船田元

ふなだはじめ

小選挙区(栃木県第一区)選出
自由民主党
当選回数13回

船田元の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第3号
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○船田委員 自民党の船田元でございます。  まず、私の基本的スタンスを申し上げたいと思います。  既にお話が出ておりますように、憲法九十六条ではその改正手続が決まっておりますが、それを律するための国民投票法というものが六十年近くもできないという状態であります。これは明らかに立...全文を見る
03月23日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号
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○船田委員長代理 次に、笠井亮君。
06月01日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第12号
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○船田議員 ただいま議題となりました自由民主党及び公明党共同提出の日本国憲法の改正手続に関する法律案につきまして、提出者を代表して、提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  日本国憲法はその第九十六条において改正手続を定めているにもかかわらず、そのための具体的な国民投票...全文を見る
06月01日第164回国会 衆議院 本会議 第33号
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○船田元君 与党案の提出者を代表いたしまして、古川議員の御質問について答弁を申し上げます。  私からは四問申し上げます。  まず、国民投票法制定の目的についてのお尋ねがございました。  御指摘のとおり、自由民主党は昨年秋に新憲法草案を公表しております。公党として、国民に対し...全文を見る
○船田元君 与党案の提出者を代表いたしまして、石井議員の御質問について答弁を申し上げます。  私からは五問ございます。  まず、法案提出の意義についてのお尋ねがありましたが、日本国憲法は、その九十六条において改正のための手続を定めているにもかかわらず、そのための具体的な国民投...全文を見る
○船田元君 笠井議員の御質問について御答弁申し上げます。  私からは三問であります。  まず、憲法改正論議と憲法改正手続法との関係についてのお尋ねでございます。  各党において、憲法を改正するかしないか、あるいはどのように改正するかという議論は、当然あってしかるべきであると...全文を見る
10月19日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号
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○船田委員 私も、今回の海外調査に、日程の都合上で大変残念でありましたが、後半のデンマークと、それからエストニアの調査に同行させていただきました。  関係の皆様の御助力が大変大きかったのでありますが、特に在外公館の方々には、私どもの調査の目的である憲法あるいは国民投票関係という...全文を見る
10月26日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第3号
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○船田議員 近藤議員にお答えいたします。  先ほど近藤議員から、立法府のあり方、特に、議員同士が議論をして、そして法律案も議員みずからつくり、幅広い合意を得られるように努力しようではないか、こういう大変示唆に富んだ、そして重要な御発言がございました。私も全く同感でございます。 ...全文を見る
○船田議員 赤松議員にお答えいたします。  これまで私どもは、憲法調査会ということで、憲法のあり方、また実際に現行憲法がどういう利用のされ方をしているのか、そういう広範多岐にわたる調査を五年間続けてまいりました。その後、手続法はやはり必要であるという観点から、憲法特別委員会、こ...全文を見る
○船田議員 笠井議員にお答えいたします。  広報協議会、これは私どもの、また民主党案にも共通なものでございまして、我々国会議員が憲法改正の発議をする、また、その前にいろいろ議論をして、この改正の案につきましてはこういう理由である、さまざまな考え方を持っているわけでありまして、こ...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。  この広報、パンフレット以外に各政党がそれぞれの考えに従って国民に知らせる、私たちはこう考えるということを知らせるということはとても大事なことであって、そのために無料のCM枠あるいは新聞広告を公営によって行おうということもこの法案の中には入ってお...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。  私は、国民投票運動ができるだけ活発に行われるということは国民投票法の趣旨に沿ったものであるし、また、先ほど投票率の問題がございましたけれども、投票率を上げるためにも、これは多くの方々がこの運動に参加をする、そして意見を自由に表明するということが...全文を見る
○船田議員 辻元議員にお答えいたしますが、まあ、そういうふうに見えるかもしれないですね。ただ、それは辻元議員のお考えでありまして、私自身は、決して憲法の改正、もちろん中身の議論を昨年まで真剣にやってまいりました、リーダーではありません、私も一つの国民の権利と義務に関する小委員会の...全文を見る
○船田議員 今の御質問でございますが、これは多分先ほど赤松議員が御指摘をいただいた問題意識と非常に似通った部分があると思います。  私自身、また我々提案者としましては、確かに、憲法調査会というのが五年間ずっとあって、そして今は特別なバージョンということで特別委員会でございますが...全文を見る
○船田議員 糸川議員にお答えいたします。  言うまでもなく、日本国憲法九十六条では改正の手続が定められているわけですが、にもかかわらず、具体的な国民投票法制については、この憲法が施行されてから六十年近くたっているんですが、いまだ今日に至るまで整備されてこなかったということであり...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。  今、糸川議員御指摘のように、国民投票運動、これはできる限り国民一人一人が萎縮することなく自由にこれを行う、またその環境をつくるということは、とても重要なことだと思っております。したがって、国民投票運動は原則自由として、規制はあくまで投票が公正に...全文を見る
11月02日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号
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○船田委員 今、午前中の小委員会における議論につきまして、近藤小委員長から極めて簡潔かつ要を得た御説明をいただきました。特に補足あるいはつけ加えるという部分はないのでございますが、私なりの感想を少し申し述べたいと考えております。  まず、今井参考人でございますが、今井参考人は真...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。  今柴山委員御指摘のように、教育者の地位利用ということについては、与党案としては国民投票運動については禁止をしたい、こう考えております。これには、もし公務員法だけで対応するとすれば、私立の学校の教育者が除外されるということもありますので、これはや...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。  私どもは、組織的多数人買収罪ということで、これは公選法にも準じながらこのような規定をとりました。しかし、公選法の規定はかなり厳しいものでございますので、できるだけその要件を限定いたしました。例えば、組織によるものである、それから、多数の投票人に...全文を見る
○船田議員 今、公務員や教育者の地位利用ということについてあいまいな部分が相当あるんではないか、こういう御指摘でございました。  ただ、地位利用というものを、これは公職選挙法の解釈や運用等を参考にしますと、こういう定義ができるんだと思います。公務員等がその公務員等としての地位に...全文を見る
○船田議員 確かに、条文上はそこまで読み取れるような状況になっておりません。先ほど私が申し上げましたのは、立法者の意思として、あるいは意図として、そういうことは整理していきたい、こういう考えを述べたわけでありますが、条文上、それを明確に区分けするという状況にないことは事実でござい...全文を見る
○船田議員 授業等で教師が自分の考えを述べること自体は地位利用には当たらないというふうに解釈されます。意見表明権の延長である、このように感じております。
○船田議員 地位利用の……(筒井委員「地位利用と国民投票運動」と呼ぶ)はい。地位利用、国民投票運動、それの具体的な条文としては、勧誘行為というものをきちんと述べて、そしてそれが地位利用に当たる、こういうふうに既に書いてありますので、それを適用すれば大体の定義というものが決まってい...全文を見る
○船田議員 ちょっと、今の趣旨がよくわからなかったので、もう一度お願いします。
○船田議員 公務員等、教育者は、その地位を利用することによって、投票人の意思決定に対して他の一般国民ではなし得ない不当な影響を及ぼすおそれがある、こういうことでございます。
○船田議員 教育者の場合には、公務員の教育者であれ、あるいは私立学校の教育者であれ、やはり子供たちを対象としているということと、その子供たちの保護者に対する影響力というものはやはりはかり知れないものがある、このように私どもは考えたわけであります。したがって、教育者一般ということで...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。何度も私の名前を挙げていただき、ありがとうございます。  私どもは、特定公務員の運動禁止、一般公務員、それから教育者の地位利用による運動の禁止ということで書きました。これは、いわゆる公務員法による政治的中立性確保という観点とは別でございまして、あく...全文を見る
○船田議員 笠井議員にお答えいたします。  安倍総理が自民党の総裁選挙中にも憲法改正の必要性は唱えられました。また、最近、外国のメディアに対しても、御自分の任期が三年プラス三年ということで長くは六年の中で改正の具体的な結果が得られるように、そういうお話もされた。私は、これは一つ...全文を見る
○船田議員 地位を利用してという定義といいますと、我々、今回の法案のもととして考えましたのは、やはりどうしても公職選挙法の規定というものをある意味では準用せざるを得ない、こういうことでございまして、その公選法の解釈とか運用ということを参考にすれば地位利用というものの定義が出てまい...全文を見る
○船田議員 今回の買収罪というのは、極めて悪質なものだけに限って処罰する、こういう大前提に立っておりまして、確かに、国民の皆さんが全く買収ということを考えずに、広くそして公正に運動していただく、あるいは投票していただくということを望んでおりますし、またそういう状況をつくれればそれ...全文を見る
○船田議員 特定公務員が運動をした場合は、これは地位の利用がなくても類型的に国民投票の公平さに対する疑義が生じるおそれがあります。したがって、これは主に投票の公平さにかかわる部分であるということでその罰則を規定いたしました。  一般公務員や教育者の場合には、ただ運動するだけは構...全文を見る
○船田議員 憲法をどう学校教育で教えるかという点、これにつきましては、私も、実際のカリキュラムを現在持ち合わせているわけではありませんので詳しく答弁する立場にはないのですけれども、一般論として申し上げさせていただければ、小学校、中学校、高校それぞれの課程において、いわゆる社会科の...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。  公務員それから教育者は、これまでもお話し申し上げておりますように、その地位を利用することによって、投票人の意思決定に対し、他の一般公務員ではなし得ない不当な影響を及ぼすおそれがある、こういうことで、公選法にある地位の利用ということを準用いたしま...全文を見る
11月02日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第1号
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○船田小委員 きょうは、四人の参考人の方々、またその関係の方々においでいただきまして、ありがとうございました。  今井参考人から、公務員の地位利用につきましては、これはやはり常識的に考えて置くべきではない、このような御発言がございましたけれども、我々もできればそうしたいなという...全文を見る
11月07日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第2号
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○船田小委員 委員長、ありがとうございます。  きょうは、それぞれの参考人から大変貴重なお話もいただき、また、参考人同士で白熱した議論が行われておりまして、これはまた大変興味深いものがありまして、感謝を申し上げたいと思います。  先ほど枝野議員からもちょっと目くばせがございま...全文を見る
○船田小委員 時間が来ておりますので簡潔に質問したいと思います。  先ほど山田健太参考人から、有料広告の規制のあり方、果たしてどういうものがあるんだろうか、こういう御質問を逆にいただきましたけれども、これは、私どもは、まずはやはり総量規制。公平公正を考えるのであれば、有料広告の...全文を見る
11月09日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号
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○船田議員 早川委員にお答えいたします。  早川委員からは、憲法あるいは憲法の見直しということにつきまして、大変御見識を御披瀝いただきまして、私も同感であります。大変ありがとうございます。  また、与党案、民主党案、それぞれ提案をされて現在審議をされておりますが、ほぼ同じ方向...全文を見る
○船田議員 それでは、長妻議員にお答えいたします。  私どもが提案をしている法律案におきましては、中央選管、総務大臣といった政府機関におきましては、これは憲法の改正案の内容にわたらない、国民投票のまさに手続そのものに関する周知を行うということは規定をさせていただきました。  ...全文を見る
○船田議員 タウンミーティングの問題も、これは別途他の委員会でも議論され、大きな問題になっておりますが、私どもは、広報協議会を中心として、いわゆる説明会というのを全国に展開しよう、こういう予定でおりますけれども、このことにおきましても、今回のような事態が決して起こらないようにここ...全文を見る
○船田議員 今、長妻委員から、無料枠といいますか、公費助成の部分の割り当てのあり方ということで議論がございました。  おとといの小委員会においてもこのことはかなり議題の一つとなりまして、私どもも答弁をしたわけでございますけれども、やはり一つは、諸外国の例を見ましても、これはさま...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。  確かに、国会の発議というのは両院の総議員の三分の二以上ということですので、これを議席数比例といいますか、踏まえて配分するということになると、これは三分の二以上が賛成のスペース、残りが反対のスペースということになると思います。また、政党間平等とい...全文を見る
○船田議員 お答えしますが、いろいろな要素があって、どれを答えていいかよくわからないところもありますが……。  私に与えられた質問としては、いわゆる無料枠の広報においての配分をどうするか、こういうことがメーンだと思いますが、先ほど諸外国の例で議席数比例、議席数配分ですね、それか...全文を見る
11月16日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第3号
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○船田小委員 きょう、三先生に大変意義のあるお話をいただきまして、ありがとうございました。  それで、小林先生のお話に対する一つの感想でございますが、私ども、憲法審査会という仕組みをつくったからといって、いきなりこれですぐ憲法改正案の議論をするというふうには到底考えられないと思...全文を見る
○船田小委員 辻元先生からまた御指名いただきまして、光栄に存じております。  先ほどの私の発言で、憲法審査会の機能として、当然のことながら憲法改正の原案について議論をする、あるいはそれを発議する、そういう役割は予定されるわけですが、その部分については、二年間、少なくともそれは凍...全文を見る
11月30日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第6号
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○船田委員 先ほどの近藤小委員長の御報告でほぼ尽きていると考えておりますが、私なりに現在考えていることを少し補足したいと思います。  まず、小林参考人から、憲法審査会が国会内の合意を形成するだけでなく、広く国民合意を形成するための中心責任機関の役割を果たすべきであると。この御指...全文を見る
○船田議員 越智委員の御指摘、ごもっともな点が多く、拝聴させていただきました。  先ほども私は補足説明ということで申し上げたものでございますが、憲法審査会には確かに憲法改正原案の審査権あるいは当然議決権も付与される、こういうことでございますが、現在は憲法特別委員会ということで主...全文を見る
○船田議員 福島委員にお答えいたします。  御指摘のように、この法案におきましては、与野党ともに、基本法制に関して憲法審査会に調査権限を付与する、こういうことにいたしたわけでございます。これは、憲法と密接に関連をする基本法制についても、当然、憲法を変える場合には影響が出てまいり...全文を見る
○船田議員 菅野委員にお答えいたしますが、個別発議という点につきまして、関連する事項ごとに区分する理由いかんということであります。  基本的に、国家の基本ルールの変更に当たっては民意を正確に反映させようということが必要でありまして、例えばの例でありますけれども、第九条の改正と環...全文を見る
○船田議員 糸川委員にお答えいたします。  憲法審査会は、憲法それから憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行って、憲法改正原案あるいは憲法改正手続法案を審査するための常設機関であるということでございます。とりわけ、憲法改正原案につきましては、もちろんほかの...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。  憲法審査会においての権限の大きなものとして、基本法制についての調査も行うということでありますが、やはり憲法、そしてその附属法といいますか、下位法ではございますけれども憲法に密接に絡んだ基本法制との関係は、当然、憲法を調査する、そして改正するので...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。  今、もう糸川委員も大体御指摘をいただいたところでございますけれども、私どもはこれまで憲法の現状について、あるいは憲法のあり方について、調査を真剣に続けてまいりました。  これから法案が通りましたらば憲法審査会というものができる予定でございます...全文を見る
11月30日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第4号
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○船田議員 与党案の提出者を代表いたしまして、この件につきまして、復習も入ると思いますが、かいつまんだお話を申し上げたいと思います。  なお、原案を中心に説明申し上げますが、あわせて、今後の議論を見ながらさらに修正といいましょうか、あるいは新たな議論の展開が必要であるということ...全文を見る
○船田小委員 先ほど笠井委員、辻元委員から、最低投票率制度というのをやはり考えるべきではないか、こういう話でございましたが、確かに、私も投票率が低いということ自体は望ましいことではないと考えております。棄権の自由というのも枝野委員から指摘されましたけれども、ただ、一般論とすれば投...全文を見る
○船田小委員 先ほど枝野委員から私の新たな提案について一定の評価をいただきまして、ありがとうございました。ただ、私の説明が余りうまくなかったなと思いまして、かえって混乱をするということで鈴木委員からは大分きつい御指摘をいただいたことも、大変反省をしております。  もう一度簡単に...全文を見る
○船田議員 国民投票に関する訴訟でございますが、これは私どもと民主党案はほとんど違いがないわけでございますが、まず私の方から、復習も含めまして、概要を簡単に申し上げたいと思います。  この法律案におきまして、国民投票が公正に行われ、その結果が適正に決定されることを確保するために...全文を見る
○船田議員 国民投票の対象につきまして、私どもの与党案におきましては憲法改正の国民投票に限っております。  確かに、昨年及びことしの海外派遣における調査、あるいは文献調査などによりますと、諸外国では、一般的国民投票制度をそれぞれの国の特性に応じて法体系に組み入れている例も少なく...全文を見る
○船田議員 投票権の年齢につきまして、国政選挙と国民投票は国民主権のあらわれとして共通の基盤の上に立っていると思います。したがって、選挙権の年齢と同一であるべきだというふうに考えてまいりました。諸外国の例を見ても、選挙権の年齢といわゆる国民投票の投票権年齢は一致していることが極め...全文を見る
○船田小委員 御発言が少ないようでございまして、私もいろいろ考えてまいったんでございますが、今、枝野議員から、やはり十八歳、これが世界の流れでもある、また、憲法に関する国民投票はそうめったに行われるものではない、そのような特殊な状況を考えると、やはり公選法の規定が二十だからそれに...全文を見る
12月07日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第8号
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○船田議員 新井委員にお答えいたします。  国民投票におきましては、やはり発議された憲法改正案に対しまして正確な民意を把握することは最も重要なことだ、今御指摘のとおりでございます。  そこで、私ども与党の原案といたしましては、賛成するときはマル、反対するときはバツを自書してい...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。  今御指摘いただきました特定公務員の範囲でございますが、当初私どもの与党案におきましては、選管職員、裁判官、検察官、警察官などは、その職務の性格あるいは一定の強制力を持って公務を行う方々でございまして、投票人の意思決定に対しまして他の一般国民では...全文を見る
○船田議員 これまでのこの委員会における議論を踏まえまして、国民一人一人が萎縮することなく自由に運動を行い、自由闊達な意見を闘わせることが特に重要である、こういう観点から、公務員、教育者の地位利用について次のような修正の方向が考えられないか検討しているところでございます。  一...全文を見る
○船田議員 今の御質問はマスコミの広告放送の制限ということであると思いますが、この期間につきましては、やはり広告放送、特に電波というメディアを使ったものにつきましては、非常に影響力が大きいということでございます。ですから、その中で誹謗中傷が行われたり、あるいは事実と異なるような情...全文を見る
○船田議員 近藤議員にお答えいたします。  公務員の地位利用による国民投票運動の禁止につきまして、与党案、今御説明いただいたとおりでございますけれども、その後、当委員会においての与野党間の議論を踏まえ、また参考人の意見なども十分参考にいたしまして、やはり国民一人一人が萎縮するこ...全文を見る
○船田議員 今近藤議員から御指摘をいただいたさらなる限定という部分でございますが、例えば、国民投票運動の一環として、コンサートの開催とか映画の上映、それから書籍、CD、DVDの頒布などが考えられるんじゃないか、こう思っております。このように、意見を表明する手段として通常想定される...全文を見る
○船田議員 平岡議員にお答えいたします。  今御指摘のように、私ども、二十ということを考えておりましたが、その後の与野党間の話し合い、あるいは諸外国の例をつぶさに拝見いたしまして、やはり十八歳選挙権年齢に改めていこう、こういう方向で踏み切ろうとしているわけでございます。  こ...全文を見る
○船田議員 逢坂議員にお答えいたします。  今、例えば自治体の首長選挙などで有権者の想定外の候補者が間々当選することもある、こういう御指摘がございました。この点については、私どももそういう経験をどこかではしているような気がいたします。  ただ、人を選ぶ選挙と、今回提案しており...全文を見る
○船田議員 逢坂議員にお答えいたします。  今御指摘をいただいた、いわゆる住民投票、一定の行政単位において行われるものでありますけれども、これは全国で相当数今日まで行われました。その結果については、確かに、今逢坂議員御指摘のように、その地域に住んでおられる住民の皆さんの意思が十...全文を見る
○船田議員 今の御質問でございますが、その御質問の前提となるところで、若干私が理解できていない部分があるのかもしれませんが、国民投票の結果が出て、それが本来の民意とずれているのかずれていないのか、これをだれが判断するかというのは非常に難しいことだというふうに思っております。これを...全文を見る
○船田議員 石井委員にお答えいたします。  確かに、十一月十六日のこの委員会のもとに置かれた小委員会におきまして、与党提案者の一人でもございます赤松委員から、今御指摘のような趣旨の御発言がございました。我々もこれは大変重要なことだというふうに考えております。  要すれば、憲法...全文を見る
○船田議員 笠井委員にお答えいたします。  我々与党案では、当初、いわゆる特定公務員、つまり、一定の強制力を持って公務を執行する性格を持った人々、これは選管職員、あるいは裁判官、検察官、警察官などが挙げられまして、それで私どもは、このような人々が国民投票運動そのものを行うこと自...全文を見る
○船田議員 辻元議員にお答えいたします。  当初、私どもの与党案におきましても、広報協議会の広報のあり方、特に無料枠の割り当てにつきましては議席数案分ということで提案をさせていただきました。  これは、国会における委員会の構成やその他国会の中での例えば国会議事堂のスペースの割...全文を見る
○船田議員 ちょっと例が余り適切ではなかったかもしれませんけれども、当初、私はそのように考えたことは確かに事実でございます。  ただ、人間は完全ではございませんで、その後、皆様からさまざまな御意見をいただきました。特に、辻元議員からも、賛否平等でいくべきではないか、あるいはまた...全文を見る
○船田議員 今の御指摘の解説ということについては、もちろん客観的な解説というのも理論的にはあるんだろうと思っておりますけれども、ただ、今御指摘のように、解説という言葉が、ややその政党、あるいは賛成という立場を踏まえて解説をしてしまう、そういうことも考えられなくはないということで、...全文を見る
○船田議員 与党としても、いわゆる説明会、タウンミーティング、これはやれるのであればやろう、そういう考え方も持っておりますけれども、ただ、今御指摘のように、タウンミーティングを持つこと自体については、発言の時間を賛成意見、反対意見を平等に扱うとか相当工夫をし、そして慎重に行えば、...全文を見る
○船田議員 先ほど発言した中で、今御指摘のようなことは私は言ったつもりはないです。ただ、要するに、お金に糸目をつけず大量にCMを買って報道する、あるいは広告を行う、そういうことが野放しでいいのかどうかという点については申し上げたわけであります。  ただ、では幾らまでかを決めると...全文を見る
○船田議員 「内容において関連する事項ごと」ということにいたしました。  ただ、これは物の考え方でございまして、やはり実際の改正原案がどういうものになるか、またどのぐらいの内容を持つものかという点については、今あらかじめ決めることはできない、こういうふうに思っております。  ...全文を見る
○船田議員 我が党は昨年の十一月の二十二日付で新憲法草案というものを発表させていただきました。党内で慎重に望ましいと思われる部分について議論をして、それを、憲法の全面改正といいますか、そういう感じになると思いますけれども、一応発表させていただいたわけであります。  ただ、前提と...全文を見る
○船田議員 全面改正という言葉が誤解を受けるかもしれませんけれども、我が党としては、決して今の憲法を全く停止しちゃって新しい憲法を出すということはもちろん考えておりません。あくまでこれは、現憲法にのっとった上で、その修正、改正を行う、こういうことでやっておりますが、たまたまその改...全文を見る
○船田議員 今の御指摘の、我が党の憲法草案の現在の第九条にかかわる部分、そこで幾つかの、自衛軍の問題やあるいは海外での活動の問題、御指摘をいただきました。確かに内容的に関連するものと私ども理解はしております。  ただ、これをこのまま憲法改正原案として提出できるかどうかということ...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。  当初、私ども、国政選挙と同じ二十というものを投票権年齢として設定をいたしました。これは、国政選挙と国民投票というものは、いずれも国民主権のあらわれとして共通の基盤の上に立っている、したがって投票権年齢と選挙権年齢は同一であるべきだ、こう考えたわ...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。  今、糸川議員が指摘しましたように、私どもは、今まで憲法調査会というところで広範な、幅広い調査をずっとしてまいりました。その最終報告書というものもまとめさせていただいたわけでありますが、現在、第二段階といいましょうか、その手前で、この手続法を議論...全文を見る
12月12日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第5号
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○船田小委員 自民党の船田元でございます。  きょうは、各参考人の皆様には、大変お忙しいところ、貴重な御意見を御開陳いただきましてありがとうございました。  私からは二問ほど御質問いたしますが、まず石村参考人に一問、それから近藤参考人と吉岡参考人に、同じ内容なんですが、二問目...全文を見る
○船田小委員 自民党の船田でございます。二回目の質問、お許しありがとうございます。  私からは、これは質問ということではなくて、これまでの参考人のお話、それから委員の皆様からの提言等を踏まえまして、与党の立場として少し説明が必要かなと思う点を幾つか申し上げたいと思っております。...全文を見る
12月14日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第9号
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○船田委員 自民党の船田元でございます。  先ほど近藤小委員長から前回の小委員会での審査の経過の報告がありました。内容的に非常に整理されておりますのであえてつけ加えるところはないかと思っておりますが、若干、私の発言におきまして少し補足を申し上げたいという点が三点ほどございますの...全文を見る
○船田議員 今、枝野委員がお答えしたように、政党以外の一般の団体あるいは市民団体の皆様に枠を提供するということにつきまして、やはりその基準が非常に難しいと思っております。  私どもとしては、広報協議会が何らかの緩やかな基準を設けるということで、これに基づいて各政党が責任を持って...全文を見る
○船田議員 ただいまの御質問についてですが、これは、そもそも論の話をきょうはするつもりはないんですが、政党とは何ぞやというところまでさかのぼる必要があるのかもしれません。  各政党、今我が国でもそれぞれ活発な活動を続けておりますが、支持する政党がない、あるいは政党の中で自分の主...全文を見る
○船田議員 お答えいたします。  今のテレビCM、有料広告でございますが、この点について悩み多いという状況ですが、私の方はやや悩みが解消してきているというふうに申し上げてもよろしいかと思います。  全面禁止という議論も確かに出たんですけれども、こういうCMを行う、あるいは出稿...全文を見る
○船田議員 今の御質問ですが、前回、前々回ぐらいですか、お話がございました。そのときにも答えたことなんですが、現時点において、改正の部分といいましょうか、設問が何問になるかということをあらかじめ想定するというのは、私は、先の議論を縛ることになるので、これはやはり慎重であるべきだと...全文を見る
○船田議員 先ほどの私の発言、若干私は誤解をしたかもしれませんので、ちょっと訂正させてください。  先ほどの賛否の平等の扱いということで、これは各設問ごとにやるのか、それとも全体を勘案してやるのか、こういうことで話がありましたが、その話と、広報協議会のあり方をちょっと取り違えて...全文を見る
○船田議員 今の枝野委員の御説明と全く同じ見解でございます。
○船田議員 今の点につきまして、私どもは、七日間の禁止ということから十四日間ということに延ばしました。もちろん、これは量的な問題でございまして、質的な問題ではないだろうと思います。  ただ、投票日前になってきますと、それぞれエキサイトする部分、あるいは出稿の量が急激にふえるとい...全文を見る
○船田議員 糸川委員にお答えいたします。  今御説明がありました点については、大変認識を共有しているつもりでございます。  そういう中で、今御指摘があったような報道の自由あるいは広告主としての表現の自由、そういう観点をできるだけ大事にしようという要請が一つある。しかしながら、...全文を見る
○船田議員 自民党の船田でございます。  与党案提出者を代表いたしまして発言をさせていただきます。  この国会におきまして、与党案、民主党案それぞれが提出になっておりますが、それに対して、委員会、小委員会等で真剣な議論が展開をされ、大変意義ある国会であった、このように理解をし...全文を見る