青木愛

あおきあい

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数2回

青木愛の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第208回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○青木愛君 立憲民主党の青木愛です。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  現在、世界は三つの地球規模の危機に直面をしています。  一つは、台風や地震、津波や火山爆発などの自然の脅威です。特にCO2など温室効果ガスによる地球温暖化と異常気象は深刻な状況を呈してお...全文を見る
○青木愛君 ありがとうございます。総理おっしゃるとおり、今こそ世界が一つにまとまらなければならないときだと思っています。  それでは、ウクライナ問題について私も質問をしてまいります。  まず、邦人保護について伺います。  二月二十六日時点でウクライナに残留している邦人は約百...全文を見る
○青木愛君 人類は二度の悲惨極まりない世界大戦を経験し、その反省の下に、国際の平和と安全を維持することを目的に国際連合を設立しました。そして、加盟国はいかなる国に対しても武力による威嚇若しくは武力の行使を慎まなければならない、そうした原則を定めています。  ところが、この度、安...全文を見る
○青木愛君 さらに、ロシアの侵略行為に対しまして日米、欧州は経済制裁を表明しましたけれども、プーチン大統領は核をちらつかせてウクライナ及び世界を恫喝をしています。核で脅せばどんな理不尽なことでも押し通せる、何でもできるという事実をつくってはならないと考えます。  岸田総理はどの...全文を見る
○青木愛君 そのようなさなか、私からも質問させていただきますが、自民党の安倍元総理が、アメリカの核兵器を国内に配備をして日米共同で運用する核共有政策の導入についてテレビで話をされました。この核共有に関する岸田総理の見解を私からもお聞きしたいと思います。  そして、安倍元総理は自...全文を見る
○青木愛君 安倍元総理のこのテレビの発言を見ていないので控えるとおっしゃいましたけれども、控えている場合ではないというふうに思います。  そういう議論が、核を共有をするという議論が自民党の中で行われているという率直なお話も聞こえてきたわけでありますけれども、冒頭申し上げましたよ...全文を見る
○青木愛君 政府は、平成二十九年に施行された技能実習法に基づいて、外国人技能実習機構、ここが受入れ企業等に対する実地検査や、また、受入れ企業が不適正な事案に対してこの機構が指導、勧告を行い、認定の取消しなども行っていると伺っています。また、技能実習生からの母国語の相談対応であった...全文を見る
○青木愛君 今般のコロナ禍によって職を失った外国人技能実習生が多数生まれています。過酷な状況に置かれているとの指摘がございます。  外国人技能実習機構が監理団体や受入れ企業からの届出や事情聴取によってコロナ失職とみなした場合は特例の転職支援の対象になりますが、それ以外の失職者は...全文を見る
○青木愛君 現状では、NPO等の民間団体が寄附によって財源を賄い、こうしたベトナム人の方々の衣食住を提供し、そして女性の方の出産にも立ち会っているという状況でございます。是非、これは国策でありますので、行政が、国が全面的に前へ出るべきだというふうに思います。よろしくお願いいたしま...全文を見る
○青木愛君 応急処置ということで、パラペットも決して丈夫には見えないものでございましたし、そして、消防団、水防団の方々の御努力には本当に感謝申し上げる次第ですけれども、土のうでどこまでしのげるのかというのはやはり率直に心配であります。この計画ですと、十六年これから待たなければなり...全文を見る
○青木愛君 この手すり先行足場と幅木の設置ということを我々は訴えてきましたけれども、公共工事ではこれらが実質義務化されているので、足場からの転落事故はありません。ただ、民間工事においては、この設置が公共工事と同じように義務化されていないので、この事故が後を絶たないわけであります。...全文を見る
○青木愛君 問題共有できたと思います。よろしくお願いいたします。  次に、JR、現場で働く方からの声を述べさせていただきます。  二〇二二年は、鉄道開業百五十周年、国鉄分割・民営化から三十五年という節目の年になります。公共交通の基本は、安全と輸送サービスを地域の特性に合わせて...全文を見る
○青木愛君 鉄道輸送はカーボンニュートラルの観点から優れた移動手段であることを再認識いたします。また、駅は町の重要拠点でもあります。鉄道の意義を改めて認識すべきときだというふうに私も考えます。  次に、都内のホテルの事情について御質問をさせていただきたいと思います。  コロナ...全文を見る
○青木愛君 今が大変なんですね。コロナ禍が過ぎ去りインバウンドが再開されれば、観光資源の多い東京都でありますので復活はできます。しかし、今持ちこたえられるかどうか、そこであります。是非、この質問を契機といたしまして、この都内のホテルに対する支援策、宴会場も含めてですけれども、議論...全文を見る
○青木愛君 時間でありますので答弁は求めませんけれども、先ほど来ありますけれども、今が大変、もうガソリンの議論も早くしていただかないと、もう冬場も過ぎてしまいました。検査キットも足りない、ワクチンも遅い。本当に、検討ではなくて、今国民が求めているのは即決、即断、即断即決、即実行、...全文を見る
03月16日第208回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○青木愛君 立憲民主党の青木愛です。  今日は予算の委嘱審査ということでありますけれども、まず冒頭、直近の課題として二点ほどお伺いをさせていただきたいと思っています。  まず一問目ですが、ロシアによるウクライナ侵攻、侵略、絶対に許すことができません。子供や妊婦さん、また多くの...全文を見る
○青木愛君 お立場が違うということであるんですけれども、今のこの日本にある原発について、原子力規制委員会によるこの安全審査ですね、他国からの武力攻撃、これは想定されていないということなんですが、この点についても問題意識を持っておるんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○青木愛君 併せてお伺いします。  お立場が違うことも重々承知の上でお聞かせをいただいているんですけれども、自民党の一部の議連の申入れといいますか、経産大臣に申入れをしたというニュースを耳にしました。ある意味、原発の安全性を緩める形でこの停止中の発電所を再稼働せよと、そういう求...全文を見る
○青木愛君 山口大臣から御答弁をいただけると思いませんでしたので、踏み込んだ御発言をいただいて大変有り難いと思うんですけれども、国際社会との連携という意味では、その方向性はそのとおりだというふうに思います。  ただ、実際問題、こういう、ロシアという常任理事国でもありながらこうい...全文を見る
○青木愛君 ありがとうございます。  私としますと、山口大臣から再稼働はしないというふうに明言をしていただきたかったですけれども、そこまでの御答弁はいただけませんでしたが。  確かに、大臣がおっしゃるように、警備、この警備部隊、警備、警察警備、これも十二分に大事なことではあり...全文を見る
○青木愛君 次に、二点目の直近の課題についてここでもお伺いをさせていただきたいと思っております。  明治神宮外苑地区の再開発に伴う樹木の伐採計画でございます。これも直近の問題でありますので、本日取上げをさせていただきました。  明治神宮外苑地区の再開発に伴いまして事業者が東京...全文を見る
○青木愛君 所管外だということでの中での御答弁をいただいたことは感謝いたしますが。  この明治神宮ですね、これは明治天皇が崩御された際に東京市長の阪谷氏、また実業家の渋沢栄一氏らが明治神宮の創建を提唱されたということであります。内苑は国の予算で、外苑は国民の寄附で実現すべきだと...全文を見る
○青木愛君 気持ちを酌んでいただいたのは大変有り難い、有り難いですけれども、環境省のリーダーである山口大臣に是非ここはリーダーシップを発揮していただきたいというふうに思うんです。  今は東京都の所管ではありますけれども、歴史を鑑みたときには、明治天皇の崩御の際に造られた、そうし...全文を見る
○青木愛君 それから、ちょっと用語についてもお聞きしたいと思っているんですけれど、岸田総理も、また山口大臣も、所信表明演説の中で脱炭素という言葉と炭素中立という言葉を混在して使っておられるんですけれども、この意味の違い、あるいは同義なのか、また、この炭素という中にいわゆる温室効果...全文を見る
○青木愛君 じゃ、炭素という中には温室効果ガスであるメタンとかフロンもCだけではなくて含んでいるということ、その上で脱炭素そして炭素中立という用語を使っていらっしゃるということなんですけれども、カーボンニュートラルといいますと炭素中立という方が同義なのかなというふうに分かるんです...全文を見る
○青木愛君 ありがとうございます。  COP26では、全会一致が難しいテーマについて賛同国だけで声明を出す手法が多数取られました。議長国英国は、日替わりでテーマを設定しイベントを主催し、自治体や企業等も含む多様な主体による自主的な制約を演出をしました。  その中で、世界の石炭...全文を見る
○青木愛君 石炭を燃やすのが一番CO2が発生するわけでありますですね。CO2を削減しなければならないときに石炭を燃やし続けるということが果たして世界にどう映るのかというところを大変懸念するわけでございます。  今、新規石炭火力発電、計画中、建造中、これ七基ございます。神奈川、愛...全文を見る
○青木愛君 じゃ、この七基について建設を進めていっても二〇三〇年には石炭は一九%になるということでよろしいですか。
○青木愛君 先ほど審議官のお話の中にもありました、この石炭政策に関して、石炭火力発電にアンモニアを混ぜて燃焼させるということでCO2の排出を削減するということであります。  この際、ただ、大量のやはりアンモニアが必要となるわけでございまして、このアンモニアを製造する際にCO2が...全文を見る
○青木愛君 アンモニアを製造するには、再生可能エネルギーで作るということですね。そうするとCO2は発生しないということになるわけですか。もう一回お願いします。
○青木愛君 このCO2のその際の処理技術なんですけれども、話を聞きますと、オーストラリアで製造して、日本との合弁という形でオーストラリアで製造して、それを日本に輸入するというふうに聞いているんですけれども、なぜ日本で製造しないのかということもありますし、地中にそのCO2を埋めるの...全文を見る
○青木愛君 いろいろ考えられているんだなというのは率直に感じますけれども、オーストラリアにそのCCS、CO2を埋めるというその道義的な部分と、また、国内に、その地中に埋めるということ、CCSの技術を確立すると、日本で製造するということになればまた日本に雇用が生まれるという、そうい...全文を見る
○青木愛君 明確にお答えいただいたので良かったと思います。  発展途上国などを脱炭素技術で支援をした分、CO2削減した分、日本ではCO2を出していいということに捉えられかねないなというふうに思ったので、そうではないということでありますので、二〇三〇年の四六パーというのは、そうい...全文を見る
○青木愛君 脱炭素に向けた支援、国際貢献というのは大変良いことだというふうに認識しております。ただ、かつてのODA時の負の側面なども聞き及びますと、何か問題がないのかなというふうに思ったものですから質問をさせていただきました。  そういうことではないと、WTO違反にはならないと...全文を見る
○青木愛君 そして、令和四年度予算の目玉と言われております地域脱炭素移行・再エネ推進交付金として二百億円が計上されているところでございます。  大臣所信の中で、政務三役全員で、地域の脱炭素化に関して地域のニーズ把握などのための全国行脚をしたということが語られておられました。具体...全文を見る
○青木愛君 脱炭素を進めていくにおいてやはり地域の理解というのは大変重要でありますので、是非、今後とも全国行脚を是非続けていただきたいというふうに思います。  この地域脱炭素移行・再エネ推進交付金についてなんですけれど、地域脱炭素ロードマップに基づいて、二〇三〇年度までに少なく...全文を見る
○青木愛君 この百か所、今後の絞り込みについては、是非、透明性、客観性、公平性という観点で今後きちんとした説明をしていただけるようにお願いをしておきたいと思います。  予算規模のお話もいただいたところでございますが、時間がありません、委嘱審査なので、もう一点だけ、ではお伺いをさ...全文を見る
○青木愛君 時間が来ましたので終わります。  また大臣所信に対する質疑でまたお伺いさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
03月24日第208回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○青木愛君 立憲民主党の青木愛です。  昨日午後六時から、ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会でオンライン形式で演説をされました。その中で、ゼレンスキー大統領は、日本はアジアで初めてロシアに圧力を掛けましたと日本の対応に感謝を述べました。さらに、大統領は、ロシアは核物質の...全文を見る
○青木愛君 岸田総理からもカーボンプライシングについては明確な指示があったということでありまして、そして、この四類型の中でも特にこの炭素税に注目されているというふうに受け止めました。一つはイノベーションの創出、また一つは行動変容に資するということで炭素税を位置付けられているという...全文を見る
○青木愛君 様々な企業体から炭素税を徴税をして、それを原資として、国からも補助を入れながら、また新しい鉄鋼を造るにしてもCO2を出さない鉄鋼を造るような、そういう技術開発を進めていくと、各業界の業種においてですね、そういうことでよろしい、で、そういうことは理解をいただけるものなん...全文を見る
○青木愛君 ありがとうございます。  今回、このカーボンプライシング導入調査事業として二億五千万、これ計上されているんですけれども、これはまずどのような調査を想定されているのでしょうか。
○青木愛君 とにかく成長に資するカーボンプライシングということが合い言葉なんだと思いますけれども、企業の方でも今のこの現状においては危機意識を大変本気で持たれているという大臣からのお話もございました。  クリーンエネルギー戦略の取りまとめ役、これは経産大臣というふうにされている...全文を見る
○青木愛君 ありがとうございます。  自らが変わらなければならないという、本当にそのとおりのメッセージだなというふうに私も受け止めさせていただきました。  それでは続いて、地域の脱炭素ロードマップ、今回環境省が掲げておりますこのロードマップについてお伺いをしたいと思います。 ...全文を見る
○青木愛君 地域の人々の意識でありましたり、利益の地域への還元という点も挙げられたと思います。  今回成功事例として挙げていただいているんですけれども、やはり日照時間であったり、土の不向きであったり、ここは重要なたんぱく源である大豆を育てていると、日照が少なくても育つ大豆を育て...全文を見る
○青木愛君 もう一つ事例で挙げられているのが千葉県睦沢町のCHIBAむつざわエナジーでありますけれども、二〇一九年九月九日に関東地方を直撃しました台風十五号によって、鉄塔、電柱、樹木が倒れ、千葉県の広範囲が大規模な停電に陥りました。ここ睦沢町でも一時的に町全域が停電しました。地域...全文を見る
○青木愛君 是非、これから百選選ばれるわけですけれども、そうした視点も加味していただければというふうに思いました。  この千葉県内における二つの先行事例を環境省の方で取り上げているのですけれども、百選、これからの選ばれた自治体等には補助等があるんですけれども、この先行事例に対し...全文を見る
○青木愛君 ありがとうございます。是非よろしくお願いをいたします。  地域の脱炭素化の成功のためにはやはり地元の理解が必要であります。再エネ事業などに地元企業が参画し、地域の雇用拡大につながる取組にすることが重要であり、その際は、人材であり、また先端技術であり、ノウハウであり、...全文を見る
○青木愛君 ただ、一部の業者、山林を切り開いて大規模の太陽光パネルを施設をして、そのため、地元からの批判の声が上がっていることも一方でございます。地域温暖化対策としての再生可能エネルギーが自然を壊すことがあっては本末転倒であります。  令和二年度から太陽光発電設置も環境アセスメ...全文を見る
○青木愛君 太陽光パネルについては、この寿命を迎えたパネルの処理が問題となっております。パネルの寿命は二十年から三十年と聞き及んでいますけれども、大量の回収、廃棄の処分については今から考えておく必要が当然ございますが、方針について伺っておきたいと思います。
○青木愛君 この太陽光パネルには、セレンとかカドミウムとか有害な金属を含んでいるところが問題だと思っています。  そこでお伺いするんですけれども、地下水の水質に関して、日本には至る所で名水が湧き出ております。健康で安全な飲料水を提供しているわけですけれど、飲料水として利用してい...全文を見る
○青木愛君 わざわざこの名水が湧き出る水源地にこうした産業廃棄物処理場を建設することはないだろうというふうに思うわけです。現状ではどこかには造らなければならないわけでありますけれども、ここの君津は管理型でありますから、この太陽光パネルのこうした廃棄物も入ってくることも予想されるわ...全文を見る
○青木愛君 是非その方向で頑張っていただきたいというふうに思います。  先般、国交省の方が主体としてやっておられるようですけれども、港湾におけるカーボンニュートラルポート形成の一環として、ブルーカーボン・オフセット・クレジット制度を試行することを公表しました。このブルーカーボン...全文を見る
○青木愛君 企業による二酸化炭素排出削減の取組という観点からは、二国間クレジット制度のJCMと今般の国交省による国内のクレジット制度の試行、これ共通する点があると考えられます。  国際的にもブルーカーボンの役割はより認識されていくと思いますけれど、二国間クレジット制度、JCMの...全文を見る
○青木愛君 JCMは国際版、またブルーカーボン・オフセット・クレジット、これは国内版というような受け止めになるのかと思いますけれど、確かに、このCO2という今の世の中の厄介者をお金にするという、お金に換算するという、クレジット化するというこの発想はよく考えられたなというふうに思う...全文を見る
○青木愛君 先ほどの百選なども政府の方針によって補助をしたりとかということもあるわけです。この風力発電も国を挙げての対策でありますので、よりインセンティブ働くような、七五%を五〇%に引き下げるとか、そういう場合もあってもいいのではないかなと考えるわけですけれども、今後また御相談を...全文を見る
○青木愛君 はい。  是非、これからの将来を託するやっぱり風力発電あるいはLNG、こういったものも対象に加えるべきだというふうに思いますし、また、是非、山口大臣にはこうした地元にも足を運んで、行脚の足を運んでいただければというふうに御要望申し上げて、質問を終わります。  あり...全文を見る
05月10日第208回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○青木愛君 立憲民主党の青木愛です。  特定外来生物による生態系等に係る被害防止に関する法律の一部を改正する法律案について質問をいたします。  今回の外来生物法の改正には三つの改正点があると説明されています。一つはヒアリ対策、二つにはアメリカザリガニとアカミミガメの対策、三つ...全文を見る
○青木愛君 御丁寧な説明ありがとうございます。二キロ範囲内を三シーズンにわたって継続して調査をした結果、まだ定着には至っていないと、それをぎりぎりの段階だというふうにおっしゃっているということで、よく分かりました。  このヒアリなんですけれども、国内へ持ち込まれる膨大な数の国際...全文を見る
○青木愛君 空港、港湾等のその後の追跡については、これまでの任意の協力では限界があるということでこの改正に至っているというふうに思います。この本法律案によりまして、ヒアリの発見次第、緊急の対処が特に必要な特定外来生物を要緊急対処特定外来生物と更に指定を強化をして、より強い権限が掛...全文を見る
○青木愛君 ありがとうございます。  付着が決定的でないとしても、付着しているかもしれない段階から強い規制を掛けることができるということと理解をさせていただきました。  この要緊急対処特定外来生物、これを指定する際の客観的な判断基準というのを教えていただきたいと思うのですけれ...全文を見る
○青木愛君 ありがとうございます。  今御答弁にありましたように、この現行法では、特定外来生物が付着していることが確認された場合は、当該特定外来生物の運搬が禁止をされます。一方、特定外来生物の付着等のおそれの段階では、運搬の禁止に係る規制がなくて、特定外来生物かどうかの特定作業...全文を見る
○青木愛君 今の御答弁ですと、国による補償は考えていないということで、今御答弁にありました、その補償を行うのは原因となる者だというふうに今御答弁されましたけれども、原因となる者というのはどの段階、どの方を指すんでしょうか。具体的にお願いします。
○青木愛君 懸念しますのは、この法律案でその要緊急対処特定外来生物、その付着等のおそれの段階で輸入品等の移動制限が可能となります。貨物や運送業者にとっては、この規制の強化によりまして、この要緊急対処特定外来生物を発見した旨の通報で物流が止められてしまうということを懸念して通報を控...全文を見る
○青木愛君 丁寧な対応をお願いしておきたいと思います。  あともう一点、この特定外来生物なんですけれども、まだ日本には入ってきていない段階から、環境省として今後日本に入るおそれのあるそうした生物というのは事前にもう予見をして対応されているのかどうか、また、逆に日本のものが海外に...全文を見る
○青木愛君 日本由来の、外国に行って、何というのかしら、何かワカメと葛がって伺ったんですけど、その点について一応伺っておいてもよろしいですか。
○青木愛君 ありがとうございました。  それでは、この改正案の二点目に移らせていただきます。  アメリカザリガニとアカミミガメについてお聞きしていきたいと思います。  アメリカザリガニは食用ウシガエルの餌として、アカミミガメは安価に入手できるペット等として輸入をされました。...全文を見る
○青木愛君 今回のこの規制の一部適用除外ですけれど、アメリカザリガニやアカミミガメ、この二種について特定外来生物としての指定を行うわけですけれども、その中で一部を適用除外とするんですが、どのような規制を適用除外と考えているのか、示していただければと思います。
○青木愛君 個人で飼う分にはいいということですね。  それでは、この個人の販売目的ではない飼育ということですけれど、これが規制の適用除外とする方向でありますが、この販売目的ではない繁殖についてはどのように考えればよいでしょうか。防除対象の特定外来生物でありますから、この繁殖を認...全文を見る
○青木愛君 この個人で飼う分にはよいという適用除外の措置、これについては当分の間というふうに規定されていますけれども、この当分の間というのは大体亀が生きている間と考えてよろしいんでしょうか。どの程度の期間を想定されているんでしょうか。
○青木愛君 野外の放出は、個人で飼うに当たっても野外の放出はしてはいけないということなんですけれども、この野外に放出をするということに対する罰則があると思うんですけれども、これはどのように決められておりますでしょうか。
○青木愛君 ありがとうございます。  かなり厳しい罰則が掛かってくると思うんですね。個人で飼っていながらも、故意にではなくても野外に放出してしまう場合もあるかもしれませんし、通常、ペットとして飼っていらっしゃる方は、かわいくて一緒に暮らしているというか、飼っているという、それを...全文を見る
○青木愛君 今おっしゃられたように、飼育者の視点で様々な選択肢を選べるように丁寧に対応していくべきではないかなと、そんなふうに考えています。  終生飼養が原則ということでありますけれど、アカミミガメの寿命は二十年から四十年と長く、また飼えなくなるケースも一方では出てくるというこ...全文を見る
○青木愛君 やはり国民への効果的な広報ということが今後必要になろうかと思います。  今回の改正でアメリカザリガニとアカミミガメは特定外来生物に指定されることになります。同じ特定外来生物の中に、従来どおり飼育が厳しく禁止される特定外来生物もいれば、飼育ができる外来種も混雑する状況...全文を見る
○青木愛君 是非丁寧に、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、改正の三点目であります国と地方公共団体による防除の円滑化、役割分担についてお聞きをします。  本法律案では、主務大臣等の他人の土地への立入り権限を拡充し、防除に加え、特定外来生物の生息、生育の状況、生態系等へ...全文を見る
○青木愛君 そして、現行法では、特定外来生物の防除について、国が防除の目標や方法などを定めて公示した上で防除を実施するとされています。  一方、本法律案では、防除について、国は未定着又は局地的に分布している特定外来生物の防除を行い、都道府県は定着した特定外来生物の防除を行うこと...全文を見る
○青木愛君 ありがとうございます。  ここで私が心配いたしますのは、未定着で局地的な部分は国が、そして定着したその後は都道府県がということになりますので、むしろ定着した都道府県の方が対応が大変になるのではないかって率直に思うわけであります。ですので、まだ局地的の段階、未定着の段...全文を見る
○青木愛君 質問終わります。ありがとうございます。よろしくお願いします。
○青木愛君 私は、ただいま可決されました特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲民主・社民、公明党、国民民主党・新緑風会、日本維新の会及び日本共産党の各派並びに各派に属しない議員寺田静君、橋本聖子君及び平山佐知...全文を見る