福田昭夫

ふくだあきお

小選挙区(栃木県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

福田昭夫の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第196回国会 衆議院 本会議 第4号
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○福田昭夫君 無所属の会の福田昭夫です。  私は、民進党と無所属の衆議院議員十四名から成る会派、無所属の会を代表し、ただいま議題となりました政府提出の平成二十九年度補正予算二案について、反対の立場から討論を行います。(拍手)  昨年の夏から秋にかけて、九州北部豪雨災害や台風に...全文を見る
02月05日第196回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○福田(昭)委員 民進党、無所属の会の福田昭夫でございます。  きょうは二十分時間をいただきましたが、何か時間が減りましたので省略して質問をさせていただきますが、やはり今回は、安倍内閣の財政健全化、財政再建に対する本気度について確認をさせていただきたいと思っています。  既に...全文を見る
○福田(昭)委員 安倍総理、先ほども質問の中にありましたけれども、日銀の岩田規久男副総裁は、物価安定目標二%が達成できなかったのは、消費税率を引き上げた、景気減速の影響が大きい、この間の講演でそう述べているんですね。来年の引上げについてもぜひ慎重にやってほしい、そのように言ってお...全文を見る
○福田(昭)委員 私は大変うがった見方をしているんですが、もしかすると、森友学園の問題で財務省が昭恵夫人をかばったり安倍総理をかばったりして、これは財務省に消費税率引上げを約束させられちゃったんじゃないか、私はそういう疑いを持っているんです。本当でなければいいんですけれども、まあ...全文を見る
○福田(昭)委員 簡潔にありがとうございました。  それでは、所得税と法人税と消費税がどんな状況になっているかというのをちょっと表を使って御説明したいと思います。  表一は、申告納税者の所得税負担率であります。  これは先ほども出ましたけれども、課税所得が一億円の方が一番税...全文を見る
02月08日第196回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○福田(昭)委員 民進党所属、無所属の会の福田昭夫でございます。  きょうは、アベノミクスの問題点と平成三十年度の予算案の重点政策の考え方について政府の考えをただしてまいりますので、担当大臣におかれましては簡潔にお答えをいただきたいと思います。  まず、アベノミクスの問題点に...全文を見る
○福田(昭)委員 それは、今現象的にあらわれている成果の一部であって、とんでもない方向に進んでいるということをこれからお話をしていきたいと思っています。  二つ目ですけれども、旧三本の矢の具体的な問題点についてであります。  まず第一点、トリクルダウンがあることを前提としたこ...全文を見る
○福田(昭)委員 茂木大臣の答えは、当初の旧三本の矢じゃなくて、今取り組んでいることの答えなので、これは大きな三番目で、三十年度の予算案の話で出てくる話で、ちょっと答えが先走っちゃっているんですが。幾らやってもうまいこといかないので、結局、所得の再分配、人への投資をやらなきゃ経済...全文を見る
○福田(昭)委員 六月になるというのが残念なんですけれどもね。本当は、この予算の時期に出てくれば一番いい話なんですが。  次、第三点ですけれども、金融政策と財政政策の効果の違いを読み違えたことだと思います。  金融政策は、幾ら緩和しても、マネタリーベースを幾ら大きく拡大しても...全文を見る
○福田(昭)委員 安倍総理も、よくデフレではない状態になったと言っておりますが、やはり物価が下がり続けている状況はデフレなんですよね、何と言おうとも。茂木大臣も、そうだと言ったら閣内不一致になっちゃいますから、言えないことはよくわかっておりますけれども。  それでは、第四点であ...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひしっかりとした計画を立ててほしいと思っていますが。  弁護士の明石順平さんが、最近、すごい本を出しました。「アベノミクスによろしく」というんですよ。これはすごくいい本なんです。私も読ませていただきましたけれどもね。アベノミクスは戦後最悪の経済政策だ、日銀が...全文を見る
○福田(昭)委員 六月に向けて財政健全化の計画を立てるというんですが、ぜひ、私も、そうならないように、五日の予算委員会では安倍総理に方針転換をお勧めしました。本当にこれは、それこそ、ヘッジファンドをやっているアメリカの投資家、ジム・ロジャーズの言葉を申し上げました、過度な円安政策...全文を見る
○福田(昭)委員 今お話がありましたが、マネタリーベースは平均で四百七十七兆円、日銀の当座預金が三百六十八兆円ということでありますが、ということは、お金を日銀が国債を買っていっぱい出しても、印刷をしていっぱい出しても、約四分の三は日銀の当座預金に実は眠っているということなんですね...全文を見る
○福田(昭)委員 国債も事実上、最近になって財政ファイナンスの役割を果たしている。それから、日銀がETFを買ったりしておりますけれども、これもやはり年金基金の株買いですね。株高を維持しているのが日銀であったり年金基金であったりという状況でありますから、まさに異常な状態になっている...全文を見る
○福田(昭)委員 マイナス金利の枠が、当初十兆円から始まって今は二十五兆円ぐらいだというんですが、今や銀行や保険会社などは利益が出ずに経営が大変苦しくなっております。  金融庁は、地銀にも一生懸命統廃合を今勧めておりますけれども、本当に相当収益が悪くなっている。それこそ、山一証...全文を見る
○福田(昭)委員 これは、去年の五月十六日、二〇一七年の五月十六日のエコノミストが特集を組みました。「日銀が国債を売る日」という特集であります。国債暴落と物価高騰、この二つのリスクが出口を狭める、時間がたつほどリスクが増し、かじ取りの足かせが重くなると言っております。  黒田総...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、次に、民進党の経済政策、人への投資について、茂木大臣に簡単にお伺いをします。  時間がなくなってきましたので、簡単にいきたいと思いますが、一つ目は、就学前から大学まで、教育の無償化を推進するということであります。  皆さんのお手元にこういう資料があ...全文を見る
○福田(昭)委員 いや、私どもから言わせてもらえれば、民進党の政策を政府が取り入れた、こういうふうに私は思っているんですが、そういう意味では、子育て環境、教育に対する考え方がだんだん与野党一致してきたのかな、こういうふうに思っているところであります。  次、二つ目ですけれども、...全文を見る
○福田(昭)委員 時間がなくなっちゃいますから。  一番最後のページをごらんいただきたいと思いますが、人への投資の財源を確保というのが書いてあります。ここの歳入の中に、消費税率の八%から一〇%引上げ分のうち一%分を教育の無償化に充当、こう書いてあるんですね。これは、安倍総理は、...全文を見る
02月15日第196回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○福田(昭)委員 民進党所属で無所属の会の福田昭夫でございます。  前回時間がなくてできなかった厚労大臣への質問をさせていただいて、最後に麻生大臣にもお伺いしたいと思いますが、両大臣とも簡潔にお答えいただければありがたいと思っています。  早稲田大学の橋本健二教授が「新・日本...全文を見る
○福田(昭)委員 時間がないので短く答えていただければと思いますが。  私は、やはり政府を挙げて、厚生労働省だけではなく、特に非常にこうしたことに必要な省庁は、国土交通省であったり、農水省であったり、環境省であったり、あるいは文科省であったり、いろいろなところが関係しているわけ...全文を見る
○福田(昭)委員 アベノミクスがうまくいっている、うまくいっているという宣伝ばかりありますけれども、しかし、実際、アベノミクスは、五年間やっても、肝心な実質賃金は低下をし、個人消費も全く伸びていない、低下している。これが実はアベノミクスがだめな大きな理由であります。  次に、人...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、加藤大臣の答弁は長いものですから、四番目と五番目の質問をあわせてお伺いします。  大体、四番目の、団塊の世代が七十五歳以上となるいわゆる二〇二五年問題及び二〇五〇年問題については、先ほども、最初の答えであったような気がしますが。  そこで、やはりこ...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、年金を支給する時期を延ばすだけではもたないというふうに思っていますが。  では、最後に六番目ですけれども、国民負担率審議会の設置についてであります。  社会保障と税の一体改革ということで進めてまいりましたが、私は、社会保障と税だけでなくて、税と社会保険...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、まさに、少子高齢化、人口減少時代の対応は待ったなしだと考えております。  しかも、やはり縦割りで、まさに、税金は税金、社会保険料は社会保険料、別々に議論して、その結果を集計して財務省が、国民負担率は何%ですよ、こういう発表をしているんですね。これじゃだめ...全文を見る
02月22日第196回国会 衆議院 議院運営委員会 第7号
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○福田(昭)委員 民進党所属、無所属の会の福田昭夫でございます。  私は、簡潔に二問御質問したいと思います。  一つは、実は昔から、国家公務員は勤務時間にルーズじゃないかと思われてきました。そうした中で、実はドイツでは、一日十時間以上勤務をさせてはならない、こういう法律がある...全文を見る
○福田(昭)委員 これはもう二十年ぐらい前の話ですけれども、私がドイツのある小さな町を訪問したときに、ダルムシュタットという都市でありましたが、そこで話を聞いたときに、ドイツの平均年間労働時間がそのときはちょうど千六百時間ぐらいでした。今、千三百七十時間ぐらいになっていますが、そ...全文を見る
○福田(昭)委員 なぜこんなことを申し上げるかといいますと、ある省庁で、そういうふうな法律をつくる理由はどこにあるんだと聞いたときに、理由はわかりませんと。要するに、上から指示されたからこういうふうにつくっているんですという話がありましたので、そういったことが続くようだと日本の国...全文を見る
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○福田(昭)分科員 民進党所属、無所属の会の福田昭夫でございます。  本日は、観光先進国に向けて、国土交通省、観光庁と環境省がどのように取り組んでいくのかお伺いをいたしますので、それぞれ簡潔にお答えをいただきたいと思います。  まず、観光先進国への三つの視点と十の改革について...全文を見る
○福田(昭)分科員 ありがとうございます。  視点の一では、やはり何といっても目玉は、国立公園を世界水準のナショナルパークへというのがある。それから、視点の二は、やはり先ほど説明がありましたけれども、世界水準のDMOで、疲弊した温泉街や地方都市を再生、活性化させる。さらには、M...全文を見る
○福田(昭)分科員 この観光ビジョンの策定には、私の地元の小西工芸社の社長であるでデービッド・アトキンソン氏も参加してビジョンをまとめているようでありますから、そういった意味では、本当にいい計画になっているのかな、こう思っております。  環境省は、やはりこの環境省の予算のタイト...全文を見る
○福田(昭)分科員 なかなか意欲的な目標だと思います。  基本コンセプトについては話がありませんでしたけれども、ニッコー・イズ・ニッポン、これが基本的な考え方でありますが、このニッコー・イズ・ニッポンは、実は、二社一寺が世界遺産に登録されたときのキャッチフレーズ、これがニッコー...全文を見る
○福田(昭)分科員 ありがとうございます。  それでは、四つ目でありますけれども、湯元と菅沼を結ぶトンネル開設についてであります。  これは国土交通省にお伺いいたしますが、栃木県の日光市と群馬県の利根、沼田を結ぶ道、国道百二十号金精道路通年通行促進同盟会、そういうものができて...全文を見る
○福田(昭)分科員 ありがとうございます。  実は、この日光と群馬片品村は、今まで意見が一致していなかったんですね。湯元の皆さんはどうしても菅沼に金精道路を通したくない、しかし、菅沼の皆さんは通したい。しかし、今回初めて意見が一致して、片品村と日光市と沼田市が共同で促進同盟会を...全文を見る
○福田(昭)分科員 実は、さきの予算委員会で安倍総理に私は、来年の消費税引上げはよしたらいいんじゃないですかという話をしました。内閣官房参与の藤井先生は、だめだ、一〇%にしては景気減退してだめだという話をしていますよ、しかも、もしやるんだったら大型の経済対策が必要ですよ、こう藤井...全文を見る
○福田(昭)分科員 今のは一つの、塩原出身の方が提案している話であります。これもすばらしい話だなということで、国や自治体が音頭をとって、実際にやる仕事は民間から公募して手を挙げてもらってやってもらえばいい、こういうふうに思っていますので、私は非常に可能性の高い話かなというふうに思...全文を見る
○福田(昭)分科員 環境省も、今、福島の事故対策で大変な仕事をされています。福島の復興期間もそれこそ七年目に入っているわけでありますから、一応、十年で一旦けじめをつけるという話にもなっていますので、そういう意味では、環境省としてはその後の仕事ということにもなるかもしれませんけれど...全文を見る
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○福田(昭)分科員 民進党所属、無所属の会の福田昭夫でございます。  今我が国は、御承知のとおり、大きな二つの危機の中にあります。その一つは、少子高齢化、人口減少問題。もう一つは、アベノミクスの異次元の金融緩和失敗による財政破綻の危機であります。そうした中で、やはり税金を生きた...全文を見る
○福田(昭)分科員 確かにそういうことはありましたけれども、全部無難に乗り切っているんですよね。それで本当に困ったということは実はなかったわけです。  ですから、あくまでも、大臣御承知でしょうけれども、暫定水利権というのは、ダムができたら水を上げるよ、それまでは暫定だよというこ...全文を見る
○福田(昭)分科員 それは何度も指摘しているように、そのダムの見直しのシステムそのものがだめなんです。これは間違っている。その有識者もおかしい。だから、東京高等裁判所で、ちゃんと判決の中で言っているでしょう、栃木県が撤退すれば、このダム、必要性ないじゃないですかと。高等裁判所でそ...全文を見る
○福田(昭)分科員 厚労省、それはちょっと甘いですよ。既に国交省が、もし浄水場をつくって各市町に供給したときには、浄水場はこれぐらいお金がかかる、そういう試算を出していますよ。そういうものをしっかり確認をして、導水管、きちっと、栃木市、壬生町、下野市、どういうふうに持っていったら...全文を見る
○福田(昭)分科員 既存施設の活用といったって、思川に隣接していないんですよ。じゃ、浄水場をどこへつくるんですか。じゃ、それぞれの市や町の浄水場まで導水管でまず持っていって、そこで浄水して供給する、こういう話になるんですかね。だって、既存の浄水場を利用するんでしょう。なかなか難し...全文を見る
○福田(昭)分科員 いつもと同じ答えでありますけれども、しかし、皆さんもよく御承知のとおり、名古屋市と小牧市を結んでいた桃花台交通、新交通システムですが、これが十五年ぐらいで廃止になっております。これも最初から無理な計画であった。宇都宮市も全く無理な計画であって、国土交通省は、宇...全文を見る
○福田(昭)分科員 そうじゃないでしょう。きっと、都市計画道路の拡張については、都市計画の方の補助制度が対象となるんでしょう。でも、市道のつけかえについては多分ならないんですよ、これはきっと。
○福田(昭)分科員 では、それはまた、いずれ機会があったらお尋ねします。  それから、資料の一の下半分には宇都宮市と富山市の比較が載っておりますけれども、休日の利用客は何と、富山市よりも宇都宮市の方が少ないんですよ、ごらんいただければよくわかるように。びっくりしましたけれどもね...全文を見る
○福田(昭)分科員 例えばでありますけれども、車両基地の用地は、どうも図面を見ると、あれは企業が持っているんですよ。その企業の社長が昨年逮捕されたことを御存じですか。しかも、建設業法という普通なら逮捕されることのないような案件で逮捕されております。まあ、何事もなかったようでありま...全文を見る
○福田(昭)分科員 春というのは、暦の上で三、四、五なんですけれども、だから、三月もある、四月もある、五月もあるということでよろしいですか。
○福田(昭)分科員 それでは、これ以上の追及はいたしませんが。  それでは、今まで申し上げてきたような状況で、本当に石井大臣は工事施行認可をおろしてもいいと、審査の段階だけれども、考えているんですか、いかがなんですか。
○福田(昭)分科員 とても適切とは思えないんですね。これは本当に、失敗したときに誰が責任をとるのか。国土交通省も責任はとらない、宇都宮の首長も責任はとらない、芳賀町の首長も責任はとらない。そうすると、最終的には市民の負担になる、こういうことなんですね。  それで、私の方からは、...全文を見る
02月28日第196回国会 衆議院 本会議 第7号
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○福田昭夫君 民進党の福田昭夫です。  私は、民進党と無所属の衆議院議員十四名から成る会派、無所属の会を代表し、ただいま議題となりました政府提出の平成三十年度予算案三案について反対、野党六会派提出の組み替え動議案に賛成の立場から討論を行います。(拍手)  本年は年明けから大雪...全文を見る
02月28日第196回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○福田(昭)委員 民進党所属、無所属の会の福田昭夫でございます。  本日は、責任をとって辞職すべき佐川前理財局長が国税庁長官に栄転したことで、国家公務員の倫理観が失われたり、あるいはモラール、やる気まで失われているんじゃないかな、そんなことを心配している一人として、その責任者で...全文を見る
○福田(昭)委員 理財局長、それは違うんじゃないの。会計検査院の指摘は正確で、あなたたちがやったことが間違いだったとは思っていないの、財務省は。どうなの。
○福田(昭)委員 間違いだったかどうだか、払下げが過ちだったかどうだかというのをちゃんと答えなさいよ。
○福田(昭)委員 それでは、今回の森友学園の払下げは間違いじゃなかったというの、理財局長。どうなの。
○福田(昭)委員 それでは、この件に対して関係した職員の処分はないの。全くないの。これに対して関係した職員に対して処分は一切ないの。
○福田(昭)委員 法令違反はもしかするとないのかもしれませんが、不当に廉売したことは事実でしょう。安く売ったことは事実でしょう。違うんですか。
○福田(昭)委員 それはおかしいじゃないですか。会計検査院から、ちゃんとした根拠はないと指摘されているんですよ。ちゃんとした根拠がないのに、ほかの土地と比べて安くなかったから廉売しなかったという話じゃないんじゃないですか、根拠はないと言われているんだから。
○福田(昭)委員 いや、会計検査院だって、もしかして、後から公表した資料、会計検査院が報告書を出す直前に出して、皆さんが出した資料を見ないで報告書を出しているわけですから、あの後の報告書を見たら、違う報告が出たかもしれませんよ、大臣。  ですから、そういう意味では、安く売ったこ...全文を見る
○福田(昭)委員 これは、国民の目からは、物すごい疑いの目で見られているんですよ。  ですから、国家公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。今回は、国家公務員も誰か権力者の気持ちをそんたくして仕事をしないと出世ができないのか、そんなふうにも思われているんですよ。だか...全文を見る
○福田(昭)委員 でも、勾留の理由が何もないのにまだ勾留しておくということは、国民の皆さんは、これは口どめじゃないか、口封じじゃないか、そういうふうに、籠池さんたち夫婦も気の毒だねという声も聞こえてまいりますよ。  まさに先ほどの、佐川長官を出世させちゃったのも、これは口どめで...全文を見る
○福田(昭)委員 総理、総理はそう言われるけれども、総理がいいと言えば必ず与党も呼んでくれますよ。総理が嫌だと言うからこれは呼ばないんですよ、与党の皆さんも。これははっきりしているんです。こんなことは人間の気持ちとしてよくわかるじゃないですか。総理だって、もう六十年も生きているん...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、総理はそうやって都合が悪いときはいつも逃げるわけでありますが、総理は、昭恵夫人又は総理自身あるいは事務所が森友学園への国有地払下げに関与していたら総理も衆議院議員もやめると国会で答弁しております。今でも変わりがないと思いますが、私が想像するに、総理はあ...全文を見る
○福田(昭)委員 そうですか。総理もさすがに答弁は上手ですね。  しかし、その答弁を信じている国民はほとんどいませんよ。だから、さっきの世論調査のように、八割近い国民が、やはり佐川長官を呼ぶべきだと言うんですよ。これは、質問の中で昭恵夫人とか籠池理事長の話が出たら、多分、この人...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、そろそろ時間も来ましたので、最後にまとめたいと思います。  やはり、全体の奉仕者としての国家公務員のモラル、倫理観、それを高めて、モラール、やる気を起こさせるのが総理大臣や大臣の役目ではないですか。総理大臣や大臣の役目は、官僚にちゃんと倫理観を持って...全文を見る
03月02日第196回国会 衆議院 議院運営委員会 第9号
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○福田(昭)委員 民進党所属、無所属の会の福田昭夫でございます。  私は、先日、黒田総裁には予算委員会の中で、おやめになられることを、勇退をお勧めしたんですけれども、翌日、マスコミ報道などで、官邸が黒田総裁の続投を決めたなどという報道がありまして、びっくりしているところでありま...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、今までの話を総合すると、物価上昇率二%を達成した時点がもしかすると出口戦略に入る、そういうふうにも読み取れますけれども、いかがですか。
○福田(昭)委員 日銀の元金融研究所の所長が、二%の目標を最優先課題としていると、金融政策の硬直化、あるいは経済の不安定化を招くという指摘もしておりますので、ぜひここは柔軟な対応が必要かなと思っております。これは答えは要りません。  次に、三点目でありますが、マイナス金利の弊害...全文を見る
○福田(昭)委員 マイナス金利そのものが、それはそんなにないからあれですけれども、先日、上場地銀八十二行・グループの、二〇一七年の四月から十二月期の連結の純利益の合計が、何と前年同期比一八%減の八千百七十九億円、本業のもうけを示す実質業務純益が七割も減益していた、二行が赤字だった...全文を見る
○福田(昭)委員 それはおかしいじゃないですか。だって、マイナス金利にしたら、政府が国債を発行してもうかっちゃうんですよ。これはおかしな話でしょう、基本的に。元大蔵省の財務官だったんだから話はわかっているんだと思いますが、これは全くおかしな話であります。  それで、そういった意...全文を見る
○福田(昭)委員 総裁、確かに、株価も円安も企業収益も失業率も大変よくなったんですよね。でも、大きな副作用を伴う金融緩和という土台の上に成り立っているんですよね、実は。これはいわば砂上の楼閣です。ですから、今は本当によくなっているように見えています。よくなったんでしょう。しかし、...全文を見る
○福田(昭)委員 さすがにいろいろなエコノミストなどが書いていますけれども、出口について最後まで言っているエコノミストというのは意外と少ないんですよ。しかし、出口は難しいとまでは言っている。出口は本当に狭くて難しいと言っている。  そうした中で、弁護士の明石順平という人がなかな...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、直ちにやるべきだと思っておりますけれどもね。  国内の金融の状況がきのうの夕刊に載っておりました。マネタリーベースは四百七十五兆二千七百億円です。そのうち、日銀当座預金の残高が三百六十六兆八千億。七七・一八%は、せっかく金融緩和しても当座預金に眠っていま...全文を見る
○福田(昭)委員 太平洋戦争に負けたときは、当時の国民総所得の多分二七〇%ぐらいが国債でした。今、既に、国民総所得の、同じぐらいの多分国債になっています、既に達しています。  ですから、そういう意味からいうと、ただ、日本の国の場合は、まだ諸外国との経常収支が黒字です。そしてさら...全文を見る
03月05日第196回国会 衆議院 議院運営委員会 第10号
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○福田(昭)委員 民進党所属、無所属の会の福田昭夫でございます。  きょうは、若田部先生に、時間の関係で二点ぐらいお伺いしたいと思います。  まず一つ目は、イールドカーブコントロールで政府は財政規律を失い、銀行は経営を圧迫され、株式市場や債券市場も日銀の買い支えでゆがむなど、...全文を見る
○福田(昭)委員 先日の黒田総裁候補の発言が、マスコミで大変意見が分かれておりました。ある新聞は、一八年度に出口やらないというふうに大きな見出しでありましたし、ほかのところは、一九年度検討だ、こういうことで、非常にマスコミの評価は大きく分かれておりまして、黒田総裁の発言はどうも自...全文を見る
○福田(昭)委員 それじゃ、二〇一五年は間違っていたというわけですね。  いずれにしても、時間がありませんので、来年の十月の消費税引上げ、安倍総理が決断をいたしておりますけれども、それに対して若田部先生はどんなふうに対応されるおつもりですか。
○福田(昭)委員 もう時間がなくなりましたが、それでは岩田副総裁と全く同じですよ。  これで質問を終わります。
○福田(昭)委員 民進党所属、無所属の会の福田昭夫でございます。  雨宮候補に対しまして、私の方から何点か質問をさせていただきますが、雨宮候補は、前白川総裁時代にはサラリーマンとして、黒田総裁になってからは理事として、日銀の方でお仕事をされてこられたというので、両方の考え方をよ...全文を見る
○福田(昭)委員 きっともと一緒に仕事をされた方だと思いますけれども、日銀の金融研究所の所長でありました翁邦雄さんですか、こんな指摘をしております。  二%目標を最優先課題に掲げることは金融政策の硬直化、経済の不安定化を招くと指摘をして、白川前総裁時代の一三年一月の日銀と政府の...全文を見る
○福田(昭)委員 しかし、アベノミクス、異次元の金融緩和を五年やってきて、やはり、日銀によるイールドカーブ、このコントロールで政府は財政規律を失っちゃっています。それから、金融機関は、銀行は経営を圧迫されています。マイナス金利をやめてくれと言っています。これはマイナス金利だけでの...全文を見る
○福田(昭)委員 時間が来ましたから、終わります。
○福田(昭)委員 黒田総裁候補も若田部副総裁候補も、出口戦略についてはほとんどしゃべりませんでした。しかし、雨宮候補は、今、より具体的にしゃべってくれてよかったかなと思っていますが、日銀の中ではそういう議論をされているということですね。
03月06日第196回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○福田(昭)委員 民進党所属、無所属の会の福田昭夫でございます。  きょうは、中川大臣の所信について、時間の範囲内で何点か質問をさせていただきますので、簡潔にお答えいただきたいと思います。  まず、二〇三〇年度温室効果ガス排出目標の達成についてであります。  一つ目は、再生...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ大臣、目標をはるかに超えるような努力をお願いしたいと思っています。  二つ目でありますが、二つ目は、徹底した省エネルギーの推進についてであります。  徹底した省エネルギーを推進するとは、具体的に環境省としてはどのように取り組むつもりなのか、お伺いいたしま...全文を見る
○福田(昭)委員 環境省でも当然調べているかと思いますけれども、ドイツでは、省エネの徹底、特に窓ガラスは、日本では二重サッシですけれども、ドイツでは三重サッシだそうであります。省エネの徹底が一つですね。  それから二つ目、再生可能エネルギーの最大化。最大化と同時に、ドイツでは、...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、次に、第二点と第三点をまとめてお伺いをいたします。  原子力事故以来、我が国の原子力発電の代替電源は、大体、これを見ると、石炭火力が代替エネルギーになっているのかなと思っておりますが、経産省としてはどう考えているのか。  そして、三点目の、高効率石...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、先ほど横光先生の資料にもありましたが、現状では、LNG火力発電の倍以上二酸化炭素を排出する、そんな計算もあるようでありますが、今話をしたようなことをやると、LNG火力発電と同じぐらいまで削減できるんですか、どうなんですか。
○福田(昭)委員 先ほどの質問にもありましたように、石炭火力は今では世界じゅうの悪名高き電源というふうになっているわけでありますが、そうしたことも踏まえて対応する必要があるんだろうなというふうに思っています。  第四点、石炭火力発電所の新設計画への対応についてであります。  ...全文を見る
○福田(昭)委員 高効率発電をする石炭火力がCO2削減に大きく貢献することができるということであれば、少し使っていくということもあるのかなというふうに思っておりましたが、なかなかそうはいかないということになると、やはりしっかり見直す必要があるのかなというふうに思っております。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 ぜひ頑張ってほしいなと思っています。  それでは次に、東京電力福島第一原発事故への対応についてであります。  一つ目は、福島第一原発の廃炉の見通しについてであります。  事故からもうすぐ七年となります。事故で溶け落ちた核燃料と使用済み燃料の取り出しが大きな...全文を見る
○福田(昭)委員 原発の近くに住んでいた人たちでありますが、この人たちが何を心配しているかということは御存じだと思いますが、一つはやはり、原発がどうなるのか、廃炉がちゃんと行われるのかどうか、これが一つ。もう一つは、放射能は安全なのか、大丈夫なのか。この二点が心配で実は帰る決断が...全文を見る
○福田(昭)委員 今まで復興庁が何度か、住民の意識調査、これをずっと実行してまいりましたけれども、しかし、この四町とも、意識調査、アンケートの回収率を計算すると、大体、戻りたいという人が一割いないんですよね、実は。そうした中でのこの復興の拠点づくりなので、私は、相当難しいんじゃな...全文を見る
○福田(昭)委員 新聞報道によりますと、有識者からは、他の県では、栃木県以外はですよ、他の県ではいろいろな方法で検討して、合意しているところもあり、福島に持っていけという話にはならないのではないか、こう報道されておりますけれども、他の県で、自分の県で最終処分場をつくっていいという...全文を見る
○福田(昭)委員 そうしたら、環境省としてミスリードじゃないですか、有識者の皆さんに、有識者がこう言っているんだから、他の県では合意しているところもあると。最終処分場はどこの県もまだ合意していないんですよ。こういう有識者の意見をそのまま認めちゃだめじゃないですか。これは後でまたや...全文を見る
○福田(昭)委員 そうですね、いまだに、核燃料サイクルもうまくいくかどうかわからない……
○福田(昭)委員 使用済み核燃料の最終処分場もない、まさによく言われるトイレのないマンションをこんなにつくっちゃったわけですよ。  ですから、ここでやはり大きく方向転換する、そういう時代に来ていると思いますので、そうした指摘をして、質問を終わります。
03月16日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○福田(昭)委員 民進党所属、無所属の会の福田昭夫でございます。  きょうは、昼休みの貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。委員長始め委員の皆様に御礼を申し上げますとともに、麻生大臣始め政府関係者の皆さんにも感謝を申し上げます。  しかしながら、質問は大変厳しい...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、会計検査院は、二〇一六年六月二十日、近畿財務局が国有地を森友学園に一億三千四百万円で売却したのは妥当だと考えているんですか。
○福田(昭)委員 先ほども指摘がありましたけれども、きょうの毎日新聞の報道で、国有地のごみ報告書は虚偽だ、虚偽の報告書を作成するように学園や近畿財務局から促されたと大阪地検特捜部に業者が説明をしているという報道があります。  会計検査院、もう一度再検査するように要請しておきたい...全文を見る
○福田(昭)委員 そういうことを聞いているんじゃないよ。  ちゃんと説明したのかと聞いているんです、地検に対して。地検に説明したのか、その担当者は。
○福田(昭)委員 じゃ、四番目の質問に入りますけれども、地検に対してきちっとした説明をしていれば、三月二日に朝日新聞が書きかえ疑惑発覚の報道をすることはなかったんじゃないですか。  財務省は、三月二日に書きかえ疑惑発覚後、三月五日に国交省から書きかえ前の文書の提供を受けていたん...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、国交省は、三月五日、財務省に書きかえ前の文書があるということで、提供するとともに、文書を、官邸にはその意向もちゃんと伝えていたということでありますが、そのことは承知していますか。
○福田(昭)委員 それでは、財務省は、そうした国土交通省から情報の提供があったにもかかわらず、三月の八日、書きかえ後の貸付決議書の写し、紙とPDFと、支払い決議書の写し、紙とPDFを、なぜ国会に提出したんですか。ここに持ってきましたけれども。  こんな分厚い資料を、虚偽の文書を...全文を見る
○福田(昭)委員 まだ聞かないことまで答えているようだけれども。  これは、我々のヒアリング、野党六党のヒアリングでは、与党の議員から要求されて出したと答えているよ。野党はこんなもの要求していないよ。どうなの。
○福田(昭)委員 だって、今まで出してきた資料をぬけぬけと出しておいて、それはないだろう。  次に行きますね。七番目。  佐川前国税庁長官はなぜ三月九日に辞任したんですか。
○福田(昭)委員 理由は何ですか。一身上の理由ですか。それとも何か理由はあるんですか。
○福田(昭)委員 それでは、佐川長官はなぜ減給二〇%になったんですか。更に追加処分もあると麻生大臣が佐川前長官に伝えたようでありますが、なぜ佐川長官は減給二〇%だったんですか。そして、更に追加処分はどういうことをやろうとしているんですか。
○福田(昭)委員 おかしいじゃないですか。まだ佐川長官が文書の改ざんを指揮したとかそういうことは何もわかっていないうちに、何で処分するんですか、どうなんですか。官房長、ちゃんと言ってみな。
○福田(昭)委員 ちょっとそれは懲戒処分に該当しないんじゃないの、その理由では。おかしいぞ。財務省はそんな懲戒処分のルールになっているのか。なっているはずはない。せいぜい、今のところ、厳重注意はわかるよ、減給二〇%まではないと思うよ。どうだい、官房長。
○福田(昭)委員 こんな処分はあり得ない。  私に言わせれば、佐川局長を国税庁長官に栄転をさせて一旦は口どめして、今度は重い処分をするぞといってまた口どめしたんじゃないの。とんでもない話だよ、これ。  次に行きますけれども、九番目。  財務省は、疑惑発覚前から、大阪地検に改...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、これは答弁は要らないですけれども、財務省は、三月八日、国会に提出したこの文書は、近畿財務局が持っている全ての文書ですと言ったんですよ。ところが、三月十二日に国会に提出された文書、十四件のうち十三件は近畿財務局の文書じゃないですか。全くあのときもうそを言...全文を見る
○福田(昭)委員 次に十二番目ですけれども、決裁文書の改ざんは十四件、三百カ所以上もあるわけでありますが、前代未聞の改ざんはいつ行われたということでありますが、これは昨年の二月から四月ということでわかっていますので省きます。  決裁文書の改ざんは誰の指示で行ったのか。十四番目、...全文を見る
○福田(昭)委員 佐川の処分については、大臣、聞いていませんからね。  大臣に聞いているのは、当時、佐川が答弁をしていた、面会等の記録は廃棄、政治家等の働きかけも一切なし、価格について、こちらから提示したこともないし、先方から幾らで買いたいという希望もない、適正な価格で売却した...全文を見る
○福田(昭)委員 ちょっと大臣、指示したかじゃない。この話を信用していたのか、こう聞いているんです。
○福田(昭)委員 法令違反とかなんとか言っていないんですよ、大臣。何かよく理解していないようですね。大臣、そんなふうだから、財務省の理財局か何か知らないけれども、だまされるんですよ。  いいですか。これは一年以上も、大臣、だまされていたということなんですよ。それでいいんですか。
○福田(昭)委員 文書を改ざんしたというのは財務省が認めたんですよ。そうしたら、麻生大臣も一年以上にわたってだまされてきたということなんですよ。だって、改ざんはないと思っていたんでしょう。違うんですか。
○福田(昭)委員 じゃ、麻生大臣に、大変な、政治家に対して大変恐縮ですけれども、麻生大臣には管理者としての能力がないということになりますよ。  いいですか。一年にわたって問題になってきた事項を、佐川局長、これはどうなんだ、そういう詰問ってしたことないんですか、一度も。もし、そん...全文を見る
○福田(昭)委員 これは、管理者としての能力がないということですよ。トップマネジメントができていないということですよ。  まあ、そのことについては後で質問しようと思っていましたが、こう言っていますよ。小林経済同友会代表幹事。民間企業なら自分が知ろうが知るまいが普通は責任をとって...全文を見る
○福田(昭)委員 太田局長、これは答えは要らないけれども、あなたも就任以来だまされてきたんだから。あるいは一緒にだましてきたのかわからないけれども。  次に行きます。  小泉元総理も、安倍首相が私や妻が関係したということになれば総理も国会議員もやめると言ったことが改ざんの始ま...全文を見る
○福田(昭)委員 それは全く無責任ですね。  大臣が、次官以下を集めたと言っているけれども、この間、ずっと見ていても、怒りが足りない。これだけの大不祥事を起こしている自分の部下たちに対する怒りがない、あなたから、感じられない。これだけの不祥事があったら、普通は大臣は怒りますよ。...全文を見る
03月20日第196回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○福田(昭)委員 民進党所属、無所属の会の福田昭夫でございます。  本日は、公害健康被害の補償等に関する法律の一部を改正する法律案について、何点か政府の考えをただしてまいりますので、簡潔にお答えください。務台委員とかなりダブる点があるかな、こう思っております。  まず、費用負...全文を見る
○福田(昭)委員 何となく二つ目の質問も答えてもらったような気もいたしますが。  それで、二つ目ですけれども、費用負担の割合を、工場等の固定発生源と自動車の移動発生源、それぞれ八対二にした理由についてお伺いをいたします。
○福田(昭)委員 それでは、部長さん、その当時、八対二としたときの汚染物質の発生量は、例えば硫黄酸化物だとか窒素酸化物など、どれぐらいの量が当時発生していたんですか、八対二を決めたときに。
○福田(昭)委員 なかなか納得できる説明じゃありませんけれども、これ以上追及しませんが、どうしても、汚染原因者を工場等と自動車に特定した理由、これをやはりしっかり、私は余り明快じゃないんじゃないかな、こう思っているわけであります。今後またわかりましたら教えていただきたいと思います...全文を見る
○福田(昭)委員 企業の方々が理解をして納めてくれているということであれば、きっと何の問題もないのかもしれません。  それでは次に、自動車重量税の引き当て措置の延長についてであります。  先ほども質問の中にありましたので、二つまとめてお伺いをしたいと思いますが、一つ目は、当分...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、非常に今の状態だと不安定な状態になるかと思うんですね。  それから、更に問題なのは、次の質問の中に入ってくるんですけれども、新規認定者をもうやっていないんですよね。しかし、ぜんそく患者はどんどんふえているという中で、新規認定者がふえていない中で、し...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは次に、制度の見直し時期についてでありますが、一つ目は、新規認定者の認定と被認定者数の推移についてでありますが、先ほど務台委員の質問で大体お聞きしていますのでこれは省略したいと思いますが、当初は十一万人もいたそうでありますが、現在は三万四千人程度と聞いてお...全文を見る
○福田(昭)委員 相当難しそうでありますけれども。  三つ目でありますけれども、そんなことを踏まえて、大気汚染によるぜんそく等の健康被害を救済する制度の創設についてであります。  現在、我が国の大気環境状況は大幅に改善されてきております。平成二十六年の厚生労働省の患者調査によ...全文を見る
○福田(昭)委員 そろそろ終わりにしたいと思いますが、この公害健康被害補償制度、大気汚染系でも、汚染原因者が費用負担するということになっております。  そこで、環境省全体に、大臣も含めて申し上げたいのは、公害対策の基本は、やはり汚染原因者が負担をするということなんですね。そうす...全文を見る
04月04日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○福田(昭)委員 民進党所属、無所属の会の福田昭夫でございます。  きょうは一般質疑だというので、改めて、宇都宮市、芳賀町、宇都宮ライトレール株式会社が進めるLRT事業の問題点について指摘をして国交省の考えをただしてまいりますので、お答えをいただきたいと思います。先月三月二十日...全文を見る
○福田(昭)委員 これは、地権者の賛否の集計を用地担当者がやっているんです。その集計の一覧表を見てこの室長に、このとおりか、もっといいか悪いかという話を聞かれたんです。そのとき、その集計表よりもっと悪いですよと答えたら実は殴られたんですよ。  二つ目でありますが、新聞記者の取材...全文を見る
○福田(昭)委員 あのね局長、市長にメールを送ったこの業者がにせメールを送ったと思いますか。いいですか、この業者、もしこんなうそのメールを市長へ送ったら、市役所の仕事を二度と受け取れなくなりますよ。この市の業者、何か市から処分されましたか。業者がうそのメールを送ったとはとても考え...全文を見る
○福田(昭)委員 いいですか局長、三つ目、暴力事件の真偽についてですけれども、業者がうそのメールを送ったとは全く思えません。この新聞記事で職員も否定したと書いてありますが、この取材をしたときにどういう形で取材ができたか。殴った室長が目の前にいて記者の取材に応じざるを得なかった。市...全文を見る
○福田(昭)委員 用地室の人間がこれで萎縮をすることになったら、地権者との交渉もうまくいかなくなりますよ。ですから、何としてもやりたいんでしょうけれども、それこそ職員の士気が下がる。そうなったら、うまくいくはずがなくなっていきますよ。  こんな状態でありますので、石井大臣、間も...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣の言われるとおりですが、しかし、日本初のLRTの新設事業ですよ。これがうまくいくかどうかは、うまくいくかまずくなっちゃうか、それは大事な関心事なんじゃないですか、国土交通省でも。ですから、これはやはり慎重な対応が必要だと思いますよ。  そこで、もう大臣は結...全文を見る
○福田(昭)委員 局長、それはだめでしょう。だって、宇都宮市が市民の皆さんの要求に基づいて開示していないんですよ。  皆さんは何と指導しているんですか。丁寧な説明を市民にしなさいと何度も言っているんでしょう。丁寧な説明の中に積算の根拠を開示することは入っていないんですか。どうな...全文を見る
○福田(昭)委員 よく皆さんが言われるパーソントリップでやったのを見ても、通勤通学者が九割で、市民は一割ですよ。何で宇都宮市民が八割乗るんですか。こういうでたらめな積算はだめですよ。  廃止に追い込まれた、愛知県と小牧市が第三セクターで運営してきた新交通システム桃花台線も、需要...全文を見る
○福田(昭)委員 藤井局長、二月二十六日の予算委員会の第八分科会でもそのような答えをいたしました。  妥当だと言うのなら、積算の根拠を公にしたらいいじゃないですか。何も公にしない理由はないじゃないですか。どうなんですか。
○福田(昭)委員 それでは丁寧な説明にならないんじゃないですか。まあいいでしょう。  次に、市民の理解と合意を得る努力についてであります。  一つ目は、市のまちづくり基本条例に基づく住民投票の実施についてであります。宇都宮市は、どの市にも負けないような立派なまちづくり基本条例...全文を見る
○福田(昭)委員 あのね局長、これは地元の下野新聞が三月二十三日から連載で、このLRTが本当にできるかどうかというのを報道しています。  先ほど申し上げたのは、宇都宮市が沿線五地区でやった説明会の一番最後にやったのが、二月十六日、反対の多い平石地区です。平石地区で、先ほど申し上...全文を見る
○福田(昭)委員 だって、宇都宮市のことだから答えられないと言うんでしょう。じゃあいいですよ。  それから、次に四番目。工事施行に当たっての問題点についてであります。  一つ目は、LRT事業の強制執行の可否についてであります。  LRT事業は国家の存亡にかかわる事業ではあり...全文を見る
○福田(昭)委員 これは上下分離方式ですから、宇都宮市と芳賀町と宇都宮ライトレール株式会社に認可がおりているわけですよ。民間企業もそこへ入ってやれるんですか。
○福田(昭)委員 認可を受けたのは宇都宮市と芳賀町だけれども、事業を行うのは、宇都宮ライトレール株式会社が一体でないとできないんじゃないんですか。
○福田(昭)委員 これも上下分離方式のまやかしで、図面にあるように、軌道工事施行認可申請書添付図面にあるように、宇都宮市、芳賀町、宇都宮ライトレール株式会社、三者で申請しているわけですよ。それに工事施行認可がおりているわけですよ。民間企業が入っているものが強制執行などできないじゃ...全文を見る
○福田(昭)委員 局長、あなたは宇都宮市が主体者だという話ですが、国の税金が半分行くんじゃないですか。四百五十八億円のうち、国が国税を半分出すんですよ。こういう事業に対して、宇都宮市の責任だ責任だということで全く責任を感じていないようだけれども、それはおかしいですよ。税金の無駄遣...全文を見る
○福田(昭)委員 前にも指摘しましたけれども、ドイツの都市計画事業というのは、都市計画道路を一本通すにしても、まず事前に徹底的に地域の人と、地権者と議論して、それから路線を決めて入る。だから、実際決まったときには反対者はいなくなる。日本は逆なんですよ。先に決めちゃって話をするから...全文を見る
04月17日第196回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○福田(昭)委員 民進党所属、無所属の会の福田昭夫です。  本日は、指定廃棄物の適切な処理方法について政府の考え方をただしてまいりますので、簡潔にお答えをいただければと思います。  まず、我が国における原子力発電所の現状等についてであります。  経済産業省にまずお伺いします...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございます。  それでは、環境大臣にお伺いをいたします。  福島県には、東京電力第一原発六基と第二原発四基があって、第一原発の敷地の北、これは全体で約三百五十ヘクタールありますけれども、北の部分が、約百ヘクタールがほぼ未利用地になっていることを御存...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、七年前の事故以来、経産省からこの資料をずうっと取り寄せております。毎年ですね。  これを見ておりますと、そんなに経年変化はございません、現時点では。ごらんになればおわかりになるように、一部が瓦れきと伐採木等の置場及び焼却施設などに使われておりますけれども...全文を見る
○福田(昭)委員 それは、一定の方針といっても、茨城県や群馬県のように、現地保管継続、段階的処理の方針を決定しただけであって、もし最終処分しなくちゃならないものがあればその最終処分地、環境省は長期保管施設と言っていますが、それを設置するということを同意した県はないはずですね。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、次の問題であります。  この五県あるいは新潟県も、最終処分場、長期保管施設と言ってもいいんでしょうけれども、この問題を解決するには、やはり、あの当時、事故当時はどんなふうに指定廃棄物が出るんだかもよくわからないし、量がどれぐらいあるんだかわからなかっ...全文を見る
○福田(昭)委員 私はびっくりしたんですが、今は吉野先生は復興大臣ですけれども、まだ大臣になる前ですけれども、私、吉野先生にびっくりしたことを言われたんですよ。何を言われたかというと、だめだ、よその県のものは福島県に持ってこさせない、こう言うんです。そんなことを言ったって、東京電...全文を見る
○福田(昭)委員 基本的に、多分福島県の方も、もう我々のところへ持っていくべきだと言ってくれている人もいますよ、国会議員でも。私のおつき合いしている町会議員でもいますよ。それはやはり、福島が原子力発電所を引き受けたという責任、これを果たすべきだ、こういう意見です。だって、福島県以...全文を見る
○福田(昭)委員 確かに同レベルには論じられないかもしれないけれども、それでは、当然のことながら、東海原発で低レベル以下のものも出てくるわけですよ、それはどこへ処分するんですか。
○福田(昭)委員 だって、こういうふうに区分けされているわけでしょう、要するに、廃炉に伴って出る放射性廃棄物で低レベルから高レベルのもの、特に高レベルのものについては国が責任を持って最終処分する、違うんですか。低レベルのものは電力事業者がやるということでしょう。
○福田(昭)委員 そういうわけですから、それ以下の、いわゆる、それは廃炉にしたときのそういうもので、そのほか、汚染されたものも当然出てくるわけですよ。そういうものを、ではどこへ処分するんだということについては、原子力事業者がやるんですよ。ですから、ではそれはどこへ処分するのという...全文を見る
○福田(昭)委員 そのとおりですけれども、では、三十年以内に、もう三十年切りましたけれども、十万ベクレルを超える指定廃棄物を受け取ってくれる、どこがあるんですか。これはあり得ないんですよ。だから、福島県の、名前は言いませんけれども、国会議員でさえ、福島県が受け取るほかないと。この...全文を見る
○福田(昭)委員 はい、わかりました。終わります。  地元の理解を得るべきだ、こう言っておりますが、六年もたって、事故から七年、特措法ができて六年、全く理解されないんですよ。  だからこれは、ちょっと理解をさせられるだけの材料はないということをしっかりと認識をして環境省が取り...全文を見る
04月17日第196回国会 衆議院 本会議 第19号
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○福田昭夫君 民進党の福田昭夫です。  私は、無所属の会を代表して、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定について質問いたします。(拍手)  安倍総理はかねてより、TPPは成長戦略のかなめであり、切り札であると訴え続けておりました。しかし、TPPは、トランプ大...全文を見る
05月16日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○福田(昭)委員 立憲民主党の福田昭夫です、まだ入党させてもらったばかりでありますけれども。  今回、内閣委員会での質問は初質問となります。環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律の一部を改正する法律案について、私も前回質問をする予定でしたが、与党の強...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、これは常に、三年後、そして五年後、五年後と見直しがなされる、こういうことですね。  それでは、二つ目ですけれども、ネガティブリスト方式についてであります。  TPPでは、自由化から除外したい領域、項目を各国があらかじめリストにして出す方式で、ここに...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、このネガティブリストを、今回TPPを結ぶに当たって、日本は何か提出したものはありますか。
○福田(昭)委員 そうすると、このネガティブリスト方式は投資分野にだけ該当させて、それ以外の分野は該当しないということですか。
○福田(昭)委員 では、投資及びサービス以外はこのネガティブリスト方式は採用されない、こういうことですね。
○福田(昭)委員 そうすると、このネガティブリスト方式には農業分野は入っていないんですね。
○福田(昭)委員 そうすると、農業の分野には聖域はないということですね。
○福田(昭)委員 違うチャプターかもしれないけれども、結局、後でまたやりますけれども、そうすると、農業については除外がないということでしょう。違うんですか。
○福田(昭)委員 じゃ、それは後の項目でまたやらせてもらいます。  それでは、三つ目ですけれども、ラチェット条項の適用についてであります。  越境サービス章にあるラチェット条項は、発効時の各国の規制や法律の自由化水準を低めてはならないという決まりであります。適用される分野では...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、医療保険などについては留保されていると。  それでは、今回の法案、改正の中で、例えば水道が今回民営化をするということで、多分これはTPPの先取りかと思いますけれども、例えば、今、大体自治体が水道事業をやっていますけれども、上水道事業をやっていますけ...全文を見る
○福田(昭)委員 基本的に、公的健康保険も政府のサービスですよね。水道事業も、地方自治体ですけれども、公共サービスですよ。しかし、考え方は同じなんじゃないですかね。  やはり、もし、水道が民営化しちゃった、しかし、これは大失敗だったということで、もう一回公営化する、こんなふうな...全文を見る
○福田(昭)委員 また後でやりますが、そうやって民営化をして失敗して、もとに戻したというのは、実は郵便局もあるわけです。郵便事業もあるわけですよ、国によっては、しっかり。ですから、これはとんでもない条項なんですよ。しかも、今言っているけれども、自由な貿易というのがいかに弊害が大き...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、例えばですけれども、これも何か既に行われているんじゃないかなんて言われておりますけれども、我が国の例えば医療審議会とか薬価審議会のメンバーに利害関係者として外国資本の製薬会社の代表などが入ってくるということはありませんか。あるんじゃないでしょうか。どう...全文を見る
○福田(昭)委員 意見を聞くということでありますが、それが正式に医療審議会とか薬価審議会のメンバーになっているんですか。どうなんですか。
○福田(昭)委員 意見を聞くだけならまだしも、もし正式なメンバーになっているとしたら大変な話ですよ。そうならないように注意をしておきたいと思います。  次に、五番目ですけれども、秘密主義についてであります。  交渉の過程について、交渉中はもちろん、発効後四年間は非開示のルール...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、秘密保持の書簡を取り交わしていない、ルールがないというならば、我が国がどのように交渉してきたのか、その交渉の過程と、それから交渉のために使った費用総額、これを全部開示すべきだと思いますが、開示する用意はありますか。
○福田(昭)委員 それは、まとめて文書にして国会の方に出しているんですか。
○福田(昭)委員 ちょっとそれは失礼じゃないの、ホームページに公開している。  やはりこれは国会に、委員会に出してくださいよ、委員会に。委員会に出されているんですか。委員会に出してくださいよ。  これは、委員長、ぜひ理事会で取扱いをお願いします。
○福田(昭)委員 公表してきたんじゃ、何も隠す必要もないでしょうから、しっかり出してください。私も、途中参加なのでよくわからないところがある。しっかり出してください。  それでは次に、TPPとTPP11の違いについてであります。  一つ目は、協定の発効要件と正文についてであり...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、日本が主導したというなら、日本語がなくちゃおかしいですよ。それぐらいの日本の国としての矜持がなくちゃ。後から参加したといったって、カナダだって後から参加して、ケベック州のためにわざわざフランス語もつくってもらったわけです。それぐらいのやはりしっかり国の立場...全文を見る
○福田(昭)委員 それでは、七年後に、今回は米国が抜けましたけれども、農産物輸出国、米国を抜けば四カ国の要請に応じて、米国も入れて当時は五カ国ですけれども、関税、関税割当て、セーフガードを含む全面的な見直しの要請を、協議を行うことを義務づけられていますけれども、このことはTPP1...全文を見る
○福田(昭)委員 そんなことが通用するんですかね。  だって、今話があったように、いつでも撤廃の協議ができることになっているんでしょう。そのための農業の小委員会も、貿易委員会もできることになっているんでしょう。その中で議論されたときに、農業貿易に関する小委員会ができるんですよね...全文を見る
○福田(昭)委員 調査室がつくってくれた資料によりますと、TPP参加国十一カ国の関税撤廃率は、品目ベースでは、カナダ、メキシコ、ペルーが九九%、その他は一〇〇%。貿易額ベースでは、メキシコが九九%、その他は一〇〇%です。日本のみ、品目、貿易額ベースともに九五%です。日本だけですよ...全文を見る
○福田(昭)委員 あなたもいつまで交渉官でいるかわからないんだよ。そんな無責任なことを言っちゃだめだよ。本当に無責任だね。日本の国益を本当に守ろうという意思はあるのかね。びっくりしちゃう、本当にね。  大体、これはアメリカの要求で入れた再協議でしょう。しかも、P4の原則って何で...全文を見る
○福田(昭)委員 じゃ、聖域なき関税何々は参加しないと言って、安倍総理の約束と違うんじゃないですか、自民党の約束と。
○福田(昭)委員 それは詭弁というもので、もう要するに聖域なんかなくなっちゃっているということでしょう、基本的に、制度として。あとは、わずか少し残っているものがいつなくなっちまうかというだけの話じゃないですか。まるっきり、これは公約違反ですよ。こうやって国民や国会をだましてきた。...全文を見る
○福田(昭)委員 これはなくなったという話じゃないの。結論だけ言いなさい、イエスかノーか。
○福田(昭)委員 何だよ、それはアメリカに遠慮しているというだけの話じゃないか。ちゃんと、別枠なんだから、それはなくなったということにすべきだよ。いかがですか、大臣。
○福田(昭)委員 そろそろ時間がなくなってきましたので、もう一つだけ。  企業投資家と国家との紛争解決手法、ISD条項についてでありますが、これは時間がないので説明はいたしませんけれども、私は、基本的に、企業や投資家が国家を乗り越えるような仕組みはだめだと思っています。やはり国...全文を見る
05月18日第196回国会 衆議院 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
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○福田(昭)委員 立憲民主党の福田昭夫でございます。  きょうは、先日に引き続き、高度な自由貿易がどんな末路になるのか、そして、TPP及びTPP11並びに関連法案がいかに非常識なものかということを指摘をしながら政府の考えをただしてまいりますので、茂木大臣、齋藤大臣始め、簡潔にお...全文を見る
○福田(昭)委員 これは事実に基づいて述べられておりますし、先日も申し上げましたが、スティグリッツ博士まで、自由貿易協定というのならたった三ページで済む、これは企業や投資家の貿易管理協定だ、自由貿易協定じゃない、こういうことをしっかり指摘をしているわけであります。こういうことを考...全文を見る
○福田(昭)委員 ということは、別にTPP11協定を発効しなくたってこの予算は執行できちゃうんですよ。これは総額だと何と一兆六千億を超えます、四年間で。ですから、全く11協定を急いでやる必要はありません。  そこで、その次の財源確保は省略します。関税が一兆円余りあるわけですが、...全文を見る
○福田(昭)委員 いや、それは甘いと思いますよ。トランプ大統領得意の交渉術じゃないですか、これは。これから六月にも、茂木大臣も参加して日米の新経済対話が始まるそうですが、時間がたてば、これははっきりしてくると思うんです、はっきりですよ。とてもとてもそんなことの役に立たないというこ...全文を見る
○福田(昭)委員 それは違うんじゃないですか。各国はちゃんとみんな情報を公開しているんじゃないですか。余りにも、いいですか、余りにも発効しない、TPP協定、12協定そのものが発効しないと、土台が崩れちゃうんですよ。  これは要するにこじつけで、取り込むという協定になっているけれ...全文を見る
○福田(昭)委員 時間が来ましたのでやめますけれども、私も、自由貿易そのものを全部否定するつもりはありません。自由貿易を進めるなら、企業や投資家の利益最大化ではなく、真に国民の幸せにつながるような自由貿易を考えようじゃありませんか。  以上指摘して、質問を終わります。
05月23日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○福田(昭)委員 立憲民主党の福田昭夫でございます。  一昨日、愛媛県が参議院に提出した加計学園の獣医学部新設に関する文書に、安倍総理が加計学園の理事長と面会し、獣医学部いいねと発言したなど具体的な記載がされており、安倍総理のこれまでの答弁がうそであったということが改めて明白に...全文を見る
○福田(昭)委員 よろしいですね。  では、質問に入ります。  本日、二つの法案について審議が行われることになりましたが、まず最初に、立憲民主党を含めた野党案の提出者に伺います。  自公維案との違いについて説明をしてください。
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  それでは次に、自公維案提出者に三点まとめてお伺いをします。  今、野党案の提出者から、自公維案との違いを説明していただきました。  ギャンブル等依存症対策推進関係者会議について、当初の自公案では規定されておりませんでしたが、自公...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  私、栃木県知事のときに、こういう経験があります。パチンコ業界も、社会貢献活動にすごく積極的です。それこそ、使わなくなったパチンコ台がもう何万台と山積みになっていた場所がありました。苦情があったので話してみたところ、これを無償できれい...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございました。  アルコールでは断酒会というのがありますけれども……
○福田(昭)委員 はい、わかりました。  ストップギャンブルの会みたいなものをつくってやっていくことも一つの方策かなと思います。  これで質問を終わります。
05月30日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第22号
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○福田(昭)委員 立憲民主党の福田昭夫でございます。  政府・与党は各種重要な法案を短時間の審議で通そうとしておりますけれども、法案の審議をおくらせているのは森友、加計学園問題です。その原因をつくっているのは、ほかならぬ安倍総理と麻生財務大臣のお二人です。そろそろ潮どきだと思う...全文を見る
○福田(昭)委員 非常な勢いで観光客がふえているんですね。これはやはり政府の取組で、アジアの経済成長があったり、それからビザの緩和、これは民主党政権時代で始めて、ふえてきたんですけれどもね。消費税の免税とか、さまざまな施策が生きてきたということであります。  それで、第二点であ...全文を見る
○福田(昭)委員 ありがとうございます。  私も、これだけふえているということは、IRがなくても観光客はどんどんふえてくるなと思っております。  と申しますのは、我々日本人がつくってきた文化というのは、どちらかというとフランスと似ているんですよね。フランスも独自の文化を持って...全文を見る
○福田(昭)委員 長々と説明がありましたが、もう少し簡潔にお願いをします。  それでは、その次の、そういうことを考えているのであれば、二つ目でありますが、目的に地域経済の振興、財政の改善等が挙げられておりますけれども、こうしたことでは、GDPとか雇用とか税収等、どの程度の経済効...全文を見る
○福田(昭)委員 やはり、先ほど武井委員がすばらしい質問をいたしましたけれども、リゾート法の失敗を考えたら、これはもっと緻密な計画を立てる必要が私はあると思っております。  今の話も後でしたいと思いますが、(三)は時間の関係でちょっと、ギャンブル依存症対策は省略をいたします。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 そのように国際会議をふやす目標があったからといって、わざわざカジノをつくる必要はないんじゃないでしょうかね。  先ほども申し上げましたが、資料の三ですけれども、今、日本でも新たに八カ所でこうした国際会議場の新設をしたり、新設の計画があります。既にある十カ所とプ...全文を見る
○福田(昭)委員 そうすると、三つ目の質問は、そうした国際会議場などの中核施設の基準等について、政令で定めようというんだけれども、どんな基準を定めようとしているのかという質問を用意しておりましたけれども、質問しても回答はないということですね、きょうの場合は。何平米ぐらい予定してい...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、この都道府県別人口を示したのは、もし手を挙げてくるとすると、東京と横浜、大阪、この三カ所で終わりかな、こう想定しております。  次、五つ目でありますが、東京一極集中の是正、地方創生の観点から、私は、国立公園と世界遺産、無形文化遺産などを結びつけた新国立公...全文を見る
○福田(昭)委員 私は、そういった意味では、まさに二〇二五年問題、二〇三〇年、四〇年問題はありますが、我が国の大きな課題の一つに少子高齢化、人口減少時代があるわけです。そうした中で、しっかり東京一極集中を是正して地方を元気にさせるとしたら、国土交通省と観光庁そして環境省の役割はす...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、ここでは議論をする時間はありませんが、条文を適用しないとした条文だけで阻却できたというのはおかしいんじゃないですかね。ちょっとひど過ぎますよね。いいですよ、これは、次のときにやりますから、また。  二つ目は、カジノを含む特定複合観光施設区域の整備について...全文を見る
○福田(昭)委員 平成三十年三月に共同通信社が行った世論調査によると、日本でカジノを解禁することに賛成二二・六%、反対六五・一%となっています。このような状況で推し進めるのは反対であります。  最後の質問になりますが、本法律案には、政令で定める事項が七十項目以上、国土交通省令で...全文を見る
○福田(昭)委員 そんなことを言ったら、法案審議できないでしょう。だって、経済効果も何も、全く推計もしていないんでしょう。そんな法案を認めろなんて、そんな無理な話はないじゃないですか。  三カ所つくったら、どれぐらいの経済効果を見ている、経済はどれぐらい成長するんだ、雇用はどれ...全文を見る
○福田(昭)委員 わかりました。そろそろ時間が来ましたからやめますが、非常に残念ですね。  石井大臣、この間も言いましたけれども、あなたは行革を標榜する公明党出身の大臣なんですよね。だから、やはり行政改革ということもしっかり頭に入れて法律というのはつくる、それがあなたの役目じゃ...全文を見る
06月08日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第26号
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○福田(昭)委員 立憲民主党の福田昭夫でございます。  参考人の新里宏二弁護士が意見陳述していましたように、今回のIR整備実施法案は、条文が二百五十一条、附則が十六条もある大部な法案であり、その上、政省令、規則等へ委任する項目が何と三百三十一項目以上もあるので、議論が一向に深ま...全文を見る
○福田(昭)委員 委員長、今大臣が答えたことは、今まで既に皆さんに答えたこと。そんなこと、私は聞いていないんだ。このアンケートを、意向調査をどう思ったかと聞いている。全く答弁していない。だから、現状認識を全くしていないということだよ、大臣は。このアンケート、外国人旅行者が何を考え...全文を見る
○福田(昭)委員 余計なことまで答えなくていいと言っているのに。  それでは次。立法目的も曖昧で、経済効果の試算なしで法律での議論ができるのかという話ですが、これは二番目ですね。時間の関係で急ぎますけれども、2の方ですけれども、第二点。  世界じゅうから観光客を集めるというが...全文を見る
○福田(昭)委員 余計なことをぐだぐだ言わなくていいですよ。  資料の四から五の一、五の二をごらんいただきたいと思いますが、これは推進会議に政府が出した資料ですよ。これを見てください、いいですか。  制度設計案、資料の四を見ると、規制の対象となる部分をカジノ施設のうちゲーミン...全文を見る
○福田(昭)委員 世界最大級のシンガポールを例にして三カ所試算してみたら、出るじゃないですか。そういうことをやらないとだめですよ。それで経済効果があるなんというのは議論できません。  そろそろ時間が来ますので、ちょっとまとめておきたいと思います。  大臣、国民が持っている個人...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣、日本人の資産というのはすごくて、個人金融資産、昨年の十二月末現在、日銀が発表していますけれども、千八百三十四兆円です。そのうち、現金、預金九百五十兆円弱、年金保険料五百五十兆円。これをハゲタカが狙っているというのを参考人が何人か言っておりました。これはとん...全文を見る
06月19日第196回国会 衆議院 本会議 第39号
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○福田昭夫君 立憲民主党の福田昭夫です。  私は、立憲民主党・市民クラブを代表して、特定複合観光施設区域整備法案、いわゆるIR法案について、反対の立場で討論を行います。(拍手)  その前に、昨日の大阪北部地震におきましてお亡くなりになられた方々に対し哀悼の意を表します。また、...全文を見る
11月16日第197回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○福田(昭)委員 立憲民主党の福田昭夫でございます。  平成二十八年十二月二十日、最高裁判所第二小法廷で、地方自治法第二百五十一条の七の規定に基づく不作為の違法確認請求事件のびっくりするような判決がありました。判決は、とても民主主義国家の判決とは言えず、政治的なものでありました...全文を見る
○福田(昭)委員 はい。ありがとうございます。  副大臣、もっと短く答えてください。そんなに長く要りません、回答は。  二つ目でありますが、辺野古は普天間飛行場の代替施設の唯一の解決策だということであります。  資料の一をごらんいただきたいと思いますが、失礼しました、資料の...全文を見る
○福田(昭)委員 想定していないのはいいけれども、約束が決まってからもう二十一年もたつのにどこの民間飛行場にするのか決まっていなきゃ、そんなのできっこないんじゃないですか。  それで、三つ目でありますが、元駐日大使アマコスト氏の指摘についてであります。  資料の一をごらんいた...全文を見る
○福田(昭)委員 原田副大臣、簡潔にと言っているんだから、簡潔に答えてください。時間がなくなります。  四つ目でありますけれども、二度の沖縄県知事選の結果を受けて、米国と再交渉すべきではないかということでありますが、実はアマコスト氏も、この二十年、普天間という二流の基地の問題が...全文を見る
○福田(昭)委員 そのとおりだと思いますが、二回ほど協議をしたようですが、全く何も進まないようですが、しかし、三者による話合いの場をぜひ設けるべきだということを改めて申し上げておきたいと思います。  次に、二つ目ですが、行政不服審査法第七条第二項の制定経緯と国の請求人としての資...全文を見る
○福田(昭)委員 全くおかしな解釈ですね。  二つ目の方へ行きますけれども、埋立承認撤回の処分は、沖縄防衛局が固有の資格においた処分であります。後からまた質問の中で明らかにしていきますが、ですから、行政不服審査法に基づく請求人としての資格がないと私は考えております。  それで...全文を見る
○福田(昭)委員 そんなこと、本当、一般人がやるわけないでしょう。沖縄防衛局の仕事でしょう。沖縄防衛局がやる仕事でしょう、普天間の代替施設をつくるのは。違うんですか。一般人が飛行場をつくれるんですか、どうなんですか。短くていいよ。
○福田(昭)委員 おかしいでしょう。沖縄防衛局にしか普天間の代替施設ってできないんですよ。だから、国の固有の資格でしかできない、固有の事務なんです。  三番目、次に行きますけれども、行政不服審査法に基づく執行停止申立書の有効性についてであります。  まず一つ目ですけれども、石...全文を見る
○福田(昭)委員 そんな法律の解釈はないでしょう。いいですか。次の質問で明らかにしますけれども、先ほど防衛省の森田審議官が言ったように、普天間の代替施設は防衛局しかできないんですよ、沖縄防衛局しか。それは国の事務じゃないですか。国の事務、まさに防衛省の固有の仕事じゃないですか。 ...全文を見る
○福田(昭)委員 だめですよ。こんな重要な判断をするのに事務方の説明だけで決断をしたのでは、大臣失格ですよ。  いいですか。申立て書、これですね。十二ページまでありますね。一ページから十二ページまで書いてあります。特に、実は、二ページから今回の申立ての理由が書いてあります。その...全文を見る
○福田(昭)委員 裁判所がインチキだからそんなことになっちゃうんだけれども、あなたたち、では、国土交通大臣、それから原田副大臣、行政不服審査法、平成二十六年に改正された行政不服審査法を読んでいますか。どうですか。
○福田(昭)委員 残念ながら、読み落としがある。  行政不服審査法の第八条、何と書いてあるか。第七条は、先ほどから話のあるように、適用除外を書いてあります。明示してあります。第八条は何と書いてあるか。「前条の規定は、同条の規定により審査請求をすることができない処分又は不作為につ...全文を見る
○福田(昭)委員 だから、言ったでしょう。現行の法律を読んだの。読んでいないんじゃないですか。第八条、何て書いてあるか読んでください。
○福田(昭)委員 大臣、それは違うでしょう。  第七条の第二項、これも平成二十六年に新しく入れたんです。いいですか。第二項、「国の機関又は地方公共団体その他の公共団体若しくはその機関に対する処分で、これらの機関又は団体がその固有の資格において当該処分の相手方となるもの及びその不...全文を見る
○福田(昭)委員 そういうふうに逃げたんじゃだめですよ。  それこそ日米関係にまで大きな影響を与える、それだけの大変重大な決断をしたんですよ。ですから、これについて一言も触れないんだなんて、沖縄県民だけじゃなくて、日本国民までばかにしていますよ。  二つ目ですけれども、二度の...全文を見る
○福田(昭)委員 大臣にはあきれますけれども。  三つ目ですけれども、沖縄県は辺野古移設の是非を問う県民投票を来年二月にも実施するとしておりますが、その結果を尊重すべきだと思いますが、それは、先ほどから申し上げておりますように、行政不服審査法違反の判断であるし、さらには、二回の...全文を見る
○福田(昭)委員 民主主義国家において大切なことは、やはり民意を大切にすることです。したがって、選挙結果や県民投票の結果を尊重する必要があると思います。  私が旧今市市長時代、思川開発事業、大谷川取水に反対をして立候補したときに、国土交通省は、その選挙結果を見て、実は大谷川取水...全文を見る