古川元久

ふるかわもとひさ

小選挙区(愛知県第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数9回

古川元久の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第159回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  まず最初に、年金の話をきょうはしたいと思ってはいるんですが、その前に幾つかちょっと個別の話についてお伺いをしたいと思っております。消防庁長官は来ていただいていますか。——いらっしゃいますね。  まず最初に、ちょっと救急医療の...全文を見る
○古川(元)委員 救急医療、そういう緊急事態の中で、少しでも現場の方々が質が向上して、そしてまた、ちょっとした注意をすれば救われる命があるわけですから、ぜひ、そこにおいては消防庁の方も厚生労働省の方も一層の御尽力をいただきたいということをお願い申し上げたいと思います。  消防庁...全文を見る
○古川(元)委員 今大臣の言われた優先審査の対象をどれにするか決めるというのは、今もう既に申請されているものを含めて優先審査対象を決めるというふうに理解してよろしいんですか。
○古川(元)委員 ぜひお願いをしたいと思います。  もう一つ、先ほどの昨年承認されたレフルノミド、一般的にはアラバ錠と言われている抗リューマチ薬で、副作用で五人の死者が出たという報道が先月ございましたけれども、こうした副作用が出たという報道が出たことによって、リューマチ患者さん...全文を見る
○古川(元)委員 毒にも薬にもならないという言葉がありますけれども、薬はやはり当然、副作用というものも伴っているわけでありまして、いかにその副作用に対してきちんとした対応をとっていくかということで薬とはつき合っていかざるを得ないんだと思います。  その意味では、イレッサの事件と...全文を見る
○古川(元)委員 そういう御発言になるとちょっと私も言わなきゃいけないんですが、私もこの知的財産権の問題に今まで取り組んできたんですが、実は、今回の事案なんかも、労使関係がきちんとうまくいっていればこんな訴訟になることはなかったんですね。  もともと、この訴訟というのは会社側か...全文を見る
○古川(元)委員 せっかく竹中大臣がいらっしゃいますから、経済財政諮問会議を主宰している大臣として、この知財の問題、余りこういう労働という視点から今まで検討されたことはないんじゃないかと思いますが、その点についてはやはり今後そういう検討の中に入れていかなきゃいけないんじゃないかと...全文を見る
○古川(元)委員 そういう知財立国を目指すというからには、いろいろな方面からの環境整備というものがなければいけないということを、ぜひ今回御理解をいただければ結構でございますので、よろしくお願いいたします。  さて、それでは本題の方に進んでいきたいというふうに思うんですけれども、...全文を見る
○古川(元)委員 こういう概念、外国で使っているところはあるんですか。
○古川(元)委員 竹中大臣、御存じですか。
○古川(元)委員 類似と言いますが、私もかつて大蔵省にいましたから、これはもともと日本の大蔵省がつくった概念なんですよね。ですから、ほかの言葉、似たようなのはあるかもしれないけれども、いわゆる国民負担率というもので言うと、まず多分、竹中大臣、国民負担率という概念を、外国の人にこれ...全文を見る
○古川(元)委員 先ほどから、竹中大臣からも政府の規模、今、谷垣大臣からも政府の規模とありました。経済財政諮問会議でも、五〇%という、ここに抑えよう、自民党の政権公約でも、国民負担率を五〇%以下に抑えますと書いているわけなんですが、では、政府の規模を五〇%に抑えるということの根拠...全文を見る
○古川(元)委員 もちろん、政府の規模がむやみに大きくなっていくことはいけないと私も思いますけれども、では、なぜそれが、今、レファレンスと言われましたが、五〇%という数字なのか。なぜ四〇じゃないのか、なぜ六〇じゃないのか、なぜ五〇なのか、その点について御説明いただけますか。
○古川(元)委員 今、大臣が金融機関の自己資本のお話をされましたから言いますけれども、あれは、バーゼル合意とか、ちゃんと国際的な取り決めをしたわけでしょう。  では、この国民負担率について、国際的に、大体五〇%、そういうような暗黙の合意というのがあるんですか。
○古川(元)委員 私は、この国民負担率というのは政府に対する信頼と大きく密接に関係してくると思うんですね。政府に対する信頼があって、税金がむだ遣いされない、年金の保険料として払い込んだ保険料がグリーンピアとかどこかに消えていかない、きちんと年金として返ってくる、それだったら、六〇...全文を見る
○古川(元)委員 大臣はそうおっしゃいますけれども、この国民負担率で五〇%という数字は物すごくいろいろなところをひとり歩きしているんですね。先ほど来からのお話でいくと、決してこれが金科玉条のそういう数字じゃないという御認識のようなんですが、しかし、この五〇%というのが非常にいろい...全文を見る
○古川(元)委員 そうすると、坂口大臣のお考えでは、今のこの国民負担率という概念がそういう物差しとして好ましいとは思っていないというふうに理解してよろしいですか。
○古川(元)委員 竹中大臣、今の厚生労働大臣の御意見に対してはいかがですか。
○古川(元)委員 ぜひ、この国民負担率という日本に特異な概念が、余りいろいろな自由な議論を封じ込めることのないように。最終的には、もちろん、少しでも租税と保険料の負担率が低くて、そして国民生活がいい国家がいいに決まっているわけでありますから。しかし、この概念が先に来てしまうと自由...全文を見る
○古川(元)委員 年金制度というものはもちろん受益と負担、バランスがとれなきゃいけない、そこは大事なんですけれども、しかし、それは、数字上の話としてとれなきゃいけないのと、現実にその数字に見合った保険料がちゃんと入っているかどうか。その点は、これは国民の、特に保険料を納める人たち...全文を見る
○古川(元)委員 そういう意味では、昨年の総選挙のときに、総理は、年内に年金の抜本改革案を示しますというふうに約束をされたわけですけれども、今の三大臣のお話を聞いていますと、まだいろいろな問題は残されていると。  そういう意味では、この政府案というのは、小泉さんが言っていた抜本...全文を見る
○古川(元)委員 何か抜本とか根本とか非常に紛らわしい言葉があるんですけれども、最初の大臣の答弁だと、これは抜本改革ではなくて根本改革だと。そうすると、何か根本改革の方が抜本改革よりも小さい円のような気がするんですが、最後には抜本改革だと。どっちなんですか、これ。
○古川(元)委員 今の、負担と給付の見直しということであれば、それは過去五年ごとにやられてきた年金改革、そのときも同じことをやってきたんじゃないですか。そのときも、負担と給付。現行制度を前提にする限りは、常に負担と給付を見直していかなきゃいけない。それをやってきたのが今までじゃな...全文を見る
○古川(元)委員 前のときはそんな長期展望はしていなかったんですか。たしか私の記憶によれば、前のときは、もう無限に、要するに年金制度がちゃんと維持できるように、それが今回は逆に、百年というので有限になったと。むしろ、見込みは、見通しは、前は、ずっと永久に続くように、そういう中での...全文を見る
○古川(元)委員 前のときも、もうこの改革すれば大丈夫です、大船に乗ってくださいと言われて、五年たって人口推計の見直しをやると、いや、この大船はどうも穴があいていました、次の大船に移ってくださいと。この大船も、また五年たつと、いや、やはり穴があいていました、また次の大船に移ってく...全文を見る
○古川(元)委員 時間が終わりましたので、また議論はこれから続けさせていただきたいと思いますけれども、今まで明確にしてこなかったと。それであれば、きちんとそこのところを、今までの政府のやり方、与党のやり方が悪かったんですとまず反省をしてからこういう案を出してくるべきであって、その...全文を見る
02月25日第159回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  現在、私どもの世界は大きな時代の変革期にある、それは皆さんだれもが認識を一にすることじゃないでしょうか。  日本社会も社会構造が大きく変わりつつありまして、こうした時代の転換期においては、とりわけ社会的セーフティーネットであ...全文を見る
○古川(元)委員 総理、私が聞きたかったのは、給付のレベルがどの程度かという話じゃなく、要するに、社会保障の構造のあり方、それが、これまでのようなあり方と、そしてこれからの時代のあり方でいいのかと。  さっき申し上げたように、今なんかだと、医療保険も、あるいは年金もそうですけれ...全文を見る
○古川(元)委員 もちろんそうなんですけれども、私が聞いているのは、負担のあり方として、今までと同じような、前の世代よりも後の世代の方がなるだけ負担するような、そういうあり方がいいのか。あるいは、これからの時代はもう少しその負担のあり方を、この時代にかかる社会保障給付はこの時代に...全文を見る
○古川(元)委員 先ほど私申し上げたように、それだけじゃないんですね。今こういう状況になっているのは、単に少子高齢化の進展だけじゃなくて、やはりこれまでの日本の社会保障のあり方の枠組みそのものが、現在の、今の世代よりも先の世代に負担を重くするような仕組みになっていたりとか、また、...全文を見る
○古川(元)委員 まずはやはりそこのところがきちんと示された上で、じゃ、これからの年金制度、どうあるべきか、本来はそういう議論がなされるべきだと思います。  もう少し、ちょっと年金の話に少しフォーカスを当てていただきたいと思いますけれども、先ほど総理が言われたように、社会保障制...全文を見る
○古川(元)委員 今の総理の言葉の中で、これは国民が誤解を招く部分がありましたから、わかっていらっしゃると思いますが、現役時代の所得の五〇%を保障するわけじゃないですよね。あくまでも、その年金をもらうときの、その時代の現役世代の平均収入の五〇%を目標にするという話ですよね。  ...全文を見る
○古川(元)委員 よく政府は、抜本的だ、何か恒久的な減税とか、そういう、的を入れると何か、抜本改革と抜本的改革、違いがどこかよくわからないんですけれども、少なくとも総理の言う、総理が選挙で約束をした二〇〇四年の年金制度の抜本改革、この言葉には今回の政府案は当てはまるんですか、当て...全文を見る
○古川(元)委員 なぜ的がつくんでしょうかね。  先日、予算委員会で私が、これは抜本改革ですかと言って坂口大臣に聞きましたら、いや、これは抜本改革じゃなくて根本改革だというふうに言われました。抜本改革と根本改革の違いはどこにあるんですか、大臣。
○古川(元)委員 その負担と給付の関係しかないというのは、現行制度を前提にしての話ですよね。抜本改革というのは、現行制度のあり方そのものを見直すということが抜本改革と言うんですよ。抜本的改革とか、総理も、こそくなことで、そういう言葉で、紛らわしいことはやはり言うべきじゃないと思い...全文を見る
○古川(元)委員 総理、大臣は抜本改革だと言っていますけれども、総理はまだ抜本的改革と言うんですか。
○古川(元)委員 的は取らないということなんですね。
○古川(元)委員 抜本的改革と抜本改革というのは似て非なるものだと思うんですよね。そこに谷垣大臣がお座りになっていますけれども、定率減税というのは、あれは恒久減税とは言っていないですね、恒久的な減税だと。あれは恒久減税じゃないというのが財務省の見解だと思うんですね。そういう言い方...全文を見る
○古川(元)委員 ちゃんときのう事務方の方に渡して、ちゃんとこれを準備するようにというふうに言ってありますから、ぜひ、これはやはり法案審議に先立って出していただかないと、議論をする前提となる情報がきちんと開示されていないようでは、とても議論はできません。  これは、委員長、ぜひ...全文を見る
○古川(元)委員 まず、そうした資料が出ていることが大前提でありますけれども、私たち民主党は、先ほどから申し上げているように、現行制度の延長線上では国民の制度に対する信頼回復はあり得ないと考えていますから、ですから、新しい年金制度というものを考える、昨年のマニフェストでも、その新...全文を見る
○古川(元)委員 積立方式って、これは、要するに、ちゃんと割り引いてみて、現在価値に直してみてという話ですからね。そんな話じゃないはずですよ。  私が聞きたいのは、大臣、この事実は、これは二〇〇〇年の段階ですけれどもね、私たちこういうバランスシートを今回もつくってくれというふう...全文を見る
○古川(元)委員 積立方式前提ということは、要は、この過去債務の部分、ここは本来であれば積んでなければいけなかったものを積んでいなかった。でも、これは実際に払わなきゃいけないんでしょう、賦課方式なんですから。  ところが、賦課方式だといったって、これは払わなくてもいいというんな...全文を見る
○古川(元)委員 では、政府案のように、ことしから二〇一七年まで、十月から毎年毎年〇・三五四%ずつ保険料を上げるということをやって、では、このデータ、この数字をベースにして保険料を上げた場合のバランスシートの変化、これをちょっと計算してみますと、こんなふうになるんですね。これもデ...全文を見る
○古川(元)委員 この数字が正確かどうかということを聞いているんじゃないんです。  要は、これからの保険料引き上げ分は、自分たちの年金給付に回るんじゃなくて、過去債務の支払いのためにこれから十年以上にわたって保険料が上がっていく、そのことをバランスシートは示していると思うんです...全文を見る
○古川(元)委員 今回の政府案というのは、まさに、その軟着陸というのを保険料引き上げと給付のカット、それによってやろうとしているんですね。今でも年金の保険料の負担というのは非常に大きいわけなんですよ。果たして、勤労世代や、あるいは保険料の半分を負担する企業にとって、自分たちの将来...全文を見る
○古川(元)委員 もちろん私はそんな、そのままどこかに置いておけという話をしているんじゃないです。国鉄の改革を思い出してください。過去債務をどう処理するかという話、今JRになって経営よくなっているわけでありますけれども、あれ、もし過去債務をそのままつけて民営化していたらどうなった...全文を見る
○古川(元)委員 今のお話は、名目は下げないということですよね。もしこの仮定のような計算で進んだらこれはこのとおりになる、実質的価値は大幅に下がる、それはそのとおりなんですね。
○古川(元)委員 まあ、でも、こういう危険性があるわけですよね。やはりそこのところはきちんと隠さずに説明をしなきゃいけない。名目の年金額は下がらないかもしれないけれども、場合によっては実質の年金額は大幅に下がるかもしれない、やはりそこのところはきちんと説明をしなきゃいけないんじゃ...全文を見る
○古川(元)委員 私たちは、今の基礎年金をそのまま全額税方式にしようと言っているんじゃないんですね。これを最低保障年金という形に再編をして、要するに、年金額の少ない人に税財源による補てんをしていく、年金額が逆に多い人については、その人まで税財源によって年金を上乗せする必要はない。...全文を見る
02月26日第159回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
議事録を見る
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  法のもとの平等、とりわけ一票の格差の問題というのは、実は、民主主義、これとの関係で非常に重要な問題だというふうに私は考えます。  なぜならば、日本国憲法では民主主義は基本原則、その民主主義を間接民主義という形をとって実現をし...全文を見る
○古川(元)委員 先ほど山花幹事の、衆議院と参議院の一票の格差の違いについての意見に対して、ちょっと私としても一言つけ加えたいんです。  今、現行憲法の中でいうと、衆参の役割といいますか位置づけがほとんど変わらない状況の中で、裁判所が今解釈として、衆議院については一対二、参議院...全文を見る
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  私は、法治国家においては、最終的に法の公権的解釈をするのは司法の役割でなければならないというふうに思いますが、これまでの日本は、今の下村委員のお話にもあったように、そうした司法が消極的で余り前に出てこない、その結果、法の運用が...全文を見る
03月19日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○古川(元)議員 お答えをいたします。  まず、今の五島委員の御質問にお答えする前に、そもそも私ども民主党が今回こういう形で物価スライドの特例法に対して対案を示させていただいた、その背景について一言述べさせていただきたいと思います。  この特例法は五年連続になります。最初三年...全文を見る
○古川(元)議員 先ほど来申し上げておりますように、最低保障年金というのは、私たち民主党がこれから国会に提案をさせていただく予定でおります対案の中で示させていただく予定でおります。その具体的な中身、構造については、これは私どもも今後とも詰めていきたいと思っておりますし、また、今委...全文を見る
○古川(元)議員 五島委員の御指摘につきましては私ども民主党も議論を続けておるわけでございますし、それは五島委員もよく御承知のことだと思います。私ども、引き続き、トータルの考え方の中で、特に民主党が示す今度の新しい年金制度の中の最低保障年金のその額などを検討するに当たっては、そう...全文を見る
03月25日第159回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第3号
議事録を見る
○古川(元)小委員 民主党の古川元久でございます。  最高裁及び参考人におかれましては、大変に貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  まず、笹田参考人にお伺いしたいと思います。  先ほど参考人は、違憲審査制の活性化のための複合的なプランということで...全文を見る
○古川(元)小委員 先ほどお伺いしたもので、もし憲法を改正する、そういう判断をした場合にも、憲法裁判所は置くというふうにはお考えにならないということですか。現行の状況ということでしょうか。
○古川(元)小委員 今、笹田参考人の方から国民審査の件がちょっとありましたので、最高裁の方にもお伺いしたいと思うんですが、この国民審査については非常に形骸化している。実態的に、国民審査をするときにバツをどの人につけるかというのは、ほとんどもう思いつきでしかない、一番最初に名前があ...全文を見る
○古川(元)小委員 笹田参考人にお伺いしたいと思いますけれども、先ほど笹田参考人のお話の中で、憲法裁判所、ドイツの例を引きまして、政治の裁判化というお話がございました。そうなってはいけないからというような御指摘だったかと思うんです。  ただ、日本の現状を考えてみますと、憲法解釈...全文を見る
○古川(元)小委員 その点なんですけれども、ただ、我が国は法治国家ですよね。そうすると、最終的には法のもとですべてのことは決められなきゃいけないと思うんですけれども。  例えば、アメリカの二〇〇〇年の大統領選挙を見てみますと、まさにあれは司法が最終的に大統領を決めたようになって...全文を見る
04月01日第159回国会 衆議院 本会議 第19号
議事録を見る
○古川元久君 民主党の古川元久でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出のいわば年金不信拡大法案とでも言うべき年金関連法案に対し、質問いたします。  なお、私も、政府の答弁が不十分な場合には、与えられた時間の範囲内で、さらに議論を...全文を見る
○古川元久君 先ほど、総理は、この無年金障害者問題について、福祉的要素もあるというふうに答えられました。ということは、この無年金障害者問題を解決するには、年金制度としての問題も考えなければいけないということを含んでおられるというふうに考えてよろしいのでしょうか。そうであれば、この...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
議事録を見る
○古川(元)議員 民主党の古川元久でございます。  ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ提出の年金抜本改革推進法案について、提出者を代表し、その趣旨を御説明いたします。  趣旨の説明に先立ち、私からも一言申し上げます。  イラクで日本人三名が拘束されるという緊急事態...全文を見る
○古川(元)議員 まさに今、鴨下議員言われましたけれども、ボリュームを見せて、あたかも厚ければ抜本改革であるかのように錯覚している、まさにそこが、私は、自民党政権が陥っている、まさに官僚支配の上に乗った政治ではないかというふうに思います。  そのデータをつくられたのが厚生労働省...全文を見る
○古川(元)議員 今のお話を伺いますと、要は、政府の法案というのは当面の財政を維持するためだけに出した案ということでありましょうか。まさに、語るに落ちたとはこのことじゃないんでしょうか。  私どもは、もし政府が、今の案を抜本改革ではなくて当面の財政対策であるということに発言を変...全文を見る
○古川(元)議員 先ほどから繰り返しておりますが、この政府・与党案は、では当面の五年間を走らせるための、そうした財政措置なんでしょうか。私どもはまずその点が、これは抜本改革だと言いながらそういうことを言う、その点に私たちは大きな疑問を感じております。  私どもは、二〇〇八年まで...全文を見る
○古川(元)議員 先ほど小泉総理もおっしゃっておられましたが、一元化するにはいろいろな環境設定をしていかなきゃいけない、時間がかかるというふうに言っておられるわけであります。  私たちも、だからこそ、一元化、そのスタート、新制度のスタートは、二〇〇九年からスタートさせていただき...全文を見る
○古川(元)議員 これは、与党の議員として全く無責任な発言ではないかと私は思います。  まさに今、そうした抜本的な改革をやるということを国民の皆さんが私たちに求めているんじゃないでしょうか。だからこそ、各党ともさきの総選挙で年金制度の抜本改革というものを掲げたはずであります。そ...全文を見る
○古川(元)議員 まず、そもそも、申し上げますけれども、政府側のそうした数字の議論ということを言っておりますけれども、私どもが提案しております新しい一元化された年金制度においては、これは、今、実は、国民の中で、所得税も払っていない、そしてまた生活保護も受けていない、そういう中で所...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 本会議 第22号
議事録を見る
○古川元久君 民主党の古川元久でございます。  ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ提出の年金抜本改革推進法案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明いたします。(拍手)  まず、趣旨の説明に先立ちまして、イラクにて発生した日本人拘束事件について一言申し上げます...全文を見る
○古川元久君 大野議員の御質問に対しまして、まずは私から御答弁させていただきます。  まずは、冒頭の助け合いについてでございますが、政府が年金制度を世代間扶養と説明するように、年金制度の助け合いの場合の助け合いとは、主に世代間の支え合いを指しているというふうに考えております。 ...全文を見る
04月14日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
議事録を見る
○古川(元)議員 お答えいたします。  今宮澤委員の方から、私どもの案を熟読玩味していただいた、何も変わらないという読後感があったというのは、宮澤議員も、あの頭脳明晰な宮澤大先輩におかれてそのような読み方をされるというのは、極めて不可思議だなと。  今の政府案、まさに、先ほど...全文を見る
○古川(元)議員 先ほど申し上げましたように、私どもはスウェーデンのをそのまま取り入れているわけではありません。スウェーデンの考え方を参考にして、そして、すべての国民がひとしく一元化された同じ制度のもとに所得に応じた保険料を支払っていただいて、その支払っていただいた保険料に比例し...全文を見る
○古川(元)議員 宮澤委員がお示しをした……(宮澤委員「イエスかノーかです」と呼ぶ)いや、イエスかノーかというか、今御質問の趣旨がよくわからないんですね。先ほどから私がお伝えしておりますように、スウェーデンの同じものを導入したわけではありません。スウェーデンの考え方をベースにして...全文を見る
○古川(元)議員 大変に法案の中の細かいところまで読んでいただきまして、先ほど私の答弁が官僚的だと言われましたが、宮澤議員も、法制局には行かれていなかったようなんですが、かなり法制局的な読み方もしていただいているんだな、そういう意味では、やはり長い間役所にいらっしゃった先輩である...全文を見る
○古川(元)議員 先ほど申し上げましたように、最低保障年金は生活保護とは違いますから、当然、これは全国一律というふうに私どもは考えております。
○古川(元)議員 短く申し上げますけれども、これだけ国民の皆さん方が年金議論に対して本質的な議論を求めている状況の中で、私どもが前に出した物価スライドに対する対案と、これは別の法案です。そこの部分の字句の、一々そこが安定的なのか基礎的なのかというところをめぐって、こうしたことで時...全文を見る
○古川(元)議員 当然、係ります。
○古川(元)議員 新制度における最低保障年金はまさにそういう考えになりますが、今の未納、未加入の問題については、これはやはり別の考えの中で、政府もまさに今、無年金障害者の問題については政府自身が福祉的な措置でやろうと言っているわけでありますけれども、そういう問題の中でこれは考えて...全文を見る
○古川(元)議員 そのとおりです。
○古川(元)議員 納めないということはどういうことなのか。私どもは、国税庁と社会保険庁を統合して、そして歳入庁をつくって、そこで一元的に税、保険料、両方を徴収するということになっております。ですから、そういう意味では、納めないということは、これは脱税をしているということに逆になる...全文を見る
○古川(元)議員 未納、未加入という問題は、私どもの中では、起こらないというふうに考えております。
○古川(元)議員 逆にお伺いしますが、では、どういう場合をもって未納、未加入ということを想定しておられるのか、具体的に教えていただけますでしょうか。
○古川(元)議員 まず最初に私が答弁させていただいて、その後、五十嵐議員に続けさせていただきたいと思いますけれども。  私が答弁するに当たりまして、最初に中西議員が、民主党はマニフェストで出しているのに、これまで、対案を出すのにこんなに時間がかかったというふうに言われますけれど...全文を見る
○古川(元)議員 官僚に頼らず法案をつくりたいというふうに抱負を述べられている中西議員が、せっかく当選されて、私は元官僚として御忠告いたしますが、官僚の人たちは非常に丁寧に新人の人たちには御説明をいただけますけれども……(中西委員「失礼じゃないか」と呼ぶ)そういう点からいたします...全文を見る
○古川(元)議員 福島議員から、今の年金制度の持っている問題の本質というのは少子高齢化だという話がありましたけれども、もちろん少子高齢化もありますが、同時に、社会構造が大きく変わりつつある。  例えば、今の御議論というのは、サラリーマンはずっとこれからもサラリーマンであり続ける...全文を見る
○古川(元)議員 私どもは、所得比例年金、負担に比例した形で給付が戻ってくる、そこのところについて、これは前から御説明しておりますように、そこがバランスがとれるだろうということは、大体、二〇五〇年程度になりますと、そこは人口構成が安定してきて、現役世代とそして年金受給世代との人口...全文を見る
○古川(元)議員 まず、福島議員に申し上げますけれども、従来から、政府・与党は、私どもに対して、自営業者は所得把握ができていないでしょうというふうに御指摘をしてきたわけですよね。  今まさに提案されている政府案、所得把握できていないのに、何でそんな、所得に応じて段階の免除制度が...全文を見る
○古川(元)議員 理論的には、私どもは、それは一年でもこれに加入すれば、その一年、四十分の一の部分の最低保障年金というものは支払われることになるというふうに考えております。  今、福島議員、先ほど来、所得があった場合、ずっと所得があって、それで、保険料を払ってこなかったというの...全文を見る
04月21日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
議事録を見る
○古川(元)議員 久しぶりに大変に良識のある御意見をいただいたというふうに、最初に感謝を申し上げたいと思います。  歴史認識、時代認識、まさに今福井議員が言われたとおりのことじゃないでしょうか。そういう中で、今回のこの年金の抜本改革の議論が国会の中で行われなければならない。そう...全文を見る
○古川(元)議員 今、福井委員の方から、損得勘定どうなっているんだというお話がありましたが、私は、今の年金の議論がそういう損得勘定が行われているということがまず問題だと。今の年金制度というものの問題は、実は、公的年金、政府が運営する年金でありながら、損する人と得する人が生まれるよ...全文を見る
○古川(元)議員 そこのところはまさに福井議員が、どうも時代認識は同じですけれども、根本的なところで御理解をいただいていないのかな。  私ども先ほどから申し上げておりますように、民主党案は、所得と給付の関係が明確な所得比例年金と、税を財源とする最低保障年金、この二つの組み合わせ...全文を見る
○古川(元)議員 自営業者の保険料負担につきましては、現行の国民年金におきまして、所得にかかわらず定額でやっている……(発言する者あり)委員長。
○古川(元)議員 よろしいですか。  現行の国民年金で所得にかかわらず定額の一万三千三百円。ですから、自営業の人ですと、夫婦いらっしゃいますと二人で二万六千六百円。これが、今の公的年金の加入者の状況等調査によりますと、保険料未納者の約六割が、この保険料率が極めて高くて経済的に支...全文を見る
○古川(元)議員 未納、未加入の問題については、今、国民年金の未納、未加入が問題になっているが、原因はどこにあるか。  先ほど申し上げましたように、一つには、やはり今の定額の保険料というものが低所得の人にとっては極めて重い負担になっている。  もう一つは、やはりこれが私は一番...全文を見る
○古川(元)議員 先ほど来我が党の枝野議員からも御説明させていただいておりますように、私ども民主党の新制度というのは、所得比例年金と、そして最低保障年金、この二つから成っているんですね。所得比例年金については、これはみなし確定拠出というような形で、そして、それに税を財源とする最低...全文を見る
○古川(元)議員 私ども、この一項と二項の話については、マクロの中で見れば、これは、保険料総額、その年に入ってきたもののマクロのところで保険料総額に見合うような形で給付は決めていくと。また、二項のところでは、それぞれの受給者の立場から見ると、その受給者が生涯にわたって払い込んだ保...全文を見る
○古川(元)議員 この一項と二項との間を結ぶものとしてスウェーデンのような形の自動調整の仕組み、何らかの形のことは考えていかなければいけないというふうには思っております。  ただ、そこにつきましては、これはいろいろな考え方もあろう。政府の案で今出されているようなマクロ経済スライ...全文を見る
○古川(元)議員 最低保障年金についての哲学は何度も申し上げていると思いますけれども、これは老後の、ここでも書いてありますように、基礎的な生活を賄う部分に要する費用を賄うことができるような額というものを前提に考えていきたいというふうに思っております。  それで、最低保障年金は、...全文を見る
04月22日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
議事録を見る
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  きょうは、参考人の皆様方におかれましては、大変に御多用のところ貴重な御意見をお聞かせいただきまして、まことにありがとうございました。  いろいろきょうは、私どもの政治家でやっている議論と比べますと、大変に落ちついた、そうして...全文を見る
○古川(元)委員 ありがとうございました。  私どもは、残念ながらこの政府案、非現実的な、希望的な観測で将来水準のところを数字を示しているんじゃないかというふうに見ざるを得ないというふうに思っているわけなのでございますけれども、だからこそ、今高山先生も言われたように、私どもは、...全文を見る
○古川(元)委員 山崎先生のおっしゃるようになればいいんですが、現実は、ここのところの経済状況の中で、実際に厚生年金の加入者というのはどんどん減っているわけですね。そういう中でまた保険料が上がるということは、当然企業負担も上がるわけでありますから、雇用に対しては、先ほど高山先生が...全文を見る
○古川(元)委員 ちょっとまた別の観点から御質問させていただきたいと思います。  高山先生に御質問させていただきたいと思いますけれども、先ほど山崎先生の最初のお話の中で、今回は政府案もスウェーデンの方式の考え方の一部をとったんだ、保険料固定という方式をとったんだというお話があり...全文を見る
○古川(元)委員 ありがとうございます。  また今度は山崎先生にお伺いさせていただきたいと思いますけれども、大変率直な、素直な御意見をいただいて、今回の政府案というのは、とにかく保険料凍結によって実質的に年金財政は赤字が積み重なっている、ですから、当面はとにかく財政の安定を図る...全文を見る
○古川(元)委員 与党の皆さんもそういうふうに素直に言っていただくと、まだもう少し議論がかみ合うと思うんですけれども。  もう時間がなくなりましたから、米澤先生の方に、運用の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  積立金の株式運用について、これは基本的にやっていくべきだ...全文を見る
○古川(元)委員 時間が参りましたので、終わります。どうもありがとうございました。
04月23日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
議事録を見る
○古川(元)議員 聡明な宮澤委員からそのようなお話がありますと、ためにする御質問かなという感じもいたしますけれども、今宮澤委員がおっしゃいましたように、私どもは、新制度で納めた保険料に対応する給付は、新制度の中で納めた保険料総額に見合ったものを支給するという形で約束をさせていただ...全文を見る
○古川(元)議員 税務署長までやられた方が、滞納が二百三十万もあるということをこういう国会の場で堂々と言われるところについては、まことにこれは遺憾であるというふうに言わざるを得ないと思うのでありますけれども、そもそも、やはり、そういう状況がある、こういう今の状況、これは、年金の問...全文を見る
○古川(元)議員 言葉遊びをやっているような気がいたしますけれども、それを滞納と言うのか未納と言うのか、それは御解釈だと思います。
○古川(元)議員 基本的な認識は全く桝屋先生のおっしゃるとおりだと思います。こうした福祉施設の整理については、もう時代が変わっている中で、きちんとした、国民の、特に年金の保険料を払っている人たちの信頼を回復できるような形でやはり保険料は使っていかなきゃいけない。そういう意味では、...全文を見る
04月28日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
議事録を見る
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  まず、総理、これまでのこの年金問題をめぐる、いろいろ明るみになってきたこと、また議論を踏まえまして、今回、与野党とも、年金の抜本改革が必要だ、そういう認識に至った背景には、現在の年金制度に対する国民の不信が極度にまで達している...全文を見る
○古川(元)委員 国民は確かに関心を持ちました。そして、先週金曜日に、この政府・与党案を提出した提案者である閣僚の三人が国民年金に加入していなかった、言えば未納だったということが明らかになりました。  こういうことが明らかになったにもかかわらず、その問題について何ら、総理として...全文を見る
○古川(元)委員 私たちも出しましょうという決断をして、そして、きょうのお昼までにお互いが一緒に出すという約束をしたはずであります。そのことは総理も承知のはずだと思いますけれども。そして、私どもは、もうこれを既に用意しております。今すぐでも出せます。  それを突然、政府・与党の...全文を見る
○古川(元)委員 今後じゃないですよ。与党はきょうの昼までに出すと言ったんですよ。我々もちゃんと用意しました。今すぐにでも我々は出せます。ぜひ今すぐ出してください。それがなきゃ、もうこれ以上質問できません。
05月07日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
議事録を見る
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  昨日、三党合意がこの年金問題についてなされたわけでありますけれども、この合意は、我が党にとってはまことに苦渋の選択でございました。このまま私どもが一切与党との協議に乗らないという形でいれば、十四年間保険料が上がり続ける、給付が...全文を見る
○古川(元)委員 与党のくせに懐が小さいですね。私たちが政権をとったときには、当然、年金の抜本改革をやろうというんだったら、法案をつくる前にちゃんとそれは野党である自民党にも呼びかけますよ、公明党さんにも。  そもそも、今、総理は話をそらしましたけれども、我々は法案をつくる前の...全文を見る
○古川(元)委員 その与野党の協議で、与党が拒否したんです。総理は、同時に自民党総裁でもあるわけですよ。何で指導力を発揮しないんですか。  国対上の問題もあるというふうに言われましたけれども、先週ここで私が、民主党の側の次の内閣の全員の納付状況は、菅代表の未納もわかっていました...全文を見る
○古川(元)委員 協議していただきたいといっても、与党は拒否したんですよ。個人情報だといいますけれども、議員になって以降の年金の納付状況について、もうこれは個人情報という問題じゃないですよ。  これはやはり総理が、それは総理がみんな自民党の議員のを社会保険庁に行って聞けというわ...全文を見る
○古川(元)委員 そういう無責任なことが、どんなに年金のまじめな議論をしようとしても、国民の皆さん方に我々自身の議論が信用されないということにつながるんだと思うんですよね。それはやはり総理としてきちんとやってもらわなきゃいけない、総裁として。  では、聞きますけれども、総理御自...全文を見る
○古川(元)委員 ちゃんとそこは調べられたんですね。
○古川(元)委員 今まで何か払っている払っていると言うだけで具体的になかったわけでありまして、総理もきちんと、やはりそこは、どういうものに入っていたのかというところは、ほかの閣僚経験者の皆さん方が同じようなことで未納になっているわけでありますから、そこの部分が自分がなかったのであ...全文を見る
○古川(元)委員 総理は、総理の立場と、先ほどから申し上げているように、自民党総裁としての党首という立場があるわけですよね。その政党人としては、では、この議員年金廃止、今国会中に与野党間で片をつけるということには賛成というふうに理解してよろしいですね。
○古川(元)委員 わかりました。ぜひそういう方向で私ども動かせていただきたいと思いますので、総理も自民党総裁としてきちんと党の中をまとめていただくようにお願いを申し上げたいと思います。  さて、次に、時間が限られておりますからちょっと質問を続けたいと思いますけれども、今回、年金...全文を見る
○古川(元)委員 ちょっとそれだと話が違うんじゃないかと思うんですよね。  これは、一元化というのは当然、我々は、きのうの協議の中でも、国民年金も含めた一元化をやっていくんだと。二〇〇七年までに共済、厚生年金、当然そこには議員年金も含まれますけれども、そこは一元化して、二〇〇九...全文を見る
○古川(元)委員 これは重大なことですよ。この一元化に国民年金も入るのか入らないのか。総理のさっきの認識だと、何か与党の方はこの一元化というのは厚生年金と共済年金だけみたいな、そういう言い方に聞こえていますけれども、国民年金も入るということが確実じゃなければ、これはもう合意は破棄...全文を見る
○古川(元)委員 だったら、これは、一元化というのは当然国民年金も含めた一元化、総理はさっき何か、いや一元化には二つの概念があると。そんなことを言われるから、私はそう聞いたわけなんですよ。やはりそこはちゃんと、一元化といったら、総理が言ったのは国民年金も含めてでしょう。当然、今回...全文を見る
○古川(元)委員 これは徴収の問題ですよ。議員の未納の話、税金を払っていなかったという人はいないわけでしょう。税金を払うときに当然社会保険料を引くわけですから、同じところから徴収していれば、そんな徴収漏れとか忘れていましたとか、そういうことはなかったはずじゃないですか。だから、こ...全文を見る
○古川(元)委員 そういった意味では、今回の政府案はまさに二〇〇七年三月までの暫定措置、そういう意味では、総理はこれを抜本改革だ、坂口大臣は百年安心プランだと言っていたけれども、結局はこれは、我々が主張していたように当面の財政対策、暫定措置だということが明らかになったということを...全文を見る
08月04日第160回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
議事録を見る
○古川(元)議員 今大野議員の方から感電したというお話がございました。勇気をというお話がございましたが、そこまで自信があるのであったら、この選挙でも国民の民意というものを理解しておられないんでしたら、これは衆議院を解散されて、そして国民に信を問われればいいと思います。そこで感電し...全文を見る
○古川(元)議員 今の御質問にお答えする前に、一点だけ。  数字が少々変わる、そのこと自体は大きな問題でないかのような御発言がございましたけれども、さきに成立した改正法の中には、給付の下限を法律で規定しているんですね。法律で規定するということの意味合い、それは当然大野議員もよく...全文を見る
○古川(元)議員 国会を延長していただけるのであれば、いつでも提案いたします。  そもそも、私どもは一カ月以上の会期を要求してまいって、しっかりと議論しましょうということで言っておりました。私どもは、そのまず第一段階として、さきの選挙で示された民意を受けてこの廃止法案を提案した...全文を見る
○古川(元)議員 三党合意の中でも、十九年三月をめどに結論を得るというふうに書いてあるんですね。そこの読み方のところだと思いますが、これは、十九年三月ということは十八年度ということです。  今、宮澤議員は、法案ができてから一年はかかるという話でありました。今いみじくも言われたわ...全文を見る
○古川(元)議員 大体七年程度かかったというふうに認識をしております。
○古川(元)議員 宮澤委員は年金の抜本改革をやる熱意がないんでしょうか。私どもは、今の国民の年金制度に対するこの不信感の高まり、それに対して政治がきちんとこたえていくためには、幾ら厳しくても、やはりそこは努力をしていく、やっていかなきゃいけない、そういうまさに決意を示すことこそ、...全文を見る
○古川(元)議員 まず、この点については、自民党としての納税者番号についての意見を、私ども、岡田代表も求めているわけでありまして、ぜひそこの点についても教えていただきたいと思いますけれども、私たちは納税者番号のあり方については、それはいろいろな可能性を含めて検討していけばいいとい...全文を見る
○古川(元)議員 それはそのとおりです。
○古川(元)議員 当然、私ども党内でいろいろな議論をしております。金融取引以外にも資産性取引や源泉徴収義務者から受け取る給与などについて付番して行っていくとか、また、事業上の取引についても一定の割合の中でどこまで付番するか、そういうことの議論はしております。それは宮澤委員もよく御...全文を見る
○古川(元)議員 周知期間というふうによく言われますけれども、これは消費税などの免税点の引き下げ等もありますが、そこの部分については、これは半年なり一年なり、それはいろいろな決め方があると思います。私は、そこは実務的に、最終的に決めればいい問題だというふうに思っております。
○古川(元)議員 先ほどの社会保険庁の廃止の話でございますけれども、私どもは今、要するに保険料の徴収業務の部分については、これはもう社会保険庁を廃止する中で、国税庁と統合して新しく歳入庁をつくって、そこで徴収業務については行おう、また、社会保障給付、これは別に年金だけじゃなくてい...全文を見る
○古川(元)議員 基本的には考えておりません。
○古川(元)議員 御質問の趣旨がよく理解できていないところがございますけれども、私、今宮澤委員のお話を聞いていますと、やはりどうも視点が違うのじゃないのかなというふうに感じています。  というのは、私どもは現行制度にかわって新しい制度をつくり上げようと。新しい制度というのは、今...全文を見る
○古川(元)議員 そのとおりです。
○古川(元)議員 ちょっと質問の趣旨がよくわかりませんので、もう一回御説明いただけますでしょうか。
○古川(元)議員 年金制度ですから、もう御承知だと思いますが、別に、貯金ではないんです。そこが貯金とは違うところでありまして、ためたからといって、その分が、六十五歳になったら、おれは一括で掛けた分返してほしいということで、そこで返ってくるわけじゃありません。これはやはり年金制度で...全文を見る
○古川(元)議員 長勢委員から大変率直なお話が出たというふうに思います。  そもそも今回の年金改革の議論がこれほど混迷をした最大の原因は、与党がさきの総選挙で、この二〇〇四年度中に抜本改革を行う、百年安心プランの年金改革を実行する、その代物がこの政府案だ、与党案だといって出され...全文を見る
○古川(元)議員 私どもは、最初の段階では、三%の消費税で二十年は大体もつというふうに計算をしております。(発言する者あり)
○古川(元)議員 済みません、三十年の間違いでございますけれども、私どもは、そんな百年先の話とか、そういうことまで、到底それは今の段階で申し上げることはできないというふうに思っています。ですから、その段階で、またその状況を見て、これはきちんと国民の皆さんにも説明をさせていただきた...全文を見る
○古川(元)議員 長勢委員そういうふうに言われるのですが、そもそもその試算した具体的なデータを示していただかないと、それが正しいとも何とも、私ども申し上げられません。
○古川(元)議員 御指摘のように、厚生年金基金が大変厳しい状況にあるということは私どもも承知をしております。ただ、それを改善するための免除保険料の凍結解除というのが、これが本当の抜本的な改革になるというふうには私どもは考えておりません。  私どもは、これは根本的なところがちょっ...全文を見る
○古川(元)議員 そこの部分が、具体的に、私どもはこれは、先ほどから繰り返して申し上げておりますけれども、十八年度までに決めて、十九年からスタートしようということでありますから、その部分、一日も早く、急いでやるべきところはやっていく。それこそ、十八年度中にというふうに言っておりま...全文を見る
○古川(元)議員 私どもは、社会保険庁については、今、徴収と給付、両方やっているわけでありますけれども、その徴収された保険料が不透明な形でいろいろなものに流用されたりむだ遣いをされている、こういう実態を考えますと、しかもまた四割の未納、未加入があるということを考えると、この徴収部...全文を見る
○古川(元)議員 これは、社会保障制度全体の見直しの中で、給付業務を行う、そういうものについては何らかの組織体系というものを考えていかなければいけないというふうに思っております。
○古川(元)議員 福島先生も、先ほどの穏やかな表情から一転、前の国会に戻ったかのような激しい表情になりましたけれども、多分こういう建設的な議論をやるためには、穏やかにお互い話をされていた方がいいんじゃないかなと。  先ほど来からのお話がございました、よらしむべし、知らしむべから...全文を見る
○古川(元)議員 私どもは、先ほどから、恣意的恣意的にというふうに言われておりますけれども、基本的に、今回の廃止法案をまとめるに当たりましては、私どもなりの基準をつくって、今回復活させるもの、そしてこの法案では復活させないものというふうに仕分けをさせていただきました。  その復...全文を見る
08月04日第160回国会 衆議院 総務委員会 第1号
議事録を見る
○古川(元)議員 先ほど谷本委員は民主党案には中身がないと言われましたけれども、政府・与党案こそ、理念もなければ、抜本改革、百年安心と言いながら、午前中の厚生労働委員会でも御党の長勢筆頭理事がつい口を滑らせて、当面の赤字手当てのためにという話をされておられました。もともとからそう...全文を見る
○古川(元)議員 お答えする前に一点申し上げますが、私どもは、具体的な数字、データをきちんと出していただければ、そして、紙で四千ページを超えるもの、わざわざインプットしなきゃいけないようなそういう数字じゃなくて、磁気データで出していただければ、もっと早くきちんと数字を出してやらせ...全文を見る
○古川(元)議員 与党の方は、ただ協議しようというだけなんですか。私どもは、当然この三党合意というものは、そういう法案までまとめて初めて、合意として公党として責任のあるものだと思います。ただ議論だけするということであれば、それはお得意の先送りにほかならないのではないでしょうか。
○古川(元)議員 これはさきの国会でもきちんとお示しをさせていただいておりますが、私どもは、その負担については現行の保険料水準というものを維持するということで、給付については、税で賄われる最低保障年金と、そして所得等比例年金、この二つを足してモデル世帯では五〇%が確保できるような...全文を見る
○古川(元)議員 それは、前国会の前の段階で、限られた中で、政府の方から示された数字を前提にして、私どもは、二〇〇七年からの年金目的消費税導入の時点においては三%、大体これで三十年ぐらいは維持できるだろうというふうに計算をさせていただいたわけでございまして、そのデータになっている...全文を見る
○古川(元)議員 このデータが大変に膨大なものでありますから、それだけでそういうことになるかどうかわかりませんが。  もう一つ、政府が本来とらなければいけないデータで、とっていないものがございます。最低保障年金をベースに議論をしようとすると、これは、今所得を把握されていない所得...全文を見る
○古川(元)議員 ざっとでなくてよく見ていただくともう少し御理解いただけるんじゃないかと思いますが、私どもは別に恣意的に選んでいるわけじゃありませんで、今回一たん廃止をした上で復活させることとしたものにつきましては、私どもが考える中でこれは妥当と思われる、そういうものについて、か...全文を見る
○古川(元)議員 先ほどの、現行制度を続けたままではやれないのかというところにちょっとつけ加えて御答弁させていただきたいと思います。  今まで政府・与党がやってきた社会保障の改革を考えますと、よほど財政的に追い詰められた状況にならないと本当の抜本改革はやらないんですね。  山...全文を見る
○古川(元)議員 私どもは、当然これは義務加入だというふうに考えておりますし、社会保険庁と国税庁を統合して歳入庁が税と一緒に保険料を徴収するということになっておりますから、そのようなことは起こらないというふうに考えております。
○古川(元)議員 まず最初に申し上げますけれども、議長のもとに確かに置かれておりますが、ここに九月の八日、先ほど私、政調会長から連絡をいただきましたが、各党の代表が出て、各党の考え方を議員年金について述べる機会があるそうでございます。そういう意味では、そこまでにしっかりとした議員...全文を見る
○古川(元)議員 まずはやはり私ども国会議員が襟を正してきちんと示すということが、地方議員の人たちにお話をする上でも必要なことではないでしょうか。
○古川(元)議員 与党の方がどう思われようとそれは御自由でございますけれども、それこそこの三党合意が進まないと言われる、そこのところが私ども不思議に思っているのは、午前中の委員会の質疑にもありましたけれども、私どもは、この修正部分というのは、別に本体に附属している、本体にかかわっ...全文を見る
○古川(元)議員 繰り返しになりますが、与党がどう考えるかは勝手ですけれども、私どもは、法案の成立というのは、参議院でも成立しなければ成立じゃないのです。私は、あの時点で、仮に五月十一日に通っても、あの三党合意も踏まえてきちんと議論をするのであれば、しかも、参議院の審議になってか...全文を見る
○古川(元)議員 繰り返しになりますけれども、私どもはきちんとした議論をしたいと思っているんですね。  そこで、本当に与党の方々が誠意を持ってこういうことをやろうと言われるのであれば、なぜこの国会をこんな短く終えるんですか。そしてまた、この三党合意云々と言うのであれば、何で、小...全文を見る
○古川(元)議員 桝屋先生の頭の中でかなり混乱しているようでございますが、私どもは、きちんとこれは整理をさせていただいて、この法案も提案をさせていただいております。  納税者番号のお話とかありましたけれども、これは、前の国会に私どもが出した抜本改革法の中では明確に書いてありまし...全文を見る
○古川(元)議員 私どもも、それこそ小泉総理じゃありませんが、自由民主党と同様、自由な発言、それは議員として可能でありますけれども、党として決めるということについては、自民党とは違ってきちんと決めさせていただくのが我が党であります。そして、ここは党としてちゃんと決めているところで...全文を見る
12月02日第161回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
議事録を見る
○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  私は、国会のあり方につきまして、私の考え方を何点かお話しさせていただきたいと思います。  まず、国会につきまして、二院制がいいのかどうか、あり方でございますけれども、この点は、国と地方との関係をどう整理するかというところと密...全文を見る