平野博文

ひらのひろふみ

小選挙区(大阪府第十一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

平野博文の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○平野分科員 民主党の平野博文でございます。  片山大臣に質問ができるということで、喜んでこの分科会に応募いたしました。  と申し上げますのは、昨今いろいろ経済情勢が悪い。私、特に地元を中心にいろいろな方々と接点を持って政治に対する不満を聞いているんですが、特に生命保険が、金...全文を見る
○平野分科員 大臣、私は同じ認識に立っていますから、民間の生命保険会社、あるいは郵政事業が今度四月から公社化という格好で、その先は民営化という方向に動いていくんでしょうけれども、公社化という事業形態をとってやるわけですが、そういう意味でいったら、私は、同じ事業体を、一方では官でや...全文を見る
○平野分科員 そこのところの認識は少し違うんですが、民間と同じ競争条件でやられていますかということなんですよ。これは今、大臣はやっているというふうに理解しますか。
○平野分科員 では、大臣、不利なところというのはどこですか、民間と比較して。
○平野分科員 そこはもう決定的に、大臣、現場を歩いてもらったら、いかに民間が汗をかいて動いているかということと、郵便局で構えておって、来た人に対して、あるいは、民間は危ないから簡易保険に入りなさいと言う。こんな営業をやっているんですよ、現実に。私、とってきましたから、その声を。そ...全文を見る
○平野分科員 いやいや、そういう、そこに働いておられる職員のことを言っておるんじゃなくて、事業形態として、本当に、やはり民間と自由市場における競争をしないと。本来の趣旨は、官は民を補完する。  今、実態を調べたら、この十年間負担すべき税金、三兆円以上払っていないんです、民間だっ...全文を見る
○平野分科員 だけれども、資金量からいったら、一社で百二十六兆円という簡保と、民間四十四社でかかっても百四十三兆円ですよ。これは明らかに不当競争ですよ。独占事業みたいになっているんですよ、資金量からいえば。片や四十四社が必死に汗かいて、何とか契約者に不満が残らないように努力をして...全文を見る
○平野分科員 それで、先ほど言いましたように、支払い保証の問題ですよ。支払い保証は、先ほど言いましたように、簡保は国が保証しますと。民業は保証がないんですよ。一生懸命経営努力して、頑張らなくちゃいけないんですよ。これも、ある意味では公正な経営努力の柱にはならないんじゃないでしょう...全文を見る
○平野分科員 いや、大臣のおっしゃる意味はわかるんです。前提は、国営であるがゆえに民業を圧迫しないということですよ。民業を圧迫しようが、国営だからといって自由勝手にやるということは、僕は、市場原理とかそういう視点で見たときに、これはおかしいと思いますよ。民間ではとてもできない、し...全文を見る
○平野分科員 伊藤副大臣、きょうは片山大臣がおられるから言いにくいかもわかりませんが、民間の生保を監督しておる金融庁から見たときに、簡保という同じ生命保険の事業ですよ、これは公平な競争をしてやっているな、こういうふうに思いますか。これはちょっとやり過ぎだよ、民間の生保は大変そうい...全文を見る
○平野分科員 これはもう、大臣答弁でいくと、実態を調べてもらいたい。  やはり、先ほど、冒頭言いましたように、官と民との役割分担という視点から見たら、余りにも簡保は肥大化しています。小口であるとかいろいろな理屈は過去の経過の中にはあったにしても、一社だけでこれだけの状態になって...全文を見る
○平野分科員 いずれにしても、私は、国民の視点、さらには民間事業、事業体という立場から国の事業を見ていると、やはり正常な姿に戻してほしい。だから、将来民営化になっていくという方向にもし歩むとするならば、これは肥大化した民間企業になるんですよ。そのときに、この簡保というのはどうする...全文を見る
02月28日第156回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○平野分科員 民主党の平野博文でございます。  きょうは、限られた三十分でございますが、特に地元の課題を中心に、御質問なり御要望なり、また大臣を激励したり等々で、三十分おつき合いをいただきたいと思います。  四点について聞きたいと思いますが、第一点は第二名神の高速道路の状況に...全文を見る
○平野分科員 三十分しかないものですから、私三分で、大臣八分ぐらいお答えいただいていますから……(扇国務大臣「大事なところですから」と呼ぶ)いやいや。ところが、では第二名神はどうなるんですかということで、わあっと言われて、何となくわかるんですが、それであれば地元の地権者に、こうい...全文を見る
○平野分科員 道路局長が言われたところがポイントでございますが、ただ、引き続き検討をしていきますというより、明らかに起こっている実態は、接合部分、一号線に接合する部分の事故。特に、側道的に膨らませますと、違法駐車が、トラックの違法駐車がかなりふえて、結局その側道が本来のように生き...全文を見る
○平野分科員 大臣、予算通してもらわなくちゃという言い方をしていましたけれども、必要なものであれば、私の感覚で必要なものであればぜひ賛成はしたいと思うんですが、もろもろ合わせますといろいろもっと費用対効果で考えなきゃいかぬということで、最終結論はまだ決めておりませんけれども、考え...全文を見る
○平野分科員 プロパー職員が百八十名ですね。地方公共団体あるいは公団含めて、合わせますと、プロパー百八十名で、二百名近い人が、あるいは公共団体を入れますと二百五十名ぐらいの方が出向され、天下っている、こういうことなんですね。一方では民営化、株式会社だといいながら、ほとんどが、その...全文を見る
○平野分科員 こういう実態の中にあって、大臣、民営化で、株式会社で進めていこうという前に、もしそれであれば、少なくとも天下りをしている方々をとめることの方が先じゃないでしょうか。どう思われますか。簡潔にお願いします。
○平野分科員 当然だという大臣のお言葉でございますから、ぜひとも、やはり民間の社風を取り入れて、民間の感覚で経営をし、やっていくことが大事ですから。  しかし、今の実態、役員構成、おられる面々を見ると、とても民間的発想になり得るとは私は思いません。これは給与明細を私はとっており...全文を見る
○平野分科員 時間が参りましたからこれで終えたいと思いますが、いずれにしても、決めたところについては混乱のないようにやはり進めていただきたいと思いますし、空港行政についても、やはり日本というのは島国ですから、湾港と同時に、やはり空港の行政のあり方によって国の栄枯盛衰まで大きく変わ...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  きょうは、四十五分の時間をちょうだいしておりますが、大臣並びに政府委員の方から私の思いの答えをいただけたら早く閉じたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  きょうは、国立学校設置法の一部を改正する法律案ということでござい...全文を見る
○平野委員 今局長が御説明されたことはそのとおりだと思うんですが、私は、特に、医療の高度化であるとか専門性というものが時代の変化とともに大きく変わってきていると思うんですね。従来型の発想での教育機関であれば到底そのニーズに対応できない、そういうところから、こうやって三年制を四年制...全文を見る
○平野委員 今、局長、たまたま薬剤師ということを言われましたけれども、私は薬剤師のことについては後段御質問させていただきますが、今の話でありましたら、例えば看護師の問題であれば、三年で資格要件は与えます、しかし四年の修学をしてください、これは少し違うんじゃないでしょうか。私は、や...全文を見る
○平野委員 であれば、受験者の方が考え方に整合性をとっているんですよ。行政の方がおくれているんですよ。  したがって、私は、厚生労働省と教育をつかさどる文科とがしっかりと、そういう要件的な部分、修学する部分、そういう意味では、資格のあり方と修学で学ぶ、人を育てていくあり方という...全文を見る
○平野委員 それでは、先ほども申し上げましたけれども、今の医療法人の中でも特に求められる役割が、従来の、例えば二十年前の薬剤師さんの役割と今求められている薬剤師さんの役割というのは大きく変わってきていると思うんですね。  そういう視点で、特定機能病院だけでこの二年間で約一万五千...全文を見る
○平野委員 その中で、例えば薬剤師さんが薬剤の適正な使用を監視する機能というのを、それぞれの機能病院に持たせているのでしょうか。
○平野委員 私も、ある病院のところ、あるいは関係者からいろいろなことのヒアリングをしますと、ドクターあるいは看護師さんは非常に忙しい。その合間にそういう薬剤のことまで、今までだったら看護師さんが管理をしてやっておったという実態を病院の意見として聞いてきました。  そこで、では、...全文を見る
○平野委員 今、大臣も、実習は非常に大事であるということで取り組んでおられるということですが、しかし、これも文科省はやはり遅いんですね。  ずっと調べていきますと、調査研究協力者会議という会議があるんですが、そのとき既に一カ月程度の実習を目標設定として、平成八年ごろにしているん...全文を見る
○平野委員 平成八年の時点でも、モデルカリキュラムとしては半年以上の病院実務実習が提示はされているんですよ。しかし、なかなかそれが進展をしない、これはどういう理由なんですか。
○平野委員 やはり社会的ニーズは高いんですよ。しかし、渋っているのは、もともと文科省が薬学教育について、もっと時代の変化に対応した薬剤師を育成していく、あるいは教育をしていくための修学時間を多くとる必要はないという消極論から入ってきたことじゃないんですか。病院がたまたま併設してい...全文を見る
○平野委員 早く言えば、先送ってきたんでしょう。あるいは医師会の反対があって、どうしてもやはりドクターの方が優位だという見方からなかなか踏み切りができなかったのか。この辺は、時代が大きく変わっていっていますから、今、もうそういうことを言っている時代ではない。もっとドクターの診療の...全文を見る
○平野委員 私が調べたところでは、OECDに加盟している国で実習のない国は日本だけですよ。ほかは大なり小なり全部実習を入れている。修学期間も、四年で終えている諸外国なんかどこもない。これが国際比較においての数字的、あるいは現状であります。  したがって、諸外国から日本の薬学に留...全文を見る
○平野委員 きょうは厚労省にも来ていただいておりますが、厚労省の方、資格を与えていく立場から見たら、大体どれぐらい修学をして、その中に実習をどれぐらい入れてやったら好ましいか。厚生労働の立場から見たときにはどう思われますか。
○平野委員 そこで、過密になっている実態はよくわかっているんですが、では、修学年数は何年ぐらいが好ましいか、それを答えてほしいんです。それだけでいいんです。
○平野委員 今、厚生労働省の審議官の方からありましたが、文科省は、それに対してはどういうふうに思われますか。
○平野委員 厚生労働省とはちょっと違って、副大臣、いつになく歯切れが悪いですけれども、私は、薬学の、薬剤師学会さんとかいろいろな関係者と話をしますと、病院実習がすべてではありません、地方へ行けば地方の薬局、薬店での調剤の実習、要は原体験をしっかり踏まえていくことが大事なんだと思う...全文を見る
○平野委員 来年と言わず、この国会でも結構ですよ。お出しをいただいたら、大いに議論して、前向きにとらまえていきたいと思っておりますし、それだけ社会のニーズが高いテーマだと、私、実は思っています。  それと、もう少しつけ加えますと、患者の視点から見た薬剤師さんに対する評価、やはり...全文を見る
○平野委員 もう終わりますが、できるだけ早くと言わずに、大臣がおる間に詰めていただきますことを最後に切に願いまして、早いですが、終わります。
05月14日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○平野委員 民主党の平野博文です。  久々の質問の機会を得ましたので、この関連法案とそれにかかわる、総論的にはかなり御議論をされておりますが、少し具体論を含めまして御質問をしたいと思っています。  その前に、国会法の第八章に質問という項目があって、国会議員は議長に対して質問主...全文を見る
○平野委員 ところが、もう一つは、時間軸では前後いたしますが、ある大学の教授が情報公開法の請求によって請求されても、そのときにも存在はしない、こういうふうにお答えをされていますが、これも事実でございますか。
○平野委員 ところが、週刊誌等々を含めて各方面から、そんなことはないだろうといういろいろな御議論がありまして、先日でしたか、これはいつかは私は記憶しておりませんが、三井議員のもとに議事録の要旨が御本人に届けられた、こういうことでございまして、その議事録のメモを少し私持っております...全文を見る
○平野委員 そういうことを言っておるんじゃないんですよ。こういう問題が起こったときに、このシステムの、主管的にいったら内閣官房、内閣ですよ。それは担当の文科から出てきたものだから文科の問題であるというふうに内閣は思っていませんか。議長と内閣との間にやりとりされるシステムなんですよ...全文を見る
○平野委員 今、だから事実確認したでしょう、現実のものがありましたと。もともとは、そういうのは存在をしないと。具体的には、現実にありましたということの事実を受けて、内閣官房としては、内閣としてはどうされたのですか。第一義的には、システム上は内閣の責任である、こう思うんですが、それ...全文を見る
○平野委員 間違いがあればということですが、今、文科省の局長がそういう事実については認めたわけでありますし、今回、今私が言ったことが初めての認識ですか。
○平野委員 私、実はきのう、これは大変な、審議官のレベルの問題ではなくて、官房長官を含めて、内閣のゆゆしき問題だ、こういう認識のもとに、官房長官に来てもらいたい、こういう要求をいたしたところであります。  しかし、私、これを荒立ててどうとかこうとかということじゃなくて、やはり事...全文を見る
○平野委員 訂正をするということはわかりました。  また閣議で訂正をするんですか。
○平野委員 少なくとも閣議決定されて決めたことですから、その決定が間違っていたということであれば、正しい決定という意味では、これは閣議決定だけじゃないですよ、担当大臣も、事務次官会議にもかかって、それで閣議決定されて、議長に対して返していくわけですよね、立法府に対して。これはやは...全文を見る
○平野委員 私、言いたいことは、そんな言いわけみたいなことは聞きたくないので、要は、議事録らしくないメモみたいなもの、テープにとっておりましたということよりも、先ほど言いましたように、予算要求においてこの趣旨に沿う取り組みをする大学に重点を置くという、こんな通達まで文科省が出して...全文を見る
○平野委員 相談をしておると言うけれども、もう五月ですよ。私がこのことを言わなかったら、これまたずっとそのままになっていたんじゃないでしょうか。だれが三井議員にどう対応しましたか。大臣まで判をついて、閣議決定までした話ですよ。だれが三井議員に行かれましたか。
○平野委員 これは、担当の審議官のレベルで処理して、決裁を起こした中身ですか、大臣の責任はないんですか。この点はどうですか。
○平野委員 これは事務の問題ではないんだ。国会議員が政治生命をかけてやっている質問主意書なんですよ。それを、事務の問題で、事務の責任で取り扱うんですか。事務の責任もあるでしょう。だけれども、結果責任というものは大臣にないですか。  私は、その御担当の方は、うっかりして間違ったか...全文を見る
○平野委員 私は当事者でありませんからこれ以上言及しませんが、ぜひ大臣の方から、三井議員に対しまして、しっかりとこの事のてんまつはつけてもらいたいというふうに思いますし、内閣官房、内閣においても、質問主意書という、セレモニーになっているんじゃないか、したがって権威あるものとして、...全文を見る
○平野委員 やはり私、物事を起こしていく、あるいは変えていくときには理念がないといけないと思うんですね。今回の流れを見ていますと、みんな横並びで、理念があるように私は思わないんです。来年四月からだから早く、それに間に合わすために何か後追いで法整備をしているというふうに思えてならな...全文を見る
○平野委員 要は、来年の四月一日までに十分にそういう改善ができ得ると認識をしておられるというふうに思いますが、そういう認識でよろしいですか。一言でいいですよ。
○平野委員 そのつもりという言い方は、つもらなかったら先に越すということになるが、その今のお答えはちょっといかがなものかなと思います。  ただ、私気になりましたのは、そういう決意でぜひやらなければならない、違法になるわけですからね。ところが、五月の七日に、各学校代表者に、国立大...全文を見る
○平野委員 そこで、きょう厚生労働省に、石さんじゃなくて大石さんに来ていただいています。この法を所管する厚生労働省にお伺いしたいんですが、人命にかかわるこの安全衛生等々、この法律は、適用を免除されるような法律なのですか。まず、その根幹だけ聞かせてください。
○平野委員 罰則規定、これは懲役六カ月以下というのがあるんですね。仮に、仮のことを言ったら答えられませんという答えをよく官僚の方はされますが、仮に、これは全国的に、国立大学の理工学部とかそういう施設のあるところで大量の違法状態が発生した場合、厚生労働省としてはどう対処するんですか...全文を見る
○平野委員 私の予測で恐縮ですが、絶対に一〇〇%いけるはずがないと僕は思います。必ず違法状態がどこかで起こっていくと思うんですね。これは、我々としても、そこに働いておられる方々の問題を含めて注視をしなきゃならないとまず警鐘を鳴らしておきたいと思います。厚生労働省も、そういうことが...全文を見る
○平野委員 過半数を組織化している労働組合というのは、今、調べていきますと、ほとんどない。そうすると、就業規則とかいろいろなことを、意見を聞く、協議をする、こういう団体というのは存在しないんだけれども、設立する当初だから、それは聞かなくても、届け出を労基へ届けたらいいんですか。
○平野委員 いずれにしましても、急速に、来年四月と後ろを切られている、そのことだけを前提にいろいろな処理をしていっていますから、いろいろな現場の問題というのが十分に反映されてやられるということが非常に難しいんじゃないかなと思うんです。特に労働安全衛生という視点は非常に大事な視点で...全文を見る
○平野委員 それは、すべきものはという、猶予されるものはいいということにも聞こえますが、猶予しちゃだめですよ、いいですね。答えは要りません。  それと、もう時間が来ましたが、最後に、事務職員の問題であります。  事務職員さん、大体二千名ぐらいおられるというふうに聞いていますし...全文を見る
○平野委員 ということは、他の大学へのローテーションということはあり得ないのですね。
○平野委員 これはもっと深く聞きたいんですが、ちょっと時間がありません。  最後に、あと一点だけ。  国立大学の資産という視点と、財務・経営センターというまた変な組織ができ上がりますが、資産を移転するということに当然なりますね、別法人になるんですから。これは国有財産を移してい...全文を見る
○平野委員 もう終えますが、今言われたけれども、確実に償還できるという表現を病院の施設で使いましたが、病院、全部真っ赤ですよ、赤字ですよ。償還なんかできないんですよ。できないのにもかかわらずそういう言い方をしているというところに大きな課題があると思います。要は、いずれにしても、拙...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  この委員会で初めて質問をさせていただきますので大変喜んでおりますし、日ごろ尊敬する谷垣大臣、石原大臣に質問ができるということは、大変うれしく思っています。何で尊敬しているかということを一言だけ申し上げますと、官僚の書いたペーパーでは...全文を見る
○平野委員 しかし、今そういうことを言われましたが、私どもの事務所がこのことを知って、第一報を秘書に入れさせました。そうしたら、警察庁の方から言われたのは、東京都の消費生活センターに通報してください、こういうのがまず第一報だったんですよ。だから、私本人がみずからやった。そのときの...全文を見る
○平野委員 いやいや、そういうことを言っておるのと違うのですよ。私が言ったときに、どういう認識を持って対処したか。これは軽いから相談センターでも言っておけや、こういう認識だったと私は思うから、これらの犯罪についての根本的な、やはり警察庁としての認識がわかっていないんじゃないか、こ...全文を見る
○平野委員 いや、もう言いわけ的な説明はいいんですよ。私も実際やりましたから、よくわかっているんです。では、私、五万円を振り込んでから被害届を出しましょうかまで言ったんだから。そうしないと警察は動かないのでしょうか、そこまで私は電話でやりとりしています。うそは言っていませんよ。記...全文を見る
○平野委員 大臣はそういう認識していただいたら結構ですが、大体どのぐらいの件数があると思いますか、件数というか配信している数。
○平野委員 では、私が大体言ってあげますわ。私は、非常に親切な業者さんがおられて、大体そういうデータを、それなりにしました。私も数万のオーダーかなと思っていたんですよ。一つのテーマで、先ほど言われましたけれども、数万のオーダーで大体ひっかかってくるのが三千ぐらいで上がってくるんだ...全文を見る
○平野委員 細かい話で、具体的なことで恐縮ですけれども、本当に、そういう真摯な業者がおられるにもかかわらず、警察はそういう対応をしていないと言い切れますか、大臣。
○平野委員 今大臣おっしゃったように、新しい手法、新しい方法がいろいろ出てくるものですから、従来型の発想ではなかなかこういうものを取り締まることはできかねるというところもあると思うんです。  問い合わせをよくやりますと、啓蒙活動を一生懸命やっておりますという答えが返ってくるんで...全文を見る
○平野委員 私が言わないと、きのうレクに来ていただいた人は、えっ、そんなことありませんよ、ちゃんと啓蒙活動していますからと。じゃ、あんたのところのあれ見てごらん、うちの事務所で開いてあげようかと。したがって、口ではそういうことを言っておるけれども、実態的にネット犯罪に対する本当に...全文を見る
○平野委員 確かに、そういうところは、グレーなところはあると思います。  ただ、今、銀行法による全銀何とか、全銀行の規約に準じていますから、その規約には、口座を停止することはできるんですよ、銀行の独自の判断で。したがって、銀行が独自の判断でできるように、ところが銀行に、私のよう...全文を見る
○平野委員 その割には、検挙件数、事案に対する検挙件数はどうだと聞いたら、二件しかない。この間、出してくださいとお願いしたら、二件出てきましたわ。たくさんあるんですよ、こういうのは。  今大臣おっしゃるように、そういうことができる、詐欺未遂、詐欺についての事案についてはそういう...全文を見る
○平野委員 ほとんど大きな案件でしかそういう対応をしていないと思いますよ、想像で申しわけありませんが。  そんな、一件三万円ぐらいの口座を一々停止しろ、停止しろなんて作業的にはできないと思うのですが、少なくとも銀行には、こういうことで被害が出ているからこの口座についてはどうだと...全文を見る
○平野委員 ぜひ、私、ネット捜査という、造語ですけれども、そういうところも含めてやらないと、今までのように令状捜査だけでやっておられる旧態依然の警察の今の捜査状況というのは、今の時代に適合した犯罪に対応でき得ることにならないんじゃないかと逆に思います。  したがって、今回のこう...全文を見る
○平野委員 私は、大臣、そこがちょっと違うんですね。私は、天下りを規制するという本質は、一番の本質ですよ、行政がゆがめられて中立性が損なわれるからなんですよ。これが一番根幹なんですよ。そういうことがゆがめられないというんだったら、別に天下ってもいいんですよ。天下ることによって、そ...全文を見る
○平野委員 そういう視点で次に申し上げます。  実は、そういう視点で申し上げますと、昨年の四月の委員会でございました。同僚議員の山元議員に対する石原大臣の答弁、これを少し紹介しますと、現行制度で、昨年のことですよ、現行制度で六十九人と、三十人近くふえてしまった、こういう問題をど...全文を見る
○平野委員 時間が終了で来ましたので、まだ今本当に入り口のところでございまして、あと二時間ぐらいはこの天下りで欲しいぐらいでございますが、いずれにしましても、私は非常に、やはり二十一世紀のこの国を、国民のために奉仕をしてもらう公務員というのはどういう公務員がいいのかということを、...全文を見る
05月28日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  与えられました時間を、科学技術に関する一般質疑ということでございますので、何点かに絞って御質問また議論をさせていただきたいと思うのであります。  けさの新聞にもありましたが、クローン技術を使ってES細胞の問題、これも、クローン技術...全文を見る
○平野委員 今副大臣がおっしゃられましたけれども、国は国民に向かって、原子力の、例えば発電の原子炉の問題について、安全性、これは課題はあるけれども、これについては国は責任を持ってこうしたということを、本当にしっかりと発信できているのでしょうか。  例えば経済産業省、経済産業省は...全文を見る
○平野委員 ぜひ国民の信頼を回復する、このことを言いますと今の政治とよく似ておりますが、まさに原子力の行政に対する国民の信頼を回復するためにどうするか。あとは、テクニカルな科学技術の領域については、これは別の評価制度があります。国民の皆さんの持つ感覚というのはやはり信頼性そのもの...全文を見る
○平野委員 したがって、それだけに説明責任というのは非常に重要になりますし、それをつかさどっておられる方が真摯にこのことに取り組んでいる姿が、私、国民の共感を得ると思うんです。  そこで言いたいのは、当事者であります「もんじゅ」の理事長さん、これはその判決当日はどこにおられまし...全文を見る
○平野委員 どうなっておるんですか。これほど大事なこと、すなわち、ここでとんざをしますとあらゆる科学技術、特に原子力のこれからのあり方が問われる一番の根幹のところなんですよ。そこの「もんじゅ」が、訴訟の当事者でないからと。事業の当事者ですよ。真摯に受けとめて、見守っていなきゃなら...全文を見る
○平野委員 理事長には前のときにも言ったんですが、あの人は言ってものれんに頭突きで、聞く耳を持たないですよ。私は何回も言ったんです。ジェー・シー・オーのときにも言いました。あらゆるときに言いました。  今大事なことは、当事者が本当に一心不乱でこのことに対して仕事をしている、真摯...全文を見る
○平野委員 ところが、例えば京都大学の炉は五千キロワットですよね、これは廃炉とする、要は、もうやめだ、この原子炉は廃棄をする、こういうことになっているんですが、その廃棄する部分も含めて、これはそれぞれの大学の予算のもとに廃棄をしていくのでしょうか。
○平野委員 この廃棄をする理由も不透明なんですよね。燃料供給が、アメリカからのものが途絶えた、だから廃棄をする。ちまたで、地元で仄聞しますと、これは廃棄するのは大変だから当分保管をしておく、こういう言い方をしているんですね。とんでもない話ですよ、これは。廃棄するのに何百億とお金が...全文を見る
○平野委員 しかし、技術的には国内の濃縮ウランを使ってやることは十分可能なんですよ。そんな広範な検討もせずに、一義的に、供給とその後の燃料処理、回収がストップになったということでやめてしまう。この原子炉の研究炉として持つ意味合いは、単純に燃料の供給が断たれたから、あるいは使用済み...全文を見る
○平野委員 検討するということは、一義的にそんなことを言っていますが、私は、大学の持っている研究用の原子炉の持つ意味は、非常に重要な問題を持っていると思うんです。単純に、廃止をしたらいい、おいておいたらいいということではなくて、この原子炉を使って我が国の原子力の研究と人材をどのよ...全文を見る
○平野委員 物事にはしゅんというものがあります。国際社会の中で共同プロジェクトをしていく上において、やはり対等にやっていくためのしゅんというのがあります。いや、日本はもうちょっと成果、流れを見てやるけれども、ちょっと先づけだけしておきますわ、こういう感覚なのか。そこでもう対等の関...全文を見る
○平野委員 時間がなくなってきましたので細かいところへ入れませんが、そもそもALMA計画に参画するというのは、二〇〇〇年十二月に当時の文部省の学術審議会では何を言っていたんですか、早急に推進すべき、こういう結論を出しているんですよ。翌年の日米欧の三者の基本の合意の時点でも、文科省...全文を見る
○平野委員 二〇〇九年までに終了をいたしますか。
○平野委員 そこで、先ほども言いましたように、私は、やはり日本の国益としてやるときには、所管が例えば保安庁であるということでほうっておくということでなくて、このことが逆に、もし国連に出して、ロシアが却下されたわけですから、却下されるとその線引きができないわけですから、線引きをする...全文を見る
○平野委員 時間が参りましたので終わりますが、渡海副大臣、最後に言いますが、ロシアが審査におっこちたから、これじゃ大変だということで、慌てふためいて六月に省庁連絡会議ができ上がったんですよ。それまでたかをくくっておったんだ。連携を常に密にしてやっていると言うけれども、うそなんです...全文を見る
○平野委員 終わります。
06月04日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○平野委員 民主党の平野博文でございます。  与えられました時間、質疑をしたいわけでありますが、私も、奨学金の学生支援機構法案の質疑というのは非常に重要でありますから、その部分についても質疑をしたいわけでありますが、これは二法案あるものですから、海洋研究開発機構法案についても非...全文を見る
○平野委員 今の御説明は御説明として理解はいたしますが、研究開発機関というものを組織再編するというときには、もともと設立した趣旨というものが、大義があるわけであります。なぜ認可法人にしたのか。これは民間の出資もしている機関であります。それを今度独法化するということは、一面、いいか...全文を見る
○平野委員 ですから、行政の執行機関と横並び方式で、独法化という制度ができたからといって横並びで、同じように似通っているものは全部独立行政法人化しようという発想に、私、ついついこれは見えるものですから、だから前回にも質問いたしましたが、それは違うでしょうと。もともと設立したときの...全文を見る
○平野委員 そこで、海洋科学技術センターというのは今まで大陸棚調査にも協力をしてきた、こういうことですが、例えばどんな協力をセンターとしてはしてきたのでしょうか。
○平野委員 ただ、今まで海洋科学技術センターは大陸棚調査に協力はしているんですが、センター自身が研究するテーマとして公募をし、それに応じたものだけしかセンターとしての協力度合いはない。ということは、逆に言いますと、研究の利害が一致しているところについては協力するけれども、それ以外...全文を見る
○平野委員 そこで、また少しテーマを変えますが、「ひまわり」の問題と、「しんかい二〇〇〇」と「かいこう」の問題について、少しお聞きしたいんであります。  これは、海洋とはちょっと違いますが、空のことでありますけれども、同じ科学技術という視点で、特に昨今、新聞をにぎわしておるもの...全文を見る
○平野委員 ゴーズ九号はいつまでもつと気象庁はお思いなんですか。向こうは廃棄している衛星ですよ。
○平野委員 次長、大体どのぐらいもつんですか。ずっともつんですか。
○平野委員 新聞では、「装置障害で「寿命寸前」 余力二—三週間」と出たんですね。これは、衛星は大丈夫でも、装置障害ということですから、結果的にはデータが送られてこないということになる。  それともう一つは、運輸多目的衛星というのは、H2で前回失敗をした、これが非常にきいているわ...全文を見る
○平野委員 これは多目的にするから高いので、気象衛星単体にすればそんなにコストはかからないと思うんですよ。多目的という運輸の通信回線も含めた、航空管制を含めたシステムにするから高い。それ用にといったら大変なので、気象という国民の、我々の生活という観点から見ると、もう少しコストを安...全文を見る
○平野委員 私、これは要望ですが、国民生活にやはりもろに直結しますから、多分、予算がないから打ち上げられないんだということだろうと思うんですね。だから、何を優先して予算をつけるかという視点に今度はかかわるわけですから、私は、やはり、もし気象のデータ衛星が全くなくなったら国民がパニ...全文を見る
○平野委員 ちょっと、みっともないといえばみっともない、ケーブルが切れちゃったからどこへ行ったかわからないわと。科学技術の先端を行っている海洋の無人探索機が、ケーブルが切れちゃったからどこへ行ったかわからない。四キロ範囲しかあれが出てこない。多分、切れたときには浮き上がるようなシ...全文を見る
○平野委員 ちょっとそこはあいまいなんですが、要は、私が質問しているのは、従来、五隻ある海洋センターの船の運航管理、オペレーションというのは外注で、アウトソーシングしているんですよ。それで、同じアウトソーシングしているような機能を、今度東大の二隻については機構の中で抱えるのですか...全文を見る
○平野委員 そうすると、ちょっと質問の仕方を変えますが、では、二隻の乗務員およそ六十名はどこの所属になるんですか。
○平野委員 そうすると、その方は、先ほど言いましたように、定員内の職員として遇するんですか。要は、定員管理の中にはまる六十名として遇するんですか。外部委託しているのがほとんどですよ、同じ仕事をしているのでも。それで、二隻にかかわる人だけは定員内職員の位置づけで移管をするんですか。...全文を見る
○平野委員 そうすると、何を効率的にやろうとしているのかが非常に不透明になってくるわけですし、二隻の乗務員を抱えるために改めてこの給与テーブルをまたつくるわけですか。
○平野委員 それはおかしいんですよ。ちょっと曲がっていますよ。もっと素直にやったらどうですか。  もっと聞きましょうか。では、六十名の人は、もともと東大の職員で国家公務員だから、これは共済制度はどうするんですか。そのまま東大の共済制度で引きずってやるんですか、この職員は。
○平野委員 不利益ということと国益を損なうことと、これはどうなんですか。職員の不利益を、守ることは大事ですが、本来の趣旨、目的で、統合をしていく中での国益という視点はどこへ飛ぶんですか。  私は、決して合理化ではない、法人化のつけかえに伴う人の異動によって従来の発想を守るとした...全文を見る
○平野委員 時間が来ましたので、質問を終わりたいと思います。  最後に、大学法人化に伴う、言葉は悪いですが、厄介者の押しつけをしているんじゃないかなというふうな気がしてなりません。私は本当に、海洋センターというのは非常に大事だと思っておりますし、やはりもっとしっかりした理念と国...全文を見る
○平野委員 ありがとうございました。終わります。
07月16日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○平野委員 おはようございます。民主党の平野博文でございます。  与えられました時間、質疑に入らせていただきたいと思っていますが、過日の内閣委員会で、この祝日法の一部改正法案についての趣旨説明をお聞かせいただいたわけでございますが、昭和の日を設けることの趣旨については、るる今ま...全文を見る
○平野委員 そこで、昭和の時代というのは、やはり過去の大戦ということは切り離して考えることはできないわけであります。そういう中で、歴史認識という言葉も過去の議論の中に随分ございましたが、提案者は、この歴史認識をどのように踏まえて、今、提案された趣旨との整合性をとられておるのでしょ...全文を見る
○平野委員 それぞれのお考えがあるというこのことは事実でありますが、そういう中でも特に昭和の日にこだわる、そういうことは歴史認識に基づいてこだわっているということではないのでしょうか、その点は。簡潔でいいです。
○平野委員 私も、まあそういうお考えであれば結構かと思います。  まあいろいろ、議論の本質でございますが、特に、昭和の日を非とするか是とするかという議論を考えてみますと、一つは、議論の中の本質論は、天皇陛下と皇室との結びつけを非か否か、こういうことか、あるいは、ひいては、結果と...全文を見る
○平野委員 ただ、今、少しきつく言えば、この法案の立法化をしてくる母体となった議連の趣意書の中には、そういう意図がやはり一つの大きな柱としてあったことは事実なんですね。その上に立って今回の法案が立法化されているわけですから、当然そこにそういう趣旨があるのではないかというふうに私は...全文を見る
○平野委員 そうしますと、なぜ天皇誕生日なのかという議論にかかわってくるんですね。別に天皇誕生日でなくても、昭和のそういう激動の時代を回顧して、新しい次の時代に云々、こういうことになるならば、もっとステータス的な日にちをもって昭和の日といってもいいのではないか、こういう議論も出て...全文を見る
○平野委員 そうしますと、例えば戦前の明治節のように、皇室の祭日との関係というところがおのずと懸念をされる方もおられるわけであります。したがって、私は、四月の二十九日でなくても、本案の立法の本当の趣旨であれば、別の日でもいいのではないか、こういう考え方も、素直に考えればなってくる...全文を見る
○平野委員 官房長官、ちょっと趣旨が違うんですが。  私は、祝日法というのは衆参両院の協議のもとに、国民主権の新憲法の精神にのっとって祝日法というのが制定されて、それによって決められてきた経過がありますと。天皇誕生日をみどりの日へと変更した平成元年の国会審議においても、政府は、...全文を見る
○平野委員 まだ少し違うんです。  要は、言いたいことは、すなわち新憲法の精神にのっとって祝日法というのは運用されておって、今回改正をするというのは、もともと新憲法の精神にのっとってみどりの日にしたんですよと。昭和の日にしなさいと言う人に対しても、それは建前云々を考えてみどりの...全文を見る
○平野委員 そういう考え方でいくならば、みどりの日を変える必要ないじゃないですか。
○平野委員 いやいや、だから、みどりの日ということを決められて、そのときにも当然それは国民の総意としての祝日だ、今回議員立法で上げてきたのはそれを超える国民の総意だから変える、こういうふうに受けとめていいんですか。
○平野委員 いや、少し言い方がおかしい。私も決してこの昭和の日を制定することに反対者じゃないんですよ。賛成はするんです。したいんだけれども、しかし、しっかりと経過だけは認識しておきたいという思いからやっているんです。  少なくとも前のときには、今官房長おっしゃったように、そうい...全文を見る
○平野委員 有識者が国民総意だという判断、認識は間違っていますよ、それは。だから、やはり国民の代表である国会議員が、本当にこれは大多数、全部と言ってもいいですよ、それが国民総意ですよ。それが私、本来、有識者が決めましたから云々という理屈は成り立たない。  したがって、私が言いた...全文を見る
○平野委員 私、聞くに、四百人近い国会議員の議連が起こった、百七十万人の署名を集めた、あるいは、ラジオのそういう報道調査等々を見ますと、五分五分であったとかいうことですよね。そこから、盛り上がりを含めて、こうしていくべきだということの世論喚起云々ということは一切ないんですよ、その...全文を見る
○平野委員 時間が参りましたので、一つ、今度は具体的なところで、これが通りますと、施行日は十六年一月一日、こういうことになっているんですね。ところが、実際、いろいろお聞きしますと、業界的にお聞きしますと、カレンダー業界とか手帳をつくっている業者さんとか、来年のあれは全部印刷に、も...全文を見る
○平野委員 ちょうど時間が参りましたので終了したいと思いますが、私は、やはりこの立法の趣旨、国民の皆さんに、この祝日をどんな記念日にするのか、このことをやはりしっかり告知し、国民こぞって、この日がああなるほど昭和の日なんだなと言えるような、後のアクションプランをしっかりつくってい...全文を見る
○平野委員 午前中に引き続きまして、一般質疑の時間をちょうだいいたしましたので、質問をいたします。  今もう大臣お帰りになりましたけれども、今の同僚議員のやりとりを聞いておりまして、大変悲しくなりました。大臣たる要職におられる立場の人がああいう開き直っての発言というのは、国民か...全文を見る
○平野委員 省庁が申請された人数と結果としては同数であったということは、中身については全く問題なかったという、結果としては全く問題なかったという意味でよろしいのか。
○平野委員 大臣、このことを聞いて、どうですか、人事院に任せておくことは問題であるというふうに御認識されますか。
○平野委員 これまた少しひっかかるところでありますが、要は、天下りがふえるのは各省庁に問題があると。要は、公務員制度改革に当たって、政府は、各省庁の大臣に任せれば、先ほども申し上げましたように、今大臣から答弁ございましたが、天下りの人数が規制をされる、こういうふうにお考えだと思い...全文を見る
○平野委員 いや、そこが私はひっかかるんですが、要は、では、内閣で厳しい判断基準をつくる、その厳しい判断基準に合致すれば許可をする。そうすると、今、石原大臣がおっしゃる意味からすると、そういうこととは別に、大臣の裁量権によってさらに規制をする、こういう判断もあるというふうにとれま...全文を見る
○平野委員 いやいや、自己抑制というのはだれが抑制するのかわかりませんが、大臣の自己抑制なのか下ろうとする人の抑制なのかがわかりませんけれども、要は、私は、基準、ルールに従っておればオーケー、従わなければだめに、プラス大臣の裁量権がそこに付与されるような制度設計ということに、では...全文を見る
○平野委員 視点を変えます。  そういう中で、内閣の天下りの基準、承認基準というのは、今現在は人事院の基準に基づいて行われていますが、現在の基準にも問題がないとは私は思いません。あると思います。しかし、先ほど中沢先生の質問に対しては、もう今国会、断念したというような雰囲気でござ...全文を見る
○平野委員 では、現行の法律では、二年たったら行政がゆがめられてもいいようなところになってもいい、そういうことですね。簡単でいいですよ。るるは要りません。
○平野委員 そういうことを聞いておるんじゃないんですよ。それだったらゆがめますよ。現行法律では、二年たったらゆがんでもおりていくんですね。今度の制度設計もそこは変えないというんだったら、そういうことになるわけですよ。  そうすると、もともと天下りは何で禁止すべきだ、天下りについ...全文を見る
○平野委員 今、大臣はああいう御答弁されました。細かいところまで云々と言わない、しかし基準の中身はやはりしっかり法律で担保すべきだ、こうあるんですが、事務局、大臣の今御発言した中身について、大綱としては、中身としては法律で担保されているんですか。
○平野委員 ちょっと今の待ってくれ。  要は、では、先日政府から出してこようとした原案のとおり出てこないんだね。中沢さんがやったときには、もう出てこないということだから、もう一回やり直すの、原案。あれはまた修正するの。
○平野委員 要は、非常にそこがグレーなのよ。大臣の言っている趣旨と本当に事務局がぴたっと合っているかというと、僕は合っていない。大臣はああ言っているけれども、中身の細かいところは大臣わからないから勝手につくっちゃうわという発想になっている。  だから、もっとこれは開示してほしい...全文を見る
○平野委員 時間が来ましたから終わりますが、要は、営利企業しか抑えていないということは、特殊法人に二年間迂回をして、それから営利に行ってしまう、そのときにはこの制度設計から外れてしまうんですよ。だから言っているんですよ。  だから、私は、特殊法人もしっかり含めたものにぜひやって...全文を見る