福田昭夫

ふくだあきお

小選挙区(栃木県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

福田昭夫の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○福田(昭)分科員 民主党の福田昭夫でございます。麻生大臣とは一昨年の分科会以来でありますけれども。  政府は昨年、経済・財政再生計画を策定いたしましたが、早くも赤信号が点滅をしております。二〇一八年度、平成三十年度のプライマリーバランス赤字の対GDP比マイナス一%程度は必達、...全文を見る
○福田(昭)分科員 何か、きょうの質問、全部答えをいただいたような気がいたしますけれども。  しかし、大臣、政府が政労使会議などを通して大企業の皆さんに賃上げとか設備投資を要請いたしておりますけれども、私はそれだけでは足りないんだと思っています。それはどうしてかというと、経済の...全文を見る
○福田(昭)分科員 やはり非正規雇用者がどんどんふえるような状態では経済はよくならないのが一つだと思いますし、それから、不公平税制も、税の基本は、これは釈迦に説法ですけれども、担税力のある人、担税力のある企業から応分の負担をいただく、しかも所得と資産と消費からバランスよくいただく...全文を見る
○福田(昭)分科員 今のままでいきますと、日本は確実にアメリカを追っかけているわけです、基本的に。だから、そこをやはりしっかり是正してやっていかないと日本の経済と財政の再建というのができないんじゃないかなと思っています。  そこで、経済の活性化と税収の確保策についてということで...全文を見る
○福田(昭)分科員 ぜひしっかり富岡先生の提案は検討すべきだと思うんです。なぜかというと、多分、これから手詰まりになると思います。法人税率をさらに引き下げるということになると、手詰まりになってしまうと思うんです。そういうことから考えると、やはり富岡先生も元国税庁の役人ですから、税...全文を見る
○福田(昭)分科員 済みません、時間がなくなりましたので、最後にまとめたいと思います。  私が大変心配しておりますのは、昨年の正月でありましたけれども、世界的な大投資家のジム・ロジャーズがこう言っているんですね。過度な円安政策は間違いだ、自分の国の通貨をこんなに下げて繁栄した国...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○福田(昭)分科員 民主党の福田昭夫でございます。  本日は、普天間飛行場移設問題をめぐる国と沖縄県の訴訟について、高市総務大臣などにお伺いをしたいと思いますので、簡潔にお答えをいただきたいと思います。  今まで、この問題、昨年の国会で二回ほど取り上げましたけれども、役人の答...全文を見る
○福田(昭)分科員 そこで、所感というよりは感想を求めたわけであります。非常に不幸なことが起きております。  そして、憲法九十五条では、ある一定の地域、特定の地域だけに適用するような法律をつくる場合には住民投票にかけろ、こういう憲法の条文もあるわけであります。しかし、残念ながら...全文を見る
○福田(昭)分科員 法の支配は非常に重要なことだと思いますけれども、憲法の話はおいておくとして、次に、二つ目、行政不服審査法に規定する固有の資格の概念についてであります。  総務省がつくった行政不服審査法の逐条解説によりますと、固有の資格の概念は、新法ができましたけれども、旧法...全文を見る
○福田(昭)分科員 そうすると、三つ目の方に移りますけれども、まさに行政不服審査法に基づく審査請求人としての資格についてということになるんですが、行政不服審査法の目的は、御案内のとおり、国民の権利利益を保護するためのものであり、国の機関または地方自治体は除外をすると、こちらは旧法...全文を見る
○福田(昭)分科員 都市計画法における認可の場合ですね。その場合に国が具体的に当たるということですね。  そうすると、それでは四つ目でありますけれども、飛行場の問題に入るわけです。今回のような、沖縄防衛局長に審査請求人としての資格があるのかということであります。  普天間飛行...全文を見る
○福田(昭)分科員 それは間違った解釈だと思いますね。  基本的に、要するに、今回、国土交通省にしても、また前回の農水省にしても、どこに焦点を当てているかというと、岩礁破砕それから埋め立てに焦点を当てて、一般の私人がやる行為だからできるんだということで沖縄防衛局の審査請求を認め...全文を見る
○福田(昭)分科員 だから、言ったように、それは曲解をしているのであって、何の目的で埋め立てをするのかというのがはっきりしていなければ、審査請求人としての資格があるかないかというのはわからないんじゃないですか。  局長に聞くけれども、では、審査請求人が不服を申し立てた理由は何で...全文を見る
○福田(昭)分科員 それは違いますよ。あなたは読んでいないね。  これは、要するに、辺野古に飛行場ができなかったら国が大きな損害を受けるからというのが理由なんです。アメリカとの関係がおかしくなっちゃう。外交関係もおかしくなる。それから、それこそ、もしかすると普天間の周辺の住民の...全文を見る
○福田(昭)分科員 そうしたら、では、今度もう新法に移ったけれども、行政不服審査法を該当させない、国や地方自治体を除く場合には、どういうのを除くんですか。
○福田(昭)分科員 そういう解釈では、とてもこの問題は通用しないと思うんだよね、基本的に。  だって、どんなことがあっても、普天間の代替施設は防衛省の仕事でしょうが。固有の事務でしょうが。どこがやれるんですか、ほかに。
○福田(昭)分科員 大臣じゃなくて局長になっちゃったので、また同じことになっちゃったのですけれども。  これはちょっと私も調査不足なんだけれども、平成八年の八月二十八日、最高裁で判決が出ています。代執行に関する訴訟においては、主務大臣が発した、各大臣の指示がその適法要件を充足し...全文を見る
○福田(昭)分科員 これは、私も調べますけれども、ぜひ調べてください。もしかすると、この問題の解決の糸口になるかもしれない。  話をもとに戻しますけれども、それでは五番目、国交大臣は沖縄防衛局長の審査請求を受理して裁決できるのか。  今まで議論してきたように、沖縄防衛局長は、...全文を見る
○福田(昭)分科員 国交省も農水省もそうでしたけれども、防衛省もそうなんですけれども、総務省ができると言っているからできると言っているんです。だから、本当にそういう意味では総務省に責任があるんです、この法律破りについては、基本的に。  ですから、そういう意味で、国交省を余り責め...全文を見る
○福田(昭)分科員 そういう解釈しかできないから、残念ながらこういう混乱が起きているんですね。これはやはりしっかり、できないと総務省が言わなくちゃだめですよ。資格はないと。  だって、何と書いてあるかというと、結局、国と地方との関係を規定するものについては別途法律で定めると書い...全文を見る
○福田(昭)分科員 裁判所から、国として明らかにするな、こう言われているんですが、では、今回、和解案が二つ、根本的な解決案と暫定的な解決案と新聞報道があるんですけれども、これはどこから漏れたんですか。
○福田(昭)分科員 明らかにするなという話が新聞に出ているわけでありますが、根本的な解決案について、知事は埋立承認取り消しを撤回、政府は三十年以内に返還か軍民共用化できるよう米国と交渉。暫定的な解決案については、国が代執行訴訟の訴えを取り下げ、埋立承認取り消しの執行停止を撤回、国...全文を見る
○福田(昭)分科員 それはおかしい話なんですね。どういうふうにおかしいかというと、元駐日米国大使のアマコスト氏はこう言っているんです。沖縄の人が辺野古はだめだと言うなら代替地は幾らでもある、例えばグアム、テニアン初め、ハワイから、たくさんあると言っているんですね。  また先日、...全文を見る
○福田(昭)分科員 終わりますけれども、これはしっかり沖縄の意見を聞くべきだと思います。
03月08日第190回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○福田(昭)委員 おはようございます。民主党の福田昭夫でございます。  本日は大臣所信に対する質疑の時間でありますけれども、大臣が今回の原発事故に対してどういう認識を持っているのか、そんなことを含めて、きょうは、丸川大臣の福島と原発事故被災地への対応についてを中心として質問をし...全文を見る
○福田(昭)委員 非常に言葉にはいろいろあやがありまして、一旦中断ということは、またやるということなのかどうか、確認をしたいと思います。
○福田(昭)委員 それはだめだね。はっきり、中止すると言ってください。
○福田(昭)委員 では、政務官じゃだめだ。  大臣、塩谷町が候補地を返上したことは御存じですか。
○福田(昭)委員 大臣、あなた宛てに塩谷町の町長から詳細候補地を返上しますという文書が行っているんですよ。見ていないんですか。どうなんですか。
○福田(昭)委員 候補地としては決めたんでしょう。決めていないんですか。決めていないの。
○福田(昭)委員 大臣、塩谷町は詳細候補地を返上したんでしょう。その文書は井上副大臣に直接渡しているわけ、町長が。井上副大臣といろいろすったもんだあったけれども、私もそれに立ち会ったわけ、去年。詳細候補地を返上したわけ。そういう認識はないんですか。
○福田(昭)委員 それじゃ、これ以上これから詳細候補地として相手に交渉することはやめてください。まだ決めていないんじゃ返上がおかしいと言うんじゃ、要するに、じゃあ、もう塩谷町を相手として説得するなんということはやめてください。大臣、どうですか。
○福田(昭)委員 市町村長会議で決めた手順の中には、洪水地域は除くと書いてあるんですよ。先日、環境省が、昨年の台風十八号での豪雨災害のときに現地を確認して、候補地が一部侵食され、しかも冠水をしていたということもはっきり認めているんですよ。ですから、もともと選定手順の中にも洪水地域...全文を見る
○福田(昭)委員 そんなもの、現地なんか確認しなくたって地図情報でわかるでしょう。  宮城県の場合なんかもそうだけれども、宮城県も、環境省が選んだ地質の先生と加美町が選んだ地質の先生で議論しました。そうしたら、加美町が選んだ地質の先生は何と言ったか。こんなものは現地調査しなくた...全文を見る
○福田(昭)委員 それは、大臣、文献調査でわかっちゃうものを、だめだとわかるものを、何でさらに現地に行くんですか。いいですか。文献調査で不適地だとわかっちゃうんですよ、地質の専門学者に見せれば。それを何で、文献調査でだめだとわかるものをさらに詳細調査に行く必要があるんですか。どう...全文を見る
○福田(昭)委員 どうしようもない大臣だね、これは。文献調査でこれは不適地だとわかっちゃうんだよ。だから、そこを候補地と選ぶこと自体が間違っているんだ、基本的に。大体、大臣の認識というのはおかしいね。大臣やめた方がいいかもしれないね、本当に。  まあ、この問題をやっていてもしよ...全文を見る
○福田(昭)委員 それで、栃木県の選定手順を読むと、民主党政権時代はいきなりここが候補地だと突然副大臣がやってきて言ったから混乱したということで、栃木県の選定手順では、候補地をある程度決めたらまず当該自治体に相談、意見を聞いてから決めると書いてあるんだけれども、塩谷町に聞いていな...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、いいですか。民主党政権時代の、突然通告したのが間違いだということで、栃木県の選定手順には、一応候補地が挙がったら当該自治体の意見を聴取した上で発表すると書いてあるんですよ。でも、今回、自民党政権でも全く同じだった。塩谷町の意見は聞かないうちに発表しちゃった...全文を見る
○福田(昭)委員 調査をやったから必ず決まるという話じゃないと。では、調査をやっても、塩谷町が絶対だめだと言ったらやらないんですか。
○福田(昭)委員 そういうふうに逃げるから、宮城県でも詳細調査は絶対だめということで実力阻止されたんじゃないですか。塩谷町も同じように実力で阻止されたんじゃないですか。絶対詳細調査に入れないというのが、宮城県もそうだったし、塩谷町もそうですよ。そういうふうに逃げるからだめなんだ。...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、先ほどから言っているように、文献調査で不適地だとわかっちゃう。それをわざわざお金をかけてボーリング調査とかそんなことをやる必要は全くない。だから、今回塩谷町に入るということになれば、塩谷町の皆さんが多分、全戸で反対運動をさらに強力に展開するということになる...全文を見る
○福田(昭)委員 細野大臣を誹謗中傷した件は撤回していないんですね。何の理由もなく一ミリシーベルト以下と細野大臣が言った、決めた、そういうふうに発言していますが、そこに対して全くおわびしていないんですか。
○福田(昭)委員 きちっとやはり記者会見なり予算委員会の中で細野大臣にも謝罪すべきですよ。  大臣、今、国が避難指示解除基準を年二十ミリシーベルト以下に下げたことによって、南相馬市の市民がそれは違法だということで訴訟を起こしているということもあります。またさらに、復興庁の有識者...全文を見る
○福田(昭)委員 時間がなくなってきたのでここでは議論いたしませんけれども、原発の周辺の四町で一番復興のまちづくりが計画が立って進み出しているところが浪江町です。  浪江町の復興のまちづくりに当たっての前提というのが三点あります。  一つは、今大臣も言いましたけれども、除染に...全文を見る
○福田(昭)委員 では、この夏ごろまでに帰還困難区域の除染をどうするかを政府として決める、こういう話ですね。環境省の果たす役割は大きいと思います。  それではその次、三つ目でありますが、福島の被災地の帰還困難区域と住民の意向調査についてであります。  資料の二をごらんください...全文を見る
03月09日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○福田(昭)委員 おはようございます。民主党の福田昭夫でございます。  きょうは、石破大臣の所信に対する質疑ということで六十分いただいたものですから、前半は東京一極集中是正策と地方創生の公平性の確保について、後半は地元の問題であります宇都宮市のLRT事業が真に地方創生につながる...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣のおっしゃるとおり、そのために地方創生総合戦略プランをつくるということになったんだと思いますけれども、私は、そのためには、大臣も所信の中で、前からもずっと言っていますけれども、東京一極集中是正策、是正をして、こう言っているんですが、しかし、その具体策は実は何...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣の話は私もそのとおりだと思います。  ただ、昔、東京都の総合政策審議室長ですかを務めて、今は作家の童門冬二先生がおもしろいことを言っているんですよ。東京は江戸時代から人を食う町だというんですよ。北関東三県あたりから働きに来て、結婚もできずに、子供もできずに...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございます。  小さな拠点づくりというのもなかなか大変だとは思います。それぞれ地元の自治体の取り組みというのが大事だと思いますが、私がずっと地方自治を経験してきた考えから申し上げると、私も元市役所の職員でありましたが、やはり今までの日本の国の自治体の...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  皆さんも資料の三と四をごらんいただきたいと思うんですが、定住自立圏都市と連携中枢都市圏では大きな違いが一つあります。それは、一番の取り組みに関する包括的財政措置の(1)に「1普通交付税措置」とあります。これが定住自立圏都市構想との大...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ御検討いただきたいと思います。  後半の方に入りたいと思います。  次に、宇都宮市と芳賀町が計画しているLRT事業は本当に真の地方創生につながるのかということで、国交省の考え方を伺っていきたいと思います。  まず一番目は、このLRT事業の基本的な問題点...全文を見る
○福田(昭)委員 結局、住民投票にかけると反対が多いとわかっているから、かけないんですよ。これは民主主義と言えないですよ。代表制の民主主義を我が国はとっているわけですけれども、それでは足りないという部分があって、住民投票ができるようにだんだんなってきたんじゃないですか。住民投票の...全文を見る
○福田(昭)委員 国土交通省も承知していると思いますが、市長なり町長の与党が議会で多い場合には、どんなものも通ってしまいます。その結果、住民から訴訟された場合に、裁判が起きて、今までの過去の歴史をずっと振り返ると、最高裁の判決は、議会が例えば請求権を放棄していれば首長の責任は問わ...全文を見る
○福田(昭)委員 これ以上聞きませんけれども、そうしたら、住民投票にかけるべきじゃないですか。かければ、はっきりしますよ。(発言する者あり)
○福田(昭)委員 それでは、時間がなくなってきたのでちょっとはしょりますけれども、三つ目は、過大な積算に基づく新規路線になっている点についてであります。  今回、ルートを芳賀工業団地、芳賀・高根沢工業団地まで拡大いたしましたが、その行き着く先はホンダ自動車の工場であります。この...全文を見る
○福田(昭)委員 今の話を聞きますと、これは国土交通省がつくった、まさにコンパクトシティー・プラス・ネットワークの資料です。これを見ますと、ここには、どちらかというと、コミュニティーバスによるフィーダー、支線輸送、ディマンド型乗り合いタクシー等の導入ということが例示として書かれて...全文を見る
○福田(昭)委員 宇都宮の佐藤市長が新春の集いで何と言っているかというと、これからは賛成、反対じゃなくて沿線の開発だ、これに力を入れようと言っている。おかしいですね。コンパクトシティーにはそんな理念があるんですか。ないんじゃないですか。だんだん人口が縮小していくから、都市機能を高...全文を見る
○福田(昭)委員 まだ時間があるようですので、少し戻って、ポイントだけお聞きしたいと思います。  今の政務官の答えですけれども、住民の意見は聞いているといっても、本当に聞いていないんですよ。本当に聞いていれば、理解が深まっていれば、何でこんなに反対運動が起きるんですか。聞いてい...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、この高度化で何分短縮できるんですか。それが問題。
○福田(昭)委員 ちょっとそれはおかしいでしょう。この高度化計画に効果として七点挙げてありますけれども、その一つに総所要時間の短縮、目的地への移動に要する時間を短縮すると書いてある。国土交通省、この計画を読んでいないんですか。この計画だけでは、先ほども申し上げたように、審査のしよ...全文を見る
○福田(昭)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、時間を短縮して危険を増すのでは、短縮する意味がない。六分ぐらいだったら、少し早く起きて電車に乗ればそれで済んじゃう話。全く意味のない話だと思います。  以上で終わります。
03月17日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第6号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  きょうは、地域再生法の一部を改正する法律案についてでありますけれども、どうすることが真に地方創生につながるのかということで、たくさんの問題点を抱えておる地元の案件についても二件、一つは、先日に引き続きましてLRTの問題点、もう...全文を見る
○福田(昭)委員 今るる説明をいただきましたけれども、本当に皆さんの苦労のほどがよくわかるなという中身だったと思います。  そういった意味では、地方自治体の側から考えれば、地方創生先行型千七百億円が一番よかったんじゃないかなと私は考えております。基礎交付が千四百億円、上乗せ交付...全文を見る
○福田(昭)委員 説明を聞いていると、何か以前の国庫補助金より細かいなということで、これは本当に地方の自主性なんてどの程度発揮されるのか、非常に疑問が湧いてくるような答えかなというふうに思っています。  三つ目は、外部有識者等による審査は、どの程度の人数で、いつからどのように実...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、これは、申し込んだ地方自治体においてはいち早い結果をきっと望んでいるかと思いますので、審査は急いでやっていただきたいというふうに思います。  地域再生基盤強化交付金との関係については先ほど大体お答えをいただいたと思いますので飛ばして、その次の効果検証...全文を見る
○福田(昭)委員 今までるるお聞きしてまいりました。新型交付金ということで鳴り物入りで検討が始まりましたけれども、しかし、そういった意味では、何とも額は小さい、それからやり方は中央集権的ということで、本当にこれが地方分権の時代にふさわしい地方創生推進交付金なのかと疑わざるを得ない...全文を見る
○福田(昭)委員 次長、四十キロで審査をするということになりますと、しかし、線路そのものが、どうも五十キロ、七十キロでつくるような設計になっているんですが、それでもよろしいんですか。
○福田(昭)委員 次長、地元の方あるいは市議会議員の方に聞くと、平石中央小学校の敷地を削りながら走る計画になっているんですが、そこはLRTの専用道路、自動車専用道路、歩行者専用道路ということで、その間にはフェンスで隔離するというような形が示されているんです。そうすると、最初からも...全文を見る
○福田(昭)委員 次長、それは交差点だけじゃないですからね。専用道路全部ですからね。次長、それは認識していますか。交差点だけじゃないですからね。
○福田(昭)委員 どうも納得できませんが、今後しっかり宇都宮市からヒアリングをして、四十キロでは耐えられないような構造になっているということであれば、それはしっかり是正すべきだと思います。  それでは、資料の一をごらんください。  これは申請書に添付されている、軌道を敷設すべ...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、次長、LRTのみが走る道路も、これは併用軌道というふうに認定できるんですか。
○福田(昭)委員 普通の常識では、LRTの軌道の上も、もともと道路の上に線路を引いてありますから、線路の上を実は車が入るということも可能なのが併用軌道というんじゃないかと思いますけれども、LRTしか走らない道路を併用軌道というのは、どうも日本語として全く理解できないんですが、いか...全文を見る
○福田(昭)委員 次長、沖縄のモノレールで、道路の上にあるけれども全然自動車がぶつかるような話じゃないので、それと同じく考えるというのはおかしいんじゃないですか。  時間がなくなっちゃうので先へ行きますけれども、三つ目と四つ目をあわせて伺います。  道路との併用軌道は軌道法が...全文を見る
○福田(昭)委員 先ほど申し上げたように、フェンスで区切ったり何だりすると、本当に生活道路を実は遮断をするということも出てきちゃうんですね。  資料の二をごらんいただきたいと思いますが、これは、平石学童をLRTの危険から守る会という人たちが提案している改善ルート案ですね。「新四...全文を見る
○福田(昭)委員 賛成している人たちの意見だけ聞いてもだめなんですね。問題は、肝心なのは、平石中央小の保護者の人が圧倒的に反対している、地権者が反対している。この人たちの意見を聞かないとだめなんですね。  その次、六つ目でありますが、今回申請された高度化実施計画の認定に当たって...全文を見る
○福田(昭)委員 次長、住民説明会をやったからといって、理解が深まったというわけじゃないんですよ。依然として反対者がいる。先日もお話ししましたが、アンケートをやると七割の人が反対なんですよ。そんなものが何で理解を得られていると判断できるんですか。  それから、地権者の方の同意な...全文を見る
○福田(昭)委員 次長、そうしたら、今までの審査基準にないんだったら、これからの審査基準にぜひ入れてください。地権者の同意は必須条件とすると。  なぜかというと、私もドイツの都市計画の話を聞いたことがありますけれども、ドイツでは、もし都市計画道路を一本つくるについても、徹底的に...全文を見る
○福田(昭)委員 先日も言ったんですが、残念ながら、地方自治体のガバナンスが弱いんですよ。議会にもチェック機能が働いていない。それだからいろいろな問題が起きてくる。  ですから、もし、この事業で、高度化計画を認定しました、はい、市道も認定されました、いよいよ事業計画が出てきまし...全文を見る
○福田(昭)委員 どうも、先ほどの地方創生推進交付金と比べると非常に生ぬるいですよね。  では、こういう話をしてこの質問をやめますけれども、昨日、地方制度調査会から総理に対して答申書が渡されました。どういう中身かというと、地方自治体による違法な公金支出の防止策を強化するため、住...全文を見る
○福田(昭)委員 説明ありがとうございます。  私は、特に暫定水利権ですけれども、人口が右肩上がりで水需要がどんどんふえていくというときには必要な水利権だったと思います。しかし、国土交通省でも二〇五〇年を見据えて国土の新しいビジョンをつくっておるように、日本の人口はこれから減っ...全文を見る
○福田(昭)委員 次長、今から私が申し上げることは、驚くべき事実を申し上げますよ。  この思川開発事業で南摩ダムをつくるという計画によって、何と、茨城県の古河市、昭和四十八年からことしで四十三年ですよ、暫定水利権。小山市は平成七年からことしで二十一年、それから五霞町は平成八年か...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、これは質問じゃありませんが、民法上では、悪意であっても他人の土地を二十年占有していれば取得できちゃうんですよね。水利権はどうです。二十年以上暫定水利権として与えておいたら、これは水利権を取得できる権利が発生しちゃうんじゃないですか。これは質問じゃありま...全文を見る
○福田(昭)委員 次長、栃木県内の市や町で建設負担金をみずから納めているのは小山市だけです。鹿沼市、栃木市、壬生町、これは全部納めておりません。だから、もしあなたのところが納めろと言われたら、はい、やめますと言ってきます。栃木県が肩がわりして負担しているからノーと言わないだけの話...全文を見る
○福田(昭)委員 私もその五回目の検討幹事会の資料をいただいておりますけれども、これによると、結局、ダム使用権等の振りかえ、水利権の振りかえですね、プラス、ダム再開発で湯西川ダムのかさ上げという案なんですよ。ですから、この湯西川ダムのかさ上げをなくして、ダム使用権等の振りかえだけ...全文を見る
○福田(昭)委員 次長、そういうものを調整するのが国土交通省の役割じゃないですか。それは、取得した都道府県では減らしたくないというのはわかるよ。でも、何十年も使っていないんだからね、これは。  極端な話をすれば、栃木県の川治ダムの水、毎秒一トンの水は全く使っていないんですよ。船...全文を見る
03月18日第190回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  本日は、独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律案と、先日の質問でできなかった栃木県の原発事故の被害状況等について、環境大臣等の考えをただしてまいりますので、簡潔にお答えをいただきたいと思います。  まず、環境研究...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、やはりすばらしいものを研究して、それを実用化するのには十年かかるんじゃないかなというふうに思っているんですね。例えば、山中教授のiPS細胞にしても、中村教授の青色ダイオードにしても、やはり十年かかっているんですね。ですから、そういう長いスパンで、長いといっ...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ御承知おきいただきたいと思いますが、栃木県は福島県に次いで放射性物質が飛散した土地であります。にもかかわらず、福島県民と差をつけられているというのも確かなことであります。それは、健康被害への対応や精神的損害への対応が大きなものがあります。  那須町と那須塩...全文を見る
○福田(昭)委員 それほど、本当に、白河との県境を境にして差別をされている、そういう思いでこの方たちが請求をしているということも御理解をいただきたいと思います。まだ結果は出ておりません。  二つ目は、県内の空間放射線量率の変化、航空機モニタリングについてであります。  資料の...全文を見る
○福田(昭)委員 この表を見ますと、二〇一一年四月を一とすると、セシウム134と137による空間放射線量率の変化は、三年で約二分の一、九年で約四分の一、三十年で約七分の一になるそうでありますが、既に五年たっているわけですから、相当下がるということもよく理解できる話だと思います。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 また、栃木県を含め七県、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の内水面で、計十六の魚種が出荷制限とされております。  栃木県の中禅寺湖ではヒメマスが激減をしており、ことしは県の水産試験場と国の水産総合研究センター、中禅寺湖漁業組合で、原因解明のため資源調査に...全文を見る
○福田(昭)委員 中禅寺湖は日光国立公園の中にある湖なんですけれども、環境省では何か支援するなんという考えはありませんか。
○福田(昭)委員 日光にも環境省の出先機関もあるわけですから、ぜひ、農水省だけじゃなくて環境省も何らかのことをやはり考えるべきじゃないかなというふうに思っております。  それでは次に、栃木県の指定廃棄物の放射線量の再測定等についてであります。  資料の四をごらんください。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 わかりました。それが言いわけですね。  しかも、今いろいろ説明されましたが、栃木県の選定手順は、民主党政権時代のものとは実は大幅に変更されております。  例えばですけれども、先日も言いましたけれども、河川との距離は全く評価しなくなりました。今回、塩谷町の上寺...全文を見る
○福田(昭)委員 そう言わざるを得ないんだと思いますが、しかし、事実が物語っておりますからね。  さらに、候補地は高原山という自然豊かな水源地でありまして、環境省が名水百選を選びましたけれども、そこに実は見事な湧水があるんですね。これは時間の関係で質問しませんが、すばらしい湧水...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、市町村長会議というのはどんな会議ですか。何の権限もないですよ。どんな会議ですか。単なる任意団体ですよ。
○福田(昭)委員 部長、何の権限もない任意の団体で、しかも、この委員会あるいは国会みたいに挙手で決めたわけでもない、賛成多数で決めたわけでもない、起立も挙手も何もない、こんな賛成か反対かの意思表示もしない、意思表示も求めない、そういう会議で決めたことが何の拘束力があるんですか。全...全文を見る
○福田(昭)委員 栃木県でも再測定することを決めたということだけれども、これはいつごろになるんですか。
○福田(昭)委員 報道によりますと、三月十六日に開催された第九回の指定廃棄物処分等有識者会議の中で一時保管の強化策が了承されたということのようでありますが、その中で、農林系は容量減少案も示したと報道されております。  ついては、栃木県は、先ほど申し上げた量のうち、六〇・八七%を...全文を見る
○福田(昭)委員 報道によりますと、どうも栃木県が再測定を余り求めないという報道もあるわけですが、栃木県が求めないと再測定しないんですか。それとも、県内のどこかの市町が、自治体が再測定を求めたら再測定するんですか。これはどうなんですか。
○福田(昭)委員 ぜひ一日も早く再測定をして、やはり次の方法を考える、その材料をつくるということが大事だということを訴えて、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月25日第190回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○福田(昭)委員 民主党の福田昭夫でございます。  二十三日は福島県内の視察、大変御苦労さまでございました。多くの勉強をさせていただきました。  福島の復興を促進するためには、まず何といっても福島第一原発の廃炉作業が順調に進むこと、そして、除染が進んで放射線量が安心して生活で...全文を見る
○福田(昭)委員 今大臣に改めて確認をいたしましたが、一つは、仮置き場等に保管されている除染に伴う土壌や廃棄物、そして、二つ目として、十万ベクレルを超える放射能濃度の焼却灰など、こうなっております。  先日視察したときに、そうかなと思いましたけれども、除染土壌などの推計発生量は...全文を見る
○福田(昭)委員 大量の廃棄物についても再測定をしているということであります。  そこで、二つ目でありますが、二つ目は、福島県内の特定廃棄物、指定廃棄物と対策地域内廃棄物は、何をどのように処理するのか、お伺いしたいと思います。  まず、資料の一をごらんください。福島県内で発生...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、同じ福島県内で発生した指定廃棄物を、中間貯蔵施設へ保管する廃棄物と区分する、わざわざ分ける理由はどこにあるんですか。
○福田(昭)委員 私は、分ける必要はないと思うんですね、同じ福島県内の廃棄物ですから。  そこで、三つ目の質問なんですが、中間貯蔵する廃棄物と指定廃棄物の種類と量についてであります。  資料の二をごらんください。これは、私の事務所が環境省の資料によりまとめたものであります。廃...全文を見る
○福田(昭)委員 その考え方もわかりますけれども、しかし、やはり指定廃棄物と、一般廃棄物、産業廃棄物は分けるべきじゃないですか。  ですから、仮にエコテックセンターを使うにしても、そちらは対策地域内の一般廃棄物と産業廃棄物を処分して、指定廃棄物は中間貯蔵施設に貯蔵する、こういう...全文を見る
○福田(昭)委員 部長、宮城県の再測定で、放射線量が大幅に減少するということはよくわかったわけですよね。五県のものも推計をしてみたら、相当下がるということがわかったわけであります。ですから、福島県内の指定廃棄物も、再測定したらば結構下がるということがわかってくるんじゃないですか。...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、四つ目の方に行きたいと思いますが、フクシマエコテックセンターの活用についてであります。  資料の三をごらんいただきたいと思っておりますが、実は、この件については、先ほども答弁ありましたけれども、福島県と富岡、楢葉両町から同意を得たとしております。しか...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、町と相談しても反対運動はとまらないんですね。なぜかというと、楢葉町の議会は反対の方が多いんですよ、議員は。にもかかわらず町長が一存で賛成をしてしまったということで、反対運動はこれからますます大きくなると思うんですよ。  なぜそうなるかというと、国も県も、...全文を見る
○福田(昭)委員 以前の部長とのやりとりで、この福島県には指定廃棄物の最終処分場をつくる場所も、また時間もない、こういう答弁がありましたが、実はそんなことは全くないんですね。  私も、福島第一原発と中間貯蔵施設の周辺の航空写真を手に入れておりますけれども、その中で、緩衝地帯とな...全文を見る
○福田(昭)委員 この問題はこれ以上追及しませんが、私が心配している政争の町になっていったのでは収拾がつかなくなっていくということだけは申し上げておきたいと思います。  次に、五県の指定廃棄物の現状と対応方針についてであります。  まず、一つ目でありますが、指定廃棄物の再測定...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、二つ目でありますが、まだどこも決まっていないようでありますが、五県の現状と対応方針についてであります。それぞれ五県について伺いますので、簡潔にお答えください。  まず、茨城県についてであります。  二月四日、第二回の茨城県一時保管市町長会議において...全文を見る
○福田(昭)委員 茨城県については、当面の方針が定まったということであります。  次に、宮城県についてであります。  宮城県につきましては、三月の十九日、市町村長会議を開催して、クローズなので中身がオープンになっておりませんが、村井知事は、三候補地の首長から白紙撤回の表明を受...全文を見る
○福田(昭)委員 それを受けてなんだと思いますけれども、丸川大臣が記者会見で、宮城県については、当面、詳細調査は行わないと発表しているようでありますが、そのとおりで間違いありませんか。
○福田(昭)委員 ありがとうございます。  それでは次に、千葉県についてであります。  千葉県については、千葉市からの再協議の申し入れがあり、平成二十七年、昨年の十二月十四日に回答したそうでありますが、どのような内容なのか、お伺いをしたいと思います。
○福田(昭)委員 そうすると、千葉市に対しては、そのまま分散保管を認めるということは全く判断していないということですね。
○福田(昭)委員 それでは、千葉県については再測定する計画はあるんですか。
○福田(昭)委員 それでは次に、群馬県についてであります。  群馬県は、平成二十五年以来全く動きがないようでありますけれども、実質、分散保管となっておりますが、群馬県とは接触しているんですか。また、再測定の考えはあるんですか。
○福田(昭)委員 そうすると、千葉県についても群馬県についても、まだ再測定をするかどうかは決まっていない、そして、両県に対しては、あくまでも今までの環境省の方針である各県一カ所という方針は変えていないことを伝えてある、こういうことですか。
○福田(昭)委員 わかりました。  そうすると、それは宮城県についても伝えてあるということですか。
○福田(昭)委員 それでは、宮城県については一カ所に集約することが望ましい、こうなったわけですね。ほかのところは一カ所の方針は変わりないと言っているのに、宮城県は望ましいというのはちょっとニュアンスが違いますが、それはどうなんですか。
○福田(昭)委員 では、本質的なことは何も変わっていないということですね。  それでは次に、栃木県についてであります。  詳細調査候補地に選定された塩谷町が、昨年九月の豪雨により詳細調査候補地が洪水地域であることが新たに判明したため、詳細候補地の選定結果を返上したわけでありま...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、大臣、栃木県も再測定をするということが決まったようでありますので、塩谷町も宮城県と同じように全戸訪問も詳細調査も当面見送る、やらないとぜひお約束いただけますか。
○福田(昭)委員 昨日、塩谷町の町長と議長から栃木県の知事に対して、また知事を通じて環境大臣に対して、やはり一日も早く再測定をするようにという要望書が出されたようであります。こうしたことは一日も早くやるべきだ、再測定をするべきだと思います。  それで、三つ目でありますが、再測定...全文を見る
○福田(昭)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、私は各県につくることは絶対反対であります。環境省が国民のための真の解決を図るなら全面的に協力することをお約束して、私の質問を終わります。
04月01日第190回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○福田(昭)委員 民進党の福田昭夫でございます。  本日は、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案についての質疑でございますけれども、ただいままでの質疑をお聞きしておりまして、私も随分理解が深まったなというふうに思っているところでござ...全文を見る
○福田(昭)委員 大きな課題が三つ、この後また質問していきたいと思いますが、そのほかの課題もあるということで、環境省は、ストックホルム条約で約束した平成三十七年までの使用全廃、平成四十年までの適正処理を実現するため、今回、特措法を改正するということになったと思うんですけれども、そ...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ、この法律が制定された暁には頑張ってほしいと思っております。  次に、期間内の処理完了に向けて必要なステップと主な改正事項についてであります。  一つ目は、PCB廃棄物処理基本計画の閣議決定についてであります。  今回、その意気込みを示す一つの事例かな...全文を見る
○福田(昭)委員 政府一丸となって取り組むために閣議決定をするということでありますが、そうすると、PCB廃棄物の処理を規定している法律は、この特措法のほかに改正しなくちゃならないような法律とかそういったものがありましたら、また所管省庁がありましたら、教えていただきたいと思います。
○福田(昭)委員 そうすると、環境省のほかに、経産省が所管している電気事業法に基づく廃棄物も今回対象になってくる、こういうことですか。
○福田(昭)委員 では、そのことについては今後の質疑の中でまた確認をしたいと思います。  二つ目でありますが、二つ目は、主な改正事項についてであります。  その第一点、報告徴収、立入検査権限の強化、第二十四条と二十五条についてであります。  今回、この報告徴収、立ち入り権限...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、何としても今回、全量を把握したい、そういう考えに基づいての法律の規定ということですね。  次に、第二点でありますけれども、使用中の高濃度PCB使用製品の廃棄の義務づけ、第十八条についてであります。  こうした使用中のものまで廃棄を義務づける、それ...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、そうした使用中のものまで廃棄を義務づけて、財産権を侵害するというようなことにはなりませんか。
○福田(昭)委員 次に、第三点でありますが、計画的処理完了期限前の高濃度PCB廃棄物の処分の義務づけ、第十条、義務違反者に対する改善命令、第十二条、高濃度PCB廃棄物の処分に係る代執行、第十三条についてであります。  こうした規定を規定するのはなぜなのか、お答えをいただきたいと...全文を見る
○福田(昭)委員 まさにそういった意味では、破産、死去、相続等に起因して処理が滞っているものについても処理するというかたい意思を示したものかなというふうに思っております。  それでは三番目。次に、期限内処理の達成に向けた課題、環境省が大きく三つ挙げておりますけれども、それなどに...全文を見る
○福田(昭)委員 ということは、ほとんどのトランス類、コンデンサー類それから安定器等については、今回の特措法の改正に基づいて、環境省が輸送機器も含めて徹底的に掘り起こしの調査をする、そして、それに経産省が電気工作物等の調査をして、政府が一体となって取り組む、こういう話でよろしいん...全文を見る
○福田(昭)委員 そうしますと、二つ目の課題の方まで何か聞いたり答弁するような形になっちゃいましたが、二つ目の課題であります使用中の高濃度PCB使用製品への対応強化ということでありますが、このことについては今整理をさせていただきましたけれども、環境省と経産省が協力をして、全てのP...全文を見る
○福田(昭)委員 ここでちょっと基本的なことをお伺いしますが、資料の一にJESCOの五カ所の処理施設があるわけですが、処理施設ごとに自治体と約束した期限が違うんですけれども、例えば九州が一番早く期限が来ちゃうわけですが、この赤色に染められていた地域の中で期限内に処理できなかったも...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、日本各地で、この五地区で処理期限は違うというふうに解釈してよろしいんですか。
○福田(昭)委員 では、そのことをよく自治体に徹底しないと、本当に処理期限内にできなかったということが相当出てきちゃうんじゃないですかね。ぜひそれはしっかり徹底させていただきたいと思います。  そろそろ時間がなくなってきたのでその先に行きますけれども、四つ目は、中小企業者等の負...全文を見る
○福田(昭)委員 それで、中小企業者はこれだけ、あるいは脆弱な個人についてはこれだけ軽減をされて、その処理はやはり進むと見られているんですか。どうなんですか。今までの進捗状況から考えて、どんなふうですか。
○福田(昭)委員 どうも進捗状況を見ると余り芳しくないようなので、これもしっかり力を入れて頑張っていただきたいなと思います。  それでは、五つ目でありますが、低濃度PCB廃棄物の処理についてであります。  こちらの方は、高濃度に比べると何かさらに非常に先行きがよく見えないな、...全文を見る
○福田(昭)委員 では、低濃度についても期限内にきちっと処理するという考えなんですね。
○福田(昭)委員 それでは、そろそろ最後にしたいと思いますが、最後に大臣にお聞きしたいと思います。  大臣が御承知のことなんですが、ストックホルム条約で言う残留性有機汚染物質とは、環境中で分解しにくい難分解性、食物連鎖などで生物の体内に濃縮しやすい高蓄積性、長距離を移動して極地...全文を見る
○福田(昭)委員 終わります。
04月14日第190回国会 衆議院 本会議 第24号
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○福田昭夫君 民進党の福田昭夫です。  私は、民進党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました国家戦略特区法の一部改正案について質問いたします。(拍手)  まず、国家戦略特区の位置づけについてお聞きいたします。  日本経済の再生に向けた第三の矢としての成長戦略で、内...全文を見る
04月19日第190回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○福田(昭)委員 民進党の福田昭夫でございます。  本日は、地球温暖化対策推進法の一部を改正する法律案等について、政府の基本的な考え方をただしてまいりますので、簡潔にお答えをいただきたいと思います。  まず、パリ協定の目標と抜本的な法改正の必要性についてであります。  一つ...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、パリ協定の目標を高く評価している割には、今回の法改正では、法の目的にこの三つの目標が位置づけられていないんですね。国民運動などが中心なんですね。この三つの目標を位置づけるという認識はなかったんですか。
○福田(昭)委員 非常に残念です。  二つ目は、我が国の役割と約束草案についてであります。  我が国には、パリ協定で示された目標を踏まえて、世界規模での排出削減に向けて長期的かつ戦略的に貢献することが求められていると思いますけれども、今回の提出済みの約束草案、二〇三〇年度の削...全文を見る
○福田(昭)委員 長期的な戦略に取り組んでいくということであれば、我が国の中長期目標、二〇五〇年までに温室効果ガスの排出を九〇年比八〇%削減する、二十一世紀下半期内に人為的な排出実質ゼロ、長期低排出発展戦略の策定などを今回の法改正でやはり明記する必要があったのではないですか。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、やはり地球温暖化対策計画に位置づけただけでは大変実現性が乏しい、したがって、ぜひ法定化すべきだ、こういう話をしているわけであります。  そこで、三つ目でありますけれども、新たな気候、エネルギー政策を統合する気候変動防止のための国内法整備の必要性についてで...全文を見る
○福田(昭)委員 エネルギー政策と調整を図りながらということでありますけれども、しかし、なかなかそこがうまくいっていないようであります。  そこで、四つ目でありますけれども、石炭火力発電所の新設と中長期目標との整合性についてであります。  環境省の調査によれば、平成二十八年三...全文を見る
○福田(昭)委員 環境省と経産省との間で電力分野の自主的枠組みの実効性を確保する仕組みが導入されたようでありますけれども、私はそれだけでは足りないなと考えているところでございます。  五つ目は、気候変動の影響への適応計画の法定化の必要性についてであります。  平成二十七年十一...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ、お題目にならないように、しっかり実現するためには、私は法定化が必要だと思います。  六つ目の質問は、地球温暖化対策に関する基本法案の制定についてであります。  先ほど大体お聞きいたしましたけれども、そこで、やはり改めてパリ協定の実施を担保する本格的な地...全文を見る
○福田(昭)委員 後で指摘するつもりでしたけれども、実は、先日、安倍総理がお呼びになった米国のスティグリッツ教授でありますが、スティグリッツ博士は、ぜひ炭素税をつくるべきだと言っております。炭素税は技術開発を促しますので、経済の活性化と地球温暖化対策にもなると言っております。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 そういった意味では、家庭用の小型の蓄電池、また大型の蓄電池の開発は民間企業で努力しているというような報道もありますので、大型の蓄電池も小さな小型の蓄電池もぜひ進めてほしいと思います。特に、この四月からは電力の自由化もスタートしておりますので、家庭の電気は家庭で賄...全文を見る
○福田(昭)委員 ちょっと情けない発言ですが、時間の関係がありますので、次に第二点に移ります。  分野横断的施策についてであります。ここでも、時間の関係で二点は無理かな、お伺いしたいと思いますが、まず一つは、地球温暖化対策税の有効活用であります。  現在の仕組みでは、森林吸収...全文を見る
○福田(昭)委員 先ほどもスティグリッツ教授の話を申し上げましたが、やはり、炭素税を課税することによって、引き上げることによって、企業はそれなりの技術開発に努力しますから、必ず経済もよくなる、私もそう思っておりますし、さらに、足りない税源を賄うということにもつながると思うので、ぜ...全文を見る
○福田(昭)委員 そろそろ時間が来たので終わりにしますが、環境省ができたのが、ちょっと歴史が浅いので、しかし、環境省は遠慮し過ぎていると思っています。地球温暖化対策は世界的な待ったなしの取り組みだと思います。ですから、そういったことを考えれば、遠慮せずに、しっかり頑張っていただく...全文を見る
○福田(昭)委員 民進党の福田昭夫でございます。お疲れだと思いますけれども、もう少々おつき合いをいただきたいと思います。  きょうは、一般質疑の時間でありますけれども、放射性廃棄物の処理方針などについて、経済産業省、原子力規制委員会及び東京電力の考え方をただしてまいりたいと思い...全文を見る
○福田(昭)委員 先日、原子力規制委員会の方から、放射性廃棄物の種類とその処分方法というのをいただきました。使用済み核燃料が高レベル放射性廃棄物だ、それ以外は、四つの低レベル放射性廃棄物と、二つの、放射性物質として扱う必要がないものなどに分類されているようであります。  四つの...全文を見る
○福田(昭)委員 私もこれを聞いて、確認してびっくりしたんですが、レベル1からレベル3まで、これらを廃棄物として処分する責任者は原子力事業者だというんですね。福島第一原発の事故を考えると、あるいは最終的な処分場がないということを考えると、原子力事業者もよく納得して始めたなというこ...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、使用済み核燃料も、ガラス固化体として処分するまでの間は、実は廃棄物じゃないんですね、定義は。  ですから、そうすると、たくさんの使用済み燃料があって、これをリサイクルすると言っていますが、これもまたうまくいっていないんですね。御案内のとおり、「もん...全文を見る
○福田(昭)委員 先日、報道によりますと、原子力規制委員会は、原子力発電所の廃炉に伴って出る放射性廃棄物について、安全に処分する規制の基本的な考え方を示した、こういう報道がございますが、これは本当なんですか。
○福田(昭)委員 ちなみにちょっと教えていただきたいんですが、原子力発電所の廃棄に伴って出てくる低レベルの、レベル1が比較的高いもの、レベル2が比較的低いもの、レベル3が極めて低いものと書いてありますが、これはベクレルでいうとどれぐらいの分類になっているんですか。
○福田(昭)委員 低レベルといっても、今回の原発事故に伴う放射性廃棄物などを考えると、物すごい高いものですね、これは。本当に低レベルと言っていいのかどうかという、これは素人として物すごく強い不安を感じるようなそういうものだということを今勉強させていただきました。  その低レベル...全文を見る
○福田(昭)委員 そこで、四つ目でありますが、茨城県東海村長が低レベルの放射性廃棄物埋設を容認表明したことについてであります。  東海村の山田村長は、レベル3の低レベルの放射性廃棄物を、第二原発と言いましたが、第二原発の敷地内に埋設処分することを容認して、三月の村議会に意見を求...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、この新聞報道は誤報だということで、三月の村議会には意見を求めていないんですか、どうなんですか。
○福田(昭)委員 そうすると、村長は表明したことはないが、村議会では議論されているということですね。まだ結論は出ていない、継続審議になっている、こういうことですね、では。違うんですか。
○福田(昭)委員 わかりました。  私は、もし東海村が引き受けるということになったら、画期的なことだと思うんです。物すごく画期的なことだと思います。まだ結論が出ていないようでありますから、それ以上は追及しませんけれども。  そこで、次の、原子力発電所の再稼働の条件であります。...全文を見る
○福田(昭)委員 原発は、原則四十年廃炉です。これから廃炉にしなくちゃならない原発がどんどん出てくるわけですけれども、廃炉に伴って出る放射性廃棄物の処分場も決まらない。高レベルももちろん決まらない、低レベルも、レベル3だってまだ東海村で引き受けてくれるかどうかもわからない。東京電...全文を見る
○福田(昭)委員 何を言っているんですか。福島第一原発の事故処理、全くできていないじゃないですか。政府がどこまで責任を持ってやっているんですか。  午前中の質問で資料も提供したんですが、今は提供しておりませんが、環境省がつくった資料、これは二〇一四年度に二酸化炭素排出量がどうな...全文を見る
○福田(昭)委員 今、廣瀬社長のお話のように、全くまだ何も決まっていないわけであります。  そこで、二番目から四番目の質問を一度にやらせていただきますが、平成二十三年九月七日、当時の西沢俊夫東電社長が福島県議会で約束したこと、そのことなどについて、三点、あわせて伺います。  ...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、五つ目の質問ですけれども、福島県からの福島第二原発の廃炉要請があったと思いますが、そのことがまだはっきりしておりません。  先ほどもありましたが、日本原電も、東海第一原発の廃炉作業に伴って出る低レベルのものは第二原発の敷地に埋設をする、こういうことに...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、今の知事からも廃炉の要請があるということですね。それに対して、まだ答えられない、こういう状況だということですね。  そうすると、第一原発の廃炉に伴って、低レベルのものもどこに処分、どういうふうに処分するかも決まっていない、そういうことでありますが、そ...全文を見る
○福田(昭)委員 いずれにしても、まだ廃炉が道半ばということで、これからまた引き続きただしてまいりたいと思います。  以上で終わります。
04月19日第190回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○福田(昭)委員 民進党の福田昭夫です。  本日は、国交委員会で質問の機会をいただきまして、大変ありがとうございます。  現在、ダムの検証、見直しが行われておりますけれども、平成二十四年六月から中断していた思川開発事業の検証が、昨年十一月から再開されました。三月二十九日に開か...全文を見る
○福田(昭)委員 それは、余りにも表面的な調査しかしないから、そういうことになるのであって、これからそれを打ち消していきますから。  それでは次に、水道計画が存在しなかった栃木県の思川開発事業の水利権についてであります。  一つ目は、慌ててつくった栃木県水道ビジョン、平成二十...全文を見る
○福田(昭)委員 私もここに栃木県の水道ビジョンを持っております。これを読んでみましたけれども、どこにも全く具体性はありません。五十年後を見通していると言うけれども、五十年後は人口がさらに減って、一人当たりの水の使用量もどんどん減っていくわけですね。  二つ目の質問に入りますが...全文を見る
○福田(昭)委員 会議は踊るという言葉がありますけれども、この協議会で幾ら議論しても、実際に計画はまとまりませんよ。現に、栃木市、鹿沼市、下野市の市議会では、それぞれこの県南広域水道計画について議会で質問が出て、それぞれの市長が何て答えているかというと、この計画に手を挙げたからと...全文を見る
○福田(昭)委員 ここでは長い議論ができませんけれども、なぜ地下水から表流水に変えなくちゃならないんですか。これはダムをつくるために無理やりつけた理由じゃないですか。今地震の災害で苦労されておりますけれども、熊本市などは、地下水を使って一〇〇%水道を供給して、私たちのお水はおいし...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、先ほど申し上げたように、ダム見直しのシステムそのものが間違っているんです。ダムの原案と同じようなダム案を比較すれば、現状のダム案は残事業費なんだ。一番安いから、そうなってしまう。だから、ダム見直しのシステムそのものが間違っているということをまず御認識いただ...全文を見る
○福田(昭)委員 終わりますが、百年貸し出すということだってできるんですよ。それぐらいの長期的なスパンで考えるべきだということを申し上げて、終わります。
04月22日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第11号
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○福田(昭)委員 民進党の福田昭夫です。  本日は、国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案についての質疑の時間でありますけれども、特区法の全般的な問題と地方創生にかかわる地元の課題等について政府の考えをただしてまいりますので、簡潔にお答えをいただければと思います。  まず、...全文を見る
○福田(昭)委員 例えばでありますけれども、大型小売店舗が解禁されてから、町の屋のつくお店はほとんどなくなりました。八百屋、魚屋、米屋ですね。それで、シャッター通りになったわけであります。あるいは、最近では薬のネット販売も許可されました。これで今度は町の薬屋が多分なくなっていくん...全文を見る
○福田(昭)委員 質問の四番目まで答えていただいたような気がいたしますが。  今大臣が掲げた民泊とか外国人の採用とか学校の民間の開設を認めるとか、これは私はそれほどいい話ではない、こう思っています。逆に日本の社会にとって、いいことにつながればいいですけれども、つながらないような...全文を見る
○福田(昭)委員 私も、規制や制度の改革は、必要なものとそうでないものがあると考えています。  例えばですけれども、筑波大学の山海教授が開発をした装着ロボットというのがありますけれども、これは残念ながら、厚生労働省から認可がおりずに、日本では企業化ができませんでした。ドイツの企...全文を見る
○福田(昭)委員 何か質問取りのときよりももっと明快な答えでした。ありがとうございます。  それで、あくまでも四十キロで審査するんだと言っていますが、実は、宇都宮市の工事施工時の断面図を見ますと最初から五十キロ、七十キロで走る施工になっていますよ。ですから、申請書には、将来、五...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、すぐさま変更手続をさせるようにしてください、もしこれが実施された場合には。実施されるかどうかはわかりませんけれどもね。  それでは、二つ目ですけれども、今回の申請では地主の同意は許可の条件とはしないということでありますけれども、次の都市計画の事業認可...全文を見る
○福田(昭)委員 おっしゃるとおり、事前に意見を提出することができるということで、反対している人たちも意見を出しているかと思いますけれども、しかし、それが少数意見として、認められなかったら、実際に事業認可がおりてしまうわけですね。  反対している人たちは、自分の住宅や宅地がもろ...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは次に、四番目の、思川開発事業、南摩ダムの中止及び対策案についてであります。  一つ目と二つ目は、私の方から一方的に申し上げます。  栃木県には、株式会社エコシティ宇都宮の国庫補助金返還をめぐる一つの刑事事件と二つの民事事件がございます。これで、裁判所...全文を見る
○福田(昭)委員 前回も申し上げましたけれども、ダムの見直しのシステムそのものが間違っているんですよ。だって、現行のダム案と代替案のダム案等などを比較すれば、現行のダム案は残事業だけなんだから当然費用が安くて、現行がいいという話になっちゃうわけですよ。  ですから、それ以外の、...全文を見る
○福田(昭)委員 システムそのものが間違っているので、もう一つ選択肢をぜひ加えて検証するようにしてください。  五つ目でありますが、これから策定される栃木県営の県南水道用水供給事業計画の実現性についてであります。  栃木県では、平成二十七年三月に栃木県の水道ビジョンを策定し、...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、資料の一をごらんください。  これは、日本創成会議が、社会保障・人口問題研究所の今後の二〇四〇年に向けての推計と、それから東京一極集中が収束しない場合の二〇四〇年の総人口を推計したものでございます。黒丸がついているところが、今回、思川に参画する栃木県...全文を見る
○福田(昭)委員 太田政務官、これは平成二十五年七月十七日の控訴審裁判で、栃木県の責任者と嶋津氏の証人尋問が行われました。  その結果、栃木県が急遽策定した栃木県南地域における水道水源確保に関する検討報告書の資料の扱い方は恣意的であること。水道ビジョンの前身ですけれどもね。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 この検証が進められて、なぜ三年半ストップしたんですか。それは、栃木県に県南の水道水供給事業の計画がなかったからストップしたんじゃないですか。その時点でやめるべきだったと思いますが、どうですか。
○福田(昭)委員 ですから、国土交通省もいつまでも、本当にダムをつくって、では、利水をしようとしたときに、どこも利水者がなかったというときには誰が責任をとるんですか。国土交通省が責任をとるんですか。栃木県が責任をとるんですか。どこが責任をとるんですか。厚労省ですか。
○福田(昭)委員 ぜひ中止案も含めて検討してみてください。  そこで、七つ目ですけれども、思川開発事業の開発水量を確保する中止対策案についてであります。  前回もお示ししましたけれども、渡良瀬水系に水が余っておりますから、それを振りかえれば十分ですね。資料の三をごらんいただき...全文を見る
○福田(昭)委員 前回も申し上げましたが、栃木市、下野市、鹿沼市においては、もし実際に県の方から話があったときには、お金がかかるのでもう一度改めて考えたいとみんな市長が答弁しているんですよ。  だから、本当に、この企業局がスタートして、では県南の水道用水を本当に使うのかというふ...全文を見る
04月26日第190回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○福田(昭)委員 民進党の福田昭夫でございます。  ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  昨年十二月、二〇二〇年以降の温室効果ガス排出削減等のための新たな国際枠組みとして、パリ協定が採択されました。...全文を見る
04月26日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第13号
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○福田(昭)委員 民進党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。  規制改革に取り組み、経済社会の構造を改革し、産業の国際競争力を高めることは、私たちも大変重要だと考えています。また、...全文を見る
05月24日第190回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○福田(昭)委員 民進党の福田昭夫でございます。  きょうは、多分、今通常国会最後の質疑となりますので、どうしても確認しておきたい件につきまして政府の考えをただしてまいりますので、大臣初め、簡潔にお答えをいただきたいと思います。  まず、バイオマスの環づくり交付金、株式会社エ...全文を見る
○福田(昭)委員 今の答弁ですと、民法第七百三条には「不当利得の返還義務」というのがございますけれども、「法律上の原因なく他人の財産又は労務によって利益を受け、そのために他人に損失を及ぼした者は、その利益の存する限度において、これを返還する義務を負う。」とありますけれども、この規...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは二つ目でありますが、二つ目は、栃木県知事は、昨日五月二十三日までに国が納付するよう督促状を出しております。国が返還に応じない場合は法的措置をとると言っておりますけれども、裁判になるということでありますが、裁判になっても国は勝てるのか。裁判に臨む国の考え方...全文を見る
○福田(昭)委員 この件については、これからの裁判の結果や、あるいは国と地方が対等、協力の関係になったことなどを踏まえて、私は、補助金の適正化に関する法律自体の見直しが必要になってきているのではないかというふうに考えておりますので、引き続き政府の考え方をただしてまいりますので、農...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、原子炉規制法に規定されているということですね。  経産省の方からは、こういう資料もいただきました。核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の第四十三条の三の三十三「発電用原子炉の廃止に伴う措置」ということで、発電用原子炉設置者は、発電用原...全文を見る
○福田(昭)委員 先日の質問の中で、原子力規制委員会が廃炉に伴う廃棄物をどういうふうに処分するかという表を出してお聞きいたしましたけれども、あれでまだ具体的なものは何も決まっていないわけですよ。  ですから、具体的なものをしっかり決めないと、これからどんどん廃炉作業が、東海第一...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、特措法ができたことを非難するわけでもありません。あれだけの混乱の時期ですから、やむを得なかったのかな、東京電力も存続できるかどうかわからないような状況の中での法律でありましたから、やむを得なかったかなと思っております。  しかし、この特措法ができたことに...全文を見る
○福田(昭)委員 新潟県の泉田知事は、経産省出身ですから、先ほど原子力規制委員会からの答弁がありましたけれども、放射性廃棄物の最終処分責任者は原子力事業者だ、つまり東電にあるということを知っていたから、最終処分場が逼迫していないんじゃなくて、あるんだけれども、東電に責任があるとい...全文を見る
○福田(昭)委員 それは新潟の知事は大人ですから、そういう答えはしなかったと思いますけれども、しかし、新潟の知事は、私がお聞きしたところ、特措法ができたのが平成二十四年一月一日施行でありましたが、何と、その年の、平成二十四年十二月から平成二十八年三月まで十回にわたり、東京電力に対...全文を見る
○福田(昭)委員 ですから、再利用できるということになると、もしかして八千ベクレルを下回って、全く一般廃棄物あるいは産業廃棄物になっちゃうわけですから、指定廃棄物を引き取るという答えはないわけですよ。実は、これは特措法が邪魔しているわけですよ。ですから、そういう認識を環境省も持つ...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、資料の二をごらんください。  これは、環境省の資料をもとに、私の事務所で整理をしてみました。福島県の中間貯蔵する廃棄物と指定廃棄物の種類と量及び五県の指定廃棄物の指定状況と放射能濃度に関する将来推計、これを一つの表にまとめてみました。  左の方が、...全文を見る
○福田(昭)委員 先日視察をしてびっくりしましたけれども、エコテックセンター、国が買い上げた、でも、管理をエコテック社に頼むのでは全く同じじゃないですか。それはまさに地元の人を裏切る行為ですよ。国が、例のJESCOあたりに、中間貯蔵施設をつくる機構に頼むのならわかりますよ。だけれ...全文を見る
○福田(昭)委員 まあ、この問題はそれ以上議論しません。  この資料の二の右の方を見ていただきますと、宮城県初め五県の指定廃棄物について整理をさせていただいております。これは環境省がつくったそのものをまとめたものでありますけれども、これを見ますと、もともと指定廃棄物が五県で二万...全文を見る
○福田(昭)委員 まさにその点を非常に各市長や町長は、あるいは栃木県の知事などは一番心配しているようでありますので、その点、環境省としてしっかり対応して、五県の理解を得て、一日も早く再測定をされるということを要請しておきたいと思います。  次に、七つ目でありますけれども、七つ目...全文を見る
○福田(昭)委員 そこで、原子力事業者の責任、これを私は今度は明確にする必要があると思います。とともに、中間貯蔵施設の進捗状況、指定廃棄物の再測定の結果などを踏まえて特措法と基本方針の見直しが必要だと思いますが、いかがですか。
○福田(昭)委員 部長、大臣もそうですけれども、現行の枠組みで進めてきて、どこも決まらないんですよ、五県とも。事故から丸五年たちました。特措法の施行からも丸々四年たちました。五県とも、どこも何も進まないんですよ、実は。茨城県など、もう分散保管を認めちゃった。  ですから、どこも...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、その外部の有識者が信用できないんです。そんな、だめですよ、環境省の言うことを聞く人ばかり集めてやったって。だって、現状をちゃんと正確に認識をするということが大事であって、現状をしっかり認識した上でどう対処するかということを考える必要があると思うんです。 ...全文を見る
10月18日第192回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○福田(昭)委員 民進党の福田昭夫でございます。  東日本大震災、東京電力福島第一原発の事故から五年と七カ月がたちました。しかしながら、原発事故の被害者及び被災地では、先の見えない状況が依然として続いております。政府の進める原発事故対策が前進するのかしないのか、重要な時期が来て...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、ぜひ経産省との、しっかり調整を期待したいと思っております。  それでは、通告の質問に入りたいと思います。  まず一つ目は、除染区域の放射線量の引き下げ目標値と、除染面積と費用の二十七年度末の実績と平成二十八年度末の見込みについて、国直轄の面的除染、...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございます。  除染の効果は確実に出ているということでありますけれども、昨日いただいた資料によりますと、一般公衆の年間追加被曝線量などについては、低減している割合は、実は、物理的減衰等による低減率が約四〇%、除染による低減率は平均で二四%、それから、...全文を見る
○福田(昭)委員 先ほどの塩川委員の質問にもありましたけれども、これから帰還困難区域の除染とかあるいは森林除染をやるということになれば、除染の費用はもしかすると今までかかった以上のお金がかかるということも十分予想されるわけであります。  森林除染は環境省の所管外になっちゃうのか...全文を見る
○福田(昭)委員 先ほども申し上げましたが、除染の効果というのは意外と低いんですよね。物理的、自然減衰の方が割合が大きい。これについては、大体四年ぐらいで大幅に減って、それからは徐々にしか下がっていかないというのが基本的な考え方だと思いますので、そういったことも踏まえて、どこまで...全文を見る
○福田(昭)委員 いつまでそういう評価をしているんですか。  疫学の専門家によると、通常の三十倍から五十倍の多発であると検証しております。そして、そろそろ評価法を改めないと大変なことになる、もしかするとチェルノブイリよりも多くの甲状腺がんが発症するんじゃないかというふうな疫学の...全文を見る
○福田(昭)委員 総務省の調査と私が頼んでやっていただいた自治労福島県本部の調査と、ちょっと数字は違いますけれども、大体一緒かなというふうに思っております。  早期退職者とメンタル疾患休職者というふうになっておりますけれども、早期退職者が二〇一一年百四十六人、二〇一二年四十三人...全文を見る
○福田(昭)委員 最近、地元からの話ですと、どうも、復興の拠点をつくるという話が出てきたりして、地元へ戻るということになったらやめたい、実際やめたという若い職員がふえてきているというんです。若い職員がですよ。  そういう報告なり、認識はしておりますか。
○福田(昭)委員 このことは、やはり職員だけじゃなくて住民全体に実は通じることなんですね。なぜ戻りたくないかという理由なんです。  その次の質問に入りますけれども、三番目、住民の半数が戻らない理由について。特に、原発周辺の浪江、双葉、大熊、富岡、ここで戻りたいという人は約一割強...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣は、この問題の解決をするために、きっと最後のバッターとして任命されたんだと私は思っているんですよ。今までの大臣は、申しわけないけれども、全然、より広範に目が行き届かない、残念ながら。役人が書いたものだけ読んでいる。これではやはり解決はできない。政治家が決断す...全文を見る
○福田(昭)委員 この子ども・被災者支援法は、チェルノブイリ法を参考にして多分つくったんですよ。チェルノブイリ法では、まさに、年間追加被曝線量一ミリシーベルト、これを基準にして、帰還するか、あるいはここに居住するか、移住するか、そういうことをしっかりと定めた上で、支援する地域、あ...全文を見る
○福田(昭)委員 地元では、高木副大臣が自己責任と言った、とんでもないという声が聞こえてきておりますので、そこはしっかりやっていただきたいと思っています。  それで、実は我々も、環境委員会も双葉の町や大熊などの四人の町長と現地調査をして意見交換しましたけれども、四人の町長が異口...全文を見る
○福田(昭)委員 先ほど来の質疑応答にありますように、原子炉を廃炉にしたときに出てくる放射性廃棄物を最終処分する責任は、原子炉等規制法で原子力事業者と決まっているわけです。この原子力事業者がきちっと最終処分するんだという原則が実は薄められてしまっているのがこの特措法です。ですから...全文を見る
○福田(昭)委員 どういうふうに決まっているかというと、中間貯蔵施設へおさめるものも三十年以内に県外へ持っていくと決まっているんですよ。まあ、県外があるかどうかわかりませんけれども。そうしたら、指定廃棄物もみんな中間貯蔵施設へ一旦おさめて、三十年以内に県外へ持っていく、こういうふ...全文を見る
○福田(昭)委員 最後に地元の新聞の記事を紹介しますけれども、塩谷町長選、手塚氏、見形氏、三度目の激突ということで、特に、七月の二十四日開かれた手塚氏の決起大会。西川公也衆議院議員は、候補地として塩谷町上寺島は不適地である、急傾斜地につくるのは反対、町内の平場も反対、与党に頼まな...全文を見る