古川元久

ふるかわもとひさ

小選挙区(愛知県第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数9回

古川元久の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第186回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  総理は今国会を経済の好循環実現国会というふうに位置づけておられます。そこで、きょうは、私は経済のことについて議論をしたいというふうに思っております。  まず、景気の現状と先行きについてちょっとお伺いしたいと思うんですが、昨年...全文を見る
○古川(元)委員 今の大臣の話だと、株が上がってきたから、日本人はとにかく利益を確定しようということですけれども、これから景気がもっとよくなるというふうに総理もおっしゃっていて、みんなだんだんそう思ってきているというわけでしょう。そうであれば、まだ株が上がるのに今売っちゃったら、...全文を見る
○古川(元)委員 やはり、本格的な好循環と言われるのであれば、日本人がちゃんと買う。先ほど塩崎委員からあったように、外人に売られないようにしなきゃいけない。外人の顔ばかり見ているんじゃなくて、やはりちゃんと日本人が自分たちの将来に対して自信を持って株を買っていけるような状況になっ...全文を見る
○古川(元)委員 要は、大臣の答弁を聞いても日銀総裁の答弁を聞いても、政府が最初に言っていた、円安になればJカーブ効果が発現しますということでしたけれども、実は、日本の産業構造はそういうJカーブ効果が発現するような状況になっていないということを、これまでの一連の構図はあらわしてい...全文を見る
○古川(元)委員 私も全くそこはそうだと思うんですよ。だから、最初にも申し上げましたけれども、総理は、結果が出ているじゃないですかと言うんですけれども、企業が収益を上げたのも、結局は為替による部分がやはり大きいんですよね。ですから、輸出が伸びたとか競争力がついたとかいう部分よりも...全文を見る
○古川(元)委員 そういうことですと、企業の中には、まだ将来先行きがなかなかわからないから一時金アップぐらいでという話が多いようにも聞こえるんですが、総理としては、賃金上昇、そして消費の拡大、そこにつなげていくためには、それはやはりベアが好ましいと考えているというふうに理解してよ...全文を見る
○古川(元)委員 ただ、一時的に収入がふえても、またすぐ下がるかもしれないというのでは、なかなか消費がふえるということまでつながりませんよ。消費の拡大までいかなければ好循環というのは実現しないんじゃないですか。  総理が考えていらっしゃる好循環を実現するためには、賃金が恒常的に...全文を見る
○古川(元)委員 私は何も、一回だけではしようがないなんと言っているわけじゃないんです。それは、上がった方がいいんです。ただ、好循環につなげていくためには、賃金上昇が将来にわたって続くような状況に持っていく、やはりそういう方向に努力していかないとなかなか消費の拡大とか好循環にいか...全文を見る
○古川(元)委員 有効求人倍率も上がっているから、賃金を上げないとなかなか人が集まらない状況になってきている、それはそのとおりだと思います。  しかし、中小零細企業は、例えば、大企業でもうかっているところで内部留保とかがあれば簡単に上げられるかもしれませんが、そもそも赤字でそう...全文を見る
○古川(元)委員 これについても、また予算委員会が本格的に始まってきたら、いろいろ議論したいと思います。  次に、ダボス会議でのスピーチについて、ちょっとお伺いしたいと思います。  まず、総理、本当に、ダボス、お疲れさまでございました。  日本の総理として今までダボスに行か...全文を見る
○古川(元)委員 では、そういう前提でちょっと聞かせていただきますけれども、かなり総理は思い切ったこと、ちょっと言い過ぎじゃないのということをおっしゃっているんですよね。  例えば、とにかく、こんなことを言っていらっしゃるんですね。昨年終盤、大改革を幾つか決定しました、できるは...全文を見る
○古川(元)委員 では、総理、そもそも、今まで減反というのは何のためにやってきたんですか。
○古川(元)委員 要は、減反というのは、米価を高く維持するためにやってきたんじゃないですか。だったら、減反廃止ということだったら、そういう米価は維持できなくなる。むしろ、総理が考えているような、みんなが、特に都市部の人たちとか、私なんかも最初聞いたときには、これでもう自由になって...全文を見る
○古川(元)委員 これは結局、やめるかわりに、やめるというか、調整をやって、ほかのもの、飼料米とかそういうところには補助金を出すわけじゃないですか。結局、それは名を変えた減反政策。  実際でいうと、これはそんな、もし本当に総理が言うような、今までできなかったことをやったんですと...全文を見る
○古川(元)委員 この話はまた別の機会にぜひゆっくりやらせていただきたいと思いますが、そういうかなり大げさな言葉を使っているなという部分はほかにもあるんですね。  法人税の改革で、企業がためたキャッシュを設備投資、研究投資、賃金引き上げへ振り向けるための異次元の税制措置を断行し...全文を見る
○古川(元)委員 どうも総理、言葉がかなり、海外へ行ってちょっと気持ちが大きくなっている部分があるかもしれませんけれども、米の減反廃止にしても、異次元の税制措置にしても、その看板と中身にかなり違いがあるんじゃないか。やはりそこのところは、私たちはしっかりこれからも指摘やチェックを...全文を見る
○古川(元)委員 では、お聞きしますけれども、総理が総裁になって臨まれた一昨年の衆議院選挙の自民党の公約、どこにこのTPPが書かれているか、覚えていらっしゃいますか、総理。
○古川(元)委員 それだけ大事なことであれば、最初に「経済を、取り戻す。」と、経済再生があるんです。私は、ここにあるかなと思ったんですよ。ないんです。どこにあるかと思ったら、「外交を、取り戻す。」の中の一番最後のところに一行だけ、「「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、TPP交渉...全文を見る
○古川(元)委員 これは小さなことじゃないですよ、総理。TPPに参加するかどうかという話は、まさに前の総選挙の一つの大きな争点だったんですね。我々としては、これは推進をしていこうということで、ちゃんと野田政権の中でもやってきたわけです。  私が言っているのは、総理が国家百年の計...全文を見る
○古川(元)委員 説明をしているとおっしゃいましたが、このTPPに参加するに当たって、私は、総理が非常に大きな決断をされたにもかかわらず、きちんと国民に対して説明をしていないことがあると思います。それは何かといえば、アメリカとの並行協議の話です。  私が担当大臣でした。我々が、...全文を見る
○古川(元)委員 そもそも、我が国は、米も含めて、農産物、センシティブ品目、全部これはテーブルにのっけているんですよ。  本来であれば、当然、アメリカだって、自動車も含めてまずテーブルにのっけて、最終的にその取り扱いをどうするかについては、それは交渉の場で決める。そんな、バイで...全文を見る
○古川(元)委員 この問題はまたこれからやらせていただきたいと思います。時間ですから、終了させていただきます。  どうもありがとうございました。
02月13日第186回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○古川(元)委員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。  きょうは、まず、我が国が直面をしております急速な人口減少、そして超高齢社会に関連して質問をさせていただきたいと思います。  まず、資料をちょっと見ていただきたいと思うんですが、「若年層の激減、高齢者の急増...全文を見る
○古川(元)委員 人口減少によって市場規模が小さくなっていくわけでありますから、そういった意味では、海外、特に今伸びているアジアの需要をどう取り込んでいくかとか、まさに、この市場の取り込みというのは非常に大事なことだというふうに思います。  一方で、この人口減少、特に、先ほどの...全文を見る
○古川(元)委員 かなり先走って答弁を読んでいただいているようなんですけれども、今のお話で、外国人労働者、技能を持っている人、高度な人材については、これは積極的に取り入れようということであります。私もそれはいいことだと思います。  では、その取り入れ方なんですが、この技能実習制...全文を見る
○古川(元)委員 今、大臣がおっしゃられたように、この技能実習制度というのはまさに途上国支援、技術移転の仕組みとして創設されたものでありますから、これは、日本の労働力が足らないから、それを補うものではないということになっているわけなんですね。ただ、しかし、実際にはかなりこれがいわ...全文を見る
○古川(元)委員 我が国では、移民という言葉を使いますとそれだけでも拒否反応を示す、そういう向きがあるんですけれども、私は、一番よくないことは、なし崩し的に事実上外国人がどんどんと入ってきてしまって定住してしまう、そういうことではないか。やはり、受け入れるのであれば、きちんと形を...全文を見る
○古川(元)委員 今のうちからという大臣からのお話がありましたけれども、やはり医師は一人前になるには十年ぐらいかかるわけですね。  ですから、今いろいろなことをやっていることはわかりますよ。しかし、先ほどから示しているように、これから二十年、三十年先のことを考えたときに、今やっ...全文を見る
○古川(元)委員 そもそも、今まで医師の養成で、海外に出していくとか、あるいは、海外の人を日本に呼んできて教育してその人たちにまた帰っていってもらうとか、そういうことは考えていなかったと思うんですね。これはやはり、国内の人口とかそういうので医師の需給を考えている。  ですから、...全文を見る
○古川(元)委員 総理、この問題ですけれども、岩盤規制にドリルで穴をあけるというふうにおっしゃっているわけですよね。これは文部科学省の告示ですから、総理がもう変えるというふうに言えば、すぐ変えられるわけであります。  今、要は、もちろん、医者の数は医学部の定員を拡大するとかそう...全文を見る
○古川(元)委員 総理、そんな言い方をしていると、いかなる既得権益も私のドリルから逃れることはできないと、あれだけダボスで宣言した割には、何かドリルがさわる前にちょっとちゅうちょしているな、そういうふうに思えてしまうんですよね。  やはりそこは、この問題はグローバルな視点で、言...全文を見る
○古川(元)委員 そうなりますと、これは、「国・地方の基礎的財政収支」、内閣府の中長期の経済財政に関する試算の表でありますけれども、これでは、二〇一五年度のプライマリーバランス赤字半減目標は一〇%へ消費税を引き上げた上でぎりぎり達成する、そういう試算になっているわけですね。  ...全文を見る
○古川(元)委員 ということは、大臣、一〇%に上げない、そういう決定、そのような場合でも、このプライマリーバランス赤字半減という目標は達成しなきゃいけない、達成できる、そういうふうに考えているということですか。
○古川(元)委員 要は、消費税が一〇%に上げられないような経済状況だったら、これは想定している経済成長率の見通しも立たないという状況でしょうから、そうであれば、これは税収だって上がってこないという話ですよね。そうすると、あと残りは歳出削減をがんとやるしかないということになるわけで...全文を見る
○古川(元)委員 時間になったので終わりますけれども、この問題はまた引き続き議論させていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
02月18日第186回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○古川(元)委員 おはようございます。民主党の古川元久です。  まず、きのう、我が党の山井議員の質問で、民間の派遣社員、非正規職員、派遣労働者の問題が議論になりましたが、きょうは、公務員の中での非正規職員、特に国家公務員の非正規職員についてまず取り上げたいと思います。  一般...全文を見る
○古川(元)委員 バイトとはちょっと違う。フルタイムのバイトみたいな。
○古川(元)委員 ありがとうございます。  かなりの役所で、大臣室、副大臣室あるいは政務官室、厚労省も、大臣室にはいないけれども副大臣室、政務官室にいるということはこちらでちょっと確認をさせていただきましたけれども、いらっしゃるんですね。中枢のところで、ほとんど正規の職員と同じ...全文を見る
○古川(元)委員 ありがとうございます。  それで、まずちょっとお伺いしたいんですが、この期間業務職員の採用や処遇、これがどうなっているか。  一応、これは人事院とかで規則を決めてあるんですが、また総務省の人事・恩給局とかがそういうのを担当しているようなんですけれども、そうし...全文を見る
○古川(元)委員 所掌しているのはわかりましたが、では、実際に、ちゃんと指示を出した、決めたことに従ってきちんと各省庁が取り組んでいるかどうか、そのチェックなんかも、それはそれぞれのところでやるということになるんですか。どうなんですか。
○古川(元)委員 何か問題があればと。後からちょっと指摘しますけれども、かなりいろいろ問題があるんですね。しかし、問題はあるんですけれども、余りチェックをされている気配はないんです。  ちゃんとチェックは、どこがするんですか。
○古川(元)委員 各省庁に基本的に任されているというような御答弁かと思いますが、しかし、その結果、これからちょっと指摘しますけれども、さまざまな問題が起きているんですね。  ですから、やはりこれは政府全体として、そうなるとこれはやはり最終的には官房長官のところかと思いますけれど...全文を見る
○古川(元)委員 ありがとうございます。  では、もう少し具体的に見ていきたいと思っています。  まず、採用についてちょっと申し上げたいと思います。  期間業務職員の募集要項を見てみますと、経済産業省なんかのように、専門性に応じて給与に一定の差を設けているような役所もあれば...全文を見る
○古川(元)委員 ガイドラインを設けているというんですけれども、お配りしている資料の二枚目を見ていただくと、各省庁における期間業務職員の給与、こちらの方でつくらせていただきましたが、多くのところは、大体、幅があるレンジで日額を定めているんですね。ちなみに、この皆さんは日給制ですか...全文を見る
○古川(元)委員 結局、各省がほとんど、ちゃんとそういうところを余り配慮していないんですね。考えなくて、ほとんど同じものでどんどんどんと出しているんです。私はそこに問題があるんじゃないかと思うんですが、もう少しほかの面から見ていきたいと思うんです。  では次に、官房の方から、事...全文を見る
○古川(元)委員 これは、でも、履歴書というのは、書けばどんなふうにも書けるわけですね。そこだけで、それを信じて、それで審査をするということですか。
○古川(元)委員 確実性を踏まえるということは、どうやって確実性を確認するんですか。
○古川(元)委員 もし悪意を持っている人が応募してきたりしたら、そういうことは扱わせていないといっても、同じ仕事場にいるわけですから、それは官房長官、どこかにある書類をばっと見たりとかコピーをとったりとかできないわけじゃないですよね、私も官邸にもいましたからわかるんですけれども。...全文を見る
○古川(元)委員 特定秘密を扱う、そういう人たちもいるようなところで仕事をする人というのは、その扱う人だけチェックすればいいというものじゃなくて、そこにアクセスし得る人たちについてもやはりきちんと最低限のチェックは必要だと思うんですね。  そういうところでないにしても、派遣で働...全文を見る
○古川(元)委員 官房長官、今、この問題について検討すべきじゃないですかと言ったら、総務大臣と人事院総裁との間で、そっちだろうとか、こういう話になるところ、ある種、ここのところで、誰が本当にちゃんと責任を持って、各省庁の状況はどうなのかとか、これをチェックすれば、文科省だけがこう...全文を見る
○古川(元)委員 これはもうちょっと、大臣、よく中を見ていただきたい。一般的な事務補助といいながら、中でかなり専門性を求めている部分もあるんです。  ですから、ここで細かい話をやりとりする話じゃないですし、我々の政権でもそうだったじゃないかと言いますけれども、日々雇いというのは...全文を見る
○古川(元)委員 ありがとうございました。  官房長官、お時間だと思いますので、どうぞお席をお立ちください。  次に、人事評価についてちょっとお伺いしたいと思います。  期間業務職員の人事評価は、誰がどのように行っているんですか。
○古川(元)委員 では、人事評価はしていないということですか。
○古川(元)委員 これは、評価がほとんどないんです。一年更新なんですけれども、更新するときに、では、どういう形で更新されるかとか、期間業務職員の皆さんというのは常にそういう不安定な立場に置かれているんですね。  結局、そういうことがあるから、どうなるか、上司に嫌われると更新され...全文を見る
○古川(元)委員 これは私、期間業務職員について聞いているんですよ。そんな一般的なセクハラ防止の話じゃないです。これはどうなんですか、総裁。
○古川(元)委員 非常勤職員の場合には、毎年更新がされる、そこで評価基準がない、だからそういうことが起きる、そういう環境があるんだと思うんですね。そういった意味では、ちゃんとやはり評価基準というものを設けるべきじゃないですか。どうですか。
○古川(元)委員 森大臣、女性の立場として、これはぜひ一回、政府の中で、大臣が主導して、働いている女性の期間業務職員の皆さん方の意見を聞いてもらって、やはり実態をちょっと聞いてもらうということが必要なんじゃないかと思うんですね。これはどうですか、大臣、今までの話を聞いていらっしゃ...全文を見る
○古川(元)委員 やはりこれは、女性のお立場だからこそ女性からも率直なお話も聞けるんじゃないかと思います。ぜひ、そこは大臣が先頭に立って調査もしていただきたいというふうに思います。  次に、今の期間業務職員、これは今、日給なんですね。もともとは日々雇用という形で、毎日、一日単位...全文を見る
○古川(元)委員 支給としては月給といっても、これは日額支給なので、例えばゴールデンウイークがある五月とか、年末年始の十二月、一月とか、今月の二月みたいにもともと少ない、そういう月になると、これは、先ほどお示ししたように、二十日勤務して月額これくらいだというんですけれども、やはり...全文を見る
○古川(元)委員 これは、総裁、ちゃんと調べてみてくださいよ。例えば、それは一週間や十日もあるかもしれないと言いますけれども、実際に期間業務職員で応募しているもので、そんな、一カ月に満たないのはありませんよ。やはり最低でも月単位ですよ。そうであれば、月給にすることに何ら問題はない...全文を見る
○古川(元)委員 そんな、日給でなければいけないという理由は、どう総裁の話を聞いても私は理解できませんね。これは一回、やはりちゃんと検討していただきたいと思います。  時間も少なくなってきたので、次に、退職金の件についてちょっとお伺いしたいと思います。  これは、国家公務員退...全文を見る
○古川(元)委員 そうしたら、田村大臣、ちょっとお伺いします。  この配付資料の最後をちょっと見ていただきたいと思います。これは厚生労働省から出していただいたものです。厚生労働省の職業能力開発局。  これは、期間業務職員を募集しています。期間は一年間ということでありますが、こ...全文を見る
○古川(元)委員 これは厚労省から出していただいた資料なんですね。今のお話でいえば、新藤大臣も、これはちゃんと支払わなければ違法だということですから、やはりこういうことがあってはいけないんだと思います。しっかり確認をして、対応していただきたいと思います。  ちょっと時間がだんだ...全文を見る
○古川(元)委員 ぜひそこはしっかりやっていただきたいと思います。  ちょっと時間がなくなってきてしまったので、下村大臣と根本大臣には来ていただいたんですけれども、ちょっとそこまでいけないので、最後に田村大臣に、聴覚障害認定の問題について御質問したいと思います。  今、御存じ...全文を見る
○古川(元)委員 時間になりましたので終わりたいと思いますが、ぜひしっかりやっていただきたいと思います。  下村大臣と根本大臣には申しわけありませんでした。  終わります。
02月24日第186回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  本日は、意見陳述人の皆様方には、大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  ちょっとお伺いする前に、まずは、先日の大雪で犠牲になられた皆様方に心から哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた皆様方に...全文を見る
○古川(元)委員 ありがとうございます。  今のお話ともちょっと絡むかもしれないんですが、私は、雇用機会とかいうことでいうと、この山梨県など、山梨に限らず日本の地方は、特に観光資源、観光というものをもう少し大きな産業としてもいいんじゃないかと。特に海外の人、今まで、今、舩木さん...全文を見る
○古川(元)委員 ありがとうございました。
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○古川(元)分科員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。  麻生大臣、毎日御苦労さまでございます。  きょうは、ちょっといろいろ聞いた後で、大臣には最後に少し感想とか御意見を求めたいと思いますので、自分に聞いていないからといってお休みになるのではなくて、聞くだけ...全文を見る
○古川(元)分科員 今、審議官の方は、事後的な検証がちゃんと可能なようにというお話がありました。しかし、今実際には、中小企業はほとんど、帳簿も昔のように手で書いているんじゃなくてパソコンで入れて、電子的な記録として残っている。ただ、税務署に出すときにはそれを紙に打ち出してというこ...全文を見る
○古川(元)分科員 新たな負担というふうに言いますけれども、これは帳簿の信頼性、先ほど申し上げたように、きちんと帳簿が信用できるというのがあって初めて、担保なし、保証人なしでお金が借りられるとか、そういうことにもやはりつながっていくんだと思うんですね。  そういった意味では、逆...全文を見る
○古川(元)分科員 大臣、自分でパソコンとかを使われるかどうかわかりませんが、今パソコンで、例えばワードとかを私も使いますけれども、修正した履歴を自動的にちゃんと記録しておいてくれるんですね。ですから、今の技術をすれば、一々履歴をちゃんととっておくように、それは消すこともできるん...全文を見る
○古川(元)分科員 でも、取得時に課税するという意味では、これはある種、取得税と理屈は、そういうふうに違うふうに言っているかもしれませんけれども、実態は変わらないんじゃないか。特に今、環境割ということで考えるということを言っています。  そもそも、この自動車取得税というのは、私...全文を見る
○古川(元)分科員 この話はまたこれからもいろいろ議論していきたいと思っていますが、私は、取得時に課税するというのは、実質的には取得税を形を変えて復活させる、また、これは間違いなく、消費税との二重課税だというふうにずっと言われてきた、そうした同じ議論を惹起する問題になるということ...全文を見る
○古川(元)分科員 義務の一部がという程度じゃないんですよ、これは。さっき申し上げたように、四十項目のうち十六項目不合格で、九勧告のうち七つもバツだというふうになっているんですから、やはりこれは相当深刻に受けとめないといけないんじゃないかと思うんですね。  きょう金融庁に来てい...全文を見る
○古川(元)分科員 本当にそういう事態になったら、これは大変なことだと思うんですね。そういった意味では、やはり一日も早く対応していただきたいと思いますし、その対応をするに当たっては、預金の顧客管理が不十分だというふうに言われているわけです。  この顧客管理というところでいいます...全文を見る
○古川(元)分科員 ぜひ早く、前向きに検討して結論を出していただきたいと思います。  地元の話を最後五分ほどおかりして少しお伺いしたいと思います。  私の地元の名古屋市の守山区の志段味地区というのは、私の選挙区の中では今一番発展しているところなんですが、ここの発展の中心になっ...全文を見る
○古川(元)分科員 これはしっかり、口だけじゃなくて、ちゃんとやっていただきたいんですね。そうじゃないと、本当にこのままだと、立ち行かなくなって組合自体が破綻ということにもなったら、結局は、後は自治体がやらなきゃいけないということになろうかと思いますから、そういった意味では、しっ...全文を見る
○古川(元)分科員 しっかりと進めていただきたいと思います。  時間になったので終わります。どうもありがとうございました。
02月27日第186回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○古川(元)委員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。  きょうは、まず、先日政府の方から示されましたエネルギー基本計画案についてお伺いしたいと思います。  まず、ちょっとこの図を見ていただきたいと思います。  これは安倍総理に、自民党総裁としてお伺いをしたい...全文を見る
○古川(元)委員 そごするものではないというふうにおっしゃいますが、かなりこれは多くの皆さんが誤解していると思うんですよ。実際に、自民党の議員の皆さんの中にも、これはそもそも、ちゃんと我々は脱原発を言ったじゃないか、そういうことをおっしゃっている皆さんもいるわけですから。  有...全文を見る
○古川(元)委員 そうしますと、大臣、連立合意書でそういうふうに記述が変わったと。  では、この公約は、衆議院選挙においての公約が連立合意によって変わった、そういう認識を大臣は持っていらっしゃるということですか。
○古川(元)委員 大臣は、公明党を代表しているわけではないというふうにおっしゃいますけれども、前には公明党の代表も経験していらっしゃるわけでありまして、そういった意味では、公明党の皆さん方のある意味で声を受けてこの内閣にも入っていらっしゃるんだと思います。  そういった意味では...全文を見る
○古川(元)委員 期待をしておりますので、大臣もしっかり選挙で公約したことを閣内で言っていただきたいということをお願い申し上げたいと思います。  大臣、お忙しいところありがとうございました。退席していただいて結構でございます。  では、次の質問に移りたいと思います。  この...全文を見る
○古川(元)委員 私が言っているのは、いつもこの委員会で大臣は、化石燃料の輸入で昨年だけで一昨年よりも三兆円も国富の流出がふえたんだというふうにおっしゃっているわけなんですけれども、その実態は、これは量がふえたわけではない、そのことを確認させていただきたいということで聞いたんです...全文を見る
○古川(元)委員 震災前のエネルギー計画、確かに我々も出しましたが、これはもう震災で根本的に、あの事故で変わっているんですよ。  そもそも、あの原発事故があって、それまでの、従来の原子力政策を中心とするエネルギー政策はもう破綻しているというか、根本から見直さなきゃいけない、これ...全文を見る
○古川(元)委員 私が聞いているのは、ベースロード電源かどうかということじゃないんです。ここで、すぐれた安定供給性と効率性があるというふうに書かれているけれども、しかし、原発の持っている弱点や欠点というものを考えれば、もうこういうふうには言えないんじゃないですかというふうに聞いて...全文を見る
○古川(元)委員 大臣、ベースロード電源だから安定供給性と効率性があるというのは、それは全く逆から言っているんです。それは詭弁というんですよ。すぐれた安定供給性と効率性があるから、ベースロード電源にするということでしょう。ベースロード電源だから安定供給性と効率性があるというのは、...全文を見る
○古川(元)委員 なぜ社会的コストの話が全然書いてないんですかということを聞いているんです。聞いていることに答えていただきたいと思います。多分、そこは考えていないから言えないんだと思いますけれども。  次に、ちょっと伺いますが、これは、原発依存度を可能な限り低減させるというふう...全文を見る
○古川(元)委員 質問にぜひ答えていただきたいんですが、やはりちゃんと道筋を示さないと、これは、下げると言いながら、一方で安全が確認されたものは再稼働させていく。では、全部再稼働させるんですか。国民であれば、当然そう思うんだと思うんですね。やはり、そこのところがしっかりと、ちゃん...全文を見る
○古川(元)委員 これは総理に私は聞いているんです。自民党総裁として、野党時代に、最終取りまとめの部分には、この部分が消えています。しかし、中間取りまとめでは先ほど私が指摘したところがきちんと書いてあって、そして、それに基づいてワーキングチームも活動していたんです。それが、いつの...全文を見る
○古川(元)委員 これは、総理、中間報告から変わっちゃっているんですよね。しかも、中間報告を受けて、自民党は党内に、原子力政策のターニングポイント及び過去の政策決定過程に関する検証PTと、核燃料サイクル、放射性廃棄物処理の歴史に関する検証PTというのをやって、活動していたんですよ...全文を見る
○古川(元)委員 過去の政策に対する、原発事故前の政策に対する真摯な反省と検証なくして、新しい未来に向けたエネルギー基本計画などないんだということを最後に申し上げて、私の質問を終わらせていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
02月28日第186回国会 衆議院 本会議 第7号
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○古川元久君 民主党の古川元久です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、政府提出の平成二十六年度予算について反対、民主党提出の組み替え動議に賛成の立場から討論を行います。(拍手)  私は、この本会議に、大きな怒りを持って臨んでおります。  二月十日からスタートした平成二...全文を見る
10月17日第187回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○古川(元)委員 民主党の古川元久でございます。  質問に入る前に、日銀総裁に説明を求めたいと思います。  きょう、この委員会、定例日です。日銀総裁は国会から、特にこの委員会、出席を求められれば出席する、たしか私は義務があると思います。  きのう朝、私が質問レクをしようと思...全文を見る
○古川(元)委員 どうしてそのことが説明できないんですか。誰と会うか何度聞いても、言えませんと。海外の民間の極めて大事な方ですとしかおっしゃらない。  今のお話で、どうしてこの話ができないのか、私は大変これは疑問であります。  これは委員長にぜひお願いしたいんですが、当委員会...全文を見る
○古川(元)委員 それでは、質問に入りたいと思います。  まず、国債マーケットについてちょっとお伺いしたいと思います。  今、皆様方に資料をお配りさせていただいておりますが、国債残高に占める保有額、この十年間です。これを見ていただくとわかりますが、日銀は、一時期少し割合が減り...全文を見る
○古川(元)委員 私はそんなことを聞いているんじゃないんです。是非は論じられないというふうに大臣もおっしゃいましたけれども、そもそもこの状況が、マーケットとして普通の状況なのか。あるいは、今、日銀のとっている金融政策は非伝統的な金融政策だと言っていますよね。普通ではないということ...全文を見る
○古川(元)委員 では、こういう聞き方をしましょう。  大臣も総裁も、今のこの状況がずっとこれからも続いていっていいと思っているのか。あるいは、将来的にはやはり、今の状況は変わっていかなきゃいけない、こんな日銀ばかりどんどんどんどん多くなっていく状況というのはどこかで戻していか...全文を見る
○古川(元)委員 最初からそうやって答えていただければいいんですよ。大臣は是正していくとおっしゃったんですからね、今。つまり、この状況はやはり普通ではない、戻していかなきゃいけないという認識はあるわけでしょう。  総裁に聞きます。  では、これをやめたときに、これだけ持っちゃ...全文を見る
○古川(元)委員 ただ、総裁御存じだと思いますけれども、IMFから出されたレポートの中に、今の話、出口戦略について、出口は遠い未来であるが、保有債券の満期が長期化する中、出口戦略の実施にはより長い時間を要し、金利リスクも増すことから、計画をしておく必要がある、そういう指摘をされて...全文を見る
○古川(元)委員 またこの議論はやらせていただきたいと思いますが、議論の段階ではないというよりも、出口というのはあるのかなと。私も、考えてもなかなか出口というのがわからないんですね。本当に日銀が、総裁も出口をちゃんとわかってこの異次元の金融緩和に突入したのか、あるいは、それとも、...全文を見る
○古川(元)委員 何で十月になったか、大臣は、わかりませんがと、あなた方が決めたんですからと言われたんですけれども、これは大臣、わかってもらわなきゃだめなんですよ。  二〇一五年のプライマリーバランスの赤字半減目標を達成しようと思ったら、二〇一六年じゃだめなんですよ。これはもう...全文を見る
○古川(元)委員 次に、消費税を予定どおり上げた場合のリスクと、上げないという決定をしたときのリスク、その対応についてお伺いしたいと思います。  まず、消費税を予定どおり上げた場合のリスクをどのように考えていて、そのリスクに対してはどう対応するということを考えていらっしゃるんで...全文を見る
○古川(元)委員 補正予算も考えるということですか。
○古川(元)委員 では、消費税を予定どおり引き上げない、そういう判断をした場合に、考え得るリスクとしてはどのようなことを考えていますか。
○古川(元)委員 私も全くそのとおりだと思うんですが、そういう疑念が持たれた場合に、そのリスクに対応策はありますか。どうですか、大臣。
○古川(元)委員 さっき、予定どおり上げた場合には、それに伴うリスク、そこはそれなりに想像もできて、何か起きればそこには対応するという話がありました。しかし、もし予定どおり上げないという判断をした場合には、そのリスクというのはなかなか、どう対応できるのかということをお答えを今はで...全文を見る
○古川(元)委員 今の大臣の御答弁の関係でちょっと御質問しますけれども、まさに、例えば子育てであるとか社会保障の、我々は三党合意の中で、四経費にとにかく増収分は全部充てると。  来年度やること、当然これは、消費税の増収分を前提にして組んでいるいろいろな政策があるわけですね。もし...全文を見る
○古川(元)委員 要は、上げない場合には、もうこれはやらない、別に財源を見つけてとか、調整してということじゃなくて、もうやらない方向になる、そういう認識でよろしいですか。
○古川(元)委員 消費税を引き上げるかどうかについての日銀総裁のコメントをお伺いしたいと思います。  総裁は記者会見で、消費税の引き上げが行われた場合と行われない場合のリスクについて、先ほどから話をしておりますように、要は、行わない場合には、それによって仮に政府の財政健全化の意...全文を見る
○古川(元)委員 確率が低くても起きるというのは、それこそ、この前の千年に一度の地震でもそうですね。起きてしまったら本当に大変なことになってしまうわけでありますから、取り返しがつかない。  しかも、先ほどのお話からしても、それにどう対応できるかということについて、一度持たれた疑...全文を見る
○古川(元)委員 英語の堪能な大臣ですから、その意味はわかっていらっしゃると思いますが、コミットメントという言葉はプロミスよりももっと拘束力が強い。これは、単に約束しましたというんじゃなくて、ちゃんとやる責任があるという、そこまでの強いものなんですね。  ですから、むしろ公約よ...全文を見る
○古川(元)委員 これが信用になっているとなりますと、先ほどの議論の中でも出てきたんですが、来年、消費税を予定どおり上げないと、ほかでそれこそ財政規模を減らすか、あるいは財源を見つけでもしない限りは、二〇一五年度のプライマリーバランス赤字半減の目標は達成できないはずなんです。その...全文を見る
○古川(元)委員 これは、どっちも大事な話だと思うんです。さっきから申し上げているように、コミットメントというのは、それは英語を母国語としている人から見れば、プロミスよりももっと拘束力がある、責任があるという話ですから。  お伺いしますが、では、万一、消費税を上げないという決断...全文を見る
○古川(元)委員 ということは、仮に消費税の引き上げをしない、凍結するとか、そういう判断をしてもこのコミットメントは引き続き掲げる、そういう認識、理解でよろしいですね。
○古川(元)委員 目標を掲げてやり続けるというか、まさに来年の予算編成のところでこれは達成できるかどうかというのが見えてくるわけでありますから、つまり、もう十二月には、できるのかどうかという一つの形が見えてくるんですよね。  それができないと、それこそコミットメントですから、責...全文を見る
○古川(元)委員 時間になりますので終わりますけれども、消費税を予定どおり上げるか上げないかという決断は、先ほどから申しておりますように、極めてこれは重い決断であって、もちろん日本経済に与える影響もあります。  しかし、先ほどから申し上げているような、一旦、財政に対する、政府に...全文を見る