古本伸一郎

ふるもとしんいちろう

小選挙区(愛知県第十一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

古本伸一郎の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第183回国会 衆議院 本会議 第11号
議事録を見る
○古本伸一郎君 私は、提出者を代表して、消費税率の引上げが国民生活及び我が国の経済に及ぼす影響を踏まえ早急に講ずべき措置に関する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  民主党、自由民主党、公明党は、社会保障・税一体改革の残された課題につきまして、年明け早々より、二十五年度改正の項...全文を見る
03月19日第183回国会 衆議院 議院運営委員会 第14号
議事録を見る
○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  きょうは、お疲れさまでございます。  早速ではありますが、平成十五年より国としても財務書類を作成しているんですが、私ども民主党としては、これを法的に担保するために、公会計法案の提出を検討しております。国の財務情報を整備し、開示を...全文を見る
○古本委員 今、会計について素人という話がありましたが、経歴を拝見いたしますと、私の秘書が若手弁護士の秘書なものですから、民法の世界では御著名だということだそうなんですけれども、検査院は国から独立した機関であって、天皇陛下の認証を受ける大変重たいポジションであって、素人と言われる...全文を見る
○古本委員 一回を限りとして再任ができるわけでありますので、そう遠慮なさらずに、しっかりとやっていただければいいと思うんですけれども。  要は、能力、成果が発揮されたかどうか。会計検査院法の六条によれば、心身の故障あるいは業務上の規律違反などがない限りは退官はないわけであります...全文を見る
○古本委員 終わります。  ありがとうございました。
03月19日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
議事録を見る
○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  きょうは、まず関税をお尋ねしてまいりたいと思います。閣法として出ております関税定率法等の一部を改正する法律案でございます。  関税は、日切れ関係でもありますし、国民生活に大変影響を及ぼす事柄でありますので、私ども民主党としても、...全文を見る
○古本委員 続いて、今回の改正の一つの目玉だと私は受けとめておりますけれども、輸入取引をするために支払われる特許権等の使用の対価、こちらについても新たに関税がかけられるというふうになるやに承知しております。  その際に、取引価格である、支払いが発生するBツーBとの関係に加えて、...全文を見る
○古本委員 今、局長から答弁いただきましたが、やはり、書類を精査したり、非常に高度な通関業務が今後さらに求められると思いますし、せっかく特許料にこういう関税を、さらに課税を強化していくというのは当然のことでありますので、そういった要員をさらに確保していくという意味において、関税職...全文を見る
○古本委員 前向きに考えていただけるというふうに受けとめました。  それでは、閣法の関税定率法の関係は以上にさせていただきまして、所得税法等の一部を改正する法律案、閣法及び、衆法で出させていただいております私どもの議員立法についてお伺いをしてまいりたいと思います。  消費税と...全文を見る
○古本委員 当時、民主党執行部にいらっしゃった松本税調会長に少しお尋ねしたいと思いますが、大変な党内の議論があった中で、この二つの、今成立させるべきか否かという議論のときに、最終的に前者を選んだというプロセスの中で、せっかくの機会でありますので、何か当時の感想がありましたら、松本...全文を見る
○古本委員 当時、私どもの党内の議論ではありますけれども、今回、自民党の先生方、維新の会の先生方、みんなの党の先生方、一回生の方々が大変多く上がってきておられますけれども、連日の議論の中で、本当に、私どもの惜敗した、涙をのんだ今回の選挙で、一回生ほどに、将来にツケを送りたくない、...全文を見る
○古本委員 もう一度お尋ねします。  消費税収は、一〇ポイント段階で約十三兆入るんだろうと思いますけれども、これは社会保障に充てる。その上で、ボンドの発行の余力ができたと安倍内閣が理解した場合、それは財政再建の方に回すのか、公共工事に回すのか、どちらでしょうか。
○古本委員 松本税調会長にお尋ねします。  今、大臣からは、ボンドの発行余力が消費税収が入ることにより確保された暁には、公共に回すものではないというふうに受けとめましたけれども、民主党の考えを改めて確認したいと思います。
○古本委員 今、麻生大臣と松本税調会長の答弁をフラットに聞けば、同じことを言っているように理解をするわけであります。今後、予算編成、今年度の補正、本予算と議論をしてきておりますけれども、いわゆる消費税という大変大きな負担を国民に求める以上、これは、国民監視のもとで私たちは国会で予...全文を見る
○古本委員 社会保障に全額充てるとするならば、誰しも、出産、子育て、あるいは、年老いていったならば介護、それぞれのライフステージに応じて社会保障の恩恵にあずかります。消費税をそれに充てるということは、購買力に応じて納税額は変わってまいりますから、実は、低所得者ほど社会保障が、お金...全文を見る
○古本委員 実は、その観点は、我が党内でも議論が大変分かれました。それをストレートに言うと怒る方もいらっしゃるけれども、厳密に計算すればそういう意見もあるということなんだと思うんですね。  ということは、この消費税を導入して一体どういう社会を描きたかったのかという議論になると思...全文を見る
○古本委員 つまり、やはり消費税をお願いする以上、その先にある、つくりたい世の中みたいなものを、これは与野党を問わず、お互いに共有し合わなければ、税を通じて社会をつくっていく力は税にはございますので、それをお互いにどうやって共有するかと同時に、国民の皆様に御理解いただくかというの...全文を見る
○古本委員 公平であり透明であり納得感のある税制というのが、手前どもの税の基本的考え方です。その中から、今、松本会長から御答弁いただきましたが、経済の観点も大変重要だと思います。  それでは、事実関係を主税局に確認してまいりたいと思うんですが、実は、経済音痴という大変厳しい御批...全文を見る
○古本委員 そうなんですね。  一八ポイントからさらにと。実は、当時のマニフェストに一一ポイントまで下げると書いていたんです。これは三千億かかる。党内で大議論になった結果、最終的に一五ポイントで落ちついたんですけれども、日夜、本当に町工場で頑張っておられる中小零細の経営の皆様を...全文を見る
○古本委員 ありがとうございます。  加えて、この透明感、納得、公平のところで申し上げますと、公平であり納得に当たるんでしょうか、延滞税の問題も随分指摘をさせていただきました、私どもが与党時代に。  世の中が大変低金利になっている中で、依然、十数ポイント、七ポイントだったでし...全文を見る
○古本委員 公平、透明、納得の、この透明の中で、党税調が物事を決めて、いわゆるインナーで、それで、ここでは説明責任がないという仕組みがどうなのかという議論を、我々野党時代に夢描き、晴れて与党になれたときに政府税調に一元化をいたしました。ですから、ここにいらっしゃる安住前大臣におか...全文を見る
○古本委員 では、議論を受けていただけると受けとめましたので、入りたいと思うんですが、きょうは各省お願いしています。  巷間、経済系の新聞でさえ、何やら、企業に頼まれた減税だという論調があって、個人的には噴飯物だなと思って読んでいるんですが、例えば、住宅の対策を打つというものは...全文を見る
○古本委員 答えになっていないですよ。  何も、どこどこ工務店とか何とかディベロッパーのための減税ではなくて、ユーザーである最終的な納税者のための、一生に家一軒ですよ、サラリーマン、夢のマイホーム、これを買おうかという若年層の人に、消費税をまるっきり負担できるのかという話ですよ...全文を見る
○古本委員 では、次に、経産省に期待しましょう。車に関してですよ。  きょうもまた、紙が多くなるとよくないので資料を絞りましたけれども、これは経産省からいただいているデータ、国交省と経産省を読み上げると、きょう先生方大勢いらっしゃいますけれども、愛知、岐阜、栃木、茨城それから福...全文を見る
○古本委員 いまいちですね。国民負担軽減だと思うんですけれども。  では、提出者に少しお尋ねしていきたいと思います。  三党協議のときに、この自動車取得税が二重課税じゃないかという我々の論旨に対し、総務省、きょうも呼んでいますけれども、実は流通税であるからにして二重課税には当...全文を見る
○古本委員 お配りした資料の七分の六に、自民党大綱が書いてあります。与党大綱ですね。この中に、自動車取得税は一〇%段階で廃止するというふうに書いていらっしゃるんですけれども、その際には、自動車税において、他に確保した安定的な財源と合わせ、地方財政へは影響を及ぼさないと書いておられ...全文を見る
○古本委員 地方税は、改正のニュアンスがあって、意味合いがあって、それで、とりわけ排気量に応じた課税になっておりますので、自動車税については資産価値に見出した課税であると言っておられたというふうに理解していますけれども、よろしいですか。
○古本委員 そうすると、自動車取得税という流通税、百歩譲って流通税としましょう、この流通税を廃止した場合に、その分の歳入欠陥を資産税である自動車税で賄うと。つまり、取得税を廃止した途端に、何やら自動車の資産価値が急に上がる、こういう理解でよろしいですか。
○古本委員 結局、麻生さん、こうなるんですよ。きょうは審議官には気の毒でしたけれども、私もよく知っておる人ですから大変心苦しい面がありますけれども、これは総務大臣を呼んできたって一緒ですよ。党が決めたことだから知りませんになるんですよ。  松本提出者、このやりとりに、ぜひ御所見...全文を見る
○古本委員 ありがとうございます。  我々は万年野党で、与党になった際に、こういう透明な議論をしようと文学青年みたいなことを本当に思って、本当にやったんですよ。結果、いろいろな議論が惹起され、今日に至っているんですけれども。やはりこういう答弁は、今回上がってこられた自民党中心の...全文を見る
○古本委員 車と加えて、住宅の問題もございます。  住宅に関しては、先ほど玉木委員から、中低所得者層の対応をしっかりと、ローン減税で引き去り切れない分をしっかりという話がありました。国交省も歯切れが悪かったと私は受けとめていますけれども、今、物すごく住宅ニーズというのは多様化し...全文を見る
○古本委員 加えて、今回着目しているのが医療の関係であります。  結局、これは私どもの反省です。三年間の与党のときに、実はこの医療の損税の問題というのは、具体的には手をつけ切れなかったんですね。結果、八ポイント段階、一〇ポイント段階で、診療報酬で対応するというふうな整理になって...全文を見る
○古本委員 何か歯切れが悪いですが、要は、八ポイント、一〇ポイント、ともに診療報酬で対応するという方向感だと言われたというふうに受けとめましたが、実は、自民党の今回の与党大綱の医療のところは、医療に係る税制のあり方については、今後、総合的に検討し結論を得るというふうになっているん...全文を見る
○古本委員 ということは、医療に係る税制全体で議論し出すと、例のみなし控除の五千万の話なんかもあるわけですよ。これも聖域なく切り込んでいけるのか、自由民主党ができるのか。医師会を敵に回して、できるのかという話があるわけですね。  私どもは、本来、非課税という言葉に元年のときに医...全文を見る
○古本委員 その際に、行き着くところ、医療の軽減税率があるのかという議論になると思うんです。  軽減税率といえば、今、自公の皆様は、複数税率がいいというお立場に立っておられますけれども、消費税全体の話ですね、これはデメリットは非常に大きいと私たちは思っております。  衆法提出...全文を見る
○古本委員 ありがとうございます。  今回、附則に大きく四つの観点が加わったわけでありますけれども、サラリーマンという観点で何かできないかということで議論してまいりました。  結果、附則百八条に入ってきたんですけれども、資料の最後のページを見ていただくと、裏表紙です、特定支出...全文を見る
○古本委員 では、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  時間が来たから終わりますけれども、実は、麻生さん、租特は、政策減税だけじゃなくて政策増税なんですね。政策増税しているのが、実は自動車関係税と交際費なんです。はっきり言って、政策増税しているのはこの二つだけなんです。だから...全文を見る
03月22日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
議事録を見る
○古本委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、内閣提出の所得税法等の一部を改正する法律案に賛成の立場から討論を行います。  民主党は、社会保障・税一体改革に係る積み残し課題について、自民党、公明党と協議を行ってまいりました。  結果、所得再分配の観点から所得税の最高税率の見...全文を見る
○古本委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     所得税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。   申告件数の増加、滞納状況の...全文を見る
04月24日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
議事録を見る
○古本委員 おはようございます。民主党の古本伸一郎でございます。  議題となりました法律案につきまして二、三質問してまいりますが、冒頭に、本法案につきましては、私ども民主党政権時代にも議論した案件でもありますし、賛成の立場で質疑をさせていただきたいというふうに思います。  ま...全文を見る
○古本委員 いわゆる文化活動や国際相互理解促進目的ということで、現在、百八十億を超える基金事業が続いているというふうに承知をしてございますけれども、議論の途中に、政府の中で、これを国庫に帰属させるという判断はなかったんでしょうか。
○古本委員 基金を承継させた後に、これは運営を、運用と言った方がいいんでしょうか、していくわけになりますが、大阪財界も推薦をしているという方々の運用になるんでしょうけれども、これは適切な運用になるという考え方について、あわせてお尋ねしたいというふうに思います。
○古本委員 現在、東京オリンピックの招致も含めまして、今後とも政府としても大きな事業を考えておられると思いますし、私ども民主党としても、国家的な、大変国民がわくわくするような事業をやっていくということはまことに賛成でありますけれども、問題は、イベントを行った後に、結局、施設の取得...全文を見る
○古本委員 政務官、どうもありがとうございました。  今回の万博機構廃止というのは、そもそも、平成十九年、自公政権時代に、要するに独法改革が始まりだったわけであります。そのときの恐らく百近い独法を見直していこうということを決めたわけなんですけれども、言うならばこれは行革だという...全文を見る
○古本委員 つまり、去年の二月十七日の閣議決定は現在も生きているということでよろしいですか。
○古本委員 大臣、お待たせしました。  議員定数の削減なんです。  昨日の本会議のやりとりは、けさの報道を見ていても、じくじたる思いがございます。私どもの現在の執行部としても、きのうの本会議に出て堂々と反対の論陣を張るべきだという意見もあれば、野党の共闘もある中で欠席戦術をと...全文を見る
○古本委員 元年に竹下登先生が消費税をお決めになってから、御党の中は大変な苦労をしたわけですよ。やはり庶民増税ですから。だからこそ、この問題はさわらないで、みんな逃げてきたわけです。  私どもは、去年、愚直にこれに取り組んだんです。その際に、やはり行革といっても、この独法改革を...全文を見る
○古本委員 大臣のお話はよくわかるんですが、そうすると、これはやはり第三者機関のようなところにお願いしない限り、自分たちの土俵というのを自分たちで決めるというのは何年もかかるという話になるんです。これはどう思われますか。思い切って与野党でこういう議論をすればいいと思うんです。 ...全文を見る
○古本委員 いずれにしても、この万博の機構法の廃止については立場を申し上げたとおりでありますが、秋の消費税の引き上げを最終判断なさるまでに、ぜひ我々議会人として、役所に行革を求める前に、定数削減自身をしっかりやり遂げようということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。  あ...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 経済産業委員会内閣委員会財務金融委員会消費者問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○古本委員 おはようございます。  民主党の古本伸一郎でございます。  連合審査の機会をいただきました。財務金融委員としての枠を理事の御配慮でいただきました。ありがとうございます。  まず、森大臣、今、同僚委員の馬淵委員から修正の必要性についての御提起がありましたけれども、...全文を見る
○古本委員 ありがとうございました。  続いて、下請の皆様、親会社から仕事をいただいている協力会社の皆様、あるいは仕入れに対して買いたたき、値引きの強制などを禁止するということが、実は真に必要な今回の議論ではなかったかというふうに承知しております。  要すれば、みずから値決め...全文を見る
○古本委員 今は農水省の例でしたが、今度は逆に、値決めを許認可で行うという業種があります。公共料金等々だと思うんですが。平成元年の消費税の議論のとき、そして九年のとき、世の中が大変混乱した当時の記憶があるわけでありますが、具体的にはタクシーです。  このタクシーについては、今は...全文を見る
○古本委員 要は、九年のときは、乗り場によっては、税金がかかっているタクシーとそうじゃないタクシーという段差が生じて大混乱になったわけですよ。ですから、十月に閣議決定という判断を迫られているという、先ほど麻生大臣からもありましたけれども、もうカウントダウンに入っているわけでありま...全文を見る
○古本委員 公共料金の中で、あと、例えば水道料金も、実はこれは国税の解釈によれば事業者の中に自治体も入るという前提でありまして、元年、九年のときは、水道料金というのはどういう対応になったんでしょうか。総務省。
○古本委員 甘利さん、今のやりとりを聞いていてもおわかりのとおり、この間の当委員会の議論の中心は、本来、社会保障目的であるからして、何人たりともこの税は納めなきゃならないんだ、当然、中間段階で負担しているわけですから。  きょうはもう一々その議論は基礎ですからやりませんが、当の...全文を見る
○古本委員 ありがとうございます。  麻生さん、お待たせしました。  大臣室に、けさ入られたかどうかちょっとわかりませんが、QUICKのボードがあろうかと思うんです、マーケットのボード。最初に麻生さんがごらんになる指標というのは大体どのあたりなんでしょうか。最初に、朝一番、気...全文を見る
○古本委員 やはりそうだと思いました。  甘利さんはどうですか。
○古本委員 麻生さんは株、甘利さんは株並びにウエスト・テキサス・インターミディエート、原油をごらんになるというお話でした。  私は、三年間の大変短い与党の経験でありましたが、実は藤井裕久先生にお仕えしました。大臣室に入られた藤井さんが必ず朝一番におっしゃったのは、けさ幾らだと言...全文を見る
○古本委員 公債費が上がっていくということは、結局、せっかくの税収が借金の返済に消えていくということですね。したがって、できるだけ財政再建に我々は取り組んでいくということで消費税の議論もあったんだろうと思うんです。  もう時間が参りましたので、麻生さん、最後に確認です。というか...全文を見る
○古本委員 平成元年は、直間比率の見直しという言葉が政府税調ではまだ存在していました。もちろん、御党の与党税調の中にもありました。  あのときは、所得税の減税をしたんです。法人税の減税もしたんです。何となれば、物品税の廃止まで行ったんです。したがって、三%の消費税増税をかけた一...全文を見る
○古本委員 もう時間が来ていますけれども、麻生さん、最後に、本当にこれは申しわけない。  では、十月は憂いなく閣議決定されますね。
○古本委員 終わります。ありがとうございました。
05月24日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
議事録を見る
○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  金商法の審議が続いているわけでありますけれども、参考人の質疑を初め各党各会派の先生方の充実した審議のもとに、本日を迎えております。恐らく、この後、終局、採決という運びもあるやに伺っておりますけれども、過般、前安住大臣の御質問の中に...全文を見る
○古本委員 では、改めまして、消費税の引き上げの影響を除いたケース、つまり、安倍総裁と日銀黒田総裁の二人三脚で今行わんとしている二%のターゲティング、この部分によるいわゆる物価上昇への影響はそれぞれ何ポイントなんですか。
○古本委員 総裁、そうしますと、二%というのは、多分、対前年に対しておっしゃっていると思うんですが、きょう現在、例えば、百万円の何か商品があるとするならば、高級腕時計でも何でもいいです、最近は随分売れているそうですから、その百万円の商品が、消費税が一〇ポイントに引き上がった後、つ...全文を見る
○古本委員 少なくとも、これは日本銀行が出された展望レポートですよ。これによりますれば、三・四足す二・六ですから、これは算数です、六・〇ポイントの物価上昇を招いているわけですね。(黒田参考人「そうです。失礼いたしました」と呼ぶ)難しいことを聞いていませんので。  したがいまして...全文を見る
○古本委員 つまり、二%のターゲティングを進めていくと、百万円の耐久消費財があるとすれば、恐らく高額商品ということになるんでしょうけれども、わずか二年でそれが百六万円になることを日本銀行総裁は言われているんです。  そういうことでよろしいですか、再度。
○古本委員 さらにお尋ねします。  消費税を含んだ消費者物価指数が、二〇一五年度で六・〇ポイントに上がるということを今お答えいただきました。  そうしますと、では、消費税の影響を除いたポイントでいくと、先ほど一・四と一・九というお話でありましたので、合わせて三・三でございます...全文を見る
○古本委員 我々、この民主党席には、前大臣である安住さん、そして、前政調会長であり国家戦略担当大臣の前原さんがいらっしゃいます。前白川総裁とは、まさにアコードということで、日本銀行と政府の対話のありようということで日夜腐心されたことが思い出されます。そのときは一ポイントで議論をし...全文を見る
○古本委員 消費税が上がれば当然適正に転嫁しなければならないということは、当委員会と経産委員会との連合審査でも議論してきておるとおりであります。  したがって、予定どおりに消費税が上がったならば、仮に百万円の腕時計が、例え話で言っていますけれども、百万円の商品が二年後に百六万円...全文を見る
○古本委員 それでは、お尋ねの仕方を変えます。  つまり、二年後の、消費税を十ポイントに引き上げただろうその後に想定される物価は、六%の上昇を展望されている。これは日本銀行の資料です。この六%の物価上昇のうち、過半は、つまり半分以上は、皆さんがおっしゃるところのアベノミクスによ...全文を見る
○古本委員 一昨日の決定会合の後の総裁の会見録を少し読ませていただきました。  最初の記者の方のお尋ねに対し、個人消費は、株価が上昇傾向をたどり消費者マインドが改善するもとで、底がたさを増していると。  つまり、黒田日本銀行総裁が物価の安定を目指す最大の責務というのは、マイン...全文を見る
○古本委員 麻生副総理、大臣にちょっとお尋ねしたいんです。  長期金利が少し乱高下しているようですけれども、きょうは、今、直近で〇・八幾つで十年物利付国債は推移しているんじゃなかろうかと思いますが、最新のQUICKを見ていませんのでちょっとわかりませんが。  長期国債というの...全文を見る
○古本委員 資料の二枚目をごらんいただきたいと思うんですが、これは金融庁の資料です。  主要金利の推移ということで出ておりますけれども、十年物の利付国債の動き、言うならばボラティリティーに準じて、民間の住宅ローン十年固定金利、これはメガの三行の平均を出しているデータ、金融庁の資...全文を見る
○古本委員 そのボラティリティーが拡大することを抑えたいというのは、おとついの会見でも何度もおっしゃっていますね。  ところが、やはり長期金利というのは、日本銀行が幾ら買いオペを入れたとしても限度があるということを認めておられるわけで、そういう中で、その長期金利にほぼ連動してい...全文を見る
○古本委員 ありがとうございます。  資料の三ページをごらんいただきたいんですが、先日来の麻生さんとのやりとりのおさらいを少し委員の皆様ともしたいわけですが、自民党の同僚議員、安藤委員が質問した際に、麻生さんの答弁は、私も引き続いてこれをお尋ねしたんですけれども、「消費税を上げ...全文を見る
○古本委員 まだおわかりいただけないような気がしているので、次回にとっておきます。  それで、黒田総裁、会見でさらに重要なことをおっしゃっているんですね。百万円の商品が二年後には百六万円になるときょう国会でお答えになったわけですから、二年間で六%のベースアップ、各会社になさるん...全文を見る
○古本委員 ここに日銀法の法令集がありますけれども、日銀法第二条には、総裁の最大の任務だと思いますが、「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資することをもって、その理念とする。」と。このことを今おっしゃられたんだと思うんですが、つまり、日本銀行の担務の中にベースアッ...全文を見る
○古本委員 そうしますと、先ほど、消費税の影響分が二・七%、除きの、いわゆる皆さんがおっしゃるところのアベノミクスによるところの影響分が三・三ポイント、つまり、百万円のものが、二年後には、皆様方の政策のおかげで百三万三千円になるわけですね。  この三万三千円分は、企業の御努力か...全文を見る
○古本委員 はい。  大変、物価が上がったら、その分賃金も上がらないことには、実質可処分は減ります。そういった中で、ごくごく一般的な、皆さんの政策の恩恵に浴することが今はできていない人が、今皆さんの政策を注目していますので、そのことによく留意をいただいて進めていただきたいと思い...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
議事録を見る
○古本委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、審査の結果を踏まえ、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     特別会計に関する法律等の一部を改正する等の法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、平成二十六年度予算の編成も含め...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
議事録を見る
○古本委員 おはようございます。民主党の古本伸一郎でございます。  きょうは、参考人の皆様、ありがとうございます。  まず、反社会的勢力とつき合ってはいけないという御認識は、それぞれ答えていただきたいと思います、ありやなしや。全銀協から順番に。
○古本委員 これだけ、関係する参考人が、異口同音に遮断しなければならないとおっしゃっているのに、残念ながら、けさも三井住友系でもこのように報道がされているとおり、また新たに発覚しております。  私は、少し着眼点が違っておりまして、報告がおくれた云々は、今金融庁の検査が入っており...全文を見る
○古本委員 この特殊なモデルを、みずほさんにおかれては、今後とも続けますか。
○古本委員 SMBCさんは、キャプティブローンはやっておられますか。
○古本委員 そうしますと、今みずほさんがおっしゃった、まさに消費者の皆様に、仄聞すると、クレジット、割賦販売をお手伝いすることによって消費者に商品を提供するという一つのモデルだと思うんですね。  だから、これを補完するという意味では、他のメガ、SMBCあるいは東京三菱さん等々は...全文を見る
○古本委員 証券協会にお尋ねします。  警察庁のデータと相互乗り入れを始めたのはいつからですか。
○古本委員 したがって、最近の話なんですね。これから実効が上がるかどうかが恐らく試されるんだろうと思いますけれども、年間で大体何万件ぐらい新規の証券口座を処理されていますか。
○古本委員 ざっくり言って、百万件アルファ。  他方、みずほさんは、みずほさんだけでこのキャプティブローンで何件審査されていますか。
○古本委員 単純には比較できないと思うんですけれども、ボリューム感でいえば、単一行で百万件、証券協会さんは全社集めて百万件、しかも警察庁のデータがオンラインで乗り入れている。  やはり、入り口で遮断しなければ、これは事後で幾ら対策を打っても、先ほど来代位弁償と出ています、代位弁...全文を見る
○古本委員 失礼しました、選択肢の一つであると。  とはいえ、債権を回収しないとそれこそ焦げつきますから、結果として反社勢力に貸し付けてしまった、恐らく好きこのんで貸しているわけじゃないので、調べたらそうだったということですよね、それを回収するにはどうするかというと、最終的には...全文を見る
○古本委員 多分、クレジット協会も言いたいことがあると思うんです。  オリコさんは、恐らく、当初、自分のデータで気づいたんじゃないんですか。したがって、信販会社が持っておられるデータベースもそこそこのデータベースなのではないんでしょうか。  だとすると、信販会社の持っておられ...全文を見る
○古本委員 ありがとうございました。終わります。
○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。  午前の参考人質疑は充実したものになったと思います。関係者の皆様に感謝を申し上げます。  その上で、各社同様に、異口同音に、反社勢力とのつき合いは遮断する、つき合ってはならぬのだということで、全員、意見陳述がございました。そういう...全文を見る
○古本委員 他方、信販の方は、質疑の中で明らかになりましたけれども、なかなか個社で、いわゆる暴排条例を見ながら判断をしたり、そして解除条項を入れ込んだり等々は、今でも複数社がまだ入れ切れていないというような御説明もクレジット協会の方からありました。  ですから、いわゆる四者契約...全文を見る
○古本委員 本件がどうしてここまで問題になっているかというところの出発点が、恐らく、平成十九年六月十九日、当時の自民党政権のもとでの犯罪対策閣僚会議幹事会申し合わせ。ここで、企業が反社勢力による被害を防止するための指針というものが出され、唯一これをよりどころにして、さまざまな業界...全文を見る
○古本委員 きょうは金融庁の事務方も来ていただいていますが、そうしますと、今話題のみずほの件ですけれども、当該平成十九年の犯罪対策閣僚会議申し合わせ、これは今回の事案でいえば法的に拘束力を持っているのかどうか。
○古本委員 実は、そうなんですね。  この平成十九年の指針を読みますと、反社勢力の定義のところでこう書かれています。暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人である反社勢力を捉えるに際しては云々かんぬんと、以下あるんですね。  つまり、経済的利益を追求...全文を見る
○古本委員 いや、違うんですよ。  個々の都道府県の条例で、東京都の例を引くまでもなく、例えば反社勢力に宴会場を貸しちゃいけない、わかっていて貸しちゃいけない、こういうのはありますよ。  そうじゃなくて、これはローンだったからここまで社会的に話題になっているわけであって、実は...全文を見る
○古本委員 最後に、大臣、私は、今回のケース、随分みずほのケースがある意味社会的な耳目を集めていますけれども、当時、やはり歴史的に、無利子無担保で融通したり、あるいは証券が一任勘定で損失の補填まで面倒を見たりとか、目を覆いたくなるような癒着構造がかつてはあった。  そのことの反...全文を見る
○古本委員 終わります。ありがとうございました。