古川元久

ふるかわもとひさ

小選挙区(愛知県第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数9回

古川元久の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第140回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○古川委員 民主党の古川元久でございます。  民主党を代表して質問させていただきますが、まず、質問に当たりまして、最初に、先日、自民党の山崎政調会長が、金融債につきましては、これは預金保険法の適用になっていないのですが、それについては預金と同じように保護するというふうに発言をさ...全文を見る
○古川委員 マーケットにおいて無用な不安が起こらないように、政府としても万全の措置をとっていただきたいと思います。  それでは、本格的な御質問に入りたいと思うのですが、私は、行財政改革についての政府の取り組み方についての御質問をさせていただきたいと思うのです。  まず、財政構...全文を見る
○古川委員 何かよくわからないお答えだったのですけれども、そうすると、その財政構造改革会議の中ではこの報告というのはどういう形で生かされるのですか。この報告をもとにして具体化することは政府において十分可能だと思うのですが、会議の結論が出るまではこの報告はそのままに、たなざらしにさ...全文を見る
○古川委員 この報告書の中には、昭和五十六年に出された「財政の関与すべき分野についての報告」というのもあるのですね。この中を見ていきますと、財政関与の態様として、民間の補完だとかあるいは国と地方の役割分担だとか、公的企業の役割分担とか、もう今議論されているようなことが昭和五十六年...全文を見る
○古川委員 大変に長い、またわかりにくい御答弁で、時間がありませんので短く簡潔にわかりやすくお答えいただきたいと思うのですが、要するに今までは、今大臣は与党と協調してというふうなお話をされましたが、大体今まで政府と与党のありようというのは、まず政府が案をつくってそれを与党にぶち当...全文を見る
○古川委員 期待して待っております。  そうしましたら、次に、今官房長官においでいただいておりますのでちょっとお伺いしたいと思うのですが、財政改革と行政改革というものはこれは表裏一体であるはずだと思うのです。省庁の枠組み、これを変えていくということは、結局そこに、省庁にひっつい...全文を見る
○古川委員 まさに本当に、今まさに我々は待っているわけでございまして、何年も待っているわけでございます。だからこそこれだけ今、日本経済も含めて閉塞感が社会の中に漂っているわけでありまして、やはりこれは一刻も早く、十一月なんで言っていますけれども、もっと早く出せるものは出していただ...全文を見る
○古川委員 二十一世紀を踏まえてというのは、もう二十一世紀はそんな先の話じゃなくて、すぐ目の前にあることでありまして、これはもう財政構造改革会議と同じように、二十一世紀を踏まえるのであれば今すぐに実行していかなきゃいけないことだと思います。  あとまた、前の村山内閣のときにでき...全文を見る
○古川委員 では、もう少し行革会議のことについてお伺いしたいと思うんですが、この行革会議では、省庁再編のどこまで担当するのか。これは方向性まで出す、十一月に出すところまでなのか、あるいはその後の省庁再編の抜本的な法律改正までこの行革会議の事務局でやるのか。  この行革会議の概要...全文を見る
○古川委員 ということは、個別具体の法案というのは、現在の省庁でつくるということになるわけですね。
○古川委員 ぜひともこれは別個の、タスクフォースか何かをつくる形でやっていただきたい。それにむしろこの行革会議の事務局の人たちをもっと利用した方がいいんじゃないかというふうに私は考えますので、ぜひとも御検討いただきたいと思います。  もう少しです。この行革会議の事務局の調査員に...全文を見る
○古川委員 聞くところによりますと、特に省庁から来ている人たちというのは、親元に帰ることが前提で来ている。最初に親元に帰さないという話をしたら、各省庁とも、それだったらいい人間は出せない、そういうことを言った。それで、親元に帰すからいい人を出してくれ。そういことが巷間言われており...全文を見る
○古川委員 今出身母体の立場を離れておられるというお話がありましたが、じゃ一体給料はどこが出しているんですか、省庁についても民間企業についても。これは内閣の方で出しているんですか。
○古川委員 これは民間はどうなんですか。
○古川委員 大体、給料を親元からもらっていて、それで本当に行革に命をかけられるか。まさにここは、総理も、これも内閣がどれくらい真剣かということにもつながってくるわけです。  我々議会も、別に、行革を本当にやるためのそういう人員について、例えば補正予算で要求をされてもそれを反対す...全文を見る
○古川委員 行革というのは、文系の人間だけでできる話じゃなくて、特に省庁再編とかいうことは、これは省庁にたくさんいらっしゃる技官の方々のあり方も含めて考えていかなきゃいけない。そうしたら、理科系的な発想も持っていかなきゃいけない。我が党の代表二人とも理科系出身でございます。今こそ...全文を見る
○古川委員 かなり大きな人数と言わざるを得ないですよね、これは。大体、官庁と同じような仕組みで、同じような人員体系で、組織体系でやっていて、抜本的な行政改革ができるのか。その辺の政府の姿勢というのは問われてしかるべきだと思うんです。その辺が官庁からも、橋本政権が真剣に、今の官庁を...全文を見る
○古川委員 そうしますと、行革会議の結果として、もう通産省が要らないということになれば通産省はなくしてもいい、その中でまあとりあえずということで考えてよろしいわけでございますね。  こうした機構改革について、これは通産省のを私はたまたま見たのですけれども、こういうかなり抜本的な...全文を見る
○古川委員 今の総務庁長官の話を聞いていてちょっとおかしいのじゃないかと思ったのは、二年後に帰ったときには親元がなくなるかもしれないわけですね。特進してやると言って、帰ったらもう部隊がなかったら特進しようがないじゃないですか。むしろ、本当に彼らにやる気を持たせるのであれば、この行...全文を見る
○古川委員 それはよくわかっていますけれども、特進して二、三年したらもうなくなっちゃったというのでは、それでは何の意味もないのじゃないかと思いますから、やはりよく考えていただきたいと思うのです。  時間もなくなってきましたので、最後にちょっとお伺いしたいのですが、通産省の中の機...全文を見る
○古川委員 はい。
○古川委員 この点に関しましては、またこれからも議論をいろいろとさせていただきたいと思います。  時間になりましたので終わります。ありがとうございました。
02月25日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○古川委員 民主党の古川でございます。  地方行政委員会では初めて質問させていただきますが、私は、地方交付税制度についてちょっとお話をお伺いしたいと思うのですけれども、それに先立ちまして、まず分権型社会のイメージについて。  分権型社会というのは推進委員会などでもいろいろ盛ん...全文を見る
○古川委員 大臣は前々から地方主権という言葉をお使いになっている。私も地方主権とかあるいは地域主権といったような言葉を使ってやはり議論すべき問題じゃないかというふうに、中央から分けてもらうのじゃなくて、地域が、自分たちのことは自分たちで、これだけは自分たちでやるんだ、自分たちで、...全文を見る
○古川委員 要するに、今の要求している行政水準という基準自体も、やはりこれはもう一回見直す必要があるのではないかと思うのですが、今の中での、行政効率を高める一つとして市町村合併ということもあると思うのです。  実は、先ほどの話で、壱岐に行ったときに、壱岐の島には、あの小さな島に...全文を見る
○古川委員 もう大臣、お忙しいことと思いますので。  確かに、大臣のおっしゃるようなあめももちろん必要だと思うのですが、あめばかり与えるのが、やはりこれが行政の役割あるいは政治の役割ではないと思います。特に、これからの厳しい経済成長というか経済状況、そしてまた厳しい財政事情とい...全文を見る
○古川委員 もちろん、今おっしゃられましたように、交付税以上に例えば国庫支出金とか補助金の方が問題があるということは事実でございますので、きょうは交付税のところから御指摘をさせていただいておるわけではありますが、ただやはり、本来分権型社会ということであればもっともっと、どこにでも...全文を見る
○古川委員 同一基調ということであればなおさら、やはりこれは国と地方というのは財政、ある意味では表裏一体でございますから、国がこれだけ抑えているのに、じゃ地方だけ膨れていっていいかという、これは真剣に考えていただきたい。総理におかれても十年度においては四兆円の歳出削減をしたいとい...全文を見る
03月07日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
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○古川委員 私は、この際、自由民主党、新進党、民主党及び社会民主党・市民連合の四会派を代表し、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     地方税...全文を見る
03月24日第140回国会 衆議院 税制問題等に関する特別委員会 第4号
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○古川委員 民主党を代表して質問させていただきます。  消費税の引き上げまであと一週間に迫ったわけでありますが、この消費税の引き上げにつきましては、政府は福祉社会を支える二%といったような広報をしておられますけれども、一般にはやはり相変わらずこの消費税引き上げに対しては大変に国...全文を見る
○古川委員 歳出の執行を厳正に、的確にというふうにおっしゃいましたが、私は、国民が消費税引き上げに対して不満を持っている一番大きな原因は、引き上げで納めた税金、消費税だけじゃないです、所得税もそうですが、国民が納めた税金がちゃんと使われてないのじゃないか。もちろん少子・高齢化とい...全文を見る
○古川委員 今、特会のお話が出たわけなんですけれども、それで、ちょっと特会の方に話を進めていきたいと思うのですけれども、現在でも三十八に上る特別会計が厳として存在しているわけです。この特別会計には一般会計の方からかなりの金額そして割合が流れていると思うのですが、それは大体どれくら...全文を見る
○古川委員 いずれにしても、これはかなりの金額でも割合でもあるわけですが、そもそもこの特別会計というのは一体どういう趣旨で設けられたものなんでしょうか。
○古川委員 今次長の方から、みだりに行うべきではないというふうに言われたわけですけれども、現に三十八も存在して、しかも一般会計からそのうちの六割が特会の方に流れているということは、これはほとんどというんですか、かなりの部分が、見方によっては特会によって硬直化している。一般会計とい...全文を見る
○古川委員 こちらが聞く前から道路の話に持っていっていただいたわけなのですが、その道路の話をちょっとお伺いしようと思っているわけです。  この道路整備ですけれども、今も後ろの方からちょっとお話があり六兆、国だけでも、九年度予算案でも道路歳出で三兆四千億、こういう形です。私は道路...全文を見る
○古川委員 建設省からすればそれは道路をつくることだけが目的になってくるのかもしれませんけれども、じゃそもそも政府として、総合的な交通網体系について、どういうプライオリティーを持って、どういうふうな形で整備していくべきであるというふうに考えておられるのか、御意見をお伺いしたいと思...全文を見る
○古川委員 ということは、今平成の九年を迎えているのにもかかわらず昭和四十六年のがベースで、そのままのが今にもそもそも当てはまるのかどうかということが、私非常に疑問だと思うのです。仮に一歩譲ってそれが当てはまるとしても、じゃその時々に応じてだれがプライオリティーを決めるのですか。...全文を見る
○古川委員 高コストの是正とおっしゃるのであれば、例えば関空なんというのは物すごく発着料が高くて、これで本当に国際的なハブ空港としてやっていけるのかという批判があるわけですよね。そういうことをおっしゃるのであれば、確かに道路も、決して日本の道路は安いと思いませんけれども、しかしそ...全文を見る
○古川委員 今お話ありましたけれども、だれが一体政府の中で、ではそれは大蔵省がやるのですか。もし、それだったら大蔵省が予算──では、大臣ぜひ、今道路が大事なのか空港が先なのか。
○古川委員 大臣がはっきりと、道路か空港、どっちに今プライオリティーをつけるのだと言わないで、よく精査してくれとおっしゃいましたのであえて申し上げますが、九年度の予算案を見ると、道路は三兆四千億、国費で。空港の方は四千七百億。空港は八年度よりも減っているのです よ。ということは...全文を見る
○古川委員 今大蔵大臣は、空港の基本的な整備は終えたというふうなお話があったわけですが、運輸省、それでよろしいのですか。
○古川委員 私は、空港とか道路だけ言うわけではなくて、鉄道とか港湾も含めて、こうしたものは交通網整備という観点から一まとめにして、その中でプライオリティーをやはりちゃんと政府としてつけて、そして予算配分をしていくべきだと思うわけです。そういう意味では、もし特会の意味づけというもの...全文を見る
○古川委員 私は、こうした特会を設けて、その中で旧国鉄の債務の返済とかあるいは整備新幹線の建設といったものを考えていくべきじゃないかと思っているわけです。さもないと、二十兆を超える旧国鉄の債務などは、新たに増税をしない限りはとても返済のしようがないと思うのですけれども、この点につ...全文を見る
○古川委員 どうも運輸省はさじを投げているみたいなのですが、これは財政当局として、大蔵省はこの債務を返済しなければいけない責任がある者として、一体これをどうするつもりですか。増税するつもりですか。
○古川委員 待っていて出なかった場合にはどうするのですか。大蔵省は財政当局、そんな無責任な話ではできないはずですよね。
○古川委員 それは増税も含めて考えるということですか。
○古川委員 私は、そういうことも含めて、これ以上の負担を国民に求めなくてもいいように、限られた財布の中身でやりくりを考えていくことが政府の役目だと思いますから、その意味で総合交通網特別会計のようなものをつくってその中で処理をしてはどうかという提案をさせていただいているわけでありま...全文を見る
○古川委員 時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。
05月08日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
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○古川委員 民主党を代表して、御質問させていただきます。  今回、地方自治法の改正案が政府から提案されておるわけでございますが、今回の監査制度あるいは外部監査制度の導入という、行政に対するチェック機能を強化するということでありますが、そもそもこれは、私は、まずそういう行政に対す...全文を見る
○古川委員 今大臣から、六千億地方議会では使われているというお話がありましたが、私どもの党では、国会自体もまだまだ行政の十分なチェック機能が果たされてないのじゃないか、またスタッフがいろいろな意味でまだ少ないのではないかということで、行政監視院法案というのを提出させていただいてお...全文を見る
○古川委員 また、そういう研究、検討の結果を具体的にやはり政策として提示していただきたいなというふうにお願いをさせていただきたいと思います。  次に、先ほど大臣もおっしゃられましたように、ここ最近の地方行政に対する不信というものをやはり明らかに、また問題点というものを明らかにし...全文を見る
○古川委員 監査制度の充実と並びまして、情報公開というものは行政に対するチェックを十分なものにするための車の両輪のようなものだと思いますから、ぜひとも監査制度だけじゃなくて、やはり情報公開の方も完全なものにしていっていただきたいというふうに思います。  次に、監査委員制度、今回...全文を見る
○古川委員 聞くところによりますと、監査委員の制度というのは、国でいえば会計検査院のような立場にあって、行政からも議会からも一定の距離を置いているという話であるわけでありますから、監査委員の中に議会の議員が入るということは、これはどちらかというと、それでは議会のもとにあるかのよう...全文を見る
○古川委員 しかし、地方自治体としての人事の全体からいって独自に雇うのは難しい、十分な人材を確保するのはやはりそれも困難だ、そう言われますけれども、幾ら監査委員が立派であっても、特に東京都あたりであればやはり膨大な行政量、下手をすればその辺の一国よりも大きな財政規模を持っていて、...全文を見る
○古川委員 共同設置しても事務局の職員が十人とかそんなのでは実際に機能するとは思えませんから、やはりそれはちゃんと実態的にワークするような規模をつくる意味でのそれで共同設置というのは初めて意味があると思いますから、ただ三つか四つ一緒になってやったら共同設置していますというのでは、...全文を見る
○古川委員 私が今御答弁を聞いていて一つどうしてもわからないのは、業務の遂行については確かに独立性、そういうことは担保しているというのはわかるのですが、外部監査人を選ぶときに、どうしてあらかじめ監査委員の意見を聞く必要があるのか。別にそこを選ぶのは、何か監査委員に遠慮しないと、そ...全文を見る
○古川委員 何度聞いてもよくわからないのですね。それに対して過程としてやるんだというそのプロセスはわかりますが、なぜそこで聞くことが必要なのか。監査委員が識見を持っているからということであれば、じゃ、議会で承認するのは、それは議会はその長が選んだ外部監査人がそういう識見があるかど...全文を見る
○古川委員 今、長が選ぶときにということであったのですが、じゃ、例えば、法案で法律にそういうものを書く必要があるのかどうか。それは事実上聞いたっていいわけじゃないですか。今回の改正案ですと、これは必ず監査委員に意見を聞かなきゃいけないことになっているわけですね。じゃ、聞かないで長...全文を見る
○古川委員 では、ちょっとお伺いしますが、外部監査人の監査の対象に監査委員も入りますよね。
○古川委員 ここ、いろいろな形で地方自治体で問題になっていることは、監査委員がいろいろな不正を行っているという実態も、これはもう明らかになってきているわけです。そういうことから考えたら、監査の対象になる自分を監査される人を選ぶ意見を聞かれたら、これは、この人にやられたら自分の不正...全文を見る
○古川委員 今の局長の答弁を待っていたわけでありますが、要するに、首長も監査の対象だから、その人が選ぶんだからましてということであれば、では、なぜ今回の外部監査人の選任権を首長に与えたのか。外部監査人ということであれば、選任及び契約は議会でやるべきで、そういう形にすればよかったじ...全文を見る
○古川委員 これは大臣にぜひ御意見をお伺いしたいと思うのですが、議会というのは、法律をつくってそれによって今までできなかったことをできるようにする、やはりそれが議会の本来の姿でありますよね。今までの制度上では議会がそういう契約の主体になれない、それはある意味では、法律上なれないか...全文を見る
○古川委員 それは、でも国会が決めることはいいわけでしょう。国会がそういうことで、そこの契約の主体になれない、それをすることがそれほどに大きな問題になるのか。首長制度自体がそういうことをやることによって大きく変わってくるという局長の意見が私にはなかなか理解できないのですが、もし大...全文を見る
○古川委員 その辺はちょっと私と意見が違うのかもしれませんけれども。この辺の、今までの制度、法律でなれないから、主体になれないんですからこうしましたとかいうのは、やはり私はその理由づけとして、そもそも立法機関である国会の法改正のときの理由としてはどうも弱いんじゃないかなと思います...全文を見る
○古川委員 今、局長の言うようなことで本当に客観性、独立性が担保されるのかどうか甚だ疑問でありますが、私どもはこれは修正案として出させていただきますので、ぜひとも委員の皆さん方の御賛同をいただきたいと思います。  次に、監査結果に基づいて措置を講じたときには、監査委員に通知して...全文を見る
○古川委員 これはやはり情報公開とも関係してくる問題であって、監査委員はわかるからいいですけれども、一般の住民からしてみると、こういう報告があったのにもかかわらず、それについてこうこうこういう理由で措置が講ぜられなかったのですよとわかれば、それに対してまた住民が何らかのアクション...全文を見る
○古川委員 行政の安定性というお話をされましたが、一方でやはり不正な支出等が行われた場合にそれをどういう形で是正するかという住民の側の立場というものも考えていかなければならない。むしろ、その方が行政の安定性よりもやはり大事なものではないかと思うわけであります。  地方自治法のほ...全文を見る
○古川委員 私は、民主党を代表して、政府提出の地方自治法の一部を改正する法律案に対する修正案について、その提案理由及び概要を説明するとともに、本修正案に対する議員各位の御賛同をお願い申し上げるものであります。  今回の改正で導入される外部監査制度を初め、地方自治体の監査機能を充...全文を見る
05月08日第140回国会 衆議院 本会議 第32号
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○古川元久君 私は、民主党を代表して、米国、豪州、ニュージーランド訪問に関する橋本総理の報告について質問いたします。  最初に、総理の報告からなかなかうかがい知れないのが今回の三カ国訪問の目的であります。「戦略なき外交」との評判を気にされておられる橋本総理でありますが、果たして...全文を見る
05月14日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
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○古川委員 民主党の古川元久でございます。どうかよろしくお願いいたします。  日銀法の質問をさせていただく前に、実は私、先日、今大変に話題になっております諌早湾の干拓事業のところを見てまいりまして、納税者の一人として、またこれだけ借金のある我が国の財政を何とかしなければいけない...全文を見る
○古川委員 要するに、今既存の、現在進行中の公共事業も見直しの対象に入るということだと思うのです。  きょう農水省の方においでいただいていると思うのですが、当然これはもう政府において、七月の概算要求とかそういうものに向けて、各省庁間で見直し作業に入っていなければいけないはずだと...全文を見る
○古川委員 じゃ、これは検討項目に入っているというふうに理解してもよろしいということですね。  そうしますと、この事業というのは、これは当初計画では千三百五十億円の事業規模だというふうに言われていたわけですが、現在では、これが二千三百七十億円に膨らんでいるわけなんです。このうち...全文を見る
○古川委員 それは、じゃ、将来にもわたって堤防の前にできないということをおっしゃるわけですか。向こうの所長さんは、今干潟がなくなっても、またこれは潮受け堤防の前にできるというふうにおっしゃっているわけです。農水省さんがつくっている資料にもそういうこと書かれているじゃないですか。
○古川委員 今のお話は、それは堤防の中の話をしておられるんであって、その外のことを考えていないんじゃないですか。これは議論を言っていても、ここは大蔵委員会ですから、もっとこの議論は農水委員会などでぜひともやっていただきたいと思います。  今、大臣も聞いていてわかると思いますけれ...全文を見る
○古川委員 大臣のお忙しい立場はよく私も理解をしているつもりでいますが、今、国会が終わってからというお話ありましたが、例えば諫早、国会が終わるまでこのままの状況を続けておきますと、干潟が干上がって、干潟に生きている生物はみんな死んでしまうんです。そうなってから大臣に見に行っていた...全文を見る
○古川委員 今のは前向きな御発言というふうに受けとめさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  本題の方に入っていきたいと思うのですけれども、今回の日銀法改正につきましては、中央銀行研究会で指摘されました中央銀行の独立性と政策運営の透明性の確保を基本とする内...全文を見る
○古川委員 そうしますと、今局長の言われたことを私なりに理解いたしますと、つまり独立性と自主性は、まあ書き方は違うけれども同じ意味というふうにとっていいということでしょうか。
○古川委員 ありがとうございます。  そうしますと、日本銀行法ですから、金融の世界ですから、この法律案が通ると、当然外国の人たちもみんなやはりこの法律案に対しては関心があると思うのですが、英語に訳した場合には、この自主性はインディペンデンシーになるというふうに理解してよろしいと...全文を見る
○古川委員 国内的に行政との絡みで誤解が生じるといけないからということで独立性を自主性にしたということであれば、海外向けには、これはやはりはっきりと独立性を担保するという意味でインディペンデンシーという言葉が使われてしかるべきだと思いますので、そういう形で訳されることを私は確信を...全文を見る
○古川委員 何となく、今のお話を聞いておりますと、日銀と大蔵省の間の独立性の考え方に、大蔵省からすると、法律的に今まで行使してきた日銀に対する権限は、これが切れれば日銀は独立したと言えるというふうに考えておられるようなのですが、総裁のお話を聞いておると、そういう法律の文言上だけじ...全文を見る
○古川委員 今審議官の方からぎりぎりの仕組みというお話があったのですが、そうしたら、例えば議決延期を請求したけれども委員会でそれが却下された場合、それはもうそれで仕方ないというふうに考えるわけですか。
○古川委員 そうしましたら、一度議決延期請求をしてそれが却下された場合には、しかしどうしてもこれをここで決められては困るというときにまた議決延期請求をするということは、もう同じことで、同じ点で請求をするということはないというふうに理解してよろしいということですね。
○古川委員 とにかく法文だけを見ていますと、一体どういう場合を想定しているのかということがなかなか普通の者には理解できないのです。ですから、そのぎりぎりということになれば、私から見ますと、経済政策との整合性をとるために、ここはどうしてもやはり政府として譲れないような場合なのかなと...全文を見る
○古川委員 そういうことであれば、これはこういう規定を置かなくても、むしろディスクローズをできるだけ早い時期にして、そして国民の判断、国会の判断というものを踏まえれば、そういう今大蔵省、政府が危惧しておるような事態、議決を延期しなければいけないというような事態まで危惧する必要はな...全文を見る
○古川委員 大変長い御説明をいただいたわけではありますが、私がお願いしたのは具体的にということでありまして、それで具体的にまだ大蔵省の方でも思い浮かばないものについて、こういうものを事前に法律にするというのは、私、こういうのを杞憂というふうに申し上げるのじゃないかなというふうに思...全文を見る
○古川委員 新しい政策委員会で決めるというお話でありますけれども、もしそれが今までと同じような、金融機関の給与をベースということでありますと、今一般の世の人は、金融機関の給与は高過ぎる、そういう認識があるわけでありますから、そこをベースにして決められると、これは社会一般の情勢には...全文を見る
○古川委員 独立性、なかなか御答弁では理解をしにくいものがありますが、この際、本当に日銀に独立性とともに責任も持たせるということで、大蔵省もそういう意味で責任分担をした方がむしろはっきりわかりやすいのではないかということを最後に申し上げまして、私の質問を終わります。どうもありがと...全文を見る
05月16日第140回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○古川委員 民主党の古川でございます。  私そしてまた安住議員と、大先輩方から見ますと、私たちのような一年生の、しかも三十代の若造が大変にぎゃんぎゃんとうるさく言うのはまことに耳ざわりかもしれませんが、大臣方の明確な御答弁をいただければ四十分で終わりますので、どうか明確な御答弁...全文を見る
○古川委員 そうすると、十分勧告の趣旨は踏まえて、勧告は尊重しながら無視してやっているということですかね。それか、ちゃんと勧告の趣旨はもう今やっているとおりで十分踏まえているというふうに農水省は考えているということですか。
○古川委員 武藤長官、今、勧告の趣旨を十分尊重しながら今事業を続行しているというお話があったわけでありますが、その行政監察局が勧告をした中には、昭和六十一年五月に関係一市十町の中核農家の約一〇%に当たる五百戸を対象に実施されたアンケート調査の結果、約六〇%の農家は規模拡大をしない...全文を見る
○古川委員 行政のルールはよくわかりますが、今求められているのは政治的な判断だと思うのですね。確かに、長官が言われたように、行政のルールでは、三カ月が来て、その勧告に対する対応が来てから、また監察局、そして長官として判断をされるというのがルールかもしれません。  しかし、今干潟...全文を見る
○古川委員 ルールがないとおっしゃったのですが、そこで、私は、いいルール、今の法律でも長官がその勇断を発揮できる場所があるのです。今からお伝えします。ぜひともそれを行使していただきたいと思うのです。  私ども民主党は、おととい、とりあえず排水門を開いて海水を干潟に流入させて、死...全文を見る
○古川委員 長官は半から外交日程があるというお話を伺っておりますが、私は、それはいろいろな、ほかの条件はあると思いますが、少なくとも排水門をあけて海水を入れるか入れないかというところだけは、ほかのところの条件は別ですよ、しかし、もしそこがあけないということであったら、海水を入れな...全文を見る
○古川委員 私は武藤長官に、総務庁長官として、行政監察局の長として判断をしろというふうにお願いをしているわけじゃないわけです。政治家武藤嘉文としてどういう判断をされるのか。閣議の中では、長官が所掌されているものだけでなく、すべてのものについて個人的な意見を述べることもできるはずで...全文を見る
○古川委員 私が聞いているのは、とにかくそういうものが出てこないかもしれないから今言えないというのじゃなくて、もしあけないというものが出てきたらどうするかということです。  私は、長官が今このままどんどん事業を進めるのがいいと思っておられるのか、あるいはやはりもう一度議論する時...全文を見る
○古川委員 では、長官のお気持ちというのは、私どもが期待する方向で進んでいくというふうに考えてよろしいわけですね。そういうこととして理解をさせていただきますので、長官も次のがあると思いますから、そのように言っていただければと思います。
○古川委員 私が最初に申し上げましたように、はっきりと一言言っていただければ別に何もとめるつもりは全くありませんから、そういうことを申し上げているわけでありますから、御了承いただきたい。  どうぞ、もう長官は行っていただいて結構です。
○古川委員 わかりました。  どうも長官、ありがとうございました。  では、大蔵大臣の方にお伺いいたしますけれども、私は、先日の大蔵委員会では、みずから閣議に発議してはいかがか、そういうことをお誘い申し上げたわけでございます。では、大蔵大臣はこの質問主意書に対してはどう考えら...全文を見る
○古川委員 今のお話を聞いていますと、閣僚、確かに内閣は統一しなければいけないというふうに、それはもちろん必要だと思うのですが、しかし何のために私たち政治家が閣僚として行政に入っているかといえば、それは政治が行政に国民の意思を私たちを通じて反映させていく、そのために大臣そして長官...全文を見る
○古川委員 事務方を通じて、事務方を通じてというお話が何度も出ますけれども、今やはり必要なことは、政治がみずからの責任で、みずからの意思で動くことだと思うのですね。事務方行政でやる、官僚がやること、そこから聞いてその意図で動いていたのでは、これはやはり政と官とのあり方、最初に武藤...全文を見る
○古川委員 その後の御判断を、報告を聞いた後の大臣の御勇断を期待いたしております。  先ほど官房長官、大変にお怒りになられたようでありますが、梶山官房長官は、政治がやはりリーダーシップをとっていくというふうに考えておられると私は理解をしている。そういう意味で、今までの官僚主導じ...全文を見る
○古川委員 じゃ、今までそういうもろもろの資料や判断もしてなくて、こういう事業がこのまま進められてきたわけですか。私は、最初に申し上げたように、決して、ムツゴロウを救う、そのために門をあけろと言っているわけじゃありません。この問題は、公共事業そのもののあり方、一度着手してしまった...全文を見る
○古川委員 私が申し上げているのは、だれもそんな神様みたいな人はいないのです。ですから、誤りがあった、そうじゃないかというようなときには、今長官は勉強しようと思われているわけですよね。もし今から長官が勉強されて、これから一カ月後とか二カ月後に、やはりこの事業はおかしかったというよ...全文を見る
○古川委員 この議論を続けていても水かけ論に終わると思いますから、この辺にさせていただきますけれども、私は、この問題というのは、ただ単に、もう何度も繰り返しになりますけれども、ムツゴロウだとかそういう、もちろん環境の問題も大事でありますが、今この国がやっていかなければいけないこと...全文を見る
06月12日第140回国会 衆議院 税制問題等に関する特別委員会 第6号
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○古川委員 民主党の古川元久でございます。  本日は、両参考人、お忙しいところを大変貴重なお話をお聞かせいただきまして、どうもありがとうございます。  最初に、幾つかお二人の参考人の先生に御質問をさせていただきたいと思うのです。  まず、外為法の改正に関連いたしまして、先ほ...全文を見る
○古川委員 ありがとうございます。  税の問題、かなりこれはビッグバンに伴って早急に整備しなければいけないいろいろな制度上の問題点があるんじゃないかと思うのですけれども、そこに余り入りますと深入りしてしまいますので、ちょっと話を変えます。  外為法の改正で、先ほどお二人の参考...全文を見る
○古川委員 ありがとうございます。  質疑時間が短くなってきたものですから次に移らせていただきますが、先ほどから公的金融の話が、ビッグバンのもとでどう変わるべきかというお話が両参考人から若干ございました。私が聞いたところで、私の理解しているところですと、そのまま、今の状況でも自...全文を見る
○古川委員 時間がなくなりましたので、最後に一点だけ八城先生にお伺いしたいのですけれども、八城先生は、まだほとんど日本人が多く行かない時代に外資系の中に入られまして、そういうグローバルスタンダードとなりつつあるアングロサクソン型の制度のもとでずっとお仕事をされてきたわけであります...全文を見る
○古川委員 貴重な御意見ありがとうございました。  終わります。