船田元

ふなだはじめ

小選挙区(栃木県第一区)選出
自由民主党
当選回数13回

船田元の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○船田委員 私は、これまで、衆議院の憲法調査会、それから国民投票法をつくりました特別委員会に所属をいたしまして、過去、数多くの議論を展開してまいりました。  このたび、憲法改正原案を審議し、そして発議できる憲法審査会に籍を置きまして、レビューとはいいながら、実質的な審議がスター...全文を見る
○船田委員 自民党の船田でございます。  私は、やはり国家としての、あるいは国家の存立の基本はまさに自衛権であると思います。この自衛権がきちんと行使できる、そういう形に九条というものは変えていかなければいけないと思っております。  具体的に申し上げますと、九条の第一項、これは...全文を見る
○船田委員 二回目の発言恐縮でございます。自民党の船田元でございます。  先ほど私が発言した中で、抑制的な集団自衛権、私の造語でございますが、これにつきましては、斉藤幹事初め一定の評価をいただきまして、ありがとうございました。  ただ、やはりどこまで抑制できるかということは大...全文を見る
03月21日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
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○船田委員 自民党の船田でございます。  私は、この章におきましては、公共の福祉というものが非常に曖昧である、もう少し概念を整理して議論していく必要がある、常々そう思っておりました。  英語のもともとの文章ではパブリックウエルフェアということで、これが日本語に訳されるときに公...全文を見る
○船田委員 自民党の船田でございます。  私は、二院制の問題について限定してお話をいたしたいと思います。  二院制のメリットというのは、今、笠井先生からも御指摘ありましたように、ダブルチェックをする、それによってその議決の正当性なりあるいは慎重な態度を示すことになる、これは当...全文を見る
04月04日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
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○船田委員 自民党の船田でございます。  行政権という点については、憲法におきまして、内閣に属するということであります。現在の憲法によりますと、行政権については、やはり内閣が合議体として機能する、これが原則ではございます。この点は十分尊重する必要があると思います。  しかしな...全文を見る
○船田委員 自民党の船田でございます。  私は、一点、国務大臣の任命というところで、現在の憲法においては、過半数が国会議員でなければならない、この規定なのでございますが、これは確かに、民間の方々で、非常にその分野において特別の知識を持っている方、経験のある方、そういう方を大臣と...全文を見る
○船田委員 自民党の船田でございます。  国会の行政監視機能の強化ということですが、現状において、国政調査権が憲法で規定をされておりますけれども、これまでの議論にもありましたように、国政調査権を行使するその具体的な手段、方法というのが、これまで十分に機能していなかったという感じ...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
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○船田委員 自民党の船田でございます。  先ほど、中谷幹事から、衆議院の一票の格差をめぐって、高裁の無効判決に関して、やはり憲法裁判所が必要である、こういう結論をおっしゃいました。私も、全面的にそれは賛成でございます。  理由として申し上げますが、既に議論が出ておりますけれど...全文を見る
○船田委員 自民党の船田でございます。  裁判官の身分保障という点はこれまでも議論があったところでありますが、裁判官といえども公務員ではございます。したがって、国家公務員の給与の引き下げ、先般もありましたけれども、それに伴って裁判官の減額が行われるということは、社会常識的に見て...全文を見る
04月18日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第6号
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○船田委員 自民党の船田でございます。  現在、安倍内閣におきましては、いわゆる異次元の政策だとも言われます金融の大幅な緩和、それから財政出動。先日も二十五年度の本予算が衆議院で可決、通過をいたしました。また、これからは成長戦略ということで、いわゆる三本の矢によりますアベノミク...全文を見る
○船田委員 自民党の船田でございます。  私も、八十九条のところがやはり大きな争点であると思います。  一つは、いわゆる宗教的活動あるいは特定の宗教、これを助長するような公金の支出は認められないというのは原則であると思います。目的効果基準と言われております。  しかし、今、...全文を見る
04月25日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第7号
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○船田委員 自由民主党の船田元でございます。  この地方自治に関する憲法の規定でございますが、地方自治の重要性に鑑みても、現行憲法では四カ条しかございません、これは余りにも簡素過ぎるのではないかというふうに思っております。条項が多い少ないということだけで議論するつもりはございま...全文を見る
○船田委員 今、小池委員から御質問いただきました我が自民党の中での道州制の検討でございますが、もちろん、まだ案という段階で動いているわけでありますが、これまで私が把握しておりますことを申し上げますと、やはり道州、これについては、広域の地方自治体の一形態である、典型的な形態であると...全文を見る
○船田委員 自民党の船田でございます。  地方公共団体の組織につきましては、現在、現行憲法におきまして、首長そして議会議員、それぞれ地域の人々の公選によって決まる二元代表制という形をとっております。これから先においても、これは変えてはいけないものであると思っておりますので、この...全文を見る
○船田委員 自民党の船田でございます。  実は、今、第三番目の論点を先に申し上げたわけですが、ちょっと第二番目の論点に戻ってもよろしいでしょうか。ちょっと時間が過ぎてしまいまして、申しわけございませんでした。  第二番目の論点における条例制定権のところでございます。  これ...全文を見る
05月09日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第8号
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○船田委員 自由民主党の船田でございます。  第九章の改正につきまして、我が党の方針、若干私の私見も含まれると思いますけれども、意見として発表させていただきます。  まず、憲法改正の限界についてでございますが、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、こういった憲法の三原則を変え...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第9号
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○船田委員 自民党の船田でございます。  第十章の最高法規についての意見を申し上げます。  既に論点は幾つか出ておりますが、まず、九十七条の基本的人権の由来特質の条項についてでありますが、さまざま御指摘いただいておりますように、第十一条後段と重複をするというものであります。 ...全文を見る
○船田委員 自民党の船田でございます。  憲法の前文につきましてはさまざまな論点がありますが、前文に書き込むものとしての要素をまず、考えていることを申し上げたいと思います。  一つは、やはり憲法全体を俯瞰する、これは手引きと言ってもいいかもしれませんが、憲法全体を俯瞰するもの...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第10号
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○船田委員 自民党の船田でございます。  先ほど笠井委員から、今回のテーマの設定については現憲法にないことであるのでいかがなものかというお話がございましたが、幹事会でもお話を申し上げましたように、この緊急事態につきましては、きょうも傍聴においででございますが、かつて、中山太郎憲...全文を見る
○船田委員 自民党の船田でございます。  先ほど武正会長代理から御指摘をいただきました点、また野党の皆様からも御指摘をいただきましたが、与党、とりわけ自民党の空席が目立つ、こういう話でございまして、これにつきましては鋭意努力をしておりますが、他の委員会等との兼ね合いもありまして...全文を見る
06月06日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第11号
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○船田委員 自民党の船田でございます。  私どもは、平成十九年の前半でございましたが、国民投票法を議員立法で提出をし、審議をしていただき、採決を見たわけであります。その際、我々が立法者の強い意思として考えておりましたのは、やはり国民投票の投票権年齢を十八歳にするということであり...全文を見る
○船田委員 自民党の船田でございます。  この公務員の国民投票運動における制限につきましては、我々の、当時立法した立場としまして、次のような趣旨がございました。  国民投票運動においては、できるだけ多くの人々に参加をしていただきたい。また、政党や人を選ぶ選挙ではなく、この国民...全文を見る
06月13日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第12号
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○船田委員 自民党の船田でございます。  この国民投票の対象の拡大ということについては、かつて私もその議論に加わっておりまして、民主党、枝野氏との協議の中でかなり苦労した部分ではなかったかというふうに記憶をいたしております。  確かに、今、篠原先生からも御指摘があり、法制局か...全文を見る
○船田委員 自民党の船田でございます。  この我々の憲法審査会は、去る三月十四日から、第一章から四章までの検証のレビューを行いました。四月四日から、第五章以下、各章ごとの検証を行いました。最後に、憲法前文、そして非常事態に関する考え方の議論をいたしました。最近では、三つの宿題に...全文を見る
○船田委員 今、笠井委員から若干お叱りをいただいたと思います。これにつきましては、私は、この自由討議というのは、やはり制限を加えないで、自由な立場から発言をしてもよろしい、こういう取り決めでやってきたと思いますので、私、確かに与党の筆頭の幹事はやっておりますが、一国会議員としてこ...全文を見る
11月28日第185回国会 衆議院 憲法審査会 第1号
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○船田委員 私は、憲法調査会の時代から何回か海外調査に同行してまいりました。今回の海外調査におきましても、大変充実した、またかなり踏み込んだ議論を闘わすことができたことを大変うれしく思っております。  幾つかの印象を含めてお話をしたいと思います。  ドイツにおきましては、憲法...全文を見る