福田昭夫

ふくだあきお

小選挙区(栃木県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

福田昭夫の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第166回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  前回、三月二日に地方税法あるいは地方交付税法等の法律が強行採決をされてしまって、私も一時間ほど質問を予定していたものですから、非常に残念でございました。またいずれ、この点についてはぜひ菅大臣の方には質問をさせていただきます。き...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  やはり、何としても公共放送を国民が広く薄く公平に支える一種の負担金あるいは拠出金ということだと思います。私もぜひそのような考えで皆さんには頑張ってほしいと思っています。  二つ目は、受信料制度の見直しの必要性についてであります。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 やはり受信料をいただくということになって、そのときに、残念ながら、今のところ七割ぐらいの人しか納めていただけない。本当にそういった意味では、菅大臣からもしょっちゅう話があるようですけれども、国民の方が不公平感を持っているという話でございます。  しかし、やはり...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  もう少し具体的にお話しした方がよろしいと思うんですが、いろいろなところで指摘されていることは、まず最近の住宅事情、マンションなどで面接をするのが非常に困難だということが一つ挙げられると思いますし、それから契約拒否者がふえているという...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、今お答えがありましたけれども、営業経費を削減するためには、その具体策としては移動情報を正確に把握するシステムといいますか、そういったものを早くつくらなくちゃだめだ、こういうことですが、何か考えておりますか。
○福田(昭)委員 それで、そのことについては私もまた次の質問で申し上げたいと思いますけれども、その前に、今回の総務省の方から話の出ております、受信契約に続いて支払いも義務化させる、そうした放送法の改正、NHKの受信規約においては既に支払いも義務化されているわけですが、法律上義務化...全文を見る
○福田(昭)委員 法律上義務化しただけではそう簡単に受信料を上げることはできないということはきっとはっきりしていると思うんですけれども、加えて、NHKとしては、総務大臣から、ぜひ国の政策だということでテレビの地上デジタル化の建設をやっているわけですね。これは平成二十二年度までに三...全文を見る
○福田(昭)委員 それではちょっと答えにならないですよね。ちゃんと償還計画ができているのかどうか。大変な巨額な投資をして、しかも受信料引き下げをして、ちゃんとNHKが公共放送としての役割を果たしていけるのかどうか、そういったこともしっかり検討した上でないと、簡単に、受信料引き下げ...全文を見る
○福田(昭)委員 ちょっと頼りがないですよね。やはり総務大臣にもしっかりその辺は認識してもらう必要があるんじゃないですか。しっかりと償還計画も立てて、ちゃんと経営が成り立っていくのか、そんなこともちゃんと総務省とも協議をして進めていく必要があるんじゃないでしょうか。そのために、実...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、何としても公共放送を守りたいために実はこのような指摘をしているわけですから。  そこで、実はこれは質問しようと思っていたんですが、時間がなくなってきたので、一つの提案をさせていただきたいと思いますが、この提案は私の提案ではないんです、実は。NHKの皆さん...全文を見る
○福田(昭)委員 当時の官房副長官の、言ってみれば圧力ですよね。ぜひそうした政治に弱いNHKを脱却するためにも、何としてもやはりこの受信料制度をしっかりと守って頑張っていくということをぜひお願いをしてといいますか、要請をして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
03月22日第166回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  前回は大臣に質問できませんでしたけれども、きょうは大臣にお願いいたしますので、簡潔にお答えいただければというふうに思います。  初めに、地方財政の現状についてお伺いをいたします。  一つ目は、地方の財源不足についてでありま...全文を見る
○福田(昭)委員 そうした中で、十九年度の地方財政対策では、不足分については国と地方で折半をするということを決めてくれたようでございますが、こうしたことは今後とも続けていく、そういう考え方でございますか。
○福田(昭)委員 地方の努力不足もあるかもしれませんけれども、それだけではない財源不足でございますので、ぜひそこはしっかり対応していただきたい、こう思っております。  二つ目は、地方の長期債務についてであります。  地方の長期債務は、平成十九年度末においては百九十九兆円と見込...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひそれをしっかりお願いしたいと思いますが、国と地方の借金は性格が違うと思うんですよね。国の場合は、極端なことを言いますと徳政令も可能ですけれども、地方の場合はそれはちょっと不可能な話でございますので、ぜひとも、この対応をしっかりお願いしたいなというふうに思って...全文を見る
○福田(昭)委員 私も以前、市長とか知事時代にこういったことで要求したことがございましたが、なかなか実現できない話だったので、今回の菅大臣の頑張りは私も大変よかったなと思っているところでございます。  そうした中で、実際に始まったらどうも返せなかったという団体が続出するようでは...全文を見る
○福田(昭)委員 お答えですけれども、我が党の質問にあったと思いますが、二十年の償還表を見ますと、もう最後のころになりますと、とてもとても返せないような、二兆円とか三兆円とか、そういう数字になっておりまして、そういう償還の仕方をするということになると、これは交付税総額を減らすほか...全文を見る
○福田(昭)委員 法定率でも引き上げれば別ですけれども、それは何か絵にかいたもちになりそうな気がいたしますので、これはしっかりもう一度検討し直してほしいというふうに思います。  それでは五つ目でございますが、国と地方を通じた基礎的財政収支についてであります。  国は、平成七年...全文を見る
○福田(昭)委員 総務大臣としてはぜひそう努力していただきたいと思っています。  先日、読売新聞が、全国の知事、市区町村長、計千八百八十二人に、全国自治体首長アンケートということで調査をいたしたんですね。その調査結果によりますと、実は、小泉総理が進めた三位一体の改革で地方の地域...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひそういう考えで頑張っていただきたいと思います。  次に、六つ目でありますが、六つ目は、地方公務員の給与についてであります。  私も、市町村合併や事務事業の見直し、そうしたことによって総人件費を削減していく、そうした考えについては賛成でございますけれども、...全文を見る
○福田(昭)委員 そういった意味では地域の実態を踏まえた給与の改定ということになるのかなと思いますけれども、ぜひ、全国一律ということじゃなくて、そこはよく考えていただきたい、こう思っております。  それでは次に、既になされておりますが、地方税法の一部改正をお伺いいたしたいと思い...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、格差が拡大する原因、大きなものは三つあるかなと思っているんです。  一つは、やはり雇用のあり方ですよね。正規雇用と非正規雇用、こういう雇用のあり方、これがやはり所得格差をどんどん拡大しているというふうに考えております。御案内のとおり、正規雇用と非正規雇用...全文を見る
○福田(昭)委員 菅大臣は、出身地は私と同じで田舎だと聞いておりますので、ぜひともこの機能をしっかり守っていっていただきたい、こう思っております。  二つ目は、新型交付税についてであります。  人口と面積を中心とする新型交付税でございますけれども、どうも新型交付税と宣伝した割...全文を見る
○福田(昭)委員 そういうことであれば、ぜひ私は提案したいのは、特別交付税は災害だけに絞って、全部普通交付税に財源を回した方がいいと思います。その方が地方自治体はわかりやすくなると思います。  実は、特別交付税ほどわからないものはありません、あれほどわからないものはありません。...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣のおっしゃるとおりなんです。しかし、特別交付税ほど算定がわからないんです、実は。もう完全に、それこそ総務省の役人の筆一本で変わってしまうんです、これは。だから、これは絶対にだめなんです。  だから、予見可能性をちゃんとはっきりさせるためには、特別交付税は本...全文を見る
○福田(昭)委員 局長の話ですと、言葉上は理屈が通っていると思いますが、しかし、しっかり努力をしても成果が出てこない自治体があるんですね。そうした自治体はどうやって評価をするんでしょうか。
○福田(昭)委員 例えば、企業誘致をしようと思って頑張っていない自治体はないと思います。しかし、その立地条件によって、幾ら頑張ったって企業誘致がなかなかいかない地域があるんです。こんなところは、それこそ全然算定されないわけですよ。  ですから、こんなことをやるんだったら、私はさ...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣の気持ちはよくわかるんですよ。でも、やるなら、それこそ地方分権の時代に反しますけれども、それはやはり補助金ですよ、交付税じゃないですよ、基本的に。  そこで、では、順序が逆になりますが、ちょっと私の方の提案をさせていただきます。  これは質問で聞くことに...全文を見る
○福田(昭)委員 局長の言うとおり、いろいろ難しい課題もあると思いますけれども、例えば、それぞれの自治体の中で、自主財源で実は職員の人件費も賄えないような自治体もあると思うんですね。そういったところについては、やはり留保財源比率みたいなものをしっかり努力をすれば上げるみたいな、そ...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひそうした点を踏まえて、大臣には頑張っていただきたいと思います。  以上で終わります。
03月28日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  きょうは、農林水産業に詳しい松岡大臣に質問ができるというので実は楽しみにやってきたんですけれども、どうしても、残念ながら、初めに聞かなくちゃならないことがあるので、お聞かせをいただきたいと思います。  大臣、いかがですか。い...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、説明責任を果たさないならば、ぜひ大臣をやめるべきだ、こういう御意見があるんですが、いかがですか。
○福田(昭)委員 それでは、ちょっとお伺いいたしますが、説明責任を果たさずにやめた前行革担当大臣の佐田大臣と松岡大臣との違いはどこにあるか。どう思われますか。
○福田(昭)委員 私の知るところによりますと、佐田大臣と松岡大臣の違いはほとんどないんですね。ただ、佐田大臣の場合は建物がなかった、松岡大臣の場合は議員会館という建物がある、佐田大臣の場合は事務所費に計上しているのが山ほどある、松岡大臣の場合は光熱水費でちょっと少ない、これだけの...全文を見る
○福田(昭)委員 現行の法令に基づいて説明をしているということでございますけれども、多くの国民が不思議だなと思っているわけですよね。全くかからないものにお金を計上しているわけですから、これはおかしいなと思っているわけです。  事実と違うこと、真実と違うことを話すことをうそつきと...全文を見る
○福田(昭)委員 そうした松岡大臣をかばっている安倍内閣でありますけれども、安倍内閣は教育再生を大変重要な課題として掲げているんですよね。教育基本法も改正をした、いよいよそれに基づく教育三法も改正する、こういうことで、日本を再生させるためには教育を再生させなくちゃだめだ、こう思っ...全文を見る
○福田(昭)委員 そういうことになりますと、これ以上聞いても仕方がないんだと思いますが、まさに、タウンミーティングに見られるように、本当にやらせのタウンミーティングから、何のための教育再生だかわからない安倍内閣、本当に、うそつき奨励内閣、こうなっちゃうんですね。ぜひ、そうならない...全文を見る
○福田(昭)委員 平常のときはいいかと思いますが、いざというときには、この食料自給率四五%目標では、これは国民が大変なんじゃないか、こう思っているわけですが、いざというときにはどんなことを考えていらっしゃるんですか。
○福田(昭)委員 なぜそんなことを聞くかと申し上げますと、政府の経済財政諮問会議の民間議員が、例えばですけれども、今回オーストラリアで大変大干ばつで食料が入ってこないというような話をしたら、そのときは別の国から輸入したらいいじゃないか、そういうことを民間議員が言っているということ...全文を見る
○福田(昭)委員 そうした考えは、本当に民間議員の考えは、とてもとても、日本の国民の食料安保という考え方からすれば、とんでもない話だと私は思っておりますので、その点は考えが同じなので、ぜひ頑張っていただきたいと思っております。  そうしたことを考えると、食料自給率の目標値は、四...全文を見る
○福田(昭)委員 副大臣が詳しく答えていただくと時間がなくなっちゃうものですから、もっと簡潔で結構でございます。  実は、なぜこんなことを聞くかというと、副大臣がおっしゃるように、日本の農産物の輸出をしたり、あるいは飼料作物をもっと国内で増産したり、いろいろなことをやって食料自...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  そうしますと、今回のこの法律案の参考資料として私どもに配付していただいた資料を見ますと、これは二ページですけれども、そちらの方には農林漁業関係の所得の推移ということで、農家の所得と漁家の所得がございますが、農家の所得を見てみますと、...全文を見る
○福田(昭)委員 なかなか下がった理由、原因というのも難しいのかもしれませんけれども、そうした中で、では農家の所得を上げるために、今回一つの方法として出てきたのが直接支払い制度かなというふうに思っております。今回出てきたのは、あくまでも五品目を対象とした品目横断的な経営安定対策で...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひこれは農林水産省、皆さんにお願いしておきたいと思っているんですが、総合的な経営安定対策として、体系的にまとめる必要があるんじゃないかなと思うんですね。  例えばですけれども、農業本業に限っては、今、副大臣の答弁の中にもありましたけれども、まず良質な農産品を...全文を見る
○福田(昭)委員 ここに私が一つつけ加えていただきたいのは、特に山村、農山村ですけれども、ここに鳥獣害被害対策、これも入れていただきたいなと思うんですね。これによってどんどん過疎地域での農業が難しくなってきている。これはひどい状況がございますので、ぜひそれを入れていただいて、取り...全文を見る
○福田(昭)委員 残念ながら、副大臣、それは全く認識違いです。それは財務大臣と一緒です。さきの谷垣財務大臣もそうでした。全く認識違い。そんなことを地方六団体は言っておりませんから、よく地元の首長さんに伺ってください。そんなことは言っておりません。こんな考えじゃ全く地方分権は進みま...全文を見る
03月29日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  きのうに引き続き、質問をさせていただきます。  まず、松岡大臣ですけれども、いかがでしょうか。一晩寝て、気持ちが変わったかどうか、ちょっとお伺いをしたいと思いますけれども、きのうの大臣のお話を伺っておりますと、総理がやめない...全文を見る
○福田(昭)委員 きのうの答弁からはそう聞こえなかったんですが、総理がどうしても大臣にやめられたんじゃ都合が悪い、大臣がもしやめるようなことになったんじゃ安倍内閣ががたがたになってしまう、とてもとても七月の参議院選までもたない、したがって、ぜひとも次の内閣改造まで頑張ってくれ、こ...全文を見る
○福田(昭)委員 昨日も交付金化を地方六団体が反対しているというお話をいたしましたが、きょうは、その資料を持ってきましたので、ちょっとお読みをしたいと思います。  これは、地方六団体が昨年の十一月の三十日に発表した新地方分権構想検討委員会最終報告書の中身であります。  「豊か...全文を見る
○福田(昭)委員 副大臣、お言葉ですけれども、地方は、それは数がたくさんありますから、今度市町村合併が進んだといっても千八百四自治体あるわけです。ですから、自治体の能力には、それこそ相当の格差がございます。したがって、国が手とり足とりやらなくちゃだめだと思う自治体もあるかもしれま...全文を見る
○福田(昭)委員 このことはどうも平行線になってしまうようであります。  それでは次に、三つ目でありますが、農山漁村活性化プロジェクト、いわゆるこの交付金についてでありますが、この交付金は、まさに元気な地域づくり交付金の少し表紙を変えただけというふうに私には思えるんです。  ...全文を見る
○福田(昭)委員 どっちがいい、どっちもいいという話は非常に答えになっておりませんが、これはだれが見ても、資料の二の方がいいわけですよね、農山漁村を活性化する上では。  後で申し上げたいと思いますが、次、四点目ですけれども、個別事業の予算補助で済むものを、今回、法律補助化するこ...全文を見る
○福田(昭)委員 それもお言葉ですが、しかし、農地の許可基準は変えないわけですよね。ということは大して変わらないんですよね、許可基準を変えなくちゃ変わらない話でありまして。  そうした中で、きのうも佐々木委員からも質問があったかもしれませんが、中山間地域等の直接支払いの交付金と...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、五つ目に入りたいと思います。  品目横断的経営安定対策の導入と農山漁村の活性化についてでありますが、この品目横断的経営安定対策の導入は、農山漁村の活性化にどのように資するのか、寄与するのか、お伺いをしたいと思います。
○福田(昭)委員 この品目横断的経営安定対策については、小規模農家、兼業農家切り捨てだ、こういう意見がありますが、いかがですか。
○福田(昭)委員 私は、この品目横断的経営安定対策の中で、政府が進めております、認定農家を中心とする担い手、これは四ヘクタール以上、あるいは北海道では十ヘクタール以上という面積で区切ってやっておりますが、それともう一つ、集落営農組織とありますけれども、法人化を進めているのはこの集...全文を見る
○福田(昭)委員 農水省の資料によりますと、これは平成十七年ですから、ちょっと古いのかもしれませんが、農業経営体数が二百万と言っているんですね、二百万。そのうち家族経営が百九十七万、法人化している経営体が一万九千、それから、法人化していないのが百九十八万経営体というんです。名前は...全文を見る
○福田(昭)委員 ですから、国が進めているのは重点の置き方が違う。集落営農を法人化するんじゃなくて、認定農業者の方をどんどん法人化を進めていく、やはりこういうことをやらないとだめだ。  そうでないと、例えば、きのうも私申し上げましたが、農山漁村の活性化の中で大事なのは、やはり農...全文を見る
04月10日第166回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  今回の改正案の主な柱は、新たに導入される育児のための短時間勤務と任期付短時間勤務職員であります。総論的に申し上げれば、職業生活と家庭生活の両立支援や公務におけるワークシェアリングの推進に資するものと思います。  育児休業制度...全文を見る
○福田(昭)委員 ただいまの話を聞いて、いろいろ工夫をされたという話を伺いました。  そこで、育児の短時間勤務制度ですけれども、常勤職員の身分を有したまま短時間の勤務を行うという公務員制度上全く新しい概念。常勤はフルタイムというこれまでの考え方を覆して、パートの常勤公務員制度が...全文を見る
○福田(昭)委員 よく工夫の跡が考えられるような気がいたします。  それでは、三つ目でありますが、今回の法改正で育児のみに事由を限定した理由はなぜか。少なくとも、多様な勤務形態に関する研究会の最終報告にも、育児と並んで介護についても短時間勤務の対象とするようになっておりましたけ...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ介護にも、今後引き続き検討していただきたいと思います。  それでは、次、四点目でありますが、今国会に雇用保険法の改正案が提出されております。この法律をめぐって厚生労働省の不祥事があったようであります。しかし、仮に成立すると、暫定的ですけれども育児休業手当金...全文を見る
○福田(昭)委員 最後にちょっと指摘したいと思っておりますが、勤務時間の半分勤めても全部休んでも同じ手当といいますか給与というのは、どうしてもやはりなかなか納得しかねるところがあるかと思いますので、これは今後さらに研究をしていく必要があるんじゃないかなと思っております。これはまた...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、六つ目でございますが、公務員の育児短時間勤務制度の導入がさらに民間にも広がる契機となることが大切だと考えております。  民間労働者を対象とする育児休業法においては勤務時間の短縮が定められておりますが、限定的であったり選択であったりしております。フルタ...全文を見る
○福田(昭)委員 この育児休業につきましては、公務員、特に教職員から先行してスタートした仕組みですので、これらが民間に広がるようにぜひ努力をしていただきたいと思います。  次に、育児短時間勤務職員の並立任用についてお伺いをいたします。  一つ目は、今回の並立任用の制度化により...全文を見る
○福田(昭)委員 そういう意味では実際どうなるかということですが、時間の関係で簡潔に少し先に行きたいと思います。  人事院総裁にお伺いいたしますが、この並立任用はどの程度活用されると考えているのか、お伺いをいたします。
○福田(昭)委員 それでは次に、任期付短時間勤務職員についてお伺いをいたします。  一つ目ですけれども、育児短時間勤務職員の代替となるのが任期付短時間職員でございます。短時間勤務職員と同一の業務を行うことをその職務内容といたしますが、常時勤務を要しない、つまりは非常勤の職員とな...全文を見る
○福田(昭)委員 非常に難しい整理をされているかと思いますけれども、二つ目をお伺いいたします。  給与は常勤同様に俸給表を適用し、手当は非常勤であることを理由に支給しない。そういった意味では、いかにも大変中途半端な仕組みになっております。退職手当や国家公務員共済組合についても、...全文を見る
○福田(昭)委員 おっしゃるところはよく理解をできるつもりですが、最長六年も勤める人が出てくるということになると少し検討する必要があるのではないか、このように思っております。  次に、三点目でありますが、地方公務員育児休業法改正案では、すべて条例で、地方自治の趣旨から自治体ごと...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひそのようにお願いをしたいと思います。  次に、育児休業した職員の職務復帰後における給与の調整についてお伺いをいたします。  ここは一つだけお伺いいたしますが、確認をさせていただきますけれども、昨年八月の人事院の申し出では、育児休業した期間の三分の三以下に...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、これは最後の質問になりますけれども、パパクオータ制度の導入についてお伺いをいたします。  まず一つ目、大変失礼になるんですが、確認の意味でお聞きしたいんですけれども、総務大臣は、ヨーロッパ、特に北欧で実施されているこのパパクオータ制度について御存じで...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございます。大臣もにこにこして知っているという話ですから、ぜひ、このことについてこれから検討してほしいと思うんです。  二つ目でありますが、男性に育児参加のための休暇が現在五日間設けられているわけでありますが、依然として男性の育児休業の取得率が低い。...全文を見る
○福田(昭)委員 実は、私も若いころ、私のパートナーと一緒に共働きをしながら四人の子供を育ててきました。それはそれは非常に大変な状況でございましたが、それこそこういう仕組みがあったらもう少し楽だったのかな、こういうふうに思っているところでございます。ぜひとも、我が国の少子化の状況...全文を見る
○福田(昭)委員 はい、わかりました。もう終わりにいたします。  ということでございますので、今回大事なのは、今や公務員だけじゃなくて民間企業もそういう状態でございますから、やはり父親の役割をしっかりと決める、四分の一は父親が育児休業をとるとか、あるいは、育児休業手当をしっかり...全文を見る
○福田(昭)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     国家公務員の自己啓発等休業に関する法律案及び地方公務員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(...全文を見る
04月26日第166回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  先日強行採決されました米軍再編に伴う特別措置法ですけれども、その中で、自治体の協力段階に応じて交付金を出す、こういう前代未聞の法律ができて、私は大変憤りを感じております。これが美しい国の地方分権改革かということで大変残念に思っ...全文を見る
○福田(昭)委員 政府資金も含めて今回繰り上げ償還をやるということは、私も非常によかったなと思っています。その理由は利子が高いということでございますので、そのことをぜひ念頭に置いていただいて今後の私の質問なども聞いていただければと思います。  そうした中で、いわゆる竹中大臣がや...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひその際には、このビジョンの中でも言われておりますけれども、小規模な市町村、財政力の弱い市町村などは、自分で発行しろと言われたってとてもとても発行できるわけじゃありませんので、そんな意味からも今回このような新機構もできてきたんだというふうに思っていますので、そ...全文を見る
○福田(昭)委員 私も、公庫が果たしてきた役割というのは非常に大きかったと思うんですね。  そうした中で、特に長期のもの、最長二十八年というんですかね、こんなものは民間じゃ貸してくれませんから、これは公庫があったおかげで長期的な下水道とかそうした事業が展開できたわけでございます...全文を見る
○福田(昭)委員 後で承継財産のところでお伺いをいたしますが、適切な利率でしっかりと健全な運営をしたおかげで三・四兆円も残るということですから、これは公庫としては本当によかったんでしょうけれども、地方自治体としては、いっぱい貢いだな、こういう感じかなというふうに思っております。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣の言われるとおり、財政融資資金は使っていないんですよね。調べてみたら、私もびっくりいたしましたが、昭和三十二年の創設以来使っていないというんですよね。だから、資金の流れを官から民へというふうに実は言えないのがこの公庫の資金の流れなんですよね。この辺が大変矛盾...全文を見る
○福田(昭)委員 財政力の弱い自治体に絞ったというようなことから、例えばですけれども、地方の道路公社とかあるいは土地開発公社などについては今回除外をするということですけれども、これなどが重点化という意味なんでしょうか。お尋ねをさせていただきます。
○福田(昭)委員 わかりました。  それで、二つ目ですけれども、二つ目は、勘定分離についてお伺いをしたいと思います。  新勘定を一般勘定、旧勘定を管理勘定として勘定を分離する意味はどこにあるのか、教えていただきたいと思います。
○福田(昭)委員 このことについては、地方六団体からの提案は一括して管理をすべきだというような提案があるわけですけれども、そうした中であえてこの勘定を分離したということにつきましては、どうも、三・四兆円のうちからできるだけ多く国に帰属をさせる、十年たって管理勘定を清算するときに最...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、私の思い過ごしでないことをこれから一つ一つ確認させていただきたいと思っております。  まずその一点目、政府出資金百六十六億円についてでございます。これはわかっているんですが、確認のために。大臣、どうなされますか。
○福田(昭)委員 百六十六億円は国が出資したお金ですから当然国がいただいてもいいものだというふうに私も思います。  二点目でありますが、債券借換損失引当金、これがおおむね三・四兆円でございますけれども、これをどうされるのか、お伺いをしたいと思います。
○福田(昭)委員 改めて私の方から整理させていただきますと、三・四兆円のうち約二・二兆円については一般勘定に金利変動準備金として積み立てるということですね。しかも、これは十年分割で段階的に移管をする。だから均等割すると毎年二千二百億円ずつ、十年かけて二・二兆円を移管するということ...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、さらに続けてお伺いしますが、損失が出た場合に、当然、新機構については融資を受けた地方公共団体が責任を負う、こういうことになっていますよね。では、この管理勘定について、利益じゃなくて逆に損失ができたときには責任を負うのは国ですか。
○福田(昭)委員 ということは、この法律を見ても、これは附則の中でうたっているんですよね。  附則の第十三条の第十項で、「機構は、公庫債権管理業務を終えたときは、遅滞なく、管理勘定を廃止するものとし、」十年後ということなんでしょうけれども、「その廃止の際管理勘定についてその債務...全文を見る
○福田(昭)委員 局長の答弁が上手なものですから。  しかし、先ほどの質問に答えていないんですよね。要するに、管理勘定で逆に赤字になるということは想定していないということですけれども、もし赤字になったときは国がちゃんと最終的に責任を持つ、そういうことになっているんだったらまだ話...全文を見る
○福田(昭)委員 これは、与野党を超えて法律を修正しなくちゃだめなんじゃないですかね。私はそう思います。  次に移ります。  次、三点目ですけれども、公営企業健全化基金、これは平成十九年度末で約八千八百五十二億円程度ということでありますけれども、これはどのようにされるのか、お...全文を見る
○福田(昭)委員 これは地方が公営競技で努力して稼いだお金を積み立てるんだから、まさかこれまでは国はとらないのかなというふうに思っておりますが。  ただ、これにつきましても、この納付金が、地方財政法の規定ではその終期が平成二十二年度、こうなっているようでありますけれども、二十三...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは次に、四点目ですけれども、利差補てん引当金約一千七百億円程度についてですが、これはどうされるのかお伺いをしたいと思います。
○福田(昭)委員 この利差補てん引当金、これも本当は一般勘定に引き継ぐべき財産ですよね。これを管理勘定に引き継ぐということは、やはり最終的に国に帰属するということになるんですよね。  平成十二年度に国庫補給金が廃止になって、平成十三年度から新しく利差補てん引当金というのは創設を...全文を見る
○福田(昭)委員 筋は通っているようですけれども、しかし、もともと赤字を想定していないわけだから、最終的に一・二兆円も管理勘定へ引き継ぐわけだから、一千七百億円程度は、理屈は通っているけれども、しかし地方六団体としては、はい、わかりましたとなかなか言えないようなお金なんじゃないか...全文を見る
○福田(昭)委員 答弁の内容がよくわからなかったんですが、このような、同じようなものは今はつくっていないですよね。そういう時期が来たらつくるという意味なんですか。
○福田(昭)委員 そうすると、それは名前がついていない積み立てなんですか。どうなんですか。
○福田(昭)委員 わかりました。特別そうした名前をつけたものはないということですね。  それでは、今の承継資産について総括をしてみますと、やはりどこかおかしいと思うんですね。確かに、貸し主は、これは国が百六十六億円出資して公庫をつくったかもしれない、しかし、それに一生懸命協力を...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、先日の質疑のときにも申し上げましたが、読売新聞がやった、全国の知事、市区町村長のアンケート調査ですと、小泉さんがやった三位一体の改革で地域間格差が拡大した、こう感じている首長が九割なんですよ、一千八百何人もいる中で。  そうした中で、このお金の借り方、こ...全文を見る
○福田(昭)委員 時間が非常に中途半端になっちゃったものですから、最後の地方分権改革についてはなかなか全部お伺いできなくなってきたようですが、一つだけお伺いいたします。改革のキーワードですね。最近、地方分権改革推進委員会の丹羽委員長が、自己責任、自己決定、自己負担と。今までの地方...全文を見る
○福田(昭)委員 私も、自己負担ということは、地方が財政的にも自立をするんだ、こういう意味なのかなと解釈をいたしているんですが、そういう意味だということになれば、地方財政再建法がこれからできるんですけれども、そちらの方の手続が先に進められているわけでありますが、それ以前に、やはり...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  私は、民主党に、真に農業者のための農協改革本部というのが立ち上がりました、その事務局長を務めさせていただいておりますので、きょうは農協改革について質問をさせていただきます。簡潔な御答弁をお願いしたいと思っております。  しか...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、質問に入りたいと思います。  まず、農協の性格と役割等についてお伺いをしたいと思います。  一点目、農協の性格と役割についてでありますが、それはどのようなものなのか、念のため確認をしたいと思うものですから、教えていただきたいと思います。
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  農協の役割みたいなものについて話がございましたが、農協は、営利を目的としないというようなことから非営利法人、また、公益を直接の目的としないというようなことから中間的な非営利法人だ、そのような位置づけがなされているようでございますが、...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、農協の今後の日本の食料・農業・農村における役割ですけれども、食料・農業・農村基本法及び基本計画における農協の役割について、どんな役割が期待されるのか、教えていただければと思います。
○福田(昭)委員 それでは、続いて、米政策大綱及び品目横断的経営安定対策、並びに農地、水、環境向上対策における農協の役割というものはどんなものが期待されているのか、教えていただきたいと思います。
○福田(昭)委員 この三つの対策についても農協の果たす役割は非常に大きいと思うんですが、そうした中で、今、まだ全部集計ができておりませんが、全国の農協にアンケートを出しておりますけれども、私の県の中央会からいただいた回答によりますと、特に集落営農ですね、経営安定対策の中での集落営...全文を見る
○福田(昭)委員 余りにも経済至上主義で経済財政諮問会議が考えておりますので、その辺はしっかりと政府としても踏ん張ってほしいなというように思っております。  五点目でありますが、五点目は国際協同組合七つの原則の適用についてであります。  農協も協同組合ということですから、この...全文を見る
○福田(昭)委員 この自治、自立の原則につきましては、政治的にも経済的にも自立をするんだというのが基本だという考えのようでございます。  その中で、それこそICAが言っているんですけれども、ヨーロッパにおいては、協同組合の世界には、政府の強烈な抱擁は協同組合にとってしばしば死の...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、特定の選挙で特定の候補者を当選することを目的にやっているものは、政治活動とは言っているけれども本当は選挙運動だ、こういうふうに解釈してよろしいですね。
○福田(昭)委員 いろいろな判例から選挙運動については限定されて決められているようでございます。  政治活動と選挙運動は違うということだけは明確だということですね。具体論はいずれにしても。  二つ目でありますが、公職選挙法と政治資金規正法の定める寄附行為についてお伺いをしたい...全文を見る
○福田(昭)委員 それで、寄附については金銭以外のものも含まれる、こういうふうに解釈してよろしいですね。
○福田(昭)委員 それでは、具体的な寄附行為違反にかかわるようなものについて、これから何点かちょっと質問をさせていただきます。  まず一つ目は、例えば、農協の職員を特定の候補者の運動員または労務者として派遣することは寄附行為に当たると思いますが、いかがですか。
○福田(昭)委員 ということは……(発言する者あり)落ちついて落ちついて。  要するに、選挙運動の運動員あるいは労務者として派遣するということは確実に寄附行為だということです。これは確認をさせていただきました。  それから、二つ目であります。  次の質問ですが、農協の建物や...全文を見る
○福田(昭)委員 ということは、違反だということですね。寄附行為に当たるから違反になるということ、要するに無償で置かせているということですから。まず、これは二つ目、確認させていただきました。  それから三つ目でありますが、三つ目は、例えば何々政治連盟というのがあります。県によっ...全文を見る
○福田(昭)委員 要するに、何々政治連盟から何々政治連盟の会員あてなら構わないと思うんですよ。そのルートを通していたらいいと思うんですよ。ではなくて、まるっきり農協の本店や支店を通して文書を出して、選挙運動のための集会をやっている、あるいは生産部会の組合員を使ってやっている、これ...全文を見る
○福田(昭)委員 例えば、選挙運動をやるために休職は可能ですか、その就業規則の中で。
○福田(昭)委員 いずれ調べればわかることなんですけれども、まさか休職の理由に選挙運動に従事するためというのはないと思うんですが、常識的に考えて、選挙運動に従事する期間、休職命令を出して選挙運動に従事させるというようなことが可能とは思わないんですが、それはいかがですか。
○福田(昭)委員 それでは、ぜひ早急に調べて連絡をしてください。なぜかというと、農協改革の中で皆さんが一番何が大事だと言っているんですか。法令遵守、コンプライアンスと言っているんじゃないですか。そうしたら、しっかりとそれを調べて、ぜひ回答してください。きのうから事前に通告をいたし...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、確認ですけれども、最終的に全中に残るのは、全中の活動資金みたいなものだけですか。米の対策みたいなお金だけですか。
○福田(昭)委員 それでは、全中、全農とも、補助金としては残るけれども、ゼロになるわけではないということですか。
○福田(昭)委員 では、補助金をいただかないということはないということですね、基本的には。農家に直接行くものについてはできるだけ農家に直接出すようにして、それ以外のものについては農協もしっかりと補助金を受けているということですね。  それでは、五つ目は、国または地方公共団体から...全文を見る
○福田(昭)委員 農協は、ほかの労働団体と違いまして、補助金を受けているんです。ですから、当然、寄附行為の制限があるんです、皆さん。それをしっかり頭に入れていただきたいと思います。  そこで、問題は、六つ目に入りますが、農協が政治連盟を結成して選挙運動を行うことについてでありま...全文を見る
○福田(昭)委員 それはちょっと違うんじゃないでしょうか。農協は、みずから定める協同組合原則、その原則の第四の原則に反しているということを承知しているんだと思うんですよ。政治的には中立だ、政治的にも経済的にも中立だという、そのみずから定める原則に反している。それは、農協中央会が中...全文を見る
○福田(昭)委員 それは違うと思いますね。  私、ここに「新 協同組合とは」ということで、協同組合経営研究所、もちろん農協や生活協同組合ですね、協同組合がみんなして参加してつくっている協同組合経営研究所でつくっている協同組合の教科書を買ってきました。これを読んでみます。全く認識...全文を見る
○福田(昭)委員 どうもそこの認識が違うんですけれども、政治的な中立では弱過ぎるということで、自治、自立の原則に変えたわけですよね。ですから、政治的中立を守らないために変えたんじゃなくて、政治的中立では第三者的だ、傍観的だ、それでは主体性が出てこないということで、実は、政治的な中...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、この農協改革の基本方向を読ませていただいて、こう思っているんですね。こういう考え方ではちょっと無理だというふうに思っています。  それは、大事な思想が入っていないんですよね。やはり考え方は、これは地方行政と同じで、地方分権の思想ですよ。地域の単位農協に主...全文を見る
○福田(昭)委員 私も地元の農協と意見交換してみて感じたのは、やはり農協のリーダーをどうやって育成するかだと思います。特に、経営感覚を持ったリーダーを、ある組合長が言っておりましたが、そういう人を育てるのが大変なんだ。ですから、途中で農業をやめて経営の方へ入っていけるという人がな...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 本会議 第29号
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○福田昭夫君 民主党の福田昭夫でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました地方公共団体の財政の健全化に関する法律案について質問します。(拍手)  小泉内閣が進めた三位一体の改革は、国の赤字を地方に押しつけただけの改革でした。所得税から住民税...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。早朝より御苦労さまでございます。  どうも、安倍内閣になってから国会の運営が特におかしくなっているような気がいたしておりまして、心配をいたしております。強行採決は言うに及ばずでございますが、委員会の運営もどうもおかしいんじゃないか...全文を見る
○福田(昭)委員 政務官もお願いしますよ。  本当に、これでは総務委員会の価値がなくなっちゃうんですよね。道州制にしても公務員改革にしても地方分権改革にしても、これは総務委員会の所管ですよ。ですから、ぜひ与党の皆さんも御協議をお願いしたいなというふうに思います。  それでは、...全文を見る
○福田(昭)委員 回復状況は、本当に、池田頭取初め行員の皆さんが大変な努力をされて順調な回復をしているということは、私も喜んでいるところでございます。  大村副大臣は当時担当していなかったのでよくわかっていないかと思っておりますので、改めて申し上げておきたいと思いますが、このと...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは三つ目でありますが、受け皿の選定についてお伺いをいたします。  その一つとして、受け皿の選定状況はどうなっているのか、教えていただきたいと思います。
○福田(昭)委員 当初の計画では、ことしの夏には決まるんではないか、こういう話でしたが、これが秋にずれ込む理由は何なのか、また、受け皿候補の名称や数をどうして公表しないのか、その点についてお伺いしたいと思います。
○福田(昭)委員 それでは、事後には公表するというお話のようですが、足利銀行の破綻の際には、三号措置をする場合にも、知事はもちろんでありましたが、地元の国会議員の皆さんも事前に全然わからなかったという話でございまして、ここはどうしても非常に心配をしているところでございます。  ...全文を見る
○福田(昭)委員 私も、今の時代ですから、外資が全く入っていないというのはなかなか難しいのかなと思っておりますけれども、しかし、外資が中心の受け皿になるというのはやはり大変心配なんですよね。それは、地元の人たちがそう考えているのは当たり前だと思っています。それは既にそうした事例が...全文を見る
○福田(昭)委員 自治省なり総務省の中でそうした議論が行われたのかというのは、本当に我々はなかなかよくわからなかったんですね。それは多分、地方六団体、市長会、知事会などでも、そうした二層制がいいのか三層制がいいのかという議論は非常に生煮えだったような気がするんです。  そういっ...全文を見る
○福田(昭)委員 私も全国的に調べたわけではありませんので全体の評価というのはちょっとできませんけれども、ただ、栃木県全体だけで考えますと、栃木県の広域行政事務組合というのは物すごくうまくいっていたと思います。それこそ広域しかできないような、斎場とかあるいはし尿処理場とか、焼却場...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、今後とも合併を進めていくということでございますが、三つ目の道州制についてと四つ目の地方分権改革工程表につきましては、時間の関係でまとめてちょっとお話をさせていただきます。  それは、私の提言も含めてでございますが、資料をごらんいただきたいと思います。...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、時間が終わりましたので終了したいと思いますが、何といっても地方の自立は財政の自立なくしてあり得ませんので、その辺ぜひよろしくお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
05月24日第166回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  大臣もいろいろな委員会に出席されてお疲れだと思いますけれども、大変申しわけありませんけれども、最初に通告外の質問をさせていただきます。  それは、国家公務員法の一部改正、例の人材バンクといいますか、天下りバンクの関係でござい...全文を見る
○福田(昭)委員 センター長が官房長官でもそれは仕方がないのかもしれませんが、では、国家公務員の定員管理はどの大臣がやられているんでしょうか。
○福田(昭)委員 国家公務員の定員管理は総務大臣の管轄なんですよね。ですから、今度の人材バンクも、そういった意味ではまさに人事制度の一環としての管理センターなんですよね、天下りバンクなんですよ。したがって、これは、やはり総務大臣が普通ならセンター長にならなくちゃおかしいし、総務省...全文を見る
○福田(昭)委員 返答は、今度は与党の皆さんにかかってきましたから。これは連合審査をしなかったら総務委員会の責任放棄ですよ。こんな国会軽視はありませんよ、本当に。  ですから、そういった意味で、どこかの新聞に書いてありましたけれども、それこそ思想的には右と言われる方が、事なかれ...全文を見る
○福田(昭)委員 部分的じゃなくて全体を把握するために併用するということだと思います。  二つ目は、実質公債費比率と将来負担比率についてであります。  今回、地方公共団体の債務の状況の把握に関してこれらの指標を同じく併用することにしたわけですが、これについての理由を教えていた...全文を見る
○福田(昭)委員 今回、第三セクターも含めて将来負担比率を出していくということは、私も非常に大事なことだというふうに考えております。  そして、三つ目でありますが、三つ目には、夕張市の場合についてです。  具体的な指標等については、政省令への委任ということで、年内には決めると...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  大変なすごい数字だということはそれだけでよくわかるんですが、ただ、先日の参考人質疑の中で、公認会計士協会の副会長さんでしたか、お話ししておりましたが、これだけの粉飾をされると見つけるのは非常に難しいんじゃないか、こういう話がございま...全文を見る
○福田(昭)委員 ということは、議会と監査委員とが執行部と一体にならなければということになるんだと思うんですね。そういうふうになりますと、どんな基準をつくってもまず難しいのかなというふうに思っておりますが、ぜひ適切に運用されることを希望したいと思います。  それで、次に財政健全...全文を見る
○福田(昭)委員 これもこれからということになるんだろうと思います。  それでは、二つ目ですけれども、国の関与と計画の実効性の確保についてであります。  この点については、地方分権の時代にふさわしいように、自治体の自主性を尊重するというような仕組みになっているようでありますけ...全文を見る
○福田(昭)委員 非常に易しい決め方になっておりますが、しかし実際には同意を得ないとなかなか難しい、そこで実効性を担保しよう、確保しよう、こういうことだと思います。  それで、三つ目でありますが、財政健全化計画にかかわる早期健全化基準について並びに財政再生計画における財政再生基...全文を見る
○福田(昭)委員 現段階ではわからないということですが、先日の参考人質疑の中でも兵庫県の知事がおっしゃっていましたが、大変借金の多いところについてはぜひ多段階にしてくれというような意見もございましたけれども、そんなことは検討の一つになるんでしょうか。
○福田(昭)委員 なかなか基準の決め方も難しいかと思うんですけれども、ただ、計画がしっかりしていればそれはやり方もあるのかな、こういうふうに思っていますので、ぜひ御配慮をいただければと思います。  次に、四つ目ですが、財政再生計画の同意についてであります。  計画の同意につい...全文を見る
○福田(昭)委員 特に気になったのは、この再建法では都道府県と政令市がどうも同格の扱いのような形になっておりまして、これからの地方自治制度の議論のあり方を考えたときに、私は都道府県と政令市は同格になってもいいと思っているんですが、先取りするような印象を受けたんですが、そういったこ...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひそんな検討もしていただければと思います。  それでは、同意を受けるメリットとして、地方債の起債制限が解除されたり、あるいは、先ほど話がありましたような再生振替特例債の起債が認められるということですけれども、これ以外に何らかの支援の予定があるのかどうか、お伺...全文を見る
○福田(昭)委員 今回、夕張市の場合、三百五十三億円という借金を一括償還するということで、その資金については道が低利の資金を貸し付ける、こういう仕組みをつくったわけですけれども、私は、こういう場合には、低利じゃなくて無利子の一括繰り上げ償還制度というのをつくったらいいんじゃないか...全文を見る
○福田(昭)委員 私も非常に大きかったと思っています。やはり借りたものはしっかり返すというのが基本だと思うんですよね。ただ、返すに当たって、少しでも楽にしてあげるというのが低利なり無利子の貸付金だと思うんですよ。ですから、そういう仕組みというのが必要なのかなと。後で議論しなくちゃ...全文を見る
○福田(昭)委員 なるほど、非常に希望的な話でありますけれども、これも少し何らかの具体化といいますか、そういうものがあるといいんじゃないかなとも思いますので、ぜひ御検討いただければと思います。  それから、三点目に当たりますが、国及び地方公共団体の配慮についてであります。  ...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、今までの法律にあるような準用再建団体の実質赤字額に係る一時借入金の利子に対する特別交付税措置がありますけれども、このような措置を再生振替特例債の利子について講ずるような考え方は今のところないということですか、ありますか、いかがですか。
○福田(昭)委員 では、全く考えていないということではないんですね。場合によってはあり得るということですか。
○福田(昭)委員 わかりました。  それでは、だんだん時間も迫ってまいりますので、公営企業健全化計画について一点だけお伺いをいたします。  資金不足比率についてでありますが、これも政令で定めるということですけれども、どのような考え方に基づいて定めるつもりなのかお伺いをしたいと...全文を見る
○福田(昭)委員 次に、債務調整についてお伺いをしたいと思います。  一つ目は、地方自治体と民間企業の違いについてであります。地方公共団体に民間と同様の破綻法制を適用するには課題も多いと思いますけれども、どのように考えているのかお聞かせをいただきたいと思います。
○福田(昭)委員 なかなか重い大きな課題だと思いますけれども、そうした中で、私はちょっと大臣とは考え方が違うんですが、地方公共団体にはいわゆる民間企業のような倒産はないわけです。倒産がないということは清算もないということだと考えておりまして、したがって債務調整のやり方というのは少...全文を見る
○福田(昭)委員 なかなか難しい問題だと思いますが、私は、先ほどもちょっと申し上げましたが、債務のまず全額一括償還が必要かなというふうに思っています。そして、首長の責任を前提として、国、地方の支援を行う。その際、さっき申し上げたような一括の繰り上げ償還、借りかえ制度、そうしたもの...全文を見る
○福田(昭)委員 確かに議論は必要だと思いますけれども、私も考え方は大臣と一緒なんですよ。間接民主主義が基本です、私もそう思います。  しかし、間接民主主義だけでは不十分なところを、直接民主主義の一つの方法であります、住民参加とかいろいろあるわけですけれども、住民投票制度という...全文を見る
10月18日第168回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  増田さん、総務大臣就任おめでとうございます。まさかここでお会いするとは思っていませんでした。特に、安倍内閣が既に死に体内閣だったので、まさか引き受けるとは思っておりませんでしたけれども、総理大臣が福田康夫さんにかわってもそんな...全文を見る
○福田(昭)委員 大変残念な答えでございます、人事院総裁個人の見解でも結構なんですが。  なぜこんなことを私がお聞きするかと申し上げますと、公務員の給与は官民比較を準拠としてやっているわけですよね。そうした中で、今、民間の給与はどんどんどんどん格差が開いているわけですよ。正規雇...全文を見る
○福田(昭)委員 総裁の苦しい胸のうちはわかりますけれども、先ほど申し上げましたように、日経連が非正規雇用を全雇用労働者の三分の二にするんだという方針ですよ。今、三分の一までなっているんですよ。このまま自民党政権が続いたらそうなっていくんですよ、これは。そうなったときにどういう対...全文を見る
○福田(昭)委員 だんだん時間がなくなってしまうので、ちょっとはしょって質問させていただきます。  次に、給与の勧告でございますが、その中で、今回、専門スタッフ職の俸給表の新設があるわけでございますが、いわゆる給与の構造改革の一環としてこの俸給表の新設ができたということは、私も...全文を見る
○福田(昭)委員 初年度、各省庁から八十ぐらいのポストの要求だと。  それが将来どれぐらいになるかということでございますが、とても天下りを根絶するための早期勧奨退職制度を廃止するような抜本策として期待することができないんじゃないか、そんな感想を持ちました。そうすると、天下りをな...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、もうアメリカはモデルとする国じゃないと思っているんですね。超格差社会ですから、このまま小泉構造改革路線を続けていくとアメリカみたいな超格差社会になっちゃうんですよ。たった五%の人がアメリカの富の六割を独占している、一割の人が七割を独占しているのがアメリカで...全文を見る
○福田(昭)委員 はっきり言ってくださいよ。完全実施をする立場でやるとはっきり言ってください。
○福田(昭)委員 それは、閣議で福田総理がだめだと言えばきっとだめなのかもしれませんが、総務大臣、増田大臣として完全実施を求めると何で言えないんですか。
○福田(昭)委員 何か、地方の星として総務大臣になった割には頼りないですね。  聞くところによりますと、全国の都道府県、政令指定都市などは、来週の十月二十三日のころまでにはそれぞれの人事委員会から勧告が出るそうですよ。そうすると、各地方の議会でも決断しなくちゃならないんですよ。...全文を見る
○福田(昭)委員 福田内閣はこんなことまで決められなければ、テロ特法も、新法も別ですけれども、それもそうですけれども、こんなことも決められなかったら、これはモラトリアム内閣になっちゃうんですよ。モラトリアム内閣になっちゃうんだ。それくらいよく自覚した方がいいです。  終わります...全文を見る
10月24日第168回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  渡辺大臣におかれましては、引き続き大臣御就任、おめでとうございます。お父様の美智雄先生には大変お世話になりました。喜美大臣には逆にお世話になりまして、まさかここで足利銀行問題について質問をする機会が得られるとは思っておりません...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、まるっきり竹中大臣と同じじゃないですか。  それでは、大臣、預金保険法百二条一項で、地域の信用秩序の維持に極めて重大な支障が生ずるおそれがある場合、その場合に危機管理銀行とするんだという話でございますが、それは具体的にどんな状態ですか。御存じですか。
○福田(昭)委員 私はこう承知しているんですが、国会答弁の中で、預金の大幅な流出、それから二つ目が株の暴落、三つ目が大規模な貸し渋り、四つ目が連鎖倒産の可能性、この四つを金融庁は挙げているんですね。その当時、足利銀行はこの四つの具体的な状態はありましたか。
○福田(昭)委員 それは違うんじゃないですか。  金融庁は、当時、平成十五年三月期の決算の検査に足銀へ入ったんですね。そのときに、足利銀行を無理やり債務超過にするために何をやりましたか。担保物件の評価方法を変えたんじゃないですか。積算方式から収益還元法に変えて、無理やり債務超過...全文を見る
○福田(昭)委員 それは違うんじゃないですか。  今まで、収益還元法は都銀にしか適用しておりませんでした。このとき地銀に初めて、足銀に使ったんですよね。ですから、実態は何も変わらないのに、土地が下落していたから担保物件の評価が下がったんです。結局、先ほど申し上げたように、金融庁...全文を見る
○福田(昭)委員 それは違うんじゃないですか。  現在の国立の足利銀行の再建状況を御存じですか。不良債権として引き当てたものが幾ら戻ってきているんですか、三年間のうち。一年で九百五十億も戻ってきたときもありますよ。十九年三月期の決算でも、多分二百億ぐらい戻っていますよ。ですから...全文を見る
○福田(昭)委員 何か歯切れが悪い答弁ですけれども、次の質問として、どうですか、大臣、足利銀行の破綻の真相を究明する決意、意思はありますか。お伺いをいたします。
○福田(昭)委員 大臣、大臣が出した「国会だより」、これは平成十六年の二月十五日、第二百六十号ですけれども、ここには、一月五日と六日の大臣の新年会で、「足利銀行は国から無理矢理破たんさせられた。」こう述べて、これは書いてあるんですよ。そうしたら、栃木県出身の金融担当大臣として真相...全文を見る
○福田(昭)委員 渡辺大臣がいかにいいかげんな人間かというのがよくわかりました。本当にでたらめな人間ですね。  私はこう思いますよ。まず、足利銀行を破綻させる。そして二つ目は、検査に入り、担保物件の評価方法を積算方式から収益還元法に変えて、債務超過に陥れる。そして、監査法人によ...全文を見る
○福田(昭)委員 これは我が党の皆さんにお願いして、ぜひ国政調査権を使ってそのときの真相究明をお願いしたいと思います。これは確実に国家権力の濫用、国家の犯罪ですよ。それは、ぜひ国政調査権で明らかにしていただきたいと思います。後刻、理事会でお願いをいたします。
○福田(昭)委員 それでは二つ目ですけれども、次に、新銀行東京について、これは時間がありませんので感想だけ伺います。  当時、渡辺大臣が、ぜひ足利銀行の受け皿として県民銀行をつくれ、すばらしい石原知事が、都民銀行をつくるんだ、こういうことでスタートした都民銀行が、わずか二年で大...全文を見る
○福田(昭)委員 本当に大変でたらめなことがだんだんよくわかってしまうんです。  それでは次に、足利銀行の受け皿について、時間がなくなってきましたので、いきたいと思いますが、一つ目は、国立の足利銀行の経営計画の履行状況についてお伺いしようといたしましたが、時間がなくなりましたの...全文を見る
○福田(昭)委員 次に、受け皿の選定ですけれども、いよいよ最終段階に入ったということでございますが、どうも新聞報道によりますと、地銀連合と野村証券グループと二つに絞られたということでございますが、こちらの方には、どちらにもオリックスは入っておりませんか。
○福田(昭)委員 大臣、それはおかしいんじゃないですか。  一切公表していないというのが、なぜ新聞には書かれるんですか。あの新聞は間違いですか。
○福田(昭)委員 全く無責任ですね。だって、報道機関だって、どこからか資料をもらわなくちゃ書きませんよ。それは報道源の秘匿の原則がありますから、報道機関だって、だれからもらったなんて言いませんよ。  しかし、これは明らかに秘密漏えいですから、国家公務員法違反ですよ、大臣。あなた...全文を見る
○福田(昭)委員 それはうそでしょう。  だって、いずれ、十二月になるのか何月になるかわかりませんが、受け皿が決まって、発表したら、はっきりするでしょう。地銀連合になるのか、野村グループになるのか、決まれば、大臣の今の話がうそだというのがわかっちゃいますよ。そうじゃないですか。...全文を見る
○福田(昭)委員 皆さんのお手元に、当時の、平成十九年十月二十四日の下野新聞を配付させていただきましたが、済みません、十六年五月十七日ですね、失礼をいたしました。十六年の五月十七日の下野新聞を見させていただきましたが、渡辺大臣は、当時、債務超過行に企業再生は無理だ、だから、国立の...全文を見る
○福田(昭)委員 全く無責任ですね。  あんなに県内で騒いだのは何だったんですか。全く政治家としての信念も何もない渡辺喜美ということですね。全くびっくりいたしました。本当に、栃木県で言ってきたことと今国会で言っていることと全く違う。二枚舌、ダブルスタンダード渡辺喜美。よくわかり...全文を見る
10月30日第168回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  小泉・竹中構造改革が、国民の幸せに全くつながらない、改悪だったということがはっきりしてきたわけでございますが、この郵政改革は、まさにそういった意味では改革の本丸ではなく改悪の本丸であった、そういうことがはっきりしてくるんじゃな...全文を見る
○福田(昭)委員 競争の促進による経済の活性化、これが郵政民営化の目的だというんですけれども、果たしてそうなるでしょうか。競争の促進による経済の活性化、もって、今大臣が言ったように、金融機関のサービスが向上して利便性が上がるということですが、果たしてそうなるでしょうか。これから質...全文を見る
○福田(昭)委員 小泉総理大臣も当時、出口の改革が必要なんだと言っていたようでありますが、頭のいい財務省は実はとっくに出口の改革はやっていたんですね。  もう一つちょっとお伺いしておきますが、先進諸国において郵政民営化で成功した国はあるんですか。また、アメリカ、米国は郵政事業は...全文を見る
○福田(昭)委員 聞くところによりますと、ニュージーランドにおいてもドイツにおいても、郵便貯金銀行を手放したけれども失敗したということで、政権がかわって買い戻したり新たにつくったり、そんなこともしているようでございまして、まさに世界じゅうで成功しているところはないそうでございます...全文を見る
○福田(昭)委員 最初の見直しは平成二十一年の三月三十一日までですね。はい、わかりました。それは確認をさせていただきました。  それでは、三つ目の質問でありますが、金融二社等についてであります。  資金の運用先については、民営化後どのように変更する計画なのか、教えていただきた...全文を見る
○福田(昭)委員 これだけの巨大な資金を運用するというのはなかなか難しいと思うんですよね。平成十八年度末の郵貯と簡保の運用状況を見させていただきますと、何と、国債と地方債それから地方への貸付金だけで、実は九割です。全運用資金の九割が国債と地方債と地方への貸付金です。それから、簡保...全文を見る
○福田(昭)委員 西川社長、今お答えいただきましたが、今のサービスが向上した点については、何も民営化しなくたってみんなできることじゃないですか。問題は、ユニバーサルサービスを維持しなくてはならないことを義務づけられているのは郵便事業会社だけでしょう。貯金銀行も保険会社も義務づけら...全文を見る
○福田(昭)委員 その肝心なユニバーサルサービスが、郵便事業会社だけなんですよ。  では、ちょっとお伺いいたしますが、貯金の取扱局の減ったところは何局あるんですか。それから、簡易保険の直接取扱局が減ったところは何局あるんですか。多分みんな、委託を受けて取次店になってしまっている...全文を見る
○福田(昭)委員 よく質問の趣旨が伝わっていないようですから、後でまたこれは明らかにしたいと思います。  それでは、五つ目の質問でありますが、資料を皆さんのお手元に配付させていただいております。そちらをごらんいただきたいと思いますが、自民党の当時の郵政事業懇話会ニュース第三号に...全文を見る
○福田(昭)委員 アメリカから、対日の年次改革要望書が出てきている、その中の一部分としてこの郵政民営化についてもこうしたものがはっきりとあったということは確かなことだということですね。これは確認をさせていただきます。そして、先ほどの一部ちょっと違った話は大した話ではありませんね。...全文を見る
○福田(昭)委員 交渉したということは、話し合ったということは本当なんですね。確認をさせていただきます。
○福田(昭)委員 日本の法律をつくるのに、何でそこでアメリカと交渉する、説明する必要があるんですか。おかしいじゃないですか、これ。  それで、元自民党の国会議員あるいは現職の国会議員、みんな言っていますよ、とんでもないと。それから、いろんなジャーナリストも、「拒否できない日本」...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、まだちょっと時間があるようですので、次に、平成十八年度決算及び事業評価等についてちょこっとお話をさせていただきます。  私は、郵政公社は非常にすばらしい公社だと思うんですね。税金は一円も使わずに、職員の給料をちゃんと払って、利益が出ればそれは国に納め...全文を見る
○福田(昭)委員 部門会議でも、私は三週間も前に言ったはずですよ。若くても円形脱毛症になっちゃって郵便局をやめた人も何人もいますよ。ぜひこれはしっかりと悉皆調査をして、どれだけの犠牲者が出たのかはっきりすべきだと思います。  以上で終わります。
12月07日第168回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  二十分時間をいただきましたので、重要な点を幾つかお尋ねいたします。提出者を初め、総務大臣等におかれましては、ぜひ簡潔明瞭な答弁をお願いいたします。  何かまだ審議をしないうちからマスコミではもう法律が通るような報道がなされて...全文を見る
○福田(昭)委員 委員長、答弁者に、聞かれたことだけ答えるようにひとつ御指導をお願いいたしたいと思います。  二つ目は機器導入に必要な費用についてであります。  改正法案を施行するに要する費用につきましては、現在条例を制定している八団体が、電子投票機をリース契約した場合の予想...全文を見る
○福田(昭)委員 なかなか上手な答弁をしたようでありますが、私、試算をしたものを手に入れて、読んでみますと、全面導入で千四百億円、レンタルで三百五十億円、投票機の一台購入費は四十万円とあるようでございます。  なお、一番最初に導入した新見市では、当初、一台百万円で百五十台分、合...全文を見る
○福田(昭)委員 ちょっとおかしいじゃないの。現時点で幾らかかるかと聞いているんだから、将来のことは、それはもしかして普及すれば下がるのは当たり前の話であって、そういったことを踏まえて議論するのが議論じゃないんですか。  ところで、現在の自書式による投票事務の総額は幾らかかって...全文を見る
○福田(昭)委員 全国で幾らかかったかというのに千七百万というのはないでしょう。事前に通告したはずだからちゃんと答えてください。
○福田(昭)委員 では、私の秘書が間違って連絡したということですか。そんなことないはずであって、全体で幾らかかるかと言ったはずです。調べてすぐそこへ出すように言ってください。後でいいから、最後にちゃんと出すように。  それでは、二点目に入ります。二点目は諸外国の状況についてお伺...全文を見る
○福田(昭)委員 諸外国でもうまくいっているところは全くないようでございますので、解決すべき課題がたくさんあるようでございます。  次に、改正法案についてお伺いをいたします。  一点目は、電磁的記録式投票機についてお伺いをいたします。  電磁的記録式投票機については、現在、...全文を見る
○福田(昭)委員 現在、総務省が指定したメーカーといいますか機器はその三者だ、こういうことですか。はい。  それでは、次に二点目ですが、電磁的記録式投票機に表示すべき事項について、改正案では衆参それぞれどのような表示になるのか、提出者にお伺いをいたします。簡潔で結構でございます...全文を見る
○福田(昭)委員 そうしますと、この法律の施行が来年の一月の一日ということでございますが、まずは衆議院総選挙が適用になるということですが、二年後には参議院選挙があります。さきの参議院選挙の名簿登載者は先ほど報告がありましたように百五十九名、これだけの候補者を具体的にどのように表示...全文を見る
○福田(昭)委員 政令で定めるということですけれども、百五十九名の名前を一つの画面で表示するということはほぼ不可能ですから、これは相当もめごとになりますわね。ですから、技術的に容易ではないんじゃないかということを指摘しておきたいと思います。  三点目は、電磁的記録式投票機の信頼...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、提出者は、この可児市の事件で岐阜県の選挙管理委員会が最高裁判所に提出した上告理由書をお読みになりましたか。
○福田(昭)委員 上告書の中身をちょっと紹介いたしますが、第三の「本件選挙の特殊性」というところで、電子投票機は壊れるのが前提だからということの上告書なんです。  一部、ちょっとだけ紹介いたしますが、「電子投票の特性に基づく制約及び機械を使う以上、無謬主義を貫くことは不可能であ...全文を見る
○福田(昭)委員 なかなか、内閣から提出するには条件がそろっていないということだと思いますね。  以上で終わります。