平沢勝栄

ひらさわかつえい

小選挙区(東京都第十七区)選出
自由民主党
当選回数9回

平沢勝栄の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第174回国会 衆議院 外務委員会 第3号
議事録を見る
○平沢委員 自由民主党の平沢勝栄でございます。  小野寺委員に引き続きまして、質問させていただきます。  きょうは、普天間を聞きたいと思っていたんですけれども、今、小野寺委員の質疑を聞いていまして、ちょっと別なところから入らせていただきたいと思うんです。  まずは核密約の問...全文を見る
○平沢委員 具体的には変わらないんでしょうけれども、ただ、核を持った国に囲まれている中で日本の安全保障というのは考えていかなきゃならないわけで、そこで、当然その中で、この報告書にもありますように、秘密というのはどうしても出てくるわけでございます。しかし、その秘密はあっても、一定年...全文を見る
○平沢委員 よくわかりました。  もう一回確認させていただきますけれども、先ほどの質疑を聞いていまして、大臣は、日本の安全保障は引き続き非核三原則、しかし、アメリカの核の傘のもとで日本の安全を守る、こういうお考えでよろしいわけですね。そこだけ確認させてください。
○平沢委員 わかりました。  それで、次に、ここにワシントン・ポストの原文をいただいたんですけれども、大体というか、きょうの新聞に出ていたのと全く原文が同じですので、日本の新聞の方で引用させていただきます。  民主党の国際局長の藤田議員が九・一一のテロについて、あれは公表され...全文を見る
○平沢委員 いや、私が聞いているのは、藤田議員がこういった発言を、別に今回が初めてじゃなくて、いろいろなところでしておられるわけですよ。それで、その藤田議員が、今、一議員なら私は何を言ってもいいと思いますよ。だけれども、民主党のしかるべき立場にあるわけですから、そういった形で発言...全文を見る
○平沢委員 ということは、今度の藤田議員がこういったことをいろいろと言っておられることについて、しかも過去も言っておられてきたということについて、例えば本人から事情を聞くとか、何らかの対応をするつもりは全くないということですね。いいですか、副大臣。
○平沢委員 政府ではないんですけれども、与党の国際局長ということで、これはやはり政府・与党ということで一体的に見られるんじゃないですか。ですから、何ら関係がないということじゃなくて、こうやってワシントン・ポストの、しかも社説にこういう形で掲載されれば、それなりに影響がありますから...全文を見る
○平沢委員 ということは、政府と与党は全くセパレートだということなんだろうと思いますけれども、しかし、こういった対応のときに、同じ与党ですから、与党のしかもそれなりのポストの人ですから、私はどうかなと。それなりの対応、政府としてやるなり、党に言って党の方できちんとした対応をさせる...全文を見る
○平沢委員 報道内容について一々対応しないというけれども、在外にいる大使館とか何かの仕事というのは、私もイギリスの大使館に勤務しましたけれども、報道で間違った記事があれば、それは訂正も含めてしっかり相手方に申し入れるのが大使館、外務省の仕事じゃないですか。報道が出た、我々だってそ...全文を見る
○平沢委員 事実はないというのは、官房長官が聞かれて記者会見したというのは聞いていますよ。ということは、それ以外にも対応されたんですか。
○平沢委員 では、韓国政府に対するその伝達は、いつ、どのようなルートでやられたんでしょうか。
○平沢委員 昨日、在京大使館にやったと。これは、だれからだれにやったんでしょうか。
○平沢委員 いや、日本政府から向こうにやったというのはわかりますけれども、別に今までだって、外務省の例えば課長から向こうの公使に対して申し入れをしたとか、こんなもの隠すことでも全然ないですよ。今までだって、こんなことはいつでも、申し入れをしたときには明らかにしているわけですよ。 ...全文を見る
○平沢委員 いや、私が言っているのは、だれからだれに申し入れをしたんですかと。書記官とは、外務省の本省に書記官とはだれがいるんですか。外務省の本省に書記官なんていないでしょう。ですから、だれからだれに申し入れをしたのか。  いいんですよ、対応したのなら。それは私は評価するんです...全文を見る
○平沢委員 わかりました。これは北東アジア課長でいいですね。
○平沢委員 それなら、最初からそう言ってくれればいいんですよ。何も隠すことでも何でもないわけで、時間が無駄になっちゃいますから。何か隠すようなことに聞こえますから。  そこで、先ほど小野寺委員からいろいろ質問がありましたので、聞いていまして、ちょっとついでに、ついでとは語弊があ...全文を見る
○平沢委員 日本としては、ぜひ竹島は、それは時間とかいろいろあったんでしょう、ただ、このときに外国人参政権は出ているんですね。それは向こうから言ってきたわけでしょう。こっちから出したわけじゃなくて、向こうから言ってきたわけでしょう、外国人参政権。ちょっとお答えください。
○平沢委員 私、記録を見させていただいたら、外国人参政権については、記者からの質問に対して大臣はこういうふうに答えているんです。現在検討中であるということを韓国側に説明してまいりました、こういうふうに答弁されているんです。ということは、向こうから出たわけですね。ですから、現在検討...全文を見る
○平沢委員 たしか外相会談の、ちょっとここに記録を持ってくればよかったんですけれども、大臣の定例会見のあれを全部読ませていただきまして、その中にたしか、記者から、これが出たかという質問があって、それについて検討中であるというような答弁をされたと私は記憶していますけれども、大臣、記...全文を見る
○平沢委員 いや、それは大臣の会見のときの記録に出ているんです。ですから、向こう側から外国人参政権についてぜひ実現してほしいという要請があった、それに対して大臣は検討中であるという答弁をされた。ですから、それはそれでいいんです。  ただ、こういった機会をとらえて、必ず先方、相手...全文を見る
○平沢委員 避けているとは思いませんけれども、外国人参政権について韓国側はあらゆる機会をとらえて言ってきているなという感じを受けるわけで、向こう側が言うのは勝手ですけれども、であるならば、やはりこちらもいろいろな機会をとらえて竹島問題は主張していくべきではないかなと思います。 ...全文を見る
○平沢委員 副大臣、ありがとうございました。  大臣が言われたそのとおりだろうと思いますけれども、中国は強大な軍事費と言っていますけれども、その透明性について必ずしも明らかでない。とりわけ研究開発費、これは莫大なものを使っているんじゃないかということが前々から言われていて、それ...全文を見る
○平沢委員 ありがとうございました。  それで最後に、もう本当に時間がなくなっちゃいましたから、次の機会にまたしっかり聞きたいと思いますけれども、普天間の問題でございます。  普天間は、一言で言えば迷走に迷走を重ねているような印象を受けるわけですけれども、三月中に政府案がまと...全文を見る
○平沢委員 ということは、これは五月に最終的な結論を出すわけですけれども、その五月の最終結論というのは、もう一回確認させてもらいたいんですけれども、地元の合意を得る、あわせてアメリカの同意も得る。要するに、これは非常に難しいんですけれども、アメリカの同意、そして地元の同意、両方と...全文を見る
○平沢委員 ということは、五月までにということは、今回、私もアメリカに行きまして、アメリカも五月までと、五月を過ぎたら、ウイ・キャント・ビー・ペーシェント・エニーモア、こういうことをはっきり言っていました。ですから、五月を過ぎたらもう待てないということでしょう。  五月までに結...全文を見る
○平沢委員 ということは、大臣、まさにそのとおりだろうと思います。五月を過ぎたら、これは日米関係に大きな亀裂が生じかねない。日米同盟にもいろいろな意味で影響が出てきかねない。要するに、日米同盟というのは、単に安全保障だけじゃなくて、経済とかいろいろな分野があるんですけれども、そう...全文を見る
○平沢委員 ということは、特定の移設先ということは、今の普天間が現状のまま継続するということはあり得るんですか。それともう一つ、今までの二〇〇六年の日米合意の沖合案というのはあるんですか。  今の特定のはなくて、いろいろなオプションをこれから考えるわけでしょう。そのオプションの...全文を見る
○平沢委員 要するに、まさか普天間を継続するということはないということで、特定のということを言っていますけれども。  そして、今の話を聞いていますと、もともとの二〇〇六年の日米の合意に戻るというか、そこに戻るということもあり得るんでしょうね。いいんでしょう、副大臣。
○平沢委員 ゼロベースといったって、もう、五月ですよ、それで三月中に政府としての方向性を出すと言っているんですよ。  それで今、ゼロベースということは、では、県外ももちろんあるわけでしょうけれども、県外だ、国外だ、沖縄県内だ、これはあらゆるところがあるわけですけれども、時間的に...全文を見る
○平沢委員 それで、これは例えば、官房長官が若干言及していますけれども、地元の合意を得ないで法的措置でやるというようなこともあり得るんですか。例えば、地元の意向は最大限尊重し、地元の理解を得られなければやらないということなんですか、場合によっては地元の理解がなくてもやるということ...全文を見る
○平沢委員 それはそのとおりなので、まさか地元の、もうちょっと聞きたかったんですけれども、もう時間がなくなりましたので次の機会にしますけれども、私も地元の名護に行きまして、いろいろな方とお会いしますと、地元の方が言っておられたのは、本当に政府は大丈夫なんだろうか、地元の意向を無視...全文を見る
○平沢委員 もう時間が来たから終わりますけれども、名護は、例えば賛成した方も、苦渋の決断で今まで賛成していたんです、推進していたんです。その方々の中の代表というのは、あそこは行政区になっていますけれども、例えば辺野古区とか、久志区とか、豊原区とかという行政区がありまして、その区長...全文を見る
03月12日第174回国会 衆議院 外務委員会 第4号
議事録を見る
○平沢委員 自民党の平沢勝栄でございます。  きょうは、法案について聞かせていただきたいと思います。  在ベナン大使館の位置が、今度、ポルトノボからコトヌへ変わるということでございます。このベナンというのは大変に思い出がありまして、二〇〇六年に、民主党の渡辺周議員、原口一博議...全文を見る
○平沢委員 ですから、まだ日本は設置しなきゃならない国がいっぱいあるわけです。  では、今度、別な角度から質問させていただきますけれども、主要国ですね、例えばアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、中国、こういった国は大使館を置いているけれども日本は大使館を置いていない、...全文を見る
○平沢委員 日本は、外交力をこれから強化していかなきゃならないわけでしょう。そういう中で、まだまだこれから力を入れていかなきゃならないんじゃないかなという気がします。  ちなみに、副大臣、日本の在外の大使館の数は幾つで、例えば中国あるいはほかの国は幾つあるんですか。中国でいいで...全文を見る
○平沢委員 ということは、中国の在外に置いている大使館と比較すると、日本はまだ三十三も少ないわけですね。  そういう中で、これは大使館を整備しなきゃならないということでずっとやってきたと思いますけれども、過去はどういう形で、例えば過去数年でいいですから、どういう形で在外の公館を...全文を見る
○平沢委員 過去、日本の在外公館は、まだ整備されていないということで、五ないし六、ずっとふやしてきていますね。  では、今年度は、見てみますと、新設がゼロですね。今年度は、例えば概算要求ではどうだったんですか。概算要求ではゼロだったんですか、それとも要求していたんですか。
○平沢委員 先ほど申し上げましたように、まだ日本の在外公館の整備状況というのは、例えば中国などに比較して極めて劣っている状況にあるわけなんですね。ですから、外交力を強化しなきゃならない、そういう中で、前政権が要求したことであれ、こういう形で、五カ所ですか、在外公館の整備の要求が概...全文を見る
○平沢委員 要するに、予算的に厳しい、こういうことだろうと思います。  では、新しい公館を新設する、別にアメリカの大使館みたいなでっかいのをつくるわけじゃないですから、新しくつくるところというのはせいぜい館員十人くらいだと思いますけれども、新しく公館をつくった場合に要するコスト...全文を見る
○平沢委員 大臣の言われるのは本当によくわかるんですけれども、今、私は、この下の厚生労働委員会で子ども手当に関する質問をさせていただいたんですけれども、子ども手当は別に構わないと思うんです。ただし、所得制限を全くなくして、無責任に、要するに、日本にいる外国人、本国に置いてきた子供...全文を見る
○平沢委員 外交力を強化する。日本は、外交というのは、とりわけ資源のない国ですから、そして経済大国としてこれから世界にメッセージを発信する意味でも極めて大事なわけで、その意味で、やはり外交を余りけちるというか、予算を削るのはどうかなという感じがしますので、そこは大臣、副大臣にぜひ...全文を見る
○平沢委員 当然、比較の対象となるのは、現地に住んでいる他国の外交官、あるいはそこに住んでいる日本のビジネスマン等だと思いますけれども、そういった方々との比較は十分にされたんでしょうか。
○平沢委員 時間が来たから終わりますけれども、外交官が体面を維持してきちんと仕事ができるように、その待遇面でぜひしっかりと考えていただきたいなと思います。  私は、外務省の職員からいろいろ聞いているのは、今度子ども手当が出ます、ところが、外務省の職員が海外に勤務していると、もち...全文を見る
03月12日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○平沢委員 自民党の平沢勝栄でございます。  先ほど来聞いていまして、この子ども手当というのは本当に矛盾に満ちあふれているなという感じを受けたわけです。財源だってどうなるかわからない、幾らかかるかもわからない、そういう中でこの制度を強行する、どうなのかなという疑問をまず最初に述...全文を見る
○平沢委員 子育てにお金をかけるなということを言っているんじゃないんです。そうじゃなくて、今度の中に本当に無駄がないんですか。それこそ、五兆数千億かかるか幾らかかるかわかりませんけれども、その中に無駄がないんですか、必要性が本当にあるんですか。それがあるならば、もっと減らして、例...全文を見る
○平沢委員 では、例えば、日本人の子供が寮に入っていた場合、あるいは、日本人がおじいちゃん、おばあちゃんに育てられた場合でも生活費は外国に住んでいる両親から送られてきた場合、この場合はどうなんですか、大臣。
○平沢委員 ですから、日本人のお子さんであっても出ない場合がいろいろあり得るわけで、特に、日本人のお子さんが日本にいても出ない場合もいろいろある。  外国人の場合は、日本に就労かあるいは学生か知りませんけれども来ていて、そして本国に子供を残している、そういう場合は出るわけですけ...全文を見る
○平沢委員 今、日本に外国人登録している外国人は、たしか平成二十年の末現在で二百二十一万人いるんです。毎年どんどんふえているんです。外国人登録した人が対象になるんですか、それとも一年以上滞在した人が対象になるんですか、どっちなんですか。
○平沢委員 ということは、あれですか、一年以上日本に住んだという実績があって、それ以降出るんですか。それとも、例えば、日本で三カ月たってから外国人登録する、そしてこれから一年以上、二年日本に居住する予定だ、その場合にはそこから出るんですか。どこから出るんですか、これは。スタート時...全文を見る
○平沢委員 では、その場合、一年以上住みますということで、例えば三カ月で外国人登録した人は、そこで申請したら出るわけですね。そして、例えば半年後に帰った場合はどうなるんですか。
○平沢委員 ということは、一年以上住んでいるというのは必ずしも要件じゃないということですね。例えば十カ月たってから帰っちゃえば、その間は出るということですね。いいですね、これは。
○平沢委員 罰則がかかるなんということはわかっていますから、そういうのはいいんです。  今、在留の外国人というのはどんどんふえているわけです。特に、アジアに限っていいますと、過去四年前に比べて一六・一%ふえているんです。これはどんどんこれからもふえるんです。(発言する者あり) ...全文を見る
○平沢委員 世界にはいろいろな国があります。正規に発行できるところもいろいろあるでしょう。中には、不正に発行するところもあるでしょう。あるいは、そういったところに働きかければ、いろいろとそれに応じてつくってくれるところもあるでしょう。そういったのはどうやって見分けるんですか、大臣...全文を見る
○平沢委員 幾ら厳格化の通知を出したって、世界にはいろいろな国があるわけですから、それで正確にきちんとした書類が出てくるとは限りませんけれども、たとえ正確だとしても、いろいろな方法があると思うんです。  これは確認しますけれども、例えば養子だとか、もちろん婚外子も含めて、こうい...全文を見る
○平沢委員 では、例えば、海外の牧師さんが自分のところの教会で五十人ほどの子供さんを養子縁組して、その牧師さんが日本に来て、また牧師活動をしていた。本国に五十人の養子した子供さんを置いてきた場合はどうなるんですか。
○平沢委員 海外で、それが間違いないかどうかという実態把握はどうやってやるんですか。書類だけでやるんですか、それとも実際に現地に赴いてやるんですか、どっちでやるんですか。
○平沢委員 私は、今、民主党の議員と一緒に、アフリカのベナンという国の子供たちを支援する活動をやっているんです。例えば、私たちがベナンの子供たちを養子にして、それでベナンの子供たちのために子ども手当を受け取るということ、これは可能なんですか、どうですか。
○平沢委員 はい、わかりました。  ベナンの国は、要するに、昼食も食べられない、そういったベナンの国に対して、民主党の議員と一緒に子供たちに昼食代とか、そういう食事代を送るというのをやっているわけで、養子縁組を、人数はともかくとして、例えば五人とか十人というのをやろうと思ったら...全文を見る
○平沢委員 では終わりますけれども、何か知らないけれども、法案提出してこれから検討するというふうにも聞こえるんですけれども、これは今法案を出しているんですから、もう既に決まっていなきゃおかしいんじゃないですか。  海外には例がないんでしょう。例がないものを日本としてこれからやろ...全文を見る
○平沢委員 問題が極めて多いということを指摘させていただいて、質問を終わります。
03月17日第174回国会 衆議院 外務委員会 第5号
議事録を見る
○平沢委員 自民党の平沢勝栄でございます。  岩屋委員に続きまして質問させていただきたいと思います。  最初に、今、岩屋委員がアメリカの日本政府に対する反応についてコメントされておられましたけれども、私も先日、ワシントンに行きまして、アメリカの国会議員、政府関係者等とお会いし...全文を見る
○平沢委員 この前、アメリカに行きましたときも、国務次官補キャンベル氏は、数週間の間に進展が見られるだろう、それを我々は期待していると。ということは、恐らく三月末までに、大体、時間的に五月末という最後があるわけですから、三月中には、報道にも出ていますけれども、何らかの政府案を取り...全文を見る
○平沢委員 いずれにしましても、最後が大事なので、五月末までということは、これは動かせないわけで、それまでに急がなければならないわけでございますけれども、昨日の報道では、国務次官補キャンベル氏が、本来、アジア歴訪の過程で日本に最後に寄るというスケジュールだったのが、急遽中止になっ...全文を見る
○平沢委員 これは外交的には、直前にこういう形でキャンセルして、その事由ですね。タイの政情不安でタイに行かないわけですから、スケジュール的には十分、日程的には時間的な余裕ができた。だから、行く事由がなくなったのか、あるいは本国に急に用事ができたのか、そういったことはいろいろ考えら...全文を見る
○平沢委員 通常ではそうなんでしょうけれども、ただ、今、普天間の移設先が、もちろんキャンベル氏も普天間だけやっているわけじゃないですけれども、普天間の移設先がなかなかうまくいかない中でこういったことが起こると、あらぬいろいろな憶測を呼びがちでございまして、事実、昨日の報道でも、何...全文を見る
○平沢委員 ただ、アメリカと日本との関係というのは、これは大変に緊密な同盟関係で結ばれているわけで、そういう中で、向こうの立場で考えると、何か本当に大丈夫かなと思われるようなことがいろいろあったわけで、そこは大臣には、日米関係のきずなをさらに強固にするために、ぜひ御尽力をお願いし...全文を見る
○平沢委員 ということは、記者会見のコメントとはちょっと違って、要するに、ゼロベースですから、もちろん最悪の場合に普天間の継続使用ということもあり得る、あるいは日米政府の合意案、二〇〇六年のに戻るケースもあり得る。これもゼロベースですから選択肢として排除はされていない。要するに、...全文を見る
○平沢委員 普天間の継続使用というのはできるだけ避ける、こういうことだろうと思います。  そこで、今、もちろん報道が、メディアが勝手にやっているということなんでしょうけれども、いろいろな案が飛び交っています。キャンプ・シュワブの陸上案だとか、ホワイトビーチだとか、きのうはまた一...全文を見る
○平沢委員 副大臣の答弁を聞いていますと、何か本当に、優秀な答弁でありますけれども、中身が全然ないんですね。できればぜひもうちょっと中身のある答弁をしていただきたいなと。そこで……(発言する者あり)いや、それは優秀な答弁ですよ。  それで、最後にお聞きしたいんですけれども、徳之...全文を見る
○平沢委員 ちょっと大臣、聞かせてください。だから、私はよくわからないんですよ。副大臣じゃなくて大臣、どう思われますか。
○平沢委員 いや、そうじゃなくて、民間人を使って、結局、こういう米軍の普天間の基地の移転という国家的な問題を、民間人を使って、最初は米軍というようなことをはっきり言わないで持ち込んでいる、そういうやり方については、しかも、それは後から、民主党の国会議員、名前は言いませんけれども、...全文を見る
○平沢委員 ちょっと、この問題は、いずれにしましても、また詳しくやらせていただきますので、これはちょっと深刻な問題なので、また時間をとってしっかりやりたいと思います。  終わります。
03月26日第174回国会 衆議院 外務委員会 第8号
議事録を見る
○平沢委員 おはようございます。自民党の平沢勝栄でございます。  きょうは、条約、協定も含まれますけれども、三件について御質問させていただきたいと思います。  まず初めに、この前、大臣はハイチに行かれましたけれども、まあ、いろいろ成果があったと思います。この前の委員会で私は、...全文を見る
○平沢委員 この前申し上げましたように、在外公館の整備、そんなに多額の金がかかるわけじゃないので、今回整備しようとした五つの館は数十億で整備できるわけでございまして、ぜひお願いしたいなと思います。  次にもう一つ、条約に入る前に、普天間の件について御質問させていただきたいと思い...全文を見る
○平沢委員 憶測で、正しくないというなら、それで私はよかったなと思っています。なぜならば、きょう報道されている案というのは、沖縄県外と言っていたのに、県内なんですよ。沖縄県民からすれば、愚弄された、裏切られたという気持ちになってしまうんです。そして、今度はホワイトビーチをいずれは...全文を見る
○平沢委員 従来は、刑事共助、捜査共助というのは外交ルートでやっていたわけで、もちろんICPOルートというのも使われていたわけですけれども、今回これを、条約という形で協力関係をより強固にするということだろうと思います。  この前の大臣の提案理由の説明の中で、こうした条約を締結す...全文を見る
○平沢委員 まあ、そうなんでしょう。  ただ、今まででも、外交ルートあるいはICPOルートでもそれほど支障はなかったんだろうと思いますよ。だから、私は、日本はこれほどこうした条約の締結というのに今までは余り力を入れてこなかったのではないかなと。これは、条約になれば確実になるとい...全文を見る
○平沢委員 今、スイスとフィリピンと言われましたけれども、やはり捜査共助が必要なのは、とりわけアジアの国々との関係が必要になってくると思いますけれども、フィリピン以外のアジアの国はどうなるんでしょうか。
○平沢委員 これは刑事共助、例えば死刑のある国、ない国、そういった国との間では大変に難しくなってくるわけで、例えば、日本とEUの刑事共助協定によりますと、十一条に「共助の拒否事由」というのが書いてありまして、「被請求国は、次のいずれかの場合には、共助を拒否することができる。」こう...全文を見る
○平沢委員 ちょっとよくわからないんですけれども、要するに、条文の中では、きょうは法務省からも政務官においでいただいていますけれども、そのための条件に関し被請求国と請求国との間で合意がある場合は除かれると。これは具体的にはどういうことなんですか、政務官。
○平沢委員 次に、双罰性についてちょっとお聞きしたいんです。  現行の国際捜査共助等に関する法律では、結局、双罰性に欠けている場合に捜査共助は禁止されているわけですけれども、今回、条約を締結することによって、相手国側の判断では、場合によってはできる、こういうことになるわけです。...全文を見る
○平沢委員 では、先にほかの質問をしますから、後で時間があったら答えてください。  次に、日本とタイの受刑者の移送条約についてお聞きしたいと思います。  今、日本は、受刑者の移送については多国間条約、すなわち、CE条約と言われていますけれども、これを二〇〇三年に締結しまして、...全文を見る
○平沢委員 外国人受刑者の多い国は、今、日本には三千人以上を超えていると思いますけれども、一番多いのはたしか中国人でしょう。それから、ブラジルとかイランとかこういったところが多いわけで、こういった国との二国間条約といいますか、CE条約に入れば別ですけれども、それはどうなっているん...全文を見る
○平沢委員 ほかの国との締結が急がれていますので、ぜひよろしくお願いしたいと思うんです。  移送に当たっては日本と相手国とそして本人、三者の同意が必要になってくるわけですけれども、この中で被害者の感情というのはどうなるのか。外務省からもらった資料をずっと見ていましても、何かいろ...全文を見る
○平沢委員 ということは、被害者が知らないところで勝手に移送されることはないということで理解してよろしいですね。わかりました。  それで、日本から移送して、本来ならこれは刑があと残十年あったのが、相手国に送られて十年が一年くらいで釈放になる、これは仮釈放とかいろいろな制度が違い...全文を見る
○平沢委員 全然違うことを聞いているんです。私が言ったのは、要するに、刑の扱いが国によって違うわけで、例えば仮釈放だって違うわけだから、日本でまだ残期がいっぱい残っているのに向こうに行ったらすぐ釈放されることはないんですかと。今までそういう例はあったでしょう、外国では。日本の場合...全文を見る
○平沢委員 いや、そういうことを聞いているんじゃなくて、追跡調査はやっているんですねと聞いているわけだから、イエスかノーかでいいんですよ。追跡調査はちゃんとやっているのかやっていないのか。
○平沢委員 では、これからも追跡調査はきちんとやって、もしおかしかったらこの移送のあり方については再検討していただきたいと思います。  最後に、受刑者に対する告知、これはどうするのか。これは、例えば日本とタイの間では努力義務になっているでしょう。努力義務になっているということは...全文を見る
○平沢委員 では、これで終わりますけれども、要するに、受刑者にきちんとやはり告知するということも大事で、これから外務省はどんどん仕事がふえると思いますよ。例えば、在外にいる日本人受刑者に対してこれを全部通知する、バンコクならいいけれども、バンコクじゃなく片田舎にいた場合はどうやっ...全文を見る
04月07日第174回国会 衆議院 外務委員会 第10号
議事録を見る
○平沢委員 自民党の平沢勝栄でございます。  普天間の問題をお聞きしたいと思いますけれども、その前に、中国で昨日、日本人が死刑執行されました。また、近く三人が死刑されるということで伺っておりますので、この問題について最初に質問させていただきたいと思います。  まず、最近中国で...全文を見る
○平沢委員 今、死刑が確定して死刑執行を待っているという受刑者もいない、こういうことでよろしいですか。
○平沢委員 それは調べていただきたいと思います。  それで、今回の昨日執行された赤野受刑者ですけれども、確定したのは去年ですけれども、刑が執行されたのは昨日、残りの三人については、二〇〇七年ですか、死刑が確定して、そして近いうちに執行されるということなんですけれども、死刑が執行...全文を見る
○平沢委員 もちろん、これは中国の国内法に基づいて行われているわけで、中国の内政干渉にわたることは厳に私たちは慎まなければなりませんけれども、当然のことながら、その一方で、日本人が海外でこういった極刑を受けるわけでございますので、司法手続が適正に行われたかどうか、この辺については...全文を見る
○平沢委員 これは質問通告しているんですけれども。私が聞いている限りでは、イギリスの場合は質問通告したわけでしょう。(武正副大臣「イギリスだったら」と呼ぶ)それで、通告しているから、イギリスは事前にブラウン首相みずからが、もちろんこれは日本とは全然事情は違いますよ、だけれども、こ...全文を見る
○平沢委員 今回、中国側としても、その意味では十分日本側に配慮しているなということもうかがえないわけではないんです。  しかしながら、今回、もう既に先ほど申し上げましたように、かなり前から死刑判決が確定していたという日本人の死刑の判決を受けた受刑者、一人が昨日執行されて、近々三...全文を見る
○平沢委員 これは報道ベースですけれども、まず一人執行して、日本国内の反応を見て、反応が特に問題がなければというようなことも言われていますので、いずれにしましても、これは、今大臣が言われたとおり、中国の国内の問題で、内政干渉にわたることは避けなきゃなりませんけれども、ちょっとこれ...全文を見る
○平沢委員 今大臣から、領事面会としていろいろな支援も行われた、あるいは確定後はいろいろな懸念を表明されたということがございましたので、その辺についてちょっとお聞きしたいと思います。  逮捕されてから、中国の総領事館、領事が何度となく面会されたということは今伺ったわけでございま...全文を見る
○平沢委員 現場でよくやっておられるなと思います。ですけれども、今、私がお聞きしたのは、そういった領事面会の際に、受刑者の方から、これはもちろん弁護士に言うことではありますけれども、同時に、面会した領事に対して、捜査がおかしいとか、自分の主張が全く入れられていないとか、そういった...全文を見る
○平沢委員 そのとおりだろうと思います。  そこで、先ほど大臣が、大臣としても、中国大使を呼ばれて、この問題についての懸念を中国大使に伝えられているわけですけれども、これだけじゃなくて、一審で死刑判決が出てから、日本政府としていろいろな形で、先方に対して、日本側の思いというんで...全文を見る
○平沢委員 大臣のそのお気持ちは十分わかります。  そこで、死刑がもう執行されますよということの通報があってから懸念を表明された。しかし、一審で死刑が確定して以降も、日本政府というか外務省から中国側に対して、この問題に対する関心を表明されてこられたと思います。  そこでお聞き...全文を見る
○平沢委員 ちなみに、外務省からもらった資料でも、当初は関心で、死刑執行通報後は懸念となっていますけれども、これは日本語では関心と懸念と使い分けていますけれども、恐らく先方にはこれは中国語で伝えたと思いますけれども、中国語ではこれは、関心の場合は何という言葉で、懸念の場合は何と伝...全文を見る
○平沢委員 それで、中国側の反応は。
○平沢委員 繰り返しますけれども、これはもちろん中国の問題でございますけれども、先ほど出ていましたミャンマーで今後こういったケースがもし起これば、これは不幸にして起こらないとも限らない、そのときは、これは当然いろいろと問題にせざるを得ないでしょう。あるいは、日本では犯罪にならない...全文を見る
○平沢委員 私ももちろん慎重に対応しなきゃならないと思いますけれども、場合によってはやはり何らかの対応をとらざるを得ない、これはケース・バイ・ケースですけれども、当然あり得るんだろうと思います。  そこで、きょうは法務副大臣、今おいでいただきまして、ありがとうございます。今大臣...全文を見る
○平沢委員 いや、私が聞いているのは、中国人を死刑執行したというのは、させていただいているんじゃなくて、これはしたんですよね、これはいいんですけれども、中国人以外にかつて外国人を日本で執行した例があるのかどうかということをお聞きしたんです。
○平沢委員 平成十九年十二月以前は公表できないということなんですけれども、ちょっと意味がわかりませんけれども、時間がないから次へ行きます。  今、日本国内で死刑が確定している受刑者というのは百九人ですか。この中で外国人というのは何人いるんでしょうか。
○平沢委員 これは答えられればいいんですけれども、死刑を執行する段階では、死刑を廃止している国もあるわけですけれども、これは当然事前に通報はするんでしょうか、しないんでしょうか。
○平沢委員 これ以上質問はやめますけれども、ただ、中国の場合、先ほどありましたように、事前に連絡がなかったということでそれなりに抗議というか申し入れをしてきた国もあるようなので、日本も、今までそういったことを余り考えてこなかったというか、こういったことについては特に問題にしてこな...全文を見る
○平沢委員 今大臣が言われたのは、そのとおりだろうと思います。  また、それぞれの国がそれなりの法律それから捜査、司法手続を持っているわけですから、その手続について私たちがとやかく言うことは避けるべきだと思いますけれども、しかし、そうはいっても、在外日本人がかかわることなので、...全文を見る
○平沢委員 五月末までということは、先ほども服部議員のときの質問にもいろいろありましたけれども、これは五月末までに案として出るということじゃなくて、これはもう前から出ていますけれども、地元も了解する、アメリカも同意する、五月末までというのは、こういった形で最終的にまとめるというこ...全文を見る
○平沢委員 報道では、在日米軍の駐留経費の負担、ホスト・ネーション・サポート、この話も大臣の方から出た、現行の特別協定については来年で期限を迎えますので、包括的な見直しというような話が出たというふうに報道されていますけれども、これは事実なんでしょうか。
○平沢委員 先ほどありましたように、この前、私たち外務委員会で沖縄に行きまして、特に沖縄の知事から強い要望を受けました。その中の知事の要望というのは、議会もそうですけれども、基地が集中していて、その基地絡みといいますか、米兵絡みの事件、事故が多発している、したがって、日米の地位協...全文を見る
○平沢委員 ありがとうございました。  それで、続いて大臣はオタワで日米外相会談を行われたわけでございますけれども、普天間は恐らく同じことだと思いますのでこれは避けますけれども、北朝鮮問題については、クリントン国務長官とはどういう話があったんでしょうか。
○平沢委員 報道では、六者会合への北朝鮮の無条件復帰を求めるというような話し合いが行われたんだろうと思いますけれども、これについて、拉致問題は出たんでしょうか。日米外相会談とか、どこでもいいんですけれども、拉致問題というのは出たんでしょうか。
○平沢委員 北朝鮮問題は膠着状態を続けているわけでございまして、この問題は、中国、韓国はもちろんですけれども、とりわけアメリカの強力なバックアップがないとなかなか前に進みませんので、ぜひ、これについての大臣のこれからのまた特段のお力添えをよろしくお願いしたいと思います。  そこ...全文を見る
○平沢委員 そうなんでしょうけれども、それでもこれだけ報道に出るということは、何らかのコメントを出していることも間違いないわけで、これは重要な問題です。地元の人もそれで振り回されるんです。アメリカも日本は何だと思うわけだから、私は、それは岡田大臣は非常に口がかたいから、十分わかり...全文を見る
○平沢委員 時間で終わります。ありがとうございました。
04月21日第174回国会 衆議院 外務委員会 第13号
議事録を見る
○平沢委員 自民党の平沢勝栄でございます。  小野寺議員に続きまして質問させていただきたいと思います。  条約の質問をさせていただく前に、アイスランドの火山噴火の問題についてちょっとお聞きしたいと思います。  あの火山噴火によりまして、ヨーロッパを中心に空の便が大混乱してい...全文を見る
○平沢委員 そういったことはやっておられるでしょう、これは当たり前のことなんで。  ただ、先ほど言いましたように、例えばイギリスあるいはドイツ、飛行機を大幅に出して輸送に当たることを検討している、あるいは海軍の艦艇まで出すことを検討している。そういった国に比べて、今副大臣が言わ...全文を見る
○平沢委員 いや、私はもう、今から検討じゃないんです。もう今実際に足どめを食らっている方がいっぱいおられるわけでしょう。みんな困っておられるわけでしょう。だから各国は一生懸命取り組んでいるわけでしょう。何か、今から取り組むとか、きのう、成田で足どめを食らっている外国人旅行客につい...全文を見る
○平沢委員 この問題は、もちろん、先ほど言いましたように、モスクワとローマはもう便を飛ばして運んで、運搬に当たられたわけでございまして、いずれにしましても、困っておられる方がおられるわけですので、ぜひ外務省を挙げて力を入れていただくようにお願いしたいと思います。  そこで、まず...全文を見る
○平沢委員 先ほどどなたかの質問に対して、十四社がバミューダに進出しているという話がありましたけれども、この十四社というのは、具体的には会社はどこなんでしょうか。そして、なぜバミューダという交通の便も決してよくないところにわざわざ会社を構えて、これは断定的に言うわけにいきませんけ...全文を見る
○平沢委員 それらの会社がバミューダにそういった会社を置いている目的というのは何なんでしょうか。
○平沢委員 いずれにしましても、バミューダに置くならば、そこにしっかりしたビルを構えて従業員がたくさんいるとは思えないわけで、一種のペーパーカンパニーではないかなと。ということになりますと、租税回避行為が目的じゃないかなとも思えるわけですので、その辺は、今回バミューダと租税協定を...全文を見る
○平沢委員 ある程度の見通しはあるんでしょうけれども、言えないということなんでしょう。  では、クウェートのオイルマネーを結局日本に呼び込む効果というのもあるだろうと思いますけれども、これはある程度の見通しがあるでしょう。これは幾らくらい見ているんですか。今回の締結によってクウ...全文を見る
○平沢委員 いずれにしましても、この条約は、投資交流促進の基盤を強化するねらいもあるわけですので、ほかの国、まだまだのところがいっぱいあるわけですので、ぜひ急いでいただきたいなと思います。  カザフスタンとの原子力協定ですけれども、これについてはいろいろありました。ウランの安定...全文を見る
○平沢委員 そうはいっても、向こうからその意向がなくても、これはやはり日本側から働きかけて、今回カザフスタンとの協定を結ぶ以上、当然のことながら、ナミビア、ニジェール、必要になってくると思います。  それから、原発を新規導入する国、こういった国との原子力協定というのも当然必要に...全文を見る
○平沢委員 今副大臣が言われた原発の商戦、アブダビの受注に日本は敗れたわけですよね。ベトナムの第一次の発注にも日本は敗れたわけで。アブダビの場合は韓国が受注したわけですけれども、韓国は李明博大統領みずから先頭に立ってセールスに動いたということが報じられています。  日本もこれか...全文を見る
○平沢委員 これからベトナムの二期工事があるわけですけれども、いろいろな事業があるでしょうけれども、韓国は大統領がみずから先頭に立って猛烈な働きかけをしたんでしょう。日本は、たしか経産大臣がいろいろ動かれたことは聞いていますけれども、鳩山総理は動かれましたか。今、一生懸命動かれた...全文を見る
○平沢委員 それはそのとおりでして、前の政権からずっとやってきたわけで、これは別に政権に関係なく、やはり私は、受注に世界各国がトップが動いて強力な働きかけをしているわけなので、鳩山政権としても一生懸命取り組んでもらいたいなと。  しかし、今大臣が言われたように、もちろん、韓国は...全文を見る
○平沢委員 わかりました。  そこで、先ほど小野寺議員が質問しました中国の海軍の動きについてですけれども、まず、防衛省副大臣においでいただいておりますけれども、今回の、中国海軍の十隻の艦艇が沖縄の本島、宮古島の間を行って、それで沖ノ鳥島のあたりに居座っている、この動きのねらいは...全文を見る
○平沢委員 では、副大臣、どうぞ。結構ですから。ありがとうございました。  そこで、先ほど小野寺議員とのやりとりをお聞きしまして、八日にこれが起こって、夕方にはもう防衛省は外務省等に連絡しているわけですけれども、大臣が報告を受けられたのは十二日というのはちょっと、余りにも外務省...全文を見る
○平沢委員 大臣、ちゃんとそこはおわかりいただいておられるわけでございまして、事務当局は本当にしっかりしてもらわなければならない。  当然のことながら、その動きを分析しながら対外的な発表とか中国側に対する申し入れというのは行われるわけでございまして、それにあっては、まずは最高の...全文を見る
○平沢委員 その五月末までに決めるということについては、当然のことながら、五月末までにただ候補地を、検討する予定の地を決めるということではなくて、アメリカも理解をし、地元にも理解されるという案を政府が決定する、これが五月末までということで、これまた大臣もいろいろな機会に言ってこら...全文を見る
○平沢委員 もしこの五月末が守られなかった場合にはいろいろな影響が出るということも大臣は御発言されておられました。ですから、五月末までには決めなければならない。五月末をもし決めることができなければ、アメリカの同意も得て決めることができなければ、これは大変な、深刻な事態になる、この...全文を見る
○平沢委員 これは与野党ないわけで、これは日米の安全保障というか、日米同盟にもかかってくる問題でもありますので、しっかり取り組んでもらいたいと思います。  この問題については、今まで大臣は、ルース大使といろいろなチャネルで話し合いをしていると先ほどもございました。それとあわせま...全文を見る
○平沢委員 ということは、もう既に、大臣のレベルはもちろんのこと、その下のレベルで、いろいろなレベルの段階でいろいろな話し合いが進められているというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○平沢委員 ちゃんとした担当者を決めた恒常的な話し合いのチャネルがやはり必要だと思います。何か今のお話を聞いていますと、恒常的なチャネルのようにはちょっと思えないんですけれども、ここはやはり大事な問題なので、ぜひ力を入れて取り組んでいただきたいなと思います。  あと残された時間...全文を見る
○平沢委員 徳之島の方はそういうことで非常に困惑しているというか、非常に迷惑を受けているわけなんで、そこは政府としてしっかり取り組んでいただきたいなと思います。  この問題については、私も現地に行って感じたんですけれども、いろいろな方が動いて、しかも、その動いた方が賛成派の方だ...全文を見る
○平沢委員 では、最後に一つだけ聞かせていただきますけれども、この前、外務委員会として沖縄に行きまして、仲井眞知事さんたちとお会いしたときに、後で副知事の方が私のところに来られて言われたのは、最悪のケースは普天間の固定化、継続使用だ、これをわざわざ副知事の方が私のところに来られて...全文を見る
○平沢委員 終わります。ありがとうございました。
○平沢委員 ですから、二十八回、いつ、どの会合で言ったかというのは出してもらいたい、きちんと。そこをお願いしますよ。
○平沢委員 では、また理事会でこの問題は協議させてください。これはちょっと、今の言えないというのはとても納得できませんので、今までもこんなことは、出したということは幾らでも言っていますから、これは全然納得できませんので、これは別途またやらせていただきます。  終わります。
04月28日第174回国会 衆議院 外務委員会 第14号
議事録を見る
○平沢委員 自民党の平沢勝栄でございます。  小野寺委員に引き続きまして、質問させていただきたいと思います。  まず最初に大臣にお聞きしたいと思うんですけれども、きのう、小沢幹事長の政治資金規正法違反に対しまして、検察審査会全員一致で起訴相当の決定をされたわけでございます。こ...全文を見る
○平沢委員 しかし、いろいろな機会に幹事長とお会いになられると思いますけれども、私は、少なくとも、全く潔白ということであるならば、何も心配されることはないし恐れることもないわけですから、政倫審というのはそのために設けられた場でもございますので、ぜひ出てこられるように大臣からも言っ...全文を見る
○平沢委員 もちろん、元死刑囚で、死刑を免れたわけで、犯罪から免れれば一般人と同じですけれども、ただ、韓国に多くの犠牲者がいるときに敬語を使うというのはどうかなということで私は申し上げたわけで、先ほど言いましたように、そういった中で、一言で言えば、VIP待遇みたいな形でお招きする...全文を見る
○平沢委員 先ほどの小野寺委員の質問に対しても、大臣が、この間、ルース大使もしばらく不在にされるということを言っておられました。しかし、官房審議官級の話し合いというのは当然行われているでしょうし、きのう来日したキャンベル国務次官補はいろいろな事務レベルでの会合をやっておられると思...全文を見る
○平沢委員 いずれにしろ、タイムリミットは五月末ということでございまして、先ほどどなたかが、方向性さえ出せば五月末はいいというようなお話がございましたけれども、少なくともそんなふうには我々も認識していないし、国民だれ一人そんな認識はしていませんので、ぜひ五月までにきちんとした決着...全文を見る
○平沢委員 八日に近接行為があったときに、中国側に対する申し入れが、この前もこの委員会で出ましたけれども、十二日。そして、二十一日のときは即日中国側に抗議を申し入れているわけですけれども、中国側の今回の動きを見ていますと、最初に、八日に近接行為、先ほど言いましたようにいわば極めて...全文を見る
○平沢委員 この問題については各紙いろいろと取り上げていますけれども、社説にもいろいろ取り上げられていまして、例えば朝日新聞の社説を見ますと、中国海軍の「訓練には日本の反応を試す狙いもあったと見るのが自然だ。であればなおさら、日本側の申し入れを無視した対応は認めるわけにはいくまい...全文を見る
○平沢委員 全くそのとおりじゃないかなと私は思います。  中国海軍の動き、今回東シナ海から太平洋の方に出ていったわけですけれども、最近非常に活動を活発化させている。沖縄周辺もそうですし、尖閣周辺もそうですし、そして、今回は南鳥島の周辺まで行って、いわば海洋権益を確保しようという...全文を見る
○平沢委員 そういうことでしょう。  ですから、連立を組んでいる政党の中には、在日米軍出ていけ出ていけ、それでグアムに引っ込めばいいじゃないかというようなことを言うところもありますけれども、日本の安全保障を考えた場合に、とりわけ中国の最近の動きなんかを考えた場合に、これはただ出...全文を見る
○平沢委員 今、偶発的な事故が起こりかねないという御答弁が大臣からございましたけれども、一部報道では、異常に接近しましたけれども、これは艦隊の司令部の指示を無視してヘリの方が勝手に独断でやったというような報道があります。これは報道ベースなんですけれども、政務官、何かこれについての...全文を見る
○平沢委員 全くそのとおりでございまして、かつて同じようなケースが日本にもあったわけでございまして、そこはよくわかります。  そこで、先ほど大臣が言われた、このような偶発的な事故を防ぐためのいわば共通認識といいますか、ルールづくりといいますか、今回は九十メートル近くまで来たとい...全文を見る
○平沢委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  そこで、長島政務官においでいただいていますので、三月二十六日に韓国の海軍の哨戒艦が黄海ペンニョン島沖で原因不明で沈没しまして、これは韓国では大騒ぎになりまして、そして軍民の合同調査団が設けられまして、最近この軍民調査団が発表し...全文を見る
○平沢委員 またこの問題は別途質問させていただきたいと思います。  時間がないので、最後にまた普天間の移設先の問題について質問させていただきたいと思います。  きょう、鳩山総理が、たしか十時ころだったと思いますけれども、徳田虎雄元衆議院議員の三番町の療養中のマンションに訪ねら...全文を見る
○平沢委員 徳之島は、最近、地元の南日本新聞というのが世論調査をやりまして、奄美群島では八割の人が移設に反対と。ですから、大変にこれは厳しい状態になっているんじゃないかなと。そういう中で、徳之島の人たちに対してはまだきちんとした説明はないというより、徳之島の町長さんたちはむしろ政...全文を見る
○平沢委員 では、時間が来ましたので、最後に一つだけ大臣にお聞きしたいと思いますけれども、この前、総理は、この普天間の問題も含めて職を賭して頑張るということを言われました。大臣も当然、この普天間の移設先の問題については職を賭してこれから取り組まれるということでよろしいでしょうね。
○平沢委員 ということは、大臣、職を賭してということですよね。
○平沢委員 また別の機会に質問させていただきたいと思います。  終わります。
05月19日第174回国会 衆議院 外務委員会 第15号
議事録を見る
○平沢委員 自民党の平沢勝栄でございます。  きょうは、いろいろ聞きたいことがいっぱいあるんですけれども、まず、日中韓の外相会談について聞きたいと思うんですけれども、その前に、きょうは海保においでいただいていますので、海保にお聞きしたいと思います。  四月に中国軍のヘリが海上...全文を見る
○平沢委員 では、海保にもう一問聞きたいと思うんですけれども、こういった調査は今までも行われていたわけでしょう、同じようなエリアで同じような調査は。過去に何回くらい行われたんですか。そして、今までに今回のような中国の妨害事案というのはあったのかどうか、それを教えてください。
○平沢委員 海保、ありがとうございました。結構ですので。  そこで、大臣、この前、ヘリの異常近接事案というのが二回、四月にありました。今度、五月に入って、今答弁ありましたように、今まで海保が調査していたときは何もなかった、今回初めてこういった形で、中国の調査船というんですか公船...全文を見る
○平沢委員 大臣から抗議を申し入れてもらったのはよかったと思いますけれども、中国側は、受け入れるというか、聞く耳を持たなかったということだろうと思います。  何か中国の動きが、もともと中間線を認めていないんですけれども、最近になって何か随分活発になってきたなと。もともと中国は、...全文を見る
○平沢委員 今回のバイの中国との会談で、大臣は中国の核保有の問題についても言及されたということを聞いておりまして、私はこれは非常によかったと思うんです。中国は、核大国といいますか、核軍縮をやると言いつつも、実際には核保有をどんどんふやしているという中で、報道によりますと、大臣は少...全文を見る
○平沢委員 最近の中国の海軍の動き、それから、今大臣が答弁ございました、核について中国は先制不使用だと。これは、言うのは当たり前のことで、北朝鮮だって別に先に使うなんということは全然言っていませんから、そんなことを言ったら、今度はほかの国だって持つということにもなりかねないわけで...全文を見る
○平沢委員 中国の動きについては、透明性が極めて不十分な国ですので、引き続き関心を持って注視していただきたいなと思います。  中国とのバイの会談で、もう一つお聞きしたいんです。  東シナ海の資源開発の問題について大臣から言及されたと思いますけれども、早期の条約締結といいますか...全文を見る
○平沢委員 日本では共同開発と出資するから言っているわけですけれども、確かに中国は共同開発という言葉を非常に嫌っていると聞いております。実質的には、出資して、それでそれだけの分け前といいますか、一定の分け前をこちらももらうということになるわけですから、共同開発という言葉に何で中国...全文を見る
○平沢委員 ということは、今いろいろなところに出ている報道が間違いということでよろしいんでしょうか。
○平沢委員 例えば、これは朝日新聞一面に出ています。「北朝鮮の魚雷と判断」「韓国外相、岡田外相に」と。こういった記事が間違いですかというか、先走りですかということをお聞きしているんです。
○平沢委員 この問題もまた別途お聞きしたいと思います。  今回の韓国外相とのバイの会談の中で、金正日の訪中の話は出たんでしょうか。そして、出たとすれば、いわば金正日側の訪中の思惑というのは、実際に思惑どおりにいったのかどうか、こういった話は出たんでしょうか。
○平沢委員 もう一つ、竹島の問題についてはどういう話し合いが行われたのか、ちょっとお答えできますか。
○平沢委員 そこで、次に、普天間の問題に移らせていただきたいと思うんです。  沖縄に鳩山総理が行かれまして、これは私だけじゃなくてみんな驚いたと思うんですけれども、鳩山総理の発言の中で、県外、国外移設と言ってきたのは、党としての発言でなくて、私自身の党の代表としての発言だと。要...全文を見る
○平沢委員 今、柳澤さんの話が出ましたけれども、柳澤さんも、私もよく存じ上げていますけれども、言うならば在職中にその考えをしっかり、私は中で言ったというのは聞いていないんですけれども、それを、やめてからああだこうだと言うのは、私自身はどうかなという感じがしております。  そして...全文を見る
○平沢委員 ということは、与党間で合意する、そして地元も合意する、そしてアメリカも合意する、そういう案を五月末までに決めることができる、そして決めるということでよろしいんでしょうか。
○平沢委員 今までの発言をずっと見てみますと、総理は関係方面の合意ということを言っておられるんです。そして大臣は、合意と言われたこともありますけれども、ほとんどの場合、関係方面の理解を得るということを言っておられるんです。合意と理解というのはどこが違うんでしょうか。
○平沢委員 合意とか理解というのは、別に私が言ったわけじゃなくて、総理が合意ということを使っておられるから私は合意と言っているわけで、この定義はむしろ私の方が総理に聞かなきゃならないわけで、理解という言葉も、大臣が使っておられるから理解と言っているわけです。  今、大臣の御答弁...全文を見る
○平沢委員 大臣は、三月初めの札幌での対話集会で、五月までに日米が合意できなかった場合には深刻な事態になる、このように言われたと報道されているわけです。五月末までに決まらなかった場合には深刻な事態になると。私もそうだと思います。私も、アメリカで関係者とお会いしたときに、向こうが言...全文を見る
○平沢委員 これは報道だから否定されるでしょうけれども、きょうの読売のトップは、くい打ち桟橋断念、辺野古は結局埋め立てでやるというようなことが出ていますけれども、これはまだ政府案として決まったわけではないですね。
○平沢委員 最後に、今の普天間の移設先の決め方なんですけれども、総理が飛び回っている、そして官房長官も飛び回っている。大体、総理が出るときというのは、すべて、ある程度方向性が出て、おぜん立てができていて、そして最後に行かれるというのが総理ではないかなと私自身は思いますけれども。 ...全文を見る
○平沢委員 時間が来たから終わりますけれども、ちょっと今のやり方は、私は極めて、このままいったらおかしいんじゃないかなと思います。  それから、武正副大臣に質問しようと思っていたフィリピンから米軍基地が出た話、これは次回質問させていただきたいと思います。  では、終わります。
05月26日第174回国会 衆議院 外務委員会 第16号
議事録を見る
○平沢委員 自民党の平沢勝栄でございます。  まず初めに、条約関係を質問させていただきたいと思いますけれども、日本とアイルランドの社会保障協定については、今ほとんど私の聞きたいところがもう質問として出ましたので、ダブるところは避けさせていただきたいと思います。  そこで、一つ...全文を見る
○平沢委員 ぜひ、これから鋭意進めていただきたいなと思います。  そして次に、日本とマカオの航空協定でございます。  マカオの空港がオープンしたのが一九九五年と聞いておりますけれども、それでマカオの航空会社が二〇〇七年に関空に乗り入れて、そしてことし、成田に乗り入れをした。今...全文を見る
○平沢委員 航空協定の締結も急いでもらいたいと思うんですけれども、きょうは国交省政務官に来ていただいていますけれども、各国から日本に対して乗り入れを希望している、あるいは増便を要求してきている、しかし日本として応じられない、こういうのがいっぱいあると思うんですけれども、現状はどう...全文を見る
○平沢委員 三十カ国が乗り入れを希望していて、空港のキャパシティーが足らないから、結局、乗り入れさせることはできない。その一方で、観光立国とか何かいろいろ言っている。これはやはり日本として、大きな国家的なマイナスではないかなと思います。  そこで、日本の空港はハブ空港化していな...全文を見る
○平沢委員 今お話ありましたように、十五万人の方が、本来、日本の羽田、成田がきちんとしていれば、別にわざわざ仁川に行く必要はないわけでしょう。それを十五万人、全体が百九十万だか何か知りませんけれども、十五万人の方がわざわざ仁川に行って乗りかえて行くというのは、これはみんな、我々も...全文を見る
○平沢委員 では、ついでにお聞きしますけれども、成田は開港時のいきさつから、成田が国際空港、羽田が国内空港、これでずっと来たわけですね。これによってどれだけ日本のいわば社会、経済が大きな損失を受けたかわからない。しかし、千葉県側からすれば、当然、そういうことでしょう。だから、そう...全文を見る
○平沢委員 航空行政は日本はずっと大きく立ちおくれて、仁川だとかシンガポールだとか香港だとか、そういったハブ空港がどんどんできてきているわけなので、ぜひこれからも頑張っていただきたいと思います。  では、政務官、これで結構です。  そこで、次に韓国の哨戒艦の問題についてお聞き...全文を見る
○平沢委員 軽々に推測で言うのは、それはもちろんそうでしょう。しかし、これから、北朝鮮がどういうねらいでやったかということがわからないと、日本政府としての対応というか対策もとりようがなくなってくるわけで、いろいろな可能性が考えられますけれども、それに基づいた対策をとっていかなきゃ...全文を見る
○平沢委員 今、長島政務官が言われたいろいろな理由、恐らくすべてが合っているんでしょう。いろいろなものが複合的に絡んで、今回のこの魚雷による撃沈ということが起こったんじゃないかなと思います。  そこで、今回の件で一つ非常に特徴的なのは、韓国が五月二十日に外国も入れた調査結果を発...全文を見る
○平沢委員 実行した者に対して処罰を求めると言いますけれども、これは拉致のときも同じことを日本政府は要求しているんですけれども、拉致の向こう側の責任者となったら、これは金正日になってくるんです。ですから金正日を引き渡せということになってくるわけで、この前、ここでも議論しましたけれ...全文を見る
○平沢委員 先頭に立つというのは恐らくそういう趣旨なんでしょうけれども、安保理で先頭に立つのなら、安保理以外のところでも当然先頭に立つというふうにも、それはいろいろなところで理解されるでしょう。  ですから、言葉の使い方としては、各国と緊密に連携してやるという言い方でよかったん...全文を見る
○平沢委員 テロ支援国家というのは、個人に対するテロ行為ということが要件ということで今大臣はおっしゃられて、たしか大臣は記者会見でも同趣旨のことを言っておられますけれども、そもそもこれは指定されたのが、一九八七年、大韓航空機事件があって、それがきっかけで、一九八八年にアメリカは北...全文を見る
○平沢委員 停戦協定違反だったらばわかるんですけれども、個人に対するテロ行為であるかないかというのがテロ支援国家指定のときの一つの要件にはならないと思うんですけれども、どうですか。
○平沢委員 テロ支援国家指定の要件というのは、外務省でも余り正確にはよくわからない。これはアメリカの国内法に基づいて行われているわけですけれども。  ただ、いずれにしましても、北朝鮮は、大韓航空機事件もあれば、アウン・サン廟事件もあれば、青瓦台事件もあれば、いろいろなテロ行為を...全文を見る
○平沢委員 今後、この問題の対応では、中国の出方が非常に大事になってくると思うんですけれども、日米韓、この三カ国がまとまって中国に対していろいろな働きかけをしなければならないと思うんですけれども、これについては外務大臣、どうですか。
○平沢委員 次に、普天間についてお聞きしたいと思いますけれども、二十三日、総理は沖縄に行かれまして、そして知事等と会談をされました。そこで総理が言われたのは、代替地そのものはやはり沖縄県内に、辺野古の付近にお願いせざるを得ないという結論に至った、そしてこれは断腸の思いで下した結論...全文を見る
○平沢委員 国外、県外、最低でも県外というのは、鳩山さんが昨年の選挙のときに沖縄に行かれて言われただけじゃないんです。沖縄で戦った候補者もみんな言っているんです。ここに沖縄タイムスの「候補予定者アンケート 辺野古で対立 自民と野党」、こう書いてありますけれども、この中で自民党以外...全文を見る
○平沢委員 ちょっと今のは、私には全く理解できないんですけれども。  では、もう一つ。五月中に決着ということもずっと総理は言ってこられました。もう五月は目前でございます。そこで、五月中の決着、アメリカとの合意を急いでおられる、これは先ほど大臣も言われました。  ただ、今まで、...全文を見る
○平沢委員 今まで五月末と言ってきたんですから、五月末は過ぎていないですけれども、そこで合意が得られていないということになれば、当然のことながら、やはり政治家の発言、特に総理の発言というのは重いわけですから、それなりの政治的責任というのはあるんじゃないかなと思います。  それで...全文を見る
○平沢委員 今大臣が言われたとおり、閣僚としての自覚がないんじゃないですか。大体、閣僚として、あるいは都合のいいときは社民党の党首として、閣僚であるというこのことは全然変わらないんですから、そういうところをうまく都合のいいように使い分けるのは、本人はともかく、社会的には通りません...全文を見る
08月03日第175回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○平沢委員 自民党の平沢勝栄でございます。  時間が限られていますので、端的に、聞かれたことだけ答えてください。  まず総理にお聞きしたいと思いますけれども、平成十八年一月二十七日、総理は「朝まで生テレビ!」に出られました。私もそのとき出たんですけれども、そのとき総理は、こう...全文を見る
○平沢委員 要するに、郵政総選挙は、一億総白痴化が進んだ結果として自民党が勝ったと。  昨年の民主党が勝ったのは、一億総白痴化の結果なんですか。それはどうなんですか。
○平沢委員 要するに、民主党が勝ったときは国民が賢明、自民党が勝ったときは国民が総白痴化だ、こういうことを言いたいのだろうと思いますけれども、時間の関係で、次に進みたいと思います。  金賢姫の訪日問題についてお聞きしたいと思いますけれども、金賢姫が訪日してもいいんですよ。しかし...全文を見る
○平沢委員 では聞きますが、中井大臣、金賢姫が入国したときに取り調べはしたんでしょうか。日本の偽造旅券を使った容疑があります。
○平沢委員 私は呼んだことを反対しているんじゃないんです。鳩山別荘に泊める、ヘリコプターで遊覧させる、これはおかしいじゃないですかと、それを聞いているんです。  では、いいです。ちょっと待ってください。  韓国には被害者の家族の方がおられるんですよ。百十五人亡くなったわけです...全文を見る
○平沢委員 今、借りをつくったという話がありましたけれども、同僚の小野寺議員が最近韓国に行ったら、韓国では、韓国政府は日本政府に大きな貸しをつくったということも言っているそうです。  私が言っているのは、訪日したことを言っているんじゃなくて、何でヘリコプター遊覧とかという特別待...全文を見る
○平沢委員 答弁が長過ぎて、今度はもうちょっと短くやってください。  東京から長野の鳩山別荘に行ったでしょう。前総理の別荘に泊めるんですよ、世界が見ていますよ、テロリストでもあるわけですから。そして、警備が大変なんです。東京から長野まで運べば、途中の埼玉県警、それから群馬県警ま...全文を見る
○平沢委員 時間がないから次に進みますけれども、御家族の皆さんが望んでいるのは、一日も早い解決なんです。そのためには、北朝鮮と戦争するわけにいかないんだから話し合いをする以外にないんです。せっかく北朝鮮の外務大臣、前に話し合いをしましょうと言った外務大臣が出てきたんだから、そこで...全文を見る
○平沢委員 聞かないことをどんどん答えないでください。  この組織の組織内候補者、今度、JR総連とJR東労働組合、そこの政策調査部長という幹部が民主党の公認で全国比例から出て当選しているんですよ。だから、革マルとの関係ができるんじゃないですか。  総理、もう中井大臣はいいです...全文を見る
○平沢委員 JR東労組は革マルが極めて浸透していると皆さん方が認めたんです。  そして、これを見てください。第四十一回衆議院総選挙のときの、枝野幹事長と、ここにJR東労組支部の執行委員長と書いてありますけれども、この人は革マルの幹部と見られている人です。この人と、立候補に当たっ...全文を見る
○平沢委員 特別、承知をしておりませんと言ったって、こんなことはもう周知の事実なんですよ。先ほど言いましたように、新潮45を初めとした公刊物にも出ているんですよ。そういう中で、こういう覚書も交わされている。一言で言えば、革マルと民主党、どういう関係なんですか。  今、大相撲が何...全文を見る
○平沢委員 慎重な検討じゃないんですよ。鳩山前総理はもっと前向きに答弁しておられたんですよ。まだ北教組をかばうんですか、こういう北教組を許そうとしているんですか。  北教組というのはとんでもない集団で、君が代・日の丸に反対している、あるいは道徳教育に反対している、いじめの実態調...全文を見る
○平沢委員 北海道教育委員会の指導に従わないようなとんでもない組織、北教組だからこそ、場合によっては罰則も設けなきゃならないんじゃないですかということを言っているんですけれども、今の文科大臣の答えは全然答弁になっていません。  では、最後に総理にお聞きします。総理は、君が代・日...全文を見る
○平沢委員 時間が来たから終わりますけれども、では、総理に最後に一つ。  二〇〇二年五月三十一日、ラジオ番組「ミッキー安川のずばり勝負」、この番組は、番組の冒頭、みんなが立って君が代を歌って、それから番組に入るんです。総理はそのとき出られました。そして、総理はそのときに、私は君...全文を見る
○平沢委員 時間が来たから終わりますけれども、今のこの話は、ラジオ日本の関係者、そしてミッキー安川さんの御子息、皆さんから聞いた話だということを申し上げて、私の質問を終わります。
10月22日第176回国会 衆議院 法務委員会 第2号
議事録を見る
○平沢委員 自民党の平沢勝栄でございます。  まず、質問に入る前に、一言抗議させていただきたいなと思います。  最初に私、この後、中国での反日デモを聞かせていただこうと思うんですけれども、私の後に質問いたす稲田議員が、午後、韓国での反日デモについて国家公安委員長に質問したいと...全文を見る
○平沢委員 日系の店舗が破壊されたり、それから自動車がひっくり返されたり、そういった器物損壊行為もあるわけですよね。ですから、当然のことながら、これは中国の国内法に基づいても犯罪でしょう。中国の官憲は、警察は、だれか検挙したんですか。それとも、何も検挙していないんですか。ぼやっと...全文を見る
○平沢委員 おかしくないですか。中国は意図的にやっているんじゃないですか。だって、破壊行為をやって、それで一切責任を問われないんだったら、やれ、やれということと同じことですよ。法に触れているんだったら、少なくとも検挙しなかったら、今後の予防になりませんよ。抑止効果は出ませんよ。こ...全文を見る
○平沢委員 これは政府はもうちょっとしっかり対応してもらわないと、中国に今進出している企業、在留邦人もいっぱいいるわけですよ。これは、私は今回のケースを見ていまして、繰り返しますけれども、逮捕者ゼロなんて、こんなばかなことがありますか。中国はやり放題じゃないですか、それだったら。...全文を見る
○平沢委員 中国は恐らく、なかなか展示をやめませんよ。同行した中国人の方が言っていましたよ、これはかなり捏造、誇張が入っていると。そういったものを展示して子供たちに一生懸命見せている。これは通り一遍の申し入れじゃだめだと思いますよ。もっと外務省も腹をくくってしっかりやってもらわな...全文を見る
○平沢委員 この問題はまた別途やりたいと思いますけれども、次に尖閣の問題に移らせていただきたいと思います。  今度の尖閣での中国船長逮捕の問題については、国民の皆さんの多くは対応に疑問を持っておられるんじゃないかなと。そこで、ちょっとお聞きしたいと思いますけれども、これは節目節...全文を見る
○平沢委員 差し押さえしていなきゃ、これはもう捜査としてミスですよ。当然差し押さえしているでしょう。  そうしたらば、まず事実関係としてお聞きしたいのは、捜索、差し押さえで押さえたもの、これを中国側にいつ返したんですか。それともまだ残っているんですか。いつ返したんですか。それを...全文を見る
○平沢委員 では、これはまた聞かせていただきますけれども、後でしっかり調べて、それで、差し押さえしたものを、それはどうなっているのか、船は返したのはわかりました、だけれども、船以外のものについてはどうなっているのか、これを教えてください。  そこで、大臣、大臣は十七日に着任され...全文を見る
○平沢委員 勾留の延長というのは、勾留は、まず一回目の勾留を十日間やった、だけれども、まだ捜査が不十分だ、そして引き続き詰めていかなければならない、あるいは、まだ捜査を引き続きやらなきゃならない、そして、逃亡のおそれ、証拠隠滅のおそれもある、だから、勾留の延長請求がなされて、認め...全文を見る
○平沢委員 要するに、勾留延長する必要性があって延長したわけですよね。ところが、勾留延長して五日目ですか、突然、処分保留で釈放ということが決まったわけです。  そのとき、法務省の資料で見ますと、なぜ釈放したか。「故意に衝突させたことは証拠上明白」しかし、「「みずき」の損傷は直ち...全文を見る
○平沢委員 何を言っているかさっぱりわかりませんけれども。  要するに、勾留延長の必要があって勾留延長を認めてもらった、それで勾留延長がスタートした、ところが、途中で突然、処分保留で釈放になった、何か理由がなきゃならない、そこで、最後に、つけ足したように、「我が国国民への影響や...全文を見る
○平沢委員 国内への影響というのがあったのなら教えてください。それから、国際関係というのはないと思いますよ。  大臣にお聞きしたいんですよ。そもそも、普通、勾留中、勾留延長中ですよ、今回は。それは、途中で釈放した例は幾らでもあると思いますよ。例えば、法律が変わったとか、恩赦があ...全文を見る
○平沢委員 いや、そうじゃなくて、本人が全く自認していない、自供していない。犯罪が明らかであるにもかかわらず、本人は否定しているんですよ。私はやっていない、何が悪いんだと開き直っているわけでしょう。それで、中国に行ったときのあれを見ればわかるじゃないですか。また尖閣に行くというこ...全文を見る
○平沢委員 よくわかりませんけれども、今回のケースは、本人が否定しているわけだから、悪質性が極めて高いわけでしょう。そういう中で勾留請求したんでしょう。そんなこと言うなら、勾留請求、延長請求しなくたってよかったじゃないですか。勾留延長したのは、引き続き取り調べる必要があるというこ...全文を見る
○平沢委員 では、処分保留で釈放した時点では捜査は終わったんですか。副大臣、捜査は終わったんですか。だから、もう捜査の必要がないから釈放したんですか、今の副大臣の答弁だったら。
○平沢委員 身柄を拘束して調べる必要がなくなったと。  では、身柄は拘束しないけれども、引き続き捜査を進める、こういうことでいいですか。
○平沢委員 必要があればって、だって、そもそも勾留の延長を請求したんでしょう。それで、今副大臣が言われたじゃないですか、要するに、もう身柄を拘束して捜査を続ける必要がなくなったと。だったら、身柄を釈放した、しかし捜査を続けなきゃおかしいじゃないですか。ちょっと副大臣の言う答弁は違...全文を見る
○平沢委員 では、捜査は続いているということでいいですね、捜査は続いているということで。副大臣、捜査は続いていると。
○平沢委員 相手はもういなくなっちゃったんですよ。相手はいなくなっちゃった。それでどうやって捜査を継続するんですか、相手の身柄がないのに。本人はもう中国に帰っちゃったんですよ。  だから、拘束してやらなきゃしようがないわけでしょう。にもかかわらず、相手はもういなくなって、中国に...全文を見る
○平沢委員 ちょっとよくわからないけれども、これは、船長が日本の海保の船に体当たりした、その船長を逮捕した事案ですよ。だから、当然のことながら、それに関連することを調べるのはこれは当たり前ですけれども、まずは船長がいなかったらどうにもならないじゃないですか。今、このまま捜査は継続...全文を見る
○平沢委員 全くよくわかりません。まあ、これ以上やっていても、副大臣も苦しい答弁でしょうからやりませんけれども。  では、大臣に聞きますよ。別な角度から聞きます。  検察が、我が国国民への影響、日中関係を考慮した、こういうことを言っています、それを考慮したと。恐らくこれが大き...全文を見る
○平沢委員 これは全く答えになっていませんよ。私が聞いているのは、検察が刑事処分をするに当たって、外交問題まで持ち出していいんですかということを聞いているんです。  では、例えばですよ、わかりやすく言います。アメリカの兵隊が沖縄で犯罪を犯したとします。日本の検察が、日米関係に影...全文を見る
○平沢委員 これは重大な答弁なんですよ。今まで、検察は、警察は、法と証拠に基づいてということをずっと言ってきたんです。今大臣が言っているのは、総合的な判断に基づいて刑事処分ができるということになった。ということは、法と証拠以外にいろいろなことが加わると。だから私の質問に答えていな...全文を見る
○平沢委員 私の質問にきちんと答えてくれていないんですよ。  大体、そもそも二百四十八条、これが処分保留での釈放に適用になるかどうか、私はこれは疑問だと思いますよ。これは、起訴便宜主義だけれども、公訴を提起するかしないかの条文ですから。これは……(発言する者あり)ちょっと黙って...全文を見る
○平沢委員 全然答えてくれないんですよ。  大臣、那覇地検が、次席検事が記者会見をやっているでしょう。その中で言っているのは、加えて、引き続き被疑者の身柄を勾留したまま捜査を継続した場合の我が国国民への影響や今後の日中関係を考慮いたしますと、これ以上被疑者の身柄の拘束を継続して...全文を見る
○平沢委員 これはかみ合わないから、やっていても大臣はまともに答えてくれないから、あれをやってもしようがないけれども、こういうことを検察に判断させていいんですか。外務省の課長を呼んだんでしょう、それでいろいろ事情を聞いた、日中関係を考えた。それは政治が判断することじゃないですか。...全文を見る
○平沢委員 では、大臣にお聞きしますけれども、指揮権発動というのがあります。指揮権発動は昭和二十九年ですか、与党が自分のところの幹事長が強制捜査になるのを阻止するために使ったものだから、非常に悪い印象を与えていますけれども、民主主義のプロセスとしては、検察の暴走を抑えるために、選...全文を見る
○平沢委員 私は、これは検察に、一那覇地検にこういった判断をおっかぶせる、責任をおっかぶせるのは、余りにも酷だというか、もうこれはやるべきじゃないと思うんです。  では、ちょっと大臣にお聞きしますけれども、大臣、大津事件というのは御存じですよね。
○平沢委員 当時、政府は、大審院に物すごい圧力をかけたんですよ、これは明治時代ですけれども。それを検察は、政府の圧力をはね返したんですよ。そして、あれはロシアの皇太子でしたか、皇太子が来たときに、それを死刑にしろというのを、当時の大審院の児島惟謙、これが圧力をはねつけたんですよ。...全文を見る
○平沢委員 そうじゃなくて、那覇地検が総合的に判断して処分を決めたのはおかしくないですかと言っているんですよ。  法と証拠だけでやればいいものを、今、大臣言われたでしょう、総合的に判断したと。これがおかしいんじゃないですかということを繰り返し繰り返し言っているんだから、それに答...全文を見る
○平沢委員 要するに、大臣が言っておられるのは、捜査当局は法と証拠以外のいろいろな状況を総合的に判断してやっていいんだ、だからそこに外交判断も入るんだ、そういうことでしょう。(柳田国務大臣「以外は入っていないと言っているじゃないですか。以外は入っていません」と呼ぶ)だから、外交判...全文を見る
○平沢委員 だって、那覇地検のプレスリリースで言っているじゃないですか、さっきから言っているように。地検が記者会見で言っているんですよ。何を今回の釈放について考えたかといえば、日中関係、我が国国民への影響を考えたと言っているじゃないですか。だから言っているんですよ、さっきから。(...全文を見る
○平沢委員 大臣、ばかにしないでくださいよ。海上保安庁のビデオに決まっているじゃないですか。今、この時間で、これを議論していて、ビデオって何か。ほかのビデオであるはずがないじゃないですか。いいかげんにしてくださいよ。(発言する者あり)
○平沢委員 官房長官は見たと言っている。それで、これは今、予算委員会も決議してビデオを見せろということを言っています。だから、法務委員会も委員会でぜひ決議してもらいたいんですけれども、委員長、お願いしますけれども、このビデオを見るように。  それで、法務大臣、見ていないですね。...全文を見る
○平沢委員 中国では、日本側が、日本の海保がぶつかってきたということも言われているんですよ、言っているやつがいるんです。  では、大臣は、この説明を受けて、もうビデオを見なくたってわかると今言われたんですから、ぶつけたのは、中国の方が故意にぶつかってきたんですか、それとも日本の...全文を見る
○平沢委員 要するに、故意にぶつかってきたわけですよね。だから、極めて悪質な公務執行妨害でしょう。それを勾留延長して四、五日たったところですぐ釈放する、こんなことは通常あり得ない。それは、そこに那覇地検が……(発言する者あり)では、あるんだったらちょっと例を教えてくださいよ、こん...全文を見る
○平沢委員 それは、処分保留で釈放なんて幾らでもありますよ。  ただ、私が言っているように、全然事情が変わっていない、そういう中で、今大臣が言われたように向こうが故意にぶつかってきたわけでしょう。悪質性が極めて強い。要するに、パトカーに体当たりしてきたわけですよ、二台のパトカー...全文を見る
○平沢委員 いやいや、そんなことは聞いていない。そうじゃなくて、なぜ時間が決まっているのに真夜中にあけてわざわざ空港を使用させてやったんですか。朝まで待てばいいじゃないですか。
○平沢委員 私の質問に答えていないですよ。  私が言っているのは、要するに、石垣空港は朝八時から夜九時までと決まっているのに、その時間待ってもらって使わせればいいじゃないですか。それを何でわざわざ真夜中、空港をあけるということは、管制だとかいろいろな職員が必要になってくるわけで...全文を見る
○平沢委員 真夜中でもあけてくれということを外務省が言ったわけですね。(三井副大臣「そうです」と呼ぶ)そういうことですか。(三井副大臣「はい」と呼ぶ)  では、今度は外務省。何で真夜中、オープンの時間でよかったじゃないですか。外務省まで飛び火すると思わなかったけれども、外務省、...全文を見る
○平沢委員 では、調べてもらって、後刻教えてもらいたいんですけれども。  では、国土交通省。この空港の着陸料、それから燃料代、これはどうなっているのか。  それから、二十五日に来ましたね。船長を連れて帰りましたね。十三日も、十四人の乗組員で来ているわけでしょう。だから、二回あ...全文を見る
○平沢委員 では、燃料代はちゃんと取るんですね、これは間違いなく。取りますね。(三井副大臣「取ります」と呼ぶ)はい。  では、時間がもうありませんから、最後に外務省にお聞きしたいんですけれども、クリントンさんと前原さんが会ったときに、尖閣は日米安保の第五条の適用対象だと言ってい...全文を見る
○平沢委員 そうすると、万々が一、徐々に徐々に、いわば実効支配が万が一移ってしまったと仮定した場合、そうしたら、これは日米安保条約の適用対象にはならないんですか。だって、中国はそこをねらっているわけですから。
○平沢委員 外務省、もう一度確認させてください。  尖閣は日本の領土である、日本が領有権を持っているということをアメリカは言ったことがあるんですか。
○平沢委員 そうなんですけれども、過去にでもいいですから、今まで、日本の領有権がある、日本の領土であるということをアメリカは、今回の前原さんとクリントンの会談以前でもいいですから、そんなことを言ったことはあるんですかと聞いている。
○平沢委員 全然答えになっていないですけれども、もう時間が来たから終わりますけれども、ちょっとよく調べておいてください。  それから大臣、この二百四十八条、私はこれは大変なことになると思いますよ。検察にこんな外交判断とか何かさせて捜査させるなんということになったら、これは日本は...全文を見る
11月08日第176回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○平沢委員 自由民主党の平沢勝栄でございます。  引き続いて、質問をさせていただきます。  まず、総理にお聞きしたいんですけれども、きのう、徳島県の吉野川市というところで後藤田正晴先生の御功績をたたえる顕彰碑というのが完成しまして、私も除幕式に行ってきたんですけれども、後藤田...全文を見る
○平沢委員 まあ、あきれました。もう今の段階で譲歩に譲歩、妥協に妥協を重ねてきているじゃないですか。これで国益が守れますか。いずれにしましても、危機管理について、私は対処能力がないと思いますよ。  それで、なぜこういうふうに対処能力がないかというと、菅内閣、菅総理も含めて、国家...全文を見る
○平沢委員 総理が、答弁者がいいと言っているんですから、出したっていいじゃないですか。
○平沢委員 それでは、総理にお聞きしますけれども、国旗・国歌の法案に反対したのはなぜなんですか。
○平沢委員 私は全然かっかしていないんです。荒唐無稽とかと言ってかっかしているのは総理の方なんです。  そこで、今総理はもっと元気な歌の方がいいということを言われましたけれども、国旗・国歌の法案が衆議院で採決されたその次の日の朝日新聞に何と出ているか。菅直人代表の発言、「天皇主...全文を見る
○平沢委員 衆議院で国旗・国歌の法案が通った次の日の朝日新聞です。(菅内閣総理大臣「何年、何年の」と呼ぶ)一九九九年七月二十三日、朝日新聞です。
○平沢委員 新聞に書いてあるんですよ。これは朝日新聞がでたらめを書いたんですか。そういうことなんでしょう。そういう発言をされたんでしょう。ですから、御自分の発言にはきちんと責任を持ってもらいたいと私は思いますよ、一国の総理ですから。  ですから、そう思っていたけれども、今は総理...全文を見る
○平沢委員 総理、途中で変わったっていいんですよ。変わったら変わったで、正直に言ってもらいたいなと思います。  次に、岡崎大臣、もう既に国会で何度も質問を受けられたと思いますけれども、韓国で反日デモに参加された問題。これは日本の国会議員としておかしくないですか。韓国に行って、そ...全文を見る
○平沢委員 何を言っているか、さっぱりわかりません。  要するに、日本の国会議員なんですかどうですかということを聞いているんですよ。何もわざわざそんなところで、わざわざ大使館の前で、日本の国会議員が日本の大使館に向かってこぶしを振り上げて抗議運動する必要はないじゃないですか。そ...全文を見る
○平沢委員 要するに、私の質問に答えてくれないんですよ。  日本の警察は、外国人の場合は日本人だったら取り締まらないような軽微な犯罪で取り締まっているというような意見があるけれども、それは統計上のあれには注意しなきゃならないというようなことを、あたかもそういう考え方を是認するよ...全文を見る
○平沢委員 これは、文章を見たら、どう見たって是認しているんですよ。その人が今の警察のトップなんですよ。警察のトップなんですよ。おかしくありませんか。まあいいや。  それから、もう一つ……
○平沢委員 二〇〇四年の四月一日のトミ子マガジンです。
○平沢委員 次に、これも岡崎大臣にお聞きします。  革マル派、極左暴力集団、いろいろなテロをやってきた革マル派。革マル派について、民主党内閣は、これは共産主義革命を起こすことを究極の目的としている極左暴力集団だということを言いました。そして、今はテロをやっていないけれども、いろ...全文を見る
○平沢委員 革マル派の幹部の一人ということを今答弁されました。  大変なことなんですよ。なぜならば、この松崎明さん、今、革マル派の最高幹部の一人ということを国家公安委員長は言われました。その方の運転手をしていた、側近中の側近をしておられた方が、今、民主党の参議院議員の田城郁さん...全文を見る
○平沢委員 いや、これは大変なことなんですよ。だって、民主党内閣が、革マルというのは極左暴力集団、大変な集団である、危険な集団であるということを答弁書で言っているわけです。そして、その革マルの最高幹部の一人、それが松崎明さん。その運転手、側近中の側近だった人が、民主党の推薦で、公...全文を見る
○平沢委員 こういう問題というのはきちんと、やはり公党ですから、私は説明責任があると思いますよ。もちろん、関係が全くなくなっているならなくなっているでいいんですよ。それはやはり疑いは持たれますよ、今まで側近中の側近だったんですから。  それから、数年前、警視庁が革マルの関連した...全文を見る
○平沢委員 国家公安委員長、もうちょっとしっかりしてください。国民が不安を持っているんですよ。ですから、関係ないなら関係なくなったでいいんですよ。きちんとやはり国民の皆さんに説明していただきたいなと。よく調べておいてください。  では、次の問題に行きます。尖閣の問題に移ります。...全文を見る
○平沢委員 それはおかしいじゃないですか。個別の案件じゃなくて、船は返したんでしょう。そうしたらば、船じゃなくて、ほかに捜索、差し押さえしたものがあるでしょう。船の中の、例えば航海日誌とか、いろいろなものを押さえたんでしょう。これらについては今どうなっているんですかということをお...全文を見る
○平沢委員 捜査は終了したんですか。それならば、今の大臣の答弁は大変なことですよ。捜査は終了したんだそうです。捜査が終了したのならば、もう起訴か不起訴の判断をしなきゃならないじゃないですか。まだ起訴か不起訴の判断をしていないのに、何で捜査は終了するんですか。捜査は続いているんじゃ...全文を見る
○平沢委員 そうじゃなくて、本音が出たんでしょう。捜査は終了しているけれども、捜査は終了したということは言えないんでしょう、これは。  では、次にお聞きしますけれども、国交大臣、石垣空港、二十四日に船長が釈放されて、二十五日の未明に石垣空港から船長が帰っていった。石垣空港という...全文を見る
○平沢委員 私が聞いているのでは、外務省からの強い要望、要請があったから、国交省の方では石垣空港を夜間であるにもかかわらず特別にあけたと聞いていますけれども、外務省、なぜあけたんですか。
○平沢委員 中国側から要請があったという今のお話ですけれども、次の日の朝まで待てばいいじゃないですか。何で、本来空港の使用時間というのは決まっているのに、それを夜中にわざわざあけて、それで中国の船長を帰すために便宜を図ってやる必要があるんですか。なぜなんですか。それをお答えくださ...全文を見る
○平沢委員 要するに、中国から言われたら何でもやってあげるということなんでしょう。妥協に譲歩を重ねるということなんでしょう。  マキャベリが何と言っているか知っていますか。マキャベリは、譲歩に譲歩を重ねたところで相手は満足するわけでもなく、それどころか相手の敵意は、あなたへの敬...全文を見る
○平沢委員 一般論じゃなくて、今回のケースでは請求するんでしょうねと聞いているんです。一般論なんかどうでもいいんです。今回のケースでは請求するんでしょうね。
○平沢委員 確定したら請求するんでしょうねと聞いているんです。馬淵大臣、もう一回答えてください。
○平沢委員 請求しないということを言いたいんでしょう。請求しなければおかしいですよ。(発言する者あり)そうしたら、請求するとはっきり言えばいいじゃないですか、請求しないと言っていないのならば。何でそれが言えないんですか、国民の皆さんの前で。先ほど総理も、故意にぶつけてきたと言われ...全文を見る
○平沢委員 要するに、逃げの答弁ですね。これは大変残念ですよ。もうちょっとしっかり答弁してもらいたいなと私は思います。  そこで、官房長官もおられますけれども、先ほど来、刑事訴訟法二百四十八条の問題がいろいろと論議されていました。どう考えても、国民の皆さんも納得できないと思いま...全文を見る
○平沢委員 要するに、ないんですよ。ないことを今回無理やりやったんです。  今まで国会で何百回、何千回となく捜査当局が答弁してきたのは、政府が答弁してきたのは、法と証拠に基づいて捜査はやる、こういうことなんです。  今回は、法と証拠、この前法務委員会で柳田大臣にお聞きしたら、...全文を見る
○平沢委員 これは大変な今までのやり方の変更じゃないですか。これから捜査当局は、国際情勢も証拠になると。なぜかというと、証拠というのはだれが見ても動きようがない確実なものだから証拠になるんですよ。ところが、国際情勢というのは、人によって、立場によって見方が違うんですよ。これをこれ...全文を見る
○平沢委員 九月の十九日に勾留延長が決まったんです。そして、勾留延長が決まってから、実際に釈放が決まるのが二十四日。その間に何が変わったんですか。  ここにいろいろ書いてありますよ、法務省の資料の中に。「乗組員が負傷するなどの被害の発生はない」「計画性等は認められない」「「みず...全文を見る
○平沢委員 捜査が終了したという答弁を今、柳田大臣はされました。捜査は終了したんですか。(発言する者あり)
○平沢委員 捜査は終了したんですか。
○平沢委員 先ほども、捜査は終了と言った。それで訂正したら、何か船についてだとか言いました。それで今も、捜査は終了したと言った。  もう相手は中国に帰ったんでしょう。もう相手がいないんですよ。捜査はこれ以上続ける余地はないじゃないですか。  捜査は終了したんでしょう。もう一回...全文を見る
○平沢委員 早く起訴だか不起訴だか決めないと、検察審査会への訴えもできないじゃないですか。  きょうの新聞に出ていますけれども、検察審査会に対して、中国人船長の釈放を不服として訴えが出ていたと。それに対して検察審査会は何と答えたかというと、不起訴処分がまだ存在していないと。だか...全文を見る
○平沢委員 相手はもういないんですよ。相手はいないんですから、もう捜査をこれ以上続けたって意味がないじゃないですか。もうやるといったってできないんですよ。例えば、起訴したときに、これは送達できるんですか。では、柳田大臣、起訴したときの送達はできるんですか。
○平沢委員 私が聞いていることは、そんな細かいことでも何でもないんです。基本的なことなんですよ。大臣として当然知っていなきゃならないことをお聞きしているわけですよ。それについて大臣が、事前に質問通告がなかったどうのこうのと言っているのは、私は本当に残念だなと思います。  いずれ...全文を見る
○平沢委員 そうじゃなくて、ほかの部分を出したって支障になるんですかということを聞いているんです。  国交大臣、ほかの部分、今六分五十秒以外のところを出したら、どこが支障になるんですか。ユーチューブのものを国民の皆さんは見られたと思いますよ。あれは取り締まりに何の影響もないじゃ...全文を見る
○平沢委員 いずれにしましても、これは国民の皆さんはぜひ全面公開してほしいと思っておられるはずです。もちろんその中に支障のあるところはあるでしょう。だけれども、ほとんどのところは支障がないと思いますよ。そこは、ぜひ一日も早く私は出してもらいたい。先ほど来ありますように、中国は、日...全文を見る
○平沢委員 原則禁止のはずですよ。  外務大臣、それで、中国でデモをやって、そして、例えば日系のいろいろな店舗等に被害が出ているでしょう。当然のことながら、逮捕者が出なければおかしいですよ、もし中国の当局がそれなりに取り締まろうとするのであれば。物を投げて自由、壊して自由だとし...全文を見る
○平沢委員 これについて中国側にはどういう申し入れをしたんでしょうか、外務大臣。
○平沢委員 当然、これは抗議を申し入れるのは当たり前のことなんですけれども、抗議を申し入れたことに対して、中国側の返答はどういうことなんでしょうか。今大臣言われましたように、デモでも何でもいいですよ、中国の国旗を日本国内で侮辱したら、中国は烈火のごとく怒ってきますよ。  かつて...全文を見る
○平沢委員 正式な回答がないというのは極めて残念なので、前原大臣、もっと強く申し入れというか抗議をしてもらいたいなと思います。  そこで今、日本国民が不思議だと思っているのは、フジタの社員が四人、身柄を拘束されたでしょう、あれは何で拘束されたんですか。まだわからない。要するに、...全文を見る
○平沢委員 やはり、もうちょっと強く出ないとおかしいんじゃないですか。だって、日本人が四人、逮捕だか身柄拘束だか知りませんけれども、ずっと自由を奪われていた、そして、それに対して、なぜなのかということがまだ我々にはわからない。  そして、四人が一緒に行動していたはずなのに、その...全文を見る
○平沢委員 では、最初、九月の三十日ですか、三名が釈放されて、十月の九日に一名が釈放されたわけですけれども、この三名と一名の身柄拘束の理由については、きちんとした説明は中国からあったんですか、なかったんですか。
○平沢委員 中国は大事な国ですけれども、しかし、こういった法治国家じゃないところがありますから、法律より上に、党とか何かそちらの方の指示が優先するというようなところがありますから、前原大臣、そこはしっかりと対応していただきたいなと思います。  次に、ロシアの問題について総理にお...全文を見る
○平沢委員 ロシア外交をしっかりしてもらわないと困るので、アメリカとの関係もちょっとぎくしゃくしていますけれども、中国、ロシアの関係もしっかりしてもらいたいなと思います。  河野大使が帰ってきて、すぐ帰りましたけれども、これは抗議の意思を示した、それでその目的は達したということ...全文を見る
○平沢委員 では、時間が来ましたので、最後の質問にします。
○平沢委員 創設時でも今でも変わらないという見方は多いんですけれども、それはもういいです。  最後に一つだけ。  六月二十三日、鳩山前総理は、北海道新聞のインタビューでこういうふうに言っているんです。四島一括をいつまで言及しても変わらないので、柔軟性を持って主張するとすれば、...全文を見る
○平沢委員 時間が来たから終わりますけれども、いろいろ先ほど来答弁していて、アメリカとの関係もいろいろとぎくしゃくしていますけれども、中国、ロシアとの関係もこれで本当に大丈夫かな、国民の皆さんもそういう大きな危惧を抱いていると先ほどからありましたけれども、私自身もそのことを強く申...全文を見る
11月12日第176回国会 衆議院 法務委員会 第4号
議事録を見る
○平沢委員 自由民主党の平沢勝栄でございます。  まず、民事訴訟法及び民事保全法の一部を改正する法律案でございますけれども、これは前国会で成立直前まで行った法律でございます。したがいまして、特にこちらから詳しく質問することは避けますけれども、一つだけ、民事局長が来ておられますの...全文を見る
○平沢委員 民事局長、ありがとうございました。民事局長、どうぞ、もう結構です。  そこで、今回の中国船の船長の問題について、鈴木長官もおいでいただきましたので、これから質問させていただきたいと思います。  今回の件は、大きくやはり二つ間違えたんですよ。大臣おられますけれども、...全文を見る
○平沢委員 今、鈴木長官は、こちらの正当防衛を主張するためにあれしなきゃならなかったというようなことを言っておられました。  今、この関係で、きょうのスポーツ紙に出ていますけれども、中国語の捏造の動画が出ているんです。きのう、私、これをネットで見てみたんです。ユーチューブに出て...全文を見る
○平沢委員 長官、ちょっと語尾がはっきりしないから、語尾をはっきり言ってくださいよ。  それで、もし百歩譲って刑事事件ということであれば、九月二十五日の未明に石垣空港を、あけてはいけないあれをわざわざあけさせて、そして特別の待遇で帰しちゃったんでしょう。もうこれは事件になるはず...全文を見る
○平沢委員 さっぱりわかりません。事件は終わっているんですよ、相手がいなくなったんですよ。刑事局長、それは苦しい答弁だけれども、刑事局長も心の中ではおかしいと思っているでしょうから、それはそれ以上あれしませんけれども。  そこで、きょうは警察庁も法務省も来てもらっていますからあ...全文を見る
○平沢委員 では、法務省に聞きます。  検察庁にも告発が出ているんですけれども、今警察が言ったのと同じような罪名でしょうか。  それで、法務省も、こういう告発が、今言ったように国家公務員法だとか不正アクセス禁止法だったら、何で同時に告発するほどの大々的な捜査体制でやるのかわか...全文を見る
○平沢委員 例はあるというのは先ほども警察庁が言ったんですけれども、それは普通のことなんですか。  だって、両方にやられたら、両方の捜査機関が全く知らないで別々にやっていったらどうするんですか。捜査の無駄になっちゃうじゃないですか。片っ方は片っ方で捜査をしている、片っ方は片っ方...全文を見る
○平沢委員 そこで、海保の鈴木長官。極めてこんなケースは異例なんですよ、双方に告発する。しかも、今回は、検察の方は、場合によっては中に流出した人がいるかもしれないと言われているわけでしょう。そういう中で、両方に告発をした、この理由は何なんですか。
○平沢委員 私のに答えてくださいよ。それは、事案が重大だと今長官は言われた。事案が重大だと。重大だから検察に告発する、あるいは警察に告発する、これでいいじゃないですか。何で両方に、今までほとんど例がないような形で両方に告発したのかと私は聞いているんです。
○平沢委員 全く答えになっていないです。ということは、これは、事案が重大なときは、今度から両方に告発しなきゃならないということになりますよ、今の鈴木長官の言葉でいえば。そうじゃないんですよ。それは、検察に告発しようが警視庁に告発しようが、両者はお互いに助け合って、協力して、連携し...全文を見る
○平沢委員 これ以上聞いてもしようがないけれども、鈴木長官に言っているのは、事案が極めて重大だから、徹底した捜査をやるには両方に告発しないとできないというふうにも聞こえるんだけれども、そんなばかなことないですよ。これはこれでいいですが。  では、警察。今、どんな体制でやっている...全文を見る
○平沢委員 六十名の合同捜査本部だそうですけれども、警察庁刑事局長、合同捜査本部をつくるような事案というのは、通常どういう事案をいうんですか。
○平沢委員 法務省の方はどういう体制でやっていますか。
○平沢委員 異例の捜査体制でやっているんですよ。今、法務省は二十人弱で体制を組んでいると。検察庁で二十人体制といったら、余り例がないですよ。警察も、沖縄と警視庁が合同捜査本部をつくっている。それだけ重大な事件だということを言っているわけでしょう。  これだけ重大な事件の一番の張...全文を見る
○平沢委員 それは鈴木長官の名前で出たことはわかっていますよ。長官、私のに答えてください。告発する、徹底的に捜査しろということの判断は、鈴木長官単独の判断なんですか、それとも上の指示があったんですかと私は聞いているんです。もう一回答えてください。
○平沢委員 では、これについては、鈴木長官、国交大臣には、あるいは官房長官、総理には報告したのかしなかったのか、そのときはどうだったのか、それをちょっと答えてください。
○平沢委員 今回の件を告発しろという指示とかそういうものは一切なくて、それは鈴木長官の単独の判断ということでいいですか、もう一回確認します。上から、これを告発しろとかという、特にそういったあれはなかったということでいいですか。
○平沢委員 官房長官は何と言っているんですか、極めてこれはゆゆしき事態だということを言っているじゃないですか。官房長官は流出がゆゆしき事態だと。それで、今、鈴木長官は極めて重大な事案だ、こう言っている。こうした事案の張本人は、わけのわからない理由で帰しちゃったんです。  では、...全文を見る
○平沢委員 では、新聞に出ているのは海保が出したんじゃないんですか。海保に寄せられた点の多くは、今の流出したとされる保安官を擁護する意見が圧倒的に多数寄せられていると新聞に出ていますけれども、それは海保から出たんじゃないんですね、新聞が勝手に書いたんですね、今、全然分類していない...全文を見る
○平沢委員 マスコミの人、ぜひ聞いてください。海保に寄せられた声はこういう声だということで分類した形で報道していますけれども、今、鈴木長官は知らないと逃げているんですよ。  鈴木長官、今の政府は、あなたの首をとって政治家は責任をとらないことにしようとしているんですよ。後藤田さん...全文を見る
○平沢委員 鈴木長官も立場上、しかもここにみんながいるところで言いにくいんでしょう。  それで、大臣にお聞きしますけれども、私が最初に申し上げましたように、今回はやはり大きな判断ミスをされているんですよ。それは、この事件が起こった直後に、かつて能登半島沖あるいは奄美大島沖事件の...全文を見る
○平沢委員 これではどうしようもないですね、この国の先は。あんなコメントしか出てこないんじゃ。  海上保安官は、現場で命をかけて闘っているんですよ。その海上保安官が、ぶつけた船長を捕まえたわけでしょう。これから、海上保安官、現場でどうやって取り締まりしたらいいんですか。自分たち...全文を見る
○平沢委員 時間が来たから終わりますけれども、大臣、もうちょっとしっかりしてくれないと困りますよ、この国がおかしくなっちゃう。私は、大臣、もうちょっと頑張ってもらわないと、大臣はやはり治安の責任者なんですから。それで、海保のこの問題についても、やはり検察として大きな関係があるわけ...全文を見る