原口一博

はらぐちかずひろ

小選挙区(佐賀県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

原口一博の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第186回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  きょうは、放送、表現の自由、報道の自由ということで、特に、この補正予算にはコンテンツの国際流通促進の施策がございます。また、この国会に、政府として、放送法の改正案、これも安倍総理、考えておられるようでございますが、公共放送そのものの...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  NHKの放送番組の編集権は、責任ある編集権を総括する会長にあるわけであります。制度上、放送局としての公共放送の編集権を持っているのは会長ただ一人であります。  しかし、この会見の中で、これは放送法の第一条、第四条です。  事務方に伺いた...全文を見る
○原口委員 条文を逐一読んでいただいて、ありがとうございます。私は四条と一条の関係について問うたわけですが。  つまり、この四条は、国民の知る権利、それから、民主主義を健全に育み、多様な意見を日本放送協会が自律的にしっかりと国民に届けていく。  この放送法の条文とともに、これ...全文を見る
○原口委員 それは正しい姿勢だと思います。  しかし、それを伝える場の、今おっしゃいました編集権をお持ちの籾井会長は、どのようにこれを伝えるかと聞かれて、「まぁ、一応通っちゃったんでですね。もう言ってもしょうがないのではないかと思うんですけれども」と。いろいろな特集番組で幅広い...全文を見る
○原口委員 籾井会長、よく質問を聞いてください。初めて国会で答弁をしなきゃいけないので、私も、総務省が所管する人間、会長を一方的に何か責めてという気持ちは持っていないんです。  しかし、これは個人として言った言葉ではないでしょう。あなたが個人的見解と断られたのは従軍慰安婦のこと...全文を見る
○原口委員 後ろでわかったと言う人がいますけれども、本当にそんなことでいいんですか。このままこの方針が編集権として通れば、多様な意見は言えませんよ。そして、NHKの記者の人たちは、ジャーナリズムというのは一体何なんですか、抑圧というか、抑制的になるでしょう。  これも私的な意見...全文を見る
○原口委員 総理、今ごらんいただいて、個別の報道機関に対しての意見を私は総理に求める気はありませんが、NHKの会長が就任会見で、それこそジャーナリズムの一つの柱である私たちの公共放送の、まさに民主主義の基本を形成する大事な国民のインフラのトップである会長が、私的な意見をずっと言っ...全文を見る
○原口委員 それを言い続けても、あなたがおっしゃったことを、さっきなぜ冒頭に聞いたかというと、編集権を持っているのはあなた一人なんですよ。そのあなたがその方針を聞かれて、私的な意見を言いました。あれは、では、これも撤回されるわけですか。撤回するわけですか。  きのう、NHKの皆...全文を見る
○原口委員 会長に再度伺います。  今回の補正予算の中に入っている国際放送についてもおっしゃっていますね。「政府が右と言っているものを我々が左と言う訳には行かないと」。これは、自民党さんや私たちとの間で放送法を改正しました。ですから、政府の立場や日本国の立場を正しく伝えるという...全文を見る
○原口委員 右と左、赤と白かは、ちょっと私には意味がよくわからないんですけれども。  何をここで私たちが議論をしたかというと、会長、たとえ政府が要請をしても、NHKは、さっき義務があるとおっしゃいましたけれども、これは努力義務なんです。私たちが政府にいたときも、努力をしてほしい...全文を見る
○原口委員 経営委員長に伺います。  十二月二十日の籾井会長の選任を決めた経営委員会の議事録を拝見すると、十二名の委員のうち五名が、会長の、当時は候補ですけれども、御発言の仕方やその内容についての意見を表明されています。安倍首相が私たちに年末に提案された方々からの御意見は、懸念...全文を見る
○原口委員 私がお願いした方ですから、更問いをするのは私自身に返ってくる話ですけれども、本当にそれでいいですか。  経営委員会は監査委員会を持っていますね。その中で、放送法についてのきっちりとしたチェックをすべきだったんじゃないですか。いや、これからでも遅くない、やるべきじゃな...全文を見る
○原口委員 経営委員会には、放送法第五十五条の会長の罷免規定がございますね。お答えください。
○原口委員 一方で、総理、私たちは、この経営委員については国会の同意人事ですね。そして、この経営委員を罷免する権限、これは誰にありますか。
○原口委員 これで終わりにしますが、内閣総理大臣にあるんです。  そして、先ほど局長が答弁をした、放送法第五十五条に規定する職務の執行の任にたえないものと断ぜざるを得ず、さらに、同条の放送法の遵守という職務上の義務違反に今回の会長の御姿勢は当たるのではないか、会長たるに適しない...全文を見る
02月20日第186回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  きょうは、外交、安全保障、歴史認識問題、それから公共放送ということで、少し大きな構造の方から伺いたいと思います。まず、外務大臣、それから総理、元総理の麻生副総理。  私たちは、人権あるいは自由という共通の価値観を持って、そして、立...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  お手元の資料の中に、日本にとっても大変大事な友人であるマイケル・グリーンさん。総理、マイケル・グリーンさんは、十年前、政権にあって、総理のことを非常に評価されていました。彼の懸念事項というのを挙げています。それがまさに、我が国が、本当の意味...全文を見る
○原口委員 その中で、ここに書いております立憲主義。この間、総理の答弁で、立憲主義というのは、中世のマグナカルタ時代の権力を縛るものだ、私たちはこれから理想というものを書き込むんだと。理想を書き込むという憲法観というのは正しいと思います。  しかし一方で、立憲主義が予定している...全文を見る
○原口委員 権力の最高位にある人がこの立憲主義を否定してしまえば、もう誰もとめるものがなくなるわけで、今回の公共放送の問題は、まさにここの、国民の知る権利であるとか、NHKの独立性、自律性について、そこが問われている問題だと思います。  そこで、三十一日の質疑のときから少し時間...全文を見る
○原口委員 経営委員長。NHKに対していろいろな意見があって、そして、具体的な業務にも支障が出ていると思います。  総務大臣。もともと、これぐらいの時期に電監審の意見、電監審が開かれて、もう私たちは、与党も野党も、次のNHK予算の骨格や総務大臣意見について検討をし始める時期です...全文を見る
○原口委員 それは、やはりみずからが招いたものであって、国会の責任にされるのは甚だ迷惑だと思います。  先ほど、これは全部個人的な意見ということで否定をされましたが、経営委員長に伺います。  NHKは倫理・行動憲章を持っています。その中で、「コンプライアンスを徹底します。」と...全文を見る
○原口委員 かなり細かくやったんですが、コンプライアンスの項目の二項はそれではなくて、「公私の区別を徹底し誠実に職務を遂行します。私生活でも公共放送の信用を損なう行為をしません。」とあるわけです。  公私の区別を徹底する、籾井会長、これがあなた方のコンプライアンスの一番最初に来...全文を見る
○原口委員 私は、あなたがおっしゃった、そして国会でも答弁されたものについて、あなたが守るとされている放送法に照らし合わせてどうかと聞いているんです。  なぜならば、あなたは、この放送法に基づいて、一万人を超えるNHKの職員さんがこれに反すれば、それはやめてもらわなきゃいけない...全文を見る
○原口委員 私は、放送法の御趣旨を、あるいは精神を、会長が御存じかどうかというのを非常に危惧したわけです。  前回、お答えも渡していました。例えば放送法六十五条については、ここで、あれは義務ですか、努力義務規定ですかと二択で答えていただいたんです。それなのに、あなたは義務だとお...全文を見る
○原口委員 委員長、ぜひ誠実に答えさせてください。  私は、法について、しかも、誰かほかの人が、百田委員がおっしゃったとか長谷川委員がおっしゃったとか、そんなことを聞いているんじゃないんですよ。御自身がおっしゃったことについて法的な理解を聞いているわけですから、これが答えられな...全文を見る
○原口委員 私は、こういう予算委員会、十七年間おらせていただいて初めてです。  NHKは、プロ意識と高度の自律性で世界から本当に尊敬される私たちの公共放送です。それだと、あなたは、自分自身さえ、自分が発言したことさえ法的にどうかを言えなくて、どうやって職員を統率するんですか。ど...全文を見る
○原口委員 総理が御答弁されたように、放送法についての御理解がいかほどかということを聞いているわけです。  NHKにかかわらず、放送法というのは何もNHKだけを縛っている法律じゃないんですね。ほかに、いわゆる紙媒体、新聞と放送が決定的に違う理由というのは何か。放送法の精神とは何...全文を見る
○原口委員 もう極めて不誠実千万です。  自分が言ったことを法律に照らしてどうかさえ言わない。これでどうやってNHK予算の審議ができますか。NHKの信頼回復ができますか。これは党派は関係ないでしょう。  会長に改めて聞きますが、そうすると、あなたは、国際放送についても取り消し...全文を見る
○原口委員 委員長にお願いをいたします。  もうお聞きのとおりです。私が質問をしたことを、一片たりともお答えになっていません。しかも、個人的な発言で取り消すとおっしゃったのは、あなたは、記者会見でしょう。この場で言ったことについても取り消すのかということもお答えになっていないし...全文を見る
○原口委員 予算委員会を余りにも軽んじておられませんか。あなたは、今の今まで、国会の議事録を取り消すなんということは一言も申し出ておられません。今、この中で、あれも取り消すとおっしゃったわけですか。  議事録修正一つも出ておらず、そして法的なことも言えない。私は初めてです、こう...全文を見る
○原口委員 そうすると、これは三十一日の時点と全く同じ答弁じゃないですか。  監査委員会で、これが適法であったかどうか、放送法を遵守するというのであれば、その精神に沿った会長なのかどうかを審議するのは当たり前じゃないですか。もしそれもやっていないというのであれば、誰が放送法を統...全文を見る
○原口委員 これほど大きなことを、私的な発言をしただけで、個人的な発言をこれだけやっただけで、私はもう資格がないと思うにもかかわらず、そのことの適法性さえ議論をしていない、そういう経営委員会はそれそのものが不適だというふうに思います。  会長、放送法の精神、それは何ですか。そし...全文を見る
○原口委員 それを担保するスキームはどうなっているかということを聞いているわけです。  あなたは、なぜ私たちが問題にしているかも、恐らく御理解をされていないんじゃないかと思うんです。総務大臣に最後に伺いますが、放送法の精神とそれを担保する枠組み。あなたがこういうことを個人的にし...全文を見る
○原口委員 もうこれで終わりにしますが、総理、これはやはり、経営委員を任命した責任。私たちは放送法の改正案を今準備しています。十二人のうち一定の数が拒否権を持ってしまう、あるいは、一定の数が同一政党であれば、そこで大きく左右されるからです。情報公開規程についても、あるいは監査、指...全文を見る
02月27日第186回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○原口委員 おはようございます。  本日は、地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案について、まず大臣とお話をさせていただきたいと思います。  その前に、ともに、国家主権と国益を守るために行動する議員連盟を立ち上げさせていただいて、そして、一部は...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。まさにそのとおりだと思います。  今は大臣は政府税調のどういう役割なのか、お尋ねをしたいと思いますけれども、今大臣がおっしゃったように、国、地方は対立概念ではない。むしろ、国、地方が協力することによっていろいろなことが起きています。  例えば...全文を見る
○原口委員 今も民自公の、私も税調の役員をしていますけれども、三党で協議をしています。まだやはり積み残した課題があるんですね。  そこで、きょうは、財務省葉梨政務官にも来ていただいていますね。  今回の車体課税の見直しについては三党合意に沿ったものになっている、そういう御認識...全文を見る
○原口委員 そこで、総務大臣に伺いますが、今回の車体課税の見直しで、自動車取得税についてはどのような見直しを行われたのか、お尋ねいたします。
○原口委員 先ほど、葉梨政務官から修正案のお話がありましたが、私たちも、この地方税のところも修正案を提案して、それは何かというと、今大臣がおっしゃったところではなくて、後段お伺いをする軽自動車ですね。軽自動車については、今回、増税になっているわけです。  例えば、税抜き車両価格...全文を見る
○原口委員 それは承知していますが、私たちは、一方で三党合意といったものを結んで、よく安倍首相が、自民党政権に戻ってからプライマリーバランスも改善したとおっしゃいますが、決算ベースで見ると、私たちの政権の前の麻生政権の数字も、私たちの政権に補正も入れられて、それから今回の増税分は...全文を見る
○原口委員 そこで、これは数字ですから、事務方で結構です。平成二十六年度の地方税収の見込みはどうなっているのか。あわせて、政務官で申しわけありませんけれども、国税の税収見込み、この二つについてお答えください。
○原口委員 やはり財政の健全化、そして、さらなる行財政改革というのは待ったなしだと思います。  私どものときに、一・一兆円、地方交付税をふやさせていただきました。しかし、それは威張って言える話ではなくて、三位一体改革で疲弊をした地方に一回息をついていただいて、改革の体力を持って...全文を見る
○原口委員 これは、我が党にも両論あります。象徴的な言い方、ごくごく粗っぽい言い方をすると、東京、愛知対ほかの地方、そういう対立構図になりかねない話でもあります。東京都民はたくさんの税を払い、都市圏の人たちはたくさんの税を払い、それでもって地方が、逆に言うと、その所得の再分配を受...全文を見る
○原口委員 これで、税の方の、税財政のところの最後の質問にしますけれども、地方の公共団体、特に第三セクターは、やはり責任の所在がかつては不明確であったところの、今、根雪という表現もなさいましたけれども、不良債権がやはり根雪化していました。たしか七兆円ぐらい、私どものときはあったと...全文を見る
○原口委員 半減とまではいきませんが、地方の財政の不安定要因であった三セクの問題に一つの方向性が出たということは多としておきたいというふうに思います。  やはりモチベーションというか、地域に自立性、それから自己責任、みずから責任を負うといったことをしっかりと互いに確認していく、...全文を見る
○原口委員 今大臣がお答えになったように、いわゆる不服申し立ての二重前置、これは非常に大きな改革になると思います。また、わざわざこの情報化社会の中に、一個一個書き写さなきゃいけないといったことも、もう合理性を欠いたものでございますし、また私たちは、出訴期間、不服申し立て期間につい...全文を見る
○原口委員 これは半世紀ぶりの大改正ですから、協力を惜しまないということを申し上げておきたいと思います。これができただけでも、国会に送っていただいた、御恩返しという言葉は使いませんけれども、その一つの礎になるんだというぐらいの大改正の法律だと思います。  さて、経営委員長、連日...全文を見る
○原口委員 この委員会、委員長初め理事の皆さんのお力で、二の資料をごらんください。籾井会長の個人的発言について、総務省見解、これは大臣も決裁をされたものだと思います。  私たちが求めたのは、籾井会長の個人的発言について整理してくださいということではなくて、一連の、衆議院の総務委...全文を見る
○原口委員 それから、これからビッグデータの活用、マイナンバーが入ってきます。そうすると、介護は介護、医療は医療というふうな形にしていると、みずからの情報のコントロール、活用という点からも大変大きな隘路になってしまいます。これを全部クラウドで統合して使えるようにする、その決意も伺...全文を見る
○原口委員 医療はやはり対面が基本だと思います。お医者さん、医療法、医師の存在のもとで対面でやる。しかし、もうそれにも限界がありますね。実際に東北へ行ってみると、半径五十キロ圏内にお医者さん、専門医が誰もいないという中では、やはり、先ほど申し上げたようなことが必要だ、セカンドベス...全文を見る
○原口委員 医療サービスとちゃんと書いてあるわけですよ。  右の下をごらんください。「看護師は保健室に常時一名常駐」、そして「二十四時間三百六十五日急病患者の対応を迅速的確に行える」、その間には「赤坂病院等と適宜連携のうえ、」と書いてあるわけです。  警備会社とかそういう会社...全文を見る
○原口委員 ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、民主党・無所属クラブを代表して、提案の趣旨及びその内容を御説明いたします。  本年四月から、消費税を引き上げ、国民の皆さんに御負担をお願いすることになっております。  本来であれば...全文を見る
02月28日第186回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○原口委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     地方税財政基盤の早期確立及び東日本大震災への対応に関する件(案)   景気回復の実感が地域経済に未だ十分...全文を見る
04月01日第186回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。  きょうは、きのうまで年金業務監視委員会の委員長であられました郷原先生にもお越しいただきました。本当にありがとうございます。  きょうから消費税が増税されるわけですが、民自公の三党協議で、私たちはやはり必要なこと...全文を見る
○原口委員 そこで、総務省に伺いますが、政令できょうからなくなるわけですけれども、この年金業務監視委員会の年間の予算と決算は幾らですか。
○原口委員 今お話しいただいたように、さっき大臣が、一千万でICTで大変大きな効果が出たとおっしゃいましたけれども、まさに、これだけの方々が日夜頑張っていただいて、行政の外側から国民の側の目線でやってくださった。これはお金の多寡ではないですけれども、普通、弁護士をお願いしてもこん...全文を見る
○原口委員 皆さん、お聞きになったとおりです。ちょっと目を離すと天下りが生まれ、そして、さっきの年金業務監視委員会に国税をお支払いするその何倍もの、一人で一千万、一千二百万の非常勤報酬を取っていた例もあったんじゃないんですか。だから、行政を行政の中だけでチェックするというのがいか...全文を見る
○原口委員 まだ御答弁の途中ですが、長い御答弁だと、先生、一つ一つの確認をしながら短くやりたいと思いますので、よろしくお願いします。  そこで、きょうは財務省にも来ていただいていますけれども、要するに、なぜ会計法の三十一条の例外を求めたか。もう過去の年金記録を後から見て取り返す...全文を見る
○原口委員 総務大臣、ですから、今お聞きのように、年金の時効について、勝手に厚労省が、さっき元委員長がおっしゃったように、周知もせずに国民の権利義務について基準が変わる、日本年金機構の中でもそれが徹底されないなんというのは許されない話なんです。その許されないことも、本来、こういう...全文を見る
○原口委員 調査をするということですけれども、今おっしゃったことは、皆さんのペーパーの一の資料をごらんになってください。さっき郷原先生から御説明くださった、いわゆる一般の行方不明の方と、東日本大震災、今、佐藤副大臣がお話しになった特例がある場合では違うんですね。三カ月間生死がわか...全文を見る
○原口委員 きょうは、総務委員長を初め与野党の委員の皆さんの御理解をいただいて、例外的に、民間の方でありますけれども参考人として来ていただきました。国会の民間人の参考人招致は極めて慎重であるべきだと思います。しかし、年金業務監視委員会のことについては、このまま国会が何も聞くことな...全文を見る
○原口委員 一定の前向きの答弁をいただいたというふうに理解をする一方で、やはり考え方が少し違うなと思います。  それは、安倍政権も最初は、そんなものはないと言っていたんですよ。私も名指しで、安倍総理ではないですよ、うそつきと言われましたよ。だけれども、それも、さっき郷原先生がお...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  お手元の資料に、今、郷原先生がおっしゃった年金業務監視委員会の名簿が掲載されています。このいずれもが私がお願いした方で、高潔な、日本の行政そのものをチェックできる、本当に希有な皆さんだと思います。しかし一方で、やはり、行政の論理というか、そ...全文を見る
○原口委員 私は、人は信じますけれども、組織の習い性まで信じる気はないです。そこが多分違いなんですよ。放っておくと拡大するし、精神論で組織を信じればいいというふうには大臣はおっしゃっていないけれども、そこはやはり違うと思う。  総務省の行政監視や行政評価の論理の中で鍛えてきた人...全文を見る
04月03日第186回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○原口議員 おはようございます。民主党の原口一博でございます。  電波法の一部を改正する法律案、通信・放送委員会設置法案に関する提案理由説明をさせていただきます。  ただいま議題となりました電波法の一部を改正する法律案及び通信・放送委員会設置法案につきまして、提出者を代表して...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  国民共有の財産である電波は、その需要が急速に、しかも大幅に拡大してきています。この電波の利用に対する需要の増加に伴い、これをできる限り有効に利用する、その必要性が高まっています。  現行法の電波利用料の額は、平成十七年の改正以降、電波の経済的...全文を見る
○原口議員 大事な御指摘だと思います。  今回、御指摘のように、本法案では、周波数のオークションの対象となる無線局は、基幹放送局、これを除く全ての無線局としています。周波数オークションの対象からいわゆる基幹放送局を除いた理由は、さきの東日本大震災においてもそうでしたけれども、被...全文を見る
○原口議員 現在、この総務委員会でも、NHK予算の審議について参議院の総務委員会から異例の文書が総務委員長宛てに来ました。まさに公共放送の根幹を揺るがしかねない事態が起きているという認識をしています。  現在は、日本放送協会に対する監督や経営委員の候補者の選定事務は原則として総...全文を見る
○原口議員 ともに共同提案していただいて、ありがとうございます。  確かに、各国を見ますと今先生がおっしゃったような事案。ただ、やはり市場でこれをしっかりとチェックする、余りにも高いものについては、これは市場が安定化の機能を持つんだ。私たちは、やはり自由競争の中でしっかりとそれ...全文を見る
○原口委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     電波法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の各項の実施に...全文を見る
04月08日第186回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○原口議員 ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ及び社会民主党・市民連合共同提出の地方公務員法等の一部を改正する法律案及び地方公務員の労働関係に関する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び主な内容を順次御説明申し上げます。  最初に、地方公務員法等の一部...全文を見る
04月10日第186回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○原口議員 お答えいたします。  黄川田委員におかれましては、本当に、地方自治の本旨に基づきさまざまな、御活動くださっておりますことをまずお礼を申し上げた上で、御答弁させていただきます。  民主党は、労働協約締結権の回復が自律的労使関係制度を措置するために必要不可欠な要素であ...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  本当に、この報告書を出すに当たり、当時、黄川田副大臣に大変お世話になりました。  私が担当のときに、この消防職員の団結権のあり方に関する検討会を立ち上げて、報告書をまとめたわけです。  この消防職員の団結権に関しては、日本は、約四十年間、I...全文を見る
○原口議員 御指摘のとおり、労使が対等な関係で話し合い、勤務条件について当局と職員の間で広範な共通認識を持つことが、目的意識の共有や円滑な交渉などにつながるものと考えています。  労働者の権利を保障するというのは、何も特定政党の専売特許じゃありません。全ての国会議員に課せられた...全文を見る
○原口議員 やはり、今お話しになりました第十二条ですよね。「政府は、協約締結権を付与する職員の範囲の拡大に伴う便益及び費用を含む全体像を国民に提示し、その理解のもとに、国民に開かれた自律的労使関係制度を措置するものとする。」と書いてあるわけです。「措置するもの」、大変強い表現です...全文を見る
04月10日第186回国会 衆議院 本会議 第16号
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○原口一博君 民主党の原口一博です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました地方自治法の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手)  安倍総理、安倍政権の政治姿勢について、危ぶむ声を耳にします。  内閣法制局、そして公共放送の件しかり、権...全文を見る
04月22日第186回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  きょうは、安倍総理に、地方自治法改正、それから地方自治改革、私たちが言うところの地域主権改革で、これだけは押さえておきたいということを数点に限って伺いたいと思いますので、総理、よろしくお願いいたします。  まず、地方自治の本旨につ...全文を見る
○原口委員 私たちも、その基本的な考え方で改革を進めてきました。地域のことは地域で、そして主権者である国民が主体的に地域をつくっていく、それを地域主権改革というふうに名前をつけてきたわけであります。  そこで、ただ単に、地方自治の改革というのは行政機構の改革ではなくて、これは政...全文を見る
○原口委員 さて、具体的な幾つかの項目について伺いたいと思いますが、これは私が県議会議員のころでした。こういう事案がありました。二十億円の補助金がついていました。そこで、水路をつくるという補助金でした。私は、当時、御党の青年局長でした。二十億円のこの予算を通すか通さないかというこ...全文を見る
○原口委員 私は、その答弁が一年前であれば、これは理念を前に進めていただけるんだというので、前回の、ちょうど一年前の予算委員会のときは総理に期待しました。しかし、まだ姿はあらわれていません。省庁を超えたものについては、まだできていません。ぜひ、リーダーシップを発揮していただきたい...全文を見る
○原口委員 新藤総務大臣とは本当に毎週お話をしていますから、結構です。総理からその決意を伺うためにきょうは総理質疑をしているわけですから、総理、お願いします。
○原口委員 もうその担当大臣を置いたのは随分前じゃないですか。  だから、私が言いたいのは、もう手を挙げて、そして具体的な国の出先機関の機能を自分たちに移してくれと、これは、維新の会の皆さんやあるいはみんなの党の皆さん、ほかの党の皆さんとも共同で国会に法案を出させていただきたい...全文を見る
○原口委員 総理、御自身が指名された総務大臣ですから、総務大臣が答弁した枠の中で答弁しなきゃいけないのかもわかりませんが、私は、日本全体で、私たちが閣議決定したものを進めてくださいと言っているんじゃないんですよ。もう現実に広域連合、関西広域連合でも九州広域機構でも、それこそ自民党...全文を見る
○原口委員 ちょっと物足りませんね。  というのは何かというと、私たちも正直、見直しをやっているんです。くしの歯作戦をして、そして緊急対応、日本版FEMAなるものをつくって、国の出先機関で大事なものはやはり残していかなきゃいけない。しかし、もうその議論の次の段階へ私たちも入らな...全文を見る
○原口委員 最後の質問にいたしますが、やはり今、限界集落があり、中央から遠ければ遠いほど厳しいという状況の中を、私たちは変えなきゃいけないと思っています。こういう限られた日本の国土の中で、人が住めないところが生まれたり、あるいは公共サービスの格差が生まれるというのは、これはあって...全文を見る
○原口委員 終わります。
04月24日第186回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  きょうは、西尾先生、上田知事、橋下市長、本当にありがとうございます。大変有意義なお話をお伺いすることができました。また、お忙しい中、本当にありがとうございます。  地域主権戦略大綱に象徴されるような地方自治の改革にも、この三名の皆...全文を見る
○原口委員 私も反省を込めて申しますと、知事が配っていただいた最後のページ、これは臨財債です。三位一体改革で疲弊をした地域をできるだけ支えようというふうに考えまして、申しわけないですけれども、都道府県の方に臨財債、それから市町村の方には現ナマ、地方の固有の財源である交付税という形...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  今のお話を伺うと、知事から教育についても御指導いただいたことを思い出します。  あのとき、文科省が、経済的な理由で進学できない高校生は三パーだという数字を出していました。しかし、埼玉県の数字とは大きく違っていました。よくよく見てみると、一...全文を見る
○原口委員 もう時間が短くなりまして、最後に、地域主権戦略大綱で、国と地方の協議の場を法制化した。それから、ぼったくりバーと橋下市長はおっしゃいましたけれども、直轄事業負担金については、一部ですけれども、変えることができた。あるいは、先ほど西尾先生がお話しいただいたように、義務づ...全文を見る
○原口委員 これで質疑を終わりますが、西尾先生の論文にありますとおり、中心市は広域責任を自覚せよ、これが今回の法改正の大きな柱だと思います。  今、お二人の参考人から答弁いただきました国の出先機関改革については、私たち、法案を提出して、多くの皆様の御賛同をいただいて、この国会で...全文を見る
05月15日第186回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○原口議員 お答えいたします。  近藤委員におかれましては、総務委員長もお務めになり、人間の尊厳のために働いておられること、まず敬意を申し上げたいと思います。  今御議論がございましたように、これほど重大な権利やあるいは命の問題が、裁判によらなければ救済できない、このこと自体...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  福田委員、公共サービス基本法も御一緒させていただきましたが、やはり公共サービスの質をしっかりと確保する、その意味でも、今回、行政の不断の自己反省機能、それを強化するということで、政府案、私たちの野党議員立法があるわけでございますが、その中で、お...全文を見る
○原口議員 そのとおりでございます。
○原口議員 私も、小早川参考人の意見は大変大事な御意見だと考えております。行政のみずからの自己チェック機能あるいは自己反省機能、しかしそれが、五十年ぶりの改正の中で、これは小早川先生もおっしゃっていますが、下手をするとというところに私たちは着目をしたわけであります。  実際に処...全文を見る
○原口議員 御指摘のとおりでございます。  やはり、この文化も変えなきゃいけないと思うんですが、省あって政府なし、各省庁ごとにやはり大変大きな結束意識が強いです。政府案では、行政不服審査会を設ける趣旨は、先ほど若干答弁をいたしましたけれども、客観性、公正性を高める点にございます...全文を見る
○原口議員 私の方から、前段の法定受託事務に係る処分及びその不作為の対応について規定を設けた理由について御答弁させていただきます。  福田委員が、この委員会でも何回も地方自治体の問題について問題提起をされておられましたけれども、我々の案では、法定受託事務に係る処分及びその不作為...全文を見る
○原口議員 これは、参考人が全て、出訴期間は今より長ければ長い方がいいという御議論でございましたけれども、我々の案では、国民の権利利益の救済機会を実質的に拡大するために、審査請求期間を行政事件訴訟法上の出訴期間と同じ六カ月にしています。  これは、より権利救済、行政が複雑化し、...全文を見る
○原口議員 御質問いただきましてありがとうございます。  今、野党各党で行財政改革刷新プログラム法を、日本維新の会の皆さんとも検討させていただいています。その流れの一環というふうに考えていただくとありがたいなと思います。  やはり、どうしても大臣のもとで、例えば、新藤大臣の総...全文を見る
○原口議員 そこは、正直、随分悩みました。  と申しますのも、この行政不服審査法の今回の閣法というのは、私どもの政権時代に検討したものを随分取り入れていただいています。  ただ、さっきの審理官と審理員の違いというのはやはり大きいんです。そして今、政府側の答弁もございましたけれ...全文を見る
05月20日第186回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○原口議員 ただいま議題となりました放送法の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、国民の知る権利、公共放送の自主性、自律性を守るため、日本放送協会の役員人事の透明性、中立性を確保する観点等から見直し...全文を見る
05月22日第186回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○原口議員 お答えいたします。  答弁をする前に、黄川田委員におかれましては、総務副大臣として、政権時代、それからその前後、大変御貢献くださいまして、ありがとうございます。  言論の多様性、表現の多様性、自由を守る、このことは極めて重要であり、民主主義の基本でもございます。資...全文を見る
○原口議員 お答えいたします。  佐藤委員は、この委員会で大変活発に御議論いただきまして、また御質問いただきまして、ありがとうございます。  我々の法案の趣旨は、やはり何といっても国民の知る権利、そして、公共放送であるNHKの自律性、自主性、経営委員会の委員及び会長の任命、こ...全文を見る
○原口議員 ありがとうございます。  ちょっとその前に、私たちはもともとFCCを考えています。総務省が放送行政をこのような形で所管していいのか、外に出そう、その中途でありますから、今回の第三者委員会が今、先生がおっしゃるような屋上屋というような感じを受けるのかもわかりません。 ...全文を見る
○原口議員 かつては荘園、土地を囲い込んで、そしてそこを支配する。資本主義の世界になって、資本を囲い込む、資本のエンクロージャー。それにプラスの情報のエンクロージャー、情報を資本でもって囲い込んでくる。  瞬時に無限大の、インターネットのこの現代において、今、佐藤先生がおっしゃ...全文を見る
05月27日第186回国会 衆議院 総務委員会 第24号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  きょうは、大谷和子参考人、水島宏明参考人、お忙しい中、本当にありがとうございます。  また、放送行政あるいは通信と放送の融合の中でも、大変貴重な御意見をいただきました。水島参考人におかれましては、送り手の話だけではなくて、その受け...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  やはり制作者の内部的自由を、私たち国会にある者も、あるいは政府にある者も、それをちゃんと尊重するといったことが求められているんだというふうに思います。  また、大谷参考人もお話しになりましたが、地域の多様性を守るということは極めて大事だと...全文を見る
○原口委員 今お話しのような視点で、私たちは放送法の改正案を出させていただきました。  先ほど水島参考人がお話しになった、若い学生さんの、テレビはあおるものではないんですかということは、やはり極めてショッキングな話だと思います。けさも、テレビは、多分インターネットでアクセスの多...全文を見る
06月11日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第23号
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○原口委員 お答えいたします。  近藤委員におかれましては、内閣委員会で、またICTの専門家として、このサイバーセキュリティー法案を主導してくださいまして、本当にありがとうございます。また、政権時代からさまざまな御支援をくださっていることをあわせてお礼を申し上げたいと思います。...全文を見る
○原口委員 まさに御指摘のとおりだと思います。今回の与野党の協議の中でも、今御指摘のところが一番大きな柱の一つになりました。  本基本法を受けてサイバーセキュリティーに関する施策が具体化される場合、サイバーセキュリティーの確保のために、個人所有のパソコンや通信記録あるいは一定の...全文を見る
06月12日第186回国会 衆議院 総務委員会 第26号
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○原口委員 おはようございます。  まずもって、行政書士の先生方、また、この立法にかかわられた全ての皆様、そして、きょう御審議賜ります高木委員長初め理事各位、委員の皆様に、心から感謝申し上げたいと思います。  奥野委員は、民主党の行政書士議員連盟の事務局長としても、赤松会長、...全文を見る
○原口委員 お答えいたします。  先ほど申し上げましたように、特定行政書士は、行政書士が作成した官公署に提出する書類に係る許認可等に関する不服申し立て、この手続について代理することができることとしておりまして、その範囲は、行政書士が作成した書類に係る許認可等手続に限定をしている...全文を見る
○原口委員 今申し上げました特定行政書士となる、そのための研修は、行政不服申し立て手続の代理業務を行うための前提となるものでございます。  研修の具体的な内容については、日本行政書士会連合会が会則でお定めいただくということになりますが、行政不服審査法や不服申し立ての手続などを中...全文を見る
○原口委員 まさに、六日、参議院を、この衆議院総務委員会でも修正案という形で皆様に御議論をいただいた半世紀ぶりの行政不服審査法が通過をして、いよいよ現実のものとなるわけでございます。  その中で、行政不服申し立ての手続は、今般の行政不服審査法の大改正によって、国民にとってより使...全文を見る
06月17日第186回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○原口委員 民主党の原口一博でございます。  一刻も早い拉致被害者の皆さんの御帰国を願って、きょうは主に大臣と質疑をさせていただきたいと思います。拉致議連でも大変お世話になりました。ありがとうございます。  政府では言えない、あるいは、国会だからただしておかなきゃいけない、そ...全文を見る
○原口委員 極めて残念な対応だと思います。当時の政府が政府としての体をなしていれば……。  この辛光洙は、一九二九年六月二十七日、出生地は静岡県とされています。横田めぐみさん、地村さん、田口八重子さん、浜本さん、それから曽我ひとみさん、この拉致事件にも関与したという情報もありま...全文を見る
○原口委員 私は当時の政権を責める意味で言っているんじゃないんです。今でも、この辛光洙の供述が得られていれば、私たちの大事な拉致被害者の皆さんの奪還、帰国に大きな資料が来るという観点で……(発言する者あり)まさに今、中山先生がおっしゃいました、生き証人なんですね。  そこで、幾...全文を見る
○原口委員 岸外務副大臣、今お聞きになって、本当にこれでいいのかなと思います。共犯者が韓国にいるわけですね。ぜひ、日本政府としても、さらなる事情聴取。  それから、辛光洙は日本名を持っていたんじゃないですか。何というんですか。御存じだったら教えてください。わかりませんか。  ...全文を見る
○原口委員 大臣、私は、先ほど御答弁いただいたように、最低でも八百七十七名、北朝鮮側に今すぐにでも知っていることを述べてもらいたいと思っているわけです。  その中で、御希望であればということですけれども、これは御本人たちのプライバシーやいろいろなものもあるでしょう。しかし、私た...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  今お答えいただきましたように、二十五年九月末現在で、資金援助額合計は一兆三千四百五十三億円なんですね。しかも、今、回収で二千四百七十九億円と言われましたけれども、実際にもう預金者保護と称して金銭贈与した額は一兆一千四百四十四億円。これは返っ...全文を見る
○原口委員 つまり、この一兆一千四百四十四億円については、国民の税金が朝銀に入って、もう返ってこないということなわけです。  受け皿のお話をされましたけれども、その受け皿もまた何度か破綻をし、そのたびに税金を入れるといったことをやってきて、旧経営陣の責任追及がどうなっているか、...全文を見る
○原口委員 まさに拉致の実行犯が、朝鮮総連を舞台にさまざまな指示が行われたということも言われています。今御答弁のように、朝鮮総連の中の一つの組織だということであれば、本当にこのような一兆を超える公的資金を投入してよかったのか、これは検証が行われるべきだというふうに考えています。 ...全文を見る
○原口委員 大臣、視察のときは知らないということだったんですよ。  私はこれは要望をしておきますが、今大臣がお答えになったように、朝鮮総連と密接なかかわり合いを持つ、あるいはそういう組織については、やはり警察庁としても特段の関心を持ってフォローをしてもらいたいというふうに思いま...全文を見る
○原口委員 大事なところなので、ここは、国家としての意思を持って行われたテロ行為、私はそう考えるのが正しいと思います。  それで、私たちは拉致議連を組織して、一刻も早い拉致被害者の救済を、そして奪還をということでやってきたわけです。当時は、拉致そのものを認めない政府に対して、そ...全文を見る
○原口委員 金正日総書記が存命のころは、金総書記の指導のもとで行われた拉致だというふうに考えると、彼が一言言えばそれで解決するという、当時の安倍幹事長の、確認できませんでしたから括弧つきです、これを総理が本当におっしゃっているかというのは、まあ、大きな政党のインタビュー記事ですか...全文を見る
○原口委員 一秒でわかることを、何かいろいろな時間を費やし、いろいろな仕組みをつくり、では、どんな仕組みをつくるんですか。国家として行った拉致の犯罪は、国家として知っているはずじゃないですか。私はそのことを強く言っておきたいと思います。  今までも、いろいろな交渉に党派を超えて...全文を見る
○原口委員 ありがとうございます。  今の大臣の御決意のもとで、あと残す時間で、少し具体的に詰めておきたいと思います。  今大臣がお話しになりました、二〇〇八年に合意された再調査、これはなぜ行われなかったと認識されていますか。これは別に民主党政権に移ったわけではなくて、自民党...全文を見る
○原口委員 いや、それはちょっとどうかなと思いますね、答えとして。今大臣がお答えになったじゃないですか。環境が変化してきた、政権が安定して、そして、ラストチャンスを北朝鮮が生かすという強い意思を日本国のリーダーが示していると。  では、過去の総括もなしに皆さんは今回の協議をされ...全文を見る
○原口委員 ということは、具体的に伺いますが、辛光洙初め拉致の実行に当たった人間の聞き取り調査、一九二九年六月二十七日といえば、もうかなりの高齢です、こういった人にも会って聞き取りをするんですか。お答えください。
○原口委員 ラストチャンスという割には、今から相談して考え方を整理する。実行犯に直接当たるというのは当たり前じゃないですか。実行犯が何をやり、そしてどうやって拉致をしたかといったことをわからずして、どうやって実態がわかりますか。  これは、日本の国内にも、手引きをし、そして、当...全文を見る
○原口委員 もうこれで時間が参りましたから、最後に委員長に御提案を申し上げます。  これは超党派でやらなければいけない。ですから、党派でいうと、自民党さんから日本維新の会さん、共産党さんまで、全ての政党、国民が拉致被害者の奪還のために力を合わせる。  大臣、私は、議連も少し幅...全文を見る