古川元久

ふるかわもとひさ

小選挙区(愛知県第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数9回

古川元久の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第169回国会 衆議院 本会議 第2号
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○古川元久君 民主党の古川元久です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、福田総理の施政方針演説に対して質問いたします。(拍手)  福田総理、総理は、今という時をどちらの視点から見ていますか。過去からですか、それとも未来からですか。  永遠に流れる時間の中で、今をとらえる...全文を見る
04月02日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  私は、特許法の改正について御質問をする前に、知財戦略の中で日本のブランド戦略というものが一項目として掲げられているわけでありまして、それに関連してちょっとお話をさせていただきたいと思います。  まず、それに先立ちまして、大臣...全文を見る
○古川(元)委員 私も、ことしは総理も行かれて、毎年いつも、総理初め大臣や政治家ももっと行った方がいいと思っておりましたので、ことしは大勢行ってよかったなというふうには思っております。  ただ、今、大勢の人が総理のスピーチを聞かれたというお話をされましたが、ちょっと実は、私はび...全文を見る
○古川(元)委員 わかったようなわからなかったような御説明なんですけれども。  それでは、日本人の中でも日本ブランドというのがわからないのに、それを外国にどうやって説明するのか。本来やらなきゃいけないのは、ブランド戦略と言っているんですよ。これは、知財計画の中でも国家戦略として...全文を見る
○古川(元)委員 今見ていくと、そういう、凝縮してちゃんとまとめていく、だれがまとめるのかというのが全然ないんですよね。それぞれ勝手にやっているという感じなわけですよ。  だからこそ、そういうアプローチの仕方もいいと思いますが、それであれば、それをすべて見ていて、その中から何が...全文を見る
○古川(元)委員 大臣、多分それは博鰲会議と勘違いしていると思うんです。中国が、要するにダボス会議みたいなものをやろうというので、何年か前からやっていたんですけれども、結局それはうまくいかなかったわけですよ。今大臣が言われたような、そういう中国政府の意図。  それで、今度は何を...全文を見る
○古川(元)委員 わかりましたが、その上でちょっと一点、審決取り消し訴訟と特許権侵害訴訟のいわゆるダブルトラックの問題についてお伺いしたいと思います。  二〇〇四年の特許法百四条の三の導入によりまして、特許権侵害訴訟において、被告側が相手特許の無効を主張することが認められました...全文を見る
○古川(元)委員 お話があった二〇〇〇年のキルビーの最高裁判決というのは確かにおっしゃるとおりなんですけれども、当時は無効審判の結論を得るために相当時間を要していた、そういう状況があって、今みたいに無効審判がかなり早くやられるようになったときには、状況も変更があると思いますから、...全文を見る
○古川(元)委員 大臣、これはちょっとのんびりし過ぎていると思うんですよ。アメリカの方なんかは、ウィスコンシン大学、コンソーシアムなんかもできて、知財は同時にやらなきゃいけないと特許庁も言っているわけじゃないですか。  特許庁の方の、支援の体制でやっていますというので、資料を見...全文を見る
○古川(元)委員 発言や要請だけじゃなくて、とにかく一刻も早く体制をつくってやっていただく、これこそ国家戦略で、国益にかなうことだと思いますので、ぜひそのことは強く要望して、質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
04月11日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  まず最初に、今回の農商工連携法案、これも地域活性化の施策の大きな一つというふうに政府は出しているんだと思いますが、もう一方で、地域力再生機構法案という法案が、これはこの委員会じゃなくて内閣委員会ですか、かかるようでありますけれ...全文を見る
○古川(元)委員 山崎さんは、ここよりも、早く厚生労働省に帰ってきちんと、まず自分のもといた役所をしっかりしてもらいたいなという感じがしますけれども、今の話も役所の視点からなんですね。  私も今回この法案を見て、この話というのは、もうちょっと中小企業とかのやっている視点で考えて...全文を見る
○古川(元)委員 それは役所の立場なんですよね。  私は、今言いましたけれども、そういう立場に置かれている中小企業の経営者だったら、こういうのができました、では、自分はどこに行ったらいいの、どういう施策を選んだらいいの、そうやって駆け込んでいったらどういうふうに扱われるのと。こ...全文を見る
○古川(元)委員 そうすると、再生機構というのは後に来るということですね。まず最初はそちらに行けということですね。そういう認識でいいわけですか。
○古川(元)委員 大臣、いいですか、今のすみ分けというのは役所の方の視点でしょう。中小企業の経営者の人たちは、役所のそういうすみ分けなんかよりも、目の前、特に、経営がどんどんよければいいですよ、逆に言えば、この農商工連携だって、今の本業でどんどんうまくいっている人が、別にわざわざ...全文を見る
○古川(元)委員 それだったら、その法案を出すときにどうして農林漁業と入れなかったんですか。地域で産業といったら、ほとんど農林漁業ですよ。そんなこと、施行して一年もたたないとか、一年や二年たったぐらいで、わかりました、それで今回やりますと。前の法案のときに、どうしてちゃんとその中...全文を見る
○古川(元)委員 今、後ろから近藤委員が言いましたけれども。  霞が関でいえば、要は、農水省とそのときに話ができていなかったということなのかもしれませんし、それがもしできていたとしても、逆に、その前の法案を出すときに、そこまで想定できないようないいかげんな詰め方だったら出してく...全文を見る
○古川(元)委員 胸を張るというよりも、これは大臣、やはり今までの役所のあり方を反省してもらわなきゃいけないんですよ。  大臣も行かれたと思いますけれども、私もこの前行ってきたんですけれども、徳島の上勝町、葉っぱビジネスの。つまもの。おっしゃるように、おばあちゃんたちが目の色を...全文を見る
○古川(元)委員 日本で自給率、自給率と言うんですけれども、意外にこれは日本固有の概念みたいなところがあります、国民負担率もそうなんですけれども。国民負担率というのも、あれは財務省でつくっているんですけれども、日本だけですからね、ああいうのをつくって言っているのは。  それで、...全文を見る
○古川(元)委員 役所でその他に位置づけて重要な施策と認識しているというのは、農水省だけの言葉ですか、経産省でもほかのどこの役所でも、そんな、その他に入れるのが重要なものとは普通は考えられないんですけれども。  大臣、だからこれは、そもそも本当は、こういう数字で考えると、先ほど...全文を見る
05月09日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○古川(元)委員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。  今回かかっております法案も、中小企業の経営を資金面の方からサポートしていこう、そういう発想に立っているものだというふうに認識をしておりますが、先日の質疑でも私言及いたしたと思うんですが、どうも日本の中小企業...全文を見る
○古川(元)委員 審議官、おわび申し上げますと言いながら、何かおわびしている感じが全然ないんですよね。現場のことが本当にわかっているのかどうか。  住宅着工のところが回復してきていると言いますけれども、大体、これだけ落ち込んだことによって、着工件数だけじゃなくて、さっき答弁でも...全文を見る
○古川(元)委員 大臣、大企業とかはかなり、この法改正によってコストがふえた部分も何とか賄えて、それはそれなりに戻ってきた部分で、今までよりも業績が下がったとはいえ何とか保っていられるかもしれませんが、この法改正によって現実に生じているいろいろなコスト負担、これはやはり中小零細企...全文を見る
○古川(元)委員 要は、そういうことであれば、現場で問題があるんだったらちゃんと意見を出してこい、そういうことですか。でも、そもそもこういう問題を起こしたのは国交省の政策のミスですよ。そういう状況がないかどうかをそちらから調べに行くというのが普通じゃないですか。自分たちで問題を起...全文を見る
○古川(元)委員 今回のこの問題に対応するものとして、中小企業に対する金融上の支援というのでセーフティーネット貸し付けとかセーフティーネット保証という制度がやられたんですけれども、これはきのうも、どれくらい利用されているのか、どれくらい申し込みがあって、実際にそれに対してどう対応...全文を見る
○古川(元)委員 制度をつくって、きちんとそれが、その制度をつくった趣旨にのっとって本当に活用されているかどうか、うまくワークしているかどうか、ちゃんとチェックする必要があると思うんですね。  私は、何件申し込みがあったのか、そういう資料を出せと言ったのに出てこなかったですよ。...全文を見る
○古川(元)委員 タイムラグを伴って影響がどんどんと深刻化していくからこそ、これは早目に再改正を考えるべきじゃないかということなんですよ。  この改正をして、結果どうなったかといったら、国民の安全といいますけれども、実際には政府の方が、役所の方が責任を問われなくてもいいような、...全文を見る
○古川(元)委員 運用だけではちょっと対応し切れないと私は思うんですね。特に、中小企業に対する影響というのはますます今後深刻化をしてくるんじゃないか。実際、この改正によってもう相当コストが上がっているわけですよ。原材料の高騰とか原油高とか、そういうことも含めて、本当に中小の方は、...全文を見る
○古川(元)委員 こういう答弁を聞くと、中小企業の人は目の前が真っ暗になって、もうあした会社やめようかな、そういう気になっちゃうんじゃないかと思うんですけれども。  大臣であっても、多分地元なんかでも、中小企業の資金繰りが相当厳しくなっているという声は入ってきているんじゃないか...全文を見る
○古川(元)委員 中小の金融機関、大手のメガバンクは大体再編統合は終わりましたが、実は第二地銀以下の再編統合はこれから始まっていくんですね。そういうこともあって、中小の金融機関は今まで以上に相当厳しく金融庁からも見られ、相当貸出先を選別していかなきゃいけない。  現実に私の耳に...全文を見る
05月21日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  本日は、参考人の皆様方には、お忙しいところ、大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、まことにありがとうございます。  最近、政府のやることというのは、大変国民の不信を買うことばかりでありまして、今回の法案のように、参考人の...全文を見る
○古川(元)委員 ありがとうございます。  次に、こうした消費者の方々が直接関係する、しかも、消費者の方々にとっては、自分たちの権利あるいは財産を守っていく上で大事な法律改正が行われる。しかし、これは、消費者の方がみんな、こういうことが変わったんですよということがきちんと周知徹...全文を見る
○古川(元)委員 ありがとうございました。  せっかく法律をつくって、そうした、消費者の皆さんにいろいろな、だまされたときに行動できるチャンスといいますか権利が与えられるわけでありますから、やはりそれが伝わるように、ぜひ我々も努力していきたいと思います。  皆さんもそれぞれの...全文を見る
○古川(元)委員 ありがとうございました。終わります。
12月03日第170回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  きょうは、不動産の経済や産業に与える影響について議論をさせていただきたいと思います。  まず最初に、大臣の御見解をちょっと伺わせていただきたいと思っているんですが、経済、特に日本経済や日本の産業において不動産がどのような役割...全文を見る
○古川(元)委員 想定問答ではなくて、大臣の、個人的にどんなふうに考えていらっしゃるかという、そのお考えをお伺いしたかったんです。  私は、今回の世界的な景気後退の発端というのは、アメリカのサブプライムローンの問題に端を発するというふうに言われているんですが、これはまさに住宅の...全文を見る
○古川(元)委員 では、次に、今不動産は証券化されてJ—REITなんかで取引されているんですが、J—REIT市場を監督している金融庁は、この市場の現状についてどういう認識を持っておられるか、また、今後の動向についてはどういうふうに予測しておられるのか、その見解を聞かせていただけま...全文を見る
○古川(元)委員 今の金融庁の岳野さんのお話だと、要は、J—REITは、今の利回りとかそういうところから見れば、本来は十分買いが入っておかしくないような、そういう意味では底を打っている、そういうような認識でいらっしゃるということですか。
○古川(元)委員 私が聞きたかったのはそういうわけじゃなくて、要は、本来であれば、もともとJ—REITなんかを、こういうのを入れたのには、ちゃんと借り手、借り先がいて、お金がちゃんと入ってきているのであれば、そんなに、ちょっと資料の二ページ目を見ていただければわかりますけれども、...全文を見る
○古川(元)委員 それはわかるんです。国交省もさっき何となくあっさり言われましたけれども、今まさに岳野さんがおっしゃいましたが、要は、株式市場もそうなんですけれども、普通から考えたらここまで売られるのはちょっと理論的に考えておかしいというくらいに売られている。しかし、売られている...全文を見る
○古川(元)委員 本当にこれは負のスパイラルに陥っていると思うんですね。こうした不動産価格の下落というのは、金融機関の経営にもやはり非常に大きな影響を及ぼしてくるんですね。  資料五を見ていただきたいと思うんです。  金融機関の業種別の貸出金残高を見ていただくと、個人向けとか...全文を見る
○古川(元)委員 いや、この不動産価格の下落が金融機関の経営にも影響を及ぼしていって、このまま続いていくと、それは金融機関の経営にも相当深刻な影響になってくるんじゃないですか、そういう認識はありますかと聞いているんです。
○古川(元)委員 私の聞いていることにちゃんと答えてもらいたいんですけれども、要は、不動産価格がどんどん下落してとか、REIT価格も下がっていけば当然これは金融機関の経営にも影響は及びますよね、そういう認識でいいですね、ここは。  そういうふうに考えれば、これは皆さんもわかって...全文を見る
○古川(元)委員 お伝えして意見交換しているだけでは、国交省としての役割を果たしていないんじゃないですかね。  金融庁の方は、これは官製不況だと言われて、そのとおりですという認識はないんでしょう。どうですか。
○古川(元)委員 重く受けて、ではどうなったかということです。意見交換するのはいいんですけれども、何か国交省も単なる、不動産業課ですか、課をつくって、その業界から声を聞いて、それを金融庁にお伝えして、それで終わりですか。実態が何も変わっていないというふうに不動産業界の人たちは認識...全文を見る
○古川(元)委員 連携を保っているといっても、実際には最近何というふうに不動産業界で言われているか知っていますか。最近は、銀行は、銀行と親戚か友達の業者じゃないと、新規融資はもちろん、融資のロールオーバーにも応じてくれないというふうに言われているらしいんですね。親戚か友達というの...全文を見る
○古川(元)委員 お伝えをしても、対応していますと言っても、実際に、本当にみんな困っちゃっているわけですよね。そのことが、とにかくたたき売りみたいになってしまう。  よく、破綻する不動産業者が、前期には最高の収益を上げていたということがあるんですけれども、何であんなに上げて倒産...全文を見る
○古川(元)委員 あの対策の中に入っているのは中小のところなんですよね。でも結局、不動産価格とか何かの全体の市場動向に影響を与えるのは、要するに、大手が破綻をしてそういうところが投げ売りするとか、逆に大手が生き残るためにとにかく幾ら損が出ても現金を確保しろというのでファイアセール...全文を見る
○古川(元)委員 ぜひお願いしたいと思います。  最後に、きょうは金融庁にもう少し聞くつもりでしたが時間がなくなったのでやめますが、官製不況という言葉が金融庁とか国交省とかいろいろなところで言われるんですね。  私は、この官製不況という言葉が世の中にはんらんしている状況という...全文を見る