福田昭夫

ふくだあきお

小選挙区(栃木県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

福田昭夫の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第183回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  このたび、新藤大臣初め政務三役の方々、御就任おめでとうございます。ぜひ、日本のため、また地方自治の振興のため頑張っていただきたいと思います。  私からは、時間の関係でどこまでいけるかということもありますけれども、皆様方から簡...全文を見る
○福田(昭)委員 リーマン・ショックとか景気の影響が非常に大きいわけでありますけれども、そうした中で、実は、内閣府がまとめております年次経済財政報告、経済財政担当大臣の報告によりますと、相当大幅に税制改正をしたために税金が減っているという推計をいたしておりますけれども、裁量的な減...全文を見る
○福田(昭)委員 確かに、地方の方に三兆円の所得税を移譲したりいたしておりますけれども、この表をごらんいただきますと、実は平成三年の所得税は二十六・七兆円でありました。しかし、仮に三兆円を地方に移譲しなかったとしても、二十年度、これはリーマン・ショック前ですけれども、二十年度など...全文を見る
○福田(昭)委員 逆進性対策も問題になっておりますけれども、そういった意味では、逆に、反対の意味での逆進性対策にもなるのかなというふうに思います、累進性を強化するということは。そんな指摘もしておきたいと思っています。  次に、自動車関連税制についてお伺いをしたいと思います。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 我々が子供のころは、日本は貿易立国だ、こういうことで教わってきた気がするんですけれども、しかし、経常収支の状況を見ると、もう既に日本は貿易立国ではない。輸出で稼ぐ、そういう時代ではなくなっている。諸外国に対する産業投資をして工場をつくり、あるいは企業を買収して所...全文を見る
○福田(昭)委員 そのように、経済構造といいますか、産業構造が全く変わってきておりますから、やはり余り円安では実は困ってしまうという状況になっておるわけでありまして、そういった意味で、今のアベノミクス、どっちかというと円が安くなって株が上がって、一見、絶好調のように見えますけれど...全文を見る
○福田(昭)委員 現時点では試算をしていないという話でございますが、それでは、今度は、ある見方によると、そうして減った税収額については、保有税である自動車税あるいは軽自動車税まで増額をして地方の財源を確保するんだというような考えもあるようでありますけれども、この辺のところがあるの...全文を見る
○福田(昭)委員 多分、しっかりとした代替財源が見つけられない限り、地方六団体も大変な反対をしていくと思いますので、ここはしっかり検討していただきたいと思っています。  そうした中で、地方の代替財源について、どんな財源を用意したらいいかということでちょっと提案をしてみたいと思い...全文を見る
○福田(昭)委員 わかりました。多分、三兆円ぐらいあったときもあると思いますけれども、そうすると、現時点で約二・五兆円だということであります。  私は、先ほど申し上げたように、日本の輸出と輸入の関係が変わってきたということになると、これから輸出をふやすということは私も大賛成であ...全文を見る
○福田(昭)委員 そういう国際的な問題があるということでありますが、しかし、今回の消費税は明らかに福祉目的税なんですよね。ですから、やはり基本的に、そこをクリアする知恵が欲しいなというふうに思うんですね。今までのような貿易に使うようなお金じゃありませんから。年金や医療や介護や子育...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、交付税を減らすという考えはないということと確認してよろしいですか。はい。  それでは二つ目に、今回、地方公務員の給与の削減を国の方から要請して、その結果として交付税を削減したわけであります。大臣の所信では、今年度に限ってと。今までの予算委員会などでの...全文を見る
○福田(昭)委員 これは行革担当副大臣、公務員担当副大臣のようでありますが、国家公務員も、そうすると今年度限りで平均七・八%の減額は同じというふうに考えてよろしいんですか。
○福田(昭)委員 ということになると、御案内のとおり、国家公務員についても地方公務員についても、自律的労使関係の法律は提出をしない、こういう考え方になっているようでありますから、そうすると、今後とも人事院が存続する、こういうふうに考えてよろしいですか。
○福田(昭)委員 いつまでも人事院勧告を無視し続けるような国ではないように、ぜひ努力をしてほしいなというふうに思います。  そしてさらに、地方交付税の総額確保でありますが、いろいろな方々から、やはり法定率を上げるほかないんじゃないか、こういう御指摘があります。まさに先ほど申し上...全文を見る
○福田(昭)委員 アジア太平洋地域の発展を取り込むとよく言いますけれども、そうなら、大体、中国やインドやインドネシアあるいはロシアが入っていないでどうやって取り込むのか、基本的にその辺が物すごく疑問があるところでございます。  ですから、本当に、今でも日本は世界一開かれた国であ...全文を見る
03月21日第183回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○福田(昭)委員 民主党の福田でございます。  初めに、私は、時間の関係で、予算の評価を一方的にさせていただいて、それから質問に入りたいと思います。  今年度の予算を見ますと、平成二十四年から二十六年度の経営計画では、二十五年度は四十七億円の赤字を見込んでおりましたけれども、...全文を見る
○福田(昭)委員 考えた上でそうした枕言葉が入ったということは、一歩前進かなというふうに思っております。  御案内のとおり、私が言うまでもありませんけれども、法の原則は、推定無罪、疑わしきは罰せずであります。しかしながら、報道されることによって、既にもう犯人だ、そういうふうに特...全文を見る
○福田(昭)委員 私の地元栃木県も、実は、東日本大震災では大変な被害を受けました。しかし、津波がなかったために、ほとんど報道されておりません。  私の栃木県では、大体、合併で二十三の市と町になっておりますけれど、西側の八つの市と町を除いて、十五の市町ですか、これ全て、実は特別地...全文を見る
○福田(昭)委員 そういう答えを何度もいただいておりますが、しかし、急に上がってからじゃ遅いんですよね。やはり十年物の金利が三、四、五と上がっていけば危ないなとわかるわけですけれども、これが一%を切っていれば安心だな、こういうふうになるわけですから、財務省が日本の財政は危ない、危...全文を見る
○福田(昭)委員 では、よろしくお願いします。ありがとうございました。
03月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  きょうは、私は、今絶好調の緊急経済対策、アベノミクスの哲学、基本的な考え方を中心にお尋ねをしたいと思いますので、ぜひ簡潔にお答えをいただければありがたいと思います。  日銀との連携で、円安、株高で一見絶好調のようでございます...全文を見る
○福田(昭)委員 その目的には私も賛成でございます。しかし、デフレから脱却した状態、経済の指標にはいろいろな指標がありますけれども、どうした状態になったらデフレから脱却したと安倍総理は判断をされるのか、お考えをお伺いしたいと思います。
○福田(昭)委員 総論としてはそうなのかと思いますけれども、より確信的に申し上げれば、やはり、名目GDPが実質GDPを二年連続上回るような状態、こういう状態にならないと、完全にデフレから脱却した、私はそう言えないんじゃないかなと思っております。  では、デフレから脱却するのに、...全文を見る
○福田(昭)委員 デフレから脱却をするという考えを示したからには、ちょっと準備が足りないんじゃないでしょうかね。  黒田日銀総裁は、二年をめどに、こう言っておりますけれども、物価安定目標二%を達成するのに。伊吹議長などは何かひとり言で、いや、四、五年はかかるんじゃないか、こんな...全文を見る
○福田(昭)委員 これを見て皆さんもお気づきだと思いますけれども、名目GDP、分母が一つも大きくなっていないんですよね。分子の借金だけ、粗債務もふえる、純債務もふえる。こういう財政構造ですから、絶対これはよくならないんですね。  そうすると、やはり、分母の名目GDPを、経済を成...全文を見る
○福田(昭)委員 大変心配です。私の質問の内容が理解できないようでは、とてもとてもデフレから脱却できません。  藤井先生が言われているような状況、これだけインフレのときとデフレのときの対策は全く真逆だ、このことについてよく理解しないで、支離滅裂な政策をやる。  安倍総理、いず...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  きょうは、内閣委員会での質問の機会をいただきまして、大変ありがとうございました。  きょうは、いわゆるマイナンバーの審議の時間でございますが、残された時間でそちらの方を質問させていただくことにいたしまして、先月の二十八日、予...全文を見る
○福田(昭)委員 一般論としてはそうだと思いますけれども、私は、世界一の金持ちの国日本のお金をいかにして国内に使ってもらうか、そういう政策が必要なんだなというふうに思います。特に政府の財政収支を改善するためには、やはり経済をよくして、経済成長抜きにやはり日本の財政はよくすることが...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、民主党政権のせいにしているような感じですけれども、実はそうじゃないんですよね。  プライマリーバランスの政府目標は、第一回目は小泉政権のときに、二〇〇六年の七月に、実は、プライマリーバランスの黒字化を二〇一一年度に実現する、こう宣言したんですね。それ以来...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、私は、財政の健全化をおろすなと言っているわけじゃないんです。プライマリーバランスの黒字化という目標が、これは本当に大丈夫なのか、こういうことです。  よく考えていただきたいと思うんですよ。プライマリーバランスの黒字化というのを簡単に言うと、一年の収入で一...全文を見る
○福田(昭)委員 プライマリーバランスの黒字化を達成して財政破綻した国が、実はアルゼンチンなんですよね。しかも、ヨーロッパの国々、EUも、プライマリーバランス主義でやってきて、ギリシャに始まって、イタリア、スペインなど、あるいはフランスなども、やはり財政の健全化だけじゃだめだ、経...全文を見る
○福田(昭)委員 それでも私はおかしいと思うんですが、年金の積立金は、これは団塊世代が年金を受給する時期が来たときに取り崩して使う、そういう考え方で積み立てを始めたお金でありますし、いまだに年金については賦課方式ですから、現役世代が保険料を納めて、そうしたものを中心として年金の給...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、いろいろな専門家の見方を考えたりしますと、やはり二年で物価安定目標二%というのは非常に疑問だという声が非常に多くあるわけでありますが、それは達成できると思いますか。
○福田(昭)委員 それでは、ぜひ今回の日銀の決定、あるいはTPPへの参加表明、さらには消費税増税、そうしたことなどを踏まえて、今までつくっておりました中長期の経済財政の見通し、まだつくっておりませんが、それを早急につくるべきだと思います。  そうした見通しをつくると同時に、デフ...全文を見る
○福田(昭)委員 何か非常に頼りないんですけれども、今まで内閣府が発表したGDPデフレーターの予測、それから名目GDPの予測と実績を見てみますと、ことごとく実は外れているんですよね、残念ながら。  まさに、二〇〇一年からずっと見てきても全部外れて、例えばGDPデフレーターなども...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、私は、内閣府がつくっているモデルを変えませんかと言っているんです。ずっと十年当たっていないんです、これは。全く当たっていないんですよ。民間の調査の方がちゃんと当たっているんですよ。  ですから、内閣府がつくっているモデルがそういう意味ではインチキだという...全文を見る
○福田(昭)委員 それは認識が違うと思いますよ。過去の政策が、要するに一貫性がなかった、継続性がなかったからですよ、基本的に。  大臣は御存じだと思いますが、公共事業の乗数効果、これは五年続けて初めてまともな効果が出るんですよね。違いますか。
○福田(昭)委員 大臣、それは違うと思うんですよね。  例えばでありますけれども、少なくとも、やはり成長戦略が、五カ年計画ぐらいがあって、そこでしっかり財政出動して、いわば現代の、平成のニューディール政策みたいなものをしっかりつくって予算をつけていく。しかも、日銀が今回、二年間...全文を見る
○福田(昭)委員 私も規制緩和を全部否定するわけじゃありませんが、やはり成長戦略の一丁目一番地は、規制緩和よりも科学技術の振興による新しい産業の創出ですよ、産業構造の転換ですよ。ですから、規制緩和では競争が激しくなって、それで困っちゃう人も出てくる話でありますから、そこはやはり私...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、それは違うと思いますね。  エネルギーは原発に頼らなくても十分確保できますよ。ことしの夏も十分間に合う、そういう話でありますし、これは、再生可能エネルギーの全量買い取り制度が昨年の七月にスタートいたしましたけれども、これで、それこそ太陽光発電などは政府の...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、基本的にはこの表は当てにならないということですか。どうですか。
○福田(昭)委員 私は、これはよくまとめた表だと実は思っているんです。したがって、この表に照らして今回の緊急経済対策と予算を見てみると、まさにデフレ期だというのにインフレ期の対策が、政策や予算がどんどん入っているんですね。ですから、これではデフレ脱却できないじゃないか、私はそう思...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、このTPPに参加することによって、もしこの中にISD条項などが入るということになったら、それこそ安倍総理が守りたいと言っている国家主権など守れなくなるんじゃないか、そういう心配をいたしております。  時間がないので先に行きたいと思いますが、そうした中で、...全文を見る
○福田(昭)委員 それこそ、いずれにしても、ことしの十月ごろに判断をして、今の考え方では来年の四月には消費税を引き上げる、こういうふうに聞こえますが、いかがですか。
○福田(昭)委員 私は、このような状態では、日銀の物価安定目標も、二年をめど、こう言っておりますし、また、流通業界のそれこそセブンイレブンの鈴木会長でさえ、消費税引き上げは三年待ってくれないかな、こんなことも言っておりますし、私自身は、ぜひ、そういった意味では、来年の消費税引き上...全文を見る
○福田(昭)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、ここに何回も国会の予算委員会の参考人として呼ばれた菊池英博先生の書いた本があります。「日本を滅ぼす消費税増税」ということで、「本当に怖いのは恐慌型デフレだ!」と。「十年前、日本の経済学者たちは菊池英博氏の積極財政論を時代遅れ...全文を見る
04月12日第183回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○福田(昭)分科員 民主党の福田でございます。  きょうは、若いころ、旧今市市長時代にお世話になった石原大臣に質問する機会を得ることができて、大変喜んでおります。  今、安倍政権、絶頂のようでございますけれども、上がれば下がるのが自然の摂理でありますから、ぜひ、石原大臣におか...全文を見る
○福田(昭)分科員 一定の見直しはしたと思いますけれども、しかし、候補地の選定手順、評価項目、評価基準あるいは選定結果の提示方法、さらには、処理する指定廃棄物の性状や施設の内容、安全性については、何一つ見直しをしていないわけですね。  ただ、今お答えをいただいたように、市町村長...全文を見る
○福田(昭)分科員 今申し上げたように、結局、具体的なものは何も書いていないわけですね。ただ、市町村長会議をやりますよ、専門家による評価を入れますよ、候補地の安全性に関する詳細調査をやりますよ、提示をする前に。それだけの話なんですね。ですから、これでは、手続を選定手順にのっとって...全文を見る
○福田(昭)分科員 局長の説明はよく理解できますが、しかし、実際の評価項目などを何も変えなければまた同じようになるということは、誰もが想像していることでありまして、多分、そういうことから、石原大臣も、これは昨年の十二月二十八日ですか、記者会見をして、選定手続を検証してみたけれども...全文を見る
○福田(昭)分科員 局長の答えはよくわかるんですが、皆さんが発表した二ページを見ると、こう書いてあるんですね。「最終処分場等を確保することの必要性を説明し、そのための協力を」五県の知事にですよ、「要請した上で、必要な情報の提供を受け具体的な候補地の選定作業を開始」して、選定するに...全文を見る
○福田(昭)分科員 栃木県の場合は、昨年の四月の十八日に福田富一知事が、当時の環境副大臣に対して、できる限りの協力をしますということで、今お話に挙げたような地図情報などを環境省に提供してくれたわけでしょう。さらに、七月の十九日には市町村の担当者を集めて説明会をやったわけでしょう。...全文を見る
○福田(昭)分科員 市町村長まで十分な報告が行っていなかったということで、市町村長会議もそれぞれ県ごとにやろうということの方針ですけれども、そうした中で、先日、いろいろなところで開いていると思いますが、栃木県の例をとれば、全く話にならなかった、とてもとても県内に一つつくろうという...全文を見る
○福田(昭)分科員 石原大臣、どうですか。この三つの、市町村長会議だとか、専門家の評価だとか、あるいは事前に詳細調査を実施するとか、この程度の選定のプロセスの見直しで、本当にこれは、場所は決まると思いますか。いかがですか。
○福田(昭)分科員 私は、非常に甘いと思うんですね。私は、首長として、市長、知事として、住民の反対運動、大きな反対運動というのを五つ体験をしてきました。その体験から申し上げますと、矢板の皆さんの反対運動のエネルギーというのは物すごいものがありますよ。絶対許さない。ですから、あれだ...全文を見る
○福田(昭)分科員 それでは、中間貯蔵施設についてはどんなふうになっているんですか。これは簡潔にお答えください。
○福田(昭)分科員 今、福島県の十万ベクレル未満の最終処分場、指定廃棄物もまだまだ決まらない。そして十万ベクレルを超える中間貯蔵施設もなかなか決まらない。なぜ決まらない、その理由だと思いますが、私は、福島の知事やあるいは町長さんたちが反対しているんだと思うんですね。  先日の新...全文を見る
○福田(昭)分科員 では、大臣は今の話を聞いていないですね。
○福田(昭)分科員 どうでしょう、大臣。この千七百名もの署名を集めてきた方々の代表と会ってみませんか。この人たちが何て言っているか。  昨年ですけれども、矢板の処分場問題が問題になったときに、指定廃棄物は福島第一原発の空き地へ持っていけ、あの敷地は広大で、三百五十ヘクタールもあ...全文を見る
○福田(昭)分科員 私も、福島の知事や町長や県会議員や町会議員が反対するのはよくわかります。だって、実際、あそこに指定廃棄物の中間貯蔵施設ができたりすると、大体そこら辺は住めなくなるわけですよ、基本的に。そうしたら、自分の町がなくなっちゃうかもしれない、福島県がちっちゃくなっちゃ...全文を見る
○福田(昭)分科員 そういうものがしっかり決まってくれば、それぞれの、まだ決められない人たちも意思決定してくると思うんですよ。  私に話があるのは、もう引っ越している、避難している人たち、七十代、八十代が大部分だ、早くしてくれなくちゃみんな亡くなっちゃうよ、政府の早い決断を期待...全文を見る
04月16日第183回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  きょうは、福島の再生なくして日本の再生なし、その福島の再生を早める方策について提案しながら、石原大臣を初め政府の考え方をただしてまいりたい、そのように考えておりますので、簡潔な答弁をお願いいたします。  私は、昨年の十月二十...全文を見る
○福田(昭)委員 副大臣、実はこの現状は、先週の金曜日、予算委員会の分科会でやっておりますので、簡潔にお答えください。  それで、今、栃木県を含めた五県に対して説明会をやっているということであります。  しかし、井上副大臣がみずから説明会に出てよくわかっていると思いますけれど...全文を見る
○福田(昭)委員 副大臣、この話は意思疎通を図れば実現できる話じゃないんですよ。よくわかります。だから、私は昨年から、環境省の皆さんや経産省の皆さんとか復興庁の皆さんを一度も責めたことはないですよ。これは、道理が通って理解される問題じゃないんですよ。そこをよく認識しないとこの問題...全文を見る
○福田(昭)委員 町長さんの御要望を受け入れるということは、十万ベクレルを超えるものは楢葉町には置かないということになりますよ。これは非常に難しい問題だから、これぐらいにしておきます。  そこで、次に、福島の再生を早める方策についてということで、ぜひ提案をしながら質問してまいり...全文を見る
○福田(昭)委員 確かに戻りたい人もいますよ。  後で住民意向調査をしっかりとお示ししながらお話ししたいと思いますが、例えば、私の栃木県にいまだに避難をされている方は三千人を超えます。  この人たちは、県北を中心に避難しているんですが、ある新聞社の県北の支局長に、何でまた矢板...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、一日も早く、五号機、六号機の廃炉、そして第二発電所の廃炉を決定すべきだと思います。  そしてさらに、やはりこの原発事故の収束については、冷温停止じゃなくて、廃炉がきちっとできて原発事故の収束ということになるんじゃないかと思うんです。そこまでいかないと、こ...全文を見る
○福田(昭)委員 五十ミリシーベルトを超える地域は、今のところモデル事業で対応する。それ以外の二つの地域については、平成二十四、二十五と二カ年度で実施をして、平成二十六年度以降、その結果について点検、評価をして、その後の対応策を検討する、計画の見直しも含めて適切な措置を講ずる、こ...全文を見る
○福田(昭)委員 一ミリシーベルトを目指すという目標は私も悪い目標じゃないとは思いますけれども、しかし、現実になかなか実は下がらないということが多分よくわかってきているんじゃないかなと思うんですね。  チェルノブイリの事故の現状については調査をされていますか。
○福田(昭)委員 どのように参考にしているのかはわかりませんでしたけれども、ここに、チェルノブイリに、旧ソビエト連邦の原発事故の被災地であるベラルーシ共和国に五年半滞在していた松本の現市長、菅谷市長の書いたものがございます。  私は話も直接伺いましたけれども、まさに、原発事故か...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ、チェルノブイリも視察をして、きちっと調査をした上で、日本のどうあるべきかという解決策を考え直してほしいな、こう思います。  次に、最終処分場の現状と費用についてであります。  福島の場合は、十万ベクレル以下のものについては民間の最終処分場を使う、そうい...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、これは十万ベクレルの以上、以下は関係なくて、総計で指定したものという意味ですね。
○福田(昭)委員 なかなかまだ全体計画も立っていないようですから、この辺の質問はまたいずれかの機会にさせていただくこととして、次の質問の方に行きたいと思います。  四番目の中間貯蔵施設もまだ全くこれからの見通しが立たないようでありますから、これもそのようにさせていただくこととし...全文を見る
○福田(昭)委員 先に言っていただきましたが、資料の一をごらんいただきたいと思います。  まさに、このピンクで囲まれたところ、ここが帰還困難区域となっておりますけれども、御案内のとおり、まさに放射線量の最も高いところですよね。  双葉町と川俣町はいつごろまでに決まるんですか。...全文を見る
○福田(昭)委員 今月いっぱいぐらいには、四月いっぱいぐらいには何とかぜひまとめてください。  そこで、避難指示解除準備区域については、被曝線量が年間二十ミリシーベルト以下の区域で、立ち入りが可能だ、事業活動も可能だ、宿泊は原則禁止だ、避難指示解除見込み時期の標準期間が事故後二...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、時間の関係で、続けてお答えいただきたいと思います。  居住制限区域は、被曝線量年間二十ミリシーベルトから五十ミリシーベルトの区域、立ち入りが可能、原則宿泊禁止、避難指示解除見込み時期の標準期間が事故後三年、それから帰還困難区域については、被曝線量が年...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ、計画どおり再生ができれば一番いいと思うので、努力をしてほしいと思います。  そうした中で、この三つの区域で、それぞれ解除の見込みの標準期間というのがあって、精神損害賠償については、実は、特に避難指示解除準備区域は事故後二年ということで、これはもしかして終...全文を見る
○福田(昭)委員 これは二十三年の十二月二十六日の原子力災害対策本部の決定事項でありますけれども、このときの決定では、避難指示解除準備区域は事故後二年で終了、居住制限区域は事故後三年で終了、帰還困難区域は事故後六年で終了、こうなっているんですね。  ですから、そういう方針からい...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ早急な対応をしていただきたいなというふうに思います。  いよいよ、次の六番目の住民意向調査についてお伺いをしたいと思います。  資料の二、三、四とつけさせていただきました。これは復興庁にまとめていただいた資料ですが、特に資料の四をごらんください。  こ...全文を見る
○福田(昭)委員 まさに除染が本当に大切なんです。しかし、その除染にも限界があるということを認めるか認めないか、そこが大きな判断の分かれ目に実はなってくるんです。ですから、ぜひチェルノブイリに行ってしっかり勉強してきてほしい、こう思います。  この資料の四をまたごらんいただきま...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣が戻りましたから大臣の御所見もお伺いしておきますが、こうした住民の皆さんの意向を見てどう思われますか。
○福田(昭)委員 おっしゃるとおり、除染の結果は、二十四、二十五と二カ年度の結果を見て検証するということですけれども、しかし、チェルノブイリの例や、多くの専門家が無理だと指摘しているんですね、実は。ですから、その辺のところもしっかり踏まえて、早目に対応してあげるということが非常に...全文を見る
○福田(昭)委員 おっしゃるとおり、慎重な検討が必要だと私も思います。  しかし、環境省として、知事、町長あるいは議会議員以外の一般の住民の方々と膝を交えて話し合ったことはありますか。
○福田(昭)委員 やはり、住民の皆さんと話し合いはしているけれども、きちっと腹を割った話し合いはできていない感じですね。本当のこと、事実は何なのかということ、そのことを踏まえて議論をしないとこの問題は解決しませんよ。  栃木県で足尾鉱毒事件というのがありました。有名な田中正造翁...全文を見る
○福田(昭)委員 これは与野党を超えた問題だと思うんです。日本がやはり世界に恥じない解決方法をして、福島の人たちが、ああよかった、こんな大変な災害に遭っちゃったけれども、第二の人生も踏み出せるわ、第二の住みかをつくれるわ、そうやって安心できる解決策をやっていくということが私は大事...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
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○福田(昭)委員 民主党の福田でございます。  先日は、内閣委員会においでいただいたのに、質問できずに申しわけありませんでした。  きょうは、山本大臣の所信に対して、基本的な考え方について、特に哲学、考え方をお伺いしたいと思いますので、簡潔にお願いをいたします。  まず、成...全文を見る
○福田(昭)委員 安心をいたしました。  成長戦略の柱は、私はもう科学技術のイノベーションだというふうに思っておりますので、規制緩和はいいところもあれば悪いところもありますから、いいところを生かしていくのはいいですけれども、やはり本質的なものは科学技術のイノベーションだと思いま...全文を見る
○福田(昭)委員 おっしゃるとおりだと思いますが、よくシーズとニーズのマッチングが大事だと言われておりますが、大臣は、民主党政権時代にスタートした総合特区制度というのを御存じですか。
○福田(昭)委員 実は、民主党政権、消費税の増税等、党の分裂で、国民から大変厳しい審判をいただきましたけれども、なかなかいいことをたくさんやったんです。そのうちの一つが私は総合特区制度だと思っています。  この総合特区制度は、まさに新しい産業を生み出すために、地方自治体と大学、...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  我々が小さいときには、日本は貿易立国だ、こう言われてきたわけでありますが、いつの間にか日本も産業投資立国になっちゃって、貿易収支が、大震災もありましたけれども、赤字になっても、所得収支が黒字で、それで何とか経常収支の黒字を保っている...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  そこで、TPPに入りそうなISD条項なんですけれども、私は、投資家または企業が国家を訴えて賠償金をもらうようなルールは、これは全くとんでもないルールだというふうに思っているんですね。投資家こそ自己責任ではないか。  低...全文を見る
○福田(昭)委員 今お答えいただきましたけれども、基本的に、私は例外のないルールはないということわざは世界じゅうにあると思っているんですよ。ということは、完全な自由貿易にも例外があって当然だ、これが実は世界の常識かな、こういうふうに私は思っております。  まさにこのISD条項は...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひそうやってほしいと思っていまして、これはまた別なところでしっかり議論したいなというふうに思っています。  次に、新しい産業の創出と雇用促進に伴う内需拡大策についてということで御質問をしたいと思います。  まず、TPPへ参加した場合の経済効果と雇用創出効果...全文を見る
○福田(昭)委員 副大臣は期待しているという話ですが、私はとても期待できないと思っているんです。  私が出した資料をごらんいただきたいと思いますが、これは、内閣府の、官房と一緒になっていますかね、地域活性化総合特区事務局が作成した資料でございます。この後、この総合特区については...全文を見る
○福田(昭)委員 時間が来ましたので、最後に一言言って終わりにしたいと思います。  そういった意味では、まさに三大都市圏だけを振興するようなアベノミクス特区なんてやっちゃだめですよ、これは絶対。ですから、そんなことをやらずにしっかりこの総合特区制度をさらに拡充する、それこそ、科...全文を見る
05月22日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  まず、私からも、先ほど簗委員から要望がありましたけれども、今回、栃木県も梨などに大きな被害が出ておりますので、ぜひ万全な対応をお願いしておきたいと思います。  きょうは、一般質問だというので、栃木県で今行われております前代未...全文を見る
○福田(昭)委員 このエコシティ宇都宮の代表者は誰ですか。
○福田(昭)委員 岩本勝男、唐木正信、この二人が代表ということですね。  それでは、エコシティ宇都宮が操業を開始したのはいつか。どれぐらい操業していたのか。操業停止の理由は何か。簡潔にお答えいただきたい。
○福田(昭)委員 そうすると、停止の理由は機械のふぐあいだった、こういうことですね。  では、会計検査院にきょうは来ていただいておりますので、会計検査院にお聞きしたいと思います。  会計検査院は、平成十九年、二十年、二十一年と、それぞれ二月に、三回もエコシティ宇都宮の検査をし...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、検査院が検査したところ、計画が非常にずさんだったということがわかって、そのことを農水省に指導した、こういうことでよろしいですか。返事をしていますけれども、よろしいですか。
○福田(昭)委員 わかりました。審査が甘かったという指摘ですね。  それでは、次に、補助金等の適正化法第二十二条に基づいて財産処分申請したのはどなたですか。農水省にお伺いいたします。
○福田(昭)委員 今回は、栃木県あるいは宇都宮市が財産処分をするのじゃなくて、担保権者が担保権実行によって処分をするんですよね。これは、まさに適化法に基づく処分じゃないんですけれども、それでも財産処分が必要なんですか。
○福田(昭)委員 国の方としては許可が必要だということですけれども、しかし、許可がなくても、今回は裁判所で処分されちゃうんですね。これは、裁判所に競売の申し立てが担保権者から行われましたから、処分許可がおりようとおりまいと、実は裁判所によってこの財産は処分されてしまう。  した...全文を見る
○福田(昭)委員 話を聞いていると、とてもとても、これは裁量行政の典型と。法律で規定していないものを基準で返還させるというんですから、これは裁量行政そのものですよね。こうした話は、地方分権、地域主権を進める中であってはならない、こういう流れがあったわけでありますけれども、とてもお...全文を見る
○福田(昭)委員 今局長から答弁がありましたけれども、この適化法が求めているのは、やはり補助金の返還については、十条と十七条による取り消し、そして十八条による返還命令という手続を法律としては予定しているんじゃないでしょうか。二十二条でお金を返させるということについては全く規定して...全文を見る
○福田(昭)委員 ということは、法律に基づく返納じゃなくて、あくまでも、では、財産処分に伴う自主返納だった、こう考えてよろしいですか。
○福田(昭)委員 それはおかしいんじゃないですか。  私の手元に、関東農政局の指導に基づいて、栃木県の農村振興課が打ち合わせした資料があります。エコシティ宇都宮の競売開札の実施についてという打ち合わせの資料がございます。  そこを見ますと、国から指示があったと。宇都宮市や、エ...全文を見る
○福田(昭)委員 私も、栃木県から返す金ですから、それは一番安いのがいいとは思いますけれども、しかし、問題は、考え方が違う。要するに、義務があって返したのじゃなくて、財産処分の目的外使用で自主返納した、ここが問題なんです。ですから、そこは後でまたやりたいと思います。  次に、栃...全文を見る
○福田(昭)委員 それで、先ほど申し上げたように、栃木県知事が宇都宮の市長を訴える。補助金、県が国に一億九千六百万返したものを宇都宮市が返せ、こう訴えているわけですよ。  そうすると、宇都宮市は栃木県知事に対してどういう財産処分申請書を出したか。それをここに持っておりますが、そ...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、もう一つ重大なことがあります。  このエコシティ宇都宮は、設計施工が悪いとして、つまり、機械が動かない、ふぐあいなのは設計施工業者が悪いとして、その業者から損害賠償金を受領しているようですけれども、それを承知しておりますか。その額はどのぐらいなのか、...全文を見る
○福田(昭)委員 それはおかしいんじゃないですか。せっかく二億六千万もの国の大切な税金を出しておきながら、再稼働させるための、今、事業を再整備しようとしているんでしょう。そのときの資金がどこから出ているのか、そこを確認しないでどうして始動できるんですか。もう一度答えてください。
○福田(昭)委員 それはおかしいですね。では、どうやってこの事業を再開させようとするんですか。  大体、実際再開せずに、このエコシティ宇都宮は倒産しちゃったんですよ。しかも、それにもかかわらず、賠償金を幾ら受け取っているんだかわからないけれども、賠償金を受け取って、設備を更新し...全文を見る
○福田(昭)委員 それはおかしいですよね。だって、公金が無駄になっちゃうんですよ。一億九千六百万、もっと先に行けば二億六千万という国の大切な税金がパアになっちゃうんですよ。それを承知しておきながら、それを発表できないというのはおかしいですよ、基本的に。まあ、ここでやっていてもしよ...全文を見る
○福田(昭)委員 とても八億二千万もの事業をやれるような会社ではもともとなかったんじゃないですか。その会社が、資本金がこんなに大きいのは、どこからいただいたのかわかりませんけれども、しかし、まさにずさんな計画を持ってこの事業に取り組んだ。  このエコシティ宇都宮の代表者と栃木県...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ、栃木県知事とこの唐木正信氏との関係をよく調べてください。非常に別懇の間柄だと伺っております。しかも、一時は私設秘書じゃないかと言われたときもある。そういう関係があるそうでありますので、ぜひよく調べてみてください。  「ホットな情報!ジェイシーネット」、そ...全文を見る
○福田(昭)委員 私も突然、運よくといいますか、この環太平洋パートナーシップ協定交渉参加に関する件の決議を行うとき、急遽、この農水委員会のメンバーになりまして、賛成の起立をさせていただいた一人として、ぜひ農水大臣には、何としても、この決議の内容が守られるように、頑張ってほしいなと...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ、林大臣には期待をしたいと思っております。  アメリカというのは非常にしたたかな国だなと思っております。我が国の佐々江大使とマランティスというアメリカのUSTR代表代行の間に、四月十二日に手紙のやりとり、書簡のやりとりがありましたけれども、その中には、お互...全文を見る
06月04日第183回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○福田(昭)委員 民主党の福田でございます。  きょうは、一般質疑ということなものですから、最近、特に気になっていることに対して、政府の考えをただしてまいりたいと考えておりますので、それぞれ簡潔にお答えをいただきたいと思います。  まず最初に、定住自立圏構想についてお伺いをい...全文を見る
○福田(昭)委員 非常に重要な取り組みだというふうに思っておりますが、今回、多自然拠点都市構想について、このモデル都市を指定して、実証研究をしました。その成果はどうだったか、お尋ねをいたします。
○福田(昭)委員 今、昼夜間人口比率が一を下回った地域でもその圏域の中心都市として十分機能できる都市について、今回、定住自立圏の一つとして認めたということでございますが、今回の指定で、全国で幾つの自治体が指定されたのですか。
○福田(昭)委員 この取り組みは、私が野党時代から提案をしていた事柄でございまして、私どもの栃木県においては、那須塩原市と私の地元の旧今市市が実は指定をされたということで、この取り組みを地元の自治体でも大変喜んでおりますので、今後、すばらしい定住自立圏共生ビジョンを策定してくれる...全文を見る
○福田(昭)委員 政府は、実は長年にわたって過密過疎の解消ということに取り組んできたわけですが、それがなかなかうまくいかなかったということであります。この定住自立圏構想を何としても成功させて、地方が元気な日本をつくってほしいなと思っていますので、ぜひ総務省の皆さんには頑張ってほし...全文を見る
○福田(昭)委員 それは違うんじゃないですか、城内政務官。それは全く違うと思いますね。  日本とアメリカの報道は全く違うんですね。日本政府はそう発表していますよ。しかし、アメリカのUSTRはそんな発表をしていないんですね。合意したのは、日本がTPPに参加する場合、包括的で高い水...全文を見る
○福田(昭)委員 それはおかしいじゃないですか。安倍総理とオバマ大統領で共同声明を発表しましたけれども、あくまでもお互いに重要品目がありますねと確認しただけであって、それを絶対守りましょうなんて約束はしていないじゃないですか。いかがですか。
○福田(昭)委員 そんなうそついちゃだめですよ。オーストラリアやニュージーランドも全品目の高い自由化の実現を参加の条件として念押しをしているじゃないですか。いかがですか。
○福田(昭)委員 そんな特攻隊みたいなことを言ったってだめですよ。TPPへの入場料として、先ほどちょっと答えていただいたけれども、アメリカに二国間協議で、まず何を差し出したんですか。
○福田(昭)委員 もっとわかりやすく私から言いますけれども、まず、牛肉の輸入の規制緩和、入場料として払ったものの一つ。それからもう一つ、かんぽ生命の新規商品は販売を中止する、二つ目。三つ目が、自動車の輸出と輸入ですよね。日本の自動車の関税は長期間にわたって維持をする。したがって、...全文を見る
○福田(昭)委員 それはおかしいじゃないですか。だって、アメリカが長い間狙っているのは、かんぽじゃないですか、あるいは農業共済じゃないですか。  今回、最大の、最も重大な敗北は何だというふうに言われていると思いますか。
○福田(昭)委員 マランティスは勝利宣言しているんですよ。  重大な敗北は、先ほどから城内政務官が答えられておりますけれども、自動車分野を初め、保険とか投資とか知的財産権などの非関税措置について、日米の二国間協議をして、TPP交渉妥結までにまとめるという約束をさせられたことじゃ...全文を見る
○福田(昭)委員 まだそんなことを言っているんですか。  日本が交渉、それこそルールメーキングに加われるのはいつですか。
○福田(昭)委員 残念ながら、そんな機会は与えられないんですよね。  最短で参加できるのはいつですか。七月の、予定されている二十三、二十四、二十五。もし、九十日間ルールというのがあって、参加が認められたとしても、最大限二日か二日半でありますが、その中でどんな交渉ができるんですか...全文を見る
○福田(昭)委員 アメリカは、安倍総理はただ決まったことに対してサインをするだけで承知をした、参加を表明した、こう言っていますよ。どうですか。
○福田(昭)委員 城内政務官、今重大なことを言いましたよ。選挙で約束したことはたがえません。それはまるっきり、すぐうそになりますからね。それはよく覚えておいた方がいいですよ。  次に、二つ目の、参加した場合の影響についてお伺いをいたします。  政府は、参加した場合の影響試算に...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、西村副大臣、TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会というのができているんですが、その教員の会がした試算を御存じですか。
○福田(昭)委員 この教員の会の試算と政府の試算とどう違いますか。
○福田(昭)委員 そういう言いわけをするわけですけれども、しかし、やはり雇用への影響というのは避けられないと思いますし、大学教員の先生方は農家の所得の減少まで試算をしているんですね、基本的に。ですから、そういう大学教員の会の試算との差というのは歴然としておりまして、GDPは十・五...全文を見る
○福田(昭)委員 それは違うんじゃないですか。政府の統一試算で見ても、GDPがふえるのは十年でやっと三・二兆円でしょう。だから、それほどの大きな効果はないんじゃないですか。  三つ目の、TPPの本質と問題点についてお伺いをしたいと思いますが、TPPの本質がどこにあって、問題点は...全文を見る
○福田(昭)委員 TPPに入るということは重大な決断ですから、日本の国の形まで変えてしまうような大きな決断ですから、やはりもっと慎重な検討が必要だと私は思うんですね。  TPPは、問題なのは、大きく言って三つあります。  一つは、何といっても秘密主義です。交渉を十七回やっても...全文を見る
○福田(昭)委員 そうやって逃げるんでしょうけれども、それでは、ISD条項についてどう考えておられますか。
○福田(昭)委員 このISD条項は、米国とオーストラリアのFTAには入っていないんですよね。先進国同士の自由貿易協定には実は入っていないわけです。したがって、今回もきっと、オーストラリアがTPP交渉の中で反対していると思うんです、ISD条項については。  本当の自由貿易というの...全文を見る
○福田(昭)委員 アメリカのパブリックシチズンの貿易担当のロリ・ワラック女史、弁護士はこう言っています。日本の皆さん、TPPに入っちゃいけませんよ、アメリカという国は足が二十本もあるようなタコのような存在です、だから、どこでも足を伸ばしていって吸い取ってしまいますよ、だから入っち...全文を見る
○福田(昭)委員 アメリカとの交渉の中でなかなかそんなにうまくいくとは思いませんけれども、仮に、もしTPPに参加をして、日本の経済社会が疲弊をした、超格差社会が生まれて、多くの人が何をして生活をしたらよいかわからなくなってしまったり、国家主権までもなくなってしまったときに、安倍内...全文を見る
○福田(昭)委員 委員長、少し注意してやってください。  TPPの参加は、本当に日本の国を変えてしまう大きな参加です。それこそ、この決断が本当に大変な、日本の社会を破壊してしまいかねない、そういうTPPですから、本当に慎重に対応してもらわないと困る。  だから私は、これは最後...全文を見る
○福田(昭)委員 新藤大臣から、前向きに取り組むという話でありましたが、アメリカが勝利宣言をしているということは本当にしっかり考えてやっていかなきゃならない問題だと思いますので、きょうはこのぐらいにしておきたいと思います。  次に、日本郵政の現況についてですけれども、一つ目は、...全文を見る
○福田(昭)委員 本当に、努力をしながらもなかなか成果が上げられないという厳しい経営環境にあるということであります。  そうした中で、今回、日本郵政の人事を行う。しかも、日本郵政の株式を一〇〇%持つ政府の意向で経営陣が全面的にかわるということでありますけれども、今回、全面的にか...全文を見る
○福田(昭)委員 先日の総務委員会で、我が方の奥野総一郎委員の質問に対して、新藤大臣は、現執行部とは政権が信頼関係を結べないということをその理由に挙げて答弁を行ったわけでありますが、信頼関係が結べないとした理由はどこにあるんですか。
○福田(昭)委員 今回の菅官房長官の意思で始まった郵政の人事でありますけれども、非常に政治に翻弄される郵政事業というふうになってきてしまったわけであります。  その菅官房長官が、郵政民営化の流れを取り戻していくんだ、こうおっしゃっているようであります。それは、例えばでありますけ...全文を見る
○福田(昭)委員 御案内のとおり、小泉政権が決めた郵政民営化法は、日本郵政が二〇一七年までに貯金と保険の二つの子会社の株式を全て売るという予定でしたが、それが今回の見直しで努力規定になったんですね。義務規定から努力規定になった。  しかし、これは前々からのアメリカの要求、要望で...全文を見る
○福田(昭)委員 これも実はTPPへの参加と関連してくるんですよね。  先ほど城内政務官からお答えいただきましたが、日米の二国間事前協議で、非関税措置について、保険も含めてTPP交渉の妥結までに決めるというふうに実は約束させられているんですね。ということは、このかんぽ生命保険に...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、それが通ると思いますか。もし仮にISD条項がTPPのルールの中に入ってきたら、これは投資家が日本の政府を訴えられるんですよ。もし、官民イコールじゃない、イコールフッティングじゃないということになって、世界銀行の下部組織に訴えて、もしそれが、それこそ、そうだ...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、参加をすることによって国益を損なうことを心配しているんですよ。大臣は一生懸命、国益の最大化を目指すと言っていますが、参加することによって逆に国益を損なってしまう、そういう心配をしているわけであります。  例えばでありますが、ゆうちょやかんぽがもし株式一〇...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、アメリカという国は、先ほど申し上げたように足が二十本もあるタコのような国ですから、それこそどこだって足を伸ばしてきて、それがまさに金融資本主義でありますから、全部吸い取っていってしまうというのがアメリカの資本ですから、そこをやはりしっかり考えていく必要があ...全文を見る
○福田(昭)委員 目次を見てみると、どうも小泉内閣でつくった骨太の方針と大体同じなんですね。これでは、残念ながらデフレから全く脱却できませんよ。  しかも、要するにプライマリーバランス主義を堅持して、二〇一五年にはGDP比半減、二〇二〇年には黒字化するんだ、それを基本にこの骨太...全文を見る
○福田(昭)委員 先日の新聞報道によりますと、EUが財政再建目標を断念したというんですよ。緊縮緩和、成長重視に転換というんです。  欧州連合の欧州委員会は五月の二十九日、加盟国の経済、財政に関する勧告を発表した、欧州債務危機対策として各国に課していた財政再建の目標達成を断念して...全文を見る
06月06日第183回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○福田(昭)委員 民主党の福田でございます。  今回の法律は、地方分権推進委員会の勧告を受けて、地方公共団体に対する義務づけ・枠づけの見直しの第三次分、第四次分の見直しを行うものであり、一日も早く成立させるべきものだと考えております。今後は、さらに地方からの提案を受けて、義務づ...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、裁量行政と思われるような具体的な事例を通して考えてみたいと思います。その典型的な例じゃないかと思う、株式会社エコシティ宇都宮の補助金の返還についてお尋ねをしたいと思います。  この事件は、実は、栃木県の宇都宮市が生ごみを処理するということで始まった事...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  しかし、まず、何社が入札に参加したのか全くわからない、これはちょっとおかしいですよね。  それから、賠償金の使途は全く確認をしていない。  本格的な改修工事を何もやっていないんですね。ということは、賠償金をいただきっ放しで、使っ...全文を見る
○福田(昭)委員 今回、宇都宮市も栃木県も、また株式会社エコシティ宇都宮も、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律に基づく財産処分の承認基準第三条第一項の規定で、実は目的外使用だということで補助金の財産処分の申請をしているんですね。それに基づいて農水省が許可をした、こういう...全文を見る
○福田(昭)委員 つまり、適正化法では十条、十七条による決定の取り消しをして、十八条で補助金の返還を請求する、これが法の定めであります。しかし今回は、法二十二条の財産処分制限、これを使って実は補助金を返還させたわけであります。  この法二十二条、財産処分の制限を受ける補助事業者...全文を見る
○福田(昭)委員 だんだん信じられなくなりましたけれども、今回の財産処分申請は、実は行政行為の付款によって県に義務が生じて県が支払ったということでありますが、あくまでも目的外使用で自主返納しろというのが農水省からの指導でありました。それは県の農村振興課の資料にはっきり出ております...全文を見る
○福田(昭)委員 先日の農水委員会で局長は、十七条、十八条の取り消し、返還命令という手続を踏む必要がないと判断したと言っておりますが、そうじゃなくて、今回は、補助金の流用とかあるいは法令違反をしておりませんので実は返還命令ができないので、この財産処分手続をすることによって自主返納...全文を見る
○福田(昭)委員 まだまだ疑問点はたくさんありますから、これからも追及を続けていきます。  以上で終わります。ありがとうございました。
06月13日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  きょうは、質問の時間をいただいて、ありがとうございます。  質問に入る前に、政府・与党の皆さんに申し上げます。  民主党、日本維新の会、みんなの党、日本共産党、生活の党、社会民主党、野党六党の国会対策委員長がそろって予算委...全文を見る
○福田(昭)委員 きょうは、井上副大臣がちょっと都合が悪そうだと言っていたんですけれども、出てきてくれて、ありがとうございました。  今の話を聞いておりますと、実は、なかなかこれは進まないんですね。栃木県の例を申し上げますと、二回、市町村長会議を開いても全く、合意どころか説明も...全文を見る
○福田(昭)委員 井上副大臣、続いて、中間貯蔵施設がどうなっているのか、簡潔で結構ですから、現状と今後の見通しをお話しください。
○福田(昭)委員 努力はしているが、なかなか進まないというのが現状だと思うんですが、栃木県の場合、実は、放射性物質の実害と風評被害でずっと悩まされ続けているんですね。山の幸、川の幸、これが出荷停止が続いていたり、何とか川の方は戻ってきましたけれども、しかし依然として、中禅寺湖など...全文を見る
○福田(昭)委員 先日も質問をしましたけれども、除染にも限界があるわけですよ。除染をして全部きれいになるという話じゃないわけですね。それは前回もお話し申し上げましたから、そこのところは先に飛ばして、時間がなくなっちゃいますので。  それでは、これは規制委員会ですか、航空機モニタ...全文を見る
○福田(昭)委員 これから規制委員会がきちっと期間を決めて測定をしていくという話ですが、しっかり下がっていけばいいわけでありますけれども、先日も指摘をしたんですが、ベラルーシでは、二〇五六年まで地域ごとにどういうふうに放射線量が下がっていくかという地図までつくって対応しているとい...全文を見る
○福田(昭)委員 経産省がつくった損害賠償ではとてもとても安くて第二の住みかがつくれない、そういう声が続出しているわけでありますが、そうしたことを踏まえて、今回、紛争審査会が賠償の基準を見直したんだと思いますが、要するに、今までの残存価格ではなく、再取得価格でしっかり補償していく...全文を見る
○福田(昭)委員 損害賠償を請求する方々が大変大きな不満を持っている、そういう実態があるようでありますから、ぜひそこはしっかりと改善をしてほしいなと思っています。  それでは、時間の関係で早く行きたいと思いますが、根本大臣、先日、チェルノブイリを視察してこられたようでありますが...全文を見る
○福田(昭)委員 具体的にどんなところを参考にして、具体的にどういうふうに取り組もうとしているんですか。
○福田(昭)委員 チェルノブイリでは、確かに降った放射線量は違うかもしれません、また中身も違うかもしれません。そうした中で、チェルノブイリでは、事故以来ずっと立入禁止区域にしたものを、二十七年たっても解除しないんですよね。日本の場合はすぐ解除の手続にいろいろ入ってきちゃっているわ...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、福島の場合、帰還困難区域の皆さんはどの程度で帰れると考えているんですか。
○福田(昭)委員 では、六年たつまで、帰っていいか帰って悪いか判断できないということですか。
○福田(昭)委員 そうすると、五年間は住民の皆さんは判断できない、こういうことですか。
○福田(昭)委員 私は、大熊町の、千七百名もの署名を集めて、我々の土地を政府がまともな値段で買い上げて中間貯蔵施設をつくってくれという要望書を出した代表の人と話をしておりますが、また、双葉郡の現職の町会議員とも話をしておりますが、我々ももう帰れないことはわかっているとはっきり言っ...全文を見る
○福田(昭)委員 そういう考えでいる限りは、この問題は前に進みませんよ。これは、政府が決断をすれば、まだ決められない人たちもしっかり決断をすると思います。したがって、この帰還困難区域は、やはりここは立入禁止区域と指定をして、土地などを政府が買い上げて、その土地を有効に活用していく...全文を見る
○福田(昭)委員 時間が来たから終わりますけれども、それぞれ、町ごとに再生計画をつくりました。しかし、再生計画がそのとおりできないじゃないですか、三つの区域に区分されちゃって、帰還困難区域。双葉町なんか、帰還困難区域が町の九六%ですよ、避難指示解除準備区域はたった四%、これでどう...全文を見る
06月21日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○福田(昭)分科員 民主党の福田でございます。  本日は、株式会社エコシティ宇都宮の国庫補助金返還問題について質問をさせていただきます。この質問は、五月二十二日の農水委員会、六月六日の総務委員会に続いて三回目の質問であります。  この案件は、最初に指摘をしたように、「ホットな...全文を見る
○福田(昭)分科員 今回の選定に当たりましては、私が知事に公開質問状を出しました。その答えはこう書いてあります。「当該補助事業は、業者選定を行う公募事業ではなく、一般的な補助事業であるため、実施要綱等の規定に基づいて事業主体が市、県を経由して国に申請を行うものであり、最終的にはそ...全文を見る
○福田(昭)分科員 どうもおかしいですよね。先日のお答えですと、改修工事は約四億円というお答えでありましたが、そのうち、撤去工事だけで、解体工事だけで終わっちゃったわけですよね。その工事を把握しないで、どうやって本当にもう一回しっかり事業ができるように指導したんでしょうか。大変疑...全文を見る
○福田(昭)分科員 これもおかしな話ですが、次、五つ目ですけれども、株式会社エコシティ宇都宮が施工業者から受け取った賠償金と額について、何度も質問しておりますが、最初、五月二十二日の農水委員会では、栃木県との話し合いの中で、その賠償額の概算については、私どもも聞き取っておりますが...全文を見る
○福田(昭)分科員 都合が悪くなって答えられなくなったんだと思いますが、前にも、また資料もそちらに提供してありますが、宇都宮市長が栃木県知事に対して、平成二十三年の五月十三日、財産処分承認申請書を出しております。その書類の中にはっきりと書かれているんですね。  「エコシティ宇都...全文を見る
○福田(昭)分科員 わかりました。答えられないんでしょうね。答えたらおかしなことになるから。  次に、それでは六番目の質問ですが、一つは、宇都宮市が、株式会社エコシティ宇都宮に対する方針を変更したんですね。  当初、宇都宮市は、平成二十一年十二月、日本政策金融公庫が競売を申し...全文を見る
○福田(昭)分科員 非常に苦しい言いわけだと思います。  次に、それでは、実は宇都宮市は、今、本当に、補助金の返還を、督促も含めて六回請求をしていたわけでありますから、そして、日本政策金融公庫が差し押さえの申し出をしているわけでありますから、そして、その後、ちゃんと現地調査をし...全文を見る
○福田(昭)分科員 では、七つ目に入りますが、県及び宇都宮市の融資銀行への対応です。  これは、これだけの多額の損失補填金、改修費用、賠償金を株式会社エコシティが受け取っていることを、宇都宮市や栃木県はこの融資をした銀行に連絡していない、通報していないんですよ。そのことを私は日...全文を見る
○福田(昭)分科員 それはおかしいじゃないですか。もう政策金融公庫が差し押さえを申し立てているんですよ。そうしたら、もう裁判所がいつ決断するかだけの話でしょう。そうなったならば、金融機関にも通報するのが、やはりそれが誠実な対応じゃないですか、行政機関として。おかしいですよ。  ...全文を見る
○福田(昭)分科員 これもおかしいじゃないですか。宇都宮市や栃木県は、しっかり株式会社エコシティ宇都宮に破産手続させなければ財産処分申請ができないんじゃないですか。どうなんですか。
○福田(昭)分科員 なぜ自己破産手続をとらないんですか。それをやったら持っている財産が全部わかっちゃうからやらないんじゃないですか。違うんですか。これだけ富士重工から多額のお金を分捕っておいて、それがはっきりわかっちゃうから、それでしないんじゃないですか。どうですか。
○福田(昭)分科員 それでは、九つ目の質問です。  まさに、今回の国庫補助金の返還、栃木県知事による国庫補助金立てかえ払いだというので、国に返還をいたしました、そして、それをめぐって、栃木県知事が、宇都宮の市長、宇都宮市が返せということで裁判に訴えております。まさに、私は、栃木...全文を見る
○福田(昭)分科員 これは重大な事件なんですよ、もしかすると。だって、国もだまされたんですからね。いいですか。だまされたのは、宇都宮市、栃木県、国、全部だまされているということですよ、基本的に。そのことに対して国が怒らなくちゃおかしいじゃないですか。国は二億六千万のうち一億九千六...全文を見る
○福田(昭)分科員 では、九州の方はぬれぎぬだというんですね、ちゃんと動いているということですね。  しかし、栃木県の場合は全然動いていない、他人に渡っちゃった。そのことは本当に、この事業者にどうもだまされた可能性が高い。しかし、そのことを隠蔽するために知事が市長を訴えている。...全文を見る
10月15日第185回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第1号
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○福田(昭)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、竹本直一君を委員長に推薦いたします。
○福田(昭)委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
11月19日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○福田(昭)委員 民主党の福田でございます。  きょうは、農水委員会での質問の時間をいただいて、大変ありがとうございます。  農地中間管理事業の推進に関する法律案等でございますけれども、さきの通常国会で、私が株式会社エコシティ宇都宮の国庫補助金返還問題について三回ほど質問をい...全文を見る
○福田(昭)委員 残念ですね、政治家としての答弁をお聞きしたかったんですが。  それは、宇都宮市が栃木県に提出した財産処分申請書には何と書いてあるかということになるんです。「エコシティ宇都宮に対し、弁済を求めていく。破産法に基づく破産等会社整理手続きが進んだ場合には、一般債権者...全文を見る
○福田(昭)委員 ということは、警察または国税局の力をかりないと解決できないということになります。しかし、どうも聞くところによりますと、最高裁判所まで闘うかもしれないと言っているんですね。こんな不毛な裁判を続けさせるということは、やはりバイオマスの環づくり交付金を間接補助金として...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、二点目から四点目までは一括して、簡潔にお答えをいただきたいと思います。  まず、二点目は、担い手ごとの経営体数と利用面積が、現在と、目標とする十年後にはどう拡大すると想定しているのか。例えばでありますが、法人経営、大規模家族経営、集落営農、企業経営、...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  必要性は感じますけれども、本当にどうやって実現するのかなというのは非常に疑問だらけというところだというふうに思います。  そこで、やはり農用地の利用を拡大して食料自給率を高めるためには、農用地の出し手と受け手の両方にメリットがある...全文を見る
○福田(昭)委員 時間が来ましたので終わりにしたいと思いますが、私は、市町村とJAなどが共同出資をして経営する、このような経営体をやはりたくさんつくっていくということが日本の農地を守ることにつながるというふうに思っていますし、さらに食料自給率の向上にもつながる、そのように考えてお...全文を見る
12月03日第185回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  本日は、福島の復興再生に向けて、前向きな提案を含めて質問をいたしますので、根本大臣を初め石原大臣、ぜひ、答弁される方は簡潔にお答えをいただきたい。三十分しかありませんので、本来なら一時間やりたいところなんですが、簡潔にお答えを...全文を見る
○福田(昭)委員 時間がありませんから、井上副大臣、簡潔で結構でございます。余計なことは要りません。  二つ目は、それでは、栃木県を初め五県の指定廃棄物の最終処分場の進捗状況について、どの程度進んでいるのか、場所の選定は決まったのかどうか、これも簡潔に答えてください。詳しいこと...全文を見る
○福田(昭)委員 宮城県については了承を得たということでありますが、具体的な場所まで了承を得たんですか。いかがなんですか。
○福田(昭)委員 それでは、櫻田文科副大臣、おいでだと思いますけれども、先日、千葉県で開かれた会議において、指定廃棄物の処理について、原発事故で人の住めなくなった福島の東京電力の施設に置けばいいと発言をしたということですが、本当ですか。
○福田(昭)委員 ちょっとそれはあれですね。では、新聞報道が全部うそだということですね。そういううそはつかない方がいいと思いますね。私は、櫻田副大臣を責めるつもりは全くありません。櫻田副大臣の考えこそ、私は、一番いい考えだ、そのとおりだと思っていますから、別にそんなうそをつく必要...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、この報道がうそだということですか。井上副大臣、いかがですか。
○福田(昭)委員 それでは、新聞報道されたということ、これを否定するということですか。検討はしていたけれども。違うんですか。
○福田(昭)委員 そういう事実がないということであれば、報道機関を訴えるべきじゃないですか。どうなんですか。
○福田(昭)委員 それでは、新聞報道の中に、十二月の中旬ごろまでに石原大臣が福島県の佐藤知事と双葉郡の関係の町長に要請する、ここまで書いてありましたが、では、石原大臣はあちらに行かないんですか、そのことで。
○福田(昭)委員 そうすると、この話が事前に漏れて、福島の佐藤知事そして双葉郡の町長から反対だという声が上がったということですね。どうですか。
○福田(昭)委員 それはおかしいじゃないですか。  実は、民主党政権時代にも、この原発周辺、三キロから五キロを公有地化するという話があったんですよ。そうしたら、地元のある町長さんの反対でこれがほごになったんですよ。知事も反対したでしょう。その話を、私、双葉郡の四人の町長と話し合...全文を見る
○福田(昭)委員 先ほど玄葉委員からも話がありましたが、自民党と公明党からの提言書が出て、必ず戻る、必ず戻れるから、戻れない人もいる、戻らない人もいる、こうしたことに対してもしっかり対応しましょうということに呼応した今回の動きじゃないんですか、これは。  そうすると、基本的に、...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、何か全く進みそうもないので、私の考えだけ申し上げておきたいと思います。  まず、私は、指定廃棄物の最終処分場と中間貯蔵施設を何カ所かに分けて設置するというのは反対です。基本的に、帰還困難区域に集中して、それこそ二十年先に帰れるか三十年先に帰れるかわか...全文を見る
○福田(昭)委員 何か全く先が見えない話ですよね。やはり私がさっき申し上げたように、放射能で汚染された廃棄物については最終的にこうやって処理していくんだというビジョンがあって、初めて福島の復興ができるわけですよ。  私が先ほど申し上げたように、双葉郡の四人の町長たちと話し合って...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、大臣は全ての省庁を総括しているわけですよね、どうなんですか。復興大臣として、まさに今回の福島の再生については、環境省を初め、文科省も含めて、各省庁を全て掌握しているんじゃないんですか。
○福田(昭)委員 根本復興大臣は、多岐にわたることを全部総括して、ではどうやって再生するかというビジョンを持たないとだめだと思うんですよ。ですから、個々にそれぞればらばらやっていて、やはり総括的な、総合的な、どうやって再生するかというビジョンがなきゃ進まないと思うんですよ。  ...全文を見る