古本伸一郎

ふるもとしんいちろう

小選挙区(愛知県第十一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

古本伸一郎の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○古本委員 民進党の古本伸一郎でございます。  税法について、政府にお尋ねしてまいりたいと思います。  委員長、ところで、下院議員閣下御一行はいつまでいらっしゃるんですか。まだ当分、いらっしゃるんですか、傍聴は。
○古本委員 そうですか。ちょっと、若干、気を使いまして。  大臣、私は、政治の師匠は藤井裕久元財務大臣でいらっしゃるんですけれども、かつて藤井先生が大臣のときに、ガイトナー長官が訪日されて、夜、紀尾井のあそこで懇談をするということがあったとき、当時、副大臣の野田さんと私たちジュ...全文を見る
○古本委員 大臣、同時通訳も入っているようですから、虚偽答弁にならない程度で。  同時に、為替のことが話題になっている、あるいはなる予感がするわけであります。これも同じく藤井先生から薫陶を受けましたけれども、財政当局者は水準については言わない、なぜならば、高いか安いかは人々によ...全文を見る
○古本委員 そのリーマンのときには百二十円という、具体的な水準を決して大臣は示唆をされたわけじゃありませんので、この瞬間も、マーケット参加者はごらんになっているでしょうから、聞きようによれば、大臣は百二十円までは円安ではないというふうに理解をされているように私は感じかかりましたけ...全文を見る
○古本委員 ありがとうございます。  退席されたのでもう気を使わなくていいかなと思いますけれども、結構大事なやりとりを期せずしてできましたので、大臣、ちょっとおさらいしてほしいんですけれども、自国の通貨はやはり守るというポジションですねという確認と、それから、来る米国との経済対...全文を見る
○古本委員 ありがとうございました。  では、続きまして、委員長のお許しをいただいて資料を配付してございます。資料をちょっとごらんいただきたいと思うんです。  実は、これは今からもう六年前、平成二十四年十一月十三日の三党覚書であります。社保・税一体改革の三党覚書とは別に、特例...全文を見る
○古本委員 では、きょうは主計からも来ていただいていますけれども、歳入の根幹は税であるとするならば、特例公債というのは何ですか。
○古本委員 お配りをしております資料の二ページ目に、これは財務省のホームページでございますけれども、今、主計局、可部次長にお答えいただいた趣旨、要旨がここに書いてございますね。  つまり、国の歳出は、財政法四条でありますけれども、原則は租税で賄うことと書いてあるんです。例外的に...全文を見る
○古本委員 つまり、今お答えいただいたように、主客転倒といいますか、主従が転倒しておりまして、かつて、自由民主党の大平先生が、まさに、特例公債を出すときは、痛恨のきわみである、国民に申しわけないと言って法律を提出された。議論された国会答弁も残っております、臨時、異例のことであると...全文を見る
○古本委員 つまり、今我が国の消費税は八%。一〇%に引き上げるかどうかでさえ、あえて言います、一〇%に引き上げるかどうかでさえ三十一年の十月まで先送ったのが政治の現実であります。何たることかと思いますね。  仮に、あと一〇ポイント上げたら特例公債を発行しなくていい。一八ポイント...全文を見る
○古本委員 ありがとうございました。  つまり、元本と利払い合わせたら、もう二十数兆円、二十四兆ですか。だから、もうざっくり言えば消費税一〇ポイント分が借金の返済に回っているんです。これを世の中では自転車操業というんですね。もうやめた方がいいと思いますね。  それで、例えばイ...全文を見る
○古本委員 では、続いてお尋ねしますけれども、所得、法人、消費というのは、税収はどのくらいですか。
○古本委員 この所得、法人、消費で見たら、先ほど大臣のお話にあった、どうぞ。
○古本委員 さっきの大臣の話で、さらに加えると、法人税のいたずらな引き下げ競争はもうやめようじゃないかという話を一方で言う国もありますね。日本は今後どうしていくかというのはありますけれども、法人税は十二兆ですよ。所得が十七兆。先ほど同僚の古川委員からもありましたけれども、正直、お...全文を見る
○古本委員 財務省の皆さんも、本当に自虐的だなと思いますね。  例えば、大臣、後ろにいらっしゃる秘書官の給料は幾らぐらいですか。固有名詞はあれなんですよ。多分課長級ぐらいでいらっしゃるとお見受けすると、それは一千万は超えていますよ、一般的に。企業でいけば、みんな超えていますよ。...全文を見る
○古本委員 細かな数字は、いきなり聞いて申しわけないですけれども、こんなの常識ですよ、五%ですよ。たった五%の人に担税力を求めるのか。やはり、年収四百万の人も、五百万の人も、六百万の人も、もっと言えば、ここはボリュームゾーンですよ。この皆様もあまねく負担していただくことにより、社...全文を見る
○古本委員 そうです。消費税だと思いますよ。  だって、課税逃れをしようとして所得を過少申告しようと、節税と称してさまざまな経費を計上しようと、あの手この手で国税当局も頑張っていただきますけれども、これは限りがあるとすれば、消費税は極めて公平な税でありますね。  この基幹三税...全文を見る
○古本委員 全く同感だと思います。  やはり所得税は、年収四百万の人が五百万になり、六百万になり、きょうよりあすがよくなると頑張って、皆さん所得をふやしていますね。そして、やっと俺も課長になったかという人は一千万を超える人もいるかもしれない。その人が高所得者だといって負担しても...全文を見る
○古本委員 国税の執行現場は大変な御苦労の中で実務をされていると思いますので、もうあと二年半ですから、私は絶対に消費税は予定どおり、予定じゃないんですよ、予定が先送られ、もう一度先送られて、三度目の正直で三十一年の十月には一〇ポイントになると信じている一人ですけれども、国税庁も信...全文を見る
○古本委員 つまり、都会は地下鉄が通っていますしタクシーもたくさん走っているので、交通弱者と呼ばれる人の移動手段は非常に恵まれています。地方都市に行けば、車がないと移動ができないんです。生活の糧なんですね。なくてはならないもの。  めくっていただいた四ページに、今度は都道府県別...全文を見る
○古本委員 非常に重要なポイントなんですよ。四国や九州や東北に行ったら税率を少し軽減してくれる、つまり地方加減があるかといったら、ないんです。一トン一万二千六百円という定価は定価ですから。今、若干下げていただいていますけれども。ということは、この世帯収入から見たら、可処分所得、つ...全文を見る
○古本委員 大臣も私が申し上げたかった、いわゆる車体課税の問題、政策的に狙いがどこにあるかということは御理解いただけたものと承知しております。ぜひ、当委員会で今後とも議論を深めたいなというふうに思います。  最後に、特例公債の話ですけれども、三十二年に、今回の延長した自動成立法...全文を見る
○古本委員 まさに、三十二年が到来したときに、三たび延長するかどうかの議論に直面するんですね。そのときに、この歳入委員会たる当財務金融委員会の真価が問われると思います。  一回目の延期をする議員立法を出した、私は張本人です。本当にあれは正しかったのかと、今思いは呻吟しております...全文を見る
02月24日第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○古本委員 民進党の古本伸一郎でございます。  内閣総理大臣にお尋ねしてまいりたいと思います。  まず、歳入かくあるべしということについて申し上げたいと思うんですね。  財政法四条には、国の歳出は租税収入をもってこれを充てる、例外的に建設国債だけが認められた。そして、御党の...全文を見る
○古本委員 総理は、これはそらんじて言っていただけるぐらい御案内のとおりであります。何と借金の返済に二十三兆使うわけであります。  他方、消費税収、恐らく十七兆くらいだと承知しておりますので、消費税収がまるで消えてしまうくらいの借金の償還に回ってしまっている。言うならば、自転車...全文を見る
○古本委員 総理、実に百六十兆を超えるお金が国会の審議を経ずに総理が使うことができたわけであります。  そこで、お尋ねします。  本来ならば租税で確保すべきであったと私は思いますけれども、総理の御見解を求めます。
○古本委員 今、御党の中では教育国債という声も一部に出ているように承知しています。実は手前どもも子供国債ということを唱える者がおりますけれども、ダムとか飛行場であればストックが残るので、建設国債なら金利をおまけしようなんというのは今ありますか。
○古本委員 したがって、子ども・子育てといえば、今は天下御免みたいな空気にだんだんなってきていますけれども、借金に色はついていませんよ。だから、私は、総理からはやはり租税で本来確保すべきであるというお答えを期待いたしましたけれども、ぜひ、これは党派を超えて議論しなきゃならないテー...全文を見る
○古本委員 私も全くそう思います。あまねく国民に極めて公平で透明性のある税は消費税だと思うんですけれども、総理は、この基幹三税のうち、今後柱になるのは何税だとお考えになりますか。
○古本委員 実は、今回もマル配控除の話が出ましたけれども、特定の所得階層を痛めて何か賄うというのも昭和の人口増加の時代は成り立ったと思うんですが、厚労省の国民生活基礎調査、世帯主別の所得を見れば、三十代は世帯所得が五百万台、四十代は六百万台、五十代は七百万円台です。そして、七十歳...全文を見る
○古本委員 つまり、百五十万円ぐらいの車を買えば、五年も任意保険を払ったら、もう一台買えちゃうぐらいの任意保険がかかっています。これでは、若い人に車に乗りなさいよと言ったって、これは消費が喚起されません。  かつて、福田康夫総理のときに、御英断で道路特定財源が廃止になりました。...全文を見る
○古本委員 これは誤解があったらいけないので。  自動車重量税は、一トン当たり本則税率五千円です。これを、昭和四十六年から、当時の福田赳夫大蔵大臣の時代に、一トン当たり一万二千六百円にしています。これを、トン当たり八千円まで、当分の間税率といって、二・五倍とり続けたのを下げたの...全文を見る
○古本委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月20日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
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○古本委員 おはようございます。民進党の古本伸一郎でございます。  参考人の皆様には、きょうはありがとうございます。よろしくお願いします。  私からは、各般にわたります国と地方の関係、あり方を論じる際に、自主立法権及び自主財政権、狭い意味での自主課税権になるかもしれませんが、...全文を見る
○古本委員 次に、地方税は法定で定めているものと、いわゆる任意のものとに分かれます。いわゆる会費制の原則から地方税はさまざまありますけれども、与党の税調でも話題になったと承知していますけれども、ゴルフ場利用税。  これは、ゴルフ場を立地した市町村にあっては大変虎の子であります。...全文を見る
○古本委員 ありがとうございます。  次に、手前どもが与党のときに、社会保障と税の一体改革、公明党の皆様、自民党の皆様と、三党でありましたけれども、やりました。あのときに、ある自治体の経営者が、消費税率を自分たちが決められるなら賛成だと発言され、御炯眼だなと思いました。しかしな...全文を見る
○古本委員 これは言うならば、住民自治と団体自治との、ある意味、相入れない部分であるのかもしれません。これは、自治体経営者の皆様は、やはり財源を確保するという使命を果たさなければならない、地財調整の根幹は交付税のシステム、そして、都市部が稼ぎ、地方に分配する、この議論の繰り返しな...全文を見る
○古本委員 地方の議会の意見書を幾ら採択しようとも、最終的には、私たちハウス、衆参の国会議員のメンバーがそれを立法に反映させるかどうかなわけでございます。  その意味では、国の議会を縛る、地方の意見に配慮した、もう一段高い概念を憲法の中につくらなければ、結局、意見書を幾ら出して...全文を見る
○古本委員 昨日、区割り審が発表されました。結局、人口割りでいくとああいうことになるんです。  アメリカの上院を見れば、いわゆる地方代表、州代表という概念が非常に強く、カリフォルニア州の三千万人に対し、ワイオミング六十万人、それぞれ、上院は二名であります。  実は、徳島、高知...全文を見る
○古本委員 終わります。ありがとうございました。
04月25日第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○古本委員 民進党の古本伸一郎でございます。どうぞよろしくお願いします。  大臣におかれましては、日米経済対話、まさに国益を背負い、ペンス副大統領と向き合っていただいたわけでありまして、御尽力に敬意を表する次第であります。  きょうは二つの気になる与党の大きな動きといいますか...全文を見る
○古本委員 いや、もうワイドショーの方が詳しいですよ。そんなことを言っていちゃだめだと思いますよ。  あるに決まっていますよ。だから、与党をして、いや、かりそめにも与党の国防部会で、巡航ミサイルを初め、我が国としての敵基地攻撃能力を保有すべく政府において直ちに検討すべしと提言し...全文を見る
○古本委員 イージス艦は六隻でしょう、就役しているのは。一隻当たりは、恐らくSM3は、ランチャーは八基ですよ。さまざまな情報を分析すると、多分八基。  では、一発当たりのスカッドミサイルを落とす打率は何割なんですか、迎撃率は。
○古本委員 大臣、ちなみに、朝のワイドショーでは、SM3のイージス艦からの迎撃率は九五%だとワイドショーで言っておりましたよ。この後にお尋ねするPAC3は九〇%だと言っていました。  つまり、事実をきちっと国民に説明した上で、もし迎撃率が低いならばイージス艦をふやすしかないじゃ...全文を見る
○古本委員 「こんごう」型と「あたご」型、さらに次世代イージスのことを言われているんだと思うんですけれども、要すれば、一隻当たり大体千五百億前後の新造費がかかるんです。  与党の御提言によれば、少なくとも弾道ミサイルでの敵基地攻撃能力は、なかなか射程に入っていない書きぶりになっ...全文を見る
○古本委員 つまり、同じイージスシステムを載せている米海軍の艦船と我が海上自衛隊の護衛艦、自衛艦、イージス艦と比較したならば、いわゆる艦対空あるいは艦対艦はありますけれども、艦対地はないんですよ。それは当然です。さまざまな議論の中で、地上を攻撃する前提のトマホークは想定していない...全文を見る
○古本委員 そうなんですね。一高射群編成するには、多分二千億というのは周知の事実でありますよ。ただ、その高射群を一つふやしたところで、肝心かなめの迎撃率は、これは国家機密だと言って答えないですね。  私は、いよいよ財務省が、きょうは副大臣に、政務にお越しいただいていますけれども...全文を見る
○古本委員 次に、将来世代、子育てを一生懸命頑張ってくださっている世代の切なる願いとして、女の人が仕事に出たい、働きに出るためには、子供を預かっていただけるところが欲しいということで、幼稚園、保育園、認可保育、無認可保育などなどあるんでしょうけれども、子育て中の親御さんが仕事に出...全文を見る
○古本委員 特に、保育士の先生方をふやすという問題。保育士の先生方に聞いて驚きましたけれども、免許を持っておられる方は、何と百三十万人。他方で、就業されている方は五十万人。八十万人の有資格者が何らかの事情で職場を離れておられる。保育園、現場を離れておられる。離れておられる人の理由...全文を見る
○古本委員 ありがとうございました。実に明快にお答えいただきました。  つまり、ハードの整備に、幼稚園と保育園を合わせて、厚労省所管、文科所管を合わせて約千億ですよね。それから、保育士の先生方の待遇改善ということで千億ですよ。そして、さっきの特養の、恐らく一ベッド当たり千二百万...全文を見る
○古本委員 ありがとうございます。  大変しびれる判断が必要な場面にいよいよ入ってきたと思いますね。財源を確保しようと思って消費税をお願いしたら、なかなか上げられる環境にないと政府は御判断をされ、そして他方で、社会保障関連、とりわけ子育て分野に、自民党の皆さんも、今ごろになって...全文を見る
○古本委員 恐らくこの各種控除が、一度整理しなければ、ただでさえ先細っている所得税収がますます先細る、こういう全体の危機感を財務省が持っている、政府も持っているんだと思うんですが、これは、私たちは絶対に忘れてはならない事実を一つここでおさらいしたいと思いますね。  平成元年、竹...全文を見る
○古本委員 副大臣、もうちょっとサービスで踏み込んでいただきたいと思うんですけれども、だって、三万円ということは、年間で三十何万円払うということですよ。十八歳で免許を取って、アルバイト代をこつこつためたお金で買った車ですよ。自賠責で走ればいいじゃないかと。でも、万が一事故を起こし...全文を見る
○古本委員 負担だというのは、今数字も言っていただいたので、そこはかとなく認識はしていただいていると思うんですけれども、ちょっと大臣が今外されているので、一緒に聞いてもらいたかったですけれども。  主税局長、控除の改革を今後していく中に、カセットとしてはめ込んでほしいとは思いま...全文を見る
○古本委員 慎重な検討は必要というお言葉がありましたので、これはゼロ回答ではなかったというふうに受けとめますよ。  なぜならば、あまたの控除の中に、少なくとも保険料という概念は既に存在していますからね。もし車検代も控除していただけるというのなら、控除してもらったら大歓迎ですよ。...全文を見る
○古本委員 ありがとうございました。  終わります。
05月18日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
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○古本委員 民進党の古本伸一郎でございます。  今も自民党から意見が出ているわけでありますけれども、恐らく主権者の皆様は、誰が発議するか、つまり、今の院の構成をしているメンバー、自公政権のもとで誰が発議するのか、同時に、何を提案してくるのかを見詰めておられると思います。  そ...全文を見る