福田昭夫

ふくだあきお

小選挙区(栃木県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

福田昭夫の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月05日第171回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号
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○福田(昭)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、河本三郎君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○福田(昭)委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
02月24日第171回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  鳩山大臣の所信を読ませていただきましたけれども、郵政行政については、「民営化を前提としつつ、郵政民営化委員会の意見も踏まえ、大胆に見直し」を行うとのことでございますけれども、鳩山大臣がどの程度の覚悟があるのか、日本人としての矜...全文を見る
○福田(昭)委員 施設の売買でぬれ手にアワで、そして、顧客名簿はかなり半永久的に使えるんですね。オリックスのねらいが、どちらかというと、こちらにもあったんじゃないかと私は思っているんです。  それは、大臣も御存じだと思いますが、公共サービス改革法というのができましたよね。いわゆ...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ、大臣、この一括売却についても徹底的に解明をしていただいて、より適切な処分ができるようにしていただきたいと思っております。  そこで、私の方は、そうしたかんぽの宿の一括処分、これも重大な問題、事件でございますけれども、もう一つ大きな問題は、この郵政民営化が...全文を見る
○福田(昭)委員 財務省の考えとしては、平成十三年度から既に財投改革はスタートしたということなんですね。  それでは、そのときに、今までの既存の預託残高については、二〇〇七年度、平成十九年度までに全額返済されるということになっていたようでありますが、それはしっかり返済は済んでい...全文を見る
○福田(昭)委員 お聞きのように、財投改革は財務省としては済んだという考え方なんですね。  そうした中で、平成十六年の九月十日に閣議決定をされました郵政民営化の基本方針、その中には、「明治以来の大改革である郵政民営化は、国民に大きな利益をもたらす。」ということで三点書いてあるん...全文を見る
○福田(昭)委員 先ほどもちょっと申し上げましたが、鳩山大臣がかんぽの宿を一括してオリックス不動産に売却されるのを勇気を持って中止をさせた、その対処の仕方に対しては、本当に私は心から賛意を送りたいと思っています。しかしながら、私は、このことよりももっと大きな罪がこの郵政民営化だと...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、ぜひ資料の一をごらんください。  これは、平成十七年の六月二十七日、当時の自民党の郵政事業懇話会がつくったニュースです。また自民党に戻られました山口俊一先生とか、国民新党の長谷川憲正先生が事務局でつくられたニュースであります。ここに「アメリカの要求どおり...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございます、大臣。  ぜひ名前を公表していただくと同時に、今度はこの打ち合わせメモ、これが肝心ですよね、やはりこれを開示しないと、郵政民営化が本当にアメリカの言うとおりにやられたのか、そうでないのかというのがわからないんですよね。この内容をはっきりさ...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、麻生総理も、郵政民営化におれは反対だったから担当大臣を外されたと言っております。大臣も、賛成していいか反対していいかわからなかったけれども、最終的には賛成したということですよね。ということであれば、やはりここは、このメモを明らかにして真実を明らかにする。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 何となく大臣の答弁がトーンダウンしてきてがっかりしておりますが。  ここに、これは若手の新進気鋭のジャーナリスト、関岡英之さんが書いた「奪われる日本」という本を持ってきました。ここの一節をちょっと紹介します。   郵政民営化を唯一の争点とした〇五年総選挙の真...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、なぜ四分社化したか、これはアメリカの要求に沿うためですよ。  先ほど申し上げたように、郵便貯金銀行と郵便保険会社の株式を全部処分するわけですよ、十年後までに。そうしたらば、アメリカの資本が、まあアメリカだけじゃないかもしれませんが、外国の資本が株を買うこ...全文を見る
○福田(昭)委員 そうした買収防止策なり外資の規制なりということを考えるのであれば、まずは株式処分を凍結して、抜本的な見直しをすべきじゃないですか。いかがですか。
○福田(昭)委員 国民が汗水垂らして働いてためてきた貯金や簡保は、やはりそれは日本の国や地方のために使うべきですよ。  今までの郵貯や簡保の資産運用状況を見ますと、運用は、それこそ貯金も八割は国債と地方債ですよ。簡保も六割ぐらいがそうですよ。そういうことを考えたら、郵貯や簡保が...全文を見る
○福田(昭)委員 時間が来ましたので終わりにしたいと思いますが、大臣、ぜひここはこれからしっかり、日本が真の独立国家としてやっていくためには、郵政民営化の真相を明らかにする必要があると私は思うんです、基本的に。  そういう意味で、郵政事業全般の見直しもしなきゃなりませんけれども...全文を見る
02月26日第171回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  先日は、鳩山大臣におかれましては、郵政民営化準備室が十八回にわたりアメリカ側と交渉した相手について氏名を公表するとのお約束をいただきました。ぜひ早目に出していただきたいと思いますが、半歩前進だと感謝をいたしております。しかし、...全文を見る
○福田(昭)委員 非常にあいまいですね。中福祉・中負担の社会を目指すことにならないんじゃないですか。  例えば、国民負担率は何%程度を考えているんですか。財務省がつくった資料によると、イギリスは五二・一%、ドイツが五六%、フランスが六六・三%です。中福祉・中負担というならば、国...全文を見る
○福田(昭)委員 副大臣に失礼ですけれども、潜在的負担率も、財務省の資料ではまだ四三・五%ぐらい。基本的にまだ五〇%に行っていないんですよね。ですから、それも含めて中福祉・中負担と言うならば、少なくとも国民負担率は五〇%以上にならないと中負担にならないと思うんですよね。  です...全文を見る
○福田(昭)委員 実は、これは専修大学の町田教授がまとめてくれた資料なんですが、GDPに対する日本の法人の公的負担を見ますと、確かにアメリカやイギリスよりは日本は高いんですけれども、それでも八%弱です。フランスやスウェーデンは一四%前後です。OECD平均は九%ぐらいでして、OEC...全文を見る
○福田(昭)委員 どうもよく意味がわかりません。  何か与謝野大臣も、景気がよくなった上り坂のところで増税する、そのときに消費税を上げるんだと、まあ、三年後をめどにという話をしておりますが、これは全く大失敗をすると思いますね。  その大失敗の例が、実はきょうは息子さんもおりま...全文を見る
○福田(昭)委員 もし増税するんだったら、実は、アメリカのクリントン大統領が五年で財政黒字にしたんですね。今度オバマ大統領もやると言い出しましたけれども、増税するのなら大金持ちと大企業ですよ。全く増税する部分が違うと思いますよ。中流家庭や低所得層には減税ですよ。ですから、これは全...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、この基礎的財政収支の定義はこれでいいということですが、二点目として、国と地方の基礎的財政収支の違いについてぜひお伺いをしたいと思います。  資料の二をごらんください。これも財務省がつくった資料ですが、この資料によると、国は一般会計ベース、地方は地方財...全文を見る
○福田(昭)委員 副大臣、予算、決算を預かる財務省がつくった資料が政府全体の資料じゃないといったら、これはちょっと聞き捨てならない話ですよね。  実は、この間ちょっとお聞きしましたらば、どうも、このSNAベースでつくったプライマリーバランスの資料ではわかりづらいから、もうちょっ...全文を見る
○福田(昭)委員 そういう意味では、地方は、国の、総務省の指導のもと大変な努力をしたんです。プライマリーバランスも、実は全体としては黒字になってきたんですよね。でも、国の努力が足りないんですよ。国の努力が足りないのに、国の赤字を地方につけかえるようなやり方をしたんですよね。  ...全文を見る
○福田(昭)委員 GDPの二%程度ですか、黒字幅は。
○福田(昭)委員 わかりました。  私は、先ほどの質問でしたが、国のプライマリーバランスと地方のプライマリーバランスは違うと思うんですね。これは先日、鳩山大臣とも一致したんですが、国のプライマリーバランスは、余りプライマリーバランスにこだわり過ぎると、かえって日本の経済成長その...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  副大臣、今お聞きになったように、名目GDPと実質GDPの実額が逆転するのは、世界経済が急回復した二〇一八年ごろという見通しをしているんですよ。これじゃ、とてもとても日本の経済の立て直しも財政再建もできないじゃないですか。  この本...全文を見る
○福田(昭)委員 試算値は閣議決定していないようですけれども、しかし、少なくとも文章の中に、どうやってデフレを脱却して、この十年間名目経済と実質経済が逆転しちゃっていますけれども、それをさらに正常に戻すんだという意欲がなきゃ、経済も財政も再建できないんじゃないですか。そこをぜひも...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、私は、黒字だと思っていないですからね。これはあくまでも地方財政計画上、財務省がつくった資料は黒字になっているということですから、誤解のないように。  今、税源の配分、資源の配分という大臣の話がありましたけれども、まさに私もそのとおりだと思います。  国...全文を見る
03月25日第171回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  それにしても昨日のWBCの日本チームのすばらしい優勝、これを国民の皆さんと喜びたいと思います。日本野球はアメリカ野球を超えたんですよね。総務大臣、今後、超えるべきものは、やはり政治の世界じゃないですか。日本の政治も、やはりアメ...全文を見る
○福田(昭)委員 期待するだけじゃなくて、ぜひそういう指導をしてください。  一斉に買いかえすると、大量の廃棄物が出て、こんなの決していいことではありませんので、廃棄物が出ないような対策をするのが一番だと思いますので……(鳩山国務大臣「ちょっといいですか」と呼ぶ)大臣、答弁です...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣の決意も伺うことができて、総務省の方、ぜひそういう準備をやってください。  それで、二つ目はNHKの取り組みについてでございますが、こちらの方は会長にお伺いしたいと思います。  今回、NHKは、国の補助制度の申請手続を代行したり、あるいは独自の自主共聴組...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひNHKの皆さんには、お骨折りだと思いますけれども、視聴者の皆さん、国民の皆さんが、地上アナログ放送が停波されたときにテレビが見られなくなる家庭が出ないように、世帯が出ないように努力をしていただきたいと思っています。あとの質問がありますので、この辺はあと省略を...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、これからは少し厳しい質問になります。  次に、公共放送の使命の遂行について、会長、または大臣にお伺いすることもございます。  一つ目は、放送の自主自律と不偏不党を貫くことについてであります。  経営計画の二番目の目標として、「公共放送の使命の遂行...全文を見る
○福田(昭)委員 会長は努力されているという話ですけれども、この経営計画の最初に、「公表にあたって」ということで、会長が「「かたち」に「こころ」をこめて」ということで書いてございます。「計画という「かたち」を作ることで終わってはいけません。計画を作ることは、始まりにすぎないのです...全文を見る
○福田(昭)委員 民放の日本テレビが、自分のところの大きな過ちに対して検証番組をつくると言っているんですよね。そのことに対して、会長が、ああ、すばらしいことですねという言葉が出ないのは何だか非常に不思議ですね。  その次、三つ目ですけれども、NHKの従軍慰安婦問題を扱った教育テ...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、会長の、形に心を添えるという話とちょっと矛盾してくるような気がするんです。  この朝日新聞の特集の中で、アメリカのカリフォルニア大学サンディエゴ校のエリス・クラウス教授が、実は、NHKのニュース、政治とメディアの関係を検証し、「NHK VS 日本政...全文を見る
○福田(昭)委員 少なくとも裁判になったんだから、これは重大事件なんですよ。したがって、それを検証してみるということは非常に大切なことであって、まさに放送として謙虚さがないんじゃないですか。  その次に行きます。次の四つ目は、西松建設の政治献金事件の報道についてであります。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 理事さん、それはちょっとおかしいんじゃないですか。  今回の報道によると、大久保秘書が認めていないにもかかわらず、認めたというような報道をしたんですよね。ということは、少なくとも検察官から供述調書を見せていただかない限りは確認できませんよ。どうですか。
○福田(昭)委員 NHKとしてのコンプライアンスが全くないということじゃないですか。(発言する者あり)何を言っているか。裏をとるのは当たり前の話で、裏までしゃべれと言っていないんだよ。ちゃんと供述調書を見せてもらったのかどうかと言っているんだ。そうじゃないと裏はとれないだろう。(...全文を見る
○福田(昭)委員 NHKの体質がよくわかりました。こんなことではとてもとても……。  今回の事件については、二つの意味で大変大きな問題があるんですよね。  それは、それこそロッキード事件のときにちょうど東京地検の特捜部長であった、今中央大法科大学院の宗像先生も、「捜査で疑問な...全文を見る
○福田(昭)委員 尊重するだけで頼まないの。いかがですか。
○福田(昭)委員 わかりました。  先ほどのカリフォルニア大学のエリス・クラウス教授が指摘しております。最後にこう書いております。「NHKが与党の影響力から自由になる可能性があるとしたら、政権交代のときだろう」と述べています。まさにNHKの体質がよくわかりました。  残念なが...全文を見る
03月27日第171回国会 衆議院 本会議 第18号
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○福田昭夫君 民主党の福田昭夫です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題とし、直ちに再議決すべしとの動議に対して、断固反対の立場で討論を行います。(拍手)  今、地方は、政府・与党の三位一体の改...全文を見る
○福田昭夫君(続) また、そもそも、麻生総理を含め政府・与党がみずからだめだと言っている予算の関連法案の再議決には、賛成しようがないではありませんか。  民主党は、財政力の弱い自治体に手厚く財源を配分する一括交付金制度や財源保障機能も強化した新たな財政調整制度の創設を提案してい...全文を見る
04月14日第171回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  本日は一般質疑だということなものですから、郵政民営化の見直し問題等について鳩山大臣の歯切れのよい回答を期待して質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  まず、郵政民営化の真実についてであります。  一つ...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、これは絶対あるはずなんですね、絶対。  私は、国会へ来て三年と七カ月が過ぎました。つくづく感じているのは、中央官僚のやりたい放題というのが幾つかあるんですね。そのうちの一つが情報隠しなんですよ。情報隠しがやりたい放題。とんでもない話でして、こうしたものを...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひかんぽの宿のような厳しい対応をされることを期待したいと思います。  二つ目でありますが、二つ目は日米首脳会談についてであります。  多くの識者が、平成十六年九月一日の日米首脳会談で郵政民営化が決定されたと言っておりますけれども、これは本当ですか。いかがで...全文を見る
○福田(昭)委員 ここに一冊の本を持ってきました。これは森田実さんが書かれた「アメリカに使い捨てられる日本」という本でございますが、この中に、実は当時の自民党の衆議院議員小林興起さんが書かれておりまして、その小林興起前衆議院議員の文章によりますと、こんなふうに載っているんですね。...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、国民の三つの利益についてこれから質問をしたいと思います。  四分社化についてということで質問はさせていただきますが、その一つ目として、この基本方針が掲げる三つの国民の利益についてであります。  その第一点目として、「郵政公社の四機能(窓口サービス、...全文を見る
○福田(昭)委員 先ほどもちょっと強調させていただきましたが、安い料金でということですが、軒並み手数料は値上がりしているわけですね。物によっては十倍にもなっている手数料がある中で、どうして国民の利便性が向上すると言えるのかということで、一つ目の国民の利益も非常におかしな話なんです...全文を見る
○福田(昭)委員 今、大臣から、民間企業と同じように税金を納めさせるようにするんだ、それが見えない負担を最小化するという話ですけれども、しかし、もっとトータルで考えないとだめだと思うんですね。  そもそも郵便局ができたのは、イギリスで発祥したわけですが、何のためにできたかという...全文を見る
○福田(昭)委員 このことについていろいろな方が指摘をしておりますが、京都大学の佐伯啓思教授は、月刊誌ウエッジのことしの四月号でこういう指摘をしております。「郵貯資金をどう使うかが問題の本質」だ、「ただ市場化すればそれで解決というものではない。」こう言われております。まさに私もそ...全文を見る
○福田(昭)委員 これはアメリカの要求を受け入れて、もうからない会社は分離をして、もうかる郵便貯金銀行と郵便保険会社だけちゃんとアメリカ側が買えるようにする。もう一つは、財務省サイドでいえば、もうからない会社ともうかる会社をちゃんと分割して、貯金銀行と保険会社を高く売って、ストッ...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、まさに郵政文化を冒涜した今回の民営化だと思っているんです。  次に移っていきたいと思いますが、その郵政民営化の与える影響についてであります。今回は少し変わった視点から質問をさせていただきたいと思います。  一つ目は、郵便貯金銀行と郵便保険会社の経営の自...全文を見る
○福田(昭)委員 完全民営化になれば、本当に商品の開発も資金の運用も全く自由になるということだと思うんですね。その与える影響というのは、大きくは二つの方面から考えていかなくちゃならないんじゃないかなと私は思っているんですね。  一つは、国や地方自治体の財政運営に与える影響につい...全文を見る
○福田(昭)委員 多分、完全民営化されれば、それは経営者の自由ということになるんだろうと思うんですね。ですから、もしかしたらこの後の問題にもかかわってくるんですが、御案内のとおり、地方自治体も、これは総務大臣の所管ですけれども、起債の原則自由というか、届け出か協議かということにな...全文を見る
○福田(昭)委員 スルガ銀行との提携とか、今度は第一生命に劣後ローンに五百億も融資するみたいな話もございますけれども、それは現時点で許される範囲でのゆうちょ銀行なりかんぽ生命の資金の運用ということで、また、地銀とすればゆうちょなり郵便保険会社と連携しておった方が得策だと、お互いの...全文を見る
○福田(昭)委員 最後の部分は一致しております。そうしたもろもろのことを考えると、仮に民営化を続けるにしても、国が経営権を絶対手放してはいけない、私はそう思っております。  次に、郵政民営化の見直しについてお伺いをいたします。時間がだんだん少なくなってきたので、簡潔にいきます。...全文を見る
○福田(昭)委員 ちょっと時間がなくなってしまいましたが、私は本当は大臣とここを一番やりたかったんですが、国の信用力をどう使うかということが一番大きな課題だと思うんですね。  民にできることは民にということで小泉さんにみんなだまされてしまったわけですが、民間ができることは民間に...全文を見る
04月20日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○福田(昭)分科員 民主党の福田昭夫でございます。  金子大臣、足銀破綻の折にはいろいろお世話になりました。おくればせながら御礼を申し上げます。  実は、昨年、平成二十年の九月二十六日、宇都宮地方裁判所において、宇都宮市の二荒山神社前の超高層マンション事業計画に対する判決があ...全文を見る
○福田(昭)分科員 ありがとうございました。  おおむね、大体この四点が認可要件ということでよろしいですね。  それでは二つ目でありますが、市街地再開発組合の設立についてであります。  同法第十一条には、組合を設立するには所有権または借地権を有する者が五人以上いないとできな...全文を見る
○福田(昭)分科員 きょうはここは詳しくできませんけれども、しかし、営利を専らとするような法人に、税金まで投入してこうした都市再開発事業をさせるということは公共事業としてふさわしくないと私は思いますけれども、その辺についての見解が何かありましたらお答えください。
○福田(昭)分科員 ここは、きょうはこれまでにしておきます。  三つ目でありますが、三つ目は、市街地再開発組合の設立及び事業計画の認可権者についてであります。  同法第十七条によりますと、市街地再開発組合の設立及び事業の認可権者は都道府県知事とすることになっておりますが、その...全文を見る
○福田(昭)分科員 そうすると、栃木県知事に権限と全責任があるということですね。ちょっと、返事だけしてください。
○福田(昭)分科員 続いて四つ目でありますが、四つ目は、市街地再開発事業の補助対象施設及び補助率についてであります。  補助対象施設や補助率については、補助要綱や補助要領を定めているようですが、簡潔に教えてください。本当に簡潔で結構です。
○福田(昭)分科員 ありがとうございました。  それでは次に、いよいよ宇都宮市の中心市街地再開発事業についてお伺いをいたします。  一つ目は、宇都宮馬場通り西地区市街地開発組合についてであります。  まず、五人の組合員の名前と理事長の名前を教えていただきたいと思います。
○福田(昭)分科員 それでは、法人の設立時をちょっと教えていただきたいと思います。  と申しますのは、平成十八年の十二月四日に、明日の宇都宮中心街を考える会、この人たちが超高層マンション事業計画に対する知事あて意見書というものを知事に提出をいたしておりますが、そのときの知事あて...全文を見る
○福田(昭)分科員 わかりました。  それでは、十八年十二月四日時点と十九年三月時点では地権者がかわっているということですね。二荒商事がどなたかお二人に売却した、こういうことなんだと思いますね。  それでは、二つ目は、二十四階建て超高層マンション事業計画についてであります。 ...全文を見る
○福田(昭)分科員 国土交通省住宅局では確認をしていないという話ですが、地元では宇都宮市が要望した、そう言われております。ぜひこれは確認をしていただきたいと思っております。私の方もさらに確認をしてまいります。  二点目でありますが、二点目は容積率の引き上げについてであります。 ...全文を見る
○福田(昭)分科員 どうも市の方の答弁がちょっと納得できないんです。  と申しますのは、平成十七年の十二月六日の下野新聞においては、二十四階建てへの変更という記事が載りまして、開発組合と行政が採算性を考慮した結果、さらに八階分高層化した二十四階建てへの変更を報じております。 ...全文を見る
○福田(昭)分科員 わかりました。  その次、三点目ですが、組合の設立及び事業計画の認可についてであります。  この宇都宮馬場通り西地区市街地再開発組合の設立及び事業計画については、栃木県知事が認可して、その責任は、先ほどの説明のとおり、栃木県知事にあるということですか。イエ...全文を見る
○福田(昭)分科員 それでは四点目ですが、栃木県知事が認可した理由について、その理由がどういう理由なのか、ぜひ教えていただきたい。
○福田(昭)分科員 大変もっともらしい回答が返ってまいりましたが、現場をよく知る私としては、全く不整形でも何でもありません。ですから、認可した理由は非常に薄弱だというふうに考えております。これは、いずれまた後でしっかりとただしてまいりたいと思っています。お示しをしながら話をしたい...全文を見る
○福田(昭)分科員 ちょっと確認させていただきますが、一・三五というのは、これは西地区のことを言っているんですか。(和泉政府参考人「西」と呼ぶ)西地区。中央地区は幾らだったんですか。
○福田(昭)分科員 資料を提供してください。  そこで、ちょっと大臣、今のこの表をごらんになって、特に西地区ですけれども、二荒商事が二人の個人の地権者にかわったというんですが、計画当初は五人の申請者、共同の組合設立者は全部株式会社なんですよ。大林組がそのうち六二%、足利銀行、栃...全文を見る
○福田(昭)分科員 大臣、大臣の言葉で感想を述べてほしかったんですよ。役人が書いたものを読むのではなくて。  それはそれとして六点目ですけれども、この工事の請負業者及び請負額について、多分大林組が受注したんだと思うんですが、受注した請負業者とそれから請負額について、ぜひ、わかっ...全文を見る
○福田(昭)分科員 随分宇都宮市の公開条例はおくれているんですね。大体、一般的な入札はみんな、入札が終わった後、落札業者と請負額というのは公表しているんですよね。宇都宮市でも多分公表していると思うんです。これは多額の税金を使っている事業で公表しないというのはどうもおかしいですね。...全文を見る
○福田(昭)分科員 そろそろ多分時間がなくなってくるんだと思いますので、最後にちょっと、地元の反対している人たちの話を紹介させていただいて終わりにしたいと思っています。二荒山神社前超高層マンションの建設問題で、「なぜ訴訟に至ったのか? みなさまの疑問にお答えします」という、これは...全文を見る
05月21日第171回国会 衆議院 総務委員会 第19号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  本日は、五月一日に行われた異常な臨時勧告等についてお伺いいたしますので、人事院及び総務省の皆さんには簡潔にお答えをいただきたいと思います。  まず、平成二十一年の六月に支給する期末手当及び勤勉手当に関する特例措置についてお伺...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、今、谷総裁が言われた基本的な考え方というのは、この人事院勧告制度の制度発足以来、実は何年以来変わっていないということですか。いかがですか。
○福田(昭)委員 四十九年以外は変わっていないということですか。何年以来変わっておりませんか。
○福田(昭)委員 ですから、制度発足は一九四八年ですか。何年ですか。
○福田(昭)委員 この制度発足が昭和二十三年ということは、私が生まれた年なんですよね。二十五年から本格的ということになると、約六十年近くこうした基本的な考え方は実は変わってないということなんですね。  そうした中で、今回、異例の調査をやったわけです。先ほど谷総裁からも、昭和四十...全文を見る
○福田(昭)委員 調査の内容からいえば、とても民間の現状を正確に把握しているとは言えないと思うんですね。八割がまだ未決定ですし、実際には支払われていないわけですから。今までの考え方からすると、大変逸脱した考え方なんですね。  そこで、この勧告の理由を読んでみますと、一年分を十二...全文を見る
○福田(昭)委員 非常にもっともらしい理由ですけれども、しかし、一番大切なのは、現状をしっかり認識する、正確な情勢を把握するということじゃないんですか。いかがですか。
○福田(昭)委員 それでは、三つ目として、今回の臨時勧告の問題点について五点ほどこれから総裁のお考えをお聞きしたいと思います。  まず第一点は、今回の民間企業の夏季一時金の決定状況でありますけれども、普通ですと、今までですと約一万社ぐらい調査をしていたわけでありますが、今回三百...全文を見る
○福田(昭)委員 第二点目は、この人事院の臨時勧告がまだ交渉が妥結をしていない中小地場企業への一時金交渉に与える影響についてでありますが、そうしたことについては全く考えておりませんでしたか。
○福田(昭)委員 ちょっと総裁にしては言いわけがましいですね。だって、まだ民間の八割が決まっていないんですよ。しかも、大体大幅な引き下げがあったのは製造業を中心とする大企業じゃないですか。  次に、三点目でありますが、政府が進める景気対策に与える影響についてでございます。  ...全文を見る
○福田(昭)委員 これは総裁に聞く話じゃないかと思うんですが、今日本の経済で一番大事なことは個人消費を拡大していくことなんだと思うんですね。  私も、国会に送っていただいて、早いもので三年と八カ月がたちました。この間、しっかり日本の経済や財政の勉強もさせていただきました。私が調...全文を見る
○福田(昭)委員 総裁の気持ちもわかりますが。  今回、この臨時勧告の動きをとらえてみると、五月の一日に人事院が臨時勧告をいたしました。五月の八日には給与担当者閣僚会議が行われましたが、閣議報告だけで終わっております。そして、五月の十五日にこの給与法案が閣議決定され、国会に提出...全文を見る
○福田(昭)委員 速やかにやっているという副大臣のお答えですが、しかし、これを国会で審議して議決をする、衆参両院で議決をしてちゃんと法律の改正ができるということになると、もう五月末日じゃないですか。六月一日までにできていなかったら、これは適用できないんじゃないんですか。  そん...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、地方自治体も、実施をするところは、実施しないところもあるかもしれませんが、実施するところについては五月の末日までに臨時議会を開いて対応するなり、あるいは専決処分でやるなり、対応は可能だという考えですか。
○福田(昭)委員 多分、地方はえらい混乱をしているんじゃないかな、迷惑を受けているんじゃないかなと思っております。  それでは、第五点目でありますが、人事院のあり方に与える影響、特に政治的な圧力があったのかないのかということでございます。  今回の臨時勧告の大きな問題点の一つ...全文を見る
○福田(昭)委員 総裁は全くないということであります。  今回、与党のPT、プロジェクトチームの圧力に屈したという話があるんですが、全くないということなんですが、ここでちょっと御紹介をいたします。  これを谷総裁が見ているかどうかわかりませんが、私のところに与党の公務員給与P...全文を見る
○福田(昭)委員 なるほど。  今のお答えは、この間、国家公務員制度改革基本法に基づいて、内閣人事・行政管理局でしたか、それをつくるときの、総裁は何でそれぐらいの強い対応ができなかったんですか。何ですか、今回の臨時勧告はこの間から比べたら随分弱腰そのものですよ。この間の闘いで疲...全文を見る
○福田(昭)委員 なかなかしっかりした方でありますね。  私は、今回のこの臨時勧告は、与党PTの圧力に屈したということで、まさに人事院がみずから労働基本権制約の代償措置としての任務と役割を放棄した、そういうふうに受け取ることができるかと思っています。人事院勧告制度が大きく変質を...全文を見る
○福田(昭)委員 それではちょっと確認しておきますが、労働基本権の制約の問題について、人事院として今後勧告するような検討といいますか、そういうようなものはどれぐらい進んでいるんですか。
○福田(昭)委員 それはちょっと頼りないですね。その辺はやはり人事院としての考え方をしっかり明示すべきじゃないですか。内閣人事局をめぐって政府とあれほど対立した谷総裁ですよ。この辺は人事院としてもしっかり検討して、ちゃんとした考え方を整理して提言すべきだと思います。総裁の任期もま...全文を見る
○福田(昭)委員 私は不公平にならなければいいなと思っていたんですが、公平にするような措置だということですから、これは了としたい、こう思っております。  二つ目は、勤勉手当の成績区分及び成績率について、優秀、良好、良好でないの三段階に成績区分を分けて、今回は優秀を三〇%以上と設...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  時間がなくなってきましたので、その後の質問は省略をさせていただきます。  次に、内閣総理大臣等特別職国家公務員の期末手当の暫定的な引き下げについてお伺いをいたします。  一つ目は、その基本的な考え方についてであります。  今回...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、それこそ大変な経済状況を踏まえて麻生総理が率先して引き下げると言ったんじゃないんですね。いかがですか。
○福田(昭)委員 先ほど人事院総裁が、昭和二十三年から制度が始まって以来、こういう臨時的な勧告は二度目なんですね。一度目は昭和四十九年、これは狂乱物価があったときです。今回は、世界的な同時不況の中で、日本の経済が大変落ち込んでいる。  そうした中で、麻生総理があれだけの景気対策...全文を見る
○福田(昭)委員 わかりました。  それでは、二つ目は、こうした給与の引き下げ、引き上げについて、総理大臣と地方自治体の首長との違いについてお話を申し上げます。  ほとんどの知事や市町村長は、みずから率先して給与の引き下げを行って、その上で職員の皆さんにも協力してもらう、そう...全文を見る
06月18日第171回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  佐藤先生、このたびは総務大臣に御就任おめでとうございます。それにしても、大臣が八つ兼務するということでは、大臣が幾ら力があっても成果を上げるのは難しいのかなと思いますが、ぜひ体は壊さないように気をつけてやっていただきたいと思い...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございます。  認識はないということでございますが、それでは、当時の郵政民営化準備室、竹中大臣ほかが、法案作成に当たって、平成十六年と十七年に十八回にわたって米国側と交渉したということは御存じですか。
○福田(昭)委員 官僚は何とでも報告できるのかと思っているんですが、実は、この十八回の交渉の日付とアメリカ側の交渉人は、やっと前回、鳩山前総務大臣が公開してくれたんですが、その十八回の打ち合わせのメモは依然として不存在だというんですよ。そんなわけはないと思うんですが、大臣はどう思...全文を見る
○福田(昭)委員 そういう認識でありますが、ここは、これからまた続けられるというときには、ぜひ確認を、追及をしていただきたいと思っています。  二つ目は、先進諸国の郵便事情についてであります。時間の関係で二つだけはしょってお話をして、お伺いをしたいと思っています。  一つはニ...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは次に、アメリカ、米国でありますが、アメリカは、二〇〇三年、平成十五年、当時のブッシュ大統領が郵便事業の国営を堅持ということを打ち出したんですね。その翌年、二〇〇四年、平成十六年に、アメリカは対日改革要望書で郵政民営化を日本に強く要求してきたんですね。自分...全文を見る
○福田(昭)委員 そうした経過でアメリカは郵便事業は国営を維持するということを決めたわけでありますが、一方、日本には民営化を要求してきて、それを受けて小泉総理は、それこそ衆議院では可決され、参議院で否決されたにもかかわらず、衆議院を解散して郵政の民営化を進めたわけであります。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 我が党も、民営化そのものはだめだとは今は言っていないんですね。  そうした中で、今、株式の処分の話がありましたが、四つ目の株式の処分についてであります。  先ほど申し上げましたように、ニュージーランドもドイツも、国が株式を持っていたためにいろいろな過ちがあっ...全文を見る
○福田(昭)委員 私もおっしゃられるとおりだと思います。  外資に経営権を握られますと、まさにゆうちょやかんぽが持っている莫大な運用資金を自由に運用することができるようになりますね。鳩山前大臣も買収防止策を考えると言っておりましたが、私は、しっかり法律で定めなかったら絶対だめだ...全文を見る
○福田(昭)委員 そういった意味では、やはり株式の処分はしばらく凍結をするということが大事だと思います。しっかり見直しをした上で、もし可能であれば処分をするということもいいと思いますが、その辺いかがですか、まず凍結するということについて。
○福田(昭)委員 それでは、だんだん時間も押してまいりますので、急いでいきたいと思っていますが、五つ目の国の信用力についてであります。  小泉内閣のときに、地方にできることは地方に、民にできることは民にということで、何でも自己責任、自己決定ということで国の役割はほとんどなくなる...全文を見る
○福田(昭)委員 そういった意味では、小泉構造改革はやめなきゃだめです。  ここに紺谷典子さんが書かれた「平成経済二十年史」という本を持ってきました。紺谷さんはこの二十年間をよく研究して書いてくれております。  小泉構造改革ですが、「「改革」するたび、生活は悪化した。」「年金...全文を見る
○福田(昭)委員 これは与野党が合意をして、本音を言えば、そこまで原口先生が皆さんに言っていたかどうかわかりませんが、小泉構造改革の行き過ぎた規制緩和、民営化を見直して、行政、官が果たすべき役割というのはちゃんとあるんじゃないか、それをしっかりともう一度見直して、それこそこの政府...全文を見る
○福田(昭)委員 先ほどから我が党の原口筆頭理事の方から質問をさせていただいておりますので、そのことはそれ以上はお尋ねいたしません。  二つ目は、西川善文社長の進退についてであります。  西川社長、来週には業務改善計画書がまとまるということでございますが、西川社長は先ほど原口...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、西川社長、業務改善計画書の中で一定の責任ということですが、その中身はまだ発表しないという話でございますので、三点お伺いをします。  かんぽの宿の問題についての責任、承継計画を上回る利益が出せなかった責任、そして中期計画書がつくれなかった責任については...全文を見る
○福田(昭)委員 現時点ではそういうことが言えるかと思いますが、しかし、中期計画を定める期限はとっくに過ぎているんですね。金融危機が起きる前に実は中期計画をつくる期限は切れておりまして、そういう言いわけは現時点での言いわけになるのかなと思っております。中期計画を立てておいて修正す...全文を見る
07月09日第171回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  本日は、民主党提出の政治資金規正法等の一部を改正する法律案について、提出者の皆さんにお伺いをいたしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  佐藤大臣におかれましては、大変恐縮ですが、提出者の答弁をお聞きいただいて、...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  私、いつごろだったか忘れてしまいましたが、NHKがかつて、イギリスの政治と金の問題、この問題を特集して放送して本にして出版したことがございました。民主主義の国イギリスでもこの政治と金の問題については百年かけて浄化をした、そういう歴史...全文を見る
○福田(昭)委員 なるほど。  チャンスの平等といいますか、機会の平等をぜひつくりたい、こういうことだと思うんですね。  これは余計なことですけれども、今の自民党を見ておりますと、ここにもいらっしゃいますけれども、二世、三世、四世の世襲の議員さんが大変いらっしゃいまして、そう...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございます。  三つの種類がある、三つの団体がある、こういうことですね。一つは、当該国会議員の配偶者及び三親等内の親族本人、それから二つ目として、これらの親族の国会議員関係の政治団体、三つ目として、当該国会議員が引退表明した場合には、当該国会議員本人...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  それでは、政治家本人に関係ある団体につきましては三つ対象にしたということですが、これは、政治資金規正法に位置づけられている国会議員関係政治団体の三つそのものを対象にした、こういうことでよろしいですか。はい、ありがとうございました。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  企業献金はイコール悪ではないという立場に立っているということは、私も非常にうれしい話だし、それは自然な話だというふうに思っております。  私ごとでございますが、私は昨年、政治家になりまして十八年目にして初めて、実は政治資金パーティ...全文を見る
○福田(昭)委員 なるほど、よくわかりました。  企業献金を禁止して、しかし、それに相当する部分をパーティー券購入に充てたのでは全く意味がなくなってしまう、こういうことからパーティー券も禁止をするということにされたということですね。よくわかりました。  それでは次に、改正法案...全文を見る
○福田(昭)委員 よくわかりました。  そうですよね。先日もこの委員会でも取り上げられましたけれども、例の与謝野財務・金融大臣については、オリエント貿易でしたか、あちらの方から、本当に、迂回献金で、まさに脱法的行為で、しかも職務権限もあったということですから、まさにこちらの方が...全文を見る
○福田(昭)委員 なるほど。  従わない場合には何らかの不利益を与える、あるいは従った場合には何らかの利益を与える、こうしたことが十分考えられる、こういうことなんですね。よくわかりました。  それでは三つ目として、寄附等をさせた企業、団体の役職員等は、違反すると罰則がかかるこ...全文を見る
○福田(昭)委員 わかりました。  ここでは特段の規制は設けていないが、しかし、そもそも、この寄附が、総合的に判断をして企業、団体のする寄附であるということを知りながらこれを受けた者についても政治資金規正法の違反として処罰の対象となっているから、そこまでは踏み込んでいなくても大...全文を見る
○福田(昭)委員 なるほど。  既に現行法でも制限されているものを、一億円という額を定めて前倒しで制限する、こういう理解でよろしいですか。はい、ありがとうございました。  それでは次に、改正法案第三条で、個人のする政治活動に関する寄附に係る税額控除の拡充が規定されておりますけ...全文を見る
○福田(昭)委員 よくわかりました。  現行の優遇措置が平成二十六年までとなっているということを基本としながら、これから我々が期待している、多くの個人から幅広く少額の寄附が行われるような政治文化を創造したい、こうした我々の願いがどの程度進むか、こういうことも考慮しながら平成二十...全文を見る
○福田(昭)委員 なるほど。  今回の企業、団体の政治献金、そしてパーティー券の購入の禁止、こういうことによって自由な政治活動が制限されることのないように、縮小されることのないように、それ相当ぐらいの個人献金額をぜひ確保できれば、こういう願いも込めて五万円にした、こういうふうに...全文を見る
○福田(昭)委員 そうですね。ちょっと大臣の個人的な所感をお伺いしたかったんですが、次に行きましょう。  次に、国会議員に係る政治資金の世襲の制限について、我が党の案にあるわけでありますが、これについてはどうお考えか、お伺いをいたします。
○福田(昭)委員 佐藤大臣がごらんになっているかどうかわかりませんが、自民党の皆さんが、自由民主党の党改革実行本部が、ことしの六月十一日に、党改革、国会改革及び選挙制度改革等に関する答申というのを、改革本部長は武部勤先生ですが、麻生太郎自由民主党総裁に対して出しているんです。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣としては答弁しづらいのかもしれませんが、あちらの村田先生もそうだと言っていますから、ちゃんと書いてあることは間違いない話で。  次に、企業、団体の寄附やパーティー券購入の全面禁止についてでありますが、これも同じく、この答申の中で、企業・団体献金に関して、「...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣の口からはちょっと言いづらいでしょうけれども、我が党がこうした法律を出したということは、長い間、我が党の皆さんが政治改革について検討してきたという歴史があるようでございます。  そうした中で、今回、小沢代表の秘書が逮捕されてしまうというようなことがあったり...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは次に、公共事業受注企業等の寄附、パーティー券購入の禁止についてどのようにお考えか、お伺いをいたしたいと思います。
○福田(昭)委員 先ほどから大臣が何度も、最高裁において、政治と金の問題については企業も献金ができるという判決が出ているということでございますが、しかし、これも相当昔の話でございまして、その後さまざまな事件が起きているということを考えれば、そうしたものも、やはりしっかり時代ととも...全文を見る
○福田(昭)委員 実は、先ほどの自民党の答申、その中にも出てくるんですね。「個人献金しやすい制度に」というところが出てきまして、「幅広く国民の浄財を求めるため、例えば課税の優遇措置を拡充するなど、個人献金がしやすい制度を構築する。」こう実は自民党の先ほどの答申の中にも出てまいりま...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣じゃなくて、きっと村田先生あたりに聞くと一番いいのかもしれませんけれども。  本当に、そういった意味では、非常にこれは我が民主党にもいろいろ反省すべき点があるかもしれませんが、自民党の皆さんにも反省すべき点がたくさんあるんですよね。この辺をよく踏まえて、や...全文を見る