船田元

ふなだはじめ

小選挙区(栃木県第一区)選出
自由民主党
当選回数13回

船田元の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第94回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○船田委員 まず、文部大臣を初めといたしまして文部省御当局には、わが国の文教行政の非常に公正な運営というものについて日ごろから御尽力いただきまして、心から敬意を表したいと思います。  早速ですが、ただいま議題になりました国立学校設置法の一部を改正する法律案について私の質問を始め...全文を見る
○船田委員 それでは次に、今回の改正案の具体的な内容についてお伺いをしていきます。  まず、鳴門教育大学ですが、これは昭和四十九年度から着々とその準備が進められてきたわけでありますけれども、いよいよ五十九年度から大学院の学生の受け入れ、六十一年度から学部の学生の受け入れというこ...全文を見る
○船田委員 いまの御答弁ですと、三百名の定員のうちの大体三分の二の二百名ということになっているわけです。ただ、その選抜方法がやはりちょっと問題だと思うのです。たとえば現職の教員ともう一方ではほかの大学の学部を卒業した者、これも一応入学の試験を受けるということでしょうけれども、学部...全文を見る
○船田委員 それと私が非常に気がかりだったのは、この鳴門教育大学が徳島県にできるわけです、そうすると、既存の徳島大学がありまして、その中に教育学部があるということで、同じ県に教育系の大学が二つできてしまって、しかも、それが国立であるわけですね、国立の教育関係の大学が二つできるとい...全文を見る
○船田委員 いまの御答弁ですと、来年度から調査のための費用もつくということで、いずれにしても早くお互いの調整をして、なるべくごたごたを残さないような納得のいく形で五十九年度からですか、スタートしてもらいたい、このように考えているわけです。  次に、先発の教育大学として兵庫教育大...全文を見る
○船田委員 実は、ここにそれに関する建議を持ってきたのですが、それの第四として「教員の研修の改善充実について」、その中で数字の二番目の「現職教員の研修を目的とする新構想の大学院の創設」の中で「この大学院は、地域的な適正配置を考慮してたとえばブロックごとに設置することとし、」、こう...全文を見る
○船田委員 同じようにして昭和四十七年の建議の中では、現職の教員で研修を大学院で受ける場合に「在学中の身分、給与の保障措置を講ずる」ということがございます。これはもちろん研修を受ける教員そのものの身分あるいはその給与の保障ということであって、これは多分きちんと措置されているのじゃ...全文を見る
○船田委員 これまでの質問は、いわゆる現職教員の研修ということについてでございましたが、今度はちょっと立場を変えまして、新しく教員を養成する課程について、自民党におきましては、最近文教部会の中に五つの小委員会をつくりました。たとえば教育の正常化を図ったり本当の意味での国民教育を実...全文を見る
○船田委員 大臣からの御答弁がなかったのは大変残念でございますが、この問題をもっと突き詰めますと、いわゆる教員像というのですか、教師とは一体どういうものであるか、どうあるべきかというようなところまで発展する問題で、これから私どもも機会あるごとに大臣にもお尋ねをしたり、また、われわ...全文を見る
○船田委員 それから、ちょっと細かいことで恐縮ですが、鹿屋体育大学の開学が昭和五十六年度、学生受け入れが五十九年度からになるわけですね。それから先ほどの鳴門教育大学も同じように開学が昭和五十六年度、学生受け入れが五十九年度。ちょうど開学の時期と学生受け入れの時期、この期間がちょっ...全文を見る
○船田委員 いまの御説明のように、私もそれは理解できます。ですから、何とか万全を尽くして学生受け入れを間違いなくやってもらいたい、このように考えております。  それから、先ほどの御説明で鹿屋体育大学が、いわゆる学校体育というこれまでの養成のあり方ではなくて、むしろ社会体育という...全文を見る
○船田委員 どうもありがとうございました。  次に、学部の新設と改組ということも改正案の中にあるわけですけれども、一つは千葉大学、現在まで人文学部があったわけですが、それを改組して文学部と法経学部にする、しかもその定員が、人文学部のときには三百二十人であったわけですが、これが文...全文を見る
○船田委員 それと、今回の改正案の中では、大学や学部の新設、改組とともに、附則第三項に昭和四十八年度以後に設置された国立医科大学等の定員措置の改定、これをさらに改定しまして、一万二千七百二十三人から一万四千八百四十一人、これから二千百十八人さらに増加をするということになっていると...全文を見る
○船田委員 いまの御答弁によりますと、大体二千百十八人の増の中では医科大学の特に付属病院をつくるところで大変な数が必要であるということだったわけです。確かにこのことにつきましては、昭和四十八年度以降、たとえばわが自由民主党の中の文教部会でいろいろなチームをつくって、無医大県、医科...全文を見る
○船田委員 先ほど大臣がおっしゃいましたように、先日の十六日ですか月曜日に第二次臨時行政調査会が初会合を開いたわけです。これから公務員の定員削減ということについても、かなり具体的な、しかも思い切った提案というのがなされる、こういう予想をしているわけです。  この国立学校設置法の...全文を見る
○船田委員 いろいろな動きがございまして、それで文部省がなかなか本腰を入れてくれないというような批判も一部にはあると聞いております。ですから、文部省側でも十分に本腰を入れてくれれば、そういった構想がいっぱいありますけれども、それがこれからどんどん実現していくのじゃないかということ...全文を見る
○船田委員 関係者の話を聞きますと、これは十年越しの計画でございまして、いろいろな面で要望というのでしょうか希望が大分高まってきておりますので、できるだけ早くこの構想が実現するように御尽力いただきたいと心からお願いをいたします。  次に、大学の開放ということについて若干お尋ねを...全文を見る
○船田委員 ひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  大分話がわき道にそれましたが、もう一度改正案に戻りまして、今回の改正案の中には、国立大学の共同利用機関の改編ということも含まれております。一つは、東京大学付置の宇宙航空研究所、これを発展的に解消いたしまして宇宙科学研究所...全文を見る
○船田委員 いまの御答弁で、お互いの役割り分担、それから人材の交流がなされているということについてはよくわかりました。ただ、たとえばNASA——アメリカ航空宇宙局、ここでは日本の宇宙科学研究所に当たる宇宙科学部という基礎部門が一つある。それからもう一つ、宇宙開発事業団に当たる宇宙...全文を見る
○船田委員 どうもありがとうございました。終わります。