古本伸一郎

ふるもとしんいちろう

小選挙区(愛知県第十一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

古本伸一郎の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  きょうは、昨日拝聴いたしました、所得税法等の一部を改正する法律案並びに特会に関する法律案につきましてお尋ねをしてまいりたいと思います。  まず、尾身大臣そして山本大臣におかれましては、連日の予算委員会での御対応、大変お疲れさまで...全文を見る
○古本委員 ねらい撃ちというのは、大体どのくらいの割合を言ったときがねらい撃ちになるんでしょうか。
○古本委員 資料の七をごらんいただきたいと思います。  これは国税のレポートのままでございますが、所得税納税者に占めるサラリーマン、いわゆる給与所得者の割合ということでありますが、約九割がサラリーマンであります。そして、今大臣が言われた自営業の方は三・九ポイント。したがって、九...全文を見る
○古本委員 この割合は、これは冷厳な事実としてあるわけでありますが、では一方、閣法によりますと、今回の税法の見直しが成立した暁には、六でありますが、平成十九年度の税制改正による増減収見込みということで、法人の皆様にはこれだけの減税、プラスマイナスですから、増税分、減税分を最終的に...全文を見る
○古本委員 ちょっと確認したいんですが、今回の、減価償却費ということは一般個人では余りないと思うんですが、この減価償却費制度の見直しによるマイナス五千億強については、これは減税ではないという理解でいいんでしょうか。
○古本委員 先ほどお尋ねした話に少し戻したいと思いますが、このサラリーマン増税の問題は安倍総理も予算委員会の中で御答弁になっておられます。資料の三の二です。いわゆるサラリーマン増税というのは、被用者の、所得をすべて把握している人たちを、これはこの人たちから税金を取りやすいというこ...全文を見る
○古本委員 ただ、今、割合を大臣にお見せいたしましたとおり、所得税の平均は、年によって振れますが、大体十五兆円です。このうち、勤労性所得、いわゆる源泉で徴収されておられる方々が約十兆円支えています。残りが、お医者様とか会計士の方とか、いわゆる手数料収入が入る方。そしてその後が、そ...全文を見る
○古本委員 では、先ほどの御党の政権公約に戻りますが、この場面で想定された、あの夏の暑い郵政解散でした、あのときに想定された、決して行わない、その考え方はとらないと言ったサラリーマン増税というのは一体どんなものだったんでしょうか。資料の二に書いております「「サラリーマン増税」を行...全文を見る
○古本委員 サラリーマン増税を行うとの政府税調の考え方は私たち自民党はとりませんと言われたわけですよね。そのときの、とらないと言った考え方はどういう考え方なんですかとお尋ねしています。
○古本委員 実は、小泉さんが答えてくださっているんです。当時の小泉さんの答弁。三の一の資料をごらんください。百六十三国会の資料です。  「給与所得控除の縮減についてですが、平成十八年度において、給与所得控除の見直しにより、いわゆるサラリーマンに対しねらい撃ち的に負担増を求めるよ...全文を見る
○古本委員 何年か前とおっしゃっていただきましたが、まさにこのマニフェストで合格なさった方がずらりといらっしゃるわけでありまして、こんなもの関知してないと言わんばかりの御発言は、これはちょっときついです。  これは、どういうことをもってサラリーマン増税というふうに定義しているか...全文を見る
○古本委員 それでは、もう一度だけ整理します。  御党は、二〇〇五年の総選挙で、「「サラリーマン増税」を行うとの政府税調の考え方はとらない。」と公約されて選挙を戦われました。そして、あっぱれ大勝利でありました。国民は支持したわけであります。  その際のマニフェストに書いておら...全文を見る
○古本委員 ありがとうございました。  そうしますと、今国会で、大臣が衆議院の本会議で御答弁されておりますが、「七月ごろに判明する平成十八年度決算の状況や」云々かんぬんおっしゃっていただいて、その後、「消費税を含む税体系の抜本的改革を実現させるべく、取り組んでまいります。」こう...全文を見る
○古本委員 大臣も思い切った御発言をいただきました。  谷垣さんは、前国会で、平成十八年二月二十七日の当委員会でこう答えておられます。御党の前大臣です。  これは、定率減税廃止に当たって、個人所得課税について抜本的見直しということになるとどうかという問いかけに対しての答弁であ...全文を見る
○古本委員 再度お尋ねします。  そうしますと、所得課税の抜本的見直しはいまだ道途上、こういうことでしょうか。
○古本委員 質問できません。全く答えていません。全くずれています。全くずれています。委員長、おわかりでしょう。
○古本委員 これは、聡明な大臣ですからわかっていただけると思います。  定率減税の縮減、廃止に当たっては、所得課税の抜本見直しをすることを条件に縮減、廃止をしていいという、これは法律事項なんです。資料の一です。経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措...全文を見る
○古本委員 質問できません。話になりません。全くわかりません。
○古本委員 質問できません。
○古本委員 また同じことをやるのはもう嫌です。簡単な話なんです。
○古本委員 大変よくわかりました。七変化だということをおっしゃっているわけですね。答弁をお願いします。
○古本委員 大臣における、抜本的の見直しを一度行った次の抜本的の見直しを行うまで、まだ一年ですよ。これは去年の答弁ですから。  時々刻々と変化しているというのはよくわかりますよ。でも、これは税制ですよ。しかも、負担者は、人数構成でいけば九割がサラリーマン。税額の率でいけば約八割...全文を見る
○古本委員 大臣、私はすごく寂しいです。これは、そんなテクニカルな話とか、きょうは実は、もうずばり、政府側の皆様も、主税局等々入っていただかない形の中で、本当に政治家同士、大臣とひとつ向き合いたいという思いで、決意で臨んでいるんです。  その意味でいけば、定率減税の廃止、縮減に...全文を見る
○古本委員 まず比率は多いと。  どの程度多いですか、圧倒的に多いですか。大臣のお言葉で下さい。
○古本委員 大臣から逆に質問をされたら、これはお答えしなきゃいけないわけでありまして、全く逆ですよ、この間、時計をとめてもらいたいぐらいですが、あえて申し上げれば、サラリーマンは所得の捕捉率が一〇〇%です。したがって、その人たちがどうしても税の主たる負担者になっている所得税の改正...全文を見る
○古本委員 年金未納者がいたことによって破綻を来しつつある年金会計を支えるために国庫負担分を引き上げるわけですよね。ですから、もう結構です、それはもう結構です。これは賢明な方ならわかっていただいたと思いますので、次に進みます。  ちょっと今の議論、大変時間を使いましたので、せっ...全文を見る
○古本委員 しかるに、そのサラリーマン増税は行わないと公約に書かれておりますが、行わないんでしょうか。
○古本委員 再度確認します。  給与所得控除の基礎控除の縮減はお考えになっておられるんですか。
○古本委員 少なくともこれは政権の間の公約でありますから、小泉さんの後を受けた安倍さんも引き続き、解散を打っていませんので、それを継承したという前提に立てば、このマニフェスト、御党の「政権公約二〇〇五」は、いまだ生きておるという前提でいいでしょうか。
○古本委員 ありがとうございました。  今税制の話が出ましたが、昨年の末に前の税調会長の問題が出ました。それで、きょうも、実は、新しい税調会長にぜひお越しをいただいてお尋ねしたいと思ったわけでありますが、何やら、政府側によれば、まだふなれな方なので少し勘弁してほしいということで...全文を見る
○古本委員 その何人もいらっしゃる税調メンバーの中で特別に対応していただいたということが、恐らく年末のあの騒動の端緒になったものなんだろうなというふうに思っております。  きょうは人事院にもお越しをいただいております。前の税調会長の特別な対応があったやに報道もありますが、少し事...全文を見る
○古本委員 通常はそういうことなんですが、それでは、その話題の人の場合は幾らだったんですか。
○古本委員 五万円台というのは何か歯切れが悪いですが、隠さなきゃいけないようなことがあるんですか。  幾らなんですか。
○古本委員 つまり、石さんが、報道によれば、私はそういう中枢でのやりとりは知る由もありませんので、にわかに本間さんにかわった。  何となくどたばたがあったような気がいたしておりますが、その経緯の中で、まず整理したいのが、経済財政諮問会議議員の時代が五万三千円だったということでい...全文を見る
○古本委員 そうしますと、経済財政諮問会議のメンバーであった平成十五年の二月を境に手当が上がった。それは内閣府から何か手続がなされて、人事院として承認した。わかりました。  こういうケースの方は、いわゆる審議会の非常勤の委員、常勤の人でも非常勤の人でもいいですが、本間さんは非常...全文を見る
○古本委員 数例というのもまた幅がありますので、この世の中に本間さんただ一人、特別に対応したんでしょうか。あと何人ぐらい、どんな人がいたんでしょうか。
○古本委員 ということは、非常勤の審議会委員で特別上乗せをしてもらった人は、歴史上、本間さんただ一人、そういうことでいいんでしょうか。  内閣官房付のだれとおっしゃいましたか。ちょっとそこのところをもう一度お願いします。
○古本委員 済みません、私の質問の仕方がまずかったわけでありますが、要は、本間さんは非常勤の審議会の委員でしたね、したがって、非常勤の委員の方でこういう特別な対応をした人は他に何人いますかと聞いたんです。それだけです。本間さんのような立場にある人で上乗せした人は何人いたんですか。
○古本委員 その特別対応をしていただいた給料の問題に加え、いわゆる宿舎の問題もあったわけでございます。  当委員会は当然に国有財産を管理しておるわけでありまして、尾身大臣はその責任者、こういうことになります。本間さんの宿舎の問題につきましては、いろいろ事前に事務局には教えてもら...全文を見る
○古本委員 いや、これは大臣、今……
○古本委員 はい、委員長、申しわけございません。  今、買いどきなんですよ。平米四十二万ですよ。これは地価が上がってきますよ。今なら十数億で買えます。  それで、年間賃料は一体幾らなんですか。地代を払うぐらいなら買った方が得です。私が心配する話じゃないんですよ。  ところが...全文を見る
○古本委員 ありがとうございました。  終わります。
04月11日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○古本委員 おはようございます。民主党の古本伸一郎でございます。  きょうは、昨年来の懸案となっておりました、課題となっておりました一般質疑を実施できることにやっと至りました。きょう一日になろうかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、私からは、今並行して内閣...全文を見る
○古本委員 財投を管理し、そしてどこにどう運用するかということ、今後縮減をしていくという中にあっても、これは依然として大変大きな規模で残っておるわけでありまして、これの責任者はどなたなんでしょうか。
○古本委員 では、具体的に担当局はどこになるんですか。
○古本委員 財務省の理財局の中でこの運用を今後なされていくわけなんですね。  委員長のお許しをいただいて資料をお配りしたいと思いますが、今回統合する四機関のいわゆる資金調達の中身を見る限りは、財投融資の依存度が今大体二割から少しあるというふうに言いましたが、これは各公庫によって...全文を見る
○古本委員 今資料をお配りいただいておりますので、先生方には届いた順からということで恐縮ですが、少なくとも財務省が所管されております例えばJBICや国金庫を見れば、資料の三の一になりますが、今大臣がおっしゃった財投機関債による資金調達依存度はわずかに数ポイントなんです。直近で見れ...全文を見る
○古本委員 大きな話と小さな話が多分一緒になって今お話をされているように受けとめました。  大きな話というのは財投改革です。これの出口をどうしていくかという話です。小さな話は、四機関の統合により、人員の配置や、多分、支店網の統廃合とかそういったことを今示唆されたんだと思いますが...全文を見る
○古本委員 それでは、少し質問の言い方を変えますが、今回の四機関の統合ということの目的は、この四行を統合すれば財投改革の出口の改革になるんだ、統合という手段が財投改革という目的達成の手段としてかなっているんだ、こういう理解でいいんでしょうか。
○古本委員 公的な機関を統合するということの、今の大臣のお言葉をおかりすれば、パブリックセクターを統合すること、スリム化する、ぜい肉を取ることのメリットはどういうことがあるんですか。なぜそんなことをしなきゃいけないんですか。
○古本委員 今、大臣のお話の中に天下りの問題についてはお触れにならなかったようでありますが、今回統合する公的四機関への天下りの話と、それから、残り合計八機関、たしか政府系金融機関があったかに理解しております。この天下りの問題については、大臣はどういう感想を持っておられますでしょう...全文を見る
○古本委員 資料をごらんいただきたいんですが、六の一以降に少しおつけしました。今回、内閣の方でお取りまとめいただいた資料をそのまま添付いたしておりますが、政策金融機関の職員数に占める国家公務員出身者の比率ということであります。  これは商工中金以下出ておりますが、各公庫によって...全文を見る
○古本委員 決して年齢に対して云々申し上げているわけじゃありません。それぞれ見れば、これはもう恐らく大臣も名前と顔が一致するような、多分御高名なキャリア官僚であった方々ばかりなんでしょう。こういう方々が今、少なくとも総裁以下、副総裁あるいは理事といった枢要なポストを占めておられる...全文を見る
○古本委員 そうしますと、今、任についておられる総裁以下、各公庫の幹部職員、役員の方々は、生まれ変わるわけでありますので、大臣の言われる大きな財投の出口改革を担う方々でありますので、少なくともこの方々ではこれまでできなかったわけでありますので、人心も一新される、刷新されるという理...全文を見る
○古本委員 再度おさらいします。  今回のこの四機関の統合の目的は、公的な機関のスリム化、これは恐らくファシリティーですね、施設、支店とかいったそういうファシリティーを少し統廃合してその統合効果を求めていくという物理的、施設的な効果を恐らく大臣は言われた、これは何となく想像はで...全文を見る
○古本委員 ここまで半分の時間を要してこだわってまいりましたのは、実は、新たに四機関が統合されて一つの統合効果を目指していくということ自体は、恐らく行革推進法の趣旨に基づくものなんだろうと想像はいたしますが、その際に根っこのところから改革をしていこうと思いますと、それをかじ取りを...全文を見る
○古本委員 本省のおひざ元では、財務省の会計課になるんでしょうか、発注に際しては、今後は厳に慎んで随契は控えていく、絞っていくという、数値目標に近いような相当な決意で臨んでおられるというふうに聞いておりますけれども、他方、理財局が運用している財投、その財投を貸し付けている融資先で...全文を見る
○古本委員 今回、統合した暁には、これは特殊会社となるわけなんですが、過去、特殊会社となったのが幾つかございましたね、JR、JT、NTTさん。それらの民営化の際に、この資料の五につけております今般の株式会社日本政策金融公庫法の第三条、政府は、常時、公庫の発行株式数の総数を保有しな...全文を見る
○古本委員 つまり、今回できる新公庫は、限りなくこれまでどおりなんですよ。少なくとも政府の管理下にあるという意味ではこれまでどおりなんですよ。ところが、随契の割合を見れば、飛び抜けて高いんです。さすがに財務省の会計課でも、ここまで高い割合の発注は、恐らく財務省のすべての発注の中で...全文を見る
○古本委員 実は、財務省の広報予算というのを、さきの予算委員会が行われているあのさなかに、並行してお尋ねをさせていただきました。役所の皆様も、本当に、恐らく夜を徹してのいろいろな作業をしていただいたやに伺っております。  そういう中で明らかになった事実、恐らく大臣の方にも情報は...全文を見る
○古本委員 これは民間企業ならこんなことは言わないんですよ。これは全部財投が入っている会社じゃないですか。あるいは政府の出資のある会社じゃないですか。財投機関債ももちろんありますよ。でも、その財投機関債も、ポートフォリオでどこが引き受けているかというのを精査したら、公的資金が注入...全文を見る
○古本委員 では、それらを資料でいただけますように事務方にぜひ指示してください。ということを、大臣、約束してください。
○古本委員 委員長にお諮りします。  これが今後連合審査になるかどうかは、ぜひ連合審査にしなきゃいけない事実がだんだん明らかになってきておるとおりでありますので、ここで議論しております資料は、当委員会としても理事会でお諮りいただきたいと思います。
○古本委員 再度整理をしたいと思います。  今回の四機関の統合による新株式会社日本政策金融公庫法の趣旨は、財投改革の出口の改革である、これは正しいでしょうか。大臣、そういう理解でいいですか。
○古本委員 そういたしますと、財投改革の出口改革である、大きな柱である、入り口を絞って出口も絞るという、財投の使い先になっていた、資金需要があったところを改革するという大きな話は、この法案を幾ら議論しても成就はできないということなんでしょうか。
○古本委員 今の大臣のお話は僕はよくわかります。これは決して全否定しているのじゃなくて、確かなまず改革の一歩には多分なるんでしょう。ただ、甘いということなんだと思います。  その理由は、少なくとも人員それから支店網の統廃合による縮減効果、いわゆる経費の削減効果というのは、では大...全文を見る
○古本委員 意味がないとは言っていません。甘いんじゃないかと指摘しているだけであります。  ちなみに、この五%の縮減というのは、俗に役所の人が使われる言葉の、生首をとるという五%なんですか、それとも退職による自然減なんですか、予算定員の減なんですか、どれなんですか。
○古本委員 五%の絶対値が高い低いは言っていません。五%の中身は純減とおっしゃいますけれども、予算定員の削減なのか、いわゆる行政用語でたまに使っておられる生首なのかとお尋ねしたのです。
○古本委員 その五%というのは、幹部職員も含めてですか、一般のプロパーの人だけをいじめて削るという話ですか、どっちですか。
○古本委員 さわりをやっただけでもこういう問題が控えております。しかも、財務省の所管の二行が含まれた法案でございますので、ぜひ充実した審議を当委員会でも委員長に求めたいと思いますが、いかがでしょうか。理事会でぜひこの件を諮ってください。
○古本委員 では、最後の五分ほどで少し触れておきたいと思います。  実は国有地の問題なんです、大臣。これは、財投改革と並んで、たしか昨年、御党の方でさまざまな資産圧縮を御議論された際に、我が国が持ちます主な資産のポートフォリオを見ますと、財投、私が今提起した財投が約三百兆円近い...全文を見る
○古本委員 もう時間が参りましたので終わりますが、有効活用というのは、売ってしまうともう所有権はないんです。皇居のお堀の前の土地が、かつてだれが所有者で、そして今どんな人々が住んでおられるかというのを、一度ぜひスタッフから、大臣、レクを受けてもらいたいと思いますね。売ったら損です...全文を見る
○古本委員 お疲れさまです。民主党の古本伸一郎でございます。  尾身大臣におかれましては、前半の方でお尋ねしました国有地の問題の残りを少しだけお願いしたいんですが、有効活用していくということについては、大臣もそのとおりだということだったというふうに理解をいたしております。  ...全文を見る
○古本委員 他方、イギリス大使館さん、これは半蔵門の交差点の少し向こうにございますね。虎ノ門とどれだけ、地価公示あるいは基準値、路線価、どれでもいいですが、いずれに照らしても、そんなに、数倍の差があるとは思えないイギリス大使館は、これはもう耳をそろえて支払っていただいていますし、...全文を見る
○古本委員 大臣にお預けしましたので、どうぞ話題にしていただけることを願っております。  続いて、金融担当大臣に少しお尋ねをしたいと思います。  委員長のお許しをいただきまして、今資料を配付させていただきました。これは、実は前回の委員会でも既にお配りをしておりますので、二度目...全文を見る
○古本委員 恐らく公認会計士・監査審査会が、今回の公認会計士法を改正していく上でも、いろいろな意見をおっしゃる立場にもあるでしょうし、逆に、有識者集団であると思うんですね。  さて、大変大きなライブドア事件の対策になるような公認会計士法の改正になっているというふうに期待をしてい...全文を見る
○古本委員 それはぜひ、また教えていただきたいと思います。  と同時に、監視委員会というのは、もちろん、いろいろな捜査権を持った集団でありますので、なかなかその機能あるいは要員の実態等々というのはわからないのかもしれませんが、どうでしょう、この際、一度当委員会で、監視委員会の今...全文を見る
○古本委員 例の日興コーディアル事案については、犯罪としては切り取らなかったわけですね。当然、監視委員会の皆さんも、いろいろな陣容で、水面下での調査態勢ということだったと思うんですが、これはよもや、人手が足りなかったからとか、あるいは物理的な制約があってどうも手が回らなかったとか...全文を見る
○古本委員 それでは、これで終わります。  委員長の個別のお名前を出しましたことを、どうぞお許しいただきたいと思います。  ありがとうございました。
04月18日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  連合審査に引き続きまして内閣委員会での質問の機会をちょうだいいたしましたことに、関係の委員の皆様に感謝を申し上げます。  さて、連合審査の際に少し触れさせていただきました、統合の目的に当たります、なぜこの四機関を一つにすることに...全文を見る
○古本委員 そのうち、この四機関が借りているのは幾らありますか。役所でもいいですよ。
○古本委員 だって、これは大臣が財投機関の出口改革だとおっしゃったんですよ。この四機関をまとめて、今ストックベースで財投幾ら入っているんですかと聞いただけですよ。兆円の単位で答えてもらったっていい話ですよ。びっくりしましたよ。質問できませんよ。とめてくださいよ。(発言する者あり)
○古本委員 ありがとうございました。  では、その約二十六兆円ですか、大臣、今後どのタイミングで、どこまで絞っていくんですか。その計画は今お持ちでいらっしゃいますか。
○古本委員 いや、これは実は、私は財金委員会からの差しかえできょうは参っておりますが、財金でもお尋ねしましたが、理財局としても持ち合わせていらっしゃらないと思います。  つまり、財投の出口改革とおっしゃりながら、実は統合四機関が一緒になることによっていろいろな、これは尾身大臣の...全文を見る
○古本委員 ということは、この統合四機関が一つの会社になった暁には、財投改革のこれは総仕上げなんです。出口の改革であると言っておられる。にもかかわらず、今現在は絵姿は持っていない。そして、この法律の中でうたってもいない。今後のプログラム法あるいは整備法、どういうものが今後ついてく...全文を見る
○古本委員 先ほどの議論に少し戻りたいわけでありますが、引き続きまして、各公庫の総裁あるいは副総裁にお越しをいただいております。  海外への、今後のJBICとの連携によって、中小公庫さんにおかれましては、統合効果があるということでありました。  それでは、お尋ねします。国民公...全文を見る
○古本委員 既に実績ベースで、貸出先で海外に進出されているというところで、さっき自信ありげにおっしゃっておられた中小公庫さんで、今現在八%。国金庫さんに至っては、中小零細が中心ですということでした。そして、農林さんにおかれては、大臣のおっしゃる、米一俵何万円でしたっけ、買ってくだ...全文を見る
○古本委員 JBICもお願いします。国際協力銀行。
○古本委員 さて、大臣、お尋ねします。現状はそうなっていますね。この法改正後でありますが、それぞれの、今ある部門というんでしょうか、各社が今後も別勘定だということを、中身を拝聴してまいりました。今後とも、統合後も別勘定になるわけですね。別勘定でいくか、そこを確認をとらせてください...全文を見る
○古本委員 区分経理と勘定という言葉を丁寧に使い分けた方がいいと思うんです。  では、具体的な中身に置きかえさせていただきたいと思います。  資料の二におつけいたしました統合四機関の国庫納付の実績でありますが、国際協力銀行におかれましては、毎年、まさに優良児でありまして、国庫...全文を見る
○古本委員 区分経理でやっていくと大臣はおっしゃいました。今の各公庫の最高責任者である総裁、副総裁方は、現状のままを続けたいという趣旨のことを、資金調達における国からの補てんのありようということで受けとめました。若干、国金庫の総裁は積極的な御発言があったかに受けとめましたが、思い...全文を見る
○古本委員 国内につきましては、国際的な信用が、国内の資金調達で足りるので海外からの資金調達はないんだという趣旨と受けとめましたが、財投機関債というのは海外の機関投資家からも募るものなんですか。それとも、国内の機関投資家だけでいいんでしょうか。役所でいいです。
○古本委員 そうしますと、資料が前後いたしまして恐縮ですが、資料の三の一以降におつけをしておりますとおり、今は財投に依存しているんですよ。これに代替をする資金提供先、調達先を求めようとすると、財投機関債も今後依存していって、今の財投をずっと絞っていって、その先には財投機関債も独自...全文を見る
○古本委員 今国庫にJBICはこれだけ貢献されています。残りの三行はそうじゃない。これは、そういうミッションですから、それはいいんです。区分経理を行った上で、残りの三行は赤字だ、JBICだけが黒字だ。それぞれに区分経理をしているのに、それを通算して国庫に納付という概念は今後とも続...全文を見る
○古本委員 それでは、ちょっと確認しますけれども、三公庫、国金庫と農林と中小、この三つを合わせて千億の赤字だった。仮にですよ、例えばの話をしますから。千億の赤字だった、JBICが五百億の黒だった、こうしますと、これは差し引き五百億の赤字で済むんですか、それとも、五百億国庫に納付し...全文を見る
○古本委員 可能になる部分というのは、この四つは一つの会社になるんですよね。ということは、総裁が今ずらっと並んでおられますが、引き続き、各省の何となく利権を握ったまま、縄張りを持ったまま、それぞれ独立会社のように今後とも四行がやっていくんだ、こういうことですか。それは会社法に照ら...全文を見る
○古本委員 法の何条にそれをうたっておられるんですか。別に定めたわけですね。
○古本委員 四十七条。つまり、これは特殊会社なんですよ。だから、法に定めれば何でもできる、こういうことですね。大臣、こういうことですね。会社法の会社をつくったんだ、株式会社だと言っておきながら、実はこれは特殊会社なんだ。  では、せっかく手が挙がっていますからあわせて聞きますよ...全文を見る
○古本委員 各四公庫が今持っておられるストックベースでの欠損金というのは、どのくらいあるんですか。累積欠損金です。
○古本委員 そうしますと、区分経理を行う今後の新会社では、このストックベースでの欠損金の扱いについては何か方針を持っておられますか、大臣。
○古本委員 統合後も、それぞれの公庫がこれまで累積してきた欠損金は区分経理で貸借対照表上も残していく、それぞれが残していく、こういうことでよろしいですか。
○古本委員 合わせた数字とおっしゃるのは、JBICの財務体質がいい分と合わせて相殺をするということをおっしゃっていますか。合わせるというのはどういう意味ですか。
○古本委員 清算をせずに合わせるというのはどういう計算ですか。
○古本委員 これは入り口の話なんですね。財投の出口改革である四機関の統合。八つありました政策金融機関の中でこの四つに白羽の矢を立てて、絞ってくっつけるわけですね。それがシナジーがあると大臣も累次にわたっておっしゃっておられます。統合効果があるということなんでしょう。  そうしま...全文を見る
○古本委員 話を続けますが、今、実は政投銀と公営公庫だけでいわゆるGDP半減というのは達成できるんですよ。違いますか。
○古本委員 いや、これは大事ですよ。四機関の統合は、財投のシェアからいうと、全体のパイからいうと、実はそんなに大きくないんです。やはり大どころは政投銀と公営公庫なんですよ。これは私が言うまでもないです。  したがって、財投の出口改革としてこの四つの機関の統合だというのは、確かに...全文を見る
○古本委員 その中に、わたりの問題があるということで調べていただいたというのは事務局から聞きましたが、わたり、渡り鳥というんですか、この四公庫の中にそういう方はいらっしゃいますか。
○古本委員 ちょっと議論が前後いたしましたが、さっきとまったのでちょっと質問を失念したものですから、ちょっと時計の針を戻させていただいて、累積欠損金のくだりですが、これは民間準拠ベースで、今はこうで今後どうなっていくかという計画図を、今はいいです、この委員会に提出していただけます...全文を見る
○古本委員 ありがとうございます。  あわせて、中小公庫さんは自分のところで今八%海外に業務展開をなさっているところの貸出先があるとおっしゃいました。残りの国金庫さんと農林さんも、現在の貸出残高ベースで海外に業務を持っておられる方々の割合、実態も、あわせて当委員会に提出していた...全文を見る
○古本委員 その辺の数字を詰めていった上で、ぜひさらなる議論をしていく必要があろうかと思います。  さて、わたりの話に戻りますが、実は、私は渡辺大臣を敬愛いたしておりまして、まさに、今ついておられる任はすごくフィットした任についておられるというふうに思っていますが、その上で、今...全文を見る
○古本委員 統合の目的が、大きなマクロの話を随分時間を使ってやらせていただきました。そこの新しくできる会社の使命がどこにあるかということが、残念ながら今確かにはお聞かせ願えませんでした、いただけなかったです。  これは無理もないんです。三つの機関とJBICとは役割が違うんです。...全文を見る
○古本委員 今回の四機関の統合目的の中に、実は、寄せてとめるというか、統廃合により公的な部門のスリム化ということを結構大きくうたっておられますよ。それから、国庫への納付貢献というのも書いておられますよ。国庫納付からいえば、依然として霧は晴れませんね、水と油の会社が一緒になりますか...全文を見る
○古本委員 さらにミクロの話をもう一つつけ加えますと、随契の問題がございました。これも少し、事務局には大変、夜を徹して準備をしていただいたのかもしれません。そのことには敬意を表します。  資料の五、統合四機関の随契の状況でありますが、今この四機関の随契は、大体九割前後で出されて...全文を見る
04月18日第166回国会 衆議院 内閣委員会財務金融委員会連合審査会 第1号
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○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  きょうは、連合審査の段取りを内閣委員会の方でいただきまして審査が実現したことに、関係の皆様に感謝を申し上げます。  冒頭、長崎市長の悲報が届いております。私たち、政治の場にいる者として、国民の一人として、謹んで哀悼の誠をささげる...全文を見る
○古本委員 両大臣におかれましては、力強い御決意を承ったと思います。それぞれ国務大臣でいらっしゃいますので、国家公安委員長へのお働きかけも含め、内閣を挙げての、このような事態が二度とないように、ぜひ全力を挙げて対応していただけるものと承りました。  さて、本題の方に入らせていた...全文を見る
○古本委員 済みません、せっかく四公庫に来ていただいているので、ぜひ発言をしていただいた方がいいと思って今申し上げていますので、私の質問が悪かったので、もう一度、正しく理解をしていただくように申し上げます。  資料の二をごらんいただきますと、統合四機関の国庫納付金の実績というこ...全文を見る
○古本委員 そのとおりなんです。だからこそ、財投機関債の依存度もJBICは高めることができるんですよ、優良企業ですから。優良公庫と言うんでしょうか、優良会社という言い方になるんでしょうか。したがって、この四つのうち、三つと一つを比較しますと、つまり、国金庫と中小公庫と農林公庫、そ...全文を見る
○古本委員 このJBICが、要は、そういう可能性もあるでしょう。それは、私は否定はできないと思います。  では、その前提で、今、公庫が貸し出している先で、これまで海外進出をもくろんだ、もくろみだけで結構ですよ、という相談を受けたというようなところは実感としてございますか。中小公...全文を見る
○古本委員 では、今お尋ねしますが、四千社あるとおっしゃいましたが、そのうち上場しているような会社は何社ぐらいですか。
○古本委員 実はそうなんです。中小公庫の皆さんの御尽力によって、きょうは企業の名前は言いませんが、日本の名立たる企業が実は、卒業という言い方をなさりましたが、今巣立っています。  したがって、国金庫から借りていた人が、少し事業を大きくして中小公庫に乗りかえて、そしてさらにステッ...全文を見る
○古本委員 財投のフローベースは、絞ってきたとはいえ、まだありますね。この四機関が、今資料の三の一から二、三とお示ししましたが、今それぞれ依存はしています。  これは今後限りなくゼロになっていくんでしょうか。財投依存度です、この資金調達のところのですけれども。これは財務大臣に聞...全文を見る
○古本委員 減ってくるという、目標なり意気込みはわかります。  では、具体的な数値目標はございますか。出口改革として四機関を統合するに当たり、シナジー効果を上げ、より効率化していく中で国民の資金需要にこたえるというミッションを果たしつつも、財投依存度をこのぐらいに絞っていきます...全文を見る
○古本委員 中小公庫さんに引き続いてお尋ねしますが、民間準拠ベースで損益計算書も出されているようですが、貸借対照表も出されていますね。貸倒引当金をどのぐらい積んでおられますか。
○古本委員 時間が来ましたので最後にしますが、民間準拠ベースということではなくて、これは会社法上の会社になるというふうに承っておりますので、今後はそういう数値で出していく、複式の簿記で出していく、こういう理解でいいでしょうか。大臣に聞いています。
○古本委員 終わります。ありがとうございました。
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○古本分科員 民主党の古本伸一郎でございます。  大臣におかれましては、連日の御対応、お疲れさまでございます。そしてまた、主査におかれましても、ありがとうございます。質問の機会をいただきました。  私からは、行政改革全般について少しお尋ねしてまいりたいと思っています。きょうは...全文を見る
○古本分科員 そうなんです。つまり、各省庁が起案します政策が、あまねく国民感情やあるいは国民の生活の実態や、あるいは制度を設計していく上でニーズに合致しているだろうか等々を閣議に請議し、そして決定をし、国会に付託をしていただくステップを踏む、その入り口の段階として、各府省庁ごとに...全文を見る
○古本分科員 閣議決定を受けて運用されているかと思いきや、なるほど、属人的な知識といえば、個別具体的に言うと少しお気の毒なので控えますが、要は、多分、技官、技術官僚等々、その人が培ってこられたノウハウを生かしてということと推察いたしますが、今まさに公務員の天下りの問題を渡辺大臣は...全文を見る
○古本分科員 横滑りでもどっちでもいいんですが、少なくとも、ある役職にいた人が役人時代に築いた識見なり人脈を利用して次なるポジションにつくということは、これは結果としての天下りだと私は思っています。  それから、今、ぷらぷらというお言葉がありましたが、決してそうは私は言っていま...全文を見る
○古本分科員 副長官、申しわけないですけれども、それは百も承知で聞いているんです。実態として、特別職公務員なので出す必要はないということなんです。それはそうです、法律のとおりになればそのとおりだと思うんですが、他方、出勤簿をとっている審議会もあれば、秘書の方がきちっとフォローして...全文を見る
○古本分科員 そうしますと、局長の皆さんがまさにきょうここにおいでいただいて、日々、出勤の状況もある意味白日のもとにさらされて、きちっとやっておられる方と、片や、我々も特別職公務員ですよね、国会議員も。登院したらボタンを押すわ、一日休むときも必ず請暇願を出すわ、休日届を出すわ、え...全文を見る
○古本分科員 これ以上やっても多分それ以上出ないと思いますので、渡辺大臣に少し引き取っていただきたいんですが、先ほどの人材バンクの話に戻るんですが、今、例えば財務省の会計課に会計のプロがおる。その人が人材としておって、他の省庁の例えば支分部局や整備局、出先の会計担当が、例えば病欠...全文を見る
○古本分科員 そうしますと、今、同期で第一選抜というのでしょうか、課長さんや局長が出ると、ほかの人は御無礼いただくという、これが早期退職勧奨制度ですよね。正しいですか。
○古本分科員 今後、同期のキャリア局長が第一選抜でポスト局長になった。でも、残りの筆頭課長がおって、その人たちは出さされずに、局長見習いか心得かどうかはわかりませんが、局長級ということで部下を持たずに役所に残していくということでよろしいんですか。そういうお考えがあるということでい...全文を見る
○古本分科員 その際に、公務員の皆様の給料の計算が、例えば、月例の賃金は余り差をつけないとして、賞与というのですか、期末手当というのですか、皆勤手当というのでしょうか、世間で言うボーナスですね、例えばここのところで業績査定のようなものを入れる仕組みをつくっていけば、今でも既にある...全文を見る
○古本分科員 ぜひそこは、きょう人事院も来てもらっていると思いますが、よろしくお願いをしたいと思います。  人材をフローさせようと思うと、その人がどういうスキルを持っているかということをお互いに知っておかないとお見合いが成立しませんね。したがって、この人材バンクの法律がいつ国会...全文を見る
○古本分科員 ということは、東でこんな人がおる、西でこんな人がおるということはできるんですねと言ったら、大臣は、今、鋭意それはやれるようになっているという答弁がありましたけれども、今の仕組みにおいては人事交流は省庁をまたいでできないということになりませんか。三十万人の人事情報がな...全文を見る
○古本分科員 きょうは取り上げませんでしたが、報道によれば、JRの車内で言葉を失うような卑劣きわまる事件があったと聞いています。若い女性が言語道断のやからに襲われたということでありますが、例えば鉄道警察隊の予算定員がどうなっているのか。JRは何をやっていたんだという世論があります...全文を見る
○古本分科員 終わります。ありがとうございました。
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○古本分科員 民主党の古本伸一郎でございます。  大臣におかれましては、連日の御対応、お疲れさまでございます。また、きょうは役所の方も、文科省、経産省、それぞれお越しをいただいております。ありがとうございます。  ただいま議題となりました経済産業省所管の決算に関連して、二、三...全文を見る
○古本分科員 といいますのも、実は、与党の議員立法で出てきているというふうに伺っておりますが、例の地理空間情報活用の所管が内閣府になっているんですよね、内閣官房。  他方、例えば、今あまねく国民に、一家に一台あるでしょう車。その国民の皆様が持っておられる車に、大体、今正確な数字...全文を見る
○古本分科員 ありがとうございました。ぜひ今後、内閣全体を挙げて宇宙空間開発、衛星開発、少なくとも中国におくれをとるようなことのないようにお願いをしたいと思っております。  そして、きょう二点目のお尋ねに入りたいと思うんですが、まさにこういう宇宙開発の先頭に立つようなエンジニア...全文を見る
○古本分科員 サービス業である、わかりました。  そうしますと、サービスに過大広告があったり、あるいは期待したサービスが得られない場合は、これは法律的にどういう処罰がありますか。役所でいいですよ。
○古本分科員 今審議官がおっしゃった、著しく有利であると誤認するとか云々のくだり、今、受験シーズンはほぼ終わったでしょうね、もう入学式が終わっていますから。終わったこの時期にまさに聞いているわけなんですが、全国で何万人、何十万人といる受験生を持っておられた親御さんの気持ちがどんな...全文を見る
○古本分科員 では、新聞にチラシがよく入っていますね。何とか合格率ナンバーワンとか、何とか中学、何とか高校、何とか大学に多数の合格実績とか、よく表示されていますね。ああいったものが事実に合っているかどうかというのは御省で調べておられますか。
○古本分科員 では、その自主基準は自主規制ですから、その協会は業界の自主規制団体になるんですか。位置づけはどうですか。
○古本分科員 御省が、御局が所管される認可団体である。  そうすると、その自主規制に基づいて運用されているかどうかは随時チェックされていますか。
○古本分科員 つまり、丸投げでその機関に任せているということですね。少なくとも、御省の担当官が立入調査したり、定点で観測して、そういう業者さんがどういう広告を打っているのか、いわんや、どういう授業の内容で品質を維持しているのか、広告で打った内容のサービスを提供しているかどうかの確...全文を見る
○古本分科員 いや、自主規制ルールが運用されているかどうかを逐次確認に行ったら自主規制になりませんから。そんなことはわかっているんですが、先ほど谷審議官がお答えいただいたように、これは特定商取法という法律に基づいて、著しく有利であると誤認をするような広告を打ったり、あるいはそうい...全文を見る
○古本分科員 二年前にもお尋ねしたのではっきり覚えていますが、苦情の専らは、例のクーリングオフとかそういうことでしょう。つまり、契約が少し乱暴に契約された、それを解除したいと言ったんだけれどもやめさせてもらえない、そういうケースですよね。  それ以外に、塾の先生の授業が、言って...全文を見る
○古本分科員 少しは前進をしてくれたのかなと、今うれしく思っています。  きょうは文科省も来ていただいていますが、今、通塾率というのはどのぐらいなんですか。知らなきゃいいですよ。
○古本分科員 皆さんの隣近所のお子さんに聞けば大体わかりますよ。中学だと大体七割を超えているんじゃないですか。二年前はそういうデータをもらったように記憶していますけれども。  入学試験に受かるというためだけならまだ百歩譲って、より上を目指した個人的な嗜好によって選んだ結果、受験...全文を見る
○古本分科員 大臣、まさにこのていたらくなんですよ。大臣も子育てされておられますので、塾に行ったかどうかは存じ上げませんが、甘利家の中までの話は。  ごくごく一般的に言えば、今は塾に行かないとなかなか受験も厳しいですよ。さらに、学校の授業にもなかなか追いついていけない。中には立...全文を見る
○古本分科員 教育、わけてもその入り口である受験という一家にとっての琴線に触れる部分をつかさどっておられる経産省、今の法律のたてつけになるとそうなりますので、ぜひ今後とも省を挙げてこの塾の問題をフォローしていただきますよう強く要望して、終わりたいと思います。  ありがとうござい...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  先週に続きまして内閣委員会で質問させていただく機会をいただきましたことに、関係の委員の皆様に感謝を申し上げます。  それでは、理事の皆様にも御尽力をいただいて、前回の当委員会で資料要求をいたしましたところ、幾つかちょうだいをいた...全文を見る
○古本委員 いや、議論をすりかえないでください。決して、中小零細あるいは農林漁業者が海外とのシナジーを求めることを否定しているわけじゃないんです。そういう方々が国内での業をさらに拡大して海外に出ていくということについて、なぜ、公金が、年間八百億円を超える補給金が入っておられる公的...全文を見る
○古本委員 ないんですよ。現地法人なのか本社の支店なのかの扱いによっても、現地で発生した益金の扱いあるいは投資したお金の回収の仕方、これは千差万別だと思います。ですから、ここで一刀両断になかなか切ることはできかねますよ。これは私も承知しています。  しかしながら、中小零細の方を...全文を見る
○古本委員 では、これは統合した後には、貸借対照表上、この四公庫はどういう形に表現されますか。四公庫の累積欠損金という表現になりますか、それとも三公庫プラスワンという形になりますか。
○古本委員 要するに、一本でまとめて出しますかと聞いているんです。一本でまとめて出せば、マイナスになるじゃないですか。
○古本委員 貸借対照表は、その会社のまさに通信簿といいますか、現状をあらわす客観的、外形的、わかりやすい数字です。というか、逆に、これしかないです。その数字が、副大臣、四つをそれぞれまさに事業部のごとく残しますと。だけれども、私が一本で出すんですかと聞いたら、いや、そういう数字も...全文を見る
○古本委員 ここは大事ですよ。国際協力銀行とのカップリングが水と油だという指摘を冒頭したんです。いや、水と油じゃない、シナジーがあるんだとおっしゃったんです。では、そのシナジーの部分の事業の成績がよかったのか悪かったのかということの分析は、最終的にそれぞれの事業を一本にした形での...全文を見る
○古本委員 それではお尋ねします。  今現在、財投に依存しておる資金調達の状況でありますが、これは今後、財投機関債を初め、財投から少し卒業していこう、依存度を少し削っていこうと。いきなりは無理です。それをいつまでにかという数字も求めましたが、これは今現在出せないという答弁をいた...全文を見る
○古本委員 今後努力していくということと承りましたが、そのときに、もう一度事務局で結構ですよ、合算で一本で出した貸借対照表、利益剰余金、仮に、便宜上、今この四公庫を合わせたら幾らになりますか。
○古本委員 統合後は、財投機関債は、それぞれの事業部門単独で出されますか。それとも、株式会社日本政策金融公庫債として一本で出しますか。
○古本委員 これまでのJBICの、起債をする際の格付は下がりませんか。
○古本委員 ということは、日本政策金融公庫債として出すんだけれども、個々の資金調達の中身によって、資金利用の中身ごとに起債すると。したがって、旧JBIC機能の部分については恐らく評価が高いだろうから、機関債は高い評価で資金調達ができるんじゃなかろうか、こういうことを言われています...全文を見る
○古本委員 いや、これはもうきれいごとじゃなくて、私は強く指摘して、それでもう終えますが、少なくとも国金と中小と農林は、やはり非常に生活の融資を求めておられる方を中心に、あるいは農林事業者の皆様が、低利で、まさにきょうあすのお金を借りたいと、駆け込み寺的に機能を担ってきたわけです...全文を見る
○古本委員 これは年間、一体何人借りているんですか。これを頼りにして学校に通わせた親御さんが一体どれだけおるんですか。その大事な話を決める数字もないんですよ。  閣議決定とおっしゃる、それは閣議を御信頼申し上げますけれども、少なくともここで、賛否を問われるこの場で、年収幾らの人...全文を見る
○古本委員 いや、もう終了の時間になりましたので、最後に、私が役所の皆さんが来てくだすって説明を受けたものをそのまま代弁しますと、契約書上、出せないことになっているんだと言われて、その契約書をいただきました。その契約をさっき受け取りましたので、これを見ますと、甲乙となっているんで...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  大臣におかれましては、連日の御対応、大変お疲れさまでございます。そしてまた、政投銀からは総裁以下関係の皆様、連日御対応をいただいております。大変お疲れさまでございます。  冒頭、この政投銀がこれまで、先ほど来、同僚議員の質疑を伺...全文を見る
○古本委員 いわゆる政府系金融機関八公庫ある中で国庫に貢献しているのは、恐らくJBICと政投銀ぐらいじゃなかろうかと。若干、他に一つぐらいあったかもしれませんが、規模、ボリューム、安定的貢献、継続的貢献等々をしんしゃくすれば、圧倒的に政投銀は貢献してきているわけですね。  さて...全文を見る
○古本委員 財務大臣、総資産十三兆の会社を売却したならば、予想する売却益はどのくらい、売却価格はどのくらいもくろんでおられますか。
○古本委員 事前に理事会にて資料要求をしたところ、民営化における売却益による見込みということで何やら数字をいただいておりますので、事務局、答えてください。どのぐらいを見込んでいますか。
○古本委員 これは大臣、経済財政諮問会議に財務大臣が提出した資料に二兆円と書いているんです。よろしくお願いしたいと思いますが、約一・九兆円の売却益を見込んでおるということですね。  さて、今、国庫への貢献は、これまで累計で六千億円になんなんとする貢献をしていると。七千億円、失礼...全文を見る
○古本委員 その御趣旨はそのとおりだと思います。ただ、民営化という以上は、これは冷厳なる数字で議論をしたいわけでありまして、どちらが経済性が高いかということを私はお尋ねしているわけであります。  これまで七千億円、国庫に貢献をしている政策金融機関がある。これを売れば、一過性のお...全文を見る
○古本委員 ありがとうございました。  つまり、政投銀のこのストックベースでの貸出先のシェアを見たならば、まさに政投銀事業の根幹を支えておる地域再生や環境対策の範疇の中に、今私が申し上げたような事例が入っているわけなんですね。  さて、では例えば鉄道の高架事業を少し想定したい...全文を見る
○古本委員 個社のお名前は控えたんですが、総裁から小田急と言っていただいたので、話のイメージがわきやすいので、では小田急の例で申し上げたいと思いますが、小田急にお金を融通する際の金利が問題になると思うんですが、資料の七をごらんいただきたいと思います。  政投銀の現在の貸出金利の...全文を見る
○古本委員 つまり、鉄道の高架事業のようなものは、恐らく沿線住民のニーズ、交通の利便性、あるいは交安上の、交通安全の観点、さまざまな鉄道会社の事業のニーズ以外による、いわゆる外的なニーズによって高架をしなきゃいけないという大変社会的なプレッシャーもある中で、恐らく大事業を鉄道会社...全文を見る
○古本委員 いや、総裁、ここは大事ですよ。資金需要がある人々に、会社、社に貸すということの判断は、一般の普通銀行であれば、それぞれのいろいろな思惑で貸し借りが、金銭消費貸借が成立すればいいと思うんですが、これはまさに鉄道事業という、社会のニーズ、国民的なニーズのある公益性の高い事...全文を見る
○古本委員 大変わかりやすかったですね。  財務大臣、今のやりとりを聞いていただいていたと思うんですが、昨日の答弁で、財務大臣は、今会議録を取り寄せましたが、累次にわたりまして、この政投銀の持っておる根幹機能、つまり長期の投融資、これを維持していくんだというのを、これはもう複数...全文を見る
○古本委員 別途べきとか、他人事じゃないです。それは、大臣は電車なんかに乗ることはないかもしれませんが、職員のみんなは大体……(発言する者あり)みんな電車に乗っているんですよ。その高架事業がなくなっちゃったら困るんですよ。  それをどうするんですかと総裁に聞いたら、政策金利の2...全文を見る
○古本委員 それではお尋ねします。  新たな立法措置というものはどういったものを具体的に想定されているんでしょうか。
○古本委員 いや、今のところは大事ですよ。民業圧迫しちゃいけないというのもわかりますし、イコールフッティングも大変わかります。ところが、イコールフッティングになってしまったら、政策金利の2あるいは1は適用できないんですよ。  したがって、背景として何か物理的仕組みとして担保され...全文を見る
○古本委員 ではこれを、課税対象になった暁には、当然、法人税、国税並びに地方税の事業税もかかってくると思いますが、幾らぐらい納税対象になりますか。納税額は想定されますか。
○古本委員 再度お尋ねします。  単年で、国庫への貢献はどのくらいありますか。単年で、現在の。
○古本委員 ということは、現在は利益相償ですから、黒字にもならないし赤字にもならない、とんとんでということでやっておられたんでしょうけれども、利益が出た分は国庫にそのまま入れておられたという前提に立てば、民営化された方がいい、その部分に関して言えばされた方がいい、そういうことです...全文を見る
○古本委員 ちょっと議論を戻したいんですが、要は、少なくとも今現在はその四百億円にならんとする法人税が、仮に七百億近い利益が出たならば、実効税率四〇%の想定ということで、今そういう意味では粗っぽく計算をしていただいた、ですから粗っぽい数字だということで私も受けとめますが、約三百七...全文を見る
○古本委員 つまり、事業が多角化していく、そして、よりリスクもとりながら国民の幅の広い資金需要にこたえていくという中で、想像するに、国庫への貢献の幅がかつてのような行け行けで貸し付けてきた時代に比べれば薄くなってきている、多分こういうことをおっしゃっておられると思うんです。  ...全文を見る
○古本委員 利益を出すために頑張っていきたいというその御決意は高く評価されるべきものだと思いますが、さりとて、その大前提となる資金調達の問題に次に入りたいと思うんです。  今財投から約七割ぐらい、政府保証合わせて、そのくらいの資金調達のシェアだというふうに聞いております。今後、...全文を見る
○古本委員 それでは逆に、社債を発行する、あるいは民間の金融機関から借りる等々いろいろな方法があると思うんですが、今、年間の資金需要は一兆円ぐらいあるというふうに聞いておりますが、一兆円のうちの割合を、大体イメージでいいですから、大体何割ぐらいにそのシェアを持っていくもくろみです...全文を見る
○古本委員 概念的な部分や心意気はもう十分承知していますので。そうではなくて、今一兆円の資金が現実問題要るわけですよ。小田急さんに、きょうから、はい、さようならと切るわけじゃないとおっしゃったわけですから。  七年なんて光陰矢のごとしですよ、七年後には財投ゼロだと今高らかに宣言...全文を見る
○古本委員 私の質問の仕方がまずかったようであります。  総裁がおっしゃるのは、例えば、ある鉄道の高架事業に五百億要る、その場合は、この五百億の資金融資団、協調団を組んだときに、幹事社である政投銀は、では百億持とう、残りをA、B、C、D、各社で持ってもらう、そのときに初めて百億...全文を見る
○古本委員 ですから、先ほど来私が尋ねておりますのは、今現在、単年で一兆円ぐらいの資金が要るわけですよね。事業の規模を縮小しない限りは、少なくとも一兆円以上要るわけでありますね。この一兆円が、七年先には財投に依存しないと今宣言をされたわけでありますので、今この法案をここで審議して...全文を見る
○古本委員 逆に、その経営者の荷を軽くしていくべきところを、ちょっと大臣、先ほどの確認をもう一度、今の話、前後して恐縮ですが。  さっきの資料の七ですが、この政策金利の1あるいは2なるものの適用を、今後もできるだけ努力して、やっていけるものならやっていきたいと政投銀はおっしゃっ...全文を見る
○古本委員 少し時点を整理したいと思うんですが、大臣、資料の三と四をごらんいただきたいと思うんです。  昨日の大臣の御答弁の中で、平成十七年十二月二十四日閣議決定における政投銀分野ということで、(二)のアに「政策金融として行う必要がなくなっているため、撤退する。」これを根拠に恐...全文を見る
○古本委員 大臣、これは非常に単純明快な質問です。要は、完全民営化を果たすまでの五年から七年の期間というのは、やはり助走期間が要るでしょうと。その間はさまざまな政府保証も続けるし、もっと言えば、政策金利1、2を実現するために政投銀に特別な何かを補てんする、後方支援するというのがこ...全文を見る
○古本委員 わからないです。済みません。私が理解力がなくてわかりません。  政投銀の今持っておられる長期の事業資金に係る投融資機能というものは完全民営化後も持ってもらいたいな、持ってもらうように、なるほど簡素で効率的な政府といったものの、そこは鉄道の高架事業とか電力インフラとか...全文を見る
○古本委員 これは大事な話なんですけれども、すっきりさせてください。  鉄道の高架事業を初め、そういった社会のニーズの高い大変長期で巨額の資金を、しかも、できるだけ低利で事業者に貸し付けるというのは、これは民民のビジネスじゃないですよ。これは政策そのものですよ。小田急さんだって...全文を見る
○古本委員 だから、個別の法律を大臣がつくるとおっしゃった。例えば鉄道高架事業であれば、鉄道高架事業何とか特別補助促進法か何かをつくって、今後別途発生する新規の公共性の高い高架事業についてはこういう補助金の仕組みをつくりますという法律を二十年までに設計するので、それ以降は要らない...全文を見る
○古本委員 これは大事な話ですよ。民営化でそれ行けということで、きのうも与党席から、いや、それを決めたのは小泉さんだなんて笑うに笑えないやじが飛んでいましたが、これに巻き込まれて、結果的に国民負担がふえてコストアップ要素になるんだったら、これは本末転倒ですよ。何が官から民かであり...全文を見る
○古本委員 各省各庁が判断した際に、結果としてこの政策金利1とか2というインセンティブをつけないと、とても事業者はそういう長期にわたる事業に手はつけられないんです。しかも、それは政策的な誘導があり、あるいは後押しがあって初めて大きな国家的な事業が多分できるんです、民間が。それを政...全文を見る
○古本委員 ということは、これはすぐれて、今大体何分野ぐらいあるかということも、ぜひこれはあわせて資料要求したいと思います。  今、政投銀がオペレーションなさっている中で、先ほど資料の五、六で申し上げましたね、地域再生支援、環境対策等々ありますが、その中で、鉄道高架事業とか、あ...全文を見る
○古本委員 ということは、大臣、各省各庁ごとに恐らく、例えば鉄道であれば国土交通省鉄道局が専門家として担っておられる、それごとに平成二十年までに個別法を措置してもらわないと、毎年毎年の補助金ではフィージビリティーがなくて危なくてしようがないと総裁はおっしゃっておられるんです。総裁...全文を見る
○古本委員 時間が参りましたので、充実した審議を強く求めて終わりたいと思います。ありがとうございました。
05月22日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  きょうは午前中、現地の状況をもう少しつぶさに見てまいろうということで、政投銀の本社屋の中で働いておられる皆様の雰囲気も見せていただきました。そしてまた、先日話題になっておりました国有地の売買の問題、あるいはそれにまつわる大手町地区...全文を見る
○古本委員 委員長のお許しもいただきまして、資料も配付しながら少し議論を進めていきたいと思いますが、今、民間より劣るというお話がありましたが、大体平均をしますと、役職員の方だとどのくらい、一般職員の方であるとどのくらい、例えば年収という概念で今その処遇は決めておられるんでしょうか...全文を見る
○古本委員 役員はどんな感じになっているんでしょうか。
○古本委員 はるかに高い彼らと、完全民営化後はイコールフッティングの名のもとに、さまざまな競争原理が働いてやっていくわけですね。もちろん、今総裁がおっしゃったような、誇りを持っている、政投銀に勤めているということ、そこで、ある意味で日本の公的な機能である政策投資の一翼といいますか...全文を見る
○古本委員 つまり、長期での事業用の資金のニーズがある人というのは、先日例として挙げました例えば鉄道の高架事業であったり、あるいは電力会社であったり、いろいろな、長期で多額の事業資金を求められるいわゆるユーザー、これは想定されます。この人たちのニーズは今後なくなりますかという問い...全文を見る
○古本委員 議論を少し整理したいと思いますが、政投銀が今やっておられる事業の売りは、長期で固定で低利だ、このうち長期と固定は何も政投銀に頼らなくても、実際に資金ニーズのある民間が、ユーザーの方で起債したり社債発行して資金を調達したりいろいろなことが多分できるんだろうということを言...全文を見る
○古本委員 今、大臣が大事な部分をおっしゃっていただいたと思うんですが、政策的に、ある個別の事業ごとに、これは優遇金利、低利での金利を適用しようということの判断は、今現在のメカニズムでは政投銀が担っておられます。  今後民営化された以降は、ではこれは、先日総裁が小田急の高架の事...全文を見る
○古本委員 そうしますと、その際、国土交通省の恐らく鉄道局に相談に行った小田急さんと、その鉄道局が話し合って、これはあまねく公益性が高いし、渋滞の、あかずの踏切対策にもなるし、鉄道局としてもぜひ後押しするからと、こういう話が調ったとしましょう。そうすると、その財源は補助金になるん...全文を見る
○古本委員 しかし、その鉄道の高架事業の政策金利の、今でいうところの2を適用しようと思いますと、必要な原資というのは相当な額になると思いますね。これを財政として出動するということになれば、個々の鉄道局だけの局長判断というわけには多分いかなくなりますよね。ということは、これは、すぐ...全文を見る
○古本委員 予算の措置ということになれば、これは当然毎年のシーリング段階を含め、最終的には財務省主計が判断する、こういうことだと思うんですが、法的な措置ができた場合には、これは国土交通省が新たに補助金枠あるいは何やらそういう利子補給的な枠を持って、各省各庁で今後は決裁できるように...全文を見る
○古本委員 今の話、大事ですよ。今現在は、総裁、政投銀の年間での資金調達は、約一兆円平均で大体調達されているというお話でありました。その一兆円をではどういう事業に割り振っているかというと、資料の四におつけいたしましたが、こういった地域再生、環境あるいは技術・経済活力創造等々、いろ...全文を見る
○古本委員 つまり、民営化後には、例えば鉄道の高架事業、あかずの踏切を何とか対策を打ちたいということを鉄道事業者が相談に来た。それに対し、国交省が相談に乗った。これはなるほど、対応してやらなければいかぬということになった場合は、今後は国交省で完結できるんだということを言っておられ...全文を見る
○古本委員 では、さらにその部分を深めますけれども、附則の六十六条に記載しております六事業ですか、これは恐らく鉄道事業は入っていませんね。この六事業に絞ってのみ、平成二十年十月の民営化に着手するまでの間に、個別に、立法的な措置も含めて整備すると書いてある。  他方、私たちの国民...全文を見る
○古本委員 片や、附則の六十六条に基づいて、六事業分野に限ってのみ、民営化をなさる二十年の十月までに立法措置を整えますと書いているんです。他方、その他の鉄道事業や港湾や空港や、まさに国民生活に直結しているような話の方がその他で、民営化後においおいやっていきます、こういうことを言っ...全文を見る
○古本委員 大臣、十三兆円にならんとする貸出残高のうち、法律をもってして二十年の十月までに総裁の言われるところの規範による裏づけが措置されるのは、わずかに三千億円分です。残りの十二兆円強は、まあ民営化後、その都度おいおいやっていきます、こう答弁しているんです。こんないいかげんな話...全文を見る
○古本委員 大臣、また後で答えていただきます。  今、資金需要のあるユーザー側がどういう事業分野かといえば、この資料におつけしているとおりです。この七に出ているような身近なことばかりですね。こういった実需が、では民営化後に、政投銀が民営化されたからといって、おつき合いして、いや...全文を見る
○古本委員 ですから、それはいつまでかと聞いているんです。都度、各省各庁が判断するということであれば、この融資の資金は血流として流れているわけでありますから、立法措置が滞れば、たちまち、新規での鉄道高架事業に対する低利での融資は今後なくなるということを言っておられるんですよ。立法...全文を見る
○古本委員 いやいや、幾つかお話を同時にまとめられましたけれども、丁寧にやった方がいいと思いますよ。  予算申請ベースで、予算の措置で対応できるということであれば、各省各局長でしょう、局長が規範の責任者なんですから。自分のところの法律にぶら下がっているあるいは所管に、監督官庁た...全文を見る
○古本委員 いや、ここで私たちが審議して、賛否を決めれば、これは新しい政投銀の船出が決まっちゃうんですよ。大変大事な議論をしているんです。大臣、もっと真剣に答えていただきたいですね。私は、補助金に多分なるんだろう、利子補給になるんだろう、金額を想定されていますかと聞いたんですよ。...全文を見る
○古本委員 終わります。ありがとうございました。
05月23日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  法案の審査を引き続き行ってまいりたいと思います。  今、同僚議員が人材に関するお話で最後を締めくくっていただいたわけでありますが、私の方からも少し、人材の今後の育成についてお尋ねをしたいと思います。  現在、政投銀を希望される...全文を見る
○古本委員 人材を確保していく、さらには、今政投銀にいらっしゃる方が逆に離職するようなことのないように、五十年の積み重ねの成果がまさに今いるかけがえのない人材だ、こういう総裁のお言葉でありますから、少なくとも、今おられる方々が今後とも継続をしていただくと同時に、新たな人材も採って...全文を見る
○古本委員 その際に、さりとて、格差が拡大する社会にあるとはいえ、いわば、きのう伺った年収八百万円ぐらいでしょうか、平均で。これはメガバンクの水準と比較すれば見劣りするけれども、公的なセクター、ダイナミックな仕事を担っているんだということに支えられて役職員の皆さんはこれまでやって...全文を見る
○古本委員 それでは、少し今後の業態について掘り下げさせていただきたいと思うんですが、委員長のお許しをいただいて資料も少しお配りをしたいと思います。  過日の質疑で、総裁からは、新しく生まれ変わる政投銀のなりわいとしては、これまでの融資事業から投資事業に少し軸足を移していきたい...全文を見る
○古本委員 それではお尋ねいたします。  今現在の御行の役職員の、細かな数は結構ですので、大体の比率で融資部門にいる人と投資部門にいる人の陣容の割合は何対何ぐらいなんでしょうか。事務局の方で結構です。ざっくりで結構です。
○古本委員 つまり、十分の一の陣容ということですよね。  それで、いや、一千三百名のうち百何十人ですから十分の一ということだと思うんです。そういう計算になるんじゃないかと思いますけれども、違うんですか。(多賀政府参考人「いや、ほかの部でもIBをやっているんです」と呼ぶ)
○古本委員 では、細かな数字ですので、また後日、教えてもらえればいいですが。  少なくとも、専らは売り上げも、その結果の収益も、それからそれに携わるスタッフの数も、圧倒的に融資に依存した業態なわけですよね。これを投資型に変えていく上で、例えば生き馬の目を抜くような、先行他社から...全文を見る
○古本委員 総裁、ところが、今は政投銀という国を背景とした大きな組織、陣容は小粒ですけれども、やっていることは大変大きなことをやっておられる政投銀との人事交流だからこそ、今なら他社も受け入れるのかもしれませんが、今後ははっきり言いまして競合他社になるわけであります。よく存じ上げま...全文を見る
○古本委員 具体的に、今資料の六でお示しした、これは現状の数字ですね。これを大体どのくらいまで持っていこうという経営目標がおありなのか、この数字についてお尋ねします。
○古本委員 これは、以前資料要求で、政投銀の方から、政投銀の関係者の皆様がさらに再就職といいますかお出かけになっている先の社を少し一覧で出していただいた。これは委員の皆さんも共有していると思います。これは、出資している会社に大体行っている、こういう説明でありました。  ざっとお...全文を見る
○古本委員 では、具体的にどういったところへ、少なくとも個社の名前は結構ですけれども、業態としてはどういった業種に投資をなさっていかれる御計画ですか。
○古本委員 そうした出資先に、今後、政投銀の皆さんの役職員を送り込んで、その中で事業内容もチェックしていく、そういったこともあわせてもくろんでおられますか。
○古本委員 それでは、その新たな業態を模索される投資事業分野、これはかつての北東公庫等々の旧来の手法ではなくて、新規で産業育成、業界育成をしていく中での投資を今後なさっていきたいのだ、そういう希望を持っておられるわけでありますが、それに際し、政府に対し何か要望はありますか。  ...全文を見る
○古本委員 今、フリーハンドという話がありましたが、大臣、どうでしょうか。それに対してコメントがあればお願いします。
○古本委員 投資の事業分野について、経営目標、あるいは、どういった業態とのビジネスを模索していくのか、そのためのスタッフ、政投銀の社員をどう確保していくのか等々について、もっともっと具体的な話がなければ、少なくとも、投資事業分野に打って出るんだといっても、それは結構なことだ、どう...全文を見る
○古本委員 それでは、完全民営化後も、長期で固定で低利でという、この低利の部分についてどういうふうに手当てをしていくかという議論であります。  これは先日来、確認をとらせていただいておりますが、別途各省各庁で法的な根拠となる立法措置をとったり、あるいは予算の措置で対応したり、こ...全文を見る
○古本委員 完全民営化後に、特定の政策を実現するために、事業者の方々の資金需要があった。それに対し、現状であれば、まずは政投銀のドアをたたくわけでありますが、今後は、政投銀のドアをたたくとは限りませんね。他の民間金融機関のドアをたたくかもしれない。他の民間金融機関のドアをたたいた...全文を見る
○古本委員 いや、私の質問に答えていただいていないと思うんですが、今は政投銀のドアをたたくわけですね。ところが、政投銀が、これからは専らじゃなくなるわけでありますので、専業ではなくなるわけでありますから、事業者が他の金融機関のドアをたたく、これは政投銀を経ずに、役所にその人たちと...全文を見る
○古本委員 そうしますと、政投銀の投資事業というのは、ストックベースでは過去分が継続していきますけれども、新規でのフロー分で発生するものについては、まさにイコールフッティングで他の民間競争にさらされて、条件次第ではどんどんとられていく。事業者も、電鉄会社も当然、ある一社のドアだけ...全文を見る
○古本委員 ということは、今後とも、政投銀が幹事社となって協調融資団を組んで何社かをまとめていく、それが専らであって、電鉄事業者あるいは電力事業者がいきなり他の民間機関のドアはたたかないだろうという想定でお話をなさっておられるのか、あるいは内々そういう話はついているのか、その辺の...全文を見る
○古本委員 ということは、我が国における長期での事業資金需要というものに対して、かつての箱物でナショナルインフラを整備してきた右肩上がりの時代から比べると、資金需要の中身も今後は変わってくるんだとは思いますが、少なくともゼロになることは恐らくないと思うんですね。  こういった長...全文を見る
○古本委員 いや、よくわからなかったんですが。  要は、こういうことなんですよ。どう考えましても、いわゆる長期で固定で低利での、低利のインセンティブが働かなければ、政投銀から借りる意味合い、メリットは相当薄れるんですね。その低利の部分は、これすなわち政策そのものなんです。  ...全文を見る
○古本委員 大臣、これは全く逆ですよ。政投銀は今、七千億円国庫に貢献しているんですよ。しかも、一円たりとも逆に国庫に世話になっていないんですよ。その政投銀を小泉さんが民営化すると言ったから、それに皆さんがおつき合いしてこれをやるわけですよ。  資料の八をごらんいただきたいと思い...全文を見る
○古本委員 長期で固定で低利でというこの三拍子のうち、我が国における長期での事業資金ニーズのある各種事業者の皆さんは、低利でというところに魅力を感じ、また、それに背中を押されて、いわば政策実現の一翼を民である彼らが担ってきたわけですよ。官である政府が判断し、公の一翼を民間である各...全文を見る
○古本委員 財務省も一生懸命やっておられるのはわかりますが、少なくとも、今現在、政投銀が長期で固定で低利の三拍子を実現するに当たり、一般会計は一円も痛めていませんね。総裁、これは正しいですか。一般会計、一円でも痛めているんでしょうか。長期で固定で低利で、これを実現する上で、国庫の...全文を見る
○古本委員 そうなんですね。したがって、長期、固定、低利という、まさに国民的ニーズである各種ナショナルインフラの整備を中心とする長期での事業資金ニーズにこたえてきた政投銀は、少なくとも低利でという部分を実現するに当たって、国民の皆さんからお預かりした税金は痛めていないんですよ、直...全文を見る
○古本委員 このテーマは今からの質問で終わりにしたいと思いますが、少なくとも、政投銀の今現在の仕事の進め方、そしてそれに伴う国としての予算のつけ方で見れば、長期で固定で低利でというこの三拍子を実現し、長期での事業資金ニーズのある事業者に対する貸付業務において、今現在、何か一般会計...全文を見る
○古本委員 いや、それはもう百も承知ですし、それは簡保、郵貯資金が、まさにあれが無駄遣いされているということであの夏の解散があったんですけれども、無駄遣いなんかされていない部分もいっぱいあるじゃないですか。この政投銀を使って、まさに政策実現の一翼を担ってきたわけですよ。その部分を...全文を見る
○古本委員 いや、ですから、今後は各省各庁が予算を持ってこれをやっていくということになれば、では、これは予算計上上、どこに出てくるんですか。一般会計に出てくるんですか、今後、民営化後。特別会計でも組むんですか。
○古本委員 いや、これは今ここでまさに議論をしているわけでありますので、判断をする大きな材料の一つだと思うんです。  これは与党議員の皆さんも、改革をとめるなというあのフレーズとともにこれまで突き進んでこられたんだと思いますが、少なくとも民営化したことによって、新規の補助金とい...全文を見る
○古本委員 これは率直に私の立場を申し上げますと、これまで政投銀は頑張ってこられたと思っているんです。今回の民営化話の中で、まさに一番、おつき合いをするには、本当に気の毒なのが政投銀ではなかろうかと思っているんです。それは、千三百名の皆さんが気の毒だという情実的なことを言っている...全文を見る
○古本委員 では、大臣とかみ合うためにはあと何十時間も議論しないといけないような感じがいたしますが、全然私は核心に触れた答弁をしていただいているように思えません。  残された時間で少し確認をしたいと思いますが、株式の処分であります。  これは、安定株主を確保するのが先なのか、...全文を見る
○古本委員 つまり、政投銀が今持っておられる特色の一つである、営利目的じゃないという中立性やあるいは信頼性というのは、やはり安定株主があって初めて成り立つと思うんです。その安定株主としてどんなところを想定し、どうやって確保していくかということは、この場では説明できないんだとずっと...全文を見る
○古本委員 時間も何やらそういう時間帯ですし、私もある意味親切に各項目を拾おうと思って聞いてさしあげているんですから、もうすぱすぱっとお願いしますよ、小気味よく。  あと、今政投銀が担っておられる調査業務のようなものがありますね。これは、非常に公平中立だからこそできる、あるいは...全文を見る
○古本委員 次に、資料の九、政投銀の役員に占める役所からの出向者の状況をごらんいただきたいと思うんですが、これは、今現在は、総裁以下、これだけの方が行っておられるわけですね。これは資料要求で出していただいた資料ですので、委員各位も共有されていると思います。  この中で、個別の政...全文を見る
○古本委員 資料の七をごらんいただきたいと思うんですが、これは、今現在、九十六の事業分野に対し、十一の省庁にまたがって政投銀が政策を実現するための融資をなさっている分野なんです。いわば所管の官庁、部局ということになりますね。  今は政投銀は公益法人じゃありませんので、逆に天下り...全文を見る
○古本委員 いや、ですから、鉄道事業者の方が高架事業といったら、一世一代の大一番ですよ。何百億円投資して、この首都圏の高架事業をやっていく。その際は、低利でお金を借りないと、そんなことできないですよ。その判断をするのは、今は政投銀に相談し、政投銀がアレンジし、最終的には財務省が一...全文を見る
○古本委員 いやいや、その原則は、今、渡辺喜美さんが頑張っておられるあの天下りバンク法案が通った暁には、お互い求め合った相思相愛の案件については、二年の規制も外れて自由にできるようになるわけですよ。だから民間にするのかなと疑っちゃうぐらいのビジネスモデルなんです。  改めてお尋...全文を見る
○古本委員 今、当てはまるということでありますので、ぜひ、しっかりウオッチをしていただきたいと思います。  きょうは、理財局にもお越しをいただいています。  どうしてここまでこの民営化法案にこだわるか。これは、民営化だと言ったら、そうだと言って皆さんが、新たに四千億円も国庫の...全文を見る
○古本委員 行政財産を用途廃止し、普通財産に振りかえて民間に売却をする、そのステップにおいて、他の省庁に対し、この国有地を当該行政財産から用廃するに当たって、よろしいかというお尋ねは通常とりますか。
○古本委員 それでは、個別の話をお尋ねいたします。  当該厚生労働省の用地、行政用途にあったこの用地を普通財産に振りかえるに当たり、御近所さんには相談されましたか。
○古本委員 局長が局長になる前の話ですから酷ではありますが、これは与党の先生方も大事な話なんです、実は。  これは、隣は機動隊ですよ。それから、その横のアプローチ、細い道がありますが、これは防衛省の通用門ですよ。その横に防衛省本省のレーダーサイトがありますね。これは防衛省村その...全文を見る
○古本委員 少なくとも理財局長の説明によれば、ウエブ上に公開して、よかったらどうぞという御案内はしました、それに気づかなかった防衛省が悪いんだというふうに聞こえるんですが、防衛省、きょう来てもらっています。相談は受けましたか。
○古本委員 それは、防衛省の用地を預かる担当官として問題はない、こういうことですね。したがって、防衛省の本部機能を、さらに駐屯地もありますから、この機能を今後維持していく上で是か非かということまではあなたは判断していませんよね。用地を売るかどうかについては、結構かと思いますと今軽...全文を見る
○古本委員 いや、委員長、これはむちゃくちゃ大事なんです。  土地を売ったことについては多とすると。だけれども、防衛省のこの機能を維持していく上では、この国有地を民間の、しかも三十八階建てに化けちゃったということについては言及していませんね。そこだけ確認をとらせてください。大変...全文を見る
○古本委員 時間が来ている中で恐縮ですが、事前の相談がなかったことさえも問題なかったという答弁は重たいと思います。  ということは、今後とも、理財局が、どなたかが売れと言った指令のもとにどんどん売っていく中で、隣接するさまざまな行政機関に対し相談もなく売っていく。それは、公募を...全文を見る
○古本委員 終わります。ありがとうございました。
○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  民主党・無所属クラブを代表いたしまして、日本政策投資銀行の民営化に関します今般の法案につきまして、反対の立場から討論を行うものでございます。  反対理由の一つ目は、国民のためになる民営化ではないという点でございます。  民にで...全文を見る
06月06日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○古本委員 おはようございます。民主党の古本伸一郎でございます。  両参考人におかれましては、きょうはお忙しい中、当委員会に御出席いただいておりますことに冒頭感謝申し上げます。  まず、私からは、今回の法改正案につきまして、一方ではマイナーチェンジということを与党の幹部の方は...全文を見る
○古本委員 それでは、両参考人におかれましては、この法改正のたたき台をつくっている段階で、意見陳述を求められたりあるいは審議会等に参画なさったかどうかの事実関係だけ、お二方、お願いいたします。
○古本委員 監査役のお立場が、これは会社法に基づく、したがって法務省の事案だということで遮断されていたんだと思うんですが、これは実は、すぐれて、冒頭の笹尾参考人の意見陳述の中でも拝聴いたしましたが、業務のプロセスの中で、企業の財務諸表を監査人が監査し、その内容について監査役が判こ...全文を見る
○古本委員 その意味では、ぜひ公認会計士協会の会長をもってして、クライアントである会社側と、適正意見を述べる立場にある監査人たる公認会計士として、やはり、フィーをもらう関係である以上は、どうしても情実的な部分が排除されないという現実に今悩んでおられるわけでありますので、次なる段階...全文を見る
○古本委員 今、迷惑をこうむったというお話をいただいたわけでありますが、私は、やはり、最大の迷惑をこうむったのは、例えば一連のライブドア事件を見ても、何万人、あるいは十万人ぐらいだったでしょうか、株主の皆さんではなかろうかと思います。  小泉内閣の時代から安倍政権にかわりました...全文を見る
○古本委員 今、倫理観のことをお尋ねしたわけでありますが、実は先日、報道でも出ておりましたので、御両名におかれては、もしかしてごらんになっているかもしれませんが、過日、消費者金融の武富士のオーナーの御子息が、海外にある財産を、海外に住んでいるときに生前贈与を受けた場合には、これは...全文を見る
○古本委員 ありがとうございました。
06月08日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  大臣、そして役所の皆様、公認会計士・監査審査会の各位におかれましては、連日の御対応、大変お疲れさまでございます。  私からは、まず、ライブドアの粉飾決算に関与した三人の会計士の方が懲戒処分を受けたという過日の金融庁の御判断につい...全文を見る
○古本委員 そうしますと、例えば刑事罰あるいは行政処分のいずれの場合も、過去十年間ぐらい、登録抹消されたにもかかわらず五年後に再度復帰なさっておられる方が何人ぐらいおられるんでしょうか。
○古本委員 ということは、二百名の方が登録を外されたと。これは、自己都合による、もう年をとったので引退しようという方もいらっしゃれば、いろいろな事情もあるでしょう。しかし、明確に、刑事罰を受けた方で復職なさった方が七名おる。これもいろいろあるでしょう。例えば、本当に不可抗力であっ...全文を見る
○古本委員 公認会計士という仕事は、会計士試験に受かって、試験に合格をしたというタイトルのホルダーになりますね。その後に公認会計士として登録するかどうかは、自主規制機関である協会への登録だというふうに承知をいたしております。  しかしながら、何か法に触れることをした、あるいは今...全文を見る
○古本委員 きょうは幾つか事実関係を確認したいと思うんです。  公認会計士という方が、先日、協会長にもお越しをいただいて、まさに独立性を持って公正で中立でなければならないというお話でありました。その方々が、結果として、背後にある、自分たちが背負っておるマーケットの皆さんに、市場...全文を見る
○古本委員 企業の貸借対照表並びに利払いの能力があるか、そして、融資先、投資先の資産の状況等々を一税理士が書けたんでしょうか。例えば、会計士が指導したという事実はないでしょうか。
○古本委員 つまり、この大和都市管財の問題は、これは既に判決も出ていますから、国はまさに今当事者ですから、控訴するかどうか、いろいろお考えなんだと思いますが、受けとめなければならない事実として、一千百億円に上る被害総額、そして、被害者の方々は一万人を超える、二万人に近い数だという...全文を見る
○古本委員 それはおかしいですよ。だって、当時は大蔵省の近畿財務局、そして本省でいけば銀行局、まさにプロが見て、その目を欺いたわけでしょう。そんななかなか手だれな仕事を素人ができるわけがありませんよ。用意周到につくった資料なんでしょう。それとも、おかしいなと思った資料だけれども、...全文を見る
○古本委員 早稲田大学では何を担当されていますか。何教室の先生ですか。
○古本委員 まさに二万人近い方が、当時の判断のおくれにより、とらの子の一千百億、それは多くの方は、将来の蓄えを切り崩し、夢を託したんでしょう。みんな述べていますよ。安全で確実な業者にしか大蔵省の許可は出ません、国の許可はちゃんととっています、それを信じたと。これは、当局の責任とい...全文を見る
○古本委員 今、財務省、金融庁からそれぞれお話をいただいた。この一千百億の被害に遭われた一万七千人の方々は、片や、とらの子の将来の蓄えを切り崩して、国の保証があるから大丈夫だ、大蔵省の認可をもらっているから大丈夫だということをうたい文句に、ずっと続けたわけです。  今伺った、当...全文を見る
○古本委員 今、財務省と金融庁にそれぞれお答えをいただきましたが、個人の情報なので出せない、知らないと言いながら、行った先はきちっとトレースされていますね。追跡をされています。知らないわけがないですよ。  社保庁の長官が今話題になっていますね。特に、いわゆる紙台帳を捨てなさいと...全文を見る
○古本委員 なぜこの話をするかというと、今で言う金融庁、当時の大蔵省の担当の皆さんは、裏帳簿を見せられた日には、わからないという本心を言われているんですよ。その裏帳簿をだれがつくったんですか、顧問税理士だと。しかし、そんな高度な数字を、財務省のプロ、当時の大蔵のプロの目を欺くほど...全文を見る
○古本委員 ただでさえ財務省は、与党の幹部の方の御指導のもとに、国有地が余っておる、国の事務所スペースが余っておる、やれ売れそれ売れで国有地たたき売りキャンペーンをやっておられますね、財務省理財局は。これはまあ与党に言われて渋々やっておられるんでしょうけれども。  JTビルを借...全文を見る
○古本委員 私もJTビルを知っていますよ。虎ノ門のいいところにありますから、そのぐらいするのは当たり前なんで、逆に、一億という数字に私は驚きません。  むしろ、JTビルというのは大家さんはだれですか。
○古本委員 そこに財務省からだれか行っておられますか。
○古本委員 JTビルは、面積という話が出ていましたが、私から申し上げておきますと、約一千平米です。したがって、月坪単価は二万五千円ぐらいになるんだと思いますが、地域の相場ということなんだと思います。  問題は、バブル期に建ててしまって、たな子が入らなくて困っていた。そこに、渡り...全文を見る
○古本委員 これは、どうしてそこにずっと発注したんですか、合計六年間。
○古本委員 これは事前に私も資料要求していました。まさに、中央大学の校舎を借りると決めたときの試験問題の選考委員に中央大学の先生が二人入っておられますね。  きょうはもう残り時間が少なくなりましたので、この問題はまた機会があればやりたいと思いますが、公正中立で独立性を担保した会...全文を見る
○古本委員 金融庁が最後の職歴としてといういつものパターンじゃないですか。役人全体で中央大学に一人たりともおりませんね。これもあわせて、委員長、当委員会に資料提出を要求します。
○古本委員 大臣、これまでの議論をお聞きいただいたと思うんですが、公認会計士というポジションは、社会的にも地位があるし、何よりもマーケットの信頼の前提を握っておられるということ、大切な財務諸表に対し適正意見を述べる、そういう立場にある会計士の法律改正を議論してきたわけでありますが...全文を見る
○古本委員 御決意を伺って、ありがとうございました。  若干時間がありますので、もう一点、別の問題をお尋ねしたいと思いますが、松井証券の問題です。  これは報道を見て私は腰が抜けたんですが、何と、投資家の手口を、どういう銘柄を幾ら買ってどうやって売り抜けたか、タイミング、いろ...全文を見る
○古本委員 ということは、松井さんはネット証券ですから、事前に一応ウエブのその下に、いいですかという確認のアラートというかアラームは書いていた、それを見なかった者が悪いんだということの論に立てば、何ら違法性はない、問題はない、こういうことでいいでしょうか。
○古本委員 投資家の皆さんは、いろいろな銘柄を選び、そしてみずからのノウハウを集中させて投資なさっているわけでありますので、ライブドア事件しかり、きょう取り扱いました大和都市管財の問題しかり。さまざまな面で貯蓄から投資へという、そして大臣も、何より、東京駅の周りを英国のシティーに...全文を見る
06月13日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○古本委員 おはようございます。民主党の古本伸一郎でございます。  委員長のお許しをいただきまして、資料もお配りをさせていただきながら、財政、金融全般に対しまして、今通常国会を通じましていろいろと惹起された問題について、この際棚卸しをさせていただければありがたいなというふうに思...全文を見る
○古本委員 つまり、金利で食っていける世帯なんというのは、恐らく、日本の世帯数が合計でどのくらいあるのか承知しませんが、ほんの一握りというか、一粒だけだと思いますよ、金利で食っていけますというような、そういう幸せな人は。  だから、そこの、金利が低かった分財布を痛めたというのは...全文を見る
○古本委員 きょうは、総裁が政策決定会合直前ということで国会には来れないという期間に当たりますので、事務局に来ていただきましたけれども、くれぐれも、今後とも、上げていくんだというおつもりがあるのであれば、その前提として、ストックベースの国全体の資産、国民のたんす預金も含めた預貯金...全文を見る
○古本委員 その品質を上げていく上で、証券取引等監視委員会のこれまで以上の頑張りやあるいは期待は国民的に大きいと思うんですね。  そういう中で、お配りした資料の一をごらんいただきたいと思いますが、残念ながらまたしても起きました三菱東京UFJの業務改善命令の事案であります。  ...全文を見る
○古本委員 これはいつ発覚したんですか。
○古本委員 では、去年の五月に調査着手ということですが、今回問題になっている件数は報道によれば約百件ぐらいということなんですが、それはいつからいつの期間で、約百件と報道されていますが、具体的に何件ですか。  それで、旧UFJ系の支店であったのか、旧東三系であったのか、どっちです...全文を見る
○古本委員 監視委員会並びに金融庁監督局、今頑張っておられますけれども、言っていただいたとおりなんですね。検査に入り、そして指導をし、しっかりしたマニュアルといいますか再発防止ができていたUFJ系はわずかに一割じゃないですか、十件。それで、検査に入っていなかった東三系が八十九件と...全文を見る
○古本委員 だめですよ。何言っているんですか。平成十年から十四年は検査したんですかと聞いているんですよ。答えていないじゃないですか。
○古本委員 いや、少なくとも今、金融庁が答えたじゃないですか。しっかり我々が検査すれば、UFJについては再発防止のマニュアルをきちっとつくっていた、それが合併によって東三側のマニュアルを使ったためにこういうことをしでかしちゃったと金融庁が言っているじゃないですか。したがって、過去...全文を見る
○古本委員 いやいや、ですから、金融庁が今おっしゃいました、ちゃんと検査さえすればこういう問題はきちっと洗い出して、各銀行とも、こういうふうだとよくないんで、こうやって改善していこうよと。  いいですよ、事後的チェック、いろいろと事前のがんじがらめより、そういうふうに変えていく...全文を見る
○古本委員 では、今回おやめになる三人は、どういったところに再就職されるんでしょうか。
○古本委員 今度新たに国会同意人事ということで、今、議院運営委員会に付託されております新しいお三方について、もちろん、立派な経歴だというものはちょうだいしています。  ただ、個別の証券会社にいた、あるいは個別の公認会計士をやっておられたという方が、過去にどういうクライアントを持...全文を見る
○古本委員 いや、これはお互いに、検査を受ける側とする側、行政処分を執行する側と受ける側、課徴金納付命令を出す側と支払う側、場合によっては刑事事件として立件する側とされる側。これほど、しかも、これはみんなリーガルセクションじゃないですか。例えば、ばりばりの営業マンとなって仕事をと...全文を見る
○古本委員 いや、大臣、どんなきれいごとで説明しても、これは誤解を招きます。  事実、きのう、大臣が信奉されておられる安倍総理をもってして、公安調査庁の元長官の再就職問題に不快感を示しておられるじゃないですか。これは似たような話ですよ、ビジネスモデルとしては。検査する側、される...全文を見る
○古本委員 いや、それは違いますよ。今、日銀は、低金利で国民の財布を痛めた、これから引き上げるんだと。それはどうぞ、日銀のお考えでしょう。他方、住宅ローンで財布が痛む人の痛み度合いの方が、金利が上がることによる預金金利で食っていける人なんかよりよほど多いですよという指摘をしました...全文を見る
○古本委員 いや、ですから、時間内はゼロだった。時間外になって取るようになった。時間外という概念がなかったんでしょう、昔は。時間外も、サービスを拡充していって、早朝とか深夜とか引き出せるようになった。便利ですよ。  では、聞きますけれども、夜の九時以降になったら、機械の中にだれ...全文を見る
○古本委員 時間が参りましたので締めたいと思いますが、こういう違反の事案があった、その違反の行政処分の事案があった。これは金融庁をもってして調べれば、検査さえしていれば未然に防止できたかもしれない。  過去、検査していない期間があるんですよ。それをやるのかと聞いたら、うんともす...全文を見る
○古本委員 この問題を強く提起して、終わりたいと思います。ありがとうございました。
○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  午前に引き続きまして、財政、金融全般に関する今国会でいろいろと惹起された問題につきましてお尋ねをしてまいりたいというふうに思います。  午前中、少し同意人事の関係で監視委員会の話を申し上げましたが、お残りをいただいた預金保険機構...全文を見る
○古本委員 委員長、そろっていないなら始めないでください。時間を返してもらいたいですよ。
○古本委員 隔月開催のようでありますが、それでいいんですかと聞きました。預金保険機構の理事会、運営委員会。
○古本委員 平成十八年で見れば、五月は一回も開催していませんね。それから九月も一回もありません。それから十二月も一度もありません。年明けて、二月も一度もありません。  それで、皆様は幾らいただいているんですか。理事長で年収二千二百万。世の中、こんなおいしい話はないです。国民は塗...全文を見る
○古本委員 事ほどさように、監視委員会の話も、午前中、問題提起いたしましたが、私ども野党の立場からすれば、ペーパーだけがどんと来て、年収二千万プレーヤーになる天下りの人を中心とした、あるいは元検事の方とか公認会計士とか、社会的に地位の高い方なんでしょうけれども、何をされているか、...全文を見る
○古本委員 義務者というのはどういう方ですか。
○古本委員 その規模は何人ぐらいいらっしゃるんですか。
○古本委員 その五百万人くらいという内訳は、個人の方もあれば、いわゆる従業員を持っておられる法人の事業所の一法人というカウントも入れてだと思うんですが、それを仕分けるとどういう分布になりますか。
○古本委員 その三百万人程度の法人に大体何千万人ぐらいが勤めておられる、つまり給与所得者であるというふうに承知をなさっておられますか。
○古本委員 つまり、「平成十九年一月から「源泉徴収税額表」が変わります。 国税庁」、この資料は、基本的に、源泉徴収を実務となさっておられる、いわば国に成りかわってやっておられる企業の人事部の人事課係員さんや、あるいは、中小零細事業者であれば、そこの経理の担当をしているおっかさんや...全文を見る
○古本委員 では、続いて資料の八の二をごらんいただきたいと思うんですが、この紙は、実は現物はカラーです。両面刷りになっておりまして、裏を見ればそういうふうなしつらえになっていまして、皆様には白黒で恐縮ですが、これをひっくり返すと裏面になっています。つまり表裏一体の資料でありますが...全文を見る
○古本委員 いや、次長、それはだめですよ。一枚目の紙に何て書いているんですか。定率減税が廃止されることに伴い、平成十九年一月以降に支払うべき給与や賞与の源泉徴収の云々と、主語は定率減税の廃止から始まっているじゃないですか。何で話がいきなり税源移譲の話にすりかわっているんですか、紙...全文を見る
○古本委員 大体、国税が、聞いてもいないことを饒舌に冗長的に語るときは何かあるんですよ。聞いていないことまで答えていますよ、次長。「給与所得者の皆さんへ」というこの資料は、つまり、全国四千万人のサラリーマン向けに配ってもらいたいという思いで、企業の人事部とかを経由して配ってくれと...全文を見る
○古本委員 いや、次長、うそをついちゃだめですよ。資料の十六の一と十六の二を見てください。何ですか、この資料は。国税庁長官の名前で出ているじゃないですか。税源移譲のことについてあまねく国民に告知してくれと、国税局長あてに文書が出ているじゃないですか。十六の二、全国国税局長会議資料...全文を見る
○古本委員 委員長、これは悪質なんですよ。財務大臣がさっきやじっておられましたけれども、これは悪質ですよ。  なぜならば、定率減税というのは、今まで入っていた人は全員減税なんです、制度減税ですから。どうしても低所得層の人には、もともと所得税が発生しない人には減税しようがありませ...全文を見る
○古本委員 きょうは広報のことを言っていますので。制度の話に入ると言いたいことは山ほどありますけれども。  では、返す刀で、法人税はどういう扱いにするんですか。あるいは、いわゆる金持ち優遇と言われているキャピタルゲイン課税の問題はそのままじゃないですか。あのときパッケージで議論...全文を見る
○古本委員 それでは、その総額が決まる過程において、社保庁としても努力をして、みずからの無駄を省き、そういう効率的な調査をしていく中で結果的に必要な予算なりが決まり、足らない分は財務大臣に頼んで補正を組んでもらう、こういうおつもりかどうか。そういう業務の流れをちょっと確認したいん...全文を見る
○古本委員 今、世論の風もきついですし、メディアも大変取材をなさっていますから、ここでとっぴな数字を言うと気が引けるという気持ちはわかりますよ。ただ、現実的に、五千万件を三百六十五日寝ずに突合作業したとして、一日に何件処理するんですか。これは割ればいいですよ、一日十三万件強でしょ...全文を見る
○古本委員 全く答えていません。  当委員会は、当然に歳入委員会、税制を決めていく委員会です。歳出は予算委員会になると思いますから。さりとて、財務大臣は、今後税制のつかさを握るお立場にあります。この委員会におきましても、社保庁のこの問題で補正を切らなきゃいけないのか、新たな財源...全文を見る
○古本委員 せっかく社保庁の皆さんが今苦労してやっておられる中で、どうぞと言っているのに、何をそう無理なさるんですか。  資料の十四をごらんいただきたいと思います。  これは皆さんおなじみのグリーンピアです。大規模年金保養基地の建設に要した費用。二千億使ったものを四十八億でた...全文を見る
○古本委員 大体、どこの会社に、自分のところの身銭切って、二千億使ったものを四十何億でたたき売って、何の痛みも持っておられない団体があるんですか。そういうところなんですよ。  社保庁の長官が、歴代、渡りで何億円という話で国民は腰が抜けました。一夜明けて、けさ、さらに腰が抜けまし...全文を見る
○古本委員 つまり、多分ひもじい思いをされていたんじゃないと思うんですよ、結構取っておられますから。問題は、なぜ退職した後に、弁護士になったとはいえ、国家の機密の中枢を握っておられる公安のトップに君臨した人が、事もあろうに、これは安倍総理じゃなくたって、国民みんな気分を害していま...全文を見る
○古本委員 いや、ノウハウと識見が請われて行っちゃいけない部署なんですよ。公安調査庁長官はノウハウはありますよ、それは。内偵から何から、全部のノウハウを持っていますよ。その人が、行っちゃいけないところに請われて行っちゃいけないと言っているんです。  まさに、監視委員会の何とか検...全文を見る
○古本委員 はい、まとめます。  与党の税制大綱に入った、政府税調で議論した、それで法改正が十二年の四月に行われた。この人が香港に移って生前贈与を受けたのは、その法律が変わる直前ですよ、十一年の十二月二十七日の贈与。こんな離れわざはできませんよ、普通は。  武富士に財務省から...全文を見る
06月15日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
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○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  衆議院規則に基づきまして、当委員会の所属委員の五分の一以上の賛成をもって、ただいま、本日十一時四十五分過ぎに、まことに残念でありますが、財務金融委員会委員長伊藤達也君に対します不信任に関します動議をただいま提出させていただきました...全文を見る
○古本委員 審議半ばにおきまして、突然質疑を終局し、採決を押し切ろうとした一幕もございました。
○古本委員 その際は事なきを得たものの、今後二度とこのような乱暴な運営はしないと委員長はおっしゃいました。
○古本委員 それにもかかわらず、文字どおり、舌の根も乾かぬうちに再度採決を強行しようとする委員長は、委員長として不適格であると申し上げざるを得ません。  以上、これが本動議を提出する理由でございます。  委員各位の賛同を強く求め、提案理由といたします。(拍手)
10月24日第168回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございました。  また、額賀大臣におかれましては、G7、大変お疲れさまでございました。それから渡辺大臣におかれましては、御留任、まことにおめでとうございます。  昨今の、例の厚労省のフィブリノゲ...全文を見る
○古本委員 例えば、この四十九本それぞれ見ますと、多分、玉石入っていると思います。非常に国民生活にとって資する話もあれば、もしかしたら特定の業界団体だけに資する政策減税も入っているかもしれない。これを、私どもは、形を変えた補助金だというふうに位置づけておりますが、その効果さえわか...全文を見る
○古本委員 私が御指摘申し上げたのは、四十九本の一つ一つ、きょうは申し上げませんが、どれだけの政策減税効果があり、どういった業種のどういった人々がその恩典にあずかったかという検証ができないんです。検証ができないままに、もう何十年もこの租特というのは、ほぼ自動的に継続されてきている...全文を見る
○古本委員 そこで、日本の国富が官公部門に吸い上げられているという論を展開する方もいらっしゃいますし、昨今のあの防衛前次官の問題なんかに直面しますと、これはあながち外れていないなという感じもいたします。  きょうは防衛省にお越しをいただいております。ところで、話題のインド洋での...全文を見る
○古本委員 それでは、日本の港を出ていくときに積み込む油はどこから買って、そして、遠くインド洋の向こうのアラビア半島の手前あたりで展開しているわけでありますから、それはどこから買っているんでしょうか。
○古本委員 現地の企業から買っている。これは間違いないですか。
○古本委員 これは外務省の事務次官の言葉をかりれば、ハイオク仕様の日本の油でなきゃ船は動かないんだ、物すごく特殊な油であるんだということでありますが、そういった特殊な油は技術的に、まあ、国内だと軽油二号、いわゆるNATO軍標準でいけばF76、この油について、防衛省の技術官僚の方は...全文を見る
○古本委員 その商社というのは何という商社なんでしょうか。そして、それは随契なんですか、入札なんですか。
○古本委員 委員長、きょうは、その商社が何のたろべえさんかというところはここまでにいたしますが、当委員会にぜひ資料の提出を求めたいと思います。理事会でお諮りいただきたいと思います。
○古本委員 なぜならば、これは国民の税金を使って総額二百数十億円の油を、諸経費を入れると総額五百九十億円近いお金で差し上げに行っているわけでありますので、その油をどこから買ったかということは、実は、財務省主計局が、二〇〇一年のアフガン以降に、インド洋で特措法を措置して船を出すとお...全文を見る
○古本委員 つまり、防衛省に関してはブラックボックスだということを言っておられるんでしょうか。  財務省主計局にあれほど優秀な主計官が大勢いらして、大変厳密な査定をしておられるというふうに伺っております。しかも、これは話題の油であります。累次にわたり国会でも取り上げられておりま...全文を見る
○古本委員 それでは、その商社に防衛省からどなたか天下りなさっていますか。
○古本委員 これは、今もう連日、新聞の第一面で文字が躍っている前次官の問題があるわけですよ。主計局に言わせれば、防衛省の技術官僚が査定した中身については御信頼申し上げていると言っているんです。その舌の根も乾かぬやさきに、次期輸送機のエンジンについては、これは今後国会にもお越しをい...全文を見る
○古本委員 この油の関係、防衛省の関係で、十六機関の随契六割という、これは参議院の議長名で調査要請があったものの回答が先ごろありまして、会計検査院も大変御苦労なさったと思いますが、大変立派なレポートを出しておられます。これは、二〇〇六年の四月から十二月分の締結した随契を調べた中身...全文を見る
○古本委員 ありがとうございます。  つまり、財務省の仕組みというのは、大臣、これはおもしろいことに気づいたんです。主計局が予算をつける、査定を入れる。防衛省の次期輸送機のエンジンは幾ら、インド洋の油は幾らとつけますね。それで、つけた先は、何に使ったかというトレースはしようがな...全文を見る
○古本委員 このインド洋での油の話は、巷間に情報は大変あります。  これは、DESC、ディフェンス・エナジー・サポートセンター、合衆国国防省のエナジーセンター、要するに、各国に展開する部隊への燃料支援部隊のホームページに全部出ています。  この中で、いわゆるイラク攻撃の作戦に...全文を見る
○古本委員 この油の話は、恐らく今国会の最大の争点でありますし、引き続きやるということになれば、これは、血税を投入して油をまた買いに行って、しかも、買っている先はだれかわからない、なぞのような話。予算をつけている主計局は、防衛省を信頼していますから、どこかはあずかり知りません。こ...全文を見る
○古本委員 大臣、これはもう、先ほどのシビリアンコントロールならぬ、例の、フィブリノゲンのファイルが実は出てきましたとか、倫理監督官たる事務次官がやっておったという話なんです。これはもう冗談じゃないですよ。  ぜひ、両大臣の所管に関して言えばそういうことがないということを一度精...全文を見る
○古本委員 その上で、両大臣のこの問題に対する御決意と、先ほど申し上げました、額賀大臣に、公共調達の適正化に向けて各省、各担当大臣に改めて徹底してくれということをきちっとやり、そしてみずからもフォローされる御決意がありやなしや、お伺いしたいと存じます。
○古本委員 歳入委員会たる当委員会が税制を今後議論していきます。決めた税に基づいて国民の皆様から血税をお預かりし、財務省がそれを配分します。そして、それが何に使われたかということは、後は各省に任せていますではまかり通らない。残念ではありますが、そういう局面にいよいよこの国もなって...全文を見る
11月06日第168回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  大臣におかれましては、連日の御対応、大変お疲れさまでございます。  閣法でございます報酬並びに俸給等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、冒頭、若干質問させていただきたいと思います。  先ほど来、与党の先生方からも、...全文を見る
○古本委員 その点はそのとおりだと思うんですが、そうしますと、任官、登用されてから、いろいろな地方を回り、あるいは都市部の裁判所に来たり、検察庁に来たりというローテーションが当然あろうかと思うんですが、配属になって扱う事案が、傾向として非常に困難をきわめる事案が多い、そういう偏差...全文を見る
○古本委員 実は、公務員でいらっしゃいますから、裁判官あるいは検察官の皆さんも、定年後の再就職の状況やら、そういう観点で見れば、在職中に得られた生涯賃金といいますか、生涯収入が自分の社会的地位なり、あるいは国家、社会に貢献したものに見合っていないという何とも言えない思いがどこかに...全文を見る
○古本委員 何かドラマの見過ぎかもしれませんけれども、同期で同じ法曹に入った人で、よく法廷が終わった後に、御飯を食べたりすると、大体らつ腕弁護士の方がおごったりしているじゃないですか。ああいうところで、ある意味で寂しい思いをさせていいのだろうかという問題意識でありますので、対等に...全文を見る
○古本委員 うろうろの程度をお尋ねしたいんですが、どのくらいおるとうろうろということになるんでしょうか。
○古本委員 テロリストが我が国の領土、国内をうろうろしているんですと大臣がおっしゃるんですから、そうなんでしょう。公安も今是認されたというふうに受けとめました。  そういう方々を捕まえる、あるいは何らかの形で追跡、尾行する、こういったことを担当するのはどこなんですか。これは、も...全文を見る
○古本委員 大臣、少なくとも、そういった者が国内をうろついているんだと法務大臣がおっしゃったことが、これだけ影響を大きくしていると思うんですね。当然、公安は法務大臣の配下ですよね。公安に今後しっかりやっていただくということなんでしょうけれども、当然、警察との連携もあるんでしょう。...全文を見る
○古本委員 密入国で、漁船か何かで上陸してきた限りは指紋のとりようもありませんから、そういう御指摘だと思うんですが、それはまた、そういうやからがおるということを是認されていますか、そういう人がおるんだということを。
○古本委員 そういう意味では、大臣の配下という意味では、きょうは入管も来ていただきましたので、最後に、バイオメトリックス、日本の入管はフィンガープリントでとるというのも結構なんですが、技術的に指紋というのはつくりかえることはできるんですか、できないんですか。  さらに言えば、日...全文を見る
○古本委員 大臣におかれましては、ぜひこのことでの御発言は今後はよくよくお考えになって御発言いただくことを、いたずらに国民を動揺させないように切に願うばかりでありますし、内閣を挙げて、うろうろしていないように対応していただくことをお願いして、終わります。  ありがとうございまし...全文を見る
11月21日第168回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。大臣におかれましては、連日、大変お疲れさまでございます。  それでは、私からもただいまの問題につきまして、まことに残念でありますけれども、引き続き取り扱いをさせていただきます。  当委員会は歳入委員会でありまして、大臣、これから、税...全文を見る
○古本委員 私は、昨日の段階で、十二月四日の大臣の夜の行動について教えていただきたいと聞いています。したがって、同僚議員が先ほどおっしゃっておられました料亭の屋号を初め、あずかり知りませんので、そういう意味ではそことの連関性に私は関心がありません。四日に何をされていたのかと昨日聞...全文を見る
○古本委員 先日、証人として国会に守屋さんがお越しになったときに、こうおっしゃっています。  額賀さんとのあれははっきり覚えておりまして、昔の国防省のアワーが日本に来たときに、何人かが、神田の料亭だったと思いますけれども、集まったところに私が行きましたら、そこに宮崎さんが来て、...全文を見る
○古本委員 いや、私は、その何とか家さんという屋号のお店は関心がないんです。大臣の四日の行動を聞いているんです。  それは、国会で今国じゅうが話題になっている守屋証言なるものがあって、その守屋さんが、アワーさんが来たときに額賀さんと会食したと言っているんです。事実はこれだけなん...全文を見る
○古本委員 わかりました。では、十二月四日は、御家族と極めてプライベートな会食をなさっておられた。わかりました。  では引き続いて、今、その後に勉強会もおっしゃいましたね。申しわけないですが、どんな勉強会ですか。
○古本委員 では、その勉強会の場所とメンバーを教えてください。
○古本委員 四日はそういうことですね。ちょっと後で戻りますけれども、私はきのう通告していますから。  六日はどうですか。六日の夜は何をなさっておられましたか。
○古本委員 では、四日の勉強会の場にも、同様に、今話題になっている宮崎氏、守屋氏、アワー氏はいなかった、こういうことでよろしいですか。
○古本委員 そうしますと、大臣、これはそれぞれの行動が、もちろん大臣もプライベートな部分もありますし、何よりも十二月のこの時点では大臣ではおられませんから、私人と公人の線引きということもあると思うんですね。ですから、大臣のそういった行動を、どこまで、どうやってこの場で確認をとるか...全文を見る
○古本委員 それでは、きょうは法務省もお越しいただいています。  今警察庁がおっしゃったのは地方公務員法の三十四条。なぜならば、SPは東京都の職員であるからですね。三十四条によれば、「職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。」ということになっております。一方で、「法令に...全文を見る
○古本委員 個別の話ではなくて、事務次官という方は何人もいらっしゃって、そういう方が、何省でもいいんですよ、調達先のメーカーさんと会食をし、ごちそうになり、場合によっては金品をもらい、それによって調達先の政策がゆがめられた、随意契約で。こういう場合は何罪になるんですかと聞いている...全文を見る
○古本委員 法務省、今、これは国がひっくり返るぐらいの大問題になっているんですよ。  これを聞きます。事務次官の職務権限として調達機能はありますか、決定権はありますか。これは職務権限ですか。
○古本委員 では、これは防衛省。防衛省設置法に基づく事務次官を置いていると思いますので。  防衛省の事務次官は、調達に際し、決裁権があるか、職務権限があるか。答えてください。ないなんて言ったら冗談じゃないですよ。一体だれにあるんですか、権限が。答えてください。
○古本委員 残念ながら時間が迫っていますので。  これは、もうこの委員会の部屋にいる皆さんは、事務次官なりあるいは装備局長なり、さらにはその指揮命令者である担当大臣なりは、当然に、その各省各庁が調達する物品に関して、あるいは役務の調達に対して権限はありますよ。過去の判例を見たっ...全文を見る
○古本委員 まだ答えてないですよ。  職務上知り得たことを教えてくださいと、この国会の場で、つまり委員会で議決すれば、その方はここに来て、書類を出すなりお話を聞くことができる、こういうルールになっているというふうに承知していますが、これは正しいですか。
○古本委員 では、これは議運も経験なさっている委員長に計らいをお願いいたしますが、当委員会で議決をすれば、所要の措置を講じた上で、この当該の警護官からの、あるいはその人自身じゃなくてもいいですよ、警護日報みたいなものがあるでしょう、ああいうものを求めることができる、あるいは、当人...全文を見る
○古本委員 ありがとうございます。では、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  なぜならば、これは、国家の安全を担当していた責任者であった事務次官が疑惑の渦中にあるんですよ。その事務次官が、実は、今申し上げたような職務権限を背景とする、調達政策をゆがめたんじゃないかという疑惑の...全文を見る
○古本委員 では、大臣、再度確認をとりますが、守屋さんがうそをついているんですね。
○古本委員 大臣に、日本国の財務大臣にぬれぎぬがかかろうとしているんですよ。ぬれぎぬだと言ってくださいよ。  どっちが正しいんですか。もう一度お願いします。
○古本委員 先ほど来、ジェームズ・アワーさんのことをジムと呼んでおられます。ニックネームで呼ぶほど、大臣はこの方と懇意なんじゃないんですか。  なぜジムと呼んでいるんですか。
○古本委員 最後にお尋ねします。もう時間が参りましたので、同僚議員に迷惑をかけます。  宮崎、守屋それから山田、それぞれの御三家というかファミリー、山田オーナーのファミリーそれから守屋ファミリー、宮崎ファミリーとおつき合いはありますか。おつき合いというのは、大臣の感覚で結構です...全文を見る
○古本委員 このそれぞれの御家族のお父さんというか御本人とは、ゴルフをしたぐらいですから面識はあるんだと思いますが、奥さんやあるいはお子さんとも、面識もないし会食もしたこともない、これでよろしいですね。
○古本委員 宮崎、守屋、山田のそれぞれの御家庭に招かれたことはないんですね。
○古本委員 守屋家にもないんですね。
○古本委員 ありがとうございました。  委員長、これで終わりますが、本件は、今理事会でのお計らいをお願いしたように、大臣を御信頼申し上げたいですし、今後の各般にわたる我が国の財政の議論をしていく上で、責任者として尊崇の念を持って大臣と議論したいんです。その意味で、今入り口でふん...全文を見る
○古本委員 終わります。ありがとうございました。