平井卓也

ひらいたくや

比例代表(四国)選出
自由民主党
当選回数8回

平井卓也の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第204回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○平井国務大臣 質問ありがとうございます。  委員とは、委員会でずっと一緒に、提言を作るときも、たしか四月、五月がピークだったと思いますけれども、連日ウェブで会議、多くの方に参加していただきました。その提言が政府に取り上げられて今の私の立場ができたというふうに思うと、本当にその...全文を見る
○平井国務大臣 今委員御指摘のデジタル社会形成基本法案を始めとするデジタル改革関連法案の今国会への提出を目指して、調整を進めているところでございます。  デジタル社会形成基本法は、近年のデータの活用の重要性が高まっていることに加えて、感染症への対応で明らかとなった行政のデジタル...全文を見る
○平井国務大臣 この問題は本当にちゃんと取り組まなきゃいけないんですが、多くの国民はまだ御存じない方もいらっしゃるんだと思います。  御指摘のとおり、個人の氏名を平仮名とか片仮名で表記したものについては公に明かしていないんですね。つまり、自由に氏名の片仮名表記を決めたり平仮名表...全文を見る
○平井国務大臣 全く委員と同じ思いです。  今般の新型コロナウイルス感染症への対応に関しても、各省庁や地方自治体がこれまでそれぞれ個別にデジタル化を進めてきたことによる課題が様々な形で、様々な分野で浮き彫りになりました。ですから、業務のシステムの統一、標準化を着実に実現し、非効...全文を見る
○平井国務大臣 総理からは、デジタル庁は規制改革の象徴であり、成長戦略の柱になれるように、そして今までにない強力なデジタル政策の司令塔になるようにというふうに御指示をいただいて、そのような制度設計になっているというふうに思います。  各府省に対する勧告権などの総合調整権限を有す...全文を見る
○平井国務大臣 委員のおっしゃるとおりで、個人情報保護法に関して言うと、民間、行政と独法、この三種類あるということと、各地方自治体にある条例、いわゆる二千個問題というのは、実は、今回の新型コロナ対策のパーソナルサポートを導入するときにも物すごい手間暇がかかったということも事実です...全文を見る
○平井国務大臣 確かに、定額給付金のときに、今回デジタルが力を発揮しなかったということを私はあえてデジタル敗戦という言葉も使ってしまいましたが、国民の口座に十万円を振り込むだけの話ですから、本人を確認して。本来は、もっとデジタルでスムーズにできるべきことだと思います。  この付...全文を見る
01月27日第204回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(平井卓也君) マスク配布に関する台湾の取組については、私もよく存じ上げています。  ただ、法律で、一方で、とっても厳しい法律、転売等々なんかすると大きな罰金等々が科せられます。当局が全量買上げの上に指定薬局に分配するということで、ほとんどの国民が悉皆性をもって持つ健...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) ワクチン接種の情報管理については、河野担当大臣と意見交換を行いまして、私から、ワクチン接種を円滑に実施するために、マイナンバーの活用も含めて効率的に接種記録を把握できる仕組みが必要だろうということを提案させていただきました。現在、河野大臣を補佐する小林内...全文を見る
01月28日第204回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(平井卓也君) 昨日もこのお話、河野大臣を支えて、今そのシステム開発に入るということですが、システムを開発するというよりは、データをどのようにマージするかということで、それは世界各国同じようなこのワクチンで動いているシステムを使えないかということで今検討しています。 ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 東京オリンピック・パラリンピック競技大会観戦を目的に海外から入国する観客、観戦客の健康管理等のために開発するアプリでございまして、既にIT室の方で協力して、もう実際開発に入っています。  これはスマホを使うということでありまして、このアプリを通じて入国...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) COCOAを導入する際に、これ、私が大臣になる前の話でしたけれども、シンガポール型のアプリにするのか、そこはやっぱり、日本というのはやっぱりプライバシーとか個人情報の問題があるので、ぎりぎりのところで今回出てきたのがCOCOAだと思います。そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) これは、海外から日本に入国される、そのビザを取得するときにそのことをやってくれということを義務付けるわけで、国内の国民の移動を管理するというものとは全然趣旨が違いますので、そこは私は海外からの皆さんには義務付ける方がいいと思っています。
○国務大臣(平井卓也君) そういうことがあるので、それに資するアプリとして今回政府の方で開発するという決断に至ったと聞いております。
○国務大臣(平井卓也君) ちょっと意味がよく分からなかったんですけど。何をアップロード。(発言する者あり)陰性証明をアップロードする。そこは今検討していないと私は思っています。(発言する者あり)済みません、それも含めて現在検討中ということでございます。
○国務大臣(平井卓也君) 私はシステムの開発の方の担当で、それぞれ法務省等々の検討があるはずです。  基本的にはそれを条件に入国していただくという方が私自身はすっきりするなというふうに思っています。
02月04日第204回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○平井国務大臣 先生御指摘のとおりに、デジタル社会の構築に当たっては、誰一人取り残さない、全ての国民に利便性が享受できるようにするというのは大きなポイントだと思います。  ですので、まず、今国会に提出する法案の中、デジタル社会形成基本法は、二十年間使ってきたIT基本法を廃止して...全文を見る
02月05日第204回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○平井国務大臣 預貯金付番の話は、超党派で議連をつくって議論もしてきたし、各党各会派でもいろいろな意見があることは間違いないんです。  義務化ということは、要するに、個人に銀行口座にマイナンバーを振ることを義務化せよという意見もたくさん党内にもあります。ただ、反対意見もある。銀...全文を見る
○平井国務大臣 先生と全く同じ問題意識で、この話はデジタル庁で引き受けようと思っています。  ベースレジストリーとして整理しなきゃいけないのは、ここにまたGビズIDというのを個人事業主にも振ったりしているんです。全部中途半端なので、このインボイス制度が導入されることを契機に、各...全文を見る
02月10日第204回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○平井国務大臣 はい。  今回の件に関して、これから厚生労働省をサポートして、できるだけ不具合は早くなくしていきたいというふうに思っています。  今回は、やはり役所の発注能力のなさですね。そして、システムの、発注したその管理ということがやはりできていないというのは明らかだと思...全文を見る
02月12日第204回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○平井国務大臣 マイナポータルの利用登録者数は、直近の令和三年二月八日時点で四百三万件であり、我が国の全人口のうちの約三・二%ということになります。  また、ログインが必要な情報確認機能の利用実績としては、サービス提供を開始した平成二十九年一月から直近の令和三年一月までのログイ...全文を見る
02月15日第204回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○平井国務大臣 今総理がお話しになったとおりでございまして、今回の法案に関して言えば、国民の負担軽減のための制度として検討しているわけで、国民の金融資産を捕捉するものではないんです。  現行の制度上、政府が法律に基づき国民の資産を調査する必要があると認められる場合は、その預貯金...全文を見る
02月17日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○平井国務大臣 デジタル改革担当大臣、また、マイナンバー制度を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大により社会が変容する中、デジタル化について様々な課題が明らかになりました。これまでに学んだ教訓を踏まえ、我が国のデジタ...全文を見る
02月17日第204回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○平井国務大臣 iOS版で一部から指摘のあった初期化されてしまう不具合というものですが、これは次回のバージョンアップで解消されるというふうに思っています。今、厚生労働省の方で検証をしておりまして、もうしばらくしたら発表されると思います。我々もそれをフォローして、今後またいかなる事...全文を見る
02月19日第204回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○平井国務大臣 はい。これは、委員の要請に応じて、各省に確認の上、内閣官房で取りまとめたものでございます。
○平井国務大臣 一者応札とかこういう問題は、私も二〇〇五年ぐらいからずっと問題意識を持っていました。  いろいろな、政府も取組をやっているんですけれども、さっきのCOCOAのお話も聞いていて、やはり思うことは、厚生労働省とあって、ぽんと箱書きで線が行っちゃうわけですよね。つまり...全文を見る
02月24日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○平井国務大臣 委員御指摘の点ですけれども、社会保障制度、税制等の在り方や制度設計は所管省庁において検討されるものと承知していますが、これらの制度においてのマイナンバーの利用が必要となる場合には番号法の改正やシステムの改修等が必要にはなりますが、仕組みとしてはマイナンバーの利用が...全文を見る
○平井国務大臣 委員もよく御存じのことだと思いますが、やはり厚労省に限らず政府全体として、要するに、内製化できていないんですね、エンジニアというか、発注者の能力を高める。二年か三年で異動してしまいますし。つまり、発注者側の発注能力も十分ではなかったということが一つ言えると思います...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル庁においては、能力と志を併せ持つ優秀な人材を世間から広く集めようということで、原則的には公募形式で人材の採用を今進めています。  今般、その第一弾として民間人材採用を実施しており、東京にとどまらず、様々な地域にお住まいの方を含めて、本当に、千四百件以上の...全文を見る
○平井国務大臣 これはいろいろやってみなきゃ分からないところもあるんですけれども、私自身が今ヒアリングしたり多くの方々と意見交換をさせていただく中で、今回のデジタル庁の存在というのは、本当に日本の社会全体のデジタル化を進められるかどうか、地方も含めて。地方自治体にも協力したいとい...全文を見る
○平井国務大臣 ありがたい御指摘、ありがとうございます。  IT関連の予算は増やしたいと思うんですが、その一方で、今の予算の使い方のままで増やしても意味がないだろうというふうに思っているのは、例えばシステムの予算、大体平均して八千億ありますけれども、六割、場合によってはもっと多...全文を見る
○平井国務大臣 この話は岸本先生にも御指摘をいただいておりますし、多くの先生方にも義務づけの話は御指摘を受けております。  今回は、金融機関には義務づけるんです、ちゃんと聞いてくださいよと。ただ、国民自体に義務づける、そしてそのときに罰則はどうするのかというような議論は、まだ自...全文を見る
03月03日第204回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(平井卓也君) 今回の改正法案においては、看護師、保育士、社会保障分野の三十二の国家資格の登録等に関する事務について、マイナンバーの利用や情報連携等を可能にすることにより、添付書類の省略等による登録等の手続の簡素化、行政機関等における登録等の処理の効率化、登録情報の正確...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) これ、本人がマイナンバーを提出しない場合でも行政機関は住基ネットから本人のマイナンバーを確認することはできるが、この場合には行政の効率性が阻害されることから、確実にマイナンバーが記載されるよう関係省庁と協力していきたいと考えていて、委員の問題意識というの...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 国家資格の管理の問題とその資格を剥奪しないという問題は関係ありません。  ですから、この国家資格の管理というのは、今どのような形で管理しているかというと、紙であったりエクセルであったり、それぞれの資格によって管理しているんです。それを更に適切に管理する...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタルシステムから、拒否できないという意味がよく分からないんですが、今紙とかエクセルで管理している方が情報の管理としては相当に私は問題があると思っています。紙であったら、誰が見たか分からない、コピーされても分からない。電子化することによって、そのデータ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) その方の国家資格をちゃんと本人とひも付けるというのは、その資格を与える国としてもやっぱり必要なことだと考えています。
○国務大臣(平井卓也君) 戸籍のデジタル化はこれからの話ですが、住基とは連動するのは当然だと思っています。
○国務大臣(平井卓也君) 現在は、税、社会保障に関する三十二の国家資格を対象に検討を進めていて、令和六年度の運用を目指しています。  その他の国家資格の拡大については、これから三十二の資格の進捗を見つつ関係府省と協議していくんですけれども、相当要望もありますので、またどのような...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) これですよね。いや、これはこの図のとおりでありまして、要するに、国家資格管理等連携システムというのは、今各省がばらばら、それぞれの資格によって縦に全部管理しているものを全部デジタル化にして横でもつながるようにしたいと。お一人で幾つかの資格を持っている方も...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) データ連携を今考えているのは、当然、J―LISの住基システムと法務省の戸籍システム、これもまだこれからですけれども、まだシステムになっていませんので、これをデータ連携していくということは予定しております。
○国務大臣(平井卓也君) それは、私、問題と思っていないので答えようがないんですが、要するに、国がその人の資格をちゃんと管理するということに関して責任を持つわけですから、国家資格ですから、国がちゃんと責任を持つということに関してどこに問題があるのか、ちょっといま一つ理解できないん...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) この間、ちゃんと皆様方の御意見を賜りまして、こちらとしても検討していきたいと思っています。  まず、政策判断として決めていただければ、そのマイナンバーとの連携というのはもう技術的にはできることですので、お決めをいただくということが重要ではないかと思って...全文を見る
03月04日第204回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(平井卓也君) 先生、質問ありがとうございます。  先生と問題意識は全く同じでございます。デジタル化は手段であって、目的はやっぱり国民の幸福な生活の実現ということだと思います。それと同時に、日本は高齢化が急速に進行している、これは世界で今トップを走っていると思います、...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル改革には、デジタル化で便利になるというだけでなくて、委員の御指摘のとおり、誰一人取り残さないという視点が不可欠だと思います。また、格差を拡大するようなデジタル化は我々が望むものではありません。  デジタル社会形成基本法案においても、国民が誰一人...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) ありがとうございます。  ここに来て、マイナンバーカードの申請数がぐっと増えています。というのも、今封書で、持っていなかった方々に申請書、またスマホで申し込めるQRコード付きの申請書を一斉に今月中送付していますので、一日当たり二月の後半だと約十三万件、...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル庁は、システムに詳しいエンジニアに参画してもらって、官民問わずに適材適所の人材配置による体制強化を行いたいと考えています。  そして、デジタル庁では全ての政府情報システムを対象として統括管理を行うということですが、このため、今年度から実施してい...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 内閣官房は、基本的にはそのシステムに関して河野大臣の下でやらせていただいています。四万一千台、足りなければすぐ追加できるような体制にさせていただいております。
03月05日第204回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(平井卓也君) 現時点で、IT政策担当大臣として、そのアプリの開発ということに関しては責任を持ってこれからできるだけ早く完成をさせていきたいというふうに思います。  これは、東京オリンピック・パラリンピック大会の開催を契機に、各省と調整しながら、水際対策、今後、これか...全文を見る
03月08日第204回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(平井卓也君) 委員が御指摘のとおり、会津若松では、いわゆるオプトイン型でのデータ利活用サービスというものが進んでいます。これは、同意に基づく個人情報の提供によりパーソナライズされたサービスをメリットと捉える市民が増えてきたことが大きいと思います。  そこで、日本で、...全文を見る
03月09日第204回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(平井卓也君) このたび政府から提出をしたデジタル社会形成基本法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  情報通信技術が急速に進展し、国民の生活が大きく変化する中、データの利活用が、あらゆる分野における創造的かつ活力ある発展の実現のために不可欠となっています。...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) まず、質問にお答えする前に、今回の法律案の参考資料に多数の誤りがありましたことに、おわびを申し上げます。訂正をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、お答えさせていただきます。  デジタル社会の形成を図るための関係法律の改正...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 国の情報システムの整備についてお尋ねがありました。  自治体や国民の皆様から幅広く御意見や御提案をいただくことは重要であると考えており、政府においては、デジタル庁の創設に向けて、全国の自治体職員と省庁の職員が、地方自治体のシステムについてオンライン上で...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 濱村進議員の質問にお答え申し上げます。  デジタル社会形成基本法案についてお尋ねがありました。  デジタル社会形成基本法案は、近年、データの活用の重要性が高まっていることに加え、今般の感染症への対応で明らかとなった行政のデジタル化の遅れ等の課題を踏ま...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 岸本周平議員にお答え申し上げます。  デジタル庁の地方公共団体システムへの関わりについてのお尋ねがありました。  デジタル庁は、国の情報システムだけでなく、地方公共団体の情報システムの整備及び管理に関する基本的な方針を定めることとしています。  地...全文を見る
03月09日第204回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(平井卓也君) デジタル改革担当大臣、情報通信技術(IT)政策担当大臣、また、マイナンバー制度を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大により社会が変容する中、デジタル化について様々な課題が明らかになりました。...全文を見る
03月10日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○平井国務大臣 この度、政府から提出をしたデジタル社会形成基本法につきまして、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。  情報通信技術が急速に進展し、国民の生活が大きく変化する中、データの利活用が、あらゆる分野における創造的かつ活力ある発展の実現のために不可欠となっています。...全文を見る
○平井国務大臣 先ほど提案理由及び内容を御説明申し上げましたデジタル改革関連法案につきまして、参考資料である要綱、新旧対照条文及び参照条文において誤りが判明しましたので御報告しますとともに、さきに国会の御関係の方々にお配りした資料に誤りがあったこと、また誤りがあったことの御報告が...全文を見る
03月10日第204回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(平井卓也君) システム開発の工程管理に関しては私が担当させていただいております。
○国務大臣(平井卓也君) 今回のこのシステムに関して言うと、ステークホルダーがたくさんいるということと、各機関からの要請も多い上に開発期間も短い、これ、誰から見ても難易度が相当高いシステムだなということは分かっておりました。  ただ、その数に関しては、何社ということは意識はして...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) これは、全体の工程管理、だからPMの立場にある方が幾つか入っていますし、そこが非常に重要で、一社で全て請け負えるというようなものではなかなかないというふうに思います。それぞれが得意分野の力、また、そこの人のヒューマンリソースを供出して、それも異例な短期間...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) ワクチン接種記録システムの委託契約については、個人単位の接種状況等を自治体において逐次把握するために必要なデータベースを構築するために、令和三年二月十七日から令和三年九月三十日までのシステムの開発、運用、保守業務一式として株式会社ミラボ、三億八千五百万円...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) IT室の神成副CIOを含むチームと聞いております。
○国務大臣(平井卓也君) 済みません、訂正します。  オリパラの方が神成副CIOで、今回の件に関しましては、河野大臣の下に小林補佐官がおりまして、小林補佐官が全体を見ていると聞いております。
○国務大臣(平井卓也君) 申し訳ありません。通告受けておりませんので、現時点では全く分かりません。
○国務大臣(平井卓也君) 確認はいたしますが、私の方は契約の内容についての通告を受けたというふうに認識をしておりました。(発言する者あり)
○国務大臣(平井卓也君) 田島事務所から我々のところに来たこの質問の、その質問要旨の中、先生も確認していただいたと思うんですが、何かの手違いで、なかったということだと思います。  したがいまして、今日初めて問題提起をしていただきましたので、また相談して、ちゃんと調べさせていただ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) ワクチン接種の予約システムとか、独自につくっている、それぞれの自治体が必要に応じて民間の既存のサービスの利用等により整備しているというようなものを網羅的に進捗状況を把握しているわけでは正直ありません。他方、国が構築するワクチンの接種記録システムの検討に当...全文を見る
03月11日第204回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(平井卓也君) 先生のおっしゃるとおり、確かにそのアプリは非常に便利なものですから、あらゆる政策で検討されて進んでいるということだと思います。  COCOAについては、先ほど厚労大臣からお話がありましたとおり、我々のIT総合戦略室と厚生労働省の連携チームが発足して、現...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今の委員の御質問のやり取り聞いておりまして、随分理解されていることがよく分かりました。  システム化というのは、やっぱり目的ではなくて手段なんですね。それで、その上で、今回委員がお作りになったこのチャートを見ても分かるように、ステークホルダーが非常に多...全文を見る
03月12日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○平井国務大臣 まずは、本当に、野党の皆様、とりわけ今井筆頭には大変御迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。  今回のデジタル改革関連法案について、参考資料に誤りがまずあった。そして、国会への説明が遅くなった。そして、提出した正誤表が最終版ではない途中のものを配付した。この三...全文を見る
○平井国務大臣 はい。いかなる経緯があるにせよ、最終的な責任は私にある、そのように考えております。
○平井国務大臣 今までも郵政民営化等々、大部の法案とか、いろいろあったと思いますが、今回、束ねていますけれども、それ自体が今回の事態を招いたということではないと私自身は考えています。  先ほど、今井先生には本当に申し訳なく思うのは、これはもう担当者に何度も聞いたんですけれども、...全文を見る
○平井国務大臣 御指摘のとおりでございます。今回、デジタル改革法案の準備室、若い方を中心に約百人体制で、今回、各省から来ていただいて臨んで、連合チームであったというところも少し弱いところがあったのかもしれません。  再発防止の徹底を図るという意味で、私と藤井副大臣の関与の下で、...全文を見る
○平井国務大臣 そのような気はもう全くなく、これからはきっちりと、情報共有が速やかに、そして同じタイミングでできるように、全力で努めたいと思います。
○平井国務大臣 質問ありがとうございます。  私といいますか、法案が描く社会像は、デジタルの活用によって国民一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会であると考えています。誰一人残さない、人にとても優しいデジタル化を進めたい。  このような議...全文を見る
○平井国務大臣 委員のおっしゃるとおり、デジタル庁は、行政の縦割りを打破して、国民がデジタル化の利便性を実感できる社会をつくるために、強力な司令塔機能を果たす必要があると考えています。  そのため、デジタル庁は、各府省に対する勧告権などの強力な総合調整権限、マイナンバー等のID...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル弱者、今までもデジタルデバイドの議論というのはもう本当にずっと長くしてまいりました。  今回、我々が目指すデジタル改革は、誰一人取り残さないという視点が不可欠だと考えているのは、例えば中国とかアメリカのデジタル化等々の進展を見ていますと、やはり置き去りに...全文を見る
○平井国務大臣 先日の答弁において、セキュリティーを高めることだけを考えると使い勝手のよさに影響が出る場合もあり、この両立が重要という文脈で申し上げたと思います。  先生御指摘のとおり、デザイン思考は単に操作性がよいといった問題にとどまるものではないので、そこら辺りのところで、...全文を見る
○平井国務大臣 私は先生に同意します。同じような感覚を持っております。不用意にデザイン思考という言葉を使うべきではないと、私自身も今、先生の話を聞いていて思いました。
○平井国務大臣 社会像としては、デジタルの活用によって、国民一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せを実現できる社会、つまり選択肢が多い社会にしたい。都市部に住むのか、地方に住むのか、また、どういう働き方をするのかというようなことも含めてですね。そして、それで...全文を見る
○平井国務大臣 監視社会型のデジタル化という意味においては、その最たるものは中国だと思います。非常に効率的だし、しかし一方で、我々ではとても容認できるようなものでは全くないと思っています。  先ほど厚生労働省がお話しになっていたCOCOAの話にしても、個人情報を非常に抑制的にし...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル化の取組については、ほかの国々と我が国とでは社会的背景とか国家規模も異なるため、一概に比較できるものではないんですが、委員御指摘のとおり、二〇二〇年の国連の世界電子政府ランキングでは、日本は百九十三か国中十四位で、非常に高いレベルの電子政府化が進んでいる十...全文を見る
○平井国務大臣 各国いろいろな取組を見ていますし、私自身、特にエストニアとは、議員連盟の、長く務める中で、いろいろと彼らの進んでいるというところも見ています。あと、アメリカ、シンガポール、エストニア、イギリス、デンマーク、韓国も相当進んでいるんですけれども、皆さんそれぞれ事情が違...全文を見る
○平井国務大臣 今回のデジタル社会形成基本法案において、デジタル社会の形成に当たっては、民間が主導的役割を担うことを原則として、国及び地方公共団体は、民間の活力の発揮や国民の利便性の向上のための環境整備を中心とした施策を行うとされています。  行政機関は、具体的には、国、地方公...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル庁が強力な司令塔機能を十分発揮するためには、そのための体制整備が不可欠だと思っておりまして、デジタル庁では、長を内閣総理大臣として、長を助けるデジタル大臣、副大臣、大臣政務官に加えて、デジタル監等を置くとともに、発足時の規模は五百人程度とすることにしており...全文を見る
○平井国務大臣 もう先生のおっしゃるとおりでございまして、民間からの人材確保というのが最重要なテーマになっています。  そして、デジタル庁においては、能力と志を併せ持つ優秀な人材を集めなければならないんですが、原則的には公募形式で民間の人材の採用を進めるというふうに考えています...全文を見る
○平井国務大臣 我が国におけるデジタル人材は、国の行政機関のみならず、民間企業や地方公共団体を含め、全体として不足しています。ですから、今回、ありとあらゆるところで人材を募集しているので、デジタル庁とバッティングをしているというようなところもあります。  デジタル社会形成基本法...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル改革には、誰一人取り残さないという視点が非常にやはり重要だと思っています。  デジタル社会形成基本法案においては、全ての国民がデジタル社会におけるあらゆる活動に参画することを可能にするという基本理念の下、年齢等に起因するデジタルの利用機会の格差是正が着実...全文を見る
○平井国務大臣 今回廃止する平成十二年に施行したIT基本法の制定時に掲げた目標が、超高速ネットワークインフラの整備、それはそれでやってきたと思います。光ファイバーの世帯カバー率が超えるとか、目標はある程度達成はされていますが、まだまだと言われる方もいらっしゃいます。  政府にお...全文を見る
○平井国務大臣 二月九日です。
○平井国務大臣 今回間違っていた部分が参考資料なので、閣議では配られません。
○平井国務大臣 まず、今回は、参考資料に誤りがあったこと、そして、国会への説明が遅くなったこと、提出した正誤表がその最終版でない途中のものを配付した点、この三つが複合的に起きて、皆さんには大変御迷惑をおかけしたというふうに思っています。  二月十二日に誤りが判明した後、週末に事...全文を見る
○平井国務大臣 誰にした、配ったかということは網羅的な情報の管理ができていなかったというところが、今回、非常に我々の反省点であります。  そういう意味で、それがきっちりとできていればこういうことはなかなか起きていなかったのではないか、そのように思います。
○平井国務大臣 まず、与党の国対幹部等、確認できているのは森山国対委員長でありまして、森山委員長からも、早急に精査して資料で野党議員にも説明するようにという指示がありました。  さらに、与党国対幹部等に一報を入れた際に具体的にいつ説明を入れたかどうかは網羅的に把握しておらず、こ...全文を見る
○平井国務大臣 白表紙とか正誤表を配付した議員等の御了解も得るべきと思われるので、今ここでその具体のお答えは控えさせていただきたいと思います。
○平井国務大臣 各会派に対しては、自民、公明、立憲、国民、共産、維新、希望、これは国対事務局でありまして、それ以外に関しましては、議員事務所を訪問して配っているということでございます。
○平井国務大臣 御本人の了解を得ながら、了解を得られれば、それは出せるというふうには思います。しかし、ちょっと今回、このいろいろな修正等のフォローで、今人員を補強をするというようなこともこれからやらなければなりませんし、そういう意味で、委員の御希望どおりすぐにできるかどうかは、ち...全文を見る
○平井国務大臣 議員の御要望どおりのものが出せるかどうかも含めて検討させてください。
○平井国務大臣 数でいいますと、基本的には五本。しかし、整備法の中に四十九本、そして……(発言する者あり)四十九と私は記憶していますけれども。  それで、これはいろいろなところで、跳ねる改正というものはいろいろなところにあるというふうに思いますが、基本は五本、あと総務委員会に関...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル改革関連五法案は、やはり、デジタル社会の形成についての基本理念を定めるデジタル社会形成基本法と、デジタル社会の形成に関する施策を迅速かつ重点的に遂行するためのデジタル庁の設置法案を中心に、これらと密接に関係する法制上の措置を我々今回しようと考えています。 ...全文を見る
○平井国務大臣 読んだかもしれませんが、今思い出せません。
○平井国務大臣 はい。映画も見せていただきました。
○平井国務大臣 それは私の所管ということでもないのでちょっと答えづらいんですけれども、アメリカも、やはりテロ対策という意味で、あらゆる機関がそういうテロを防ぐということでいろいろな活動をしているというふうには理解をしています。
○平井国務大臣 私も大臣になる前に、デジタル化を推進ということで、いろいろな各国の皆さんとお話をしたりいろいろする中で、中国型、ヨーロッパ型、アメリカ型といろいろあると思うんですが、セキュリティーと、そして情報の管理みたいなものの議論はいろいろあると思います。私が感じているのは、...全文を見る
○平井国務大臣 申し訳ありません、存じ上げません。
○平井国務大臣 デジタル庁は政府情報システムの整備、管理を担うんですけれども、デジタル庁設置法案において、国の安全等に関する情報システムは対象外、除外するということになっているんです。  そういう意味で、防衛省のバックオフィスの一般的な業務のシステムは見ますが、安全保障に関わる...全文を見る
○平井国務大臣 形成とは形ができ上がることや形作ることを一般的に意味するという意味で、形成と社会を組み合わせている用例は、法律の名称で用いている例えば高度情報通信ネットワーク社会形成基本法、IT基本法ですね、この法律の前のやつ、及び、循環型社会形成推進基本法を始め複数あるんです。...全文を見る
○平井国務大臣 これは、だから、ITのインフラを中心に皆さんが高度情報通信ネットワークに参加できるようにということが目的だったので、それはある程度達成できていると思います。  しかし、それを使い切れなかったというところが日本の一番弱みだというふうに思っていて、使えるネットワーク...全文を見る
○平井国務大臣 これはまたいろいろな議論もありまして、有識者の皆さん方等いろいろ考えた上で、今までよく言われているソサエティー五・〇とか、そういう言葉で表現されていた、次の時代の日本の社会をどういう言葉にしようかという議論の中で、このデジタル社会というふうに収れんしたというふうに...全文を見る
○平井国務大臣 ファクスのようにアナログのものというのは当然あるというふうに思いますし、アナログを排除するものではなくて、要するに、デジタルを実装して社会全体が更に国民がいろいろな目的を実現しやすいものにするということで、アナログを排除するということではありません。
○平井国務大臣 御指摘の第八条は、高度情報通信ネットワークの利用やデータの活用の機会又は必要な能力における格差の是正が重要という認識の下、他法律の規定ぶりも参考に、地理的な制約、年齢、身体的な条件、経済的な状況を格差の要因になり得るものとして例示した上で、当該格差の着実な是正が図...全文を見る
○平井国務大臣 二十三条における「全ての国民」とは、その文言どおり、御指摘の障害者、高齢者、地理的に不便な地域に居住する住民も、全部含むものであります。  この点について、第八条において、地理的な制約、年齢、身体的な条件、経済的な状況その他の要因に基づく高度情報通信ネットワーク...全文を見る
○平井国務大臣 また是非検討させていただきたいと思います。
○平井国務大臣 国や地方公共団体の情報システムについては、ガバメントクラウドの活用などの情報システムの共同化又は集約を推進することが、効率的な行政運営を実現する上で非常に重要だと考えています。  そのような認識の下、本法案の第二十九条では、国及び地方公共団体がデジタル社会の形成...全文を見る
○平井国務大臣 委員御指摘のとおり、例えば、地方自治体でもいろいろありまして、本当に、基礎自治体、大体三つぐらいのレイヤーで我々は考えているんですけれども、それぞれガバメントクラウドへの参画の仕方というのは変わってくるというふうに思います。  ただし、一緒につくっていこうという...全文を見る
○平井国務大臣 基本的には義務だと思っています。
○平井国務大臣 デジタル社会形成基本法第三条は、基本理念として、デジタル社会の形成は点々々行われなければならない旨規定しているものであって、具体的な主体を念頭に置いて義務づけているものではないんですが、強いて申し上げれば、責務が規定されている、国、地方公共団体、事業者が想定されま...全文を見る
○平井国務大臣 十六条においては対象となる事業者は限定していないので、全ての事業者が対象ということになります。  この規定は努力義務規定であって、各事業者は、自らの事業の内容や事業実施の理念等を踏まえて、自らの事業でデジタル化に取り組むかどうかを含めて判断を行うものであって、デ...全文を見る
○平井国務大臣 これは、具体的な主体を念頭に置いて義務づけているものではないんですが、委員がおっしゃるとおり、強いて申し上げれば、責務が規定されている、国、地方公共団体、事業者ということが想定されます。
○平井国務大臣 先ほどお話しした、このような規定の趣旨を踏まえれば、十一条に基づいて、国民に具体的な義務が生じるものではありません。
○平井国務大臣 本法案が目指すデジタル社会では、国民の幸福な生活の実現に向けて、全ての国民が制約を受けることなく、主体的に情報やその処理、流通の手段を選択できることなど、デジタル社会に必要なリテラシーを向上させることが、より一層重要になるとまず考えています。  このため、高齢者...全文を見る
○平井国務大臣 あった方が望ましいということだと思います。
○平井国務大臣 一人一人安心してデジタル社会に参加できるよう、必要な能力の習得が不可欠だと考えています。
○平井国務大臣 国民にとって不可欠というようなことが、要するに、何か皆さんに無理やり何かをやらせるというイメージになると、これは私は非常に心外なんです。  結局、デジタル社会の形成をするためには絶対に不可欠であって、国民が全員持たなきゃいけないという不可欠ということではない条文...全文を見る
○平井国務大臣 今でもできるというのは、政府CIOが総理に対してそれが言えるということですよね、現行の法律でいえば。  今回のは、担当大臣がそのまま勧告権を持っているというのがまずあって、その上で総理に上げることもできる、平たく言うと、そういうことだと理解しています。
○平井国務大臣 マイナンバー担当大臣としてはできるということであります。
○平井国務大臣 予算要求の段階から一元管理、それは今まで全くやっていなかったことを、今度、要求段階から執行までデジタル庁で見ることができるようになります。  今までの総合調整機能では……(後藤(祐)委員「聞いていないです。勧告権です、勧告権と意見具申」と呼ぶ)いや、勧告というの...全文を見る
○平井国務大臣 私が言っているのは、法律の規定と、そして今回の持っているデジタル庁の権能と、その両方を比べると、明らかに内閣府の特命大臣とは違うというふうに思います。
○平井国務大臣 条文が同じであればそれは同じなんですけれども、実質的に、今回は、十分に機能していなかった勧告権をきっちり使えるように制度設計をしたというふうに考えています。
○平井国務大臣 勧告することができるということは一緒なんですが、その後、「この場合において、関係行政機関の長は、当該勧告を十分に尊重しなければならない。」というところが、そこは違うというふうに思います。
○平井国務大臣 それはそれでまた御検討いただければと思うんですが、今回の場合はそれをプラスしているということです。
○平井国務大臣 デジタル庁に、デジタル監、デジタル審議官、統括官、審議官、参事官、企画官、ですから、統括官四、審議官四、参事官十七、企画官十八を設置することとしており、このうち、少なくとも、デジタル監、統括官一、審議官一、参事官三、企画官五については民間人材が就くことを念頭に置い...全文を見る
○平井国務大臣 焼け太りというふうには考えていなくて、はっきり言って、デジタル庁といっても、民間だけで回らないというのは、今回の法案の、今回の我々のいろいろなミスと御迷惑をかけた実態を考えても、これはもう、やはり、非常に、そういう人たちも必要だということは、十分、骨身にしみました...全文を見る
○平井国務大臣 本法の法案の、第一条は、「個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的とする。」と規定しています。  この目的規定は、個人情報を保護することを当然の前提とした上で、個人情報の保護の実現の方法やそれを通じて保護する利益を明らかにしたものであって...全文を見る
○平井国務大臣 委員がおっしゃるクリーン、フェア、オープン、これは完全に同意します。  今回、十二月に、デジタル社会実現のための基本方針、十の基本原則というのを取りまとめるときに、実は、このオードリー・タンさんのスリーFというものもワーキンググループの中では当然議論になり、実は...全文を見る
○平井国務大臣 今回の誤りについては、要綱、参照条文などの参考資料に関して、法案担当者の確認が不十分であったこと、法案担当者以外による重層的な確認が不足していたことに問題があったと考えており、法案の束ねが要綱の誤りの原因になったとは考えていません。  私も、この法案を作る過程で...全文を見る
○平井国務大臣 まず、今回の再発防止チームに関しては、三月十五日の週に立ち上げて、三回程度開催して、三月末には何とかまとめたいというふうに思っています。  国会への提出資料の確認、資料管理、誤り発見時の対応手順、業務の在り方の改善、そして体制の充実、これは必要に応じて、人員面の...全文を見る
○平井国務大臣 昨年、新型コロナで、人が動けなくなるということがこれだけ大きなマイナスで、特別定額給付金に関しても、入口はデジタルだったけれども、途中は完全にアナログに戻ってということで、エンド・ツー・エンドで全く機能していない。  つまり、今までデジタル化でいろいろな投資をし...全文を見る
○平井国務大臣 今先生エストニアの例をお出しになりましたけれども、いつ、誰が、何のためにというのをちゃんとチェックできるんですね。私がエストニアというのはすごいなと思ったのは、元首相のカルテが漏れたんですね。漏れたときに、二人の要するにアクセスした人たちが理由を書いていなかったん...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル改革には、誰一人取り残さないという視点がやはり重要だと思います。ですから、デジタル社会形成基本法案においては、経済的な状況に起因するものも含めて機会の格差是正が着実に図られなければならない旨を規定させていただいています。  今回、経済的な状況でその機会が...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル社会ということを今回規定しますけれども、我々が生きている空間はアナログ空間なんですよね。我々のインターフェースもつまりアナログで、デジタル空間ではおなかいっぱいにもならない。つまり、我々の生きている世界にどれだけデジタルが貢献できるかというところがデジタル...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル改革を進める立場からすれば、新型コロナウイルス感染症対策として取り組まれているオンラインによる委員会の開催状況等々も踏まえながら、オンライン開催の在り方について前向きな議論を行われるタイミングだと思います。  所感ということで、これは余談になって、言って...全文を見る
○平井国務大臣 これは選挙制度に関わることですから、私の所管ではないし、公職選挙法は議員立法ということなので、与野党の幅広い議論が必要だと思います。  そういう前提の上で、私自身が思うのは、エストニアの、要するに、国の選挙も地方選挙も全てオンラインでできるというシステムは、非常...全文を見る
○平井国務大臣 選挙制度のことなので、私自身の所管ではないので、どうするということではなく、感想的に言わせていただきますと、必ずやいつかそういう時代が来るだろう、これは完全に、いろいろな条件を考えても、時代の要請になるだろうというふうに思います。
○平井国務大臣 デジタル社会形成基本法におけるデジタル社会の形成のための基本的な方針等に関する重点計画は、広く地方公共団体の地域や住民に影響を与える施策も含まれているため、意見を聞くべき者として、住民の代表である地方議会の代表機関を含めた地方六団体が規定されているものと理解してい...全文を見る
○平井国務大臣 これは、五日の指摘を受けて、三月八日、九日、ですから、正誤表というのは八日、九日ということになるんですね。  これも、随時作っていたもので、バージョン管理ができていなかったというのが今回の先生に御迷惑をかけた一つの原因になっているというふうに今調査しているところ...全文を見る
○平井国務大臣 ここが、修正済みの白表紙を配付することをもってきちんと対応になるとの思い込みが余りにも事務方に強かったということで、四日、五日に配付した際に正誤表をつけていなかったと。つまり、白表紙にこだわり過ぎたというふうに思います。  そしてまた、御指摘のとおり、その時点で...全文を見る
○平井国務大臣 内閣官房及び内閣府のホームページの国会提出法案資料の掲載に関して、誤りの箇所が確定した後、内閣府の所管法律案については二月二十六日に、また内閣官房の所管法律案については三月一日にそれぞれ修正したというところでございます。
○平井国務大臣 二月二十六日に手続をしたと思われますが、まだ正確には今分かりません。
○平井国務大臣 ホームページ等々は国民に対してオープンにするということだと思うんですが、今回、事務方において、国会に報告する資料としては、誤り部分を修正した白表紙を整えて配付することをもってきちんとした資料で対応したことになるという強い思い込みで遅れたと私は思っています。
○平井国務大臣 事前にお配りした人に関しては、修正があるということで、その白表紙をお配りしたと聞いております。
○平井国務大臣 今回は、参考資料に誤りがあったこと、国会への説明が遅くなったこと、提出した正誤表が最終版ではない途中のものを配付したこと、この三点が我々の大きなミスで、おわびを申し上げたいと思います。  ただ、何度も同じ答弁になって申し訳ないんですけれども、国会に対してはきちん...全文を見る
○平井国務大臣 今回のことは本当に心からおわびを申し上げ、再発防止策についても、今、藤井副大臣とともに今月中に取りまとめたいというふうに思っておりますし、本当に先生方に御迷惑をおかけしたことに心から申し訳なく思います。
○平井国務大臣 全体としてメリットのある方向は地方自治体も理解していただけるというふうに思うし、最終的に、今、国も地方のシステムも全部そうなんですけれども、維持管理コスト、そして法律を変えたりしたときの改修コスト、実はそこが非常に大きいと考えています。  その意味で、クラウドと...全文を見る
○平井国務大臣 法令によって委任された地方自治が条例で定めることとされているサービスを提供する場合には、標準準拠の情報システムにおいて該当するサービスの設定を変更できる、いわゆるパラメーター処理といいますか、標準仕様にする考えです。  法令により委任されているわけではないが地方...全文を見る
○平井国務大臣 我々は、基本的にシステムの最適化を目指しているものであって、自治体がその自治体で決める政策の選択肢を狭めるということではないと考えています。ですから、システムはそういう政策判断を制約するものではない、そのように思います。
○平井国務大臣 これも今、共創プラットフォームとか、いろいろな形で議論をしているところなんですが、自治体といっても本当にそれぞれ、大都市、政令指定都市、そして小さな自治体、全部違うんですね。ですから、ガバメントクラウドというのは一つではないんです。幾つかの複数のクラウドをそれぞれ...全文を見る
○平井国務大臣 先ほども一部お話しさせていただきましたが、御指摘の、国保、介護保険料、市町村住民税のように、法令によって委任されている地方自治体が条例等で定めることとされているサービスを提供する場合には、標準準拠の情報システムにおいて該当するサービスの設定を変更できる、いわゆるパ...全文を見る
○平井国務大臣 地方自治体のシステムの統一、標準化の対象としている住民記録、地方税、介護、福祉といった、地方自治体のまずは十七業務について、令和七年度末までに、ガバメントクラウド上で提供される標準準拠システムへ移行することを目指しているということでございまして、令和三年度及び令和...全文を見る
○平井国務大臣 いずれにいたしましても、システムの統一、標準化の取組というのは、地方自治体の意見を丁寧に伺いながら、総務省と密に協力をさせていただいて、これは国だけでできるものではありませんので、自治体の皆さんと一緒に進めていきたいと考えております。
○平井国務大臣 私も、地方のいろいろな会合で皆さんの意見を聞いていると、必ずこの意見が出てくるんですね。結局、明確な理由とか根拠はないんだけれども反対という方々が多いです。やはりそれは何となく心配というようなことで、そういう意味で、資産状況を一元的に把握できるようになるとか、口座...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル化というのは終わりがないと思うんですよね。だから、デジタルトランスフォーメーションというのも、これでよしという時点はなく、永久に常に何かを変え続けなきゃいけないという決意をするということだと思います。  この法案を通していただいて、これから、AIとか自動...全文を見る
○平井国務大臣 マイナンバー制度等を活用して、既存の組織間で業務に必要なリソースを相互に活用できるようになったら、新しい組織をつくることなく効率的で利便性の高い行政サービスの提供が可能になるというのは、先生と全く同じ意見です。  その上で、これは所管省庁で検討されるものと承知し...全文を見る
○平井国務大臣 まず、国民民主党さんがデジタル時代を見据えた憲法改正について議論を呼びかけておられることに関しては、心から敬意を表したいというふうに思います。  ここは憲法の改正について議論する場ではございませんので、現時点で、この法律はあくまでも憲法の下位規範である、かつ、基...全文を見る
○平井国務大臣 今、委員のお話を聞いていて、私も、昭和四十年代からの国民総背番号制というような議論、グリーンカード、その他、いろいろな番号が出てきて、そして、民主党政権になって、このマイナンバー制度の政策が一気に進んだ。私は、その当時、野党でこの話をずっと一緒にさせていただいてい...全文を見る
○平井国務大臣 議員御指摘のとおり、この法律では、金融機関への義務として、新規口座開設時の際に、国民に対して、本人同意を前提としてマイナンバーをお尋ねするという義務を規定しています。  これまで、特定口座など、証券口座は口座名義人本人に告知義務を付したが、結局付番が進まなかった...全文を見る
○平井国務大臣 この間も答弁させていただきましたが、専門性を持っている人材というのを、常勤、非常勤、兼業、副業と、それも全部オーケーにして組織に参加をしてもらいたいというふうに思っています。  民間人材の募集の際には、必須条件として、国家公務員に求められる高い倫理観を持った者で...全文を見る
○平井国務大臣 私も、押印、書面、対面というこの三つセットで今まで議論をしてきました。  対面原則の見直しに関しては、規制改革推進会議で今議論していると思うんですが、別途、私と河野大臣の間では、2プラス1、要するに、私と河野大臣で、規制改革の部分を含めてターゲットを絞って、それ...全文を見る
03月12日第204回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(平井卓也君) 公金受取口座登録法案、議員御指摘の法案ですが、国民の皆様に任意で公金受取のための口座をマイナンバーとともに登録していただき、その口座情報を各種公的給付の支給等にできるようにするというものです。これにより、各種給付等の申請においては、口座情報の記載とか通帳...全文を見る
03月16日第204回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(平井卓也君) まず、この度のデジタル改革関連法案について、参考資料の誤り、国会の説明が遅くなったこと、提出した正誤表が最終版ではない途中のものを配付した等のことに関しまして、心からおわびを申し上げたいと思います。  また、先生のお話にあったとおり、詳しく説明せよとい...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 質問ありがとうございます。  デジタル化を進めていけば必ずそういうことはできる、情報連携の中で実現可能だと思います。ただ、私どもの場合は、その制度設計は西村大臣ほか経済産業省でやっていただくということなんですが、事業者に係る正確な情報を効率的に把握でき...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) このアメリカと日本の差は、まさにデジタルトランスフォーメーションをやれているか、やれていないかという差だと思います。私もこの安宅さんの本は読ませていただいて大変面白かったんですけれども、やっぱり日本というのは、やっぱりデジタル化に対する取組の本気度が足り...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今日の新聞で、OSのアップデートではなくて、あれAPIのアップデート、ちょっとミスリーディングだったんですが。  今回、はっきり申し上げますと、バージョンアップを行う際に実機を持たせた、使った動作検証をしていなかったというようなこととか、いろんな理由が...全文を見る
03月17日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○平井国務大臣 委員ともいろいろな形で一緒に仕事をさせていただいておりますが、私、二〇〇〇年で初当選で、たまたま、二〇〇一年、IT基本法が施行されたときにe―Japan重点計画特命委員会というのがあって、当時は、麻生政調会長が自ら委員長を務めて、一気にやるんだぞといったときに当選...全文を見る
○平井国務大臣 この年金の問題は本当に、過去から、党の方でもしょっちゅういろいろな問題提起を受けて議論をしているんですけれども、なかなか進まない。  その前にまず、年金が消えたという、政権交代の引き金になった頃、考えてみると、年金が消えるってあり得ないですよね。保険料を納めてい...全文を見る
○平井国務大臣 委員の御指摘のとおり、アクセシビリティーの確保というのは、もう一丁目一番地、日本流のデジタル化の一番重要なポイントだと思っています。  今回のデジタル社会形成基本法案では、地理的、年齢的、身体的、経済的な状況その他による機会の格差是正を挙げて、その格差が生じない...全文を見る
○平井国務大臣 はい、分かりました。  ということで、誰一人残さないデジタル社会の実現に向けた政策をきめ細やかにやっていきたいと考えております。
○平井国務大臣 このSaaS、PaaS、IaaSの問題は、これは我々の中でもしょっちゅう議論している話で、自治体のサイズにも関係しますし、今までどのようなシステムをつくってきたかということにも左右されますし、地元にいるベンダーの能力やビジネスモデルにも左右されるし、いろいろな状況...全文を見る
○平井国務大臣 先生の問題意識はよく分かりました。  基本的に、地方自治体が独自にやっているような政策に関して、それを制約するというようなことは全く考えていません。  例えば、標準準拠の情報システムにおいて、さっき言ったような、給付の上乗せとか範囲とかという話ですが、該当する...全文を見る
○平井国務大臣 まさにそうだと思います。  そして、今までの当たり前をやはり自分たちで疑う、今までの仕事のやり方は変えられない前提で何事も進めるということから改めたいというふうに思っています。そうでなければ霞が関の働き方改革にもならないと思いますし、今の霞が関の働き方の状況、組...全文を見る
○平井国務大臣 今、委員のお話を聞いていて、同じ感覚だなというふうに思いました。  分権か集権かというか、分散しても発展するモデルを求めてデジタル化を進めていく。デジタル化の一番いいところは、時間と距離の問題をなくすというところだと思います。そういう意味で、あとは、民主的で透明...全文を見る
○平井国務大臣 委員御指摘のLINE社の報道について、私も今朝新聞で確認をさせていただいたので、報道については承知しているんですが、まだ詳細を知っているわけではございません。  現時点で、個情委を中心としていろいろと調べているんだとは思うんですけれども、まず、私は個人情報保護法...全文を見る
○平井国務大臣 まず、今回の事案については個人情報保護委員会で十分に調査をしていただいた上で、報告を受け、不適切と判断した場合には、それをやはり訂正していくということが必要かと思います。まずは保護委員会にその報告を求めたい、そのように思います。
○平井国務大臣 まずは、これはどの大臣も同じような答弁になってしまうんですけれども、国民の皆さんから疑念をいただくような会食や会合などに応じたことはない、そう思います。  私が昨年の九月十六日に大臣に就任して、これはずっとコロナ禍なんですよね、基本的に。そして、昨日もそうでした...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル庁においてということだというふうに思うんですけれども、民間企業との契約などにおいて、公正な予算執行を確保することが重要だと思っています。民間企業と利害関係が相反する際には、その人材を当該業務から隔離する、そして厳正な予算執行を図る仕組みが必要。現在の、今の...全文を見る
○平井国務大臣 大臣等規範は、公職にある者としての清廉さを保持し、政治と行政への国民の信頼を確保する観点から、大臣等が自ら律すべき規律として閣議決定によって定められているものであって、私もこれを当然遵守するものだと考えております。
○平井国務大臣 今回の法律の制度の一元化に伴いまして個人情報保護委員会において新たに担うことになる業務や必要な人員を精査の上、必要な体制強化について検討されるものと承知をしております。  そして、今、改正後の個人情報保護法では、今回の一元化を機に、法の目的の実現を更に確実に担保...全文を見る
○平井国務大臣 それは大変答弁しづらいお問いだと思います。
○平井国務大臣 まず、議員の御指摘どおり、デジタル改革関連法案については、参考資料に誤りがあったこと、国会への説明が遅くなったこと、提出した正誤表が最終版でない途中のものを配付したこと、この三点については本当に心からおわびを申し上げます。  再発防止の徹底を図るために、週内に、...全文を見る
○平井国務大臣 週内ということで、もう準備もできておりまして、スタートをさせていただこうというふうに思っています。  採決に関しては、委員会でお決めになることなので、いつかは私は存じ上げませんが、私としては、できるだけ早く、しかしながら、やはり再発防止策については十分な検討をし...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル化を進めるためには、やはりエンド・ツー・エンドで進めるということが最大の効果を発揮するものだと思います。  今回の予防接種業務においては、接種券とか予診票が紙ベースであるということから、自治体の接種台帳システムへの入力までは、これは河野大臣がよく言われて...全文を見る
○平井国務大臣 まさに規制改革担当の河野大臣のお仕事であって、今、河野大臣と定期的に2プラス1をやっているのは、規制改革とデジタル化はやはりセットじゃないと本当に大きな効果が出ないということなんです。  そういう意味で、今回の予診票のデジタル化まで進められたら、予約から接種記録...全文を見る
○平井国務大臣 今回のCOCOAの不具合を受けて、二月二十五日に発足した内閣官房のIT総合戦略室と厚生労働省の連携チームが今後COCOAの開発、運用を担うことになりますが、当然そのAPIのバージョンアップ対応は重要なテーマだと思っています。  ですから、これから先、何か起きたら...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル庁ができたらどう変わるのかということでお答えしますと、国土交通省とこういうプロジェクトを一緒になって進めていくということになるんだと思います。  データ連携、活用することによって利便性が高いサービスが創出できるという世界観は、やはりきっちりしたデータの戦...全文を見る
○平井国務大臣 今回の整備法案において、書面の交付等を求める手続についてデジタル化して行うことを可能とする等の改正を行うとなっていますが、デジタル化の要件として相手方の承諾を必要とするなど、先生の御指摘も考慮した内容になっていると思います。相手方の承諾というのも、形式的なものでは...全文を見る
○平井国務大臣 先生の問題意識は我々も共有しておりますので、十分に対応していきたいと思っております。
○平井国務大臣 全ての国民というのは、日本国籍を持つ国民ということですから、在外邦人も当然含まれるものであります。
○平井国務大臣 支給対象をどのようにするかというのは、私の所管ではないので、それは決まった段階でということだと思いますが、全ての国民というものに関して言えば、在外邦人を対象とした施策を実施することは当然可能です。  例えば、国外転出者によるマイナンバーカード、公的個人認証の利用...全文を見る
○平井国務大臣 私もツイッターとかいろいろなところでこの問題をしつこくやられて大変困っているんですけれども、政府機関等において特に防護すべき情報システム、機器、役務等に関する調達の基本的な方針及び手続について講ずべき必要な措置について明確化したIT調達に係る国等の物品等又は役務の...全文を見る
○平井国務大臣 ほとんどの場合は、今回、オンライン結合の禁止というものを除外しても問題がないんだと思います。  除外を自治体が決めるといったものは、私が保護委員会ではありませんが、非常にセンシティブなものというふうに理解をしていただければと思います。
○平井国務大臣 例えば、LGBT等々のことだというふうに想像しております。
○平井国務大臣 先生と私も問題意識は一緒で、この官民データ活用推進基本法は、二〇一六年に与野党協力して作った議員立法なんですね。それでオープンデータを進めましょうというようなことですが、実際はなかなか進まないし、実際、流通して新しい価値を生むようなデータもなかなかないというような...全文を見る
○平井国務大臣 成果の上がるところから手をつけていこうというふうに思います。  今回、デジタル庁そしてデジタル大臣には強い権限が与えられるようになっておりまして、今までの、要するに単なる総合調整ではないんですね。  今は、私、IT担当大臣ですけれども、何にもないんですよ、基本...全文を見る
○平井国務大臣 確かに、今の政府CIOにも、総理に対して進言して勧告するという権能はあるんですが、これは抜かずの宝刀で、一度もそういうことはありませんでした。  今後、デジタル庁というのは、総合調整だけではなくて、十分に尊重すべき義務を課した勧告権を付与されることになります。そ...全文を見る
○平井国務大臣 まず、これは人間の幸せが一番やはり重要だと思います。  先生、我々は結局アナログな生き物なんですよね。デジタルだけでおなかがいっぱいになるわけでもないし、デジタル空間に生きることもできないし。つまり、今あるリアルの生活の質をどうやって上げて、そしていろいろな選択...全文を見る
○平井国務大臣 先生と全く同じ問題意識です。  やはりデジタル社会の形成においては、デジタルの活用によって、一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことを可能とすることで多様な幸せを実現する、この観点から、自らのデータを適切かつ効果的に活用していくというのが非常に重要だと思ってい...全文を見る
○平井国務大臣 現行の個人情報保護法では、学術研究機関が学術研究目的で個人情報を取り扱う場合には、包括的に各種義務の適用を除外しております。  改正案では、学術研究分野を含めたGDPR十分性認定への対応を目指し、これは先生のおっしゃるとおり、三本あるということ自体が非常に問題で...全文を見る
○平井国務大臣 委員の問題意識もよく分かりました。ちゃんとデータ等々を使えば個人に大きなメリットがあるんですが、こういうふうに同意がなくこういう論文になった場合には、やはり本人にとってこれは大変好ましくないことだと思います。ですから、学術研究目的で個人情報を取り扱う場合であっても...全文を見る
○平井国務大臣 先ほど、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処すという規定はお話がありました。  改正後の個人情報保護法でも同じような内容の規定を第百八十一条に置いています。現行法の下で、委員お尋ねの海上自衛隊における事案に対して行政機関個人情報保護法第五十五条の規定が適用さ...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル改革の目的は、業務の効率化だけではなくて、国民生活の利便性の向上に資するものである必要があるというのは当然です。  総理の発言は、デジタル化で業務が効率化したことにより行政機関内で業務の負担が軽くなった職員に、よりサポートを要する方々への対応を担ってもら...全文を見る
○平井国務大臣 先ほど申し上げたとおり、今般のデジタル改革では、やはり人に優しいデジタル化ということですから、デジタルを押しつけたり、無理やりデジタル化というようなことは考えていません。国民の側からいきなり全てデジタル化をして、その結果、多くの人が利便性の低下を感じるようなことが...全文を見る
○平井国務大臣 私もその前橋市の事例というのをよく知りませんので、これからちゃんと話を聞こうと思いますが、なぜそういうことになったのかということ、恐らく何らかの理由があっての判断ではないかと想像いたしますが、いずれにしましても、私の方からも委員御指摘の案件に関してはヒアリングをし...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル社会の形成は、デジタルの活用によって、一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことを可能とすることで、多様な幸せを実現するために行うものであって、こういう趣旨を踏まえますと、個人がデジタル機器を利用しない生活様式や選択も当然尊重されるものと考えています。 ...全文を見る
○平井国務大臣 先ほどの話なんですけれども、国民の理解を深めているということは、デジタルに習熟せよと迫っているものでは基本的にはないですね。参画を迫るものではなく、情報の取得及び利用の機会を確保するための施策を推進を図っていくということだと思います。  その次の質問は、何でした...全文を見る
○平井国務大臣 長年言われていた二千個問題というのは、やはり顕在化していたと思います。いろいろな問題が顕在化したと思います。  そして、今後のデジタル社会、社会全体のデジタル化に対応した個人情報と、委員もお話しのデータ利活用の両立には、全国的に統一した個人情報保護の共通ルールの...全文を見る
○平井国務大臣 我々は今回、十分に地方自治体とも意見交換をしていただきましたし、今回の改正が地方自治に対しての侵害になるとは思っておりません。
○平井国務大臣 LINEは一つのインフラと感じているというのは委員と一緒ですし、防災のとき、AI防災にも一生懸命取り組んでいますし、今回のワクチン接種の予約システムでも随分活躍をしているし、やはり便利なので、いろいろな自治体もそうですし、やはり使っているということです。  今回...全文を見る
○平井国務大臣 まずはこの法律を成立させて、円滑に実施していく中で、実質的に付番が進むということがやはり望ましいというふうに思います。  将来どうなるかということですけれども、休眠口座みたいなものが出るというような社会はもうなくなると思います。そうじゃないとやはりおかしいですよ...全文を見る
○平井国務大臣 オードリー・タンさんの言葉、今のスリーFですね、ファスト、フェア、ファン、これは、今の私の立場だと、そうしたいなと本当に心から思いますし、ITは機械と機械をつなぐけれども、デジタルは人と人をつなぐという言葉もまさに名言だと思うんですよね。  今回、やはりオードリ...全文を見る
○平井国務大臣 やりたいですね、もう是非。  デジタル技術を活用すれば、広く多様な国民の意見を効果的に把握するというのができるんですね。今回、法律を作る前に、デジタル社会を形成するための十原則の中で真っ先にオープンと透明というのを、これを掲げたんです。やはりデジタル化というのは...全文を見る
○平井国務大臣 インクルージョンもアカウンタビリティーもやはり賛同します。そのとおりだと思います。  全ての皆さんにデジタル化の恩恵を届けるというのがやはり非常に重要なことだと思う一方、オードリー・タンさんも要するにアナログの世界を全く否定していないんですよね。それは我々全く同...全文を見る
○平井国務大臣 先生とこのデジタル化の議論をしているといつも感じるのは、デジタル化というのは、もうこれは与党とか野党とかというのは関係なく、時代の要請にどうやって応えていくかという我々全体の責任の話だなと思います。  進まなかった理由というのは、今日の委員会でも幾つかお話しさせ...全文を見る
03月17日第204回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(平井卓也君) 私の方でそのシステムの発注のお手伝いということをやらせていただいております。そして、いろいろ決定されることにおいて変えなきゃいけないものは変えていくということで、先生、契約書の方のコピーも御覧になっていると思いますが、それは変えられるということになってお...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) IT室の神成副CIOがこの全体の管理をしております。  その上で、私の方も報告を受けておりますが、それぞれの、さっきPMという話がありましたけど、これ本当に多くのシステムを一気に進めるということなので、それぞれのPMと全体の進捗を管理するPM、そして、...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今回のそのアプリは、結構難易度は高いものだと思います。先生の資料にも、見ていただいたように、これだけのことを全部連携して情報連携をしていくということですが、それぞれのシステムのデジタル化というか、そういうものは、いずれにせよやっていかなきゃいけないもので...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今回、神成副CIOの方でこの全体を把握した上で、ちゃんとこれが工程表どおりに進むように我々IT室としてもちゃんとチェックをしていきたいというふうに思います。  ただし、難易度は高いのは高いです、間違いなく。しかし、これは今必要だというふうに各省からの御...全文を見る
03月19日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○平井国務大臣 質問ありがとうございます。  医療分野においては、一人一人がデジタル化による恩恵を最大化するために、まずは十分なセキュリティーとプライバシーへの配慮を前提に、一人一人の患者や医師等の、各ステークホルダーを識別し、関連づけていくためのID連携、様々な医療データを円...全文を見る
○平井国務大臣 非常に大事なところですね。住民サービスの向上もさることながら、役所で働いている皆さんの業務フローが本当に今のままでいいのかという見直しは常にやっていかなきゃいけないと思っているんです。  今までの当たり前を疑え、私、最近、ダウト・ワット・トゥー・テイク・フォー・...全文を見る
○平井国務大臣 確かに、本当に、いろいろなエンジニアの方々が今公募に応じてくれているので、心強く思っています。  行政サービスを抜本的によくしたい、そういうふうに思っている人たちもたくさんいるし、やはり、DXが遅れているこの国で、それを国民目線で変えていくというところに物すごく...全文を見る
○平井国務大臣 これは、村井先生を始め、今回のワーキングチームの皆さんが一番、最重要視されたテーマだと思います。  実は、私もこの立場になってから、昨日もそうだったんですが、視覚障害者の方々と、エンジニアの方々とネットでいろいろ議論をしていて、やはり、政府のあそこが使いづらい、...全文を見る
○平井国務大臣 委員と全く同じ問題意識で、やはりビジネスモデルが少しずつ変わっていくんだろうというふうに思います。  そこで、今回のガバメントクラウドを推進するに当たっては、IT連、これは全国の中小も含めた業者が入っていますし、ASPICさんとかそういうところと丁寧にコミュニケ...全文を見る
○平井国務大臣 私も、マイナンバー導入のときの議論を進めたときに野党だったんですね、政権交代していて。それで、野党の責任者として当時の政権の皆さんとも意見交換しました。やはり、そうすると、昭和四十年代の国民総背番号制の議論になり、また、グリーンカードとか、今までのいろいろな議論が...全文を見る
○平井国務大臣 結果的には必要だったプロセスだったと思います。  日本のデジタル化の恩恵を個人に返せなかったというのは、やはり個人のIDがないということも、これは非常に珍しい国で、これからまた議論されると思いますが、名前の読み方がまだ法律的にはフィックスできないというのは恐らく...全文を見る
○平井国務大臣 分かりやすく説明するのはちょっと難しいかなと今思いますけれども、結局、これまでも、内閣に、内閣総理大臣を本部長として、全閣僚、さっきお話しになった政府CIO及び有識者を本部員とするIT総合戦略を設置して、データ利活用やデジタルガバメントの、社会全体のデジタル化の推...全文を見る
○平井国務大臣 担当大臣によるといいますか、それはどの省もある程度あるなと思いますが、特にこの分野はあると思います。  ただ、今回は、そういう強い組織をつくるというところ、そして、その組織をうまく今後マネジメントできたらその機能はずっと発揮できるんだと思うんですよ。  ですか...全文を見る
○平井国務大臣 非常にいい質問といいますか、私もそこに問題意識を持っています。  デジタルの分野で組織をうまく、民間の皆さんの能力を発揮させるためには、ある程度フラットな組織にしないと、スピード感も出ないし、また、情報共有のやり方も非常に重要だし、意思決定のやり方も非常に重要で...全文を見る
○平井国務大臣 非常に難しい質問ですけれども、やはり、表現の自由の話と、SNSの中でのまともな投稿かどうかという判断とか、非常に難しいですね。プラットフォーマー側もよく勇気を持ってやりましたね、ある意味。これは、それぞれのプラットフォーマーの判断によるもので、決まっていないと思う...全文を見る
○平井国務大臣 SNS上での言論空間を含めて、国民が安全で安心してデジタル社会に参画できるというのは非常に重要なポイントだと思うんです。  今回、デジタル社会の形成のための十原則において、公平・倫理、安全・安心というのを、これもワーキングチームの皆さんからも強く言われたところで...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル庁を、私、最初に政府のシステムを最適化するということでスタートして、いろいろな皆さんの議論を聞いたりしているうちに、どんどんどんどん宿題が大きくなって、これを小さなリソースでどうやってやるんだろうというぐらい。  先生がおっしゃった分野も当然問題意識はあ...全文を見る
○平井国務大臣 私は、非常に高く評価しているということもあるんですけれども、実は、計画段階のとき、会津若松を選定する段階から関わっておりまして、スタートから全部理解をしておりますし、まず、産官学でスタートしたんじゃないんですよね。産官学金労言、要するに、地域社会の合意の中で進んで...全文を見る
○平井国務大臣 まず、デジタル庁というのは、今回人を募集していますけれども、最初からリモートワークオンリーの人もオーケーにしているので、福島におろうがどこにおろうがデジタル庁で仕事をすることができます。日本人であれば、海外に住んでいてもデジタル庁で仕事をすることができると思います...全文を見る
○平井国務大臣 オプトイン型で会津若松プラスに登録した人は一割ですか。僕は二割と聞いていたんですけれども。(玄葉委員「一割だと思いました、たしか」と呼ぶ)そうですか。でも、自分の個人情報を出しても、要するに、防災、今回防災に広げるんですけれども、医療のデータもそうですよね、これは...全文を見る
○平井国務大臣 今回の話は、最初、Zホールディングスの方から個人情報保護委員会にそういう問題の報告があって、今聴取をしている段階だと思いますので、ここはもう徹底して、個人情報保護委員会が、その機関の責任として、迅速に全て調べるべきだというふうにお願いをしているところでございます。...全文を見る
○平井国務大臣 これは予断を持ってお答えすることはちょっとできないことだと今申し上げたいと思います。
○平井国務大臣 委員御承知のとおり、三条委員会組織でございまして、強い独立性を持っている組織が、やはりスピード感を持って取り組んでもらうことを私も期待をしたいと思います。
○平井国務大臣 十七日、私も朝、ネットで新聞を見ていて知ったということでございます。
○平井国務大臣 はい、ありません。
○平井国務大臣 もう委員も御存じで、あえてそういうふうにおっしゃっているんだと思うんですけれども、個人情報保護委員会の委員長及び委員は独立してその職権を行うとされておりまして、委員長及び委員が職権を行使する際には、内閣総理大臣の指揮監督権限を受けないだけではなく、全ての主体から独...全文を見る
○平井国務大臣 先生でも半日ぐらいかかっているということですから、これはやはり、UI、UXはよくないんだろうというふうに思います。現時点でこれだけ時間がかかるというのはやはり問題があると思います。  ただ、一方で、IT業界の方々は、もうほとんど、この電子申告、特にこういうふうに...全文を見る
○平井国務大臣 現行の行政機関個人情報保護法における個人情報のうち、今回の改正後は、個人情報に該当しないこととなる情報があると。それは例えば、匿名加工情報とか、外部から取得した仮名加工情報であるとか、提供元では個人を識別できないが提供先で個人を識別可能となる情報の三種類が想定され...全文を見る
○平井国務大臣 改正案では、現行法と同じで、法令に基づく場合を除き、個人情報の目的外利用、提供を原則禁止した上で、本人の同意がある場合や法令の定める業務の遂行に必要である等の場合は、例外的に目的外利用、提供を可能としています。  地方公共団体の現行の個人情報保護条例においても、...全文を見る
○平井国務大臣 基本的には、国の法律の範囲で条例というものは収め、作られるものだと私自身は理解しているんですが、それを自治体が、よく横出しとか深掘りとかいろいろな言い方をしますけれども、そういうことは基本的には想定していません。
○平井国務大臣 委員が最初にお話しになった、個人がデジタル機器を利用しない生活様式とか選択も、当然やはり尊重しなきゃいけないと思います。絶対嫌だという人は当然そうだし、いまだに、瀬戸大橋を渡るのに、現金、物すごく高いんですよ、ETCに比べて。現金でわざわざ乗る人もいるし、それは個...全文を見る
○平井国務大臣 そこは大丈夫です。  これは、私のツイートを見ていただいたんだと思うんですけれども、見ていただいたんですね、ありがとうございます。このときに、ワクチンを打つにはマイナンバーが必要なのですかという国内でワクチンを打つときの話なので、国内でワクチンを打つということは...全文を見る
○平井国務大臣 これは、ワクチンの質疑で、私がツイートしたのではなくて、誰かのツイートに対して、聞かれたので、ワクチンを打つ人はマイナンバーがあるでしょうということなので。謝らなきゃ駄目ですか、これ。(吉田(統)委員「いえいえ。そういう誤解が与えられることだということでいいです。...全文を見る
○平井国務大臣 まず、デジタル化を進めるに当たっては、サイバーセキュリティー対策であるとかバックアップとか、電子データの適切な保管というのは、これは大前提だと思います。  その上で、これまでデジタルファーストとして、例えばデジタル手続法を制定する、これも私、担当でやらせていただ...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル社会基本法案では、SNSの浸透なども念頭に、多様なサービスの価値を高める、また、新しい価値を生み出すことによって、利便性の向上とか多様化及び選択の機会の拡大を図られるものではならないという、これは五条の基本理念の中に入れさせていただきました。また、広く国民...全文を見る
○平井国務大臣 マイナポータルに関しては、UI、UXの話は本当にずっと指摘されておりますので、これは本当に、行政と個人、暮らしをつなぐポータルとしてこれから育てていかなきゃいけないというふうに思います。  今、デジタル改革アイデアボックスの中にもマイナポータルの新デザイン案を掲...全文を見る
○平井国務大臣 チャットボットの活用というのは非常に重要だと思うし、これもUI、UXの一つだと思うんですけれども、常にチャットボットだってよくなるじゃないですか、時間とともに。こういうものをどんどんやはり使っていくべきだと思います。先生もそのような御意見だと思いますので、同じでご...全文を見る
○平井国務大臣 萩生田大臣に頑張っていただくということだと思いますが、世の中、スチューデントファーストで考えたときに、やはり当然やっていかなきゃいけないことというのはあるんだろうというふうに思います。
○平井国務大臣 デジタル化の遅れが顕在化したのが医療分野と教育分野、そして災害対応、この辺りはデジタル化という中で非常に重点分野だと思います。  そういう意味で、デジタル化の重点分野に関しては、我々もやはり力を入れてやっていきたい、そのように思います。
○平井国務大臣 今事務方から話したとおり、基本的に考えて、法律を超えて条例が自由に、例えば個人情報の保護を緩めたりとかはできるはずがないということで、想定していないということをお話ししたつもりでおります。
○平井国務大臣 現行の地方公共団体の条例の規定は、基本的には改正法の施行までに一旦リセットしていただくことになり、独自の保護措置として存置する規定等については改めて規定していただくことになると思います。  その際、現行の地方公共団体の条例の規定のうち、改正案の施行後も独自の保護...全文を見る
○平井国務大臣 例えば、個人情報の範囲等々に関して言えば、これは法律の枠の中でということになると思います。ですから、先ほどお話があったとおり、死者の情報は個人情報に入らないので、個人情報保護法とはまた関係なく条例で定めていただくということで、あくまでも基本的にはやはり法律の枠内で...全文を見る
○平井国務大臣 例えば、故意に個人情報の漏えい等を行った場合の罰則に関しては、行政機関の職員に対しては民間事業者よりも重い罰則が科されることとなっているなど、要するに、改正法案全体を見た場合には、行政機関に対する規制の方が民間より弱いというふうにはなっていないと考えます。
○平井国務大臣 今回、去年、コロナ禍で、人が外に出られない、接触できないというような状況の中で、やはりデジタル化をもっと進めておけばよかったというのはあります。ですから、わざわざ窓口に足を運ばなくても自分のやりたいことがやれるというのが一つだし、これは、官民挙げて、多分そういうこ...全文を見る
○平井国務大臣 HER―SYSに関しては、私が担当していたわけじゃない、厚生労働省が評価するべきものだとは思いますが。  厚生労働省のいろいろな、やっている仕事というのは、地方自治体にお願いしたり、地方の保健所にお願いしたり、つまり、こっちにいて全部頭で考えて、うまく完結すると...全文を見る
○平井国務大臣 将来目指す社会像というのが当然そこには出てくると思うんですけれども、先生さっきおっしゃったプッシュ型のサービスというのも、ほぼほぼない、まあ、ちょっとぐらいはあるという感じだと思います、現状では。  でも、それは要するに、国民なりそこに住む人たちに一律に何かのサ...全文を見る
○平井国務大臣 ワンスオンリー、ワンストップみたいなことをやはり考えていくためには、当然情報連携があってこそできるということだと思います。  そういうことを実現するためにも、やらなければならないことが結構たくさんあるんですよね。だから、例えば法人といっても、いろいろな形態の法人...全文を見る
○平井国務大臣 まず、紙の文書のやはり改ざんリスクとか、要するに、誰が見たか閲覧記録が残らないとか、紙は紙でいいところもあることは否定はしませんが、管理の面からいうと、やはりデジタルより劣る部分が非常に多いと思います。  デジタル化というのは、やはりいろいろな行政のプロセスを透...全文を見る
○平井国務大臣 先ほども答弁にあったとおり、順次APIを開発、提供することによって、民間事業者や行政機関などいろいろなウェブサービス提供者と接続してそのサービスを提供していくということなので、将来どこまで広がるかということは、国民が利便性を感じるというようなものに関してはこれはど...全文を見る
○平井国務大臣 個人情報保護上、外国の第三者への個人データの提供に当たっては、本人の同意を取得するか、日本の事業者が講じることとされている措置に相当する体制を提供先が整備していることを確認することが求められています。また、個人データの取扱いを別の事業者に委託又は再委託する場合には...全文を見る
○平井国務大臣 プラットフォーマーというのはこれからすごい競争環境の中に置かれると思います。今回、Zホールディングス社が個情委の方に自らそういう状況を報告に行ったというのも、やはり、今後、LINEであるとか、今度新しいZホールディングスがやる、プラットフォーマーとしての信用がなく...全文を見る
○平井国務大臣 さっきの、結局、下請構造とかそういうものもやはりオープンにしていくというのが非常に重要なこともあって、そういうことをやはりトータルで消費者というものは判断していくんだろうというふうに思います。  ですから、使ってもらえるためには、やはりそのトラストをいかに国民の...全文を見る
○平井国務大臣 システムをより、大きさだけじゃなくて、いろいろなことを実現しようとすると、そういう、それぞれやはり得意分野を持っているいろいろなエンジニアを集めて、一つの新しい価値をつくるということになっていくんだろうと思います。  そこで、やはり一番重要なのは、そういうプロジ...全文を見る
○平井国務大臣 それは、システムのアーキテクチャーの問題と、その下請の問題とはちょっとレイヤーが違う話かなというふうには思うんですけれども。  やはり、誰から見ても納得できるような形の、説明が得られるような開発体制をつくった上で、システム自体がどんどんどんどん下請に行くわけでは...全文を見る
○平井国務大臣 改正後の個人情報保護法第一条は、改正前と同様に、法の目的について、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを規定しています。  個人情報の有用性に配慮しつつというのは、要するに、情報を使わないことによる不利益というものもあるんだろうということだ...全文を見る
○平井国務大臣 私はそのようには思っていなくて、やはり国民が求めているサービスを提供する事業者が、こういうデジタル化で世の中が急速に変わっているところ、新しい価値を創造しながら提供してきたということで、個人情報というものを保護を緩めたからそういう事業者が出てきたというのは、アメリ...全文を見る
○平井国務大臣 総務省のことなので、私は今、事実関係は存じ上げないし、コメントする立場にないというのも御理解いただきたいというふうに思うんですが、私自身は、個人ですよ、個人としては、LINEの使用をやめておりません。ただ、役所は多分、私の記憶が正しければ、元々使っていないと思いま...全文を見る
○平井国務大臣 その言い回しは、私、一回も使ったことがないので、なかなか口にはできないんですけれども、こういうときには事実関係をきっちりと調べて、それを公表するということが一番重要で、あとは、そのスピード感だと思います。
○平井国務大臣 非常に難しい御注文をされますけれども、常にやはり冷静に判断していくということは非常に重要だと思います。  そして、今国民が利便性を感じているから使っているということと同時に、やはりその企業に対する信頼感があるから今まで使われてきていたということだと思います。企業...全文を見る
○平井国務大臣 この自己情報コントロール権という言葉は、これは難しいですね。その定義とか範囲とか、いろいろな意味で。しかし、定まった概念はないにせよ、自分が主体的に関わって、自分にプラスになることを選んでいく。そしてまた、自分の情報に誰がアクセスしたか、何のためにしたか、いつした...全文を見る
○平井国務大臣 今回の法案では、銀行にマイナンバーの告知を求める義務を課して、預金者には、付番の申出のしやすさ、その結果受けられる具体的な国民のメリットを充実させることによって、付番の実効性を高めるというところまでなんですよね。  まずは、この法律を成立させていただいて、円滑に...全文を見る
○平井国務大臣 委員のおっしゃるとおり、我が国の個人情報保護法制が地方公共団体の先進的な取組によって主導されてきたのは紛れもない事実であって、今後も、個人情報保護法の定期的な見直しにおいて、住民に密着した行政を行う地方公共団体の意見や提案は非常に重要だと思っています。  いわゆ...全文を見る
○平井国務大臣 これはデンマークでしたか、先にそういう法制をしたのは、たしか。  デジタル社会形成基本法は、同法案に示された基本理念にのっとったデジタル社会の形成に関する施策の策定、実施を国の責務としているという、これは十三条ですね、それによって府省においてDXを進めていくこと...全文を見る
○平井国務大臣 コンサル系の人ばかり来られちゃうと、デジタル庁は回りませんよね、全く。やはり、頭も動くけれども手も動くし、実際にエンジニアとしてのスキルを持っている人。今のところ、募集している人のジョブディスクリプションを見ていると、そういう方ではないんですね。ちゃんとやはり自分...全文を見る
03月22日第204回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(平井卓也君) この二十五日から、私の方でこのチームをつくりまして、このCOCOAの今後の、四月以降の新しい体制、契約も含めてやらせていただいております。それ以前のことに関しては、厚生労働省の方で検証チームで、それも今月中辺りにその検証結果が出るのではないかというふうに...全文を見る
03月23日第204回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○国務大臣(平井卓也君) まず、デジタル改革関連法案の要綱等の誤りについて私の方から発言の機会をいただきまして、まずはありがとうございます。  デジタル改革関連法案につきまして、二月九日の閣議決定、国会提出後、十二日に一部の誤りが判明したため、全ての資料の精査を行いましたところ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今回の事案につきまして、国会、とりわけ参議院の皆様への御報告が遅くなったことについて、改めておわびを申し上げます。  二月十二日に誤りが判明した後、事務方が関連資料の全体の精査を行ったところ、約二千ページにわたる大部であったために、誤りの全容把握に二月...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 事務方からは、誤りが見付かったのは閣議決定の対象である法律案の案文、理由ではなく、参考資料である要綱、新旧対照条文及び参照条文であったため、法案の内容面に及ぶ誤りではないという意味で形式面での誤りと説明したと聞いております。  しかしながら、国会の御審...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル改革関連法案については、昨年、私、九月十六日に大臣に就任させていただきまして、そして、九月三十日に今の法案準備室を発足させて、私自ら室長を務めまして、その準備室の下に各省から出向で審議官、参事官以下五十人規模の職員による体制を整えて、立案作業に集...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 法案準備室で、その作業については法案提出に向けて万全を期すよう事務方には指示をしておりましたが、指示しており、その進捗について随時報告を受けておりました。一方、要綱や参照条文等の参考資料についての誤りのないようにせよというような注意は、具体的な指示は私自...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 案文については、内閣法制局による審査を受けるとともに、事務的にも読み合わせを徹底するよう指示がされて、そのミスを発生させないような対策を講じていました。しかし、それでも、これ読み合わせというようなことで、幾らその法令審査支援システムを使っても相当な時間を...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今回の事案における対応は、法案作成部局である内閣官房IT総合戦略室及び内閣府番号制度担当室の判断で行ったところであり、その意味で最終的な責任は私にあると考えております。  こうした事態を改善するためには、法案の参考資料について、資料の管理の見直しや確認...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) もう先生のおっしゃるとおり、デジタル改革関連法案でございますが、作業はもう完全なアナログということになっております。  法案作成作業の業務の効率化、正確性を高めるための取組については不断に追求していく必要があるということを考えておりまして、この三月十八...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今回は、早急な対応として人員を増やすと、つまり人を増やして何とか対応しようということですから、先生の御指摘のとおりのことで、根本的な問題が片付いたということではないと思っています。  さっきお話ししました法令審査支援システム、これは法制局が使っているシ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) さっき柴田先生からも御指摘がありましたとおり、組織内の情報共有、そして意識合わせ、そして報告をするその流れ、そういうものやっぱり全部、今回不十分だったと思っています。  霞が関は、もう今までやっぱり完全なピラミッド型の組織であって、なかなか今回のような...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今回のデジタル改革関連法案については、令和二年十一月二十六日のデジタル改革関連法案ワーキンググループの取りまとめ及び十二月二十五日に閣議決定されたデジタル社会の実現に向けた改革の基本方針等を踏まえ、今年の二月九日に閣議決定及び国会に提出させていただいたも...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) ほかの法案に関しては、私担当しておりませんので、何とも申し上げようがありませんが、この法案に関して言えば、先生が大変すばらしい御指摘をいただきました。確かに、この新旧対照表の条文にデジタル庁が記載されているというのは、ちゃんと見ればおかしいなと思われる方...全文を見る
03月24日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○平井国務大臣 全て覚えている話でございまして、今、令和六年度までの実現に向けて総務省において関係省庁等と連携して準備を進めておりますが、確実に実行できるように私の方からも力を入れて取り組みたいと思います。
○平井国務大臣 もう平先生のおっしゃるとおりでございます。  どちらかが党に残りどちらかが政府に入るというようなことで今まで一緒にやってまいりましたが、世の中のやはり変化のスピードが格段に速くなっていることを考えたら、当然、今までやっていたことをやはり疑いながらこれから政策を進...全文を見る
○平井国務大臣 アメリカと日本の違いが大きいと思います。アメリカはやはりそうやって次の世代の企業を育ててきている、日本にはそういう感覚は今までなかったと思うので、このSBIRをデジタル庁としてどうやって実践していくかということを今前向きにいろいろと知恵を出しながら検討しております...全文を見る
○平井国務大臣 マイナンバー制度の導入の議論は、この間、玄葉先生もお話がありましたとおり、長い議論の中、政権交代を経て、そして現在に至っているということで、税制に関して言いますと、マイナンバーとは関係なく、そのときの政権の政策判断ということだと思います。
○平井国務大臣 デジタル庁の勧告権、デジタル大臣の勧告権ということですね。行政各部の施策の統一を図るために必要となる事務の遂行のために、関係行政機関の長、ですから各府省大臣等に対して行うものでありまして、地方公共団体に対して行う権限はございません。
○平井国務大臣 はい。  あくまでも、効率的、効果的なシステム構築を目指すものでありまして、個々の業務、運営に関することを口出しするつもりはございません。  したがいまして、デジタル庁設置法の下でのデジタル庁の権限が地方自治を侵害するものではないと考えております。
○平井国務大臣 マイナンバーの利活用の促進等により、透明かつ公正公平なデジタル社会を目指すというのは、委員と全く一致した考え方でございます。
○平井国務大臣 委員と全く同じで、書面、押印、対面、ここですよね、この三つをちゃんとやらなきゃいかぬということだと思うんですけれども、今回少ないんですよね、正直言って。  いろいろ対面でやるということ、例えば、委員の質問の通知の中で、高齢者医療確保法の領収書とか貸金業法の受取証...全文を見る
○平井国務大臣 まず、魅力的な職場、組織文化、そして誰もが参加したいと思うようなプロジェクトというのはやはり抱えていく必要があるというふうに思います。  それぞれのチームのメンバーが、それぞれの専門性を生かして、率直で忌憚のない議論ができる、要するに、フラットな組織文化の醸成と...全文を見る
○平井国務大臣 まず、LINE社に関しては、今、個人情報保護委員会の方で、報告徴収そして資料提供を受けて解析しているところだと思います。  個人情報保護委員会において、外国にある第三者への個人データの提供、委託先等の監視等に関する個人情報保護法の規律の遵守状況についての資料の提...全文を見る
○平井国務大臣 今回のLINEの問題で、外国の第三者への個人データの提供の在り方が急な論点となって今日の委員の質問にもつながっているということだと思うんですけれども、この点については、個人情報保護法を改正して、令和四年四月一日に施行予定の、これは令和二年度の改正ですね、において、...全文を見る
○平井国務大臣 これは安全保障の問題とか通信の秘密とかいろいろ関わるんですけれども、まずはその議論、先生の問題意識は理解しないわけではないんですが、まず、今回の事態が一体何であったのか、どういうことであったのかということがやはりきっちりと説明されて理解した上でじゃないと、一斉にこ...全文を見る
○平井国務大臣 一般論として、データの標準は国際標準に準拠することが非常に重要だと思います。  委員御指摘の性の多様性につきましては私の所管ではありませんが、各施策において多様な性の情報が必要となった場合には、システムにおいてそれに対応できるように、国際標準に準拠することは大切...全文を見る
○平井国務大臣 筋違いと私は申し上げていませんよ。それは了解していただけますね。(本多委員「はい」と呼ぶ)  監視社会は望んでいないと思います。ですから、日本の、例えば、先ほど話題になっていたとかよく話題になるCOCOAにしても、あれだけ個人情報とプライバシーに配慮しているから...全文を見る
○平井国務大臣 まず、私は個人情報保護の法案は担当しておりますが、個人情報保護委員会に対しては指揮命令、勧告権、ないのは御存じですよね。(本多委員「はい」と呼ぶ)  ですから、まず私が委員に言えることは、今回のこの法案で改正した後は、個人情報保護委員会は、必要な場合、行政機関に...全文を見る
○平井国務大臣 この委員会でも、個人情報保護委員会にこれほどエールが送られたというのは初めてだと思います。  その意味で、今回、法改正をして、委員の御指摘のとおり、権限を強化して、行政機関に対してもちゃんと勧告できるということ、これを適切に運用して、多くのデジタル社会のトラスト...全文を見る
○平井国務大臣 委員、今日、さっきの保護委員会と私の関係からいって、参考人で保護委員会を呼んでいただいていた方が委員の質問に対する答弁は正確を期すと思うんですよね。ですから、次回は是非保護委員会を呼んでいただいてというふうに思います。  そういうことで、私自身に対しても報告があ...全文を見る
○平井国務大臣 LINEの中で、LINEが気づいたのがいつというのは、私、存じ上げません。
○平井国務大臣 これ、もうさっき言った、個人情報保護委員会……(本多委員「いや、それは事務局と確認したって」と呼ぶ)いやいや、ちょっと聞いてください。  それで、今回、これは考えてみると、個人情報保護委員会に、報告徴収、そして資料が行き、それを精査をしていますけれども、現行の個...全文を見る
○平井国務大臣 来年の四月に施行するので、それに、不十分かもしれないということで、個人情報保護委員会に相談に来た、それが発端だと私自身は聞いています。多分それが正しいんだと思っています。それは、大きな会社が合併して、これから本格的なプラットフォーマーを目指していくといったときに、...全文を見る
○平井国務大臣 現行法に違法だったら、すぐ、違法だということで、個人情報保護委員会が動くはずです。(発言する者あり)  いや、ですから、それを私が判断する立場ではないので、それはもう是非、個人情報保護委員会の独立性というのは、与野党みんなで考えて、国会の意思としてつくったもので...全文を見る
○平井国務大臣 高い安いというのは何に対してのことなのかということで、これは一概には言えないとは思うんです。  今回のは、要するに情報連携と、そして結局、オリンピック・パラリンピックのためだけにつくっているシステムではないという仕様の発注になっているわけです。この短期間にこれだ...全文を見る
○平井国務大臣 この入札といいますか発注に関しては、専門家の目でチェックをした上で、それは私自身がその中身を全部見てチェックしているわけではありませんが、私も何度も確認した上で、それは一般的には高いと思うんですよ、当然。高いと思うので、本当に大丈夫かということは私の方からも何度も...全文を見る
○平井国務大臣 一つのきっかけになりました。(本多委員「だから、敬意を表して言っていますよ」と呼ぶ)
03月24日第204回国会 衆議院 内閣委員会総務委員会連合審査会 第1号
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○平井国務大臣 委員のおっしゃるとおり、医療の分野のデジタル化というのは遅れたと思います。しかし一方で、国民の期待は非常に大きいし、恐らく、デジタル化を進めていく上で、国民のメリットを最大化すれば、相当多くの国民の皆さんが喜んでいただけるのが医療分野だと思います。  一方で、今...全文を見る
○平井国務大臣 LINE社の場合は、先生がおっしゃったとおり、来年四月一日の施行の法律に合わせて、今回、自らそういう情報を個人情報保護委員会に報告をして、昨日の記者会見等につながったということだと思います。  八千六百万人が使っているということで、国民の関心が高いのでこのような...全文を見る
○平井国務大臣 今回のデジタル改革関連法案が描く社会像は、デジタルの活用によって国民の一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会であり、誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を進めたいというふうに考えています。しかし、多様な幸せの実現ということ...全文を見る
○平井国務大臣 データを活用することによる、要するにプラスメリットも非常にあるわけですね。それも国民に還元をされていくものの一つであるというふうに考えています。  地方公共団体の過重な負担とか、そういうものを委員は心配されているとも思うし、国民の心配みたいなものが問題意識にある...全文を見る
○平井国務大臣 今、法案、審議していただいている内容、そして、いただいている、予定される予算等々で、このデジタル庁というのは、つくるときに本当に思ったんですけれども、小さく産んで、そして世の中の変化に応じて対応できるようにすべきだろうということで、ところが、今いろいろな方々が、あ...全文を見る
○平井国務大臣 まず、デジタル監に関して、どんな人がいいのかという話ですけれども、やはりテクノロジーに関して高い見識と感度を持っているということと、今回、役人のチームと民間のチームの合同チームでいろいろなプロジェクトを動かすというマネジメントは相当高い能力を求めることになると思い...全文を見る
○平井国務大臣 これは、委員会の質疑の中で、マイナンバーに対する、その長い歴史の中で、国民のいろいろな、国民総背番号制の時代から、グリーンカードから、そして、途中で政権交代を挟んでマイナンバーというものが出てきた、この過程の中で、誤解があったということはやはりあると思います。 ...全文を見る
○平井国務大臣 いろいろな声があるということで、それには真摯に耳を傾けていくべきだと思いますが、私の今の立場は、デジタル化のプロセスを透明にして、できるだけ多くの国民に理解をいただくということに全力を尽くしたいと思います。
○平井国務大臣 このやり取りは、後藤先生とのやり取りの中で、分かりづらい点もあったかもしれないので、本当に、答弁させていただきましてありがとうございます。  まず、デジタル社会形成基本法第二十九条では、国及び地方公共団体における高度情報通信ネットワークの利用及び情報通信技術を用...全文を見る
○平井国務大臣 地方公共団体が情報システムの共同化又は集約の推進をしたが、結果的には共同化又は集約が実現できない場合も法律上は否定されるものではないんです。ただし、情報システムの共同化や集約を行わない理由に関する説明責任は、私は地方公共団体が負うものと考えていて、これは、是非、個...全文を見る
○平井国務大臣 憲法第九十二条における地方自治の本旨とは、地方自治体が地方の行政を自主的に処理するという団体自治と、地方自治体の運営は住民の意思と責任に基づいて行うという住民自治とを意味するものと承知をしております。
○平井国務大臣 先ほど総務大臣からの答弁のとおり、平成十一年に制定された地方分権一活法は、機関委任事務制度の廃止や国の関与の在り方の見直し等によって国と地方を対等、協力の関係に置くということを趣旨としたものであるというふうに認識しております。
○平井国務大臣 我が国のデジタル化の遅れの挽回は必要ですが、デジタル化自体が手段であって目的ではないんですね。  デジタル改革関連法案は、デジタルの活用により一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことを可能とすることで多様な幸せを実現するためのものです。  中央集権というよう...全文を見る
○平井国務大臣 自己情報をコントロールするということは、デジタルじゃなくても、アナログの世界でも、国民のその欲求というのはあると思います。日本でいうところの例えば情報銀行であるとか、一時議論されましたパーソナルデータストアであるとか、データポータビリティーの話とか、これからやはり...全文を見る
○平井国務大臣 委員の問題意識は、横出し、上乗せができるのかという話と、法律と条例の関係、そして地方自治の本旨というようなことだと思うんですが、本件に関して、今回、我々は、法律を出す過程において、相当地方自治体との意見交換をやってきたというふうに聞いております。  今回のこの改...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル化を進めるに当たって非常に重要なところは、まず、単純に今のやり方そのままでデジタル化しちゃ駄目だという、BPRをやれというのが一つと、先ほど先生が御指摘になったように、今までのルールで、そのままで、合わせてつくって本当にいいのかということだと思います。 ...全文を見る
○平井国務大臣 ですから、今回のは、法案の改正と、そして人員の強化と、両方必要なんだろうと思います。  委員が問題意識を持たれておるとおり、行政機関個人情報保護法を所管する総務省が毎年度、各行政機関における法の施行状況を調査、公表している。調査事項の中には、当該年度に発生した個...全文を見る
03月24日第204回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(平井卓也君) 統合型入国者健康情報等管理システムの契約についてだと思います。  このシステムは、オリパラ向けに用途を限定せず、広く日本への入国者を対象とし、入国に係る様々な手続を一つのシステムで一体的に管理することとしておりまして、これまで開発してきたシステムの大枠...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 統合型入国者健康情報等管理システムに関しては、米国に所在する会社一社に対して再委託されていると承知をしております。  新型コロナワクチン接種記録登録支援契約に関しては、国外の事業者には再委託されていないと承知しております。
○国務大臣(平井卓也君) コンソーシアムを構成する日本ビジネスシステム株式会社の再委託先であるJBS・USA・インク、これはカリフォルニアに所在しておりますが、これは日本ビジネスシステムズ株式会社の一〇〇%の子会社で、そこのアプリケーション開発のエンジニアを使っているということで...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 当該再委託先については、関係省庁等データ連携基盤に係るアプリケーション開発のために必要なエンジニアを確保する必要があることから、先ほどお話ししたとおり、再委託を行われました。なお、再委託に当たっては、個人情報の取扱業務の委託が行われていないということでご...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 委員にこれはお願いなんですけど、席に着いてから質問していただかないと、背中から質問されると私に対する質問かどうかがよく分からなくなりますので、お願いいたします。  原則禁止ということと絶対禁止というのと、そこはよく分かりませんが、基本的には禁止です。
○国務大臣(平井卓也君) さっきお話しさせていただきましたとおり、再委託を行おうとする場合には発注者の承認が必要になると。で、発注者からの当該国外事業者に対する一部業務の再委託の申請においては、アプリケーションの開発に係る業務の再委託となっておりまして、個人情報の取扱業務を再委託...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 本件の調達については、詳細な積算根拠や内訳をお示しすることにより法人の正当な利益を害するおそれがあり、また、国が今後行う契約の事務に関して国の財産上の利益を不当に害するおそれがあることから、開示を差し控えさせていただくものであります。  また、各省庁の...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 調達のプロセスというのはやっぱり透明化にしていく必要があると思いますが、ただ、この、委員聞いてくださいね、この積算の根拠に関して、もうまさに、そのそれぞれの企業のまさにコアコンピタンスに関わる部分でもあり、そういう意味で、そういうことを全部出すということ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 国家公務員倫理法第二十二条では、調査の端緒に係る任命権者の報告について規定しており、任命権者は、職員に倫理法に違反する行為を行った疑いがあると思料するときは、その旨を国家公務員倫理審査会に報告しなければならないと。  統合型入国者管理情報等管理システム...全文を見る
03月31日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○平井国務大臣 弱者に寄り添う弁護士として活躍されてこられた先生の問題意識は、よく分かりました。  デジタル化の問題にしても、口座にマイナンバーの付番をすることにしても、これは目的ではなくて手段でしかありません。ですから、弱者を救うというためにその付番が必要であれば、政策的な判...全文を見る
○平井国務大臣 まずは、デジタル改革関連法案について、参考資料である要綱、新旧対照条文及び参照条文に誤りがあったこと、国会への御説明が遅くなったこと、提出した正誤表が最終版でない途中のものを配付したことの三点について、改めておわびを申し上げたいと思います。  二月十二日に整備法...全文を見る
○平井国務大臣 二月二十六日に、法案策定部局から、参考資料に少なくとも二十か所以上の誤りが含まれているとの暫定的な確認結果について一報を受けた際、私からは、先ほども申し上げましたが、誤りの全容の把握をしっかり行うようにと強く指示をしたところでございます。  その後、三月九日に事...全文を見る
○平井国務大臣 もちろん私からは、そのような話はしております。
○平井国務大臣 まず、私が最初の一報を受けたときに、その全容把握とともに、国会への報告は、これは必要なので、早く全容を把握しろということは、もう最初から言っております。
○平井国務大臣 デジタル庁においては、能力と志を併せ持つ優秀な民間人材を広く集めるべく、原則公募による採用を行うこととしており、現在、第一弾としての民間人材採用を実施しておるところであります。  今般の採用でも、兼業も可能な非常勤職員として採用することとしており、優れた専門性を...全文を見る
○平井国務大臣 社会全体のデジタル化を進めていくに当たって、その人材を社会全体でどのように活用していくのかということは非常に大きなテーマだと思います。  我々は、国家公務員として、その人の能力に対して、また仕事に対して具体的なプロジェクトに参加をしていただくわけで、そういう方々...全文を見る
○平井国務大臣 本件の調達というのは、やはり異例な部分もあったなというふうに思います。目前に迫ったオリンピック・パラリンピックの開催に当たって、このようなシステムが必要だ、そして、民間企業における開発期間を確保するという意味で、スケジュール的には相当きつい、タイトな開発、しかも、...全文を見る
○平井国務大臣 法令上は問題ありません。
○平井国務大臣 それぞれのファイルに関して、個別に、やはり適正にそれぞれが判断してきたと思います。  悉皆調査の話だと思いますが、これは、全体の状況を私自身も今把握しているわけではございませんので、関係機関に協力いただいて今後検討を進めていきたいと思います。
○平井国務大臣 個人情報保護法とマイナンバー法のことに関してはよろしいですか。(川内委員「いいです、いいです、分かっています」と呼ぶ)分かっているんですね。  個人情報保護委員会は、国会同意に基づいて総理から任命された委員から構成される独立規制機関です。委員会が行う実地調査の権...全文を見る
○平井国務大臣 独立規制機関である個人情報保護委員会が行う勧告は、罰則による担保はないんです。しかしながら、行政部内において当然尊重されるものであり、先ほども申し上げたとおり、法の趣旨に照らしても想定されない。  万が一、行政機関が勧告にも従わない場合、最終的には、内閣の長たる...全文を見る
○平井国務大臣 あくまでも内閣の首長たる内閣総理大臣の立場からそういう指示をするということになります。
○平井国務大臣 韓国はGDPRではありませんので、個人情報の取扱いに関して韓国とどのようになっているかということは、私、今時点では存じ上げませんが、CBPRとかそういう形で枠組みが今後広がっていくのかどうなのか、これはまたちょっと勉強させていただきたいと思っています。
○平井国務大臣 当然、個人情報の取扱いに関しては、中国は別の法体系を持っていると考えております。
○平井国務大臣 個人情報保護の考え方、また、データの利活用による個人のメリット、そういうことで、最近いろいろな自治体、特に最近注目している、この間話題になりました会津若松市などは、完全にオプトイン型で、昨日電話で確認すると、市民の二割がそれに参加していると。そこには、健康情報、そ...全文を見る
○平井国務大臣 それは基本的な考え方として、やはり、それぞれの国民が納得できるような形、安心して自分の個人情報に関してそれを取り扱っていただけるようにするというのは国の責任だと思っております。
○平井国務大臣 附帯決議のお話でしょうか、については、私、まだ存じ上げませんので、これはそちらの、国会の方で皆さんで御議論いただいてお決めいただければと思います。(発言する者あり)
○平井国務大臣 言われていることの意味は理解します。今回の法案等の修正の話ですので、私の方からは今ここでどうこう言う話ではありませんが、委員の御主張は十分に理解させていただきました。
○平井国務大臣 いずれにしても、個人情報保護委員会による改正後の法の適切な執行を通じて、学術研究分野においても個人情報の適正な取扱いが図られることを期待したいと考えています。
○平井国務大臣 議員のおっしゃるとおりです。本人同意というのは自由意思によるものですので、従業員の意思に反して行われることがあってはならないのは当然だと考えていますので、マイナンバー法を所管する内閣府において適切に周知、広報をするというふうにさせていただきたいと思います。
○平井国務大臣 今月初めて私の地元の秘書が、自民党の香川県第一選挙区支部の収支報告書について、オンラインシステムを使って香川県選挙管理委員会事務局に提出しました。しかし、領収書については、膨大だったために、これはスキャンするのを諦めて持参したということで、ハイブリッドみたいなこと...全文を見る
○平井国務大臣 デジタル社会形成基本法案においては、国民の義務、責務は規定しておりません。  これは、三月十二日、後藤委員との質疑で答弁したとおり、第三条は、全ての国民が高度情報通信ネットワークを容易にかつ主体的に利用するとともに、情報通信技術を用いた情報の活用を行うという手段...全文を見る
○平井国務大臣 自治体の負担というものはこれから軽くなっていくためのデジタル化だというふうに思っておりますし、地方においてもデジタル化の恩恵が受けられるということこそ、いわば、国民側から見たら、地方のこれから大きなメリットだとも考えています。  いずれにせよ、地方自治体との連携...全文を見る
○平井国務大臣 今回いろいろな問題が露呈しましたけれども、やはり、要するに発注者側にベンダーと同等の能力を持っている人がいないということだと思います。その意味で、デジタル庁では、そういう民間のいわばベンダーのエンジニアと同等以上の方々の協力を得てこれからシステムというものをつくっ...全文を見る
○平井国務大臣 デジタルトランスフォーメーション、デジタル化というのは、多分、終わらないということがDXそのものだと思います。ですから、常に最適化を図り、変わり続ける、その強い決意を持つということ自体が今回非常に重要だというふうに考えているのと、今まで各省がやってできなかったのは...全文を見る
○平井国務大臣 非常に難しい問題だと思います。  今回、先生も冷静にLINEの問題を分析しておられましたけれども、元々、やはりインターネットというのがグローバルなものだという前提で、それを使うことが前提となった社会の中で、いろいろなSNSとかそういうものが出てくる、企業もグロー...全文を見る
○平井国務大臣 委員とは本当に問題意識が全く一緒なので、いつも話がかみ合うという意味では大変うれしく思っているんですが。  今回、デジタル化するためにはいかにアナログの世界で汗をかくか、それをやはり重視すると思います。  今回、マイナポータルからのオンライン申請のほかに、例の...全文を見る
○平井国務大臣 まず、災害のときとかということ以外に、今回、年金、児童手当、失業手当、生活保護の支給、国税の還付等、六十八の事務において口座情報を利用することにしております。  そして、委員御指摘の、公金受取口座や登録情報の変更については、預貯金者から登録口座の変更の登録申請や...全文を見る
○平井国務大臣 今回の法改正でどこまでいけるかということもあると思いますが、私自身も、銀行口座にマイナンバーが付番された世界観というものはあるべき姿として共有しておりますので、今回の改正によって多くの国民の皆さんに理解していただいて付番が進むことを期待しているというところでござい...全文を見る
○平井国務大臣 預貯金者本人の希望に基づくということですから、多くの国民に登録いただけるように我々は努力していかなきゃいけないというふうに思います。これは、いろいろなチャンネルを通じて行えるようにする、口座登録をですね。あと、金融機関との連携も必要ですし、この制度の周知、広報も非...全文を見る
○平井国務大臣 優れた専門性を持っている人材が、常勤、非常勤、兼業、副業といった多様な働き方を通じて様々な形で社会全体のデジタル化の推進に関わっていくような環境を用意することが非常に重要だと思っています。  このため、常勤、非常勤といった雇用形態や働き方については、募集職種の職...全文を見る
○平井国務大臣 民間の非常勤職員を受け入れることで公務の公正性に疑念が抱かれることがないように十分留意することは当然必要です。  民間から採用された職員についても、その採用方法にかかわらず、公正な職務の遂行、維持、職務専念義務の確保、公務の信用保持の観点から、守秘義務、信用失墜...全文を見る
○平井国務大臣 今般のデジタル改革関連法案に係る資料及び正誤表の誤りについて、文書チェックの体制が取られておらず、目視確認や読み合わせが不足し、誤りの発生時における報告意識が不足していることが課題であると考えており、対応策として、早速、三月二十三日に内閣官房IT総合戦略室に文書チ...全文を見る
○平井国務大臣 特定の国にそういう個人情報が寄った場合にリスクが大きいかどうかというようなこと、これは中国以外の国もそのような法律があるかどうか、私、存じ上げませんが、インターネットがグローバルで、そういう情報がグローバル的に動くという状況の中で、当然、そのリスクに対してはやはり...全文を見る
○平井国務大臣 先ほど濱村議員の質問にもあった話ですけれども、個人データの外国への移転に当たっては、まず、移転元の国内事業者が、移転先の国による個人情報へのアクセスを含め、法制上のリスクを評価した上で移転の必要性を吟味し、本人にも分かりやすく情報提供を行うことが必要だと。現在の個...全文を見る
○平井国務大臣 国が保有するデータの管理については、今後クラウドサービスの利用が進むことが考えられますが、政府としても、既にクラウドサービス利用の基本方針を策定しております。この基本方針では、データセンターが国内にあることを原則としておりまして、政府として、引き続き、データの性質...全文を見る
○平井国務大臣 今言われた政府システム受注実績の多い大手ベンダーというのは、ある意味では、なかなか人を、非常勤とはいえ、本当は出しづらいんだろうというふうに思います。調達制限にかかるケースが非常に多くなるし。そう思うんですけれども、基本的には、やはり、そういう政府のシステムという...全文を見る
○平井国務大臣 こちらは雇う側の方ですが、出す側の民間企業が兼業を認めていないというケースが結構あるんですよ。それで出せないということを先ほど申し上げました。
○平井国務大臣 いろいろな形を考えておりまして、委員御指摘の特定任期つきも考えております。
○平井国務大臣 御意見はもうよく分かっておりますので。  我々も、やはり公平公正というのは非常に重要だと思っています、利便性に加えて。そういうデジタル社会を目指して頑張っていきたい、そのように思っております。
04月02日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○平井国務大臣 先生にはいつも大変鋭い御指摘をいただきまして、ありがとうございます。  本法律案では、個人番号の取得に当たって、預貯金者の意思を適切に確認するため、個人情報保護法において一般的に求められる利用目的の本人通知又は公表にとどまらず、預貯金付番を行った場合の利用目的を...全文を見る
○平井国務大臣 金融機関のセキュリティーに関しては、まず一義的には金融庁そしてFISC、そしてその上にNISCというような形で見る。今朝も何か情報漏えいの新聞報道がありました。それぞれの所管官庁がまずはセキュリティーに関して大変厳しく見ていくということは、当然そうだと思います。 ...全文を見る
○平井国務大臣 その話は自民党内でももう十年前から議論していて、カードというものがいずれなくなる社会というのは必ず来るなというふうに思っている方々はたくさんいらっしゃると思います。私もそう思う一人ですが。  今回はまず、そういう意味で、携帯に搭載できるということを、スモールスタ...全文を見る
○平井国務大臣 ただいま御決議いただきました附帯決議に関しまして、その趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
○平井国務大臣 大変興味深い質疑として拝聴させていただきました。  いずれにせよ、今回の我々のミスは言い訳できるものではなく、仕事のやり方がどうであったとせよ、きっちりとした体制を組んでいれば防げたものだというふうに考えます。  一方で、政府全体として、三月三十一日に省庁横断...全文を見る
○平井国務大臣 法制の執務に関して、現在、法務省による法案執務業務支援システム、これはe―LAWSというやつですね、それと、内閣法制局による法令審査システムなどが運用されています。これが今連携しているわけでもないわけで、今後、政府全体の再発防止策の検討において、このようなシステム...全文を見る
○平井国務大臣 私も委員に激しく同意しますね。  先ほど何か、e―LAWSのことを法務省と言い間違えたかもしれませんので、それは総務省ということですが、こういうシステムを独自にそれぞれ持っていて、そして、これを効率よくは全く使っていないんですよね。要するに、手間がかかるように、...全文を見る
○平井国務大臣 先ほどから答弁があったとおり、開示請求は個人情報の取扱いの透明性を高めるものであり、また、個人情報に対する適切な本人の関与の観点からも非常に重要な仕組みだと思います。したがって、個人情報保護法に基づいて、事業者において適切に対応していただくとともに、個人情報保護委...全文を見る
○平井国務大臣 LINE社に限らず、SNS、多くの皆さんがただで使っているものに関して言えば、全て同様に感じています。  ここはやはり、本人にとって分かりやすい、過度な負担にならないもの。さっきの話を聞いておりますと、問合せフォームがたどり着くのが大変だと。アプリ上でそういうこ...全文を見る
○平井国務大臣 このようないろいろなプラットフォーマー、SNS等々に関して言えば、広く多くの国民に使われるという観点から、今の個人情報の扱いのみならず、セキュリティーの問題、全部含めて、やはり安全で安心な状態にあるべきだ、そのように思います。  その意味で、個人情報保護委員会、...全文を見る
○平井国務大臣 御指摘の資料は、基本方針を定めるに当たっての作業部会の取りまとめにおける民間のデジタル化支援についてのパートにおいて、事業者が行う行政手続等を念頭に、中長期的には完全なデジタル化に向けた対応が必要であり、そのために必要な支援を行うことなどを記載したものであります。...全文を見る
○平井国務大臣 担当者を通じてヒアリングを行いまして、報告を受けました。  前橋市においては、運転免許証を自主返納された高齢者の方々等がタクシーを利用する場合に運賃を補助するサービス、いわゆるマイタク事業を実施してきたものと承知しております。  マイタクの利用に当たり、従来は...全文を見る
04月05日第204回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(平井卓也君) 済みません、データ戦略については、九月一日に法律が通れば創立されるデジタル庁が一定の役割を果たしていくということなので、私から答弁をさせていただきたいというふうに思います。  思い返せば、平成二十八年に、官民データ活用推進基本法、これは起草に私が関わり...全文を見る
04月06日第204回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(平井卓也君) 政府のシステムのオープンソース化についてのお尋ねがありました。  一般的に、情報システムをオープンソース化することは、システムの開発、改善を迅速かつ効率的にできるというメリットがあると承知しています。  一方で、オープンソース化されたシステムは、セキ...全文を見る
04月14日第204回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(平井卓也君) この度、政府から提出をしたデジタル社会形成基本法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  情報通信技術が急速に進展し、国民の生活が大きく変化する中、データの利活用が、あらゆる分野における創造的かつ活力ある発展の実現のために不可欠となっています。...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 山田太郎議員の質問にお答え申し上げます。  国の情報システムにおける国産クラウドの採用と政府のデータセンターの国内整備の可能性についてのお尋ねがありました。  現在、政府情報システムの共通的な基盤、機能を提供するガバメントクラウドの検討を進めていると...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル改革関連法案の参考資料の誤りの原因についてお尋ねがありました。  まず、法案の参考資料に誤りがあったことについて、改めておわび申し上げます。  デジタル改革関連法案については、政府として喫緊の課題であるデジタル化についてスピード感を持って対応...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 平木議員の質問にお答え申し上げます。  行政サービスへのアクセシビリティーについてのお尋ねがありました。  デジタル社会形成基本法案が目指すデジタル社会では、全ての国民が、情報通信ネットワークの利用や自由かつ安全な情報の活用を通じて、デジタル社会の様...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 柴田議員の質問にお答え申し上げます。  行政サービスの利便性向上、行政運営の簡素化、効率化についてのお尋ねがありました。  行政におけるデジタル化においては、それ自体を目的とするのではなく、対面原則や書面原則などの制度そのものを見直し、利用者と行政機...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 矢田わか子議員にお答え申し上げます。  デジタル化による中央省庁の業務改善と働き方改革についてのお尋ねがありました。  行政におけるデジタル化においては、それ自体を目的とするのではなく、対面原則や書面原則などの制度そのものを見直し、利用者と行政機関間...全文を見る
04月19日第204回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(平井卓也君) 先生、質問ありがとうございます。また、あしたからの法案の審議でお世話に内閣委員会でなります。  確かに、そのマイナンバーカード、マイナンバー制度全体で見ますと、カードの普及枚数というのは我々が想定しているよりは少し遅いペース。しかしながら、ここに来て急...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) そのことに関しましては、実は私ではなく厚生労働省にお聞きいただいたらというふうに思うんですが、通常考えた場合は、なかなかそういうことではなくて、訴訟になる、若しくは話し合って金額が出る等々ということだろうと考えております。
○国務大臣(平井卓也君) 今回のいろいろな厚生労働省での総括の文書を私も読ませていただきましたが、そういうことが起きないようにデジタル庁の開発の体制をつくっていくということだと思っています。  御指摘のその各省との連携の話なんですが、厚生労働省にも関係省庁として声が掛けられたが...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 私たちの方がそのアプリの改修、新しいそのAPIの対応等を引き継ぎましたので、今、改修はもう間もなくリリースすることができます。その上で、国民の皆さんに更に知っていただけるように努力していきたいと考えております。
○国務大臣(平井卓也君) 質問ありがとうございます。  マイナポータルは、行政機関が保有する自分の情報へのアクセスを可能にして、自分に関する行政機関の間での情報連携の記録を確認できるなど、マイナンバー制度における国民の信頼確保と安全、安心なデジタル社会の基盤として今後とも整備し...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 御指摘なのはこのTeCOTということですね。システムに関しては最初から把握していたわけではございません。
○国務大臣(平井卓也君) 統合型入国者健康情報等管理システムに係る調達については、一月二十五日付けで二十九事業者、三月十二日付けで八事業者について、業務の一部を再委託等を行うことについて承認しており、本日現在、三十七事業者に対して再委託等をされているものと承知しております。  ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 事前説明会はやっていないですけれども、見積りは取っていたということだと考えます。  年末年始の、これ、私、衆議院の委員会でも答えました。確かに異例中の異例の発注の期間ではあるんですが、法令、法律的には問題ないということを確認した上でそのようにさせていた...全文を見る
04月20日第204回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○国務大臣(平井卓也君) この度、政府から提出をしたデジタル社会形成基本法案につきまして、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。  情報通信技術が急速に進展し、国民の生活が大きく変化する中、データの利活用が、あらゆる分野における創造的かつ活力ある発展の実現のために不可欠とな...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 質問ありがとうございます。  デジタル化の取組については国際比較を、国際規格のランキングが公表されていますが、ほかの国々と我が国とでは社会的な背景とか国家規模等も異なるため一概には比較できないものの、日本のデジタル化がやっぱり相当遅れているというふうに...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) もう委員御指摘のとおりで、これまで内閣官房に政府CIOを置いてデジタル化を進めてまいりましたけれども、そのデジタル社会の形成に重要な分野をまたがるIDや認証等の固有の事務を持っておらず、その権限は各府省の施策の総合調整のみに限られていたこと、総合調整につ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 限られた資源を有効に活用して国民から信頼される質の高い行政を展開していくためには、的確な情報把握と課題設定の上で、確かなロジックとエビデンスに裏付けられた政策立案を行っていくというEBPMの取組は非常に重要だと私も考えています。  また、デジタル社会の...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) それもういろいろなことをやらなきゃいけないと思っていまして、まず、デジタル活用支援員は総務省さんの方の予算で全国に配置をしようということで、一部実証も踏まえて実施されると思います。  そして、デジタル庁としても、まず職員の研修、これ、国家公務員のみなら...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) このデジタル三原則を国会で成立させたときのIT担当大臣も私でしたので、この法案に関しては非常に思うところがあります。そして、なかなかこの三原則どおりに国のシステムがなっていないという問題も感じていますし、結局、今までの当たり前をやっぱり疑ってつくり直すと...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 御指摘の報告書は、厚生労働省においてIT室のCIO補佐官を含む専門家の技術的助言も受けて原因や再発防止策を整理したものと承知していますと。  報告書において、今回の不具合が見逃された原因は、バージョンアップの際に適切なテストが実施されなかったこと、Gi...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 全くおっしゃるとおりだと考えています。  特に、このアプリ等のその開発に関して言えば、リリースしてからが実は本番だというぐらいの認識でやらなきゃいけないということで、やっぱり契約の仕方も変えていかなければならないというふうに考えています。そこの認識が全...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) さっきの話ですけれども、やっぱり日本って、光ファイバーとか携帯電話のカバレッジやそのデータ通信のスピード、要するに、非常にすばらしいインフラを持っていながら、国民が、要するに本来のデジタル化の恩恵というものを国民に届けることができなかったのはなぜかという...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 仮に、御指摘のようにデジタル社会形成基本法案の第十条を修正しますと、デジタル社会の形成に当たって重要な要素となる、信頼性のある情報の自由かつ安全な流通、DFFTですね、法人の権利利益の保護、国の安全が削除されるといった課題があると考えています。  また...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル社会形成基本法案第二十九条においては、情報システムの共同化又は集約の推進と規定しており、推進が物事を推し進めるという意味であることから、情報システムの共同化又は集約を行うことだけでなく、それに加えて共同化又は集約に向けて検討を進めることも含まれる...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル社会形成基本法案の第三十七条第五項においては、重点計画の案において、地方自治に重要な影響を及ぼすと考えられる施策について定めようとするときは、当該施策について、都道府県知事、都道府県議会の議長、市長、市議会の議長、町村長又は町村議会の議長の全国的...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 本改正により地方公共団体情報システム機構から署名検証者等への基本四情報の提供が可能となりますが、基本四情報は、本人を特定するための基本的な情報として広く利用されているものであるとともに、その提供は利用者本人の同意が前提であるため、利用者の意思に反した情報...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 移動端末設備用電子証明書については、市区町村窓口における対面での本人確認を経て発行されたマイナンバーカードの電子証明書を信頼性の基礎として用いることで、オンラインで簡便かつ確実に発行することが可能となります。  これに対し、仮にマイナンバーカードを持っ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 修正案における個人情報の取扱いについて自ら決定する権利とは、いわゆる自己情報コントロール権を念頭に置いたものというふうに理解をしております。  いわゆる自己情報コントロール権については、その内容、範囲及び法的性格に関して様々な見解があって、明確な概念と...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) この地方公共団体の条例制定権については、憲法及び地方自治法において法律の範囲内で条例を制定することができる、憲法九十四条、地方自治法十四条一項ですね、ことが明記されており、改正後の個人情報保護法の下における条例の制定についても、基本的にはこの考えが当ては...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 改正後の第六十九条は、現行の行政機関個人情報保護法第八条の規定を引き継ぎ、行政機関等における個人情報の目的外での利用や提供を、本人の同意がある場合のほか、相当の理由や特別の理由がある場合に限り認めることとしております。  ここで、相当の理由や特別の理由...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) いわゆる自己情報コントロール権を憲法上の権利として認めるかどうかということは司法の場で判断されるべきと考えておりますが、少なくとも我が国の最高裁判所は自己情報コントロール権を憲法上の権利としては認めていないと認識しています。  その背景としては、まず、...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) このとき確かにそのようにお話ししたのは、日本では情報銀行、EUではパーソナルデータストア、この二つのビジネスモデルを検討して、それをいろいろ進めてこられました。ところが、今は、そのEU関連のいろんな皆さんのお話を聞いても、やっぱりパーソナルデータストアと...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 我が国の個人情報保護法制が地方公共団体の先進的な取組によって主導されてきたことはもう紛れもない事実であるということを改めて申し上げさせていただいた上で、今回の改正案でも、全国的な共通ルールを設定するに当たって、地方公共団体の個人情報保護条例の内容を踏まえ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) このデジタル化という言葉が何かもうバズワードのようになっている、その問題意識は私もあります。特に、DXなんというのはもう完全にバズワード化したなというふうにも思うんですけれども、されど、そのデジタルの言葉というのを何かちゃんとした日本語に置き換えるという...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 委員の御指摘ももっともなことだと思います。  なぜ今回その十万の給付が滞ったかということに関して問題意識を持った上で、実は、今回の給付金の口座登録の法律は、もう与野党で議員立法でずっと温めてきたものを今回我々政府の方で提出をさせていただいているんですが...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) それはそうだと思います。そして、今、今まで児童手当とかそういうものも、自治体の皆さんの窓口で手続をしてお金を給付するということですが、国民に困ったときに給付するという法律がないわけですよ、今の日本の国は。今回初めてそれができるということですから、それによ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) まず、今回は、給付金の法律改正もしていますが、一番大きいのは、二〇〇一年から施行されているIT基本法を廃止してまでもデジタル社会形成基本法を設置をお願いしているということです。ですから、その形成基本法の中に我々が目指す社会像というものを書かせていただいて...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 何がどう変わるかということでいいますと、政府のシステムのつくり方が変わります。これは地方自治体もそうです。基本的なアーキテクチャーから全部見直しますし、今回、予算を我々一元管理させていただきます。最初はこの八千億のうち三千億ぐらいしか我々見られませんが、...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル化は手段であって目的ではありません。技術も全部そうだと思います。  しかし、もう議員もお気付きだと思いますけど、国のその行政の仕事の仕方、地方自治体も含めて、効率的で生産性が高いとは思わないと思います。そこが今後変わっていくということが一つ。 ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今回の私が言っているその口座の話は、公金受取口座登録法案というやつですね。これは、国民の皆さんに任意で公金受取口座、受取のための口座をマイナンバーとともに登録していただき、その口座情報を災害や感染症などの緊急時の給付金等の支給に使用できるようにすると。こ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 午前中もあった質問だと思うんですけれども、これは、私が三月十二日に衆議院で、委員会で後藤祐一議員への答弁として、地方公共団体にとって情報システムの共同化又は集約の推進が基本的には義務であるという旨を申し上げたところでございます。  情報システムの共同化...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル社会形成基本法の第三十七条五項の規定は、施策の実施主体となる地方公共団体の執行機関たる都道府県知事及び市町村の、市町村長の全国的連合組織、議決機関たる議会の全国的連合組織に対して意見を聴くことにより、重点計画の作成に当たって地方公共団体の意見が反...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) それはもう全く委員の意見は正しいというふうに思っていて、今回、河野太郎大臣の下でワクチン接種記録システムをつくることになり、我々、IT室を中心としたチームが発足したわけですけれども、このときにはもう徹底的に自治体で、現場で使う方々の意見を取り入れながら、...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル改革関連法案が目指す社会像は、デジタルの活用によって一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会であり、その実現のために、デジタル庁は、デジタル化の基盤整備に取り組むとともに、これらの基盤を活用し、国、自治体、準公...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) ありがとうございます。  本当に御党の皆さんとは長く一緒に、特に高木先生とはもう十年以上この問題について一緒にやらせていただいて、超党派の議連で今までいろんな法案も審議をさせていて、議員立法にも取り組まさせていただいたような経緯があります。  そうい...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル社会形成基本法案第三条は、御指摘のように、昨年末に閣議決定したデジタル改革の基本方針における誰一人取り残さないデジタル社会の実現の部分を受けたものであります。  本法案は、我が国が目指すべき社会の姿やそれを達成するための国としての取組の基本的な...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生のおっしゃるとおり、これまで、内閣にIT総合戦略本部を置いて、内閣官房に政府CIOを置いて、IT政策を進めてきました。  実は、二年前に私このIT担当大臣をやらせていただいて、退任の記者会見のときに、今の大臣の権能だと恐らくシステムを横断して最適化...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) それはもう当然のこととして我々想定している内容というふうに考えていたからでございます。
○国務大臣(平井卓也君) この官民合わせて五百人程度で国のシステム全体を見ていくというようなこと、これは大変な要するに仕事量になりますので、もう固定化された組織だとなかなか全部のミッションをこなせないというふうに思います。  デジタル庁は、情報通信技術の急速な発展とか行政需要の...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル化に当たっては、そのデジタル化自体を目的とせず、利用者の利便性向上等を目指してまずは業務改革を徹底したいと、その上で使い勝手のいいものをつくっていきたいと思っています。  具体的にシステムを整備するに当たっては、対面原則や書面原則などの制度その...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) もう先生のおっしゃるとおりで、プロセスを透明化する、今回のCOCOAの不具合のことを振り返ってみても、やっぱりできるだけ早く問題を明らかにした上でその対応の仕方もちゃんと報告できるということが非常に重要だというふうに思います。  昨年末に閣議決定したデ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生のおっしゃるとおりで、最初はちょっと御祝儀的なところもあって多くの皆さん応募してくれていると思うんですね。ただ、組織がやっぱり風通しが良くてちゃんとした実績が上げられるかどうかというのを多くの皆さん注視していると思います。なので、この組織文化のつくり...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 委員御指摘のとおり、デジタル庁を含めた政府部門において、行政官としてデジタル改革を牽引していく人材を確保することは非常に重要だと認識しています。  このためにも、まずはいわゆるデジタル人材に対する採用募集活動を強化して、令和三年度から、デジタル庁を中心...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル庁は、当面の重点課題として、マイナンバーの利用促進やベースレジストリー、ガバメントクラウドの整備など、デジタル化の要するに基盤構築に取り組まなければなりません。その基盤をつくった上で、準公共分野や民間分野を含めて社会全体のデジタルトランスフォーメ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 法律が通るまで、通っていないのにその勧告権について、今非常に私、答弁しづらいのも御理解いただいたらと思いますが。  さっきの住民票の話等々に関して言えば、そのマイナポータル等々を使うと、恐らく役所の窓口行かなくても可能になるというのはできると私は思いま...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 国家資格の情報連携・活用システム、これ仮称ですけれども、国家資格の登録等に関する事務について、マイナンバーの利用や住基システムとの連携等を可能にすることによって、添付書類の省略等による登録等の手続の簡素化、行政機関等における登録等の処理の効率化、登録情報...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 公金受取口座登録法案は、国民の皆様に任意で公金受取のための口座をマイナンバーとともに登録していただき、その口座情報を、災害などの緊急時の給付金を始め、様々な公的給付の支給に利用できるようにするというものでございます。  多くの国民に登録いただくため、口...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 確かに、今回、皆さんに御迷惑をお掛けしたのは、参考資料とはいえ間違いがあり、そのことに関して皆さんに大変御迷惑をお掛けしました。  ただ、法案の今回の束ね方なんですけど、怒られるかも分かりませんが、本当はもっと束ねたいんですよ。恐らく、このデジタル改革...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生のおっしゃるとおりだと思います。  結局、情報システムの安定的、継続的な稼働によるサービス保証などの観点から、今回のCOCOAなんかはまあそういうことだったんですが、システム稼働前も含めて検証、監督がやっぱり重要です、あっ、監査が重要です。そのため...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生が今言ったお話は、今回の法律が通ればできます。ですので、スピードアップした給付ができるようになると考えていますので、これは厚生労働省において制度設計をしていただいて、できるだけ早く給付するということだと思います。  問題意識も一緒ですし、迅速化すべ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) このNISCができたときのサイバーセキュリティ基本法、法的根拠を与える法律もこれ議員立法だったんですね。そのときのことも思い出して考えますと、NISCはNISCとしてのやっぱりミッションがあるなというふうに考えています。  そして、デジタル庁は、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) J―LISには、今、地方の職員の研修とかいろんな機能があります。非常に重要な組織だと思っています。  公的個人認証を含めたマイナンバーカードに関しては、国の責任においてシステムの安定性を更に高めていく必要があると思います。ですから、地方公共団体情報シス...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 国の調達においては、会計法令に基づいて一般競争入札を原則としていますが、入札に参加するためには事前に全省庁統一資格の取得が求められており、会社の規模や実績などに応じてランクを定めて、調達案件ごとに参加できる会社のランクを指定しています。また、契約を締結し...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) やっぱりデジタル社会においては、個人情報も含むデータについて保護を図りつつ活用していくということがやっぱり前提だと思います。そして、先ほど先生がおっしゃっていたとおり、自分に具体的なメリットとして返ってくるならこういう情報を提供したいという方がたくさんい...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル社会形成基本法案第二条に規定するデジタル社会とは、ネットワークやデータの利活用により、あらゆる分野における創造的かつ活力ある発展が可能となる社会であり、その実現のために、行政手続のデジタル化を含む高度情報通信ネットワークの利用及び情報通信技術を用...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先ほどからお話がありましたとおり、行政機関の非識別加工情報は、個人情報保護の観点からは、個人情報ファイル上の個人情報を個人情報保護委員会が定める基準に従って、特定個人を識別できず、また復元もできないように加工すること、法人の利益を害するおそれ等、その他の...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 入試情報などが提案募集の対象とされていることは認識していますが、独立行政法人等の非識別加工情報については、行政機関非識別加工情報と同じく、特定の個人を識別できないように、また元の個人情報を復元できないように加工したものであって、個人の権利利益の保護を確保...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 改正案では、情報公開法上の不開示事由に該当する情報をあらかじめ加工元の情報から削除することを義務付けるなど、住民の信頼を損なうことのないよう万全の措置を講じた上で、地方公共団体においても匿名加工情報の提案募集を行うことを規定させていただいています。  ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先ほどお話ししたとおり、その権利侵害が想定されないと、非識別加工情報については、ということで、独立行政法人等非識別加工情報の提案募集においては、行政機関非識別加工情報と同様に、本人から自らの個人情報の利用の停止や削除について請求できる規定はありません。
○国務大臣(平井卓也君) もう完全に復元不可能な個人情報、匿名加工情報にした時点で個人情報ではなくなる、本人とは関わりのないものになるということですから、その心配はないのではないかと、そのように考えております。
○国務大臣(平井卓也君) デジタル技術の活用を通じた高度なデータ処理は、様々な社会課題の解決や新たなサービスを通じた国民生活の向上への貢献も期待されています。一方で、大規模なデータ収集と処理、適用が仮に不当な目的、不透明な態様で行われた場合、大量漏えい等の危険性を含め、国民や消費...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) まあ、プロファイリングに関しての問題意識というふうに理解しました。  個人情報の利活用も含むデジタル経済の進展も踏まえ、世界的に個人情報保護法制が今整備されています。GDPRにおいては、個人が自己のデータの取扱いに主体的に関与するための規定が個別に設け...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今回の法案には盛り込まれているという理解で結構でございます。
○国務大臣(平井卓也君) これ、概念として、先ほどから何度も言っていますが、論者によって理解の異なる外延とかその概念とか、外延が確定していない概念を法律にもう権利のように書いてしまうとやっぱり混乱が生じるおそれがあるというふうに思っています。  具体的には、例えば自己情報コント...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) その不適正な利用の具体的な基準のお話だと思うんですけれども、個人情報保護法の解釈については、委員御存じのとおり、いわゆる三条委員会である個人情報委員会からやっぱり答えるべきだと考えております。
04月22日第204回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○国務大臣(平井卓也君) 大変重要な御指摘だと思います。  柔軟な発想によって利用者の利便性向上とか事務の効率化が進むことが本来のデジタル化の意義の一つなんですけれども、やっぱり失敗を恐れ過ぎる霞が関の文化とか、前例踏襲をするというようなこととか、アナログを単純にデジタルに置き...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) この自己、自分で自分の情報をコントロールするということができるようにするという話は、官民データ活用推進基本法を制定するときに、これももう与野党一緒になって議員立法で作った法律ですけど、さんざんいたしました。  これ、確かに自己情報コントロール権と言って...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) セキュリティー・バイ・デザイン、そしてサービス・バイ・デザイン、これ基本的にデジタル庁が考えているセキュリティーのといいますかシステム開発の方針なんですが。  委員の問題意識は私も共有しています。でも、一方で、このFedRAMPもISMAPも物すごいコ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) このデジタル敗戦ということに関して言えば、これはもう官民含めてというふうに私自身は認識をしています。  政府全体の政策からしますと、IT政策の優先順位は今まではやっぱり高かったとは言えません。そして、国民側のデジタルへの期待も必ずしも大きくなかったとい...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 当時のことも私よく覚えておりまして、要するにデジタル化でできた形ができればいいじゃないかと。つまり、仕事のやり方は余り見直さずに、取りあえずこれがデジタルだというようなことで、数値目標も掲げてできるようにはしたんだけど、使われないというようなものも多かっ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今回の法案は、デジタル庁や内閣情報調査室に情報収集に関する新たな権限を付与するものでは全くありません。個人情報がデジタル庁や内閣情報調査室を通じて官邸に吸い取られるのではないかという懸念は、これはもう全く当たらないというふうに考えています。  個人情報...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) これはもう度々衆議院でも、また本委員会でもこの自己情報コントロール権について御質問がありますが、まずはその内容、範囲及び法的性格に関しては様々な見解がありまして、明確な概念として確立していないこと等から、改正案の中で一般的な権利としては明記しなかったとい...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 保有個人情報の行政機関等に対する目的外提供が例外的に認められる相当の理由とは、個々の事案に応じて個人の権利利益保護の必要性と個人情報の有用性を比較考量して、個人情報の有益性が上回る場合と答弁をさせていただいています。現行法の下でこの相当の理由に基づく保有...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 個人情報保護委員会というのはいわゆる三条機関ですから、高い独立性と政治的中立性を有する機関であって、行政機関による個人情報の目的外利用に関しても、個人の権利利益の保護の必要性と個人情報の有用性の両面から適切な判断をすると思っています。  また、個人情報...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今回の個人情報保護法制の一元化は、個人情報保護法、行政機関個人情報保護法、独立行政法人等個人情報保護法の三法を統合して一本の法律とするとともに、地方公共団体等の個人情報保護制度についても統合後の法律の中で全国的な共通ルールを設定し、独立規制機関である個人...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 個人情報保護委員会においては、専門的知見を有する独立規制機関として、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護するという法目的を達成するため、適切な執行をやっていかなければならないと考えております。  改正法の施行後、個人情報保護委員会は、従来...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 各地方公共団体において個人情報の保護について異なる規律やその解釈を採用していることがデータ連携の支障になっているとの長年の指摘もありまして、今回の改正はこの二千個問題を解消することを目指すものであります。  そして、以前の私の答弁、リセットと申し上げた...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 矢田先生に対する私の答弁だったと思いますけど、まず、これ本当にいろいろあるんです。  まず、マイナンバー関連でいきますと、今、情報連携ですね、これ今、社会保障と税と災害の三分野以外の情報連携というのはまだ全然道半ばということだと思います。それと、在留カ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 要するに、今回の法改正で何ができるのかというようなことを含めてちょっと説明させていただきたいと思います。  今回の法律の改正は、そもそも、新型コロナウイルス感染症への対応において明らかとなったやっぱりデジタル化の遅れを課題として法改正しています。例えば...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル庁は、今回の新型コロナウイルス感染症への対応を通じて明らかとなった、国、地方自治体のシステムがばらばらに整備されて、デジタルの一番のメリットであるこの情報連携が図られていなかったということを問題として、それを解決するために創設するということでござ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル庁が整備して、各省庁や地方自治体が利用することを想定しているガバメントクラウドにおいては、政府の人事・給与関係業務情報システムや文書管理システムなど個々の業務システムに関するデータも格納することを想定しています。  しかし、当該データへのアクセ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 参考になる事例ということなので、私がよく知っている範囲でちょっとお答えさせていただきます。  個人情報を活用して国民が本当にメリットを感じるということですよね。例えば、今、会津若松市はスーパーシティ等々で非常に前に向いて進んでいるんですが、会津若松市の...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル改革には誰一人取り残さないという視点が不可欠であり、今回、我々は、デジタル社会形成基本法において、経済的な状況に起因するものを含めてアクセシビリティーを保障しようと、情報の活用の機会等の格差是正が着実に図られなければならない旨を規定しています。こ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) まず、デジタル化というのがその目的みたいに誤解されるのが一番私は困ると思っていて、あくまでも手段です。我々が生きているこのアナログの空間の要するに質を高めて、人がいかに幸せになれるかということが我々の一番の目的ですので、そこのところを、まあデジタルという...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 委員御指摘のとおり、もう二〇〇〇年ぐらいからこの発注の問題はずっといろんな形で顕在化していました。  今委員に言われて思い出したのは、電気通信役務契約という発注の仕方もあって、もうこれこそ丸投げ、しかも、システムに対する所有権というか著作権も政府が持た...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生ともう全く同じ問題意識持っています。特に、先生が御指摘の医療分野のデジタル化については、国民の期待がもう非常に大きい分野でもあります。  したがいまして、デジタル庁の創設後は、デジタル庁が情報システムに関する整備方針を関係府省と共同で策定、推進し、...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) このデータの話は、二〇一六年に制定した官民データ活用推進基本法、これももう公明党さん始め、また野党の皆さんにも協力して作った法律なんですが、当時から要するに日本はやっぱりデータをちゃんと使おうねということで、これはもう与野党共通の認識だったと思います。ま...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 地方議会のオンライン化というのは総務省の所管ですけど、先生のお話しになったとおり進んでいるところはどんどん進めていて、私も見ていて、非常にその委員会等がオンラインになるというのはいいなというふうに思います。  それに比べて今の国会はという先生のその御意...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル庁においては、自らのその専門分野への知見を有することは大前提として、デジタル庁の理念や価値観に共感できる、能力と志を併せ持った人材を採用したいというふうに思っています。今のところ、デジタル庁に対する期待は非常に多くて、多くの方々、いろいろな能力が...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 議員の御指摘のとおり、教育機関におけるデジタル化に関する教育の充実は非常に重要だと思っています。  今般のデジタル社会形成基本法案の第二十五条においても、施策の策定に関する基本方針として、デジタル社会の発展を担う専門的な知識又は創造的な人材を育成するた...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) サイバー攻撃はもう年々増えていまして、JAXAに限らず、政府機関というのはもう毎日すごい数のいろいろな攻撃を受けています。そういう意味で、それをやっぱりはねのけていかなきゃいけない、その体制は必要だと思っています。  デジタル庁は、セキュリティー・バイ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 究極に目指すのは、やっぱりデジタルを意識しないデジタル社会というのにいずれなるんではないかというふうに思います。そして、日本どこに住んでいても、いろいろな多様な選択肢の中で自分の人生設計を立てられる。今回、デジタル庁も、要するに東京在住の方ばっかりじゃな...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生のおっしゃるとおり、政府のデジタル化の効果を最大限に発揮するためには、既存の業務を単にシステムに置き換えるという形で、システムの利活用だけを推進するのでは駄目で、やっぱり今までのその業務のやり方を変えると。例えば、対面原則とか書面原則などの制度そのも...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) まず、各省庁が所管する各種免許、国家資格等に関しては、現在、必ずしもデジタル化が進んでおらず、紙ベースでの処理が行われているため、資格者にとっても行政機関にとってもコスト、労力の両面で負担が少なくないと考えます。  これをデジタル化するとともに、住基シ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生がこのデジタル化に対して非常に積極的な姿勢を取っていただいていることに、まずは大変心強く思います。  今言ったやっぱり児童虐待の現場でも、いろいろやり方はあると思います。ですから、是非、デジタルはやっぱり人を助けるために使われなきゃいけないというふ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今般のデジタル社会、デジタル改革関連法案は、個人の、個人情報の保護や人権に十分配慮しておりまして、御指摘のようなデジタル監視社会を目指すものでは全くないと思っています。これは、我が国がデジタル改革を進めていく上で守るべき大前提と考えています。  そもそ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 個人情報保護制度は、その国の文化とか歴史的な違いなどを背景に、国や地域によって様々であって、制度の比較は容易ではない。ただし、グローバルスタンダードの観点からは、例えばOECDプライバシーガイドラインが共通の考え方として示されておりまして、日本の個人情報...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) もう実は委員とそこのところの問題意識は非常に共通しておりまして、二〇一六年に私が起草に関わった官民データ活用推進基本法の中で、その多様な主体が個人に関するデータを本人の関与の下で適切に活用できるようにするための基盤の整備を国に求めたんです。もうまさに、そ...全文を見る
04月27日第204回国会 参議院 内閣委員会 第15号
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○国務大臣(平井卓也君) 古賀先生の今やり取りを聞いておりまして、もう私も全く同じ問題意識持っているなと自分で思いました。  私の世代は、要するに、アナログの世界でずっとやっていて、途中からこのスマートフォンを使うようになった、つまりデジタルネーティブではないんですね。ですから...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 何よりもやっぱり現場が大切だと思っています。現場が要するにスムースにその目的を達成できるように、そのシステムがそれをサポートするというのが本来の形だというふうに思っています。  河野大臣の下で、VRS、接種記録を開発したのは、都道府県別の状況を含む接種...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 情報システムのセキュリティー対策については、必要なセキュリティー機能がシステムに組み込まれているかを事前に検査すると、そしてセキュリティー対策の実効性を確認するために運用状況を継続的に監視をする、何らかのインシデントが起こった場合は、速やかに被害の拡大を...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生の御指摘は大変重要だと思っています。  先ほど個人情報保護委員会からその答弁がありましたが、LINE社の事案については、LINE社において一定の措置はとられており、委託先に対する必要かつ適切な監督などについてより適切な対応を求め、指導が行われたとい...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) このデジタルプラットフォームというのには、この特定デジタルプラットフォームの透明化と、これは要するにメガプラットフォームのことを指すわけですね。デジタルプラットフォームといえば日本にもたくさんあるわけです。シェアリングエコノミーとか、まだまだ企業としてそ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今回の改正により個人情報保護委員会の所掌事務や権限が大幅に拡大強化されることになるので、個人情報保護委員会の人員や組織を十分に強化していくことは必要だと考えています。具体的な内容については、令和四年度からの改正法の施行に向けて、機構・定員要求等の政府内で...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル監は、デジタル社会の形成の推進を担うデジタル大臣に助言を行うとともに、行政各部の施策の統一を図るための総合調整に加え、マイナンバーや本人確認に係る政策の企画立案、重要な情報システムの整備、管理等の固有の行政事務を担うデジタル庁において、デジタル大...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) さっきの答弁のとおりだと思うんですが、国民の不安というのは、その具体的な法律の内容というよりは、やっぱり社会や行政のデジタル化に対する全般的な不安ということだろうと思います。  先ほども古賀委員の質疑の中に、国民総背番号制の時代からずっと議論のあるとこ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 地方公共団体が個人情報保護委員会に対して必要な情報の提供又は例えば技術的な助言を求めることができること、個人情報保護委員会は、求めがあったときは必要な情報提供又は技術的な助言を行うこと、これはもう改正後の個情法の百六十六条二項に明記してあります。  専...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 世界的なプラットフォーマーを含めて、今急激に成長している企業の多くは、デジタルを活用して社会課題の解決や生産性の向上を実現して、新たな付加価値を創造することで経済成長に貢献しているというふうに認識しています。  今年の一月に閣議決定した令和三年度の経済...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 地方自治体のシステム統一・標準化の取組は、住民記録や地方税等の地方自治体の十七の基幹業務について、各地方自治体が個別に利用しているシステムから、令和七年度末までにガバメントクラウド上で提供される標準準拠システムへ移行することを我々今目指しているものであり...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今回御審議いただいている公金受取口座登録法案は、国民の皆様に任意で公金受取のための口座をマイナンバーとともに登録していただき、その口座情報を災害や感染症などの緊急時の給付金等の支給に利用できるようにするものであります。  先ほど私の答弁を引いていただき...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) その法人に関しては、ベースレジストリーの問題として今デジタル庁内部で、内というか、準備室等々で検討をしているところでございますが、今回の公金受取口座登録法はマイナンバーを利用して個人に対する給付の迅速化を目的としたものであるので、事業者に対するその給付も...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 議員の御指摘のとおり、デジタル庁は、重点計画や整備方針などを策定して、国、地方公共団体、準公共部門等の情報システムを統括、監理して、重要なシステムについては自ら整備するとともに、マイナンバー等のID制度や公的機関が保有する社会の基本的なデータ、ベースレジ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 委員御指摘のとおり、デジタル社会形成基本法案第三十七条では、政府がデジタル社会の形成に関する施策について重点計画を作成しなければならないと規定されています。そして、関連法案が成立した後は、この新法に基づく重点計画については、デジタル庁の発足後速やかに、遅...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 委員の御指摘のとおり、デジタル社会形成基本法案第三十七条では、内閣総理大臣は、サイバーセキュリティ戦略本部及び個人情報保護委員会の意見を聴いて重点計画の案を作成しなければならないこと、重点計画の案において地方自治に重要な影響を及ぼすと考えられる施策につい...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル化の効果を最大限に発揮するためには、既存の業務を単にシステムに置き換えるだけでは足りないと、デジタルを前提として業務プロセスを再構築する業務改革が必要であり、それに伴い、行政改革や規制改革も当然必要になります。  また、デジタル化の推進と規制改...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 重点計画には、原則として施策の具体的な目標や達成期間を定めるということにしています。重点計画は、デジタル庁の長である内閣総理大臣が案を作成し、閣議決定を行うものであり、デジタル大臣は、その調整過程において、内閣総理大臣を助け、各施策の取りまとめに当たる役...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生がお話しになったとおり、我が国は、G20大阪サミットにおいて、信頼性のある自由なデータ流通、DFFTを重要なコンセプトとして提唱して、多くの国から賛同を得ました。日本が目指しているそのデジタル社会というものは、中国のような監視型、監視社会型でもなく、...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 例えば、これまでデジタル貿易に関して、我が国はDFFTの提唱者としてグローバルなルール形成にリーダーシップを発揮してきました。TPP、日米デジタル貿易協定、日英EPAを始めとするデジタル貿易分野の国際的なルール作りを主導してまいりました。また、WTOにお...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 現行の個人情報保護法制では、国立病院と公立病院、民間病院では、同じ病院であっても適用される個人情報保護の規律が大きく異なっています。また、国立、公立病院については、どの地方公共団体が運営しているかによって適用される個人情報保護の規律が異なっています。その...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生、これ大変重要な指摘だと思います。  地方公共団体の基幹システムの統一・標準化等を進めるために、令和二年度第三次補正予算で総務省からJ―LISに対して約千八百億円を交付して基金と、これは大きい基金だと思います。  この基金は基幹業務システムのガバ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 政府としては、情報システムの調達でクラウドサービスの導入を第一に検討するクラウド・バイ・デフォルト原則を踏まえて、安全で利便性の高いクラウドサービスの導入を加速化するため、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度、ISMAPを立ち上げたところでござい...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 昨年末、データ戦略タスクフォースの第一次とりまとめにおいて、社会の基盤となるベースレジストリーの整備について、整備方針となるロードマップを作成したところであります。ロードマップにおいては、ベースレジストリーの定義付けを行うとともに、重点整備対象候補を示し...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 委員の問題意識はよく分かっていますよ。いわゆるプロファイリングについては、個人の権利利益を侵害する場合には、これは問題になると承知しています。  個人情報の不適切な利用による個人の利益、権利利益の侵害を防止する観点から、令和二年改正個人情報保護法におい...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) プロファイリングを通じた個人情報の不正利用については新たに禁止されることになった、また、ターゲティング広告に関連して、本人関与のない個人情報の収集を防止するために新たな規制を導入したということです。  先ほど先生と個情委のやり取りを聞いていて、結局、今...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 私も、二年前、科学技術担当大臣のときにAI戦略に関わっておりました。やっぱりこの、人、人間を中心としたAI戦略という考え方は我々共通でございまして、当時もEUとAI戦略のそのモラリティーみたいなことに関して議論をしましたが、日本のAI戦略はそういう意味で...全文を見る
04月27日第204回国会 参議院 内閣委員会、総務委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(平井卓也君) 先生御指摘の二千個問題の解消ということですが、以前の私の答弁でリセットと申し上げたのは、各地方公共団体において、改正法の施行までに、既存の条例の全ての規定について、地域の特性に照らし存置する必要があるものとそれ以外のものを棚卸しした上で、必要な条例の改廃...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) このシステムを開発するに当たって、一月からで時間がなかったんですけど、地方自治体の現場の方々とか、また医師会の皆さんの意見を本当に丁寧に聞きました。  タブレット、私も自分でやってみたんですけど、画面の押すところは三つしかなくて、あれ以上簡単なものって...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 各地方公共団体においては、改正法の施行までに、既存の条例の全ての規定について、地域の特性に照らし存置する必要があるものとそれ以外のものを棚卸しした上で、必要な条例の改廃を行っていただくことになっております。  例えば、既存の条例の規定のうち、改正後の個...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) まず、デジタル改革関連法案の参考資料に誤りがあったことについて、改めておわび申し上げたいと思います。  法案作成等の重要な業務について、業務の効率化を進めつつ、今回のようなミスをなくすためには、誤りの生じやすい点に関するチェックリストの作成や複層的チェ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 御指摘の子育て世帯生活支援特別給付金の所管は厚生労働省になるため、最終的には厚生労働省が決定することになるということで、今、研究という答弁がありました。  我々がこの法案を提出するに至った一つの理由が、コロナ禍でプッシュ型のサービスできなかったというこ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 本制度は、国民がマイナンバー付きの口座を国に登録することで様々な給付金を簡単な手続で迅速に受け取れるようにするものであって、国民の皆様に利便性を感じてもらい、希望して登録を進めてもらうということにしています。このため、口座登録も、マイナポータルのほか金融...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) まず、在留カードとマイナンバーカードの一体化については、強靱な社会経済構造の一環として、マイナンバーカード、マイナンバーを基盤としたデジタル社会の構築を進めるためにはこれを実現する必要があると思います。  これは、平成三十一年施行のいわゆる入管法等の一...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今、都道府県そして市町村で、デジタル庁のポジションとその自治体においてよく似たような組織が次々と発足しています。各自治体CDOとか、そういう方々採用して、後で御紹介をいただいたりしているんですが、各自治体で、都道府県レベルは非常に積極的に今動いているとい...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今、デジタル庁もこのセキュリティー人材を確保しようということで、その公募をスタートするところでございますが、何せこのセキュリティー人材の確保というのは非常に難しいんですね。特に、防衛省が苦労なすっているのは、当然安全保障の問題に直結するわけで、そういう意...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先生のおっしゃるとおり、デジタル社会というのはもうまさに電気、電力に依存する社会ということになります。ですから、その安定した電力の供給なしには成立しないというのは先生の問題意識のとおりでございます。  御指摘の通信ネットワークのバックアップ電源の配備も...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今のNISCとデジタル庁の役割の整理ということがやっぱり重要だと思います。  昨年のデジタル社会の実現に向けた改革の基本方針において、具体的には、NISCが政府統一基準群を策定し、デジタル庁は、当該基準群を活用して、情報システムに関する整備方針において...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 御指摘のとおり、家庭でのスマートフォンやデジタル機器の利用に加えて、小中学校での一人一台端末の実現によって、子供たちがデジタル機器を使う機会は物すごく増えると思います。いわゆるデジタルネーティブの子供たちが育つ環境が整いつつありますが、それに伴う健康面の...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 民間の人材を受け入れることで公務の公平性に疑念を抱かれるようなことがないよう十分留意する必要があると考えています。  例えば、国の行政機関に関して申し上げれば、民間から採用された職員についても、その採用の方法にかかわらず、公正な職務の遂行の維持、職務専...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 公務の公正性に疑念を抱かれることがないように十分留意するという意味で、今までもIT総合戦略室、CIO補佐官、政府の方でずっと雇っていましたので、常にその問題はずうっと議論をしてまいりました。ここは運用でそういうことをしているんですが、恐らく地方自治体にと...全文を見る
05月11日第204回国会 参議院 内閣委員会 第17号
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○国務大臣(平井卓也君) デジタル化が進むということは、当然著作物の保護と利用の在り方について常に考慮していかなければならぬというふうに思います。  政府が今原則としているクラウド・バイ・デフォルト、クラウドをベースに基本的にはシステムを考えていこうということですが、直ちにさっ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 私も長い間、マイナンバー制度、マイナンバーカードに関わってきて、実は、目標というのは、その早い時点ではもっと前倒しの目標を自民党の方から政府に強く申し入れたこと等もありました。そういう経緯の中で、やっぱりマイナンバーカードに対する理解を国民に持ってもらう...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 御存じのとおり、目標は目標としてあるんですけれども、一気になかなか進まないということに関しても実感をしております。ですから、大変高い目標ではありますが、それに向けて努力をしていきたいと、そのように考えております。
○国務大臣(平井卓也君) 御指摘の調査については、令和元年度において財務省より各府省に対して実施したものと承知をしております。  共済組合の健康保険証を利用している国家公務員とその被扶養者である御家族に対して取得の推進についての御理解と御協力をお願いすることと併せて、カードの申...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) マイナンバーカードの健康保険証としての利用も、マイナンバーカードを持たない方は従来の健康保険証を利用することになっているわけでありまして、マイナンバーカードの取得については本人の意思で申請するものであって、国民の皆様に取得義務は課されておるわけではありま...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 各省庁が所有する各種免許、国家資格等は現在必ずしもデジタル化が進んでおらず、紙ベースでの処理が行われているため、資格者にとっても行政機関等にとっても、コスト、労力の両面で負担が少なくないところであります。先ほども政府参考人からお話がありましたとおり、住基...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) さっきの話の、立法事実の話にちょっとだけ触れさせていただきますと、相続時に恐らく相続すべき口座が分からない方というのは結構いらっしゃるということは事実でございまして、私もそうでして、随分後になってこんなの出てきたというようなこともありました。  一方で...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 私も先生と問題意識は全く同じでございます。エンド・ツー・エンドでやれてこそデジタルのメリットというものが大きいと考えておりまして、デジタル社会を活用した社会の実現へ向けては、書面、押印、対面を前提した我が国のその制度、慣習の見直しということが不可欠です。...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) まずは、今の取組を強力に進めていくということが重要だと思いますが、御提案の将来的な登録の目標設定については、その登録促進の取組を進める中で検討していきたいというふうに思っています。  そして、今回のこの公金受取口座の登録に関してですけれども、これができ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 委員御指摘のとおり、EBPMの推進は、デジタルガバメントの実現とか公共サービスの多様化及び質の向上等に寄与して、もってデジタル社会の形成に資するものであるという考えは全く同じであります。  この点、昨年七月に閣議決定されたIT戦略においても、統計等デー...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) その答弁の前に、先ほどワクチン接種の話で、ちょっと私から、今日の記者会見でもいろいろお話しさせていただいたんですが、確かに、ピントが合わないとか、手ぶれで難しいとか、バーコードが読み取れない等々のいろんな御指摘に対してはいろいろ対応させていただいています...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 全く先生の御指摘のとおりだと思っています。行政システムの整備、運用を含めて、デジタル庁の組織の運営に当たっては、あらゆる面で情報の管理を徹底していきたいということで、各省の模範になるようなやり方を今回、サイバーフィジカルに考えているというところでございま...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 顔認証データの取扱いについては、本人を判別可能なカメラ画像を撮影、録画する場合には個人情報の取得となるため、その利用目的をできるだけ、できる限り特定し、原則として利用目的の範囲内で利用することが必要となります。また、外部提供の制限とか安全管理措置などの規...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) もう私も全く同じ認識で、未来予測がなかなかできない状況の中で、できるだけやっぱり法律も素早く対応できるように、改正できるようにしていかなければならないと、そのように考えております。
○国務大臣(平井卓也君) 民間の人材を組織で受け入れるというときには、公務の公正性に疑念を抱かれるようなことがないように十分留意するということが必要で、デジタル庁もそのような形で進めていきたいと考えております。
○国務大臣(平井卓也君) まず、個人情報保護法では、独立規制機関である個人情報保護委員会が行政機関や地方公共団体を含む我が国全体における個人情報の取扱いを一元的に監視、監督することとなるため、個人情報保護委員会が個人情報の適切な保護のために必要な法執行を行うことが重要と考えていま...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 現行は、さっき総務省がお答えしたというか、現行法は所管しているのは総務省ということだと思います。  改正個人情報保護法の下においては個人情報保護委員会ということでございますが、委員がいろいろ御指摘されておりますが、そういうことを濫用されたケースというも...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) まず、間違いない本人確認というのは、健康保険証の場合やっぱり必要だと思うんです。それと、今回、マイナンバーカードは、申請してそれを作るということ、これ任意ですからね。本人の意思によって作るということだと考えています。そして、マイナンバーカードは、オンライ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) この格差の拡大というのを容認してしまいますと、恐らく中国のような状況になってしまうんだろうと思います。アメリカもやっぱり、デジタル化はやっぱり格差を生むということはいろいろな所得の階層を見ていても私も感じています。日本ではそういうことが起きないようにする...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 基本法案では、誰一人取り残さないデジタル社会の形成に関して、様々な要因による情報の活用等の機会又は必要な能力の格差是正が必要とされ、こうした情報の活用の機会等の格差が生じないよう必要な措置が講じられるべく旨を定めており、デジタルデバイドの対策にしっかり取...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今言った新型コロナワクチンの接種の予約に関しては、私もいろんな方々からいろんな指摘を受けております。  はっきり言って、これはもっと準備ができていればこうはならなかったというふうに思っておりますし、デジタル庁を創設したという一つの理由だと思っています。...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 仕事の内容が変わるというケースはあると思います。ですから、今まで過去ずっと続けてきた窓口業務というものも、業務の見直しの対象に当然なっていくんだろうと。  市民側から見れば、国民側から見れば、新たな選択肢が増えるわけですね、行政手続に関して。そうなりま...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 万能身分証明書というのが、ちょっとよくその詳細を承知しておりませんが、マイナンバーカードは、マイナンバーと違って、官民において分野を問わず幅広く活用することが可能です。カードに記録された電子証明書を用いてオンラインでも確実な本人確認を行うことができる最高...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 委員お配りのこのロードマップというのは、私もこれ何度ももう拝見させていただいたし、自民党で当時担当のときに同様の提言もさせていただいたということだと思います。  スケジュール的には大分、ちょっと遅れてしまったこともあるし、この資料の考え方についても引き...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) ワンカード化の促進というのは、当時、自治体の図書カードであるとかその他のカードとの一体化みたいな話はありました。このときの公的個人認証の活用、ですから、ICチップの公的個人認証の活用によってマイナンバーカードをクレジットカードやキャッシュカードなどとして...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル庁では、全ての政府情報システムを対象として統括、監理を行うこととしております。このため、昨年度から実施している一元的なプロジェクト管理によって、プロジェクトの方向性、費用対効果、仕様どおりの調達、運用が行われているかなどを検証しております。  ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 河野大臣と連携して2プラス1を順次開催して、各省に対していろいろなスピード感を持ってデジタル改革を進めるように要請をしています。  ですから、デジタル改革とその規制改革というのはまさにコインの裏表の関係だろうというふうに思っておりまして、今回のデジタル...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) もう委員と全く同じ問題認識です。デジタル社会形成基本法案では、徹底した国民目線でデジタル化を進めるということを明確にしておりまして、その推進に当たっては、施策の状況を適切に検証、評価して次の施策に反映、改善していくことや、国民にそのプロセスをちゃんと分か...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) この改正案では、現行の行政機関個人情報保護法の規定を引き継いで、行政機関等における個人情報の目的外での利用や提供は、本人の同意がある場合のほか、相当の理由がある場合に限り行い得ると。この相当の理由ということに関しては委員会でも何度も質問をしていただきまし...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今は緊急時で、今各自治体も大変だと思いますし、確かに委員が言われたシスハラですか、システムハラスメントですね、に近いような状況があったと私自身も思います。  やっぱりここは十分に準備をして、やっぱり納得いただけるシステムをつくっていくということが必要だ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) デジタル技術者に過度な負担が生じないように計画的に進めるということは非常に重要だと思います。その事業者との技術的な対話を行いながら調達仕様書を策定することで、開発中に事業者が予期していなかった追加負担が掛からないようにするということや、事業者から提案のあ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 先ほど政府参考人から答弁がありましたとおり、データの提供については、米国の管轄権に服するプロバイダーにおいて、適正な手続に基づく犯罪捜査という極めて限定的なケースのみ可能性があるというふうに承知しています。  加えて、仮にそのような要請があった場合でも...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 今我々が検討しておりますガバメントクラウドに関しては、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度であるISMAPに登録されたサービスから調達することをまず原則としています。  その上で、一切の紛争は日本の裁判所が管轄するとともに、契約の解釈が日本法に...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重してまいりたいと存じます。
05月13日第204回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第2号
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○平井国務大臣 情報通信技術政策担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  国民本位の行政のデジタル化を阻んできた最大の原因は、国や地方の情報システムが個々に整備され、十分な連携が図れていなかったことであることを踏まえ、全ての政府情報システムに対するプロジェクト管理や地方自治...全文を見る
05月14日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第24号
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○平井国務大臣 私も濱村先生と同じ問題意識を持っておりまして、今の本人確認、いろいろな手続、例えば、選挙の投票、期日前投票なんかもそうだと思うんですけれども、要するに、本人確認レベルというのはそれぞれの現場に任せているところも多いんですよね。デジタル化によって、それは全体としては...全文を見る
05月27日第204回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
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○平井国務大臣 私も、ペーパーをいただいたので、目を通させていただきました。  議員立法として提出された後、国会において必要な議論が行われるということですので、現時点で突っ込んだコメントは差し控えたいというふうに思いますが、ちょうどデジタル改革関連法案が十二日に成立して、デジタ...全文を見る
○平井国務大臣 新型コロナウイルス対策のために整備されたシステムは、各省庁で緊急的に整備されたものが多いと思います。IT総合戦略室の関わりも非常に中途半端であった面もあります。  COCOAは、我々で引き取って、順次改修をして、今、順調に動いています。  そして、OELに関し...全文を見る
○平井国務大臣 フィンテックの推進は金融庁の所管ですが、デジタル化を推進する立場として、フィンテックに対する取組が加速することを大いに期待しています。  私の地元の地銀もフィンテック企業と連携して新しいサービスをスタートさせたり、ローカルにおいてもいろいろそういうものがスタート...全文を見る
○平井国務大臣 委員のおっしゃるとおり、デジタライゼーションのスピードが物すごく速いし、テクノロジーの進歩も速いし、今回の新型コロナで、イノベーションのスピードは十倍ぐらい速くなったと思います。  ですから、このデジタル化に関する計画も、一つのものに固執していたのではもう全く駄...全文を見る
05月31日第204回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(平井卓也君) IT総合戦略室はこれまで、内閣官房の総合調整権によって一者応札が続いている、落札率が高止まりしている等の場合に、必要に応じて個別に予算の執行状況を把握してきたところでございます。委員の御指摘のとおり、統一的な調査というのはやっていないということです。 ...全文を見る
○国務大臣(平井卓也君) 私も委員と同じ問題意識を持っておりまして、一括管理、ちゃんとやっぱり統括、監理するという中にはその執行状況も当然含まれるものと考えておりますので、デジタル庁ができることを契機にその辺りはしっかりやりたいと思っております。
○国務大臣(平井卓也君) 委員、先ほどから大変すばらしい質問をなさっていますので、先ほど財務大臣にお聞きになっておりました一者入札、そしてベンチャーにチャンスを与えたらどうかということですが、デジタル庁もまさにそこに取り組まなきゃいけないというふうに思っています。  ただ、外形...全文を見る
06月02日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第29号
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○平井国務大臣 通告を受けていましたか、これは。(森山(浩)委員「いえいえ、通告の後で会見されたので」と呼ぶ)  オリパラアプリの、海外からの要するに観客を入れないということが決定し、その他どこまで小さくするかということに関して決めていただいたので、契約変更という作業をこちらで...全文を見る
○平井国務大臣 今回の場合は、システムの開発というよりは、一式のパフォーマンスというか役務というか、そういうものを調達しているのに近いと思います。  ですから、その分がなくなったものに関して言えば、その分だけコストが収縮できるということで、新たにそのために莫大な投資をして作ると...全文を見る
○平井国務大臣 調達に関しては先生と同じような問題意識を我々は持っておりまして、発注者側の能力というのが足りないということを、さんざん私も委員会の答弁でお話しさせていただきました。  何を作りたいのかということが曖昧なまま発注をするというような今回のようなケース、何がしたいのか...全文を見る
○平井国務大臣 その辺りの方針は文部科学省に本当は聞いていただきたいんですが。  私が思うに、機器というのは、いわば、耐用年数というよりは、テクノロジーの進歩、性能はどんどんよくなり価格は下がるわけですから、新しいものに常に更新できるというようなことが望ましいと思います。  ...全文を見る
06月07日第204回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(平井卓也君) ただいまの新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)における不具合発生についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。