広田一

ひろたはじめ

小選挙区(高知県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数1(参2)回

広田一の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
議事録を見る
○広田一君 どうも皆さんこんにちは。民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  午前中の御質問とダブるところ多々あろうかと思いますけれども、御容赦願って質問をさしていただきたいと思います。  まず、本題に入る前に、ライブドア事件についてお伺いを...全文を見る
○広田一君 今の総裁が御指摘のように、大変、今回の事件を踏まえてどのような規制を掛けていくのかということは悩ましいことだろうと思います。ただ、そういう中で、これがこの後の量的緩和の解除でのキーワードの一つになります透明性を高めていくというふうな観点から、今まで自由にやっていた、匿...全文を見る
○広田一君 これまでの福井総裁のお話を踏まえながら、私たちもより良い資本市場発展のためにルール作りの議論に参加をしていきたいと思います。  それでは次に、地域経済と地域間格差についてお伺いをします。  福井総裁は、今の日本経済につきまして、理想的までとは言わないまでも、比較的...全文を見る
○広田一君 もう少し具体的な取組のお答えがいただければなというふうには思っておったんですけれども、いずれにいたしましても、この原油高の推移をやっぱりどういうふうに見守っていくのかというのが大事なポイントだろうというふうに思います。私も地元の企業の皆さんと、また農業とか漁業をやって...全文を見る
○広田一君 今後とも、原油高の動向であるとか、また地域の中小零細企業の動向についても関心を持って見ていただきたいと思います。  次に、地域経済の活性化に対します地方自治体の役割についてお伺いをします。  御承知のとおり、需要動向を見たときには、唯一といっても低調なのが公共投資...全文を見る
○広田一君 副総裁のお話を聞きまして、とかくお役人が、うちの高知も商工労働部ありますけれども、武家の商法というふうに言われてしまうんですが、やはりこれからは地方自治体も民間感覚を持った取組をしていかなければいけないということを改めて感じました。  それでは、本題の量的緩和政策に...全文を見る
○広田一君 そうしたら、それに関連をいたしまして、私自身は一連のこの地ならし発言の意図は一体何なのかというふうに思ってしまうわけでございます。それに対して金融市場も呼応をいたしておりまして、量的緩和の解除を盛り込んで、短期、中期の金利が上昇をいたしておりますし、逆にこういったこと...全文を見る
○広田一君 それでは次に、この量的緩和政策自体の目的と効果についてお伺いをいたします。  出口策を考えるにはそもそも政策の効果について振り返る必要があると考えます。よく量的緩和政策は時間軸効果のシグナル効果を強めたとか金融システムの不安を和らげたとか言われております。一方で、山...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございました。  続きまして、量的緩和政策の副作用についてお伺いをいたします。  日本銀行さんは、今回の量的緩和政策を導入する際の説明では、今後、コールレートの変動は市場にゆだねると、そして資金需要が圧迫する際にはある程度上昇したり、信用リスクの差...全文を見る
○広田一君 次に、量的緩和政策の解除が意味するメッセージについてお伺いをしたいと思います。  日銀の政策委員でもありました東京大学の植田和男教授が、今回の量的緩和の解除というものは将来の金利引上げのメッセージを送ることになるというふうに理解していると述べております。ただ、一方で...全文を見る
○広田一君 緩和解除のメッセージ性については様々な解釈、とらえ方があろうかと思いますので、今後とも市場との対話というものを重視して取り組んでいただければと思います。  それでは最後に、日銀の買い切りオペにつきましてお伺いをしたいと思います。  私は、量的緩和政策解除後に伴う日...全文を見る
○広田一君 武藤副総裁は昨年十月二十日の私の御質問に対しまして、長期国債の買入れにつきましては、先ほど言ったように、日銀券の発行残高を上限とすることを堅持するという方針の下で、日銀として長期国債の買入れを増額しなくても量的緩和政策の実施が行うことができると判断しているというふうに...全文を見る
○広田一君 時間が来ましたので最後の質問なんですけれども、そう考えますと、結果として、この国債の買い切りオペ額一・二兆円、これを削減する可能性も高いというふうに理解をしてよろしいんでしょうか。明確にお答えをいただければと思います。お願いします。
○広田一君 どうもありがとうございました。
03月01日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。本日は両先生、誠にありがとうございました。  まず、稲田先生に御質問をさしていただきます。  今日は人間の安全保障ということを中心のお話でございましたけれども、先生自身はこの人間の安全保障に匹敵する、また、あるいは上回る影響力...全文を見る
03月22日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。  私は税制、財政につきましては専門家ではございません。素人衆でございますんで、分かりやすい御答弁を是非ともお願いをいたしまして、以下、御質問をさせていただきたいと思います。  まず...全文を見る
○広田一君 今日はまさしくお隣に当時、マニフェスト作りの最高責任者でございました与謝野大臣も御出席をしてもらっているわけでございますけれども、今の谷垣大臣の御答弁を受けまして、与謝野大臣にはこのマニフェストにこのサラリーマン増税をしないというふうに載せた経緯も含めて、この意味する...全文を見る
○広田一君 それでは、谷垣大臣にお伺いをしたいと思うんですけれども、先ほども給与所得控除のことについてちょっとお触れになったんですけれども、逆に言いますと、教えてほしいんですが、サラリーマンだけをねらい撃ちにできる所得税の増税策というものは一体具体的にはどういうものが考えられるの...全文を見る
○広田一君 所得税に関連して申し上げれば、サラリーマンだけをねらい撃ちにできる増税策といえば、主なものとして、給与所得控除の見直し、そして退職金の課税強化、こういったものが考えられるんではないかと思いますけれども、そういった理解でよろしいでしょうか。
○広田一君 まさしく税制の改正とは全体を見なければいけませんし、そして来年度、いよいよそういったことを行うということは承知をした上で、ただ谷垣大臣のこれまでの国会の御答弁が、よくよくこれ私自身も分からなかったのが、サラリーマンをねらい撃ちにした増税はしないということがキーワードな...全文を見る
○広田一君 確かに限定をした議論はしづらいかもしれませんけれども、ただ、我々としては限定をして、まさしくマニフェストに掲げたことを踏まえて谷垣大臣がこれまで国会で答弁をされておりました。サラリーマンをねらい撃ちにした増税はしないということでございますので、その具体的なことについて...全文を見る
○広田一君 そうなりますと、サラリーマン増税をしないという公約は、増税をしないというところに今力点が置かれているんじゃなくて、むしろ、私の理解になりますと、給与所得控除なんかは除くかもしれませんけれども、全体としては所得税の増税は行っていくんだと、むしろ増税に力点を置かれたお考え...全文を見る
○広田一君 国民の多くの皆さんは、このサラリーマンの構成比から見ましても、所得税などの増税イコールサラリーマン増税というふうな御認識をされていると思います。よって、サラリーマン増税はしないという意味は、所得税などの増税は次の選挙までは行わないと理解しているのが、と考えるのが自然じ...全文を見る
○広田一君 谷垣大臣がおっしゃるように、世界第二の経済大国の景気が底割れしそうだというところに対する景気対策について、定率減税一つ行ったからどうこうなるというものではないということは私も認識をしているわけでございますが、ただ、やはりこれだけの大きな減税をして、これを廃止をするとい...全文を見る
○広田一君 そうしますと、確かに、今景気が回復したというふうなお話がございましたけれども、家計の懐具合について言えば、過去と比較すると必ずしもそうとは言い切れないんじゃないかなというふうに思います。  例えば、この二〇〇五年と、先ほど来谷垣大臣がよく言われております、景気の底が...全文を見る
○広田一君 大臣が先ほど私の質問で、定率減税導入の目的の一つが可処分所得の増加というふうなこともおっしゃいましたので、可処分所得に基づいて質問をさせていただきました。ほかの指標等を出されるのは、それはそれで議論としてはあるわけでございますけれども、論点を絞る意味で可処分所得につい...全文を見る
○広田一君 余り影響はないということでございますけれども、特に家計についていいますと、定率減税を実施しましても、それ以上に可処分所得なんかが実態としては減少をし続けてしまったというふうなことを考えますと、定率減税の効果というものは結果として企業のリストラと相殺することになってしま...全文を見る
○広田一君 今大臣の方から体質改善に寄与したというふうなお話もあったんですけれども、どうして私はちょっとしつこくこのようにお聞きするかといいますと、定率減税といいますのは、九九年から累計してもまさしく十数兆円にも及ぶ巨額の景気対策だったわけでございます。しかも、減税に、これから後...全文を見る
○広田一君 こういった状況で定率減税の廃止をするわけでございますけれども、この廃止に当たりまして、私は谷垣大臣の心中はいかばかりかと察するところもございます。  いつの時代も国民の皆さんに増税をお願いするというのは困難が多く、勇気が要ることだと思いますし、私たちのように増税はけ...全文を見る
○広田一君 今の現状の御判断と見通しについては理解するところでございますけれども、ちょっと私の質問が、〇七年、つまり定率減税を全廃をした年の経済情勢をどのように見通されているのか、特に影響を受けるというふうに予想される家計の状況についてどういったお考えなのかという質問の意味だった...全文を見る
○広田一君 それにプラスしまして、〇五年と〇七年の家計の負担増は、大臣がおっしゃった定率減税全廃とプラスして社会保険料の負担も重なってきまして、〇五年度と〇七年を比較した場合には約五兆円負担増が増えるんじゃないかというふうに試算をされております。それを受けて、経済同友会の北城代表...全文を見る
○広田一君 確かに与謝野大臣がおっしゃいますように、まさしく経済全体を見てその中で家計等の議論もしなければいけないと思います。家計だけ取り上げてこれが負担増える、影響が出るんじゃないかというふうなところで終始することも私はないだろうというふうに思いますし、もちろん自民党さんの中で...全文を見る
○広田一君 是非そういったような見通しになることを期待もしたいというわけでございますけれども、ちょうど午前中の質疑時間があとわずかとなりましたんで、一点、お聞きをしたいと思います。  先ほど少し触れましたけれども、これまでの定率減税に伴う見合いの財源についてどのように確保されて...全文を見る
○広田一君 実は、こういったちょっと御質問をさしてもらっておりますのは、私の尊敬いたしておりました故小渕恵三元総理大臣が、平成十年の八月七日の本会議で、減税の財源としては、徹底した経費の縮減、国有財産の処分、こういったものを進めながらも、当面は赤字国債を充てるというふうに述べてお...全文を見る
○広田一君 正確に分からないということを確認いたしまして、午前中の質問をこれで終わりたいと思います。  ありがとうございました。
○広田一君 どうも、民主党・新緑風会の広田一です。  午前中に引き続きまして午後も質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  定率減税の廃止に関連しまして、あと一問だけお伺いをしたいと思います。  それは、定率減税廃止に伴い生じました財源の使い道...全文を見る
○広田一君 大臣、それでは確認なんですけれども、確かに年金とか福祉に使うというふうに言われれば異論は挟みにくいですし、国民の理解も得やすいだろうというふうに思います。基本的には、定率減税廃止によって生じた財源は地方交付税の法定分を除けば一般歳出の方に使用されてしまうのか。それとも...全文を見る
○広田一君 それでは、次の質問に移りたいと思いますけれども、午前中の質疑から、先ほど来、全体を見てというふうなお話がよく出てまいりますので、税収見込みの全体についてお伺いをしたいと思います。  税収の見込みにつきましては、所得税、法人税、消費税などのそれぞれに納付されました額が...全文を見る
○広田一君 一層の努力を続けるということでございますけれども、本当にいろんな経済情勢等で不確定要素があろうかと思いますが、ただ、補正を行った後についてはより一層精度が高まるように取り組んでいただければなというふうに思いますし、谷垣大臣におかれましても、この税収の見積りについては、...全文を見る
○広田一君 私はちなみに、午後からも頑張らなくちゃいけないということで、先ほど平野委員からお話がありましたように、ウナ重を食べてまいりましたが、与謝野大臣にウナ重発言につきましてお伺いをしたいと思います。  報道によりますと、与謝野大臣が三月七日の経済財政諮問会議後の記者会見で...全文を見る
○広田一君 シグナルを送ったということでございますけれども、プライマリーバランス等を含めた大きな議論はこれから活発にしていかなければならないというふうに思いますけれども、ただ一点、私の方から申し上げたいのは、地方の歳出削減努力、これは十分やっているところもあるということは、あの記...全文を見る
○広田一君 この後、少し地方への税源移譲について具体的にお伺いしたいと思いますけれども、谷垣大臣も与謝野大臣も大変お忙しいとは思いますけれども、是非とも歳出削減に努力しております私の高知県の四万十川のおいしいウナ重を食べに来ていただければというふうに思います。  それで、税源移...全文を見る
○広田一君 桜井政務官、済みません、今日はお忙しいときに誠にありがとうございます。  今さっきの谷垣財務大臣の御答弁を受けて、どのように思われるのか。特に、前段の、これまで反対してきた理由について総務省としてどうお考えなのかということと、併せて、今回の五〇%の税源移譲という結果...全文を見る
○広田一君 はい。
○広田一君 次に、少しちょっと具体的に谷垣大臣にお伺いしたいんですけれども、先ほど御説明がございましたように、今回施設費の税源移譲をお認めになった理由として、現在の国の財政における税収比率がおおむね五割であることにかんがみて、移譲割合が五割であれば公債依存度は悪化せず、財政の悪化...全文を見る
○広田一君 また全体というお言葉が出たわけでございますけれども、私の率直な感想としては、意見違うんですけれども、財務省さんがこれまで税源移譲に反対されてきたあの理屈はよく分かるわけです、一定ですね。しかしながら、今回持ち出した、税源移譲と税収比率のお話を持ち出しますと、結果として...全文を見る
○広田一君 御説明のとおり、国が県を訴えるのも極めてまれなケースであれば、委託費の返還問題自体も非常にまれな出来事でございます。  いずれにいたしましても、国と県が裁判をするというのは、国民でもある県民の利益にもならなければ県民が望んでいることでもございません。裁判が行われるの...全文を見る
03月27日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
議事録を見る
○広田一君 私は、民主党・新緑風会を代表しまして、平成十八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案に対し、修正の動議を提出をいたします。その内容は、お手元に配付をされております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明申し上げます。  ...全文を見る
03月28日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
議事録を見る
○広田一君 どうも、民主党・新緑風会の広田一でございます。  本題に入ります前に、税関事務所など庁舎の耐震について気になる報道がございましたので、御質問をさせていただきたいと思います。  去る一月四日の読売新聞の報道によりますと、こちらにいらっしゃいます大塚委員の御地元でござ...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございます。  政務官の御答弁で、耐震の方は満足していないというふうなお話と、一日も早い耐震補強を行いたいという旨の御答弁がございましたけれども、繰り返しになりますけれども、大規模災害のときに救助、救援の拠点施設がもし仮に倒壊し、使えないということに...全文を見る
○広田一君 是非ともまたよろしくお願い申し上げたいと思います。  以上、耐震化についての御質問は以上でございますので、後藤政務官、大変お忙しいときに誠にありがとうございました。  それでは、知的財産侵害物品の取締りに関連してお伺いをしたいと思います。  財務省が発表をいたし...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございます。  赤羽副大臣の方から、商標権の侵害物品が圧倒的多数であるというふうな御紹介と、個人的なこれまでの御経験を基にされて知的財産に対する認識度の低さというものを感じたというふうなお話がございました。  こういったことも関係するかもしれません...全文を見る
○広田一君 それに関連してお伺いをしたいんですけれども、大臣おっしゃったように、いろいろ我が国としてもしっかりやってくれといったものを含めての御要請もしているということでございますが、政府についていえば、中国、韓国の模倣品・海賊版問題に対する我が国政府の対応というふうなことをちょ...全文を見る
○広田一君 是非ともよろしくまたお願いを申し上げますし、アジア重視の外交を掲げられる谷垣財務大臣も、今後ともしっかりと御要請等をしていただければということを御期待を申し上げたいと思います。  それでは次に、平成十七年度改正の実績についてお伺いしたいと思います。  十七年度改正...全文を見る
○広田一君 先ほど谷垣大臣が御紹介していただきました知的財産推進計画二〇〇五、ここにも書いてあるんですけれども、「ややもすれば制度改革自体が目的となりその実施に力を入れないこともあるが、特に知的財産に関しては単に制度を改革するだけでは不十分であり、制度の実施により具体的な成果を出...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございます。  それでは、ちょっと具体的にお伺いしたいと思うんですけれども、今回、輸出規制の導入に当たりまして、各知的財産法において輸出が侵害行為とされることが前提とされますけれども、輸入規制には該当しまして輸出規制には該当しない例外となる権利関係の...全文を見る
○広田一君 まさしくそのような御答弁だろうなというふうに思っておったんですけれども、しかしながら大臣、水際取締りの方の責任者というお立場からも、また経済閣僚のお一人としてもお伺いをしたいんですけれども、著作権等の侵害物品の輸入差止め実績とか申立て件数なんかを見ますと、御承知のとお...全文を見る
○広田一君 たてりからいえばそのような御答弁になるわけなんですけれども、こういうふうなせっかくの議論の機会でございますんで、率直にどういうふうに今思われるのかというふうなことを聞きたいわけでございます。  この知的、再度の御紹介で申し訳ないですけど、この推進計画二〇〇五でも、い...全文を見る
○広田一君 是非ともよろしくお願い申し上げます。  次に、テロ対策についてお伺いをしたいと思います。  平成十七年度の改正で爆発物などが、今回の十八年度改正では病原体等が取締り対象となりまして、税関のテロ対策への取組が強化されることになります。言うまでもなく、病原体は非常に不...全文を見る
○広田一君 局長の御答弁にございましたように、まさしく税関職員の方々の安全第一といったところを踏まえて対策を講じていただけるように要請をしたいと思います。  次に、麻薬対策についてなんですけれども、税関における水際取締りの強化として麻薬類を輸出してはならない貨物として規定してあ...全文を見る
○広田一君 それでは、これまでの議論を踏まえまして、定員と組織体制についてお伺いをしたいと思います。  先ほど来お話がございましたように、我が国の出入国者数や航空貨物や海上貨物の取扱いを示す輸出入申告件数などという業務指標は大変高い伸びを示しております。これは、我が国の交流人口...全文を見る
○広田一君 大臣の方から大いに努力をしていきたいという御答弁があったわけでございますけれども、繰り返しになりますけれども、これからは税関職員の皆さんの業務量というのは、これは必然的に拡大をしてまいります。国全体は行革ということで純減というものを図っていかなければいけないということ...全文を見る
○広田一君 禁止をしているということでございますけれども、防衛庁の場合は再発防止策として職場に持ち込んでいる私有パソコンを一掃する、これはお話にあったわけでございますけれども、そうすれば、税関の場合、私有パソコンの持込みの実態といったものはどのように把握されているのか。  それ...全文を見る
○広田一君 ありがとうございました。  日々やられるということでございますので、ただいまの答弁を踏まえてしっかり対応していただければというふうに思います。  それでは最後に、マレーシアとの経済連携協定に関連してお伺いをしたいと思います。  昨年十二月に我が国とマレーシアとの...全文を見る
○広田一君 手法を工夫したというふうなお話もあったわけでございますけれども、平成十六年のときの基本方針等を踏まえて私自身が思いますに、他国との経済関係とか日本企業の利害に応じて柔軟に望ましい形の協定を結べば、日本の利益になるという意味で今回の打合せの合意事項というものは評価できる...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございました。
05月18日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。  本日は、四人の公述人の皆さんには本当に示唆に富むお話をいただきまして、感謝を申し上げます。  私の場合は一括をして御質問をさせてもらいまして、御答弁をいただければと思います。  まず、これからの公共サービスの在り方につい...全文を見る
05月23日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
議事録を見る
○広田一君 どうも、民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  まず、ライブドア事件に関連いたしまして、投資事業組合の規制に関してお伺いをしたいと思います。この点につきましては、昨日の本会議におきまして櫻井理事の方からも御質問がございましたけれど...全文を見る
○広田一君 こうした中で、やはりまず共有をさせていただきたいのが、今回のライブドア事件によって投資事業組合の果たしてきた役割といったところをまず共有認識として持ちたいと思うんです。  その上で、先ほど大臣が御紹介していただいたような登録、届出などの様々な規制が果たして今回の事件...全文を見る
○広田一君 それでは、そういった役割を果たし悪用された投資事業組合の実態、中身についてお伺いをしたいと思います。  具体的に、先ほど挙げた投資事業組合の代表者、目的、本店所在地、運営者、大口出資者、出資比率などについて、その内容についてお示しをいただきたいと思います。
○広田一君 まあ個別の案件というのはよくお聞きするフレーズでございますけれども、裁判等に支障が出るというふうなことなんですが、今回の法案審議において、やはり世間も投資事業組合というものが大変不透明であると、よく分からないというふうなことがあり、それに対して、それを踏まえた規制等が...全文を見る
○広田一君 大臣、そう考えますと、今回こういう国会の場で議論している中で、まさしく投資事業組合の今後の規制の在り方ということについて今私議論をさしてもらっているわけです。投資者保護とか様々な規制等を作って、まさしく国際的にも信用されるような、そういった集団のファンドスキームを作っ...全文を見る
○広田一君 大変申し訳ないんですけれども、逆に。  私募か公募かは、今回の届出、また登録の規制等にも関係することでございますので、その点ぐらいはやっぱり逆に明らかにしないと、今回の法改正といったものがライブドア事件を踏まえてどのようになされたのかということが全く国民が分からない...全文を見る
○広田一君 それでは、ちょっと与謝野大臣にお伺いをしたいと思うんですけれども、今回の投資事業組合に関連した規制について届出、登録ということなんですけれども、仮にライブドアが悪用した投資事業組合というものが私募で、ほとんどライブドア関係しか携わっていなかったという場合に、届出等々と...全文を見る
○広田一君 関連してお伺いをしたいと思うんですけれども、ちょっと言い方を換えてお聞きしたいんですが、投資事業組合の場合は、有価証券報告書とか大量保有報告書に名前が出るまでは外部からはほとんどその存在すら分からないわけでございます。ファンドに出資する本当の株主というのが今回の法改正...全文を見る
○広田一君 三國谷局長、そうであるんだったら、今回のライブドアの場合は、ライブドアが実質的に支配する投資事業組合だということであって、本来だったら連結対象になるんじゃないかというふうな議論もあるわけでございますけれども、ライブドアの使った投資事業組合の実態というものは明らかにでき...全文を見る
○広田一君 それでは、この投資事業組合が持つ不透明さというところが特に問題点として掲げられるんじゃないか。匿名性を利用して悪用したというふうなことだろうというふうに思うんですが、今回、その対策として、例えば私たち、いろんなヒアリング等で聞く中で示された提案として、公開されないこと...全文を見る
○広田一君 ちょっとこれまでお聞きしている一つの問題意識が、まさしくライブドアのようなプロが投資事業組合を使った不正というものを本当に規制できるのかどうか。投資事業組合に対する規制強化でそこがすごい問題意識としてあるわけでございまして、そのためにどのような取組をしなければいけない...全文を見る
○広田一君 じゃ、それに関連いたしまして、今後の投資事業組合を含みます集団投資スキームに対する規制について、先ほど届出や登録された運営者に対する立入検査というところも行うということなんですが、どのような体制によって行われるのかどうか、この点について、もう少し具体的な御説明をいただ...全文を見る
○広田一君 それぞれ立入検査のことについて御説明があったんですけれども、ちょっと教えていただきたいんですけれども、イメージとして、届出とか登録の申請項目がございますよね、また、政省令で幾つか、何点かまた定めるということなんですけれども、それも含めて立入検査の範囲について示していた...全文を見る
○広田一君 確認なんですけれども、ちょっと先ほどの御説明で聞き漏らしていたら恐縮なんですが、登録の場合においても、登録の場合は登録名簿を公衆の縦覧に供しなければいけないというふうに法の第二十九条の三において示されているんですけれども、その場合であっても投資者とか投資対象についての...全文を見る
○広田一君 そうしますと、その他内閣府令で登録とか届出の事項も決めるということなんですけれども、その中にも投資者、投資対象についての情報は求めないということでよろしいんでしょうか。
○広田一君 必ずしもないということは、もうこの点については求めないという理解でよろしいでしょうか。
○広田一君 それでは、一つちょっと御見解をお伺いをしたいんですけれども、公開会社の出資先ファンドに関する情報開示について、これはちょっと与謝野大臣に御見解をお伺いをしたいんですが、先ほど来お話にございますように、非常に強い規制を行うと、まさしくファンド等の活動が萎縮、停滞する懸念...全文を見る
○広田一君 実質支配の場合はそうだと思いますけれども、ただ、そうでないファンド等においても一定の要件等条件を定めながら情報開示をさせていくということは、一つ今回のライブドア事件のことを踏まえると求められてくるんではないかなと思いますが、ちょっとその点に、実質支配以外の投資ファンド...全文を見る
○広田一君 じゃ、続きまして、これはちょっと午前中に議論があったわけでございますけれども、不招請勧誘の禁止に関連してお伺いをしたいというふうに思っております。  まず、平成十七年の七月一日に改正された法律が施行された後、外国為替証拠金取引の被害とか苦情の実態、また金融庁が行いま...全文を見る
○広田一君 大臣、この御説明、報告を受けて、不招請勧誘の禁止の果たした効果についてどのように評価されているのか、お聞きをしたいと思います。
○広田一君 そういった実態を踏まえて、先ほど来繰り返しの質問になって恐縮なんですけれども、不招請勧誘の禁止が果たした効果についてどのように評価されているのか、お伺いをしたいと思います。
○広田一君 非常な効果があったということでございますけれども、不招請勧誘の禁止になり、なおかつ先ほどの御説明の中では様々な規制強化によって業務を廃止した業者も出てきているという中で、これは私の事務所の方で、じゃ直接そういった、今、外国為替証拠金取引業者の方がどのような営業、また勧...全文を見る
○広田一君 このような実態を考えたときに、私自身やっぱり思いますのは、今回の法改正で不招請勧誘の禁止というものが規定をされたわけですが、それが結果といたしまして、法第三十八条の三号なんですけれども、これはまあ評価すべきだろうというふうに思います。ただ、こういった中で、括弧書きがあ...全文を見る
○広田一君 その御答弁の内容は午前中にもあったわけでございまして、そうではなくて、やはりここは投資家、投資者保護、消費者保護の基本的な考え方が私は非常に問われているんじゃないかなというふうに思われるわけでございます。つまり、これからの日本のこういった金融市場の活性化を考えていった...全文を見る
○広田一君 三國谷さん、先ほど機動的という言葉をキーワードにして使われているんですけれども、逆に、であるんだったら原則禁止として、必要があれば政令で禁止除外の商品を機動的に追加をしていけば私は事足りるんじゃないかなというふうに思います。今のままだと結局、悪徳業者とのモグラたたきが...全文を見る
○広田一君 それでは、今日は小斉平政務官の方にも来ていただいております。本当にお忙しい中、誠にありがとうございます。  先ほどもちょっと議論の中で紹介をしましたし、また午前中には公明党の山口先生の方からも御指摘がございました。まさしく、こういった商品先物取引も、外国為替証拠金取...全文を見る
○広田一君 午前中も山口委員の方から、理事の方から、日弁連さんの問題提起であるとか国民生活センターの被害の実態報告であるとか、また着服事件が後を絶たないとか、商品先物に関しましては様々な問題点があって、本来であるんだったら外国為替証拠金取引の不招請勧誘の禁止というものが適用されて...全文を見る
○広田一君 最後、大臣がおっしゃった、まさしく利用者が安心して利用できるというふうに思えば、私たちもこれはもろ手を挙げて賛成をするんだろうというふうに思います。しかし、実際はそうなっていないし、そうならないんじゃないかというふうな問題意識から質問をさせていただいているわけです。 ...全文を見る
○広田一君 やじが飛んでいますけれども、これどうしてできないのかをちょっと明確に、どういった法文に基づいて、だからできないということをちょっとお示しいただきたいんですけれども。
○広田一君 ちょっと自分も思い付いた質問になって恐縮なんですけれども、例えば個人情報保護なんかは、法律に規定しているのと、まさしく政省令で対応しているものとがあって、質問すると同様の規制効果があるというふうなお話等があったように記憶しているんです。同じように消費者保護の観点を踏ま...全文を見る
○広田一君 最後になりましたけれども、今日の質疑を通じまして、政府の皆さんは、消費者保護というものが大事なんだということはおっしゃっていただいているんですけれども、しかし実際、それを徹底するということが私はやっぱり不十分じゃないかなというふうに思うわけでございます。  慶応大学...全文を見る
05月25日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
議事録を見る
○広田一君 私は、民主党・新緑風会を代表して、政府提出の簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案に対し、反対する立場から討論をいたします。  しかしながら、討論は簡素で効率的に行いたいと思います。  小泉政権は、民間でできることは民間に任せ、効率化を図る...全文を見る
05月30日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
議事録を見る
○広田一君 私は、民主党・新緑風会の提出者を代表して、ただいま議題となりました金融商品取引監視委員会設置法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要について御説明を申し上げます。  貯蓄から投資へ、間接金融から直接金融への流れを加速させることは、我が国経済の活性化を図る上で必...全文を見る
○広田一君 御答弁申し上げます。  その前に、午前中に公明党の荒木委員から私たちの櫻井理事の方に同様の御質問がございました。その際、大変恐縮で、漏れてしまったわけでございますけれども、荒木委員は、去る三月十六日の本委員会におきまして、イギリス型のFSAを検討すべきではないかとい...全文を見る
06月01日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  私は、二度目の御質問でございますので、前回御答弁を受けたことを踏まえまして、確認の意味を含めて再度御質問等をさしていただきたいと思います。  まず、消費者保護ルールの確立というふうな観点か...全文を見る
○広田一君 御答弁にございましたように、取引所取引の場合は、預託する義務であるとか、業者が破綻しても証拠金というものがしっかり確保できるなどなどで取引が整備をされているということでございますが。  確認なんですけれども、つまり、店頭取引と取引所取引とでは、同じ外国為替証拠金取引...全文を見る
○広田一君 私も三國谷さんの御説明にあるとおり、取引所取引が非常に整備をされていると。更に付け加えていけば、市場での価格決定等があって透明度も高いというふうなことは踏まえながらも、その一つの、不招請勧誘の禁止の基準の一つが商品性ということでございます。その商品性の中、更にその商品...全文を見る
○広田一君 それでは確認なんですけれども、商品性、商品特性につきましては取引所であっても店頭取引であっても違いはないということでよろしいんでしょうか。
○広田一君 そういうことで、二つ目の基準になります被害の実態等が店頭取引の方が多いというふうなことなんですけれども、まず、ちょっと一般論の整理としてしておきたいんですけれども、業者につきましても、私は店頭取引の業者でも適合性の原則にのっとってきちんと説明を果たす、果たしている業者...全文を見る
○広田一君 その一つの業者が店頭取引と取引所取引をやっているやつについては、ちょっとこの後の質問でお聞きをする予定だったんです。  その前に、その前の前提として一般論として、繰り返しになりますけれども、その店頭取引であるとか取引所取引であるということだけでその業者が適合性の原則...全文を見る
○広田一君 そうなってきますと、やっぱり店頭取引と取引所取引であるからということで、私はこの問題というものは区別するのは難しいんだろうというふうに思うわけでございます。  そして、その上で、先ほど少し御答弁をしていただいたんですけれども、一つの業者が店頭取引と取引所取引というも...全文を見る
○広田一君 確認なんですけれども、実態として一つの業者がこの二つの取引を行っているというふうな実例はあるんでしょうか。
○広田一君 御答弁としてはそのような整理は可能だろうというふうに思いますけれども、果たして実態としてはどうなのかなというふうな疑問が付きまとうわけでございます。つまり、なぜこれほど問題となっております店頭取引を、あえて取引所取引を行っている業者さんが重複して行うのかというところに...全文を見る
○広田一君 確認でございますけれども、私の考え方としては、取引所取引につきましては、まだこれが行われてから日が浅いわけでございます。そういった意味で、様々な実態等の把握、分析というものは、まだ私は十分なされていないというふうに思わざるを得ません。  何が言いたいかというふうに申...全文を見る
○広田一君 再勧誘の禁止ということで出発をしたいということでございますけれども、繰り返しになって恐縮なんですが、なぜそこまで逆に急ぐのかということですね。今回の法改正で、そこをどうしてあえて適用除外をしなければいけないということが、先ほど来議論していてまあ私自身ちょっと腹に入らな...全文を見る
○広田一君 私たちは、これまで商品先物等については付け加えるべきだというふうな議論の中で、先ほど三國谷さんが御説明されたような、また営業の自由との関連性というところは、一つのそれは論点としては成り立つとは思うんです。  しかしながら、私がお聞きしているのは、現在、現行法で禁止を...全文を見る
○広田一君 その御説明は私もよく理解はできますけれども、私が質問したのは、そういったお話と同時に、審議会の方でも適用除外すべきじゃないかというふうな声が出ているということは私も読まさせていただきました。  しかし、その背景について、何らかの要望、業界団体からの要望があったのかど...全文を見る
○広田一君 そういうことで、何らかの要望等があったんだろうというふうに理解をするわけでございます。  そこで、この点について最後、与謝野大臣に確認の意味で御質問をさせてもらいたいと思います。  先ほど三國谷さんの方にも同様にお聞きをしたんですけれども、今回の外国為替証拠金取引...全文を見る
○広田一君 これまで外国為替証拠金取引に関連して質問させてもらいました。これは、ただ単に、一つの事柄が適用除外になるか否かの問題ではなくて、今回の法改正、本当に消費者保護とか投資家保護というものを掲げて非常に具体的に進展をしているというふうに私も思っております。しかしながら、個々...全文を見る
○広田一君 私は、適合性がなかなかない人には幾ら説明しても御理解をいただくのは難しいのではないかなと。非常にこういった問題、個人差がございまして、なかなか判定があいまいなところが出てくるというふうに思うわけです。  それで、ちょっと確認なんですけれども、先ほど三國谷さんからお話...全文を見る
○広田一君 そういうことを踏まえて、説明義務違反については損害賠償の対象になっているので大丈夫であるというふうな判断をしているということでよろしいですね。
○広田一君 それでは次に、集団投資スキームに対する規制についてお伺いをしたいと思います。  前回の質疑におきまして与謝野大臣の方から、ライブドア事件の切り口から質問さしてもらったんですけれども、投資事業組合などのいわゆるファンドについては、新たな包括的な定義を設けてファンド全体...全文を見る
○広田一君 そうしますと、例えば我が会派でいいますと、櫻井理事と富岡委員と大塚委員が共謀じゃなくて協議してファンドをつくると、そういうふうなことになったら何の規制も掛からなくなってしまうと。まあこのお三人は非常に倫理観の高い方でございますので、これを使って何か良からぬことをたくら...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございます。  大臣がおっしゃったとおりだろうというふうに思いますけれども、繰り返しになりますけれども、包括的な規制が掛かったことは本当に評価をいたします。しかしながら、まだまだこのすき間を縫って良からぬことを考える方もいらっしゃると思いますので、引...全文を見る
○広田一君 続きまして、これも御答弁があったことについての重ねての質問なんですけれども、大臣の方から、大量保有報告書制度について、機関投資家に求められる特例報告の報告期限、頻度を短縮するとともに、報告書の電子提出の義務付け云々を通じてファンドの透明性の向上を図るというふうに御答弁...全文を見る
○広田一君 ちょっとその理由についてはよく分からなかったわけでございますけれども、まず信頼を回復するためにこういったやり方で取り組んでいかなければいけないということだろうというふうに思います。  そして、最後になりましたけれども、与謝野大臣に少し御感想というか御所見をお伺いした...全文を見る
○広田一君 与謝野大臣から敬意を表していただいて、大変恐縮をいたしました。今後とも、こういった法案等の審議、また対案等を通じて、より良い金融市場の活性化を目指して頑張っていきたいというふうに思いますんで、よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。どうもありがとうございま...全文を見る
06月07日第164回国会 参議院 本会議 第31号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。  私は、会派を代表しまして、ただいま御報告のございました証券取引法等の一部を改正する法律案外一案に対し、反対の立場から討論をいたします。  政府は、本法案の提案理由につきまして、金融・資本市場を取り巻く環境の変化に対応し、投...全文を見る
12月05日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  まず、山本大臣、後ればせながら、このたびの大臣御就任、本当におめでとうございます。私たちのふるさと、我がふるさと土佐の高知から待望の大臣が誕生いたしました。党派を超えてお祝いを申し上げたいと...全文を見る
○広田一君 先ほど大臣の方が指摘されましたように、そもそも共済の理念、共助の理念というのは私も大変重要だというふうに思っておりますし、この前の法案審議の中でも、逆に行政が法の網をかぶせることによって共済本来が持っている良さをなくさないように、そういうふうな要望もさせてもらったよう...全文を見る
○広田一君 そして次に、やはり被害者の方から声として上がってくるのが、何らかの救済策があるのかということでございます。  この点につきましては、普通の生命保険等でございましたら、生命保険契約者保護機構に基づいて、万が一のときには一定の保障が出るわけでございますし、今回の改正保険...全文を見る
○広田一君 それでは、確認なんですけれども、つまり金融庁としては様々な機会で被害者の相談等は受けることはできますけれども、実質的な救済策は講じることができないという理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 このお話を聞いたときに本当に被害者の方は大変残念がるだろうなというふうに思うところでございます。無論先ほど申し上げたとおり、その理由、訳というものについてのるる丁寧な御説明がありましたので、一方でそれは理解することができますけれども、是非とも被害者がせっぱ詰まった思い...全文を見る
○広田一君 そうすると、今の現時点では金融庁財務局としては立入検査等を行った形跡はないということなんでしょうか。それは捜査に任せているというふうな理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 山本大臣、この二十四日の記者会見では、立入検査、これも我々としても行うんだというふうな御趣旨の会見等もされているわけでございます。先ほども述べたように、救済策については、金融庁としては何ら対策は講じることができないというふうな中で、私はやはり、様々な制約等、権限等の問...全文を見る
○広田一君 いずれにいたしましても、この問題につきましてはもう司直の手が入ったわけでございますが、だからそこにお任せということではなくて、今大臣言われたような事柄についても常にやっぱり関心を持っていただいて取り組んでいただければなと、強く要請をさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○広田一君 この問題だけやっているわけにはいかないのでここで置きたいと思いますけれども、厚生労働省、その関心を持ってということではなくて、やっぱり主体的にこの問題には取り組んでいかなければならないというふうに思いますし、不正流用したその弁済についても、前理事長個人としてずっと返し...全文を見る
○広田一君 それでは、本論の方に入らさせていただきたいというふうに思います。  私は、まず日掛け金融に関連してお伺いをさせていただきたいというふうに思います。  この日掛け金融につきましては、出資法附則第八項でこれから二年半後に廃止というふうなことでございますけれども、実際多...全文を見る
○広田一君 ありがとうございます。  それでは、ちょっと一点確認をさせていただきたいんですけれども、そういった日掛け三要件に基づいて行政処分を行ったという実例があるという御紹介があったんですけれども、これ金融庁の資料で、平成十七年三月末の貸金業者の営業形態別業務状況とか、あと貸...全文を見る
○広田一君 それは整理したということでございますけれども、確かにこの日掛け三原則に照らしますと、消費者向けには貸付けは、まあ個人には行ってはいけないわけでございます。しかし、先ほど局長の方もお話がございましたように、日掛け三原則に抵触するようなことに基づいて行政処分を行っていると...全文を見る
○広田一君 もちろんしっかりと見ていただかなければ困るわけでございまして、それを具体的にこれからお聞きしたいというふうに思っているんですけれども。  そもそも論として今回この日掛け金融というものは二年半後に廃止をするということですから、私の理解としては、実質、先ほど御紹介があっ...全文を見る
○広田一君 行政対応はもちろんなんですけれども、しかしながら、実態として例えば貸付け対象要件、聞くところによりますと、サラリーマンのみならず公務員にも貸しているというふうな報告がございますし、また、返済期間の遵守については頻繁な借換えを強要されたりとか、さらには取立てについても、...全文を見る
○広田一君 それでは、少しちょっと具体的にお伺いをしたいんですけれども、日掛け要件のまず第一の貸付け対象要件違反と。私が聞くところによりますと、先ほど御紹介したように、普通のサラリーマンから公務員さん、果ては破産者まで貸し付けているというふうに聞いておりますけれども、金融庁はこの...全文を見る
○広田一君 そうなると、確認ですけれども、じゃ、実態は把握していないという理解でよろしいんですね。
○広田一君 もちろん法令違反等があれば厳正な対応をしていただかなければならない、これはもう当たり前、当然のことでございます。  その上で、県等の方からお話聞きますと、そういうふうな検査にも入っている、まさしく言われていることをやられているわけですよね。そういう中で、高知県のささ...全文を見る
○広田一君 そうすれば、余りにもちょっと実態がひどいので今回廃止することになった、そういう理解で、三國谷さん、よろしいんですよね。
○広田一君 そういう中で、今回、二年半後に廃止というふうなことなんですけれども、私は、この二年半後に廃止をするちょっと理由がよく分からないわけでございます。といいますのも、今回の出資法、貸金業の二九・二の方を二〇%まで引き下げるときの経過措置の理由は、我々は支持はしていませんけれ...全文を見る
○広田一君 はい、分かりました。  そのおおよそ三年間というところに関してなんですけど、日掛けの場合、非常に短期でどんどんどんどん借換えをされていると。本来は百日という要件があるわけでございますけれども、実際はもう非常に短期で借換えをして、そこに保証会社と日賦、日掛け業者が組ん...全文を見る
○広田一君 そういうふうに三年間、三年間というふうなことを言いますと、逆にその三年間は金融庁並びに都道府県については本当にこれまで以上に厳しい検査監督といったものが私は求められると思うんです。単に先延ばしをしてソフトランディングするような、そういう生易しい現場の私は実態じゃないと...全文を見る
○広田一君 それでは、この問題について、最後、大臣、確認でございますけれども、先ほど来の御答弁のように、内閣官房において多重債務者対策本部もでき上がるということで、これまで以上の取組をするんだというふうな御趣旨のお話があったわけでございますけれども、この日掛け、日賦の金融につきま...全文を見る
○広田一君 是非とも、まさしく法的に位置付けられているこういう日掛け金融といったものが、山本大臣御指摘のとおり、やみ金まがいのことをやっているというものは、ある意味ではやみ金問題より私は深刻なところがあるのではないかなというふうに思いますので、先ほど述べられた決意で是非とも対策を...全文を見る
○広田一君 ありがとうございました。  今回の法改正によって、本当、一部の方が指摘されるようにやみ金がはびこることがないように、是非とも対策、そしてきちっと検挙等をしていただきたいと思います。  そういう中で、もし人的な面でこれはまだまだ足りないということであったら、それはま...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
議事録を見る
○広田一君 おはようございます。民主党・新緑風会の広田一でございます。  それでは質問に入らさしていただきたいと思いますが、私は、今回の法案審議に当たりまして多重債務者の生の声を聞かさしてもらう機会がございました。偶然にもその中の一人に、山本大臣の選挙区、そして私の出身地でござ...全文を見る
○広田一君 ありがとうございました。  大臣が冒頭御指摘をされましたように、まず、返せるんじゃないか、そういうふうなことから始まって、徐々に徐々に心理的な面から追い込まれていく、そういう様を私自身も多重債務者の方の生の声から実感をしたわけでございますけれども、この心理的な面も含...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございました。  先ほど山本大臣の方から夕張の例が挙げられたわけでございますけれども、実は私自身もお隣にいるツルネンさんと一緒に、先日、実際、夕張市の方に行ってまいりまして、市の関係者の方からお話を聞かさしてもらったわけでございます。いわゆる大臣が指...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございました。  私自身も今回の日掛け金融の廃止というものについては大変評価をしているわけでございます。しかしながら、なぜ三年の移行期間を設けなければならないのか。その答えが貸し渋りが起きるからであるということは甚だ疑問であり、これは改めてもらわなけ...全文を見る
○広田一君 三國谷局長、確かにそのカウンセリングはもちろん大事であって、このことは私も認めるところでございます。  しかしながら、先ほどの冒頭申し上げた土佐清水の女性も実は日掛け金融から借りて、その後やみ金に手を出してしまった。こういうふうな現状を思うと、この日掛け金融を利用す...全文を見る
○広田一君 この問題に関する大臣と私のちょっと認識にずれがあるんじゃないかなというふうに思ってしまうわけでございます。本当にこの現状を何とか打破しなければいけない。  繰り返しになりますけれども、今回廃止になることについて、私も大変評価をしておりますけれども、そこに移行期間を設...全文を見る
○広田一君 先ほど最後の方にいろいろと対策を考えているということだったんですけれども、具体的にちょっと事例を挙げて御説明をいただければと思います。
○広田一君 いずれにいたしましても、先日も繰り返し質問をさせてもらいましたけれども、この移行期間における行政の果たす役割、責任というものは大変重いものがあろうかと思いますので、先日三國谷局長も一生懸命取り組むというふうなお言葉もございましたので、そのことに期待して、本当に多重債務...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございます。  先ほど御答弁がございましたように、やはりネットワークの構築とか地方自治体との関係というふうなお話がございましたように、今のカウンセリングの機能を高めるためのキーワードの一つがやっぱり連携だろうというふうに思うところでございます。それは...全文を見る
○広田一君 最後になりましたけれども、大臣にやっぱり提案をさしていただきたいのは、先ほど多重債務対策本部の方で検討していくということでありましたので、是非とも大臣が言われる問題意識、私もよく分かります。本当にこの財政が厳しい中で更なる貸付制度、これをつくっていくことの問題点も十分...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございました。
12月12日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。  本日は、公述人の皆さん、本当にありがとうございます。  それではまず、井口、猪股そして長田、三公述人に御質問をさせてもらいたいと思います。カウンセリング、相談に関連してです。  現在、いわゆる多重債務者というのは二百万人...全文を見る
○広田一君 続けて猪股さん。
○広田一君 どうもありがとうございました。  この件に関連しまして、内田公述人さんにお伺いをしたいというふうに思います。  実際、多重債務者であるとか多重債務者予備軍の情報をやはり一番持っているのは貸金業者の皆さんではないかなというふうに思うわけでございます。これに関連して、...全文を見る
○広田一君 ちょっと確認なんですけれども、現在行っているということで、この今回の法改正の事柄についてはきっちりと実効性があるように取り組んでいく、こういう理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 先ほど内田公述人の方から現在も取り組んでいるということの御紹介があったわけでございますけれども、まあ私としてはそれ以上に、今回の法改正を受けてより一層実効性を高めるような取組をしていただけないでしょうかと、このことについての御質問でございます。
○広田一君 引き続き内田公述人に御質問をさせていただきたいと思います。  先日の参議院財政金融委員会の参考人質疑でも、全国貸金業協会会長の石井会長さんの方が来ていただきまして、内田公述人と同様に、今回、価格規制、金利規制によって業界は壊滅的な影響を受けるんだ、こういうふうなお話...全文を見る
○広田一君 そうしますと、今、政府が説明しているように、この猶予期間を設けることによって貸し渋りが起きないということは言えないというふうな理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 どうもありがとうございました。  私の持ち時間もあとわずかになってしまったんですけれども、ここで県の金子公述人にお伺いをしたいというふうに思います。  まず、これ要望なんですけれども、先ほど猪股公述人さんの方から御提案がございましたように、是非、今のこの県のヤミ金...全文を見る
○広田一君 ありがとうございました。