平井卓也

ひらいたくや

比例代表(四国)選出
自由民主党
当選回数8回

平井卓也の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第198回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○平井国務大臣 きょう、委員と根本大臣のやりとりをずっと聞いておりまして、工程表とやらなきゃいけないことが決まったと思います。  あれは、実は、システム改修と新しい開発の要件定義なんです。つまり、これが工程表どおりにできるかできないかは、システム開発が間に合うか間に合わないか、...全文を見る
02月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(平井卓也君) 委員の問題意識をよく分かった上で、まず最初に私の方からお話しした方がよろしいかと思いまして、答弁させていただきます。  先ほど言っていたCRISPR―Cas9なんかは、確かにもういろんなところにもう安い値段で、特に研究開発だと行っていますし、私も今CS...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) このムーンショット型研究というのは、ImPACTに続いてやろうということで、これは本当に非常にチャレンジングなプロジェクトだと思います。  今までのImPACTも相当ハイリスク、ハイインパクトな我が国で最初の試みとしてやったんですけど、研究成果としては...全文を見る
02月08日第198回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○平井国務大臣 質問ありがとうございます。私も先生と全く同じ問題意識を持っております。  民間の開発投資の呼び水となる政府研究開発投資の充実は不可欠であり、対GDP比一%、これは極めて重要だと思います。  平成三十一年度予算案における科学技術関係予算は、科研費を対前年から八十...全文を見る
02月20日第198回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○平井国務大臣 クールジャパン戦略を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  クールジャパン戦略については、世界がよいと思う日本の魅力を悠久の歴史を踏まえて発信し、共感を得てファンをふやし、経済成長につなげていくため、近年のグローバル化やデジタル化の進行も...全文を見る
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○平井国務大臣 大野先生、質問ありがとうございます。  まず、お礼を申し上げておかなきゃいけないのは、研究開発力強化法の一部改正、名前が変わりましたね、科学技術・イノベーション活性化法、御尽力いただきまして、通していただいて、それは恐らく、今、研究開発力、アメリカと比較してとい...全文を見る
○平井国務大臣 ありがとうございます。  対GDP比の話になるんですけれども、二期から四期までの科学技術基本計画期間、対GDP比一%との政府研究開発投資目標は、非常に苦しいというふうに思います。  ことしの予算に関して、平成三十一年度予算案における科学技術関係予算は、対前年度...全文を見る
○平井国務大臣 大野先生と私、全く同じ気持ちでおります。  さっき例に挙げたムーンショットなんかは、要するに、今までの、研究シーズに対してお金を出す、どこの大学の何先生というのでは全くなくて、野心的な、今、日本が直面しているいろいろな問題をこうやって解決するんだ、そういうプロジ...全文を見る
○平井国務大臣 このソーシャルビジネスのスタートアップというのも、実はたくさん、今多くの方々が取り組んでいるというのに私は知らなかったんですが、ピッチでいろんなところに行って話を聞いていると、出てきました。日本でやるのみならず、海外でソーシャルビジネスをやるというようなチャレンジ...全文を見る
○平井国務大臣 平成三十一年度政府予算のうち、内閣府を始め関係各省によるAI関係施策を合算すると、初めて一千億を超えて、約一千二百億になったところです。  しかしながら、米国、中国と比べると少ない。これは、しかし、国の予算ということで、民間の研究開発はもうゼロが一個違う以上に差...全文を見る
○平井国務大臣 私も、海外のデジタル関係者の会合等々に行くと、このAI、AIの社会実装、そのときの倫理の問題等々が必ず議題になるんですけれども、社会実装という意味では、やはり各国これからだと思っています。  AIの倫理に関してといいますか、社会実装するに当たって、その基本原則等...全文を見る
○平井国務大臣 御指摘のとおり、国際世論の形成のためには、アフリカ諸国に対して、日本のAI原則に対する理解、賛同を得ることが非常に重要だと考えています。  他方で、世界の国々は、それぞれの地域、文化、伝統等によって多様な価値観を持っておりまして、必ずしもそういった国々との間の調...全文を見る
○平井国務大臣 まず、この国会に提出するデジタル手続法案は、判こをどうするということとは全く関係ありませんので、そのことをまず委員に御理解をいただいた上で、結局、これはよく誤解を受けるんですが、デジタル化自体は我々の目標ではないんですよ。要するに、社会全体がデジタル化が進む中で、...全文を見る
○平井国務大臣 委員のおっしゃるとおり、宇宙基本計画では、十年間で官民合わせて累計五兆円を目指すとなっています。  ところが、今、日本の予算はということになりますと、平成三十一年度予算宇宙開発利用関係予算は、政府全体で対前年度比二・二%増の二千九百七十二億、先日成立しました平成...全文を見る
03月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(平井卓也君) 私も先生と同じ問題意識を持っております。  我が国が国際競争を勝ち抜くためには、イノベーション創出の担い手である人材の育成や魅力的な研究環境を整備して世界中の優秀な人材を引き付けるとともに、厳格な技術管理が必要だと考えています。  そのため、人材育成...全文を見る
03月07日第198回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(平井卓也君) 情報通信技術(IT)政策担当大臣、また、クールジャパン戦略、知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  IT政策に関しては、社会全体のデジタル化の推進を通じた国民生活の質の向上を実現するため、デ...全文を見る
03月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(平井卓也君) 質問ありがとうございます。  委員と一緒にシリコンバレーに視察も行かせていただきましたし、勉強もさせていただいて、また党内で積極的な議論をしていただいて、ありがとうございます。  御指摘のとおり、個人情報や重要産業のデータの取扱いなど、新たな課題が生...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 委員がおっしゃるとおり、いろいろな機微なデータというものがいろんなところに存在している。しかし、データを使って連携しないとイノベーションも起きないということで、大学や企業のオープン・クローズ戦略とか海外の研究者の受入れ体制とその知財の管理みたいなこともや...全文を見る
03月12日第198回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(平井卓也君) 私も、就任してこの半年、いろんな方々のお話を聞いたりする中で、やっぱり危機感を持たざるを得ない状況であるということは間違いありません。  世界においては、知の融合、破壊的イノベーションの急速な進展、創業の役割変化、いわゆるプラットフォームの急拡大と実体...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 質問ありがとうございます。  超高齢社会に直面する我が国においては、世界のモデルとなり得る、データを活用した健康、医療、介護分野の基盤を構築することが必要との観点から、委員御指摘の日本再興戦略二〇一五においても、セキュリティーの確保を徹底しつつ、医療等...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 内閣府では、ソサエティー五・〇の実現を目指した戦略的イノベーション創造プログラム、SIP第二期の課題の一つとして、分野横断型の研究開発であるAIホスピタルによる高度診断・治療システムについて厚生労働省等の関係省庁と連携して取り組んでいるところでございます...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律、いわゆる次世代医療基盤法が昨年の五月に施行されました。この法律に基づく匿名加工医療情報の利活用によって、例えば、異なる医療機関や診療領域の情報を統合した治療成果の評価、医師の診療支援ソフトの開...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 議員御指摘のとおり、認知症の克服に向けた研究開発は非常に重要だと認識しておりまして、日本医療研究開発機構、AMEDにおいて、将来的な早期診断や治療につなげるためのバイオマーカーの確立などを目指し、様々な病態、ステージを視野に研究開発を推進しております。 ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 総合科学技術・イノベーション会議は、国の科学技術政策を総合的かつ計画的に推進するため国家的に重要な研究開発の評価を実施しており、ポスト「京」も対象であります。その評価は、プロジェクトの流れに沿って事前評価、中間評価、事後評価を実施することにしていますが、...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生にはいつも党の立場で応援をいただきまして、ありがとうございます。  本当に、準天頂衛星システム「みちびき」は、我が国のもう独自に整備を進めてきた衛星測位システムなので、非常に私は重要だと思っています。宇宙基本計画に基づいて、二〇二三年度をめどに、G...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 空が空いていれば、これはもうまさにこういうものに適している状況で、現在、サブメートル級の精度でも十分今の要望には応えられると思います。そういう意味で、港湾のみならず農地、またいろいろなところで、もう今これはっきり言って社会実装の段階に来ておりますので、ま...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 一言というのは非常に難しいんですけど、破壊的イノベーションが進展する中で、我が国の成長の鍵を握る科学技術イノベーションを一層強力に推進していくことは必要だと皆さん思っていると思います。そして、その司令塔であるCSTIの役割を更にやっぱり強化、発揮するため...全文を見る
03月13日第198回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○平井国務大臣 私も先生と同じような問題意識を持っておりまして、北欧に行ったり、また海外のいろいろな方々の意見を聞いて、日本の取組が、今、はっきり言って万全ではないと思っています。  ゲノム医療の実現に向けた検討については、健康・医療戦略推進本部に設置されたゲノム医療実現推進協...全文を見る
○平井国務大臣 委員御指摘のゲノムデータを含む医療情報の取扱いについて、先ほどお話ありましたけれども、個人情報保護法においては、学術研究を目的とした機関等による学術研究の場合は適用除外となっています。しかし、一方で、ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針等において、原則として...全文を見る
○平井国務大臣 ニシキゴイは、間違いなくクールジャパンの有力なコンテンツの一つであると考えています。  近年輸出量が増加して、昨年のオークションでは一匹何と二億円で海外の方が購入されたと報じられるなど、人気は高まっていると思います。  内閣府としましても、ニシキゴイは世界から...全文を見る
○平井国務大臣 クールジャパンについては、やはり、社会がデジタル化とグローバル化が更に進んでしまったわけで、戦略を強化する必要があると考えています。  その上で、クールジャパンについては、例えば、マーケットインの考え方の重要性、ストーリー活用の重要性、インフルエンサーの活用を含...全文を見る
○平井国務大臣 高齢化が進んで、そして、できるだけ長く皆さんが社会の中で活躍するためには、アルツハイマーというのはやはり克服していかなきゃいけないと思います。  そういう意味で、認知症の克服に向けた研究開発は非常に重要で、AMEDにおいては、将来的な早期診断や治療につなげるため...全文を見る
○平井国務大臣 手短にということですが、今はいろいろ補正しなきゃいけないということで、ですから、GPSそのものの精度を上げていくという意味で、七基体制の中ではそれを実現したいと思っています。  ただ、今のセンチメートル級、とまっていて六センチ、動いて十二センチというのも、まだチ...全文を見る
○平井国務大臣 先生の御指摘のとおり、量子暗号通信技術も含めた研究開発に加えて、産学官連携の促進、量子技術を担う人材育成や国際協力、知的財産、国際標準化など、幅広い観点から検討を行いたいと思っております。
○平井国務大臣 もう全くそうでございまして、昨年十二月の統合イノベーション戦略会議での官房長官の指示も踏まえまして、先生の御指摘も含めて、量子技術に関する有識者会議を設置して、今月にでも早急に検討を開始することにさせていただいております。
03月15日第198回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(平井卓也君) 近年、大企業からベンチャー企業まで様々な主体によるロケット開発や打ち上げ、人工衛星の開発などの宇宙ビジネスが今活性化していることは間違いありません。  政府も、こうした動きを支援するべく、民間による打ち上げ事業については、昨年十一月に宇宙活動法を施行し...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 私も予算をもっと確保したいと思っています。  それで、最近「はやぶさ2」とか準天頂「みちびき」とか、何か国民の関心事になることも非常に多いので、今がチャンスかなと思っておりますが、これから人の生活を一層豊かで安全、安心とするためにも、宇宙の更なる開発利...全文を見る
03月20日第198回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(平井卓也君) 先生の御指摘のとおり、優先度は高いというふうに考えているのは、世界がAIの研究開発等、もう社会実装の段階でしのぎを削っています。我々も、AIの関係府省が連携して世界に伍するための国家戦略を策定することが急務であると考えておりまして、現在、官房長官を議長と...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生の御指摘、もう全くそのとおりだと思っております。  政府においては、諸外国の動向も踏まえながら、産学民官のマルチステークホルダーから成る人間中心のAI社会原則検討会議をスタートさせておりまして、昨年五月より社会が留意すべきAIの基本原則について議論...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 政府の取組としては、デジタル化とグローバル化が不可逆的に今後進展していくことを前提として、想像する未来社会からバックキャスト的に政策を考えていく必要があるというふうに考えています。そのために、AIの利活用が今後どの分野でどのように進展していくかということ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生が御指摘になっているこの点は今非常に重要な点で、各国いろんな議論をしているんです。AIが作った俳句とか音楽とか絵画とかというものに著作権を認めるかどうかというような問題とか、AIが何か間違いそうなときにAIを止めることができるかどうかみたいなこともこ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 我々が取りまとめる今回の社会原則の中には、多様な背景を持つ人々が多様な幸せを追求できる社会、ダイバーシティーとインクルージョンを掲げることになっています。具体的には、男女格差のみならず人々の格差や弱者を生み出さないために、AIの利用者がAIを正しく理解し...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生のおっしゃるとおり、日本からユニコーン企業が生まれてこないというのは、本当にいろんなところに後れを取っているように私も思います。  そういう意味で、イノベーションを起こすためのエコシステムというものに対するいろいろな取組や考え方が全世界的に今いろい...全文を見る
04月04日第198回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(平井卓也君) 先生も会津若松を応援いただいていると思うんですが、私も、このプロジェクト、用意ドンのスタート、構想段階から関わってきた人間として、いよいよビルが完成するというのは一つの大きな成果だと思いますし、私も開所式の方にお伺いさせていただこうと思っています。  ...全文を見る
04月09日第198回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第2号
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○平井国務大臣 情報通信技術政策担当大臣、また、知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  IT政策については、社会全体のデジタル化の推進を通じた国民生活の質の向上を実現するため、デジタルガバメントの取組を進めます。 ...全文を見る
04月09日第198回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○国務大臣(平井卓也君) 私が大臣に就任してすぐ始めたのが、平井ピッチと言われる、直接私がお話を伺うという政策の立案のためのプラットフォームは、主に科学技術の分野を中心にやっています。  このピッチという言葉は、シリコンバレーでは、普通に起業家がベンチャーキャピタルに対してとか...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) クールジャパン戦略については前回も私、お話しさせていただいたと思うんですが、世界がやっぱりデジタル化とグローバル化によって過去とは全然違うというふうに思います。そういう意味で、いろんなところにインフルエンサー、日本びいきのインフルエンサーの方々がもうおら...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) はい、この弘兼憲史さんの漫画は、課長、部長の頃はよく読んでいたんですが、その後、取締役、常務、専務、社長、会長となられる、そこはちょっと飛んでいたんですが、今回、ILCをテーマにしてこういうコミックモーニングが出ているということで、一月から読ませていただ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) ILC計画は、全長数十キロメートルにわたる線形加速器により、光速に限りなく近い速度まで加速した電子と陽電子を衝突させ、宇宙の起源と言われるビッグバン直後の超高エネルギー状態を模式的に再現する学術研究プロジェクトと承知しています。このため、これまでILC計...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) ILC計画は、宇宙の起源と言われるビッグバン直後の超高エネルギー状態を模式的に再現するという学術研究プロジェクトであることから、学術研究における優先順位を含めて、まずは文部科学省や学術会議において検討がなされるべきだと考えております。  三月七日に文部...全文を見る
04月11日第198回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
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○平井国務大臣 和田議員には、本当に、党のとき特命委員長を支えていただきまして、ありがとうございます。  今まで、IT、デジタル政策について、自民党内でいろいろ長年議論してきたことがいよいよ法律で決定をして社会に実装していくという段階に来ましたので、これからが大切だと思います。...全文を見る
○平井国務大臣 政府の情報システムに関しては、政府CIO、IT室と自民党のIT戦略特命委員会で長年ずっと取り組んできた問題です。年間の運用コストの削減というものはある程度実現できておりまして、二〇二一年度に二〇一三年度比で三割削減の一千百十八億円が削減できるという効果がもう既にこ...全文を見る
○平井国務大臣 質問ありがとうございます。  委員のおっしゃるとおり、平成二十六年に創設された戦略的イノベーション創造プログラム、SIPは、五年間の研究開発プロジェクトとして、これまで、自動走行や次世代農業の推進など、我が国が抱える社会的課題の解決や産業競争力の強化に大きく貢献...全文を見る
○平井国務大臣 先生御指摘のとおり、SIPにおいて着実に成果を出していくためには、各プログラムディレクターが持っている能力を最大限発揮してもらえるようにすることが非常に重要だと考えています。  内閣府としては、プログラムディレクターの活動を着実に支えていくということが一番重要な...全文を見る
○平井国務大臣 平成二十九年十二月に閣議決定された新しい経済政策パッケージにおいて、平成二十九年度補正予算を編成し、生産性革命に向けて、研究開発の促進のための戦略的イノベーション創造プログラム、SIPの取組等を着実に実行するということを受けて、第二期のSIPを前倒しで始めることに...全文を見る
○平井国務大臣 SIP第一期の成果等を含めた評価報告書については、プログラムディレクター、関係省庁、管理法人等の関係者に共有するだけではなくて、内閣府のホームページに公開をして広く情報を提供してはいます。しかし、先生のおっしゃるとおり、それで十分かといえばそうではないと私自身も思...全文を見る
○平井国務大臣 ありがとうございます。  委員のおっしゃるとおりだと思いますので、科学技術白書の作成を担当する文部科学省に対して、SIPに関する情報提供を更にもっと行いまして、科学技術白書におけるSIPでの取扱い等の記載が充実するように努めていきたいと思います。
○平井国務大臣 この二、三年、ブロックチェーンという言葉に誰もが注目をして、私、一時的には、これはバズワードになりかねないなと心配していたんですが、一方で、公共部門なども具体的に使ってみようということですし、私が何度も訪問しているエストニアではもう、これはブロックチェーンとは呼ん...全文を見る
○平井国務大臣 日本がブロックチェーンに取り組むスピードということですが、ブロックチェーンに限らず、日本のスピードは、新しいことに取り組むスピードは遅いと私は思っています。ただし、割と細かくいろいろなものをチェックをしていくので、まだ技術的な問題なんかも残っておりますし、ここは日...全文を見る
○平井国務大臣 今では暗号資産と呼んでいますけれども、これはビットコインが最初に紹介されて、経産省と金融庁でどちらも所管したくないということで、自民党の方でしばらく預かったときには、価値記録、バリューレコードという概念でやっていました。ですから、そのときには当然消費税がかかってい...全文を見る
○平井国務大臣 これは、私は直接の所管ではありませんので、答え方が難しいんですが、今先生がおっしゃったように、スウェーデンなどの中央銀行等において、各種研究が進められているのは承知しています。  ただし、通貨のあり方については、当該通貨を使用する国民の利便性及び決済の安全性や当...全文を見る
○平井国務大臣 このムーンショットのように、社会課題からバックキャストした目標に研究、基礎研究をつなげる取組というのは、実は日本だけじゃなくて欧米もみんなやっています。Xもそうですし、スペインでいうとアルファもそうですし、同じようなことをやっているんですが、日本はここではちょっと...全文を見る
○平井国務大臣 私も、この若手教員のポストとか待遇とか、何とかしたいと思っているんですね。  そして、今回、文部科学省などと、国立大学における人事給与マネジメントを進めていくということで、私は最近、役人から、経由で話を聞くのではなくて、直接現場の意見を聞くというふうにしないと情...全文を見る
○平井国務大臣 国の予算については、会計年度の原則で単年度執行となっていますが、第五期科学技術基本計画においても、「研究の進展に合わせた切れ目ない支援が可能となるような制度間の接続の円滑化並びに複数年にわたる研究実施の円滑化に向けた検討を行い、必要な措置を講ずる。」とされていると...全文を見る
○平井国務大臣 今、エネ庁の方で、バイオ燃焼の生産システム構築のための技術開発事業等において、実用化に向けて、コスト面の課題等を克服して研究開発を推進しようということを承知しています。  我々もやはり必要なことだと思っておりますので、応援できる体制を検討していきたいと思います。
○平井国務大臣 日本の国立天文台を含む国際研究グループが、世界の八つの電波望遠鏡を用いて巨大ブラックホールとその影の存在を初めて画像で直接証明したということは、もうこれは画期的なことだと思います。  我が国の研究者も重要な役割を果たしたと聞いておりまして、まことに喜ばしいという...全文を見る
○平井国務大臣 先生のおっしゃるとおりで、高齢者、障害者が社会で活躍できないというような状況では、日本の未来はもうだめだというふうに思います。  そのために、ありとあらゆる政策を進めていきたいというふうに思うんですが、内閣府としては、ソサエティー五・〇の実現に向けて、きょう話題...全文を見る
○平井国務大臣 未来社会としての超スマート社会、すなわちソサエティー五・〇は、科学技術イノベーションの活動を通じて人間中心の社会を構築する壮大な構想ですが、その実現のためには、イノベーションエコシステムの中核となる大学の役割が極めて重要であり、そこで頑張っている若手研究者の活躍が...全文を見る
○平井国務大臣 企業部門の論文生産数が減少していることは、近年減少傾向にある我が国の論文数の伸び悩みの一因であることはもう間違いないと思います。  これについては、企業の方々ともお話をさせていただいているんですが、日々厳しい競争環境にさらされているため、成果が出やすい開発研究の...全文を見る
○平井国務大臣 そういうことではございません。  やはり時代も変わってきたので、企業、大学との連携とか一緒に共同研究するというようなことが非常にこれからふえていくと思いますし、日本の大企業も、もう自分たちでできない新しい野心的な取組はCVC等を使って資金を供給してやってもらうと...全文を見る
○平井国務大臣 今年度の予算では、科学技術関係予算を一〇%以上増加させて、平成七年の科学技術基本法制定以降最大規模の四兆二千億円余りを計上しました。研究力の向上等を目的とした大学改革や、科研費等の基礎研究費の若手研究者への大胆なシフト、また、今回、非連続的なイノベーションに向けて...全文を見る
○平井国務大臣 私も、いろいろな大学に赴きまして、若手研究者のお話を直接伺っています。非常にうまくやられている方もおられれば、なかなか現状に不満を持たれている方もいらっしゃる。これはやはり、ある意味では企業の、要するに外部資金の獲得などが非常に上手な大学もあれば、まだまだそういう...全文を見る
○平井国務大臣 ぱっと言葉を聞いても確かにわかりづらいと思うんですね。私も当初そうでした。  昨年六月に知的財産戦略において、知的財産戦略ビジョンということで、目指すべき未来社会の姿として価値デザイン社会を掲げました。これは、多様な主体がそれぞれの個性や能力を生かして、日本の特...全文を見る
○平井国務大臣 ことし一月にシンガポールにおいて、南洋工科大学というんですが、自動運転に関する取組を視察してまいりました。  この南洋工科大学では自動運転の研究所を訪問して、カメラによる周辺の人、車や障害物など画像認識や、AIによる交通予測、路車間通信などの研究開発状況を視察す...全文を見る
○平井国務大臣 この5Gの問題は、各国、今、まさにこれから社会実装するということで、アメリカとか韓国とか中国の方が実際インプリは早いかもわかりませんが、日本もちゃんと、地方も含めて基盤を整備していこうということだと思います。  5Gは、確かに、自動運転とか遠隔医療とか、いろいろ...全文を見る
04月15日第198回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(平井卓也君) 委員のおっしゃるとおり、一期—四期、一期は小さかったので達成できましたけど、それ以外は大幅な未達ということで、もう本当に私も全く同じ気持ちで、研究開発投資の呼び水となる政府の研究開発投資はもう絶対充実させなきゃいけないというふうに思っています。想定より長...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 国の財政規律という問題は建設国債も含めてやっぱり考えなきゃいけないんですが、それと同時に、公共調達の科学技術予算への要するに適用、つまり調達で科学技術予算に相当回せる部分が最近出てきたんですね。だから、そういうことを考えると、直接、建設国債という、何かを...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) まず、今の日本の状況がどうかという御質問だと思うんですが、例えば注目度の高い論文における日本の順位の低下、日本の研究力が相対的に低下しているということに関しては危機感を持っております。  我が国がグローバル競争に勝ち抜いて持続的な競争を実現するには、科...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 確かに、科学技術イノベーションをめぐって各国が本当に覇権争いを繰り広げている中で、注目度の高い論文における日本の順位低下など、日本の研究力が相対的に低下しているとの指摘は十分に認識をしております。  他方、まず事実関係として、国立大学及び国立研究開発法...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 単純に論文数だけを見るというのでは、間違ってはいけないと我々も考えておりまして、実はどの国費がどの研究者にどのように配分されてどのような成果を出したというようなことに関して、今、全体としての調査といいますかデータを皆さんで協力して作っているところです。 ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 済みません、文科省ではございませんが。  私は、選択と集中という言葉にちょっと違和感を、選択と集中ではなくて、やっぱり基盤的な経費と競争的経費のバランスをどうやって取っていくかという議論だと思うんですよ。何かを切り捨てるという話ではなくて、うまく両方の...全文を見る
04月17日第198回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○平井国務大臣 先ほど観光庁さんがお話しになったことも、総務省が進めているいろいろなことも、全て含めてこのクールジャパン戦略とつながってくるというふうに思っています。  先生が先ほどお話しになったような新しい日本の製品自体も実はもうクールジャパンのコンテンツであり、そういうもの...全文を見る
○平井国務大臣 御指摘があるまで私も知りませんで、ありがとうございます。至急修正をせよということで、指示を出させていただきました。
○平井国務大臣 これは、政府CIOポータルの、最近やった新しい仕事については全部更新しているんですよ。大もとのところを更新し忘れたと私は見ました。  ですから、すぐにそこは修正して、それと、やはりわかりやすくすべきだろうというふうに思っていて、例えば、官邸が運営するIT総合戦略...全文を見る
○平井国務大臣 これを見ますと、例えばこの「eガバメント」といったものが「デジタル・ガバメント」というふうに変わったり、言葉を置きかえなきゃいけないところを置きかえていないというものを今チェックしているところでございまして、最新のものは、最新の状況はちゃんと書いているんだけれども...全文を見る
○平井国務大臣 大変重要な御指摘をいただきましたので、すぐに修正をさせていただきたいと思います。
○平井国務大臣 IT総合戦略室の仕事の、まず内容が大きく変わってきたというのがあります。過去のITの技術の延長線上に今取り組まなきゃいけないものがなくて、要するに、デジタルトランスフォーメーションの中で、技術者とかそういうものの知見も相当最先端のものが必要になるというのは間違いあ...全文を見る
○平井国務大臣 情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  情報通信技術が急速...全文を見る
04月24日第198回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○平井国務大臣 質問ありがとうございます。  まず、行政手続の種類でございますが、法令に基づく行政手続は約六万種類です。年間約数十億件あり、そのうち年間件数が一万件以上である約五千種類の手続が、実は全体の年間件数の九九%を占めているということです。このうち、本法案によりオンライ...全文を見る
○平井国務大臣 私も先生と全く同じ問題意識を持っておりまして、やはり基礎自治体、特に。一番、住民といいますか国民にとっていろいろな手続をやっていただくことになります。ですから、住民と直接接する機会が多い地方公共団体のオンライン化というのは非常に重要だと思います。  また同時に、...全文を見る
○平井国務大臣 御質問ありがとうございます。  高井先生とは本当に、世の中のデジタル化にどのように向き合うかということで日ごろから意見交換もさせていただき、官民データ活用推進基本法などでは与野党を超えて議員立法をつくることができて本当によかったと思います。  今、私が担当して...全文を見る
○平井国務大臣 先生のおっしゃるとおりに、社会全体のデジタル化という話、デジタル化にどう向き合うかという話は、これはもう与野党超えた大きなテーマだと思います。ですから、マイナンバーにしても、今回の手続法にしても、与野党の対立ではなくて、連携の中で生まれてきているものだと私は理解を...全文を見る
○平井国務大臣 私も、ペット愛好家同士の預かりというような、シェアリングエコノミーの事業者のヒアリングをしたことがあります。  納得して預けられる場所、そういうのはなかなか出会えないですよね。そういう方々が出会うということは、本当に両者にとってはすごくいいことなんです。そういう...全文を見る
○平井国務大臣 委員と私は非常に感覚的に世の中の捉え方がよく似ているなというふうにお話を聞いておったわけですが、請願の受け付けとかそういうのは直接私が担当しているわけじゃないんですが、もしそういうものをもっとオープンなIT技術を使ってやれという政策決定があれば、それはいろいろな方...全文を見る
○平井国務大臣 いろいろなやり方があると思うんですが、日本は日本でどのようなやり方がいいのか、ぜひまた皆さんで検討していただければというふうに思います。  ただ、どのようなシステムをつくっても、それを使っていただくような環境をつくらなきゃいけないので、これを見ていますと、やはり...全文を見る
○平井国務大臣 今度御審議いただく法律において、第十二条において、「情報通信技術の利用のための能力又は利用の機会における格差の是正を図るために必要な施策を講じなければならない。」として、国の行政機関等に対してデジタルデバイドの是正を図るための施策を講ずる義務を課しています。  ...全文を見る
○平井国務大臣 これを議員立法で検討していたころは私はまだ大臣ではございませんでしたので、皆さんと議論したんですが、対面、書面の原則を全て見直したらどうだろうかと。合理的なものもあれば、そうではないと感じるようなものもあって、なくした方が、国民の皆さんが役所に出向くというような労...全文を見る
○平井国務大臣 この法案の中には法人の手続は入っていないですよね、今回。ですから、それは法務省の方でこれから議論するということだと思います。  この電子署名を活用した手続というのは、なれていない方々にとるとちょっとハードルを最初感じるんですが、使えば間違いなくこっちが便利だとい...全文を見る
○平井国務大臣 今の委員の質問といいますか御提案は、提案的質問ということだと思います。  実は、私もこのe—レジデンシーのカードを持っておりまして、ただ、このカードを取得するためには、マイナンバーカードと同じように、一度出向いて本人確認をする、その基盤をつくるというところは一緒...全文を見る
○平井国務大臣 登録はしましたが、使っておりません。
○平井国務大臣 今回の法律でやはり一番大きいところは、原則を紙からデジタルに移行したということだと思います。  そして、全ての手続を全部一気に紙をなくすとか、そういうことはなかなか現実的には難しいし、例えば、進んでいるエストニアでも、最終的な投票日は紙で投票できるようになってい...全文を見る
○平井国務大臣 それは、例えば、官民データ活用推進基本計画についても、都道府県においては二〇二〇年度までにやれよというようなことを求めておりますし、時々、実現可能性の非常にあるものに関して言えば、無理な設定をしても、かえって皆さんに御迷惑をおかけするといいますか、できないと思いま...全文を見る
○平井国務大臣 私、エストニアにたびたび訪問する御縁もあって、現在、日本エストニア友好議員連盟の会長を務めさせていただいております。ぜひ入会していただければ、更に、一緒にエストニアと交流しながら学べると思いますが。  昨年十月に、大臣に就任してすぐにエストニアに行きました。エス...全文を見る
○平井国務大臣 この法案に至るまでは、私、党の方ではIT戦略特命委員長で、この法案の原型になるような法案の議論をしておりましたが、そのときは全てペーパーレスでやっておりました。今、大臣になって、こうしてここに立って答弁しておりますが、答弁書は今、紙でございます。法案説明を受ける経...全文を見る
○平井国務大臣 我々、本当に、霞が関全体をもっと生産性を上げたいと思いますし、できれば国会にもお願いして、デジタル化を進めていただきたいと思いますし。職場も、デジタル化によって働き方改革も更に進むというふうにも思いますし、それは合意をとりながら、できるだけ早く進めたい。  基本...全文を見る
○平井国務大臣 行政機関が保有する個人情報の扱いについては、既に、行政機関等個人情報保護法等の個人情報保護法制に基づき、個人情報を保有するに当たっては、法令の定める所掌事務を遂行するために必要な場合に限り、かつ、個人情報の利用の目的をできる限り特定するとともに、保有個人情報の漏え...全文を見る
○平井国務大臣 今回、社会全体のデジタル化を進めていくに当たって、高齢者なども含む全ての国民がその恩恵を受けることができるように、デジタルデバイド対策の取組もあわせてやっていくことが不可欠です。デジタルデバイドの是正を図るための施策を国の行政機関等の義務として新たに位置づけたんで...全文を見る
○平井国務大臣 法案の修正等々については、また皆さん方で御議論をいただければというふうには思いますが。  我々は、社会全体がデジタル化が進むときに、民間の方々がやはり中心になるべきだというふうに考えています。その方々を、地方自治体とかそういう皆さんがやはり何らかのサポートをして...全文を見る
○平井国務大臣 ぜひ、委員会の場でまた御議論をいただきたいというふうには思いますが、財政措置というものは、この法律の目的を達成するためには別途議論をしなければならないというふうに思います。民間の方々に協力していただくということにしたとしても、それを全く、ただボランティアでやれとい...全文を見る
○平井国務大臣 かねてより、大臣になる前から添付書類の撤廃というのを言い続けてきた私としては、できるだけ進めたいと思います。  これは、システム改修にある程度のお金が要ります。そういうことを含めて、一番やはり効果のありそうなところから適宜進めていきたい、そのように思っております...全文を見る
○平井国務大臣 正直申し上げて、各自治体、特に小さいところを考えると、人もいない、金もない、要するに住民のリテラシーも低いとか、いろんな条件もあると思います。  結局、電子行政の場合は、そのエリアに閉じたら意味が全くないので、できるだけ広げて、効率も上がりますし、小笠原の事例で...全文を見る
○平井国務大臣 私はマイナンバーの担当ではないんですが、IT担当ということで答弁させていただきますと、日本はやはりアイフォンの比率が特異的に高い中で、アイフォンを使えない状態を放置することはできないというふうに思います。ですから、ここは、政府を挙げて、強い働きかけをして、何とか使...全文を見る
○平井国務大臣 法案の中身についてはぜひ与野党で御議論いただければと思うんですが、確かに、オンラインでやったら手数料が安いというケースがある。先ほど、どなたかETCの話もされていましたが、今、キャッシュで乗るととんでもなく高いんですね、例えば瀬戸大橋なんかは。  結局、行政コス...全文を見る
○平井国務大臣 世界でデジタル化とグローバル化がとまらない中で、明らかにデジタル化のメリットというものがここまで顕在化している状況で、我々がデジタルガバメントを実現しないということはあり得ないというふうに思います。  特に、少子高齢化、人口減少が深刻化しているし、生産性の低下と...全文を見る
○平井国務大臣 もともと霞が関にはIT関連のキャリアパスがないんですね。各省庁それぞれ、調達のときにはその部署の人間が期間限定で当たるというようなことで、調達に対する知見みたいなものがずっと積み上がってきたかということは、そういうことがありませんでした。  新しい組織の御提案と...全文を見る
○平井国務大臣 所管をしているわけではありませんが、マイキープラットフォームとマイナポータルの違いがわかっている方々はそんなに多くないと思うんです。そこにはそれぞれ、ウサギの妖精のキャラと犬のキャラクターもあり、実はこの両方で地域の皆さんにサービスをしようということだと思います。...全文を見る
○平井国務大臣 せっかくマイナンバーカードを海外で使えるようにして、その都度日本に帰ってきて本人確認するという話は、これはあり得ません。こんなことをしていたら本当に政府は倒れます。  ですから、ここはそれをどういう形で実現するかというのを知恵を出すだけの話ですから、ここは、絶対...全文を見る
○平井国務大臣 この法律を成立させていただいたら、それが一つのスタートだと考えておりますので、あらゆる政策を総動員して国民の利便性を高めていきたい、そのように思っております。
○平井国務大臣 各府省において、行政手続のオンライン化に当たりまして、適切なアクセス制御やログ管理等を行うことにより、外部システムとの接続による情報漏えいのリスクに対して必要な情報セキュリティー対策を講ずるとしています。  これは、官民両方がそれぞれ取り組まなきゃいけないし、ア...全文を見る
○平井国務大臣 原則としても、努力義務としても、結果は、やるかやらないかということでは一緒だと思うんです。  今回は、国が原則としてデジタル化をするということで、当然、地方自治体の方も同じように取り組んでいただかなきゃいけないんですが、さりとて、一〇〇%という意味は、要するに、...全文を見る
○平井国務大臣 今、政府でクラウド化しているのはもうごく一部です。ただし、これからの要するに調達に関してはクラウド・バイ・デフォルトでやりたいというふうに思っていて、これからやはり維持管理コスト、そしてオーバースペックの投資をしないというようなことを考えると、今、クラウドがやはり...全文を見る
○平井国務大臣 まず、今のように最先端のプロジェクトに多くの人間が必要になる場合、各府省からの出向者だけでは足りず、政府CIOを含む民間出身の人材の参画を得ながら推進していくということだと思います。  御指摘のとおり、民間の非常勤職員を受け入れることは、公務の公平性に疑念を抱か...全文を見る
○平井国務大臣 公務の公平性に疑念を抱かれることのないようにしていくことが非常に今後とも重要だと思います。  ただし、この分野の人材というのはそんなにふんだんにいるわけではないので、その中で規律をつくっていくというのに我々は大変知恵を使っているところでございます。  そのあた...全文を見る
04月26日第198回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○平井国務大臣 質問、ありがとうございます。  牧島先生とは党のIT戦略特命委員会でも、もう四年間ですね、ペーパーレスで会議を続けてきたので、その場がここに移ってきたのかなというふうに思うと、何か感慨深いものがあります。皆様方の御支持で、今回このようにタブレットで答弁させていた...全文を見る
○平井国務大臣 今回、この法案に、予算、調達に関して一元化ということを明記していただいたのは大変大きな効果があるというふうに思っています。  これまで、政府の情報システムについては、システムの共通化、統一化、廃止、サーバー稼働率の適正化、運用管理者の削減等を一体的に進めてまいり...全文を見る
○平井国務大臣 政府情報システムの予算、調達の一元化を含めた一元的なプロジェクト管理の強化によって、従来各府省単位だった調達に対し、内閣官房による政府横断的な視点での審査が入ることになります。  これによりまして、政府横断的なクラウドサービス等の活用によるスケールメリットの享受...全文を見る
○平井国務大臣 政府情報システムにおける人材面、体制面については、情報システムに知見を有する職員が不足している、業務経験から得られたノウハウ等について政府として継続的に蓄積して横展開する仕組みがない、最先端の知識、技術を習得する機会が少ないといった課題が挙げられます。  こうし...全文を見る
○平井国務大臣 現状では、毎年の情報システム予算に関して、各府省が予算要求を行う八月末にIT室に対して登録が行われ、その後、IT室において検証することが通例となっています。このため、重複投資の排除等の抜本的な軌道修正を行うには遅過ぎる、妥当性の精査等の詳細な検討を行うには早過ぎる...全文を見る
○平井国務大臣 お答えします。  これまで政府情報システム予算の運用コストの削減に取り組んできたように、引き続き、経費の抑制には取り組んでいかなければならないと考えています。  他方、社会全体のデジタル化が今後更に進展することを踏まえますと、行政のデジタル化に向けた要請は一層...全文を見る
○平井国務大臣 個別の政府情報システムについては、システム更改時期を目安に、一元的なプロジェクト管理の対象に組み込む方向で検討しているところです。  一般的に、情報システムの更改のサイクルについては、機器等のリース期間も踏まえて五年程度となっていますが、各情報システムの状況に応...全文を見る
○平井国務大臣 今後のデジタル化の進展に適切に対応するためには強力な司令塔機能が必要になることから、昨年の十二月のIT総合戦略本部での総理、本年二月のデジタル・ガバメント閣僚会議での官房長官からの御指示を踏まえて、内閣官房のリーダーシップのもと、政府情報システムの予算、調達につい...全文を見る
○平井国務大臣 まず、この十二条の問題に答える前に、先ほどの振り仮名の話について、私も、今聞いておりまして、このことにはずっと気づいていたんですけれども、なかなか改めることができなかった。これは、ぜひ委員会の皆様方にも問題意識を持っていただくいい機会だと思うので、少し答弁させてい...全文を見る
○平井国務大臣 紙のペーパーを持つのと一緒ですね、基本的に。基本的には一緒なんですが、ただ、事務方のコピーの枚数が相当減ったのかなというふうに思います。  平成最後の委員会でこのようなタブレットで質疑をするという機会をつくっていただけましたことに、感謝申し上げたいと思います。
○平井国務大臣 オンライン化のための今後新たに必要となるシステムの整備費用については、今後、法案に基づく情報システム整備計画の策定等を通じて精査をしていくということになっています。  整備計画の作成に当たっては、クラウド・バイ・デフォルトを始めとする情報システムの共有化を進める...全文を見る
○平井国務大臣 今後、政府においては、幅広くデジタルデバイド対策を講じていくということになっています。  これには、まず、年齢、身体的条件に基づく格差や地理的な制約に基づく格差だけではなく、経済的な理由によりスマートフォンやパソコンなどを購入することができない方に対する施策など...全文を見る
○平井国務大臣 今後、我が国における深刻な人手不足の状況を踏まえれば、即戦力となる外国人材との共生社会の実現を図っていくことが必要になると思います。そのため、行政手続においても外国人申請者のための外国語対応は重要と考えています。  例えば、既にオンライン化されている入国管理局電...全文を見る
○平井国務大臣 先生のおっしゃるとおりで、デジタルガバメント、今回の社会全体のデジタル化というのは、シチズンセントリックで考えていくのは当然です。ただし、行政の現場の皆さんも本当にデジタルのメリットを感じているか、まず、そこに納得してもらうところが必要だと思います。  あくまで...全文を見る
○平井国務大臣 この行政手続のオンライン化というのは、やはり利用者から見て最大限に利便性を感じるところを一気に先に進めたいという思いがあります。  それと、先ほどの質疑の中でも、これを無理やりにやってしまうと現場にストレスがかかるし、多分、ストレスのかかるものというのは、そんな...全文を見る
○平井国務大臣 この出退勤管理については所管でないので、ここは要するに現場でちゃんと検討していただければということなんですが。  先ほどお話を聞いていて、人事給与システムに長い開発期間がかかったという。私は、もうずっとそれを見てまいりましたので、そのいきさつも全部わかっています...全文を見る
○平井国務大臣 私もそのように思います。  今でも、先進的な取組をしている自治体は結構あるんですよね。例えば、千葉市、室蘭市、花巻市などが参画するマイシティーレポートというプロジェクトにおいては、公用車に搭載したスマートフォンで路面を撮影した画像をAIに読み込ませて分析すること...全文を見る
○平井国務大臣 御指摘のとおり、デジタル化に当たっては、個人情報の保護、そしてセキュリティーとトラストというものの確保が大前提になります。このため、個人情報の扱いについては、行政機関等個人情報保護法等の個人情報保護法制の規律に基づいて必要な処置を講じていくことになります。  そ...全文を見る
○平井国務大臣 質問ありがとうございます。  IT戦略で掲げた世界最先端デジタル国家は、デジタル技術を徹底的に活用した行政サービス改革の断行を起点として、地方や民間部門のデジタル化を推進することにより、さまざまな社会問題を解決して、安全で安心な暮らしや豊かさを実感できる社会の実...全文を見る
○平井国務大臣 本法案は、国、地方、民間を含めた社会全体のデジタル化を目指すものでありまして、長期的には、社会全体の生産性向上に大きな効果があるものと考えています。  特に、行政手続のオンライン化に関して、効果を現時点で正確に算出することは難しいんですが、今後、情報システム整備...全文を見る
○平井国務大臣 まず、トレーサビリティーの話ということ。紙というのは基本的にトレースできないんですね。ですから、今回、電子化することによって一定のトレーサビリティーは担保できるということは間違いありません。  一方で、やはり、これからタイムスタンプであるとかそういうものを厳格に...全文を見る
○平井国務大臣 委員のおっしゃるとおり、やはり国民が利便性を特に感じるものから優先して、期限をある程度明示しながら進めていくというのはいい考え方だと思います。  今オンライン化できるものも、果たして今のやり方でいいかという見直しも必要ですし、本当に国民の利便性を上げようと思った...全文を見る
○平井国務大臣 今、委員の問題意識を私も当初から持っておりまして、個人情報を扱うときには、個人の自己情報のコントロール権というものをやはり確保すべきだろうというふうに常々思っています。  一方で、今、ヨーロッパでのGDPR、アメリカ、プライバシーシールド、アジアではCBPRとか...全文を見る
○平井国務大臣 御指摘のとおり、本法案によるデジタル化三原則を実現するためには、国民にとって安全で便利なものとなるよう、安全性及び信頼性を確保しつつ、利便性の向上を図ることが非常に重要であると考えています。  このため、本法案においては、国の行政機関等が情報システムの整備を行う...全文を見る
○平井国務大臣 先ほども、個人情報の取扱いに関する法制度について御質問がありましたが、これは、個人情報保護法を私が所管しているわけではないので、ここには直接触れては答弁はいたしません。  ただ、GDPRと個人情報保護法は、要するに、十分性の認定ということで、今、相互に認証してい...全文を見る
○平井国務大臣 一言で。  全力で頑張ります。そして、誰も置いていくようなことがないようにしたいと考えます。
○平井国務大臣 本法案は、行政手続の利便性の向上を図り国民の負担を軽減するために国の行政機関に対してオンライン化の義務を課すものであり、紙による手続を否定し、申請者に対してオンライン申請を義務づけるものではありません。  他方で、私はIT政策担当大臣として、全ての国民の皆さんに...全文を見る
○平井国務大臣 ですから、国民との接点のところのインターフェースは、要するに、いきなりデジタルに全部踏み込んで、それにストレスを感じるような方々がたくさんいるようでは困るわけですね。ですから、そこらあたりを本当にうまく考えていかなきゃいけないし、デジタルにする場合には、そこにサポ...全文を見る
○平井国務大臣 紙を一気になくすというようなことは現実には非常に難しいと思います。  今、例えば、ETCで高速道路を乗っていますけれども、どうしてもキャッシュで払いたいという人がいれば、払えるわけですよね。そのかわり、それは非常に不便だというふうに私は思います。  ですから、...全文を見る
○平井国務大臣 このデジタルガバメントの推進というのは、要するに、利用者中心の行政サービスを実現するためであって、効率化による人員削減を目的としたものではありません。  委員のお話を聞いておりますと、委員は、デジタル化のメリットということを認めた上で、その使い方に問題があるとい...全文を見る
○平井国務大臣 前回も答弁をさせていただいておりますが、公務の公正性に疑念を抱かれることがないように十分に留意する必要があって、今回、新しい取組ですし、それぞれ職員が入りますと調達制限にも入りますし、企業も必ずしもハッピーではないんですね。  それでも、今、全体のシステムを変え...全文を見る
○平井国務大臣 このデジタル手続法案においては、地方公共団体については、先ほど話がありましたとおり、オンライン化を義務化せず、それぞれの事情や能力を踏まえてオンライン化を進めていけるように努力義務というふうにしているんですが、地方公共団体に対する支援策については、現在でも、例えば...全文を見る
○平井国務大臣 今、まさにAIは、世界各国が投資をして、競争状態、開発イノベーションで競争状態にあるんですが、我々日本の立ち位置は、やはり倫理とか基本原則をちゃんと踏まえた上で、今回のAIというのは社会実装を伴うものなので、そこは日本流にきっちりやりたいというのが基本スタンスです...全文を見る
○平井国務大臣 データのバイアスによって人々の差別につながる事例については、人間中心のAI社会原則の検討会議においても、人種や肌の色によって、年齢等の認識率、精度に大きな開き、誤差があったという事例が紹介されていると承知しています。  また、ある企業の人材採用システムの学習デー...全文を見る
○平井国務大臣 AIが社会の大きな話題になるというのは、これで三回目なんですね。第三次AIブームと言っていいのかと思います。ただ、前回の二回と違うのは、相当いろいろなものが進んだ、AIに関して。ディープラーニングであったり、テキストでもそうです。  そういう状況の中で、一方で、...全文を見る
○平井国務大臣 その問題には、十分に我々は問題意識を持っておりまして、有識者の皆さんと議論しながら、また各国の方々も、こちらに来られると私も面談しますけれども、やはり、AIの社会実装とその影の部分、データのバイアスの話というのは共通の問題意識です。  ですから、これはやはり、話...全文を見る
○平井国務大臣 個人情報保護法の改正は私の所管ではありませんが、人間中心のAI社会原則においては、プライバシーの確保のために必要な関係者間の基本的な共通認識として、「パーソナルデータを利用するAIは、当該データのプライバシーにかかわる部分については、正確性・正当性の確保及び本人が...全文を見る
○平井国務大臣 スマートフォンを持っている高齢者の割合が現時点では高くないと。私もたまに、演説会とか、いるところで、こう手を挙げて、いろいろなことを聞いてみるんですけれども、まあ、少ないですよね。しかし一方で、七五%の世帯がスマートフォンを所有しているんですね。ですから、これから...全文を見る
○平井国務大臣 議員の御指摘のとおり、情報システムの投資の是非を判断するに当たっては、単年度の初期費用ではなくて、ライフサイクルの総コストをベースにした費用対効果を検証しなければならないと考えています。  政府情報システムの予算の要求から執行まで通した一元的なプロジェクト管理の...全文を見る
○平井国務大臣 まことに答えにくい質問をしていただきまして、委員会のあり方については国会でお決めいただくということで、担当大臣としてのコメントは差し控えますが、私は、どちらにお呼びいただいても、真摯に答弁をさせていただきたい。  以上でございます。
○平井国務大臣 ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
05月21日第198回国会 参議院 内閣委員会 第17号
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○国務大臣(平井卓也君) 情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  情報通信...全文を見る
05月23日第198回国会 参議院 内閣委員会 第18号
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○国務大臣(平井卓也君) 質問ありがとうございます。  この法案といいますか、このデジタル化の目的ですけど、基本的には、アナログの世界をより良きものにするためにデジタル技術を使うというのが正しい私は見方だと思います。人間のインターフェースはどうやったってデジタルにはなりませんし...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) これからの時代は、このIT調達のやり方次第で、要するに後年度の負担がいろいろと変わってくると思います。それだけ相当賢い調達をしていかなきゃいけないし、その体制を整備しなきゃいかぬということで、現在、内閣官房の下にその要求から執行までを一元化する仕組みを検...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) この法律でやっぱり一番重要な点の一つだと思います。全ての国民にデジタル化の恩恵を届けるという意味のディバイドをなくすというのは、もう絶対やらなければならないことだというふうに感じています。  私も実家に帰りますと、今年で八十八になる母親がiPadを使っ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) ありがとうございます。  まず、この法案の一番大事なところは、やっぱり原則をアナログからデジタルに変えていくというところだと思います。そのことを、単に一つの手続がオンライン化される、デジタル化されるというような形で考えてはならないと。つまり、マインドセ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) もうそこが一番重要な点だと思うんですが、デジタル化はやっぱり手段であって、その目的は、デジタルを取り込んだ、要するに次のより良き社会をつくろうということです。  そのためにはいろんなことをやらなきゃいけないですね。セキュリティーの問題とか、個人情報やプ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) このデジタルガバメントという言葉を最近使っていますが、それまでには、二〇〇〇年から言うと、電子政府、電子行政というふうに言葉がどんどん変わってきています。二〇〇〇年のIT基本法が導入されて、その後、マイナンバー制度が導入、政府CIOの設置、サイバーセキュ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル5は、イギリスやエストニアなど、電子政府に関心を有する国々が集まって、互いのデジタル化に関する政策や経験を共有するネットワークと承知しています。デジタル化の取組は各国に共通の課題も多いので、こういった取組は非常に意味があると思います。  日本は...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 本法案では、行政手続のデジタル化を契機として社会全体のデジタル化を実現したいと、目指すこととしています。  印鑑とか紙などの社会における慣行についても、デジタル化のメリットや投資対効果も踏まえつつ、デジタル化への移行が進んでいくものと考えていますが、そ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 行政のデジタル化を推進するに当たっては、業務の安全性及び信頼性を確保しつつ、個人情報の厳格な取扱いが重要だと考えています。  本法案によって行政手続のデジタル化を進める際も、行政機関等個人情報保護法等の個人情報保護法制に基づき、個人情報を保有するに当た...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 私も、電子政府、電子行政、デジタルガバメントという流れ、もう二〇〇〇年ぐらいから関わってくる中で、進んだものと進んでいないものとやっぱり両方あったと思います。ただ、ここに来て何が変わったかというと、やっぱり皆さんがスマホを持ってスマホでいろいろな手続をや...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) こういう、情報を一元化にして利便性を上げるというのは技術的にはできます。そのときに一番重要なのは、要するに国民の政府に対する信頼だと思うんですね。例えば、スウェーデンなんかは国税庁が全てのこういう情報管理のハブになっているし、デンマークなんかは、おぎゃあ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) この法律は個人情報保護法が大前提の上で作っているので、あえて明記していないというのが今回の答えだと思うんですが、一方で、個人情報保護法のいわゆる三年見直しの検討を今行っているところです。  行政機関が保有する個人情報の扱いについては、既に行政機関等個人...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) インドの場合、先生のおっしゃるとおり、生体認証はもう皆さん、虹彩とか指紋とか顔写真とかあるんですが、日本のマイナンバーカードも、顔写真のデータは、本人と識別できるデータは入っているんです。  先生のように、生体認証に、積極的に導入せよという意見が増えて...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生のお話しになった問題意識はもう全く私も共有をしておりまして、その上で、デジタル手続法というものをどのようにこれから社会の中で理解をしていただくかということは重要だと思います。  今回のやっぱり法案の一番大きいところは、原則を紙からデジタルに転換する...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) この次世代型行政サービスというのは、単なるデジタル化だけではなくて、IoTやAI等の新技術活用やデータ整備等を通じて、行政が保有するデータを民間も活用し、より効率的で質の高い行政サービスに転換するとともに、行政が新しいデータを整備し、民間の利活用を積極的...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 私も同じような問題意識を持っています。ユーザー目線で人に優しい行政サービスを実現したいと思っておりまして、国民からの申請を待つのではなく、対象者に対して必要なお知らせをする、言わばプッシュ型サービスを普及させることは非常に重要なことだと思います。  現...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 行政のシステムコストというのは全国一律ではありません。それぞれ地域によっても異なるということは我々が見ていても明らかです。競争が働いている、働いていない、またシステムの考え方によってもコストが違うし、これからはやっぱりクラウドを前提にするというのも、実は...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 我が国において、地方自治体は行政手続に際して住民とじかに接する機会が多いわけですから、地方自治体に対する手続は多数存在するため、五月十四日の経済財政諮問会議における民間議員が指摘するように、地方自治体のデジタル化は極めて重要だと考えます。  地方自治体...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 社会全体のデジタル化が進む中で、様々なデータを広範かつ自由に活用して経済成長に役立てていくことは重要な課題です。その中で、国及び地方公共団体、企業等が保有するこういう公共データをオープンデータとして提供することで、新たなビジネスの創出や行政サービスの効率...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 高齢化が進む中にあって、デジタル技術に不慣れな方でも容易に操作できるユーザーインターフェースを設計することも必要だと思いますし、ユーザー目線で人に優しい行政サービスの実現というのが我々の目標です。  デジタル化の恩恵を一部の者だけではなくて全ての国民に...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 計画段階からその費用対効果を精査することは非常に重要だと思います。そして、このシステムに対する考え方も、やっぱり所有から利用へ、クラウドにするとかいろんな形で、これから内閣官房でシステムの予算、調達の一元化によってスマートな調達をしていきたいというふうに...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。  ありがとうございました。
05月29日第198回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
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○平井国務大臣 組織の検討に関しては、私、所管しているわけじゃないのでお答えできませんが、今、ITを担当する大臣として考えておりますのは、委員とも一緒につくりました官民データ活用推進基本法の中に、もうあの当時、既に、要するに情報のセルフコントロール権、情報銀行、パーソナルデータス...全文を見る
06月04日第198回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第4号
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○平井国務大臣 私も本庶先生のお話を何度か伺ったことはありますし、ライフサイエンスの分野独特の難しさがあるということもよくわかっております。  私は両方担当しているわけでございますが、基礎から実用化まで、やはり一気通貫の支援が非常に重要だと思っています。国としても、平成二十六年...全文を見る
○平井国務大臣 まさに、第五期科学技術基本計画において設定した対GDP比一%ということは極めて重要だと思います。  本年度予算における科学技術関係予算は、科研費を対前年から八十六億円増額するなど、従来の研究開発事業の拡充等に努めてきた結果、昨年度と比べて一〇%以上増加し、平成七...全文を見る
○平井国務大臣 まずは、やはり国民の理解を得るというのが一番重要だと思います。その意味で、いろいろな形で、ゲノム医療の推進に当たって、普及啓発の活動をしていかなきゃいけない、我々議員もやらなきゃいけないな、そのように感じました。
○平井国務大臣 私も同じような見方をしています。  平成が停滞した理由の一つにそこが足りなかったなという思いがあって、そこを、新しい令和という時代になって、マインドセットを変える。これは企業家も我々もそうだと思うんですが、非常にそこは重要なところだと思います。産学官連携によるオ...全文を見る
○平井国務大臣 私も、大臣に就任してからすぐ、直接現場の意見を聞かなきゃいけない局面だなということで、ピッチ・ツー・ザ・ミニスターというのを始めました。これは、いろいろな科学技術の研究家、またスタートアップ企業の皆さん、そしてお金を出す方の立場のファンドの皆さん、現場の意見を聞け...全文を見る
○平井国務大臣 私も韓国のスタートアップの状況等々もそれなりに勉強させていただきました。アジアで唯一グーグルキャンパスを誘致しているというのも彼らにとっては非常に戦略的だなというふうに思っておりまして、我々も負けずにこれから政策のPDCAを高速回転させて進めていきたいというふうに...全文を見る
○平井国務大臣 その問題は、まず、ソサエティー五・〇と言われている次の社会像というものを具体的に共有するところから始まるんだろうと思います。  今の、現状の積み上げの政策変更、プレゼントプッシュではもはやだめだというのは皆さんわかっているので、フューチャープルでバックキャスト的...全文を見る
○平井国務大臣 私もいろいろな方々からいろいろな意見を聞いて、委員のお話しになっているのも、それも間違いない一つの真実だと思います。  イノベーションを起こすということに関して言えば、これは計画的に起こせるものでもないんですね、いろいろな要素が重なり合って。ただ、起こりやすい環...全文を見る
○平井国務大臣 製薬の業界ほど、まず一発当てるのが大変だということで、企業もお金を使うのが非常にチャレンジングな分野だと思います。  先ほど、集約が不十分だというような話がありましたが、我が国は世界で数少ない新薬創出国であることも事実でありまして、医療用医薬品の世界売上高上位百...全文を見る
○平井国務大臣 目ききというのは、まず人を見るというのがあるというふうに、判断された方から聞いています。  それと、実際、例えばいろいろな大学のシーズ、そしてまたAMEDが取り上げて出口を見つけて企業につなぐとか、いろいろあるんですけれども、結局、そういうことを見て、最終的な出...全文を見る
○平井国務大臣 質問ありがとうございます。  先月のCSTIの本会議において安倍総理から指示がありまして、我が国の研究力を抜本的に強化するために、内閣府、文部科学省、経済産業省が中心となって、研究力強化・若手研究者支援総合パッケージを今年度中をめどに策定することにしました。 ...全文を見る
○平井国務大臣 済みません、まず最初に、若手支援のパッケージ、今年度中にとさっき答弁しましたが、ことしじゅうにに訂正をお願いをしたいと思います。  先生の御指摘のとおり、ノーベル賞を受賞された研究者の方々の御意見は、大変説得力もありますし、私も勉強になりますし、大変重要だと思い...全文を見る
○平井国務大臣 女性研究者の割合は増加はしているんですが、主要国と比較するとまだ低い水準でありまして、理工系分野における女子学生比率やその伸びも低い状況にあります。  研究活動と出産、育児等との両立が困難な環境に置かれている場合があることなどから、必ずしも女性研究者が十分活躍で...全文を見る
○平井国務大臣 けさ、第十九回宇宙開発戦略本部を開催をしまして、総理から御指示をいただいたところでございます。  トランプ政権になって以降、月近傍有人拠点、ゲートウエー構想が発表されて、各国に参加、協力を呼びかけています。三月には、五年以内に米国人宇宙飛行士を月面に着陸させる方...全文を見る
○平井国務大臣 ありがとうございます。  委員御指摘のとおり、宇宙の分野に関して、今はもう完全なゲームチェンジが起きているというふうに思っていて、それは、やはりデータの利活用というものがイノベーションを起こすだろうと。宇宙は今まで遠い世界というふうに考えていた方々がそうではない...全文を見る
○平井国務大臣 委員がお話しになったとおり、ピッチ・ツー・ザ・ミニスターという懇談会には、宇宙ベンチャーの方々、私が直接足を運んでお話を聞くということも多かったんですが、ほぼ話を聞かせていただきました。ウミトロンとか、インターステラテクノロジズ、アクセルスペース、アストロスケール...全文を見る
○平井国務大臣 先ほどの答弁で、五年間、官民合わせて百億円と言いましたけれども、これは一千億円の間違いで、訂正をお願いします。
○平井国務大臣 基礎研究は多様で卓越した知を生み出すイノベーションの源であり、とても重要だと思います。したがって、その強化を図ることに全力で取り組まなければならないと思います。  我が国における注目度の高い論文における日本の順位の低下など、我が国の基礎研究力の低下が危惧されてい...全文を見る
○平井国務大臣 我が国がグローバル競争に打ちかって持続的な成長を実現するためには、大学や国研が知識集約型産業の中核となるイノベーションエコシステムを構築することが不可避かつ喫緊の課題であると認識しています。  そのため、政府においては、内閣府、文部科学省、経済産業省が戦略的に連...全文を見る
○平井国務大臣 我が国の研究力が低下傾向にある中、このままでは世界との格差が拡大する一方であるという危機感はあります。この研究力の低下傾向から抜け出すために、世界標準の目標を設定して、従来の延長線上から脱却するといった研究力強化に向けた基本的な考え方の転換が必要だと考えています。...全文を見る
○平井国務大臣 東大は東大で大変頑張っている分野もあるので、だめだとは私は全く思いません。  優秀な外国人の研究者や留学生の受入れ、定着に向けた取組は、第五期科学技術基本計画でも入っておりました。  これを受けて、海外から優秀な人材を我が国に呼び込むため、例えば、外国の若手研...全文を見る