古川元久
ふるかわもとひさ
小選挙区(愛知県第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数9回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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11月15日 | 第197回国会 衆議院 総務委員会 第2号 議事録を見る | ○古川(元)委員 おはようございます。国民民主党の古川元久です。 きょうは、ふるさと納税について質問をさせていただきたいと思います。 まず、私は、ふるさと納税というのは理念は大変すばらしいと思うんですね。 総務省のふるさと納税ポータルサイトの「ふるさと納税の理念」とい...全文を見る |
○古川(元)委員 それだと余り、ふるさと納税の、いろいろ勧誘しているといいますか、そういうもののサイトとかは見たことはなかったかもしれませんが、今回、質問するとちゃんと言ってありましたから、その辺のサイトは見ていただきましたか。 | ||
○古川(元)委員 ありがとうございます。 では、大体、やられたことはなくてもそういうことはわかっているという前提でこれからちょっと議論しますから。細かい話は事務方、政府の方から聞きますが、随時、大臣の所感を求めますので、よろしくお願いします。 それで、では、これは事務方の...全文を見る | ||
○古川(元)委員 それはちょっとかなり言いわけ的であると思いますけれども、実はほとんどあるということですね、返礼が。ただ、それは、そういう、災害があったらなくすとか、それは当然だと思うんですけれども、事実上ほとんどのものに、寄附に返礼がくっついているということですよ、大臣。 ...全文を見る | ||
○古川(元)委員 大臣、質問に対して的確に簡潔にお答えいただきたいんです。 私が聞いているのは、要は、ほとんどの寄附に対して事実上こういう返礼があるという実態、そこはどう思いますかということを聞いたんですから、ぜひ、そういう意味では、簡潔にお答えいただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○古川(元)委員 それは委託契約ということですね、そうしたら。 | ||
○古川(元)委員 じゃ、そうすると、その事業者に支払われている手数料というのは、まあ委託事務に対する手数料というふうに考えていいんだと思いますけれども。 じゃ、これが一体どれくらい、総額、こういうので、委託手数料、どれくらい払われているのか。そしてまた、これは全く、建前はふる...全文を見る | ||
○古川(元)委員 大臣、この一七・〇%、これ、割合、どう思いますか、大臣、率直に言って。寄附額に対して一七%ということについては。どう思いますか。 | ||
○古川(元)委員 読まなくても感覚で、大臣の感覚で、一七%、寄附額のうち、そういうのがやはり一七%かかっていると。 例えば、NPOとかを運営しているとか、そういうことに詳しい人が見たら、これはかなり大きいんです。私、自分でNPOを立ち上げたりしていますけれども、やはり、いいN...全文を見る | ||
○古川(元)委員 じゃ、もうちょっと別の面からお伺いしたいと思いますが、その民間の事業者の、広報をしている中身ですよね。大臣も見ているというふうにおっしゃられましたけれども、ネットサイトなんかを見ていくと、最初に申し上げた理念に沿った勧誘がされているとはとても、残念ながら思えない...全文を見る | ||
○古川(元)委員 私が聞いているのは、内容にはコメントしていないと言いますけれども、この広報の仕方として、こういう広報がいいかどうかですよ。これはコメントしないという話じゃなくて、やはり、この制度の趣旨に沿っている広報がなされるかどうかということは、これはちゃんとコメントしてもら...全文を見る | ||
○古川(元)委員 それじゃ、これで別に問題ない、いいということですか。こういう今のサイトとかのこういう広報の仕方、そういうことでやっていくのが、これは何の問題もない、そういうふうに大臣は認識しているというふうに受け取っていいですか、そうしたら。 | ||
○古川(元)委員 いや、評価しないということは、これは、じゃ、あれですか、今大臣は、この間出ている通達なんかを見ると、その返礼金の中身の話は言っていますけれども、これは、二十九年に出ている通達なんかでは、これはやはり、ふるさと納税事業を紹介する事業者等が運営する媒体における表示の...全文を見る | ||
○古川(元)委員 じゃ、そういう返礼品の送付が対価の提供との誤解を招きかねない表示によって寄附を募集するような行為、こういうものもこれから検討して、問題があれば是正をしていく、そういうことだというふうに受け取っていいんですか。 | ||
○古川(元)委員 いや、だから私もそれはいいと言っているじゃないですか。 でも、よく見てくださいよ、大臣。寄附金額幾らだと何というふうに、そういうので人気ランキングとか出ているんですよ。これはどう見ても、通達で出している、返礼品の送付が対価の提供との誤解を招きかねない表示にな...全文を見る | ||
○古川(元)委員 ちょっと確認させてもらいますけれども、返礼品の額、後でちょっと聞きますけれども、それだけじゃなくて、やはりこういう広報とか宣伝の仕方、そこも含めてこれから見直しを考えるということですね、そうしたら、大臣。 | ||
○古川(元)委員 これは、何度も申し上げますけれども、私はこの理念はすごくいいと思うんです。本当にふるさとを応援したい、そういう思いの、この中で、寄附が、私は日本というのは寄附文化をもっと進展させなきゃいけないと思っているんですよ、浸透させなきゃいけないと思っています。 ただ...全文を見る | ||
○古川(元)委員 大臣、お手洗いに行っていただいていいんですけれども、ちょっと一点だけ。 今の話でいうと、社会通念、そういうので返礼品の額を決めていいのかと思いますけれども、それと手数料というと、これは半分ぐらい、結局、寄附額のうち半分が手数料等、返礼品に行っている。そこまで...全文を見る | ||
○古川(元)委員 大臣、今大事なことを言われたんですけれども、返礼品によって地場産業の振興とかと言われましたよね。 ふるさと納税で、しかも返礼品に選ばれたことで、いわば需要が無理やり掘り起こされた。言ってみれば、これは私は新たな補助金行政だと思うんですよね。じゃ、それがずっと...全文を見る | ||
○古川(元)委員 でも、これはリスクもあるでしょう、今申し上げたような。返礼品じゃなくなったら需要がどんと落ちちゃうという。そういうリスクもあるという認識は大臣もお持ちですよね。 | ||
○古川(元)委員 何かそういう突き放した感じだと、これは本当に地域のそういう地場産業のことを考えているのかなと思わざるを得ないですよね、ちょっとね。 大臣、時間がなくなりましたけれども、先日栃木県の足利の和泉市長が、ふるさと納税、返礼品競争に加わらずという意見を表明しているん...全文を見る | ||
○古川(元)委員 真面目にこの理念に基づいて取り組んでいる自治体が、真面目な人がばかを見ないような、そういう制度運用をしていただく、最後にお願いして、質問を終わります。 ありがとうございました。 |