広田一

ひろたはじめ

小選挙区(高知県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数1(参2)回

広田一の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月30日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  梅雨入りをいたしまして両大臣の所信を聞く、そして質疑を行うことになりました。これほど長い時間掛かってしまったこと、本当に遺憾に思いますし、残念でございます。その要因をつくられました衆議院の...全文を見る
○広田一君 それぞれの大臣から御答弁をちょうだいしましたけれども、その上で、ただ一方で、大規模な着上陸侵攻などの我が国の存立を脅かすような本格的な侵略事態が生起する可能性、これは低いというふうにお考えなんでしょうか。それとも、これは高まっているというふうに考えられているんでしょう...全文を見る
○広田一君 今の小野寺大臣の御答弁で、現大綱と基本的な情勢認識は共有するということが確認をされたわけでございます。  次は、安全保障における基本理念ということでございますが、これにつきましても、民主党政権時代に私たちはその理念というものを示させていただいているところでございます...全文を見る
○広田一君 この基本理念は、我が郷土の吉田茂先生、保守本流ですね、の考え方に私は沿ったものだというふうに理解をいたしております。  現状の自民党さんは、他党のことを言って申し訳ないんですけれども、この考え方、穏健な保守の考え方が非常に存在感がなくなっているんじゃないか、そういっ...全文を見る
○広田一君 今、小野寺大臣は非常に重要な点のお話をされたんですけれども、私がお聞きしたかったのは、先ほど言ったような防衛大綱と中期防の役割、そしてそれは主に十年先の我が国の安全保障環境というものを見据えた上で中長期的に取り組まなければ、ころころと変わってしまったらそれこそ大変な問...全文を見る
○広田一君 今副大臣の方から御答弁ございましたように、非常に大綱の寿命というものは短くなってきております。  お話があったように、三年で大綱が見直され、また中期防は既に廃止というふうになりますと、私、これは見直す以前の話として、そもそも策定する意味とか意義があるのかと、こう考え...全文を見る
○広田一君 この点についてはまた後ほど議論をしたいというふうに思うんですけれども、私はやっぱりこの防衛大綱というものは、与党、野党を問わず、短期間で安全保障の基本的なところが抜本的に変わるのは良くないというふうに思っております。現在の二二大綱を見ていただいても分かるように、この大...全文を見る
○広田一君 今御答弁がございました。一層厳しさを増している、これが見直す理由、大綱そのものには問題はないんだということであります。これ非常に理解がなかなかしにくいところでございますけれども。  そこで、ちょっとお伺いをしたいんですが、一層厳しさを増しているというのは、これは具体...全文を見る
○広田一君 先ほどちょっと副大臣の方から最後の方で領空・領海侵犯のお話がございましたので、これはちょっとまた後で議論させていただきたいと思っております。  ただ、前段の言い方、言いぶりというものを更にちょっと確認をしたいんですけれども、防衛省の方にこれは御答弁をお願いしたいと思...全文を見る
○広田一君 済みません、御答弁をいただきましたけれども、つまり、お聞きになって分かるとおり、先ほどの副大臣の、現状のより一層厳しくなっているという認識と現大綱で書いている北朝鮮、中国の動向というものは全く同じなんです。つまり、現大綱は既に、北朝鮮は今後より一層軍事的な挑発活動を繰...全文を見る
○広田一君 そういうふうな御答弁をされるんですが、じゃ、ちょっと違う観点からお聞きをしますと、今の二二大綱でも大綱見直しの留意事項というものを規定しているんですよね。そこに書いているのは、情勢に重大な変化が生じているというふうに規定をしているんです。だけど、皆さんは一層厳しさを増...全文を見る
○広田一君 そうすると、この二、三年でより一層、先ほど来大臣が述べたような事象が発生をして、これに対応する装備を緊急に備えなければならないということでございましたら、じゃ、そうすると、今回の大綱においては別表を作るという、そういう理解でよろしいんでしょうか。一部報道では別表は作ら...全文を見る
○広田一君 済みません、体制強化に取り組むのは至極当然のことでございまして、別表というものを作る作らないは確かにいろんな議論があろうかというふうに思いますが、一方で、まさしく中国に対して我々が批判をしている、透明性がないんじゃないかというふうなことに対して、我々は別表を持っている...全文を見る
○広田一君 そうすると、ちょっと作るか作らないか分からないような状況でございます。先ほど来、防衛力の水準をしっかり示していくというふうなお話をしておきながら、別表についてはよく分からないというふうなことは、これは非常に矛盾しているんじゃないかなというふうに思うわけでございますけれ...全文を見る
○広田一君 副大臣、防衛大綱を見直す理由を具体的に聞いたときに特出しで挙げられたのがこの領海侵入だったわけでございます。それへの、昨今の一番大きな出来事についての私なりの見解は言わさせていただきました。しかし、今回大綱を見直す大きな理由をこの領海侵入というところに見出しておきなが...全文を見る
○広田一君 その後、具体的な議論をするというところについては、それは防衛省内、また与党内で議論を深められること、これまた結構なことだというふうには思います。ただ、見直す理由、根拠というものを今は私は問いただしているのであって、そこに、先ほど来言っていますように、情勢に重大な変化が...全文を見る
○広田一君 是非、しわ寄せが来ないように、是非ともお願いしたいと思います。その意味でも、やはり別表できっちり位置付けるものは位置付けるということは重要だろうというふうに思います。  そこで、大綱別表の推移について、陸上自衛隊の編成定数、これは五一大綱から一六大綱までどのようにな...全文を見る
○広田一君 るるお話しのように、五一大綱から一六大綱まで陸上自衛隊の編成定数は二万五千人削減をされております。自民党政権であります。一六大綱から二二大綱までは千人です。二十五分の一なんです。つまり、厳しい財政状況はありましたけれども、民主党政権のときにこの定数削減に歯止めを掛けた...全文を見る
○広田一君 決まってないのは私も理解しておりますけれども、防衛大臣として、トップとして、これまでの経緯又は東日本大震災という教訓、また我が国を取り巻く安全保障環境がより一層厳しくなっている、だから防衛大綱をこんなに早く見直すんだというふうなもろもろの中で、この定数の確保について大...全文を見る
○広田一君 そういう中で、そうすると、大臣としてはこの定数問題についての論点というものはどういうものがあるというふうに考えるんでしょうか。
○広田一君 そうすれば、これは別表には海と空の定数は書いてないんですけれども、ここについて充実強化をして、陸については違うまた考え方で対応していくのか。つまり、先ほど冒頭で本格的な着上陸侵攻はないんだというふうな基本認識は共有をしたということであれば、陸自定数の削減傾向というもの...全文を見る
○広田一君 済みません、ちょっと委員長、繰り返しの答弁ばっかりでございまして、私は大臣の問題意識というか、こういうふうな経緯で議論が進みますということをお聞きしたいのではなくて、この定数問題についてどうしていきたいのかと、政治家としての考え方、リーダーシップを発揮してどうしていき...全文を見る
○広田一君 今大臣は、安全保障環境がどのように変わっているのかというのも議論をしてみたいな趣旨のお話がございましたけれども、それはちょっとおかしいんじゃないでしょうか。  つまり、防衛大綱を見直すというふうに決めたのが、段々のお話のように、北朝鮮と中国の事例を出しながら、より一...全文を見る
○広田一君 本当に今回の大綱は、政権交代を受けての見直しありきの作業ではないかなというふうに言わざるを得ません。  その一方で、やはり是非大臣におかれましては、そのお人柄と、そして今後この大綱の見直しがより良いものになるように、これから非常に努力をしていただきたいなというふうに...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございました。     ─────────────
06月04日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。  本日は、在外公館法関係と先般の大臣所信の質疑で質問できなかった事項等、限られた時間でございますが、よろしくお願いを申し上げます。  まず、在外公館法関係でございますけれども、先般閉幕をいたしました第五回のアフリカ開発会議、...全文を見る
○広田一君 大臣の方からるる御説明をちょうだいをしたところでございます。今後とも、官民の連携であるとか、米国始め主要各国との調整、このことを通じて具体策を講じていくというふうなお話でございました。  そういった中で、少し細かいといいますか、重要な点で、先ほど大臣の方からお話がご...全文を見る
○広田一君 しっかり進めるということですので、まだ十分に対応されていないということだろうと思います。これは迅速にすぐできることだと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  次に移りたいと思いますが、これもお話ありましたアルジェリア事件の検証報告書におきまして、情...全文を見る
○広田一君 それぞれ御答弁をちょうだいをしたところでございますが、いずれにしても、アフリカにおける防衛駐在官の充実強化、これを図っていかなければならないというふうに思います。  配置をする場合には、例えば英語圏のガーナ、タンザニアであるとか、いわゆるアフリカ軍の主力のナイジェリ...全文を見る
○広田一君 是非、体制の強化、具体的により一層進めていただきたいというふうに思います。  次に、これは要請をしたいというふうに思いますけれども、在勤基本手当の為替変動への対応についてでございます。  在勤基本手当の改定は、今回、平均改定率が一・五%の減となっておりまして、予算...全文を見る
○広田一君 御答弁あったように、大臣は筆頭提出者ということで携わっていると思います。  それでは、この自民党案のポイントについて簡潔にお伺いしたいと思います。
○広田一君 御答弁にございましたように、この自民党案のポイントの一つは、輸送の安全が確保されていることを要件としない、つまり外すということがこの改正案のポイントの一つでございます。  私は、この輸送の安全の確保要件は、紛争地域で安全でないから自衛隊が任務を行わないという意味では...全文を見る
○広田一君 今回、衆議院で議論されております改正案では、輸送の安全の要件を実質的な変更はしておりません。誤解のないように趣旨をより明確にしたものだというふうに理解をいたしております。  けれども、今の大臣の御答弁をお聞きをいたしますと、では、その安全の確保について当時は誤解をさ...全文を見る
○広田一君 緊急性ということを強調されているところでございますけれども、しかしながら、輸送の安全を確保をしなくてもいいという考え方と、今の提案されている輸送の安全を確保した上で邦人輸送に万全を期す、これについては緊急性を要するというふうなことは、全く基本的な哲学、考え方が違うわけ...全文を見る
○広田一君 委員長、済みませんが、ちょっと質問に答えていないので、整理をお願いします。
○広田一君 今るるお話のあった緊急性というものは私も理解するところでございますが、輸送の安全の確保を図るということと、それを外すということは百八十度違うわけであります。基本的な考え方、認識が異なるわけでございます。  野党時代はそのことを主張されながら、まさしく防衛大臣というこ...全文を見る
○広田一君 ですので、緊急性ということの理由で、非常に隊員も含めてこれはリスクを背負って邦人輸送に携わるわけであります。その中で、野党時代は安全性、これは確保しなくてもいいんだということをおっしゃっていて、今回は、いやいや、それはもう従来どおりでいいんですということは、全く百八十...全文を見る
○広田一君 済みません、そうすると、大臣、検討過程ということをおっしゃっておりますけれども、じゃ、検討過程で十分防衛省内でも、また大臣の腹の中でも煮詰まっていないものを今国会に出されたというふうなことなんでしょうか。それは余りにも私は無責任だというふうに思います。隊員はそれぞれが...全文を見る
○広田一君 そういうふうな御見解で出されている、今後も課題があるんだ、国会で議論していかなければならないというふうなことでございますけれども、冒頭申し上げたように、自民党の皆さんは以前から、この邦人輸送、また陸上輸送も含めて問題意識を持っていたというふうに思っております。  そ...全文を見る
○広田一君 自民党が野党のときには、この点については一定議論をして整理をされているというふうに私は理解をしておりましたけれども、じゃ、そうでなかったということが今の御答弁で明らかになったところでございます。  であるんだったら、まさしくこの国会の場にその考え方を示して議論をしな...全文を見る
06月18日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いをいたします。  まず、いわゆる北太平洋漁業資源保存条約についてお伺いをします。  北太平洋におきましては、日本、韓国、ロシアが主にクサカリツボダイやキンメダイを対象といたします底魚漁業等を行っているところ...全文を見る
○広田一君 先ほど大臣の方から御説明がございましたように、本条約につきましては日本が主導的な立場を取って締結等々まで持ってきたというふうなことでございます。  こういったことを受けて、近年は漁業に関しまする国際的規制の目的に漁業活動による自然破壊の防止を求める声が大変大きくなっ...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございます。  これに関連して、御答弁の方は副大臣か政務官でも結構でございますけれども、今後設立されるRFMOで協議されるというふうに思うんですけれども、日本といたしましてVMEに対する合意形成をどのようなスタンスで臨むのか、これについてお伺いをした...全文を見る
○広田一君 副大臣、これはこの後ちょっとお聞きする予定でございました締約国の最新の現状等についての御答弁だったと思いますけど、私が御質問いたしましたのは、VMEに対する合意形成、これが今後重要になってくるんだろうというふうに思うところでございます。いわゆる脆弱な海洋生態系の保護に...全文を見る
○広田一君 結論はそのようなことなんだろうというふうに思いますけれども、VMEは、いろいろ本当、サンゴ礁がいわゆる底引き漁業等トロール漁業によって影響が出てくるわけでございます。これらについて、やはり海底等を引きずることによって生態系等にも影響が出てくるんじゃないか、こういった問...全文を見る
○広田一君 予防的アプローチに対しての所見を聞いた後にこういった環境関連の御質問をするということでお話をさせていただいたところでございますけれども、準備等々ができていないというふうに理解をいたしますので、自分の問題意識等を若干申し上げて、それに対する感想をお聞かせを願えればなとい...全文を見る
○広田一君 御説明がございましたとおり、今後、この条約、また資源管理、また必要な漁獲を確保していくためにも、非締約国との関係というものも今後重要になってくるというふうに思いますので、この点についても、先ほど御説明があった問題意識、取組を進めていただければなというふうに思うところで...全文を見る
○広田一君 大臣の方から本条約を提出した経緯について御説明があったわけでございますが、私の質問の趣旨は、この条約が提出に至る以前の二つの大きな動きについて、この矛盾を調和することによって今御説明にあったように本条約が出てきたわけでございますので、この相矛盾した状況を当時どのように...全文を見る
○広田一君 大臣の御答弁の後半の部分に出てきておりました本条約を締結しないところの弊害についてでございますけれども、今回この条約、締結することによりまして、事前の情報に基づく同意、PICであるとか、相互に合意する条件であるMATの交渉が不要となります。それに伴いまして時間的なコス...全文を見る
○広田一君 私の出身の高知県も園芸県でございまして、野菜等々を積極的に栽培をしております。政府におかれましては、攻めの農業というふうに言われているわけでございますので、本条約を締結することによって更に攻めの農業についても具体的に進めていただければなというふうに思います。  それ...全文を見る
○広田一君 大臣、問題意識は共有しているというところでございますが、私がお聞きをしたかったのは、こういった重要な問題が打ち上げ花火みたいに公にされること、それ自体がこの問題というものをおかしくしてしまっているんじゃないか。小野寺大臣でしたら私はこの点について問題意識をまさしく共有...全文を見る
○広田一君 ちょっと質問に正面から答えていただいていないんですけれども。  今回、大臣も大臣会見のところで突然の話だったというふうにおっしゃっております。ということは、この問題、当初出たとき、防衛省は全く関知していなかったということなのでしょうか。
○広田一君 そういうふうなやり方をされて、やはり防衛省を代表する大臣として、私は率直に官邸に、また総理に苦言を呈するべきだというふうに思います。こういった重要なことを防衛省が事前にかかわらず物事を進められているということについて私は抗議すべきだというふうに思いますけれども、いかが...全文を見る
○広田一君 そういうふうな対応を取られたことについて、私は、やっぱり防衛省の皆さん、また八尾の皆さんのことを考えたときに、これはもう手順、順序が全く違うんじゃないかなというふうに言わざるを得ません。ですので、こういった問題については小野寺大臣として官邸に対して言うべきことは言って...全文を見る
○広田一君 米側に協議の申入れしているということは、米軍に八尾空港で訓練をするというニーズがあるという確認を取っているはずでございますけれども、この点についてはどうでしょうか。
○広田一君 そうすると、ニーズがあるかどうかの確認も一切していないという理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 もう時間も来たところでございます。この問題につきましてはこれからもやっていきたいというふうに思いますが、オスプレイの今回の一連の問題について、是非大臣には防衛省を代表してしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思っているところでございます。  今、オスプレイにつ...全文を見る
08月07日第184回国会 参議院 議院運営委員会 第2号
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○広田一君 私は、本件につきまして、反対の立場から意見表明をいたします。  調査会は、参議院改革をめぐる議論の中で、任期が六年で解散がないことに着目した参議院独自の機関であり、国政の基本的事項に関し長期的かつ総合的な調査を行うことを目的とするものであります。  調査会の理事が...全文を見る
11月05日第185回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  先週に聴取しました太田大臣の発言に対する質疑に入る前に、一点お聞きしたいことがございます。  太田大臣は公明党の前代表であり、自公連立政権のキーパーソンでございます。つまり、今の日本の政...全文を見る
○広田一君 御答弁賜ったわけでございますけれども、大臣、やはり先ほど申し上げたとおり、今、私的懇談会で議論がされている四類型プラスアルファがございます。  その中で、一つございますのは、北朝鮮から弾道ミサイルが発射されたときに日本がそれを迎撃をするか否か、こういった議論があるわ...全文を見る
○広田一君 それでは次に、JR北海道の問題に入らさせていただきたいと思います。  この問題につきましては、先ほどの国土交通委員会の理事会におきまして、あさっての七日に集中審議をすることが決まったわけでございます。よって、詳細な事柄につきましてはそのときの議論に委ねたいというふう...全文を見る
○広田一君 今大臣の方から御答弁がございましたけれども、自分自身も同じ認識でございます。  その上で、この安全第一を確立するために国とJR北海道との関係といったものは一体どういうことなのか、ほかの私鉄とは違った関係があると思います。資本関係とか社長の人事について閣議がどういった...全文を見る
○広田一君 このことを踏まえて、これは大臣、副大臣、どちらでも結構でございますけれども、政務として、このようにJR北海道と国の関係というものは強いものがございます。よって、先ほど来議論になっておりますこの安全に対する国の管理監督責任というものはただでさえ非常に大きいものがあろうか...全文を見る
○広田一君 つまり、JR北海道に対する国の管理監督責任は極めて重いという御認識でよろしいでしょうか。
○広田一君 了解しました。  その上で、国の管理監督責任を果たす担保の一つが通常毎年実施をされております監査だろうというふうに思います。その監査内容は一体どのようなものなのか、どういった体制で実施をされているのか、お伺いをしたいと思います。
○広田一君 確認なんですけれども、通常の監査というのは毎年行っているということ、そして、まあ言い方は違うかもしれませんが、要するに、軌道の現状であるとか変状箇所の現状、保安度の向上、そして老築化した施設の現状、それぞれの改修とか改良計画、これらも含めて監査をしているという、こうい...全文を見る
○広田一君 サンプリングということが出たので、この後、若干聞きたいと思いますけれども。  その前に、去る九月の大沼駅構内の副本線において脱線事故が発生をしました。そして、その後、国の指示で基準超過箇所の報告を求めましたところ、何か所異常が見付かったんでしょうか。
○広田一君 二百七十か所、非常に多い数だというふうに思っております。その中には国鉄時代から放置をされたものもあったというふうに承知をいたしておりますけれども、それは何か所あったんでしょうか。
○広田一君 そうすれば、国鉄時代の旧基準とJR北海道になってからの新基準、これが混同をしていたということであって、国鉄時代から放置をされたものについてはないというふうな認識でよろしいでしょうか。
○広田一君 そうしたら、その整備基準超過箇所、追加をして発表されたと思いますけれども、それは何か所あるんでしょうか。
○広田一君 九月二十四日に。
○広田一君 平成二十五年の九月二十四日に整備基準超過箇所について追加の発表をしていると思いますけれども、これは一体何か所あるんでしょうか。
○広田一君 そうすると、今、自分はJR北海道にお伺いしたときに本社が出した説明資料に基づいて質問させていただいております。その際には、北海道運輸局の皆さんも同席をされております。そこで配付をされた資料なんです。これによりますと、旧基準の適用の誤りによる補修期限の超過ということで百...全文を見る
○広田一君 質問に答えていないんですけれども、この百七十か所あった、これは非常に大きい数でございますね。先ほど局長がおっしゃったように、これは遊びと言うのかのり代と言うのか、私も私立文系でございますのでその辺のことをどう解釈するかは若干分からないんですけれども、いずれにしても一定...全文を見る
○広田一君 今把握できていないということを認められたわけでございますけれども、この旧基準との関係、これ百七十か所ございますが、繰り返しになりますけれども、非常に偏っているんですね。例えば江差線におきまして、渡島鶴岡から宮越間という比較的短い距離の間だけで二十三か所あります。また、...全文を見る
○広田一君 確かに、例えばレールに関して言いましても、レールはよく生き物だというふうに言われております。日々状況は変わるんだろうと思います。去る二日に起きた函館線でのレールの破断もその一つではないかなというふうに思います。  線路の保線といったものは、刻々と変わる線路の劣化との...全文を見る
○広田一君 政務として、今のこの特別保安監査の精査の進捗状況といったものを日々見ていらっしゃるというふうに思います。その副大臣から見て、この監査状況、精査の状況を見た上で、おおよそどの時期がこの監査結果が出る時期だというふうに認識をされているのか、これは個人的な意見で結構ですので...全文を見る
○広田一君 高木副大臣、本当に今、太田大臣のリーダーシップによってこの特別保安監査が、起きた後、一の矢、二の矢ということで業務改善指示等を出されていること、これ自分はすごい高く評価しているんです。これ、やっぱり今すぐやらなければならないことについては迅速に対応する、それも、JR北...全文を見る
○広田一君 極力早く出すということは年内だというふうに勝手に理解をするところでございますが。  そして、先ほどありましたように、これ、国民の皆さんも御承知おきのない方がたくさんいらっしゃると思いますけれども、普通、こういった特別保安監査をやれば、しっかりとした体系立てて報告書が...全文を見る
○広田一君 今回の本当に極めて深刻な状態を受けて、大臣の方から今後の在り方、また改善策等々も含めた非常に分厚い、物にすれば量になるというふうなお考えでございます。大臣のおっしゃったこと、自分自身もしっかりと理解をして、そのことを踏まえて対応していきたいと、このように思っております...全文を見る
○広田一君 分かりました、分かりました。  それでは次に、先ほど来お話がございますように、国は実質的に唯一の株主でございます。株主というのは、JR北海道の経営とコーポレートガバナンスについても大きな責任を持っているところでございます。そうした中で、例えば保線の現場の職員の皆さん...全文を見る
○広田一君 この点についてはしっかりと分析をして検証し、さらに対策、どのような対策を講じるべきかということについても考えていただきたいなというふうに思っております。  次に、修繕費を始め予算の配分の見直しの必要性についてお伺いをいたします。  そもそも、JR北海道といったもの...全文を見る
○広田一君 是非とも、この予算配分の見直しといったものがきっちりとなされているかどうかチェックをしていただきたいというふうに思います。  そして、段々のお話がございましたように、例えば石勝線の列車火災脱線事故以降、経営幹部が参加する膝詰め対話といったものが実施をされているわけで...全文を見る
○広田一君 以上です。
11月12日第185回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  本法案につきまして、私たち民主党は賛成であります。むしろ、本来でございましたら、この本法案はさきの通常国会、すなわちモンスーンが終わるまでに成立をさせなければならなかった法律だというふうに...全文を見る
○広田一君 ただいま御紹介がございましたように、この自衛隊の活動、先ほど北村委員の方からもあったとおりに、本当に国際的にも大変高い評価をいただいているところでございます。こういったことを踏まえて、ソマリア沖そしてアデン湾における海賊の発生状況については、二〇一一年、二〇一二年、そ...全文を見る
○広田一君 今、太田大臣の方から御紹介があった分析、そのとおりだというふうに思っております。ただ、これも大臣の方からも述べられておりますけれども、減っているからといって油断大敵であります。手を抜くと海賊たちは更に活動を活発化させるというふうに思いますので、この点については非常に留...全文を見る
○広田一君 今政務官の方から、ゾーンディフェンスに移る理由、また情勢についてのお話があったわけでございます。ただ、一方で、やはり船舶側から見ますと、現在のエスコート方式の方が安心、安全だという、そういう率直な声もあるわけでございます。やはり、一緒になって千二百キロ護衛をしてくれる...全文を見る
○広田一君 今、木原政務官の方から決意の一端のお話がございましたので、是非ともその方向性で今後とも対処していただきますように、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  それでは、法案の中身につきまして若干確認をしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  この本法...全文を見る
○広田一君 るる御説明がございましたけれども、要するに、これ間違っていたわけですね、国交省の資料が。
○広田一君 局長、結論はいいんですよ。しかも、この法案、自分たちは賛成法案でありますから、これ以上突っ込む気はありませんが、しかしながら、だったら私たちは、党の中で議論するときも、そして承認をもらうときも、これは一つのキーワードになったんですね。ギリシャと日本しか、民間武装警備員...全文を見る
○広田一君 本法案は、銃刀法の特例という意味でも非常に画期的であると思います。同時に、特殊性があるわけでございまして、運用については非常に厳格でなければならない、この点については私も理解をするところでございますが、そして確認なんですけれども、先ほどの中原政務官のお話だと、例えば他...全文を見る
○広田一君 はい。
○広田一君 要するに、自分の質問したとおりということであろうかと思います。そうならそういうふうに答えていただければ構いませんので。  次に、先ほど木原政務官の方から、今年十二月からいわゆるゾーンディフェンスの方に日本の護衛艦も参加するということになりました。そうなりますと、日本...全文を見る
○広田一君 自分が聞きましたこの二点の運用は極めて基本的なことでありますので、これについていまだに整理ができていないというのはいかがなものかなというふうに思ってしまいますので、早急に整理をした上で関係各位の方に周知徹底をしていただければと思います。  それでは、ちょっと最後に…...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございました。
11月26日第185回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  交通政策基本法、この本法案につきまして我々は賛成でございます。  民主党は、二〇〇一年以来、交通政策に関しまして、陸海空、これは個別対応ではなくて、骨格となる枠組みをしっかりとつくった上...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございます。  いまいちちょっと腹に入らないところもありますけれども、是非とも、国民の皆さんの役割、更に高めていくように国としての取組を是非ともお願いをしたいと思います。  次に、地域公共交通についてお伺いをしたいと思います。  国は、これまでも...全文を見る
○広田一君 今後ともソフト事業等々も含めて更に充実強化を図っていただきたいというふうに思います。  一点、これは質問通告はしてはいないんですけれども、本日午前中の参考人質疑で石田参考人が述べておりました、いわゆる交通まちづくりというふうなことにつきまして、これからは地域のまちづ...全文を見る
○広田一君 今ほど大臣の方から地域の公共交通とまちづくり、その関連性についてのお話があったところでございますけれども、これに関連しまして、この地域の公共交通というものを考えるときに、先ほど来議論してきましたように、過疎地域や中山間地域の公共交通をいかに維持していくのかというふうな...全文を見る
○広田一君 是非ともよろしくお願いを申し上げます。  次に、第二十条、二十二条に関連をしてお伺いをしたいと思います。  二十条は交通の経済的な側面の重要性を強調する規定でありまして、第二十二条は東日本大震災の発生と教訓、そして今後想定されます首都直下型地震や南海トラフ巨大地震...全文を見る
11月28日第185回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  まずもって、野島社長さん始めJR北海道の幹部の皆さん、わざわざ御出席を賜りまして、心から感謝を申し上げます。  また、去る十月二十一日、我々民主党の調査団が札幌のJR北海道の本社に調査に...全文を見る
○広田一君 そして次に、これまで九か所改ざんが見付かったということでございますけれども、これまでの調査の中で、その後新しく発覚したような箇所はあるのかどうか。そしてさらに、その九か所の管理室で一体何か所のデータ改ざんがあったのか。併せてお伺いしたいと思います。
○広田一君 そうすると、まだ現時点でも一体何か所のデータ改ざんがあったのか、これは判明をしていないということでしょうか。
○広田一君 それはいつまでに、これ判明させるおつもりでしょうか。
○広田一君 年内ということでございますけれども、事柄の性質上、より一層スピード感を持って取り組んでいただきたいと思いますし、国交省におかれても、まだ何か所のデータ改ざんがあったのか明らかにできないということは、これはゆゆしき問題だというふうに思いますので、しっかりとチェック、指導...全文を見る
○広田一君 確認はできていないということでございますけれども、少なくとも関係者の方々には全員聞き取り調査をしたという、まずはこういう理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 じゃ、調査が終わった函館管理室についてお伺いしますけれども、この函館保線管理室、相当数の方がこの改ざんに関与したということが明らかになっているところでございますけれども、ここの管理室長、助役等々、この方々にももちろん聞き取り調査をしたというふうに思います。  それを...全文を見る
○広田一君 この函館管理室の責任者の方、その方は改ざんの指示があったかどうか、どのように述べているんでしょうか。
○広田一君 それは、指示をその責任者が例えば保線所なり支社なりから受けた、そういう事実も確認できていないということですか。
○広田一君 済みません、確認ができていないという意味なんですけれども、聞き取り調査をしてそれぞれから、もちろんどこからの指示があったのかということは聞いているわけですよね。聞いた上で答えを拒否をされているのか、それとも、一定程度の答えはあったけれどもそれはまだ公表する段階にないと...全文を見る
○広田一君 確認がされていないということでありますけれども、ちょっと私の質問に答えていないのが、その責任者に対してどこからか誰からか改ざんの指示があったかどうかということについては調査をしているわけでありますよね。まずこの点について確認をしたいと思います。
○広田一君 聞いているのに確認ができていないというのは私は理解できません。聞いた結果、どのような返事があったんでしょうか。
○広田一君 聞いた結果、どのようなお答えがあったんでしょうか。それをつまびらかにお示しください。
○広田一君 そうすると、この函館管理室の改ざんは管理室の独断でやったということでしょうか。
○広田一君 国交省にお伺いしたいんですけれども、このやり取り聞いてどのように感じられるでしょうか。
○広田一君 背景、この後もお聞きをしたいと思いますけど、背景の前に、どういった手口、やり方、経緯でこの改ざんがなされたのか、その最初に指示をしたのがどこなのか、これを特定しないと背景も何もあったものじゃないというふうに思います。  今の御答弁だと、これ函館管理室の単独でやったと...全文を見る
○広田一君 この改ざんにつきまして組織的な関与があったのかどうか、これは国交省、非常に注意深くまた見ていただきたいなというふうに思います。  そこで、何をもって組織的な改ざんなのか、これ考えていかなければなりません。函館管理室、何名かの職員が改ざんにかかわった、これは組織的な改...全文を見る
○広田一君 国交省。
○広田一君 つまり、動機が問題であって、どこがやったのかというのは余り関係がないということなんでしょうか。私はそうではないというふうに思います。例えば、支社が関与した、また本社が関与していた、そうするとこれは明らかに組織的な改ざんだというふうに私は思いますけれども、違うんでしょう...全文を見る
○広田一君 確認ですが、その場合は組織的な改ざんがあったというふうに認識をするということですね。
○広田一君 そうすると、そういった組織的な改ざんが認められた場合、監査妨害などとして厳正な対応を取るべきだというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
○広田一君 事実確認をしっかりすること、これは当たり前のことでございます。  しかしながら、先ほどのJR北海道のお話でございますと、これは十二月中旬ぐらいにははっきりさせるというふうな話もございました。今、特別保安監査も入っている状況でございます。  じゃ、現時点では、そうい...全文を見る
○広田一君 申し上げる段階には至っていないということでございますけれども、そうすると、そのような事実があるということについては把握をしているという理解でよろしいんでしょうか、それとも全く把握をしていないのか。いかがでしょうか。
○広田一君 そうなると、先ほどJR北海道が答弁したことと食い違いが生じているというふうに思います。ないというふうに言っているんです。けど、国交省はその可能性がある、高いというふうに思って今調査を進めているということでございますけれども、その辺の事実確認、もうちょっとしっかりとやっ...全文を見る
○広田一君 今大臣の方から御答弁があったわけでございますけれども、引き続き、双方それぞれが緊張感を持って、冒頭申し上げたように、事実は事実として明らかにしていただきますように強く要請をしたいと思います。  そして、今回の改ざんのポイントの二つ目が、先ほど来お話がございますように...全文を見る
○広田一君 済みません、推察ということなんですが、それは現時点での推察なんでしょうか。調査が進んで、これは非常に大きな原因というふうに社長自身強く思っていらっしゃるということではなくて、あくまで推察ということなんでしょうか。
○広田一君 そうした場合に、先ほど、過去から改ざんがあった四か所の御報告がございました。これには、先ほど来議論になっております函館保線管理室は入っておりません。これ、過去からはやっていないということでございますので、そういたしますと、今回の函館保線管理室の改ざんは、私は国交省の特...全文を見る
○広田一君 先ほどの答弁で、函館保線管理室につきましてはかなり調査が進んでいるというふうな趣旨の御答弁をされていたはずであります。にもかかわらず、じゃ、この過去からの改ざんがあったかどうかについて、函館管理室についてもまだ調べているという、そういう理解をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○広田一君 以上、レールの改ざん問題について何点か御質問をさせていただきました。非常にこの調査状況、膨大な量、そして聞き取り調査しなければならない人数が多いこと、十分に承知をするわけでございますけれども、しかしながら、私の質問、別に専門的な質問でもなく、当然こういったことは多くの...全文を見る
○広田一君 そのときに、今回の特別保安監査等で国交省から指摘をされた、言ってしまえば形骸化ですよね、これについて、当時、野島社長自身、問題意識がなかったんでしょうか。
○広田一君 現段階では反省をしているということでございますけれども、ほかのJR各社、この安全推進委員会の運用状況、私は、ほかのJRは、月一回これは定例にしているということでございますけれども、事故の発生状況において臨機応変に開催をしている、こういうふうに理解しておりますけれども、...全文を見る
○広田一君 野島社長、先ほど瀧口局長の方から御答弁がございましたように、やはりその中身の在り方だと思います。この安全推進委員会をより一層実効性を高めるためには、やはり現場に近い方々の意見なり考え方なり、これをタイムリーに取り入れるべきだというふうに思います。今回の御紹介があったJ...全文を見る
○広田一君 そういったことも含めてこれまでなかなか機能しなかったというふうなことが指摘をされているわけでございますので、そこに、段々の議論がございますけれども、魂を入れて実効性があるように是非運営をしてもらいたいというふうに強く要請をいたします。  次に、労使関係についてお伺い...全文を見る
○広田一君 是非ともその取組、早期に実現をしていただいて、今何が問題なのか、率直な意見交換、協議をしていただきたいと思います。どうかよろしくお願いを申し上げます。  次に、JR北海道に対する支援の考え方についてお伺いをいたします。  段々の議論、お話がございましたように、JR...全文を見る
○広田一君 是非そういった視点を持ちながら、一方で緊急にしなければならないこと、これもあるわけでございますので、その点についてはめり張りのある対応をしていただきたいというふうに思います。  最後に、そういったことを受けて、まず今やるべきことは一体何なのかということでございます。...全文を見る
○広田一君 どうもありがとうございました。