古川元久

ふるかわもとひさ

小選挙区(愛知県第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数9回

古川元久の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○古川議員 私は、民主党を代表し、ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案並びに児童手当法及び所得税法の一部を改正する法律案について、提案理由及び概要を御説明申し上げます。  まず、二法案の提案理由を御説明申し上げます。  民主党は、今日我が国が直面しているかつ...全文を見る
○古川議員 お答え申し上げます。  私ども民主党は、今のこの不況の状況、やはりこれは小手先の場当たり的な対策ではなく、この日本社会のいろいろな制度、仕組みを構造的に変えていく必要がある、そういう構造改革を伴ったものでなければ、幾ら景気刺激策で財政を刺激しようと、あるいは財政支出...全文を見る
○古川議員 私どもの民主党案では、これは約四万七千円、負担が軽減するということになっております。
03月16日第145回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○古川委員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。  本日は、一時間弱のお時間をいただきましたので、今回政府から提案をされております年金法の一部改正法案につきまして質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、一月二十六日に総理府の社会保障制度審議会から出さ...全文を見る
○古川委員 今大臣がおっしゃられた国民負担率を五〇%以下にというお話はわかるのですが、それは一番大きな外枠ですね。  今、この社会保障制度審議会から指摘されているような社会保障制度の将来の全体像といった場合には、ただ単に社会保障負担を今おっしゃったような税負担と合わせて何とか五...全文を見る
○古川委員 システムごとの負担がどれくらいになるかというものにはまだまだ調整がかかるというお話でありますが、ある意味でまさにそこの部分を早く示さない限りは、先ほどから繰り返しになりますけれども、全体像を示したとは言えないわけですよね。  ですから、例えばそれを具体的に二年後まで...全文を見る
○古川委員 大臣、そうやっていろいろな要素を考えなければいけないとおっしゃるわけでありますけれども、その一方で、きのう、今度出てくる年金の抜本改正といいますか厚生省から出てきた年金制度改革案が年金審議会の方で原案どおり了承という答申が出たという話が伝わってきておりますけれども、き...全文を見る
○古川委員 これは年金審議会のことですからと言っても、実際に運営されていらっしゃるのは厚生省の事務方、事務局は厚生省がやっているわけでしょう。  大臣、私も役所にいましたから。税制調査会とかやっていて。それは知らない人に言うならわかりますけれども、実際に運営しているのはお役所の...全文を見る
○古川委員 今そうおっしゃいましたけれども、大臣、今は自民党と自由党で連立与党を組んでいらっしゃるわけですよね。これはもう自由党もちゃんと了解している、そういうふうに認識してよろしいわけですか。
○古川委員 その点だけとおっしゃいますけれども、その点が合意できなければ……。これは根幹の部分じゃないかと思うんです。  ですから、その点について、この年金審のように自由党が反対して立とうと、与党を出ていこうと、ごり押しでやります、そういうおつもりなのか。いや、そこはやはり与党...全文を見る
○古川委員 よくこういうときに、与党と政府が別物のような形で、いや、それは政党の話です、いや、それは政府の話です、そういうように使われるわけなんですが、議院内閣制というのは与党が政府をつくるのであって、そういった意味では、責任を何か与党と政府との間でキャッチボールして、都合の悪い...全文を見る
○古川委員 ちょっと確認をさせていただきたいんですが、今大臣は、普通は、まず与党でまとめたのを政府で案にするということをおっしゃいましたよね。そうしますと、今回のも、まず年金審に諮問するに当たってはそういった意味での合意はできていた、そのもとで諮問をして答申をもらった。そういった...全文を見る
○古川委員 そこについては今の大臣のお言葉を、自由党の人に聞くわけにいきませんから、信じるしかないわけでありますが、こうやって委員の中の何名かが退席をするというような状況が起きているわけですね。  年金制度というのは、最初の私の話に戻りますけれども、将来の生活設計、そして国民生...全文を見る
○古川委員 審議会の席でちゃんと意見を言うべきだというお話はもちろん正論であると思いますが、今回の年金審が金曜日の夜と月曜日の午後、月曜日の午後は別にしても、金曜日の夜というのは普通ありませんね、審議会をそういう時間にやるということは。しかも、二回しかやらない。それはもちろん、前...全文を見る
○古川委員 この辺のところはかなり読み方によっていろいろ読めるので、一つ一つ確認をしていきたいと思うんです。  この文章で、平成十六年までに、二〇〇四年までに、安定した財源を確保することと国庫負担割合の二分の一への引き上げ、この二つが両方行われることを定めるのか。あるいは、一つ...全文を見る
○古川委員 そうなりますと、もし安定した財源が確保できなければ、二〇〇四年になっても国庫負担の割合は二分の一へは引き上がらない、そういうふうに認識してよろしいわけですね。
○古川委員 今大臣から非常にあいまいなお答えがあったと思うんですが、安定成長になったら国庫負担の割合が二分の一に引き上げられる、それは暗に、要は安定成長になれば税収が上がる、それが安定した財源になる、そのように考えていらっしゃるわけですか。
○古川委員 そうおっしゃいますけれども、税収の弾性値ということから考えると、例えばレーガノミックス、レーガンが所得税、法人税で大減税をやって、その後しばらく起こったのは、税収が物すごい減になったわけですよね。今回政府から出された所得税、法人税の大幅な減税案によって、これはどう考え...全文を見る
○古川委員 そこの部分なんですが、国民的合意だと言われれば、消費税の最初の導入のときそうだったように、できることなら税金は上がらない方がいいに決まっているんです、国民からしてみれば。しかし、例えば年金が将来的に安定する、あるいはちゃんとそこの条件が整えば、私は、国民は税負担がふえ...全文を見る
○古川委員 今の大臣のお話をお伺いしますと、仮に、万一、大臣が思っていらっしゃるような状況にならず、また消費税の引き上げについても国民的コンセンサスが二〇〇四年までに得られるような状況になかったという事態が来た場合には、そういう状況がもし起これば、これは二〇〇四年になっても国庫負...全文を見る
○古川委員 望まれるのはいいんですが、まさにここの部分こそ国民がしっかりと知りたいところであって、そこの状況がそうなれば、ここで言っていても、約束していても、やはり三分の一そのままですということも今のお話から逆に言えばあり得る。読み方によってはあり得るということになっちゃうわけで...全文を見る
○古川委員 今のお話を踏まえれば、要は、十六年までに安定した財源を確保する、その施策を政府が打つ、そういうふうに認識してよろしいわけですね。
○古川委員 この辺は水かけ論になりますからこれ以上は申しませんが、ここまで書いた以上は、国民もわかっているわけです。安定した財源を確保するということは何らかの処置を打たなければ……。そんな、黙っていて打ち出の小づちのようにお金が降ってくるわけじゃない。わかっているわけですから。五...全文を見る
11月16日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○古川委員 民主党の古川元久でございます。  大臣、政務次官、お疲れさまでございますが、あと一時間でございますので、頑張っていただきたいと思います。  最初に本題に入る前に、私もきのう質問レクに来た厚生省の人と話をしていて思ったものですから、きょうも見ていて思ったんですけれど...全文を見る
○古川委員 それは、私の立場から逆に言わせてもらえば、大臣や政務次官がここでただ答弁していれば、あとは役所で何もやらないというのじゃなくて、本当は大臣や政務次官がこの国会審議の中で得たものを、役所に戻って、役所の方で下に浸透させるのが本来の政治主導という形での行政のコントロールの...全文を見る
○古川委員 今の大臣の御発言の中で確認をしておきたいのですけれども、国民皆保険、皆年金制度、これ自体、今後どうあるべきかと問われていくのじゃないかというお話がございました。これは、場合によっては、国民皆保険あるいは皆年金というもの自体が崩れるという場合も選択肢としてあり得るという...全文を見る
○古川委員 わかりました。そこのところだけ確認をさせていただければ結構でございます。  それでは、今おっしゃった、まさに年金、医療、介護、社会保障制度の三本柱と言ってもいいと思いますけれども、この三つの制度について大臣はどういう関係に立っているというふうにお考えなのか。  私...全文を見る
○古川委員 大臣のそうした高齢者の方を見る考え方というのは、私も全くそのとおりだと思いますし、そういう方向でやはり社会保障制度の運営というものは行われていかなきゃいけないと思うんですね。  先ほど大臣もおっしゃられましたように、年金部分のここの安定というものが一番大事だという話...全文を見る
○古川委員 医療、年金、介護、三つの枠組みを安定させるためには、これはすべてを社会保険というんじゃなくて、ここの部分だけ税として考えることも一つの考え方としてあるんじゃないかということです。
○古川委員 私は、別に年金制度全体を税金にしろと言っているんじゃないんですよね。  今事業主負担というあれがありましたけれども、私なんかもそうですけれども、国民年金に入っている人は事業主負担はないわけです。確かに、会社で厚生年金に入っている人は事業主負担がありますけれども、今、...全文を見る
○古川委員 その点については時間がありませんので次回にしたいと思いますけれども、今の大臣のお話の中で、そういう数字は普通に考えれば出てこないという話ですよね、八%とか一二%ということは。  だとすれば、こうした無責任な発言が、与党を構成する政党の責任者からテレビで発言されて、そ...全文を見る
○古川委員 この委員会審議の中でも、大臣はよく、そこは三党協議に、与党の中の協議に任せるというような御発言がございますけれども、私は、社会保障制度というものは足して二や三で割るようなものじゃないと思うのですね、予算のお金を割るわけじゃないわけですから。  ですから、社会保障制度...全文を見る
11月24日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○古川委員 民主党の古川元久でございます。  私の方からは、自主運用関連法案につきまして御質問をさせていただきたいと思いますが、まず最初に、この年金制度改革三法案の中の自主運用関連の二法案、これをどうして今の時点で三法案一体として処理する必要があるのか、その合理的な理由について...全文を見る
○古川委員 積立金については、これは実際にこの法案の中にもあるわけでありますが、施行期日は財投改革に合わせてということになっていますよね。それであれば、この積立金の運用の法案については、財投改革はまだ本体の法案さえも出てきていない段階ですね、それとあわせて議論していくということで...全文を見る
○古川委員 大臣、今の局長の答弁で、年金と一体不可分だというお話がありましたけれども、年金の給付とか、そういうものと一体不可分であれば、当然これは財政投融資制度全体とも一体不可分ですよ、積立金の部分というのは。  財政投融資制度の中で年金の積立金部分というのは、三分の一ぐらい占...全文を見る
○古川委員 年金とは、そこはいいんですよ。年金との関係はわかりました。  では、財政投融資制度全体との関係はどうなんですか。私が聞いているのは、財政投融資制度全体との関係。当然年金のことも考えなきゃいけないですけれども、年金の積立金というのは財政投融資の大きな原資になっているわ...全文を見る
○古川委員 全然質問に答えていただいていないと思うんですけれども、そもそも、年金の積立金というのは百四十兆円余りあるわけですよ、この運用がどうあるべきか。  これは、先ほどから局長なんかも大臣も、年金給付との関係で密接不可分だという話がありましたけれども、この運用のあり方次第に...全文を見る
○古川委員 全然答えていないのですよ。なぜこの三法案を一体として今の時点で一気にやらなければいけないのか、その合理的理由を答えてくださいと言っているのです。
○古川委員 私はここに出てきたこと自体がだめだと言っているのではないのですよ。これを議論しても、先ほどの同僚の金田委員からの質問の中でも相当年福事業団の清算に関しての問題点とかあるわけです、そういったものをしっかりと審議した上で、まだ時間が施行期日からしてもあるわけですから——切...全文を見る
○古川委員 水かけ論になりますけれども、私は、議論すること自体を否定しているわけじゃないのです。議論することは大いに結構。これは年金給付と絡んでくることですから、議論はしていかなきゃいけない。  しかし同時に、私が最初から申し上げておりますように、これは財政投融資全体の問題とも...全文を見る
○古川委員 全然答弁になっていないと思うのです。  示すことはいいのです。示すことはいいのですけれども、今ここで慌ててこの三法案を一体として処理する合理的な理由というのは、私は今の話を聞いていてもどうしても見出せないと思うのですね。  私もかつて役所にいましたからわかるのです...全文を見る
○古川委員 これは水かけ論になりますから、最後に私から申し上げておきますけれども、これは三位一体なんという話じゃないですよ。全然別のものですよ。しかも、この自主運用の部分については、年金と絡むよりも、むしろ財政投融資制度全体と絡む方が議論としてはもっと大きな問題として考えていかな...全文を見る
○古川委員 そうすると、大臣の考える長期というのは何年のことを言うのですか。十三年というと短期なんですか。何をもって長期と言うのですか。
○古川委員 普通の人は、やはり十年とかすれば長期と考えるのが普通じゃないかと思うのです。年金だって、積立金というのは、必要なときにはそれを崩して給付に充てなければいけないわけですよね。では、もし今この時点で積立金を崩して給付しなければいけないというときに、いや、今は穴があいていま...全文を見る
○古川委員 予期しない市場環境だったというふうに言われるのであれば、では、こういう質問の仕方をさせていただきます。  今度設立予定の年金資金運用基金では、役職員に対して、年金資金の管理運用に当たっての注意義務及び忠実義務が課せられることになっていますよね。今の議論からすれば、で...全文を見る
○古川委員 大臣、今の局長の答弁を聞かれましたか。要は、今までの運用は、今度の新しい法案で課されている注意義務違反じゃないということなんですよ。  ということは、市場が状況によって変動すれば、それはまじめに一生懸命注意していました、それで、ある意味で結果責任は全く問われないとい...全文を見る
○古川委員 通告にあるとかないの問題じゃないのですよ。  今の問題の中で、これまでの年金福祉事業団の運用の仕方が別に今度新しく入ってくるその注意義務には違反していないということであれば、要は、今度の新しい基金においても、幾ら穴が出てもその運用責任は、まじめに運用努力はしていまし...全文を見る
○古川委員 一定の範囲では結果責任を問わなければだめでしょう。結果責任を問えないのだったら、やるべきではないでしょう。
○古川委員 これは強制的に徴収している保険料でありますから、その運用について穴をあけたら、何らかの一定の基準の中で結果についても責任をとるのが当たり前だと思うのですね。責任をとれないのだったら、逆に、リスクのある運用はすべきでないと思うのです。  今までは、リスクは資金運用部が...全文を見る
○古川委員 私が言っているのは、橋本内閣の云々と比べるとちょっと話が違うと思うのですけれども。  自主運用をやるのであれば、今回これまでの年金福祉事業団のやり方をそのまま引き継ぐわけでしょう、今までの運用のあり方、この資産構成が本当によかったのかどうか。それは同時に財投全体とも...全文を見る
○古川委員 民間とお比べになられましたけれども、民間の場合は、例えば今銀行あたりは、今まで業況が悪かった、それがためにボーナスがなくなったりしているのですが、年金福祉事業団はボーナスを下げたり職員の給与を下げたり、そういうことをやっているのですか。やっていないでしょう。しかも、最...全文を見る
○古川委員 今度の新しい基金の運用のあり方の中で、そうした基本方針を、各種のそういう利益団体といいますか利害関係者を集めてやるという話をされますけれども、委員会方式みたいな形で、では、みんなで決めましたから、これはみんないいですねということは、これはまさに無責任体制になるんですよ...全文を見る
○古川委員 では、そこの責任が明確というのはどういうことで判断されるんですか。結局、幾ら運用に穴があいても、どういう形で責任をとっているのか。いや、議論をしました、話をしました、それですべて責任を逃れられることになっちゃうんですか。この積立金運用というのはそういうことでいいんです...全文を見る
○古川委員 これは大臣に聞きますから、ちょっと大臣に聞いていていただきたいんですが、今のようなお話をされるのであれば、そもそも年金福祉事業団を整理するに当たって、新しい今度の制度でやるのと同じように、どうしてこうなったのか、その原因究明と責任はどういう形でとるのか、やはりそこのと...全文を見る
○古川委員 今反省を踏まえてという言われ方をしましたけれども、今までは、資金運用部から借りていたがために、その返済の金利と実際の運用益との関係の中で、実際にこれはどれぐらいの運用実績があったのか、そういう判断ができていったわけです。メルクマールがあったわけです、ちゃんと基準があり...全文を見る
○古川委員 今局長がおっしゃられましたけれども、今回自主運用するのは、資金運用部に預託するよりも自主運用した方が利回りよくやれると思っていらっしゃるからやるわけでしょう。しかも、これは厚生省が出している話ですけれども、現在の厚生年金の積み立て不足、計算すれば九百兆を超えるような数...全文を見る
○古川委員 では、安全確実ということであれば、さっきから私が何度も指摘している、こんなに、半分近くも株に運用するということは安全確実じゃないわけでしょう。そうでしょう。だから、今度の基金でも、株式運用は相当な程度でやっていくのですか。安全確実と今のことをおっしゃるのであれば、こう...全文を見る
○古川委員 今まさに局長が御自分で言われたわけですけれども、運用を任せるのは民間のところだというわけですね。さっきからの話で、まじめにちゃんと運用していれば穴が出てもそれはいいですよということになるとすれば、その民間の任された方も、リスクマネーで、自分の余っているお金でリスクをと...全文を見る
○古川委員 それを期待したいわけであります。  ただ、現実に、今現在の年福から出ている自主運用部分の運用についても、やはりいろいろな疑念はあるわけですよ。例えば、年金福祉事業団やあるいはその運用アドバイス機関の年金資金運用研究センターというところに金融機関から多くの人間が出向し...全文を見る
○古川委員 大臣、疑いは持たれないようにというお話がありましたけれども、疑いがもう持たれていて、いろいろ新聞にも載ったりしているわけですね。例えば年金資金の受託に関しては、興銀から人が来ているから興銀が非常に有利になっているだとか、あるいは厚生省に人が出ている一勧が決済口座を持っ...全文を見る
○古川委員 だから、私が申し上げているのは、要はそこにどうしたって利益相反みたいなことが起こり得る可能性が出てくるわけですよ。そういった意味からすると、そもそもそうした百四十兆もの巨大な積立金をそういう利益相反のようなことが起こりかねない状況を招いてまで官が運用する必要があるのか...全文を見る
○古川委員 だから、そこは半分かどうかはわからないですけれども、では百四十兆もの規模が必要なのかどうかということですよ。わかりますか。先ほどからの議論を聞いていると、百四十兆の規模、これの場合はリスクはすべて結局運用する人じゃないですよね。最後にリスクをとるのは、国民がリスクをと...全文を見る
○古川委員 これは、済みません、穴があきました、ごめんなさいでは済まない話なんですから、ぜひこの法案についてはより慎重な審議を求めることを最後にお願い申し上げまして、質問を終わります。どうもありがとうございました。
12月02日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○古川委員 民主党の古川元久でございます。本日は、参考人の皆様方には、大変に貴重な御意見をお伺いさせていただきまして、ありがとうございました。  時間が限られておりますので、早速御質問したいと思うんです。  まず、若杉参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、先生がお書きにな...全文を見る
○古川委員 では、特にこれは財投改革とは別に、全く切り離して考えていい問題だというふうにお考えだということですか。
○古川委員 では、この辺をちょっと加藤参考人の方にもお伺いをしたいんですけれども、加藤参考人は、この問題はこうして年金だけで、本体の財投改革とは切り離して議論をする。しかも、郵貯とかあるいは簡保の自主運用部分も出てくるわけでありますが、市場というマーケットの観点からすれば、当然、...全文を見る
○古川委員 私も、確かに高山先生のおっしゃるとおりで、郵貯を民営化しろと言う人が、どうしてこの年金の百四十兆円を公的なプレーヤーで運用することを認めるのか、これはぜひ小泉先生に来ていただいて、ここで意見を聞いた方がいいんじゃないかなというふうに思います。ちょっと話が横にそれました...全文を見る
○古川委員 私も東大にいましたから、東大の先生は、どうも簡単なことを難しく言うのが得意なようで……。  私が聞いているのは、要は、これは財投改革と関係があるんですか、ないんですかということだけを聞いているのです。
○古川委員 それであれば、この法案——まだ財投本体の改革の案が出てきていないわけです。しかも、郵貯の自主運用とかそういうものもまだこれからなんです。これを年金本体の改正法案と一緒にやらなければいけない合理的理由はあるのかどうか。きょうの御意見を聞いても相当な問題があるわけでありま...全文を見る
○古川委員 若杉先生にもう一度簡単にお答えいただきたいのですが、これは切り離してもいいですが、しかし、ではそれをどう運用するかという中身ですから、これは経済学部の先生に、私、法学部出身の者が言うことじゃないと思いますが、経済的な金融の側面から大蔵委員会でも、最低でも合同審査をやる...全文を見る
○古川委員 思うということでよろしいのですね、これは。  そういう点からも、やはりこの法案を慌てて上げるということの問題点が明らかになってきたんじゃないのかなという気がしますけれども、時間がなくなってしまいますから、次に行きます。  積立金の問題につきまして、今回の年金の本体...全文を見る
○古川委員 これはほかの保険と違って、年金の場合には保険料を強制徴収されているわけですから、国民にとって掛ける掛けないの選択はできないわけですよ。わかりますか。そういった意味では、先生、そこは全く違うと思うのですよ、釈迦に説法で申しわけありませんが。  時間がなくなりますから、...全文を見る
○古川委員 若杉先生の今のお話の中で、今の年福はこれまでは運用のあり方には問題なかったというふうな発言ばかりあったのですけれども、それがやはりプロの目から見ればおかしいということが明らかになったと思います。  また、積立金がバッファーかという問題についても、今若杉先生が御自分で...全文を見る
12月09日第146回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○古川委員 民主党の古川元久でございます。  私は、この委員会は初めてこの国会から参加させていただきまして、初めて質問させていただきます。  私は愛知県の選出でございまして、そういった意味では、今、伝え聞くところによりますと、有力な候補地の一つとして挙がっているということでは...全文を見る
○古川委員 その期待はわかりますし、私もそうあってほしいなと思うのですけれども、やはりもうちょっと、ブループリントのような状況から少し具体的な、例えば中身がなかなか詰められないのであれば、手順であるとかそういうものをもうちょっと具体的に詰める必要があるのじゃないかと思うのですね。...全文を見る
○古川委員 お気持ちはわかるのですけれども、そういうことをやっていると、何となく一般の国民からすると、ウィーン会議じゃないですけれども、会議は踊る、されど決まらずみたいな、今の議論だけ見ているとそんな感じに見えるのじゃないかと思うのですね。  ちょっとまた方向を変えて、少し今の...全文を見る
○古川委員 その長いレンジというのがどれぐらいの期間かというところで、この首都機能移転に関する国民の関心というのもやはり変わってくると思うのですね。それが、今おっしゃったように例えば三十年とか、そういう話になってきちゃうと、これは関心を持てといってもなかなか難しいものであります。...全文を見る