広田一
ひろたはじめ
小選挙区(高知県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数1(参2)回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
03月08日 | 第166回国会 参議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○広田一君 どうも、民主党・新緑風会の広田一でございます。私は、高レベル放射性廃棄物処分問題についてお伺いをしたいと思います。 実は、私はこの問題を大変複雑かつつらい心境で見ております。といいますのも、この問題の渦中の人物である東洋町長さん、実は私が県会議員のとき、東洋町と私...全文を見る |
○広田一君 二問目の私の質問にはお答えになってないんで、御答弁お願いします。 | ||
○広田一君 再度御質問いたします。 この問題で東洋町、随分、賛成、反対で大混乱に陥っております。この原因、理由、背景、大臣はどのような認識を持たれているでしょうか。お答えください。 | ||
○広田一君 あたかも住民の皆さんが誤解をされて反対をしているというふうな趣旨の御答弁でございましたけれども、私はそうは思わないと思います。実際、大臣、住民の六割、そして議会の過半数の方が今回の文献調査に反対をいたしております。 そこでお伺いしますけれども、今この文献調査に関す...全文を見る | ||
○広田一君 それでは確認ですけれど、NUMOの仕事を進める上で支障があるかないかを考慮するのであって、今のこの町の状態というものは判断材料に入れないというふうな理解でよろしいんでしょうか。 | ||
○広田一君 文献調査というふうなことだけだと単なる勉強というふうなイメージがありますけれども、実はそうではないんです。これを受け入れるかどうか、やるかどうかが大変重要な事柄です。ですから繰り返し聞いているわけでございます。 是非、大臣、今の東洋町の実情、可否の判断をされる前に...全文を見る | ||
○広田一君 つまり、文献調査を進めていく上で地元の合意というものが本当に取れているかどうか、これは認可を判断するときには大変重要なテーマだというふうに思います。そういった意味で私は質問していますので、この辺を判断材料にされるか否か、ここは明確に御答弁を願います。 | ||
○広田一君 それでは、今の高知県知事、徳島県知事並びに高知県議会、徳島県議会、これが文献調査に入ることについて反対をしているのは大臣も御承知だろうと思います。こういった地元関係自治体の意思を十分踏まえて認可の可否を判断すべきと考えますけれども、いかがでしょうか。 | ||
○広田一君 今の大臣の御答弁聞いていますと、かつて北海道の幌延町の教訓というものが全く生かされていないんじゃないかなというふうな気がいたします。やはり、まず最初の一歩が大変重要だと私は考えます。県議会、また知事、それぞれがこのような表明をしている中でなぜ今しなければならないのか、...全文を見る | ||
○広田一君 その理由はどうしてでしょうか。 | ||
○広田一君 じゃ、成立した場合はどのようにお考えなんでしょうか。 | ||
○広田一君 少なくとも可否の判断材料になるというふうな理解でよろしいでしょうか。 | ||
○広田一君 先ほど大臣は仮定のことには答えられないというお話でございましたけれども、こういった高レベル放射性廃棄物の問題、まあ安全性の問題も含めて様々な仮定の議論をしなければならないんじゃないでしょうか。そういったときに、やはり今回、この拒否条例が制定されたか否か、このことが大臣...全文を見る | ||
○広田一君 この認可問題についてなんですけれども、一部報道によりますと、数週間後には必ず認可が下りるんじゃないかと、こういったような報道がありますけれども、大臣、いつごろを目途に認可の可否をお決めになるつもりでしょうか。仮定の話で済みませんけれども。 | ||
○広田一君 それは適切に判断していただかなきゃならないんですけれども、それは数週間後なんでしょうか、数か月、なんですけれども、せめてそれぐらいは、それぐらいの期間は明確にしていただきたいと思います。 | ||
○広田一君 お言葉どおり慎重にお願いをしたいというふうに思います。 そういった中で、今回、公募方式が取られたわけなんですけれども、そこで一点お聞きします。そもそもなぜ四年間応募がなかったのか、その検証はなされているんでしょうか。 | ||
○広田一君 大臣も、なかなかこういった施設を理解されるのが大変難しいというふうなことを率直に述べていただきました。 しかし、本当にこれ、十分な検証がなされていないんじゃないかと私は思います。つまり、今こういったところで、東洋町しか手を挙げないということは、私は今のこの政府の進...全文を見る | ||
○広田一君 大臣、確認なんですけれども、私もこの高レベル放射性廃棄物処分施設、これは我が国のエネルギー政策を進めるために必要不可欠な施設だと思います。しかし、それを大臣が迷惑施設というふうに言い切ってしまうと、これ、まさしく地元でこのことを推進していらっしゃる方々、そういうことを...全文を見る | ||
○広田一君 私は先ほど、今の国のこういったエネルギー政策の進め方は行き詰まっているというふうなお話をさせてもらいました。その一つの理由は、今まで国というものは、迷惑施設だから、交付金を多額に上げるから何とか受け入れてくれ、こういったようなやり方をずっと続けてきたんです。そして、今...全文を見る | ||
○広田一君 確かに、大臣が言うようにベターということで始まったんだろうというふうに思います。そして、海外のスウェーデンを始め公募方式を取っているところも私も承知をいたしております。 その上で御提言をさせていただきたいと思いますけれども、そもそもこの最終処分場というのは大変極め...全文を見る | ||
○広田一君 個人で。 | ||
○広田一君 是非、確実な手法というのを一緒に考えていきたいと思いますけれども、私は、申し上げたいのは、確かに交付金、地方にとって魅力的だと思います。しかし、今国がしなければならないことは、やはりこの高レベル放射性廃棄物の処分の必要性、これをもっと国民に広く深く理解してもらうことじ...全文を見る | ||
03月13日 | 第166回国会 参議院 予算委員会 第9号 議事録を見る | ○広田一君 おはようございます。民主党・新緑風会の広田一でございます。 まず、甘利大臣の方に御質問させていただきます。今日、ハワード・オーストラリア首相との会談があるということで、質問順位を変更させていただきたいと思います。 先週、私は、高レベル放射性廃棄物処分場は我が国...全文を見る |
○広田一君 私も県議をやっておりましたので、首長の役割そしてまた議会の役割は多少踏まえているつもりでございます。確かに地方自治法上はそのように規定をされているわけでございますけれども、しかしながら私の問いは、そういうことを踏まえた上で、しかし、この今回の東洋町の混乱というものを思...全文を見る | ||
○広田一君 そうしますと、今回の東洋町の混乱というものは仕方がないことだというふうに思っていらっしゃるんでしょうか。それを改善するおつもりはないんでしょうか。 | ||
○広田一君 もちろん理解を進めるということは当然だろうというふうに私は思います。その理解を進める上でも、なぜ理解を進めなければいけなかったのかという大前提がこの想定外の混乱にあったというふうに思います。 私自身、今回のNUMOの公募において、このような事態になることを想定して...全文を見る | ||
○広田一君 一気呵成の話については、後ほどちょっと具体的に聞きたいというふうに思いますけれども。 大臣は、この前の私の文献調査認可に関する質問について、先ほど言いました東洋町の混乱の実態であるとか、高知県知事、徳島県知事の意見、また両県議会の決議、さらには放射性廃棄物拒否条例...全文を見る | ||
○広田一君 その手順についてのお話はこれから聞きたいと思いますけれども、その大前提の文献調査については余りにも民主的な手続としては不十分じゃないか、こういうふうな反省、感想は持たれないでしょうか。 | ||
○広田一君 先ほどから大臣は繰り返し、強引に進めないというふうな趣旨の御発言があるんですけれども、具体的にお聞きをしたいと思います。 文献調査から概要調査に移る時点で、地元の反対があるのに強引に押し切って進めることはないと、地元の了解が大前提であるというふうなお答えを繰り返さ...全文を見る | ||
○広田一君 その意見を聴き、これを十分に尊重するとは、イコール各都道府県知事そして市町村長の同意を得るというふうに理解してもよろしいんでしょうか。 | ||
○広田一君 民主党の趣旨に従ってということでありますけれども、私、個人的なことを言って申し訳ないんですけれども、私は民主党の党員ではございませんので、なかなかちょっと党を代表しての意見は述べれないんですけれども、しかしながら、意見を聴き、これを十分に尊重するということは、繰り返し...全文を見る | ||
○広田一君 新緑風会。 | ||
○広田一君 つまり、同意を得るということですね。 | ||
○広田一君 私は、真の自主的誘致を担保するためには、丁寧な民主的手続を踏む以外にないというふうに思っております。この精神は原子力基本法第二条にも明記をされております。私は、今こそ原子力基本法の原点に立ち返って、この公募の運用を改めるべきだというふうに強く主張をしたいというふうに思...全文を見る | ||
○広田一君 それでは、大臣は次の会談があるということでございますので、これにて結構でございます。 続きまして、尾身大臣、お待たせをいたしました。財政問題について御質問をさしてもらいたいというふうに思います。 谷垣前財務大臣は、財政再建が進んでいる理由といたしまして三つの改...全文を見る | ||
○広田一君 るる御説明がございましたけれども、結果としては、一般歳出といったものは増加をし、二つの改善にとどまっているということは指摘をさしていただきたいと思います。 その上でお伺いしますけれども、尾身大臣は、自ら携わられました十八年度の補正予算、これも含めまして、来年度予算...全文を見る | ||
○広田一君 それではお伺いしますけれども、平成十八年度の予算の歳出面におきまして、既定経費の節減等で一兆一千三百七十一億円もの減額補正をされております。この主な中身をお示しください。 | ||
○広田一君 つまり、四分の三は国債の利払い費の減額であって、政府の経費の節減努力ではないんですね。 | ||
○広田一君 政府の節減努力でないことをお認めになりました。 そうしますと、既定経費の節減、節減というのは、読んで字のごとく、節約して減らすということでございます。政府が行革努力をしたかのような誤解をこのままでは、この表現では国民に与えますので、実態に即して、来年度からは国債利...全文を見る | ||
○広田一君 あたかも十八年度補正予算に限られてのお話だというふうな言い方をしていますけど、そうじゃないんですね。 例えば、十七年度の補正においても、国債の利払い費の関係で一兆百九十六億円、巨額の減額補正をいたしております。そうなってきますと、今の大臣の御答弁と矛盾するんじゃな...全文を見る | ||
○広田一君 平成十三年度以降の六年間を見ましても、政府の想定金利、余りにも高く私は見積もり過ぎだというふうに言わざるを得ません。先ほど申し上げたように、十七年度には一兆円を超える額、その他の年度でも五千億円を超える額の巨額の減額補正をし続けております。 こういった外れまくって...全文を見る | ||
○広田一君 つまり、結論は適切ということでございますけれども、そうなってくると、本来財務省の皆さんが見積もられているものより、想定したものより高めに設定しているというふうな理解でよろしいんでしょうか。 | ||
○広田一君 そうしますと、この十九年度予算案というものは、十八年度補正予算を踏まえて、見直すべきところは見直して適切に計上しているというふうな理解でよろしいんでしょうか。 | ||
○広田一君 先ほど来言いましたように、私はそもそも財務省の想定金利というものは高いというふうに思っております。 そこで、大田大臣にお伺いをしたいと思いますけれども、昨日現在で我が国の長期金利は一・六%ぐらいでございます。平成十九年度、この長期金利、何%になるというふうに想定さ...全文を見る | ||
○広田一君 特に十八年度から十九年度の動きにつきましては、先ほどおっしゃったように、対前年度比で物価上昇率は〇・五%上昇することが見込まれております。過去の傾向を見ましても、この物価と長期金利の関係という正の相関関係があるというふうに観察されるわけでございますけれども、そこで大田...全文を見る | ||
○広田一君 いずれにいたしましても、先ほど御説明もございましたように、大田大臣のところでは最新の経済財政モデルを駆使されて想定をされているというふうに思います。 その上で、確認の意味でもお伺いしますけど、この二・一%という数字は、現時点で自信と責任のある数字なんでしょうか。 | ||
○広田一君 そういった中で、尾身大臣にお伺いしますけれども、財務省の方は内閣府の二・一%から更に〇・二%上乗せして想定金利を設定されております。この理由はどういったものでしょうか。 | ||
○広田一君 それは様々な情勢等、過去の事例等を分析をしてということなんですけれども、そこの中で、先ほど来私が指摘さしていただいているように、過去の乖離についての検証はなされていませんし、そして、実は財務省の皆さんは平成十四年から十八年まで想定金利を二%で据え置いているわけでござい...全文を見る | ||
○広田一君 先ほど、大田大臣のところより〇・二%高めに設定されるということを指摘させていただきました。〇・二%ぐらいだというふうにいいますと大した数字じゃないというふうに言われる方もいらっしゃると思いますけれども、国会図書館で試算をさせてもらったら、幾つかの前提はございますけれど...全文を見る | ||
○広田一君 先ほど来から大臣は、財政再建、財政を立て直していかなければいけないというふうにおっしゃっておりますけれども、結局、巨額の想定以上の利払い費を計上するということは、財務省自らが財政の硬直化をもたらしているんじゃないかというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 | ||
○広田一君 大臣の御認識がちょっと違うのは、長期金利がリスクプレミアムを伴って上がって、結果として税収が伸びずに赤字国債を発行すると、そういうことになれば大臣のおっしゃることも分かるんですけれども、しかも、今は予算案について質疑をしております。そういう中で、結果として予算として財...全文を見る | ||
03月15日 | 第166回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。 本日は、北沢公述人、また富田公述人、大変お忙しいときに、また貴重なお話をいただきまして、本当にありがとうございます。 それでは、早速質問に入らさせていただきたいと思います。 先ほど愛知委員の方から、今の経済情勢、景気...全文を見る |
○広田一君 そうすると、いろいろなぶれ等はあるにしても、今回の大幅な株価の下落につきましては、先ほど言いましたように個人向け住宅ローンの焦げ付き問題が端を発したわけなんですけれども、これに伴ってアメリカにおいて信用収縮が起きて、結果として個人消費等にも影響を及ぼすんじゃないかとい...全文を見る | ||
○広田一君 そういうことを踏まえまして、ちょっと一点だけ、長期金利、日本の長期金利についてお伺いしたいんですけれども、今回この株安等を受けて日本の長期金利というのが一・五六五%と、昨年十二月下旬以来の低水準になりました。これは二年債の動向ともかみ合わせますと、もうこれはほとんど低...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございました。 それでは、財政の問題の方に移らさせていただきたいというふうに思います。 先ほどのお二人の公述人のお話を聞きますと、富田公述人、国債の債務残高、この問題の切り口から、我が国の財政が危機的な状況であるということをまた改めて私自身も認...全文を見る | ||
○広田一君 お二人の公述人からは、北沢公述人の方から財政再建路線はこれ続けざるを得ないというふうな御指摘、富田公述人の方からは国の財政再建は着実に進んでいるというふうなお話だったんですけれども。 対前年度比から見ればそのような議論も成り立つかもしれませんが、事、対地方で見れば...全文を見る | ||
○広田一君 それでは、特別会計について北沢公述人にお伺いをしたいと思うんですけれども、先ほどのお話の中で、特会の資金の流れが非常に複雑、不透明だというふうなのが分かったわけでございますけれども、使われ方についても非常な不透明感があるんじゃないかなというふうに思いますので、この点に...全文を見る | ||
○広田一君 不透明な決算についてのお話がございました。また、特別会計につきましては、北沢公述人の方から沈黙のやみ会計だというふうなお話、また塩川大臣のすき焼きのお話の一方で、先ほど富田公述人の方がお触れになったように、地方交付税特別会計の中には借入金、五十兆円を超える借入金がござ...全文を見る | ||
03月20日 | 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第5号 議事録を見る | ○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。 まず、尾身大臣、予算委員会、また今日は財政金融委員会と、連日大変御苦労さまでございます。大臣の姿を見ていますと、我が国財政に対する責任感の重さとか財政再建に懸ける熱意というものを私自身ひしひしと感じておりますので、是非とも私...全文を見る |
○広田一君 先ほどの大臣の、十分な予算上の措置をとるべきだというところの、この十分なというところがのりしろじゃないかなというふうに私自身も思ってしまうわけなんでございますけれども、いずれにいたしましても、要するにマーケットに予算の不足が生じてマーケットに不測の混乱を招いてはいけな...全文を見る | ||
○広田一君 申し訳ございませんが、私はその積算についての質問をしたのではなくて、もう一度繰り返し言いますけれども、利払い費の予算の不足を来したらマーケットに対して不測の混乱をもたらすということについて、過去幸いにもそういった事例はなかったんですけれども、であれば、その国債マーケッ...全文を見る | ||
○広田一君 少し委員長にお願いしたいんですけれども、ちょっと私の質問に答えていないんです。先ほど、おっしゃるように、まあマーケットでございますので金利の上下はあろうかと思います。そして、その具体的な事例を示されているんですけれども、私が聞いているのは、予算不足によって国債市場に混...全文を見る | ||
○広田一君 大臣のその御決意というかお考えは私も理解するところでございます。そういう中で、御答弁の冒頭の方でもおっしゃったように、やはりそう考えますと、実際やっぱり財務省の皆さんが様々な経済指標を使って十九年度の想定金利を出すわけでございますけれども、しかしそれ、その堅めの数字よ...全文を見る | ||
○広田一君 そうすると、平成十九年度、我が国の長期金利というものは二・三%付近まで上昇すると、そういうふうに予想されているということでよろしいんでしょうか。 | ||
○広田一君 そうすれば、政府参考人の方で結構なんですけれども、平成十八年度、皆さん、想定金利二%で予算計上しているわけなんですが、実際は一・七三%でございました。これは当初予算のときに、長期金利というのは、御承知のとおり、経済成長率と期待インフレ、そしてリスクプレミアムが加味され...全文を見る | ||
○広田一君 それでは、結果として〇・二六四%下がったというのはどういうことなんでしょうか。 | ||
○広田一君 お聞きになって分かるように、非常にあいまいな根拠というか、非常に具体的な積算数字に基づいてはじき出されたものではないということがお分かりになったというふうに思いますので、そうした中で一点だけ確認をしたいんですけれども、尾身大臣がおっしゃったように、予算に不足が生じたと...全文を見る | ||
○広田一君 もう一点、私のこの国債の利払い費についての問題意識の一つは、尾身大臣がおっしゃっておりますように、国債といったものが我が国の信用を背景として発行されることでありまして、また我が国の金融市場の中核を成すものであると、こういう理解は私も共有するところでございます。そのよう...全文を見る | ||
○広田一君 性格が異にするものであるのでばらばらであっても仕方がないというふうなことだと思いますけれども、まさしくこの長期金利というのは、経済にも大変な影響を与える、また我が国の財政にも甚大なこれまた影響を与えるというのは共有できるというふうに思うわけでございます。 そうであ...全文を見る | ||
○広田一君 数字の重さが違うということでございますので、是非とも、そうであるんだったら、内閣府の方も論破をして二・三%というふうに巻き込んでいただければなというふうに思いますが。いずれにしても、是非とも、経済、財政に大変影響のある数字でございますので、できるだけ統一見解を持てるよ...全文を見る | ||
○広田一君 確認なんですけれども、その幅広く検討というのは、給与所得控除も今回の税制の抜本改革論議の検討対象となるというふうな理解でよろしいんでしょうか。 | ||
○広田一君 聖域なく検討していくということでございますので、給与所得控除もその中に入るということでございます。 そうなると、御党が政権公約として出しました、分かりやすく言えば、サラリーマン増税について検討すると、こういうことですよね、大臣。 | ||
○広田一君 いわゆるサラリーマンをねらい撃ちにしたサラリーマン増税は行わないということは、私は二つの解釈ができるんじゃないかなと思っておりまして、額面どおりに、少なくともサラリーマンだけをねらい撃ちにできる増税はしないと。具体的に言いますと、給与所得控除の縮減とか退職金課税は行わ...全文を見る | ||
○広田一君 本当に今は考えていないということでございますけれども、本当にそうなのかなというふうな感じもするんですけれども。 予断を持っていないということなんですが、是非ともちょっと予断を持っていただきたいのが、給与所得控除も含めて、所得税の見直しをするときに、私はやはり可処分...全文を見る | ||
○広田一君 つまり、先ほど言いましたような社会保障等に関する財源確保に比較すれば、可処分所得の動向というものは検討する材料としては優先順位が低いと、それよりもっと大事なものがあるんだと、こういったような今現時点での御認識をお持ちなんでしょうか。 | ||
○広田一君 是非とも、今、格差というふうなことが議論をされている中で、本当に大変地域間格差、個人の格差が広がる中での所得に関する課税強化の議論については、先ほど来繰り返して申し上げているように可処分所得の動向というものを是非とも重要視していただきたいと、このことを強くお訴えをいた...全文を見る | ||
03月23日 | 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第7号 議事録を見る | ○広田一君 どうも、民主党・新緑風会の広田一でございます。 私は、まず交付税特別会計につきまして御質問させていただきたいと思います。 そもそも特別会計といいますのは、離れですき焼きとか、尾立委員に言わせれば、地下室でどんちゃん騒ぎと言われているように、いろいろ言われている...全文を見る |
○広田一君 特に武蔵野市さんは非常に財政が健全だということで、そういった御自覚はなかったということなんですが、しかしながら現実問題として、この地方負担分三十四兆円、国負担分十九兆円を含めていよいよ償還していこうということになったわけでございます。このことが始まりましたのは今後の地...全文を見る | ||
○広田一君 そうしますと、今回の中期計画を公表するというふうにあるのは、地方公共団体の皆さんに、この三十四兆は君たちの借金なんだよと自覚を持ってもらうためにあえてこのような条文を制定したと、こういった理解でよろしいんでしょうか。 | ||
○広田一君 私自身、最初にこの条文を見たときに、既に公表されているものをあえてこのような条文まで書いてやる必要性があるのかなというふうに疑問を持ったわけでありますけれども、今の土屋政務官のお話をお聞きいたしますと、まさしくこれからきっちり責任を持って償還をしていこうというふうな決...全文を見る | ||
○広田一君 そのように国分については行うわけでございますけれども、地方分については、この地方分の償還財源というものはいわゆる地方交付税の国税法定率分ということでございます。これについては、実は地方分というのは国の三十年に比べまして二十年償還というのを据え置いたわけでございますけれ...全文を見る | ||
○広田一君 そうすると、特にその期間を延長をするとか、そういうふうな議論はなかったと、そのままこれまでの償還期間を引き継いだというふうなことでありますけれども。 そしたら、重ねてお伺いをしたいと思うんですが、実はこの古い償還計画と新しい償還計画を比較したときに一つ違うのが、最...全文を見る | ||
○広田一君 済みません、もう少し分かりやすく具体的に御説明願いたいんですけれども。 個々においては同じ考え方というふうなことなんですけれども、それではちょっと、初期が少なくて今後増えていくというところが少し分かりにくいんですが、もう少しかみ砕いて御説明いただけますでしょうか。 | ||
○広田一君 この償還の考え方は賜ったんですけれども、私の理解では、先ほど冒頭申し上げたように、いよいよ責任を持って返していこうというふうな中で、この償還の金利というものは固定金利であるわけでございます。そうしますと、やっぱり借りる側からしますと、できるだけやっぱり後年度に大きな額...全文を見る | ||
○広田一君 はい、ありがとうございます。 そうした中で、まあ自分たち地方選出の人間からいいますと、大変心配なのが、最終年度の平成三十八年度では約三兆六千億円の償還財源が必要だというふうなことでございます。 先ほど土屋政務官の方は、経済成長というものを見通してのこういったよ...全文を見る | ||
○広田一君 毎年五千億伸びていくというふうなことでありますけれども、政務官、御承知のとおり、この日本経済の進路と戦略の参考試算、いろいろなパターン、改革ができた場合とかできない場合とかというふうに立っているんですけれども、まずどのような立場に立ってその五千億というものがはじき出さ...全文を見る | ||
○広田一君 そういう御答弁を受けますと、若干楽観的な経済成長に基づいてこの償還計画作られたんじゃないかなというふうなところも感じざるを得ないわけでございます。 まさしく経済は生き物でございますので、必ずこうなるというふうな見通しはできないわけでございますが、確実にこの地方負担...全文を見る | ||
○広田一君 そうしたら尾身大臣にもお伺いをしたいんですけれども、財政審の方ではこの地方交付税の法定率分、手を付けようというふうなお考えもあろうかと思いますけれども、私自身はこの地方分の借入金も含めて、私はこの法定率分については議論をしなければならないんじゃないかなというふうに思う...全文を見る | ||
○広田一君 尾身大臣の後の方の御所見というのは私もそのとおりだと思いますし、この点についてはこれまでも財政金融委員会でもいろいろ議論があったわけでございますが、ただ、やっぱり国と地方を比べて国の方が財政が厳しいからということで、私の質問である法定税率には手を付けないということにつ...全文を見る | ||
○広田一君 何か前半は非常に頼もしかったんですけど、後段に行きますとちょっとトーンダウンかなというふうなことがありますので、隣の大臣を気にせずにどんどん御発言をしていただければなというふうに思うんですけれども。 じゃ次に、特会関係についての御質問をしたいと思うんですけれども、...全文を見る | ||
○広田一君 本来でしたら、そういうものを積立金の明細表で明らかにして、そして国民の皆さんの、どの程度が適正水準なのかというふうなところを判断してもらおうというのが当初の財務省の皆さんのこの積立金の必要性、水準を示すということだったと思いますので、是非とも、これからも、この分かりや...全文を見る | ||
03月29日 | 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第9号 議事録を見る | ○広田一君 おはようございます。民主党・新緑風会の広田一でございます。 それでは、早速質問に入らさせていただきます。 まず、十九年度改正の基本認識につきまして尾身大臣にお伺いをいたします。 関税定率法の改正におきましては、特に留意しなければならないこととして、いわゆる...全文を見る |
○広田一君 ありがとうございます。 こういった中で、大臣自身の個人的な御所見で結構なんですけれども、大臣といたしましては、これから国際競争力強化のための通関の迅速、円滑化というものを進めていく方に力を置くべきなのか、それとも、あの九・一一に象徴されるように、やはり様々テロ対策...全文を見る | ||
○広田一君 どちらに力点というふうに、置いているということはなかなか大臣のお立場からは言えないと思いますけれども、両立を図っていくということで、それでは具体的に御答弁を受けてお伺いをしたいと思います。 国際競争力強化のための通関制度の改善についてなんですけれども、これにこれま...全文を見る | ||
○広田一君 国際競争力の強化ということは、言い換えればコストの削減であるとか時間短縮、こういったようなところに資するということだろうと思いますけれども、実際利用されている数が、御紹介がございましたように、単純な比較等ができないということなんですけれども、かなり低い現状に陥っている...全文を見る | ||
○広田一君 このたびの、十九年度の改善策につきましてはちょっと後ほどお伺いしたいというふうに思うんですけれども、まずやはり、そういった改善策を講じることも結構なんですけれども、なぜねらいどおりにこの制度が活用されなかったのか、効果が上がらなかったのか、そういった原因についてきちっ...全文を見る | ||
○広田一君 ありがとうございます。 そういった今のこの特定輸出申告制度の在り方を見たところの分析、確かにそのとおりだというふうに思いますけれども、ただ、やはり全体を見てこの制度が活用されないということの一つとして、もう既にほかの施策におきまして通関手続の迅速化というものは、簡...全文を見る | ||
○広田一君 是非、そのコンプライアンスの確保に向けても鋭意努力、取り組んでいただきたいというふうに思います。 そして、先ほど局長の方から若干触れられましたけれども、特定輸出申告制度の改善策の一つとして、混載貨物の方を対象に含めるというふうなことでございました。これも効果がある...全文を見る | ||
○広田一君 私の質問通告のやつの先々等をちょっとお答え願っているんで恐縮でございますけれども、今回の混載貨物を対象にしたことにつきましては是非とも人員を含めた体制整備、このことについてもしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。 そうした中、局長がお触れになってい...全文を見る | ||
○広田一君 事柄がやっぱり国際テロ対策に関連することでございますので、調査の対象となる企業、会社の厳格な基準というものを明らかにするというのはなかなか難しいことだろうと私も思うわけでございますけれども、けど、これは非常に運用の仕方一つではかなりその対象となる会社にとりましては負担...全文を見る | ||
○広田一君 分かりました。また、このような仕事に携わられる場合は、先ほど言いましたように、安全体制確保というのも重要でございますし、これまた人員を含めた体制整備、充実強化を図っていただきますように強く御要望をしたいというふうに思います。 次に、国際郵便手続に関連してお伺いをし...全文を見る | ||
○広田一君 対象となるのがパーセントに直すと〇・〇五、非常に少ないなということをこの数字を見るだけでは感じてしまうわけでございますけれども。 それでは、各国におきましてもこの制度は導入されているわけでございますけれども、各国において対象範囲についてかなりばらつきがございます。...全文を見る | ||
○広田一君 何分初めてのことなんで最初はきちっと問題なく運用できるように、常連、お得意さんから始めてというふうなお考えだろうというふうに思いますけれども、しかしながら、少し今お触れになったように、民間の業者の場合はすべて申告納税方式を採用しておりまして、その業務は、これは当然なん...全文を見る | ||
○広田一君 今後については運用状況を見て判断ということだと思いますけれども、ただ、ここでちょっと議論が終わると余り意味がないんで、逆に言えば、どのような運用状況だったら今後申告納税方式の対象を拡大するのか、どのような運用状況だったら二十万円超で堅持していくのか、この辺の判断基準に...全文を見る | ||
○広田一君 青山局長さんも本当にぎりぎりの御答弁をしていただいているわけなんですけど、そこでちょっと尾身大臣にお伺いをしたいんですが、確かに局長の言われる事柄も事務方としてはもっともなお答えだろうというふうに思いますけれども、しかしながら、先ほど言いましたように、民間とのイコール...全文を見る | ||
○広田一君 これも、これまたちょっと事務的な御答弁だったんで大変残念でございますけれども、是非とも、この二十万円超ということで決め打ちではなくて、まさしく運用状況を測られて、民間とのイコールフッティングを実現できるような方向性で不断の見直しを図っていただきたい、このように強く要望...全文を見る | ||
○広田一君 差止め件数の増加というものは、ある意味では摘発というものが適正に行われていることの表れだろうと思います。一方で、そういったもう増加傾向に歯止めが掛からないという事柄についても私は大変危惧をするわけでございますけれども、いずれにいたしましても、一億個を超える国際郵便貨物...全文を見る | ||
○広田一君 抑止効果が働いているという、確かにそういうふうな言い分もあるのかなというふうに聞いてしまったんですけれども、いずれにいたしましても、この申立て件数の急増というものは、一方では、先ほど言いましたように、還流CDということでございますので、音楽業界にとっての影響等も含めて...全文を見る | ||
○広田一君 昨年も指摘したんですけれども、であるんだったら、やっぱり輸入、輸出同時に行うべきじゃなかったのかというふうなことになろうかというふうに思います。 そういった意味で、縦割りで物事が済んでしまうのは政府の皆さんの体質として仕方がないことだと思いますけれども、一方で、こ...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございました。 | ||
04月18日 | 第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第3号 議事録を見る | ○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いします。 私の方からも、冒頭、長崎市の伊藤一長市長の御冥福を心からお祈り申し上げます。同じ政治家として、また国民の一人として、この民主主義を否定する暴力、テロには屈しない、そしてそれを許さない、その思いを新...全文を見る |
○広田一君 最後の保岡議員のお話、全くそのとおりでありまして、私たちも共有するところでございます。しかしながら、真にそういうことを思っていらっしゃる方が本当にあのような御発言をされるのかという疑念は大変ぬぐえないわけでございます。 そういう意味で、ちょっと一点確認をさしてもら...全文を見る | ||
○広田一君 昨日の岡田委員とのやり取りの中でも、参議院の役割、位置付け、それはもうしっかりと保岡議員自身も、私なんか以上に整理をされて、理屈立てて、位置付けられてお話をしていただきました。 全くそのとおりだなというふうにも感じたわけでございますけれども、やっぱり保岡議員がおっ...全文を見る | ||
○広田一君 つまり、参議院の審議権に対する干渉めいた発言をしたことについては、決してそうではないというふうな理解でよろしいんでしょうか。 | ||
○広田一君 ちょっと、受け取られた点に関してはおわびを申し上げるというふうなことでこの問題というものは私は切り抜けられない面もあるんじゃないかなというふうに思うわけでございます。もうこの点については繰り返し申し上げませんけれども、是非、参議院の審議権に対する干渉になるような、安倍...全文を見る | ||
○広田一君 戦後の経済成長からバブルの崩壊、またベルリンの壁の崩壊等、ずっとその時代時代の大変なとき、話題を交えて、こういう時代背景、世界の状況が非常に変わってきているんだというふうなお話をいただきました。 それは私自身も了とするんですけれども、そもそもこの戦後レジームとは一...全文を見る | ||
○広田一君 そうすると、安倍総理自身もこの憲法の基本原理ということは一向に崩すつもりはないというふうなことを船田議員の方はおっしゃったんですけれども、私たちは、先ほどの前川議員の質問の、年頭所感の憲法改正を参議院選挙の争点とするというふうな話であるとか、先ほど私が指摘させていただ...全文を見る | ||
○広田一君 そういったことを踏まえて、次にお伺いしたいのが、この憲法改正国民投票法案といったものがなぜ六十年間成立しなかったのか、この理由についてどのようにお考えなのか、お聞かせを願いたいというふうに思います。 | ||
○広田一君 総論的にはまず分かりました。了としながら、本来、赤松議員とはちょっと私、考え方は異なるかもしれませんけれども、本来だったら、この憲法改正手続というものは憲法改正の際に本来整備すべきだったものだというふうに思います。 しかし、それが実際はできなかったわけでございます...全文を見る | ||
○広田一君 その時代的、社会的背景というふうなことを思ったときに、いわゆる占領軍、GHQの指導、この点があったかなかったのか、これが非常に大きな影響を及ぼしたのか否か、この点についてはどのような御見解をお持ちでしょうか。 | ||
○広田一君 聞くところによりますと、憲法を施行後十年間は日本に民主政治というものは定着しないと。つまり、戦前レジームに帰ってしまうおそれがあるので、この間については憲法は改正させないというのが当時のGHQの考え方であったというふうな意見もあるんですけれども、赤松議員は、個人的なお...全文を見る | ||
○広田一君 さらに、サンフランシスコ講和条約後、日本が独立をして、昭和二十七年から二十八年にかけて憲法改正手続ができる国民投票法案、これについて国会に提出する準備をして法案要綱を作成して、さらに法案化されて閣議決定までは至らなかった、そういうふうなこともあるわけなんですけれども、...全文を見る | ||
○広田一君 そういったことを、これまでのちょっと一、二点具体例を挙げてその点についての御見解を求めたんですけれども。 要するに、私は、議員がおっしゃっているように関心が持たなかったというよりかは、当時のGHQにしろ、あのように内閣としてこういうふうな手続法案も準備したにもかか...全文を見る | ||
○広田一君 その上で、先ほど船田委員が戦後レジームの見直し、脱却の辺で言われた様々な時代背景、歴史が大きく変わろうとしているというふうなことを受けて私たち自身も、これまでの単なる護憲、改憲、改憲というのは九条を変えるというふうなところだけでこれを憲法論議するんじゃなくて、まさしく...全文を見る | ||
○広田一君 先ほど船田議員の方がおっしゃったように、九条だけではなくて、憲法草案の中で地方自治の本旨も含めて様々な提案をしているんだというふうなお話がございました。 実は私も地方議員出身でございまして、今の地方の置かれている現状、中央集権国家でありながら、地方自治の本旨という...全文を見る | ||
○広田一君 三年前です。 | ||
○広田一君 そういった中で、憲法改正の予備的国民投票について若干お聞きをしたいというふうに思うんですけれども。 附則の方では、与党案の方は、憲法改正を要する問題等について国民投票制度については、附則において、速やかにその意義及び必要性の有無、具体的な制度設計の在り方について検...全文を見る | ||
○広田一君 附則といえども、この場で議論するときに、先ほどの、赤松議員に対して、なぜ六十年間国民投票法案が改正されなかったのか、この点についての御見解は、それは個人的な見解でもういいとは思うんですけれども、附則といえども、この法律に書かれている事柄で有無というふうな、必要性の有無...全文を見る | ||
○広田一君 まあ自分たちからすれば、この必要性の有無というところがなくなれば更に違いがなくなるんじゃないかなというふうな思いがございますので、ある意味では、非常に秋波を送った意味の御質問が、全然責めているわけじゃなくて、非常に私たちの考え方と近いことをおっしゃってくれているんだか...全文を見る | ||
○広田一君 その上で、一点確認したいのは、皆さんの論に立てば、この七十九条に規定するものですね、最低得票率というのは加重要件というふうに、加重要件否かについてはどのようにとらえられているんでしょうか。 | ||
○広田一君 まさしく今私たちが議論しているものも、国民投票法案、法律でいろいろ、憲法改正手続について法律を作っているわけでございますけれども、もちろんこれは法律でやらないといけないというのは、これは当たり前の話でございまして、そういうことを考えると、まさしくこの最高裁判所の裁判官...全文を見る | ||
○広田一君 根本的に違うというふうなお話なんですけれども、しかしながら、皆さんがそのまず前段階に戻ったときに、この直接民主主義としては非常に現憲法では例外的に取り扱われておりまして、憲法改正の国民投票と、それとこの裁判官の任命の国民審査、これは直接民主制としてやられていると。しか...全文を見る | ||
○広田一君 葉梨委員、先ほどの私の御答弁と今の御答弁、ちょっと矛盾をしております。 といいますのも、先ほどこの件に関する当初のやり取りの中では、この国民審査というものは、これ人を選ぶものに近いものだというふうに御発言をされております。しかしながら、今、先ほど、人を選ぶ選挙で最...全文を見る | ||
○広田一君 実際の法定得票率に該当するというふうなお話だったんですけれども、繰り返しそれを根拠にされているんですけれども、それをちょっと具体的に言い換えて説明していただけないでしょうか。 | ||
○広田一君 この点についての議論は更に深めなければいけないんですけれども、私たちは法治国家なんで、法律に書いていることがすべてなんですよね。最低投票率というふうに書いている以上、私たちはそれに基づいて議論をやっぱり進めていかなければいけないというふうに思いますし、先ほど御指摘があ...全文を見る | ||
04月25日 | 第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第6号 議事録を見る | ○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。 本日は四名の公述人の皆さん、お忙しい中、また貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。 それでは、早速、質問の方に入らさせていただきたいと思います。 まず、最低投票率に関しまして、相沢公述人、藤野公述...全文を見る |
○広田一君 どうもありがとうございます。 続きまして、佐々木公述人にお伺いをいたします。 国民運動の自由についてでございますけれども、先ほどの御説明の中で、公務員、教育者の政治的自由等を理由といたしまして、規制についてはなくすべきだというふうなお話がございました。それに対...全文を見る | ||
○広田一君 スポットCMにつきましてもう少し具体的にお伺いをしたいんですけれども、与党案では、広告主の表現の自由というものを最大限に尊重しなければならないと。一方で、先ほど佐々木公述人がおっしゃったような危惧等があるわけでございますので、投票日前の二週間前にこれを禁止しようという...全文を見る | ||
○広田一君 次に、渡辺公述人にお伺いをいたします。 五つ挙げられた賛成理由等の中で、世論の喚起というものが大変重要であるというふうなお話がございました。私もそのとおりだというふうに思います。 そういった中で、国民投票法案の第十一条に書かれております国民投票広報協議会、この...全文を見る | ||
○広田一君 四名の公述人の皆さん、本当に貴重なお話をいただきましてありがとうございました。今後の慎重かつ十分な審議に役立てたいというふうに思います。本当にありがとうございました。 | ||
05月11日 | 第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第12号 議事録を見る | ○広田一君 私は、民主党・新緑風会を代表して、衆議院送付の日本国憲法の改正手続に関する法律案に反対の立場から討論を行います。 国民投票制度とは、国民が憲法制定権力の担い手としてその権利を行使し、憲法改正をすべきか否かを判断するための制度です。よって、私たち国会議員の使命は民意...全文を見る |
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。 本日は、四名の公述人の皆さん、本当にお忙しい中、誠にありがとうございます。また、急なお願いにもかかわらず、四名の皆様方からは本当にすばらしいお話をいただきまして、重ねて御礼を申し上げたいと思います。 さらには、そちらの方...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございました。 この点につきましては、同世代なんですけれども、ちょっとお二人とは考え方が異なるわけでございますけれども。 田村公述人の方から憲法改正の国民投票というふうなお話がございましたけれども、私たちは、生命倫理であるとか統治機構であるとか...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございました。 確かに憲法上書き込むことも大事かもしれませんけれども、私自身、まさしく最低投票率を憲法に書いた場合に、例えば投票率一〇%で、最低投票率これから四〇%必要だというふうなものが通った場合に、これ正当性についてどうなのかなというふうにやっ...全文を見る | ||
05月16日 | 第166回国会 参議院 本会議 第25号 議事録を見る | ○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。 私は、会派を代表しまして、ただいま議題となりました地方公営企業等金融機構法案に関しまして質問をいたします。 本法案は、いわゆる行政改革推進法に基づき、先ほど菅総務大臣から御説明がございましたように、今まで地方公共団体に低...全文を見る |
05月31日 | 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第13号 議事録を見る | ○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。一時は定足数に足りるのかどうか冷や冷やしましたけれども、午後第一番目のトップバッターの質問をさしていただきたいと思います。 午前中の議論を聞いておりまして、自民党の中川先生、また我が会派の円先生のお話を聞いてたときに、やはりこ...全文を見る |
○広田一君 勝審議官さん、ちょっと私の二問目の質問に先に答えてしまったようなんですけれども、私が最初に聞きたかったのは、この二十三条の、また二十二条の規定の基になる財政融資法のそもそもの目的は一体何なんですかということであります。これは、法を引きますと、国、地方公共団体又は特別な...全文を見る | ||
○広田一君 そういう例外規定を設けているということなんですけれども、ただ、さはさりながら、先ほど来申し上げているとおり、この資金というのは非常に公共の利益の増進というふうに公共性の高いものでなければならないというふうに思います。そういった意味で、この規定は、法文を読みますと、先ほ...全文を見る | ||
○広田一君 先ほどの御答弁が、今の現行法の四十二条に書いております業務を行うため必要な資金の財源に充てるというふうなことの規定であれば、確かにそうなのかなというふうに私も理解するわけではございますけれども。 じゃ、ちょっと具体的に聞きますけれども、この新会社の業務の範囲内で、...全文を見る | ||
○広田一君 更にちょっとお伺いしたいんですけれども、我が会派には公認会計士の尾立委員がいらっしゃいまして、午前中、こういった経費というものについては福利厚生分野も含まれるんだというふうな民間ではお考えだということなんですけれども、そのような理解でよろしいんでしょうか。この政投銀さ...全文を見る | ||
○広田一君 福利厚生また給与等の人件費も対象に含まれるというふうなことになりますと、これ国民の皆さんの御理解が得られるというふうにお思いでしょうか。かつて社保庁の問題等がありまして、余りにも様々な都合のいいような拡大解釈の結果、いろんな不信が私は高まったんじゃないかなというふうに...全文を見る | ||
○広田一君 この議論を、私は全く金融の専門家でもありませんので、具体的にこの業務というふうなことの御答弁をされればなかなか、それが適切なのかどうかというところは各項目、項目を吟味していかなければならないというふうに思うんですけれども、ただ、この完全民営化の移行期間中の特別法におい...全文を見る | ||
○広田一君 この点について、今までの議論をお聞きになって小村総裁、どのような御感想をお持ちでしょうか。 | ||
○広田一君 ありがとうございます。 小村総裁の御答弁、全く私たちの感覚と同じでありますし、そう願いたいところでございますので、勝審議官、いかがでしょうか。また、ちょっと財務大臣にもお聞きしたいんですけれども、現場がやはりこういった福利厚生等の部分については借入れに頼らず自分た...全文を見る | ||
○広田一君 そうしますと、政令等で何らかの使途について規定をするというふうな理解でよろしいんでしょうか。 | ||
○広田一君 是非とも、先ほど私は小村総裁のような方がこの以後トップであれば非常に志の高いお金の使い方をされるというふうに思いますけれども、やはり我が国は法治国家でございますので、やはり法に基づいて国民の皆さんの貴重な税金、お金というものをどういうふうに活用していくのか、できる限り...全文を見る | ||
○広田一君 激変緩和というお言葉は午前中からもよく聞いた言葉でございますけれども、そうすると、ちょっと例えばでお聞きをしたいんですが、この新政策投資銀行が十年以上の日本政策投資銀行債を発行した場合、第二十五条、これから後で聞きたいんですけど、債務保証と併せて考えますと、これ完全民...全文を見る | ||
○広田一君 いわゆる完全民営化後はそのとおりでございますけれども、移行期間中に金融債を発行、長いやつを発行した場合には、完全民営化後も明らかな政府保証が残ると思われますけれども、この点についての御見解をお伺いしたいと思います。 | ||
○広田一君 これは私の感想なんですけれども、やはりこのような措置を講ずる二十二条、二十三条、また二十五条のような措置を講ずるというふうなことを見ますと、激変緩和というふうな言い方を皆さんされているんですが、やはり激変緩和の前提となるためには、やっている業務がやはり高い公共性を持っ...全文を見る | ||
○広田一君 まさしくそのとおりだなというふうに思うわけでございますけれども、ですから、確認なんですけれども、そういうふうなことの、移行期間に対策を講じることによって、完全民営化後も長期の融資等ができるような基盤を確立をしていくというふうな中で長期資金の提供が可能となる、一つの信用...全文を見る | ||
○広田一君 ですから、ビジネスモデルを構築することは必要なんですけれども、構築した以降も、先ほど言いましたように、例えば十年以上の金融債を発行した場合には政府の明らかな保証が残るわけですよね、完全民営化後も。そういうふうな政府の保証があるということが、完全民営化後の新政策投資銀行...全文を見る | ||
○広田一君 それで、ちょっと次の第二十五条関係の債務保証についてお伺いをしたいというふうに思っております。 これも法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律の第三条、ここには実は、政府又は地方公共団体は、会社その他の法人の債務については、保証契約をすることができないというふ...全文を見る | ||
○広田一君 財政融資資金の場合と同じ考え方だというふうにおっしゃっておりますけれども、私は全く同じというふうには、やはり法の趣旨、また第三条の書きぶりを見ますと、私は言えないんじゃないか。つまり、元々、先ほど紹介した法律というものは、政府は法人の債務については保証契約をすることが...全文を見る | ||
○広田一君 実は、NTTとかJRとか他の特殊会社も同様に債務保証の規定はございます。ただ、例えばNTTの場合は、NTTだけに限られたものではなくて、ほかの通信事業者にも認定されれば同様に受けられるものになっておりますし、JRについても五年間の暫定措置というふうに聞いております。 ...全文を見る | ||
○広田一君 さらに、指摘しましたように、今回の場合、保証契約を結ぶに当たっての明確な基準ですね、分かりやすい考え方というものを是非国民に示していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 | ||
○広田一君 じゃ、そうしますと、なかなかそういった、これこれこういうふうな期間で、このような計画でどんどん減らしていくというふうなことをまずトータルとして完全民営化までの期間として示すことはなかなか困難であると、方向性としてはそうだけれども、それを具体的に示すことは無理であると、...全文を見る | ||
○広田一君 それでは、ちょっと小村総裁にお聞きしたいんですけれども、政府としては示す考え方はないということなんですが、こういった保証等との関係の契約についても、これ完全民営化後までのやっぱり措置ということになろうかと思うんですけれども、やはり新政策投資銀行として株主の皆様方に対し...全文を見る | ||
○広田一君 はい、分かりました。 それでは、ちょっと時間の関係もございますので、この点については以上といたしまして。 続きまして、法第二十八条と二十九条関係についてお伺いをしたいと思います。 これは検査権限の委任について、二十八条について書きまして、それに関連して二十...全文を見る | ||
○広田一君 その内閣総理大臣というのは、金融庁の方にまた更に委任をされるんだろうというふうに思いますけれども、それを受けて、第二十九条の二項におきまして、二十七条の二項、三項にちょっとお触れになりました報告徴収と立入検査の規定があるんですけれども、そうしますと、九条一項の承認をも...全文を見る | ||
○広田一君 つまり、別々に報告徴収とか立入検査をすることができるというわけなんですけれども、勝審議官、これ、こういった状況は現実的にあり得るんでしょうか。 | ||
○広田一君 その後の処分等の話はちょっと後に置いておきまして、現実的な実務の面で、財務省と金融庁が、例えば同じ案件について別々に立入検査を行うということが実務的にあり得るというふうにお考えなんでしょうか。 | ||
○広田一君 その場合、第二十七条二項の立入検査の場合は、第三十三条二項に罰則規定がございまして、虚偽の報告を行ったとか立入を拒んだとか、そんなことに関連して三十万円以下の罰金刑の対象になるんですけれども。 そうすると、同じ案件について、まあほとんどないとは思うんですが、財務省...全文を見る | ||
○広田一君 法律上は、そういうふうに協議、法律上は、次の二十九条三項で、前項の規定によりその権限を単独で行使したときは、速やかにその結果を当該各号に定める大臣に通知するものとすると、確かに通知の規定はあるんですけれども、先ほど勝審議官が述べられたような事柄については規定をされてお...全文を見る | ||
○広田一君 共同として行うというふうに考えているということなんですけれども、法文に沿っていくと必ずしもそうならないようなことがございますので、是非とも、二つの主務大臣があるということはある意味じゃダブルチェックが利くということで、それはそれでメリットでしょうし、九条一項のように、...全文を見る | ||
○広田一君 御紹介があったように、全然クリアをしておりますし、全く心配をする必要がないというふうに私自身は思うわけでございまして、だったら、何か商工中金さんも同じような規定があるのかなとか、今度新しくできます日本政策金融公庫さんについても、これ政府系金融機関でございますから、当然...全文を見る | ||
○広田一君 実は、新しい日本政策金融公庫法案においては、第五十条四項で国際協力銀行業務の借入れ及び社債の量的制限というのはあるんですけれども、おっしゃるとおり、全体を縛ったものはございません。 そうしますと、新しい政府系金融機関にもない規定が、なぜこの移行期間における特殊会社...全文を見る | ||
○広田一君 そうしますと、ちょっとまず一点お聞きしたいのが、この受信限度額十四倍と与信限度額十五倍の、これ本当に合理的根拠があるのかどうか。また、先ほど紹介があった実務面の現状を見たときに、この縛りというものが有効なのかどうか、そういった御検討はなされたのかどうか、併せてお伺いし...全文を見る | ||
○広田一君 経緯はよく分かったんですけれども、その十四倍、十五倍の合理的な根拠というものについてお伺いしたいと思います。 | ||
○広田一君 そうすれば、この規定というものはなくちゃならない、必要不可欠、絶対必要な規定というふうに理解してよろしいんでしょうか。 | ||
○広田一君 私は、今、答弁を聞いても余り納得、理解できないんです。 先ほど来、ちょっと議論したように、新しく民営化される商工中金さんにもないと。しかも、今度新しくできる新政策金融公庫にもないと。また、実務上はとても、この移行期間中に御心配をされるような状況が起きる可能性もほぼ...全文を見る | ||
○広田一君 小村総裁の目の黒いうちはそのようなことにはならないというふうな御決意がございましたし、グループ経営というものは視野に入れながらも、やはり自分たちが主体的にやっていくんだというふうな決意の表れというふうにも御理解をさせていただきました。 そこで、財務大臣若しくは勝審...全文を見る | ||
○広田一君 その御答弁を受けますと、ちょっと二、三突っ込みたくなるんでございますけれども、ちょっと時間が参りましたので。 最後に、小村総裁に。 冒頭、私自身高知県の例を出しまして、山本金融担当大臣もお越しですけれども、ひろめ市場とか高知医療センターにおいて政策投資銀行さん...全文を見る | ||
○広田一君 以上で終わります。どうもありがとうございました。 | ||
06月14日 | 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第17号 議事録を見る | ○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。 専門家の尾立委員の後、素人の私、広田一が質問させていただきますので、お気軽に御答弁をしていただければというふうに思います。 先日、金融庁の企業開示課に教えていただいたことがございます。それは、山本大臣と私のふるさと、我が...全文を見る |
○広田一君 現在の監査の現場の状況につきましては、また後ほど御質問をさせていただきたいと思いますけれども。 これからは、大規模監査法人につきましては公開会社を中心に行っていくというところですみ分けをますます進めていくと。で、すり合わせは行っているというふうなことでございますけ...全文を見る | ||
○広田一君 続きまして、今回のみすず解体の教訓の一つとして、昨日も参考人質疑の中で議論がありましたけれども、縦割りの弊害というものが挙げられると思います。 昨日の参考人質疑では、山浦参考人の方から、一匹オオカミとか、士の気質、体質を持ち続けたまま中小事務所の統合で大きくなった...全文を見る | ||
○広田一君 続きまして、この縦割りの弊害に関連しまして、金融庁と、また藤沼参考人の方にも少しお伺いしたいんですけれども、今回、法改正がございまして、無限連帯責任の方から法三十四条の十の五とか六などによりまして有限責任監査法人というものが設立できるようになります。そういう中で、こう...全文を見る | ||
○広田一君 導入の経緯等のお話はよく分かりました。 今のこの代表監査法人の実態においては合わないということ、また諸外国の例から今回有限責任の制度が導入されたということなんですけれども、もう少しちょっと実態の理解を深めるために、確かに大手の代表監査法人についてはそうかもしれない...全文を見る | ||
○広田一君 引き続き、無限連帯責任の一つの効果、目的というふうなところにつきましても、今後さらに見ていただいて、機能が発揮されますように御努力もお願いしたいと思います。 続きまして、先ほど藤沼参考人の方からもお話がございました監査現場の実態につきましてお伺いをしたいと思います...全文を見る | ||
○広田一君 監査難民につきましては冷静に推移をしているということで、当初懸念されたような事態はまさしく回避をされたというふうな趣旨のお話がございましたし、これは私たちにとっても一安心ということだろうと思います。 そのことを踏まえた上で若干ちょっと具体的にお伺いをしたいんですけ...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございます。 先ほどの新聞報道、またちょっと具体的にお伺いしましたけれども、そういった状況からも監査難民については大きく出ることは想定していないというふうなことがよく理解できたわけでございます。 それでは、引き続きまして、これも先ほど尾立委員の...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございました。 会長の方からは、非常に品質管理に伴う文書化等で多忙を極めているというふうなお話がございましたし、あと人手不足の要因といたしましては、そのほかにもやはり一連の会計不祥事で監査業務等に対する社会的な信用が低下したことであるとか、訴訟リス...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございます。 続きまして、これに関連してなんですけれども、実態はともかくとしまして、ちょっとメンタルの面でまた会計士の皆さんが萎縮するんじゃないかというふうなことの一つとして、法案第二十八条の二の規定で、公認会計士の就職の制限についての規定がござい...全文を見る | ||
○広田一君 実態はともかく、物事の考え方として規定をしているというふうなことでございますけれども、できる限り、何か監査業務の世界は住みにくいなというふうに現場の方が思われないように、是非とも御配慮等をしていただければと思います。 次に、ちょっとまた藤沼参考人の方にお伺いしたい...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございます。 最後の方で、企業側の意識の変化、お話もいただきました。私も実際お話を聞く中で、本当に厳しい監査をやられた上でも、経理担当の方のお話を聞きますと、やはりそれぐらいやらないとこれから世間の信頼は得られないだろうというふうなお話と同時に、監...全文を見る | ||
○広田一君 先ほど藤沼参考人の方から企業側の意識の変化のお話がございました。 それに関連しまして、日本版SOX法への対応についてお伺いをしたいと思います。 法的な措置による企業側の意識改革を促す一つの要因として考えられるのがこの日本版SOX法への対応だと思います。 こ...全文を見る | ||
○広田一君 ディスクロージャーを通じた内外の信頼性を高めるというふうなお話がございました。それを私も第一義というふうに考えるわけでございますけれども、ただそれだけでは、これもちょっと各会社の社員の皆さんともお話をしたんですが、なかなか社員のモチベーションが上がっていかないと。ひい...全文を見る | ||
○広田一君 ちょっと次の質問にも関連する御答弁をいただいたんですけれども、制度の周知徹底というふうなことと同時に、その目的の一つとして、最終的にはやはりこのことをやることによって企業価値を高めて会社を発展させることがひいては今の社員にとっても大変重要なんだと、これが社員の幸せにも...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございます。 本当にこの制度の周知徹底もしていただかなければなりませんし、まさしくそれぞれの会社ごとの自主的な取組で結構なんですよというふうなこともPRをしていただきたいし、QアンドAも作られるということなんで、その取組にも期待をしたいというふうに...全文を見る | ||
○広田一君 是非ともよろしくお願いします。 最後になりましたけれども、監査報酬の決定につきましてお伺いをしたいと思います。 この点につきましては、るる午前中からも、また午後も議論がございました。やはり最終的には監査役会で決定する、監査報酬については決定するような仕組みづく...全文を見る | ||
○広田一君 この点につきまして、弁護士でもあられる山本大臣には、解釈によって、この定款によってこれまで議論があったような、監査役の方に監査報酬の決定権と、また株主総会でそれを決定するというふうな仕組みが導入できるというふうな解釈が成り立つかどうか、御所見をお伺いできればと思います...全文を見る | ||
○広田一君 以上で私の質問を終わりたいと思います。 どうもありがとうございました。 | ||
10月30日 | 第168回国会 参議院 国土交通委員会 第2号 議事録を見る | ○広田一君 民主党・新緑風会・日本の広田一でございます。 私は、国土交通委員会では初めての質問でございますので、どうかよろしくまたお願いを申し上げたいと思います。 ちなみに出身は、愛媛県選出山本順三政務官のお隣の高知県でございまして、土佐清水出身で高速道路の空白地帯でござ...全文を見る |
○広田一君 十年間で三十四兆円ぐらいじゃないかというふうなお話がございましたけれども、私はそれは余りにもアバウト過ぎる税収見込みではないかなというふうに思わざるを得ません。先ほど冬柴大臣も、税収は毎年変わるんだというふうなお話がございました。そのとおりだと思います。そういった中で...全文を見る | ||
○広田一君 そこで、冬柴大臣にお聞きをしたいんですけれども、中期計画の公表が十一月初めごろだということなんですけれども、確かに事業量としてこういうものが必要だというふうなお話は分かりますけれども、それが実効性を担保するためには私はしっかりとした財源というものをしなければいけない。...全文を見る | ||
○広田一君 きっちりと提案させていただくということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 それに関連しまして小泉政務官の方にお伺いをしたいんですけれども、この中期計画の場合に、お話がございましたように、本当に真に必要な道路整備の事業量を定めてからその財源等について...全文を見る | ||
○広田一君 その財務省のお立場は、私も財政金融委員会におりましたので耳にたこができるほど聞いておりまして、十分承知をしているところでございますけれども、そういった方針を持ちながら今度中期計画ができるわけでございます。その事業量がどうなるか分からないんですけれども、それには関係なく...全文を見る | ||
○広田一君 そうなったときに、この道路の中期計画というものは、まさしく真に必要な道路を整備するということですので、必ず私は実現をしていかなければいけない計画だというふうに思っております。 それについてのことなんですけれども、この中期計画の総額が幾らになるか分からないんですが、...全文を見る | ||
○広田一君 これこれこういう理由があって最後、小泉政務官のようなお答えだったら分かるんですけれども、私もうちょっと具体的にお聞きをしておりますので、そのことを踏まえた御答弁をしていただければと思います。 | ||
○広田一君 その二〇〇六について私も十分存じ上げております。それを踏まえて議論を展開しているわけでございまして、いわゆる国交省から中期計画が出てくるわけでございます。それには事業量が示されてくるわけでございますので、そこから上回る部分については財務省としてはどういうふうなお考え方...全文を見る | ||
○広田一君 二〇〇六が想定した以降についてはどのようなお考え方なんでしょうか。中期計画の規模に合わせて道路歳出の増加を認めるというふうなお立場なんでしょうか。 | ||
○広田一君 いずれにいたしましても、財務省としてはこの中期計画に対する具体的な方針というのがまだ定まっていないというふうな感じを受けますので、今後是非とも国土交通省の意向に沿った財源措置をしていただきますように、まずはよろしくお願いをしたいというふうに思います。 それでは、次...全文を見る | ||
○広田一君 この二番に関連いたしまして、環境面への影響にも配慮しというふうな文言がございます。これにつきましては、私も一般論としてはよく分かるわけでございます。もし暫定税率を本則に戻した場合に、ガソリン消費量が増えて大気中に放出するCO2の量が増加をしてしまう、だから暫定税率を維...全文を見る | ||
○広田一君 ちょっと要請なんですけれども、後でその数字の根拠となるデータについてお示しをしてほしいということなんですけれども、その数字の事柄というのは、昨年の十二月八日の閣議決定までに判明していた数字なんでしょうか。 | ||
○広田一君 是非とも、大事なポイントだと思いますので、国交省、財務省とも情報の連携というところもお願いしながら、後でやっぱり、これが本当にそのとおりの数字なのか含めて、また御説明をいただければと思います。 それでは、次に行きたいというふうに思いますけれども、今回、一般財源化を...全文を見る | ||
○広田一君 それでは、これを改めるというのは、具体的に道路整備の財源などの特例に関する法律の第三条に手を付けるということだろうと思いますけれども、どのような形で改める方針なんでしょうか、お答えをいただきたいと思います。 | ||
○広田一君 ありがとうございます。 これに関連いたしまして財務省の方にお聞きをしたいんですけれども、先ほど道路局長さんの方から御答弁がございましたように、現行の道路特定財源制度の持つ受益者負担の考え方、それに併せて、この特定財源制度の利点と言われております合理性、公平性、安定...全文を見る | ||
○広田一君 後段の一般財源化につきましては、ちょっと後でまた議論をしてみたいと思うんですけれども。 これ、要するに、少なくとも今の特定財源というものを基本的には道路に充てるんだけれども、必ず道路整備に充てる必要はないと、そういうふうな認識でよろしいんでしょうか。こうなってきま...全文を見る | ||
○広田一君 そういうことですから、道路特定財源から道路優先財源に変わるというふうな私は理解をしているわけでございますけれども。 そこで、②の道路歳出を上回る税収は一般財源とする、これは先ほども二人の委員の方からも御指摘がございました。これ、ちょっと財務省の方に確認なんですけれ...全文を見る | ||
○広田一君 この点については御理解はなかなかいただけないんじゃないかなというのが率直な思いでございまして、まず一つにはやっぱり、池口委員の方から御指摘がありましたように、一般財源化するんだったら、暫定税率分、その分を下げてくれというのは非常に私はそのとおりのことだと思います。 ...全文を見る | ||
○広田一君 今の冬柴大臣のお言葉を聞きますと、いわゆる使途拡大を更に拡大をしていくというふうな感じでお聞きをしたんですけれども、この問題につきましては、やはりもう一つは、先ほど川上委員の方からも御指摘がございましたように、地方に対する配慮というものをどうしていくのかということだと...全文を見る | ||
○広田一君 もう時間が参りました。もう少し議論を深めたいところ、ちょっとまだ議論がかみ合わないところもございましたけれども、この問題は大変重要な点でございますので、これからも取り組んでいきたいと思います。 あわせて、建築確認申請関係の質問を通告しておりましたけれども、これも次...全文を見る | ||
11月02日 | 第168回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号 議事録を見る | ○広田一君 民主党・新緑風会・日本の広田一でございます。 私は、本災害対策特別委員会では初めての質問になります。その初質問の相手が身内ということで多少やりにくいところはございますけれども、よろしくお願いします。 しかし、本法案は大変重要な法案でございまして、今年に入りまし...全文を見る |
○広田一君 どうもありがとうございました。 それぞれの御説明をいただいたわけでございますし、もっともな理由だというふうに思うわけでございますけれども、ただ、その一方で、少し気になるのが、民主党はかねてより、被災地における住宅再建は、単に個人のレベルにおける再建ではなくて、地域...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございます。 他の制度において既に地域コミュニティーの復興という考え方が盛り込まれているふうなお話があったわけでございますけれども、それは逆に言えば、明記することによって今回何か問題が生じるわけではないと思います。私は、むしろ逆に、明記することによ...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございます。 半壊という言葉だけを見ますと、ここにまで支援をというふうなことになるかもしれませんけれども、実際、皆様方は本当に現場等を歩かれて、半壊の実態というものもつぶさに調査をして、その半壊というものがまさしく生活の再建にとっても著しい弊害にな...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございます。 半壊につきまして、先ほど藤本委員の方から、これはまた重大な被害であるというふうな御指摘があったわけです。福井県、また新潟県の例を見ますと、福井県が二百万円、また新潟県が五十万円というふうにばらつきがあるわけでございますけれども、そうい...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございます。 まさしく住宅本体に税金が使えることによりまして実態に合った取組ができるというふうなお話と同時に、御答弁の中で地域コミュニティーの復興というふうなお話がございましたので、これまた先ほどの目的の話に返るんですけれども、であれば、やはり目的...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございます。 細かく決めて、そして幅広く規定するということは大事だと思いますけれども、何分利用者にとって使い勝手がいいような、そういうふうな取組をお願いをしたいと思います。 それでは次に、対象世帯への支給方式の考え方について御質問をさせていただ...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございます。 本当に水岡さんが御指摘になりますように、確かに遊興費、パチンコなんかに使われたら本当にたまったものじゃないわけでございますので、やはり一定の規定、縛りというものは私も必要だというふうに思います。 関連いたしまして、現行制度では手続...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございます。 一連の御答弁をいただきますと、本当、民主案というのは大変すばらしい案だなというふうに手前勝手ながら思うわけでございますけれども、ただ、やはり気になりますのが経費の問題でございます。私も財政金融委員会の方に所属をいたしておりまして、財源...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございました。 費用の増大の理由といたしまして、半壊世帯を組み込んだこと、また年収、年齢要件の緩和というふうなことで七十億円ということになるということです。与党案はたしか四億五千万ぐらいだというふうに承知しているわけでございますけれども、それに比べ...全文を見る | ||
○広田一君 どうもありがとうございます。 額賀大臣のお言葉をかりて、財務省も無駄があるというふうに言っておりました。財務省自身の予算を見てみますと、例えば国債の利払い費、これを想定金利を平成十九年度なんかも二・三%に設定をして、過大な過剰見積りをいたしております。平成十七年度...全文を見る | ||
12月12日 | 第168回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号 議事録を見る | ○広田一君 民主党・新緑風会・日本の広田一でございます。 それでは、私の方から口火を切らさせていただきたいと思います。 先ほど御説明がございましたように、今般の調査項目というのが「幸福度の高い社会の構築」というふうなことでございます。その中で、二ページ目にございますように...全文を見る |