古川元久

ふるかわもとひさ

小選挙区(愛知県第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数8回

古川元久の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○古川委員 民主党の古川元久でございます。  まず、質問に先立ちまして、今、海江田議員からもお話のありました、元札幌国税局長によります脱税事件につきまして、こういうことがあると、やはり圧倒的多数のまじめに働いている国税の職員に対する一般の信頼というものが失われるわけですね。世間...全文を見る
○古川委員 副大臣、私が聞いているのは、この経済モデルが昔使ったのと変わっていないのか、乗数とかなんかはここ数年で、例えば特には今回の計算で変えているのかどうか、そういう変化があるのか。今のモデルがどうかというのについて、過去とどうなっているのかということを聞いているんです。
○古川委員 公共事業の乗数はどうなっているんですか。
○古川委員 副大臣、私が聞いているのは、今掛けている乗数というものがそもそも大きく見積もってあるんじゃないか、だからそれが昔よりもある意味で乗数を小さくしているのかどうか、私はその辺の変化があったのかどうかというのを聞いているんです。今幾つかという話じゃないんです。
○古川委員 どのぐらい低下しているの。
○古川委員 最初にお話をしていただければそんなに長くならないということで、正確にお答えいただきたいと思います、端的に。  それでも、私はちょっと、これを見ていると、かなり効果として大き過ぎる効果を見込んでいるんじゃないかなという感じがするんですね。今までの、過去のこれまでのこう...全文を見る
○古川委員 私が先ほどから聞いているのは、どういう形でこのプログラム、そして今回の補正予算がデフレスパイラルの阻止につながっていくのか、それがどういう形になってくるのかというのを聞いているんですよ。もう、今のお話を聞いても、これ以上聞いても多分また棒読みされるだけでしょうから、も...全文を見る
○古川委員 これは本来竹中大臣とやる話なのかもしれませんけれども。塩川大臣は今のこの日本が陥っているデフレという問題は、例えば中小企業とかなんかに仕事がない、そういうことが原因でデフレというのは起きているというふうに考えていらっしゃるんですか。
○古川委員 それもということは、では、一番何がデフレの、私はもっと根本的な、このデフレというのはそんな需要だけの問題じゃないと思うんですけれども、これは、塩川大臣が今それもということであれば、では、ほかにはどんなことがあるんですか、デフレの原因。
○古川委員 今大臣がおっしゃられたように、要は、デフレの原因というのは、相当複雑な、構造的な問題になっているのですね。今、不況になればデフレと言いましたけれども、日本経済は戦後何度も不況を経験しているわけですけれども、そんなデフレになっているようなことは不況下でもなかったわけです...全文を見る
○古川委員 だから、そこに書いてあることは私もわかっているんです。では、具体的にこんなふうなものがありますというものがありますかという話なんですよね。  私も、公務員宿舎はもう古いから建て直さなきゃいけないと思いますよ。しかし、建て直してしまったら、それは即効的に受注ができるか...全文を見る
○古川委員 これは、東京はやらないんですか。
○古川委員 だから、今いみじくも十四年度予算でやると言ったでしょう。なぜここの補正にここを入れてくる必要があるのか。それだったら、それでちゃんと本予算に入れればいいじゃないですか。そこのところが、これは補正で本当にやるべきことなのかどうか、何か、とにかくひっつけられるものはひっつ...全文を見る
○古川委員 大臣はそういう細かい話をするわけですけれども、この大枠のところで見てこれだけシェアがほとんど変わっていないというのは、やはり小泉さんの改革が、結局具体性が見えなくて、総枠だけ一律マイナスシーリングをやったということ以外には何とも言えないんじゃないか。詳しくはまた本予算...全文を見る
02月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○古川委員 おはようございます。民主党の古川元久でございます。  まず竹中大臣、先日は、あれは一泊三日になったんでしょうか、私も参加させていただきましたけれども、ニューヨークで行われましたダボス会議、お疲れさまでございました。そのときに、たしか小泉エフェクトでしたか、そのセッシ...全文を見る
○古川委員 今竹中大臣から、予想以上に人口減少のスピードが速いとおっしゃったんですが、そもそもこれは予想以上にと言っていいのかどうか、これについて、今から将来人口推計についてちょっとお伺いしたいと思います。  これまで過去二十年にわたって、実は、人口推計は出されるたびに下方修正...全文を見る
○古川委員 今のお話を聞いていると、要は、人口推計というのは過去のこと、過去に、今までに、現時点までに起きてきたその事象だけをベースにして予測している、そういう認識でいいわけですか。将来起こり得るようないろいろな要素というのは考慮していない、過去に起こったことだけだ、そういう認識...全文を見る
○古川委員 最新の予測技術を駆使してと言うんですけれども、そもそも平成九年度に推計されたときから、ちまたでは、この中位推計は高過ぎるじゃないかという話。竹中大臣なんかもそうやって経済学者として思っていらっしゃったんじゃないかと思いますけれども、ちまたでは言われたわけですよね。ある...全文を見る
○古川委員 坂口大臣、今の答弁を聞いてどう思いますか。こういう人口推計、それベースに年金の制度、将来までちゃんと安定したそういう制度設計をしようというんですよ、これ。こういうベースで考えていたら、大臣だって不安になるでしょう。今回出たベースだって、中位推計でやっていいなんていうふ...全文を見る
○古川委員 今、図らずも大臣が言われたわけですけれども、そうしたら、これからやるかやらないかわからない少子化対策を前提にして、それで何とかこの一・三九がもつんじゃないかというのでは、普通では将来推計というのは、そういうことがなかった場合として、このまま放置しておいたらどうなるだろ...全文を見る
○古川委員 ちょっと別の切り口から見てみますと、昭和六十一年度の人口推計で、低位推計が二〇二五年で一・八五、平成四年度の推計の中位推計は二〇二五年で一・八〇。実は、昭和六十一年の中位推計は二・〇ですから、その中位推計よりも、六十一年に出された低位推計と五年後に出された平成四年の人...全文を見る
○古川委員 推計のあり方が違うといっても、たまたまと言われても、これだけ二回、平成四年と九年がちょっと比較できないんですけれども、二回続けて低位推計と中位推計の数字が極めて似通っているとなると、そちらでやはり推計をして、それをベースにして議論をした方がいいんじゃないのかなというふ...全文を見る
○古川委員 諸外国と言われますけれども、やはり日本の急速な高齢化の進行のスピードというのは諸外国に例を見ないスピードで進んでいるわけですよね。それを、諸外国と比べて大体同じような水準に来たからもう大丈夫ですよというのでは、これは国民からすればとても納得はできないですし、それで本当...全文を見る
○古川委員 ということは、今の大臣のお話を聞くと、去年私に答弁をしていただいた、去年の法案にも次期の財政再計算までにというふうには書いてあったんですけれども、しかしそれでも、大臣は去年の国会の委員会の中では、これについてはことしじゅうに検討したいというふうに言われたわけですよね。...全文を見る
○古川委員 どうも人口の問題といい、物価の将来動向といい、厚生労働省は、過去は見れても将来は予測できない役所じゃないか、そういうふうに思えてきますよね、今の話を聞いていると。  この物価スライドの問題については、小泉内閣の昨年六月に出されたいわゆる骨太方針という中でも、「特例的...全文を見る
○古川委員 竹中大臣までお役人みたいな答弁しないでくださいよ。この特例法は全く同じ法案で、数字が変わった以外、去年、おととしと何にも変わってないんですよ、これ。ただ平成十三年度のマイナス〇・七%分がプラスされただけであって、そして全部で、トータルで、累積で一・七%の物価下落ですと...全文を見る
○古川委員 でもこれは、国民生活からすれば、年金制度を安定した制度にするということは極めて大事なことであって、構造改革というのであれば、何でこれについて、物価スライドの今のあり方を見直すということが、そのやるべきことの、七割やったという中の七割に入ってこないのか。そこがやはり極め...全文を見る
○古川委員 そうなると、これ以上の保険料引き上げとそして給付のカットとなったら、もうちょっと若い人たち、ますます年金入らなくなるんじゃないでしょうかね。この前ので、もうこれ以上の給付のカットとか保険料の引き上げは、大体これでもう制度的にはめどがついたというふうに言われていたわけな...全文を見る
○古川委員 竹中大臣、経済財政諮問会議は、税制改革については、政府税調に任せるだけでなくて経済財政諮問会議でも議論するということになっていますね。もう既に、年金制度については厚生労働省の方の審議会では議論が始まっているようなんですが、経済財政諮問会議は、この年金制度改革に対しては...全文を見る
○古川委員 竹中大臣がまだ大臣になられる前、小渕内閣のときに、経済戦略会議のメンバーとして答申を出されましたけれども、あれは、経済戦略会議で出された答申というのは、今は、この小泉内閣の中ではどういう位置づけになっているんですか。
○古川委員 たしか、その経済戦略会議の答申の中では、報酬比例部分の民営化というのがうたわれていたと思います。今回、この前の、六月の骨太方針が出る前の議論の段階の中では、経済財政諮問会議の中でも厚生年金部分の民営化というのが議論になっていたというような報道があったというふうに記憶し...全文を見る
○古川委員 ただ、現行制度の中の見直しといいますと、また一層の保険料引き上げと給付カット、そういうことで本当に年金制度に対する信頼感が将来的にも確保できるのか、やはりそのことが問われているんだと思うんですね。これからの議論の中で、これからやっていくわけでありますけれども、そうした...全文を見る
○古川委員 坂口大臣、そこは粛々と行うというふうに言われたんですが、大臣が所属しておられる公明党さんは、先日、デフレ対策という案の中で、株式市場の活性化対策と言って、年金資金運用基金の完全自主運用の時期を二〇〇八年度から三年程度前倒しして実施するよう計画の見直しを行うと言って、堂...全文を見る
○古川委員 相談に乗っていないといいますか、聞いていないというのは、公明党も冷たい政党ですね。自分のところから出している大臣に、そのまさに自分の大臣が所管しているところの話について、何も相談もなく勝手につくるわけですか。これは大臣、怒ってもいいんじゃないんですか、けしからぬ、どう...全文を見る
○古川委員 いろいろな意見があるというふうに言われますが、これは党としてまとめられたものですよ。別に、公明党の一部の議員の人が言っているわけじゃない。党としてまとめた。それを所管している大臣が、それはよくないと言っている。公明党にも、実は、改革勢力と抵抗勢力というような、そういう...全文を見る
○古川委員 今のお話では余りよくわからなかったのですが、ということは、要は、別にどこに幾ら投資するというような、そういうことは示されないということですね。そう理解していいんですね。ただ最終的なポートフォリオの結果がどうなるか、どこを目指すかということだけが示されるという理解でいい...全文を見る
○古川委員 何か、マーケットはやはり違うふうに理解しているような感じもあるのですね。  また、私がちょっと聞くところによりますと、そもそも、各年度の財政融資資金、かつての資金運用部からの預託払い戻し額、これについても今のところは開示されていないというような話も聞いていますが、こ...全文を見る
○古川委員 尋ねられたら答えるというのではなくて、やはりそれは積極的に情報公開というものをしていく必要があるのじゃないかと思うのですね。  それにまた、先ほど、どういう資産に対してどれだけ運用するか、配分するかというものについては最終的なポートフォリオしか十二日には示されないと...全文を見る
○古川委員 ぜひ具体的に、できる限りそうした市場の疑念を取り除くような、そして、年金資金があたかも株価支えのために使われている、そして使われるというような疑念を大臣の親元の党の方々にも思われないような、ちゃんとそうした数字を事後的で結構ですから出していただけますことを最後にお願い...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○古川委員 民主党の古川元久でございます。  質問に先立ちまして、きょうの夕方、経済財政諮問会議で政府のデフレ対策が決められるということになっていたと思うんですが、実際にはきのうの夜から、もう事実上、政府案はこういうふうだといって報道がされているわけでございます。  これ...全文を見る
○古川委員 とは言われましても、もう事実上きのうの夜から、ニュース初めきょうの新聞も、みんな政府案と自民党案と比較しているわけですよ。そういう意味ではもう事実上決まっていると言ってもいいんじゃないかと思いますから、これから、そういうものが、政府案はそれなりに決まっているというベー...全文を見る
○古川委員 私が今聞いたのは、要は、きょう出てくる政府案はそれでいいです。ただ、今まさに塩川大臣が言われた雑貨屋みたいないろいろなもので、与党の中でいろいろ出ているわけですね。  そういうものは、これから政府が次の一手を打つような、打つと言われているんですけれども、じゃその布...全文を見る
○古川委員 これはお二人の大臣に、大臣というお立場というよりも政治家としてちょっとお伺いしたいんですけれども、今のお話を聞いていると、要は、政府・与党というのは、柳澤大臣、これは予算委員会なんかで前に少しそういう話をされたのを私は記憶しているんですけれども、やはり一体となって、と...全文を見る
○古川委員 与党と政府の間だけでいろいろな議論が交わされることは私はいいと思うのですけれども、ただ、例えば今回の公明党の案でもまた自民党案でも入っています、株式市場の活性化対策として、年金資金の運用基金をもっとうまく活用して株式市場を活性化しようなんという話。これについては、与党...全文を見る
○古川委員 運用者ではないわけですけれども、マーケットを監視しておられるその立場から見て、年金資金というものは、まさにマーケットの中では一番大きなマーケットプレーヤーと言っていいわけですから、その動きがこういうような形で株式市場活性化のための方策として使われるというようなことは、...全文を見る
○古川委員 大臣、これは別に文章が問題じゃないのです。私は、こういうことで年金の運用資金を株価対策、活性化に用いるようなことというのが別に書かれていようと書かれていまいと、これは一般的に言ってやはり問題であるのじゃないか。やはり今大臣が言われたように、ポートフォリオの中に年金の運...全文を見る
○古川委員 柳澤大臣、先日、私が質問したときにはいらっしゃらなかったので、ぜひ聞いていただきたいんですけれども、マーケット関係者の中では、これは今年金局長が言われたような形じゃなくて、この九兆円が幾ら株に行くか、幾ら債券に行くか、そういうのが発表されるのじゃないかというふうに期待...全文を見る
○古川委員 要は、今年度中に配分されてそれが渡るということはないということで確認させていただいてよろしいわけですね。  そうなりますと、これは市場の中では、よく株価が締まりますと、きょうの株価は最後に年金資金が買い上げたとか、この年金資金、マーケットのビッグプレーヤーですから...全文を見る
○古川委員 柳澤大臣、今、年金局長から前向きなお話もあったわけですけれども、やはり金融庁としても、マーケットの中で、それこそ柳澤大臣は常に答弁の中で、風説の流布などで相場がいろいろと左右されるのは好ましくないという発言をされておられたかと思いますから、やはりこのビッグプレーヤーで...全文を見る
○古川委員 ちょっと今の副大臣の御答弁は全然、ちょっと私が言っていること、私が言ったことは、そんな別に何の株に幾ら投入したかということを言うんじゃなくて、株式にどれくらい投入したのか、債券にどれくらい投入したのか、それを月次ベースぐらいで後から事後的に公表すれば、特定のときに株価...全文を見る
○古川委員 柳澤大臣、申しわけありませんけれども、年金局長がこれだけ前向きな答弁をしているのに、金融庁の方が何か情報公開に後ろ向きのような発言をしているように聞こえるんですが、いいことでしょう、年金局長が、そういう形でできる限り情報公開できるものは公開していきますということは。そ...全文を見る
○古川委員 いや、私が聞いているのは、村田副大臣が非常に、逆に後ろ向きに足を引っ張るような言い方をされたから、そうじゃないんでしょうと。ちゃんとそこは、今心配されているようなこと、そんな厚生労働省が問題になるようなことをやらないでしょう。ちゃんとそこは配慮した上で、情報公開をする...全文を見る
○古川委員 そうやって一言副大臣が言ってくだされば、ただしなんていう話になるからこういうことに時間がかかっちゃうんですから、よくちゃんとやりとりを聞いて、書かれた答弁をそのまま読むんじゃなくて、ちゃんとやりとりを聞いた上で答えてください。  次に、時間がどんどんなくなっていっ...全文を見る
○古川委員 もう少し大きな声でおっしゃっていただきたいと思いますが、あした決めるから今は言えないというふうに言われるのであれば、では、仮にこの八千億を一兆円に増加したらそれで本当に、それは、やる、やらないはあした決められることとして結構です。では、そうしてもし仮に八千億から一兆に...全文を見る
○古川委員 今確かに総裁がおっしゃったように、それこそ三十兆円枠をここまで守っているのは、守ろうと取り繕っているわけでありますけれども、それでも三十兆というのにこだわっているのは、まさにそこの金利の上昇というものをやはり警戒しなきゃいけない、その水域まで来ているからだと思いますか...全文を見る
○古川委員 それはみんな戻したらいいと思っているわけです。ただ、財務大臣が戻したらいいんじゃないかと言うだけでは、これは無責任ですよね。戻したらいいんじゃないかと思っているということは、これは、物価安定目標を導入するべきだというふうに考えているというふうに理解してよろしいんですか...全文を見る
○古川委員 ただ、先ほど谷口副大臣、何か副大臣はちょっと違うことを言われましたよね。財務省としてはインフレターゲット論には慎重だというふうに、たしか先ほど私の耳が間違っていなければそのように答えたと思うんですが、今の大臣の答えは、それはそういうふうで、むしろ大臣の言われたことの方...全文を見る
○古川委員 そういう意味で、では、今財務大臣が言われたのは、あくまでも希望的観測として、なったらいいなというそういう、ただ単に、裏に何か具体的な、もちろん、物価安定目標というのは裏に具体的な政策がなければ絵にかいたもちになるわけです、その絵にかいたもちとして、いいんじゃないのとい...全文を見る
○古川委員 ということは、今谷口副大臣が言われた、そのためにはあらゆる手段を尽くすという意味が裏にあるというふうに私は受け取りますけれども、となれば、この自民党の案に出たような、日銀法の改正ということも含めてこれは進んでいくのかなという感じに思うわけなんであります。  さて、...全文を見る
○古川委員 先ほどの塩川大臣のお話にあったように、私も、日銀法の改正まではそう簡単にはいかない、まだ一山も二山もあるのかなと思いますが、ただ、うわさの中では、あしたの金融政策決定会合で、今、日銀総裁が言われた、安定的にCPIがゼロ%以上になるまで今の金融緩和を続けるということの、...全文を見る
○古川委員 そうなりますと、これは、世の中には非常にこの物価安定目標、インフレターゲティングに対する期待感というものは、どうしてこんなに上がっているのかわからないんですけれども、あるわけですね。しかし、今の議論を聞いていれば、実体的にこれをではどう設定するのか、そしてまたそれをど...全文を見る
○古川委員 不明でありますと言いますけれども、これは、大臣も知っている自民党がきのう発表したものですから、そこにこれは書いてあるわけですから、それで、この件に関しては、これはちゃんと私はきのうの質問通告でもしているわけですから、それを不明でありますという答えもないんじゃないですか...全文を見る
○古川委員 今言われたことではわからないですね。  でも、じゃ、その中には補正予算も入っているということですね、そうしたら。そういうことですよね。今のいろいろなことということは、当然そこも含まれているというふうに認識もしておられるということですね。それでいいですね。
○古川委員 今までの財務大臣と比べると、塩川財務大臣は非常に素直だなと私は思う。普通だと、こうやって予算審議をやっている間に補正予算の話だと、一切そういうものは考えておりませんというふうに、まず役所の側は、私も昔、書いた覚えがありますし、まずそうやって答弁されるものですが、非常に...全文を見る
○古川委員 そういう時間はないだろうと思いましたから、きのう事務方に、これを読んで、私もきのう買ってきのう読んだのですが、一時間もあれば読めますから、だから読んで、大体の概要をちゃんと書いて想定問答につけておくようにと言いましたから、その想定問答ぐらいは読んでもらっていないわけで...全文を見る
○古川委員 これは、塩川大臣の指示でこういう研究をしたんじゃないかということから言っているのですけれども、今のを聞きますと、要は、昔話風にしゃべったらそれを事務方が気をきかせてまとめたという、そんな資料だというふうに認識してよろしいのですか、そうしたら。
○古川委員 平時であれば、そういうふうに非常に参考になったでもいいのですけれども、こういう本みたいなので、まさにそれと同じことがこれから起きるのじゃないかみたいなことを予告しているようなものがあって、それを財務省の人間が書いたんじゃないかというようなうわさまでされている。そういう...全文を見る
04月17日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○古川委員 民主党の古川元久でございます。  本日は、日銀報告に対する質疑ということで、先日、新たに日銀の審議委員になられました春委員と福間委員にもきょうはおいでいただきまして、審議委員になられましたので、ぜひ審議委員の抱負や御見識を伺いたいというふうに思っておりますので、まず...全文を見る
○古川委員 お二人にまず抱負を語っていただいたわけなんでございますけれども、もう少し具体的に、お二人の御見識をお伺いしていきたいと思います。  まず、今の日本経済の現状について、お二人とも、電力あるいは商社という今まで日本経済の根幹を支えるようなところにお勤めでいらっしゃったわ...全文を見る
○古川委員 お二人にちょっとお願いをしたいと思いますけれども、時間も限られておりますし、きょうお二人に私がお伺いしたいのは、お二人いろいろな事実を知っていらっしゃるということはわかるんですけれども、御認識をお伺いしたいということですので、細かい話までは結構でございますので、簡潔に...全文を見る
○古川委員 ちょっと言いたいことはありますけれども、最後にまとめてお話しします。  では、今のような経済の認識、そして金融システムに対する認識のもとで、日銀の果たすべき役割というものはどういうものだというふうにお考えですか。
○古川委員 別に日銀の人のを聞いているわけじゃないので、春さんと福間さんと同じ意見だったら別に一人でいいわけでありまして、それぞれの御見識をきょう伺っているわけでありまして、すり合わせたような意見を聞いているわけじゃありませんので、同じですというようなのはちょっといかがかなと思い...全文を見る
○古川委員 お二人に最後にもう一点だけ、具体的な話でお二人の御意見をお伺いしたいと思います。  午前中の質疑でも、日銀がインフレターゲティング政策を採用すべきではないかという議論がありましたけれども、お二人はこのインフレターゲティングについてはどのようにお考えでしょうか。
○古川委員 何か、イエスなのかノーなのかよくわからない答えでありましたけれども。  ちょっとこれは通告してありませんが、速水総裁、今、お二人の新しい審議委員に御見識をお伺いしたわけでありますけれども、しばしばこれから勉強させていただくという発言も聞かれたわけなんですけれども、日...全文を見る
○古川委員 私も、民間の委員が入ることは大事なことだと思いますし、お二人もそれぞれの分野で大変な実績を残していらっしゃるわけでありますから、そうした見識を持っていらっしゃるんだと思うんですけれども、やはりこういう国会の場でちゃんと御自分の言葉で発言をしていただきたいんですね。すべ...全文を見る
○古川委員 今、一定の評価をされているようなお話がありましたけれども、中身を見てみますと、債務者区分の分布状況というのを見てみますと、昨年の九月期の中間決算期の銀行の自己査定のときから比べると、同じ債務者の債務者区分は今回の特別検査の結果によって相当に悪くなっているわけですね。九...全文を見る
○古川委員 特別検査によって不良債権の額がより明らかになったということはあるのかもしれませんけれども、私は、今ちょっと総裁にお伺いしたかったのは、要は、今回の結果で出てきたのは、そもそも自己査定のやっていること自体が甘いんじゃないか、そういう疑念を今回の結果があらわしているんじゃ...全文を見る
○古川委員 今、総裁からは、自己査定のやり方に、甘かったんじゃないかという御認識が示されたというふうにとらせていただきますけれども、では次に、自己資本比率の話に、特別検査の結果を受けたので、少し議論を進めていきたいと思います。  今回の結果を受けて、不良債権の処理額が大きくなっ...全文を見る
○古川委員 今、一般論とはいえ、生保会社について、経営状況についてかなり心配といいますか、注意をしているというような御発言があったと思うんですけれども、そういう背景を受けて、日銀として、銀行が生保会社に対して増資を引き受けてもらうような、そういう形で自己資本がかさ上げされているよ...全文を見る
○古川委員 今総裁、はっきりおっしゃらなかったんですけれども、似た者同士の持ち合いは非常にリスクが大きいというお話をされたわけですよね。今の銀行業界と生保業界というのは、極めて似たような状況にあるんじゃないですか。そういう中でその両者で持ち合って、それで銀行が自己資本をかさ上げし...全文を見る
○古川委員 そういう御認識からすれば、そもそも今の銀行の自己資本というのは、前から総裁がおっしゃっておられるように、懸念されておられるように、税効果会計とかあるいは公的資金のそういうのでかなり事実上、本当の実態の、実態といいますか実力としての資本からかさ上げされているというふうに...全文を見る
○古川委員 この辺は水かけ論になるので、もうこれ以上はやめますけれども、そういう危機が起きてからでは遅いというふうに本当は総裁は考えていらっしゃるんじゃないですか。  私自身、経済財政諮問会議に出ておるわけでもありませんからわかりませんけれども、これまでの漏れ伝わってくるところ...全文を見る
○古川委員 日銀は、決済システムの信認の維持には責任を持っていらっしゃるわけですよね。そういう中では、こういう事態が起きるかもしれない、そういう予測といいますか可能性というものは認識していたんじゃないのですか。
○古川委員 これもまた、塩川財務大臣にまた新聞じゃないかといって怒られそうですが、我々、直接日銀の幹部に聞けないものですから、漏れ伝わってくるところしか引けないのですけれども、例えば、心配していたとおりのことが起きたと日銀幹部はあきれた、そういう報道とか、UFJグループでさえシス...全文を見る
○古川委員 それでは、みずほが言われたそのことで十分だと認識をしていたというふうに理解してよろしいですか。
○古川委員 それでも、先ほど来からの御答弁の中で言われていたのが、万一の不測の事態に備えてコンティンジェンシープランをちゃんと用意するようにという指示もしていたというお話をされましたね。ということは、それだけやっても万が一のことはあるかもしれないというふうには認識をしていたわけで...全文を見る
○古川委員 今のお話を聞きますと、日銀の決済システムに対する信用の維持というのは、要は日銀と銀行間、そこのところさえうまくワークしていれば、そこについてまでが日銀が責任を持つのであって、それ以上の、一般の顧客にとっての決済システム、このシステムに対する今回傷つけられた信認というも...全文を見る
○古川委員 間接的でしかそこのところは担保できない、ちゃんとやっておいてほしい、それだけですか。日銀として、こういう今回みたいな事態が起きたときに、では事態をできる限り早く解決するための、そのための計画というものは用意されていなかったんですか、そうしたら、今の話。
○古川委員 極めて遺憾、極めて遺憾というふうに何度も繰り返されますけれども、私、この問題についての質問で最初から申し上げているように、日銀は決済システムの信認の維持については責任を持っているわけですよね。それについて、今回大きく、一般の顧客からすればその信認が傷ついたわけですよね...全文を見る
○古川委員 私は、別にシステムを一々チェックをしろと言っているわけじゃないんです。どんな用意をしたって起きることはあるんです。その起きた後の対応、今回のみずほの経営者の人たちの対応を見ていれば、明らかに、ますます国民の決済システムに対する不信を増加させるような対応をしてきているわ...全文を見る
○古川委員 総裁、今回のこの一般の顧客のみずほの決済システムに対する不信感によって、どんどんこれからみずほから振替とかやってもらおうという人たちが減っていっちゃうかもしれませんね、これ。やはりそういう意味では、広い意味で、今言ったようなインターバンクとか日銀との関係の中だけで決済...全文を見る
○古川委員 世界で一番大きい銀行がこういうことを起こすというのは、これはただ単にみずほ一行の問題じゃなくて、日本の金融システム、そして決済システム全体に対するやはり世界からの不信を招く、そういうことにつながっていると私は思うんですね。  そうであれば、そうした大きな銀行について...全文を見る
○古川委員 そういう意味であれば、今回のみずほみたいな大きな統合があるときに、どうして考査は入らないんですか。
○古川委員 でも、これ、多忙で済まされる話じゃないですよね、今回のみずほなんか見てみれば。金融庁が入ったから、同じだったら入る必要はないのかもしれませんけれども、先ほどの話で、目的も違えば趣旨も違うということであれば、やはりここなんかは入るべきだったんじゃないんですか。
○古川委員 事務手順のおくれが出ちゃというお話がありますけれども、先ほどのお話の中で、別に今回の、そもそも考えても、みずほのシステム統合は四月一日じゃなきゃいけないという理由は、何の意味もないですよね、特に、どうしても四月一日でなきゃ。日銀の立場からして、ちゃんとそういうシステム...全文を見る
○古川委員 そういうヒアリングとかなんかでそれこそ済むんだったら、何も今後考査は入らなくてもいいじゃないですか、そうしたら。ただでさえ金融庁の検査、かなりこれからは頻繁に入るというふうになって、特別検査以降は、これはもう常駐させるなんていう話もあるわけですよね。そうしたら、日銀の...全文を見る
○古川委員 目的、性格が違うといっても、かつてのMOF検というのと日銀の考査というのは交互にやられていたんですね。日銀考査があってまた日銀考査というのはなかったです。日銀考査があれば次は大蔵省の金融検査、それで日銀考査と。そういう意味では、交互に行われていたという意味では、それを...全文を見る
○古川委員 この点の、金融庁の検査と日銀考査との役割分担とか、どういう形でどういうふうになるのか、やはりそこはしっかりと今後していただきたいというふうに思いますが、ここはまたおいおいお伺いをしていきたいと思います。  時間がだんだんとなくなってきてしまったんですが、次に、午前中...全文を見る
○古川委員 前にも財務大臣にお伺いしましたが、今回の格下げについて、財務大臣としての御認識はいかがですか。
○古川委員 要は、おかしいと思うけれども無視するということでよろしいですか。
○古川委員 今の財務大臣の認識というのは、それでいいんですか。国債が格下げされることによって、日本の企業の格付というのはその国の国債の格付を超えることはできないというふうに一般的に言われていますから、これによって日本企業の世界での資金の調達コストというものは高まってくるわけですよ...全文を見る
○古川委員 いや、出ていないじゃなくて、そういう可能性はあるわけですよね。  ですから、国債の格下げについて、文句があるなら文句があるで、基準がわからないなら基準がわからない、そして今回の評価がおかしいというのであれば、やはりちゃんと説明すべきところは説明する、あるいはただすと...全文を見る
○古川委員 時間になったので終わりたいと思いますけれども、日銀は、独立性が強くなっている分、それだけやはり責任も重いということをぜひ改めて御認識いただきまして、日々の責務を果たしていただきたいということを最後にお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。  どうもありがと...全文を見る
05月17日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○古川委員 民主党・無所属クラブの古川元久です。  ただいま議題となりました証券決済制度等の改革による証券市場の整備のための関係法律の整備等に関する法律案に対する修正案について、提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  初めに、鈴木宗男議員について、公設秘書の逮捕に続き、...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○古川委員 お答えいたします。  ただいまの試算しているかどうかという話でございますけれども、なかなかこれを試算するのは難しいわけでございます。  委員も御承知かと思いますが、経団連などの協力のもとで大和総研などが行ったアンケート調査や、あるいは読売新聞などが行った調査を見て...全文を見る
○古川委員 確かに、委員御指摘のように、連結付加税が廃止されたからといって適用すると答えている会社は少ないわけでございますけれども、そもそもこの連結納税制度を導入する、これは、急激な社会経済環境への変化に対応して我が国企業の国際競争力強化に資するのが連結納税制度である、そういう制...全文を見る
05月31日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○古川委員 民主党の古川元久でございます。久しぶりに厚生労働委員会の方で質問させていただきます。  同僚の上田委員からもお話ありましたけれども、今議論になっている健保法の改正案、これは、要は、医療に係る財源を、お金をどういう形で分担するのか、そういう話であるわけなのでありますけ...全文を見る
○古川委員 今御答弁ありましたけれども、専任ではないかもしれないがと。多分専任じゃないでしょうね、病院どこもそんなに人が余っているわけじゃありませんし。  大変に、非常に忙しい中で、そういう中で、そのリスクマネジャーは本当に十分な、ちゃんと報告を分析して、そして二度とそういうこ...全文を見る
○古川委員 何か答弁を聞いておりますと、のんびりしているような感じがするんですが、実際に医療事故や医療過誤で被害を受けた患者とかその家族の人たちにしてみたら、体制が整っていませんでしたからごめんなさいと言えば済む話じゃないわけですよね。  今のようなお話の、大病院、大きなところ...全文を見る
○古川委員 今大臣いみじくも御自分でお話しされましたけれども、病院によってすごく格差があるということを言われましたよね。  この前厚生労働省から示されたといいますか、この検討会議から示された報告書に従ったものでは、マニュアルを当てにしてこれをやってくれといいますけれども、それが...全文を見る
○古川委員 そのチェックをするためには、やはり大臣、ちゃんとした情報を集めなきゃいけないですよね。  先ほどの話で、別に冷やり、はっとをすべての病院からとっているわけじゃないんですよね。冷やり、はっとまで報告を求めたら、それは物すごい大変な量になるからなかなか大変なのかもしれま...全文を見る
○古川委員 今大臣が免責の話とかアメリカのお話をされましたけれども、今我が国でやろうとしている医療制度改革というのは、患者の立場に立った患者本位のそういう改革をしようとしているんじゃないですか。それであれば、医療過誤や医療事故によって被害を受ける、被害を受けた患者の、そういう人を...全文を見る
○古川委員 隠ぺいするかもしれないと言われましたけれども、そもそも、そんな隠ぺいするのは犯罪行為ですよ。そうするかもしれないから報告義務を課さないというのは、これは本末転倒の話で、しかも、報告をなかなかしにくい、そういう理由として挙げている中に、報告すべき医療事故の定義、程度の基...全文を見る
○古川委員 今の大臣の近いうちというのは、どれくらいの時期を言われるんでしょうか。  私、大臣とは何回かここでもやらせていただいていますけれども、年金の物価スライドの凍結も、一年以内に検討すると言われて、一年たっても何も検討が進んでいない。そういう回答もありました。ですから、近...全文を見る
○古川委員 その言葉をもう一回信じたいと思います。  では、もう少し次の話に行きたいと思うんですけれども、今この報告書で示されたものは、医療事故を未然に防止する、事前防止、その方策でいろいろなことが提言をされておるわけでありますよね。しかし、事故が起きた後のその処理については、...全文を見る
○古川委員 では具体的に、その相談窓口はどんなところまでそういう医療事故なんかの被害者の救済というものをしてくれるんですか。どういうイメージを持っていらっしゃるんですか。
○古川委員 私、それを聞いてもよくわからないんですが、苦情を聞いてどうするんですか。ただ聞いて、かわいそうだったね、それだけなんですか。どうするんですか。
○古川委員 何が解決されるんですか、今のお話で、医療事故について相談を受けただけで。具体的に全くわからないですよね。大臣、お答えになりますか、どうぞ。
○古川委員 もちろん、大臣がおっしゃるように、最後は司法手続によってあらゆる紛争は処理されるというのが日本のシステムですから、最後は司法というところは私も否定はしませんけれども、別の視点で少し、医療過誤訴訟というものがどういう形で行われているのか、そのことについてちょっと話題にし...全文を見る
○古川委員 実は先日、「克彦の青春を返して」という本を書かれた稲垣克巳さんから本を送っていただいて、私も読みました。  これは、御自分の息子さん、克彦さん、昭和三十七年生まれですから私と三つ違うだけなわけですけれども、大学生時代の一九八三年にリンパ管腫の手術を受けたんですけれど...全文を見る
○古川委員 行政に対して医療事故があった場合にはちゃんと報告をする、実はそれも一つ、こういう人たちの思いにちゃんとこたえる、ある意味で最低限の必要なことじゃないかと思うんですね。  そういうことが報告をされたら、それを踏まえて、どうしてこういう事故が起きたのか、それをちゃんと専...全文を見る
○古川委員 改めて申し上げますけれども、やはり、これは一刻も早く具体的な形にしていただきたい。とにかく、医療は、日々、二十四時間、三百六十五日、常に行われているわけです。そういう中で、医者の方も患者の側も、医療事故とか医療過誤が起きるかもしれない、そういうリスクの中で医療というも...全文を見る
○古川委員 では、まずちょっと申し上げますけれども、ちょっと私が聞いた話と違う答弁をされているんですよね。それは私が次に聞こうと思った話で、よく質問を聞いて、ちゃんとその質問に答える答弁をしていただきたい。まずそこから始まらないと、議論なんかかみ合わないわけでありまして。  私...全文を見る
○古川委員 医療費がふえるから当然薬剤費もふえていくというふうに言われましたけれども、ここ十年見ていると、医療費のふえ方に対して、薬剤費というのはほとんどふえていないわけですよね。ずっとこれまでの医療制度改革の経緯を見たって、やはり薬剤費を抑制していこうという方向で動いてきている...全文を見る
○古川委員 もちろん、安くて質がいいのであるにこしたことはないわけなんですけれども、今言われているゲノム創薬とかテーラーメード医療、ここで目指しているような医療は、少なくとも二〇一〇年にそんな安いものでできるはずがありませんよ。二〇一〇年の段階で、そんなに安価で質のいいようなとこ...全文を見る
○古川委員 先ほどから申し上げているように、要は、ここは産業ですから、産業としての市場のマーケットが大きくならない限りは、今の薬価制度、今の医療制度の中でそこが常に制約されている状況の中では、どんなに治験とかそういうものについていろいろな工夫をしても最終的なそこのところが広がらな...全文を見る
○古川委員 とにかく、マーケットの不信はいまだにあるわけでありますから、身の潔白を証明するのは、これはやはり厚生労働省の責任だと思います。ぜひその点を踏まえた情報公開をしていただきたいということをお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございまし...全文を見る
07月17日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第24号
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○古川議員 ただいま議案となりました特定非営利活動の促進のための法人税法等の一部を改正する法律案につき、共同提案いたしました民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合各党を代表しまして、その提案理由を説明いたします。  そもそもNPOのレーゾンデートルは、政...全文を見る
○古川議員 御質問いただきまして、ありがとうございます。  先ほど私は趣旨説明のところで御説明をいたしましたように、今の現行の支援税制ですと、NPO団体自体は七千五百十八あるんですけれども、そのうち認定されたのはたった六団体、そもそも認定を申請した法人自体も十一団体しかない。そ...全文を見る
○古川議員 基本的な御趣旨のところで私どもと意見が一致しておるということは、大変心強いわけでございますけれども。  今の御質問でございますけれども、特定非営利活動事業収入を分母に入れると、NPOによっては御指摘のようにこの収入が相対的にかなりの額になる場合があります。特に、活動...全文を見る
○古川委員 民主党の古川元久でございます。今度は質問をさせていただきたいと思いますけれども、まず、きょう議案になっております銀行等保有株式取得機構の機能拡充案につきまして質問をさせていただきたいと思います。  まず政府の方にお伺いをいたしたいと思いますけれども、そもそも、今の現...全文を見る
○古川委員 今、大臣は、評価をしておられる、それなりに効果を果たしてきたというふうに認識をしておられるという御答弁であったわけでありますけれども、ということは、この前の法案を出して、この法律が成立して、目標としていました立法目的は今のところ達成をされているというふうに考えていると...全文を見る
○古川委員 それが今大臣の言われるように進んでいるのであれば、今回の改正というのは、こういうのは必要なんですか。
○古川委員 ということは、立法趣旨が違うというふうに認識してよろしいですね。
○古川委員 ここは大事な話なので、大臣、もう一回確認させていただきたいんです。  今、最後に、より円滑にというお話をされましたが、となると、もともとの立法趣旨があって、それをより補完する形で今回の新しい改正案が出てきた、ですから、ちょっと違うんだけれどもしかし今回の改正は、あく...全文を見る
○古川委員 なかなかちょっと私も理解がしっかりできないのですが、実はここは非常に大事なことだと思っているのです。なぜかといいますと、もともと閣法で提案をした、提出をした法案を今度議員立法で改正をするということですから、そこにどういう関係があるのかというところについては、これはやは...全文を見る
○古川委員 大臣、そうおっしゃいますが、法律ができればこれを執行するのは政府の責任ですね。そうしたら、そういうことを前回のときにはあえて外したものを、それを今回議員立法で入れてくるということであれば、もしそういうことを言われるのであれば、執行されるわけですから、何か大所高所からと...全文を見る
○古川委員 では、ちょっと別の見方から少し議論を進めたいと思うのですが、実は、先日我が党に提出者の方何人か来ていただきまして、私どもの部門会議で御説明をいただきました。そこに座っておられる石井委員も来ていただいたんですけれども、何で今回こういう改正をやるんですかと聞きましたら、そ...全文を見る
○古川委員 別に異を立てる必要はないのかもしれませんが、では、これについて、いやこれは別にそれならそれで結構です、そういう認識なのかどうかという、これは実は大事なことなんです。  なぜかといえば、執行するのは政府ですね。責任を持たれるのは大臣ですよ。ですから、大臣が政府の責任者...全文を見る
○古川委員 大臣、今、時間の問題でこれは閣法じゃなくて議員立法になったというような答弁だったんですけれども、そういう認識でよろしいんですか。
○古川委員 私が、議員立法については冷たいんじゃないかと言われたのは、大臣も覚えていらっしゃると思いますけれども、我々が与党とも協力をして成立させた金融再生法のときに、その後、瑕疵担保責任がいろいろ今でも問題になっているわけでありますけれども、そのときに、たしかこれは国会の議論の...全文を見る
○古川委員 視点が若干ずれたというお話と、石井委員が言われた、とにかく物理的な時間の問題という、そこで質問をちょっと違う面からしてみたいと思うんです。  提出者の方にお伺いしますが、では、その時間的な余裕が、とにかくこの通常国会中に通したいと言われるような、閣法でやっているには...全文を見る
○古川委員 ということは、こういう事態については、先ほど来からずっと話にあるように、今の現行法を制定するときにも議論があったということが言われているわけですね。では、その時点の要するに現状認識が甘かった、見方が甘かったということですか。そのときには、そういう上で、政府・与党、別に...全文を見る
○古川委員 まずはということで、では、次はこういうことをやろうと最初から思っていたということですか。
○古川委員 今のお話を伺いますと、では、まずはということで受け皿をつくった、次にここに来たということですよね。さっきの話もあわせれば、要するに時間的な余裕がない、一刻も早くということで議員立法にされたということであります。  もう一回与党議員の質問の繰り返しになるようなんですけ...全文を見る
○古川委員 不均衡というのだと、さっきの大臣が言われた答弁とこれは矛盾してくると思うんですよね。大臣が言われたのは、最初の法案は、別にこれは不均衡があったとかそうじゃなくて、もともとそういう目的でつくったんだから今の法律はこうなっているんだと。今みたいに不均衡と言われると、さっき...全文を見る
○古川委員 これは大臣、最初から持ち合い株の解消みたいなものを考えてあれしたんですか。これはもともとは銀行の株式保有制限をかけることに伴って、そのためのセーフティーネットでしょう。これは別に持ち合い株解消が目的じゃないんでしょう。そうですよね。
○古川委員 そうしたら、どうして銀行と企業との持ち合いの場合だけこういう株式保有機構のような形をつくって、そこで処理しなきゃいけないんですか。別に持ち合いは銀行と事業会社だけじゃないですよね。それは一般の事業会社の間だって行われているわけであって、まずというので一番最初に銀行のだ...全文を見る
○古川委員 それであれば、さっきの質問に戻るんですけれども、なぜ、では今の時点で、当初からそれはもう想定されていたそういう状況について、この議員立法という形でまでやらなきゃいけないんですかということなんですね。  柳澤大臣は最初に、当初の立法の目的、それは今までのところで見れば...全文を見る
○古川委員 ということは、銀行株がどんどん市場に出ていって、市場で銀行株が下落する、要は、銀行株の下落を防ぐ、銀行株の市場での需給状況の悪化を防ぐために今回の改正をするというふうに理解してよろしいんですか。
○古川委員 意図はそうかもしれませんが、善意に解釈してですけれどもね、しかし、結果として見ますと、事業法人がここの保有機構に売り払える株は銀行株しかないわけですから、そういう意味では、本来であれば市場に出てくるはずの銀行株が、それだけ分、保有機構に行く分だけ減るということは、事実...全文を見る
○古川委員 済みません。セーフティーネットの意味が、私、ちょっとわからなくなってきました。  大臣が言われたのは、これは要は銀行の株式保有制限に伴って起きてくることに対してのセーフティーネットだというふうな御答弁だったと思うんですが、私どもそういう認識で、この株式保有機構という...全文を見る
○古川委員 ゆがみを正していくというお話があったわけなんですけれども、先ほどの金子委員の御答弁にもあったように、結果として、さっき私が申し上げたように、理論的に、銀行株の価格の変動ですね、要は銀行の市場に流通する株式数が減るわけですから、本来であれば、保有制限の中で市場に出てくる...全文を見る
○古川委員 そういうことであれば、もし株価が、保有機構が取得した株で、銀行株がどんどんと市場で下落していくようなことが起きた場合には、その損失は全部国民負担になるということですよね。そこはよろしいですよね。
○古川委員 しかし、銀行は、この当初拠出金はそうなんでしょうけれども、株を売る際に売却額の八%に当たる売却時拠出金を支払うことになっていますが、別に銀行は、自分の株を持っている事業会社がこの機構に売り払う自分のところの銀行株について、その売り払った額の八%を出す必要はないんですよ...全文を見る
○古川委員 今、重大なことを御発言されましたけれども、当初拠出金と売却時拠出金で、損失が出てもちゃんと補い得る、そういうデータはあるんですか。そういうことをちゃんと皆さん方は約束されるんですか。
○古川委員 備えというのであれば、具体的にどれぐらいのものを見積もって、どれだけのそういうちゃんと備えをしているのか。ただ備えがありますと言われても、その中身が見えないと私どもはやはり信用できないわけでありますけれども、では、備えがあるというのであれば、こうこうこういうふうに見積...全文を見る
○古川委員 大先輩にこんなことを申し上げるのは恐縮なんですが、そういう認識でこれまで十年間来て、結局今の状況が起きているんじゃないですか。大体十年前にも、まあこれ以上は株価は落ちぬだろうなと言っていて、ずっと落ち続けているわけですね。  さっきのお話、絶対これはもうかりますぜと...全文を見る
○古川委員 では、さっき腰だめというふうに言われましたから、これを聞いても数字は出てこないんでしょうけれども、二分の一、その範囲内だったら逆にリスクがあってもそのリスクは十分抑えられるというふうに認識したということですか。
○古川委員 先ほどから申し上げているように最終的な負担は、いや、今提出者の皆さんが損したらちゃんと負担しますというふうに約束してくれるならいいですよ。でも、そうじゃなくて最終的には国民に負担を回す、もしリスクが発生すれば、損失が発生すればということなんですから、やはりそこについて...全文を見る
○古川委員 もともとの仕組み自体も我々は問題があるということで反対をしたわけなんですけれども、今回の改正によってリスクは今よりももっとふえたということは言えると思うんですね。  そういう意味では、そのふえた分、そして、もしそのリスクが現実化した場合の責め、大臣はそうなった以上は...全文を見る
○古川委員 今のお話だと、なぜ今そんなに急いでやらなきゃいけないのか、最初からの議論に戻るんですけれども、政府部内の手続を省略して議員立法でやらなきゃいけないのか、そういうものが見えてこないんですよね。  しかも、今、市場が非常に荒れているようなときにはこの機構を使っていただけ...全文を見る
○古川委員 それであれば、もう何度も繰り返しになるんですけれども、一番最初にこの法律をつくるときに検討もされていたというわけでありますから、そこでやるべき話であったでありましょうし、そうでないにしても、今回のような形で議員立法でやるということについては、私は何ら合理的な理由という...全文を見る
○古川委員 御努力には本当に感謝を申し上げますけれども、果たしてその情報で、今度公開される情報で、そうした、今市場にあるPKOに年金の資金が使われているんじゃないかという疑念が消えるかどうかというのは、まだ私は、これは情報が公開されてみないとわからないと思うんですね。  そうい...全文を見る
○古川委員 午前中に引き続きまして、三十分間、私から質問をさせていただきたいと思います。  午前中は、今この委員会で審議をされております株式の買い取り機構のお話を質問させていただいたわけなんですけれども、相沢委員を初め提出者の方々、そしてまた政府も、株式市場、市場の安定というも...全文を見る
○古川委員 今のお話を伺いますと、では一般論として聞きますが、そうしたら、このブリティッシュ・テレコム株は、日本の商法じゃない形の中での会社分割を行ったわけでありますけれども、そうであれば、日本の商法に基づいたものじゃないですから、どんな形であれ、企業分割に関しての特別措置で免税...全文を見る
○古川委員 要は、法律がこうなっているからいたし方ない、そういう御回答なのかもしれませんけれども、これは大臣にちょっとお伺いをしたいんですけれども、実態として見ると、日本企業が企業内で日本の商法に基づいて分割をしようが、あるいはこういう形で外国企業が分割しようが、ある意味で個別の...全文を見る
○古川委員 現行制度で限界があるのは私もわかるんです。そういう状況を、今、政府あるいは与党の皆さん、今回出した法案もそうなんですけれども、考え方の流れの中でこういう状況を放置しておいていいのか。  こういうことが今の制度上では、今のお話であれば、要は商法を変えない限りは税法上で...全文を見る
○古川委員 事務方としてはそこまでしかお答えできないと思うんですけれども、大臣は政治家なんですから、経済財政諮問会議のメンバーとして、こういう状況が今後も起こるかもしれないという状況を放置しておいていいと思われますか。何かこれはやはり考えていかなきゃいけないというふうに思いません...全文を見る
○古川委員 午前中、大臣いらっしゃらなかったところの質疑の中で、市場環境とか金融状況というのは刻々変わっていくという話がありました。企業再編についてもやはりあり方はどんどんと変わっているわけでありまして、三十年の話と今とは全くさま変わりしているわけなんですね。そういう中でいろいろ...全文を見る
○古川委員 私がきょう指摘をさせていただきたかったのは、今大臣がちらっと言われましたけれども、実質課税の原則からいって、本当にこれは何ら利益を得ていないのであれば、そこで課税されるのはおかしいなと思ったりもしますけれども、そこは一歩譲っても、今の制度ではこういうことが起きてしまう...全文を見る
○古川委員 ということは、要するに、十月から始まったから時期的に見てまだ少ない、そういう認識だということですか。
○古川委員 私どもは、認定要件について既にこうして法案も提出して改善を求めているわけですから、政府の方も、これから見てなんというふうに言わないで、早く見直せるところは見直していただきたいというふうに思います。  最後に、ちょっと大臣に、もう半年ぐらい前に言いましたから忘れていら...全文を見る
○古川委員 そういう認識だからこそ、みんな大臣が心配になってこれを買うんですよ。  何で売れているのか。こういう読んでいる人たちから来る手紙などは、やはりほとんどが、このままの状況で大丈夫なんだろうかと。非常に多くの国民が心配しているその結果、こういう本が売れているんだと思うん...全文を見る
○古川委員 質問を終わりますけれども、こういう御答弁をされるとますます心配になって、こういう本が売れてしまうんじゃないか。そういう意味では、こういう不安がかき立てられて本が売れるような状況というものを一日も早くなくしていただきたいということをお願い申し上げまして、質問を終わらせて...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○古川委員 民主党の古川元久でございます。  竹中大臣におかれましては、かなりいろいろなことで、激務でお疲れの御様子も見られますけれども、この国会質疑はやはり国民の皆さんに対して説明責任を果たす場として非常に大事でございますので、お体にお気をつけになりながら重責を担っていただき...全文を見る
○古川委員 塩川大臣の方からは、今は危機じゃなくて変化だ、竹中大臣からは、この変化は緩やかな衰退でないように、ただ、このままでは、例えば財政もあるいは年金制度、そういったものももたない、そういう危機があるというようなお話があったと思うのですけれども、今お二人が言われた、この十年間...全文を見る
○古川委員 私こそ、大臣からそういう言葉を聞くのは全くがっかりする。そういう認識でいるからこそ、私はこういう言葉は使いたくないですけれども、一般の人から見たらちょっとのうてんきなんじゃないのというふうに思われてしまうんじゃないかと思うんですよね。  我々若い世代は、本当に物すご...全文を見る
○古川委員 時間が来ましたんで午後に回したいと思いますけれども、私が今聞いたのは、ただスピードだというだけじゃなくて、今の体制で本当に大臣が考えていらっしゃるようなことがきちんとできる体制になっているんですかということを聞いたわけでございますので、ぜひ午後一の答弁でその点をお答え...全文を見る
○古川委員 午前中に引き続きまして質問させていただきたいと思います。  先ほど体制の話を伺いましたけれども、スピードはあるというお話だったんですが、竹中大臣が大臣になられる前に、私、直接聞いた話で、やはり政権というのはチームでとにかくやっていかなきゃいけないんだ、一人で大臣が頑...全文を見る
○古川委員 チームをつくっていくというお話がありましたけれども、まず政策に取りかかる前に、そういうチームをつくってから本当はやはり政策に取りかかっていくのではないか。大臣、なかなか与党の議員の皆さんもいる前ではいろいろ言いにくいのかもしれませんけれども。  本当にきちんとしたチ...全文を見る
○古川委員 この話については後ほど同僚議員がまた詳しく質問させていただきますので、これくらいにさせていただきまして、次の話題に行きたいと思うのです。  午前中にも申し上げました、私のところでやっているモニターの声の中に、失われた九〇年代の総括と反省をすべき、そういう声があったん...全文を見る
○古川委員 フォワードルッキングはいいのですけれども、スピードが大事だと言われましたが、野球でも、ただ速い球を投げれば打たれないというわけじゃないんですね。やはり甘いコースに投げたら打たれるわけです。今までの政策は何で打たれてきたのか、失敗してきたのか、それを研究しないで、ただ速...全文を見る
○古川委員 その評価こそ、まさにスピードを上げてやってもらわないといけないと思うんですね。そういうものがなくて、それこそ今財務大臣が本当に無責任な話、こういう無責任な人が財務大臣をやっていること自体が私は問題だと思いますけれども、そのことによって、要は、どんどんと限られた資源が浪...全文を見る
○古川委員 今の大臣のお話を銀行経営者の人が聞いたら、おれたちにだけは責任をとれと言って、行政は、ちゃんとやってきた、最善の努力を尽くしてきたんだからそれは責任問題にならない、そういうふうに言っているというふうに聞こえるんじゃないかと思うんですね。  私は、銀行経営者は責任をと...全文を見る
○古川委員 郵貯、簡保はいかがですか。
○古川委員 でも大臣、金融再編はどんどん今進んでいるわけですよね。それをまさに加速させていくということですよね。ペイオフも二年延期して、不良債権処理も二年後までに終わらせると。つまり、それはどういうことかといったら、要は、二年後のときにはもう金融システムに不安がないような状況をつ...全文を見る
○古川委員 今、歩調は合っていないんですよね。まさに、それこそ郵政三事業については、もう総理の私的諮問機関で一回報告書が出ちゃったわけですよね。その中でも、結局、郵貯、簡保の話について具体的に触れられなかった。やはりここは金融という全体で考えるのであれば、公的部門についてどう考え...全文を見る
○古川委員 とりあえず今のに対応しなければいけないというのが、これがまた最初のところに戻るんですけれども、今そういうことでいいんですかというところなんですよね。やはり、それこそ総力戦で当たっていかなきゃいけないときに、ここの部分だけ置いておいてこっちだけ、そういう姿勢でいいのかど...全文を見る
○古川委員 私も、金融の問題については、これ以上問題を先送りすることはよくないと思います。ですから、ネバーランディングじゃなくて、永久に先延ばしするというんじゃなくて、どこかでランディングしなきゃいけない。ただ、それがハードであってもきちんとランディングはしなきゃいけないんですね...全文を見る
○古川委員 そうだと、そんな大々的にパッケージ出しますというほどの話じゃなくて、今までやってきたものを取りまとめましたというだけのような気もするんですよね。ですから、時間がなくなりますからもうこれ以上言いませんけれども、やはり今回のはそういう意味では新鮮味がないし、また具体的な提...全文を見る
○古川委員 ぜひ、大臣だけじゃなくて我々の委員会でもこれは、委員長、銀行の皆さんとも意見交換をさせていただくような機会をつくっていただきたいと最後にお願いをしまして、質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
11月19日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○古川委員 民主党の古川元久でございます。  ただいま議題となりました預金保険法及び金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について、提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  小泉総理は、これまで再三にわたって、金融システムは健全であり...全文を見る