広田一

ひろたはじめ

小選挙区(高知県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数1(参2)回

広田一の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月05日第160回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○広田一君 どうも、広田一でございます。  私は選挙中に訴えました三位一体の改革についてお伺いをしたいと思います。  私の地元の高知県のように非常に財政力が弱く、また産業基盤が脆弱な地域ではまだ実感はございませんが、日本全体の景気といったものは回復し、また経済成長が続いている...全文を見る
○広田一君 確かに三位一体の仕組みについては私も賛同する面もあるんですけれども、しかしながら、問題なのは、例えば地方交付税や国庫補助負担金の削減というマイナス、地方から見ればマイナス面と、つまり税源移譲というプラス面のギャップが余りにも大きいということだと思います。全国知事会の資...全文を見る
○広田一君 もう早くも質疑終了の時間が参ったわけなんですけれども、一言申し上げさせていただければ、大臣が国、地方のスリム化というふうにお話をされておりましたけれども、実は財政力指数が〇・三未満の自治体ほど非常に国に先駆けて削減努力をしているんです。特に高知県なんか平成十年からこの...全文を見る
11月10日第161回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号
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○広田一君 どうも、広田一でございますが、どうかよろしくお願いします。  財政と景気という観点から御質問をさせてもらいたいんですけれども、先ほど来お話がございましたように、日本全体では景気の回復がされているというふうなお話がございました。地域に行きますと、まだまだばらつきがある...全文を見る
○広田一君 おっしゃるとおりだと思うんですけれども、私が言いたいのは、国のこれまでの財政運営の失敗のツケというふうに言ったら語弊になるかもしれませんけれども、それを地方に回す結果となっているんじゃないかなと。  これまで、バブル経済が崩壊した後に、国の景気誘導策で地方もかなり財...全文を見る
○広田一君 分かりました。また次回によろしくお願いします。
11月16日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○広田一君 よろしくお願いします。民主党・新緑風会の広田一でございます。  まず、日・メキシコ経済連携協定締結に至る政府関係の皆さんのこれまでの御努力、御尽力に心から敬意を表したいと思います。この協定につきましては我が会派の方も賛成をいたしました。その意味で、今日は確認の意味で...全文を見る
○広田一君 何点か答えていただいたんですが、雇用喪失であるとか、これが国内失業率にどのような影響があるのか、この点については報告になかったと思いますので、よろしくお願いします。
○広田一君 済みませんが、よろしくお願いします。  特にこういった不利益についてはメキシコのNAFTA締結の影響が大きいというふうに推測をされますけれども、当時、この協定締結の日本経済に与えるマイナスの影響について当然検討されたと思いますけれども、教えていただきたいと思います。
○広田一君 確認ですけれども、当時からかなり日本経済に影響が出るというふうに予測をしていたという理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 次に、一方で日本とメキシコとの貿易量をイメージするために、メキシコがNAFTA締結前の一九九三年と例えば二〇〇〇年と比較いたしまして金額並びにパーセントにして幾らの増減になっているのか、教えていただきたいと思います。
○広田一君 かなり不利益を被った割には高い伸びを示しているわけでございますけれども、それでは一九九三年に比べて貿易量が減少した年はございますでしょうか。
○広田一君 双方向で。
○広田一君 どうもありがとうございます。  そう考えますと、確かに不利益な状況にかかわらず、個々の企業や業種によって確かに異なると思います。いただいた資料を見ますと、A電気会社は二〇〇一年にメヒカリにあったキーボードなどの工場閉鎖とか、C社も二〇〇二年にプリンター工場閉鎖とか、...全文を見る
○広田一君 確かにそのとおりなんですが、そういった状況にもかかわらず、先ほどの二〇〇〇年の伸び率等を見た場合に、日本の企業というものはそれでもかなり健闘しているのではないかなというふうに私は認識しているんですけれども、いかがでしょうか。
○広田一君 そのような数字を繰り返し述べられるとやはり疑問に思ってくるんですけれども、そう考えますと、メキシコの輸出に占める日本のシェアが御指摘のとおり九四年六・一%あったものが二〇〇〇年に三・七%まで落ち込んだ主な原因というものは、メキシコのNAFTA締結から今日まで十年以上、...全文を見る
○広田一君 先ほど若林委員の方からも、アジアとのこれからEPA交渉等がある中で、やはり経済外交上の戦略を持って取り組んでいただきたいという御指摘がございましたし、先ほどの私の質問に対しても、当初NAFTA締結による被害が出るだろうということが予測していたにもかかわらず、結果として...全文を見る
○広田一君 そうしたら、鶏肉についてちょっとお伺いをしたいんですけれども、これにつきましてはこれまでの輸入実績も少なく、関係委員会の質疑でも余り取り上げてきませんでした。しかし、鳥インフルエンザが発生しているということで、メキシコ産のこれは農産品五品目の一つとして特別に交渉された...全文を見る
○広田一君 御指摘のとおり、確かにそれはやっていただかないと困るんですけれども、先ほど私が言いましたEPA・FTA交渉における農林水産物の取扱いについての基本的方針では、これについても、食の安全についても注意をして取り扱うというふうなことが各論の八番で書いてあるはずです。というこ...全文を見る
○広田一君 もう一、二問ちょっと聞きたいと思うんですけれども、先ほど低病原性の鳥インフルエンザがまだ見られるということでございましたけれども、私は素人なんで教えていただきたいんですが、この低病原性の鳥インフルエンザが致死率がほぼ一〇〇%になると言われている高病原性に変異するという...全文を見る
○広田一君 これはアメリカの農務省の発表なんですけれども、アメリカ農務省の家禽研究所の調査結果によれば、メキシコは、一九九五年、家禽類へのワクチン投与によって鳥インフルエンザの流行を食い止めたが、ウイルスは今では残存し、変形型ウイルスが増えているというふうに報告をしておりますけれ...全文を見る
○広田一君 先ほどの低病原性から高病原性への変異についての私の質問の根拠は、実は「畜産の研究」、農林水産省「海外農業情報」からの抜粋、要約ということで指摘をさせていただいたんですけれども、先ほどはそういう変異はないというふうな趣旨の御答弁をされたというふうに思うんですが、それで本...全文を見る
○広田一君 これ以上やりますと別の委員会の質疑応答になりますので、ここでとどめたいと思いますけれども。  私事で恐縮ですけれども、私、実は鳥肉が大好きでございまして、昨日の夜もこの委員会に挑むために鳥とニンニクをいためて気合いを入れてやってまいりましたので、是非メキシコの鳥肉も...全文を見る
○広田一君 それでは、次の二国間セーフガードについてお伺いをしたいと思います。  この質問については先ほど若林委員の方から質問がございましたので、重複はなるべく避けたいというふうに思いますけれども、要は、国内産業に重大な損害を与え又は与えるおそれがある場合で国民経済上緊急に必要...全文を見る
○広田一君 谷垣大臣、関係委員会の質疑でもそういった御趣旨の御答弁をされていると思いますが、私、期待している答弁は、要は自分たちに任せておきなさいと、しっかりやりますと、そして何かあったらきちっと責任取るのでどんと政府に任せなさいと、そういった気概、心構えで是非取り組んでいただき...全文を見る
○広田一君 最後に、二国間セーフガードにいたしましても、また関税割当て制度にしても、適切な運用を図るために大切なことの一つは、日本、メキシコともに同じ統計資料を共有することだと思います。しかるに、メキシコ側の統計によりますと、例えば二〇〇三年、対日本に対する輸出は約六億十万ドルで...全文を見る
○広田一君 ありがとうございます。終わります。
11月30日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いします。  私は、まず金融先物取引における投資家保護についての基本的な考え方についてお伺いをしたいと思います。  まず、外国為替証拠金取引所は急速に拡大を続けております。株式会社矢野経済研究所によりますと、...全文を見る
○広田一君 先ほど大臣の方から御答弁がございましたように、横断的な取組についても検討しているし、金融審議会においても、投資者、投資家保護について精力的な議論が重ねられているということは、私も是非ともその方向で進めていただきたいというふうに思います。  ただ、私がなぜ予防という言...全文を見る
○広田一君 ここまでの事態になることは想定していなかったということなんですけれども、ただ、今回の例えば不招請勧誘のモデルとなりましたイギリスは、十八年前の一九八六年に既に金融サービス市場法といったものを制定して、今回の改正の柱となった取組をいたしております。そう考えれば、一九九八...全文を見る
○広田一君 よく分かりました。よろしくお願いいたします。  そういうことを踏まえまして、次に、適合性の原則についてお伺いをしたいと思います。  この点については先ほど大久保委員の方からも御質問がございました。適合性の原則とは、今回、第七十七条におきまして、金融先物取引業者は、...全文を見る
○広田一君 そのような御答弁だろうというふうに思いましたんで、実は、具体的に聞いてもよく分からないということで、私の事務所が、秘書の方が実際に、自分は素人ですということで独立系の業者に問い合わせをいたしました。三つほど例があるんですけれども、皆さんのお考えになっている適合性の原則...全文を見る
○広田一君 ちょっと、そのリスクについて説明がなかったんで、多分これは適合性の原則に照らすと違反になるのではないかなというふうに考えます。  次は、資本金三千万円の会社なんですけれども、これは非常に懇切丁寧に商品については説明があったそうです。しかし、具体的にはまた追い証金が必...全文を見る
○広田一君 個々にちょっと聞いてみたんですけれども、金融審議会の方においても、ある委員さんがおっしゃるには、この適合性の原則を徹底すれば問題は起こらないというふうにおっしゃっております。  確かに理屈としてはそのとおりなんですけれども、しかしその適合性の原則そのものを現実として...全文を見る
○広田一君 是非、しっかりとした検査、取組をお願いしたいと思います。  次に、先ほどの局長の御答弁の中で不招請勧誘のお話がございましたんで、禁止行為についてお伺いをしたいと思います。  これは、第七十六条に勧誘の要請をしていない一般顧客に対して訪問又は電話による勧誘をすること...全文を見る
○広田一君 局長、各国の抑止効果が分からないけれども、あるだろうから今回規定したというのは非常に御説明としてよく分からないし、説得力がないと思うんですけれども、本当にそんな分析に基づいて今回の目玉の規制というものをやってもよろしいんでしょうか。私は、そうではなしに、海外においても...全文を見る
○広田一君 是非、先進国の取組についても分析されて、より良い、日本に合った制度にしていただくように要請をしていきたいというふうに思います。  この点についてもう一点お伺いしたいんですけれども、先ほど言いましたように、この改正というものは今法律案の目玉の一つであります。そうなりま...全文を見る
○広田一君 これは考え方なんですけれども、私は是非合わせ技でやっていただきたいなというふうに思います。  考えてみますと、悪徳業者の度重なる執拗な勧誘や電話によって老後の生活設計をめちゃくちゃにされた被害者の方が実際に存在するわけでございます。こういったことを考えますと、やはり...全文を見る
○広田一君 時間がちょっとなくなってまいりましたので、次に移らさせていただきたいと思います。  登録制度についてお伺いをしたいと思いますが、私自身は民間企業でサラリーマンやってきたときには許認可の担当部署に在籍をいたしておりました。そのつたない経験からも、やはり日本の行政はもっ...全文を見る
○広田一君 はい。  もう時間が参りました。この後ちょっと登録拒否要件の具体的中身とかカバー取引等について議論したかったんですけれども、冒頭申し上げたように、是非、金融先物市場の活性化と投資家保護、これが両立するように更に邁進していただきますように心からお願い申し上げまして、私...全文を見る