広田一

ひろたはじめ

小選挙区(高知県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数1(参2)回

広田一の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第2号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。本日は誠にありがとうございました。  最後の質問です。香西参考人の方に、中期的な経済財政の見通しについてお伺いをしたいと思います。  この前の一月二十日に「改革と展望」の方が発表をされました。素人なりに見させていただいた率直な...全文を見る
02月23日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。  本日は、三人の参考人の先生方、誠にありがとうございました。  まず、黒川参考人の方に御質問をしたいというふうに思います。  先生が提唱されております二層の広域連携、私も全く同感でございます。そうした中で、ただ、一方で現在...全文を見る
03月02日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。  本日は、両参考人の皆さん、本当にありがとうございました。  まず、岸本参考人さんの方に質問をさせていただきたいと思います。  このレジュメの生産技術の課題というところで、その一番目の、技術・技能を保有する企業の買収につい...全文を見る
03月18日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。  大臣始め皆様方、長時間お疲れさまでございますが、もうしばらくお付き合いをしていただきたいというふうに思います。  私はまず、この平成十七年度の予算案に対する評価についてお伺いをしたいというふうに思います。  谷垣大臣は今...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございます。  大臣の冒頭の部分の説明の中で、確かに一般歳出は、平成十七年度予算編成のポイントということを見させていただいても、社会保障関係費等の増加圧力の中、この御説明がございました、三位一体の改革、これもございましたけれども、またいろんな削減努力...全文を見る
○広田一君 御答弁のとおりで、一兆大体四千二百五十億円ということになると思います。この部分につきましては、義務教育の国庫負担金は十六年度と比べて一五・八%減額されているというふうに、ということで計上されていますように、三位一体の改革に伴う一般歳出の削減分であるというふうに考えられ...全文を見る
○広田一君 御説明の中で概算等のところからの積み増しのお話等があったわけでございますけれども、私が問い掛けたいことは、確かに社会保障関係でいろいろな御努力をされたというお話なんですけれども、結果といたしまして、三位一体改革絡みでは、そういった御努力の中でもどうしても増えざるを得な...全文を見る
○広田一君 じゃ、その社会保障関係についてちょっとお伺いをしたいんですけども、確かにそのような積み上げの自然増分をいろいろな見直しで縮減していったというお話なんですが、けど、その大本は都道府県に対する国民健康保険の負担分の移譲、その額が実際は大宗を占めていたんじゃないかなと。本来...全文を見る
○広田一君 それでは、ちょっと視点を変えてこの一般歳出の削減分についてお伺いをしたいというふうに思いますけれども、先ほどの大臣の方の御説明のとおり、実際、先ほどの社会保障関係費と科学技術振興費、こういった除く費用につきましては軒並みマイナスで、十七年度の一般会計歳出概算主要経費の...全文を見る
○広田一君 済みません、もし数字が分かれば教えていただきたいんですが、その四つの分野のめり張りを付けためりの方になるのか張りの方になるのか分かりませんけれども、増加分は一体お幾らになるのか、概算で結構なんでお示しをいただきたいと思います。
○広田一君 そういったお話を聞いたときに、確かにこれから時代に合った重点化というものはしていかなければいけないというふうに思います。そうした中で、めり張りを付けた予算編成というものが私は大事なことだろうというふうに思います。  ですから、その一方で、いろんな意味で、国そのもの自...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございます。  そうした中で、少しちょっと分かりやすいところでお伺いしたいのが、さっきの三位一体の改革の関係で、一兆四千億円の結果として国庫補助事業等がなくなったわけなんですけれども、このことによって、それに伴う経費の削減であるとか、そして将来的には...全文を見る
○広田一君 私は、そういうことを通じて結果的に人員的にとか経費的にどういった削減があるのかというふうな質問だったんですけれども、じゃ、この一般歳出の削減努力についてるる御答弁をいただきましたが、確かに国の方も努力をしているというふうなことは、私も一定、御答弁等で理解をすることがで...全文を見る
○広田一君 確かに、地財計画から見てのいろいろな御指摘であったというふうに思います。  地財計画から見て、けど、実際の何か無駄遣いについては非常に事細かな具体例を挙げられて、ペットの避妊云々とかいうふうなことがあったんですけど、私はだけど、大きなところからいきなり事細かなところ...全文を見る
○広田一君 是非よろしくお願いをしたいと思います。そのことを通じまして、私も国の方が歳出削減努力をしてないというふうには思わないわけですけれども、その努力が足りないと、十分じゃないと。そうした中で、財政力の厳しい、弱い地方が本当に国に先駆けて歳出削減努力をしているわけでございます...全文を見る
○広田一君 その大きな反応があって、十七年度のこの三位一体の改革については、地方の方に補助金改革の具体的な案とかが投げ掛けられたり、そして国と地方との協議の場といったものができて、いわゆる、今まで財務省さんと総務省さんが作っていた地財計画等についても、いろいろな形で国の思い、考え...全文を見る
○広田一君 その問題意識は私も本当に全くそのとおりだというふうに思います。  いみじくも義務教育の国庫補助負担金の話をされたんですけれども、まさしく、あれは金額的に大きかったから非常に注目をされたんですが、一方で、百四十項目を超えるあのメニューにいたしましても、やはり地方それぞ...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございました。  私自身も本当に一人小さな子供の父親でございまして、やはり将来のことを見たときにはどうしても次の世代にツケを回すわけにはいけないと思います。そうした意味で、国、地方を通じた財政再建、スリム化というのは大変重要なテーマだというふうに思い...全文を見る
03月28日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いをいたします。  まず、いわゆる特例公債法に関連しましてお伺いをしたいと思います。  この問題、特に国債発行について、国民の皆さんも分かりやすくて、先ほど私たちの若林委員の方からも御質問がございました小泉内...全文を見る
○広田一君 実は、小泉総理はもう大言壮語しているわけなんですよね。例えば、平成十三年五月十四日の予算委員会で、岡田克也委員の質問に対しまして小泉総理は、国債三十兆円枠について、私は、できたら三年に限らず、もっと継続して三十兆円以下に抑えていかないと大変なことになり、財政再建の道に...全文を見る
○広田一君 おっしゃるとおり、これまでの過去を振り返って三十兆円枠というふうな御発言をされたんじゃないかということだと思うんですけれども、しかしながら、総理自身が先を見通してこれから三年以上三十兆円枠を続けなければいけないというふうなことをおっしゃったのは、ちょっと大臣が示された...全文を見る
○広田一君 そうしたら、精神としては持ちながらも、じゃ、実現性という点ではいかがなんでしょうか。
○広田一君 分かりました。  それでは、次の質問に移らさせていただきたいと思います。  定率減税の縮減についてお伺いをしたいと思います。  政府は、この定率減税の縮減をする理由の一つといたしまして、日本経済著しく好転をしているということを挙げられているわけなんですけれども、...全文を見る
○広田一君 御答弁にあった、そこの改善されるような雇用等の状況等よりも、むしろ本当に一般国民の皆さんの実感としては、自分たちの年収がどうなったであるとか可処分所得がどうなったということが最も一番身近に感じられる問題であると思います。そういった意味で、十一年当時と、導入時期と比べま...全文を見る
○広田一君 そうした中で、民間のシンクタンクなんかもよく指摘しているんですが、こういった定率減税による税負担の軽減といったものが、先ほど副大臣がおっしゃられるとおり、家計の消費マインドとか消費支出を下支えをしているんだという指摘があるわけでございます。  つまり、今の定率減税の...全文を見る
○広田一君 そういった見方の一方で、その上に、少し触れられたと思うんですが、その目的の是非はともかくといたしまして、今後、年金保険料の負担増や雇用保険料の引上げ、さらに配偶者特別控除の一部廃止など負担増が続く中で、年間個人消費を、日本総研の試算ですと一・三兆円押し下げるというふう...全文を見る
○広田一君 先ほど来、もちろん増税になるので家計に与える負担も増えるだろうけれども、それは様々な施策等で十分フォローできて、結果としては経済にはそれほどの悪影響は及ぼさないというような御認識だと思うんですけれども、特にこういった定率減税の縮減の家計に与える影響の中で、子育て世代、...全文を見る
○広田一君 先ほど財政再建にも寄与するんだというお話があったんですけれども、この点についてなんですが、今の減税の財源不足はどうやって賄っているかというふうにいいますと、それはほとんどが国債なんかの借金で補っているということだと思います。その意味で、定率減税を縮減しまして例えばその...全文を見る
○広田一君 自分たちは、年金の基礎的部分については、これはやはり今の国民の皆さんの年金制度に対する不信というものを考えたらやっぱり徹底した歳出削減によって賄っていくべきではないかと、そういうふうな修正等も考えているわけでございますけれども、これまでずっと議論をしてきたんですが、や...全文を見る
○広田一君 民主党・新緑風会を代表しまして、政府提出の平成十七年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案に反対し、民主党・新緑風会提出の平成十七年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を...全文を見る
03月30日第162回国会 参議院 本会議 第11号
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○広田一君 私は、民主党・新緑風会を代表しまして、政府提出の平成十七年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案に対し、反対の立場で討論をいたします。  まず、いわゆる特例公債法案に反対する理由を申し上げます。  第一に、こ...全文を見る
04月06日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第5号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。  本日は、三人の参考人の先生方、誠にありがとうございます。それでは、質問さしていただきたいと思います。  まず、大竹参考人さんにお伺いをしたいんですけれども、最後の広い意味での雇用形態の多様化というところで、ボランティア、そ...全文を見る
04月20日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第6号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いします。  本日は四人の参考人の方々、誠にありがとうございます。示唆に富むお話をいただきまして、大変参考になっておるところでございます。    〔会長退席、理事辻泰弘君着席〕  まず、工藤参考人の方にお伺...全文を見る
04月21日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いします。  まず、いわゆる根拠法のない任意共済についての規制について御質問をしたいというふうに思います。  私は、まず、今回質問をするに当たりまして、まず契約者、消費者の立場に立ってこの問題は考えなくてはい...全文を見る
○広田一君 局長の方から御説明をいただいたんですけれども、私の質問は、答弁の中で触れられたように、確かに認可を受けた共済でも次から次へと破綻している状況があると。いわんや、根拠法のない任意共済はまだ危ないんじゃないか、こういった消費者からの声もあって規制を掛けるんだということにな...全文を見る
○広田一君 是非、こういった破綻事例は起きていると思いますので、その実態把握にまず努めていただきたいと思いますし、それが分かればちょっとお知らせを願いたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○広田一君 それでは、そうであるんだったら、現行法上、今の保険業法違反になる不特定多数を相手にした事業を行っている事業者というのは根拠法のない業者の中でどれぐらいいるんでしょうか。これは把握されているんでしょうか。
○広田一君 その特定、不特定の境界があいまいになっているんで今回規制を掛けるんだということだと思うんですけれども、そうなると、グレーのものはあるけれども、明確にこれが不特定多数を相手にしているいわゆる根拠法のない共済といったものについては金融庁としては実態を把握をしていない、こう...全文を見る
○広田一君 是非、山下理事の方からも御指摘あったんですけれども、本当に、先ほどちょっと触れられた総務省の結果でも、協力しないとか答えないとか、いろいろなところなんか非常に怪しい業者も多いんじゃないかなというふうに思います。そういった方々は、結局、届出、登録もせずにやみ共済としての...全文を見る
○広田一君 ただいま大臣の方から、任意共済、共済の持つ相互扶助の大切さ、また自主性、自己責任、こういったことにも重んじられているという御見解があったんですけれども、あわせて、本来の共済事業といったものは、営利を目的とした保険業、保険会社に対して、自分たちは非営利なんだ、そういうこ...全文を見る
○広田一君 分かりました。  こういった今の根拠法のない任意の共済事業者についての問題点、また有用性についてちょっと議論してきたんですが、こういったことを踏まえて、私自身も任意共済の事業者の方々とお話をする中で、消費者の立場に立ちますと、やはり国の監督官庁が、どんな事業者がどこ...全文を見る
○広田一君 私は、ちょっと御指摘させていただいたのは、自分みたいな保険について素人の人間でも知っているような任意の共済事業者さんについて何かいろいろちょっと意見が求められなかったとか、そんな話なんかも聞いたりして、是非ともそういった趣旨で制度設計をされているということの自覚と自負...全文を見る
○広田一君 そういった中で、この少額短期保険業者のそれでは定義、事業規模とか引受限度額、保障期間の基準、これはいろいろもう既に出ている面等もあるんですけれども、その基準と根拠について教えていただきたいと思います。
○広田一君 それでは、少額短期保険業者制度のちょっと中身についてお聞きをしたいんですけれども、まず二百七十二条の十一でしょうか、これには兼業禁止規定がございます。  根拠法のない任意共済の成り立ちを考えますと、適用除外の項目を見ても分かりますように、学校とか企業とか労働組合とい...全文を見る
○広田一君 原則、専業でしなければいけないということで、それこそやっぱり多種多様な任意共済の実態に即して可能な限り兼業というものも今後検討していただきたいなというふうに思うのと、先ほど増井局長さん、破綻ということの言葉使われたんですけれども、私はなぜ冒頭その破綻事例がないのかある...全文を見る
○広田一君 この兼営については、やはり両方やらさしてほしいという意見がかなりありましたので、今の御答弁は本当に良かったというふうに思っております。  それで、商品審査について次にお伺いしたいと思うんですけれども、任意共済事業者の方にお話を聞きますと、この商品審査につきましては、...全文を見る
○広田一君 いずれにいたしましても、今本当に、根拠法のない任意の共済事業者さんが提供されている商品が消費者の一定の支持を受けて、だから伸びている状況があるわけです。契約者、消費者の利益ということを考えたときには、やはりそれはどういうことが大事なのかということの一つの答えは、やはり...全文を見る
○広田一君 次に、募集人登録制度についてなんですけれども、この制度の必要性についてはだれしも認めるところなんですが、じゃ、実際これ実効性があるようにするためにはどうするんだというふうな問題点があるんじゃないかなと。どこが責任を持って試験などを実施するのか。今の任意保険業界というも...全文を見る
○広田一君 そしたら、次に適用除外についてお伺いをしたいというふうに思います。  先ほど来お話がございましたように、構成員が真に限定される共済につきましては、従来どおりにその運営を構成員の自治にゆだねるとしまして保険業法を適用しないと。その中に学校などが学生などを相手方として行...全文を見る
○広田一君 この学校の関係には、やはりそういう複数の学校間の連携をして共済を提供したいというふうなニーズがあるというふうに聞いておりますので、適用除外というところにあれば、そのような取り計らいも是非前向きに検討していただければなというふうに思います。  そして、増井局長さんがお...全文を見る
○広田一君 実態を把握してということなんですけれども、現時点ではこれは適用除外の中に入ってはおりませんので、原則としては少額短期保険業者になっていただくというのが基本的な考え方なのか、それともこの宗教法人については改めてもう一回事務方の方で鋭意検討するというふうな理解なのか、どち...全文を見る
○広田一君 また、その適用除外の中で、政令で定める人数以下の者を相手方とするものについては適用除外と。今のところ千人程度を見込んでいるというふうに聞いておりますけれども、これについて、保険業界の方にちょっとお話を聞きましたら、やはり何らかの線引きは必要だと、千一人だったら分からな...全文を見る
○広田一君 まあ分かったような分からないような感じになったんですけれども、やはり、真に構成員が限定できるんであるんだったら、やっぱり政令なんかによらず、私はきちっと本来法律に明記できるものではないかな、だからこそ真に構成員が限定できるというふうに思うわけですけれども。  ただ、...全文を見る
○広田一君 そういったような御説明になりますと、同じように、じゃ、銀行法や証取法で義務規定がないというのは逆におかしくなってしまうんじゃないかなというふうに思うわけでございますので、この点について、どのようにお考えなのか。ほかの業法との整合性について最後にお聞きしまして、この後は...全文を見る
05月11日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第7号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。  本日は、三人の参考人の先生方、誠にありがとうございます。お三方に御質問したいんですけれども、時間の都合上、梅津参考人の方に御質問したいと思います。  先ほど来、JR西日本とかライブドアのお話が出ているわけなんですが、参考人...全文を見る
○広田一君 はい。
05月18日第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第8号
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○広田一君 やはり、成熟社会において何を守っていくのか、そして何を変えていくのかというふうな観点から少しお話をさせていただきたいと思います。  何を変え、何を守っていくのかということにつきましては、私たちは、やっぱり自分が生まれ育った地域に対して非常に誇りを私自身も持っておりま...全文を見る
06月07日第162回国会 参議院 法務委員会 第21号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いをいたします。  法務委員会の皆様方には、このような場を与えてくださいまして誠にありがとうございます。そして、坂本、成宮両参考人におかれましては、本当に示唆に富むお話をいただきましてありがとうございました。 ...全文を見る
○広田一君 それでは、法務省さんがこの問題についての答弁等でされている最低資本金の撤廃理由の一つとして、大きい会社と小さい会社ということと資本の大きさはつながらないということを述べられているんですけれども、この点について実際はどうなのか、両参考人の御意見をお伺いしたいと思います。
○広田一君 そうなりますと、今回、会社法の第二条の六で、大会社の定義の中で、資本金が五億円が大会社の該当要件の一つになっておるわけなんですけれども、これはそうすれば、実態から照らし合わせますと、この該当要件というものは現実の物差しとしては余りじゃ適当ではないというふうな理解をした...全文を見る
○広田一君 次に、関連しまして、最低資本金の撤廃と他の業法との関係についてお伺いをいたします。  私は、先ほど述べましたように、ふだんは財政金融委員会の方に所属をいたしているわけなんですけれども、うちの委員会では度々保険とか金融関係の業法などを審議いたします。業法ですので参入規...全文を見る
○広田一君 じゃ、続きまして、会計参与制度についてお伺いをいたします。  私は、この会計参与制度の導入につきましては賛成でございまして、この目的の一つでありますように、会計の専門家と取締役が共同して書類を作成して、その主な担い手、過度な負担なく会社の計算書類の信頼性を高めること...全文を見る
06月28日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  谷垣大臣は、去る五月二十八日に母校東大の五月祭におきまして、後輩に対して以下のような趣旨で御発言をされております。財政規律の維持に闘志を持って挑んでいると、市場に受け止められるような改革が...全文を見る
○広田一君 大臣、是非この三つの改善、闘志を持って取り組んでいっていただきたいと思いますけど、何か非常に前段のお話が長くてすぱっと腹に来なかったんですけども、この三つの改善は大臣が先頭に立って取り組んでいっていただけるものと信じて、以下質問をしていきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○広田一君 大臣の方から社会保障費の抑制というお話があったんですけども、この点につきましては財政制度等審議会も、先ほど御紹介した基本的な考え方の中で、国の一般会計の社会保障関係費は一般歳出の四割以上を占めており、この自然増の抑制を図ることが我が国財政の持続可能性確保に向けた最大の...全文を見る
○広田一君 いや、その中でも特に社会保障費関係においてなぜ、結果として五千八百三十億円の増加に抑制できたんですけれども、そこがどういった理由でこの額に抑え込むことができたのか、この平成十七年度はどういうふうに分析をしているのか、この点についてちょっともう一度御答弁を願いたいと思い...全文を見る
○広田一君 大臣の御答弁があったように、国民健康保険の地方の負担増というものがあったと思うんですけれども、来年、十八年度もまさか同じような手法で、つまり地方に負担を求める形で国のいわゆる一般歳出の削減を図るというふうな手法を取られるのかどうか。具体的には生活保護費について、これを...全文を見る
○広田一君 これは御通告していないんですけども、今井副大臣、地方の自治の経験もあるわけでございますけれども、いわゆる今回の国民健康保険の都道府県負担分の増によって、この前もちょっと地方の方、地元の高知とかに聞いたんですけれども、じゃ自分たちの自主性といったものが大きくなったのかと...全文を見る
○広田一君 このように、今非常に懸念するのが、国の一般歳出の削減といったものが三位一体という改革の名の下に地方に付け回すことによってここ近年進められているんじゃないか。是非、こういった主張、繰り返しはもうそろそろやっぱりやめていただきたいというのが地方の声だろうというふうに思いま...全文を見る
○広田一君 地方案についてのやり取りについては前回もちょっと幾つか質疑をさせていただいたわけなんですけれども、今回、ちょっとその地方案にないいわゆる国、地方を通じてのスリム化について、つまりは税源移譲を伴わないスリム化についてお尋ねをしたいと思うんですけれども、この問題につきまし...全文を見る
○広田一君 私のこの問題についての基本的な考え方は、私はもっとどんどん徹底的にやるべきだという考えでございまして、十七年度は三千億円だったんですけれども、これはもっと強力に推し進めていくべきだというふうに思っております。つまり、もうこの時代に合わなくなった事業については、これは国...全文を見る
○広田一君 私がいただいた調査室の資料では、多分十六から十八にかけて約九千億円程度のスリム化をするであろうということでございまして、これは大変大きな額だろうというふうに思います。  これについて、国、地方を通じてのスリム化でありますのでどんどん進めるべきだと思うんですが、先ほど...全文を見る
○広田一君 その公共事業のスリム化について、ちょっとまた後で法定受託事務と絡めてお聞きをしたいというふうに思うんですけれども、これ、ちょっとまた通告をしていなかったので恐縮なんですが、実はその地方六団体が出した同じ資料をばらばらっと見ていますと、別添資料でこのようなものが出てまい...全文を見る
○広田一君 関連して、今井副大臣、地方、ここまで言い切っている分野があるんで、私としては、何か国が一方的にこれは国、地方を通じてのスリム化なんですよというふうに強制されるよりは、地方自身がこれからはこの事業はもう国、地方を通じて必要ないんじゃないかというふうに多分おっしゃっている...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございます。  そうした中で、今回このスリム化について地方から上がっている声として一つありますのが、公共事業関係の中で特に法定受託事務についていろいろな意見が上がっております。この法定受託事務といいますのは、これ地方自治法の第二条の九項の方に書いてあ...全文を見る
○広田一君 そうしたら、ちょっと上田副大臣の方にまた重ねてお伺いをしたいんですけれども、確かに法定受託事務であろうが自治事務であろうが、これはもう聖域なく見直していかなければいけないというのは非常によく分かる話でございます。しかしながら、特に法定受託事務というのは、地方分権一括法...全文を見る
○広田一君 これは逆に言えば、これはやっぱり法定受託事務であるんで、地方の方も非常にこれ毎年やっていた事業だったと思うんです。  例えば、今回の公共事業関係では河川修繕費補助といったものが国、地方を通じてのスリム化になっているんですけれども、うちみたいに非常に西日本を中心に災害...全文を見る
○広田一君 是非ともよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、今井副大臣の方に中期の地方財政ビジョンについてお伺いをしたいというふうに思います。  この中期の地方財政ビジョンというのは、やはり平成十六年度のこれ急激な三位一体の改革の影響で、各県、市町村の予算編成といった...全文を見る
○広田一君 いつかというふうなことには具体的な御答弁はなかったわけでございますけれども、できるだけ早くというふうなお話がございましたんで、是非とも、今の地方の実態を踏まえて、この中期ビジョンというものは非常に求められているというふうに思いますし、安定した地方交付税等の財源を確保す...全文を見る
○広田一君 これ、具体的にいつこの計画を公表するのかということについては、なかなか現時点ではお答えができないということだろうと思いますけど、審議官、これ逆に言えば、これは二〇一一年に向けて間に合わすためには、逆算したら最低ぎりぎりいつまでにこういった計画は公表しなければいけないと...全文を見る
○広田一君 可能なものは今年内にというふうなお話がございました。  それで、一つ御確認をさしていただきたいんですけれども、これは、この地上デジタル化というのは先ほど言いましたように非常に期待をされておりますし、経済的な効果も大きいわけでございまして、これ、過去の答弁を聞きまして...全文を見る
○広田一君 最後になりましたけれども、是非この二〇一一年までの地上デジタル化というものを積極的に推進をしていただきたいと思います。  今、地方のローカル局とか地域の皆さんに聞いても、この点に対して本当に大丈夫なのかという声が上がっているわけでございまして、地域のローカル局が、お...全文を見る
07月21日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第6号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  まず、午前中、自民党の小池委員の質問に対しまして、竹中大臣、過疎地の郵便局はなくなることはないという趣旨の御答弁をされました。私も小池委員と一緒の四国の高知の出身でございまして、大変意を強く...全文を見る
○広田一君 まあそのような答弁等、衆議院においてもなされてきたわけでございますけれども、ただ、午前中の答弁を担保するためには、じゃそのことがどのような形で代理店契約等を結んでいかなければいけないということになりますと、午前中の答弁を担保するんだったら、すべての郵便局を代理店にした...全文を見る
○広田一君 いや、それでしたら、午前中の答弁といったものが担保できないのではないかなというふうに思います。  といいますのも、今過疎地域で金融サービスをしている郵便局といったものが今後ともなくならない、維持されるということのためには、先ほど大臣がおっしゃったような形での切れ目な...全文を見る
○広田一君 それでしたら、逆から言えば、いわゆる会社の方の経営判断で業務の健全性とか安定的な運営を損なうというふうに判断されれば、大臣のような御答弁を基本としながらも、今行っている貯金・保険サービスが提供されない郵便局というものが発生し得るという理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 なかなか御理解賜れないんですけれども、そうしたら、先ほどの定性、定量の話ではないんですけれども、じゃ、この条文に書いていますように、業務の健全、適正かつ安定的な運営を維持するための基盤というのは、一体どれぐらいの数の郵便局で貯金・保険サービスを提供できれば確保できると...全文を見る
○広田一君 やはり民間の会社から見ますと、やはりこれまで御議論あったように、委託手数料一つ取っても非常に膨大な金額を要するわけでございまして、本当に採算の合わないところについてはやはり契約がなされるかどうか大変不透明だというふうに思います。  私は、この話というのは何か、何か地...全文を見る
○広田一君 必要な場合には交付されるということでございますけれども、そうすれば、日本郵政株式会社法第十三条四項に規定しております、「地域社会の安定に重大な影響を及ぼすおそれがあると認められるとき」というのは、じゃ、具体的にどのようなことを想定をされる場合なのか、お答えをいただきた...全文を見る
○広田一君 そうしたら、金融サービスの提供が行われない以外は想定をされていないということでしょうか。
○広田一君 大臣、それはやっぱりおかしいと思うんです。といいますのは、これ地域、特に過疎地域等で郵便局が残る最後のとりでなわけでございますよね。その最後のとりでについてほとんどまだ何も決まっていないということを、逆に言えばおっしゃっていると同じだと思うんですよね。  この地域社...全文を見る
○広田一君 郵便局が設置されている地域ということでございますけれども、それは、逆に言えば、何か分かったようで分からないような地域設定なんですけれども、各町の中に幾つか郵便局等があってそれぞれ業務をされているわけなんですが、その郵便局を基点としてどの辺の範囲までがこの地域というふう...全文を見る
○広田一君 次に、地域の有識者の方から意見を聴取するというふうなことになっていると思うんですが、具体的には、その該当する町の首長さん、市長さんといったなど、町の代表者というふうな御答弁もされていると思うんですが、そのほかにはお考えになっていらっしゃらないんでしょうか。
○広田一君 大臣またるるお話を聞いたり、先ほどの富岡委員とのやり取りを聞けば聞くほど、これ本当に民間会社でやることなのかなというふうに思ってしまうわけでございます。  まさしく、こういったことこそ国が本来やらなければいけない住民に対するサービスじゃないかなというふうに思うわけで...全文を見る
○広田一君 主体に出すということは非常によく分かるんですけれども、しかし結果として、地域貢献として想定されている金融サービスといったものが維持できなければ私は本末転倒の話になってしまうんじゃないかなというふうに思うわけでございますので、その辺は是非、いろいろなお金の流し方のスキー...全文を見る
○広田一君 次に、社会貢献業務に関しまして、ひまわりサービスとかというのも対象になっているわけでございますし、地域の郵便局というのは防災とか災害への協力、そして午前中の長谷川委員の方から、弁当なんかの無料配付といったような非常にボランティア的な業務を多々やっているわけでございます...全文を見る
○広田一君 少額だから余り具体的な積み上げ等の計算等はされてないということなんでしょうか。分かりました。  そういったこと等を含めて、じゃ、その基金といったものを、じゃ、毎年度どのような形で積み立てていくのか。年度ごとの積立金額について政令でどのように定めていかれるのか、お聞き...全文を見る
○広田一君 いや、先ほどの大久保委員の質問から、これからの郵便貯金銀行等を含めて大変楽観視できないような怖いお話があったわけでございますけれども、だからこそ、この基金の積立てといったものを毎年度ごと、どのような額を計画的に積み上げていって一兆円まで取りあえず持っていくのかというこ...全文を見る
○広田一君 全体の大枠等は示せるけれども、年度年度の一体幾ら積み上げていくのかというのは今後政令等で考えていくということで、現時点では示すことができないというふうに理解をしたいと思います。  それで、先ほど大臣の方からもお話がございました預金保険機構絡みのやつなんですけれども、...全文を見る
○広田一君 これに関連いたしまして、まずは郵便貯金銀行との契約を結んでいくわけなんですけれども、これ、他の民間の銀行と契約を結ぶことが移行期間中にあり得るのかどうか、そしてこのことは法律上担保されているのかどうか、お聞きしたいと思います。
○広田一君 はい。
○広田一君 制度上可能ということなんですけれども、そうしたら重ねてお伺いします。  移行期間中に、例えば特別預金が郵便貯金銀行から他の金融機関に預け替えられるときは、当該貯金は預金保険の対象等とみなして持ち株会社へのいわゆる上納を引き続き行わなければいけないのか、しなくてもいい...全文を見る
○広田一君 制度上はそうですね。
○広田一君 それは、相当額を持ち株会社の方に郵便貯金銀行の場合は交付するわけでございますけれども、それもやる必要がないということですか。
○広田一君 そうした場合、一般商法上の一般会社である郵便貯金銀行の場合は、特別預金の契約をした場合は預金保険機構負担分相当額を持ち株会社の方に交付、出さなければいけない。しかし、それにもし、制度上は可能である、替わった銀行が同じように特別預金について契約したときにはそういった義務...全文を見る
○広田一君 そうすれば違ってくるということですよね。だから、私はそこら辺がちょっと理解できないんですけれども、ちょっと時間がありませんので次に行きたいというふうに思います。  同じく、先ほど預金保険機構分に、負担分については持ち株会社に支払うということの一つの理由として、他の民...全文を見る
○広田一君 その旧契約の契約者に配当として還元される云々のところを一つの理由にされているわけでございますけれども、これは他の民間保険会社も有配当保険等を持たれていまして、本来同じような観点がなされるんじゃないかなというふうに考えるわけでございます。  そうなってくると、イコール...全文を見る
○広田一君 いや、ですから、そこの政府保証を受けているんでその対象とはなっていないんですけれども。  ただ、先ほどの預金保険関係と同じような考え方で、イコールフッティング上、民間会社の方も有配当保険等でその契約者に利益を還元するという仕組みがあるわけでございますので、そのことを...全文を見る
○広田一君 先ほどの観点は、生保協会の方も非常に問題意識を持っている点でいることを指摘をしていきたいと思います。  それでは次に、郵政民営化の基本方針で、旧勘定資金と新勘定資金を一括運用を行うと、そして運用の結果生じる損益を郵便貯金銀行と郵便保険会社の新会社に帰属させるというふ...全文を見る
○広田一君 そうすれば、確認なんですけれども、例えば保険に関して、簡保の既存契約の運用益の一部が郵便保険会社に流用されて、この収益をベースに事業拡大を行うということはあり得ないというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○広田一君 そうしたら、そのような御答弁を担保するために、旧勘定資金と新勘定資金を一括運用するに当たりましては、それぞれの郵便貯金銀行、郵便保険会社の旧勘定の資産、負債の状況を公表する必要があると思いますけれども、いかがでしょうか。そう思われる場合はどのように制度上担保されるのか...全文を見る
○広田一君 ただ、やはり特に旧勘定については、本当にまさしく政府保証が付いた国民の皆さんの大切な資産等になるわけでございますので、このことについては是非ともしっかりとディスクローズして、その点については制度的に担保すべきだというふうに思います。  ちょっと時間がないので次に移ら...全文を見る
○広田一君 いや、機構から郵便貯金銀行にやる担保権の設定の考え方についてです。
○広田一君 確かに政府保証は付いているものについてなんですけれども、一方で、その預け先といったものは、大臣がよく言う、特殊会社と民間会社で区別されておりますけれども、まさしく銀行法上に制約、規定を受ける、本当に郵便貯金会社に対して自由な経営をして経済の活性化に寄与しなければいけな...全文を見る
○広田一君 最後に、であるんだったら、まさしく国民の皆さんの大切な財産であるんだったら、本当に資産運用能力のある他の民間会社の方に託して契約をされた方がより安心した運用等がなされるんじゃないかなというふうに思います。  あと、尾辻大臣と麻生大臣の方には質問通告をしておりましたけ...全文を見る
10月20日第163回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。  私は、福井総裁始め日銀の皆さんに御質問をさせていただく機会は初めてでございますので、どうかよろしくお願い申し上げます。  先ほど田村委員さんの方から御紹介がございましたように、福井総裁は大の阪神ファンということでございます...全文を見る
○広田一君 お話の中にございました原油価格の上昇動向と影響につきましては後でまた御質問をさせていただきたいというふうに思いますけれども、まず、財政規律に関連してお伺いをさせていただきたいというふうに思います。  福井総裁は本年八月二日の衆議院の財務金融委員会で次のように発言をさ...全文を見る
○広田一君 総裁、そうなりますと、総裁自身は今の政府の財政規律は堅持されているというふうに評価されているわけなんでしょうか。
○広田一君 今の国債市場の金利等が正常な形なのかどうか、それはちょっと後でまた議論をさせていただきたいというふうに思うんですけれども、ただ、今のちょっと御答弁をお聞きをしておりまして、もうちょっと明確にお答えしていただきたいんですけれども、私、規律が堅持されているということと、総...全文を見る
○広田一君 今の財政がバランスを欠いている面があるというふうなお話があったんでございますけれども。  それでは、国債市場の今の在り方に関連しまして、日銀の国債保有と財政規律との関係についてお伺いをしていきたいと思います。  日本銀行はこれまで量的緩和政策の下で潤沢な資金を供給...全文を見る
○広田一君 ただ、その一方で、日本銀行は国債市場に参加をいたしております大きなプレーヤーであるわけでございます。一般的に財政バランスが先ほど悪化している、悪いというふうに総裁もおっしゃったんですけれども、そういった場合は国債価格が下落して、それが財政悪化に歯止めを掛けていくと、そ...全文を見る
○広田一君 その御答弁は、確かにおっしゃるとおり、そのとおりだというふうに思うわけでございますけれども、そのような御認識を示された上で、一方で、先ほど申し上げましたように、日本銀行が国債市場においては今の郵政公社と並んで大変大きなプレーヤーになっているわけでございます。そうした公...全文を見る
○広田一君 私も、日銀の皆さんの量的緩和政策を実行するための手段としての国債買入れ、その必要性というものは全く否定するものではございません。  ただ、おっしゃったように、財政規律には悪影響は及ぼしていないという御見解については若干考え方を異にするわけでございまして、むしろ、私は...全文を見る
○広田一君 そうすると、今ちまたでは量的緩和政策の解除の時期云々ということがささやかれているわけでございますけれども、ということになりますと、この月々の長期国債の買上げ一兆二千億円、これは今後は下がることはあっても決して上がることはないと、そういう理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 適切な判断は、何か小泉総理の靖国神社参拝と何か相通ずるものがございますけれども、ただ景気の先行き等を見通したり、デフレからの脱却云々の時期等の議論がされている中で、私は、一兆二千億円、これ以上買い増しすることないというふうに理解をさせていただきたいというふうに思います...全文を見る
○広田一君 いわゆる二〇〇八年問題というものに対応されているというふうに思いますが、財務省さんのしりぬぐいを日銀がやっているんじゃないかなというふうに思ってしまうわけでございますけれども。  ただ、こういった手法については常態化をさせないというふうにおっしゃっているわけなんです...全文を見る
○広田一君 ちょっと時間もかなり経過してきましたんで、こういったいろいろ日銀の国債保有と財政規律の観点から質問をさせていただいたんですけれども、自分たち、この財政金融委員会というものはいろいろな立場の違いはあるんですが、それぞれが財政規律というものを重視していると思います。そうい...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございます。  日銀は直接ファイナンスしないことが重要であるというふうなお話でございまして、そしてまた必要最小限度の購入にとどめているというふうなお話があったんですけれども。  ただ、総裁、百兆円ですね、百兆円に近い額を購入し、日銀のバランスシート...全文を見る
○広田一君 それでは、次の質問に移らさしていただきたいんですけれども、国債に関する質問の最後として、日本銀行会計規則第十三条に基づく国債の評価方法に関連してお伺いをしたいというふうに思います。  これまでも、議論でよく、長期金利が一%上昇すれば含み損は一体幾らになるのかというふ...全文を見る
○広田一君 そしたら、それに関連してなんですけれども、実態に即して変更したというふうなお話なんですが、この償却原価法による評価は、日銀が保有する国債は会計分類上の満期保有目的債券ということになって、つまり自然な理解、解釈としましては国債は満期まで売らないんだというふうに考えてしま...全文を見る
○広田一君 将来の手足を縛らないというふうなことでございますけれども、そうなってくると、この満期保有目的債券というものは時と場合によっていろいろな形で変更をしていくというふうな理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 どうしてこういうふうな議論が出てくるのかというふうにいいますと、これを変更した時期がちょうど日銀さんの決算が赤字になってしまった時期と重なる面があって、それを踏まえてこういうふうな評価法を変えたんじゃないかというふうな憶測があったんですけれども、それについては、決して...全文を見る
○広田一君 この点についてはまた機会があればちょっと議論をさしてもらいたいというふうに思うんですけれども、金利がそのアナウンスメントによって下がったんじゃないかとかいろんな御指摘があるわけでございますので、その辺はもう一度検証させていただく場があればなというふうに思うわけでござい...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございました。     ─────────────
10月25日第163回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○広田一君 どうも、民主党・新緑風会の広田一でございます。  横の連携が悪くて質問が重複する部分がございますけれども、気にせず、通告に従い質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  今回の銀行代理制度の見直しの意義につきましては、これまで代理店設...全文を見る
○広田一君 大臣、そういうことを踏まえまして、具体的に参入規制を行う場合の原則、私は先ほど、できる限り参入する場合はハードルを下げるべきだというふうに思っておりますけれども、先ほどの御答弁を踏まえて、参入をする場合の規制についての原則を改めて伊藤大臣、分かりやすく御説明をしていた...全文を見る
○広田一君 参入規制につきましては、利用者保護、ハードルは低くすべきだろうと思うけれども、利用者保護をきちっと考えていく、そういうバランスを取っていかなければいけないというふうな御答弁でございました。伊藤大臣は本音では、これは、今回の許可はちょっと厳し過ぎるんじゃないかなというふ...全文を見る
○広田一君 そうしますと、決済システム等にもしものことがあればいけないということでひとつ許可というふうなことになったという理由なんですけれども、そう考えますと、当初金融庁が目指していらっしゃった機動的な代理店の設置とかということについては、やはり幾らかこれが足かせになっても、許可...全文を見る
○広田一君 私が確認したいことは、もちろん先ほど来の御答弁のように利用者保護とか、そしてまた許可の審査等については迅速に対応するというふうなことは分かるんですけれども、制度そのものが届出が許可になることによって、当初考えておった機動的な設置や顧客ニーズへの迅速な対応ということが一...全文を見る
○広田一君 それと、私は、先ほどの質問の中でやはりその銀行本体のみのチェックでは十分ではないというふうな趣旨の御答弁があったんですけれども、先ほどの富岡委員との中で海外の事例等の御紹介がございました。    〔理事峰崎直樹君退席、委員長着席〕  これ、つまり海外の場合は、銀行...全文を見る
○広田一君 そうすれば、切り口を変えてちょっとお聞きしたいんですけれども、私は必ずしも横並びである必要はないというふうに考えるんですが、証券とか信託業務等は登録で構わないというふうに聞いておりますし、またもし事故や問題が発生したら、先ほど伊藤大臣の方からも御紹介がございましたよう...全文を見る
○広田一君 それは先ほど答弁いただいたんですけれども、ほかの証券とか信託業務、これは登録でも構わないということも紹介しましたし、銀行本体への損害賠償請求もできると、そういうふうなもろもろのチェック、仕組みを構えているわけですよね。そこを利用者保護というふうな観点からではなしに、こ...全文を見る
○広田一君 済みません、しつこいようですけれども、そういったものを担保するためには、許可というものはこれは必要不可欠な規制であるというふうな理解でよろしいんでしょうか。  私は、先ほど来、参入した後の様々なチェックであるとか、ほかの類似業種等の形態、そして富岡委員が指摘したよう...全文を見る
○広田一君 それでは、次にその許可要件の中身についてお伺いをいたします。  ここでは、三つの要件と言われているうち、銀行代理業を遂行するために必要な財産的基礎を有することについてお伺いをしたいと思います。  具体的には、これは数百万円の純資産を予定しているというふうに聞いてお...全文を見る
○広田一君 私が次にしたい質問を先にしていただいたんですけれども、まずこの数百万の純資産、これも多分具体的な数字というものは想定されているんじゃないかというふうに思いますので、是非この委員会の場で御紹介をしていただきたいと思いますので、この数百万の純資産とは一体幾らなのか、お伺い...全文を見る
○広田一君 局長の個人的な御見解でも結構なんで、局長自身は大体幾らぐらいが妥当な線だというふうに思われているのか、お伺いします。
○広田一君 私は、三百万だから少ないとか八百万だから多過ぎるというふうな、そういう議論をしたいんじゃなく、今回許可要件として、こういう銀行代理業を行うためには必要な財産的基礎を有していなきゃいけないというしっかりとした許可要件として皆さん示されているわけでございますので、やはりそ...全文を見る
○広田一君 それでは、それを踏まえてお伺いしたいんですが、様々な業態とか規模が考えられる銀行代理店の財産的基礎が一律でならなければならない理由は、一体何でしょうか。
○広田一君 これを踏まえて、先ほどの、代理店を今回改正する一つの理由として、機動的な代理店の設置というふうなことがあります。  特に私のような高知県の出身の人間からいいますと、是非過疎地域におけるライフラインバンキングといったものがまた改めて出店していただきたいというふうな希望...全文を見る
○広田一君 そういうふうに、必要最小限というふうな、最小限というふうなお言葉を使われたら、これ、じゃ明確に具体的な数字を挙げてもらえなければそれから先のちょっと議論ができませんので、繰り返し、また元の質問に戻ってしまうんですけれども、最低限といったら一体何百万なのかということをお...全文を見る
○広田一君 だんだんと見えてきまして、五百万円前後かなというふうな感じではございますけれども、それでは次に移らさせていただきたいと思います。  先ほど少し触れましたけれども、今回の規制緩和によって過疎地、中山間地域の銀行代理店の出店というものが促進されるか否かについてお伺いした...全文を見る
○広田一君 先ほど副大臣の方から可能性が広がる、選択肢が多くなるというふうな御答弁がございました。実際、この十年間で金融機関の店舗といいますのは一五・八%、六千七百七十六減っております。この二年でも千二百以上減っているわけでございまして、こういった代理店を含めた店舗というものが、...全文を見る
○広田一君 私も、七条副大臣が言っているように、本当にこのことによって地域経済活性化したりということを非常に期待をしているわけでございます。思いは同じなわけでございますけれども、実際問題のことを考えたときに、こういった過疎地、中山間地域の代理店出店というのは、メガバンクさんという...全文を見る
○広田一君 七条副大臣、期待をするというのは、ツールを用意して、あとはやっぱり民間の創意工夫でやっていただきたいというふうな思いからで期待というお言葉を使われたんだろうというふうに思いますけれども、ただ私たちのふるさとはそういうふうな、逆に言えば余裕のないところまで来ているんじゃ...全文を見る
○広田一君 是非ともよろしくお願いいたします。  次に、顧客情報の管理、保護についてお伺いをいたします。  元々、銀行業と商業が分離されていた背景の一つといたしましては、他の業者との競争上の不平等の問題を引き起こしかねない顧客情報が流用される可能性があるからだろうというふうな...全文を見る
○広田一君 今御紹介をしていただいた手法以外に、例えば後から検証可能なような書面を取っていくということも考えられているんでしょうか。
○広田一君 そういった実効性のある事柄を進めるというわけですけれども、逆にちょっとお聞きしたいんですけれども、どこまでの厳格性が要求されているのかということであります。逆に、顧客からの同意を取らなければ、一つの代理店で複数の業務をしている場合、何が一体できなくなってしまうのか、ど...全文を見る
○広田一君 局長、ですから実効性を担保することによって、逆に同意を取らなければ、一つの代理店で複数の業務、いろんなことが想定されて、そこをやっぱりウエルカムでやっていこうというふうにこれから考えている場合なんですけれども、逆に何ができなくなるのか。これはちょっと素朴な疑問として出...全文を見る
○広田一君 また、個人情報保護法との関係につきましてお伺いしたいと思います。  先ほど、根拠法のない任意共済の規制に伴う保険業法の改正のときにも御質問させていただいたんですけれども、四月施行されました個人情報保護法では、民間事業者の個人情報の取扱いに関しまして必要最小限のルール...全文を見る
○広田一君 また検討ということでございますけれども、これまでの流れを見ると、ほかの一部改正に伴ってこの顧客情報等に関する規定というものは明文化をしていくというふうな流れでございますので、そういった流れであるという理解でよろしいでしょうか。非常に技術的な話なんで、ここのやり取りにつ...全文を見る
○広田一君 よろしく御検討をお願いしたいと思います。  それでは、ちょっと時間も迫ってまいりましたけれども。  次に、今回の銀行代理店制度の変更といったものが私たちの貯蓄の在り方にどのような影響を及ぼすのか、この点についてお聞きをしたいと思います。特に、金融のワンストップサー...全文を見る
○広田一君 それでは最後の質問になるんですけれども、先ほど大臣が答弁されておりましたように、金融庁が進めていらっしゃる貯蓄から投資へというものは間接金融と直接金融との関係のお話だろうというふうに思いますが、内閣府の国民経済計算から算出されます家計貯蓄率であるとか総務省の家計調査報...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございました。