平沢勝栄

ひらさわかつえい

小選挙区(東京都第十七区)選出
自由民主党
当選回数9回

平沢勝栄の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○平沢委員 自由民主党の平沢勝栄でございます。  限られた時間ですので、大臣、答弁はポイントだけ、簡潔で結構ですから、それでお願いしたいと思います。  まず、北朝鮮についてお聞きしたいと思うんですけれども、北朝鮮について日本は、不審船だ、拉致だ、朝銀の問題だといろいろな問題を...全文を見る
○平沢委員 別にアメリカの解釈を聞いているわけじゃなくて、日本政府としてどう考えているかというのを聞きたかったわけでございまして、言うまでもなく、日本と北朝鮮の間で、先ほど申し上げましたように、いろいろな問題があるわけですけれども、一番大きなネックというのが、これは拉致でございま...全文を見る
○平沢委員 もう警察庁、結構です。容疑というのをつけるとかなりニュアンスが薄まってしまいますから、もっと強く言うべきことは言った方がいいんじゃないか。  そこで、外務大臣にお聞きしたいんですけれども、拉致問題について、私は、外務省のこの間の取り組みというのは、一言で言えばもう全...全文を見る
○平沢委員 だから、おかしいんですよ。機密費を使うのもいいけれども、これこそ大事じゃないですか。何で、この拉致の関係で国際世論にも訴える必要があるので、拉致の家族の方々は、アメリカに行ってアメリカ政府に訴えて、国連に訴えているんですよ。なぜそんなことをしなきゃならないんですか。こ...全文を見る
○平沢委員 私は、槙田氏とも何回も会ってそのようなニュアンスのことは聞いているんです。安倍さんの言っていることもこれは間違いないと思うんです。外務省の中に、槙田さんだけじゃない、阿南さんもそうですけれども、そういう空気があったことはこれは間違いないので、しかも、今なおそういう空気...全文を見る
○平沢委員 これらしきことはあったことは事実なんですよ。ですから、外務省というのはしっかりしなきゃだめなんです。  要するに、本当に国益を踏まえて、大臣はそれを知っておられたのかどうか知らないけれども、そういう形でよく動くんですよ。そして、拉致の問題というのは、はっきり言います...全文を見る
○平沢委員 では、もし違ったらマスコミにきちんと訂正のあれをやっておいてください。当たり前のことですから、これは重要なことですから、国益にかかわることですから、きちんとした訂正をやっておいてください。  最近、北朝鮮がいろいろな形でシグナルを送ってきています。この前、総理が韓国...全文を見る
○平沢委員 そうじゃないんです。やはり毅然とした対応をすれば、北朝鮮というのは変わるんですよ。  では、大臣にお聞きします。レバノンは、四人の北朝鮮に拉致された人を取り返したんですよ。これは何が原因だと思いますか、大臣。レバノンは四人取り返したんですよ。
○平沢委員 話し合いで解決するのは当たり前のことですけれども、要するに、レバノンというあの小さな国が、四人拉致されて、きちんと毅然とした対応をして取り戻したんですよ。日本という国は何なんですか。もう長い人は二十五年も拉致されて、外務省は何をやってきたんですか。この辺をもうちょっと...全文を見る
○平沢委員 さっぱりわかりません。これは答えをそのまま読んでいるだけじゃないですか。何ですか。予期しない混乱というのはあり得ないと私は言っているわけですよ。だから、予期しない混乱というのはどういうことかということを聞いているのだけれども、そんな、答弁には全然なっていませんよ、これ...全文を見る
○平沢委員 では、北朝鮮の人間なんて二千万人以上いるわけだから、そのだれだかわからない人間が来て、日本に置いておいて、何でこれは予期しない混乱が起こるんですか。これはもう一回、ちょっと教えてください。ちょっと教えてください。だれだかわからないんだったら。
○平沢委員 全然答弁になっていないんですよ。だから、これは金正男だということを認めてないんでしょう。北朝鮮は何と言っていたんですか。北朝鮮は、自分のところの国家主席の息子と言ったんですか。全然言っていないじゃないですか。では、何でこんな者、すぐ帰さなきゃならないんですか。  そ...全文を見る
○平沢委員 これは当時、当時……(発言する者あり)何をおっしゃるんですか、当時、古川官房副長官とか事務方が集まって、そこに槙田氏も入って、槙田氏は強硬に、これは帰さなかったら大変なことになるということを言っておられるのですよ。ですから、私は外務省の責任も、これは外務省がむしろ主導...全文を見る
○平沢委員 いや、法務省じゃないんだよ、これは外務省なんだよ。事実上、会議を主導したのは外務省なんだから、当時の槙田氏が。だから、これはおかしいですよ、こんな形で帰してしまうというのは。だから、はっきり言ってくださいよ。これは金正男なんでしょう。だって、大臣は、予期しない混乱が起...全文を見る
○平沢委員 要するに、この金正男、どこのだれだかわからない男、これについて、外務省も、佐藤審議官という大物を含めて三人が同行しているんですよ。それで法務省も三人。今の法務省の答弁を聞いてくださいよ。外務省がくっついて、偽造旅券で入ってきたやつを帰したなんということはないと言ってい...全文を見る
○平沢委員 全くわかりません、これは。何で混乱が起こるんですか、どこのだれだかわからないのに。では、偽造旅券で入ってきたとき、みんな佐藤審議官がくっついて送るんですか、偽造旅券で入ってきたとき。  では、これはだれなんですか、この入ってきた人は。だって、偽造旅券で入ってきた人に...全文を見る
○平沢委員 委員長、もうやめてくださいよ、こんな答弁。答弁にならないじゃないですか。私は、なぜ佐藤審議官以下、どこのだれだかわからないのに三名もくっついた、北朝鮮籍はわかりましたよ、なぜ三名もついていったんですかと。こんなこと、おかしいじゃないですか。  ちょっととめてください...全文を見る
○平沢委員 なぜ混乱が起こるかと聞いているんですよ。どこのだれだかわからない男に、なぜ混乱が起こるかと聞いているわけですよ。  だから、なぜ金正男ということを認めないんですか。北朝鮮に遠慮しているからですよ。なぜ、北朝鮮にそこまで遠慮する必要あるんですか。金正男ということを認め...全文を見る
○平沢委員 もう時間が来たから、またやりますけれども、だから外務省というのはだめなんですよ。こんな、国益を忘れ、日本の国民の感情も全く無視し、北朝鮮の御機嫌取りに終始し、そして拉致家族の方が、これだけ帰ってこれなくて悲痛な叫びを上げていても、その声がわからない。だから外務省はだめ...全文を見る
04月23日第154回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○平沢委員 おはようございます。自由民主党の平沢勝栄でございます。  大臣にお聞きしたいんですけれども、まだ大臣お見えでございませんので、ほかの質問から先に入らせていただきたいと思いますけれども、時間が限られていますので、答弁の方は簡潔に要領よくお願いいたしたいと思います。 ...全文を見る
○平沢委員 私は杉嶋さんに直接お会いしていろいろとお話を伺ったんです。杉嶋さんの言っておられることが一〇〇%正しいとは私も思いません。しかしながら、公安調査庁あるいは内調と接触していた、そういった事実、そして、そこで提供した内容、それが北朝鮮側に漏れていたということについては正し...全文を見る
○平沢委員 私は、長年外務省とこの問題でやり合ってきましたけれども、外務省がこの拉致問題に真剣に取り組んできたなという感じは受けないわけでございまして、かつて、田中さんじゃありませんけれども、前のアジア局長は御家族の方に何と言われたかというと、拉致問題の解決なくして日朝国交正常化...全文を見る
○平沢委員 だからだめなんですよ。もうちょっと国際世論に訴えるような資料をつくるのが外務省として当たり前じゃないですか。この資料、もう一回言いますと、人ごとのようなんですよ。日本政府としてぜひこの拉致問題の解決に皆さん方の御協力をお願いするなんということは一言も書いていない、ほか...全文を見る
○平沢委員 それなら、日本の警察庁じゃなくて、日本の政府がこういうことでという形で何で書けないんですか。人ごとのように、日本の警察庁はと。外務省は知りませんよともとれますよ、これは。ですから、日本の政府としてはということで何で書けないんですか。
○平沢委員 今の答弁を聞いていると、やはり外務省というのは情けないというか、やる気のない役所だなという感じを強くしているんです。  別な話題を聞かせていただきますけれども、おととしの十月の米支援。WFPからは十九万五千トンの支援要請があったんですけれども、最終的にこれは五十万ト...全文を見る
○平沢委員 だからだめなんですよ。このときに、必ず拉致問題を初めとした北朝鮮との関係で進捗が見られる、それについて責任をとるという話だったんです。ところが、その後何が起こったんですか。金正男が入ってき、不審船が来、そして行方不明者の調査が中止と、何にもいいことないじゃないですか。...全文を見る
○平沢委員 今回の事件、今報道されただけ見てみますと、金額もそれほど大きくありませんし、場合によっては在宅でやっても、私も長年捜査に携わってきましたけれども、おかしくないかなという気がしないでもございませんけれども、これを強制捜査したのはどういう事由なのか。今、報道によりますと、...全文を見る
○平沢委員 今度の公安部長は、財テク検事と言われて、前々からいろいろ競売物件を落として財テクに励んでいたということが言われているわけでございまして、所得税法違反を初めとして、他の犯罪もあるんじゃないかなということも言われているわけでございますけれども、なぜ今までこうしたことがわか...全文を見る
○平沢委員 今度の報道の中で一つだけ解せないのは、暴力団関係者と庁内で会っていたということなんですけれども、庁内に入るときには当然名前を書いて入るわけですから、そういう記録が残るわけですよ。普通、暴力団関係者が入ってくるのであれば、記録をそこに残すなんということは常識的にもあり得...全文を見る
○平沢委員 いずれにしましても、今回の件で検察庁の信用というのは地に落ちたというか、大変失墜したんじゃないかなということで、これを立て直すというのは容易ではないなという感じがしますけれども、今後、検察庁の信用を取り戻すために、どういうふうに考えておられるのか、監督責任も含めて大臣...全文を見る
○平沢委員 ありがとうございました。  もう時間がありませんので、次の質問に移らせていただきますけれども、先ほどの拉致問題の議連では、今回いろいろな対応をとることを考えておりますけれども、そういう中で、税関の荷物検査、これをもっと厳しくやるべきではないかなということも考えており...全文を見る
○平沢委員 今の答弁は全く納得できないわけで、朝鮮総連の人間が立ち会っているというのは、いわば余計な検査をするなよという監視役だということで私どもは聞いておりますけれども、いずれにしましても、税関、これから検査をさらに徹底して、ほかの国と違うんですからね、要するに、敵性国家、テロ...全文を見る
○平沢委員 かつて、大韓航空機事件のときは、乗組員の上陸についてはその審査をより厳格にするという対応措置を政府はとったことがあるわけでございまして、いずれにしましても、私は、幾らでも対応としてはとり得るんじゃないかな、今の答弁はちょっとおかしいんじゃないかなと思いますけれども、こ...全文を見る
11月26日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○平沢委員 自由民主党の平沢勝栄でございます。  四人の参考人の皆さん方には、お忙しい中おいでくださいまして、本当にありがとうございました。  今、いろいろお聞きしていまして、私自身は、イラクの問題、酒井参考人が言われましたように、アメリカはフセインを打倒と考えていることは、...全文を見る
○平沢委員 ありがとうございました。  田中参考人、酒井参考人、河辺参考人に簡単にお聞きしたい。今と同じ問題を聞きたいと思うんです。  アメリカは、アルカイダとかなんかあるということをブッシュの演説の中でもはっきり言っているわけですけれども、これらについてどう思うか、ちょっと...全文を見る
○平沢委員 それでは、今の問題について田久保参考人にちょっとお聞きしたいのです。  ブッシュ演説の中に、テロリスト支援、アルカイダがイラクにいるというようなことがはっきり書いてありますけれども、これについて田久保参考人、アメリカの判断についてどう思われるでしょうか。
○平沢委員 イラクの問題というのは、これは北朝鮮の問題で日本がこれから対応を考える意味で、非常に参考になるわけでございまして、そこでまた、四人の参考人の皆さん方にお聞きしたいと思うのです。  北朝鮮はミサイルの技術供与とかいろいろな意味での協力関係を、イランとかパキスタンとかシ...全文を見る
○平沢委員 フセインは中東のヒトラーと言われているわけでございまして、北東のヒトラーが金正日でございますけれども、このフセイン体制の崩壊がない限り、なかなか解決しないというのが実態だろうと思うのです。  フセイン体制、かつて化学兵器をクルド族あるいはイラン・イラク戦争等で使った...全文を見る
○平沢委員 ありがとうございました。  もう時間がありませんので、ちょっと田久保参考人にお聞きしたいと思うのですけれども、アメリカがもし武力行使に踏み切った場合に、日本としてどうすべきか。  これは大きな問題でございまして、単なるモラールサポートでいいんじゃないかという議論も...全文を見る
○平沢委員 もう時間がありませんので、最後にお聞きしたいと思うんですけれども、このイラクの問題に日本がどう対応するか、どういう形でこの問題に臨んでいくかというのは、日本と北朝鮮のこれからの関係にも大きく私は影響を及ぼすだろうと思うんです。  このイラクの問題を、この推移を、間違...全文を見る
○平沢委員 時間が来たので、終わります。ありがとうございました。
12月10日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○平沢委員 自由民主党の平沢勝栄でございます。  参考人の皆さん方には、お忙しい中おいでくださいまして、貴重な御意見、ありがとうございました。いろいろ意見を伺っていまして、賛成できるところもありますし、和田参考人の意見のように全く賛成できないところもありますけれども、それはとも...全文を見る
○平沢委員 佐藤参考人にもう一つお聞きしたいと思いますけれども、元外務次官の村田良平さんは、「なぜ外務省はダメになったか」で、いろいろ日本の外交の問題点を指摘していますけれども、その中に、国益、主権を忘れているとか、あるいは、外国とできるだけトラブルを避けようとしたとか、いろいろ...全文を見る
○平沢委員 和田参考人にお聞きしますけれども、和田参考人は、五人は約束だから一たん帰すべきだというばかげたことを言っていますけれども、それはともかくとしまして、和田参考人が昨年「世界」に書かれた論文を読んでみますと、拉致事件は辛光洙一件だけだ、残りの拉致事件はあったかどうかわから...全文を見る
○平沢委員 警察庁は訴追しなければならないわけですから証拠を全部出すわけにいかないわけで、警察は警察白書にもはっきり書いたわけですから、一言で言えば、日本の警察は拉致がある、北朝鮮は拉致はでっち上げだと言う、どっちを信用するかという問題だと私は思いますよ。  ですから、一言で言...全文を見る
○平沢委員 和田参考人が、韓国の民主化運動、それから朴軍事政権のときに、いわば人権問題、民主化運動それから政治犯の釈放運動、こういったものに一生懸命取り組まれたということは十分承知しております。だけれども、今、先ほどフォラツェンさんのお話にもありましたように、もう既にだれでもが知...全文を見る
○平沢委員 いろいろ聞きたいことがありますけれども、時間がありませんので次に進ませていただきます。  中江参考人にお聞きしたいと思います。  中江参考人は、日朝国交正常化、平壌宣言に基づいて急げ、それはそのとおりだろうと思います。まず、拉致問題について一言も触れられませんでし...全文を見る
○平沢委員 外務省は、警察白書に拉致を書いたときでも、警察に対して外務省からクレームがついてきたんですよ、北朝鮮を刺激するからということで。今まで外務省は英文のパンフレットもつくってこなかったのです。外国に拉致問題を訴えるための英文パンフレットもつくってこなかったんですよ。私は、...全文を見る
○平沢委員 では、時間が来ましたので終わります。ありがとうございました。