原口一博
はらぐちかずひろ
小選挙区(佐賀県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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06月08日 | 第189回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号 議事録を見る | ○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博です。 ちょっと順番を変えまして、まず、平成二十五年度の決算、その中で、会計検査院が防衛省について指摘している、そちらの方の質問から始めたいと思います。 まず、会計検査院の指摘、資料五をごらんになってください。 これを読...全文を見る |
○原口委員 防衛省、わかりますか、全体。 丁寧に質問レクをしていますので、すぐ答えてください。 私の方から、もう申し上げます。 六百七十八億ですよ。そのうちの八十八億をA会社がやって、皆さんのお手元の資料の、私が配ったところの後ろから二枚目をごらんになってください。帳...全文を見る | ||
○原口委員 私は、防衛省が帳簿と突合したのかと。帳簿と突合していれば、この帳簿が会計検査院から指摘されるまででたらめであったということはわかるはずですよ。 そうすると、これは武器弾薬が横流しされたり盗まれたりしてもわからなかったということじゃないですか。こんな不思議な、あって...全文を見る | ||
○原口委員 普通、帳簿と突合するんじゃないですか、管理簿と。現場に行ってやっているんですか。 私が聞いたところによりますと、要するに、火薬を製造している会社なんですよ、火工品を。その火工品の発注のところは合っている、だけれども、管理はどうなっているかわからない、盗まれているか...全文を見る | ||
○原口委員 全く理屈になっていませんね。 では、製造会社はどうして公表するんですか。製造会社に保管させているでしょう。わかるじゃないですか。類推できるじゃないですか。限られていますよ。 製造会社の入札も、九九・八%から一〇〇%の中に入っていますよ。そんな入札、本当にあるの...全文を見る | ||
○原口委員 私たちの政権でも、ここにいらっしゃる浅尾先生の質問主意書に対して、自衛隊は合憲であるという答弁を、閣議決定をして、させていただきました。 憲法九条は、三つの柱から成ると思っています。つまり、戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認。 今大臣がお話しになりましたよ...全文を見る | ||
○原口委員 ありがとうございます。 さて、今回、この九条の、特に昨年の七月一日の閣議決定について、この間の憲法調査会では、全ての陳述人が違憲であるというお話をされました。閣議決定そのものがもし違憲であるとすると、憲法九十八条、「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反す...全文を見る | ||
○原口委員 何に何を当てはめたのか、これは政府は答弁していますよ。つまり、憲法の解釈を、今るるおっしゃった安全保障環境の変化、これに当てはめてきたら結論が変わりました、そういうことじゃないんですか。そういうことをやるから、基本的な法理を維持しているといいながら枠外に見えてしまう。...全文を見る | ||
○原口委員 サイバー基本法の起案者、提案者として、私も昨年、自民党や公明党や他党の皆さんに御協力をいただきました。NISCをしっかり位置づけていてよかったなと思います。 この四の資料をごらんになってください。 年金機構理事長がお見えになっていると思いますが、今回、共有ファ...全文を見る | ||
○原口委員 全く答えていませんね。つまり、情報系ネットワークだけでも感染している可能性があるじゃないかと。 厚労大臣と総務大臣にまとめて聞きますが、こういうことが起きるから、私たちは、この資料にあるように、外部に年金業務監視委員会というのをつくっていたわけです。社会保険庁がも...全文を見る | ||
○原口委員 もうこれで終わりますけれども、危機にさらされたファイルの総数もわからない、感染がどこまで広がっているかもわからない。今、この危機は続いているんですよ。終わっているんじゃないんですよ。とんでもない認識だということを申し上げて、質問を終わります。 ありがとうございまし...全文を見る | ||
07月08日 | 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第18号 議事録を見る | ○原口委員 おはようございます。民主党の原口一博です。 通告に従って質問をさせていただきます。 委員長にお許しいただいて、皆様のお手元に資料を配付させていただいています。この一番最後をごらんになってください。平成十二年にこの委員室で、私と宮沢当時の財務大臣、首相を務められ...全文を見る |
○原口委員 今、北側委員から、集団的自衛権の行使についてるる御議論がありました。私は、この四十数年間この国会で積み上げてきた議論というのをないがしろにすべきではない、そう考えています。 砂川判決や四十七年見解を持ち出されますけれども、何より国権の最高機関で議論を積み重ねてきた...全文を見る | ||
○原口委員 その議論に入る前に、まずは、ちょっとガイドラインについて触れたいと思っています。 国会図書館にも来ていただいています。私は、一九九七年のガイドラインを見まして、外務大臣と防衛大臣に伺いたいんですが、まず外務大臣で結構です。 この正文、条約であると英文が正文であ...全文を見る | ||
○原口委員 そこで、私は、九七年それから二〇一五年、両方を読みました。かなり英文と邦訳の間で大きな隔たりがあるなというのを感じます。 例えば、ロジスティック、これは後方支援というふうに訳されています。これはこの委員会でも議論がありました。 あるいは、九七年には、バイラテラ...全文を見る | ||
○原口委員 大臣、私は、過去のそういうガイドラインの表現も、今となっては見直した方がいいと思っているんです。九七年にそういう訳をしているから今も同じだというのは、少し考え直していただきたい。かなりの開きがあります。 そこで、国会図書館にきょう来ていただいていますが、今般の安全...全文を見る | ||
○原口委員 ありがとうございます。大事な指摘だと思います。 今のは、防衛大臣、いわゆるCSARと言われるものですね。CSARとは何かというと、軍事用語辞典によると、戦闘中に孤立した要員の救出の能力を有する部隊により遂行される戦術、技量及び手続と定義されている。つまり、戦闘して...全文を見る | ||
○原口委員 それは、戦闘されている現場、例えば米軍では、このミッションは非常に危険であるけれども、軍の士気を維持するには不可欠の任務というふうにされています。それはそうでしょうね。戦闘行為に出かけていって自分がさらわれる、あるいはどこかに迷い込む、それを助けてくれる人がいなければ...全文を見る | ||
○原口委員 参考人を呼ぶときに、私が大臣を指名したら、勝手に出てくるんだったら認めないということを言っていました。今は委員長の御指示ですけれども。委員長、そのことをお守りいただければと思います。 | ||
○原口委員 それでは、一ページをごらんください。「アクション イン レスポンス ツー アン アームド アタック アゲンスト ア カントリー アザー ザン ジャパン」と書いてありますね。まさに日本以外の国が攻撃されたときに「サーチ アンド レスキュー」することになっているじゃないで...全文を見る | ||
○原口委員 委員長にお願いしたいと思いますが、それは法文のどこで担保されているのか。それを理事会でも御協議いただきたいし、法文を見せてください。どこで担保されていますか。 | ||
○原口委員 それは答えになっていないんじゃないですか。 活動は、今まで日本領域及び後方地域に限定されていたものが、どこでもできるようになるし、今大臣がおっしゃった条件のもとですよ、しかも、重要影響事態から武力攻撃事態に加えて国際平和共同対処事態においても地理的な制約を受けるこ...全文を見る | ||
○原口委員 CSARができるということで確認をさせていただきました。 次に、効果的調整確保のための情報通信システム基盤の確保。二〇一五年ガイドラインでは「日米両政府は、実効的な調整を確保するため、必要な手順及び基盤を確立するとともに、定期的な訓練・演習を実施する。」、防衛シス...全文を見る | ||
○原口委員 よくわからない。予断を持ってじゃなくて、ガイドラインで日米双方が緊密な協力を密接化するために不可欠だとしているわけですから、当然予算措置が伴うだろうと想像するのは、それは予断ですか。違うでしょう。当たり前に、ここまでやるんだったら、私、それをやるなと言っているんじゃな...全文を見る | ||
○原口委員 最初からそう答えればいいじゃないですか。予断を持って答えられないとかいう話じゃないでしょう。今幾ら予算要求しますかと聞いているんじゃないですよ。 もうこれで最後にしますけれども、ガイドラインの調整メカニズム、九七年のガイドラインでは調整メカニズムと書いてあったわけ...全文を見る | ||
○原口委員 私の指摘したところ、ROEも一緒にされるわけですね。あるいはDEFCONも、つまりアラートレベルも米軍と……。 質問していませんから、大臣とやっているので手を挙げないでください。それは委員長にお願いしたところです。 それも共有化するんですね。 | ||
○原口委員 今すごいことをおっしゃったんですよ。ROEを共有するということを調整していくんですね。 | ||
○原口委員 同盟調整メカニズムについては、こうやって合意しているわけですから、それを常設すると。同盟調整メカニズムを合意したのは九七年ですよ。 今お尋ねしているのは、それを常設して、今大臣がお答えになったように、平時から利用可能な同盟調整メカニズムを設置して運用面の調整を強化...全文を見る | ||
○原口委員 それぞれつくって、別々のもの。 ROEは秘にされていますよね。スタンディングROEということで、平時にどうするかということについては、その一部がアメリカの場合は公表されています。日本のROEは何なのか。 そこについてはどうですか。アメリカはアメリカ、日本は日本...全文を見る | ||
○原口委員 それは共有しない、通常考えないということでよろしいですね。米軍には米軍のROEがあります、交戦規定が、当然のこと。日本はROEを米軍と合わせないということでよろしいですね。後ろから何をあれしているのかわからないですけれども、どうぞよろしくお願いします。 | ||
○原口委員 大事な御答弁だと思いますね。データリンクを一体化させて、どこからどこまでが米軍の活動で、どこからどこまでが我が自衛隊の活動か。これは限りなく、私は去年、グアムのアンダーセン空軍基地司令官ともお話をしましたけれども、密接化、一体化が進んでいるという認識をしています。 ...全文を見る | ||
○原口委員 日本の主体的なかかわり、あるいはその後の平和主義に対する努力、だから、積極的平和主義というのを今の内閣は少し曲げて考えているんじゃないですか。自衛隊というのは、戦力に至らないから合憲なんじゃないですか。 この間中谷大臣と議論しましたけれども、自衛隊の合憲の理由をも...全文を見る | ||
○原口委員 私と同じ理解です。 その上で、その戦力に至らない分を日米安保条約によって米軍の打撃力にも期待する、これが正しい理解だと思いますが、よろしいですか。 | ||
○原口委員 皆さんは砂川判決と四十七年見解をもって限定的容認の論拠になるということを言われていますが、皆さんのお手元の資料の中に名古屋高裁の判決、政府は傍論だと言っていますけれども、その判決について、それは傍論であるから政府が規定されるものではないんだ、結論に至る、いわゆる主文に...全文を見る | ||
○原口委員 それでは、中谷大臣に聞きます。どこからどこまでが判決理由で、どこからどこまでが傍論ですか。 | ||
○原口委員 いや、質問にお答えになっていません。 名古屋高裁の判決、これは確定しているわけですね。そこでは、ここからここまでが傍論だから政府はそれに拘束されないと言い、ここでは、どこからどこまでが傍論なんですか、教えてください。 | ||
○原口委員 六ページをごらんになってください。当時の議事録が正確にここにあります。 傍論だと言い切っているじゃないですか。そして、「したがって、政府としては、こうした中で、判決の結論を導く必要がないにもかかわらず示された今回の高裁の見解については、別にそれに拘束されるいわれは...全文を見る | ||
○原口委員 いや、全く納得できませんね。 資料の三をごらんになってください。これは、砂川判決のときの補足意見です。「今日はもはや厳格な意味での自衛の観念は存在せず、自衛はすなわち「他衛」他衛はすなわち自衛という関係があるのみである。」こう言っているじゃないですか。 平成十...全文を見る |