平野博文

ひらのひろふみ

小選挙区(大阪府第十一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

平野博文の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○平野分科員 民主党の平野でございます。  短い時間でございますので、多くを質問したいと思っておりますが、特にデジタル放送、いわゆるデジタル技術について少し御質問してまいりたいと思います。  また冒頭、郵政大臣にこういう質問のできる機会ができたことは、私自身、心から喜んでいる...全文を見る
○平野分科員 政治家たるものはやはり現場を見てあらなければならない、このことを先頭に立ってやっていただいておりますから、本当にその点については心から敬意を表する次第でございます。  さて、デジタル放送ということでありますが、その根幹をなすものというのはやはりデジタル技術でありま...全文を見る
○平野分科員 決意も大事でありますが、おくれた理由を聞いておるわけでございます。まあそれは現実おくれているんですから、そのことを聞いたってしようがない部分もありますが。  私が仄聞するには、アメリカとの比較においてでありますが、アメリカの国というのは非常に広くて、日本は非常に狭...全文を見る
○平野分科員 これはもっと早くやっていくべきだと僕は思います。  今局長の方から説明がありましたが、進めにくいのは、私、もっとうがった見方をすれば、今までの放送行政のあり方でいきますと、利害が絡んでおって方式というのがなかなか決めにくいのか、こういうところはあるんですか。
○平野分科員 まさにそのとおりだと思いますが、要は、おくれることは全体をおくらせることになりますので、今局長が言われた視点で、やはりできるだけ早く方式決定というのは決めてもらいたい、このように思うところであります。  さて、そういう中で次の問題として起こってくるのは、地上放送を...全文を見る
○平野分科員 今局長が言われましたが、大体どの帯域を使うかによって世帯数が変わってくるということでありますが、これはやはり国策で進めていく、こういうことからしますと、この発生する費用をだれが分担をするのか、負担をするのか、この点については今どう考えておられますか。
○平野分科員 今非常に答弁が難しいことだろうと思うんですが、国の施策として新しい社会のインフラを移行していくわけですから、やはり国の責任において、国のコストで私はやっていくべきだと考えていますが、いかがですか。
○平野分科員 いろいろ議論のあるところですから、余りそこに対して突っ込むことはやめておきますが、私の意見としては、やはり国の施策として、国のコストで、国のコストということは国民のコストでやっていく、こういうことで、より理解が得られるような仕組みにコスト負担に対してやってもらいたい...全文を見る
○平野分科員 十年ということでありますが、欧米では大体この移行にどのぐらいかかっておりましたか。
○平野分科員 一番大事なところは、日本はおくれている、日本の国というのはやはり、こういうデジタル技術あるいはデジタル放送あるいはインフラのネットを含めて、テクノロジーの立国であるわけですから、今のままいきますと、アメリカとかヨーロッパに負けてしまうんじゃないか。やはり国を挙げてこ...全文を見る
○平野分科員 ありがとうございました。終わります。
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○平野分科員 民主党の平野博文でございます。  きょうは短い時間でございますが、地元の問題について、恐縮でございますが、一、二点。また、これからの新しい高度情報化社会に向けての視点から、ITSを含めた部分等々含めて質問をしてまいりたいと思っております。  まず一つは、私の地元...全文を見る
○平野分科員 そういう実態にあることは私もある程度承知しておりますが、この状況でいきますと、この第二京阪国道の完成目途というのは大体どういう状況になるでしょうか。当初、目途については平成十九年ぐらいというふうにはお聞きしておりますが、こういう状態では、平成十九年というのが本当に実...全文を見る
○平野分科員 今の実態でいきますと、それは本当に実現可能ですか。これが一つ。  もう一つは、十九年といいますと、あと十年近くかかるわけですね。そうすると、それまで、交通渋滞というのは永遠に待ち続けなきゃならないし、極端に言いますと、用地買収をしておる資金というのが、長くなればな...全文を見る
○平野分科員 今局長から前向きな答えをいただいたんですが、一つ、この三つの問題で、全面的にシェルターをかける、こういう地元からの要望があると聞いておりますが、これは実際、実現的にいいますと可能性というのはあるんですか。
○平野分科員 脱硝装置の件でございますが、今、技術的には、従来の大きな脱硝装置をつくらなくても道路の側道の植栽の中でNOxなんかを地中に入れて分解をし吸収させる、実用化されているかどうかはわかりませんが、そういう技術体系も私はあるように承知をしております。そういうことですから、今...全文を見る
○平野分科員 平成七年の二月に基本指針を出しておられるわけであります。高度情報通信社会に向けた基本指針ということでITSの推進を決定しております。どこが主体でやるか。高度情報通信社会推進本部という本部機構ができていることも承知しておりまして、本部長は内閣総理大臣だ、こういうことだ...全文を見る
○平野分科員 では、そういう連絡会議の中でだれがイニシアチブ、リーダーシップを持ってこれを進めておられるのか、これについてお聞きしたいと思います。
○平野分科員 今の局長のあれは、他省庁のことを余り言いたくないから非常に優しく言っておられますが、私は、こういう連絡会議とか連携を密にとか、こういうことを言いますが、やはり力強いリーダーシップを持つ組織というのは非常に大事だと思うんですね。  極端なことを言えば、内閣総理大臣が...全文を見る
○平野分科員 時間がないものですから簡単で結構ですが、この件については、やはり国家プロジェクトである以上、国民の理解というのが必要になってまいるわけであります。ところが、一般国民の人は、ITSというのは何だと、十分によくわかっておられない方が非常に多いわけでございますから、国家プ...全文を見る
○平野分科員 それでは、もう時間が来ましたので、光ファイバーのことについても御質問したかったわけでありますが、これについては、出ていただいておりますが、割愛をし、別の機会にまた御質問したいと思います。  一言最後に、これはぜひ御要望を含めてお願いもあるのです。  やはり少子高...全文を見る
○平野分科員 以上で質問を終わりたいと思いますが、特に、公共住宅以外の一般の住宅についてもそういう具体的支援策、私は、バリアフリー住宅と言いますけれども、段差がなくなったらバリアがなくなったという発想ではだめだと思っています。構造的な部分を含めて、今土地が少ないものですから上に上...全文を見る
03月03日第145回国会 衆議院 建設委員会 第4号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  本日、奄美群島振興法の特別措置法及び小笠原諸島振興開発法の一部を改正する法律案について、その関連で質問をさせていただきたいと思います。  まず、この質問に入っていく前に、質問通告はしていないわけでありますが、この法律についてもそう...全文を見る
○平野委員 今、大臣からは、附帯決議についての重みの重要性を御答弁いただいたわけであります。  特に、私、完全にやはり達成をする、非常に附帯決議の中身について注意を払い、重要視しながら進めていく、こういう大臣の御答弁ですから、当然、当局におかれましても、それぞれの御担当の方はそ...全文を見る
○平野委員 もう一つよくわからないのでありますが、それであるならば、長期という視点に立つということで十年という部分と、法律改正は五年単位で延長する、こういうことであれば、五年という視点でやればいいんじゃないですか、法律改正と同時に計画も五年と。十年が必要であれば十年延長をするとい...全文を見る
○平野委員 さすれば、非常によくわからないんですが、これは時限立法ですか。
○平野委員 この法律がもし改正されるとなりますと、五十年も時限立法を続けている、こういうことになりますよね。そういう意味で、もう五十年続けようが何しようが、これはあくまでも時限立法だ、こういう理屈に立ちますか。
○平野委員 私は、この法律にも絡むわけですが、時限立法というのは、その時々に最低限この期間必要だから、期限を切って、あるいは他の関連とは違ってでも時限という字句のもとに、例えば財政投入をする、そのかわり格段の成果も生む、これが本来時限立法のあり方だと思うのであります。  しかし...全文を見る
○平野委員 さすれば、私は、今回のこの法律提起でございますが、後段で御質問いたしますが、まだ多分十分できてないから延長する、こういう前提に立っているんでしょうけれども、少なくともこの五年間で終わる、完結する、それぐらいの決意をお持ちでございますか、時限立法である以上は。
○平野委員 大臣、ここでちょっと聞きたいんですが、奄美でいきますと、四百二十億円ぐらいだったと思いますが、この五年でこの法律の目的が達成できる、こういうふうに大臣、お考えですか。
○平野委員 大臣の今の御答弁は、私は非常に喜んでおります。そういう視点でやはりやってこなければならなかっただろうと思いますし、やれなかったのかもわかりませんが、したがって、私はそういう視点で質問を続けていきます。  振興開発計画というのは、数値目標がきちっと記載されていないんで...全文を見る
○平野委員 では、積極的にやってきたんだ、本土との格差をなくしてきたんだ、こういうことだと思うんですが、そういう発想で一つの切り口で申し上げますと、奄美で、昭和二十八年に本土復帰以来、特別措置法のもとにさまざまな施策を打ってきた、まあ打ってこられたんでしょう。ところが、人口の流出...全文を見る
○平野委員 今言われましたことをちょっと検証してみますと、やはり若者が集まる町、そこにおられるお年寄りがそこで頑張れる、こういう視点の産業なり新しいあれを起こしていかなきゃならない、こういうことでございます。奄美、まあ小笠原も同じようなことになるんだと思いますが、一つの例を見ます...全文を見る
○平野委員 それではちょっと時間が来ますので、次の質問に移りたいと思いますが、今回の奄美群島の特別措置法の改正案では、新たに地方税の課税免除という、減収補てんの措置が講ぜられることになっておりますが、これによってどれぐらいの効果を期待されているんでしょう。
○平野委員 今、局長お答えになりましたけれども、そうしますと、こういう理解でいいんでしょうか。この地方税の課税免除等に対する補てん制度というのは、過疎地域の活性化特別措置法にも盛り込まれているわけですよね。それにプラス、改めて観光とかそういうものをするために措置をした、こういう理...全文を見る
○平野委員 それでは、小笠原諸島の振興開発の特別措置法では、二十二条で離島振興法の適用除外を明記していますが、一方の奄美では、離島振興法の適用除外の条項はないんですね。これは、なぜ小笠原には条項が入っておって、奄美には振興法の適用除外の条項がないのか。この点については、同じではな...全文を見る
○平野委員 非常にわかりにくい。小笠原では適用除外、奄美ではその限りにあらず、その背景は今までの経過上の問題だ。実際は、私は、別にこの特別措置法をとらなくても、言いたいことは、離島振興法でも十分これからやれるのではないか、こういう視点で見たときに、こういう問題があると非常にぐあい...全文を見る
○平野委員 それでは次に、奄美の部分でありますが、すぐ近くの沖縄との間でも相当の格差があるわけであります。あの地域はやはり琉球というこういうことからいきますと、沖縄だけは特別だ。奄美は、離島よりも少しは厚くするけれども、沖縄との格差というのが随分あるように思うのであります。  ...全文を見る
○平野委員 そういう状況で、やはり私は、ここで視点を変えて質問をいたしますが、今、奄美群島では一市十町三村という自治体が構成されているわけでございます。人口では、平成七年度では十三万ぐらいお住まいだ、こういうふうに聞いておりますが、奄美群島における平成八年度ベースでの生活保護率と...全文を見る
○平野委員 特にこの奄美を今やっているわけでございますから、自治省といたしましても、そのことを進めることの方が、将来の島民の方々の行政サービスがより効率的に進められる、こういうことで、国土庁もあわせてそういう視点での遂行をぜひ願うものでございます。  次に、奄美群島の振興開発基...全文を見る
○平野委員 私は、これはやはりもっと行政がしっかり誘導してなかった責任というのはあると思うのですね。つくってあげましたよ、つくってあげたけれども、それに対して言ってこなかったのは皆さんが悪いんじゃないですか、こういう答弁のように思えてならないのですけれども。  やはり産業振興し...全文を見る
○平野委員 ありがとうございました。
03月12日第145回国会 衆議院 建設委員会 第7号
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○平野委員 おはようございます。民主党の平野博文でございます。  かなり同僚の議員の方から質問がたくさん出ておりまして、できるだけ同質の質問のないように心がけて質問をしたいと思いますが、多少オーバーラップするところがあればお許しをいただきたいと思います。  具体的なこの法案の...全文を見る
○平野委員 今局長が申されましたけれども、人というのは最大の要素だと私は思っております。  そういう中で、私は、必要な構成要素というのは三つある、このように私自身が定義をしているんですが、一つ目には、やはり一番重要な要素というのは人だ、二つ目には施設だ、三つ目にはやはり自然とい...全文を見る
○平野委員 大臣の御答弁で、基本的にはやはり人に優しいそういう町づくりでなきゃならない、こういうことのお考え方をいただいたわけでございます。  そこで、一つ、こういう事例についてはどういうふうになっているかということをちょっとお聞きしたいんでございますが、都市開発という視点、町...全文を見る
○平野委員 今局長から報告されましたが、やはり私が先ほど言いましたコンセプトからいくと、何が一番課題としてあるか。定住化が余りされていないということですよ。すばらしい研究機関とかそういうものはそこにかなり誘致されて、それなりのテクノロジーの町としてはなっているのですが、要は、そこ...全文を見る
○平野委員 今局長が言われましたけれども、確かに、去年は中心市街地で建設、通産ほか十一省庁が複合して支援策を持って、これは、あらゆる角度から見て、一つの町づくりということで中心市街地の支援策をつくったわけですよ。私は、これはいいと思うのです。  ただ、各省庁それぞれ、自分の省益...全文を見る
○平野委員 いずれにしても、これだけたくさんあちこちにばらまいてしまったら、これは一貫した町づくりの思想というのが出てこないのですよ。だから、やはり町づくりをやるのは、もし建設省が中心あるいは国土庁が中心になるのであれば、一貫して調整と、これだけは外さないでくれという思想をやはり...全文を見る
○平野委員 今、局長言われましたが、最大は地価の下落だ、これが一つ。権利関係の調整が非常に難しい。金融機関とは、これはお金を貸してくれないということですか。資金が手当てできないという視点ですか。こういうことを申されたのですが、これも要因だと思いますが、私、それ以上に大事なところと...全文を見る
○平野委員 それに関して、具体的な施策、こういうふうにしてやっているのだというのはありますか。考え方はわかりました。具体的にこういうふうにしているのだというのが今あれば。なければいいです。
○平野委員 今回、民間業者の再開発をより促進するということで、四つの法律が改正になっているわけですね。私、実はきのうの夜調べてみたのですが、これだけでも四つの法案があるのですよ。都市再開発、都市計画関係を含めて、いわゆる町づくりということを考える、あるいは再開発ということを考えて...全文を見る
○平野委員 都市局長みたいな専門家の方でも、多分、どうなってどうなってというのは自分ではわからぬと思いますよ。あなたみたいな幹部で、都市局の一番の責任者の方が、おれはこういうコンセプトで町をつくっていこうと思ったときに、何本の法律が重なっておって云々ということは非常にわかりにくい...全文を見る
○平野委員 それと同時に、大臣、市民の人が、住民の人がそういう法律体系とか情報をいつでも見られるような情報発信を、これだけ高度情報化社会だと言っておるんだけれども、一市民が本当に町づくりとかこういうことを変えていきたいんだというときに、一体どうなっておるんだという、情報がすぐわか...全文を見る
○平野委員 建設省につくる気はありませんか、大臣、中央として。
○平野委員 検討するということは先延ばしするということで、つくる、つくっている、いつまでにつくる、こういう答えは出ませんか。
○平野委員 検討中から準備中に入りましたから、いついつ完成する、こういうことに次は行くと思うので、これ以上局長に御答弁をお願いしません。  では、次に行きます。  都市開発資金の貸付けに関する法律のところでございますが、現行法では貸付対象というのは基本的に地方公共団体であった...全文を見る
○平野委員 だけれども、今局長の御答弁ですが、今までだって住宅・都市整備公団というのは、そういう再開発とか基盤整備の仕事をやってきているのですよ。改めて無利子のものをなぜこの時期に住都公団につけなあかんのですか。
○平野委員 だけれども、公団はあと六カ月後に法律改正をするわけですよね。法律改正をするときにどうなるのかわからぬのに、まず現行の公団にこういう無利子の貸し付けを出しておくんですか。それがまず一つ非常に素朴な疑問です。  もう一つは、公団だって今まで債券を、先ほど局長が言われたけ...全文を見る
○平野委員 今の局長のお答えの中に、やはりちょっと問題がある発言がありますよ。住都公団はプロですから——これは民間だってプロでやっているんですよ。だから、技術的には民間の方がすぐれている、コスト面から合わせた、トータル的にすぐれているところがあると僕は思いますよ。だから、公団がす...全文を見る
○平野委員 ちょっと視点を変えます。  民都の開発事業の部分について少しお聞かせいただきたいんですが、同僚議員、先輩議員の方からもこのところについては御質問されていますが、私は民間都市開発推進機構の土地の取得件数というのは年々ふえていっているとは思います。が、しかし、民都だけが...全文を見る
○平野委員 そうしますと、どんどんどんどん民都が土地をどっとこどっとこ取得をする。しかし、今二件しか譲渡できていない。そのできていない理由は、経済状態が非常に悪いとかいろいろな要因があると思うんですが、それを民間に渡しただけじゃだめなので、さらに再開発に持っていった件数というのは...全文を見る
○平野委員 ここは、僕は非常に難しいと思うんですが、あまり民都が土地を抱えますと、やはり機構自体の経営の問題にもかかわってくる問題ですから、民間へきちっと譲渡し、譲渡するのが究極の目的ではなくて、最終再開発というこの三つのプロセスを経なければだめなわけですから、そこをもう少し全体...全文を見る
04月16日第145回国会 衆議院 建設委員会 第8号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  河川法の一部を改正する法律案について、順次質問をしてまいりたいと思います。  この問題というのは、私は特に、河川という考え方もそうでありますけれども、それ以上に自然の摂理という観点からこの河川法ということを少し考えてみたいと思うん...全文を見る
○平野委員 大臣がそういう基本的なお考えのもとに進められるということは基本でございまして、ありがたいことだと思っておりまして、当然当たり前のことだとも思うところでありますが、ただ、そういたしますと、今まで公共事業で、防護という名のもとにいろいろな安全性とかそういうところ、あるいは...全文を見る
○平野委員 そういう中で、私は、海岸ということをとらまえて考えてみますと、海岸の機能というのはどんな機能かな、こう思うんですね。  そこで、私は、これは学者の方々も言っておられると思うんですが、生態系のもの、あるいは防災あるいは利用という三つの要素に分類されると思っています。し...全文を見る
○平野委員 そういう環境ということは初めて入れて法案として改正されるわけですが、環境の定義、ここで言う海岸の環境というのは、環境を構成する基盤というのは何をもって言うのかというところも大事だと私は思うんですね。  先ほど局長言われましたけれども、調和という表現は、生態、防災、利...全文を見る
○平野委員 そこで、少し技術論の質問をしたいと思うんですが、海岸侵食というのはどういうテクニカルな面で起こるのか、これをまず質問したいと思います。技術論で結構ですから。
○平野委員 この質問に入っていく前に、実は環境庁の方にも来ていただいているんですね。  環境庁の方の立場で見たときに、海岸法の中で環境の問題を取り入れられていることに対して、環境庁はどういう、これではまだ弱い、いや非常に画期的なことなんだ、あるいはこれでは、形はそういうふうに入...全文を見る
○平野委員 今、環境庁の方があれされましたが、何かを進めていく上において環境庁に相談がある、相談があったら環境庁は乗りましょうか、こういう発想の環境庁はもう卒業してもらわなあかんわけですよ。これからは、何を進めるについても環境庁がきちっと物を言うていく。済みません、そういう質問を...全文を見る
○平野委員 ここ近年では、年々大体百六十ヘクタールだ、明治からの状況で見ると大体七十、約倍以上のあれがふえていると。要は、侵食が非常にふえているんだ、こういうことですね。そのふえている要因は何なんですか。
○平野委員 原因は何かということで局長言われたけれども、戦後の人間の営みの活動にやはり大きな要因がある。  私は、和歌山の紀ノ川という川のそばで生まれたのですが、紀ノ川も私が小さいころは砂利の採取が非常に多かったのですね。だから、橋なんかも、すぐ下のあれが見えてきまして、これも...全文を見る
○平野委員 そのたまった土砂の量というのは、十二億なんて言われると想像がつかないのですが、これは、例えば、どうなんですか、侵食している百六十ヘクタールという部分と、堆積というのは、つくられてから今積み上がっておるあれですよね、一年間で大体どれぐらい堆積するかというのはわからないの...全文を見る
○平野委員 そうしますと、これは僕、相当数たまっていると思うのですね。  このダムでもう一つ聞きます。今後つくろうと計画しているダムの数はどのぐらいあるのですか。
○平野委員 何を言いたいかといいますと、ダムによって相当土砂が流れなくなっている。そういう実態にあるという認識には大臣も局長も立っておられると思うのですが、その上に、まださらにダムをつくっていこうという発想に、これは建設省の所轄外のダムもたくさんありますが、つくろうとしている考え...全文を見る
○平野委員 今の局長答弁、今後云々と言うけれども、この土砂管理なんて、これはある意味では学問的にはもう既に随分前からあると思うんですね。ただ、実態論として、どういうふうに掌握してどういうふうに対策を打つかというのが難しい、こういうことなんでしょうけれども、なぜ侵食しているんだとい...全文を見る
○平野委員 局長はそう言っていただいていますが、やはり私は、しつこいようですけれども、この土砂管理のあり方は学問的にもテクニカル的にも見詰めていただきたいし、行政の仕組み的にも、やはり一面的じゃなくて、多面的、トータル的にこの土砂の管理というものをしてもらいたいと思うんですね。そ...全文を見る
○平野委員 ぜひ強力にお進めをいただきたいと思うんです。  そこで、ちょっと視点を変えて質問したいと思うんですが、第六次海岸事業七カ年計画が平成十年の一月に閣議決定されているんですね。これは、財政構造の改革特別措置法に基づいて二年延ばした計画なんですね。ところが、この計画という...全文を見る
○平野委員 それは今のやり方の部分だと思いますが、では予算がとれなかった年はどないするんですかという素朴な疑問と、もう一つは、私が言いたかったことは、より国民の皆さんにわかってもらうために、やはり閣議決定された長期計画というのは、国会で承認案件にしていくべきだと思うのですね、長期...全文を見る
○平野委員 時間が参りましたが、もう一つ、海岸行政ということで、現在は農水省と水産庁、運輸省、建設省で、四省庁でやっておられるわけですが、海岸の行政の一元化の方向にやはりしていくべきだと思っておるのです。  一元化という発想に立ちますと、地方分権の考え方でいきますと、もうすべて...全文を見る
○平野委員 最後に、何回も言うようでありますが、特にやはり環境の基盤の維持ということを、これがないのに、この維持ができないのにこの問題が解決できるとは、私は思っておりません。そういう視点では、環境基盤の維持を非常に基本に据えていただいて、その上でトータルバランスを崩さない海岸行政...全文を見る
05月27日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  持ち時間の中で質問をさせていただきたく思うわけでありますが、二日間の総括質疑の中で御議論がありました点、いま一つ確認したい点がございます。そういう中にあって、少し確認をしたい点から始めさせていただきたいと思います。  我が党の議員...全文を見る
○平野委員 できるだけ早く償還をされることが一番好ましいわけでございますし、償還を早めるということは、料金、フィーを値上げをするということにつながったら、一番安易な手段で償還の期間が短くなるわけでございます。そういう意味では、逆に言いますと、安易に値上げをされないで、公団自身の努...全文を見る
○平野委員 いずれにしても、特殊法人を含めていろいろ言われるわけでございますから、不断の努力をしていただきたい、このように思います。冒頭確認だけということで、質問をこの点については終わりたいと思うんであります。  それでは、地方分権の関係について、順次御質問をしてまいりたいと思...全文を見る
○平野委員 基本的な考え方については同じ認識であるというふうに御答弁をいただきましたので、その前提に立って順次具体的な質問に入っていきたいと思います。  私は、先ほども申し上げましたように、自立と自己責任を明確にしていくために何をしなければならないか、こういうことについてまず認...全文を見る
○平野委員 自治大臣の言われたことはごもっともでございます。  しかし、そこでなのです。地方分権推進委員会の勧告においては、法定受託事務というのは、事務の性質上、その実施が国の義務に属し国の行政機関が直接執行すべきであるが、国民の立場から見たときの利便性または事務処理の効率性の...全文を見る
○平野委員 私は、実際実施をする地方公共団体の人の立場から見ると、我々が法定受託事務という定義のもとに仕事する大義がやはり要ると思うんですね。国と地方の差を、境目を明確にしたからあなたやるんですよというのじゃなくて、我々が、地方自治体の職員がやることによって国民にサービスがより効...全文を見る
○平野委員 そこで、今回の法律案で、政令でも定められるというふうになっています。そうしますと、これでは、各省庁の権限によって法定受託事務がどんどんつくれていくという仕組みをこの中に内在をしているのではないでしょうか。  私は、法定受託というのはやはり国会で議論をして、これは法定...全文を見る
○平野委員 大臣は今そうおっしゃるけれども、理屈の上ではできるようになるわけですね、政令で起こせるということは。それはチェックするんですよと言うけれども、理屈の上では起こるわけですよ。  そうすると、裁量の幅が出てきて、省庁の中で、そこにおられる野田大臣だったらしっかりしていま...全文を見る
○平野委員 余りこのところで議論しても時間がたつばかりでございますが、私が言いたいことは、今までとは違うんですよ、ルールに沿って進めていくんですよ、裁量の幅というのはルールに基づく権限なんですよ、幅の中での権限はないと。これぐらい厳しいチェックをしなきゃならないという視点で、政令...全文を見る
○平野委員 官房長官が言われた合併ということも、一つの大きなインセンティブになってくるんだと思いますが、なかなか合併がここ数十年進んでいないという問題もあるんですが、合併をしていく、こういうことも一つの課題だと思うんです。  私は、そのことも一つあるんですが、地方自治への住民の...全文を見る
○平野委員 いや、自治大臣、財源問題抜きに地方の自治の確立なんというのは図れないということを私は言いたいのですよ。  今、補助金とか交付税とかいろいろな財政措置の仕組みがあるのですが、この制度は、私もよく調べましたが、非常にわかりにくい算出基準なんですね。大臣、わかりますか。基...全文を見る
○平野委員 今大臣おっしゃったことは、この表なんですね。市町村にあっては七五%算入する、こういうことなのですが、これは実態的に言っても絵にかいたもちですよ。  一番下のC市というのは非常に標準税収がたくさんあって、基準財政収入額が百二十億だから、こんなに保留分がたくさんあります...全文を見る
○平野委員 余りこの問題ばかりやっていますとほとんど大多数残ってしまいましたので、この審議は、やはりかなり続けていただかないことには十分な理解が国民も得られないな、このように思うところでございます。  次に移りたいと思います。時間が余りないものですから、総理もお越しになりました...全文を見る
○平野委員 今、一部には確かに課税権があるんですよ。固定資産税とか、多少調整の幅は少ないですが、あるんです。ただ、地方税というのは、これは国が決めている国法ですから、やはり地方自治体が独自に、自立自主という考え方であれば、そこに、地方自治体が責任を持ってその自治を預かるんだ、そう...全文を見る
○平野委員 元来、総理大臣に、当初の地方自治に対する決意と考え方を聞きたかったわけですが、時間が少し変わられたのでこういう格好になって、十分な総理に対する質問ができなかったのですが、最後に一つ。  読売新聞に、きのう、介護保険の件で自由党の小沢党首が来年実施を批判、こういう記事...全文を見る
○平野委員 よくわかりにくいのですが、こういうものが出てきますと、やはり連立が一致していないのではないか、こういうふうに思いますから、非常に心配でございます。  時間が参りましたので私はこれで終わりますが、まだまだ十分御質問ができていませんので、長い審議をお願いいたしまして、質...全文を見る
06月04日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。持ち時間の範囲内で質問をさせていただきたいと思います。  きょうは厚生大臣が時間の関係上退席されるということでございますので、少し流れ的には飛んだりいたしますが、御理解をいただきながら、できるだけ大臣に迷惑をかけないように、集中的に質問...全文を見る
○平野委員 動脈側の立場での見識を聞かせていただきました。特に、今通産大臣が言われたように、その中で排出を抑制していくんだ、さらには排出したものをリサイクルするんだ、こういう考え方は非常にやっていかなきゃならない問題ですし、既に法案の一部としてでき上がっている部分もあるとは認識し...全文を見る
○平野委員 大臣がちょっと退出されるということで、質問の流れでいきますと少し飛びますが、そこで、私が言いたいことは、今の実態を見てみますと、既存の埋め立てをしたところ、これは都道府県の認可のもとに民間業者がやっています。そういう視点で見たときに、各地でいろいろな問題が起こってきて...全文を見る
○平野委員 今まで問題になっているところについての対処の方法はどう考えますか。
○平野委員 私の言っているところも少しは答えてもらいましたが、要は、この問題というのは地元住民の摩擦が非常に多いんですよ。地元住民の摩擦を、都道府県だといいながらも、各市町村が地元住民の苦情ばかり聞いているわけですよ。しかし、地元の自治体には何の権限もあれもない、こういう実態にな...全文を見る
○平野委員 大臣、退出するところですが、もう少しやはり、わかったと、力強い答弁をぜひもらいたいものですね。それをぜひお願いします。それで、どうぞ。
○平野委員 厚生大臣、どうもありがとうございました。だれか御担当の方もおられると思いますから、大臣どうぞ、お忙しいそうでございますから。ありがとうございました。  まだまだこれは私納得はできませんが、やはり今回の法案改正の中にあるんですが、法定受託事務、国が本来果たすべき役割に...全文を見る
○平野委員 基本的にとか、そういうことは現場では通用しないんですよ。現場でもめるのは、基本的には理解するがということだったらもめないんですよ。何でもめているんだ、ここのところをもっと。国の問題ですよ、これは。地域の問題というよりは国の問題ですよ、環境、安全は。  それで、これは...全文を見る
○平野委員 ちょっと待ってください。  法的責任がずっと継続するのかどうかということに対して、します、しませんという答えでいいですよ。
○平野委員 設置者の責任ということにしてしまいますと、その設置者の会社が倒産したときどうするんですか。そのときはどうするんですか。環境汚染だけが残るんですか。
○平野委員 それは少し実態と乖離した発言だと思います。現場を知らないんじゃないですか。現場を知っておったら、こんな法改正なんかできませんよ。  私は、この問題についていろいろ現場を歩いてきました。地元の人はみんな泣いていますよ。民間ゆえになかなか中に立ち入れない、こういうことが...全文を見る
○平野委員 そのうちで解決したのは何件ですか。
○平野委員 ほとんど解決していないですよ。全部長期になって、結局、悲しんで泣いているのは、その地域住民が被害をこうむっている。  国は、地方自治体だ、これは都道府県だといって逃げていますが、地元の自治体は逃げられないんですよ。毎日地域住民の方の苦情を受けて、しかし権限も、それを...全文を見る
○平野委員 今まだ庁ですから、今度省になったときには、もっと権限と財源も持ってもらって、国が、今野田大臣おられますが、これは自治省の問題です、これは厚生省の問題です、これは環境省の問題ですということじゃなくて、これは国家の問題なんですよ。産業廃棄物、二十一世紀の大きな課題になりま...全文を見る
06月09日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○平野委員 私は、民主党を代表して、ただいま議題となりました中央省庁等改革関連法案に対し反対、民主党提案の首相府設置法外二法案に賛成の立場から討論をいたします。  政府案に反対の理由は単純明快であります。政府案では実質的な行政の改革が全く進まないことが、本委員会の審議を通じて明...全文を見る
○平野委員 民主党の平野でございます。  先ほど来、三人の意見陳述者の貴重な御意見を拝聴させていただきました。限られた時間でございますので、簡潔に御質問をしたいと思いまして、三人の陳述をいただきました方々に、本来きちっと御質問すべきところでございますが、時間の関係上、絞って御質...全文を見る
○平野委員 先ほど佐藤町長さんからの御意見の中にありましたが、とりわけ財源の確保という問題を御意見としていただきました。今回の一括法案の中に、権限と役割の分担を明確にすることと、財源も一緒でなければ真の意味の地方分権にはならない、こういう主張を私どもはさせていただいております。し...全文を見る
○平野委員 今、現場の長としての御意見を伺いましたが、私もいろいろ現場の皆さんにお聞きをいたしますと、まず第一歩やるべきだという方よりも、財源をなぜ担保しないんだという声の方が強いんですよ。したがって、やはり権限、財源というのがセットでなければ本来機能しないだろうと私は思っていま...全文を見る
06月10日第145回国会 衆議院 本会議 第36号
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○平野博文君 民主党の平野博文でございます。  私は、民主党を代表して、ただいま議題となりました政府提案の中央省庁等改革関連法案に対し反対、民主党提案の首相府設置法、内閣法改正案、内閣府設置法に対し賛成の立場から討論をいたします。(拍手)  まず、政府案について。私たち民主党...全文を見る
11月10日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  今回から、初めて科学技術委員会に所属をし、委員としての役割を果たす任務につかせていただきまして、冒頭の質問でございます。そういう中で、けさの議論また閉会中の委員会の議論を含めて、非常に大事な議論をしなきゃならないし、またそういう議論...全文を見る
○平野委員 それでは、これは非常に易しい質問でございますが、私は、先ほど言いましたように、国民の皆さんが、原子力の原理がどういう状態でされておってどういうエネルギーを日本に供給しているか、あるいは一歩間違えればこういう問題が起こります、こういう意味での一番の原点は臨界ということだ...全文を見る
○平野委員 したがって、教えている部分もあるということですが、教えていないところがまだ大半である、こういうことですね。そういうふうに受け取ってよろしいですか。
○平野委員 二十二点のうち四点ということですが、いつから臨界ということを学校教育の教科書の中に入れられたでしょうか。
○平野委員 平成元年ということは、ここ十年ぐらいですね。なおかつ、二十二点中四点ということですが、その四点という意味は、私細かくはわかりませんが、これは地域の学校教育によって臨界という言葉を教えているのか、その辺は、長官、わかりますか。細かいですからあれですが、地域によって格差が...全文を見る
○平野委員 そこで、私非常に気になるんですが、私は今文部大臣としての発言だと思いましたが、日本の国のエネルギー事情から見て、日本国民全体が原子力に三十数%エネルギーを依存しているんだ、こういう実態にあるということで、その一番原理原則からいくと、やはり臨界を起こして熱を発生して、タ...全文を見る
○平野委員 ぜひ、その認識と実態、地域によって格差がないか一度調べてみてください。私は何らかの関係があるような気がいたします。憶測で申しわけありませんが、私は、安全性、あるいはこうすれば危険であるということをやはりきちっと教えておかないと、また知ってもらわないといけない、こういう...全文を見る
○平野委員 そういう中で、これはぜひ確認してほしいんですが、では科学技術庁長官にいつ報告されましたか。それはされたと聞いておりますか。これは通告しておりませんから、朝の質問の関連ですから申しわけなく思っていますが、当然そういうのは承知していると思いますよ。
○平野委員 そうすると、有馬前長官は長官自身の事故に対する認識が甘かったというふうに、新聞どおりの額面で受け取ってよろしゅうございますか、長官。
○平野委員 今大臣がかわっておられますから何とも言えませんが、私は、有馬さん自身が技術屋さんで大変立派な人ですから、無念さの余りにこういうことを吐露したんだろうと思います。したがって、科学技術庁の大臣としては、まして自分がそういう技術の専門家であるという立場からも、有馬さんですら...全文を見る
○平野委員 委員長代理、現場に行かれた。ここから現場まで車だったらどのぐらいかかるんですか。二、三時間かかるんですかね。現場に行って、今までの御経験を含めて、これはえらいことだなと感じられたか、これは理屈でいったらあり得ることだと感じられたか。どちらかで結構でございます、委員長代...全文を見る
○平野委員 ありがとうございました。  質問通告しておりませんので、今、原子力安全委員会の委員長さん、委員長代理さんからの素直な御意見だと私は思っています。  そういう中で、もっと原子力安全委員会に別の権限と役割があれば、もっと私だったらこういうことをしたいのになというのは心...全文を見る
○平野委員 私のところにあるのは、第三報で三名がとなっておるのです。これを中間報告で全部出さずに、十九回と二十二回しか我々の中間報告のレポートにないんです。おかしいな、第一回から絶対あるはずだと思って取り寄せたら、よく見たら会社の名前は違うわ、時間軸は上で書いている時間と下の確認...全文を見る
○平野委員 まことに当を得たことでございますが、私は、この被曝線量を測定するのはナトリウムだけではないと思います。  ナトリウムが23から24に一つふえて、その部分によって測定している、これは一つの方法だろうと思っていますが、後々いろいろなことでいきますと、例えば被曝した部分で...全文を見る
○平野委員 そうすると、ナトリウム24という数字が出なかった人は被曝していないと限定していいのですか。
○平野委員 そこで、僕は被曝した方のトータル人数はわかりませんが、ホールカウンターでしか現地ではやっておられないわけですよね。そうすると、そこで数値が低いということを言っておられますが、本当にどれだけ被曝したか、あるいは被曝しているかしていないかの判断は、ナトリウム24の測定だけ...全文を見る
○平野委員 そうしますと、十五ミリシーベルトという数値、六ミリシーベルトとか、いろいろ場所によって違いますが、それ以上に被曝しているということは言えないのですか。政務次官にお伺いします。  今の議論からいきますと、理論値では七十五ミリシーベルトだ、これは理論値ですからこれはもう...全文を見る
○平野委員 多分、多分としか言いません、そうでしょうが、理論値では七十五ミリあるんだ、しかし、はかったら少ないんですよ。これは、私も技術屋の一人の端くれとしてなかなか理解しにくいんです。理論値に近いところに実測値が出てくるまでやるんですよ、本当は。当然それは何かに当たって減衰して...全文を見る
○平野委員 本旨ではありませんから、その三名の、ミリシーベルトに換算した数字を後で私に下さい。  そういうことで、私みたいなうがった人間がそういうふうに見るということは、やはり両方併記されたらいいのじゃないでしょうか、グレイとミリシーベルトを。片一方はグレイを使い、片一方はミリ...全文を見る
○平野委員 あってはならない事態はわかっているんですよ。あってはならないことがあったからややこしいことになっているわけですから。こういう場合は法規上はどうなんですか。このことに対しては法規上だめですよという見解を出されるのかどうかだけ聞きたい。あってはならないことだけれども、あっ...全文を見る
○平野委員 いや、それは、政務次官、大変委員外のところで来ていただいて申しわけないですけれども、これは法令違反ですよ。こういう判断に私は政治家として立ちますが、政務次官としては法令違反に立ちませんか。そこを聞かせてください。
○平野委員 非常に答えにくい質問をして申しわけないと思いますが、私は、やはり労働者という、そこの現場におる人の人権も人格も守らなければならない、これは事実でありますから、やはり侵してはならない線を今回超えているのですよ。超えてはならないところを超えているのですよ。結果として超えた...全文を見る
○平野委員 ありがとうございました。終わります。
11月19日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。持ち時間の中で質問をさせていただきたいと思います。大臣、急いで帰っていただきましてありがとうございます。帰られるまで待とうかなと思っておったんですが、始めさせていただきたいと思います。  先回も、十二日でございましたか、質問をさせていた...全文を見る
○平野委員 大臣言われたところは数字上はそのとおりであります。ただ、物理IIを高校生という学生の世代に本当にこれは必修科目として採用されておるのか。選択になっているんじゃないでしょうか。物理IBというのは大体一般的に教科書として習うレベルの部分だと私は思いますし、私の記憶では、物...全文を見る
○平野委員 今大臣言われたことに対しては少し反論があります。社会科で教えたらいいということを言っているのではありません。これからの科学技術を考えていきますと、より専門性の高い領域での、やはり物理の、社会科で教えているからいいじゃないか、こういうことの議論には私少し反論があります。...全文を見る
○平野委員 一つ御答弁の中で抜けておりますが、事故は起こり得るという前提に立っていますか。事故の反省を踏まえたということはわかりましたが、事故は起こり得るという反省に立った法案になっておりますか。なっているということであればいいんですよ。なっていないとは言いがたいと思いますが。
○平野委員 私の質問が端的じゃないかもわかりませんが、いいですよ、意味はわかりましたから。  要は、私が言いたかったことは、今回事故の起こった反省を踏まえてつくられていますねということと、今までは起こらないんだということをベースにやっておったけれども、どこで次に起こるかもわから...全文を見る
○平野委員 非常に丁寧なお答えでありますが、私は起こり得ることを前提につくられた法案だと理解をいたしました。  そこで、特殊性にかんがみて、原子力災害に対する対策の強化を図り、原子力災害から国民の生命、身体、財産を保護することを目的としているのが今回の法案でございます。つまり、...全文を見る
○平野委員 そこで、この提言書では、特殊性のところで、前日も述べさせていただきましたが、このように書かれています。  放射線や放射性物質は微量でも計測できるという特徴があります。確かに線量計を使えば適切に計測できるわけであります。それに対して的確な防護対策を講じて健康への影響を...全文を見る
○平野委員 そのとおりであります。  そこで、少し中身の質問に入ってまいりたいと思います。  今回の特別措置法は、現行の災害対策基本法をベースに特化させたものだと私は思っております。  そこで、六十条でありますが、災害が発生し、または発生するおそれがある場合には、人の生命ま...全文を見る
○平野委員 原子力の特殊性にかんがみれば、この屋内への退避ということが追加されたことは当然だと私は思います。そこで、なぜこの条項が原子力の緊急事態宣言があった場合ということに限定をしたのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○平野委員 いや、今政務次官が言われたことは、少しこのあれで見ると違うのですね。私の法文の解釈、見方がおかしければ指摘をしていただきたいのですが、今は基本法では屋内への退避ということについてはできるのですか。
○平野委員 それは法律に担保されてできるのでありますか。緊急時だということで、超法規的にされたのではないのでしょうか。
○平野委員 私は、先ほど大臣からの御答弁もいただきました。いかに初動体制が大事なんだ、こういうことでありますね。これは共通認識に立てたと私は思っています。  そこで、原子力の特殊性、初動体制の重要性ということは大臣も政務次官もお認めいただけると思いますが、緊急宣言が、言葉を正し...全文を見る
○平野委員 そこは政務次官、そういうことであれば、今回の村長さんが判断としてやられたのは、屋内退避を要請をした、こういう言葉で報告を受けておりますが、言葉のあやを言っておるのではなくて、今回改めて解釈の書き方で書いているのですね。原子力の緊急事態宣言があったら、原子力の緊急事態宣...全文を見る
○平野委員 それはちょっと納得できない。グレーゾーンの発言だね。  では、なぜ改めてここにそういう言葉を、屋内退避ということを入れたのか。緊急宣言が始まって、緊急宣言終了までの間はできるというふうに読みかえましょうという言葉を入れた。入れなければ、僕は素直に受けとめた。宣言が発...全文を見る
○平野委員 余りここでとまっちゃいますといけませんが、今政務次官が責任を持って、読める、やれるということは政治家として御発言されたわけですね。国土庁、大丈夫ですね。
○平野委員 わかりました。  余りそれ以上——私、これは物すごく詰めたいのであります。私が本当に法律に、本当に熟読しておったらもっとやるのですが。私が見るだけでも、おかしい、解釈もしづらい、こういうふうに思っておりますので、これは後の議論に任せたいと思いますが、そういう指摘はし...全文を見る
○平野委員 またそう言われると、これはだめなんだな。  要は、言いたいことは、今大臣おっしゃるように、緊急事態が宣言される前に現場が非常におかしくなっている、そういうときには市町村長にあらゆる部分の指示、勧告、あるいは屋内への退避ということも含めてできるんだということを言ってい...全文を見る
○平野委員 今大臣おっしゃった、基本法ではできないけれども、できないけれどもできるという、運用の妙でやってしまうという、ここは私なかなか理解できない。したがって、今回の特別措置法で、初動が大事なんだ、それは、事故発生と同時に緊急宣言が同時刻で発せられるのだったらいいわけですが、あ...全文を見る
○平野委員 運用というのは、ある基本に照らし合わせて運用というのがあるので、運用があって、それから法律があるのではありません。法律があって、その中で担保される行動の範囲として許されるものであります。  今回の村長さんがとった行動は間違いではないと僕は思っていますよ。これは正しか...全文を見る
○平野委員 でも、私はこれだけは言っておきますよ。そういうことも含めて、事は運用でできるのだとかそんなことを言わずに、特殊性にかんがみるならば、初動体制は大事なんだということであれば、市町村長にその権限があるということをこの法案に書いていただきたいな。これぐらいの重要なことなんだ...全文を見る
○平野委員 合同対策本部ということを設置して情報協力を図ろう、こういうことですな。ところが、政府の今の案でいきますと、有事に対して合同対策協議会でしたか、つくってやりましょう、こういうことであります。ここでまた基本法との関係になるのです。私は、やはり平時に関係機関と常に定期的にそ...全文を見る
○平野委員 これは専門的ですから、政務次官で結構ですよ、御答弁は。  そうすると、中性子線の測定データを直接SPEEDIに送ってあれをするというのは今のシステム上とれますか。
○平野委員 そのことを含めて、専門的に言えばバージョンアップというのでしょうか、よくわかりませんが、システムを変えるために財源的にも担保した。要は、今のままずっといきますと、SPEEDIがあるから大丈夫じゃないかということをよく言われるわけですよね。ところが、よく見ますと、あれは...全文を見る
○平野委員 ぜひ政務次官、私は、今後も臨界事故を想定するということであれば、やはり中性子の計測システムを既存のシステムに早々に乗せていただくように御要望をしておきます。特に、ちょっと気になったのは、SPEEDIは結果的には主にガンマ線の検出対象をベースにしておりますから、中性子線...全文を見る
○平野委員 地域に常駐するという言葉は、非常に不適切、不明確であります。どこに任命されるのですか。何々県に、例えば、平野博文防災官、長官から、福井県に任命する、福井県という地域にあなた行きなさい。どこに行くのですか、福井県の。防災センターですか。
○平野委員 ぜひとも、これはオフサイトセンターと政府案は言っておりますが、我々は防災センターと呼んでいますが、やはり地域に設置をいただく、常設をいただく、このことを基本に置き、そこに防災専門官が配置をされる。こういうふうに理解しますが、よろしいですか。
○平野委員 非常にどうでもとれるお答えですが、やはり私は、原子力防災センターが設置される、そうしたら主たる防災専門官はここに任命をされる、そこに赴任をする。その中で都道府県とか事業所とかあちこち行動されるのはいいのですが、主たる拠点はオフサイトセンター。でないと、オフサイトセンタ...全文を見る
○平野委員 確かに、経済的効果とか実態に即さなきゃだめだと思っておりますが、基本的には防災センターを設置する、こういう法律ですよ。空のハウスを指定するんじゃないんですね。防災センターができるということは、各モニタリングポストから上がってくる情報もそこに一元化し、防災官が常に見てい...全文を見る
11月24日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  午前中は公述人の皆さん方からいろいろな立場での公述をいただきまして、随分論点、課題が明らかになってきたように思うわけであります。  そういう中で、私、持ち時間の範囲で質問に入らせていただきたいわけでありますが、実は、その質問に入る...全文を見る
○平野委員 そこで、大臣はこの事実をいつ知りはったかをまず確認したいと思います。
○平野委員 大臣が知ったのが私とほぼ同じ、そのころにはもう新聞に出ておった、こういうことですね。  いま一つは、ファクスを入れた、こういうことですが、まず確認しておきたいのは、これは放射能が漏れたとかそういうことでないということは承知をしておりますが、トラブルであることは事実だ...全文を見る
○平野委員 そのときには電話とファクスという二重体制の連絡をとることが、新聞には書いてあります。  このレベルはどうなのかということは別にして、連絡網の中でいきますと、私、またその夜地元に帰りました。そうすると、自治体とか関係機関に連絡をしなきゃならない、こういうことになってい...全文を見る
○平野委員 必要でないか必要なのかという判断は、このときはだれがしたのですか。
○平野委員 通常のルールでいきますと、そういうことになっているということであるならば、トラブルのレベルによってそれぞれ連絡体制が違う、こういうことに相なりますね。どうですか。
○平野委員 では、非常に抽象論になるんですが、私は何を言いたいかというのは、第一報はファクス、電話で入れました、これは認めましょう。受け取る側がいなかったら、入れたということになりますか。
○平野委員 なぜそんなことになるんですか、ここを私は言いたいんですよ。といいますのは、その当日、私も、この原子力防災、安全性ということで委員会で本当に一生懸命議論しているわけですよ。大臣も政務次官も一生懸命答えてはるわけですよ。確実に答えていただいたかどうかは別にして、委員会で一...全文を見る
○平野委員 いつも事故が起こった後やると、つもりだ、安全性に今後努める、こういう答えですべて終わってしまうんですね。一生懸命議論しておるそのやさきにこういう問題を起こされると、我々は一体どういう立場で議論していいのか、これが非常に困るんです。  あのときに、私は頭へきましたよ、...全文を見る
○平野委員 ですから、相手任せの通報に期待をするということでは事実がおくれる、こういうことに相なるわけですね。現実にいろいろな議論をして、初動情報体制を確立しよう、こういう議論の防災法でありますが、現実的には、電話、ファクスを受け取った側が受け取ったかどうかも確認せずに、通報した...全文を見る
○平野委員 それ以外のことだったらちょこちょこ大臣や政務次官にメモを渡したりしているのに、こんな大事なことはメモを渡されないのですか、この委員会の中で。戻らないと渡されない。厳重にこのことを指摘しておきたいと思います。余りこればかり時間をとりますと本論から外れていきますから、やめ...全文を見る
○平野委員 そういう基準で決めていく、こういうことですね。  また、二条の第二号に原子力の緊急事態の定義として、原子力の緊急事態とは、原子力事業者の原子炉の運転等により放射性物質、放射線が異常な水準で当該原子力事業所外へ放出された事態となっている。こういう異常な水準、政令で言う...全文を見る
○平野委員 そこで、緊急事態の発生を考えるわけですが、異常な水準の定義が非常に重要になるのですね。これを抽象的に書かれておるものですから気になるのですが、事故ではあるけれども異常な水準ではないという境目はあるのですか。
○平野委員 それは、放射線が漏れたとしてもというふうに理解してよろしいですか。
○平野委員 そこが大事なんですね。これはぜひ委員会で議論をしないとだめだと思いますのは、異常な水準ということをベースに緊急事態宣言を発するのですよ。緊急事態宣言を発しなければこれは原子力災害とは認定しないのか、ここにもかかわってくるわけですよ。したがって、原子力の各事業者が事故、...全文を見る
○平野委員 そこが難しいのですね。そこをはっきりとしていただかないと話が進んでいかないのですが、特に、異常な水準でなければ内閣総理大臣に報告しなくてもいいようになるのですね、今の理屈でいきますと。だから、異常な水準、こういうことの定義を明確にしておかないと、内閣総理大臣に報告しな...全文を見る
○平野委員 すぐ決められない。そうすると私は、ここをぼかしてしまいますと現場での対応が、本当に先ほどの話ですよ、これは技術レベルでは報告する必要はないよ、しかし行政の仕組みからいったらなぜ報告しないんだ、こういうあいまいな仕組みになってしまうような気がしてならないのですね。  ...全文を見る
○平野委員 今政務次官言われたけれども、総理大臣に報告する以前に災害対策基本法が生きている、したがってそれぞれの機関で対処するんだ、こういうことになるんですか、今のお答えは。  最初の、冒頭言われたことは、重要なことであるがゆえに、もっと関係機関とじっくり議論して水準を決めたい...全文を見る
○平野委員 政務次官の御答弁を信じましょう。早くやってください。これがないと迷うんですよ。初動を出していいのかどうなのか、非常に迷うところですよ。言葉をずっと読んでいきますと、理解によってですが、論理の矛盾が出るんですね。論理の矛盾が理解によって出るということは、京都大学の事故と...全文を見る
○平野委員 そうしますと、これは内閣総理大臣がその設置権者ですよね、国の場合に。そうなりますよね。そうすると、内閣総理大臣に少なくとも情報がこの場合は来るんでしょうか。  僕が言いたいことは、異常レベルというのが不確定ですから、基本法の動きとの関連が非常にあいまいになるんですね...全文を見る
○平野委員 わかりました。したがって、その判定基準になる異常水準、異常事態、ここをはっきりしないことには、どちらでいくのか、これが物すごくばらばらになる、こういうことをまず指摘をしておきたいと思います。  そこででございます。次に移ります。  今回の法律案で、内閣総理大臣が緊...全文を見る
○平野委員 ありがとうございました。  今回の原子力の災害に対しては、内閣総理大臣が原子力災害対策本部をつくるときに閣議にかける、こういうことになっていますね。とりわけ、きょうの公述人の皆さん方が言っている、初動体制が非常に大事だ、こういうことを多くの方が言っておりますし、この...全文を見る
○平野委員 非常にわかりにくいんですが、非常災害対策本部というのは、災害発生の初動を何とか早くしなきゃならない、速やかに対策本部を設置しなきゃならないために閣議を経ずしてやりましょうと。今までは閣議が要ったんですよ。それは関係省庁いろいろあるから要ったんだが、そういう即動させるた...全文を見る
○平野委員 それで、少し次に行きますが、今度は、国会への事後報告、あるいは国会の承認が必要、こういう観点で聞きたいんですが、こういう災害対策基本法上で考えますと、二十五条の七項、二十八条の三、九項の規定によって、国会への事後報告が必要ですね、現地対策本部を置いた場合には。そうです...全文を見る
○平野委員 そこは非常に解釈含めてあれですね。適用除外にしている、こういう趣旨からすると、事後の国会報告というのは、私はやはり必要だと思うんですね、事故の背景云々をかんがみますと。したがって、今回あいまいになっているんですよ。  この前は、本来国会の承認が必要なんだけれども、そ...全文を見る
○平野委員 ぜひそこは、置いた場合ということで結構ですから、本来国の災害対策本部を置かなくていいというのが我が党の主張ですから、少なくとも置いた場合は国会に報告するというふうにぜひしてもらいたい、このように思います。  時間がありませんので、次に行きます。  ちょっと確認でご...全文を見る
○平野委員 それでは前回の答えと違いますよ。この前は、地域に派遣をする、地域とは何ぞや、これは我が党で言っています防災センターか、こういうことを確認したのですが、ようよう見てみますと、ややこしいのは、事業者の事業所に派遣をする、こういうふうにもとれるサイトということが出てきたもの...全文を見る
○平野委員 ここは大事なところですから、再度確認しますよ。イメージで言わないでくださいね。  防災専門官は、政府の言うオフサイトセンター、我が党で言う防災センター、これは僕は同じだと思っています、そこに防災専門官を第一義には配置する、常駐させる。その防災専門官の役割とは、その事...全文を見る
○平野委員 そこがちょっと、何かうまく丸め込まれているような気がしてしようがないのですが、各都道府県、事業所がたくさんあるところ、少ないところ、これはいろいろあると思いますが、基本的には、そういう事業所の多いところについてはオフサイトセンター、防災センターを設置します、これはよろ...全文を見る
○平野委員 そういうことで私も理解をいたします。  そこで、いま一つ、時間が迫ってまいりましたが、原子炉等規制法の改正に伴う原子力保安検査官の設置、こういうことについてちょっと聞きたいと思うのです。  今までは、運転管理専門官制度というのがございます。これは、過去の経過でいき...全文を見る
○平野委員 法律で定められていないのにこういうことをやるということはいかがなものかという気はいたしますが、それを反省して今回法律で担保をしよう、こういうことですか。
○平野委員 では、勝手に今まで通産省も科学技術庁もやっておった。しかし、どういう位置づけかもわからないまま運転管理官がおって、本来の業務がやれていたかどうかも、だれが検証してきたんですか、これは。
○平野委員 定められてないから今度改正するのじゃないですか、保安検査官に。明確にされるということですから、私はいいことだと思いますから、ぜひ、定めた以上はきちっと仕事をしていただく。余り位置決めをきちっとされてないものだから、どういう仕事をしていいのかよくわからないというのが運転...全文を見る
○平野委員 時間が参りましたのでこれで終えたいと思いますが、再度申し上げます。  科学技術庁の職員の皆さんの本当に緊張感ある仕事をしていただきたい。また、原子力事業者の皆さん方の緊張感ある仕事をするための制度としたい。ルールはつくっても、守らなければ何にもならない。そういう意味...全文を見る
○平野委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  本修正案の趣旨につきましては、既に当委員会の質疑の過程で明らかになっておりますが、原子力防災管...全文を見る