平野博文

ひらのひろふみ

小選挙区(大阪府第十一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

平野博文の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○平野分科員 民主党の平野博文でございます。三十分という時間でございますから、余り多くは御質問できないわけですが、数点質問をさせていただきたいと思います。  まず一つは、私、昨年の同分科会におきましても御質問をさせてもらったデジタル放送。  これからの二十一世紀の高度情報化時...全文を見る
○平野分科員 今大臣おっしゃる、総論的にはそのとおりだと思います。しかし、実際私、さらには郵政大臣が、生活感の中で、今自分の生活の中で、デジタル化することによってこういうことが享受されるんだな、こういう利便性があるんだなということは、現実に国民はほとんど知らないと思いますよ。 ...全文を見る
○平野分科員 局長がかわれば発言も随分慎重になるんですね。昨年の品川さんは、任せてください、こういう発言ですが、関係者と十分に調整をしてと。それなら、この前は調整していなかったんですか。
○平野分科員 ぜひ局長、ここが一番大事なところだと思いますので、スピーディーに、なおかつ慎重におやりをいただきたい、このように思うのです。  もう一つは、既存の周波数帯域を使うものですから、その周波数帯域を、例えばどの帯域を使うかによって随分違うのかもわかりませんが、その帯域を...全文を見る
○平野分科員 これまた、一千万から五百万世帯に下がってくる、こういう言い方ですが、逆に、チャンネルプランを決めていないのに、その帯域を決めていないのに、一千万から五百万に下がりましたよということは言えないと私は思うのですが、どうですか。
○平野分科員 ですから、今政務次官がおっしゃったように、CSとかチャンネルとかケーブルでやっている世帯数は除いてとか、そういう意味の精査での数字、世帯数は出てくると思うのですが、使う周波数帯域が決まらないと、どれだけどの地域で影響が出るかというのは出てこないと私思うのですね。 ...全文を見る
○平野分科員 よくわかりました。  ただ、どの帯域を使うかということが、デジタル放送の特性というのはBSと違って、それぞれの地域でそれぞれ完結的放送が可能になる、そのために、今政務次官おっしゃいましたように、SFN、こういうシングルモードの放送帯域を使うんだと。これは非常にいい...全文を見る
○平野分科員 私、元松下だから言っておるわけではございませんので。非常に嫌なお答えをいただきましたけれども。  ただ、私はやはり、これからは情報化社会に入っていく、そのための社会的インフラを早くしなければならない。国の施策としてやる以上は、電波法の七十一条に、公益上の必要性から...全文を見る
○平野分科員 細かい技術的なことは、お聞きしたいのですがもう時間がない、こういうことでございます。したがって、今も大臣からそういう趣旨のことをお聞かせいただきましたから重ねて申し上げませんが、最後に、やはり国民の世論の理解がないと、なかなかニーズとしては起こってこない。  した...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○平野分科員 民主党の平野博文でございます。三十分という限られた時間でございますので、余り長く数多く御質問できないわけでございますが、中山建設大臣に御質問したいと思います。私も大阪出身でございまして、大阪の誇る大臣に質問できるという喜びと、私の学校の先輩でもございますから、前向き...全文を見る
○平野分科員 今大臣がお答えをしていただきましたけれども、建設業者はふえていっている、市場規模的には大変厳しい環境下に置かれている、にもかかわらずふえていっている。構造的にはやはり公共事業は半分ある、こういう実態の中で、構造的改革なくばこの業界全体というのは衰退をするだろう、私こ...全文を見る
○平野分科員 そこで、具体的に少し、具体論でお聞かせいただきたいのであります。  特に企業は、やはり生き残っていくためにいろいろな経営形態をとろうとしておるわけであります。特に分社であるとか連結を進めていくとか、これは政府もそういう発想で企業経営を認めておるわけでありますし、商...全文を見る
○平野分科員 そこででございます。これは民間事業も官の事業も、基本的には良質な、いいものをやはりつくっていく、そういう意味での、現場にそういう専任監督を置いていくのだという、こういう思想は私は非常に大事だと思うのです。ただ、この資格のルールでいきますと、特定建設業における中では、...全文を見る
○平野分科員 そうしますと、例えばこのルールでいきますと、三千万以上というこういう切り方で切っておられるわけであります。一方、公共事業の部分については、先ほど申し上げましたように、改めて監理者証の発行、交付を受けなきゃならない、公共事業だけにこれを義務づけているわけであります。民...全文を見る
○平野分科員 そこはちょっと私解せないんですが、要は、民間の場合だったら要らない、極端に言ったら、公共事業だったら要ると。監理技術者を置くことは私何ら否定はしません。いいものをやはりつくっていかなきゃならない、そういう現場での指揮監督官を置くということは非常に大事なことだと思って...全文を見る
○平野分科員 しかし、主任技術者、監理技術者の資格を取るのも、別の財団かどこか指定団体で取るわけでしょう。そういう団体がまた別にあるわけですよ。そこからまた改めて公共事業をするときにここへ行って、また取りに行かないかぬと。それだったら、その資格を取る団体でそのことも兼任したらいい...全文を見る
○平野分科員 いや、だからそういう非効率なことをするからいろいろな組織が必要になってくるわけで、だから逆に、交付証なんてもう要らないんじゃないんですか、発行する必要ないんじゃないんですかと。そうすると、本当にその人がその現場にいるかどうかがよくわからない、選任されているかどうかわ...全文を見る
○平野分科員 だけれども、わざわざ講習を受けさす、素人に受けさすのだったらわかりますが、主任技術者、監理技術者の資格を持った人ですよ。その人が本当に専任をしているかどうかであれば、交付証だけを発行するのであれば八千百円だけでいいじゃないですか。わざわざ講習をさせる。それは、改めて...全文を見る
○平野分科員 時間が来ましたが、ぜひ、この再生プログラムにもそういう点をやっていかなきゃならない、こういうことが書かれているのですね。書かれているが、現実的にまだ十分にその成果が生まれていないから、あえて私は先ほど指摘させてもらったのですが、やはり企業は一生懸命努力している。しか...全文を見る
03月08日第147回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  今、田中先生の方から、過日の新聞に載りましたOB議員の会社が利権を独占、こういう新聞記事があったわけでありまして、強くその事実を御質問されましたので、私は、こういうことがたびたび出てくるというのは極めて遺憾だ、このことを強く思います...全文を見る
○平野委員 決して形骸化していない、こういうことですが、私は、これはもっと強力に進めなきゃいけない、こういう視点に立っています。したがって、従前と同じ発想でのやり方では同じことになるんじゃないでしょうか、こういうことを言っているわけでございまして、国土庁長官は意欲満々と。長官は意...全文を見る
○平野委員 では、閣議決定をして進めてきたわけですな。それでも、先ほど長官の御答弁ありましたように、五十年たっても四三%ですよ。これは閣議決定したその当時の内閣の責任ですよ、こんなの。民間でいったら事業計画四三%なんといったら首ですよ。五〇%以上超えないとこれは了と言わないですよ...全文を見る
○平野委員 そういう答えを欲しいとは思っていないんですよ。責任ありますかということに対して勇敢に……。
○平野委員 責任あるということですね。大事なことというよりも、責任ありますか、あるんじゃないですかということですから、責任あるというふうに理解してよろしいか。
○平野委員 責任あったらその責任のとり方というのがまた具体的に出てくるわけですが、責任をとってやめてくださいと私は言いません、強力に進めてほしい、このことはぜひ努めて申し上げます。  そこで、もう一つは、国土調査事業の計画を策定するに当たり、国土庁は今度は実際都道府県に十カ年計...全文を見る
○平野委員 今、長官言いましたけれども、都道府県が計画を策定するんですが、事業主体は市町村だ、こういうこと。一方、国は閣議決定をしていく、何か非常に難しいんです。それで主体は市町村だ。しかし、都道府県から市町村への落とし込みというのは何によってこれは落とし込まれるんですか。
○平野委員 私は、そこがないということは、しかし実施主体は市町村だと言っておるわけですよ。ないのですよ、計画を具体的に落とし込む。都道府県で計画をつくりなさいと。実際、具体的現場は市町村にあるわけですよ。しかし、市町村は、私は何カ所かヒアリングをしましたよ、そんなの国からきちっと...全文を見る
○平野委員 自治事務にしているから、これは落とし込めないのじゃないでしょうか。
○平野委員 地域で密着しないと、地元の住民の皆さんの理解を得られないとできないということは、大臣おっしゃるとおりでございます。  しかし、地方分権一括法案によって自治事務になったのでしょうか。もともとこれは自治事務でずっと来ているのじゃないですか。
○平野委員 団体事務なんてまた新しい言葉を聞きましたけれども、まあそれはいいです。  私は、要は言いたいことは、これは国がやはり主導的に、閣議決定までして進めていこうとしていることですから、地域に密着している、こういうことであるならば、私は、法定受託事務にして、国がもう少しそこ...全文を見る
○平野委員 しかし、今長官がおっしゃるように、国が主体的にという趣旨からいきますと、閣議決定までするのですよ、それで計画を定めるのですよ。そうしますと、自治事務において、それは地方自治体が申し入れない限り永久に起こらないということよりも、国土の公図づくりをやっていかなければいけな...全文を見る
○平野委員 大臣、進め方のスキームのあり方をぜひ検討してもらえませんか。その答えをいただけませんか。
○平野委員 やりましょうという答えがないのでいささか不満であります。検討するということはやらないという今までの何か答弁のような気がいたしますが、ぜひやってもらいたいということで、長官、再度、前向きに進めると。
○平野委員 そこで、国土調査といっても、具体的に地籍調査とか土地分類調査とか水調査とか、いろいろ基礎となる基本調査に分類されているのですね。基本調査は国の事務でありまして、すべての根幹になるところであります。  そういう中で、地籍調査の部分の基本調査、これは国の事務でございます...全文を見る
○平野委員 くどいようですが、では、国の役割の部分については国はもうほぼ完了している、あとやっていないのは都道府県、市町村だと。都道府県、市町村が悪いのですか。
○平野委員 ですから、おおむね国でやっているものはやっている、やっていないのは都道府県、市町村だと。そこで、都道府県、市町村だ、こういうことになってきますと、では、やらぬ都道府県、市町村が悪いのだと。ところが、やろうと思ってもなかなかやれない、こういうことになっていまして、したが...全文を見る
○平野委員 特別交付税の措置のやり方だからこそ、市町村が実行しようというインセンティブが働かないのじゃないか、私はこういうことを言いたいわけであります。  今、おっしゃられましたけれども、毎年の事業ではない、こういうお答えでありますが、私は、これは毎年の事業のようにやっていかな...全文を見る
○平野委員 だからだめなんですよ。だから変えましょうと言っているんですよ。今までの経験からいきますとできませんよと。だからもうずっとできないんですよ。だから、それをやるためにどうしましょうかということを議論しないと、こんなもの、では十カ年延ばしたって絶対できませんよ。だから、スキ...全文を見る
○平野委員 わかりました。時間がもうあと一分ですから。  ただ、今みたいな答えをされたのでは私は納得しませんよ、これは。この法律を推進してほしいんだ、するためにどんな絵をかいていくんだ、こういうことをやはり前向きにやらないと、五十年たって四三%ですよ。五十年ですよ。私、今五十で...全文を見る
○平野委員 ありがとうございました。終わります。
○平野委員 民主党の平野博文でございます。  休憩を挟んでの質問ですから、ちょっと意欲が、ぐっともうなえておりますので、的確なる御質問ができるかどうかわかりませんが、法案がちょっと違いますので、明日香法、いわゆる明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措...全文を見る
○平野委員 今、法案提出の責任者で総理府でございますから、何とぞ官房長官、本当に忙しいと思いますが、一度やはり見ていただきたいな、このように思います。  やはり歴史的遺産を守らなきゃならないということと、村民が、七千人強の方が厳然と生活をその村でしているわけですから、生活をしな...全文を見る
○平野委員 そこで、きょうは文化庁の方にも来ていただいておりますが、私は、歴史的遺産あるいは文化財の保護という意味では、文化庁がもっと全面的に出てこなきゃだめなんじゃないかなと思っておりますが、この明日香村にかかわる中で、文化庁はどんな役割を果たしてこられたのでしょうか。
○平野委員 そこで、私、そういう意味で、国、県、村が有機的に、同じ意識のもとに保存していく、また共存していく、こういうことが非常に大事だと思います。そこに生活されている人というのは七千二百名ぐらい明日香村でいるわけです。しかし、そういう規制、保護をかけていきますと、やはり生活感で...全文を見る
○平野委員 そういうことなんですが、具体的には、やはり試掘をしていく中で、これは長期間かかっていくわけですから、そこにやはり雇用していくような事業を起こしていくことがこれは村全体の、全体に網をかけているわけですから、新しい何とか工場をそこへ誘致するとか、こういうことはやはりしては...全文を見る
○平野委員 ありがたいことだと思っています。  そういう意味で、十年間という時限立法でございますが、私が先ほど言いましたように、五十年、百年かかるものですから、これはある意味では恒久法にやはりしていくものだ、十年で完結するものではない、こう思っていますが、私は、恒久法的な取り扱...全文を見る
○平野委員 それで、時間が少ないものですから、もっともっと言いたいわけでございますが、あと少し質問を続けたいと思います。  そこで、一つは、本法案の五条におきまして、国の負担、補助の割合の特例を十年間延長する、こういう改正でございます。この法律、特別措置法ということで行きますと...全文を見る
○平野委員 少し、それだったらちょっと違うのですな。時間がないですから、大事なところへ行きます。  いま一つは、明日香村の整備基金が実はございます。総額三十一億円で、平成十年度で一億五千七百万円の収入があった。平成二年度には二億四千四百万あった。こういうことで、非常に金利が、運...全文を見る
○平野委員 時間が参りましたので終えたいと思いますが、要は、国が財政的支援をあてがってやるわ、だから村民の皆さんしっかり守りなさいよ、この行為はやはりやめた方がいいと思いますね。村民の皆さんも一緒になって守りましょう、そのために、ない財源は与えていきましょうと。やはり国民全体のも...全文を見る
03月14日第147回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  先ほど同僚議員の松沢さんの方から御質問がありましたが、一つどうしても解せない点がありますので、通告はしておりませんが、ぜひ、考え方だけはお聞かせをいただきたいと思います。  その一つは、責任と権限、このことに対する相関関係です。責...全文を見る
○平野委員 非常によくわかりました。そのことは後で御質問をさせていただきます。  さて、私はきょうは、日本のエネルギーのあり方というものを本当に考えていかなければならない、こういう視点から、少し前提をつくった上でないと、その前提が崩れますと議論がみんな崩れてしまいますものですか...全文を見る
○平野委員 今長官も、おおむねそういう方向だ、こういうことですね。  私、もう一つ前提条件をつくります。  一方、現在まで国策として進めてきた原子力の政策についても、やはり直視して議論をしなければならないと思っています。現在、日本では五十二基の原子炉が、検査に入っている分は別...全文を見る
○平野委員 そこで、質問をしてまいりたいと思います。  今私が申し上げましたようなことは、中曽根長官も同様の考え方であるという認識に立って、その前提を共有して質問をさせていただきたいと思います。  さきの科学技術委員会の長官の所信表明がございました。議事録を見まして、その中で...全文を見る
○平野委員 その中に、「安全確保と国民の理解を大前提として原子力科学技術を推進してまいります。」こういう言葉でございます。  ところが、厳しい反省というのは、行政として厳しい反省に立っているのか、何に立っているのか、よって立つところがわからないのですね。情緒的な部分はわかるので...全文を見る
○平野委員 ということは、責任が出てくるのですよ。そこを先ほど同僚議員の質問であいまいにしちゃうものだから、なかなか同僚議員は納得しないですよ。  責任あるということは、すべて辞任をしろという意味じゃないのです。行政に置かれているステージには必ず責任があるのだ、権限があるのです...全文を見る
○平野委員 独立性の強化といいますが、では、今までは独立をしていないというふうにとるんですか。その辺はどうなんですか。
○平野委員 きょうは大変お忙しいところ、安全委員会の佐藤委員長にお越しいただいています。大変ありがとうございます。  そこで、原子力安全委員会が行政省庁の中にあった、こういうことで、逆説に質問をいたします。今までは原子力安全委員会は、独立性は保たれていなかったのでしょうか。
○平野委員 今、佐藤委員長おっしゃられましたが、規制行政庁じゃないでしょう。推進行政機関じゃないですか。
○平野委員 そこで私、佐藤委員長、日々やられておる御労苦には感謝いたしますが、今までの一連の事故、かなり起こっていますね。それに対して、原子力安全委員会として、こうあればもっと十分に機能できたのにな、八条委員会であるがゆえに、諮問されない限り動けないんですよ、こういうところについ...全文を見る
○平野委員 つもりですと言われますと、そうではないということを言いますと水かけ論になるのですが、やはり八条委員会であるがゆえに余りにも受け身的な業務体系のもとに来ているように私は思えてなりません。  もう一つは、ダブルチェックだという表現をよくお使いですが、実際、原子力安全委員...全文を見る
○平野委員 ですから、逆に、確かに建設前段階のときにはやっていますが、それ以降はやらなくていいというのはないけれども、法的にやれというふうになっていない、こういうことですよね。だから、ここの部分で、安全の規制に対する企画をして、もっと自発的に投げかけていけばいい。業務ワークとして...全文を見る
○平野委員 そこが権限強化になっているのか。僕はならないと思うんですね。しょせん八条委員会の限界があるわけですよ。きちっとチェックの権限と立入検査まで今回はしていこう。そうしなければ、先ほど来の御質問ありましたが、稼働していないときに見に行って、やっていないからだめでした、そうい...全文を見る
○平野委員 そこは、立場が違いますから、議論がかみ合わなくて仕方がないと思いますが、ただ、これは、きっちり国民の世論がなるほど安全性が確保できたなという意識がないと、原子力の行政が本当に進まないと私は思いますよ。  もう一つ言います。事故調査委員会の事故報告書というのが出ていま...全文を見る
○平野委員 なかなかここのところはかみ合わないんですね、権限と責任の乖離。  私、少し例を挙げますと、こういう点で、なるほど権限と責任の乖離しているなというところがうかがえるんですね。  国がジェー・シー・オーの違法な作業を見逃してきたにもかかわらず、ところが、これは見逃した...全文を見る
○平野委員 時間が参りましたので最後にいたしますが、先ほど言いましたように、日本のエネルギー事情というのは、資源もない、そういうところでありますから、やはり供給の長期計画をきちっと明確に立てなければいかぬと私思っています。その点、長官、どういうふうにエネルギーのあり方をお考えでし...全文を見る
○平野委員 時間が参りましたので終わりますが、やはり国民の皆さんに明確に出していただいて、その上で、国民の皆さんの理解を得て進めていくことがこの原子力政策に最も必要なことだろうというふうに私思います。  終わります。ありがとうございました。
03月29日第147回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○平野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党及び社会民主党・市民連合を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     技術士法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政...全文を見る
03月31日第147回国会 衆議院 建設委員会 第7号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  本当は大局論で御質問すべきだと思いますが、一般質問でございますので少し具体的な質問も織りまぜながらしたいと思いますので、ぜひ何とぞよろしくお願いをしたいと思います。  まず第一番目の質問として、私、先日、予算分科会のときにも御質問...全文を見る
○平野委員 今局長おっしゃいましたように、更新時に見直してやっていく、こういうことでいいのかどうかということ。いや、逆に、そういうことをすることによってまた悪い業者が出てこないとも限らない、こういう懸念もあるわけでありますが、現実的に発行している数というのは、これは相当な数を今現...全文を見る
○平野委員 局長、私、建設省がそういう徹底をするということは、現状の起こってくる事象を見ますと非常に大事なことだと思っておりますから、それはぜひそういう節目できちっと徹底をしていただく。基本の考え方としては、もともと本来直接雇用関係ということを明確に出しているわけですから、そのこ...全文を見る
○平野委員 今政務次官からお答えをいただきましたが、証券として発行する損保会社は六十三社だ。加えて、その代理店も可能性がありますから、五十九万店ある。実際やっているかどうかわからぬけれども、やろうと思ったらやれるわけですね。  そうすると、五十九万店ということは、日本の津々浦々...全文を見る
○平野委員 だけれども、市場原理ということをやはり見ますから、履行ボンドのところでやろうと思いますと、うちの会社は料率を下げてこれを受けますよということは可能な制度ですよね。それ、イエスかノーかでいいですよ。
○平野委員 しかし、その料率は損保会社で決定できるでしょう。
○平野委員 しかし、局長、今まで申請された四千七百二十九ですか、金額で六千八百二十六億、こういう規模でやられているわけですが、料率が低いから否定したことがあるのか、あるいは料率が高いから否定したことがありますか。そういう、現実論としてありますか。
○平野委員 ちょっとよくわからないのだけれども、やはり指導した経過はあるのですか。基本的には、そこへ上がってくる前に調整をしておるから、料率としては基本的には上がってきたとおり了としている、こういうふうに受け取っていいのですか。
○平野委員 わかりました。  私は、より多くの損保会社がこの履行保証制度に基づいて、履行ボンド制度がいろいろな会社が参入できてやっているということは非常に結構なことだ。逆に言いますと、市場原理をもっと導入して、それぞれの企業体が、公共性の高いものですから税金を使っているんだとい...全文を見る
○平野委員 私は、前払い金保証事業を行う会社がもっとたくさん出てきてもいいのではないか。先ほど言いましたように、前金保証、履行ボンドはぐっとこれは広くしていますね。前金保証制度というのは三社しかない。たくさん申し込みがあったけれども三社に絞って、結果として三社になったのか。もとも...全文を見る
○平野委員 現実は三社しかないのですから、経過の部分はわかりませんが、私は、この三社ではなくて、これだけの事業をやっているわけですから、もっとたくさんの会社がふえてきたって不思議ではない。ふえない一番大きな背景は、先ほど言われました公共工事の前払金保証事業に関する法律十九条におい...全文を見る
○平野委員 だとするならば、例えば損保会社が分社をするなり別会社をつくって、新たな専業会社をもし損保会社がつくる、こういう場合、あるいは別の会社でもいいのですが、そういうことをした場合、私は特に損保会社ということを言いたいわけですが、そういう会社が新たに専業の子会社をつくって登録...全文を見る
○平野委員 そうしたら、これは私、後段述べていきますが、そういう分社をしていって、ふえてきますよ。  というのは、これは三社あるでしょう。三社、僕は後でちょっとまた御質問したいのですが、これは民間企業だけれども、非常に収益性の高い会社なんですよ。日本のどの企業、有名なトヨタさん...全文を見る
○平野委員 そこで、契約保証、これは申込書のリストでございますが、前払い金保証、契約保証申込書、これは今一括で申し込めるようになっていますね。これは実際の申込用紙でございますが。一方、前払い金保証会社に前払い金保証と契約保証は、これは一括でいってしまうのですよ。これを使わなければ...全文を見る
○平野委員 ですから、専業、専業と言っておるけれども、特例として付随する業務だから、前払い金保証会社にも、契約保証と名前を変えておりますが、履行ボンドに近い形でその仕事をさせているんじゃないでしょうか。現実にさせているんです。特例という、付随する業務だ、こういうことだから許してい...全文を見る
○平野委員 いや、僕は、三社でやはり独占しているんじゃないですかということを言いたいわけですよ。こういうふうにしたら、別会社にまた申し込みに行くよりも、一括、セットで出したら、ここの前払い金保証会社で契約保証も一緒にやれるんですよ、はい、ここに丸をつけるだけなんですよと。  そ...全文を見る
○平野委員 局長、どうですか。この書面、見たことがありますよね。
○平野委員 今、局長おっしゃいましたけれども、役務規定、確かにないんですね。ところが、実際見ていると、役務規定で三〇%ですよ。役務規定までするところというのはほとんどないですよ。実際の現場の運用実態は、大体一〇%ですよ。そうすると、これとほぼ同じ中身なんです。  そうすると、一...全文を見る
○平野委員 いや、これは間違いなくなるって。だって、書面だけじゃないんだ。これを出せば、ここへ丸すればいいだけなんだから。そんな一々、忙しいのに、こっちの会社へ行ってこっちの会社へと行くことない。だから、実質上、三社で独占する、こういうことになると私は思っております。  先ほど...全文を見る
○平野委員 今、見てくださいよ。平成十年度でしたよね。その収入が三百七十億ですか、保証料の収入。(岸田政務次官「はい、三百七十です」と呼ぶ)億ですね。弁済したのが二十九億円。これは、ちょっとふえてきて二十九億円なんですね。過去ずっと、もっと低いですよ。保証料の収入も三百億ぐらい。...全文を見る
○平野委員 今、不景気ですから、倒産していますから、多少弁済率が上がっていますよ。上がっていますが、極端過ぎますよ。  この会社、三社ありますから、一社、大臣でも政務次官でもいいのですが、営業利益率は何ぼですか。企業の規模で見ますと、営業利益率が高いかどうかというのは、それで優...全文を見る
○平野委員 そんな会社、僕はないと思いますよ、民間企業で。  これは私の想像で、詳しくチェックしていませんが、想像で言ったら大変失礼なことになりますが、利益率四〇%を超えているんじゃないでしょうか。だって、そうなりますよ。収入が三百七十億円、弁済額という実際の支出で二十何億、人...全文を見る
04月19日第147回国会 衆議院 建設委員会 第10号
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○平野委員 おはようございます。民主党の平野博文でございます。与えられました時間に沿って質問をしてまいります。  都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案に対しての質疑の時間でございますが、冒頭、少し時間をお許しいただきまして、過日委員会で質問いたしました部分がございまし...全文を見る
○平野委員 それでは、本来の都市計画法に関しての質疑をさせていただきたいと思います。  今回の都市計画法の改正、こういう観点で、いろいろな社会的要因を含めての改正に踏み切られたのだと思うわけであります。  そこで、お聞きしたいのでありますが、第十八条第三項という中に、都道府県...全文を見る
○平野委員 今、局長答えられましたけれども、私が言いたいことは、国の利害と調整を図る観点で、やはりこれは国土に重要な影響を及ぼすのだということで協議を行うものとするということであれば、特に大都市圏とかその周辺にまつわる都市計画区域ということですから、結局分権しないわけですよ。そこ...全文を見る
○平野委員 それでは、逆説的に聞きますよ。では、調整しなくていいものは、どんなものは調整しなくていいのですか、大都市圏において。
○平野委員 局長、しつこく言って申しわけないけれども、軽易と言っておるけれども、これはほとんどが協議ですよ。ごみ処理場をつくる、これもだめだ。では、許されているのは、自治事務としてやっていいというのがほとんどないのではないですか。軽易なものは許されるけれども、軽易というのは、では...全文を見る
○平野委員 まだ、では任すに至っていないと。それでは本当に地方自治体が、分権されたんだという意識も持たないし、相変わらずやはり頼ってしまう、私はこういうことになるような気がしてなりません。  したがって、そういう抽象的なことよりも、では当面の間、あるいは五年でもいいです、時間軸...全文を見る
○平野委員 なぜ線引きをしないんでしょうか、その背景を聞かせてください。
○平野委員 さすれば、これは地元市町村の合意がないとやらなくていいんですか。
○平野委員 ですから、私が言いたかったことは、四十三年から都市計画、線引きをしなさい、こういうことできたわけですね。特に、市街化と市街化調整区域を含めて線引きをしなさいときたわけですよ。つい数年前まではできていないところが二十三ぐらいあったですね。やっと二十一になった、今こういう...全文を見る
○平野委員 私、政府参考人がおっしゃっている意味はわからぬでもないんですが、実態論としたら、これは乱開発を抑えられなくなりますよ。そうでなくても、今の法体系で何とかそういうところでも開発しようかということを、一生懸命法の目をくぐってやろうとしているのが実態ですよ。これは明らかに、...全文を見る
○平野委員 そこがちょっと局長、あいまいなんですよ。というのは、こういうケースは考えられませんか。例えば、今まで調整区域を線引きしていった、今回、そういう法改正によって線引きを外しましょう、こうしました。外したら、うわあ、いっぱい白地ができておかしくなってきたな、開発が進んできた...全文を見る
○平野委員 そうしますと、二十年間、一たん選択したらほぼ二十年ぐらいはその選択の状況でいく、こういうふうに理解したらよろしいですか。いや、いいですよ。よければ首を振ってもらったらいいです。
○平野委員 そのときに、変えるといったときに、建設省はとめられるのですか。建設省はそういう思いでこの選択制の法改正をするんだけれども、地方自治体のトップが変わっちゃって、いや、これはもう変えるといったときに、法的にこれはだめよというとめられる手段はあるのですか。
○平野委員 時間が参りましたので、最後の質問にしたいと思います。  こういうことで、今回の法改正というのは、地方自治体、都道府県に権限をできるだけ渡して、その地域に合ったまちづくりをしていくべきだ、こういう基本の底流のことはよく理解ができます。  そこで、よく地方自治体がやっ...全文を見る
○平野委員 時間が参りましたので。  ただ、私が言いたかったことは、その整合性をとってもらいたいなと。とらないと、開発許可については別の法律がある、これは地方自治法の条例ですから、それとは整合性はありませんから、幾らここで踏ん張ってまちづくり条例をつくっても、片一方の開発許可云...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○平野分科員 民主党の平野博文でございます。  与えられました時間で数点質問をさせていただきたいと思うのであります。  私の質問の趣旨は、前払い金保証会社という会社があるわけでございますが、その会社の中の問題点、さらには、どういう理由でこういう会社が要るのか、こういうことにつ...全文を見る
○平野分科員 それはよくわかりました。  ところが、この会社というのは、前払い金の保証の料率によって決まっているわけでございまして、今全国に三社あります。これは民間会社ですが、そういう特定の制限を加えられた保証会社として事業を営んでおるわけですが、平成十年度ベースで見ますと、三...全文を見る
○平野分科員 それは、局長の答弁としてはそれしか言いようがないわと私は思いますよ。  ただ私、これだけ不況になってきて倒産が多くなってくる、こういうことを言いますが、公共事業を請け負う場合には、それぞれ事前に業者に経審とか、そういう審査を別途するんですよ。当然これは、危ないとこ...全文を見る
○平野分科員 おられるというふうに理解してよろしいですね。  そうしますと、こういうことになるんですよ。前払い金保証会社の経営トップも建設省のOBなんです。そこから寄附する。それで、例えば建設業振興基金にも天下っている方がおられますわ。税金が料率として前払い金保証会社におりて、...全文を見る
○平野分科員 そうしますと、例えば北海道の保証会社があるんですが、北海道建設業信用保証株式会社、こういう会社が実はございます。密接な関連がある。国家公務員法の百三条には、「私企業からの隔離」ということで、職員は離職後二年間は営利企業の地位についてはだめなんだと。例外規定としては、...全文を見る
○平野分科員 ここで私は、先ほど言いましたように、北海道開発局の所掌事務というのは、公共事業関係の国の直轄事業を実施することということですから、当然非常に密接に絡んでいる会社だと思っています。  そうすると、この小西社長というのは、私、会ったこともありませんが、二年間の期間をあ...全文を見る
○平野分科員 とはいいながらも、北海道開発局で建設省の公共事業の仕事はしていませんか。許認可権者、発注権者になっていませんか、北海道開発局は。
○平野分科員 では、当然建設省の公共事業の発注元じゃないですか。複合しているだけじゃないですか、北海道という特殊性から。建設省の公共事業を含めて発注元になっているんじゃないですか。僕はそこを言いたいわけですよ。そうしますと、密接な業者に関係する。  もう一つ確認します。  前...全文を見る
○平野分科員 間違いなく私は契約関係は成立していると思いますよ。選択したって、そういうケースのことを言っているんですから、保証会社との間に契約関係は成立するんですよ。  ただ、一つ、今建設省来られていますが、北海道開発局が発注するということはないのですね。建設省の業務ワーク云々...全文を見る
○平野分科員 おかしいじゃないですか。だったら、実際の発注をしておるのに、それは私のところは発注者ではありませんと。そんなの、絶対おかしいですよ。現実に、実態は発注しておるんじゃないですか、北海道開発局が。それは建設省の費用かどうかは知りません、目途は知りませんが、少なくとも農水...全文を見る
○平野分科員 それでいい、それさえわかったらいい。開発局が発注者ですね。こういうことですね。  そうしますと、今のところでいきますと、保証会社と発注者との間には、ある選択をしたら契約保証が成立するんですよ。そういう関係にあるところの保証会社のトップに開発局長が二年間の期間を経ず...全文を見る
○平野分科員 しかし、では契約保証をそういうことでやっている部分というのは公共事業の中にありませんか、密接でないと言うんだったら。そういう形態で契約になる関係というのは公共事業の中でありませんか。かなり僕はあると思うんですね、一遍調べますけれどもね。私、今具体的事例を持っていませ...全文を見る
○平野分科員 はい、わかりました。結構です。時間がないので、もう一つだけ言っておきます。  その上に、例えば北海道ということで、名指しで申しわけないですが、北海道建設業信用保証株式会社の株主、民間ですから株主ですね、株主に北海道建設業協会があるんですよ。寄附しておる先が株主でお...全文を見る
○平野分科員 もう時間が来ましたから終わりますが、いずれにしても、三社という独占的にやっている会社、その上に屋上屋を重ねる、お金の流れ方が、公益法人とかそういう特殊なところに流れている。本来、非常に不透明感があってはいかぬのですよ。もっと透明になればいいのですが、これは民間だとい...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 建設委員会 第11号
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○平野委員 おはようございます。民主党の平野博文でございます。  ずっとこの委員会を見ておりますと、委員の皆さんが非常に少ないと思いますが、委員長、定足数は足りておりますか。
○平野委員 その御努力に敬意を表しまして、質問をしたいと思います。  さて、きょうは私、十分時間をいただいておりますから、順を追って質問を——定足数が切れますと、とめますから。
○平野委員 では、委員長の御指示どおり質問を進めてまいります。  きょうは、建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律案、こういうことでございます。私、直観でございますが、よくここに踏み切ってやっていただいたなというふうには思っています。  ただ、私、これをやっていくためには...全文を見る
○平野委員 全体の枠組みの中での個別法ということでいきますと、今まさに、上位概念にあります循環型の基本法を一方で審議しているわけであります。その審議の過程の中で、この部分といかに連携をとってやっていくかということが、逆に言えば大事ではないでしょうか。それとは並行してやっていく、こ...全文を見る
○平野委員 それは余りにもあれではないですか。やはり基本法がきちっと制度化された上で個別法というのが本来あるべきですから。基本法は成立に向けて一方審議している、個別は片一方で走っている。この間、委員の審議の中に何の関係もないのではないですか。これは合同でやっているというのだったら...全文を見る
○平野委員 大臣答弁は非常にすばらしいお答えだと思いますが。  ただ、私、基本的な考え方を申し上げますならば、その基本法が本当にどうなるか、成立するかどうかわからないという中で、個別だけを先行させるとやはり整合性がとれなくなるのではないでしょうか、このことを言いたいわけですから...全文を見る
○平野委員 共同で主務大臣をするという、よくわからないのだけれども。五人も主務大臣がおるのですか、これ。そういうことでいいのですか。そうすると、これ、だれが責任を持って決めたかというのは、五人連名責任なのですか、逆に言いますと。例えば建設大臣が主務大臣で、関係大臣と連携をして決め...全文を見る
○平野委員 そうすると、来年、中央省庁再編をいたしますが、そのときには大臣はどういうふうに変わるのですか、主務大臣というのは。
○平野委員 農林も入っていますか。(風岡政府参考人「入っております」と呼ぶ)そうですか。私の知る由では、国土と環境と経済だけかなと思ったけれども、農林も入っているのですね。だったら結構です。
○平野委員 入っていたらいいです。(風岡政府参考人「入っております」と呼ぶ)はい、結構です。
○平野委員 それでは、先ほどの質問にもあったのですが、いつごろを目途に基本方針をつくろうとしてはるのか。大体何年度とかそういう、いつごろの目途で基本方針をつくろうとされているのか、教えてほしいと思います。
○平野委員 そうしますと、先ほども私指摘をしたのですが、循環型の社会形成推進基本法というのは、基本計画の策定時期というのは法律に明文化されておりまして、平成十五年十月になっておるのですよ。循環型社会形成推進基本法というのは平成十五年十月一日になっておるのですよ。  そうすると、...全文を見る
○平野委員 矛盾を起こしているのですよ、これは間違いなく。できるだけ整合性をとってくださいよ。絶対これはとれないと思いますよ。だって、平成十五年につくりましょう、広範にわたっているからつくりましょうといったって、こちらは六カ月以内につくりましょうと。  平成十五年といったら、あ...全文を見る
○平野委員 その中で、こういう場合もこの目標の中に入るのですか。  例えば、先ほど私言いましたように、リサイクルということで、一たん建てたものをひとつ再利用する、再資源化をするという目標になっているわけだと思うのですが、リユースという視点で見たときに、例えば、ある家に住んでおら...全文を見る
○平野委員 ぜひそういう考え方も入れていただかないと、古くなったらつぶしてリサイクルすればいいという発想よりも、できるだけ長く、長期に住宅を使うようなスキームをつくっていくことが、やはりトータル資源を大切にしていくという発想になると私は思うのですね。  したがって、そうすると、...全文を見る
○平野委員 ぜひそういうことをより充実をしていただきたいと思います。  それでは、次の質問に入りますが、本法律で第四条に、都道府県知事は、国の方針に即し、具体的な指針を定める、こういうことになっています。各都道府県は、その目標に即した指針を定めなければならないわけでありますが、...全文を見る
○平野委員 これは、しかし実際は国がそういう方針、目標をつくって、それぞれ都道府県がやらなければいけませんよ、こういうことですが、実際にはこの事務は自治事務ですね。間違いないですね。もう一度、間違いないかどうかだけ答えてください。
○平野委員 そこで、私は、先ほども言いましたように、こういう廃材リサイクル云々というのは、これは国土をきちっと二十一世紀も健全な国土として運営をしていこう、この社会を循環型社会に置きかえていきましょうという発想は、都道府県の自治事務で個別にやり出したのではばらついてしようがない、...全文を見る
○平野委員 そこは少し見解が違うんですね。  私はずっとこの産業廃棄物の問題を委員会でも、地方分権のときにも言ってきたのですが、これは法定受託であって、自治事務に変えてしまう、それは僕は本来違う。国土の不良債権化しているんだ、それを地方自治体に任せてどうするんだ。国が直接下さな...全文を見る
○平野委員 これは私の言っていることですから。でも、そうしなければ、二十一世紀は本当に産廃の山に日本はなるのかな、私はこういうふうに思えてなりません。  だから、一番当初言ったことは、よく踏み込んでくれたという評価は私はしたいと思うんですよ。思うんですが、踏み込んだ以上はやはり...全文を見る
○平野委員 また次の市町村に落ちていっちゃうと、一番大もとの住民に即している現場がまた困ってしまう、これは同じ状態が起こるような気がしてなりません。先ほど言った点も、特に市町村においても十分に指導を含めてやってもらいたい、このように思います。  次に、十条に、対象建設工事の発注...全文を見る
○平野委員 そこで、私、具体的に質問したいんですが、そういうルールでいきます。もう一つは、これは、悪知恵が働く人であれば、自分が建物を壊しますと。そのときに出てくる廃材はどのようなプロセスになるんでしょうか。廃材業者に頼みません、自分でぶっ壊しますといったときには、どういう流れに...全文を見る
○平野委員 その場合の廃棄物の処分というのは、今の法的ルールからいきますと、これは一般廃棄物にならないですか。
○平野委員 自分で家をぶっ壊したときには一般廃棄物、業者の人が壊したときには産業廃棄物、多分こういう区分になっていると私は思うんですね。  では、私は自分でつぶしますと届け出をいたしますと、届け出をした時点では、このリサイクルを含めてのシステムに乗せていかなきゃならない義務を負...全文を見る
○平野委員 そうすると、届け出せずに自分でこつこつとぶっ壊していったら、通常の一般廃棄物としてその処理が落とされていく、こういう道があるわけですね。どうですか。
○平野委員 少しここを何とかしておかないと、そういう抜け穴がやはりあるような気がいたします。  ここでもう一つは、新築のときにもやはり起こってまいりますね、廃材というのが。古い建物を壊すというときの廃材と、新築で新しいものを建てていくときにも同じように廃材が出るわけです。これも...全文を見る
○平野委員 一定規模といいますと、どのぐらいの規模のことをいいますか。
○平野委員 そこでまた、そういう政令で定めていくときにぜひ気をつけていただきたい点があるのですが、これもごみの区分から私はチェックをしたんですが、ある大工さんが自分の作業所で前さばきをしてきて、前さばきをしたごみというのは産廃に流れるんですね。前さばきをして、新築の工事現場でやっ...全文を見る
○平野委員 そうすると、そこの廃材は産業廃棄物として処していくのか、リサイクルとしてこのスキームで乗せていくのかという選択肢はどこにあるのですか。量だけですか。
○平野委員 ぜひとも、新築のところにおいても端材がかなり出てくると思いますから、その考え方も含めて、きちっと法の網を抜けるような仕組みにならないようにやっていただかないことには、これは届け出を義務づけるということがあるんですが、実際、実務をやっていったときに、そんな面倒くさいこと...全文を見る
○平野委員 そこは、僕はならないと思いますよ。ですから、僕は、解体は解体ということで別にした方がいいと思うんですよ。トータルでやりますと、価格競争するんですから、非常に安いコストで落ちたところ、もちろん予定価格というのはあるでしょうけれども、あらゆるところに、どっとこどっとこしわ...全文を見る
○平野委員 私が言いたいことは、落札された業者というのは建物で落札されて、この解体をするにふさわしい積算をした再処理費用を役所が乗せて、それで外へ出す、こういう仕組みがいいのかな、こう思っているのですよ、私のプランは。再処理する、解体する、リサイクルする費用は役所が決めるのですよ...全文を見る
○平野委員 ぜひ、この法律を本当に実効あらしめるために、少なくとも、これは公共事業と民間と比較しますと、総事業費ぐらいで見ますと大体半々ぐらいになっていますね。公共性のところ、土木と建築という、住宅という格好で見ますと、民間と公共性で見ますと半々ぐらいのウエートを占めておりますか...全文を見る
○平野委員 局長、今の、抽象的でわかりにくい。具体的にこれをどうやってチェックするのか、具体的に。これは、件数、物すごい多いですよ。それを一々ざあっと見に行くのか。  具体的にチェックする方法が非常に、言葉であらわせば局長の御答弁のとおりだと思います。チェックをしてもらいたいと...全文を見る
○平野委員 何回も言いますが、ここは非常に実行プランが難しいシステムだなと思いますよ。あ、ここは解体、こういう方式でやっていますなと、これだけ世知辛い世の中に、よしそれじゃ、歩いておって、本当にやれているかどうかという、のぞきに行って、のぞきに行ったら今はど突かれまっせ。せかせか...全文を見る
○平野委員 閲覧をさせるということは情報公開ですから、どういう適切な業者が届けられているのかなということですから、工事業を営んでいる方についても、解体もできるということは一般の人はわかりませんから、ぜひ、やはり一同に解体事業もできるんだという情報提供をする名簿にしてあげてほしいな...全文を見る
○平野委員 いわゆる適切にでき得る技術者を配置するということは明確にこの法案の中にうたわれているわけですね。  そこで、じゃ、この技術者というのはそこの従業員でないといけないのか、これまた派遣でいいのか、こういう問題が起こってくるわけですよ。これはどういうふうに雇用関係を見てお...全文を見る
○平野委員 だけれども、現実的に見たときに、私は、例えば、三、四人の社員でやっている方が、大体解体業でやっておられる人が多いと思うんですね。そこへ直接、制度による技術者を置いておかないとだめなんだということでいきますと、これはほとんど会社自身が大変なことにならないかなと。ゼネコン...全文を見る
○平野委員 そういうことで、いろいろ解体の実務面、考え方、流れをやってきたわけですが、最終これをアクションを起こすところが必要でございますから、再資源化を促進していくための施設の整備充実というのは絶対不可欠なことだと思うのです。これはまた地域によって相当ばらつくのではないかという...全文を見る
○平野委員 ここがないと機能しませんから、これはぜひ施設充実をやってもらいたいと思います。どういう形でやっていくかというのは非常に難しいと思いますが、これが受け皿的にないと、ここで処理をして加工して次へ移していく、再資源化の源泉工程になるわけですから、ここをやはりきちっと適正配置...全文を見る
○平野委員 私はぜひ、何%とか何十%とか、これは三品目とか品目によるのでしょうけれども、特に公共事業においては義務づけをすべきですよ。  建設省の直轄は確かに局長おっしゃるようにやっているということですが、建設だけではありませんから、いろいろな事業が公共事業としてあるわけですか...全文を見る
○平野委員 時間が参りましたのでこれで終えたいと思いますが、いずれにしましても、コストをだれが見ていくのかということにもかかってくるわけでございますので、私は、この法案をよくぞ出していただいたと高く評価をしながら、何とぞ実効あるプランに実務面で仕上げていただきたい、このことをお願...全文を見る
11月07日第150回国会 衆議院 本会議 第10号
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○平野博文君 民主党・無所属クラブの平野博文です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました衆法のヒト胚等の作成及び利用の規制に関する法律案に対しましては民主党・無所属クラブの提出者に、政府提出のヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律案に対しまして...全文を見る
11月10日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  与えられました時間の中で質問をさせていただきたいと思うのでありますが、この前の審議、さらにはきょうの仲間の議員の質疑、政府の御答弁を聞いておりまして、やはりこの問題というのは非常に難しい問題であるということを本当に感じておるところで...全文を見る
○平野委員 民主党はどうですか。今の視点について、政府答弁と同じでいいですか。なぜクローン人間を規制するか。
○平野委員 今、政府、民主党、それぞれ改めてなぜ規制をするか、こういうところを聞かせていただきました。  そういう中で、私はまた悩むわけでありますが、改めて、無性生殖、有性生殖ということに対する定義、どういう定義で無性生殖なのか、どういう定義で有性生殖なのかということがあいまい...全文を見る
○平野委員 そうすると、民主党が申し上げている背景、理由とは、政府は同じ考え方に立っているというふうに理解してもよろしいのでしょうか。
○平野委員 いや、今政府並びに我が党に、なぜ禁止するかということの背景を改めて聞いたわけでありますから、それをお聞きになって、私は基本的に変わっていないというふうに理解していますが、どうでしょうか。  政務次官、どうですか。
○平野委員 私は、今政務次官が言われたけれども、要は、無性生殖であるから、自然の摂理に反するから、人間の尊厳や社会的秩序の維持に影響を及ぼすから、こういうことだけ言われて法律で規制するということにはならぬと思うのですね。やはり、憲法に触れてくるから法的に規制をするんだということを...全文を見る
○平野委員 そういうことで、なぜ禁止するかということの基本的考え方は同じということで御理解をいただいたと思います。  さて、その審議の中において、長官よりたびたび、ヒト胚の規制をする、いわゆる有性生殖を一緒に規制することはできないという御答弁がございました。これも先ほど樽床議員...全文を見る
○平野委員 そこをもっと明確に言っていただいたらわかりやすいのですが、なぜか無性、有性とかそういう格好でしか議論されないところが非常にわかりにくいものだというふうに思います。  したがって、無性生殖と断定し得るクローンと、有性やヒト、動物の混合胚などどちらにもつかないような胚、...全文を見る
○平野委員 今政務次官から御答弁いただきましたが、やはり生殖医療の中での規制というのは、していかなきゃならない、こういう考え方には賛同してもらえそうだ。しかし、今はまだできていない、今、鋭意検討中だ、こういうことであります。  そこで、そのときに何が問題になってくるかということ...全文を見る
○平野委員 今の質問にプラス生命の萌芽ということに対して、政府はどういう認識にいますか。科学技術会議のあれはわかりました。政府としてはどういう認識に立っていますか。
○平野委員 くどいようでありますが、ヒト胚は生命の萌芽であると、ヒト胚研究小委員会ですか、そこでやっています。それは、政府としても同一の認識に立ちますか。それは科学技術会議で議論された結論であるけれども、政府はそういう認識に立っていますか、ここを聞きたい。
○平野委員 渡海さんの責任じゃなくて、政務次官の責任において、こういう理解をしておきます。
○平野委員 ただ、政務次官がおっしゃるように、萌芽とは一体何ぞやというところについては非常に議論のあるところであるわけですが、しかし、何らかの規定を決めないことには、ロジックが運ばないし、物事が突き進んでいかないわけですね。  したがって、この部分については、政府は、大事だとい...全文を見る
○平野委員 ありがとうございました。  それでは、そのことは非常に私クリアになってきたと思いますが、どちらにしてもやはり大事なものなんだというところについては、同じ認識に立っていただいたと思うのです。  政務次官は違ったら辞表を出すということですが、そんなに政務次官の辞表とは...全文を見る
○平野委員 そこで、政府にも少し。  ヒト胚は生命の萌芽である、大切にしなきゃならない。しかし、今ES細胞をつくっていく過程の中においては、萌芽である胚をつぶしていくわけであります。そういう意味で、政府はES細胞の研究の規制という立場に立って書かれていないわけでありますが、ES...全文を見る
○平野委員 ここが少し先ほどの認識の違い等にもかかわってくるのですが、生命の萌芽である、大事にしなきゃいけない受精胚、ヒト胚を、ぶっ壊してES細胞をつくっていくんです。先ほど、ヒト胚、受精胚、これは生命の萌芽である、大事にしなきゃならないと。しかし、今政府の答弁ではそういうことに...全文を見る
○平野委員 今政務次官の方からありましたが、指針、ガイドラインで柔軟に対応すると。柔軟に対応するということは、マイナスにもプラスにも振れるわけですね。プラスの方に振ってくれておるんだったらいいんですが、マイナスにも振る可能性がある、ここを危惧しているわけです。  決して、科学技...全文を見る
○平野委員 もう時間が来ましたが、しかし、ここは大事なところですから再度申し上げます。  来年から科学技術会議とか、そういう新しいところでガイドラインの内容を決めていきます、こうしますと、私は、国会で議論しておる中にこういうものがもう明確に入っているんだということがないと、通っ...全文を見る
○平野委員 もう時間が参りましたので終わりたいと思いますが、この問題というのは、本当に真摯に議論をして、これは与党だとか野党だとかいうことじゃなくて、本当に日本の国民のために、あるいはもっと言えば地球の人類のためにも、規制をしていく、こういうことに立っていかなければだめだと思いま...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○平野委員 残り時間、質問をさせていただきたいと思います。  私は、この委員会でクローン問題を議論するということで、五十歳にして初めて、生命とは何なのかということを非常に考えるようになったわけであります。特に、生命の誕生並びに細胞分裂、分化、さらには個体化し、老化をし、死に至る...全文を見る
○平野委員 罰則は。
○平野委員 そうすると、例えば、今言われた九種類に分けていますね。それで、十年以下の懲役、一千万円というのは、全部それになるんですか。
○平野委員 そうしますと、三条に列挙していないヒト胚分割胚、ヒト胚核移植胚、動物性集合胚などを胎内に移植した場合には、どの条文が適用になりますか。
○平野委員 そうしますと、三条に列挙した以外の胚については懲役一年、三条については十年、こういうことになっているわけです。  民主党案は、これらは同じ条文の適用により同じ罰則規定を適用する、こういうことになっていますが、同じでよろしゅうございますか。
○平野委員 そこで、これは確認なのですが、政府案では体細胞クローンをつくれば懲役十年という、科学技術の中で罰則規定を適用するという本当に今まで初めてのことでございますが、受精卵クローンや動物性のキメラをつくっても、本来十年でなければならぬと私は思うのですが、一年ということですね。...全文を見る
○平野委員 しかし、法律上では、受精卵クローンなどの胎内移植に対する禁止は明確にはされていないですね。法文の中には入っていませんよね。それはいいですね。  そうすると、懲役一年としますというのは、指針に反したら一年ですよ、こういうことですね。ところが、指針に違反したらというけれ...全文を見る
○平野委員 懲役ですよ。普通の罰金刑云々ということじゃなくて、懲役刑まで科すにもかかわらず、指針の中で明らかにされない、これは本当に合意がとれるのでしょうか。私、そこが非常に悩ましい問題であるし、過日の委員会でも同僚議員もそういう指摘をされておったと思うのですが、非常にあいまいに...全文を見る
○平野委員 ただ、大臣、今の政府案では指針で決めますとしか書いてないのですね。指針で禁止しますという言葉をなぜ入れないのでしょうか。指針で決めますですから、決めるということは、禁止する場合もしない場合もあるんじゃないでしょうか。  だから、片一方は法律で禁止します、片一方はガイ...全文を見る
○平野委員 いや、今政務次官が言うのはおかしいよ。法律に基づく指針で禁止ということを言っているんですよ、この説明の中には。政府の答弁の中にも。法律に基づく指針で禁止ということを言っているんですよ。(渡海政務次官「だから、指針で禁止」と呼ぶ)いや、だから、それだったら、指針で決める...全文を見る
○平野委員 大臣、政務次官の言われる意味はよくわかりますが、ただ、いみじくも大臣言われましたように、報告義務違反なんですよ。これで一年なんですよ。個体をつくったといっても、つくったことに対して罰せられるわけでなくて、報告義務違反で罰せられるだけなんです。僕は、ここが大きな問題をは...全文を見る
○平野委員 大臣の申されたことはわかります。それならば、動物性融合胚とか動物性集合胚、こういうところなんか、これは本来、個体産生をしてはいかぬのですよ。こんなのを行政指針にゆだねているところに問題があるんですよ。今、政務次官が言われた一卵性が云々ということについては、まあ百歩譲っ...全文を見る
○平野委員 見た目でいったら、それはもう間違いなく反社会性の物体ができますよ。しかしその亜種は有用だとか、こういうことを言い出したら、もっとこれは議論を深めないといけない点がある。  もう時間がありませんから、特に要望、結論的なことを申し上げますが、要は、指針ということでくくっ...全文を見る
○平野委員 ぜひとも明確なる指針というものを出してもらわなければならない。私は元来、これは指針であろうが何であろうが、禁止すべき行為の中での区分であって、研究の自由のためにだとか、ある特定のために区分を分けるべきものではない。禁止は禁止なんだ、その上でどうなんだということでなけれ...全文を見る
○平野委員 終わります。
○平野委員長代理 吉井英勝君。
○平野委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び自由党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  本修正案の趣旨につきましては、既に当委員会の質疑を通じ指摘されたものでありますが、附則第二条に規定されている検討を行うに当たり...全文を見る
○平野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党及び日本共産党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律案に対する附帯決議(案) ...全文を見る
11月17日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第4号
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○衆議院議員(平野博文君) ただいま議題となりましたヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律案に対する衆議院における修正部分につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  本修正は、附則第二条に規定されている検討を行うに当たり、最近のクローン技術等の急速な進展、これらを取り...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第7号
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○衆議院議員(平野博文君) 今、内藤議員からの御質問でございますが、私は、なぜ民主党案を出したかという御質問に対しては、今私の立場は修正案の提出者として参っておりますので、そういう立場でお答えをさせていただきたいと思います。  まず、政府原案は、人クローン個体の産生の防止、禁止...全文を見る
○衆議院議員(平野博文君) 両案の大きな違いというところに言及するわけでございますが、政府原案の方は、喫緊の課題におけるクローン技術等に関して、それに関して絞っておるというところが特徴的でございます。それに対して民主党案は、ヒト胚を人の生命の萌芽という考え方に位置づけをし、ヒト胚...全文を見る
○衆議院議員(平野博文君) お答え申し上げます。  修正案におきましては、まず第一点、ヒト受精胚を人の生命の萌芽として位置づけ、その取り扱いのあり方に関する総合科学技術会議等における検討の結果を踏まえてこの法律の規定に検討を加えることとし、その検討も三年以内に行い、かつこの法律...全文を見る
○衆議院議員(平野博文君) お答えいたします。  残された課題というのは、これからの科学技術の進展に伴っていろんな課題が今後出てくるかもわかりませんが、今考えております課題というのは大きく言って二つあると思います。  まず、附則の第二条に従った検討、すなわちヒト受精胚の人の生...全文を見る
○衆議院議員(平野博文君) 内藤議員の御質問にお答えいたします。  まず第一点は、ヒト胚は人の生命の萌芽であり、これを無秩序に研究に使用したり生殖医療に用いることは、人の尊厳の保持や、人の生命、身体の安全の確保に重大な影響を及ぼしかねないという問題点があるのではないか、これが第...全文を見る