広田一

ひろたはじめ

小選挙区(高知県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数1(参2)回

広田一の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
議事録を見る
○広田一君 それでは、委員派遣について御報告申し上げます。  去る一月十六日、十七日の二日間、静岡県を訪れまして、国土の整備、交通政策の推進等に関して、防災・減災と観光の観点から実情を調査してまいりました。  派遣委員は、藤本委員長、渡辺理事、赤池理事、田城理事、江島委員、酒...全文を見る
03月13日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  質問に入ります前に、東日本大震災が発生してから三年がたちました。改めまして、亡くなられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様、そしていまだに不自由な生活を強いられている皆様に心...全文を見る
○広田一君 今、九条一項、二項の構成についての御見解があったところでございます。これについて、ちょっと若干視点を変えてお伺いをしたいというふうに思うんですけれども、いわゆる安保法制懇の報告書、来月に出るというふうに思うところでございます。これでどのような憲法解釈の変更がなされるの...全文を見る
○広田一君 本来であれば、政治家太田大臣としての御答弁を頂戴したいというふうに思っておりました。これ以上突っ込みますと外交防衛委員会になってしまいますので、今日は控えさせていただきたいというふうに思っておりますけれども、いずれこの点についての御見解も述べていただく機会もあろうかと...全文を見る
○広田一君 見守るというふうなことでございます。  ただ、安保法制懇は御承知のとおり私的諮問機関でございまして、非常に位置付けも弱いところでございます。そこまで御配慮をされる必要はないのではないかなというふうに思いますし、あわせて、それらと関係なく、専守防衛に対する考え方という...全文を見る
○広田一君 繰り返しの答弁でございますが、また、そうすれば安保法制懇の報告書が出た暁にはこの問題についてもお話をしていただけるというふうな理解でよろしいのでしょうか。
○広田一君 このほかにも四問ほど太田大臣には質問通告をしているところでございますが、全体のバランスを見ましてこれで終わらさせていただきたいなというふうに思っておりますが、ただ、十一月五日の御答弁と比べて、また衆議院の予算委員会等々の議論を通じて、非常に太田大臣、全体を見て、また慎...全文を見る
○広田一君 是非とも頑張っていただきたいと思います。  次に、大臣所信に基づきまして御質問をしたいと思います。  まず、領海警備についてお伺いをいたします。  先ほど来質問してまいりました集団的自衛権の議論、これも非常に大事ではありますが、より一層現実的な課題、喫緊の課題と...全文を見る
○広田一君 今政務官の方から、海上保安庁の現場がどのように対応しているのかというふうな御答弁はいただきました。すなわち、退去要求とか進路規制をしているということであります。  私が質問しているのはそうではなくて、皆さんが、この大臣所信で述べられている堅守、堅守をしているというふ...全文を見る
○広田一君 確認なんですけれども、これは姿勢であって、実際は、実際とは違うということなんでしょうか。あくまでもこういう堅守という姿勢で海上保安庁の皆さん、尖閣周辺の領海警備に当たっているという理解なのか、実際問題、堅く守って、堅守をしているということを実効性を担保しているというふ...全文を見る
○広田一君 姿勢と実態は私は違うというふうに思っておりますので、以下、これらに関連してお聞きをしたいというふうに思います。  まず、本当に、今日の国土交通委員会の皆さんと今の尖閣周辺の状況について認識を是非とも共有をしていきたいなというふうに思っておりますので、事実についてお伺...全文を見る
○広田一君 それぞれ御答弁をいただいたわけでございますけれども、例えば領海侵入最大隻数、これいつ起きたのか。また、領海侵入最長時間、これいつ起きたのか。さらには、魚釣島に最接近、これは四百五十メートルということでありますけれども、これはいつ発生したんでしょうか。
○広田一君 確認ですけれども、これは全て安倍政権になってからということでよろしいでしょうか。
○広田一君 そうすると、先ほど申し上げたような、るる最悪の事態といったものが安倍政権が誕生してから発生をしている事実というふうな理解でよろしいでしょうか。
○広田一君 このように、安倍政権、非常に強い日本というものを御主張されている割には、確かに尖閣の国有化というものはございましたけれども、安倍政権になってから中国公船による領海侵入が飛躍的に増加して、そして悪質化し、常態化をしているという現状を確認をすることができたわけでございます...全文を見る
○広田一君 一点、危機感の共有というものがなされたわけでございますけれども、更に申し上げますと、私は、このような状態がまさしく常態化をすれば有効支配の実態というものを失ってしまうんじゃないか、こう思うんですけれども、この点についての御見解をお伺いします。
○広田一君 それは、どういう根拠をもってそういうふうに言われるんでしょうか。
○広田一君 有効に支配をしているというふうなこと、先ほど申し上げたとおり、平成二十二年、二十三年の実態であれば私もそう思います。しかし、安倍政権になってから先ほど申し上げたような最悪の事態が続いているわけです。全く状況が大きく近年変わっているわけであります。だから、この実態を踏ま...全文を見る
○広田一君 それでは、視点を変えて質問をいたしますけれども、今、なぜこの安倍政権になって中国はこれほどまでに領海侵入を繰り返し、そのレベルも上げてきているのか、この中国の意図についてどのように考えているんでしょうか。
○広田一君 いや、これは驚くべき答弁でございます。  これほどまでに頻繁に領海侵入をされている中で、中国側の意図について分からないというふうに皆さんが言えば、これは本当にゆゆしき問題だというふうに思います。本当にこれで領海を守れるんでしょうか。今、海上保安庁の現場の皆さんがどん...全文を見る
○広田一君 具体的にどのような措置を検討しているのでしょうか。
○広田一君 差し控える理由がよく分かりません。相手に手のうちが分かるというふうなことでございますけれども、これはむしろ、やはり日本がどのような措置をこの二十五条第一項に基づいて対処するのかということを検討し、示していくということが、これが非常に重要なことだろうというふうに思ってお...全文を見る
○広田一君 警備手法を明らかにしないことが、なぜ日本の領海警備にとって重要だというふうに思われるんでしょうか。
○広田一君 例えば、じゃ、一般的に、一般論で結構です。一般的に言われているこの種の領海警備にはどういったものがあるというふうに認識されているんでしょうか。一般論で結構です。
○広田一君 これ以上やると、ちょっと止まるんで、真面目に答えてもらいたいんですけれども、一般論として私は聞いております。  国際法上、このような領海警備をする場合に、二十五条第一項に規定されている必要な措置として、一体どのようなものが一般論として考えられるのか、これは私は示さな...全文を見る
○広田一君 その必要な措置の一般的な中身は何でしょうか。
○広田一君 逆に言えば、それ以外ないということでしょうか。
○広田一君 いや、質問に答えていただきたいと思います。それ以外ないんでしょうか。
○広田一君 いろいろ考えられると。
○広田一君 そうです。
○広田一君 それでは視点を変えて聞きますけれども、外国ではどのような対応をしているというふうに認識しているんでしょうか。
○広田一君 それ以外に必要な措置ということについては御認識をされていないという理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 るる議論をさせていただきました。  このような非常に尖閣周辺が厳しい状況の中において、今後必要な措置といったものが一体何が必要なのかということを我々国会としても議論しなければならないというふうに私は認識をいたしております。そういった場合に、今のような進路規制等々だけ...全文を見る
○広田一君 逆に言えば、その海上保安庁法第二十条二項の一に規定している外国船舶として除外されている、「各国政府が所有し又は運航する船舶であつて非商業的目的のみに使用されるものを除く。」、これを見直せば武器使用ができるというふうな理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 つまり、現行法上でのこの対象として取り除くことはできないというふうな理解でよろしいでしょうか。
○広田一君 外国公船の管轄権に関する議論、これはまた改めてしなければいけないのではないかなというふうに私は個人的に思っております。外国の軍艦といわゆる各国の公船に対する位置付け、これは国際法上もいろいろ議論があろうかというふうに思いますので、これについて今のようなちょっと断言をさ...全文を見る
○広田一君 それでは、検討をしていただけるという理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 次に、無害通航でない航行をした上で、大変遺憾ながら仮に不法上陸を試みた場合、海上保安庁の現場として具体的にどのような対応で阻止をされるおつもりなのか、お伺いします。
○広田一君 そうすると、中国公船の乗組員が不法上陸を試みた場合に海上保安庁の現場として具体的にどのような対応をするのかということは、これまた手のうちを明かすことになるので申し上げることができないということでしょうか。というふうなことになりますと、我々国会はこの非常に蓋然性が高いと...全文を見る
○広田一君 済みません。もう一度、ちょっと武器使用基準の関係について、再度御答弁をお願いします。
○広田一君 それでは、確認しますけれども、その警察官職務執行法第七条には、公務執行に対する抵抗の抑止のため必要であると認められる相当な理由がある場合においては、その事態に応じ合理的に必要とされる限度において武器を使用することができるというふうにあります。よって、仮に、あってはなら...全文を見る
○広田一君 はい、分かりました。  その上で、そういったことを積み重ねながら、先ほど手のうち云々というふうなお話がございましたけれども、国民の皆さんとこの問題について私はしっかりと議論を深めていかなければならない、このように思うところでございます。  そういった場合に、これは...全文を見る
○広田一君 領海警備法制定の必要性について認識をされているというふうなことでございますので、あわせて、先ほど来議論がございますような種々の事態等々を想定をして、現行法の限界というものを踏まえた上でどのような対処ができるのか、これについては不断の検証と検討をしていただくように強く要...全文を見る
○広田一君 よくこの手の話では危機管理メカニズムの構築を図っていかなければならないというふうな議論があるというふうに承知をしておりますけれども、これについての御見解をお伺いします。
○広田一君 今各国で議論されている危機管理メカニズムについて、どういった見解をお持ちなんでしょうか。
○広田一君 これらの問題についても、私も昨日質問通告するときに、一体どういうふうに衝突回避のために策を講じるのか、これについて聞くと。それを受けてまた、二の矢、三の矢じゃないですけれども、質問するというふうに言っております。当然この種の議論をする場合には出てくる問題、恐らく部内の...全文を見る
○広田一君 今大臣の方から両氏を起用した理由等についてお話があったところでございます。このJR北海道の社長、会長人事、これは非常に国民の皆さんの関心が高いところであります。これほどの不祥事、事故を起こした上で、しかもこの時期になぜ社長が、会長が替わるのか、非常に唐突感がありました...全文を見る
○広田一君 時間も参りました。この問題含めて、その他質問通告をさせていただいた事柄につきましては、後日、委嘱審査等々でまた質疑をしたいというふうに思いますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。  ありがとうございました。
03月17日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。  質問に入ります前に、私からも、藤巻幸夫議員の御逝去の報に接し、衷心より哀悼の意を表しますとともに、御遺族の皆様方に対しまして心からお悔やみを申し上げます。  私も、藤巻委員に敬意を表するとともに、先ほどの渡辺理事の補足には...全文を見る
○広田一君 今経済波及効果についての御説明があったところでございますが、実は国際連合の観光機関が定めた算出方法では、二〇一一年の日本の国内の旅行消費額は二十二・四兆円というふうに言われております。これは、アメリカ、ドイツに次いで世界第三位ということでございますけれども、こういった...全文を見る
○広田一君 この流れを是非とも続けていかなければならないということで、これも先ほど議論がございましたように、いよいよ二千万人の高みを目指して取り組んでいくということでございますけれども、これまでの傾向を見ますと、韓国、中国、台湾がいわゆる訪日外国人旅行者数の御三家であります。それ...全文を見る
○広田一君 今御答弁がございましたが、やはり、今内訳については設定はしていないけれども、これまでの傾向を見ると、先ほど申し上げたように韓国、中国、台湾を始めとして東南アジアを中心に伸びていくだろうというふうなことでございますけれども、私はやはりこの二千万人という高みを考えたときに...全文を見る
○広田一君 大臣の方から御答弁がございましたが、この二千万人の内訳については是非検討していただきたいというふうに思います。大臣からお話がございましたように、目標を設定している以上、どこがどうなるのかということについては是非とも数値目標を掲げた上で戦略的に取り組んでもらいたいという...全文を見る
○広田一君 藤本委員長の政務官時代の答弁を踏襲してもらっているということで、大変うれしく思うところでございます。  一方で、お話がございましたように、非常に日中関係冷え込んでおりますけれども、事観光につきましては、日々交流を図り接触しているというふうな御紹介もあったわけでござい...全文を見る
○広田一君 今後もさらに問題意識を持って取り組んでいただきたいなというふうに思うところでございます。  あわせて、今これから課題になっていくことの一つとして、これちょっと事実確認も含めてお聞きをしたいというふうに思うんですけれども、上海に事務所を出しているホテル業者の方にお話を...全文を見る
○広田一君 是非、実態等把握をしていただいて、もし改善の余地等があればこれに取り組んでいただければなというふうに思います。  続きまして、先ほどムスリム対応等々の話がございました。セミナーの開催とかモデル事業を設定をして、いわゆる国内の受入れ環境の整備を行っていきたいということ...全文を見る
○広田一君 今しっかりと検討ということでございましたけれども、これはどういったニーズ等々があるかについてはもう十分把握をされているのではないかなというふうに私自身思うわけであります。厳格な方もいらっしゃれば、そうでもない方もおりますし、こういうふうな中で、先ほど言いましたように、...全文を見る
○広田一君 つまり、無料公衆無線LANについては来年度予算で予算措置をしていないということでよろしいんですね。
○広田一君 太田大臣、先ほど大臣の決意の中で、これについては推進するんだというふうな話もありました。アクション・プログラムの中でもこれは重要なんだというふうな位置付けをされておりました。しかし、観光庁、国交省の予算でそれを応援する、裏付ける、担保する具体的な支援策がないんです。予...全文を見る
○広田一君 是非よろしくお願いをいたします。  そして、来年度の観光庁の予算を見ますと、百三億円でございます。これ、〇・一%の僅かな伸びになっておりまして、この百三億というふうな額は、道路局のどこかの課の予算よりはるかに少ないんじゃないかなというふうに思ってしまうぐらいの額でご...全文を見る
○広田一君 是非よろしくお願いします。  国土交通省の予算の中で、私は、見直せばかなり観光庁に回せる予算というものはあるんじゃないかなというふうに思います。鉄道・運輸機構、談合されていたわけでありますけれども、そういうところに莫大なお金を回す余裕があれば、是非とも観光庁に回した...全文を見る
04月22日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いをいたします。  まず、私の方からも、この度の韓国旅客船沈没事故で亡くなられた皆様方に対して衷心より哀悼の意を表しますとともに、御遺族の方々に対して心からお悔やみを申し上げます。いまだ多くの方々が船内に取り残...全文を見る
○広田一君 御答弁を頂戴しました。今回の事故を受けて、現状、国交省ができる適切な対応をされているということがよく理解できました。これからも、事故の推移を見ながら適切な対応をされますことをよろしくお願いを申し上げます。  それでは、港湾法の一部改正案についての質疑に入らさせていた...全文を見る
○広田一君 今大臣の方から、我が国の港湾を取り巻く厳しい現状、その強い問題意識の下に国が全面的に出て強い港湾をつくっていくんだ、その決意が示されたわけであります。  そして、その上で、今回の政府出資の意義といたしまして、財政基盤強化によるターミナル運営のための設備投資の促進と、...全文を見る
○広田一君 今、野上副大臣の方から御説明がございました。確かに、船会社誘致のための国際的なセールス、これはかつて室井邦彦先生も政務官当時非常に取り組まれたということも承知をいたしております。また、全国から荷物を集めていくということの必要性も十分理解をできるわけでございます。  ...全文を見る
○広田一君 私も、先ほど来言っていますように、国が出資をしてそれぞれの会社に対して経営に関与していく、その際に船会社の誘致のための国際的なセールス、この国の信用をバックにして取り組むということ、これは私は非常に一つの効果があるのではないかなというふうに思いますが、ただ、この後ちょ...全文を見る
○広田一君 現在、京浜、阪神と協議をしているということでございますけれども、それではそれに関連してお伺いをしたいんですが、これは、この京浜、阪神、それぞれ経営統合して会社を設立していかなければなりません。でなければ政府出資はできないわけでございますけれども、阪神につきましては、本...全文を見る
○広田一君 政務官、聞いているということでありますけれども、私がお聞きをしているのは、十億円の予算を計上をし、これをこの二十六年度、京浜、阪神に出資をするというふうに述べられているわけであります。その大前提が、先ほど何度も言うように、港湾運営会社の設立、これがなければ出資はできな...全文を見る
○広田一君 それでは、京浜については二十六年度に経営統合され、港湾運営会社が設立をされるというふうな見通しを持っているというふうに御答弁をしたわけであります。  確かに、政務官が御答弁されたように、当時は、二十六年度の経営統合、また港湾運営会社の設立といったものを目指していると...全文を見る
○広田一君 そうすると、確認なんですけれども、本来この政府出資が行われる場合に、お話のございました二個づりのガントリークレーンの設置、私は、本体そのものに対して国が全面的に出ていくということであれば非常に理解ができます。しかしながら、お話だと技術支援、何かつまり研究開発も含めた技...全文を見る
○広田一君 具体的な金額が出ていませんけれども、数字は持ち合わせていないという理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 そうすると、確たる積算根拠もなくこの十億円というものを予算計上しているという理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 繰り返しになりますけれども、それに一体幾ら掛かるのかということの積算の数字はないという理解でよろしいんですね。
○広田一君 そうしたら、その内訳を示してください。
○広田一君 それでは、積算根拠については後ほど示していただくということで理解をいたしました。  次に、今回、政府出資の十億円によって財政基盤の強化に資するというふうなお話でございますけれども、各埠頭会社の資本金を見ますと、阪神そして京浜、これをそれぞれ足し合わせたら三百億円を優...全文を見る
○広田一君 ただ、単純に申し上げて、もし阪神に十億円を出資するとしても、全体のボリュームからいうと三%にも満たないんです。この資本関係において、本当に財政基盤の強化に資するというふうに言えるんでしょうか。私は言えないというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
○広田一君 資本構成ということになると、今の、じゃ、それぞれの埠頭会社が持っている資本金といったものは前提にしないということなんでしょうか。
○広田一君 済みません、上下分離方式というふうにおっしゃいましたけれども、それはどこを対象に考えていらっしゃるんでしょうか。阪神、京浜両方なんでしょうか、それとも阪神なのか。あと、上下分離方式というのは一体どういうふうな組織形態なんでしょうか。
○広田一君 今後の可能性として協議をされるというふうなことでございますけれども、これ、皆さん、本当に聞いてみて、十億円出資するこの積算根拠は一体何なのかという質問について、その内訳もよく分からない。さらには、この資本関係において、各会社に対してどういったような出資の形態を取ってや...全文を見る
○広田一君 特に神戸については、その根拠を示してください。
○広田一君 神戸は、当期の純損失かなり出しているというふうに思います。私は、健全な経営がされているかということについては分析がより一層必要だということは指摘をさせていただきたいと思いますし、皆さん、非常に申し上げにくいんですけれども、政府出資をして、これから国が主導してそれぞれ阪...全文を見る
○広田一君 じゃ、それぞれ踏まえて、東京都以外は政府出資については積極的という、こういう理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 そこの、どういった議論がなされていて、個々それぞれがどういった発言をされていること、これは非公開ということも私は一定理解をいたします。  しかしながら、先ほど言いましたように、国、港湾管理者、民間の協働体制を構築するということが政府出資の意義であるというふうに申され...全文を見る
○広田一君 このように大臣答弁されているわけでありますが、例えば昨年の十二月十日の東京都議会の経済・港湾委員会の議事録を見ますと、質問に対しまして都側の答弁は、中間取りまとめでは、民の視点とは逆行するとも考えられる港湾運営会社に対する出資を検討することが突如公表されたとか、国は経...全文を見る
○広田一君 政務官の御答弁の最後のところは、私はもうそのとおりだと思っております。  ただ、であるならば、なぜこのような答弁を都議会の経済・港湾委員会でそれぞれ突如公表されたというふうな言い方をしてしまうのか。確かに、双方の言い分、これはあろうかというふうに思いますけれども、我...全文を見る
○広田一君 今大臣が御答弁をされましたように、強い港湾を京浜、阪神で造っていく、これは論をまたないわけであります。そのためには、やはり国、港湾管理者、民間、この三者が三位一体なのか三本の矢かどうか分かりませんけれども、これはしっかり連携、協調していかなければならないと思います。 ...全文を見る
○広田一君 今、野上副大臣の方からるる御説明がございました。こういった基本的な、御答弁されたような方針に基づいて、是非とも整備、推進に取り組んでいただきたいというふうに思います。  そういった中で、繰り返しになりますけど、国も厳しい財政状況でございます。このことを踏まえると、や...全文を見る
04月23日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第5号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  本日は、佐々木参考人、坂根参考人におかれましては、大変お忙しい中御出席をいただきまして、本当にありがとうございます。また、貴重なお話を頂戴して、心から感謝を申し上げます。  まず、お二人...全文を見る
05月13日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  まず、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の一部を改正する法律案に関連しまして、土佐電鉄と高知県交通の統合問題についてお伺いをいたします。  太田大臣は、本法案の提案理由説明で次のよ...全文を見る
○広田一君 今、高木副大臣の方から御答弁を頂戴しました。  今の地域公共交通の取り巻く環境、厳しさ、問題点、共有をしたところであり、そのための具体的な施策について本法案に盛り込まれていること、これを改めて確認をしたところでございます。  その上で、地域公共交通のこの危機的な状...全文を見る
○広田一君 今、田端局長の方からも御答弁がございました。危機的な状況についても御認識をしていただいているというふうに理解をしたところでございます。  今後、新会社などから様々な要請が出てくるだろうと思います。現時点でも、例えば十月からの新会社のスタートというふうにすれば、逆算す...全文を見る
○広田一君 太田大臣の方から本当に力強い御支援の言葉があったところでございます。今回の、日本初の試みになりますし、何としても再生を図っていかなければなりません。これに対する国交省、国の全面支援を本当に要請し、また、大臣の方からもそのようなお話があったところでございます。  こう...全文を見る
○広田一君 先般の参考人の質疑におきましても、確かにコンパクトシティーといったときには高齢者の皆様方に対する視点、これは非常に重要でありますけれども、一方で、子育て世代、若者、こういった世代にも共感ができるように、そういうことを考えたときに、やはり居住誘導区域を設定し、そこに住ま...全文を見る
○広田一君 今、工場跡地等々を想定しているというふうなお話でございましたが、一点確認なんですけれども、例えば用途地域の関係でいえば、第一種低層住居専用地域、この一部も居住調整地域に指定される、こういった場合もあるんでしょうか。
○広田一君 今答弁にありましたように、確かにレアなケース、里山等々のことについてのお話がございましたけれども、しかしながら、結果として市街化区域の中に住宅というものに特化をいたしました市街化調整区域、これが混在、点在をすることになってしまうというふうに思うわけであります。  こ...全文を見る
○広田一君 きめ細やかな対応というふうな御答弁がありました。確かに、コンパクトシティーの形成のために様々な政策のツールを持つこと自体、否定をするものではありません。しかし、市街化区域の中に特例的にではあっても市街化調整区域を設定する、私はこれは本筋なのかなというふうに疑問を持って...全文を見る
○広田一君 これは最後の質問したいと思いますけれども、現行のそのような手法というものが今余り使われていないので居住調整地域といったものを設定したというふうなお話でありますが、私は今の現時点で各自治体でこれに対するニーズがあるのかどうか、これは甚だ疑問な点があります。これを、地域を...全文を見る
○広田一君 終わります。
05月22日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  まず、我々の本法案に対する賛否なんですけれども、これは当面の暫定的な措置として賛成であります。このような言い回しでも分かりますように、要するに消極的賛成であります。  本法案、これまでも...全文を見る
○広田一君 ありがとうございます。  確かに、既存の債務と更新等の債務を切り分ける、区分することは分かりやすいというふうに思います。一方で、このスキームは、トータルコストの面で課題、問題があるんじゃないかというふうに思います。  資料の方の一枚目を御覧をいただきたいと思います...全文を見る
○広田一君 御答弁がございましたように、二十五兆円を超える額が今後必要だということであります。これ、とてつもない金額であります。つまり、更新等の償還開始、これを平成六十二年以降に先延ばしをすることによって、その分、御説明がございましたように支払利息が膨らみ、実際の償還費用は増えて...全文を見る
○広田一君 今の御答弁は、現役世代さえ良ければいいというふうにも聞こえてしまいます。今自分たちが議論しなければならないのは、やはり将来世代のことを考えて、いかに負担軽減を図っていくのか、これは非常に重要なことだというふうに思います。そしてまた、景気に与える影響等々、確かに消費税の...全文を見る
○広田一君 自分が今質問しましたのは、金利リスクの面でもこれは償還を早く始めた方が合理的ではないか、こういう質問でございますので、改めて御答弁をお願いします。
○広田一君 金利が上昇すればまた改めて議論をしていくというふうなことでありますけれども、ただ、ここでも共有をしたいのは、非常に長い間返済していくわけでございます。確かに、今四%ということで設定をして計算をしていること、現状の低金利から比べればむしろ高いんじゃないかというふうな指摘...全文を見る
○広田一君 そうすると、段々の御答弁を聞きますと、現状の人たちのために、一定、将来世代にそれをツケ回すのは仕方がないと、こういった理解をしているんでしょうか。
○広田一君 ここはちょっと議論を区別して考えていかなければならないと思います。  構造物を利用する世代間の公平性、これは確かにあると思います。しかしながら、今議論をしているのは、いわゆる利用者負担といったものを考えたときに、今の現下の景気というものを最優先をさせることによって、...全文を見る
○広田一君 いや、ちょっと今の答弁、理解できないんですけど、もう少し説明をお願いします。
○広田一君 利用料の面で。
○広田一君 その点に関して、ちょっと若干視点を変えてお聞きをしますと、現在のスキームですと、実際、更新後のぴかぴかの橋梁、これなどを利用するユーザー、少なくとも平成六十二年以降車を乗らない人は償還費用を一円も負担しないことになるんです、一円も。安全は現役世代が享受をして、安全確保...全文を見る
○広田一君 今、野上副大臣の方から、これまでの議論の経緯の御説明があったところでございます。これ、一定、私も承知をしているところでございますけれども、要は、申し上げたいことは、本来、先ほど来の世代間の負担の公平性等々、そしてトータルコストの観点、また金利リスク、こういうふうなこと...全文を見る
○広田一君 是非、現在御提案のスキームだけではなくて、今ほど副大臣の方からも御答弁がございましたように、状況等々を鑑みてこのスキームの見直しも図っていくという御答弁をいただきましたので、これについても引き続き議論をしていきたい、このように思っているところでございます。  次に、...全文を見る
○広田一君 そうすると、確認なんですけれども、償還が完了した会社から無料開放する、こういう理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 その法的担保はどのようなものがあるんでしょうか。
○広田一君 確かに、首都高についてはたまたま今法律案の延長期間十五年というふうに平仄を合わせているわけでございますが、阪神とNEXCOについては違います。NEXCO十年、阪神十二年ということであります。これについては実は法的な担保といったものがありません。恐らく、今後協定等を結ん...全文を見る
○広田一君 そうすると、これ、それぞれの、十年、十二年で償還が終了する、ここの担保について、これはちょっと大臣の方から、大臣の答弁で是非担保いただければというふうに思います。
○広田一君 いや、具体的に、今回法案を議論をする場合に、阪神とNEXCOにつきましてはそれぞれ十五年たたずに償還が完了する、その後無料化するというふうに我々理解をしているんですけれども、しかしこれは法的には担保がないんです。これを担保するためには、大臣答弁等々、それが私は必要だと...全文を見る
○広田一君 そうすると、時と場合、状況によってNEXCOの十年、阪神高速の十二年ということが延びてしまうという可能性もあるということでしょうか。
○広田一君 いや、再度確認になるんですけれども、このNEXCO十年、阪神十二年というところがひょっとしたら守ることができないかもしれないというふうなことは、これは非常に今後議論を進めていく上でも問題ではないかなというふうに思っているところでございます。これは引き続きまた議論を進め...全文を見る
○広田一君 その年間の概算額とその根拠についてお示しを願いたいと思います。
○広田一君 現在、御紹介のございました二十三条の読み方で徴収をするということでございますけれども、今回、更新費などの償還に加えて償還が完了した既存インフラの維持管理費が含まれている、これについては十分な説明、国民の皆さんいただいていないんじゃないか。これまでは更新費用の償還にだけ...全文を見る
○広田一君 つまり、民営化時におきましては更新需要の発生は想定はしていたと、ただ、道路構造物の老朽化予測には限界があって、当時は構造物が建設後四十年を経過し始めたところなので、具体の箇所や対処方針が明らかになっていなかったので更新費については計上していなかった、こういった御説明だ...全文を見る
○広田一君 予測は限界があるというふうに答弁をしております。しかし、逆に言えば、どこまで予測ができていたのか、この説明責任はあろうかというふうに思います。特に現場の技術者の皆さんはこれを早くから認識をしていたのではないかというふうに思います。今回、首都高、阪神、必要な更新箇所とい...全文を見る
○広田一君 御答弁頂戴したわけでございますけれども、ただ、当時の室井先生の御質問が、本当に耐用年数というふうに非常に大きな話の中で出てきたこの更新費の一千億円の計上、ただ、実は中身は舗装の打ち替え等々、非常に修繕に近いもの、こういうふうなことでございました。単語は同じ、中身は違う...全文を見る
○広田一君 そうすると、今回また資料を配らさせていただいているところでございますけれども、今回の提案のございます更新の定義、そしてその具体的な工事内容、さらにはこれから議論になります大規模修繕、そしてその具体的な工事内容、これらにつきまして、それぞれ配りました資料に沿って御説明を...全文を見る
○広田一君 御答弁がございました。おっしゃるとおり、橋梁の架け替えなどの更新費用が掛かること、これはある程度理解をします。しかしながら、大規模とはいえ、この修繕についていきなり一兆七千億円ほど必要と言われ、はい、そうですかといって普通返事をすることは私はできないのではないかなと思...全文を見る
○広田一君 ですから、大規模修繕をすること自体、これは否定をしているわけではありません。しかしながら、資料にもございますように、グラウンドアンカー対策であるとか土石流対策、こういったものが大規模修繕ということであれば、この工事内容、確かに重要、必要かもしれませんけれども、これを全...全文を見る
○広田一君 御答弁ございましたように、一兆七千億円を超える大規模修繕について厳しく精査をしていただきたいと思います。これが不必要ということではなくて、これは将来世代にまでツケ回してやるべきものなのかどうか、これをそういった視点で中身を精査をしていただければというふうに思うところで...全文を見る
○広田一君 そうすると、確認ですけど、これからも更新費用が発生をするというふうに見込んでいるというふうに理解してよろしいんですね。
○広田一君 もう時間となりました。今日で自分の質疑終える予定でございましたけれども、まだまだ積み残し等々がございましたので、これは来週の火曜日にもまた若干やらさせていただきたいということを申し上げまして、質問を終わりたいと思います。  どうも失礼しました。ありがとうございました...全文を見る
05月27日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  それでは、前回積み残しの分につきまして御質問をさせていただきたいと思います。まず、更新費等の償還財源につきましてお伺いをいたします。  私は、概算で二十五兆六千九百億円と莫大な費用が掛か...全文を見る
○広田一君 今、二種類につきましての御説明があったところでございますけれども、その中で、特定のものに積み立てられたもの、さらには、使用目的が未確定のものもあろうかというふうに思いますけれども、それぞれはどのような配分になっているんでしょうか。
○広田一君 この利益剰余金でございますが、今、徳山局長の方からも御答弁がございましたように、九百億円の部分につきましては修繕等に充てられているというふうなことでございますので、この一部につきましては更新等の費用に充てられるべきものもあるというふうに思うわけでございます。  確か...全文を見る
○広田一君 今、副大臣の方から基本的な方向性の話が出たわけでございます。是非ともこの利益剰余金、更新費などの償還に活用していただきたいと思いますが、その概算等が出た場合は、つまり具体的な金額等がある程度決まりましたら、是非とも御報告をしてほしいと思いますが、この点につきましての御...全文を見る
○広田一君 局長、もうちょっとはっきり言っていただければ有り難いんですけれども。是非とも御検討いただいた上で、金額等々が確定をしましたら是非公表なり御報告をしていただく、こういった理解でよろしいんでしょうか。もう一度確認をいたします。
○広田一君 今、利益剰余金についての、活用についての質問をさせていただいたわけでありますけれども、私の問題意識は、やはりこれからの将来世代、ただでさえ一千兆円を超える借金を背負いながら、また少子化が進んでいく、人口減少が進んでいく、そういった平成六十二年以降の世代のことを考えた場...全文を見る
○広田一君 是非ともよろしくお願いを申し上げます。  それでは次に、これからの高速道路政策についてお伺いをいたします。  これに関しまして、先般、民主党の次の内閣におきまして、高速道路の原則無料化、マニフェストについて見直し、検討を行い、中間報告を取りまとめたところでございま...全文を見る
○広田一君 今、段々の御答弁があったところでございます。先日の参考人質疑の中でも、無料化実験によって非常に混雑を招いたというふうに発言をされた先生もいらっしゃったわけでありますけれども、今五十区間のうちの七区間、これをどう評価するかは議論の分かれるところでございますけれども、しか...全文を見る
○広田一君 以上、それぞれの実験結果についてのお話があったわけでございますが、その上で、全体的な総括といたしまして、この無料化社会実験についてどう評価をされているのか、今後の料金の在り方の方向性も含めて、太田大臣にお伺いをしたいと思います。
○広田一君 大臣から御答弁をいただきました。また、時間も来てしまいましたけれども、こういったことを含めて、これからのあるべき高速道路政策につきましても今後とも議論をしていきたいと思います。  本日は、この後も資料をお示ししまして、無料化の最終形がどこまで可能なのかというふうな議...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 国土交通委員会 第23号
議事録を見る
○広田一君 民主党・新緑風会の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  質問に入ります前に、まず石原環境大臣の金目でしょ発言について、太田大臣の御所見をお伺いをしたいと思います。  人の本質が、本人からすれば何げもない短い言葉で現れることはよくあることでござ...全文を見る
○広田一君 大臣、今、釈明をされているというふうなことでございます。しかしながら、今後も被災地の皆様方の心に寄り添っていきたい、そういった御発言もあったわけでございますけれども、これはかえって、むしろ住民感情を逆なでしているんではないかなというふうに思います。  私が一番危惧し...全文を見る
○広田一君 それでは、あの釈明の内容については全面的に支持するというふうな御理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 それについてどのように思われているのでしょうか。
○広田一君 余りにも国民の皆さんの感覚とは懸け離れているというふうに言わざるを得ないというふうに思います。  それでは、質疑の方に入らさせていただきます。  いよいよ今国会、閉会が間近でございます。あわせて、集団的自衛権の行使容認を含めた安全保障政策、大きな局面に来ている、こ...全文を見る
○広田一君 質問に答えておりませんのでお答えをください。過去にこのような事例があったのでしょうか。
○広田一君 御答弁ございましたように、この一と二の事例はこれまでに発生件数はゼロでございます。しかしながら、最悪の事態を想定をしていかなければならないということでこれを掲げているということでありますけれども、この事例が示す問題点は一体何なのか。そもそも、海上保安庁が武装集団が離島...全文を見る
○広田一君 それでは、まず確認なんですけれども、この一と二の事例は蓋然性が低いということだと、ほとんど起きる可能性はないというふうにお考えだというふうな理解でよろしいんでしょうか。
○広田一君 ほとんど起きる可能性のない事例を挙げているわけであります。  しかしながら、この十五事例を出された大前提というものは、先ほど申し上げたとおり、この日本を取り巻く安全保障環境がより一層厳しさを増しているということで出されたはずであります。よって、私も可能性がゼロという...全文を見る
○広田一君 話の前提として、武装集団が離島に上陸をする、これについて、海上保安庁を始め、全く気が付かなかった、気配すら感じなかったということが前提になるわけであります。これは、言ってしまえば、我が国の自衛隊を含めて警戒監視能力に大きな穴があるということを前提にしなければ成り立たな...全文を見る
○広田一君 質問に答えていないので答えてください。
○広田一君 中原政務官御答弁されましたように、現実に起こり得るというふうにおっしゃっているわけであります。これは、現実に起こるためにはどういった前提が必要なのかといったら、先ほど私が示したように、警戒監視能力に大きな穴がなければ成り立たないんです。そういった御認識があるのかどうか...全文を見る
○広田一君 最悪の事態を想定をしてということでございます。  ですから、最悪の事態に陥る、それまでの経緯というものがあるわけでございます。最悪の事態を想定することは結構でございますけれども、それには先ほど申し上げたような様々な経緯を経て最悪の事態に至るわけでございますので、この...全文を見る
○広田一君 今回のこの事例を作る場合には、内閣官房の方で作られたというふうに思っております。全てが最悪の事態というふうなことは、まさしく歯止めが掛からなくなってしまいます。そうではなくて、まさしく十五事例に絞って皆様方が出してきて、第一、事例二というふうに出していることであります...全文を見る
○広田一君 先ほどから、後で議事録読み返したときに、全く質問に誠実に答えていただいていないということについて非常に不満でございます。  そうしたら、このグレーゾーンの議論をする際に最も大事なことは、蓋然性が高いのが尖閣諸島であります。だから、今こそ、今、国の威信を懸けてこの地域...全文を見る
○広田一君 じゃ、尖閣諸島周辺においてこの事例一のような事態も起こり得るというふうな認識なわけですね。
○広田一君 万全を期して警戒監視をしているというふうなことでございます。よって、そうすれば、この事例一というふうなことは尖閣諸島周辺では発生しない、その蓋然性は低いというふうに理解をしているということでよろしいんでしょうか。
○広田一君 そうすると、この事例一、二で挙げた、これは大臣にお聞きしたいんですけれども、今このグレーゾーンの議論で大変重要なポイントは、私は尖閣周辺、この事態にどう対処するかだというふうに思っております。  だからこそ、私は、今重要なことは、この議論において海上自衛隊が前面に出...全文を見る
○広田一君 以上で終わります。ありがとうございました。
10月14日第187回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
議事録を見る
○委員長(広田一君) ただいまから国土交通委員会を開会をいたします。  議事に先立ちまして、御挨拶を申し上げます。  この度、国土交通委員長に選任されました広田一でございます。  国土交通委員会は、国土の整備を始め、所掌範囲広く、かつ議論すべき喫緊の課題を多く有しております...全文を見る
○委員長(広田一君) この際、一言申し上げます。  今般日本を縦断しております台風十九号や本年八月からの記録的な豪雨、広島県での土砂災害並びに御嶽山の噴火によりまして、多くの尊い人命が失われました。亡くなられた方々及び御遺族に対しまして本委員会として謹んで哀悼の意を表しますとと...全文を見る
○委員長(広田一君) 黙祷を終わります。御着席願います。     ─────────────
○委員長(広田一君) 委員の異動につきまして御報告を申し上げます。  昨日までに、田中茂君、魚住裕一郎君、赤池誠章君、北村経夫君、豊田俊郎君、藤本祐司君及び野田国義君が委員を辞任され、その補欠として江口克彦君、山本博司君、脇雅史君、北川イッセイ君、山下雄平君、増子輝彦君及び金子...全文を見る
○委員長(広田一君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りをいたします。  委員の異動及び私の委員長就任に伴いまして現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと思いますが、御異...全文を見る
○委員長(広田一君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に江島潔君、森屋宏君、増子輝彦君及び河野義博君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(広田一君) 国政調査に関する件についてお諮りをいたします。  本委員会は、今国会におきましても、国土の整備、交通政策の推進等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(広田一君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。     ─────────────
○委員長(広田一君) 国土の整備、交通政策の推進等に関する調査を議題といたします。  国土交通行政の諸施策につきまして、国土交通大臣から説明を聴取をいたします。太田国土交通大臣。
○委員長(広田一君) 以上で説明の聴取は終了いたしました。  この際、北川国土交通副大臣、西村国土交通副大臣、大塚国土交通大臣政務官、うえの国土交通大臣政務官及び青木国土交通大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。まず、北川国土交通副大臣。
○委員長(広田一君) 西村国土交通副大臣。
○委員長(広田一君) 大塚国土交通大臣政務官。
○委員長(広田一君) うえの国土交通大臣政務官。
○委員長(広田一君) 青木国土交通大臣政務官。
○委員長(広田一君) 本日はこれにて散会をいたします。    午前十時十五分散会
10月16日第187回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
議事録を見る
○委員長(広田一君) ただいまから国土交通委員会を開会します。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。  国土の整備、交通政策の推進等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣参事官磯野正義君外十九名を政府参考人として出席を求め...全文を見る
○委員長(広田一君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。     ─────────────
○委員長(広田一君) 国土の整備、交通政策の推進等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(広田一君) 午後一時に再開することとし、休憩をいたします。    正午休憩      ─────・─────    午後一時開会
○委員長(広田一君) ただいまから国土交通委員会を再開をいたします。  休憩前に引き続き、国土の整備、交通政策の推進等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(広田一君) 時間が過ぎておりますので、太田大臣、答弁は簡潔に願います。
○委員長(広田一君) 三点ございました。池内水管理・国土保全局長。
○委員長(広田一君) ただいまの件につきましては、後刻理事会におきまして協議をしたいと思います。
○委員長(広田一君) 本日の調査はこの程度にとどめまして、これにて散会をいたします。    午後三時六分散会
11月06日第187回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
議事録を見る
○委員長(広田一君) ただいまから国土交通委員会を開会をいたします。  理事の補欠選任についてお諮りをいたします。  委員の異動に伴いまして現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一...全文を見る
○委員長(広田一君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に森屋宏君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(広田一君) 続きまして、土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から趣旨説明を聴取をいたします。太田国土交通大臣。
○委員長(広田一君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。    午前十時三分散会
11月11日第187回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
議事録を見る
○委員長(広田一君) ただいまから国土交通委員会を開会をいたします。  委員の異動について御報告をいたします。  昨日、田中直紀君が委員を辞任をされ、その補欠として森本真治君が選任をされました。     ─────────────
○委員長(広田一君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。  土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、国土交通省水管理・国土保全局長池内幸司君外十四名を政府参考人と...全文を見る
○委員長(広田一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(広田一君) 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取をいたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(広田一君) 池内局長、挙手の上でお願いします。局長。
○委員長(広田一君) 済みません、活発な議論、結構なことでございますけれども、池内局長、御答弁の際は挙手をした上でよろしくお願いを申し上げます。
○委員長(広田一君) 以上三点でございますが、うえの政務官。
○委員長(広田一君) 午後一時に再開することとし、休憩をいたします。    午後零時一分休憩      ─────・─────    午後一時開会
○委員長(広田一君) ただいまから国土交通委員会を再開をいたします。  委員の異動について御報告をいたします。  本日、辰已孝太郎君が委員を辞任され、その補欠として仁比聡平君が選任されました。     ─────────────
○委員長(広田一君) 休憩前に引き続き、土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(広田一君) はい。
○委員長(広田一君) 以上二点ございますが、池内局長。
○委員長(広田一君) 大変重要な御指摘ではございますが、時間が過ぎておりますので、佐藤長官、簡潔によろしくお願いします。
○委員長(広田一君) よろしいですか。江口克彦君、時間が参っておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(広田一君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手...全文を見る
○委員長(広田一君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、田城君から発言を求められておりますので、これを許します。田城郁君。
○委員長(広田一君) ただいま田城君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(広田一君) 全会一致と認めます。よって、田城君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定をいたしました。  ただいまの決議に対し、太田国土交通大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。太田国土交通大臣。
○委員長(広田一君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(広田一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会をいたします。    午後二時四十二分散会
11月12日第187回国会 参議院 本会議 第7号
議事録を見る
○広田一君 ただいま議題となりました法律案につきまして、国土交通委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、広島市などにおける土砂災害を教訓として土砂災害から国民の生命及び身体を保護するため、都道府県による基礎調査の結果の公表を義務付けるとともに、土砂災...全文を見る
11月18日第187回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
議事録を見る
○委員長(広田一君) ただいまから国土交通委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、森本真治君及び仁比聡平君が委員を辞任され、その補欠として田中直紀君及び辰已孝太郎君が選任をされました。     ─────────────
○委員長(広田一君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「...全文を見る
○委員長(広田一君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に江島潔君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(広田一君) 空家等対策の推進に関する特別措置法案を議題といたします。  提出者衆議院国土交通委員長今村雅弘君から趣旨説明を聴取いたします。今村衆議院国土交通委員長。
○委員長(広田一君) 以上で趣旨説明の聴取は終了いたしました。  これより質疑に入ります。──別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  空家等対策の推進に関する特別措置法案に賛成の方の挙手を願いま...全文を見る
○委員長(広田一君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。  この際、田城君から発言を求められておりますので、これを許します。田城郁君。
○委員長(広田一君) ただいま田城君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(広田一君) 全会一致と認めます。よって、田城君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定をいたしました。  ただいまの決議に対しまして、太田国土交通大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。太田国土交通大臣。
○委員長(広田一君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(広田一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時八分散会
11月19日第187回国会 参議院 本会議 第9号
議事録を見る
○広田一君 ただいま議題となりました法律案につきまして、国土交通委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、適切な管理が実施をされていない空家等が、防災、衛生、景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を与えていることに鑑み、地域住民の生命、身体又は財産を保...全文を見る
12月26日第188回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
議事録を見る
○委員長(広田一君) ただいまから国土交通委員会を開会をいたします。  委員の異動について御報告を申し上げます。  去る五日、和田政宗君が委員を辞任され、その補欠として行田邦子君が選任をされました。     ─────────────
○委員長(広田一君) 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りをいたします。  本委員会は、従来どおり国土の整備、交通政策の推進等に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか...全文を見る
○委員長(広田一君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(広田一君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。     ─────────────
○委員長(広田一君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りをいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(広田一君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会をいたします。    午前十一時三十一分散会