平野博文

ひらのひろふみ

小選挙区(大阪府第十一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

平野博文の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。ちょっと悪性の風邪を引いておりまして、聞き苦しいところがあるかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。  今、同僚の議員の方から、今回の悲しい事故でございますが、えひめ丸に関する件、あってはいけない官業癒着のKSDの問題を含めてご...全文を見る
○平野委員 政務官、短くて結構ですから、イエス、ノーで答えてもらったらいいです、時間が短いものですから。  そういうことになりますと、普通、やはりこの領域というのは非常に危険な領域になるわけです。民間と海軍がこうやってクロスして通っていくということは、さらに十分に気をつけて運航...全文を見る
○平野委員 では、実習船がかなりたくさん出ているというふうに先ほどの御答弁の中にありましたが、どの航路を行ってどういうふうにするというのはだれが一番つかんでいるのですか、全容をだれがつかんでいるのですか、だれもわからないのですか。
○平野委員 少なくとも一般の船じゃないのです、学生さんなんですよ。まして、将来のことを考えて、将来の海の男として育てるために実習しているわけですよ。それに対して、文部科学省というのは、公立高等学校だから、やはり学習に対する掌握が必要なんじゃないでしょうかと私はまず思うことが一つ。...全文を見る
○平野委員 文部省が承知しないというならば、だれが承知しているのですか、そうしたら、実習船、だれが承知しているのですか。
○平野委員 では、都道府県が知っておるということですね。これはまあわかりました。  そうすると、都道府県はこのエリアは軍事領域だということについてはわかっておられたのですか。
○平野委員 余り意識していないということですね。  それは私、海底からまさか原潜がぼんと上がってくるなんて、だれもが想定できない部分だとは思いますよ。思いますが、少なくとも実習船で、教育の一環としてやっているわけですよ。  あるゾーニングでいったら海賊とか非常に安全性から問題...全文を見る
○平野委員 高校は、船員手帳は、都道府県でしょう。
○平野委員 いずれにいたしましても、要はばらばらなんですよ。あるところは都道府県任せ、あるところは国土交通省、あるところは都道府県の教育委員会だ。  いわゆる文部科学省として、今回のこの事故に対する責任のあり方というのは、どのゾーニングであるのですか。対策本部というのはつくりま...全文を見る
○平野委員 河村副大臣、対策本部をつくって文部省がしっかりとやっていただかなきゃいかぬのですが、現実には、高校の場合にはこういう考え方、都道府県だ、大学については国土交通省だとか、要は一貫していないわけですよ、実習に出ていくプロセスの中においても。文部科学省が、その主たる業務とし...全文を見る
○平野委員 では、学校法人がつくる大学を私立大学と言うということであれば、資金はどういう種類の資金でもそれは構わないということになるのですか。
○平野委員 そういう考え方でいきますと、ものつくり大学の設立に関してでございますが、開設資金が約百五十七億円、内訳を申し上げますと、これは財団だからKSDに直接関係ないわと言うかもしれませんが、労働省が八十八億円、埼玉県が三十一億円、行田市が二十四億円、KSD十億、民間四億、実際...全文を見る
○平野委員 いや、だから今言ったように、労働省から実質八十八億出ておるわけだ。それはある団体を通しているから出ていないと言い切るのか。現実には出ているわけです。こんな百五十七億のうち八十八億も労働省が銭を出す、それを私立大学と言えるのか。この点はどうですか。
○平野委員 それはちょっと違うね。やはりもっと純粋に考えないといけないと思いますよ。  自治医科大学とか産業医科大学とかいろいろ言われているけれども、あれだって、もし今局長が言われるような仕組みの資金を出しておるんだったら、それは私立大学と言っちゃだめですよ。それはやはり公立大...全文を見る
○平野委員 そこで、では大学というのは一体何なのか、私立じゃないですよ。大学というのは一体何なのか、大学教育というのは一体何なのかということを今まさに問われている時代です。  昔のように、数%しか進学をしない大学の中で高等教育を受ける、今は短大を合わせたら大体四〇%か五〇%近い...全文を見る
○平野委員 適格性に問題ないとおっしゃっているけれども、まず入り口のところで適格性が問われているのだよ、これは。うさん臭いのですよ。だから排除したのですよ、疑われないように。  私は、大学であるとか云々ということよりも、やはり、これだけの資金を迂回して出してやろうとしている、そ...全文を見る
03月09日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  悪性の風邪にかかっておりまして、聞こえにくければ大変失礼に当たりますが、何分にもよろしくお願いをしたいと思います。  今回提出されました公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案につきまし...全文を見る
○平野委員 大臣の答弁を聞いていますと、非常に能弁な方ですから、私の質問が二分で、答弁を四分ぐらいされると、私は時間がないですから、もう少し簡潔にお答えをいただけたらありがたいのです。  私は、そういう中で、やはり基礎学力の向上ときめ細かい指導の充実のためには定数を改善していく...全文を見る
○平野委員 したがって、少人数の授業形態をとることがいいのか、いわゆる学級という一つのコアを小さくすることによるメリットか、こういうところが一つの違いとして出てきているわけですが、それを一緒にしたら、非常に両方の部分としてよくなるのではないでしょうか。我が民主党を中心として、社民...全文を見る
○平野委員 だけれども、大臣、それはそういうところもあるのかもしれません。しかし、それは極論であって、やはり子供を愛情を持って育てようというのは、親だって同じでありましょう。まして学校の先生というのは、私のおふくろは学校の教員なものですから、それで言っておるわけではありませんよ、...全文を見る
○平野委員 衆法提案者にもお願いします。短くお答えをいただきたいなと思います、時間内に質問が終わらなくなる可能性がありますので。  そこで、もう一度、衆法提案者にお聞きをしたいと思うのです。  提案者がおっしゃるように、現在の四十人学級では教師の目が本当に子供に行き届かない、...全文を見る
○平野委員 学級を生活集団として見るときに、教師によるきめ細かな指導を重視すれば、衆法提案者の言われるとおり、担当する生徒数は少なくあるべきだと私は思います。しかしながら、それぞれの教育現場、学校によっては、それぞれの事情は異なる。これも、過疎地域とかいろいろなところの地域事情に...全文を見る
○平野委員 実態はそういうことなんでしょうけれども、特例ということは、現実は特別な理由がない限り認めない、こういうことにもなるわけですよ。  そこで、衆法提案者にお聞きします。  衆法では、学級編制基準は原則として地方自治体の判断に任されることになります。これによって、生徒へ...全文を見る
○平野委員 もう時間が五分しかなくなりましたので、通告している部分でまだ十分に質問していないのですが、少し飛ばします。  いろいろ御議論をいただいて御回答いただいて恐縮ですが、私は、新しい世紀に入ったわけですから、小手先の改革じゃなくて、二十一世紀の日本を担ってもらう新しい人材...全文を見る
○平野委員 もう時間が参りました。  ただ、大臣、私は、先ほど言いましたように、三十人がどうだとか四十人がどうだということを申し上げているわけではありません。結果としてその姿になって、国民の皆さん、生徒自身が、変わったなということになればいいわけであります。しかし、今政府の出し...全文を見る
03月16日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○平野委員 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、三会派共同提出の公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案に賛成、政府提出の法案に反対の立場から討論を行うものであります。  政府提出法案に反対する主な理由は、政府案が、学級標準...全文を見る
03月28日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  二十分しかないものですから、余り細かいところは避けますが、私、このオリンピック青少年センターの改正法案について、当初、もうあそこは閉鎖するのかな、こういうイメージでこれを見ておりました。中を見ますと、そうではなくて、会社でいえば定款...全文を見る
○平野委員 私も議連の一員でございました。結果として知ったのですが、そんな議連ですから、十分な議論が、副大臣は一生懸命やっていると僕は本当に思いますよ。これはもう敬意を表します。  ただ、私は、この仕組みで見たときに、一番気になりますのは、今言われましたように、こういう時節柄で...全文を見る
○平野委員 だから、財政を獲得していくスキームが運営上非常に複雑なんですよ。事業費は毎年二十億、これは今の予定では上げていきます。立ち上げだから、ことしの単年度に限って事業費を出すという発想ではないでしょう。これから集まるまでずっと永遠に出すのでしょう。極端に言ったら、目的が達成...全文を見る
○平野委員 では、どこでだれがチェックするのですか、基金の運用と事業費と。いわゆる決算、チェックの仕組みが変わるではないですか。二十億のところは云々と、基金は基金で別のところで独立法人でやるではないですか。そういう意味では、そういうスキームのやり方というのはないのですよ。基金に対...全文を見る
○平野委員 それと、子どもゆめ基金ということですから、代々木のオリンピックセンターに事務局を置かれて、どれぐらいの件数が起こってくるのかわかりませんが、多分審査をする事務が大変な事務になるのではないかな、こういう懸念がいたします。  しかしながら、ゆめ基金で実際の事業を支援して...全文を見る
○平野委員 一般的なことを言いますと、国とかそういうところでいろいろなスキームをつくっていろいろな助成施策を打つんですが、知る人だけが活用するけれども、知らないからそういうものが全くわからない、こういうケースもよくあるんですね。したがって、これをもし本当に正しく運用、正しく支援を...全文を見る
○平野委員 質疑の時間が終了しましたので終わりますが、何とぞ子供をがっかりさせないように、期待の持てる基金にしてもらいたい、このことだけを最後に申し上げまして、終わります。  ありがとうございました。
05月23日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  同僚議員の後を受けまして質問に入りたいと思うのですが、新しく中央省庁再編になって文部省と科学技術庁が一緒になったわけでございますが、今国会も含めて、科学技術についての議題というのでしょうか、そういうことがなかなかないものですから、何...全文を見る
○平野委員 担当の方で結構でございますが、大臣並びに副大臣には、起こったことは事実であるという認識に立っておられるのか、具体的な報告が大臣、副大臣にはあるのかどうか、これだけは教えてください。
○平野委員 では、局長どうぞ。
○平野委員 それは改善されたらいいのですが、今私が聞いているのは、実人員と予算管理するための定員管理との差はあったということですね。  それはあっても必ず是正されるシステムになっているはずなんです。といいますのは、毎年一人一人の給与の支給状況を詳細に調べる給与実態調査というのは...全文を見る
○平野委員 副大臣、それはおかしい。実員の管理もできずして、組織なんてどうやって動かすのですか。だれがおるかわからぬという、そんな組織なんて普通ありますでしょうか。——いや、いいですよ。私が言いたいことは、副大臣がそれはわからぬと言うのは、それはわからぬのはわかるような気がします...全文を見る
○平野委員 もうひとつよくわからないけれども、基本的なところで何か間違っとるんちゃう。関西弁で言うと余りよくないけれども。  要は、会社の経営をしていこう、特殊法人といえども国民の税金を使ってやるのだから民間ではないのですよ。税金を使ってやるということは、貴重なお金で国策の事業...全文を見る
○平野委員 そうすると、二千六百七十六人という定員に対して、実態調査でいくと二千六百七十六人の給与実態調査を出しているということですね。そういう理解でいいですね。  そうすると、その中には、実人員が二千五百七十一人しかいないのに、その差額の人の実態調査というのは、どこから引っ張...全文を見る
○平野委員 全くわからぬ。  二千六百七十六人という定員がおります、実人員が二千五百七十一人だと。財務省から文部科学省を通じて給与実態調査を毎年やっている。そのときの対象者は、実人員が二千五百七十一人であれば、その人に調査をして出すべきじゃないのでしょうか。それを二千六百七十六...全文を見る
○平野委員 もうひとつよくわからぬな。  要は、私が言いたいことは、核燃料サイクル機構が定員数としてとりました二千六百七十六人の認可予算措置をいたしました。これについては、当然その人の給与ベースでもって、サイクル機構が多分給与規定か何かに基づいて給与を払っていくんですね。その人...全文を見る
○平野委員 ということは、まことにもって遺憾な管理をしていた、こういうことですね。  もういいです。大変だ、これは。次へ行きますわ。  もう一つは、核燃サイクル機構でやっておる部分でいきますと、人件費というのは通常、どう見ても補助金という形で人件費というものを見ていきましょう...全文を見る
○平野委員 時間がなくなってくるものですから、基本的なところをもっと聞きたいのですが、またの機会にしたいと思います。  いずれにしても、わかりにくい。わかりにくいということは、中でごまかせるということにもなるわけです。ぱっと見たらわからない、監査してもわからない、会計検査院は、...全文を見る
○平野委員 今の、公務員に身分を切りかえて給与を払っている、これは当然文部科学省のある機関のところに来られればそうなるのですが、減額補償をしているというのは、文部科学省は知っておりましたでしょうか。知っていたか知らないかでいいですよ。
○平野委員 初めて知ったということですね、今回のことで。それまでは知らなかった、こういうことですね。これは大丈夫ですか。今回初めて知ったのですね。知っていたけれども黙認していたということではないですね。ここをはっきりしてくださいよ、官房長。黙認していたのだろう。
○平野委員 官房長はそうかもしれませんが、少なくとも当該の管理監督をしておる課は知らないはずはないと僕は思います。今回だけやったのではないのですから。ずっとやっているのだから。  動燃は改組した。なぜ改組をしたか。その意義がわからずして、また同じことをずっとやっている。恥ずかし...全文を見る
○平野委員 時間がなくなってきましたが、許認可を受ける立場、許認可をする側、あるいは原子力を推進する側、規制する側、これはやはりそれなりの緊張感ある立場になければならない。その中に、人事交流だといって、いっときの間そこへ行って人間関係をつくってこいといううまみがある。こんなことで...全文を見る
○平野委員 これで終わりたいと思いますが、きょうのNHKの昼のニュースで処分が減給とか、たかがそんなしっぽを切るような処分では納得しない、このことを言っておきますから。事実かどうか知りませんが、きょうNHKの昼のニュースで流れておるようですから、そんなことでこの問題を片づけていた...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○平野委員 おはようございます。  きょう、この教育三法について質問をさせていただきたいと思っていますが、その前に、この審議を通じてすばらしい、遠山大臣が各委員の質疑に対する答弁を聞いておりますと、もっと踏み込んだ、もっと遠山さんらしい力強い御答弁をいただきたいと思って私も聞い...全文を見る
○平野委員 いや、私、決してそれを問題にしようという意図はございません。病気、健康上の理由だ、こういうふうな記載もありましたが、ただ、わからない人が見ると、ああまたか、こういうことにもなりましょうし、特に、この教育三法の中でも、指導力不足の教員を配置転換させようというときに、人を...全文を見る
○平野委員 たくさん質問しますから、イエス、ノーで答えてくださいと言ったときはイエス、ノーで結構でございます。  今は、そういう共通認識にお立ちになれますねということですから、立っていただける、こういうことを前提に次の質問に入っていきます。  まず、教職員個人を処分する新たな...全文を見る
○平野委員 今日までこういう状態を迎えたということは、文部省として一定の今までの教育行政の推進に対しては問題があった、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。イエス、ノーで結構です。
○平野委員 ありがとうございました。全面的責任は言わないけれども、問題点、課題はある、こういう理解で参ります。  では、今後見直しをどのようにしていくのかということを聞きたいわけでございますが、近年、教員の養成課程について幾つかの変更がされてきたわけであります。教育実習を長くす...全文を見る
○平野委員 今岸田副大臣がおっしゃられましたが、今でも採用後においては初任者研修というのは一年ぐらいあるのです、あるにもかかわらず、今日までのやり方が実効性に乏しいものだから新人教員が教室で立ち往生している。こういうことですから、この一年間やっておることは何の意味も持っていない。...全文を見る
○平野委員 いや、重要性はわかっているのですよ。みんなわかって今まで採用しているのですよ。それで、結果がだめだったら、その結果責任については、採用した部門なのか、任用した部門なのかはわかりませんが、そこの責任はとるのですか、とらないのですか。
○平野委員 ということは、いい人を採用して、少しおかしくなった、指導力が不足と思ったら、その組織が責任を持ってカバーをしていくという、こういうことはやるという、こういう理解でよろしいか。
○平野委員 採用したけれども、現場の教員が指導力不足だということで制度的に排除する、こういうルールをつくるようでございますが、それ以前に、なぜそういう教員に至ったかという原因及び背景をきっちりとする、また、そういう教員を採用、任用したセクション、責任者もやはりきっちりと責任を果た...全文を見る
○平野委員 だから、できるだけ客観的に、なるほどと言われるような制度にやはりしていただきたい、こういうふうに思うわけでございます。  さて、そういう制度の中で、ある教員の指導力に問題があるとして、教育委員会に申告するといたしましょう。多くは監督する立場にある校長、教頭であると思...全文を見る
○平野委員 そうすると、校長、教頭は分限の処置として、指導力、監督の不足している者については、それで処理をしましょう。今回の法律は、一般職員、教員を対象とします、こういうお言葉ですが、しかし、教頭先生も現場で教えておられるのですよ。副大臣、知っていますか、現場で教えているというの...全文を見る
○平野委員 大体、そこが現場を知らない副大臣だ。現場ではやはり教頭先生は教えているのですよ。私も習いましたよ。あなたも習ったのではないの。  だから、やはり主たる業務はそれであっても、現実に科目を持って教えておれば、その科目に指導力が不足しているということであれば、この対象にな...全文を見る
○平野委員 だから、これはそういう答弁が来ますと、本来あるべき姿がこうだから、もともとは指導力不足の教員なんて本来ないのですよ。  だけれども、現実的にあるというのは、私もわかりますよ。だからやろうとしているのですから、当然教頭先生で、現場で教えておられる。校長だって、それは毎...全文を見る
○平野委員 まちまちになるということは、運用によって非常に恣意的に運用される可能性だってあるわけですよ。だから、恣意的に運用されないために、この基準の中でやってくださいということを明確に出してくださいよ、今だって、都道府県ですらまちまちになっているのですから。だから、これは地方分...全文を見る
○平野委員 それが私はいかぬと思うんですよ。ですから、この制度というのは、恣意的に運用されるおそれがあるのです。  例えば、先ほど言いましたように、校長として、研修まで行かせてももうだめだと勝手に判断をして、学校で校長が口頭指導をして、それでも言うことを聞かないからということで...全文を見る
○平野委員 ということは、初めてのケースでこの法律によって配置転換されることはない、何回もそういうケースでやってきた結果、こういうふうに理解しておきますが、よろしいですね。もうオーケーでよろしいですよ。
○平野委員 初めていい答えがいただけました。  さて、そういう中で、免職し引き続き他の職場に異動する、採用される、こういうことでございますが、きのう我が党の藤村議員の方からの質問にもございましたが、制度が転職措置であるとする以上、採用は当然あってから免職する、こういうことで御答...全文を見る
○平野委員 では、そのときには、指導力が不足して子供のためにだめなんだという先生の対処の仕方は、分限でやるのですか、どうするのですか。
○平野委員 何を言っているのですか。  きのう我が党の藤村議員が質問されたときには、当然その人が他の公務員として採用される職場が確保できなければこれを免職して異動させません、その場所がなければ、教育現場から本当に子供に対して指導力が不足している人は外しましょう、外せないじゃない...全文を見る
○平野委員 では、どれぐらいの枠を考えているのですか。一人でも異動したら、この法律によって成果が生まれたというふうに考えているのですか。  国民の多くの皆さんの、やはり指導力不足の先生方たくさんいますよという声にこたえられるのですか。こたえられる法律でないのに、こんなものをつく...全文を見る
○平野委員 だけれども、これは法律ということでやはり実行させるのですよ。なのに、そういうケースはじっと学校にいますよとしますと、これは実効性のない法律を、たまたま森総理が教育国会だといってこんな法律をつくって、これで改革したんだと言うのですか。教育三法なんて、そういう前振りで来て...全文を見る
○平野委員 そうすると、現場で見ますと、採用がない、しかし教育現場からは、いわゆる教室からは外す。そうすると、その人はどこかぐるぐる学校を回るのですか。どうするのですか、これ。  時間がないので、これはきちっと詰めておかないといけないと私は思うのです。これは物すごく大変ですよ、...全文を見る
○平野委員 やはり人を動かすというのは相当大変なことなんですね。だから、やはりそういうことをきちっと、こういうケースにはこういう受け皿でやりましょう、その上でこの法律をつくってもらわないと、穴をあけたから、あと穴を大きくするかしないかは地方の問題だ、こんなのは、地方の人間にとった...全文を見る
○平野委員 では、市立の場合はどうですか、政令都市の。
○平野委員 もう一つよくわからない。ちょっと時間がないので、これも飛ばします。  もう一つは、この制度の運用の中において、新人教師の中には、熱意も能力もある、教員養成、研修の制度が不十分な中、生徒を指導する能力を経験で身につける直前に、現場でジョブ・オン・ザ・トレーニングをして...全文を見る
○平野委員 結果責任でないということは、逆に、この制度によって、一生懸命トレーニングを積んでいったら大丈夫なのに、たまたまそういう学級に当たったためにその教員の資質がつぶされてしまった、そうしたら指導力不足だといって別のところに追いやるという制度ではありませんね。
○平野委員 いずれにいたしましても、この法律の持つ意味が非常に重要でございます。したがって、運用する上においても、極めてきちっと運用でき得る仕組みをつくらないといけないと思っています。逆に言いますと、行き場がないからこの運用ができないで現場で立ち往生しているということがあってはな...全文を見る
○平野委員 だからだめなんですよ。だからだめだと言っているんですよ。それだったら、子供は、じゃ、その間、犠牲になるのですか。
○平野委員 質問時間が終了いたしましたので終えますが、いずれにしましても、対症療法のあり方で処置をしていくということよりも、もっとその前にやるべきことをきちっとやる。こういう制度は文部省が本来、つくりなさい、現場は現場で対処しますと。ところが、対処できないから、文部省は、対症療法...全文を見る
06月08日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  きょうは三十分しか時間がないものですから、絞って質問をさせていただきたいと思います。  その前に、けさの報道さらには一部の新聞には、我が党が修正案を出して、それに政府・与党は合意した、こういう寛大なることが報道として出たわけであり...全文を見る
○平野委員 逆に言いますと、ああいう報道が出るということは、政府・与党も、この三法案についてはいろいろ問題があるから、もし出すならば受け入れる寛大なる気持ちを持っているというふうに受けとめてもよろしいのでしょうか。
○平野委員 それほど報道というのは、根も葉もない部分が報道に出まして国民の方々が混乱をする、こういうことで、私の宿舎の方に、きのうの夜からけさ、わんわんと問い合わせが来て、何のことかよくわからない、こういう状況でございますので、この審議の中で十分に国民の皆さんに知っていただかなけ...全文を見る
○平野委員 そこで、今副大臣がおっしゃるように、文部科学省は、大学教育においてすら、大学卒業予定者の採用活動については、早期選考が学校教育に及ぼす悪影響を防止する、こういう観点から通知を出しているところであります。まして、より低年齢であります高校教育における学生の青田刈りがもしさ...全文を見る
○平野委員 防がなければならない、そんなに大量にならないと言いますが、運用によっては、その結果としては、これは大量になるんですよ。ここをどうするかということが国会の議論で明確に、そうはいいましても、こういうところだということが明確にない以上、実際、文部省がこうだ、極めてまれなる優...全文を見る
○平野委員 いや、運用というのは、今まで幅を残すという意味で運用になっているんですよ。これは運用に任せると大変おかしな問題が起こってくる危険性があるから、運用ではだめですよ、もっと明確に法律で規制をしてもらいたい、これは、委員会で質疑に立っている各議員の質問を聞いておりますと、ほ...全文を見る
○平野委員 すぐれて優秀な人、こういうことですが、例えば大学院でドクターコースであるとか、あるいは四年制大学であるとか、このところについても、まだその中でもやはりすぐれてそういう設備とか施設とか、四年制大学でもいろいろな大学がございます。その中でも、特にそういう受け入れが整ってい...全文を見る
○平野委員 どうも国会の審議の、議論の積み上げをもとに最終法案というのは成立していくのですが、これは何日もやっているのですが、議論が全く深まってこないですね。我々は国民の代表として審議に加わっているのですよ。文部省が決めたことが国民の代表の声ではないのですよ。我々の声をきちっと法...全文を見る
○平野委員 そういうノイズは私に入らない。  では、もう一度聞きますが、これだけ広げますと、当然高校との連携というのがかかわってきますね。いろいろな大学、短大、専修学校が、全国にある高校に、こういうことでいきますと、当然現場の高校との連携というのは十分にとらないと機能しないわけ...全文を見る
○平野委員 ぜひ、関係高等学校と大学との密接な連携、これはきっちりと文部省が責任を持って、どんな仕組みでやるかということを明確にされないまま運用でやられてしまいますと大混乱を起こしますから、明確にそういうセクションなり機能をつくってもらいたい、これをまず強く要望いたすわけでありま...全文を見る
○平野委員 高校中退ということになっちゃったら、少なくとも飛び級に入れるぐらいの能力を持った人ですよ。たまたま、大学二年生になったときに、私は別のところに行きたいんだ、あるいは大学じゃなくて別のところで仕事をしたいんだ、そこで能力を持ちたい。結局、そこで中退すると、大学にも入って...全文を見る
○平野委員 時間が参りましたから、これで終わりますが、いずれにいたしましても、飛び入学、今副大臣、政府からの答弁がございますが、分野というのは、やはりある意味では制限すべき、少なくとも専修学校、短大まですべてに広げるということについては、極めて大混乱を起こすということで時期尚早で...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第19号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  冒頭に、先ほどもお話ございましたが、先週の金曜日に、私の地元でもございますが、大阪で、教育大学の附属池田小学校で、歴史にないほど痛ましい事件が起こったわけであります。八名の子供さんが、日本の宝でありますとうとい命をなくされた、またお...全文を見る
○平野委員 そこは、私ちょっと大臣と感覚が違うんですね。何をおいても現場を見る、これが最高責任者の仕事だと私思うんです。その上で、適切な処置をとる、これが一番の役割だと私思うんです。まして、大臣は子育てされている、子供を持つ親の悲しみというのは一番、大臣だってわかるはずですから、...全文を見る
○平野委員 ぜひ、そういう視点での現状の管理体制のあり方、こういう把握、チェックをされるということも大事だと思いますが、私、この事件の持つ意味というのは、教育の限界を超えたところに事件が起こっているんではないかという一面の認識をしています。当然、学校で起こりましたから学校の安全性...全文を見る
○平野委員 それでは最後に、マスコミの皆様方にも私、この件でぜひ心の注意をしていただきたい、このように思います。  私も行きまして、マスコミは報道の責任ということであるわけでありますが、傷ついている御家族あるいは学校の生徒さんに事件の模様を聞いたり、情報収集するについて、余りに...全文を見る
○平野委員 それでは、教育三法に関係する質問に入っていきたいと思います。  これまでのいろいろな委員の皆さん方の質疑等々を聞いてまいりまして、かなりの問題点、課題が出てきたように思います。そこで、私、改めて、地方教育行政法案に関係するところについて再度、確認のことを含めて御質問...全文を見る
○平野委員 だけれども、現実にこの法案がもし通りまして、現実的にこれは教育委員会にゆだねるわけですよ。教育委員会は、選択肢を一つふやしたからそれでやってくれと言われても、なかなか難しいんじゃないでしょうか。  指導力不足で判定委員会で判定をしました、しかし、極端なことを言えば、...全文を見る
○平野委員 副大臣、力強くお答えになりましたから、具体的な改革としてそれはぜひ出してくださいよ。今の現行制度で改善をしますというんじゃなくて、抜本的にやらなきゃだめだというのが、今なっているんですから、やはり具体的に出してもらう。そうしなければ、この委員会を通すがゆえの答弁じゃ困...全文を見る
○平野委員 ぜひ、恣意的にやられるということは本来の趣旨ではありませんから、そこについてはやはり、レッテルを張られる教員の立場に立っても大変なことでございますから、恣意的に運用されないように、再三注意をしていただきたいし、そういう指導をしていただきたい、このように私は思っています...全文を見る
○平野委員 この二つのことをさらに聞けば、よく考えると、特に二つ目の分限処分に至らない指導力不足に適用されるということの意味が非常にわかりにくい。  これは、懲戒処分や分限処分の対象とするに至らない、程度の軽い問題教師全般に適用され、それを指導力不足という意味なのか、それとも、...全文を見る
○平野委員 しかし、そういうふうな考え方でいくと、程度が軽ければ今回の指導力不足、こういうことにもなるわけですね。そうすると、指導力不足ということがやたらに広い概念として入ってくるわけです。  私は、生徒を指導する能力や意欲の不足する教員のうち、不適格教員とは言えない教師に対す...全文を見る
○平野委員 ほかにも質問したいところがあるので、もうこれ以上いきませんが、要は、この法律というのは非常に問題があって、余り実行されたくない、してもらいたくない、したがって成らぬようにしてもらいたいという気持ちです。  もう一つ、指導力不足が甚だしくなると、適格性に欠けるという流...全文を見る
○平野委員 わかったようなわからぬような気持ちでありますが、いずれにしても、これはグレーゾーンが入ってきますから、非常に難しいんですね。  適格性に欠けるところでも、分限免職の対象になり得るんですよ。適格性の程度が低いところ、物すごい重度、ひどいという場合には分限免職。しかし、...全文を見る
○平野委員 何分にもよろしくお願いをしたい、このように思います。  さて次に、長期休業制度という制度があるわけですが、教員の自己研さんというところでお伺いをしたいのですが、教員に社会性が欠けているとか、一般常識が欠けているとかよく言われているんですが、私はそんなことはない。やは...全文を見る
○平野委員 いや、大臣、いいですよ。大臣、重要であるという認識はいただいたと思っています。  平成十二年から大学院の修学休業制度がつくられて、教員が、専門知識をより高めたり、時代の変化に対して教科指導力を確保するということでこの制度があることも承知をいたしております。しかし、今...全文を見る
○平野委員 大臣、ぜひ、結果論として問題教員を起こさないためにも、これはやはり事前に、早期に相談に乗ってあげることによって問題が早く解決しますから、何とぞこの体制整備をよろしくお願いしておきたいと思います。  最後になりますが、通学区域の削除の問題でございます。  私は、公立...全文を見る
○平野委員 時間が来ましたので、終了いたしますが、いずれにいたしましても、この教育三法につきましては、これはもっと抜本的な、対症療法的な対応じゃなくて、基本的に、二十一世紀の日本の社会を支える人間、それの将来を支える子供の教育体系のあり方について、やはりしっかりと議論をしていく中...全文を見る
○平野委員 ただいま議題となりました両修正案につきまして、順次その趣旨を御説明申し上げます。  修正案はお手元に配付のとおりでございますが、まず、学校教育法の一部を改正する法律案に対する修正案について申し上げます。  今回の改正案では、小中高等学校等において社会奉仕体験活動等...全文を見る
06月15日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○衆議院議員(平野博文君) ただいま議題となりました学校教育法の一部を改正する法律案及び社会教育法の一部を改正する法律案に対する衆議院における修正部分につきまして、順次、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、学校教育法の一部を改正する法律案に対する修正部分について申し上げます...全文を見る
06月26日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
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○衆議院議員(平野博文君) 内藤先生に答弁をさせていただきますが、まずこの委員会にまでお呼びをいただきまして大変恐縮に思っております。心から喜んでおります。  まず第一点でございますが、飛び入学制度に対して修正者としてどのような見解を持っているか、こういうお尋ねでございますが、...全文を見る
06月27日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第22号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  きょうは委員長の御配慮で、今国会で科学技術を中心とした議論をしていただく委員会を開いていただきまして、大変ありがたく思っております。  そこで、きょうは、文部科学大臣ほか、内閣府、さらには経済産業省の方からもお越しをいただいており...全文を見る
○平野委員 今のお話であれば、難しいかもしれないが努力するということですが、確保するのですかという質問に対しては、するというふうに答えられないのですか。
○平野委員 非常に見込み、見通しがわかりにくいということですが、少なくとも経済財政諮問会議では、当面はゼロ成長を覚悟でする、こういうことを言っている。片方、この二十四兆円の根拠というのは、GDP比率一%、名目成長率三・五%を前提として組んだ。しかし、それが組めなくなっている状況で...全文を見る
○平野委員 二十四兆円と決めておるのに、その二十四兆円の背景に、重点分野八分野とか、そういうことをやはりベースに置いているんですよ。ということは、ただ単に数字が、前回の五年間は十七兆円でした、今度五年間は二十四兆円の考え方でいきましょうと。その前提になっているのは、そろばんはじい...全文を見る
○平野委員 きょうの朝日新聞に出ていましたが、成果が出ていなかったり必要性が薄れていたりする研究は思い切って削減する方針だ、こういう話が出ているんですよ。そうすると、予算を含めて、こういう二十四兆円というあめを入れて、さすがだなと。一方では、成果が出ていなかったり必要性が薄れてき...全文を見る
○平野委員 余り議論を深めるつもりはございませんが、いずれにしても、私が言いたいことは、二十四兆円という総枠を決めて、それでないと科学技術立国日本の将来はない、そんな重みを持って二十四兆円と決めたんでしょう。お金がないからとかあるからとか、お金がなかったら、どこか削るところは何ぼ...全文を見る
○平野委員 そこで、副大臣、今そういう主なテーマをやっていただいているんですが、例えば海洋開発なんか見ますと、深海数千メートルの地層やマントルまでドリリングする、こういう発想ですよね。これを例えば、開発プロジェクト、研究プロジェクトですから、際限なくやるということはないんですね。...全文を見る
○平野委員 例えば宇宙分野。宇宙分野も一番お金がかかっていますよね、一千二百億円ですか。よく落ちているじゃないですか、ロケット。落ちるというのは、研究開発というのは当然失敗もあるのでこれは否定はしませんが、これだけ厳しい環境下で、今度は八月にまた打たれるそうですが、何か空打ちする...全文を見る
○平野委員 二十四兆円との、重点分野との整合性がとれていますかという質問に対する答弁はいただいておりませんが、とれているとお答えするんでしょう。時間がないですからあえて聞きませんが。  そこでです。原子力開発については、やはりその三つの大きなテーマのうちの大きな一つだと今言われ...全文を見る
○平野委員 しかしながら、福島の第一原発、これはMOXの問題、プルサーマルの実施は、福島の県議会でプルサーマルは当面受け入れないとか、地元の部分ではそういう考え方で計画しておりますが、先送りという話が随分出てきたわけですね。ちなみに、御案内のとおり、新潟県の刈羽村でも住民投票によ...全文を見る
○平野委員 これが一つですね。  もう一つ、関連しますが、やはり環境ということを考えて、エネルギー源をいわゆる化石燃料から脱却していくんだということで、原子力発電所の建設計画も二〇一〇年までに十三基やるんだ、こういうのを一方で掲げているんですね。ところが、どうですか。新規着工の...全文を見る
○平野委員 今までもずっと政府はそういうふうに言っているのですが、物理的時間軸でこれは非常に難しくなっているというのは、私は、現場に行っても地域の人に聞いても直観的に、直観ですから論理性はありませんが、難しいだろうと思うのです。  ただ、難しいと思うからどうするかということを非...全文を見る
○平野委員 ITERは、では安全性は大丈夫なんですか。大丈夫ですか、本当に。
○平野委員 いや、これからの課題だということでいくと、地元の、誘致をする住民サイドから見たら、わからないのにここで誘致する、こんなことで進むのですか。  したがって、僕が言いたいことは、ITERというのは、方式はいろいろあるのです、核融合の方式というのは。今ITERとして勝手に...全文を見る
○平野委員 この件についてはちょっと不十分でありますが、またの機会にお願いをしたいと思うんですが、要は、いずれにしても二十一世紀というのは、日本の描いた国というのは、やはり科学技術立国でなければだめだ、それを支える人材をやはりきちっと育てなければだめなんだ、このことは共通している...全文を見る
06月28日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
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○衆議院議員(平野博文君) さきの委員会に加えて再びお招きをいただきまして、大変うれしく思っております。  まず、畑野議員の御質問でございますが、ボランティア活動に対する定義をどのように考えているか、こういうことだと思います。  私は、ボランティア活動というのはその人の自発性...全文を見る
○衆議院議員(平野博文君) 確かに活動の中には、自主的であるわけですから、そういう創造性を含めて工夫をすると、そういうところも大事な要素だと思っております。
○衆議院議員(平野博文君) 「ボランティア活動など社会奉仕体験活動」というくくりにすることはボランティアの精神に反する、こういう御質問でございますが、私は、学校教育においてそもそも体験活動を実施する、このことについては子供の成長にとって非常に意義のあるものだと考えています。その中...全文を見る
○衆議院議員(平野博文君) これは人によってとらまえ方がいろいろあると思っておりますから、一概に、今、先生がおっしゃるような定義には私ははまるケースとはまらないケースがあると思っています。
○衆議院議員(平野博文君) 成績の評価の対象になるかという御質問でございますが、ボランティア活動にしろ他の社会奉仕体験活動にせよ、単にたくさん参加すれば意義があると、私はそういう考え方に立ちません。一律に、したがって点数によって評価をするということについてはなじまないものだと考え...全文を見る
○衆議院議員(平野博文君) 個別のことで、それが評価であるとか、そういうことを一義的に決めるべきものではないと思っています。
10月31日第153回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  きょう三人目の質問でございまして、少し具体的なところに入っていきたいと思っておりますが、その前に、私どもの中野寛成議員の方から、残った質問を継続してやるようにという指示が出ましたので、一、二点しておきたいと思います。通告は中野先生の...全文を見る
○平野委員 大臣にかわって副大臣が御答弁されましたから、結構でございます。  そこで、これから私本質的な質問は、そういう実態にある、これは承知しました。ただ、これは各都道府県によって相当地域の格差があると思うのですね。  たまたま大阪が昨年行った実態調査を見ますと、同和地区の...全文を見る
○平野委員 ぜひ私は、やはり学ぶ学生が経済的な理由によって学べないということは極力なくさなくちゃならないし、それを支援する方法として奨学金制度、こういうものがあるわけであります。一方、同和事業の対策として、それにかわってその地域の部分を担ってきたわけですから、これがなくなって、ト...全文を見る
○平野委員 まだ固まっていない状況であれば、ぜひ固める前に、私これから少し御質問させていただきたいし、また御意見も申し上げたいものですから、そのことを踏まえて検討していただきたい、このように思うのですね。  そこで、協力者会議の報告に基づいて、まず基本的な考え方についてでありま...全文を見る
○平野委員 そういう視点で見たときに、私は、今度は教育という側面でこれを見たときに、その児童生徒が持つ能力を最大限に伸ばしてあげる、将来、社会的に自立するように、また社会参加ができるように、その基盤となる生きる力をはぐくんであげる、こういうことが大事だと思うのですね。生徒、児童を...全文を見る
○平野委員 その基本的なところは、どうもかみ合っているのか、少しぼやかされたように思うんですが、私、この夏、ちょっと変わった例を申し上げたらもっとわかりやすいかもわかりません、委員長のもとにアフリカに行かせていただいたんですが、傷ついたライオンを長い間隔離して、えさをやって飼って...全文を見る
○平野委員 まだ十分に議論がかみ合っておりませんけれども、ただ、私申し上げましたのは、やはりノーマライズしていく社会をつくるんだ、ましてそのことを教えていく教育機関が分離学級をつくっているということは改めてもらいたい。例外的な措置としてやむを得ずということは、基本は、原則は普通学...全文を見る
○平野委員 もう一つはっきり言ってもらいたいんだけどな。それを言ってもらわないとこれは終わらないんだよね。基本的なことをもう一度確認しますよ。  今現状、副大臣おっしゃったように、地域の自治体においては当然この二十二条の三に該当する人でも普通校で学んでおられるという現実の実態は...全文を見る
○平野委員 さすれば、よもや例外的措置なんということを書きなさんなや、今の御答弁でいったら。例外的な措置として普通学級に入れられるなんという言葉を絶対入れてもらったら困りますよ、今言われたことを。  時間がありませんから、最後に、もう一つは就学先の選択権であります。  行政が...全文を見る
○平野委員 時間が参りましたが、遠山大臣、副大臣が答えていますが、究極の責任は大臣ですからね。  何回も言いますが、やはり二十一世紀の時代というのは、障害を持っている人も持っていない人も、持っておられたらその部分を助けるんだ、障害者も心のハンディを持たずに一緒に参加をして生きて...全文を見る
11月07日第153回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  前任者の時間がおかしくなって、早く回ってきたような気もいたしますが、私の与えられた時間について、御質問をしたいと思います。  まず、私、この質問に立つときに、厚生労働省は来ておられるんですか。だれもいないように思いますが……(発言...全文を見る
○平野委員 いや、一件もございませんでしたという答えを聞いておるんじゃない。それはわかっているんだよ。だから、そういうパブリックコメントの仕方について改善をしないとだめじゃないでしょうか、こういうことなんですね。  これは、少なくとも政令改正するときにはパブリックコメントをして...全文を見る
○平野委員 そこで、先月の政令改正の内容について一つ伺いたいんですが、この改正では、ガンマヒドロキシ酪酸、いわゆるGHBが規制の対象に追加されたんですね。これは、政令において麻薬に追加する物質として「三—ヒドロキシ酪酸(別名GHB)及びその塩類」と官報に実は記載され、公布されたの...全文を見る
○平野委員 いや、それはもう全く違うんです。  要は、ここに政令でこういう格好で出ているんです。「三—ヒドロキシ酪酸(別名GHB)及びその塩類」と出しているんですが、これと四—ヒドロキシ酪酸とは別の物質であるということを言っているのであります。  国連で云々と言うんだったら、...全文を見る
○平野委員 いや、適切な名称と言うけれども、私は不適切だと言っているんですよ。全く間違っていると。それをまだ適切な命名と言うけれども、間違っているんですよ。それを間違っていないと言うんですか。それだったら言ってください。
○平野委員 いやいや、変更というのはどういう意味なんですか。要は私は単純に、それは書き方、記載で間違っております、違う物質を挙げておりますから、それはおかしなことになりますよということを言いたいのであって、いや、それは同じような中だから、書き方、記載の問題ですよということで逃げる...全文を見る
○平野委員 いやいや、要は、僕は間違いを指摘しておるのに、それは間違っております、したがって書きかえますということを何で言わないんですか。それを言って終わりですよ。
○平野委員 いや、もっと言ってあげたら審議官が恥をかくから、僕は黙っているんですよ。  僕、全部調べましたよ。CAS、知っていますか、CAS番号。違う物質なんですよ。三も四も違う物質でCAS番号が振られているんですよ。にもかかわらず、それはガンマと示したら同じだ、そんなばかな言...全文を見る
○平野委員 直ちにできるだけ早くという言い方はよくわかりませんが、要は、私が言いたいことは、即座に明快に直していただきたい。  これは最初の一問なんですよ、いっぱいありますから。
○平野委員 要は、ずさんなやり方でやっておるんじゃないかということを私は言いたい一例でございまして、まだまだ質問はいっぱいあるんですよ。こんなところでとめたくないんです。  そこで、理事、委員長に御了解をいただいて、実は、私、こういうものを手に入れてまいりました。これは炭疽菌で...全文を見る
○平野委員 いやいや、ですから、今の現行法で規制ができていないからこれは放置をしているんだ、こういうことなんですが、今の麻薬及び覚せい剤の取り締まりの法律のあり方、体系がまずいために、すき間がいっぱいできるんですよ。日本の今のこの取り締まりの形態、政務官、御存じですか。どういう形...全文を見る
○平野委員 ですから、そういうことなんです。この麻薬及びこういう部分については、条約的には、麻薬単一条約、向精神薬条約という条約に基づいて諸外国との関係を規制するんですが、国内法的に言うと個別法でしかくくっていないんですよ。例えば、大麻取締法、あへん法、麻薬及び向精神薬取締法、幻...全文を見る
○平野委員 マスコミが騒ぐからそのことに対して手をつけていくという発想は、私、本末転倒でございます。マスコミが取り上げなくても、本来国民の、あるいは青少年が主になっておったら、きょうは文部科学の人にも来ていただいておりますが、お互いそれぞれの所管があるわけですから、マスコミが騒ぐ...全文を見る
○平野委員 その指導していくというのは、具体的にどういうふうに指導していくんですか。
○平野委員 ぜひこの問題というのはきっちりとやってもらわないと、これだけ世の中が不景気、世の中がすさんでいる、そうすると、何かにやはり依存をしてしまう、こういう雰囲気がある。特に私が悲しく思うのは、青少年がそういうところに群がってしまう。これは、逆に言いますと、そこがそういうマー...全文を見る
○平野委員 早急にとかいう言葉は要らないのよ。すぐやるということを最後に……(佐藤大臣政務官「はい」と呼ぶ)そうですか。それだったら、すぐやると言ってくださいよ。
○平野委員 ありがとうございました。
11月28日第153回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○平野委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     子どもの読書活動の推進に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の事項について配慮すべきである。  一 本法...全文を見る
12月05日第153回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○平野委員 少しお時間をいただきまして、厚生労働にかかわる質問をしたいと思うのです。  この質問に立った趣旨は、私は過日、十一月七日に決算の委員会の場で、麻薬指定の政令に関する項目について御質問をいたしました。その指摘に対しては、後日、厚生労働省は政令を改正し云々ということであ...全文を見る
○平野委員 今局長が言っていることは、結果としてそういう対処の仕方をしているけれども、その前に医薬局長名で各都道府県知事に通達を出しているんですよ。三を四に間違えたということではないですよ。この通達の書類には、三も四もみんな同じ物質だと書いているんだよ。  だから、明らかに間違...全文を見る
○平野委員 大臣、そこまで言っていただいたのだったら、私としてはいいと思いますが、過去、政令間違いというのはないですよ、調べたら。だから、過去、訂正してきているというのはないですよ。大概ミスプリぐらいの感じで、何とかそこでネグってしまっているのですね。  私、事が麻薬がゆえに、...全文を見る
○平野委員 時間が来たから、これで終わりますが、私は、この質問に立ったときには、今渋谷とかいろいろなところで起こっている合法ドラッグ、マジックマッシュルームの取り締まりを何とか早くしてほしいということを言って、数年前からの問題になっている。特に青少年が、安いものですから、すぐ観賞...全文を見る