古川元久
ふるかわもとひさ
小選挙区(愛知県第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数9回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月30日 | 第156回国会 衆議院 憲法調査会 第1号 議事録を見る | ○古川委員 会長、ありがとうございます。 民主党の古川元久でございます。私は、ちょっと北朝鮮の話について一言申し述べたいと思います。 実は、私は先週末、スイスのダボスで開かれました世界経済フォーラムに参加をしてまいりまして、ちょっとびっくりしたことがあります。と申しますの...全文を見る |
02月13日 | 第156回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第1号 議事録を見る | ○古川小委員 民主党の古川元久でございます。本日は、増田参考人にはお忙しい中、長時間にわたりましてありがとうございます。 私からは、参考人に、府県の広域的な合併、そして道州制への進展というのが、単にこれは地域、地方を活性化するだけではなくて、実は私は、日本の中央政府が抱える大...全文を見る |
○古川小委員 ありがとうございます。 もう一点、今度は財政の面から一つ御質問したいんです。 私、統治システムを考える上では、先ほど来からずっと議論になっていますように、やはりそれをマネジメントしていく財源面、そして財政面のあり方というのが非常に大事じゃないかと思うんですが...全文を見る | ||
○古川小委員 統治機構の話で先ほど来から委員の先生方からいろいろなお話が出ていますけれども、私は、パブリックといいますか、これまで官が担ってきた部分のパブリックを、本当にこれからのこの国の、我が国の憲法を初めとする法体系の中でずっと官が担い続ける必要があるのかどうか。国のあり方と...全文を見る | ||
○古川小委員 中山会長のお話、まことにごもっともだと思います。まさにそういう大所高所に立った議論を本来はこの国会の場、そして中央政府というものはやっていかなければいけない。そのためにも、やはり私は、中央政府の役割をもっとスリム化して地方に任せる、どんどん任せていかなければいけない...全文を見る | ||
02月27日 | 第156回国会 衆議院 憲法調査会 第2号 議事録を見る | ○古川委員 私は、地方自治については、憲法でどう規定するかというのは、実はこの国の仕組みというものを考える上で非常に大事じゃないかというふうに思っております。 と申し上げますのは、今の憲法は、先ほど来からもお話が出ておりますように、基本的には主権はすべて国が持っていて、その一...全文を見る |
02月28日 | 第156回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号 議事録を見る | ○古川分科員 民主党の古川元久でございます。 きょうは、大臣もいらっしゃるんで、年金の話を聞きたいと思ったりもするんですが、それはまた別の機会に譲りまして、ちょっと薬の話を中心にお伺いをさせていただきたいと思います。 最近、大型のドラッグストアが全国各地にできてきて、小さ...全文を見る |
○古川分科員 これは、いないのはよくないんですよね。そのいない一七%というところを指導するというのは、それで指導に従わなかったらどうなるんですか。 | ||
○古川分科員 少し質問の角度を変えてみたいと思うんです。 そもそも、今の制度、薬剤師を置いて対面販売という、こういう制度ができたときに、今のような大規模なドラッグストアというものは予想していたんでしょうか。 | ||
○古川分科員 昭和五十年ということですと、普通に私たちが小さいころにあれした薬局、カウンターがあって、そこに白衣を着た人がいて、お客さんがそんな百人も詰めかけるんじゃなくて、一人ずつ来るような、そういう小さいところの薬局を多分前提にした規定だと思うんですよね。今のお話で、ドラッグ...全文を見る | ||
○古川分科員 そうであれば、今みたいに現実に機能していないような状況がそんなにあるというのは、やはり放置できないんじゃないですか。それを、なぜ指導というその程度の状況でとどめていらっしゃるのか、そこの理由をお教えいただけますか。 | ||
○古川分科員 そうすると、この今の制度というのは、目的はあくまでも薬を買う消費者の立場に立って、その人の安全や健康に被害を及ぼさないように、そのためですよね。ですから、その法目的といいますか、もともとの目的が達成されるんであれば、逆に言えば対面販売は、今も言われたように、薬剤師の...全文を見る | ||
○古川分科員 では、例えばそこの対面のところなんですが、対面というのは、直接顔を見て、まさに触れ合うようなそういうところにいなきゃいけないのか、あるいは、例えばテレビ電話みたいなもので、遠隔にいてもちゃんと相手の表情がわかる、そういうような形でもいいのか、そこはどうなんですか。 | ||
○古川分科員 今の答弁だといいのか悪いのかもよくわからないんですけれども。 それでは、状況によってはいい場合もあるということですか。 | ||
○古川分科員 今のところはということは、今後は考えるということですか。 | ||
○古川分科員 先ほど来の議論の中で、薬剤師を確保するのは大変だと。それで、実際に大型のドラッグストアなんかには存在していないところがあるということを考えれば、これは何らかの対策を考えていかなきゃいけないんじゃないかと思うんですけれどもね。 対面販売というのも、そこの患者に対し...全文を見る | ||
○古川分科員 今大臣からお話しいただきましたけれども、やはり昭和五十年とはもう明らかに状況が変わっているわけですよね。想定したような薬の売り方がもう今はされていなくて、多くの人たちがドラッグストアで、ほとんどの薬についてはよほどのことがない限りは聞かないで買っているわけです。私な...全文を見る | ||
○古川分科員 ぜひよろしくお願いします。 次に、よくアメリカなどでメルクマニュアルと言われるような、一般的に標準治療とか標準薬が大きな分厚い本になっていて、このメルクマニュアルは日本でもあるお医者さんがボランティアで訳されているようでありますけれども、一つの医療を行うに当たっ...全文を見る | ||
○古川分科員 これは、私は本当に、その急ぎたいというのが、思いだけじゃなくて、具体的な形として日々見えてこないと、やはりそういう治療とかあるいは新薬の使えるのを待ち望んでいる患者さんたち、たくさんいるわけですよね。 実はきのう、リューマチの患者団体の方からちょっとお話を、党と...全文を見る | ||
○古川分科員 ぜひ、今の大臣のお言葉、具体化していただきますようにお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。 どうもありがとうございました。 | ||
03月13日 | 第156回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第2号 議事録を見る | ○古川小委員 民主党の古川元久でございます。 本日は、阿部先生におかれましては、大変にお忙しいところをお時間をおとりいただきまして、貴重なお話を伺わせていただきまして、ありがとうございました。 私から幾つか御質問させていただきたいと思うんですけれども、まず最初に、地方の時...全文を見る |
○古川小委員 今、町長は都道府県も大きくなるべきだというお考えを示されましたけれども、じゃ、それでは、その大きくなった都道府県にどれくらいのことまでお求めになりますか。 と申しますのは、今、多分、町長、県に陳情に行ったり、あるいは霞が関の方に陳情に来たり、いろいろそういうこと...全文を見る | ||
○古川小委員 ちょっと角度を変えて、先生にもう一点ほど質問させていただきたいと思います。 先ほど町長は、小さい自治体には力が限られている、ある程度の人口規模はやはり必要じゃないかというお話がありましたけれども、力が限られている原因というのは、最終的には人口という点にあるという...全文を見る | ||
03月27日 | 第156回国会 衆議院 憲法調査会 第5号 議事録を見る | ○古川委員 民主党の古川元久でございます。 私は、先日の小委員会でも亀田町長のお話を伺いまして、また、別の機会のところで市町村長のお話も伺いますと、今進んでおります市町村合併については、自治体によって相当温度差がある。先日の小委員会で出られた亀田町のように非常に積極的な市町村...全文を見る |
04月09日 | 第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号 議事録を見る | ○古川委員 民主党の古川元久でございます。 きょうは、私、PCB処理について御質問させていただきたいと思います。 まず最初に、PCBの処理方法の原則について確認させていただきたいと思うんですが、PCBの処理をどういうふうにしていくのか、政府としての姿勢、考え方をまず最初に...全文を見る |
○古川委員 今大臣から御丁寧に御説明いただいたわけでありますけれども、要は、このポイントは、国の指揮監督のもとに一定期間内にPCBの処理をきちんとやる、そういうところにあるというふうに認識させていただいてよろしいでございましょうか。 | ||
○古川委員 それでは次に、この指揮監督のもとに、PCBの処理をだれがやるかという点にちょっと質問を移らせていただきたいと思うんです。 国が考えているPCBの処理というのは、これは環境事業団、そしてまた今法案が出ています日本環境安全事業株式会社、ここと、あとどこがやるというふう...全文を見る | ||
○古川委員 ほかには全くないんですか。 | ||
○古川委員 その具体化した話はないというのは、全く動きがないということなのか、いろいろな水面下の動き、あるいは地域でそういうものをつくろうという動きはあるけれども、環境省まではそれを認識していない、そういうことなのか、どういうことですか。 | ||
○古川委員 今後、そうした動きが具体化してくるという可能性はあるというふうに考えておられますか。 | ||
○古川委員 ということは、今度のこのPCBの処理というのは、特に、自社処理で自分のところの分を処理する以外、環境事業団がやることになっている分野において、民間企業が参入をしてくるということもあり得ると考えておられるというふうに認識してよろしいですか。 | ||
○古川委員 ちょっと別の視点からお話をしたいと思うんですけれども、十三年の法律改正のときに私どもの同僚議員が、そもそもこれは環境事業団にやらせる必要があるのかと。先ほど飯島さんが言われたように、民間でもかなり技術が進んでいるわけですね。先ほど大臣に確認させていただきましたが、今回...全文を見る | ||
○古川委員 PFIじゃなくても、民間企業にやらせて、そこを監視するあるいは監督するという手法もあるわけですよね。ですから、私は別にPFIにこだわっているわけじゃないんですけれども、なぜ環境事業団が、そしてまた今度、特殊会社にまでしてやる必要があるのか。それは、この前の法改正のとき...全文を見る | ||
○古川委員 ということは、環境事業団あるいは今度の特殊会社は要は監督しているだけで、実際の処理は、技術を持っている民間企業がやる、委託でやるというふうに認識してよろしいわけですね。 | ||
○古川委員 今言われた話だと、技術的要件とか手法の部分、ちゃんとそこが指導できるのであれば、別に環境事業団じゃなくても、民間企業にそこの部分がきちんと指導さえされれば、そしてその処理がちゃんとなされているか後からチェックできればそれでいいはずですよね。わざわざ環境事業団が直接自分...全文を見る | ||
○古川委員 そこまで責任を持ってというんだったら、実際の処理は民間企業に委託するんだったら、責任を持っていることにならないじゃないですか。そこまで、処理するところまですべて安全にやられているかどうかを責任を持ってというんだったら、そんなの委託じゃないでしょう。委託できないはずです...全文を見る | ||
○古川委員 責任を持つということはどういうことですか。どういうふうに具体的に責任を持つんですか。監督責任とは、それは、民間企業がやったって、そこがそういう安全性を侵さないようにどうかするチェックは、当然監督責任についてあるわけですよね。それが、委託してやったときの責任と、監督官庁...全文を見る | ||
○古川委員 時間がなくなってしまいますので、またもう少し別の機会にこの議論はさせていただきたいと思いますので、もうちょっと先の話に行きたいと思いますが、今ちまたで言われているのは、今のような委託ということですと、結局これ、よく公共事業を大手ゼネコンが受注して下請に流す、大手ゼネコ...全文を見る | ||
○古川委員 ちまたには、環境事業団がやるとかなりコストが高いといううわさが流れているわけですね。では、実際にどれだけのコストがかかるのか、環境事業団がやる場合の処理コストを出せと言っても、いつまでも出てこない、出てこないと。こういうものを出さないようでは、やはりそういうちまたに流...全文を見る | ||
○古川委員 いつ出てくるんですか。北九州なんか、一期のはもう始まるわけでしょう。出るはずじゃないですか。コストもいつまでも出なくて、予算だけついているのはおかしいですよ。いつ出るんですか。 | ||
○古川委員 いつ出るのかと聞いているんです。来年の予算編成には当然これは入ってくるわけでしょう。そうしたら、当然処理単価が、概算が出なきゃ要求できないですよね。 では、今度の概算要求の八月までに出てくるんですか。 | ||
○古川委員 でも、概算要求のときには出すんでしょう。それを、概算要求のときには出るというふうに何で言えないんですか。 | ||
○古川委員 ということは、八月までに出るというふうに認識させていただいてよろしいわけですね。 最初からそうやって言っていただければ、予算でちゃんと、別に概算でもいいから、当然予算請求をするということは出すわけなんですから、そこでちゃんと出すことが、そういう世間にあるうわさが本...全文を見る | ||
○古川委員 時間が来ましたので終わりたいと思いますけれども、留保をつけるんであれば、今の北九州の分だけでも出るはずですよ。ほかのものが出てきてから出したいと言って、出せないと今言っているのに、そんなことに留保をつけるんだったら、北九州のを出さないのはおかしいですよ。 だったら...全文を見る | ||
○古川委員 またこの問題は環境委員会等でも質疑していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
04月17日 | 第156回国会 衆議院 憲法調査会 第6号 議事録を見る | ○古川委員 民主党の古川元久でございます。 私は、この国会から初めて憲法調査会の委員として参加をさせていただきました。ほかの委員会と違って、議員同士の自由な討論が行われるこうした憲法調査会のあり方というものは、これは国会全体の審議のあり方としても私は非常に有意義なものではない...全文を見る |
05月15日 | 第156回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第3号 議事録を見る | ○古川小委員 民主党の古川元久でございます。 今、野田委員の方からも法治国家という言葉がありましたけれども、私、日本という国は、法治国家として国家の運営をするということになっているわけでありまして、国民主権の国でありますから、当然、みずからを律する法律はみずからつくる、それは...全文を見る |
06月05日 | 第156回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第4号 議事録を見る | ○古川小委員 民主党の古川元久でございます。 本日は、両参考人におかれましては、大変に貴重な意見をいただきまして、ありがとうございました。 まず、窪田参考人にちょっとお伺いをしたいと思います。 実は私、国会に当選をしてきまして一番最初に、きょうこの委員会室にもおられま...全文を見る |
○古川小委員 次に、桜内参考人に御質問したいと思います。 今の政治に対する国民の不信の中心は、我々の支払っている税金が非常にむだに使われているんじゃないか、それから、いろいろと国民負担率の話も出てきますけれども。私は、日本の国民というのは、きちんと自分たちの払った税金が使われ...全文を見る | ||
○古川小委員 きょうはどちらかといいますと憲法の中でも地味な方の財政の話題を取り扱ったわけでありますけれども、今我が国が直面している、いつ財政破綻が起きてもおかしくない、人によってはもう既に破綻していると言う識者も多いわけでありますけれども、こういう状況というのは、我が国の歴史を...全文を見る | ||
06月12日 | 第156回国会 衆議院 憲法調査会 第8号 議事録を見る | ○古川委員 民主党の古川元久でございます。 私はこの国会から初めて憲法調査会に加えていただきまして、また統治機構のあり方に関する調査小委員会に所属させていただいての感想を一言述べさせていただきたいと思います。 この統治機構の部分というのは、実は非常に地味で、またかなり細か...全文を見る |
○古川委員 民主党の古川元久でございます。 本日は、参考人の皆様方には大変に貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。私からは、すべての参考人に同じ質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、憲法というのは国の基本法で、いわば憲法を見ればこの国の...全文を見る | ||
07月10日 | 第156回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第5号 議事録を見る | ○古川小委員 民主党の古川元久でございます。 憲法を基盤に据え、国民主権と政治的リーダーシップによって支えられた確かな統治を築く、こうした視点から本日は意見を述べたいと思います。 日本国憲法は、戦後半世紀を超える歴史の中で国民生活に深く浸透し、定着しつつあります。したがっ...全文を見る |
○古川小委員 結論からいえば、おっしゃるとおりだと思います。一日も早く、今の憲法上、そうした問題となる点は改めるべきだというふうに考えております。 少し付言させていただきたいと思いますけれども、私も、大学時代の行政法の講義を思い出しますと、今行政の実務についているような人のほ...全文を見る | ||
○古川小委員 野党の立場といいますか、かつて私も役所にいて、役所の中から政策決定を見ていた、そういう面からいたしますと、ここのところは自民党の政策決定のところになってくるわけなんですけれども、やはり、閣議にかかる前に、各部会、そして最後、総務会を通らなきゃいけない、そういう仕組み...全文を見る | ||
○古川小委員 ここのところを先ほどから私やあるいは中川委員も申し上げていることなんですけれども、今の斉藤委員のお話だと、やはり政府と与党というのが分離しているんですよね。しかし、そこがやはり責任の所在とかを非常にあいまいにしているわけでありまして、議院内閣制というのは与党が政府を...全文を見る | ||
○古川小委員 そこの部分は、もしやるのであれば、例えばイギリスなんかもそうなんですが、それは、大臣とか政治家の部分と与党の中の議員との間で議論をしてそこで決めたことを、要は、内閣から政府といいますか、官僚たちに回す。今のように、与党の、内閣にも入っていない議員が官僚と直接議論をし...全文を見る | ||
○古川小委員 それは全く事実誤認で、別に私は、内閣を国権の最高機関にしろという話じゃなくて、国会の国権の最高機関ということの中の意味をもう一回再定義すべきだというふうに申し上げたんですね。 つまり、今の国権の最高機関といっても、これは通説を御存じだと思いますが、単なる政治的美...全文を見る | ||
○古川小委員 結構です。 | ||
○古川小委員 もちろん、運用でいろいろな調整とか改善できる部分はたくさんあると思います。 ただ、より好ましい形ということでいえば、やはり先ほど私が申し上げたように、今執行権と行政権が混同しているところ、あるいは各大臣の権限が強くて内閣総理大臣がリーダーシップをとれなくて、結局...全文を見る | ||
○古川小委員 まさに、癒着構造を生んでいる一つの原因も、私は、政府と与党が二元体制になっているところにあるんじゃないかと思うんですね。 なぜかといえば、献金をもらうという話がありましたけれども、法律的な責任ある所管の大臣が献金をもらってそれで権限を行使すれば、それはわいろに当...全文を見る | ||
○古川小委員 最後の二点、一票の格差の是正、そして選挙権の年齢を下げる、その点については全く私も賛成です。 最初の点についてでありますけれども、死に票の問題をどう考えるかということなんですが、ここは、民意をどのレベルで吸い上げていくか、最終的には、国家として政策を決めるときに...全文を見る | ||
○古川小委員 これこそまさに運用の問題じゃないのかなと私は思うんですね。 今の小泉政権、これは小泉政権じゃなくて、審議会を多用するというのはもともとは中曽根内閣のころから始まったわけなんですが、これなども、本来からすれば、内閣が官僚たちを、自分たちの意向、必要だという考え方に...全文を見る | ||
○古川小委員 私は、だからこそ、先ほどの発言の中でも、国権の最高機関たる国会の意味というものをもう一回再定義して、特にその中での第一の機能として、内閣機能を強化するかわりに、そういう強力な内閣のもとで統治が行われた場合には暴走の危険が生じるんで、そこに対してはしっかりと国会の方が...全文を見る | ||
○古川小委員 私もそのように考えています。 | ||
○古川小委員 憲法改正の手続のあり方についてはいろいろな考え方をしてもいいんじゃないのかなというふうに思っておりますけれども、私どもは党の憲法調査会の議論の中で、例えばというので、「憲法改正の発議権は国会議員にあると明記する、」「その上で、各議院の総議員数の過半数によって改正の発...全文を見る | ||
○古川小委員 私も、先日の桜内参考人の意見に全く同感でありまして、そういう予算編成のあり方を可能にするためにも、内閣及び政府とそして国会との関係というものをもう一度整理していかなきゃいけないのじゃないのかなというふうに思うんですね。 先ほどから私、何度もお話しさせていただいて...全文を見る | ||
○古川小委員 私は、国会の機能として、行政権に対するコントロール機能を強めていくべきだというふうに思っていますから、そういった意味では、会計検査院のような仕組みは、本来は国会のもとに置かれて、そのもとに運用されるのが好ましいというふうに思っております。 | ||
○古川小委員 先ほど私の発言でもさせていただきましたが、参議院の性質、役割というものを見直す中で、やはり選挙制度もそれに合ったような選挙制度に変えていくべきではないかと思っています。 ただ、これはもう少し、本当は、できればこの国の形ということを考える中で思い切った、道州制も含...全文を見る | ||
○古川小委員 もちろん、私は、これは憲法でしっかりと書くべきだと思います。 | ||
○古川小委員 今のままの中央集権の仕組みで、地方は基本的に中央政府の下につくような形というように考えるのであれば、私も一院制でいいんじゃないかというふうに思いますが、将来のこの国の形として、道州制のような形で地方に自立権を認めて、その連合体のような形の、連邦制に近い国の形を考える...全文を見る | ||
○古川小委員 首相権限の強化と首相公選制についてでありますけれども、私が考えておりますのは、要は、政党を憲法上もきちんと位置づけて、そのもとで政党中心に民意を吸い上げて、それを政治の場に持っていくということから考えれば、何も直接総理大臣を選ぶような首相公選制ではなくて、現行の中で...全文を見る | ||
07月16日 | 第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号 議事録を見る | ○古川委員 民主党の古川元久でございます。 きょうは、薬の優先審査についてと、重度心身障害者医療費助成事業について、限られた時間でございますがお伺いをしたいと思います。 優先審査につきましては、午前中に質問した同僚の仙谷委員の質問の中でも触れられたようなんで、若干重複する...全文を見る |
○古川委員 三月七日の閣議後記者会見で、大臣はこんな話をしておられるんです。薬の優先審査の話について、現在の医薬局の中で薬の優先審査をいたしますとか、どういうふうなものを優先していくというようなことを一つの課だけで決定しておりましたが、もう少し外部の皆さん方も入れました研究会をつ...全文を見る | ||
○古川委員 大臣、基準に変化を来すというふうに言われているんですけれども、この優先審査をする組織ができているのかどうか。きのう私のところにレクに来ていただいた方は、平成十五年四月から、もうそういう専門家の研究会みたいなものはスタートしておりますというような回答があったと思っている...全文を見る | ||
○古川委員 ちょっと議論がうまくかみ合っていないような気がするんですけれども。 大臣のお話を今聞くと、今厚生労働省が通知で出している「その他医療上特に必要性が高いと認められるもの」というものの「次のいずれの要件にも該当」、さっきも言ったように、「重篤である」というそういうもの...全文を見る | ||
○古川委員 ここは実は入り口要件なんですね。ここをクリアしたものについて優先審査、本当にこれをするのかどうかという、中身を判断していくという手続になっていると思うんです。先ほどから私が聞いているのは、この入り口の判断のところでその外部の専門家の人たちのそういう判断を入れるんですか...全文を見る | ||
○古川委員 外部の方々の意見も含めるということになる。ということは、先ほど大臣も言われたように、この要件というものは今までよりはもう少し柔軟に理解していくというふうに考えてもよろしいんでしょうか。 | ||
○古川委員 そこで柔軟にということになりますと、やはり、この要件でいくと、重篤というものをどのように定義するか、理解するかというところにかかってくるんじゃないんかと思うんですけれども。 先日私が御質問したときにはリューマチの話を挙げました。 大臣は、リューマチのような病気...全文を見る | ||
○古川委員 そういう御理解であると、例えば、今申請がされて、その中の幾つかはもう既に承認がされたリューマチ用の生物製剤。こういうものは、きのう厚生労働省の方に来ていただいて聞いたときには、そもそも優先審査の申請がなされていなかったからそういう手続はやりませんでしたという話なんです...全文を見る | ||
○古川委員 その仕組みなんですけれども、今大臣が言われたように、別に製薬会社から申請がなくても、その専門家の人たちが必要だということであれば優先審査に持っていくという、その仕組みは、きのうの話じゃ何かできているというような、もう既にワークしているというような話もあったんですが、そ...全文を見る | ||
○古川委員 ちょっと、それは大臣の御答弁と違いませんか。大臣は、申請がなくてもそういうふうになるんじゃないかという。なるというか、まあ、大臣の意思として、そうやっているわけですよね。 今私が聞いたのは、そういう研究会なり、きのう聞いた話だと、何かもう既にできているという話でし...全文を見る | ||
○古川委員 政府参考人に聞きますけれども、できているんですよ、今大臣が言われるように。組織は、もうできているというふうに理解してよろしいんですね、局長。 | ||
○古川委員 では、そうすると、きのういらっしゃって答えた方が違うという話ですね、それは。できていない。じゃ、これからできるということですね。それはまた、具体的になったらというか、具体的なその経過も、ぜひこれからもまたお示しをいただきたいというふうに思います。 時間が限られてお...全文を見る | ||
○古川委員 要は、市町村は把握していないということなんですね。 これは大臣、実は、かなり格差があるんです。例えば神奈川県でいいますと、県は今御答弁があったように一級、二級だけ補助するんですけれども、例えば大磯町になりますと六級まで補助するんですね。そうすると、住んでいる場所に...全文を見る | ||
○古川委員 私が質問したのは、その格差がある事実というか、全体の状況さえも把握していないということ自体がいいのか、あるいは、やはり格差があることは、それはある程度は仕方がないと思いますけれども、どういうところがどうなのかという事実ぐらいは把握していなきゃいけないんじゃないかと思い...全文を見る | ||
○古川委員 格差というのはある程度は仕方がないのかもしれませんけれども、これは余り差があるといかがなものかという気もするんですね。 例えば、先ほどからリューマチの話を例に持ち出しておりますけれども、これは、今度新しく承認されたような生物製剤を使うとなると、自己負担三割でも、全...全文を見る | ||
○古川委員 ぜひ現状を把握した上でまた検討していただきますようにお願い申し上げまして、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
10月02日 | 第157回国会 衆議院 憲法調査会 第1号 議事録を見る | ○古川委員 民主党の古川元久でございます。 私ども民主党の中で、この調査会の会長代理でもあります仙谷議員を会長にいたしまして政権準備委員会というものを設けまして、そこで私ども民主党が政権をとった場合にどのような政府をつくるのか、「国民と共に行動する「新しい政府」の確立に向けて...全文を見る |
○古川委員 今、谷川委員からの御指摘がありましたけれども、先ほど私が申し上げた分については、今の憲法上の考え方からしても、先ほど私が申し上げたような、民主党の政権準備委員会で考えた形の宰相型システムをとることはできるだろうというふうに考えております。ですから、そこは別に、憲法を改...全文を見る |