率未満の地方団体が建設地方債を発行する場合は、もう委員御案内のとおり、地方財政法第五条の四第四項に基づき総務大臣の許可が必要とされておりまして、建設地方債の許可...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員におかれましては、前政権においても公務員制度改革に大変御熱心に取り組んでくださいました。またその御知見をいただきたいというふうに思います。  私は、考え方は委員の考え方に近いです。労働三権というものをある一定以上回復する過程においてはやはり人事院制...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) もう返還しているというふうに聞いております。
○国務大臣(原口一博君) これは、この場でもおわびをさせていただきましたけれども、他の団体と間違えまして、それで、通帳やあるいは出納簿には正しく書かれておりましたものを、政治資金収支報告書に書くときに原口一博後援会とアピール21を間違って、原口一博後援会からの献金と誤って記載した...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全く違います。事務的なミスでございまして、その前、たしか、ちょっと年限が違えば後で訂正させていただきますが、十八年かに、アピール21、これはNTT労組のつくる、有志の方々がつくっていただいている、まさに一口千円とか二千円のカンパのお金でございまして、正し...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) アピール21からの献金について収支報告に載せております。
○国務大臣(原口一博君) ちょっと通告がございませんので、調査をしたいと思いますが、その認識は持っておりません。
○国務大臣(原口一博君) 職員の給与は直接職員に全額を支払うことが原則でございますが、条例で認められたものについては職員の給与から控除して支払うことが可能とされているものでございます。また、どのようなものをチェックオフの対象に認めるかについては、それぞれの地方公共団体が判断して条...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) このチェックオフ、今お話しのように、条例で、先ほど答弁させていただいたようなとおりでございますので、それが違法に行われているということであれば、それは特段の関心を持って検討しなければならないと、そう考えております。
○国務大臣(原口一博君) それは検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(原口一博君) マンパワーが掛かりますが、この間も予算委員会で、使用許可でしたか、あのときは。自民党さんの委員の方から、ほとんど条例によらず施設を使用させているというお話でしたから、即座に違法状態であればそれはいけないということで調べましたら、ほとんどございまして、実態...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、だから、その調査項目についても、今委員は二項目をおっしゃいましたけれども、何がどのように違法なのかということも含めて調査の検討を、これ調査しないと言っているわけじゃないんで、調査をするためには様々な検討も必要なので、お時間をいただければというふうに...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ありがとうございます。  その調査の中身を教えてくだされば、どういう問題意識に沿って、つまり条例がなければチェックオフというのはできないんだけれども、それなしにやっているという明確な御調査をなさっているということでございますから、いただいて、そして調査...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変精緻な御議論をいただいて、ありがとうございます。  財政需要額を積み増して地方が独自に使える財源を増やせというそういう御指摘、あれ、たしか秋でしたか、いただきました。まさに私たちはその方向を向いて頑張ってまいりたいと、今の議論を聞いていましても、そ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員は御理解されておっしゃっていると思うんですけれども、一方でコンクリートから人へと全体の事業の見直しがございました。  その中で委員がおっしゃっているのは、まさに総務省としても地方としてもとらの子のお金を財務省に差し出してしまったじゃないかと、まさに...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) この間、本会議で、お釈迦様の上の孫悟空になるなという御指摘をいただきました。今度は孫悟空じゃなくて別の生き物ではないかと非難をされたみたいですけど、猪八戒にならないように頑張りたいと思っております。
○国務大臣(原口一博君) これは、委員がおっしゃるように、衆議院でも総務委員会でもお答えをしていますけれども、一・一兆円回復したからといって、少しほっとしていただいたぐらいであって、これはあくまで通過点でございますので、前回委員がお話しのような地方交付税の法定率、これを正式に引き...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにおっしゃるとおりでございまして、やはり地方、不断の行革も必要でございますけれども、自由に使える財源、特に今委員がお話しのように、法定率を上げるということは、もうここに来ては必須ではないかと、そのように思います。  また、先ほどの対前年度比一五%の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 避難の最中にも、私、四道県の知事さんともお話をしました。地域によって随分差があったなということを思っています。ただ、前もって申し上げたいのは、そこで大変な御尽力をいただいた地方自治体始め関係者の皆さんにこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。  私...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) やはり危機に対するハザードマップ、一体どこからどこまでが危険なのかといったことの認識、それから、これはもう大変、めったに起こらない、それが災害の恐ろしさなんですけれども、災害に対する認識、こういったものに幾つかの問題点があったというふうに思います。  ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりだと思います。非常に情報化社会になっておりますので、今委員がおっしゃるように、ハワイを見ていた人ってやっぱり多いと思います。あれ六時間後ぐらいですか、ハワイに津波が到達して六時間後ぐらいが日本でございますから、ハワイで大きな被害がないとい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今回発生した火災でお亡くなりになった方、けがをされた方に心からお見舞い申し上げたいと思いますが、委員が御指摘のように、一回これ、グループホーム火災の原因調査の進捗等を踏まえ必要な対応を検討するように指示をしておりますが、この規制の関係については、経済的な...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大事な御指摘をありがとうございます。  まさに、後で御質問なさるかも分かりませんが、私たちは税全体の体系を変えたいと考えておりまして、暫定税率という呼び名でずっと何十年もこの税率が維持をされてきた、こういったものはこの度やめようと。そして、基本的な税体...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、もちろんこれは政府税調で議論をしなければいけませんが、私は短ければ短いほどいいと考えております。と申しますのも、先ほど申し上げましたように、地球温暖化対策のための地方環境税というのも私、同時にお願いをしております。そういったものも踏まえてどのよう...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今御答弁申し上げましたように、当分の間税率というのは短ければ短いほどいいというふうに、三年も四年もというようなことでは考えておりません。逆に、二十三年度、地球温暖化対策のための税ということを議論をする、軽油引取税として当分の間措置される税率の在り方につい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今委員がおっしゃるトリガー規定発動時の地方の減収分への対応については、その時点で減収の発生やその規模を踏まえて検討をする必要がございますけれども、国の政策により生ずる大規模な減収である以上、確実な補てんが必要である、税制調査会でもその旨を指摘をしておりま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 心して対応をいたします。
○国務大臣(原口一博君) 大事な御指摘だと思います。  今回、苦肉の策でいわゆる税率そのものを残さざるを得なかったのも、今委員がおっしゃる八千億円地方に穴が空くということでございまして、昨年秋の税制調査会において総務省として、ガソリンに対する地球温暖化対策税が導入される場合には...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおり、今まで暫定税率があった時代には、様々なことで地方がその財源を使っていました。中には、それを元に地方の借金になっている部分もございますので、目的税化ということよりも、むしろ地方が環境中心に使えると、そういう税についても議論をしてまいりたい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、まさに澤委員の大変な御尽力もあって実現に至ったものでございますが、平成十九年度から三年間の公的資金補償金免除繰上償還は、現下の厳しい地方財政の状況の下、数多くの地方公共団体が公債費負担、もう借金の負担でつぶれちまうということで、その軽減のため、公...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは各種税制、それから年齢間、子供のですね、それから、今お話しになったようにこれに付随する制度との連関、所得が高くなることに、これ税調でも議論をいたしました。そして、今委員がおっしゃったような懸念の生まれないように、各種手当についても、各種制度について...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今回、個人住民税の年少扶養控除、これを廃止は確かにマニフェストに載せておりません。先ほど小川政務官の方からお答えをさせていただきましたけれども、税源充実の観点及び税体系上の整合性、地方及び国民に与える影響等も踏まえて政府税調で総合的に判断した結果、廃止す...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これまでの政権では、一円以上、一本一円以上お上げになったことはないという認識をしております。  税収の増そのものだけを考えると、一円以内に増税を抑えておいた方が、これは何と申しますか、ゆっくりたいたお湯はそんなに急に、熱くなっても余り熱く感じないのと同...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は今回の三・五円というのは妥当なところだと思います。  先ほど、私たちは選挙で十月にしたんではなくて、これは渡辺副大臣が申しましたように、JTの事情、またたばこ税収や、葉たばこ農家、たばこ販売店等へのこの中からの支援措置といったものも考えながらこうい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 本当に、そこは委員がおっしゃっているところをきっちり踏まえたいと思います。  これは、非常にたばこに対しての考え方というのは、喫煙をなさる方、なさらない方、もう本当に様々であります。私は、たばこを吸う人が悪いとか、たばこを吸うこと自体が悪いという余りに...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ここはまさに、私はそれになったこと、分かりませんけれども、ニコチン中毒にやはり国民をしてきたという今の御指摘も私はあながち否定できないところではないかと。やはり委員がおっしゃるように両方お声があります。たばこという文化についてやはり理解できない朴念仁のよ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは税調でそういう議論をしておりまして、三・五円分の例えば一円に当たる部分は、例えば転作についての必要な財源に充てるとか、あるいは小売店の様々な支援、融資やそういったものに充てるとか、そういう議論をして今回の三・五円というものになったということを答弁で...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりに、地方が自らの独自の財源を確保し、それから富を生む仕組み、韓国のお話をいただきましたけれども、過疎地にデジタルディバイドのある情報化村というのをつくって、そこでは特産品を、中央政府がホームページを作ったりあるいは情報化をすることを手伝っ...全文を見る
03月24日第174回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○国務大臣(原口一博君) 又市委員におかれましては、地域主権、また地域の独自財源の獲得に大変お力をいただきまして、ありがとうございます。  その上で、このグラフ、大変象徴的でございます。地方税が上がっているにもかかわらず、地方一般歳出は抑制、地財計画も抑制、そしてもっと言うと、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) もちろん義務教育の国庫負担金だ何だというのが都道府県にございますから、そこのところは勘案しなければいけないと思いますけれども、今委員がおっしゃるように、大合併あるいは三位一体改革による効率化一辺倒の地方切捨てという、それが地域、特に市町村に大きな影響を与...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変重要な御指摘だと思います。  先ほどの地財計画で申しますれば、まさに地方からも予見可能性を奪われていたということがよく分かると思います。まさにその算定根拠についてもしっかりと積み上げたものという建前とはまた別に、まさに、ちょっと言い方は悪いですけれ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員がお話しのように、この臨財債ができたときの地方の受け止め、それは一定のものがございました。しかし、これはあくまで借金でございます。  そして、この借金について、地方側からすると、自らの改革努力が、どうしても出さなきゃいけないこの臨財債と相まって、じ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは大事な御指摘だと思います。  ちょうど一九九〇年代の後半でございますが、あのころ私たちはいわゆるメガバンクの不良債権処理のための法律を作っておりました。そのときに考えていたのは、要するに、この間出てきた不良債権というものをどのようにリスクヘッジす...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほど九〇年代の不良債権処理の例を象徴するかのように出したのも、まさに委員がおっしゃるような趣旨のことを私たちも最後は検討しなければいけないんではないかということでございまして、もちろんこのためには様々な政府内の調整が必要でございます。  しかし、今お...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 三月五日にこの地域主権改革関連二法案を閣議決定させていただいたわけでございますが、これを受けて地方六団体は法案化を率直に評価するという早期成立への期待を表明してくださいました。  今委員のお尋ねの国と地方の協議の場に関する法律案は、これは地方側と実務検...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山下委員にお答えいたします。  昨日、澤委員にもお答えいたしましたけれども、ここは政府税調で何回も議論いたしました。  今委員がおっしゃるように、子ども手当というものによって、所得が変わることによって、様々な給付あるいは扶養控除その他の控除の上乗せ分...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は、委員がおっしゃるように、社会的な貧困の広がり、そして各種控除、特に低所得世帯に対しても大きな影響を与えている控除の見直しなど、例えば配偶者特別控除の見直しで、これは十七年度分で二千五百五十四億円、老年者控除の廃止で千三億円、こういったものがやはり多...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  委員の御質問の中に出ましたけど、昨日が御命日ですね。御冥福をお祈り申し上げ、いやしくも納税者の権利を踏みにじるような徴税ということは、それはなされてはならないというふうに思います。  また、滞納処分をすることによって滞納者の生活...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 総務省としての答えは、個別の課税事案の徴税の実態については、課税庁でないために総務省としては把握ができないわけですけれども、一方、私は政府税調の会長代行でございますので、税調でもこうした委員の御指摘を踏まえて、納税者の権利を保障するためにどういう調査が必...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほど副大臣からもお答えさせましたけれども、やはり徴税についての配慮すべき事項というものがあるわけでございまして、地方税の滞納処分については一方で専門的な知識や経験の蓄積が必要であることから、特に小規模な地方団体ではノウハウの蓄積が困難であると。そういう...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほどからお答えしていますように、生活困窮者に対しては特段の事情がある者については地方税の減免や徴収猶予ができることとされています。  ですから、人事評価についての、やはり一方的な単なる数だけでは駄目で、質のいい公共サービスということは、やはり納税者の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 重要な御指摘であるというふうに思います。まさに納税というのは義務であるとともに権利であるわけです。ですから、納税における国民の権利を保障するということはいかなることなのかということを、総務省といたしましても、いい事例、また一方で、徴税の現場に携わる方々の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。  ありがとうございます。
○国務大臣(原口一博君) 市町村の合併の特例等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、自主的な市町村の合併が引き続き円滑に行われるよう市町村の合併の特例等に関する法律の期限を十年間延長するとともに、市町村...全文を見る
03月24日第174回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  やはり先日、荒井委員でしたか、その地域を支えるお金、そういうお金にしたらどうかと。  私たちが一番考えたのは、郵政事業における国民の権利というのは一体何なのかと。先ほど、郵政事業、国民の財産だと委員もおっしゃいましたけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、昨年の暮れの政府税調でも大変大きな議論をいたしました。  私たちは、野党時代、それから国会での御意思も、民営化の時点でこの間の消費税については掛けるべきでないというような御意思もいただいておりました。  ただ、その中で、昨年の政府税調では、今...全文を見る
03月25日第174回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○原口国務大臣 日本放送協会の平成二十二年度の収支予算、事業計画及び資金計画につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、総務大臣の意見を付して国会に提出するものでございます。  ...全文を見る
○原口国務大臣 高井委員から、学生時代の、受信料をまさに自分の足で徴収された経験をもとに貴重なお話をいただきまして、ありがとうございます。  委員がおっしゃるように、公平公正の観点から、NHKが一層の信頼回復と、現行制度のもとで最大限に受信料の公平負担に努めることが大切だと私は...全文を見る
○原口国務大臣 小原委員にお答えいたします。  地上デジタル放送完全移行まで、もう残り四百八十六日です。  地方公共団体の御協力、デジサポを初め多くの人たちから大変な御協力をいただいていますけれども、それにしてもまだ周知徹底できないところがございます。広報誌による周知徹底、あ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  国民目線に立って、経営改革においても十分な情報公開と国民の意見の反映に努めることで、国民の知る権利にこたえ、先ほどお話しになりましたけれども、まさに、受信料というのはサービスの対価じゃないんですよ、みんなが公共放送というものを支えていくため...全文を見る
○原口国務大臣 重野委員にお答えいたします。  地デジの難視聴対策衛星放送、要するに、地上デジタルでは届かないから、上から、衛星から、宇宙から一遍に地デジの波を通そうということで、これはどうしてもしようがないから講ずる措置でございまして、総務省としては、今おっしゃるように、地域...全文を見る
○原口国務大臣 先ほどから石田委員の御議論を伺っていて、極めて私の問題意識に近いと思いました。それは何かというと、瞬時に無限大のネット世界、もっと言うと、ICT社会が進化すると、ジャーナリズム、あるいはジャーナリスト一人一人の課金モデルが一時的にビジネスモデルとして成り立たなくな...全文を見る
○原口国務大臣 大変大事な御指摘だと思います。  国民が情報に接することができる、あるいは情報をしっかりと受け取ることができることはとても大事な権利である。特に、今委員がおっしゃったように、防災上のラジオの重要性というのは、これはもう言葉を尽くす必要がないぐらい皆さん大事だと感...全文を見る
○原口国務大臣 西委員にお答えいたします。  NHKがインターネットを介して放送番組を提供することができるように放送法の規定が改定されたのは、平成十九年でございました。  インターネットの利用が広く国民の間に広がっている。私は光の道構想というのを出して、ICT維新ビジョンとい...全文を見る
○原口国務大臣 大変大事な御指摘だと思います。  つまり、NHKは、一方で放送、報道、表現の自由の、まさに言論のとりでとしての役割を果たしてきました。自主自律と、国民の皆さんが受信料を負担していただく、そのおかげで、どこかのスポンサーに左右されることなく、あるいはそこに気兼ねす...全文を見る
○原口国務大臣 西委員がおっしゃったように、私たちは、このデジタル化は国の政策でやるわけでございますから、やはりしっかりとした責任のある体制を、二〇一一年七月二十四日以降もしっかりととれるように検討してまいりたい、このように考えております。
○原口国務大臣 大変大事な御指摘だと思います。  デジタルコンテンツ、知的財産の戦略は国家の成長の基礎にもかかわることでございまして、私たちは、このNHKのオンデマンドのような放送サービスのあり方について、大変な関心を持って注視をしております。  ちなみに、地上テレビ番組の二...全文を見る
○原口国務大臣 私たちは、二〇一一年七月の完全移行まであと四百八十六日でございまして、関係者と連携し、デジタル化推進の運動の輪を広げて、テレビが見られなくなる方が生じないように国として万全を期しておるわけでございます。  アナログ停波の延期ができない理由、それは幾つかございます...全文を見る
○原口国務大臣 母屋でおかゆをすすって、離れですき焼き、あれはたしか上田さんと私が予算委員会で塩川大臣に問うたときの答弁だったと思いますけれども、この構造を変えるべく、今回の大臣意見書の中にも整理統合の徹底ということを申し上げたところでございまして、これに沿った努力をNHKがなさ...全文を見る
○原口国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。  ありがとうございました。
03月25日第174回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○国務大臣(原口一博君) 外山議員におかれましては、まさにイギリスの大学で国際関係論を学ばれておられますけれども、全国最年少で、選挙区候補としては大変立派な成績で国会へ来られています。新しいパラダイムを是非おつくりいただきたいということをお願い申し上げ、今の御質問にお答えしますと...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ありがとうございます。先日も大変大所高所から御指導賜りまして、ありがとうございました。  まずは、この平成の大合併に区切りを付ける法改正でございますけれども、その前提として、委員が先導してこられた広域市町村圏施策を始め様々な施策があったればこそここまで...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変大事な御指摘をいただいていると思います。  私、明治の大合併、昭和の大合併、平成の大合併、今委員がお話しをいただきましたけれども、過去二回の大合併は教育を中心として今委員がお話しのように大合併が行われています。明治の大合併は、小学校や戸籍の事務処理...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私、その七という数字、とても大事な数字だと思っています。私は地理学じゃなくて心理学ですけれども、例えば、ここでぱっと物を見せて、一遍に幾つこれ丸がありますかと。人間が認識できる数は七だそうでございまして、非常にその七というのは人間の認識にも親和性、マジッ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員と全く同じ考えを私は有しております。  まさに、それは補完性の原理というものはとても大事だというふうに思いますが、その補完性の原理が出てくる背景は、一九三一年のローマ法王のピオ十一世の回勅に出てくるこれは用語でございますけど、歴史的に言うと。イタリ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほどの基礎自治体の議論にも関連するんですが、私は一つの大きな方向性を委員がおっしゃっているんだというふうに思います。  今、岡山市や、近年でいきますと、指定都市で、今度相模原市ですね、指定都市が十九市となる予定でございますが。なお、委員の御地元の熊本...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今もう、ちょっと背筋が寒くなるぐらい私の考え方と同じなんで、何で違う政党なのかなとその一方で考えておりましたけれども。  まさにおっしゃるように、アメーバ型というか、多層、多重の、私たちはよく世耕筆頭ともお話をして、リナックス型と言っているんです。オー...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 合併に大変御努力をいただく中で、今、澤委員がおっしゃったような、まさに地方議会議員の激減、そして地方議会議員年金そのものの財政への大きな打撃、これは大変危機的なものであるというふうに考えております。  そして、幾つか地方議会の方からも案が出てきておりま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は、地方議会は先ほど申し上げましたように民主主義の学校であり、今、澤委員がおっしゃるように、そこに大きな、今御紹介されたような高い志を持たれた方々が、そして優秀な方々がお集いになるというのは極めて大事であるというふうに思います。  一方で、議員はボラ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変詳細な数字をお示しをいただきました。  他の年金制度、特に国会議員の互助年金、まあ国会議員の年金についても、これは年金という名前は付いていましたけれども、本来は退職金ではないかという議論がございました。この間、三百五十万人の従業員を擁する企業のトッ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは今委員の御提出いただいた資料を見ましても、乖離率が一五と乖離率が一〇ということは、これほど短期間に乖離をしてしまえばこれは財政はもちません。それはもう常識だと思います。  ただ、前政権がなさったことではありますけれども、前政権もここまではやはり予...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は数次にわたって記者会見でも申し上げていますが、澤委員とほぼ同じ認識を持っているので、廃止という選択肢を頭の中に入れたくないということをずっと言い続けてきておるわけです。  ただ、これはあくまで公費負担、相手のあることでございますから、地方議会が御理...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、本当にここはもうナローパスと言うしかないんです、答弁とすると。  私も、地方議会で六年でしたから議員年金はございませんけれども、国会も十一年八か月かな、ですからないわけですけれども、それにしても、私たちの代だけで決めていい話なのかということで、何...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これ、市議会議長案の御提案に対しては、結果的に当面の公費負担率が六割以上になる、それから財源不足に対して地方議員の追加負担がなくてすべて公費で負担することについては、果たして地域の住民の皆さんあるいは国民の皆さんの理解が得られるんだろうかという御意見があ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員がお話しのように、この田辺市は高齢化率が二六・四%と物すごく高い高齢化率、しかも財政力指数、その他の指数も大変厳しゅうございます。その中で、総務大臣としては、合併に御苦労いただきました皆様に対する感謝はこれはもう絶対に忘れてはならないことだと思います...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 三位一体改革が、地方分権の理念とはまた別に、小規模自治体、あるいは財政力の小さければ小さい自治体であればあるほど厳しい状況に追い込んだと、これはやはり数値も物語っているところでございまして、否めないというふうに思います。兵糧攻め、よくあめとむちという言葉...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私もこの間、同じ岩手県の紫波町という町へ参りました。お近くだと思います。そこは食料の自給率が実に一七〇%でございました。子供たちのアンケートの結果も見ました。それはやはり、みんなが力を出し合って町や村を守っていく公共に対する高い意識で、何をやってほしいか...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほどリナックス型と言いました。それから、三十という言葉も本当は出したくはない言葉なんですけれども、それは、私たち総務省がこんなふうにならなきゃいけない、三百に整理しなきゃいけないと、そんな考え方は持っておらないわけです。  むしろ、山下委員がお話しの...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これはまさにこの総務委員会で委員の皆様がおまとめいただいてお作りいただいたあの新過疎法に象徴されるように、過疎の地域が安心して自立的、持続的な地域経営を行えるように、切れ目のない事業の下支えをここにいらっしゃる先生方がしていただきました。  私は、小規...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これ、合併特例法における合併協議会設置に係る住民投票は、住民の将来の町づくりへの意見を尊重するため、合併の協議をする場の設置についてのみ住民投票の対象とするものでございまして、合併そのものについては議会の議決によって決定されます。  ただ、これはその合...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
03月29日第174回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(原口一博君) 金子委員に大変大事な御質問をいただきました。  私たちは、HAT—KZシステム、まさに税金の無駄遣いそのものを撲滅するんだということで、今ずっと会計検査院が指摘する前から私たちは党を挙げてこの問題を追及してきました。その結果が随意契約の禁止でございます...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにHAT—KZシステムと申し上げましたけれども、補助金、天下り、官製談合、随意契約そして特別会計、この五つはそれが相互に補完をし、そして複雑な体系を示しています。  今天下りについても、いわゆる私たちが閣議決定してこれは天下りだと言っている各省のあ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全く金子委員と同じ認識を持っています。まさにトンネルです。  契約条項に再委託に関する規定がないのに再委託をやっている。じゃ、その独立行政法人って何のためにあるのかと。直接委託をした方がそれだけ無駄もないわけです。これは十九年十一月、国に準じ、独立行政...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山下委員にお答えいたします。  現政権におきましても、独法のいわゆるレクリエーション費、法定外福利厚生費について、国や他の法人で支出されないものと同様に、支出については原則廃止するなど、国民の理解を得られるように見直しを行うことを要請をしております。総...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山下委員がお話しのように、やはり一方で総務大臣としては、人恩局を所管し、職員の公務員の皆さんの、あるいは独法の皆さんも含めて福利厚生といったことにも配慮をしなければいけません。しかし、その分厚い資料、この十八年の、先ほどお示しいただいた、予算委員会も私よ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 三点、山下委員から大変大事な御指摘をいただきました。その全部に、結論から申し上げるとイエスと申し上げたいと思います。参議院の先生方の特に決算機能の強化のお力のおかげでこういったものが出てきましたことも、改めてお礼を申し上げたいと思います。  まず法定外...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 幾つか前提がございます。私たちは国営に戻す気も全くございませんで、今回、三分社化案、しかも国が持つ持ち株の株式は三分の一以上という形に案が出ています。そして、局会社と事業会社を一緒にした持ち株会社がそれぞれ一般の銀行法上あるいは保険法上の株式会社をぶら下...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まず、このかんぽの宿、これは、日本郵政グループが保有する資産は国民共有の重要な財産であり、これらが不適切に処分されようとした本事案、これ会計検査院の指摘もございますけれども、もう誠に遺憾でございます。  今後、国民共有の財産を毀損しないように、今おっし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは委員、元々、郵貯法に基づいて、赤字に備えて積み立ててきたものでございます。そして、そのメルパルク、今お話がございましたけれども、民間に移って、そしてこの積み立てたお金が現在、平成二十年度で六十四億二千万円というお金がございます。  私たちは今、公...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 簡潔に御答弁させていただきます。  又市委員とは、まさに野党時代からこの郵政事業における国民の権利を保障する、もうこの一点で共闘させていただきました。その観点からしても、今回、会計検査要請を受けた報告書、まさに私たちが指摘をしてきたこと、かんぽの宿の一...全文を見る
03月30日第174回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○国務大臣(原口一博君) おはようございます。  日本放送協会の平成二十二年度の収支予算、事業計画及び資金計画につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、総務大臣の意見を付して国...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 那谷屋先生は小学校の先生でもいらっしゃって、子供たちに降り注ぐような愛情を注いでこられました。太陽のような愛情、そのことを踏まえて御答弁申し上げます。  ICTによって、私たちはICT維新ビジョン、そして協働教育を進めるための未来の学校、夢の学校、フュ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 外山委員にお答えいたします。  これは、おっしゃるように前政権からスタートした政策でございます。そして、四百八十一日ということで、大変上る坂の勾配はきつく、全体に行き渡らせるためには相当な努力が必要です。しかし、あくまでこれは国策でもってやっているもの...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 土田委員にお答えいたします。  今、これは民主党マニフェストの中で日本版FCCということを言っておりますけれども、アメリカのFCCと間違えて規制強化と、放送や報道の規制強化と取る向きがございまして、今このFCCという言葉は私のところで使ってはいません。...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 御質問いただいてありがとうございます。  世耕委員にお答えしますが、更迭ということは全くございません。四月一日、総務省は地方ともかかわっておりますので、大きな人事異動があります。その上で適材適所の考え方に基づく異動ということをさせていただいています。 ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 一年ということでございますが、キャップは四年でございまして、特に国会対応の仕事は大変疲労や、もっと言うと過労も伴います。この間、委員からも、しっかりとした委員に対する御説明といったことも御指摘を受けておる、これも事実でございまして、強弁する気は全くござい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大臣として国会で陳謝をする、それは大きなことでございます。事務方の管理についてもこれは最高責任者である大臣が負うわけでございまして、そのことについて、前回、予算委員会、遅参をいたしました、総務委員会についても結果として審議を、大変御迷惑をお掛けしたという...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) その前に、このNHKという公共放送の制度は、日本は諸外国と比べ視聴者との信頼関係、これが非常に重視されている制度でございます。そして、これは経営委員会の御議論でもございましたけれども、特に世耕委員がお作りになった郵政民営化法、これも経営の責任、ガバナンス...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 経営委員の皆様には、今までの御議論、これ経営委員会の中でもそういう御議論があったわけで、それを受けているということも御理解をいただきたいと思います。  今、世耕委員は賛成だというお話ですけれども、そもそもNHKの理事会は、会長、副会長及び理事をもって構...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 世耕委員と私が考えていることは全く同じだと思います。これは何も唐突に出したわけじゃなくて、衆参の総務委員会、歴代総務委員会でも御議論があったことでございます。つまり、不祥事があったときもそうでございましたけれども、権限と責任を一致させると。ガバナンスが貫...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 災害時における放送あるいは情報通信の在り方、この間も礒崎委員、大変示唆に富む御質疑をいただきましたけれども、今はいろんな情報が双方向になっていますね、あるいは地域ごとに非常にきめ細かになっている、そういったものにどう対応するか。私たちも、Jアラートの問題...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ありがとうございます。  谷川先生、先生が、自民党時代にこれはお決めになったことでございますので、何でやるんやと言われても、ただ、そのことを踏まえて、デジタル化でどんないいことがあるのか。  先ほども、災害放送できめ細かにできるとか、あるいは画質がき...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) それに加えて、アナログ波が占めている電波帯域というのがあって、これをデジタル化にすると、例えばこれだけ今道を使っているとすると、これをぐっと縮めてほかのところも使えるようになります。本当に便利になりますので。  ただ、それをサイマルで今、サイマルという...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今おっしゃるとおり、国民が受ける利便というのもたくさんあるわけですけれども、それでも買換えのためにお金が掛かります。ですから、受信料全額免除世帯となり得る約二百七十万の世帯については、今委員がおっしゃるように国でそこは全額無料にするとか、あるいはデジサポ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変大事な御指摘だと思います。情報を発信する側に、人間としてはやはりどこかでエラーを起こす、あるいはこの間のハイチもそうでしたけれども、ハイチは政府機能そのものが一時停滞をして、そして情報発信ができませんでした。つまり、情報発信の主体が複数ある、あるいは...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変大事な御指摘でございます。  関口委員がおっしゃるように、特に受信障害対策、共聴施設の対応が遅れており、働きかけを徹底していくことが必要でございます。今ビルで、これは御覧になれますでしょうか。この集合住宅では地デジ放送が受信できますと、これはあくま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 二之湯委員には、総務政務官もお務めいただいてありがとうございます。  その上で、NHKにおいては、一層の信頼回復と現行制度の下で最大限に受信料の公平負担の徹底に引き続き努力していくことが大切だと考えております。  この受信料の支払義務化は、公共放送と...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全く二之湯委員と同じ思いを持っております。  地域を支え、地域のために活躍された方々にスポットを当てて、そしてその方々の歩みやあるいは御苦労を地域で知るということはもう極めて大事でございます。そしてまた、日本にはそういう方々が数多く、先ほど三名の方をお...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) この御質問の流れからすると、ゼロではないかと推察されます。
○国務大臣(原口一博君) 大事な御指摘だと思います。映像資産の著作権処理、それから視聴の機会を国民に提供していく、極めて大事です。  NHKはある意味、知的財産の宝庫です。しかし、それを国民に届けるところのビジネスモデルがもう一つ工夫が必要だということで、例えばIPテレビが発達...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) BPOはまさに自主規制機関でございまして、編集権の自由、放送、報道、表現の自由と、これを守るある意味でのとりでだというふうに思っています。  そこでの様々な御議論というのは、これは総務省としてどうするかということではなくて、それぞれの放送局において、今...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 本件については、元々自殺防止、私が自殺防止の閣内の委員でもございまして、その中でも様々な自殺防止策、ちょうど自殺防止月間ということでございまして、その中で課長が報道の内容を照会をしたものでございます。  特に、WHOの自殺予防・メディア関係者のための手...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 課長補佐です。済みません。
○国務大臣(原口一博君) そのように受け取られないように注意をしなさいということを申し上げたわけでございます。  谷川委員もそうでございますけれども、私も自殺防止にずっと意を尽くしてきました。私も、どのような問い合わせをしたのかということを聞きましたら、差し支えのない範囲で御回...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 一般的に職員が組織的に用いる場合、電子メールも、今のお尋ねでございますが、行政文書に当たると考えられますけれども、しかしながら本件の場合、照会そのものを回答不要としたこともあり、結果的に照会内容を組織的に用いる状況には至らなかったというふうに理解をしてい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大臣としての職責を十分認識をして様々なメディアを使いたいと思っております。  その上で、自殺、これは私もずっと学生時代から取り組んできたことでございまして、群発の自殺、友人にも自殺をした者がおりますけれども、残された者は本当に塗炭の苦しみであります。そ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほどの御認識のとおりだと思います。障害はその人の中にあるんではなくて社会の側にあります。  例えば、こうやって、これは、私の名前は原口です、よろしくお願いしますという手話ですけれども、これをデータ量にすると字幕よりはるかに大きい、あるいは視聴者によっ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今、支援対象となる世帯は、まだ受信料免除を受けていない世帯を含めると最大二百七十万世帯、いわゆる受信料の全額免除世帯と免除を受けていない世帯でございますが、今委員がおっしゃっているように、この最大二百七十万世帯のうち、まだ支援を受けていない残りの世帯がで...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これはやはり貧困の問題についても、派遣村の宇都宮弁護士ともお話をしましたが、貧困自体の捕捉が今までされていませんでした。そして、実質、生活保護世帯といっても、それが、そのものが貧困世帯じゃなくて、更に多くいらっしゃるという認識を持っています。そういう認識...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりだと思います。  NHKの業務は広く、ある意味では物すごく広範にわたっております。しかし、公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、広い知識と経験を有する者から経営委員を選任すると定める放送法の趣旨からすれば、経営委員の人選が不公正と...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ありがとうございました。  ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
04月05日第174回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(原口一博君) 大久保委員におかれましては、地域主権改革にも大変なお力をいただいておりますことをまずお礼を申し上げ、御質問にお答えをしたいと思います。  先日、総理からも再び、一丁目一番地の改革であるこの地域主権改革について、ひも付き補助金の廃止、一括交付金化に向けた...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これも旧政権時代で行われたことでございますけれども、大久保委員が私に御指摘をいただいて、早速調査チームをつくりました。随意契約をやめるといいながら、実質一者入札、あるいはここの例にございますように、商社が二社であっても製造メーカーは一社と、それだと何のた...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これはおっしゃるように、落札率が九九・三%でもございますし、また、全国担当課長会議での配付資料に特定メーカーの製品の写真をそのまま使用したことは誤解を与えかねず、不適切であると。  今後はこのようなことのないよう、今般策定した消防庁の契約手続等事務処理...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 仕様書の作成に当たっては、外部の専門家五人に対し、訓練資機材に必要とされる機能についてアンケートを実施し、そのアンケート調査において必須項目とする意見が多かったものの中から必要な訓練機能を設定しています。  重量を二十五キロ以下としたというのは、搬送中...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにこれは公共調達改革を新政権は行っておるわけでございまして、その中で与党の委員から大変大事な御指摘がありまして、私は、まさに横ぐしでもって随意契約をなくし、あるいは実質的一者入札をなくし、競争入札を、ある意味で政府を代表してやっている総務省でかかる事...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) それに加えて、大久保委員が御指摘をくださった大変大事な視点でございますので、予算の効率的な執行のため、私の指示により、本年一月二十九日に副大臣、政務官を構成員とする予算執行監視チーム、これを立ち上げました。各省庁の長が契約など予算執行事務の管理のすべてを...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これ、入札公告から、仕様書の公表から入札までの公告期間については、本件調達についてはWTO政府調達協定等により必要とされている五十日間以上の公告期間を取っており、適切に入札手続が実施されたところというのが事務方から来た答弁書です。  しかし、本件につい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先生から御指摘をいただいて調査チームをつくり、そして不透明なところを一つ一つ明らかにしていくことができた、それがまず事実でございます。  また、今回の事案を踏まえ、消防庁における契約手続の適正化を図るためにマニュアルを作成をいたしました。しかし、その上...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 各都道府県消防協会は、特別職の非常勤公務員である消防団員を中心に組織されているものでございます。このうち四十五団体は都道府県知事が認可した公益法人でございまして、二団体は任意団体でございます。  なお、都道府県消防協会は政治的行為に関して特段の制限はな...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 国から都道府県消防協会に対しての補助金の投入はございません。ただ、多くの都道府県において、都道府県消防協会が行う消防団員の教育訓練事業あるいは功労者表彰事業等に対し補助金を交付していると聞いております。  ですから、先ほどの国又は地方公共団体から補助金...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 政治活動に関する寄附をしてはならないということでございまして、都道府県消防協会に関する政治的行為に関して特段の制限はないというのが先ほどから申し上げているお答えでございます。
○国務大臣(原口一博君) 各都道府県消防協会の役員がどうあるべきかについては、これは各都道府県消防協会の判断によるところでございますが、先ほど委員が触れられたように、国又は地方公共団体の公務員等はその地位を利用して選挙運動をすることはできないとされておりますことから、やはりそうい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは前から、総務大臣としては個別の案件についてはお答えを控えております。その上で、一般論でございますが、消防、大変大事な組織でございます。公職選挙法や様々な法律にもとることのないような在り方が必要であるというふうに考えております。
○国務大臣(原口一博君) 都道府県庁など公的機関の中に都道府県消防協会事務所が存在し、この事務所の使用とか行政財産の目的外使用ということについては、当該都道府県の判断の下で許可が行われているものと考えております。使用料免除についても、公益性等を勘案して都道府県が判断をしておるもの...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  三月十二日に枝野大臣が答弁をさせていただいておりますが、まさに国家公務員については、今回の改正案で内閣人事局が幹部職員人事の一元化を担うこととされるほか、今後、国家公務員制度改革基本法に基づき労働基本権の在り方や定年制度の在り方な...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 牧野委員、ありがとうございます。  委員の御指摘を受けて、私たちも調査をいたしました。総務省において調べたところ、地方公共団体が庁舎のスペースを職員団体の事務所として無償で貸与している事例があるかということでございましたけれども、すべての都道府県の条例...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 国の施設は整備計画を策定して、今委員がおっしゃったように、デジタル化の改修を進めております。平成二十一年の九月末時点で六〇%の施設が対応済みでございます。ただ、国の施設による受信障害対策共聴施設の対応割合は、同二十一年九月末時点で三二%。地方公共団体の施...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、委員がおっしゃるように、ホテルや旅館等の多数のアナログテレビを保有する施設がデジタル放送に対応する、この手法としては次の三つがあるわけです。一つはデジタルテレビ又はチューナーの購入、あるいは、今度は大きな建物の中でデジ・アナ変換装置、この導入、あ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員がおっしゃるとおり、まさに一般論と申しますか、この文書は事業仕分について行政刷新会議としての認識を確認したものであり、それ以上のものではございません。地方公共団体に具体的実施方法を強制する意図をましてや持つものではないというふうに承知しています。 ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりだと思います。日本郵政のガバナンス検証委員会、本年一月、専門家を構成員として立ち上げました。その後、専門家による個別事案の検証を行うため、日本郵政ガバナンス問題調査専門委員会をつくりまして具体的な検証を行っております。そして、委員がおっし...全文を見る
04月07日第174回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(原口一博君) おはようございます。  地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案、国と地方の協議の場に関する法律案及び地方自治法の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  まず、地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 武内議員から七点お尋ねがございました。  公共サービス基本法の起案に際しても大変なお力添えをいただきました。また、参議院の先生方に心からこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。  まず、地域主権改革の基本的な考え方及び決意についてお尋ねがございま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 二之湯議員から十一点お尋ねがございました。  国力を低下させるのではないか。そんなことはありません。今、世界に開いています。三位一体改革で地方を疲弊させ、そしてこの長きにわたり、一%も経済成長せずに国力を疲弊させていた前政権を反省しながら国力を高めてま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山本議員から九点お尋ねがございました。  まず、地域主権の定義と憲法の規定との関係、地域主権と地方分権の違い等についてお尋ねがございました。  地域主権とは、先ほども答弁させていただきましたけれども、憲法を前提としつつ、地域のことは地域の住民で責任を...全文を見る
04月08日第174回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○原口国務大臣 お答えいたします。  たしか、あれは五年前、二〇〇五年の小泉さんの郵政民営化の選挙だったと思いますが……(石田(真)委員「済みません、間違えました」と呼ぶ)そのときは自民党さんの比例得票が多かったけれども、名簿が足りなくて、その結果、他党にその議席の配分が行った...全文を見る
○原口国務大臣 特定の国会議員の行動、特に議会でなさることについて、今委員がおっしゃったように政府としての見解は控えたい、そう思います。  その上で、これまでも、比例代表で選出された国会議員さんがやめられて市長選に出るとか、ほかの選挙に出るということがございました。今回、委員が...全文を見る
○原口国務大臣 日本国憲法では、内閣不信任決議権、予算先議権などを特別に衆議院に認め、法律、予算の議決、条約の承認及び内閣総理大臣の指名の場合における衆議院の優越を認めています。ただ、日本国憲法の規定する衆議院の優越と衆議院議員を辞して参議院議員選挙に立候補することは関係しないも...全文を見る
○原口国務大臣 石田委員、個別の案件については党並びに御本人が適時適切に御判断されることである、このように考えます。
○原口国務大臣 政府にある私が、総務大臣としての職務にある者が、国会の先生がなさることに対して、ああすべきだ、こうすべきだと、そもそもそういう立場にはないということを申し上げております。
○原口国務大臣 政治家としてコメントを求められても、私は総務大臣としてここに出席をさせていただいていて、その総務大臣ののりを越えて国会に対して……。それは総務大臣の職を辞していれば、今石田委員とそこはこうじゃないか、ああじゃないかという議論をすることはできると思いますが、この場に...全文を見る
○原口国務大臣 前原大臣がどのようにその中身をおっしゃったか、私も報道でしか知りませんけれども、私は少なくとも政治資金規正法、あるいは公職選挙法を所管する総務大臣として、国会が、先ほど委員がおっしゃったように、論点整理をしたいとは私は言っています、だけれども、個別の案件について、...全文を見る
○原口国務大臣 委員にお答えいたします。  参議院予算委員会の審議日程の管理についてそごがございまして、それは時間に行くことができずにおわびをしたところでございます。そして、二回目については、遅刻というお話でございましたけれども、私は、衆議院の今まで皆さんと御一緒していたような...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  私は、人事について更迭やそういう意図でやったわけではありません。特にこの二人については、ずっと私を支えてくれている大変大事なエースであります。  その上で、政権獲得後、本当に夜も遅くまでみんな走り回ってくれました。今、総務省としたら、超勤...全文を見る
○原口国務大臣 石田委員に大変御協力をいただいているというのは、それは事実でございます。  ただ、中には本当に、実際に想定問という形で何回も何回も夜中まで議論をしたり、答弁書を書いたりしているというのも事実でございまして、そういったことも踏まえて、やはり職員の健康、そして家族や...全文を見る
○原口国務大臣 人事権者はあくまで私であります。官が決めるわけでもなく、だれか外で決めるわけでもないんです。そして、どうも先生は新聞の記事をごらんになっておっしゃっているようですけれども、官に私たち政治がさわれば懲罰人事のように見えるとおっしゃいますけれども、放送法等の一部を改正...全文を見る
○原口国務大臣 退任していません。新聞報道でだれかを退任させたり、あるいは、総務省の顧問になるときに、首長さんに特定の政治活動を禁ずるようなことは言っていません。  私は、少し委員と私と政治活動の自由というところでスタンスが違っているんじゃないかと。衆議院議員が参議院議員に出よ...全文を見る
○原口国務大臣 そこが私と石田議員との間で根本的に違うと思います。  例えば、この中には、目の前に塩川先生がいらっしゃいます、あるいは重野先生や、当時は桝屋先生という、他党でありますけれども、立法を御一緒してきた。八代先生についても、当時は石田委員と同じ自民党にいらっしゃいまし...全文を見る
○原口国務大臣 御存じでおっしゃっていると思いますが、上田知事は自公と民主推薦の知事ですよ。橋下知事に至っては自公推薦の知事です。確かに、北九州の北橋市長は、民主対自公という戦いの構図でした。私は、元衆議院議員であるからとか、お友達だからということで言っているんじゃありません。 ...全文を見る
○原口国務大臣 坂本委員にお答えいたします。  私は、松下政経塾時代に、熊本日日新聞というところで、熊本の日本一づくり運動というのを御指導いただきました。私の担当地区は天草でございました。非常にきれいなところで、そこでも思いますのは、やはり委員がおっしゃるように、地域におけるロ...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  おっしゃるように、これはまだ野党時代でしたけれども、交付税率を引き上げるという法律を用意したことがございました。政権をとりましたので、今度は夏の地域主権戦略大綱の中で地方の独自の財源、税源の確保、その中には、委員も御案内のとおり、今おっ...全文を見る
○原口国務大臣 四三という数字がひとり歩きしてしまうと、それは委員も御案内のとおり、そのときの地方の財政状況によって随分違ってきます。ですから、どの税目をどれぐらい上げるかというのは、さらにフリーハンドを持っておきたいというふうに考えております。  あくまでこれは前提としての議...全文を見る
○原口国務大臣 一括交付金化と交付税、これは並行して進めてまいります。  最後の形は、渡辺副大臣が答弁をしているように、物によっては交付税と一括交付金を統合する、そしてより地方が自由に使える、そして、今回その前段として国交省や農水省の新たな交付金について、ひもつき補助金の一括交...全文を見る
○原口国務大臣 今、基準財政需要額のお話がございましたけれども、この間、地方の財政計画と決算の乖離を、委員も御案内のとおりですけれども、何が起きてきたか、二つのことが起きてきたと考えているわけです。一つは、例えば公共事業を中心とする歳出についてはずっと余ってきました。地方はそれを...全文を見る
○原口国務大臣 お答えをしたとおりでございます。  地域主権戦略大綱の中に入れて、二十三年度の一括交付金、ひもつき補助金を廃止して、一括交付金化に向けた動きを加速していきたいというふうに考えています。
○原口国務大臣 熊本であれば九州地方整備局ですか、あるいは農政局が、政治主導でこの使い方はわかりませんということをもし熊本県に言っているとしたら、私も実際に聴取をして、そして、どんな説明の仕方をそれぞれの所管官庁の出先でやっているのか。わからないというのであれば出先は要らないわけ...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘だと思います。  私たちは、平成二十一年度の第二次補正予算で、いわゆるきめ細かな臨時交付金というものをつくらせていただきました。地方自治体からは、四月からそれが使えるようになって、これは西先生でしたか、学校の耐震化やそういったものにも使えるようにしろ...全文を見る
○原口国務大臣 これは熊本県の上益城郡じゃないですか、御船町。私、偶然ですけれども、この町長さんと政権獲得前に、ちょうど去年の今ごろだったと思います、鹿児島の指宿で、地域をどうやって立て直すかというフォーラムで御一緒しました。そのとき、私は次の内閣の総務大臣でした。竹を使ったまち...全文を見る
○原口国務大臣 先日、参議院の総務委員会で御議論いただきまして、同じ熊本の、元自治大学校の木村先生だったと思いますが、この地域主権の理念について大変御理解のある御質問をしていただきました。  同じ自民党や熊本の中でも違うお考えのある方もいらっしゃると思いますが、私たちは、地域主...全文を見る
○原口国務大臣 稲津議員にお答えいたします。  私も、地域主権推進担当大臣であるとともに、地域主権戦略会議の副議長でございます。議長である総理がおっしゃったこの危機感、共有をしているものでございます。  義務づけ、枠づけについては多くのものが出てきました。しかし、一番総理と、...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、第一次分についても、もう何となくこれで終わりだ、何とかしのいだんだというようなことを言っているところもあるやに聞いています。それはもうとんでもない話で、私たちは交渉しているんじゃないんです。今の国と地方の形を変えていこう、地域主権型...全文を見る
○原口国務大臣 稲津委員と同じ認識を持っています。  総理が極めて不十分であるとおっしゃったのは、特にこの基礎自治体への権限移譲の部分です。もちろん、これは一次ヒアリングですから、今の現状をどう考えているかというふうに聞いて、条項目数でいうと、今委員がおっしゃったように、項目ベ...全文を見る
○原口国務大臣 全くおっしゃるとおりだと思います。  先ほど顧問の件で、これはおかしいんじゃないかと言われましたけれども、現実、埼玉県、それから、その議事録を委員は読んでおられると思いますから、大阪ではもうできているんですね。埼玉、大阪で権限移譲ができていることをなぜ中央省庁が...全文を見る
○原口国務大臣 これは最初のヒアリングを非公開でやって、ある意味、本音の部分を言っているところがあります、正直言って。でも、それがあなたの本音なんですか、だったら政権を去ってください、ここに優秀な私たちの同志がたくさんおります、そういう方とかわってくださいと。地域主権戦略会議でも...全文を見る
○原口国務大臣 人事権者はあくまで総理でございますから、総理が適宜適切な御判断をされるというふうに考えておりますが、一般論で言うと、先ほど申し上げたように、一丁目一番地の変革、それについての理解、皆さんマニフェストを掲げてやってきているわけです。中には、財源の関係でことしできない...全文を見る
○原口国務大臣 一般的に、北海道と分けて議論しなきゃいけないので、ちょっと時間があれですが、法律の制定は国権の最高機関とされている国会によって行われる、地方自治体の条例制定権は法律の範囲内とされている、これは憲法です。ですから、これを踏まえて、上書き権については慎重な検討が必要で...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員とは野党時代にこの問題を追及させていただきました。あのときに追及をしていたとおり、ガバナンスはもうほぼ崩壊をしていたのではないかというおそれを、この調査委員会、検証委員会の報告を聞くと、調査に当たった弁護士の人たちでさえ、ここまでひどいとは思わなかったとい...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるとおり、平成二十一事業年度事業計画の変更の認可の際に、私の方から、郵便事業株式会社の経営陣の方には、承継に伴い雇用不安が発生しないよう十分配慮して計画を進めてほしいとお願いをしたところでございまして、計画を進めるに当たっては、将来の労働条件の十分な説明を...全文を見る
○原口国務大臣 日本郵政については私の認可ということで、いろいろな、これはあくまで民間の企業でございますからお願いベースでございますが、今回こういう事態も検証委員会で明らかになったところでございまして、社員の皆さんの雇用の配慮とともに、顧客にも十分説明を行って、混乱がないようにし...全文を見る
○原口国務大臣 これは国会で御質問いただいて、私の方から、例えば日本人妻の日本へのコール、あるいは今おっしゃったようなライフラインとしてのオペレータ通話、災害時等における通信手段としても引き続き重要な役割を果たしていくことを期待して、KDDIの社長にもいろいろな御事情を聞いたわけ...全文を見る
○原口国務大臣 一票の格差、これはまさに民主主義の根幹にかかわることですので、慎重に議論を進めてまいりたいと思っております。  きょうの高松高裁の判決では、格差是正のための合理的期間内であり、違憲でないということで判決が出ています。  今、柿澤委員がおっしゃった、違憲であると...全文を見る
○原口国務大臣 私たちの姿勢については、もう鳩山総理がお話をされているとおりでございます。  私は、民主政治を学ぶ年齢は、十八歳とか二十とかそういうものじゃないと思っています。小さいころから民主政治の大切さを学校やさまざまな機会で学び、そして、できるだけ十八歳になれば選挙権を行...全文を見る
○原口国務大臣 一票の重み、これは極めて大事なものだと考えています。  その上で、衆議院小選挙区選出議員の選挙区の改定に係る大まかなスケジュールを申し上げたい。  ことしは十年に一度の国勢調査の年です。私も国勢調査を指示いたしましたけれども、この十月に国勢調査があり、速報集計...全文を見る
○原口国務大臣 一票の重みというのは大変大事なものです。そして、区割り改定案の勧告期限というものがございますから、それまでに必要な措置を行うということでございます。
○原口国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人通則法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  本法律案は、独立行政法人について、その財務基盤の適正化及び国の財政への寄与を図るため、業務の見直し等により不要となった財産の国庫納付...全文を見る
04月08日第174回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(原口一博君) 独立行政法人通則法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  本法律案は、独立行政法人について、その財務基盤の適正化及び国の財政への寄与を図るため、業務の見直し等により不要となった財産の国庫納付等について所要の規定を定めるもの...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 藤田議員から、六点お尋ねがございました。  藤田議員は、まさに一円一銭しのぎを削る民間企業の中において、世界初のおサイフケータイ、電子マネー、これを創立されました。まさに世界成長の最前線を来られた、その立場からの御質問でございました。  今まで、なぜ...全文を見る
04月08日第174回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○国務大臣(原口一博君) おはようございます。  地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  地域主権改革は、明治以降の中央集権体質から脱却し、この国の在り方を大きく転換する改革であります。国と地...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 加賀谷委員におかれましては、本当にこの地域主権改革のエンジンとなって、そしてこれ百四十年ぶりの改革でございますから、これまでの中央集権に慣れて、その中から発想をしている方々にはなかなか分かりにくい、そのとおりだと思います。しかし、これは単なる分権の改革で...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地方議会はまさに、地方公共団体、その執行とともに車の両輪というふうに言われています。逆に、この地域主権改革が進めば、憲法第九十三条第一項の規定による、地方公共団体は、法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置するとされている、この意義は更に深...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は、今のような一回中央にお金を集めてそれを地方に分配する、こういうことをやっているといろんなところにひずみが出てくるというふうに思います。その中でも、大都市もそれに無縁ではございません。むしろ、私どもは消防庁を所管していますけれども、大都市の緊急消防、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは昨日、武内委員の本会議での御質問の中にもございましたけれども、まさに、加賀谷委員、責任の改革なんですね。地方自治は自動操縦でやれるものではない。つまり、自ら住民がお選びになったその首長なり議会の行動は即住民に返ってくる。これは民主主義の基本です。責...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 事実について今大塚副大臣からお話をさせていただきましたが、分権委員会の第三次勧告のうち、地方要望分を中心とする第一次分の見直しを地方分権改革推進計画として閣議決定させていただきました。この計画では、地方要望分四十九項目のうち四十二項目、約九割について見直...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今まさに委員がおっしゃったように、地方自治基本法という議論をしています。多くの今審議会の中でも御議論が出ているのは、基本法はあり過ぎじゃないか、実質、憲法を補強するような基本法ってそんなにないんじゃないか、今回私たちが作ろうとしている、射程に入れようとし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 行政を可視化する、そして多くの方々に公正で公平でそして透明な行政としての高い信頼を国民に培っていく、これは極めて大事だというふうに考えています。  政府としては、電子政府の総合窓口、e—Govや各省のホームページを通じて、政策や統計など様々な行政情報を...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今総務省では、これまでの省令であるとかあるいは通達であるとかいうものを極力廃止しなさいと、そして政治主導によらないものについてはそれはしっかりと再検証しますよということを今現在やっております。  ただ、今委員がおっしゃるように、通知や通達、こういったも...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 若干補足させていただきますが、やはり地方六団体のそれぞれの自主的な思いあるいは市長会のお考えというものはこれはあるというふうに考えておりまして、そこを尊重したいと思っておりますが、一方で、地域主権戦略会議の中には政令都市の代表であります、あるいは私たちは...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 武内委員におかれましては、まさに土佐、龍馬の里の代表として、この地域主権改革を強力に進めてくださっております。私も、薩長土肥の一番最後の肥が私のところでございまして、坂本龍馬も佐賀藩には随分来ていただいて、二之湯先輩には申し訳ないですけれども、アームスト...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに委員がおっしゃるように、自治体の選択の自由を広げるものだというふうに考えています。それぞれの自治体がワンセット主義で、すべて自らのところで自己完結をしなければいけない時代は終わりました。お互いに情報を共有し、協働し、そして共同設置を置くことによって...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これも委員がおっしゃるとおり、まず、この第一弾でございまして、地域主権の確立を目指した地方自治法の抜本的な見直し案を取りまとめる場として総務大臣をトップとした地方行財政検討会議、これを開催しております。  そこで、地域主権を確立していくためには、地方自...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) もう渡辺副大臣が答弁したとおりでございますが、地方公共団体の違法な自治事務の処理が自主的に是正されない場合、地方自治法は是正の勧告及び是正の要求という手段を現行法でも用意しています。  私は、じゃ、その大臣としての務めをどの段階で、そしてどのような基準...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに、その野田市の根本市長さんのリーダーシップ、私たちが目指すリーダーシップあるいは国と地方の関係についても大きな示唆をいただくものだと考えています。  というのは、答えが一つしかない百点満点を前提とする教育は、これは他者を排除します。それから、当然...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは工程表を一緒に、国・地方協議、あるいは国会の先生方にも大変な御指導をいただきながら去年の十二月に作りました。これは、工程表そのものもキャンバスだと思っています。つまり、よく国のあるべき姿あるいは国と地方の姿を示せと言われます。おっしゃるとおりです。...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにおっしゃるように、昨年十一月十六日に開催された事実上の国と地方の協議の場における地方側からの提案を受けて、実務検討グループ、これを三回やらせていただきました。地方側からの提案の御説明や国側の考え方等の提示、あるいは今回の制度案の骨子ということで、そ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これ、又市委員の大変精緻な御議論で、大事な御視点だと思います。  まず第一点は、地財計画は標準的な行政経費を積み上げた結果決まるものという、こういう標準的な答弁がありますけど、じゃ実際に、私たちは六団体の意見も聞きながらやっていますけど、どれぐらい反映...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今委員の御議論を伺っていて、アメリカにホームステイしていたときのことを思い出しました。ママがでっかいケーキを食えと言うんですけど、とても食い切れずに、毎日家に帰るのが憂うつだった。この普通建設事業を見てみると、食い切れないものを、やりたくてもやれない、財...全文を見る
04月12日第174回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○国務大臣(原口一博君) 愛知委員におかれましては、私、お父様ともう一つの政権をつくりたいとずっと行動を御一緒させていただきました。そして、ある国の国防大臣と初めて会談を行われたのもお父様でありました。そういう意味で、国の主権ということを私たちは大変大事に、国家主権という意味でも...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これ日本国憲法を英訳をした文章だと、さらに今のサバランティーという言葉で分かりやすいんじゃないかと思います。サバラン・パワー・リサイズ・ウィズ・ザ・ピープル、つまり国という主権国家に正統性を与えるものは一体何なのかと。つまり、それは主権者たる国民がそれを...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今、普天間のお話がございましたけれども、国防や外交は国が有する責務でございます。ですから、国防を担う国がそれを決定をし、そして地域に御協力を求めるという形でございまして、補完性の原理、今委員がおっしゃったように、地域がもし国防を担う権限とそして責務を有し...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山下委員にお答えいたします。  冒頭、そのT先生の御冥福を心からお祈り申し上げます。  この事案は、堺市の公立中学校の先生が心身の変調を訴え自死をされた事案でございます。基金は公務外と認定しましたが、今委員がおっしゃったように、大阪地裁では公務災害と...全文を見る
04月13日第174回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○原口国務大臣 中後委員にお答えいたします。  多くの方の目に触れる、これがとても大事であります。ですから、私たちは公共調達についても電子化をしていきたい、そのことによって調達の合理化、または多くの方がチェックができるということが大事だと思います。  また、同じことは国会議員...全文を見る
○原口国務大臣 地方議会を経験された中後委員が、まさに国の形を変えるんだ、その決意をお示しいただきました。  私たちは、一回中央にお金を集めてそれを地方に分配する、そのことによってさまざまな無駄が生じています。今も、四大臣会合で、来年度の新規採用について議論をしました。ところが...全文を見る
○原口国務大臣 大西委員にお答えいたします。  私も大西委員の御地元の橿原市万葉ホールで講演をさせていただいて、まさに万葉の時代の皆さんがどのような思いで国家づくりをされていたか、その息吹に触れさせていただきまして、本当にありがとうございます。  まさに国家国民のために国をつ...全文を見る
○原口国務大臣 大西委員から貴重な御指摘をいただきました。  まさに、宝くじの仕組みそのものはとても大事なものであります。例えばJETプログラム、これは地方共同の海外活動拠点。この間、私は韓国へ行ってきました。それはそれは大事ですね。自治体に派遣をされた韓国の方々が、韓国の中で...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。大変本質的な御質問だと思います。  やはり人間らしく働くことができる環境、これが一番だと思います。この間も公務員制度改革の中で議論をしましたけれども、国家公務員あるいは地方公務員の現状を見てみますと、例えば本当の意味での人権保障、福利厚生と...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  まさに、重野委員が御指摘されているように、タコが自分の足を食べているようなものなんですよ。これは非常に不健全で、しかも透明性を欠きます。ですから、私たちは、先ほど階政務官が御答弁させていただいたような視点から国庫納付をさせるということでござ...全文を見る
○原口国務大臣 赤澤委員にお答えをいたします。  まさにそこを事業仕分けによって、事業の必要性、それから有効性、効率性、緊急性、あるいはだれが事業を実施する主体として妥当かということについて検証を行います。  私たちが独法を抜本的に、ゼロベースで見直そうと考えたのは、これがH...全文を見る
○原口国務大臣 十二・六兆円の問題についてお話をされましたけれども、例えば、私は駐車場整備機構の問題を野党時代に追及いたしました。これにいわゆる特定財源が入っていて、例えば二百台入る駐車場がどれぐらい埋まっていたか。そこに埋まっていた数は三十台でした。周りにもたくさん駐車場がある...全文を見る
○原口国務大臣 赤澤委員が、そういう改革の法案を当時の政府として出されていて、では、この間のガバナンスは一体どうだったのか。法案は確かに通っていないかもわかりませんけれども、独法における随意契約あるいは一社応札は減ったのかふえたのか、それは改革されたのかどうか。私たちは、まず独立...全文を見る
○原口国務大臣 野党提出者の考えの中にも私たちが取り入れるべきものがあると考えています。  その中でも評価といったことについて、総務省は行政評価の仕組みをずっと持っていて、それを横ぐしでもって、各省統一した基準でもって評価をしていく、そしてそれを国民の皆さんに御判断いただくとい...全文を見る
○原口国務大臣 赤澤委員がおっしゃるように、職員の給与は直接職員に全額を支払うことが原則でございまして、条例で認められたものについては職員の給与から控除して支払うことが可能でございます。  しかしながら、今回、国会審議を踏まえて、一部の地方公共団体を対象として総務省で調査をさせ...全文を見る
○原口国務大臣 まさに先ほど重野委員にもお答えをいたしましたけれども、国債で国債を買う、まあ、タコがタコの足を食べる、それがひいては不透明な随意契約、あるいは天下り、そして国民からの批判という形になっていく、これを改めなきゃいけないと思っています。  今、委員の御質問をずっと伺...全文を見る
○原口国務大臣 委員がおっしゃるように、雇用されている方の不安を招かないというのは極めて大事だと思います。  そこで、私たちは、ガバナンス自体のチェックをしながら、これは独法として残すのか、それとも民間でやる方がいいのか。特に統計センターの場合、統計に対する重要性というのはこれ...全文を見る
○原口国務大臣 橘委員が御指摘のところは大変大事だと思っています。  この三年半の間で何をやるのか。まずは、独法そのものについて行政刷新会議における事業仕分けを行います。そして、これが本当に独法で行うべきなのかそうでないのか、あるいは、キャッシュマネジメントという考え方やガバナ...全文を見る
○原口国務大臣 だれがどの権限において何を評価するかというのは極めて大事だと思います。  また、各省においても、先ほど少しお話をしましたけれども、人員管理を今私たちは政府の中で議論をしていますけれども、そのもととなるデータがどれぐらいあるのか、あるいは、これは道路のところでも申...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるように、独法にはさまざまな形態がございます。先ほど申し上げましたような、NICTのような世界最先端の研究をやっているところもあれば、私どもからするとちょっと厳しいなということで追及をした、財団法人駐車場整備機構のようなものもございます。  その中で、や...全文を見る
○原口国務大臣 内閣府の特命担当大臣でございます行政刷新担当、枝野大臣のところへ私たち総務省からも行政評価局を中心に今応援を出しているところでございます。つまり、鳩山総理の強力なリーダーシップのもとで、枝野行政刷新担当大臣と、今のエポックメーキングな、つまり政治主導の政策をやって...全文を見る
04月13日第174回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(原口一博君) 北村議員から、二点お尋ねがございました。  まず、新たな割引制度による地域経済活性化の効果についてお尋ねがございました。  新政権は、定住自立圏構想、緑の分権改革、地域の創富力の拡大、これを掲げております。新たな割引制度は、物流コストをトータルとして...全文を見る
04月13日第174回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○国務大臣(原口一博君) 今の御議論を伺っていまして、公共サービス基本法を作るときに同じ議論をした記憶がございます。公共サービスということの定義について、これも与野党で御議論いただいて、その意味においては、今、礒崎委員がおっしゃる新語であったかも分からない。公共サービスについての...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほどの国民保護法の関係でいいますと、やはり礒崎委員が御苦労されたように、今の論点というのは大変大事な論点であるというふうに思います。だれから見ても多義の解釈があるというのは、法律としてはそれは好ましいものではございません。  ですから、先ほどの国民保...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 法律の議論の中では大変大事な御議論だと思っております。たしか地方分権という言葉が出てきたときも、これも人口に膾炙し法的な理解が進むまでにやっぱり一定の時間が掛かっていると思います。この地方分権というのは一体何なのか。私たちは今では当たり前のように使ってい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) そこのところを随分議論を党の中でもあるいは内閣でもしてきたわけでございます。一回中央に集めた権限を単に分ける、それだけでいいんであろうかと。先ほど英訳のサバレンティーという言葉を使わせていただきましたけれども、主権者たる国民がその統治の権限を国に与えてい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 法制局長官が与えるという言葉を使われましたけれども、今、礒崎委員がおっしゃったような分担という方がより正確ではないかというふうに思います。  加えて、憲法九十二条、今長官がお話しされました地方自治の本旨、これは住民自治、団体自治、そして補完性の原則であ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全く間違いではございません。ですから、私たちも緑の分権改革ということを一方で言っておるわけでございまして、主権の意味は、国家権力が他のどんな力にも制約されず、最高で独立であること、主権国という意味で使う場合もございますし、今御議論がございますように、国民...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、地方と協議の実効性を確保するという観点から、各政策に責任を有する関係各大臣と地方側代表者を議員とし、その間で直接実質的な議論を行える、こういう構成としたものでございまして、地方がおっしゃっているように、総理を構成員とはいたしませんが、協議の場の招...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 有り難いお言葉を賜りまして。  私たちは、だれを議長とするかということで、官房長官を想定しておるわけでございますが、今の議員の御意見も踏まえて、より精密な制度設計に努めてまいりたいと、このように考えています。
○国務大臣(原口一博君) 法制化に当たって、今の礒崎委員の御指摘は私たちも議論をいたしました。一方で、地方側の構成員は地方自治法で政府への意見申出等が規定されていまして、これは地方自治法第二百六十三条の三で規定されている首長、議長の全国連合組織である地方六団体の代表としたものでご...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるように、この国・地方協議の場においてどのような権能、それからだれが代表するのかという議論を考える上で大事な御議論であるというふうに思います。  ちょっとこの法制化に当たっては大塚副大臣のところでも検討しておりますので、補足の答弁をお許しいただ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全く同じ認識を持っています。  実は先週も麻生知事会長とお会いをいたしまして、国・地方協議の場、そこでどんな議論をこれからやりましょうかと。  例えば今、子ども手当についての法案を御審議をくださいましたけれども、二十三年度に向けて、いわゆる現金給付と...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これも大変大事な御視点だと思います。  私たちは地域主権改革の観点からだけでこの出先を、今度権限仕分をいたしますけれども、それだけではなくて、行政改革、行政刷新の視点を持って、果たしてこれが出先である必要があるのか、それは中央で行うこともできるし、逆に...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 総人件費改革、それから公務員の改革、これについて総務省としてしっかりとグリップをしてやってまいりたいと思います。  また、今日も四大臣会合を行いましたけれども、来年に向けた新しい新採のことも決めなければいけません。ところが現状は、部署によっては、どなた...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 二之湯先生は全国市議会議長会の会長もお務めなさり、大変大事なお仕事を、地方分権の先頭に立ってこられた、その先生の御意見は大変重いと思っております。  この間、又市先生にもお答えをいたしましたけれども、私は、議会議員というのは、様々な民主主義におけるそれ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにおっしゃるとおりであると思います。憲法が想定している地方自治、そして地方議会の役割、これは極めて重要でございまして、先ほど申し上げましたように、地方議員の権能、私も先生と同じ地方議会の出身でありますけれども、例えば百センチの視点ということで町をずっ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大事な問題意識を共有させていただいていると思います。  議会事務局や監査委員事務局については、特に共同設置をすることによって調査業務に専ら従事する職員の配置が可能となると。私も県議会、佐賀県議会にいさせていただきましたけれども、やっぱり事務局の数という...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるように、これは議会、市議会あるいは町村議会、ここの事務局の人事あるいは予算といったものがやはり独自で自己完結をするということが一番望ましいわけでございますが、現実は、私どものところも議会事務局長がその後教育長まで行きました。  それは、一体こ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私も県議会議員時代に、二之湯先生がおっしゃるのと同じ政務調査費の改革ということで議論をしました。そもそも、政治活動の自由、あるいは様々な、国会で言うと立法調査、こういったものについては公開性、透明性が求められるものであって、その中に一つ一つのパーテーショ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これも与野党で、先生方御理解をいただきまして、自治法の改正、そして今先生おっしゃる地方議会の議員の先生方の報酬について、これは二年前の国会でしたか、私も提案者としてここで御説明をさせていただきましたけれども、まず第一歩というか、ささやかな一歩を先生方のお...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は、自分が地方議会の出身であるからというわけではございませんで、原則論として地方議会は民主主義の学校であると、先ほどから何回も答弁をさせていただいておりまして、そこにいわゆる代表制のミスマッチがあってはならない。女性であるとか働く人であるとかそういう方...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地方議会議員年金制度検討会の報告書、これは平成二十一年十二月二十一日において、継続する案としてA案、B案の二案が提示されておるものでございます。この二案は、国民の理解を得るためには、給付水準の引下げ、掛金の引上げ、負担金の引上げなど、公費ですね、今おっし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今は本当に地方六団体も、これまでの総務大臣はさぞ、何というか、雲の上の存在だったのかなと、今は、言いたい放題とは言いませんけれども、大変忌憚のない御意見をいただいておるところでございまして、それだけ総務省も本来の姿に近づいたのかなというふうに思っておりま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 率直に地方八団体としてはどうかと、先ほど委員がおっしゃったように、横浜市のように三百六十万人から北海道の小さな町のように六千人規模の、千差万別です。  ですから、私たちはマニフェストにおいて、大都市制度についてもちゃんとやりますよというお話をさせていた...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにおっしゃるとおりでございまして、私はこの職に就かせていただいたときに、いろんな審議会なりタスクフォースがございました。できるだけこれは整理した方がいい。そして、船頭多くして船山に登るというようなことになってはならないので、地域主権戦略会議、これは総...全文を見る
04月15日第174回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○原口国務大臣 おはようございます。  橘委員には、毎回、日本の文化そして伝統をしっかりと確認させていただきまして、ありがとうございます。  これが今おっしゃった独立行政法人評価年報でございますが、まさに、私たちが今行っている事業仕分けのもととなるような、評価シートとほぼ同一...全文を見る
○原口国務大臣 不断の見直しを行い、PDCAサイクルをしっかりと果たして行政改革を前に進めていく、衆法のお考えも、私たちは全然別のベクトルを持っているというふうには考えておりません。  ただ、その中で私たちは、現行法でもできること、それから先ほど委員が御指摘くださいました年報に...全文を見る
○原口国務大臣 将来的には、一元化ということは射程に入ってくると思いますし、枝野大臣や私たちも、今委員がおっしゃったことと同じ認識を持っています。  ただ、ある意味、今ここで議論が時間軸というところで一致していないのは、今私たちは、例えば年金積立金管理運用独立行政法人、GPIF...全文を見る
○原口国務大臣 谷委員にお答えします。  この後ろの肖像は谷委員のお父様ですよね。(谷委員「はい」と呼ぶ)本当に、このお顔を見るとまさに先生とうり二つと言っていいようで、過疎法を一生懸命なさいました。  私たちも、この天下りの問題について一貫してやってきたわけです。その上で、...全文を見る
○原口国務大臣 これをしっかりと、その中でも調べるべきだという委員の質問主意書に対する閣議決定を踏まえて、私たちは、持参金型天下り、人質型天下り、創業型天下りと言われるものがあるのではないかということで、今調査を行っているわけでございます。  委員、私たちはこれを一貫してやって...全文を見る
○原口国務大臣 稲津委員にお答えいたします。  今議論を聞いていまして、野党提出者と私たちの考え方はどこが違うのかなと思いましたら、現行の制度でも実際に不要財産の認定でありますとか独法の評価というのはあるわけです。そのことが多分議論の分かれ目になっているんじゃないか。  確か...全文を見る
○原口国務大臣 委員も御案内のとおり、総務省は横ぐしの評価機能を持っています。もう現在あるわけでございます。  現政権における取り組みとしては、先ほどお話をしましたように、独立行政法人における内部統制と評価に関する研究会において、まず独法の内部統制のあり方を検討し、本年三月に取...全文を見る
○原口国務大臣 秋葉委員は、たしか総務省の政務官をされていますから、総務省の仕組みについても御存じだと思いますが、現在、総務省にあるわけです、政策評価・独立行政法人評価委員会。政独委といいますけれども。  評価機関の委員数については、平成二十二年四月一日現在で、今秋葉提出者がお...全文を見る
○原口国務大臣 これは、塩川委員、完全デジタル化に向けての取り組みについて、大変この委員会でもさまざまな御指摘をいただき、御支援をいただいております。まずそれをお礼申し上げます。  その上で、先ほど枝野大臣がお話をされましたけれども、必要なものはちゃんと予算措置しましょうね、そ...全文を見る
○原口国務大臣 先ほどGPIFの百二十兆円、あれは年金基金でございますけれども、それを運用するだけでもコストはかかるわけです。そして、キャッシュフローマネジメント、私たちは新たな考え方で、さまざまな国民からお預かりした、税金を含めて決してそれを寝かせないあるいは無駄にしない、これ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  塩川委員が御指摘のように、戦後、酷寒の地で乏しい食料と劣悪な生活環境、まさに過酷な強制労働。私の後援会長は九十四歳でございますが、シベリア抑留者でございます。もう何十年も御一緒していますけれども、最初は多くのことを語ることがありませんでした...全文を見る
○原口国務大臣 総務省としての立場は、今お話をしたとおりでございます。  先日も、民主党を中心とした有志の議員その他の関係者の皆さんが総務大臣室にお見えになりまして、先ほど私が述べたことと同じことをお話しくださいました。今政府の中で、あるいは関係者等で真剣な御議論をいただいてい...全文を見る
○原口国務大臣 平和祈念事業特別基金の資本金は、今おっしゃるように二百億円でございますが、廃止法に基づき、平成二十二年九月三十日までに廃止し、国庫に返納が予定されております。資本金二百億円は、二十二年度歳入予算に計上をしています。  その上で、今お尋ねの戦後強制抑留者への給付金...全文を見る
○原口国務大臣 委員がおっしゃるように、この戦後補償、あるいは強制抑留者の皆様に対する国としての責務、この問題は大変重い問題でございます。ですから、金目の問題でこれが動かないというようなことがあってはならないというふうに私は思います。  ただ、関係者という場合、これはさまざまな...全文を見る
○原口国務大臣 柿澤委員は、かつて同じ民主党の同志として、HAT—KZシステムに鋭く切り込んでくださっておられますし、今もその方向を前面に出してやっておられますので、私たちがそんなことをするわけがないということは、おわかりのことだと思います。  今私たちはガバナンスをきかそう、...全文を見る
○原口国務大臣 まさにおっしゃるとおりでございまして、先ほど塩川委員からお話がありましたNICT、これは世界最高の頭脳を持って、そしてIITH、インド工科大学のハイデラバード校やさまざまなところと今リンクを張っています。しかし、それとて、しっかりとした知的な生産のパフォーマンスが...全文を見る
○原口国務大臣 柿澤委員と私が目指す方向は同じなんですよ。  ただ、私は総務大臣として自分のところも、あの事業仕分けの後でさらに顧問やさまざまな方々にお願いをして、PDCAサイクルでさらに深く切り込んだわけです。つまり大臣というのは、単なる要求大臣や、みずからの省庁の肥大化する...全文を見る
04月19日第174回国会 参議院 総務委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(原口一博君) 姫井委員にお答えいたします。  姫井委員に一番最初お会いしたのは、たしか委員が県会議員をされているときだったと思います。岡山政経塾の集会で、私、講演させていただいて、そこに、ああ、こんな元気な人がいるんだな、本当に感激をいたしました。  その意味で、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員がおっしゃるように、地域主権改革をやったからといって、まさに、国民が学ぶことなく、地域の方が学ぶことなく、漫然と今までと同じような依存と分配のリーダーを選んでいればそれは逆に格差は広がっていきます。ですから、この改革は何も甘いことを言っている改革では...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変大事な御質問だと思います。  私も二十七で県会議員をさせていただいたときに、私の佐賀県は二十六年間同じ方が県会議長をされていて、県会議員さんの平均年齢というのも九州一高かったです。そして、何かを言えば、いや、今ごろ来た二十代の人間が何を言うんだとい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まず後段からお話をしますと、政務三役会議で議論をいたしまして、全国のいわゆる政治利用について調査をすることにいたしました。やはり補助金が入り、そして、大切な地域の住民の財産と生命を守る、こういう大きな使命に燃えた方々の集団でございますが、そういう集団であ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 報道ベースの数字が結構センセーショナルであったために、地域主権改革大丈夫かというお話をいただきました。現実に、先ほど項目ベースで三五%、条項ベースで二六%、この結果は三月三十一日の地域主権戦略会議に報告をしたものであります。  ただ、各省の言い分を私が...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 主権という意味は講学上、以下の三つの意味に用いられます。現行の法令上も同様の意味で用いられています。一つは、国家権力がほかのどんな力にも制約されず最高、独立であること。これは主権国とか非主権国という言い方をしますね。あるいは国民及び国土を支配する権利。統...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに先ほど申し上げました国政の在り方を最終的に決定する方々、つまり国民主権を持つ方々が、国民主権のその主権の存する国民が自らの地域を責任を持ってつくると、こういう意味でございます。
○国務大臣(原口一博君) 今委員がおっしゃった地方という言葉は、国あるいは中央政府に対するまさにルーラルな地域、このことを地方というふうに呼ぶ場合があります。  私たちが言っている地域というのは、まさに、単なる東京から離れた地域ということではなくて、自らが自らの主体性を持って、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは地方を排除しているものではありません。私たちは、緑の分権改革ということでも言っていますし、地方分権ということを、それを排除するものではございません。
○国務大臣(原口一博君) まさに、中央から遠ければ遠いほど価値が低くなる、そういう意味で地方と使うときがございます。私たちは、基礎自治体や日本の中の津々浦々の様々な自治体あるいはきずなを持ってつくってくださっているところについて、より積極的な、自らがつくっていくという意味を込めて...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地域に主権があるという言い方を私たちはしておりません。
○国務大臣(原口一博君) 地方分権改革推進委員会は旧政権において設置された委員会であり、そして、そこでの勧告を総理は最大限尊重するということをお話をされました。  ですから、委員の質問の意味が私にはうまく取れませんけれども、私たちは地方分権という言葉を何も排除しようとしているわ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) その意味においては、地方分権を推進しています。
○国務大臣(原口一博君) この内閣府設置法の改正では地域主権改革について、日本国憲法の理念の下に、住民に身近な行政は、地方公共団体が自主的かつ総合的に広く担うようにするとともに、地域住民が自らの判断と責任において地域の諸課題に取り組むことができるようにするための改革、これを地域主...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) その報道については接していませんので、一般論で答えさせていただきますが、私たちの地域主権改革というのは連邦制を意味するものではございません。地域の権力が国家権力に対し最高、独立であるというようなことを考えているものでは全くございません。
○国務大臣(原口一博君) これまで数次にわたりタスクフォース、開催をしていただいて、先ほど姫井委員にお答えをいたしましたけれども、基礎自治体に自らの地域は自らつくる権限をしっかりと持っていただいて、その基礎自治体がそれぞれの連合において、それぞれの話合いにおいて道州制を志向すると...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに私たちは、この地域主権改革において、地域のことは地域で決めるという形にしていきたい。  そして、その地域が一義的にサービスを担う主体はどこになるのかと。私たちの場合は、一気に道州という形ではなくて、基礎自治体にしたいというふうに考えているわけです...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) だから、憲法九十二条を出しているわけです。補完性の原理。  委員は、まさか地域が外交や安全保障を担えるというふうには思ってはおられないと思います。まさに、地域が自らの責任においてできることは基礎自治体が広くその事務事業を担い、次いで広域自治体が、そして...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほどから何回も申し上げていますけど、地域に主権があるという、地域と主権をばらばらにしてお考えになっているからそのような考え方になると。  私たちは、先ほど三つの意味での主権という言葉を言いました。国民主権なんです。主権者たる国民が自らの地域のことを自...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 三つの意味があると申し上げたのは、いわゆる統治の権利、あるいは統治を正統付ける権利、これは国民にあるわけです。そして、その国民が、主権者たる国民が統治の正統性を与えた結果、国が、まさに、先ほど三つの意味を申し上げましたけれども、唯一無比の、他国から侵略さ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) よろしいですか。もう一回正確に申し上げますよ。  国家権力が他のどんな力にも制約されず最高、独立であること、この意味での主権ってありますよね。それから、国民及び国土を支配する権利、これは統治権という意味で主権と使われます。  私が申し上げているのは、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ちょっと距離があって聞きづらいんで、族政務三役っておっしゃった……
○国務大臣(原口一博君) 私が族なのかということですか。私は族ではありません。
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるように、勧告どおり進めたいと思っています。  今パーセント、条項では三十幾つということですけれども、項目数でいうと約八割がイエスなんですね。残りの二割は何かというと、先ほど申し上げたような保育園のいわゆる全国一律の基準であるとかそういったもの...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は全くそのとおりのことを考えています。それで、まだ各省からの整理が付いていないのは、国の最低基準というものを国がなくしてしまえば、旧政権下においても予算も削られてしまう、最低基準さえ守ることができない、したがって国は全国一律の最低の基準はなくすべきでな...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) その答えで結構です。
○国務大臣(原口一博君) 先ほど申し上げました、補助金との関係あるいは一括交付金との関係を整理した上で基準を撤廃をしていきたい、地方にお任せをしていきたいと思っています。
○国務大臣(原口一博君) 夏にまとめる地域主権戦略大綱の中に取り込めるように今協議をしているところでございます。
○国務大臣(原口一博君) 大綱に入れます。
○国務大臣(原口一博君) 夏の地域主権戦略大綱に、補助金と一括交付金との整理をし、そしてこの義務付け・枠付けについては原則撤廃ということで入れ込もうというふうに考えています。
○国務大臣(原口一博君) 私は今、古川委員は本質的な御指摘をされていると思います。つまり、中央政府で何でもかんでも最低の基準を作っているというけれども本当に見切れているのか、それは実質、その住民、サービスを受ける市民の側から見ると一体どうなのかということだと思います。  今委員...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は今、委員と同じ問題意識を持っていると思います。だからといって、今回の法案は自由度を高めただけでございますから、あくまでその地方の議員数をお決めになるのは地方の皆さんであります。  その上でお答えをすると、議員は少なければ少ないほどいいんだという考え...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 違います。  逆に言うと、それを中央政府だけが、国・地方協議の場を通じてその形を決定しようとしているときに、私たちが一方的に、先ほど申し上げました八つの道州がいいとか三百の基礎自治体がいいとか、そんなことを申し上げる段階にないということを申し上げたとこ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 国と地方自治体、二層構造というのをアプリオリに考えているわけではありません。まずはこの中央集権の体制を基礎自治体に分権をし、そして先ほど申し上げました補完性の原理に基づいて、基礎自治体ができないことはより広域な自治体で、あるいは産業基盤というと、例えば関...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 一義的に二層だけが構造だとは考えていません。
○国務大臣(原口一博君) 国・地方協議の場でそのように決定されれば、二層制も排除するものではございません。
○国務大臣(原口一博君) 多分、山本委員は、私たちが明確な国、地方のデザインを私たちだけでつくっていくと。キャンバスを私たちは白地だと思っているわけです。その白地の中で、例えば全国一律に二層である必要はない、先ほど申し上げたように、関西が関西州というものを、道州というのを選択され...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今申し上げたのが統一的見解です。  ここにちょっと絵をかきましたけれども、今は中央にお金を集めて、それを地方に分配するといういわゆるピラミッド型です。委員は恐らく、これを二層制にするのか八つの道州制にするのか、その形を示せということをおっしゃっていると...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、今のいわゆる柔軟な組織形態というのが答えなんですね。だから、山本委員は逆に私にこんな絵をかけということを教えてくだされば、今私が申し上げているのは、数学でいうと四次元解析みたいな話なんです。ですから、まあ余計難しくなるかな、道州制というのをその地域...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 射程に入っているということ、今、盛り込むというのは地域主権戦略大綱のことなんですね、地域主権戦略大綱の中にはその道州制について射程に入っているということも、先ほど申し上げました、古川委員にお答えをした道州制のタスクフォースの結果についても射程に入れながら...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、地域主権国家というのは何も私たちの専売特許じゃなくて、前回もこの参議院の総務委員会で御質問がございましたけれども、旧与党の方々もお使いになっていた言葉です。私たちの専売特許にしていただいても結構なんですけれども。  その上で、道州についてどのよう...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私も、この会議をつくるときに山本委員と同じことを申しました。六団体のそれぞれの方に入ってもらう。ただ、この六団体を八団体にしろとか、それからそれぞれの担当大臣とのマッチングといったことで、やはり国・地方協議の場というものがあるのであれば、地域の方の委員の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私たちは、地域主権戦略会議、ここがまさに鳩山総理の強いリーダーシップの下で、国、地方で御協議をいただいたところについて地方からの御意見を実現するエンジンだと、あるいは改革の司令塔であるというふうに考えておりまして、委員は国と地方協議の場の実務検討グループ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは実務検討グループの中でお話をしたとおりでございまして、何も私たちは総理が入っていけないなんて考えているわけじゃないんです。むしろ、この国・地方協議の場を積極的に、これから子ども手当でありますとか様々なことについても御協議をいただいて決めていかなきゃ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) すべてを排除しているわけではないという認識を持っています。
○国務大臣(原口一博君) 認識を持っています。
○国務大臣(原口一博君) この国と地方の代表者が合意形成を目指すという協議の場の性質から、協議が調ったという判断についても、構成員全員の総意によりなされることを想定をしています。  いずれにしても、地方側の意見を踏まえつつ、協議の実効を上げていくために努力することが重要で、協議...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、想定していると言ったわけで、それはできるだけ、協議ですから穏便にまとまることを想定しているのであって、場合によっては一部の方に異論がある、先ほどおっしゃった地方六団体の中でもやはり利害や方向性は微妙に違うわけです。同じ市長会、これ以上踏み込んだ答弁...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、それは協議ですから、テーマによってはいろいろあると思います。子ども手当の例を出しても──ちょっと墓穴を掘るといけませんのであれですけれども。分かりやすいんだけど、政権としてはリスクがあるのでちょっとやめておきます。何の例にした方がいいのかな。いろん...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 実際にこの法案におきまして、協議が調った事項については、議員及び臨時に参加した者は協議結果を尊重しなければならないと。総理についても、求められれば参加をいたしますし、しっかりと尊重をしてまいります。
○国務大臣(原口一博君) 私は、受皿づくりとともに、地域の創富力、富を生み出す力、これがポイントだと思っています。すべてをワンセットで、例えば千人、二千人の自治体でできるかどうか、それはやはり疑問もあります。  しかし、山下委員、前回お約束をしたとおり、私夕張に行ってきました。...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いい御質問をいただきました。その文章を全部書き換えたんです。三百、七百という数字も、それからこの間、合併特例法の一部改正案について御審議を賜りましたけれども、私たちはもうここで一区切りしようと、単なる財政合わせ、行革の地方再編というのはやめようということ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私、その東国原さんと基本的に考え方違います。  なぜかといえば、創富力、地域が持っている力、先ほど山本委員にもお答えをしましたけれども、それを私たちが三百だ、七百だというふうに上からかぶせるんだったら、さっきの八つの道州制と何ら議論は変わらないんですね...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、だから、そういうふうに受け止めるから、中央の集権というのはいつまでたっても自分たちに来ないんじゃないんでしょうか。  先ほど海士町という、これ、隠岐島の海士町という島根県の町の話をさせていただきましたけれども、人口二千人の町がいかに創富力を高め、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさにおっしゃるとおりでございまして、結果として道州制を視野に入れることはあっても、それが今のおっしゃるような効率やあるいは押し付けの地方分権ではないと。まさにこの基本方針、二十一年九月十六日閣議決定したもので総理はこのようにおっしゃっています。今後、日...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) この場を借りて、参考人の皆様、それから質疑をしてくださった先生方にお礼を申し上げたいと思います。  今、又市先生がおっしゃったとおりでございまして、やはり何といっても三位一体改革のあの不信は、地方にとってはもうぬぐい難いです。何か新しい制度をつくろうと...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに地方を回復させるためには、独自の財源、そして税源、そして交付税、こういったものが必要であります。  そこで、逆に又市委員にもお願いでございますが、また貧乏神のような昔の失敗者の人たちが、財政至上主義を旗頭に何かしら地方を削減してやれという動きがご...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 糸数委員にお答えいたします。  糸数委員がおっしゃるとおりだと思います。私たちは、地域のことは地域で決める。特に、私もかつて沖縄担当をさせていただいておりました。美しい海、ちゅら海、平和な島、そのために何ができるのか。それは、自らが決めるということがと...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 基本的な在り方は、やはりこれまでの新自由主義に対する新たな地域の在り方なんだと思います。だれかが先に行けばほかの人たちがおこぼれのようにその果実がもらえるという考え方ではなくて、私たちは、様々な地域の資源あるいは伝統や歴史や自ら誇りにしているもの、それを...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変大事な御指摘だと思います。  この道州制という言葉は、私はある意味非常に慎重にこれまで使ってまいりました。と申しますのも、先ほど又市委員がお話しのように、単なる効率性、単なる経済合理性、それから、上からのいわゆるかぶせのピラミッドを八つつくるという...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ありがとうございます。  まさに沖縄がそうでありますけれども、平和の島、美しい島、自らが、たしか委員は多くの方に観光地を御案内をされたというふうに聞いておりますけれども、本当に自らの地域に住む人でないと分からないすばらしいものがたくさんあります。  ...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○原口国務大臣 おはようございます。  金田委員に大変大事な御指摘をいただいたというふうに思います。公務で働く一般職の皆さん、今、労働基本権のお話がございましたが、今私どもは消防の団結権について検討をしているところでございます。まさに公務員制度改革は、この労働基本権の回復の問題...全文を見る
○原口国務大臣 長島議員におかれましては、山古志村の村長として、また先日はわざわざ佐賀までお越しいただきまして、全国のニシキゴイの大変な伝統や文化をお教えくださいまして、ありがとうございます。  今回、私たちは、法律案では、公務員制度改革の第一歩として、内閣による人事管理機能を...全文を見る
○原口国務大臣 長島委員にお答えいたします。  私たちは、権限を守ろうなんてこれっぽっちも思っていません。国家公務員基本法、私も当時、野党でございましたけれども、民主党の会長代行としてこの法案の成立を、しかも内閣に対するさまざまな権限の一元化、もっと言うと、今の内閣法の中には分...全文を見る
○原口国務大臣 これは極めて大事な御質問だと思っております。  先ほど金田委員にも御答弁させていただきましたが、二十二年度政府予算において、人員、給与の両面から人件費抑制に取り組んで、先ほど一千六百億と申しましたが、一千四百億円の減ということで達成をしてきているところでございま...全文を見る
○原口国務大臣 今、長島委員がおっしゃったスピード感、極めて大事だと思っています。ですから、この大臣に就任をさせていただいて即、六十五までの定年にした場合、いわゆるこういう次官の廃止も含めて、どれぐらいの人件費の増になるのか、あるいは、逆に、天下り先の随意契約や補助金や、そういっ...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  天下りについて、私たちはそれを全面的に根絶したいと考えています。そして、今現行で、いわゆるあっせんによる天下りというものについて、これを天下りと定義をしています。  しかし、では、本当にそれだけなのかということで、私、総務相として以下...全文を見る
○原口国務大臣 これは十年後、二十年後にあの日本郵政の社長人事においてのさまざまなことが表に出てくるのかもわかりません。しかし、人事についてですから、私も民間会社の人事については言葉を選びながらやっていきたいと思いますけれども、現実、あれはどうだったかというと、ガバナンスが崩壊を...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  私は三年半前に「検証 戦争責任」というプロジェクトを読売新聞の主筆からいただきました。そして、御党の加藤紘一先生や多くの皆さんと一緒に議論をしました。なぜ三年八カ月あの戦争をやめることができなかったのか、なぜまさに亡国のきわみまで、危機...全文を見る
○原口国務大臣 初めての質問をありがとうございます。  私たちは、労働三権の問題、これは与野党で基本法を議論したときにもやはりきっちり決着をすべきだというふうに考えておるところでございます。  また、公務員の給与というのは民間準拠という形になっています。今は、その三権が制約を...全文を見る
○原口国務大臣 浅尾委員とは、行革あるいは安全保障、次の内閣でもずっと一緒にやらせていただいたので、同じ問題意識を持っているというふうに思っています。  その中で、この職域相当部分は、今浅尾委員がおっしゃったように、官民の格差というものはない、いわゆる均衡していく、これが極めて...全文を見る
○原口国務大臣 官民のまさに均衡がとれるというのは極めて大事であるというふうに考えています。ですから、今委員が御指摘のように、計算式につきましてもできるだけ公平に、ただ、もう一方で、委員は労働の現場あるいは民間の労働の権利というものを大変大事にされる委員でもございますけれども、官...全文を見る
○原口国務大臣 私が申し上げたかったことは、要するに、労働、雇用を保障するというのは、これは国会あるいは政府の大変大きな責務だと考えています。官と民を分断して、正規と非正規を分断して、労働者自体が連帯を失うことによって、結果として、働く人たちに対する支援、あるいは労働の保障、雇用...全文を見る
○原口国務大臣 できるだけ、労働の基本に関することですから、いろいろな議論を公正に申し上げたかったということで、だまされたり穴を掘られたりということは絶対ないようにしたいというふうに思っておりますし、そもそも、この六十一年のときにできた、そのときの経済環境と、右肩上がりを想定して...全文を見る
○原口国務大臣 先ほど申し上げたように、この共済年金の問題というのは、単に年金じゃなくて、公務員制度の一環だということでございますけれども、その運用や、さまざまな全体も含めて、官民の格差、官であれば優遇され、民であれば我慢しなさい、先ほど厚生年金に移る人のお話もされましたけれども...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 内閣委員会総務委員会連合審査会 第1号
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○原口国務大臣 谷委員にお答えいたします。  天下りを撲滅したい、ずっとやってきたんです。今回、十二・一兆円の補助金が流れている四千五百団体……(谷委員「資金。融資も入っています」と呼ぶ)資金ですね。その二万五千人の天下り、すべて調査すべきじゃないか。私たち、あっせんの有無、こ...全文を見る
○原口国務大臣 それは、本来だったら、旧政権が天下りの有無ぐらい記録を残している。私たちが、現実に二万五千人がそのポストに、中央官庁におられた方々がそこにおられる、これは事実なわけです。その方々が、あっせんによるものなのか、今申し上げたようないわゆる継続的な連続ポストなのか、人質...全文を見る
○原口国務大臣 終わりにする気なんかないですよ。だって、この一年ぐらい前に私はここで、駐車場整備機構、給料の金額さえ出てこなかったんです。天下りのあっせんをしたか否かなんというのは、本当は記録に残っていなきゃいけないんですよ。そのことも含めて徹底的に調査をしていきたいと思っていま...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  やはり発想が違いますね。これだけ国の財政が厳しいときに、例年どおり新採をやるんですか。私は、その考え方そのものがやはり危機感が足りないんじゃないかと。  もちろん、組織にとっては、若い人が入ってくれれば、それはいい。しかし、そういう状況に...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  しかし、例年どおり採れるかとおっしゃったので、先ほど申し上げたように、例年どおり採る気はないということを申し上げたということで、そのことは御理解をください。  勧奨退職については、勧奨退職の分、割り増しがあるわけですけれども、公務員が安心...全文を見る
○原口国務大臣 谷委員、三けたの下の方だとおっしゃったのは、階政務官じゃなくて谷委員でいらっしゃいます。それは明確に申し上げておきます。  それで、二十一年度が九千百十二人採用しているんですね、二十一年度の採用実績。私たちは、そのうちのいわゆる地方支分部局、出先を、これが三十万...全文を見る
○原口国務大臣 ことし、一兆一千億のうち既にもう一千四百億円削減しているわけですね。先ほど御答弁申し上げたように、三つの方向で削減の方向。一つは公務員制度改革。来年の通常国会に出す、いわゆる労働基本権、こういったことの回復措置に伴う削減、あるいは、削減だけじゃないですね、場合によ...全文を見る
○原口国務大臣 済みません、誤解して私が答弁をしていた部分があると思います。  つまり、真水でもって国、地方合わせて、要するに、国から地方に財源措置するんだったら、それは減らしたことにならないんじゃないかというお話ですね。真水でもって一・一兆円を目標とするのかという御質問であれ...全文を見る
○原口国務大臣 国家公務員法と異なり、地方公務員法には、現在のところ、今委員がおっしゃるように、人事評価制度の導入など能力・実績主義の人事管理の徹底に関する規定は盛り込まれておりません。  私たちは、国、地方協議の場、これも法制化の法案を出させていただいて、今参議院で御審議をい...全文を見る
○原口国務大臣 人事管理についての能力・実績主義でございますね。(谷委員「それと再就職」と呼ぶ)いわゆる天下り規制と言われるものですね。  それは、当然、協議の上に盛り込むべきですし、また、お話し合いをする事項の中に入っております。
○原口国務大臣 前段で、私たちが方向を示していないんじゃないかと。それは全く違います。公務員の活力確保、大臣管理による人事権、公務員人件費の抑制、意識改革、定年まで勤務ができる環境の整備、こういった考え方を出しまして、そして、総人件費の二割をいつまでにどのようにカットしていくか。...全文を見る
○原口国務大臣 これはやはり、現在の政府の規模を、公務員の数を規模に考えてはならないんだと私は考えています。  先ほど、九千人を超える昨年度の新規採用という話でしたけれども、やはり財政が厳しく、そして私たちは出先についても原則廃止をするということを言っているわけです。だとすれば...全文を見る
○原口国務大臣 大事な御指摘なんですよ。  この間、来年度の人事管理をやるについて、一番近い数字を出してくれと。普通だったらコンピューター管理していますよ、人事管理。やっていないんですよ。それで、集計、二十一年度でもやっと出てきたという状況なんですね。  つまり、私たちはガバ...全文を見る
○原口国務大臣 西村委員、先ほどお答えしましたね。本来、民間企業であれば、内定値とそれから実績値が即コンピューター管理して出るわけです。それが、支分部局で管理をされていたり、定数の一元管理といったことについて、かなり時間がかかる集計の仕組みを持っているんですね。ですから、私は、委...全文を見る
○原口国務大臣 高木先生、午前中に引き続き、ありがとうございます。  同じ話でございまして、これは人事管理の基本的な考え方、つまり定年まで勤務できる大臣管理による人事権、それから公務員の意識改革、公務員人件費の抑制、それから、ただただ削るだけでは公務員の士気も落ちてしまいます、...全文を見る
○原口国務大臣 まとまり次第、これもまさに委員会の御判断でございますが、私どもの方として可能なものを出させていただきたいと思います。
○原口国務大臣 その試算という、委員がおっしゃっている意味がよくわからないんですが、シミュレーションという意味なんでしょうか。例えば、六十五歳までに定年延長をすると単純計算でどのようになるかとか、それから、仙谷大臣も、これは過去、記者会見でしたか触れておられたと思いますけれども、...全文を見る
○原口国務大臣 加えて答弁させていただきますが、民間企業での勤務経験の拡充というのは、これは今は若手が中心なんですね。私たちは、あっせんによるさまざまな天下りということについて禁止事項を置いております。ですから、これを中堅幹部職員にするということで御理解をいただきたいし、民間シン...全文を見る
○原口国務大臣 午前中とセットで質問されているんですね。答弁書をちょっと用意しないといけませんので、させていただきたいんですけれども。  やはり、今おっしゃったような官民の交流、これからは、回転ドアと申しますか、先ほど申し上げました人事管理の基本的な考えの中で、経験を多様化した...全文を見る
○原口国務大臣 委員がおっしゃるように、総務省の人恩局は総合調整とか企画ということをやります。ただ、民間企業との人事交流は、人材育成、行政運営の活性化、先ほど申し上げたような官民の相互理解の促進などを目的とするものでございまして、国家公務員制度の改革基本法等においても推進、拡大す...全文を見る
○原口国務大臣 高木委員にお答えいたします。  一つの考え方であると思いますけれども、私たちは今、労働三権の回復ということを基本法の中でも射程に入れて、当時の与党の法案責任者と議論をしてきたわけです。その労働三権の回復とあわせて、人事院のあり方についても一緒に検討していくことに...全文を見る
○原口国務大臣 平成十九年に成立した改正国家公務員法に基づいて、能力・実績主義、人事管理のための人事評価制度を実施しておるところでございまして、この制度においては、職員の人事評価は、職員が発揮した能力の程度を評価することにより行う能力評価と、職員が果たすべき役割を果たした程度を評...全文を見る
○原口国務大臣 これは、総務省において各府省等に退職勧奨を行った人数等に係る事実関係を照会し回答を取りまとめたものでございまして、各府省等からの回答によれば、退職勧奨が拒否された事例は存在しておりません。
○原口国務大臣 あと、柿澤委員は、あっせんがあったということを前提に御議論をされているように見えますけれども、退職勧奨をすると、自己都合による退職と違って、退職金についても差が出てまいります。  また、これをごらんいただくとおわかりのように、弁護士法人であるとか公証人合同役場、...全文を見る
○原口国務大臣 岸本委員にお答えします。  たしか岸本委員に一番最初にお会いしたのは、この民主党をつくったばかりのとき、ニューヨークであったと思います。日本の国家を背負って、そしてアメリカにおいてさっそうと活動されている岸本委員の姿を見たときに、私たちも負けていられない、そうい...全文を見る
○原口国務大臣 地方移管はごまかしじゃないですよ。だって、出先に二十万人いらっしゃるわけで、その出先の権限仕分けをしないことには、生首を切るわけにはいかないんですよ。  ですから、多分、岸本委員がおっしゃっている意味は、ICT化、これで随分変わるところはあります。先ほどから申し...全文を見る
○原口国務大臣 まさに先ほどから答弁をさせていただいているように、今の状況の中で新規採用、これはやはりある一定以上に抑制せざるを得ない、このように考えております。  また、定員の見直しについては、地域主権改革における出先機関改革、これは絶対にやらなきゃいけないことなんですよ、権...全文を見る
○原口国務大臣 もうじき出すペーパーを先取りされたような答弁ですけれども、まさに新規採用、これは幾つかの案を持っています。これはあくまで案ということで。  ただ、抑制できないものもあります。警察、治安、そういったもの。Aグループにおいては、あるところについては五割以上、逆に言う...全文を見る
○原口国務大臣 ありがとうございます。  これは、私の努力というよりも、むしろ重野先生が御指摘をくださって、社民党の先生方挙げて、脱北者であるとか、今お話しのような特別な災害、あるいは海外における不慮の事故、こういったときに日本にSOSコールをかけられるという意味で、ある意味ラ...全文を見る
04月22日第174回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○国務大臣(原口一博君) 地方自治法の一部を改正する法律案のいわゆる改め文の中に技術的な誤りがあったものでございます。  できる限り早く訂正の手続を取れるように努めたところでございますが、結果として、二十日に予定されていた総務委員会の審議に間に合わなかったことは大変申し訳なく、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 新党を立ち上げるということは、その皆様の共通した政治理念そして政策に基づいて、国を思い、そして国民を思うという中で立ち上げておられるんだというふうに思います。  今具体名がございました日本創新党あるいは橋下知事のローカルパーティーについて私の方から総務...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) この地域主権改革に関する顧問につきましては、特に国・地方協議の場、これは今回法制化のための措置を御審議いただいておりますけれども、それに至るまでに、首長、現役、あるいは経験者の方々に広く意見をいただき、そしてこの地域主権改革の工程表、原口プラン、あるいは...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 元々、現職、地域主権関係の顧問については無給でございます。そして、三時間というお話でございますが、様々な提案書をお送りいただき、実際にお見えになるその何倍もの時間を掛けて私たちに御指導を、総務行政についての一定の提案をしていただいているというところでござ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まず、今委員がおっしゃいました地方行財政検討会議、この中で、西尾勝先生からも地方政府基本法についての御意見がございましたが、この地方政府基本法というのは、憲法に定めるいわゆる地方自治の原則、この原則を、まさに憲法と地方公共団体の組織及び運営に関する事項に...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  現行は、公務員の立候補制限を定める公職選挙法の規定を準用することによって、公務員等について請求代表者たり得る資格を制限しています。これを緩和をし、今般の改正は、昨年の最高裁判決を受けて、公務員等について、一律には請求代表者たる資格...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 繰り返しの答弁になりますけれども、昨年の最高裁判決を受けて、公務員等について、一律には請求代表者たる資格を制限することはしないということをしつつ、直接請求における署名の自由と公正を担保するため、公務員等がその地位を利用して署名運動を行うことについて罰則を...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これはまさに先ほど委員がおっしゃった公職選挙法上の公務員等の地位利用による選挙運動の禁止と同様の規定だというふうに御理解を賜ればと思います。  地位を利用してとは、公務員としての地位にあるがために、特に署名運動を効果的に行い得るような影響力又は便益を利...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 小川政務官が申し上げたとおりでございますが、街頭で演説をする、その内容、どういうものなのか、具体的には、一般論で言えば、街頭で、私は原口知事であります、何とかという署名をしておりますと、これだけでは一義的には該当しないというふうに考えますが、いずれにせよ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) そこは現行の公職選挙法も同じことでございまして、前回も、委員の御質問だったと思いますが、法の予見可能性というものが大事ではないかということを私も申し上げたところでございます。  ただ、現行の、今お願いをしているこの法案については、公職選挙法上の同じ規定...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 新政権が目指す地域主権改革は、補完性の原理に基づいて、基礎自治体が中心となって地域のことは地域住民自らが責任を持って決める、こういう形にしていきたいと考えております。  したがって、これは前回の又市先生の御議論だったと思いますけれども、ともすればこの道...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これはここでも何回も御議論いただきましたけれども、道州制ありきという立場を私たちは取らないと、まずは基礎自治体に権限、財源、そして自らが自らの地域について責任を持ってつくっていく、そのための仕組みをつくっていくというのが私たちの考え方でございます。  ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お相手が経済界ということでそれぞれ企業を抱えておられるということで、忌憚のない御議論を最初いただきたいということでクローズにした部分もございました。しかし、委員がおっしゃるように、これは国、地方、あるいは国の形そのものを決定する大事な御議論でございまして...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりでございまして、この原口プランというのは、いわゆる私たちが基本とする原案、一丁目一番地のまさに原石に当たるものであって、この原石を地方の皆さんと一緒に磨いていく、あるいは地方は地方でそこから新たな御提案が出てくると。これを組み合わせて、今...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今、魚住委員が御指摘くださいました地方交付税、これも地方にとっては地方の自主財源の一つでございますし、あるいは実質的な地方交付税、これは臨財債、ここについてはどのようにこれをするかということも御議論をいただいているところでございますが、広義で言えばこうい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は余り五対五って言わないんです。よく御覧になって、あれだと思います。いや、もっと多くていいのかなと思っているからでもあります。  昨年十一月に取りまとめられた地方分権改革推進委員会の第四次勧告、今委員がおっしゃるように、国と地方の税源配分を五対五とす...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、出ていけなんていうことは言いません。鳩山内閣の閣僚あるいは政務三役は、総理のお考えに沿って、あるいは閣議決定に沿ってそれをしっかりと守る義務を持っております。その責務に沿ってやっていけば必然的に先ほどの義務付け・枠付けというのは合理的な範囲で撤回を...全文を見る
04月22日第174回国会 参議院 総務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(原口一博君) おはようございます。森議員にお答えいたします。  地域主権改革はこの鳩山政権の一丁目一番地です。今合併のお話がありましたけれども、地域のことは自らが決める、地域のまさに主権者が自らの地域をだれかから差配されてつくるのではなくて自らの責任においてつくって...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 西島委員にお答えいたします。  委員は私のお隣の久留米でも久留米大学の講師をされている。まさに様々なオペレーション、手術の現場でも、やはり現場を知った人たちが一番だというふうに思います。私たち地方分権というのを否定しているわけではありません。しかし、そ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 西島委員の御提起は大変大事な御提起だと思います。つまり、中央政府が何をどこまで保障するのか。また、その保障の仕方は法律によるものなのか、あるいは基準によるものなのか、それから財政によるものなのか。先ほどのがん検診についても、私は前政権はいいことをなさった...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これも大変大事な御指摘でございます。  先ほどのがん検診や後期高齢者医療制度の話をされましたが、その中でも本当にその経常経費ってどれぐらいあるんだろう。つまり、自らの基礎自治体を見てみると、様々な事業をする経費よりかはるかに人件費やそういったものが高い...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) もうおっしゃるとおりだと思います。  ICTは、まだ日本の多くの医療現場やあるいは会社にとっては、これはコストだと思われています。しかし、実はこのICTというのは、今先生おっしゃるように、医療データベースを作ったりあるいは重複受診を避けたり、そして医療...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これも本質的な御質問でございまして、条例、つまり地方議会のこれは今在り方も六団体を中心に御議論いただいていますけれども、まさに地方議会の議員の先生方、その方々が私たち立法府におる者と同じように立法、つまり条例を制定する権限を持つということを御議論いただい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 国が従うべき基準であると決めた場合は国が責任を持たなければならないと考えます。
○国務大臣(原口一博君) 大切な御視点だと思います。先ほどの地域医療の整備の推進委員会にしても、御議論を伺っておりますと、やはりPDCAのサイクルが自己完結している場合、自己完結しないでだれかが遠くでルールを作ってそしてそれを地域に守らせる場合、やはりそれはおのずと違います。今の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山本委員に初めて御質問をいただきまして、ありがとうございます。私の家の隣も同級生が公明党の市会議員でございまして、ずっと小さいころから一緒に暮らして、今、党は違うんですけれども、一緒にやらせていただいております。  そこで、児童手当法を併置したことにつ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 政権交代が九月でございましたので、今回の予算編成そのものは前の政権がなさった概算要求、これがもう終わっていた時点のものでした。私たちは予算編成そのものも二十三年度については基本から変えたいと考えています。  つまり、約九十数兆の予算のまずマニフェスト部...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 原則的に私たちは、これは二〇〇二年でございましたが、今行政刷新大臣をしております枝野さんが会長のときに、今の考え方を民主党としてまとめたものでございます。  つまり、今、山本委員がおっしゃるように、現金給付は国、サービス給付は基本として地方という形でご...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は、民主党の子ども政策担当大臣もネクスト大臣ですけれどもさせていただきましたけれども、長妻大臣が先ほどからお答えしているように、子供に対する施策そのものをはるかに拡大させたいというふうに考えています。  そこで、いわゆる子ども手当という現金給付と、そ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 近藤委員には連立与党の一員として大変な御指導をいただいておりますことをまずお礼を申し上げ、私たちは、地域主権改革と言うときに、これは自らの地域を自ら主権者が主体的に責任を持ってつくっていくということでございます。  過去三回、例えば先ほど合併のお話がご...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変本質的な御議論、ありがとうございます。  私は、今委員がおっしゃるように、広くあまねく、そして簡保法一条あるいは郵貯法一条、もうこれなくなってしまいましたけれども、そこにある理念、ユニバーサルサービスという理念を今回の郵政改革法案においても徹底すべ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今、保育所の居室面積基準についてのお尋ねでございますが、一定の地域において一定の期間、保育所の居室面積の基準について標準とすることを規定をしているということでございますが、この義務付け・枠付けの見直しは、国よりも現場に近い地方自治体において住民の代表、議...全文を見る
04月26日第174回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(原口一博君) 御説明に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  本委員会における国政全般にわたる御審議に当たり、政策評価や行政評価・監視の結果を精力的に御活用いただいていることに深く敬意を表する次第でございます。  私といたしましても、真に国民のためとなり、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 藤原委員にお答えをいたします。  藤原委員は、私と同じ、昭和六十二年に岩手県議に当選をされ、以来、県議会議長を始め地域に大変な御貢献をいただき、また、今私たち新政権が進める地域主権改革でも大変な御指導を賜っておりますことをまずお礼を申し上げ、御答弁をさ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大事な御指摘だというふうに認識をしております。  先ほども、新政権に当たっての、今回、二十二年度行政評価等プログラムについて冒頭御説明を申し上げましたけれども、その中でも私たちは、新たな時代の枠組みあるいは新たな時代の潮流、そして国民視点に立った行政の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 極めて重要な御指摘であるというふうに考えております。主権在民、まさにこの委員会で、行政監視委員会で御議論されていることが極めて重要であるというふうに思います。  と申しますのも、明治以降、中央集権体制、官僚機構については、無謬性と申しますか、自分たちは...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  地方六団体は、今委員がおっしゃるように、都道府県知事、都道府県議会議長、市長、市議会議長、町村長、町村議会議長の皆様が、その相互間の連絡を緊密にし、共通の問題を協議し、処理するために設けられた地方自治法第二百六十三条の三に基づく全...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 藤原委員とほぼ同じ認識を持っています。  先ほど、三ゲンというふうにおっしゃいました。税源、財源、人間、まさに地域はこれまで、地方という名前でも象徴されるように、中央政府からすると一つ劣った存在である、保護の対象である、あるいは指導の対象である、こうい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地方財政計画、まさに今委員がおっしゃったように、予算の予見可能性、そして自らその予算を決定し、その予算に対して責任を持つ、これが地方自治の本旨であるべきだというふうに考えております。他者から決められ、他者から、これは乖離が生ずるところもございますけれども...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これも極めて大事な御指摘でございまして、この間の三位一体改革で、財政力が弱ければ弱いほど、それから私の佐賀県も、ある意味岩手県もそうかも分かりませんが、財政規模が小さくてそして東京から遠ければ遠いほど、余計その乏しい財源に苦しむということが起きてまいりま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今、昨年末に閣議決定した内容に沿って地域主権改革の工程表、これをお示しをし、原口プラン、これは私たちがプランというだけじゃなくて、地域の皆様と一緒に作り上げていく工程表を作っています。その中でも特に大事なものが、今委員がおっしゃった、国と地方が次年度の地...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに、委員がおっしゃるように、自らの財政は自ら責任を持つということがとても大事であると思います。  私も、委員と同じ六十二年から県議会に送っていただいて、本当にこの予算を断っていいだろうかという場面が何回もありました。例えば水路を、国が五億円出して、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、地域主権担当大臣としても、それから私、総務大臣、政府税調の会長代行として申し上げると、今委員がおっしゃったように、自らの借金をだれかに断らなければ借金することができない、そういう存在というのは、じゃこの世の中にどういう方がいらっしゃるんだろうと。...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) この一括交付金化は鳩山政権の一丁目一番地である地域主権改革の大きな柱であるというふうに考えておりまして、地域主権戦略会議において総理から強い御指示をいただき、基本的な論点、これは三月三日に第二回地域主権戦略会議で基本的論点を私どもの方から提示をさせていた...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは独立行政法人あるいは公益法人、こういったものはまさに私たちが税金の無駄遣いを正す、HAT—KZシステムと言っています、補助金、天下り、特別会計、そして官製談合、随意契約、この五つの税金の無駄遣いのまさに根本だというふうに考えております。  そこで...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私、独禁法の改正案、これもう野党時代に作らせていただきましたが、リニエンシーあるいは事前通知、そして官製談合の防止、これ極めて大事でございます。  今お話を伺っていて、個別事案について直ちにコメントすることはいたしませんが、従来の行政評価・監視の視点か...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今委員がおっしゃったように、独法通則法第三十五条、そこで中期目標期間というものを設けて、その間での主務大臣による様々な責務を設けているところでございます。  一方、民主党マニフェストは、法人の在り方は全廃を含めて抜本的な見直しを進めるとしておりまして、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 永住外国人への地方参政権の付与の問題については、かつて自公連立合意、それから自由党あるいは民主党等で法案を提出されたものというふうに考えております。  一方、今委員がおっしゃるように、今月六日に開催された全国知事会議においても、永住外国人に地方選挙権を...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 閣法で出す環境にございませんし、私は、何回も申し上げます、こういう民主主義の基盤の問題は、国権の最高機関で御議論をいただき、そして御提案をいただく、そういう問題であると考えています。
○国務大臣(原口一博君) これは、先ほど申し上げました幾つかの観点から、まさに国民の視点で様々な行政の抜本的な見直し、それから行政評価機能の強化、これを行っていきたいというふうに思います。  委員はカザフスタンにも赴任されたと聞いておりますけれども、まさに政府自体のガバナンスの...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 親族里親制度については、厚労省はその利用について周知徹底を図るということを期待をするものでございますが、一方、今委員がおっしゃるように、併給制限の見直しの問題ですね、この見直しの問題に関しては所得保障政策全体の観点から幅広い検討が必要であると認識をしてお...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、二〇一五年までに光の道、これを一〇〇%、今世界最高速の高速ブロードバンド網といっても、実際それ基幹部分なんですね。基幹部分でもう八割、九割それは行っています。しかし、実際の御家庭までというと、まだ三〇なんです。これをしっかりと二〇一五年までに配備...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山本委員に極めて大事な御指摘をいただきました。  まさにユニバーサルデザインでございまして、私たち他国も視察をさせていただきましたが、例えばシンガポールにおいては、貧しい地域、そこに集中的にまずタブレットPCやデジタル教科書を配って教育の格差を埋めると...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 渕上先生におかれましては、連立政権、しっかりと支えていただいて、また同じ九州ということで大変御指導いただきましてありがとうございます。  地上デジタル放送の進捗状況についてでございますが、受信機の売上げはエコポイントの効果もあって順調でございます。世帯...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに公契約についてはその質を確保することが大事であるというふうに思っております。地方自治体の入札契約制度を所管する総務省としましては、引き続き、行政サービスの質の確保の観点から、総合評価方式の拡充や低入札価格調査制度等によるダンピング受注の排除を行い、...全文を見る
04月27日第174回国会 衆議院 本会議 第26号
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○国務大臣(原口一博君) 放送法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  通信・放送分野におけるデジタル化の進展に対応した制度の整理合理化を図るため、各種放送形態に係る制度を統合し、無線局の免許及び放送業務の認定の制度を弾力化する等、放送、電波及び電気...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 永江議員から、七点お尋ねがございました。  永江議員は、放送を通して地域固有の文化を守る、その先頭に立ってこられました。敬意を表し、この法案の目的について申し上げたいと思います。  今回の法案は、国民の知る権利、言論の自由、そして表現、放送の自由、こ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 坂本議員から、七点お尋ねがございました。  まず、クロスメディアの所有規制を附則として検討条項にした意味とその意義についてお尋ねがございました。  言論が一色になってはならない。資本による制約によって言論が一色になってはならない。表現や、放送そして報...全文を見る
04月27日第174回国会 参議院 総務委員会 第16号
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○国務大臣(原口一博君) 大事な御関心だと思います。  かつて加賀谷委員と、それから今はもう副大臣になられましたけれども内藤さん、それから長谷川さん、行田さんと一緒にシンガポールへ視察に行かせていただいたときのことを思い起こしていました。そのとき、シンガポールは都市国家でござい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに加賀谷委員は私と同じ地方議会の御経験もおありでございますけれども、住民意識の醸成そして制度改革、これは相互に車の両輪として行われていくべきものであるというふうに考えております。  先日、遠野へ視察をした折も、地域に根付く伝統や文化というものの教育...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに片山参考人がお話をされたように、教育、特に参加と協働の経験というのがとても大事であるというふうに考えています。  そこで、やはり地方自治、一番身近なところにあるわけでございまして、そこにどのように小さなころから社会にかかわり、参加をし、そして成功...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 大変大事な御質問であるというふうに考えております。  先ほど藩校のお話がございましたが、私も、前身が弘道館という藩校でございました。その弘道館では、佐賀藩でございますけど、どういう教育をしていたかというと、先人の様々な偉業を教えていました。例えば、名古...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 昔の仲間であり今も総務省の顧問をしてくださっていますんでなかなかコメントしにくいんですが、個別の案件にはやはり総務大臣としては控えますが、一般論として言うと、前回、又市先生にもお答えをいたしましたけれども、議会や議員の役割、これは権利を、市民の、有権者の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 末松委員にお答えいたします。  私は、安全保障の問題は、右とか左とか保守とか革新とか、そういったことだけで議論されるものではないというふうに思っています。特に先日、県民集会がございましたけれども、沖縄の思い、沖縄の意思、平時において多くの米軍基地を沖縄...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 末松委員とは、そうですね、あのとき私は五百票差で中選挙区時代の最後の選挙を負けるわけですけれども、山口の旅館で夜を徹して朝までどうやって変革するかというお話をさせていただきました。私は、その後自民党を出て、外からもう一つの競争できる集団をつくりたいという...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、むしろそれは誤解です。これもこの委員会だったと思いますが、私は検証戦争責任という読売新聞のプロジェクトの話をいたしました。私たちが目指してきたものは、民主主義の確立、まさに憲法が前提としている主権在民、この中である意味民主主義の危機があるんではない...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 末松委員の今の御議論は、私たちが一括交付金を制度化するに向けて大変大事な御議論だというふうに考えています。  今御議論ございました一括交付金の対象となるひも付き補助金の範囲をどうするのか。あるいは、除くこととしている社会保障、義務教育関係について、経常...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) この法制局が長官名で答弁をしている限り、個々の単語を単に組み合わせた意味を超える意味を表すこととなった熟語であって、一般的な辞書に掲載されていない用語であると解すれば、可能な限り調査した結果、政府提出法案の題名中そのような用語を用いた例はなかった、まさに...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地域主権戦略会議、総理を議長とするものでございますが、やはり変革の先頭に立って、そして、先ほど末松委員がお話しになりました一括交付金化あるいは出先機関の廃止、それぞれのつかさつかさ、団体において最も熱心に研究をされ、また、この中には自公政権時代の地方分権...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 澤委員の今の御提起は、とても私たちにとっても重い御提起であるというふうに思っています。  先ほどお話しになった工程表がこれですが、全体の像を示し切っていないというお話をいただきましたけれども、これはむしろ、先ほど御議論がございましたけれども、その絵をか...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 先ほど広域自治体の役割の中で一定の、産業というものの基盤というものが一定のエリアの広がりを持っていた方がいいものもございますし、今日まさに朝発表させていただいた総務省としての成長戦略、原口ビジョンⅡにおきましても、今委員がおっしゃったように、地域の創富力...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるとおりでございまして、昨年の十二月に出させていただいた工程表の中にも、自治体間連携の在り方、これは法制関連ということで出させていただいておりますし、先ほど申し上げたような、地域が重層的に補完性の原理に基づいて適宜適切な公共サービスを提供できる、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) つまり、補完性の原理というのがまさに今委員がおっしゃっているところだと思うんですね。まずは、地域が主体的に自分ができることは何なのか、そして地域ができることは地域に、そのための今委員がおっしゃるように権限移譲であり出先機関の権限仕分であって、そして一括交...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これも大事な御指摘で、鶏が先か卵が先かなんですけれども。  私たちが一方で目指しているこういうクラウド。今までICT、電子政府化するというのは、多くの自治体にとっては、あるいは多くのこれは企業にとってもそうかも分かりませんが、コストでした。私のおじも建...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、今御議論していただいている最中でございますが、この間、又市先生にもお答えをしましたけれども、道州制の議論というのは、これまで、ともすればですが、コストカットという立場からのみ議論をされている。そうではなくて、私たちは豊かな地域間競争、あるいは国と...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地方の側もいろんな御議論をいただいた。やはり国・地方協議の場、例えて言うとこれは架け橋なんですね。その架け橋で様々な御議論をしてきた部分を、私たちはそれを受けて、総理が議長の地域主権戦略会議で誠実にそれを実行に移す、こういうエンジンと架け橋と二つの体制を...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ありがとうございます。  山本委員がしっかりと御質問されて、何も、これじゃなきゃいけないんだ、そのほかの意見は全部排除するんだということは取りませんと言いましたけれども、議長の在り方についても今回、制度骨子の協議を通じて地方側にも今一定の御理解をいただ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、国と地方の協議の場は地方自治に影響を及ぼす重要事項あるいは地域主権改革、こういったことについて合意形成を目指して関係閣僚と地方六団体の代表者が協議を行うための、先ほど架け橋ということを申し上げました、まさに場でございまして、国や地方のいずれかに属...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに地方側には地方側の論理がございますね。それぞれの、私は総務大臣として、地域を活性化し、様々な権限、財源、そして自主的に自らがつくれる、そういう制度をつくっていきたいと、これが私の責務でございますけれども、この国・地方協議の場はまさに私たちが、中央政...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは、委員、これを法制化するという重みを是非、たしか前の総選挙のときに当時の与野党共にこの法制化については言及をされていたというふうに思います。わざわざ中央政府あるいはこういう国権の最高機関である国会に法案をお願いしてこれを制度化していくということは、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) そこはやはり問題意識の共有が前提だと思います。いわゆる対立ではなくて協働、そして、それぞれの利害得失を言い張るだけの主張ではなくて、共にその着地点を見付けていくと。  現に、この間、例えば新政権になっていろんな政策を打たせていただきましたけれども、そこ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私も、これこそ地方六団体との間の場でございますから、それを公開にするかどうかというのは基本的にお互いが合意をしなければいけないと思っておりますが、私は、澤委員がおっしゃるように、多くの会議は、もちろんクローズドの部分もあります、微妙な話、安全保障の話であ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるように、まさに地域のことは地域が決める。それと、やはり委員、ルールというのは自分で決めるからよく守るんですよ。自分で決めるから、まさにその自由度や加減も分かる。国が一律で決めて、いや、国はそれで責任を果たしましたよというのは、それは簡単かも分か...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員は定住自立圏構想を積極的に推進していくべきというお考えをお示しくださいまして、本当にありがとうございます。  昨年の第一次補正で百億円を確保したわけでございますけれども、今回も定住自立圏の取組に係る財政需要に対する地方交付税措置、中心市に対して四千...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山下委員にお答えいたします。  その前に、先ほどの施設の基準についても、私は国連障害者の権利条約の議員連盟の副会長をさせていただいていますが、リーズナブル・アコモデーション、合理的配慮、合理的配慮のない政策は差別であるということが明確にされているわけで...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私、不勉強でこれ見ておりませんでしたけど、地域主権という言葉はまさにこれ小泉政権のときにも使われていたんですね。ちょっと、非常にこれまでの御議論からすると驚きでございました。  ただ、ここで言いたかったこと、いいものは私たちは取り入れていいと思います。...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) いや、全く違います。前段についての委員の御認識は違います。  何となれば、私たちは十一年ぶりに地方交付税、地方に向かう、弱けりゃ弱いほど、今切捨てがあったというお話をされましたけれども、それを変えたいと思って予算も手を入れておるわけでございまして、もし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は又市先生のおっしゃるとおりだというふうに考えています。  まさに、過去の政権において失敗をした人たちを支えた同じプレーヤーを委員に選ぶということ自体が間違いだと言わざるを得ません。その論文について私は拝見しておりませんのでつまびらかにまたさせていた...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 中期財政フレームや関連する制度の創設については、二十二日に鳩山総理御出席の下開催された国・地方協議の場、この場でも地方側から様々な懸念が示されて、これも前回の先生の御質問に対して、また古いこういうものがわき起こってきて、国、地方合わせてプライマリーバラン...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 又市先生がおっしゃるように、やはり私たちは、この適切な財源保障、これがあって初めて国の責務が果たされているというふうに認識をしなければならないというふうに思います。  三位一体改革のやはり大きな失敗は、権限を渡す、あるいは自由を渡すといいながら、実質的...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 公明党提出の地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案に対する修正案につきましては、政府としては必ずしも適当でないと考えます。
○国務大臣(原口一博君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。  ありがとうございます。
○国務大臣(原口一博君) ただいま議題となりました独立行政法人通則法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  本法律案は、独立行政法人について、その財務基盤の適正化及び国の財政への寄与を図るため、業務の見直し等により不要となった財産...全文を見る
05月11日第174回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○原口国務大臣 稲津議員も大変な御努力をいただきまして、公明党さん、あの地域においてのさまざまな再生にお力を下さっていることを、この場をかりてまずお礼を申し上げたいと思います。  夕張市を訪れてみて、まず頭に浮かんだのは感謝です。大変困難な中を、市長さんを先頭に、議会も市民も一...全文を見る
○原口国務大臣 委員がおっしゃるように、私が非常に気になったのは医療ですね。医療センターでも直接お話をいただきましたけれども、ケアつき住宅ができないかと。  実際に、今、稲津委員がおっしゃるようにウナギの寝床で、しかも住宅は山ほどあるんです。山ほどあるけれども使えない。そして、...全文を見る
○原口国務大臣 現在、三月三日に、第二回の戦略会議で基本的な論点を審議いたしました。そして三月三十一日、第三回の地域主権戦略会議において、関係府省からのヒアリングを行いました。そして四月二十七日、第四回の戦略会議、地方側からのヒアリングの報告を受け、基本的な方向性を審議いたしまし...全文を見る
○原口国務大臣 これは、神野先生を主査に、地域主権戦略会議の中で一括交付金化の基本的な方向性を提示していただいて議論を行ったところでございます。  この中で、一括交付金化の対象範囲については、対象範囲を最大限広くとる、そして、これは私も何回も答弁させていただいておりますが、現金...全文を見る
○原口国務大臣 稲津議員の御指摘は、極めて大事な御指摘だというふうに考えています。  四月二十七日の第四回の地域主権戦略会議においては、そのくくり方に関して、地方の自由度を拡大する観点から、できる限り大きいブロックにくくるべきだという基本的な方向性が提示されて、省庁縦割りになら...全文を見る
○原口国務大臣 私は、この職につかせていただいてやはり思うのは、何か国が制度を変えるときには、表向きはいいことを言っているんだけれども、あの三位一体改革のように、実際は全然違う、地方側は常にばばを引くという表現はあれですけれども、厳しい思いをさせられるんじゃないか、稲津議員、この...全文を見る
○原口国務大臣 今、山井政務官がお答えをいたしましたように、平成二十二年度の女性特有のがん検診推進事業については、がん検診が健康増進法に基づき市町村が行う事業でございますことから、市町村に応分の負担を求めることとし、補助率を二分の一として実施するとされたところでございますが、これ...全文を見る
○原口国務大臣 私は、一括交付金はできるだけ広くとるべきだ、この前提の中で、交付金化になじまない補助金等の類型を整理するということが大事かなと思っています。  今委員がおっしゃったように、災害による臨時、巨額の財政負担に対するもの、あるいは国策による国家補償的性格を有するもの、...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員にお答えいたします。  人間らしい働き方ができる、これが基本だというふうに考えています。  地方公共団体の業務は多種多様でございまして、臨時、非常勤職員の任用については、各地方公共団体において、その職務の内容と責任に応じて適切に定めていただくべきもので...全文を見る
○原口国務大臣 今お話があった、そのような指摘があるということは私たちも聞いておりまして、一刻も早く、人間らしい、しかも一人一人の働く人たちの権利が保障されなければ、良質な公共サービスを国民に対して、あるいは地域の住民に対して保障することもできない。これは御一緒につくらせていただ...全文を見る
○原口国務大臣 大臣の立場で個々の自治体がどうかというのは、塩川委員、控えることをお許しいただくとして、一般論でありますけれども、退職手当を支給しないために勤務条件を逆算してつくるということは、法の趣旨からするとやはり反対だと思います。  なぜならば、先ほどから答弁をしておりま...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるように、四月二十四日、公務員課長通知ということですけれども、これは、臨時、非常勤職員の任期の終了後、再度同一の職務内容の職に任用されること自体は排除されるものではない、また、雇いどめのトラブルを未然に防止するため、任用時の勤務条件の明示を徹底するというふ...全文を見る
○原口国務大臣 柿澤委員はまだ報道ベースでお話しになっていますから……。  私たちの基本は、総人件費を一・一兆円、四年で二割削減する、それから、出先やさまざまな給与の体系についても複線型にする。  この高位の専門スタッフ職制度は、定年まで働き続けることができるんだけれども、天...全文を見る
○原口国務大臣 少し補足いたしますと、法人役員としての現役出向は、次のようなメリットがあります。国家公務員の職務経験の多様化を図る。法人役員として経営感覚を磨いた職員を国の幹部職員として引き続き活用可能となる。それから、退職金を二重取りしているわけですよ、一回国家公務員をやめて、...全文を見る
○原口国務大臣 それは、独法そのものを今仕分けしているわけです。今ある形の独法をそのまま残して、そこに現役出向を際限なくやれば、今委員がおっしゃったようなことが起こると思います。  逆に、今おっしゃったURについても、私は野党時代でしたけれども、あれはたしか大阪の和泉だったと思...全文を見る
○原口国務大臣 スリムで効率的な政府を目指すわけです。大赤字を出していて、去年と同じような採用をしている企業があったら、その企業はつぶれますよ。国の出先機関は原則廃止すると私たちは言っているわけですから、その出先機関について、二十年、三十年、四十年働く人たちを去年と同じように採る...全文を見る
○原口国務大臣 放送法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  通信・放送分野におけるデジタル化の進展に対応した制度の整理合理化を図るため、各種の放送形態に係る制度を統合し、無線局の免許及び放送業務の認定の制度を弾力化する等、放送...全文を見る
05月11日第174回国会 参議院 総務委員会 第17号
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○国務大臣(原口一博君) 外山委員にお答えします。  外山委員は、口蹄疫が発生した直後、私の元を訪れてくださいまして、政府としての万全の政策をお求めいただきました。また、首相補佐官始め副大臣、多くの者が、大臣も入りましたけれども、現地入りをしています。  そこで、総務省といた...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに委員がおっしゃるように、政府出資による資産を国庫納付した際に減資を行うための規定がなかったんです。これ自体不思議なことですし、また不要財産の国庫納付や処分を義務付ける規定さえない。つまり、独法の不要財産の売却収入等が独法に滞留してしまう、こういう状...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるように、総務省は独法を所管して政策評価、独法評価委員会は独法の二次評価を実施し、組織や事務事業の改廃の勧告権、これを有しています。そこで、総務省としては、独法抜本改革に当たって次のような観点からかかわっていきます。  これはまさにHAT—KZ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 独法については、先ほど答弁させていただいたように、廃止を含めた抜本的な見直しを行うというふうにしておりまして、制度全体を根本的に見直そうとしているわけでございます。  評価機関の一元化、これは各省がPDCAサイクルを各政務三役の下に持っているというのは...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これも大事な御指摘だと思います。事業仕分の結果については、内閣総理大臣を議長、私も行政刷新会議のメンバーですけれども、そこで審議をすることとされており、その結果も踏まえて、政府内の調整を経て決定されることになります。私たちは総理から選ばれた閣僚なんです。...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 極めて長い間、癒着という言葉を使うのはどうかと思いますけれども、非常に不透明な随意契約が天下りファミリー法人との間にあったのではないかという厳しい御批判を国民からいただいてきました。  ファミリー企業との契約を含む独法の契約については、各法人に監事及び...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) まさに土田委員がおっしゃるように、医療が地域で抱えている問題というのは大変深刻だと思います。そこで、私たちは患者の権利法という法律を野党時代に出させていただいて、衛生法の形をしている医療法について抜本的に見直すべきだと、今先生がおっしゃったように、質の改...全文を見る
05月13日第174回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○原口国務大臣 山崎議員にお答えいたします。  山崎議員は、一貫して医療、介護の先頭に立ってこられて、私もちょうど当時は未来工学研究所というところにおりましたけれども、ホームケア・サポート・システム、家にいながらにして介護が受けられる、そうすると、寝たきりの人でもそれが改善して...全文を見る
○原口国務大臣 委員がおっしゃるように、言論の多様性、表現の多様性、そして自由を守るというのは極めて大事であります。報道の自由、表現の自由、そして、まさにメディアがみずからをだれからも支配されない、これは民主主義の基本でもございます。そこで、多元性、多様性、地域性、今委員がおっし...全文を見る
○原口国務大臣 今おっしゃったような懸念がないように、私たちは、一方で、地域の創富力、つまり中央の資本から遠ければ遠いほど、それから中央の資本から囲い込みができなければできていないほど経営が不安定であるということはあってはならない、北海道も。ですから、この総務委員会でも、私たちは...全文を見る
○原口国務大臣 全くそのとおりでございます。
○原口国務大臣 地域のローカル局は、先ほどから申し上げておりますように、まさにだれもがマイクを握れる。  これまで、コミュニケーションにおける国民の権利というのは一体何なんだろうかということをずっと議論してきました。すべての人が公平公正に、安全な環境の中で、さまざまな情報を選択...全文を見る
○原口国務大臣 中後委員にお答えします。  まさにおっしゃるとおり、これは前政権から進めていることとはいえ、国策として進めてきたわけです。  新政権もそれを引き継いで、二〇一一年の七月に照準を集めて進めているわけですけれども、そのためにも、国の支援策を活用し、新たな中継局を整...全文を見る
○原口国務大臣 重野委員は、野党時代、私と一緒に放送法の修正案も取りまとめていただきましたが、まさにそこでの趣旨は、放送、報道、表現の自由の確保でありました。  その観点から、私たちは、今改正においては電監審に、放送事業者に資料の提出を求めたり直接説明を求めたりする権限を一切与...全文を見る
○原口国務大臣 これは、今の立場だと私が建議をいただくわけですから、私がこんな内容をとあらかじめ想定して、こんなふうにしてくださいと言っているわけではないということをまず前提に申し上げると、すなわち、これはあくまで電監審の発意によるものなので、建議を受ける側の総務大臣があらかじめ...全文を見る
○原口国務大臣 答申というのもありますね。建議は、総務大臣から諮問を受けた場合の答申とは異なり、あくまで電監審の発意によるものだというふうに御理解をいただければと思います。
○原口国務大臣 全くそのとおりでございまして、先ほど申し上げましたように、条文でも、調査審議及び建議の対象を第五十三条の十二の二第一項各号に掲げる重要事項に限定しています。また、資料の提出や説明等の要求の対象についても関係行政機関の長に限定をしているところでございまして、個別の番...全文を見る
○原口国務大臣 電監審が個別の番組内容に介入を行うことは一切ありませんし、あってはならないと考えております。
○原口国務大臣 極めて大事な御指摘だと思います。  委員御指摘のとおり、無線通信の送信については、これまで、電波の公平かつ能率的な利用の確保、表現の自由、通信の秘密といった観点から必要最小限の規律が行われてまいりました。この点は改正法においても何ら変わることなく、規律は今後も必...全文を見る
○原口国務大臣 まず冒頭、宮崎県で発生した口蹄疫について、農家の方々を初め、関係者の皆様に心からのお見舞いを申し上げるとともに、きのう、宮崎県の東国原知事ともお話をさせていただきましたけれども、先頭に立ってこの感染拡大の防疫措置に努めておられる皆様初め、多くの皆様にお礼を申し上げ...全文を見る
○原口国務大臣 農水省の対応についてのお尋ねでございます。  総務大臣がそれをどこまで答えるかということでございますけれども、四月二十日、第一例目が出たときに、第一回口蹄疫防疫対策本部を設置しています。即、我が党の議員からもお話がございまして、私の方からは、先ほど小里委員がおっ...全文を見る
○原口国務大臣 マスメディア集中排除原則というのは、一つの資本によって、まさに地方の系列を含めそれが一色になってはならない、支配関係が強固になってはならないということで、一定の株の保有を規制している、これがこの内容でございます。
○原口国務大臣 岩手めんこいテレビの現在の株主構成、総務省が公表している一〇%以上の議決権を有する株主は、フジ・メディア・ホールディングス一九・九八%、岩手めんこいテレビ社員持株会一六・二八%と存じ上げています。公開情報によれば、他の主要株主については、産経新聞、読売新聞、朝日新...全文を見る
○原口国務大臣 個別の案件について私がお答えできる立場にございません。  先ほどお話しになった、一九八九年、めんこいテレビがスタートするとき、自民党の幹事長、自民党の代議士であった小沢さんというようなお話でございますが、その当時のことを私がコメントする立場にもございませんし、今...全文を見る
○原口国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、既に五年の期間を過ぎておりまして、今委員がおっしゃっている一九八九年、今からいうと何年前ですかね、もう二十年を超えた前について私たちが調査することもできませんし、今お話がございました、その資料そのものがないということを御理解いただけれ...全文を見る
○原口国務大臣 放送は、表現、あるいは報道、そしてさまざまな、先ほどからお話がありますけれども、安心、安全、文化の拠点ということでございます。放送が、しっかりとした法と正義に基づいて放送局が運営をされる、このことを期待するものであります。
○原口国務大臣 地方公務員は、もちろん、憲法に保障されたさまざまな権限を持っているわけでございます。その上で、政治的な中立性、公平性、公正性、そして業務に対する忠実性、こういったものが求められる、このように考えております。
○原口国務大臣 政治資金の透明性、そして公正性、これは国会の中でもずっと議論があることでございまして、いわゆる政治をお金によってゆがめることがあってはならないということで、累次改正が行われてきたところでございます。  また一方で、労働組合も含めてさまざまな政治団体をつくり、政治...全文を見る
○原口国務大臣 小里委員にお答えをいたしますが、いわゆる政労協議というものは、旧政権時代にも行われてきたことでございます。つまり、雇用を保障する、労働者の団結権、そしてさまざまな争議権、あるいは団体交渉権、こういったものを保障するというのは、何も民主党だけの責務ではなくて、すべて...全文を見る
○原口国務大臣 地方公務員の政治的行為の制限については、地方公務員法に禁止行為を規定しております。その違反については、懲戒処分をもって足りるとの考え方から罰則を付さないこととされております。  公務員の政治的行為の制限については、先ほどもお答えをさせていただきましたけれども、基...全文を見る
○原口国務大臣 大口委員にお答えいたします。  大口委員とは、今お話しをいただいたように、消費者基本法の起草に一緒にかかわらせていただきました。あのときは消費者保護法というものを、消費者は保護の対象ではなくて権利の主体であるということで、消費者が持つ権利を、世界消費者機構の八つ...全文を見る
○原口国務大臣 現行法でも、放送の不偏不党の大切さについてうたっておりますけれども、私たちが政権交代をし、あるいは、この中にもたくさんいらっしゃいますけれども、放送法あるいは電波法の改正、これもこちらにいらっしゃる皆様と一緒に、すべての党でやらせていただきました。  「あるある...全文を見る
○原口国務大臣 大口委員に御懸念の所在を明確におっしゃっていただいて、本当にありがとうございます。  私たちは全くそのようなことを考えていませんで、電監審による調査審議や建議は、あくまで放送行政のあり方について総務大臣に意見を述べるものであって、電監審が個別の内容に介入を行うこ...全文を見る
○原口国務大臣 一緒に法案をつくってきた大口先生ですから、例えば消費者委員会をつくるときに、あれはどうしようか、三条委員会にするのか八条委員会にするのか、どういう独立性を保つのか、そういう議論もいたしましたね。それから、国、地方でオーバーラップして、消費者の権利をどのように保障す...全文を見る
○原口国務大臣 電監審について、後で内藤副大臣からちょっと答えさせていただきたいと思います。(大口委員「時間がないものですから」と呼ぶ)ない……。  三十四年については、いわゆる協会の業務執行機関の長たる会長が経営委員会の意思決定について議決権を持っているということが、会長に強...全文を見る
○原口国務大臣 それぞれの委員がどう御発言されたかという個別について、私が反論することではないと考えています。  ただ、委員御案内のとおり、衆議院の総務委員会でも参議院の総務委員会でも、この経営委員会のあり方について、あるいはNHKのガバナンスについてはさんざん議論をされてきた...全文を見る
○原口国務大臣 民主党であれば、野党だったら反対しているだろうと。これはそういう総務省令じゃないんです。四つの法律を一つにまとめていますから、電気通信役務利用放送法の中に細かい条項があって、事実関係をどうするかという話がある。あるいは有線テレビジョン放送法、有線ラジオ放送業務の運...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員とも放送法の修正案をつくらせていただきましたが、日本版FCCの設置は、まさにインデックスにあるとおり、「放送に対する国の恣意的な介入を排除」するなどの目的で掲げられたものでございます。  ただちょっと、FCCと言うと、アメリカにFCCというのがありますか...全文を見る
○原口国務大臣 今、まさにそれが私たち民主党の立場ですけれども、今後のICT分野における国民の権利保障等の在り方を考えるフォーラム、昨年の十二月からお願いをいたしまして、言論の自由を守るとりでを初めとする国民の権利保障等のあり方について、ヒアリングを行って、幅広い観点から検討を行...全文を見る
○原口国務大臣 日本版FCCといってインデックスに掲げたものは、できるだけ独立性の高いものを目指しているわけでございまして、その方向といったことに含めて、これは言論や表現や報道の自由にかかわるものでございますから、幅広い立場、民主党の立場だけではなくて幅広い立場から御議論をいただ...全文を見る
○原口国務大臣 同じものであります。  ただ、表現がFCCという言葉になっていましたから、これは逆に、今の放送や表現の自由にかかわる人からいうと、総務省があってもう一個、二重の規制機関になるのではないかというようなおそれも表明されまして、私たちは、そういうものではない、逆に言う...全文を見る
○原口国務大臣 なるほど、何でわからないと言われたかがわかりました。  つまり、例えばアメリカのFCCを見てみると、FCCの委員というのは共和、民主の比率によって変わっているんですね。この間もワシントンでお話をしてきました。そういうコミッション制がいいのか、それとも、もっと言う...全文を見る
○原口国務大臣 まず骨格が出てまいりますので、その骨格を見た上で、私は一年ぐらい御議論いただいて慎重に、それから、これは憲法の学者の方々や、いわゆる言論、報道、基本的な人権を保障するという方々の意見を広く集めたいと思っていまして、いささかも拙速にここを進める気はありません。インデ...全文を見る
○原口国務大臣 これは要するに組織形態全体の話ですから、先ほど三条委員会、八条委員会、どういう独立性。今委員がおっしゃっているのは、まさにそのクロスオーナーシップとかマス排原則というのは、表現、報道の自由、多様性、多元性、地域性を保障する、これはもう、それをノーという話はないこと...全文を見る
○原口国務大臣 私も、柿澤委員がおっしゃるような、ツイッター上に、アメリカにいたんですけれども、何てことするんだというのが広がっていったので、何のことを言っているんだろうと思ったら、これなんですね。  ニコニコ動画を規制する気も全くありませんし、ただ、放送と通信が限りなく融合し...全文を見る
○原口国務大臣 柿澤先生がレイヤーごとの整理というお話をされましたけれども、まさに、日進月歩の技術に法律が追いついていない。藤末さんが私にそういうメッセージを送ってくれたというのは、たくさんのストリームの中から見切れていないので本当かどうかわかりませんけれども、いつもボクシングを...全文を見る
○原口国務大臣 条文上の配慮ということで、貴重な御提案をいただきました。  先ほどから何回も答弁していますけれども、電監審による建議は、あくまで放送行政のあり方について総務大臣に意見を述べるものでございまして、先ほど塩川委員がお話しになった、現在の状況をコミッショナー的な第三者...全文を見る
○原口国務大臣 今、放送法一条の趣旨を読み上げられましたけれども、その放送法一条があっても実質的に介入をされたと言われているような事案について、私たちは野党時代もそれを追及してきたわけです。ですから、現実、オペレートする中で言論の自由をしっかりと保障できる仕組みのためにつくったん...全文を見る
05月13日第174回国会 衆議院 本会議 第28号
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○国務大臣(原口一博君) 平井議員から、二点お尋ねがございました。  政務調査官と高位の専門スタッフ職の関係についてお尋ねがございました。  政治主導とは、政治の責任を明確にし、人を生かす国家経営、これが大事であると考えています。  政務調査官は、政務三役に対し、国会議員と...全文を見る
05月17日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○原口国務大臣 宮崎委員は、お父様が前橋赤十字病院の院長さんを務めておられますね。やはり、医療を中心としたまちづくり、今おっしゃったことは極めて大事だというふうに思っています。  特に、高齢化しますと、歩いて行ける距離というものにおのずと限界がある。あるいは、地方では移動手段が...全文を見る
○原口国務大臣 私たち民主党の一丁目一番地は、税金の無駄遣いを正す。その中は、HAT—KZシステムと言われています、補助金、天下り、特別会計、官製談合、随意契約、この五つですね。その中でも、天下りというのは、実際に各省のあっせんによる天下りがどれぐらいあるかというと、なかなか記録...全文を見る
○原口国務大臣 ありがたいことを言ってくれますね。本当にこれは、私たちは、この間の事業仕分けの中でも唯一と言っていいぐらい、もっと人員をふやせ、予算をふやせと言われたのは、この行政評価なんです。  ところが、この行政評価局も一つ悩みを抱えていて、それは何かというと、消えた年金の...全文を見る
○原口国務大臣 これは、今おっしゃったような限られたマンパワーの中でございますけれども、まさに、権限を利用した天下り、あるいは補助金を利用した天下り、規制を利用した天下り、こういったことをやっていたら、税金が幾らあっても足りないですね。  ですから、個別の案件にいつ何をやるかと...全文を見る
05月17日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○原口国務大臣 平成二十年度総務省所管の決算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入歳出決算について申し上げます。  総務省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額三千七百八億九千八百八十六万円余に対し、収納済み歳入額は三千七百九十三億六千百三十八万...全文を見る
○原口国務大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきまして、総務省のとった措置について御説明申し上げます。  所管事業に係る予算につきましては、会計検査院の検査の結果、市町村合併推進体制整備費補助金が過大に交付されていた等の御指摘を受けましたことは、まことに遺憾に...全文を見る
05月18日第174回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○原口国務大臣 おはようございます。  大谷委員は、ICTの分野でも大変な御知見をお持ちで、私たちを先導してくださっています。  その上で、この背景を申し上げると、情報と通信が融合化している、そして物すごい勢いでICT分野が伸びています。ICTというのは今まではコストだと思わ...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるとおり、守るべき法益が違うんですね、通信は秘密、放送は表現の自由、公正性。  そこで、定義ですけれども、電気通信の定義については現行法から変更はなく、「有線、無線その他の電磁的方式により、符号、音響又は影像を送り、伝え、又は受けること」、こういうふうに...全文を見る
○原口国務大臣 内藤副大臣からも知見をちょっとお話しさせていただきますが、おっしゃるように、通信と放送が融合してくると、一対n、あるいは一対無限大、こういうものがほぼ今の放送の枠と、通信といってもIPテレビだとかオンディマンドテレビだと、もうほとんど変わらなくなる。そうすると、そ...全文を見る
○原口国務大臣 その委員会の報告書を私も拝見しましたけれども、やはり通信と放送が融合して、いずれかの時代には一本化ということも検討されると思います。  しかし、先ほど申し上げたように、通信の一番守るべき法益、放送の守るべき法益、これは現在のところ、先ほど技術的なお話は内藤副大臣...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるとおりで、今も内藤副大臣に、フレッツ・テレビとひかりテレビとどう違うんだと言いましたけれども、私、答えが間違っていました。だから、そうやって専門にやっている人間ですら、やはり片仮名語が出てきたり新しい言葉が出てくると混乱しますね。  私は、まず、消費者...全文を見る
○原口国務大臣 今おっしゃるように、地方のローカル局は、この数十年成長しない日本経済の中で、特に地域が疲弊する、その映し鏡のように非常に厳しい経営になっています。  ローカル局は、放送や報道、そしてさまざまな文化、歴史、その地域の誇りを伝える、地域の皆さんにとって大変大きな、あ...全文を見る
○原口国務大臣 大変本質的な御議論をされていますけれども、今回の法改正では、各種の放送形態に対する制度を統合し、無線局の免許及び放送業務の認定の制度を弾力化する等、放送、電波及び電気通信事業に係る制度について、広く所要の措置を講じているものでございます。  こうした法改正の中で...全文を見る
○原口国務大臣 私は、それはちょっと深読みのし過ぎではないかと思います。そんなことを考えてここに入れているのではなくて、クロスオーナーシップ規制は、先生がおっしゃっている旧来型であろうとも、この総務委員会でも今のような状況でいいかというのは再三再四議論をされてきたところでございま...全文を見る
○原口国務大臣 今御議論を伺っていて、委員が目標とされていることと私たちがこの法律で守ろうとしているところは同じだというふうに思いました。委員も、クロスオーナーシップ規制については、自分は支持するものであるというふうにおっしゃっていただきました。  私たちがなぜこれを附則に入れ...全文を見る
○原口国務大臣 お答えする前に、先ほどの御質問ですけれども、本則に入れて本格的にクロスオーナーシップを検討しろということであれば、また私たちはタスクフォースにもいろいろな御議論をいただきますけれども、まだそこまで世論は醸成されていない。さまざまな既存のメディアに配慮してああいう附...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、例えば、さっきインドのお話をしましたけれども、今、一カ月に携帯の伸びが一千八百万台なんですね。日本国内の携帯の台数を考えてみると、市場一つが一年間の間にできるというような状況です。その間、国内の競争市場はどうだったのか、あるいは、過...全文を見る
○原口国務大臣 当然、光だけではなくてメタルについても御議論をいただいています。  例えば、これまで、さっき少しメタルは重荷だと言いましたけれども、メタルというか、コッパー、銅線ですね。だけれども、技術というのはすごいもので、これに三百メガbpsの情報を載せることもこのごろでき...全文を見る
○原口国務大臣 その前に、ぜひ御理解いただきたいのは、私は光を避けて答弁していません。逆に、上下の経営分離についてもさっきちゃんと答えています。それと、光の道を光ファイバー抜きに議論なんてできません。  それで、お答えですけれども、先ほどのアピール21からの寄附、これは何ら違法...全文を見る
○原口国務大臣 ちょっと無理があり過ぎませんか。野党時代に、しかも、これはNTTの政治団体がみずからの労働やさまざまな権利を保障するために合法的に献金をされた。私は、そのとき大臣でも何でもないわけです。  今の附則の話もこじつけられますけれども、では、そのためにいいんだったら、...全文を見る
○原口国務大臣 その前に、附則のクロスオーナーシップ規制がNTTに有利になるものですか。全く違うと思いますよ。クロスオーナーシップという言論の自由を守るためのものが特定の通信事業者の有利になると、特定の通信事業者も、先生がおっしゃったようにその規制の対象になっているじゃないですか...全文を見る
○原口国務大臣 歌をありがとうございます。  先ほど答弁させていただきましたけれども、昭和三十四年の放送法改正では、NHKの会長を経営委員会のメンバーから除きました。現在は当時と異なり、平成十九年の放送法改正によって、経営委員会の執行部に対する監督権限が強化されています。また、...全文を見る
○原口国務大臣 橘委員、まず第一は、NHKは言論機関だということであります。言論機関としての特殊性を有していて、その業務の執行の最高責任者である会長は、放送番組の編集の自由を享受し、何人からも干渉されずに番組編成を行うことができるようにする。ですから、国会の同意に係らしめるのでは...全文を見る
○原口国務大臣 首脳部というのは、NHKの首脳部という意味ですか。(橘(慶)委員「はい」と呼ぶ)  NHKの福地会長からは、いろいろな意見交換をさせていただいたり、事業計画とかそういったものを持ってこられるときに、自分はこうやって民間から来たんだけれども、民間の経営からすると、...全文を見る
○原口国務大臣 これは逆に言うと、一番公開の場、まあ、どこも公開なんですけれども、国権の最高機関であるこの国会、特に、放送行政を所管するこの総務委員会で御議論がずっとなされてきた、これは大変大きなことだと思います。  正直、去年、おととしとこの総務委員会でも、NHKの予算を認め...全文を見る
○原口国務大臣 委員がおっしゃるように、構造的な問題、特に中二階ということでいうと、今、地方自治に例えられましたけれども、県が置かれた、それと同じような悩みもお持ちだと思います。  ただ一方で、この間、特定のローカル局を持ち出すのはあれですけれども、いい事例なのであえて申し上げ...全文を見る
○原口国務大臣 今回の改正は、ガバナンス、ここの部分については国会で随分議論がございました。今おっしゃった、具体の現状に大きな問題があるという観点ではなくて、NHKの役割がよりしっかりと発揮されるよう、NHKの経営委員会について、経営方針の決定等が実際的な業務執行の観点から見ても...全文を見る
○原口国務大臣 先ほども橘委員にお答えいたしましたけれども、やはりNHKは言論機関でございます、その特殊性。その業務の執行の最高責任者が、ただCOOでいいのかという御議論がずっとございました。それで、CEOにするために議決権というものを、いわゆる経営の決定にさらに責任を持ってもら...全文を見る
○原口国務大臣 このNHKのコンプライアンス委員会は、経営委員会の諮問機関として設置されたものと承知しています。その最終答申、今委員がおっしゃったように、NHKがこれを活用しつつ、ガバナンスの強化及びコンプライアンスの徹底を図ることが望ましい、このように考えています。  最終答...全文を見る
○原口国務大臣 まず、ぜひ御理解をいただきたいのは、放送法の今回の改正案の第三条ですね、「放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。」と明記しているわけです。放送番組に干渉し、規律するような建議をすること自体できませんし、仮...全文を見る
○原口国務大臣 今、私は西委員にもずっとお答えをしてきましたけれども、言論のとりでをつくろうと。そして、これは塩川委員でしたか、いわゆる権力を持った機関がそのまま言論、報道を管理監督するというやり方について、それをどうすればいいかということを、日本版FCCという議論の中で、もう今...全文を見る
○原口国務大臣 情報と通信の融合という言葉は、私は、竹中懇のときもそうですけれども、よほど慎重に議論をしなきゃいけないと思っているわけです。それは、融合が実質的になってくるけれども、通信において一番守るべき法益は秘密ですね。前回の御質問で明確に答えさせていただいて、ツイッターにお...全文を見る
○原口国務大臣 私は、その情報通信法で、いろいろな方々が、さっきの御議論にもあったようにさまざまな解釈をされてきたと思うんですね。そういう意味では、何をもって一本化と言うのかということも含めて、まずは言論のとりで、そしてICTタスクフォースの中でしっかり議論をしていただくというこ...全文を見る
○原口国務大臣 光の道構想というのを出させていただいています。これは先ほどお答えしましたけれども、二〇一五年までに、光の道、WiFiやCATV、あるいは電力がなさっているような伝送網、こういったものも含めてすべての方にアダプション一〇〇%を保証する。そのためには一年先送りしている...全文を見る
○原口国務大臣 言論の自由を守るということについて、塩川委員と私はずっとこの放送法の修正についても同じ方向を向いて歩んできた、そういう認識を持っています。  現行の放送法においても、既にハード、ソフト分離の制度が導入されている衛星放送と移動受信用の地上放送では、放送の業務につい...全文を見る
○原口国務大臣 これは委員も御案内のとおり、業務停止命令の制度については、電波法を含む現行の放送法制においてもすべからく整備されているものでございまして、現行法制と比較して放送事業者が放送の自由を侵害される懸念が生じるものではございません。  また、実際に運用に当たっても、法律...全文を見る
○原口国務大臣 そこは、塩川委員、少し飛躍じゃないでしょうか。  私たちも、日本版FCCということで、今おっしゃったような、FCCという言葉は使わないけれども、しっかりとした独立の機関にそういったものについて御議論いただいているのは事実です。しかし、今の現状の中で、放送が、行政...全文を見る
05月18日第174回国会 衆議院 本会議 第29号
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○国務大臣(原口一博君) 高井議員から、四点お尋ねがございました。  まず、郵政改革の意義についてであります。  郵政は国民の財産です。私たち、この意義はたった一つです。郵政事業における国民の権利を保障する、これが郵政改革の意義であります。  今般の郵政改革の目的は、国民の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 重野議員にお答えいたします。  四点のお尋ねがございました。  郵政民営化の総括と今次の郵政改革に対する決意についてでございます。  一緒に、郵政事業における国民の権利を保障する、このためにこの三年間ずっと闘ってまいりました。告発もしました。そして...全文を見る
05月19日第174回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(原口一博君) 姫井議員から五点お尋ねがございました。  まず、退職勧奨についてお尋ねがございました。  HAT—KZシステムの打破、補助金、天下り、特別会計、官製談合、随意契約、これを何としても根絶していかなければいけません。現内閣においては、組織の改廃等に伴い離...全文を見る
05月20日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第3号
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○原口国務大臣 松浪委員とは今まで、「そこまで言って委員会」や、いろいろなところで議論させていただいて、本当に、ある意味同志だと思っています。  それで、この地域主権というのは何も民主党の造語ではないんですね。小泉政権時代、当時の政権が、日本二十一世紀ビジョン専門調査会という中...全文を見る
○原口国務大臣 今回のマニフェストからはその数字をのかせたわけです。  これは道州制についても同じですけれども、やはり、原口プランというのを出させていただいていますけれども、このプランは、今おっしゃるような道州にしろ、それから基礎自治体にしろ、国で決めて地方に押しつけるものかと...全文を見る
○原口国務大臣 やはり百点満点の教育を受けた人たちから見ると、ああ、おまえらはそのぐらいのことしかできないんだと。百点満点の教育を受けた人は答えが一つしかないんですよ。だから、その一つの答えでなければできないことを探すんです。  私は大阪の橋下知事を親友だと思っていますけれども...全文を見る
○原口国務大臣 松浪委員が勇気を持って政府に言って、おやめになった。私はあのとき委員に賛辞を送ったと記憶を新たにしております。  ビジョン懇、私は、自民党政権下あるいは自公政権下においても、いいものは積極的に取り入れる。ですから、丹羽会長のもとの地方分権改革推進委員会、四次にわ...全文を見る
○原口国務大臣 極めて大事な御議論だと思います。上からの道州制じゃなくて、さっきおっしゃったような、まさに大きく効率化する中の道州制。  地方支分部局については、出先については、あしたと二十四日、権限仕分けを行います。今おっしゃるように、二十二万の地方支分部局、これにはたくさん...全文を見る
○原口国務大臣 いや、手挙げ方式ということは、かつて、お任せ民主主義というか、強大な中央のピラミッドがあった時代と今はやはり違うんですよ。地方にも非常にすばらしいリーダーがいる。ある意味、この時期は、強いリーダー、果敢なリーダーを持った地域がさらによくなるということがなければ、私...全文を見る
○原口国務大臣 これはもう、権限の仕分け、あしたやるのをぜひごらんいただきたいんですけれども、どういう仕事をどういう権限に基づいてやっているかというのを全部解体します。  そして、国でやるべきこともあるでしょう。確かに、安全保障や、今回の食の安全や、あるいは危機管理のフェーズ、...全文を見る
○原口国務大臣 これはぜひやらせていただきたいと思っています。  と申しますのも、今、委員がおっしゃるように、地方のメディアも含めて、やはり疲弊しています。今、私が非常に危惧をしているのは、三千六百の自治体が千七百になりました。千七百になって、そのときに、では公文書はどうなった...全文を見る
05月20日第174回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○原口国務大臣 永江委員にお答えいたします。  この放送法の三条、これをぜひ多くの国民の皆さんに御認識いただきたいと思います。放送法第三条は、「放送番組は、法律に定める権限に基く場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。」これは物すごく重い条文なんです。これ...全文を見る
○原口国務大臣 地域が抱えるさまざまな情報を独自に編集し、発信していく、極めて重要でございますが、今内藤副大臣からお話をしましたように、百二十七社の平均が一四・〇、この数字はやはりちょっと衝撃の数字かなというふうに考えております。また、それも、さまざまな現在の地方の疲弊や地域のロ...全文を見る
○原口国務大臣 重野先生の御指摘は、極めて重要だと思います。  まさに、みずから情報を発信し、みずからの地域の情報を流通させ、そして、その地域がそういう情報を共有することによって、みずからの地域に誇りを持ち、社会に参加をし、民主主義をはぐくむ、極めて重要です。しかし、それが格差...全文を見る
○原口国務大臣 地域のまさに拠点であり、情報を共有し、人々の社会への参加を促す、そして民主主義をしっかりと強固なものにする、地域のローカル局が持つ役割はなお一層大きくなっていきます。  私は、二十数年前ですが、委員の御地元で、あのときは一村一品運動というのを大分でスタートされま...全文を見る
○原口国務大臣 谷委員にお答えいたします。  ちょうど本会議のときに、同時刻に、参議院の総務委員会で答弁を行っておりまして、委員がおっしゃる答弁については聞いておりませんが、委員が今御指摘のように、これは危機管理フェーズだというふうに思います。  私は、四月二十日、すぐ政務三...全文を見る
○原口国務大臣 失礼いたしました。内藤副大臣、大変知見が多くありまして、それをお話しいたしました。  それで、よくNHK会長あるいは経営委員長からもこの間ずっと私たち言われてきたのは、COOなんだと。つまり、COOというのは何かというと、最高経営責任者が定めた経営方針や戦略に沿...全文を見る
○原口国務大臣 個別の問題あるいは個別の番組内容に介入するということはできませんし、個別のことを調査するということもできません。番組の編集やさまざまな問題については、あくまでBPO、自主規制でもってやっていただくというのが私たちの放送行政のたてつけであります。  それを、逆に、...全文を見る
○原口国務大臣 それは放送法の第三条です。これはとても重いです。これが基本なんです。  もちろん、一条、二条に理念規定がございます。ただ、放送法第三条は「放送番組編集の自由」というものでございまして、「放送番組は、法律に定める権限に基く場合でなければ、何人からも干渉され、又は規...全文を見る
○原口国務大臣 絵をかいて御説明してもいいかもわかりませんけれども、ロジカルに言って、総務大臣に対して建議をする電監審が、個別のどの条文で、何をやると考えておられるのか。逆にそれが、具体的にこうこうこういう場合があるのではないかというお話をいただけるのであれば反論のしようがありま...全文を見る
○原口国務大臣 今回、私が大きな力を入れてフォーラムを立ち上げて、皆様に御議論していただいているのは、日本版FCCという、もちろん、マニフェストの中にある、いろいろな、言論の自由、多様性、そして表現の自由を保障するということと全く別物ではございません。その延長線上にあると考えてい...全文を見る
○原口国務大臣 この日弁連の会長の声明では、隠れみの論ですよね。では、電監審の委員は、先ほど申し上げましたけれども、放送法三条を超えた建議ができるのかというと、全くできないわけです。  今回の改正は、電監審が、大臣の諮問を受けずとも、総務大臣に対して電監審みずからが意見を述べる...全文を見る
○原口国務大臣 稲津委員、服部教授はある意味では身内とおっしゃいましたけれども、このICTフォーラムは多様な方々の中から集まっていただいていて、特定の政党や特定の考え方に凝り固まったというよりかは、さまざまな権利保障、憲法学者がおられたり、この服部先生のようなメディア論の権威がお...全文を見る
○原口国務大臣 言論のとりでの議論は、よく塩川委員にここでお答えしていますけれども、むき出しの権力が、報道、言論、そして表現の自由のまさにその拠点を管理したり、あるいは生殺与奪の権利を持つことについてもっと別の形態がないだろうかということで、ある意味長いスパンでもって考えていくも...全文を見る
○原口国務大臣 この間、幾度もガバナンスについての御議論がございました。先ほどお答えしましたけれども、現行法では、極論すれば、執行部の意見を全く聞かないまま経営委員会が経営方針の決定等を行うことも可能な制度となっています。  国際化、情報化、そしてさまざまな多様化が進む中で、N...全文を見る
○原口国務大臣 それは国会の中で御議論されていたことで、私が、いびつで、敵対的な関係がどうこうと言ったことではないというのは前の答弁でしっかりと述べております。  それは、経営委員会と、これは国会同意人事でございます、会長という形が、一定の緊張関係を持って切磋琢磨するというのは...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員にぜひ御理解いただきたいんですが、この総務大臣の立場でない、前は、ちょうど今大野筆頭が座っておられるところに座っていたときに一緒に御議論をしていたときは、もっと自由な立場で言えたわけですけれども、総務大臣が、さまざまな認可だ何だというものを持っているその総...全文を見る
○原口国務大臣 組織のガバナンスとして、合議体である監督機関に監督される者が含まれることは決して特別じゃありません。委員のロジックでいうと、例えば、委員会設置会社というのは成り立ちませんね。日本銀行もそうです。あるいは日本中央競馬会といったものもそうでありまして、私たちは、ガバナ...全文を見る
05月20日第174回国会 参議院 総務委員会 第18号
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○国務大臣(原口一博君) 礒崎委員が今御指摘をされている点というのは大変大事な点だと私は考えています。  四月二十日にこの口蹄疫が最初に出たときに農水省は対策本部をつくりました。そして、ここにいらっしゃる外山委員始め多くの地元選出の与党議員が私のところへ来られました。私はそのと...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これは家伝法によるものでございますから所管外ということで、あえて一国務大臣としてお答えをいたしますが、家伝法の趣旨は、要するに処分をしてもそこに一つの財産が残るじゃないかと。それは、残るのであれば農家の負担というものがあっていいはずだということでございま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は基本的に危機管理フェーズはミニマックスだと思っていまして、考えられる最悪のことを極小化する、そのためには、国が今委員がおっしゃるように万全の方策を、財政面もあるいは政策面もやるということが基本でございまして、私、担当でございませんので、家伝法のその五...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これ、礒崎議員は専門家でいらっしゃいますからもう御案内のとおり、農家負担について県が肩代わりした場合は、現行法の中でも枠組みの中で従来からは特別交付税措置があって、そしてそれは二分の一を措置をしてきているわけであります。  予備費からというふうに、出せ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 筋のいい答弁をしろというお励ましをいただきましてありがとうございます。それは、奥歯に何か物が挟まったような言い方をしているときは、委員の質問が鋭いときあるいはほかに逃げようがないとき、そういう質問に対しての答弁をすることがあります。  私は、委員がおっ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 有り難い御支援のお言葉だと思っています。  前回、十一日のこの委員会における答弁を御紹介をいたしましたけれども、現行法の中でやれることは全部やろう、そして現行法の枠組みでできないことは早急に立法すべきと、私はそのように考えておりまして、与野党の国会の先...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今、小川政務官からお話をしたとおりでございまして、違法なチェックオフということがかくも多くあったということは極めて遺憾でございまして、総務省としては、この速やかな要請と、それから、その後がどうなったか、しっかりとしたフォローアップ、これに努めてまいりたい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 総理の方からそういう要請を全国知事会議会長であります麻生知事にお願いをし、そして麻生知事と私、電話でお話をいたしました。そこで、こういう要請がありましたので全国知事会としても真摯に受け止めたいというお話がございました。その中でどのような御議論になるのか、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 官房長官も、国の安全保障とそれから沖縄の基地負担をいかに減らすかということで、あらゆる可能性を探るということをやっているというふうに考えます。そこで、知事や地元の議会あるいは町長を飛ばしたというお話でございますけれども、その方々ともしっかりとお会いをし、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今、頭越しにという先生の御質問が何を意図されているのか少し私も理解をしようと考えていますけれども、今回の官房長官の行動については、やはり沖縄の基地負担を、負担を少しでも減らしたいと、そして様々な、これ徳之島でございますけれども、御意見を伺い、そしていろん...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 国と地方は対等の関係でありまして、そして今、礒崎委員がおっしゃるように、地域主権改革ということで、その実現に向けて今行動をしているところでございます。  礒崎委員がおっしゃるように、様々なそこを代表している方々、その方々に対するきっちりとした説明あるい...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) この口蹄疫の問題について私は極めて深刻に考えておりまして、私はそもそも、安全保障をいろんなところで勉強させていただきましたけれども、こういう危機管理についてはまずは考え得る最大限の災厄を極小化するということがとても大事だということで、農水省においては四月...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 農水省においてはあらゆる政策資源を動員するということを言っておりました。私どもとしても、これは実際に、先ほど礒崎先生にお答えをさせていただきましたけれども、現行でできることはすべてやると。そして、先ほどの全頭処分についても、殺処分についても、これ、私ども...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私は、先ほど申し上げましたように、四月二十日に委員がおっしゃるように公表されて、即地元の議員が来られて、総務省に対しての指示を行わさせていただきました。農水省も、その日に第一回の口蹄疫防疫対策本部というのを立ち上げて、そして四月二十四日には、殺処分を行う...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 調査してお答えをしたいと思います。
○国務大臣(原口一博君) 魚住委員、私たちの質問の一問は、前政権のつまみ食いではないかという質問でございました。(発言する者あり)
○国務大臣(原口一博君) 魚住委員の御指摘については、事実関係ですから、事実関係ですから……(発言する者あり)魚住委員、よろしいですか。事実関係でございますから、今調べさせていますので、すぐ御報告をしたいと思います。(発言する者あり)
○国務大臣(原口一博君) 魚住委員、質問通告要旨をいただいていますけれども、今の委員の御質問ですから、調査をして御報告を申し上げます。(発言する者あり)
○国務大臣(原口一博君) お手元……(発言する者あり)魚住委員、質問要旨を……(発言する者あり)委員長から御指示をいただいています。(発言する者あり)
○国務大臣(原口一博君) はい。  独立行政法人制度の功罪ということで魚住委員から質問をいただいています。その中には、独立行政法人に対する国の統制の在り方という項目はございますけれども、条文を挙げてのものはございません。  ですから、今委員の御質問でございますので、しばらく調...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 魚住委員、一件だけあるということで報告を受けました。(発言する者あり)
○国務大臣(原口一博君) ございます。一件あるという報告を受けております。
○国務大臣(原口一博君) 直接はできないというのが答えになります。
○国務大臣(原口一博君) もう枝野大臣がお話をしたとおりですけれども、公務員制度改革との関連で申し上げますと、今回の私たちの退職管理基本方針、これも、枝野大臣それから仙谷大臣、そして平野官房長官共に四大臣で基本方針を議論して、そしてそれを各省に提示をするという形にしておりまして、...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 魚住委員がおっしゃるように、これはなかなか国民の理解を得られるものではございません。  独立行政法人の法定外福利厚生費について、五月六日に各府省を通じて各法人に対して、互助組織への支出を速やかに廃止すること、食堂の運営費、業務委託費、食券交付等の食事補...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 所管の私から。  おっしゃるように、独立行政法人のうち三十三法人が健康保険組合に加入しています。二十九法人が加入する健康組合においては、保険料に係る労使負担割合について原則である労使折半よりも事業主側の負担割合を多くしています。一覧を見てみますと、これ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) おっしゃるように、独立行政法人の事務・技術職員の給与水準は、対国家公務員指数、国家公務員を一〇〇とした場合ですね、二十年度では年齢勘案で一〇七・〇、それから年齢・地域・学歴勘案で一〇五・一となっています。独立行政法人の役職員の給与水準については、国家公務...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 各法人は、毎年度の給与水準の実績を公表するに当たって、その水準について、国民に対してやはり説明責任、これを果たすとともに、給与水準の適正化に取り組むことが求められていると思います。  労使交渉の内容を公表するか否かは労使間の協議を要する問題であると考え...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今回の法案においては、将来にわたり業務を確実に実施する上で必要がなくなったと認められる財産について独法に国庫納付等を義務付けるものでございます。将来にわたり業務を確実に実施する上で必要がなくなったと認められるの判断については、法人の業務の見直しあるいは財...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 私も行政刷新会議のメンバーでございますけれども、委員がおっしゃる問題意識を私も共有をして、そして刷新会議でもしっかりと、不要財産の国庫返納等の評価を行ったものについても、その財産の状況等について十分に認識した上で議論を行い結論を出していることが必要だとし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 公共の利益を第一に考える、委員の御指摘はそのとおりだと思います。  ただ、この不要財産の要件の場合は、その要件の中には業務に対する必要性の有無のみが要件であって、地域の事情は不要財産の要件とはされていません。  しかし、例えば、かんぽの宿のときも議論...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今御指摘のように、今回の事業仕分の目的は、独立行政法人の事業について、中間目標期間の終了を待たず、必要性、有効性、効率性、緊急性や、だれが事業を実施する主体として適当かといったことについて仕分を行うものでございます。  これは、独立行政法人についてはゼ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 戦後強制抑留者に係る問題に関する特別措置法案につきましては、政府としては異存はございません。
05月21日第174回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○原口国務大臣 国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近における公務員給与の改定、物価の変動等の実情を考慮し、国会議員の選挙等の執行について国が負担する経費で地方公共団...全文を見る
○原口国務大臣 富田委員にお答えいたします。  今の御指摘は極めて大事な御指摘だと思います。削減ありきということであってはならないし、地方自治体がそれぞれ合理的な根拠の中で、しっかりと削減に努めながら、効率性やあるいは公正性、そういったものを担保しながら進めていく、今委員がおっ...全文を見る
○原口国務大臣 私は、個別の案件について、ましてや検察審査会がその中でお書きになったことについて、これをコメントするということは差し控えたいと思います。  その上で、政治資金規正法第二十五条第二項にかかわる規定、これは議員立法でお決めをいただいていて、その是非についても含めて、...全文を見る
○原口国務大臣 佐々木委員にお答えいたします。  全くそのとおりだと思います。
○原口国務大臣 投票所閉鎖時刻の繰り上げ等は、公職選挙法第四十条第一項ただし書きの規定により、選挙人の投票に支障を来さないと認められる特別の事情がある場合に限り、行うことができるとされているところでございます。  市町村からの報告によれば、大体、次の繰り上げ理由を言っています。...全文を見る
○原口国務大臣 佐々木委員とは、かつて外務省の機密費で共同してやりました。だからというわけではございませんけれども、同じ問題意識を私も持って、この職になってすぐ、この繰り上げ投票について厳正な対応をするように各選挙管理委員会に要請をすべきだということで、これは実際に要請をしている...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  基準法第十八条第二項に基づき、避けることのできない事故その他特別の事情により、基準額のみでは選挙等を執行することができない団体に対しては、予算の範囲内で追加交付することができることとされておるところでございます。
○原口国務大臣 お答えいたします。  開票作業は、正確性はもとより、選挙の管理執行については、その全般にわたって遺漏のないよう万全を期すことが極めて重要だというふうに考えています。やはり信頼性ということが大事で、コストの追求ありきのことは、委員がおっしゃるように、いけないと思い...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  今回、選挙経費だけを削減したわけではなくて、二月に、使い切りを許さないという指示をいたしました。総務省予算だけで、年度末になったら予算を全部使い切るといったことではなくて、逆に、不断不休の削減努力をして余してください、そして余したものについ...全文を見る
○原口国務大臣 赤澤委員には総務委員会でも大変お世話になりまして、ありがとうございます。  執行経費については、地方公共団体の支出時期等を勘案し、今おっしゃるように三回に分けて交付しています。  これは、まず選挙公営分を除いた基本額を公示日とほぼ同時期に交付し、第二回目として...全文を見る
○原口国務大臣 これは三回に分けて交付をしておるわけですから、全く入らないというわけではないというふうに思います。また、公金でございますから、公金の正確性ということを期さなければいけない。そういうことからすると、この三回を、では二回で済むかというと、そこはなかなか難しいかなと。そ...全文を見る
○原口国務大臣 私も同じような台所事情だと思うんですけれども、今申し上げたように、本当に業者さんに、ポスターとかは結構な費用ですね、その費用を長い間立てかえるというのは、それはおつらい思いをさせているんだと思います。  ただ、公金については、この確定といったことは、ここはゆるが...全文を見る
○原口国務大臣 法改正については国会で御議論いただくという前提のもとで申し上げますけれども、私も同じ認識です。  つまり、一人一人の私たちは国民代表であるわけですけれども、その国民代表である国会議員がどのような投票行動をしたのか。あるいは、どのような議員立法をしたのか。そして、...全文を見る
○原口国務大臣 ここは自民党さんも法案を用意されているというふうに聞きますし、各党各会派でいろいろな御議論をされて、この国会の中で一つの結論を得ようといって汗をかいておられる先生方がたくさんおられるというふうに聞いておるところでございまして、私はこのネット選挙、ネットにはいろいろ...全文を見る
○原口国務大臣 さまざまなツールを用いて、双方向でいろいろな情報を受け取りできる、しかも、それも候補者の間あるいはさまざまな政党との間、そういったものに対する国民の期待は大きいというふうに思います。
○原口国務大臣 赤澤委員にお答えいたします。  国会運営については、国会の中でしっかりと詰めていただく話ですから、政府の立場で私がとやかく言うことではございません。  一つだけ赤澤委員に申し上げると、やはり民主主義の基盤であるネットのさまざまな利用といったことはしっかりと御議...全文を見る
05月25日第174回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○原口国務大臣 お答えいたします。  極めて重要な御指摘だと思います。  通信においては通信の秘密の保護が、放送においては表現の自由の確保が重要であるように、通信と放送では互いに維持すべき法益、目的が異なるために、それぞれの概念や規律の基本はそのまま維持することとし、今回、電...全文を見る
○原口国務大臣 西委員にお答えいたします。  おっしゃるように、ラジオは受信機が安価で操作が簡単でございますし、受信エリアが広いといった特徴を有しています。  各地域に密着した情報の発信。先日、西委員の御地元の和歌山、これは石田先生も御地元ですけれども、伺わせていただきました...全文を見る
○原口国務大臣 地域の諸問題について、地域住民が報道等を通じて多様な情報を入手できる環境は大変重要でございます。放送局は、情報を発信し共有することによって、人々の社会への参加を促し、民主主義をしっかりと強固なものにするといった大事な役割を担っています。  一方、放送局は、広告収...全文を見る
○原口国務大臣 一般に、これは地域主権改革の方から見ても、地域がみずから生み出す富が非常に減っている。また、三位一体改革によって、自治体が小さければ小さいほど、余計ひどい経済状況になっています。そういった全般の経済の悪化、その結果として、そういうものを背景とした広告収入の減少、そ...全文を見る
○原口国務大臣 これは、野党時代にも御議論を、この委員会で私も委員としてさせていただきましたが、今委員がおっしゃる地デジ移行についての投資も、経営については大きな要因であるというふうに考えています。
○原口国務大臣 付加価値率についての議論というのは大事な議論だと思います。  一方で、今委員がお話しになったように、独自の制作が各民放でどれぐらいになっているのか、そして、それがどのように切り込まれてきているのか。たしか一三という数字があったと思いますけれども、みずからの地域の...全文を見る
○原口国務大臣 NHKは、受信料で成り立っている公共放送であります。この公共放送について、執行部と経営委員会、この経営委員会というのは、受信者の幅広い代表のお声を体現し、そしてNHKという公共放送にしっかりとしたガバナンスを与える、そういうものでございまして、今、具体的に古森委員...全文を見る
○原口国務大臣 公共放送としての独立性、そして、だれからも干渉を受けないということは極めて大事であるというふうに考えております。  また、先ほど調査室の御紹介がございましたけれども、例えば、これは参議院の総務の筆頭でありました世耕先生が私との議論の中で、「私は、会長が入るのは個...全文を見る
○原口国務大臣 全く逆行していません。  先ほどお話しになった竹中ナミさんは、前政権の時代でも政府の審議会の委員をされ、そして、さまざまな方とのインタビューもされておられます。それから、今お話しになりました倉田真由美さんは、幅広い、公平公正な論説で定評のある方でございまして、特...全文を見る
○原口国務大臣 今、修正案提出者が述べられたとおり、放送法の第三条、これは大変重いんですね。ですから、何人たりともその放送内容、編集権というものに入ってそれを差配することはできませんし、それをできる条文はどこにもないということがまず第一の前提です。  建議とは、一般的に、審議会...全文を見る
○原口国務大臣 おっしゃるように、その建議という言葉自体を聞くと、物すごく大きな権能というふうに誤解をされがちですけれども、地方自治を所管する立場からすると、そんな珍しいものではない、これも委員がおっしゃるとおりでございます。  電監審の建議の規定は、無線による放送のみならず、...全文を見る
○原口国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、地域の創富力、つまり、広告収入そのものを支える地域の経済力、これがやはり一番大事だなというふうに思っています。地域が一体として、文化や歴史やさまざまな行事参加を一体とすれば、そこに必ず地域の放送局の大きな可能性がさらに広がってくるという...全文を見る
○原口国務大臣 一番大事なことは、実情に応じた、迅速、円滑かつ専門的な処理が大事だというふうに考えています。今るる御質問がありましたように、多様化、複雑化していますよね。ですから、この状況を踏まえ、総務大臣による裁定制度に加えて、電気通信紛争処理委員会によるあっせん及び仲裁制度を...全文を見る
○原口国務大臣 これも大事な御指摘だと思います。  何か新たな制度をつくって登録検査事業ということをやると、そこに中抜きのシステムが出る。これは、私たち、行政刷新会議でも随分目を光らせてきたところでございます。  ただ、今回の改正は、定期検査を登録検査等事業者が行うことを可能...全文を見る
○原口国務大臣 これはぜひ御理解いただきたいのは、以下の三点であります。  公共放送としての役割を担っているのはNHKだけです。つまり、公共放送として公共的性格と、公権力からの干渉の排除。ですから、私たちは、この言論機関の特殊性にかんがみ、業務の執行の最高責任者である会長につい...全文を見る
○原口国務大臣 橘委員の御懸念というか、制度をつくるときには、そこは非常に慎重に私たちはつくったつもりです。  ワンボートというお話ですけれども、そのワンボートの中身でも、会長にはボーティングの権限がないものがございます。経営委員長の選任や監査委員の任免といったNHKのいわゆる...全文を見る
○原口国務大臣 お答えする前に、今、天の一声というお話がございました。  私も筆頭理事をさせていただいておりました。理事会でどんな内容が出たかというのは私には知る由がありません。ただ、そこでの話は外に出さないというのが信義則ではないかというふうに思います。他の委員会でございます...全文を見る
○原口国務大臣 私は、自分自身に絶対の自信を持っているというわけでは逆にありません。  自分のことを申し上げてあれですけれども、私の先祖というか、明治維新にかかわり、その後、二・二六にもかかわったというふうに言われている者がいます。ですから、私は、自分自身がもしファシストになっ...全文を見る
○原口国務大臣 その隠れみの論というものが、本当にどこまで正当性を持つのか。  私は、赤澤委員がおっしゃっている、ファイアウオールを幾つもつくれというのは賛成ですよ。しかし、先ほど申し上げた放送法第三条、これを超えて総務大臣が何かできるということがあるでしょうか。あるんだったら...全文を見る
○原口国務大臣 赤澤委員は一定のストーリーをつくられて、少し決めつけて議論をされているんじゃないか。  顧問の問題についても、後づけで言ったのではなくて、現に、自民党を支援してきた方々を、あるいは公明党さんの推薦、自公推薦の方も顧問になっていただいて、それは民主党支持という一党...全文を見る
○原口国務大臣 この三条、今お読みになったとおりであります。放送法第三条、これはシンプルな条文ですね。それは、内容について、「放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。」  例えば、自主規制機関としてBPOがありますね。そ...全文を見る
○原口国務大臣 いや、今のものはこの改正にかかわることじゃないですね。そうすると、この電監審の条項というのは皆さんがおつくりいただいたときもあったわけでございまして、今、この法律の改正に限ったことではないという答弁をさせていただきます。
05月25日第174回国会 衆議院 本会議 第31号
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○国務大臣(原口一博君) 古川議員から、ふるさと納税の活用による支援についてお尋ねがございました。  ふるさと納税の制度の活用により、被害発生後、宮崎県に対する寄附が大幅にふえているとお聞きしており、地域に対する国民の皆様の思いに心から感謝を申し上げます。  今回の口蹄疫被害...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案、国と地方の協議の場に関する法律案及び地方自治法の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  まず、地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案について、その趣旨を御...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 小原議員から、六点お尋ねがございました。  まず、地域主権改革に名称を変更して取り組む理由及び地域主権改革にかける意気込みについてお尋ねがございました。  小原議員がおっしゃるように、地方の再生なくして日本の再生なし、依存と分配の政治を変えて、自立と...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 石田議員から、十二点お尋ねがございました。  まず、地域主権という言葉を多用することへの懸念についてお尋ねがございました。  今回の法案では、地域主権改革について、「日本国憲法の理念の下に、住民に身近な行政は、地方公共団体が自主的かつ総合的に広く担う...全文を見る
05月26日第174回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(原口一博君) 松下議員から口蹄疫対策の今後の対応についてお尋ねがございました。  口蹄疫の発生は危機管理上重大な問題であり、防疫対策が迅速に実施されるよう、まずは現行法の枠組みの中でできる限りの対応をする必要があると判断し、殺処分した家畜の五分の一の農家負担分につい...全文を見る
05月27日第174回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○国務大臣(原口一博君) おはようございます。  当初の総務省案というものはございません。これを四大臣会合できっちり方針を決めて、そして各省と交渉した上、内閣が一致して決めたものでございます。
○国務大臣(原口一博君) 四月二十三日に私たちの素案、つまり、幾つか、厳しい財政状況の下で、公務員の人件費の抑制の必要性、また、天下りのあっせんの根絶、そして定年まで勤務できる環境整備の必要性、こういったものを出して、そして、あらあらA、B、C、それぞれ第Ⅰ種、第Ⅱ種、第Ⅲ種につ...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今申し上げたような、新たな政権の下で、二十三年度の国家公務員の新規採用については厳しい抑制が必要だと考えております。民間では赤字企業が、赤字をずっと拡大させている企業が従来どおりの新規採用を続けるというのは考えられないことでございます。  また、私たち...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) シミュレーションというものが何を意味するのか分かりませんけれども、どういうシミュレーションのことをおっしゃっているんでしょうか。  Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種でどれぐらいその権限仕分が必要か、あるいは重複部分が何なのか。もっと言うと、治安に携わったり安全や安心の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 今回の新規採用抑制の方針によって約三千人の新規採用が抑制されることから、人件費への影響を試算すると、単年度で約八十億円程度の削減効果が見込まれるところでございます。仮に新規採用者の平均年収を約二百六十万円と仮定をした場合、平成二十一年度の新規採用者数実績...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 全く逆ですね。  逆に、山本委員、今幾ら国と地方の借金あると思われます。この借金を後世に先送りする、公務員の数だけを確保して、そしてこの人件費のままで。今事業仕分や権限仕分をしていますけれども、例えば旅費を精算する、民間企業だったら一人の人が精算をして...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 前段は賛成できませんけれども、後段はおっしゃるとおりです。  私たちは、公務員人件費の総額二割をカットすると言っているわけですね、天下りあっせんを禁止すると。その中で、天下り先で、今、三類型の天下りではないかと言われることを調査をしています。人質型天下...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) ということは、公明党も人件費の削減については賛成だということで答弁をしてよろしいですね。  総人件費の削減、そこがベースだということで答弁をさせていただきますが、私たちは、官を開くという基本認識の下、官民の人事交流等の拡充措置、天下りあっせんの根絶を図...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 申し上げています。適正化委員会との連携等について盛り込むことが適当だと判断したからでございます。
○国務大臣(原口一博君) 英語でとらえているんじゃなくて、日本語でとらえると何をというのが抜けているんですね。何を審議できるように出せとおっしゃっているのか。検討過程を出せということであれば、それは、各検討状況をつまびらかに記者会見をしているわけでございまして、その資料というのは...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 山本委員ね、やっぱり法律というのは国会で御審議をいただいて、そこからスタートするものもたくさんございますので、是非御理解をいただければと思います。
05月28日第174回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○原口国務大臣 私の方からは三点。  一点目は、分社化ありきの民営化ということで、シナジー効果も無視し、そして分社化が先にあるということで、郵政の強さあるいはネットワークというものをばらばらにしてしまった。  二点目は、ガバナンス。この検証委員会をお願いした弁護士さんたち自身...全文を見る
○原口国務大臣 郵政事業というのは国民の共有の財産でございます。この財産を毀損させることなく、一刻も早く、株式を上場すると言っていたわけですね、それさえできない、まさに過去の政権の反省にかんがみ、私たちはこの郵政事業の持続可能性をきっちりと担保していく、これが大事だというふうに考...全文を見る
○原口国務大臣 大野先生がおっしゃるところ、大変賛成をするところは多いと思います。  その一つは、やはり近藤委員長のお人柄。こういう人はめったに会ったことがない。私はずっと隣でいるんですけれども、温厚篤実で、私たちが走り過ぎるときも必ずブレーキをかけてくださる、これが近藤委員長...全文を見る
○原口国務大臣 大野先生の御議論は極めてかみ合う議論にできると思いますので、ちょっとお時間をいただいて。  まずは、構造改革。  この構造改革の反省点というのは二つあると思います。一つは、先ほど御議論にありましたけれども、入り口改革で、出口改革を先送りした。つまり、財投の改革...全文を見る
○原口国務大臣 先ほど委員がおっしゃった年金の負担、これは事業主負担が半分。ですから、約三十兆の事業主負担を回避するためにいわゆる非正規化している、これは極めて深刻な問題だという認識を持っています。そこで、私たちはこの年金制度についての改革案を出しています。それから、年金の運用に...全文を見る
○原口国務大臣 これは大事な御議論なので、ぜひ確認をしておきたいんです。  大野筆頭は、現行法においても、郵政は暗黙の政府保証があるというお立場での御質問ですね。私たちは、過去の政権においても、民営化された会社において暗黙の政府保証はないという答弁をいただいてきました。しかし、...全文を見る
○原口国務大臣 先ほどの暗黙の政府保証については、後で大塚副大臣の方から答弁させていただきます。  今、不思議なことをおっしゃるのは、国債の金利がいわゆる市場金利と一緒になればもうけが出ない、そのとおりですね。ですから、私たちは資金運用を多元化しなきゃいけない、内側も外側も多元...全文を見る
○原口国務大臣 まさに政治主導で、私が亀井大臣にお願いしたのはたった二つです。一つは世界的な金融がわかる方、そしてもう一つはパワーエリート、大野先生のようなパワーエリートですね。要するに、この改革には力が要るんですよ。この二つの条件に合った人を探してきてくださいと亀井大臣にお願い...全文を見る
○原口国務大臣 柿澤委員も二〇〇五年のことを覚えていらっしゃると思いますが、あのときは二つあったんですよ。一つは、郵政を民営化すればどんどんよくなる、要するに拡大モデルですね。その根拠もなかったんです。現実は、承継計画からはるかに落ちている。あなたがおっしゃっているのはもう片方の...全文を見る
○原口国務大臣 柿澤委員は郵政をどうされたいのか。つまり、自公政権がつくった郵政民営化法がじり貧法で、このままいけばじり貧だから、何とかしなきゃいけないとおっしゃっているとしたら、それは正しいと思います。  現に、平成十一年からこの二十一年まで百兆円、毎年、郵貯の預金残高は年間...全文を見る
○原口国務大臣 それは、それまでの政権が問題意識を持っていなかったわけで、柿澤委員は御存じのとおりで、私はあなたと一緒に、答弁をして、そして調査をしているんですよ。それは立場もあって、選挙も近いからそのように言わなきゃいけないのかもわからないけれども、私たちはきっちりやっているん...全文を見る
○原口国務大臣 現在の郵便局の設置基準は、郵便局株式会社法施行規則において、地域住民の需要に適切に対応することができるように設置すること、それから、いずれの市町村についても一局以上設置すること、地域住民が容易に利用できる位置に設置することのほか、過疎地においては、現行の郵政民営化...全文を見る
○原口国務大臣 現行の水準を低下させるということはありません。  先ほど答弁をしましたように、重複を避けますけれども、大きく違うのは郵便局の定義です。現行では「郵便窓口業務を行うもの」としている。今回の法案では三つのサービスの窓口を行うという変更をしているわけでございまして、郵...全文を見る
○原口国務大臣 二点、補足でございます。  私たちは、税を入れずして三事業一体のビジネスでもってこの民営化モデルを成功させよう、これが私たちのモデルであります。でも、委員が御指摘のように、最終的に、全く生産性が上がらない、あるいは採算が合わないといったところについてどうするか、...全文を見る
○原口国務大臣 まず、名寄せについてお答えいたします。  ゆうちょ銀行においては、月に一度、すべての預金に関して氏名及び生年月日をもとに名寄せを実施しておるところでございます。  限度額の超過者に対しては、郵便局等を通じて減額要請を行い、どうしても減額に応じない預金者に対して...全文を見る
○原口国務大臣 前の政権においてのガバナンスの御質問かと思いました。そのことについては、私たちはしっかりと調査チームをつくってまだ検証しているところでございまして、はっきり申し上げてガバナンスはほとんどきいていなかった。  今回の取締役選任の経緯は、もう御案内のとおり、十月二十...全文を見る
○原口国務大臣 もう一つ大事な視点を申し上げると、現行法は十年以内に金融二社の株を完全売却と言っているわけです。完全売却をしたら、この郵便局ネットワークはどうやって、だれが維持をするのか、その担保はどこにもないわけです。もう一回買い戻すということもできますよと。一たん売った株を市...全文を見る
○原口国務大臣 稲津委員、民営化後効率化が進んだとおっしゃいますけれども、例えばどんなところですか。私たちは、先ほど申し上げた共通部門の人員で、本社で一・八九倍、支社では一・二二倍、五分社化ありきの民営化によってまさに非効率になっているわけです。あるいは、亀井大臣も御指摘をされて...全文を見る
○原口国務大臣 これまでの退職引当金をもとに不動産売却をしようとしていたわけです。  だから、民営化でも、先ほどから何回も申し上げていますけれども、本当のコーポレートガバナンスをきかせるためには、亀井大臣がおっしゃるように、早く市場がチェック機能を持たなきゃいけない、そこは私た...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員の御指摘は、大事な御指摘だと思っています。  特に、やはり人間らしい働き方、これが基本です。非正規社員が会社員の大きな割合を占める背景には、郵便市場の規制緩和のほかに、非信書送達分野での競争や経済の停滞、行き過ぎた効率性の追求、効率性といいながらも、さっ...全文を見る
○原口国務大臣 事実関係のところでございますので、少しお話をしておきたいと思います。  平成十八年度の公社の経常利益は約一兆三千億円でございました。それに対して、民営化後、平成二十年度の日本郵政グループの経常利益は八千三百億円なんです。公社時代の方が利益水準は高くなっています。...全文を見る
○原口国務大臣 これは、菅前総務大臣、大分誤解をされているようなところがたくさんあります。  まずは、どんぶり勘定になんか絶対ならないわけです。今回の法案をごらんいただければ、三社合併後も郵便業務、金融受託業務等の業務区分ごとの収支状況、これは私が野党時代に、小泉さんが隣に座っ...全文を見る
○原口国務大臣 私たち民主党は、天下り、官製談合、随意契約、そして特別会計の徹底的な追及というのを言ってきました。一方で、官を開くということで回転ドアということもずっと言ってきたわけです。  私が亀井大臣にお願いしたのは、先ほど申し上げましたけれども、たった二つの要件です。パワ...全文を見る
○原口国務大臣 いや、むしろ逆に、先ほど構造改革の失敗というのは、入り口の改革を喧伝する余り、出口の改革をやってこなかった。だから、今なお九割以上のいわゆる随意契約がある。異常なことですよね。また、国の出先機関についても、この間、権限仕分けをさせていただきましたが、どれだけ重複が...全文を見る
○原口国務大臣 詳細については副大臣からも補足をしていただきますけれども、二〇〇五年の私どもがつくった郵政改革法案、あのときと現在とでは全く違います。  あのとき私たちが考えていたことは、過剰な郵政の肥大化によって、定額貯金という郵政にとっては大変危険な商品がございました、まず...全文を見る
○原口国務大臣 いや、全く違いますね。まさに、持ち株に対して三分の一政府が持つ。それがまた三分の一。これを全部売っ払うこと自体がおかしな話で、幾ら金融機関に対して政府が株を持とうが暗黙の政府保証はないというのは、菅元大臣、これは皆様の御答弁ですよ。暗黙の政府保証はない。  それ...全文を見る
○原口国務大臣 竹中大臣の答弁というのは、非常に、どっちかから見たらまた別の意味になるというものもございます。ここに議事録がちゃんと残っています。  これは皆様がお選びになった、私たちは郵政民営化委員会で本当に血みどろの議論をしました。お隣におられる小泉さんのお父さんと竹中さん...全文を見る
○原口国務大臣 それは想定しておりません。  ただ、ちょっと今のは、国民がどう思うかによって法律が違ってくるのであれば、例えば預金保険機構にゆうちょ銀行は貸倒引当金というか預金保険料を払っているわけですけれども、もし暗黙の政府保証があるという前提であれば、ゆうちょ銀行はこのこと...全文を見る
○原口国務大臣 一大臣クラスで質疑ができないという言葉は取り消してください。これは与野党の理事で合意をされ、委員長のもとで、私たちはここで粛々と答弁をしています。幾ら議会だからといって、その言葉はぜひ引っ込めていただきたい。  そして、先ほど申し上げたのは資金の運用についてであ...全文を見る
○原口国務大臣 この方々は過去官僚であって、現在官僚ではありません。あっせんという形でやったものではありません。  私たちは、この郵政を立て直すに対して……(発言する者あり)ちょっと静かにさせてください。後ろの全然関係ない人がしゃべっている。
○原口国務大臣 よろしいですか。私が亀井大臣に申し上げたのは二つでした。金融、経済、財政がわかること。巨大な国債の保有機関になっている。これだって急には変えられないんです。国債が急になくなれば、それは国債市場に対しても不測の事態になる。だから、そういうことがわかった人。もう一つは...全文を見る
○原口国務大臣 あっせんを受けた天下りではございません。
○原口国務大臣 私たちは、あっせんによる天下り、それから、今何を調査しているかというと、あっせん以外でも例えば五代連続天下りポスト、それから実質的な天下り、人質型の天下り、あるいは創業型の天下り、そういったものを調査をし、各省の組織による天下りの徹底的な排除というものをやっていま...全文を見る
○原口国務大臣 後藤田さんとも議論をしましたね、あなたともブラッセルで議論をした。私たちはどういう官僚形態が必要かということを、あなたと議論しました。公正で公平で、そしていかに能力のある人を集めてくるか、これが政府にとって一番大事だということはあなたと議論をしたはずです。そのこと...全文を見る
○原口国務大臣 パワーのあるエリートじゃないですよ。パワーエリートで一つの単語です。  これは何かというと、国際金融にも通じ、やはりいろいろな交渉をしなければいけません。これから日本郵政というのは、クラウドといって、まさにさまざまなイノベーションをやらなきゃいけない。先ほど菅元...全文を見る
○原口国務大臣 後藤田委員の御質問は、極めて大事な御質問なんです。  これは十年間に五回組織が変わりますから、今の御議論は、二〇〇三年当時に私たちがやっていた議論なんです。それはどういう議論かというと、今、後藤田委員がおっしゃるように、郵貯、簡保というのはもう完璧に民営化して、...全文を見る
○原口国務大臣 これは、民主党に対する批判以外はいい質問だと思います。  なぜかというと、それは二〇〇五年に私がつくった案です。その当時は、まさに旧政権の中で民間と張り合って、特に、郵政の一番危険な部分というのは定額貯金部分でした。民間が何か商品をつくれば郵政もつくる、そしてそ...全文を見る
○原口国務大臣 後藤田委員からは、過疎地の郵便局のどれぐらいが赤字で、どれぐらいのコストがかかるか、そういう御質問がございました。  先ほど菅委員にもお答えをしましたが、まだ私が野党時代に、二万四千六百のうちの五千の集配局、これを六年かけて、あのときは小泉総理が自分が出すと言っ...全文を見る
○原口国務大臣 二つ御質問がありました。  今、後藤田委員が御質問になったのは、私があの郵政民営化のときに求めた資料なんです。それで、民営化をすればもっとビビッドにわかると。ところが、後藤田議員、その旧政権下においては、例えば新債の数さえもビビッドにわからないんです。  では...全文を見る
○原口国務大臣 田村さん、少し静かにしていただけませんか。私、大事な議論をしているので。  もう一つ申し上げると……(発言する者あり)
○原口国務大臣 金融機関との間も、これは後藤田さんがまじめに議論を、本当にいい議論をされているから私は答えているので、本当に静かにしていただきたいのは、金融機関とも競争だけじゃないんです。  例えば、先ほど預金保険機構の預金保険料率という話をいたしました。預金保険は真っ赤っ赤な...全文を見る
05月28日第174回国会 参議院 本会議 第25号
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○国務大臣(原口一博君) 放送法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  通信・放送分野におけるデジタル化の進展に対応した制度の整理合理化を図るため、各種の放送形態に係る制度を統合し、無線局の免許及び放送業務の認定の制度を弾力化する等、放送、電波及び電...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 世耕議員から八点、お尋ねがございました。  まず、放送法改正を今行う理由及び通信・放送の将来像との関係についてお尋ねがございました。  六十年ぶりの改正と言われますが、もうとっくの昔にやっておかなきゃいけなかった、そういう改正であります。  今回の...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 澤議員から七点お尋ねがございました。  まず、情報通信審議会への諮問内容と当初の改正案に建議の規定を盛り込んだ理由についてお尋ねがございました。  情報通信審議会には通信・放送の総合的な法体系について諮問いたしました。その結果、昨夏の情報通信審議会答...全文を見る
08月02日第175回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○原口国務大臣 総理がお答えになる前に、事実だけ。  三カ月前に私、指示を出しまして、いわゆるあっせんによらない天下りと言われる疑いがあるもの、一つは人質型天下り、検査する機関が検査される側に再就職をしているもの、あるいは持参金型天下りといって、補助金や交付金を持って、そこに再...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  松野委員がおっしゃるように、民営化によって企業価値が高まり、税金を一円も入れずして国民共有の財産であるネットワークが維持される、これが目標であったはずですが、逆にネットワーク価値は弱まり、そして郵政事業における持続可能性というのが侵されてい...全文を見る
○原口国務大臣 不動産鑑定というのは事実に即して適正に行われるものでございます。  今、日本郵政が、これで売却可能なのかというようなことを言ったということでございますが、鑑定士からの発言も、事業の継続が前提なのでもっと収益性を重視すべきではないか、まだ高いのでもう少しシビアに見...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  御指摘のメールには個人情報が含まれているということで、日本郵政が言うには、関係法令にのっとり、請求がされれば開示するというふうに聞いております。  私は日本郵政株式会社法を所管する大臣でございますので、例えば報告徴求等をもって関係法令には...全文を見る
○原口国務大臣 松野委員御案内のとおり、郵政は十年間で四回組織が変わっています。そして、その統治の中身が、今委員がお話しのように、国民共有の財産である郵政事業というその認識がなかったというのを前経営陣みずからが認め、これは自公政権時代の大臣でございましたが、ラフレさいたまなど、か...全文を見る
○原口国務大臣 柴山議員にお答えいたします。  政治資金規正法第二十二条の八第一項、ここでは、政治資金規正法においては、政治資金パーティーについて、今委員がおっしゃったように、一つの政治資金パーティーにつき、同一の者から、百五十万を超えて当該政治資金パーティーの対価の支払いを受...全文を見る
08月03日第175回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○原口国務大臣 総務大臣の原口一博でございます。総務委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつ申し上げます。  地域主権戦略大綱による地域主権改革とあわせ、緑の分権改革を推進します。ICT政策では、光の道一〇〇%の実現や地上デジタル放送への完全移行に向けた取り組みなどを推進します。...全文を見る
○原口国務大臣 答弁する前から短くと言われましたが。  もう自見大臣がお話をされたとおりで、民意を真摯に、しかも真剣に受けとめなければならないと考えています。  その中で、私は、地方を所管するということもございまして、この選挙期間中だけで一万六千キロ移動させていただきました。...全文を見る
○原口国務大臣 ねじれた国会の中で法案に対する御理解をいただくためには、やはり政策の軸それから問題認識を一致させていく丁寧な作業が必要だというふうに思います。  石田委員も、私、野党の筆頭理事のときに、さまざまな法案を御一緒に修正させていただきました。私たちはあの法案がベストだ...全文を見る
○原口国務大臣 それはいろいろなやり方があると思います。石田委員が私と経験をされたように、法案を内閣が提出しながらも、国会の方でいろいろな御議論をいただいていた、そういうやり方もあるんだろうなと思います。  私がまず申し上げたいのは、虚心坦懐に、私たちも郵政を悪くしようなんて考...全文を見る
○原口国務大臣 私たちは一義的に、与党・国民新党さんとのお約束がございます。そして、政府としては、あの法案がベストだと考えているわけです。その中で、ベストの法案と思っているけれども、ではそれだけで法律が通るかというと、野党の方々が反対されればそれは通らないわけでございますから、い...全文を見る
○原口国務大臣 石田委員は、あのときの郵政民営化の議論、石田委員がおっしゃるように、確かに、このままでは郵便事業も先細りだからどうするか、縮小モデルにするかという議論があったのは事実です。しかし、当時の政府がお出しになったのはそうではない。民営化すれば拡大モデルにいくんだ、民営化...全文を見る
○原口国務大臣 石田委員、少し矛盾したことをおっしゃっていませんか。  先ほど、骨格経営試算というのは、では、当時の政府は縮小モデルを出されていますか。出されていないんですよ。つまり、郵便事業が縮小し、金融も簡保も縮小するというモデルになっていません。(石田(真)委員「いやいや...全文を見る
○原口国務大臣 つまり、三事業一体で何とかもたせよう、ここは一緒なんですよ。  ところが、あのときの竹中モデルというのは、コンビニをやります、国際ロジスティックをやります、そういった全体で劣化していく郵便事業を残そうとしていた。だけれども、今起きているのは郵貯、簡保の方も縮小し...全文を見る
○原口国務大臣 塩川委員にお答えします。  今、大事な御指摘をいただいたと思います。現実に捕捉をされている生活保護世帯が、私たちは新政権になって貧困率という数字も出させていただきました。本当に正しいマッチしたものなのか、この精査はしなければいけません。  それから今おっしゃる...全文を見る
○原口国務大臣 これは、長い計画の間進められてきたデジタル化だと、まずこれを御認識いただきたいと思います、それは前政権であっても。  そして、NHKで四千億、民放で一兆円ぐらいの投資をして、そして雇用効果でも十七万人を超える雇用といったものでこのデジタル化を進めているということ...全文を見る
○原口国務大臣 個別の事案については、具体的な事実関係を承知する立場にございません。これまでの大臣同様、お答えは差し控えさせていただきます。  なお、一般論として申し上げれば、政治団体の支部は政治団体の組織の一部に当たると解されておりますが、政治資金規正法においては、政治団体の...全文を見る
○原口国務大臣 私は直接アメリカへ参りまして、CFRやあるいは米政府とも話をいたしました。  例えば、暗黙の政府保証といったものに対する懸念、これは前の政権時代も、それはないということでWTOをクリアしているわけですね。むしろ逆に言うと、私たちは、暗黙の政府保証がない中で預金保...全文を見る
○原口国務大臣 この家電エコポイントは、経済対策、それから環境対策、そして今おっしゃる地上デジタルの推進、この三つに大きな役割を果たしました。そして今、十二月末ということで一定の期限を置くことによって、そこに向かってドライブをかけている状態でございます。  西委員の御指摘も踏ま...全文を見る
○原口国務大臣 この法案の作成と申しますよりも、国民の郵政事業における権利を保障するために、重野先生も、ゼロから私たちと一緒に長い間の検討を加えてくださいました。重野先生、社民党の皆さんと一緒につくり上げたこの法案を一刻も早く国民にお届けする、これが基本姿勢でございます。  先...全文を見る
○原口国務大臣 宅配便事業の統合は、きのう、予算委員会での松野委員の御質問にも答えましたとおり、前経営陣のもとで決定されて、実施まで三年を要した非常に困難な案件でございます。しかし、それを差し引いても、あってはならないことであるということで、厳しく、総務省としては一月から、この七...全文を見る
○原口国務大臣 もうおっしゃるとおりでございまして、御迷惑をかけました利用者の皆様に改めておわびを申し上げたいと思います。  私たちは、赤字を早期にとめなきゃいけない。つまり、これがずっと三年も延びていることによって、お客をとられ、顧客をとられ、そして赤字がどんどん膨らんでいる...全文を見る
○原口国務大臣 柿澤委員にお答えしますが、再国有化の気持ちは全くありません。  さっきから何回も申し上げているように、ネットワークをだれの負担によってどのように維持するか。それから、現役出向についても、官を開くということで、現場がわからなければ政策はできないわけです。これは、今...全文を見る
08月03日第175回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○原口国務大臣 選任及び監督というこの条項、委員がおっしゃるように、政治家の監督責任、極めて重いものがございます。その一方で、政治資金規正法が持っている予期可能性、つまり、ざる法とよく言われますが、これは規正法、そこに書いてあるように、正しい方向に導くという法律なんですね。  ...全文を見る
○原口国務大臣 斉藤委員もう御案内のとおり、明示的なあっせんというよりも、例えば五代連続天下りポスト、これは現実的にはあっせんはないわけです。だけれども、もう目と目でわかり合えば天下りができるというように、天下りと疑われる事案が幾つもあったわけです。私たちはそれを今なくしています...全文を見る
○原口国務大臣 斉藤委員とも思われない御質問だと思います。私たちは、官を開くとやっているわけです。そして、肥大化した官を縮小させる。  しかし、斉藤委員、現職の人たちの生首を切るわけにはいかないんです。それはできない。この肥大化した官をどのように縮小させていくか。今、「天下りを...全文を見る
○原口国務大臣 斉藤委員、よく御一緒にかつて行政改革をやってきましたから、私たちの意図もぜひ御理解ください。私たちは、独法も事業仕分けをして原則廃止する、委員がおっしゃるとおりです。そして、独法の事業仕分けにかかったところについては、この現役出向も今は控えてくださいということをや...全文を見る
○原口国務大臣 委員、天下りを残すなんか一回もやっていないんですよ。だって、これは現役出向ですからね。  そして、さらに言うと、私たちは、出先機関も原則廃止ということで、今、権限仕分けをして、そして今回、退職管理方針の中でも多くを、大変つらい思いをしました。新規の出先を中心にし...全文を見る
○原口国務大臣 斉藤委員、いいですか、総理がお答えになる前に。  私たちは、公務員をバッシングすればそれでいいとは思っていないんですよ。専門の職があって、そして長い間知見を蓄えてきた人たち、その人たちも大事にしなきゃいけない。この間、シンガポールのリー・クアンユー総理ともお話を...全文を見る
○原口国務大臣 お答えいたします。  本当にあってはならない事件で子供たちが命を落とす、あるいは、フローズンアイと申しまして、虐待を受けた子供たちはひとみが凍っています、動きません。こういったものを、あれは名古屋の祖父江さん、もう亡くなりましたけれども、CAPNAというNPO、...全文を見る
○原口国務大臣 江田さんとはいろいろなところで議論をしてきましたから、虚心坦懐に。  今回の新規採用抑制の方針によって、約三千人、新規採用を抑制しました。これをずっと平成三十七年度まで十五年継続すると、約千七百億円の人件費の減になるんですね。やはり、団塊の世代があるので、この世...全文を見る
08月04日第175回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(原口一博君) 人件費の改革についてのことでございますので、お答えをいたします。  私たちは、この衆議院のマニフェストで、四年間で総人件費の二割削減、一・一兆円の削減をお約束をしています。ですから、初年度で一千四百億削減をしましたけれども、出先機関を原則廃止をし、そし...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えをいたします。  法の違反はあってはならないことであります。  そのことを前提に、長谷川政務官、この郵政改革法を取りまとめ、そして様々なところで郵政事業の国民における権利を保障するということで頑張ってこられた方でございまして、現段階で長谷川政務...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  政治資金規正法においては、政治資金パーティーについて、今委員が御指摘のように、一つの政治資金パーティーにつき、同一の者から百五十万円を超えて当該政治資金パーティーの対価の支払を受けてはならないとされているところでございます。これは...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 一般論として申し上げれば、政治団体の支部は政治団体の組織の一部に当たると解されますが、政治資金規正法において、これは議員立法ですね、この議員立法においては政治団体の支部についての定義規定はございません。したがって、具体の事案が政治団体の支部に該当するか否...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) これ、世耕委員御案内のとおり、私たちは事実関係を調査する権限を持っていません。ですから、先ほどの一般論までは答えることができますが、その先はお答えすることができません。
○国務大臣(原口一博君) 世耕委員にお答えいたします。  私たちは公平公正な行政を目指しています。それから、政治資金を所管する総務省でもございます。私たちはありとあらゆる疑惑を持たれることがないようにしなければいけないというふうに考えておりまして、もう既に長谷川政務官からは選挙...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 委員は御存じで御質問だと思いますが、郵便事業会社で起きたこのゆうパックの遅配、これは極めて深刻で、後で御質問あると思いますが、前の民営化会社になったときに事業計画あるいはその収支計画、こういったものが不十分なままに統合をし、そのツケは大きなものがございま...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) お答えいたします。  先ほど竹島というお話がございましたが、私は領土議連の副会長もさせていただいています。領土に関して、あるいは国の主権に対して明確なメッセージが外国に伝わる、これは極めて大事だというふうに考えています。  今の談話については、総理が...全文を見る
08月05日第175回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(原口一博君) よろしいですか、答弁させていただいて。(発言する者あり)委員長の御指示です。委員長の御指示に従います。
○国務大臣(原口一博君) 政治資金規正法は、各党各会派で御議論をいただくべきものと考えています。その上で、政治家の責任というのは極めて重いというふうに考えています。しかし、選任及び監督と選任又は監督では、これはえらい違いです。  政治資金規正法は議員立法であるために、その法の趣...全文を見る
○国務大臣(原口一博君) 川田委員にお答えします。  天下りはないんですよ。むしろ逆に、今まであっせんをしていた天下り以外のもの……(発言する者あり)よく聞いてください。三代連続の天下りポスト、これはやめさせました。これは実質あっせんはなかったんです。  それから、さっきの薬...全文を見る
10月19日第176回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○原口委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、総務委員長の重責を担うことになりました原口一博でございます。  本委員会は、行政機構、公務員制度、地方自治など国の基本的な仕組みにかかわる問題及び情報通信、郵政事業、消防等国民の社...全文を見る
○原口委員長 理事の辞任についてお諮りいたします。  理事石田真敏君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  ただいまの理事辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が三名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありません...全文を見る
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、理事に       小川 淳也君    階   猛君    及び 坂本 哲志君 を指名いたします。      ————◇—————
○原口委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  国政に関する調査を行うため、本会期中  行政機構及びその運営に関する事項  公務員の制度及び給与並びに恩給に関する事項  地方自治及び地方税財政に関する事項  情報通信及び電波に関する事項  ...全文を見る
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。      ————◇—————
○原口委員長 この際、国務大臣、副大臣及び大臣政務官より、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。片山総務大臣。
○原口委員長 次に、平岡総務副大臣。
○原口委員長 次に、鈴木総務副大臣。
○原口委員長 次に、内山総務大臣政務官。
○原口委員長 次に、逢坂総務大臣政務官。
○原口委員長 次に、森田総務大臣政務官。
○原口委員長 地方自治及び地方税財政に関する件について調査を進めます。  平成二十二年四月以降において発生が確認された口蹄疫に起因して生じた事態に対処するための手当金等についての個人の道府県民税及び市町村民税の臨時特例に関する法律案起草の件について議事を進めます。  本件につ...全文を見る
○原口委員長 お諮りいたします。  平成二十二年四月以降において発生が確認された口蹄疫に起因して生じた事態に対処するための手当金等についての個人の道府県民税及び市町村民税の臨時特例に関する法律案起草の件につきましては、お手元に配付の案を委員会の成案と決定し、これを委員会提出の法...全文を見る
○原口委員長 起立総員。よって、そのように決しました。  なお、本法律案提出の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十一時五十三分散会
10月19日第176回国会 衆議院 本会議 第4号
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○原口一博君 ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。  まず、法案の趣旨につきまして御説明申し上げます。  本年四月以降に発生が確認された口蹄疫は、我が国の家畜防疫史上最大級の被害をもたらし、宮崎県及びその周辺地域の経済全体が深刻...全文を見る
10月21日第176回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○衆議院議員(原口一博君) ただいま議題となりました法律案につきまして、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  まず、本案の趣旨について申し上げます。  本年四月以降に発生が確認された口蹄疫は、我が国の家畜防疫史上最大級の被害をもたらし、宮崎県及びその周辺地域の経済全体が深...全文を見る
10月26日第176回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○原口委員長 これより会議を開きます。  行政機構及びその運営に関する件、公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次こ...全文を見る
○原口委員長 次に、大野功統君。
○原口委員長 先日の就任あいさつでも、「特に公正かつ公平円満な委員会運営を図ってまいりたい」と述べたところでございます。与野党各党の協議を踏まえ運営していきたいと考えますし、国会は激しい論戦の場でございますが、あわせて、よりよき解決方法、それを探る場でもございます。  郵政の法...全文を見る
○原口委員長 次に、坂本哲志君。
○原口委員長 次に、塩川鉄也君。
○原口委員長 次に、重野安正君。
○原口委員長 次に、柿澤未途君。
○原口委員長 この際、御報告いたします。  去る八月十日、人事院より国会に国家公務員法第二十三条の規定に基づく国家公務員の育児休業等に関する法律の改正についての意見の申し出があり、議長より本委員会に参考送付されましたので、御報告いたします。      ————◇—————
○原口委員長 公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件、特に人事院勧告について調査を進めます。  去る八月十日の一般職の職員の給与等についての報告、給与の改定についての勧告及び公務員人事管理についての報告につきまして、人事院から説明を聴取いたします。人事院総裁江利川毅君。
○原口委員長 以上で人事院からの説明は終わりました。  次回は、来る二十八日木曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時十四分散会
10月28日第176回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○原口委員長 これより会議を開きます。  公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件、特に人事院勧告について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として人事院事務総局職員福祉局長桑田始君、事務総局人材局長菊地敦子君、事務総局給与局長...全文を見る
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○原口委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小室寿明君。
○原口委員長 片山大臣、質疑時間が過ぎておりますので。
○原口委員長 次に、橘慶一郎君。
○原口委員長 次に、稲津久君。
○原口委員長 次に、塩川鉄也君。
○原口委員長 次に、柿澤未途君。
○原口委員長 柿澤君、時間が来ておりますので、質疑をやめてください。
○原口委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十一時九分散会
11月11日第176回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○原口委員長 これより会議を開きます。  先刻付託になりました内閣提出、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び国家公務員の育児休業等に関する法律等の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。...全文を見る
○原口委員長 これにて各案についての趣旨の説明は終わりました。     —————————————
○原口委員長 この際、お諮りいたします。  各案審査のため、本日、政府参考人として人事院事務総局職員福祉局長桑田始君及び事務総局給与局長尾西雅博君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○原口委員長 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。後藤祐一君。
○原口委員長 片山大臣、時間が来ておりますので、手短に。
○原口委員長 次に、谷公一君。
○原口委員長 いや、ちゃんと答えています。  谷君、質問を続けてください。
○原口委員長 谷君、御発言の中に、あほなという言葉がございますが、委員会にふさわしいお言葉にしてください。
○原口委員長 次に、稲津久君。
○原口委員長 次に、塩川鉄也君。
○原口委員長 次に、重野安正君。
○原口委員長 次に、柿澤未途君。
○原口委員長 次回は、来る十五日月曜日午後零時五十分理事会、午後一時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時十七分散会
11月16日第176回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○原口委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより趣旨の説明を聴取いたします。片山総務大臣。     —————————————  地方交付税法等の一部を改正する法律案     〔本号末尾に掲載〕 ...全文を見る
○原口委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。     —————————————
○原口委員長 この際、本案に対し、坂本哲志君外一名から、自由民主党・無所属の会の提案による修正案が提出されております。  提出者より趣旨の説明を求めます。坂本哲志君。     —————————————  地方交付税法等の一部を改正する法律案に対する修正案     〔本号...全文を見る
○原口委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。     —————————————
○原口委員長 これより原案及び修正案を一括して質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石田芳弘君。
○原口委員長 次に、西博義君。
○原口委員長 次に、塩川鉄也君。
○原口委員長 次に、重野安正君。
○原口委員長 次に、柿澤未途君。
○原口委員長 質疑時間を終えています。
○原口委員長 これにて原案及び修正案に対する質疑は終局いたしました。     —————————————
○原口委員長 これより原案及び修正案を一括して討論に入ります。  討論の申し出がありますので、順次これを許します。橘慶一郎君。
○原口委員長 次に、西博義君。
○原口委員長 次に、塩川鉄也君。
○原口委員長 これにて討論は終局いたしました。     —————————————
○原口委員長 これより採決に入ります。  地方交付税法等の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案について採決いたします。  まず、坂本哲志君外一名提出の修正案について採決いたします。  本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○原口委員長 起立少数。よって、本修正案は否決されました。  次に、原案について採決いたします。  これに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○原口委員長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  お諮りいたします。  ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕     —————————————
○原口委員長 この際、暫時休憩いたします。     午前十一時五十七分休憩      ————◇—————     午後五時十四分開議
○原口委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  内閣提出、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び国家公務員の育児休業等に関する法律等の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。  この際...全文を見る
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○原口委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。赤澤亮正君。
○原口委員長 次に、稲津久君。
○原口委員長 次に、塩川鉄也君。
○原口委員長 次に、重野安正君。
○原口委員長 次に、柿澤未途君。
○原口委員長 これにて各案に対する質疑は終局いたしました。     —————————————
○原口委員長 この際、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、柿澤未途君から、みんなの党提案による修正案が提出されております。  提出者より趣旨の説明を求めます。柿澤未途君。     —————————————  一般職の職員の給与に関する法律等の一部...全文を見る
○原口委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。     —————————————
○原口委員長 これより各案及び修正案を一括して討論に入ります。  討論の申し出がありますので、順次これを許します。森山裕君。
○原口委員長 次に、塩川鉄也君。
○原口委員長 これにて討論は終局いたしました。     —————————————
○原口委員長 これより各案について順次採決に入ります。  初めに、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案について採決いたします。  まず、柿澤未途君提出の修正案について採決いたします。  本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。    ...全文を見る
○原口委員長 起立少数。よって、本修正案は否決されました。  次に、原案について採決いたします。  これに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○原口委員長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○原口委員長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、国家公務員の育児休業等に関する法律等の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○原口委員長 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。     —————————————
○原口委員長 この際、ただいま議決いたしました国家公務員の育児休業等に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、階猛君外四名から、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会、公明党、社会民主党・市民連合及びみんなの党の五派共同提案による附帯決議を付すべしとの動議が提出されており...全文を見る
○原口委員長 以上で趣旨の説明は終わりました。  採決いたします。  本動議に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○原口委員長 起立総員。よって、本動議のとおり附帯決議を付することに決しました。  この際、総務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。片山総務大臣。
○原口委員長 お諮りいたします。  ただいま議決いたしました各法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕     —————————————
○原口委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後六時四十分散会
11月16日第176回国会 衆議院 本会議 第9号
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○原口一博君 ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、総務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  本案は、平成二十二年度の補正予算により同年度分の地方交付税が一兆三千百二十六億円増加することに伴い、このうち一兆百二十六億円を平...全文を見る
11月18日第176回国会 衆議院 本会議 第10号
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○原口一博君 ただいま議題となりました各案につきまして、総務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  初めに、各案の要旨について申し上げます。  まず、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案は、本年八月の一般職の職員の給与改定に関する人事院勧告...全文を見る
11月25日第176回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○原口委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、放送法等の一部を改正する法律案及び高度テレビジョン放送施設整備促進臨時措置法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。  順次趣旨の説明を聴取いたします。片山総務大臣。     —————————————  放送法...全文を見る
○原口委員長 これにて両案についての趣旨の説明は終わりました。     —————————————
○原口委員長 この際、放送法等の一部を改正する法律案に対し、黄川田徹君外五名から、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会、公明党、社会民主党・市民連合及びみんなの党の五派共同提案による修正案が提出されております。  提出者より趣旨の説明を求めます。坂本哲志君。     ...全文を見る
○原口委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。     —————————————
○原口委員長 この際、お諮りいたします。  両案審査のため、本日、政府参考人として総務省情報通信国際戦略局長利根川一君、情報流通行政局長田中栄一君及び厚生労働省大臣官房審議官金谷裕弘君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」...全文を見る
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○原口委員長 これより両案及び修正案に対する質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。坂本哲志君。
○原口委員長 次に、谷公一君。
○原口委員長 片山大臣、もう質疑時間を終えています。手短にお願いします。
○原口委員長 次に、西博義君。
○原口委員長 次に、塩川鉄也君。
○原口委員長 次に、柿澤未途君。
○原口委員長 これにて両案及び修正案に対する質疑は終局いたしました。     —————————————
○原口委員長 これより両案及び修正案を一括して討論に入ります。  討論の申し出がありますので、これを許します。塩川鉄也君。
○原口委員長 これにて討論は終局いたしました。     —————————————
○原口委員長 これより両案について順次採決に入ります。  初めに、放送法等の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案について採決いたします。  まず、黄川田徹君外五名提出の修正案について採決いたします。  本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○原口委員長 起立総員。よって、本修正案は可決されました。  次に、ただいま可決いたしました修正部分を除く原案について採決いたします。  これに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○原口委員長 起立多数。よって、本案は修正議決すべきものと決しました。  次に、高度テレビジョン放送施設整備促進臨時措置法の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○原口委員長 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  お諮りいたします。  ただいま議決いたしました両法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕     —————————————
○原口委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時四分散会
11月25日第176回国会 衆議院 本会議 第11号
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○原口一博君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、総務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  両法律案のうち、まず、放送法等の一部を改正する法律案は、通信・放送分野におけるデジタル化の進展に対応した規制の整理合理化を図るため、放送法、電波法及び電気通...全文を見る
12月03日第176回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○原口委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり、議長への臨時会招集権の付与に関する陳情書外十件、また、意見書は、完全な地上デジタル化放送の実施に向けて円滑な移行策を求める意...全文を見る
○原口委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  まず  第百七十四回国会、内閣提出、参議院送付  地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案  国と地方の協議の場に関する法律案  及び  地方自治法の一部を改正する法律案 につき...全文を見る
○原口委員長 起立多数。よって、そのように決しました。  次に  内閣提出  郵政改革法案  日本郵政株式会社法案  及び  郵政改革法及び日本郵政株式会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案 につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をするに賛成の諸君の...全文を見る
○原口委員長 起立多数。よって、そのように決しました。  次に  行政機構及びその運営に関する件  公務員の制度及び給与並びに恩給に関する件  地方自治及び地方税財政に関する件  情報通信及び電波に関する件  郵政事業に関する件  消防に関する件 以上の各件につい...全文を見る
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その人選及び出席日時等に...全文を見る
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的その他所要の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。    ...全文を見る
○原口委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前九時五十二分散会