原口一博

はらぐちかずひろ

小選挙区(佐賀県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

原口一博の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  安倍総理、まず御就任のお祝いを申し上げたいと思います。  そして、拉致の問題について、いろいろな御指導をいただいてきました。何回か日朝協議をする中で、私たちはそこで歯ぎしりするような思いもいたしました。そのときにも安倍総理と一緒で...全文を見る
○原口委員 私たちも政権を経験して、私自身も安保会議のメンバーでしたから、言えないことがある、そのとおりだと思います。しかし、北朝鮮が確実に核の技術を積み増している、このことは、大きな懸念として共有をしていかなきゃいけないというふうに思います。  また、一昨日の中国海軍艦艇によ...全文を見る
○原口委員 砲は向いていなかったと。  これはたしか、小野寺大臣それから前原さんとも一緒にかつて中南海を訪れたことがあります。旧ソ連でもやらないような日本海の測量を中国がやっていることを、中南海で、あのときは朱鎔基首相だったと思います、そういうことをやめてくれということを申し上...全文を見る
○原口委員 総理に伺います。  ここまでの議論を聞かれて、私はやはり、対話を非常に重要視すべきだという考え方はわかりますけれども、しかし、明確な国際法違反に対しては、それをきっちりただしていくということも大事だと思います。  もちろん、日中友好の井戸を掘った人たち、その両方を...全文を見る
○原口委員 総理と私も同じ認識を持っています。やはり一番大事なのは対話であって、ミニマックス、最もゆゆしき武力衝突をいかに避けるか。そのためには、ホットラインを再開し、そして両国の高いレベルでもって冷静な対応をしていくということがとても大事だと思います。  さて、まだこの時系列...全文を見る
○原口委員 私は、これでもやはり若干のディレーがあるというふうに言わざるを得ない。今後こういうことをしないように。私も国務大臣でしたから、危機的な事態は一番最初に報告をするようにということを自分の省には申し上げていました。  一月三十日の事案です。  まさにこの二つの艦船が、...全文を見る
○原口委員 私は、総理、これは大変問題だと思います。というのは、先ほど総理が答弁をされたように、もう今は外交ルートを通じてしっかりと中国政府に対して日本国の意思を伝えておられます。しかし、その意思を伝えようにも、防衛大臣が、これは六日かかっていますよね、こんな状況では伝えようがな...全文を見る
○原口委員 総理、私は、小野寺さんとは随分長い、松下政経塾でも一緒ですから、今の答弁はやはり叱らないといかぬと思いますよ。実際に、政府の中で情報を共有し大臣が知ることと、外に公表し抗議をすること、これは全く別物ですよ。最高指揮官が六日も知らない、ましてや、そのつかさである小野寺防...全文を見る
○原口委員 日本側で起きているわけですね。  総理、こういう情報を出すときには、もう国際的な情報戦に入っています。ですから、場所も含めてディテールを、相手が日本よりディテールを言ってきたときには、逆に、我が方が何か不都合なことがあって隠したんではないかというふうに言われるんです...全文を見る
○原口委員 総理から前向きの御答弁をいただきました。  委員長、このテレビ入りの会議の中では、私も、非常に自制的に言わなければいけない、我が国益を守るために、ただしたくてもただせないところがございます。  ですから、予算委員会の委員長あるいは理事の皆さんでこの問題についてのひ...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  さて、次の二ページの資料をごらんください。今総理がお話しになりましたように、我が国近海などにおける中国の海洋活動の例、これほど多くのものがございます。  これが、偶発的に何か一部の軍が先導してやっているものなのか、いや、それとも戦略的に国...全文を見る
○原口委員 そうですね、今総理がお話しになったように、ある意味、係争のあるところは先送りをして、そして両国の利害の対立するところについては曖昧にしておこうという戦略だったのかもわかりません。私には、それの真意がまだつかめないでいます。  そこで、これは外務大臣で結構です。  ...全文を見る
○原口委員 正しい認識を国会の議事録に残していただいて、ありがとうございます。私もそのとおりだと思います。  そこで、これも自民党さんの選挙公約にあるJ—ファイルですけれども、尖閣諸島における公務員の常駐が明記されています。  日本語は、私たちも民主党のときに、おまえたちはこ...全文を見る
○原口委員 私は、公務員の常駐化というものが、総理が答弁されたように、選択肢の一つだったのかというのを伺って、非常に意外な思いをしました。公務員が常駐しないで、ほかの民間人がどうやって行かれるのか。  実際に、私も尖閣に三回、これは飛行機の上からですけれども、この中にいらっしゃ...全文を見る
○原口委員 マニフェストでこう書いた、ああ書いたということをもうここで言い募る気はありません。むしろ、そんなことを国会で言うよりも、一致して主権を守るということの方がよほど大事だと私は思っています。  そこで、時間も迫ってきましたので、TPPについてお尋ねをします。  このT...全文を見る
○原口委員 ここに私が挙げたスケジュールが、ことしというか、TPPの最終段階に向けたスケジュールだという御答弁と認識をいたします。  我が政権でも、自民党さんが言ったように、情報開示をしっかりやって、国民の皆さんに、交渉参加の是非や、あるいはその先にある参加の是非を幅広く議論し...全文を見る
○原口委員 つまり、選挙の日程というのはTPPの交渉参加の表明について何の影響もない、それは私は大きな見識だと思います。  さて、そこで、今度の日米首脳会談までに結論をお出しになるのか、総理に伺いたいと思います。
○原口委員 これは相手があることですから、私も、この場で総理に、日米首脳会談までにそういう表明をしてくださいと言っているんじゃないんですよ。むしろ私は、慎重に考える会の超党派の副会長でしたから、ISD条項についても、これは党を代表しての意見じゃないですよ、党の中には経済連携PTと...全文を見る
○原口委員 いや、官房長官、そこだけ伺っていると、我が政権の基本方針と全然変わらないじゃないですか。わざわざ、前の政権の方針は踏襲しないと言う必要はないじゃないですか。  ぜひ、委員長にお願いしたいのは、この政権の基本方針、私はそれを見たことないんですよ。TPP交渉参加に対する...全文を見る
○原口委員 党の中をまとめる英知、随分苦労された文章だと私は思いますよ。しかし、実際にそれを判断するときは曖昧なままではできないから伺っているわけです。  ということは、全ての関税撤廃ということは、そうでない場合は参加できる、交渉参加に踏み切る、逆読みもできるわけですね。  ...全文を見る
○原口委員 もう質疑時間が来ましたのでこれで終わりにしますが、ぜひ、聖域なき関税撤廃ということについての公式見解をこの委員会に出していただきたい。  そして、きょうは地域主権改革について触れることができませんでしたけれども、第一次安倍内閣の改革姿勢を私たちは随分引き継いでやった...全文を見る
03月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  きょうは、東電の廣瀬社長もお見えいただいておりますので、まず、廣瀬社長には、一刻も早いこの事故の補償、それを被災者の方々に届ける、その責任を果たしていただきたい。その上で、ちょっと総理がおられませんけれども、何点か基本的な質問をした...全文を見る
○原口委員 果たしてそうなのか。  皆さん、国会事故調、これは画期的なことです。国会が、与野党を問わず力を合わせて、そして、この中の作業員の証言を見ても、どう見ても、今の廣瀬社長の御答弁どおりなんだろうかということを疑わざるを得ない。  実際に、ここできょう御質問するのは、そ...全文を見る
○原口委員 総理が戻られましたので、ぜひお聞きをいただきたいのは、この原因究明、これは日本だけじゃないです、世界に対して原発の信頼性を確保するためにも、何で壊れたのか。  この報告書を詳細に読んでいきますと、どう考えても津波だけで壊れているんじゃないんじゃないかという疑いが非常...全文を見る
○原口委員 総理に伺います。  前半おられなかったから、あれですけれども、何で福島第一原発の事故が起きたかというのは、その後のこの国会事故調を通して見ても、正直、私たちもまだ確証を得ていないというのが事実だと思います。  そこで、ぜひ御答弁いただきたいのは、三〇年代原発ゼロの...全文を見る
○原口委員 私はこの事故が今も継続しているという認識ですけれども、しかも、安全神話が払拭されたかというと、そうじゃないと思いますよ。調べれば調べるほど、まだその神話は根強く残っていて、だから私たちは一刻も早い原発ゼロを確認していかなきゃいけないということを言っているので、ぜひ総理...全文を見る
○原口委員 総理、今お聞きになったとおりです。  ちょうど十年前のきょうですか、この予算委員会で速水総裁と、今と同じ議論をしたんです。あのときは、一%長期金利が上がると約一兆円の含み損が生まれるということでした。今、それが、お話のように、物すごく膨れているわけです。  私は、...全文を見る
○原口委員 そこで伺いたいのは、幾つかの改革です。  先ほど、地域主権改革というか、そちらは地方分権改革とおっしゃっていますが、一括交付金を、聞いていると、さも簡素化して、そして理念は残すということをおっしゃっています。  総理、一括交付金で私たちが目指したものは何かというと...全文を見る
○原口委員 総理、この大臣はいい大臣ですよ。だけれども、今のは間違っています。執行と、いわゆる決めるときと、ごちゃまぜにしているんですよ。これは、これ以上は言いません。  だけれども、一括交付金のように省庁の枠を超えたもの、これは必要でしょう。太田大臣と一緒の政党のときに、太田...全文を見る
○原口委員 これは総理、私たちも、緊急事態庁をつくって、そして各地域に、国の出先を全部なくせ、その機能を全部なくせと言っているんじゃないんですよ。でも、十八万人は多過ぎるでしょう。しかも、二重行政も多過ぎるじゃないですか。そんな税金をたくさん使える状況ですか。  もう一つ、これ...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。総理も御認識を持っていただければ、きょうのところはそれで結構です。  さて、残った時間でTPPについて。  私は、まとめてちょっと幾つか質問しますが、聖域なき関税撤廃を前提にしないということが本当に確認できたのかどうか。これはオバマ大統領との...全文を見る
○原口委員 終わります。
03月21日第183回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  NHKの六十年にわたる公共放送としての営々とした営みを支えてくださった全ての皆さんに感謝をささげ、松本会長初め、この間、この総務委員会では、NHKのコンプライアンスあるいはガバナンス、大変厳しい意見が出て、そして、これをここまで立て...全文を見る
○原口委員 橘政務官、本当にありがとうございます。  梅をかざして。まさに、大臣とも、国家主権と国益を守るために行動する議員連盟で、いわゆる主権三法、さっき尖閣のお話がありましたけれども、法律を出させていただきました。国家を守り国益を守るというのは、まずは伝統や文化、みずからの...全文を見る
○原口委員 前向きな御答弁、ありがとうございます。  NHKは、番組海外販売、二十三年度の実績ですけれども、三十六の国と地域に対して、三百四十二タイトル、四千六百二十三本を販売しています。さらに拡大をしていただきますように。  これもまたお礼ですけれども、地上デジタル放送、こ...全文を見る
○原口委員 これからのNHKは放送事業者だけではないと思うんですね。公共放送、ハードを持ち、そして報道をする、膨大なコンテンツを持っています。ビデオ・オン・デマンドが振るわない。この予算を見ていると、甚だそこは残念であります。それは何か。やはり、多くの人たちに利用してもらう、これ...全文を見る
○原口委員 終わります。ありがとうございました。
03月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  この委員会で三回目の総理との質疑の機会をいただきました。委員長並びに皆様に感謝を申し上げ、質問に入りたいと思います。  まず、総理、暫定予算についてであります。  この予算が暫定になった責任は、今の政府だけにあるのではない、私た...全文を見る
○原口委員 私たちもまだ発展途上でした。ですから、今おっしゃるような、ミシン目が入ってみたり、各省庁の見えないひもがあったというのは、それもある意味認めなきゃいけない。だけれども、今御答弁いただいたように、これは前に一緒に進めましょうよ。暫定予算についてはこれで確認をさせていただ...全文を見る
○原口委員 失職するわけです。そして、失職すれば、普通はまた再選挙というふうになるんですが、しかし、区割りが確定していなければ、これは仮にの議論なんですけれども、違憲状態が続いているとすると、選挙さえできずに、その失職した議員はそのまま国会に戻れないということになるわけです、なる...全文を見る
○原口委員 法務大臣、開かれた司法を私たちは目指してきたわけです。  国権の最高機関、今申し上げたように、議員は、ここにいらっしゃる皆さんは、無効となれば失職するんですよ。しかし、この中身については裁判官は語らず。裁判官に語ってくれと言っているんじゃないんです。その中身は一体何...全文を見る
○原口委員 今、各党各会派で御議論いただいていますが、この危機感は大きいと思います。  今までは、こうやって一つ一つの選挙区に対して、高裁判決といえども、無効だ、その効力をなくす、国会議員の身分をなくすというのはありませんでした。しかし、それが出てきているということは、やはり私...全文を見る
○原口委員 私も全く同じ認識を持っています。みずからの政権の求心力を高めるためか何かわかりませんけれども、他国を軍事でおどして得られるものはない、日朝平壌宣言の精神に北朝鮮が一刻も早く立ち返ることを私も期待するものであります。  さて、TPPについてです。総理にきょう伺いたいの...全文を見る
○原口委員 そうですね。交渉ですから、相手国との間で、これは秘密にしてほしいと言われればそれは秘密にする、当たり前のことです。しかし、これは、その内容のほとんどが今出てこないわけです。  だから、私が総理に伺いたいのは、自民党さんも五つの条件を突きつけておられます。その条件は達...全文を見る
○原口委員 外務大臣、ニュージーランドの資料に何があるかというのは私知っていますから、それをここでおっしゃる必要はない。  そこは、今総理に伺ったので、ニュージーランドはそう言っているというんじゃなくて、日本政府は、私たちに、交渉過程において、どのような段階で何の情報をお出しい...全文を見る
○原口委員 今、希望をおっしゃいました。ですが、まだ交渉参加していないから、先ほど外務大臣が読まれた守秘義務、四年間は表にできないというものが本当なのかどうかも確認できていない、わからないというのが今の私の認識です。  総理はできるだけ開示をしたいとおっしゃいましたけれども、そ...全文を見る
○原口委員 それは、交渉前の、いわゆるアメリカとの事前協議においてまとまったことについては、今総理がおっしゃるように、出せるものについては私たちに出していただくという御答弁をいただいたというふうに理解をいたします。  何でこんなことを聞いているかというと、国会は、この間ずっと秘...全文を見る
○原口委員 まだ国会の中については、さっきの五項目についてもどうなるかという、交渉が始まっていないから仕方がないんですよ、それを責めているんじゃないんですけれども、何ら具体的な中身については議論がまだ始まっていない。  だから、その初めのところで申し上げるわけで、米国のこの議会...全文を見る
○原口委員 もう時間が来ましたので終わりますが、総理、資料の一番下をごらんになってください。  これは、いわゆる少額物件の調達改革をさせました。例えば外務省、ごらんいただくと、脇机というんですか、これの価格が、インターネット調達で競り下げをすると、約五割安くなっているんです。百...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。終わります。
04月02日第183回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○原口委員 民主党の原口一博です。  きょうは、日銀の総裁、副総裁、それから安倍総理、麻生元総理がおられて、アベノミクスの主役がそろっておられますので、後で少し経済全体についてお話をさせていただきたい。  ちょっと質問の順番を変えますが、まず、文科大臣に来ていただいています。...全文を見る
○原口委員 三十秒きっかりでした。ありがとうございます。  これは、日本に対して大きな期待が集まっています。前、ITERのときは引き合いました。誘致競争でした。しかし、総理、これはもう時間がないんですね。政府の腰を定めてやるんだという御決断は、この内閣でやっていただきたいんです...全文を見る
○原口委員 これは、この国会でその答弁なんですよ。次で結構ですから、一歩前に進めてください。  それから、私たちがやったことで、今、安倍政権で引き継いでくださっている。この間、デフレが進みました。先ほど山本委員がお話をされたように、経済のイノベーションが進み、経済成長がやってく...全文を見る
○原口委員 これで成長戦略については二つ伺いました。  きょう、日銀総裁、副総裁にお見えいただいています。お忙しい中、ありがとうございます。  これは決意を示された、二年で二%の物価安定目標を定める。私たちもこれは大事だと思っています。では、この中身について少し伺いたいという...全文を見る
○原口委員 百六十五兆円のバランスシート、国債が百二十五兆円、一%長期金利が上がると含み損は二・三兆円減るという一カ月前の答弁でいいという理解でしょうか。  私が伺いたかったのは、総理、実は黒田総裁になって、日銀は当座預金残高を非常にふやしているんですね。今、五十九兆円ぐらいに...全文を見る
○原口委員 山本代議士は五十七兆円と一番新しい数字を言ってくださいました。それぐらいふえているんです。もう実際に動いているわけです。だから、最初はアゴエコノミクスとか、あるいは気合いインフレターゲットと言われていましたけれども、もう気合いじゃないんです。実際に金融緩和が進んでいる...全文を見る
○原口委員 先ほど少し申しましたけれども、私は、副総裁、それを責めているんじゃないんですよ。二年で二%という、では、この二%というのは一体何なのか。CPIなのか。  きのうも、いい物価上昇、悪い物価上昇という議論をしましたけれども、このCPIだけだとそれはわからないんです。私は...全文を見る
○原口委員 前向きの答弁をいただきました。  つまり、今まで私たちが見ているデフレの指数というのも、その中にはいろいろな数字のマジックがあるんだということも国民にわかっていただきたいし、これをごらんいただいている国民の皆さんは、実際に自分の生活はどうなるんだと。もう来年の給料が...全文を見る
○原口委員 お聞きになったとおりです。  先ほど私は国債が百二十五兆と言いました。それに対して、REITのマスは一千三百億ですね。これはトリプルAまでを買い入れるということにしているからです。つまり、何でもやるといいながら、後の財政の話に行きますけれども、やはり基本は国債なんで...全文を見る
○原口委員 極めて正直にお答えいただいたと思います。ありがとうございます。  それで、ここに日本銀行百年史第四巻。先ほど、これも山本委員がお話しになりました。「本行百年の歴史における最大の失敗であり、後年のわれわれが学ぶべき深刻な教訓を残したものといえよう。」これをどう判断する...全文を見る
○原口委員 初めてこの国会で日銀総裁からそういうお答えをいただいたと思います。ここはとても大事なんです。つまり、日銀は政府の財布には絶対にならない、この矜持を私たち国会議員も持たなきゃいけない。  それで、これがGDPデフレーターの推移ですね。  これも副総裁に伺いたいと思い...全文を見る
○原口委員 八〇年代と二〇〇八年の物価上昇の違いを見きわめるというのはとても大事です。歴史の教訓に学ぶ。八〇年代は、消費者物価指数も上がっていますけれども、それ以上に賃金が上がっているんです。二・八%賃金が上がっている。二〇〇八年は、マイナス一・一%と賃金が下がって、今副総裁がお...全文を見る
○原口委員 さっき麻生財務大臣がお話しになったように、やったことのないところに乗り込むためには、やはりそれなりのロードマップと、どこで何をやればいいかという慎重な数値目標、これが私は必要だと思います。先ほど前原委員が指摘をされましたけれども、ぜひそれをつくってください。そうすると...全文を見る
○原口委員 だから財政再建が必要なわけです。厳しい歳入見積もりと徹底した歳出縮減、これとあわせないと、幾ら何でも物価安定そのものが長期金利にはね返らないといいながら、さっきのメカニズムを申し上げました。成長が進めばやはり長期金利は上がってくるんです。  私は、長期金利が上がるこ...全文を見る
○原口委員 残った時間で、少し金融についてお話をします。  先ほど麻生財務大臣が少しお話しされましたけれども、では、この間の金融緩和、私たちもやってきました、それによって銀行の貸し出し態度というのはどうなっているのか、現状を教えてください。
○原口委員 そのとおりで、DIは少し上向きだという数値も目にしていますけれども、現実には貸し出しはふえていないですね。むしろ横ばいなんです。  そこで、この三月で中小企業金融円滑化法が打ち切られました。法施行されたのが二十一年十二月からですから、二十三年末までに九割強に当たる二...全文を見る
○原口委員 ゼロなんですよ。つまり、日銀と銀行の間でこうやってお金をやりとりする限りにおいては、彼らはリスクはない。それに対して、一生懸命働いている人たちは、自分の連帯保証というリスクや、家や土地を担保にして頑張っているわけです。僕は、この構造を変えることこそが日本の再生の一番の...全文を見る
○原口委員 終わります。ありがとうございました。
05月21日第183回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○原口議員 お答えいたします。  電波は国民共有の財産です。そして、トラフィックが大変混んでいると今御答弁がありましたけれども、級数的に、日本全体では一年間に二倍ということですが、都市部においては三倍です。電波の再編だけでは、これを有効利用するということはできない、私たちはそう...全文を見る
○原口議員 今回のみんなの党さんとの共同提出法案では、やはり市場にできることは市場に任せよう、電波だけを特別視して、市場から違った原理でやるという理論の方を私たちはとりませんでした。むしろトラフィックが、先ほど武正委員が答弁したように、二百二十倍にもなれば何が起きるかというと、ま...全文を見る
○原口議員 ぜひ分けて皆さんに議論いただきたいのは、電波だけがそうではないということですね。  いわゆる独占禁止法というものがあります。この電波オークションに付随する問題ではないというふうに思いますし、先ほど武正委員が答えましたように、この問題も、設置後は通信・放送委員会、これ...全文を見る
○原口議員 私も全く同感です。  アベノミクスを議論しているとき、一本目、二本目の矢、これの一番肝は三本目だろうと思っています。三本目の矢は規制改革であります。この規制改革による成長なくしてアベノミクスも成功しないのではないかと前回も総理と御議論させていただきました。  やは...全文を見る
○原口議員 今、放送と通信の融合が進んでいますが、放送は公正性、中立性、そして通信は通信の秘密といいますか、それが一番大事なことだと思っています。  しかし、これが融合が進む中で、今お話しになりましたように、通信・放送のさまざまな基礎的な部分を担保することは民主主義の基本であり...全文を見る
○原口議員 まず、中田委員におかれましては、政権時代、総務省顧問として、地域主権あるいはICT維新ビジョン、さまざまな御提案をいただきまして、本当にありがとうございます。  その上で、今、新藤大臣がお話しになったとおりですけれども、しかし、やはり特定財源の偏りというものもござい...全文を見る
○原口議員 全く御指摘のとおりだと思います。ドイツでも3Gオークションでは五兆六百億に上っている、こういうデータがあります。  オークションですから、一概にどれぐらいの額かということを言うわけにはいきませんけれども、オークションを導入した場合に、民間事業者が提示する金額によるた...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。  まずは、新藤総務大臣初め政務三役の皆さん、大臣所信質疑ということで、おくれましたけれども、御就任をお喜び申し上げ、そして、この間、予算委員会でも新藤大臣とも議論をしてきましたが、私たちの政権のよきところは引き継ぐ...全文を見る
○原口委員 御答弁ありがとうございます。  自立を促すためには、やはり、地域がみずから持っている生産力を手放してはだめだと思うんですね。多くの地域は、この間、左のトリクルダウン型モデルでは、いわゆる消費者としての立場は強化をされましたけれども、持っている生産力は世界を股にかける...全文を見る
○原口委員 安倍総理もSNSで積極的に発信される。  今回、ネット選挙が解禁をされるわけですけれども、ネット選挙が解禁されると若い人の投票率が上がるというふうに考えられていますが、きょうも山口泰明先生と一緒に先ほどから勉強会に出ていましたけれども、そこで出された意見は、高齢者の...全文を見る
○原口委員 さらに、このHAT—KZのZのところ、随意契約。これも、例えば今ADAMS2という会計ソフトで調達を管理していますけれども、百六十万円以下はオープンにしなくていい。ということは、一つの案件を百六十万円以下にして入札を行えば、そこには光が届かないわけであります。  契...全文を見る
○原口委員 これは私のときも課題だったんですよ。それを、また来年も、その次もという形で厚労省から要求があって今の形になっていますが、本来、こういう長期金利が上がり、そして財政規律、行政規律が最も厳しく見られているときにおいては、私はそれを姿勢でもって政府が示す必要があると思います...全文を見る
○原口委員 ぜひそのようにやっていただきたいと思います。また、人間らしい働き方についても、よく、労働というところについて、私たちは雇用と労働を守る責務を持っています。そのことについて、労働組合の中には、やはり行き過ぎた権利主張であったり、体質そのものを問われるものもありますけれど...全文を見る
○原口委員 私は、ここは自治体情報標準化法、法がやはり必要だと思っています。法によって横串を入れないと、各自治体ごとのベンダーが、ここにレガシーの中央政府であった例を出していますけれども、これと同じ構造が多分地域であるんだと思います。  さて、質疑時間が限られてきましたので、き...全文を見る
○原口委員 寺田さんとは昔からいろいろな議論をしてきていますから、あなたのお人柄はよくわかっていますけれども、やはり苦しいですよ。  郵政の現状というのはどうなっているかというと、十年間に四回組織を変えられているんですよ。それを、昨年、皆様の御協力もいただいて、私たちの改革法の...全文を見る
11月07日第185回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○原口議員 ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ、日本共産党、生活の党及び社会民主党・市民連合共同提出の地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び主な内容を御説明申し上げます。  現在、地方自治体における非常勤職員に対しては、地方自...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  まず、近藤委員におかれましては、当委員会の委員長として、公正、公平、中立な委員長運営をされまして、本当にありがとうございます。  今お話しのとおり、実態は、勤務形態そのものも常勤の職員に変わらない、そういう状況の中で、人間らしい働き方を確保す...全文を見る
○原口議員 現在でも、フルタイムの臨時的任用職員は、現行法では常勤の職員と位置づけられ、支給が可能となっていますが、この法案、改正案に記載のとおり、先ほども少し触れましたが、その勤務形態が常勤の職員または短時間勤務職員に準ずる非常勤職員ということにさせていただいています。  な...全文を見る
○原口議員 まさに近藤委員が今るる御指摘のとおり、常勤の職員または短時間勤務職員に支給されている手当、このバランスを考慮して、これは地方自治法二百四条二項、所定の手当というところで規定されているわけですが、その手当のうちに、支給するにふさわしい手当、バランスを考えながら、それを想...全文を見る
○原口議員 今政府側から御答弁がございましたように、やはり制度と実態との間の乖離が見逃せないんだと思うんですね。  今回閣法で出ているいわゆる同行法は、官が率先して人間らしい働き方をやろうという意味で大変意義が大きなものだと思います。ですから、私たちも、基本、賛成でまとめてきま...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  近藤委員がおっしゃるように、やはりどうすれば尊厳を持って人間らしい働き方ができるか。財政改革、行政改革は待ったなしです。肥大化した地方政府をつくっていいわけじゃない。だけれども、一方で、これは民間でもそうですけれども、無能な経営者こそ、一番最初...全文を見る