岡田広

おかだひろし

選挙区(茨城県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数4回

岡田広の1980年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月24日第91回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○岡田広君 私は質問に入る前に、せっかく与えられた機会でございますので、一言意見として述べさせていただきたいと存じます。  それは、昭和五十五年度の恩給法等の一部改正法律案については、二十二日と二十四日——本日の当委員会における各委員の御質疑においてその問題点が幾多浮き彫りにさ...全文を見る
○岡田広君 ひとつぜひ前向きの姿勢でお取り組みを御要望申し上げておきます。  私に与えられた時間が非常に僅少でございますので、私は二点にしぼってお伺いをいたしたいと存じます。  一つは、先ほど申しました恩給法の骨格の大きな地位を占める仮定俸給の問題と、もう一つは、在外において...全文を見る
○岡田広君 それでは、その後法律によって設置された恩給審議会の答申を見ますと、その中に、「本来恩給の仮定俸給は、同時期に同じ俸給をもって退職した公務員については文武官を問わず同額であるのが相当と考えられる」云々ということが申されております。昭和二十八年以後における旧文官の仮定俸給...全文を見る
○岡田広君 それでは、さらに具体的に私の調べた範囲で申し上げたいと存じます。  旧文官については、昭和三十一年度から昭和五十二年度にわたって六回行われておると思います。特に、昭和四十八年度においては、長期在職七十歳以上には一律四号俸の引き上げも行われておりますが、旧軍人について...全文を見る
○岡田広君 結論として、号俸の格差は主として長期在職者に限るものでございまして、概括して、短期服務者に対しては別途御高配によりまして最低保障制度を恩給法に取り入れていただいたということにおいて大幅の改善がなされておりますのでこれは論外といたしまして、一応長期在職者に関するものとし...全文を見る
○岡田広君 よくわかりました。  最後に、仮定俸給に関して二十二日、同僚委員の山崎委員が、特に仮定俸給に関してうんちくを傾けられての問題提起は非常に示唆に富むものとして私も傾聴しておったわけでございますが、この点ひとつ政府におかれても十分参考の資に供されんことを望んで、仮定俸給...全文を見る
○岡田広君 きょうは、その中で主としてブラジルに居住する海外居住者の恩給の問題について質問を集中したいと思います。  そこで、海外居住者の現在受けている恩給はどのような送金の仕方であるのか。私が聞き及ぶところによりますと、国内の親類、知人を頼って代理受領人に委任し、その代理受領...全文を見る
○岡田広君 大蔵省見えておりますか。  それでは次に、ブラジルの海外居住者が受ける普通恩給については、年額の多少にかかわらず一律に二〇%の所得税の源泉徴収が行われておりますが、所得税法にそう定められておるのでございますが、どうしても税率二〇%という高い率を定めておるのは同情やる...全文を見る
○岡田広君 それでは、昨年租税特別措置法において、国内における普通恩給受給者六十万までは一応七%の源泉徴収を行わない、で、六十五歳以上の者は九十万まで源泉徴収を行わないと、国内の普通恩給受給者はそういう恩典が特別措置法において一応実施されたわけでございます。で、少なくもこの国内普...全文を見る
○岡田広君 時間も来たようなので、さらに質問を継続したいのでございますが、この読売新聞の記事をひとつ参考にごらんになられて、外務省にもお願いして、これは二国間の一つの条約ということも聞いておりますので、今後ひとつ関係省庁と協議の上、海外居住者の低額の恩給受給者に対してこのような二...全文を見る
○岡田広君 私は、ただいま可決されました恩給法等の一部を改正する法律案に対しまして、各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。  まず、附帯決議案を朗読いたします。     恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、速やかに検討...全文を見る
11月26日第93回国会 参議院 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第6号
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○岡田広君 総理府総務長官に二点だけお伺いをいたしたいと存じます。  大臣が総務長官就任以来、積極的に北方領土の返還に熱意を持っておられることは、われわれのひとしく感謝にたえないところでございます。そこで、政府においては北方領土の日を設けるやの一応風聞を聞いておるわけでございま...全文を見る
○岡田広君 大臣の意のあるところもよくわかりましたし、ついては北方領土の返還の促進に関しては、従来どおりひとつ引き続き熱意を持って取り組んでいただきたいと要望を申し上げておきます。  次に、最近閣議において総理が北方領土からの引き揚げを余儀なくされた島民の方々に対して一応何らか...全文を見る
○岡田広君 どうぞひとつ大臣の熱意で取り組んでいただくことを要望して、大臣に対する御質問をこれで終わります。  次に、防衛庁の施設庁にお尋ねをいたしたいのですが、十一月十八日の沖繩タイムスにトップ記事で、特別措置法を適用した、こういう記事が載っております。私は、昭和五十二年にこ...全文を見る
○岡田広君 よく現況はわかりました。  次にお尋ねいたしたいことは、そもそも土地を借りる、あるいは建物を借りる場合、その所有者と話し合って借りるというのが私は原則であると思っております。まして前大戦において痛手をこうむり、かつ長年米国の施政権下にあって苦労された沖繩県民に対して...全文を見る
○岡田広君 そういたしますと、未契約の、未同意の土地については最終的にはやはり全部をゼロにすることは不可能だ、やむを得ず必要なものについては引き続き公用使用をせざるを得ない、こういうことであろうかと私なりに推察いたします。しかし、さきの昭和五十二年五月のときのような困難な状態を引...全文を見る
○岡田広君 いま御説明がありましたように、繁雑な、しかもそれぞれのチェック機関があって正当に手続されることは、私も資料をいただいておりますのでよく飲み込めましたが、しかし、この特別措置法の手続をとってまいります上においても、当然地主の意思なり意見なりを述べる機会を与えることが基本...全文を見る
○岡田広君 十分その辺の配慮をひとつ重ねて要望申し上げておきます。  次に、駐留軍用地特別措置法は、使用する土地が特定されること、つまり土地の位置境界が明確にならないと法手続はとれないと聞いておりますが、未契約者の中には特別措置法阻止のために、地籍明確化に非協力的な地主もおりま...全文を見る
○岡田広君 それでは、そういう非協力の地主に対して公用使用手続をとる際にどのような対処の仕方をするのか、施設庁の本当の腹をひとつお聞かせ願いたいと思います。
○岡田広君 それでは、私が思いますのに、沖繩にはわが国の米軍基地の半数余が存在しております。沖繩の振興を図る上で基地の返還が進められておりますが、すでに返還を予定されている土地もあろうかと思います。そういう土地についても公用使用するのか、施設庁のお考えをひとつ聞かしてください。
○岡田広君 それでは、今回駐留軍用地特別措置法によって使用する土地の使用期間は何年ぐらいを考えておるのかお伺いいたします。
○岡田広君 時間もなくなりましたので、最後に、内閣委員会においても防衛施設の問題はお金の面とかいろいろなことで問題になっておりますが、国の存立を左右する重要なものだと私は考えております。なぜならば日米安保というものが日本の国策だ、こういう大前提に立つからでございます。それでは、自...全文を見る
○岡田広君 もう答弁は結構でございますが、まだこの法律の期限も相当ございます。渡邊長官もこの沖繩タイムズの紙上で、記者会見をして、公用地暫定使用法が切れるのは再来年なので、すなわち五十七年なので、それまで未契約地主への説得はお互いの善意を持ってひとつ説得に努力したいと、こういう談...全文を見る