古本伸一郎
ふるもとしんいちろう
小選挙区(愛知県第十一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月13日 | 第190回国会 衆議院 内閣委員会 第1号 議事録を見る | ○古本委員 古本伸一郎でございます。 当内閣委員会、今年初の委員会ということであります。委員長におかれましては、御就任おめでとうございます。また、大臣も御就任おめでとうございます。どうぞよろしくお願いします。 理事に伺えば、別途所信の質疑というのは協議中と伺っておりますの...全文を見る |
○古本委員 この数字をまさに内閣として承認してくれということを出しているわけですから、よくそこはお願いします。 それで、幾らふえるんですか。 | ||
○古本委員 二十六年度ベースで五兆九百九十六億円でございます。二十七年度で五兆一千五百六億であれば、差し引きは五百十億の増なんじゃないんですか。 | ||
○古本委員 ちょっとかみ合いませんので私の方から申し上げますと、総じて言えば、ネットで五百億の増なんです。委員長もまた後で調べていただければ。大臣もわかると思うんですけれども。 では、この五百億が本当に日本国として、国家の財源として出てこないのかという話なんですね。 党内...全文を見る | ||
○古本委員 つまり、超勤分を働き方改革をして縮減すれば、今回の人勧のボーナスプラス〇・一、官民較差是正分〇・三六程度はいわば自賄いできるわけなんです。 今回、働き方改革の中で、人事院総裁から、「フレックスタイム制を活用していくための留意点」ということで、こういうくだりがござい...全文を見る | ||
○古本委員 政治家が育休をとるかとらないかというのは、両論あるようで、かまびすしいですけれども、やはり子育てをされている職員、これは男女を問わず、お子さんが朝発熱するかどうかは、今回のフレックス、四週間の単位で一週間毎に申告で働き方を、何曜日をフレックスとやるそうですけれども、パ...全文を見る | ||
○古本委員 これは、大臣、ゼロ歳児から年長さんまで看護休暇が使えるそうです。でも、小学校一年生、七歳になって一年生に上がった途端に使えないんです。小学校一年生の、ランドセルに黄色いあれをつけている、やっと小学校に入った子に、御飯をつくり置いておいて、お母さんは仕事だからきょうは寝...全文を見る | ||
○古本委員 ありがとうございます。心強いです。 もう一つ。人事院、いいですか。この五日というのは、完全に消化し切っていない実態、三・六日ということも考えますと、五日をふやせと言っていないんですよ。やはり適用対象を少し、小学校の低学年ぐらいやってみたらどうかということなんですよ...全文を見る | ||
○古本委員 人事局、評価基準というのは働いた時間の長短ですか。時間の長さというのは評価の基準になるんですか。 | ||
○古本委員 大変いい答弁だと思いますね。 執行機関は別ですよ。国税庁だとか税関とか、ああいうのは全く別ですけれども、これからは、企画立案に携わっている人はできるだけ早く帰って子育て参加するぐらいの働き方改革をすれば、実は超勤の一千五百億の縮減なんて、サービス残業をやろう、みん...全文を見る | ||
○古本委員 心強いですね。ぜひそれを各省の官房に指示をして、そういう働き方をみんなやってみればいいと思いますよ。そうしたら、机にしがみついていることが仕事ではないんだという、新しい公務部門の働き方になると思いますね。 最後に、勢い、公務員の給料が高いんだとか、私たち国会議員の...全文を見る | ||
○古本委員 ありがとうございました。 終わります。 | ||
03月09日 | 第190回国会 衆議院 内閣委員会 第4号 議事録を見る | ○古本委員 民主党の古本伸一郎でございます。 そう名乗って質問するのもあとわずかかと思うと悲喜こもごもでありますけれども、本題に入ります。 岩城大臣、予算委員会のやりとり、あるいは先ほどのやりとりを拝聴しておりまして、私は一つのことを思い出すんですね。 ちょうど与党を...全文を見る |
○古本委員 他方、この四百四十三件にぶら下がる文書というのは、何万件の法律、文書がかかわるというふうに仄聞いたしております。そうすると、管理監がどれだけ優秀な方でも、あるいは法曹経験者であったとしても、多分、法文のヘッダーといいますか、あるいは文書のヘッダーというものがないと検索...全文を見る | ||
○古本委員 大臣、どうぞ。もしあれでしたら、お休みいただいて結構です。 それでは、続いて、きょうは敬愛申し上げます加藤大臣に来ていただいておりまして、やはり今や風前のともしびの消費税、当時、党派は違いますけれども志を一にして、苦楽をともにさせていただいたことを思い出さずにはお...全文を見る | ||
○古本委員 ありがとうございます。 きょうぜひ議論をしたいテーマは、特別養子縁組の話なんです。 与党の皆さん、御党の中でもその議論があるやに、超党派でこの広がりがあるやに理解をしておりますけれども、連日、親が子供を虐待する、我が子を親があやめる、もう聞くにたえないニュース...全文を見る | ||
○古本委員 積極的な姿勢は評価しますよ。まだ何も聞いていません。 学校給食なんです。 加藤大臣、肌でそう感じていましたけれども、改めて数字をもらって驚いたんですけれども、学校給食が唯一の食事だという子供は、今、小学生六百五十万人中、何万人ですか。要するに、家で御飯を食べな...全文を見る | ||
○古本委員 朝御飯を抜いてきている子供ですね、今お答えいただいたのは。 学校給食というのは学校給食法に基づいて実施をしているというわけなんですけれども、今、初等教育局長からいわゆる告示が出ていますね。この告示によれば、原則として毎週五回、授業の日のお昼御飯に実施と書いています...全文を見る | ||
○古本委員 文科省、もうちょっと真剣にやった方がいいですよ。僕はこれは大問題だと思って丁寧に通告していますからね。しかも、きょう、安倍内閣で子供の貧困、少子化を担当されている加藤大臣にお出ましいただいているんですから、いろいろ議論すればいいじゃないですか。 六百五十万人のうち...全文を見る | ||
○古本委員 きょうこの場で御英断というわけにはいかないでしょうけれども、今お話の中にあった、自治体によっては少し朝食を出すということを、それぞれの市教委で、あるいは市長の判断で、政治判断でやろうと思ったらできるという先例を言っていただいたと思うので、ぜひこれを広げていきたいなと思...全文を見る | ||
○古本委員 今、文科省、安倍さんに一番近い側近の加藤大臣が、実態を調べるべきと言っているんですから、現に持ち帰って、ちゃんと調べなきゃだめですよ。ぜひ、次回は夕食も調べてください。 次に、厚労省、お待たせしました。 先日、NPO法人の、茨城にありますBabyぽけっとさんに...全文を見る | ||
○古本委員 大多数が施設にということになるんですけれども、私は、施設の皆さんも大変御努力をなさっていると思いますよ。思っていますけれども、厚労省の児童家庭局長名で各都道府県知事、児相設置市市長に対して出ています里親委託ガイドライン、この中の二番で明快に高らかにうたっておられますね...全文を見る | ||
○古本委員 きょうは法務省にも来てもらっていますね。 民法八百十七条の二、特別養子縁組制度が規定されていますけれども、これは、世界的に見れば、世界の常識は特別養子縁組であって、日本的普通縁組というのはむしろ余りないというのを、諸外国の事例も含めて今ワーキングで勉強しているんで...全文を見る | ||
○古本委員 それは大事なところなので、確認ですよ。つまり、六カ月間の監護期間に入るに当たり、養子縁組を組むよという同意なしにも監護期間としてカウントできるんですね。(金子政府参考人「そう」と呼ぶ)ということは、事ほどさように、三カ月間の不同意期間なるものを新たに設ける意味は法的に...全文を見る | ||
○古本委員 厚労省、これは議法といえども関係省庁に与党の先生方も根回しするでしょうから、今、物すごい重要なポイントなんですよ。 実は、現場で、日々、もう駆け込み寺的に、予期せぬ妊娠をしたお母さん方が、例えばBabyぽけっとさんの岡田代表のところに駆け込むわけですよ。駆け込んで...全文を見る | ||
○古本委員 実は、実際に特別養子縁組をなさった親御さん、実子として戸籍に入って、今、大変幸せに過ごしておられる方にもお会いしまして話を聞きましたら、結局、児相にも相談に行ったんですって。そうしたら、児相からは、乳児院に一旦入ってしまった子供というのはなかなか養子縁組できない。それ...全文を見る | ||
○古本委員 続いて、理由は。一番目、二番目の理由のうち、どちらの方が多いんですか。 | ||
○古本委員 つまり、お母さんが希望しない妊娠をした場合に、身体的または経済的理由により妊娠、分娩ができないという場合に認められる、そちらの方が大半ですね。 この民間団体のブローシャーには、「産んで下さい大切な命。輝く未来の宝物。」と書いてあるんですね。 それで、実は、若い...全文を見る | ||
○古本委員 今、審議官がおっしゃったのは、和光市の事例なんかはそうですよね。子育て世代包括支援センターに、医療機関、保健所、児相、子育て支援機関、民間機関などなどから情報を集めて、保健師やソーシャルワーカーさん、助産師さんなんかが総合相談ワンストップサービスみたいな、大変いいこと...全文を見る | ||
○古本委員 ちょっと時間が来ちゃったんですけれども、大臣、実は、その親御さんたち、産んだお母さんたちは、例えば学生さんだった場合、妊娠の事実がわかると、高校生なんかは退学させられるという話も聞きました。 あるいは、これから大学へ行って勉強したかったんだけれども、たまたまボーイ...全文を見る | ||
○古本委員 お箸一つ持てないというのがあるそうですよ。つまり、親の教育、そのお母さん自身の、そこから入り込まないといけない危機的な日本の状況だと思っているので、負の連鎖をぜひ断ち切るように、また大臣の御指導を仰ぎたいと思います。 きょうはありがとうございました。 | ||
10月28日 | 第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号 議事録を見る | ○古本委員 民進党の古本伸一郎でございます。 連日の御対応、大臣を初め政府の皆さん、お疲れさまでございます。 午前中の審議で三党合意の話が随分出ておりましたけれども、きょう、その当時の原本の写しを持ってまいりましたので、委員長のお許しをいただいてお配りをいたしております。...全文を見る |
○古本委員 めくっていただきますと、次の二ページに簡素な給付措置というのも書いているんです。現在、制度として歳出でとっていただいている簡素な給付措置。実はこの給付つき税額控除、いわゆる税戻し、あるいは軽減税率が導入されるまでの間は、この簡素な給付措置で低所得者の皆様にいわゆる痛税...全文を見る | ||
○古本委員 では、この三・五兆円は、恐らく消費の多い地域とそうじゃない地域とで少し偏在性はあるでしょうけれども、恐らく、いわゆるシェア率、中で調整されれば案分されるんでしょうけれども、特に影響の大きい、あえて歳入欠陥という言い方をしていいんでしょうか、この歳入欠陥をする自治体の、...全文を見る | ||
○古本委員 では、その歳入欠陥した分はどうやって各都県は手当てされるんでしょうか。 | ||
○古本委員 交付税ということは、交付税の出どころは税収でありますね。 他方、地方債は発行しないんですか。臨財債、地方債で手当てということはないんですか。 | ||
○古本委員 今は交付税を言われましたけれども、資料をいただいていますけれども、いわゆる不交付団体は全国で七十七、七十六市町村と一県がございます。当然、県は東京都だと思いますけれども。この七十七については、得べかりし税収は地方債を起債するしかないんじゃないですか。利回りは幾らですか...全文を見る | ||
○古本委員 今はコンマ一という話がありましたけれども、ただでさえ、財源という意味で、オリンピックのスタジアムを建てるのにも非常にセンシティブに今は東京都もなっておられるようでありますけれども、東京都の四千八百億を筆頭に、借りなくてもいい借金を新たにしなきゃいけないわけですよね。不...全文を見る | ||
○古本委員 委員長、ちょっと前後しましたけれども、私、通告の二日前主義というのを何とかやりたいと思っていまして、前、内閣委員にこの二年ほど行っていた間に、井上信治委員長にお取り計らいを当時いただいて、うちも泉筆頭理事を中心に、野党とはいえ、できるだけ二日前通告しようということでは...全文を見る | ||
○古本委員 ちなみに、代替案として示されているのが、同じくこの歳入欠陥になる、いや、これは何か悪いことをした自治体じゃないんですよ。企業を立地したり、さまざまな設備投資を促したり、インフラを整備したり、インターチェンジを一生懸命つくっていただいたり、そして、大変産業を立地し、結果...全文を見る | ||
○古本委員 要は、単純に暗算したら、恐らく何千億も召し上げるわけじゃない。かき集めて数百億でしょう。それを千六百の交付団体にきれいに配分、ばらまいたとしても、シェア率を入れたっていいですよ、それを入れたところで、恐らく一千万あるかないか、数千万のオーダーですよ。その数千万のオーダ...全文を見る | ||
○古本委員 つまり会費制なんです。私は、自分の町に住んでいる会費と思って個人住民税を納めたのに、それがどこかに行ってしまうという感覚を持たざるを得ませんね。なぜなら、法人住民税というのは、そこで働く人、あるいはそこで経営される経営者の皆さん、皆さんの総合努力で法人住民税という形で...全文を見る | ||
○古本委員 巷間言われています百三万円の壁というのは、やはりあると思うんです。特に、中小事業者に聞いたら、年末の出勤調整に入っちゃって、ピンチヒッターを雇わなきゃいけない、二重のコストだという悲鳴がよく聞こえてまいります。他方、専業主婦世帯の皆さんでも、ちょっとパートに出ていると...全文を見る | ||
○古本委員 配偶者控除は、逆に私どもも、ではどういう考えだというのをきちっとまとめていかなきゃならない。お互いに議論を深めるテーマだと思います。選挙で問うということでいえば、私どもも逃げずに、廃止する場合ははっきり言ってこれは増税ですから、お互いに、その使い道も含めていろいろな議...全文を見る | ||
○古本委員 大臣、これは数字がぴったりなんです。消費税を先送って入ってこない七千億を、実はブラケットの五を一つ上げるだけで、多分課税所得によって違いますけれども、御負担を薄く広くいただいて、それを子供の数に応じて税を戻す。 実は、何とか手当とか何とか無償化というのは私たちも苦...全文を見る | ||
○古本委員 ありがとうございました。 最後に、もう時間が参りましたので、大臣、私は、二〇〇九年の政権交代のときに藤井裕久先生のおかげで財務政務官にしていただいて、大臣を支えました。そのときの最初の仕事は忘れもしません、あの判断、藤井大臣の決裁。それは何だったかというと、麻生総...全文を見る | ||
○古本委員 終わります。ありがとうございました。 |