細田博之

ほそだひろゆき

小選挙区(島根県第一区)選出
無所属
当選回数11回

細田博之の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第126回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○細田委員 私は、ただいま議決されました公害健康被害の補償等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、日本共産党及び民社党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して、説明にかえさ...全文を見る
03月24日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第4号
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○細田委員 ありがとうございます。  私は新人でございますのでこれまで三年間偏見なしに、野党の皆様方がどういうふうな意見を言われ、どういうふうに対応していかれるかを見てきたわけでございますが、一言で言って、野党の方々は非常にまじめに考えておられ、しかも責任を持った政策を実施して...全文を見る
04月06日第126回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○細田委員長代理 田中昭一君。
04月20日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第8号
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○細田委員 私は、四十五分間時間をいただきましたので、大きく分けて二つの問題について質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、私、自民党に少しいろいろ質問しますので、これはむしろ野党の皆さんに聞いていただきたいという意味も含めまして質問をしますので、よくお聞きをいただきたい...全文を見る
○細田委員 まさにそこなんです。自民党が出している五百の小選挙区案というのは、非常に我が党にとっては実情に合った案である、これは一つわかるわけでございます。それは、私はまず一つ支持をいたすわけでございます。  翻って、そのことは私は問題点として提起しているだけですから、三百の民...全文を見る
○細田委員 党の委員長でもあられませんから、そういうあれで、党を代表するお立場ではなかなかそういう、党の政策ですから、その立候補者をどう立てるかということは……(発言する者あり)わかりました。そうですか、いいですか。それじゃ、それは撤回いたしますが、いや、そこが大事なことでござい...全文を見る
○細田委員 おっしゃる点はよく理解しておりますし、それから法案を提案するのがどの見とどの党が一緒に提案してももちろん自由でございますから、その間でいろいろな妥協案が出てきたり、こういう御提案が出るのはわかるわけですが、私が申しましたのは、せっかく小選挙区制をつくろうという場合に、...全文を見る
○細田委員 それからもう一つは、並立制ということについてお伺いしたいのですが、並立制だめだということがありましたけれども、並立制は確かに数によって非常に不公平が生ずる可能性があります。なぜならば、特に民社、公明、共産のような少数政党にとって並立制というのは、まず小選挙区を分離、独...全文を見る
○細田委員 参議院でやっていますよね。参議院についてはどういうお考えでしょうか。
○細田委員 私はむしろ論理が逆だと思っているのですね。もう衆議院にそういう並立制が導入されるのなら、参議院を変えるべきであって、衆参両方で考えたらどうかというふうにも考えますので、何か最初から門戸を閉じるような、絶対並立制がいけないというようなことを御発言になる前によくやはり考え...全文を見る
○細田委員 いや、そういう事実を直視しておるからこそ私は心配しているわけでございます。したがって、余り我が党としては軽々に、特に幹部の方が、私らが事務的に計算するとこうなるかもしれない、こういうふうに問題になるかもしれない、それはいいと思うのですよ。むしろ勉強しないと、どこに問題...全文を見る
○細田委員 そういう御覚悟でひとつよろしくお願い申し上げます。  今ちょうど大都市周辺だとか地方だとかという話が出まして、これは社会党案自身も、非常に社会党、公明党の共同提案も大きな問題を含んでいると思うのですよ。ブロック制の問題点については、増子議員が相当突っ込んだいい質問を...全文を見る
○細田委員 公明党さんどうですか、公明党さんの順位は。比例の当選の順位をブロックの中でどういうふうにつけていくのかということについての考え方。
○細田委員 きょうは法案の提案者だけに質問をしろということでございまして、やはりこういう問題は民社、共産ともに、法案を提出したいという意欲は本当は持っているわけですし、内々の案は持っているわけですから、いずれフリーディスカッションのときに各党がそれぞれの関心をもっと言うべきである...全文を見る
04月28日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第13号
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○細田委員 私は、二つの問題についてお伺いしたいと思います。  一つは、御両人ともお使いになっていらっしゃいます政権交代ということでございます。  アメリカにおいては、民主党、共和党も、多少の政策の差はございますが、かわったからといって突然大きな政策の変更があるかというと、基...全文を見る
05月11日第126回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○細田委員長代理 伊藤英成君。
○細田委員長代理 次回は、来る十三日木曜日午前十時公聴会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時四十二分散会
05月12日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第15号
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○細田委員 一つ与野党各党の皆さんにお伺いしたいのでありますが、新聞社の代表とか民間臨調の方々は、主張の一つとして、各議員が党議にこだわらず自由に賛否を投票をすることができるようにしてはどうかという人がかなりありました。この問題は二つの側面を持っていると思うわけでありまして、一つ...全文を見る
○細田委員 自社公、提案者で結構でございます。
○細田委員 議員提案であるこの法律案とか、あるいは今後考えられる、例えば議員提出の形をとられるかもしれない法案についてはどうでございますか。
○細田委員 この間土井さんとか日野さんでしたか、委員会で、自分は歳費はもらっているけれども、ほとんど政治活動なりほかの資金につき込んでいるんだとおっしゃいましたね。ちょっと恐縮なんですが、そういう方、社会党、公明党でちょっと手を挙げていただけますか。自分が歳費をもらっているけれど...全文を見る
○細田委員 ちょっと違うのですよ。もう一度、ちょっと済みません。  けげんな顔をしているわけじゃなくて、だからこそある程度の資金は必要でしょう。それはやはり佐藤先生でも定量的なある感覚はあるでしょう、政治にかかる費用は。それはそんなに、日本人を相手にやっているわけですから、そん...全文を見る
05月13日第126回国会 衆議院 環境委員会公聴会 第1号
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○細田委員 ただいま、清水、安田 内田、小沢、四人の公述人の皆様方のすばらしい御見解、御意見を拝聴したわけでございます。私は、四人の皆様方にそれぞれ御質問を申し上げたいわけでございますが、二十分という時間でもございますので、清水公述人、内田公述人のお二人にいろいろ質問をさせていた...全文を見る
○細田委員 ありがとうございました。  次に、内田公述人にいろいろお尋ねいたしたいわけでございます。  御意見が、安田公述人と内田公述人はいろいろな面で微妙に違うところもあると思うのですね。それぞれ非常に建設的な御意見であるわけでございますが、例えば安田公述人のおっしゃいまし...全文を見る
○細田委員 最後に、小沢先生からも御反対の立場で、この法律の問題点をいろいろ書いたりまたおっしゃったわけでございますけれども、私はこう思うのです。  一九六〇年代から七〇年代は、いわゆる排出基準であり、企業の責任であり、公害規制の問題ということが最大の問題であった。また八〇年代...全文を見る
05月25日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第18号
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○細田委員 本日は皆様ありがとうございます。  まず、三本さんにお伺いいたしたいのでございます。  私は、実は島根県選出でありまして、元総理が出ておるわけでございます。新潟県も、やはり元総理が出られた。ところが、我が県におりますとよく比較をしまして、こちらの元総理は地元のため...全文を見る
○細田委員 大変大きな問題ですから、そういうことだと思いますけれども、これは本当に本質的な問題なんですね。我が国の政治の実態において、まさに地方が発展していくために国会議員はやはり働くべきではないかということは民主主義の基本でございますから、そうなるとどういう問題点が生ずるのか、...全文を見る
○細田委員 滝沢佳子さんにお伺いしたいのですが、公認候補を絞れるかどうかという問題は非常に難しいと思うと言われたわけですけれども、この問題もかなり本質的な問題でして、やはりきちっとした、各党がどういう人を本当に選んでいくのかということを決めなければいけませんし、小選挙区になると二...全文を見る
○細田委員 しかし、これは何かやらなければいけないのでしょうね。だから、それはルールをつくれということですかね。
○細田委員 宮下さんにお伺いいたしたいのでございますが、小選挙区制になると、この新潟県のように非常に保守色の強いところ、十三人あって四選挙区で社会党が各区一人ずつ四人出ているというような県におきましては、小選挙区で当選するということは相当難しいだろうという直観がするわけですね。地...全文を見る
10月20日第128回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○細田委員 私は運輸委員ではないわけでございますが、自由民主党におきまして交通部会に属しておりまして、自由民主党のこれから野党としての態勢といたしましてもちろん運輸委員会の委員を中心に審議を尽くすわけでございますけれども、野党である自民党として運輸政策を大いに議論していこうではな...全文を見る
○細田委員 ただいま御説明を承ったわけでございますが、住民の方、乗客の方は、もうコンピューターコントロールであるから、しかも今おっしゃったように二重三重の安全対策が講じられているから安全なものだと信じて乗っておられるわけですから、その驚きも衝撃もまた大きいものだと考えております。...全文を見る
○細田委員 海外、そして国内、不況要因も重なって円高も重なって今日のような状態になっている、さらに今後も厳しい、こういうお話でございますけれども、会社によって相当大きな差があるということはそれぞれの要因の大きさが違うと思うのでありますが、大ざっぱに分けまして海外要因というものがど...全文を見る
○細田委員 海外といえば各国際路線が、そして国際航空会社が大変な競争をしているようでありますけれども、海外の各社の状況あるいは倒産、テークオーバーその他いろいろなことが、リストラがあると思いますけれども、ちょっと詳しく御説明をいただきたいと思います。
○細田委員 そもそも航空路線というのは、ほかの国でも一種の免許事業じゃないんですか。例えばアメリカ、ヨーロッパも、ここの路線を開設するときにはどこどこの認可が必要だというふうになっているんじゃないですか。ちょっと実態を教えてください。
○細田委員 運賃を自由化したということを言っておられるわけですね。  運賃の問題というのは、私はよくわかりませんが、二つ問題があるのじゃないかと思うのですね。つまり、いわゆる公式運賃といいますか、定価のようなものとそれからどんどん安売りをする、あるいはパックのようなものでも日本...全文を見る
○細田委員 今国内では、新政権になりまして、規制緩和をしろということを言っておるわけですね。これは多分運輸大臣も事務当局に大いに緩和しろ緩和しろ、こういう指示を下しておられると思うのですが、日本においても、世界の航空会社に対抗するためにはいわば値引きをせざるを得ないという状況があ...全文を見る
○細田委員 これはこれからの規制緩和についても非常に大きな示唆を持っておりますね。今運輸省が何千件か持っておられます認可あるいは料金、それも一部自由化をいたしますと言っておりますが、航空業界は、国際的な要素もあるかもしれないけれども、それは認可にかかわらず、もうどんどん値引きを行...全文を見る
○細田委員 相当前に私は、新聞などで読みますと、この運賃は、外国で買うと、あるいは外国の路線は非常に安く買える。そうして、国内で買うと高い。これは大変な、為替の差があるというような面もあるかもしれませんけれども、実際の流通しているチケットの値段に差がある。そのときに、私の記憶が間...全文を見る
○細田委員 ということは、認可運賃を低い水準に下げるようなことを後から後追い的にやるわけですね。そういうことをやっておるということですね。
○細田委員 やはり航空産業も立派な一つの産業ですね。そうして、排他的な権利を会社に与えるかわりに、先ほどまさにおっしゃったように安全を確保しなければならない、サービスの低下を防がなければならない。したがって、適正利潤というものを考えた認可運賃、その他の料金もあるかもしれませんが、...全文を見る
○細田委員 やはり私は、先ほどおっしゃっておられるように、政府はその最も中庸なところで運賃が事実上決まっていくような政策的手段をとるべきであると思うのですね。したがいまして、政府間でも話し合うべきだ。今までは、いわば会社がお互いに競争し合ってとことんやろうという状況であったことは...全文を見る
○細田委員 私は率直に言ってそれは全く不十分であると思いますね。それじゃなかなかうまくいかないですよ、現に。うまくいかないものをどうしたらいいかということはやはり知恵を出すべきであって、そのことがまさに安全とかサービスの面で大きな支障があるとすればやるべきであると思うわけでござい...全文を見る
○細田委員 そこもちょっと、株を買った人には大変気の毒なことですよね。六年前に完全民営化した。それで買いました。しかしもう大赤字でどうしようもない。政府は対策をとれない。国際的に過当競争なんだからしょうがない。一時的なバブルがあって多少の黒が出ておった時期もあるかもしれないけれど...全文を見る
○細田委員 その一連の合理化によって吸収されるような赤字でございますか。
○細田委員 その際に、航空会社からというよりはいわゆる乗客からなんでございましょうが、空港使用料あるいは着陸料という言い方もあるようでございますが、これがかなり高いというふうに聞いておるのですが、各社別のそういった使用料の支払い総額というのはどのぐらいなものでございますか。あるい...全文を見る
○細田委員 確かに空港をつくる動きがどんどん進んでおりますから、財源としてこういうものが必要だということはわかりますが、実に八百億の使用料を取っているわけですね。そして、それはもちろん運賃にも波及していますし、私はその着陸料、使用料というものを軽減すれば逆にお客がふえる、そして赤...全文を見る
○細田委員 私は、政府が支援できるものはいろいろな形で支援しないといけないような状況じゃないかと思っているわけでございます。一つは、税金、使用料のたぐいであり、あるいは低利の金融であり、あるいは場合によっては補償が必要だというような、先ほどの対外交渉に加えましてそういう支援をやっ...全文を見る
○細田委員 しかも、今後は地方空港整備というものがさらに進むわけですね。私のいる島根県でも、出雲空港があって、この間石見空港が開港しで、隠岐空港というのもあるのですが、これも整備で少し大きくしないと、YS11をもう使えないことにしよう、ではジェットを入れるには滑走路を延ばそうなん...全文を見る
○細田委員 そこで、航空問題の締めくくりで大臣にお伺いしたいのですが、大臣は選挙区も近い、お住まいも近いですから特別の用事のときだけ乗られると思いますが、私は、国会議員になって四年弱ですが、もう四百回飛行機に乗っているのですよ。二百往復ですね。しかもいろいろなところへ行くこともあ...全文を見る
○細田委員 よろしくお願い申し上げます。  次に、都市交通、特に地下鉄の問題についてお伺いしたいと思います。航空は以上でございます。  まず、地下鉄でございますけれども、これは、もう大臣、地元でも、あるいは東京までたくさんの地下鉄関係があるわけでございます。私の地元の島根県な...全文を見る
○細田委員 整備計画がない。道路その他はたくさんこういうものがあるのでございますけれども、言ってみれば、道路族はあるが地下鉄族がないというような感じで、ちょっと政治的な力も違うというような感じもあったのですけれども、私は、都市住民から見ると、道路も大切だけれども、ほとんど同じぐら...全文を見る
○細田委員 よろしくお願いします。  私の父がいよいよ引退して、これから地下鉄や電車に乗ろうというので、高齢でございますが、いろいろ乗っているわけですよ。それで、はたと気がついたのは、もうとにかく、JRにも地下鉄にも、都市交通機関いろいろありますが、もう老人は乗れないと言うので...全文を見る
○細田委員 その点に関しては税制、金融その他できるだけの促進策を講じていただきたいと思います。  次に、観光についてお伺いしますけれども、大都市の旅館とかホテルが大変困っているということを聞いておるわけでございますが、一つは地価税や固定資産税が大変大きな圧迫要因になっている。そ...全文を見る
○細田委員 ホテルの中でどんどん投資をしたようなところが例のバブルの原因になったから、少し地価税のようなものを課そうというのならわかるのでございますが、昔から旅館を営業しておって、同じ場所でやっておって、それにたまたま地価が高いということで大きな税がかかるとか、あるいは相続をする...全文を見る
○細田委員 引き続き大いに勉強していただきたいと思います。そしてまた、旅館業などにおきましては、いわゆる特別消費税といいまして、消費税導入に際して、まあ料飲税の名残でございますが、さらに追加的税制があるということでこれは非常に不平等なことになっておりますので、関係各省の再検討をお...全文を見る
○細田委員 時間がなくなりましたので、以上にさせていただきますけれども、運輸省が挙げて検討をされておられ、それが政府挙げての検討の一環であります、いわゆる規制緩和の問題、特に料金の自由化ですとか、多様化ですとかという問題は、最初に申し上げたような、航空の関係の自由価格による経営圧...全文を見る
○細田委員 以上で終わります。
10月21日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第6号
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○細田委員 自由民主党の島根全県区、細田博之でございます。きょうは、総理も御出席をお願いしたのでございますが、公務ということで出席できないということでございますが、その他のいわゆる連立七会派の六党の党首なり前委員長、おそろいになっていただいているわけでございます。  そこで、私...全文を見る
○細田委員 そこで、この資料についてはおいおい申し上げますが、特に社会党、山花大臣、そして佐藤大臣がよくテレビなんか出られると、すぐ二言目には選挙協力でございましてと言われます。選挙協力、本当にされますか、山花大臣。
○細田委員 今までの選挙協力というのは、その党から候補がどうしても出ない、こういうことが多いのでございます。たまたま地盤とか政治状況から見まして、特に公明党さん、やはり支持層から見ると立て切れない。社民連さんや民社党さんも、ちょっとここは立てないのはしょうがない。本当は立てたいん...全文を見る
○細田委員 ここに大変教養あふれる江田代表がおられまして、それはなぜかというと、イギリスにも住まわれて御勉強もされた。  イギリスにいい例がありますね。保守党というのは、どなたかも言っておられましたけれども、このところ勝ち続けておりますが、支持率は五割を超えていない。そして、労...全文を見る
○細田委員 私は、お言葉ではありますけれども、イギリスの昔から伝統ある民主主義を学んできた方の御発言とは余り思えない御発言であったと思います。  参議院選挙のときは、確かに選挙協力をして勝ったところもありますよ。連合の人が出たということもある。しかし、戦ったところもあるというよ...全文を見る
○細田委員 あなたのおっしゃっていることは、全く民主主義に反するということにお気づきでないようですよ。それは、選挙のときには、その党が政策を争って、しかも比例というものを入れるのですから、比例区に投票しようというときに、私は社会党に入れたい、そのときに、どういう政策を一体訴えてい...全文を見る
○細田委員 まあ私から見れば、余り理解できないのですよ。もし、山花前委員長、社会党の立場で見まして、パトリオットとかあるいはAWACSはこれはもっと大きな問題でしょう。そして、自衛隊の違憲の問題も大きな問題ですが、閣僚のお立場としては今までの主張は百歩譲って理解したとしても、党と...全文を見る
○細田委員 それでは、大内委員長はどういうふうにこの点について考えておられますか。選挙というものと政党のあり方と連立政権のあり方が非常に複雑に絡み合っているわけですね、今いろいろ質問しましたが。ちょっとお考えをお聞かせ願いたいと思います。
○細田委員 大内委員長の御答弁はそれなりに一貫していると思います。私はそうでなければならないはずだと思っておるわけです。  が、しかし、そこがふらふらして、とにかく統一候補を選んだらいいじゃないか、そして選挙協力をすればいいのじゃないかと思っている会派もあると私は思っているので...全文を見る
○細田委員 これまたある程度は理解できるのですが、大内委員長の答えより相当ぼんやりしていますね。つまり、その段階でどうもやはり違うぞと。そうなると小選挙区制という一つの選挙区で一人しか当選しないような選挙区において、会派がばらばらとそれでトップを争うということになり、それが四会派...全文を見る
○細田委員 これは重大な発言ですよ。我が自由民主党は、党の綱領を決めて自由民主党という一つの党として候補者を調整するのですよ。そのときに、選挙に負けちゃいけないというのは当然でしょう。我が自由民主党のAさんとBさんが両方立候補したいというときに、党としては一人しか当選しない選挙区...全文を見る
○細田委員 例えば公明党、石田委員長ですね、よく自民党で議論していると、いや、公明党は比例に強い政党だから、どんどんそういう場合に比例に回して他の党に譲って、そして選挙協力をして調整をするんじゃないかなんということを言う人があります。ところが、そういかないのですよ。たとえ全国比例...全文を見る
○細田委員 いや、それはわかりますよ。その方がいい、そうおっしゃった方がいいという面はわかりますけれども、党の責任者ですから、もともと。そして、各委員長も出ておられるわけですから、さてどうしようか、我が党は合併をするのか、選挙協力をするのか、それで何人が当選するのか、そして、落ち...全文を見る
○細田委員 それはそうじゃないのでございます、残念ながら。我が自民党は、いろいろ大変だけれども決まったことはもちろんやろうと思っているのですね。決まったことをやろうというのは、これはしょうがないでしょう、民主主義で。二百五十名の定数でも三百の定数でも、それだけの候補者しか立てられ...全文を見る
○細田委員 少なくとも選挙を実現するまでにはそういう問題をちゃんと整理できる、そうしてその方向はこういう方向だということは言えなきゃおかしいのですよ。でも、やはり今皆さんのおっしゃったことには、いろいろな思惑があることははっきりしています。最初に言われたでしょう。選挙協力はどこで...全文を見る
○細田委員 そういう提携の接着剤になられた江田代表は、どうでしょう。
○細田委員 さすがは江田代表でございます。私は、後段の部分は非常に立派だと思う。だけれども、前段の部分はやっぱり私は余りよくないと思っています。  なぜかというと、談合とはいうが有権者の判断だとおっしゃいました。しかし、小選挙区になると、もう大きな会派を代表してこれが推薦候補で...全文を見る
○細田委員 随分党のお考えから何歩も踏み出しておられると思いますね。結党以来何十年もやっておられる政党、どの政党もそうですね。そして、それが動かしがたい党の方針として決められておられる割には、内閣に参加する人が六人なら六人おられれば、あらゆる政策はもうその時点では妥協せざるを得な...全文を見る
○細田委員 それで、例えば民社党の場合には、いろいろなところで当選しておられる方が今回も多数おられて、会派として十九人おられる。そうして、やっぱり選挙協力になった場合には、もうしょうがないから、十九人と落選している塚本さん初め何人かは何とか統一会派の候補になるように努力して、どう...全文を見る
○細田委員 ちょっと最後の時間で私のアイデアを申し上げておきたいのですが、二対一の議論というのがありますね。二対一を超えてしまうということは、私も選挙区ごとにいろいろ分割してみましたが、やはり超えるところが出てきます。そのときに、自民党案のように都道府県単位の比例を加味するという...全文を見る
10月26日第128回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○細田委員 まず、広中長官、御就任おめでとうございます。  伺いますと、環境庁長官に女性長官がなられたのは三代目だというふうに承っておりますが、森山長官はすぐに官房長官になられた関係で大変短かったわけで、実質的には二人目ということだそうでございます。特に長官はアメリカに長くお住...全文を見る
○細田委員 今、総論を大臣から承ったわけでございます。  主として事務方からいろいろ伺いまして、我々も勉強になりますし、大臣にもいろいろお勉強いただきたいと思いますが、まず大気ですね。硫黄酸化物、窒素酸化物あるいはその他酸性雨問題とか自動車排気ガスとかいろいろございますけれども...全文を見る
○細田委員 アメリカは非常に厳しいものを九〇年以降はやっているということですが、その厳しい基準というのは、日本よりも厳しくなったのですか、やっと日本の水準に追いついたということなのか。アメリカは大陸で広いですから、そういった意味で自然の浄化作用もあることはあるのだと思いますが、N...全文を見る
○細田委員 大臣がアメリカにおられたころに、ある時期、日本はアメリカ人を笑っておったわけですね。それは大型車に乗ってガソリンをどんどん燃やしていろいろな有害物質を振りまいておる。日本は小型車をつくって、それがそういう環境上も競争力が強いからどんどん売れるんだ、こう言っておったら、...全文を見る
○細田委員 関連で、また追加してお尋ねしますけれども、アメリカは全体で下水道普及率というのはどのぐらいあるのでございますか。日本と比べるとどうなのか、調べて、もうちょっと何分か後に答えてください。あれだけ大きな国の割に非常に整備されておると私は思いますけれども、それが基本にあって...全文を見る
○細田委員 国によって非常に差があるということがわかるわけですが、日本は、大臣、案外大変なんですよ、この野生生物というのは。田舎の方に行きますと、もう田んぼにイノシシが出て夜中のうちに全部なぎ倒して帰ってしまうわけですよ、米を食べたりしましてね。猿も出るし、カモシカも出るところも...全文を見る
○細田委員 それは、アメリカはかなりクリントン政権になってから変わり始めたということはわかるのですが、今なお国際的レベルから見て足りない面もあるのじゃありませんか。もうアメリカはこれで大体十分日本やヨーロッパに追いついた、考え方について、特に温暖化、CO2などについては追いついた...全文を見る
○細田委員 大臣、まさにそういうことでございまして、今まで環境の関係者が苦労を重ねてきたのは、アメリカが非常に後ろ向きにやってきた、しかもそれが大きな長期的不況あるいは双子の赤字もあって、そんなに簡単につき合えないぞ、こういう態度を長く続けてきたわけでございます。  特に、御経...全文を見る
○細田委員 発展途上国に経済協力をして、できるだけ日本の経験のある、例えば大気汚染防止だとか、それがひいては日本の酸性雨対策にもつながるわけでございますけれども、例えば中国に対して、北朝鮮に対して、十分な公害防止施設を大いに拡充するように頼んでいかなきゃだめなんですね。私の選挙区...全文を見る
○細田委員 先ほどの下水道関係がわかったようですが……。
○細田委員 あれだけ広い国土で、しかも人は散らばって住んでいるのに七三%整備しているんですね。これは、直接は建設省だとか、いろいろな意味で各省庁があるわけでございますけれども、やはり我が国で一番おくれているのはこの問題であると思いますので、やはり総合的に環境庁としても進める、これ...全文を見る
○細田委員 まさに今おっしゃいましたように、この環境基本法、大臣にとっては突然これが、参議院で御審議になったわけでございますけれども、冒頭から出てきて、すっと通ろうとしておるわけでございますが、これは終わりではなくてまさに始まりにすぎないわけでございまして、これが通過した後に、や...全文を見る
○細田委員 終わります。ありがとうございました。
10月27日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第10号
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○細田委員 私、質問に当たりまして、内閣法制局長官にも御出席をお願いしております。よろしくお願い申し上げます。  せっかく新しい制度をつくろうということで与野党ともに頑張って審議をしているわけでございますから、憲法上しっかりした法改正ができるということが大切だと思っております。...全文を見る
○細田委員 これが過去の考え方であり、また今の法制局のお考えであるということはよくわかりました。  しかし、これまではどういうふうに格差が生じてきたかと申しますと、実は昭和二十一年に定数が決められたときには格差がほぼ一倍でございました。例えば東京、大阪、神奈川などは大変な格差が...全文を見る
○細田委員 ところが、どうも二百五十で分けまして、しかも一つずつ基数を割り振ってから割ると、これは過去にもここの場で議論されているんですが、かなり大きくなるんですね。どうも二・五倍ぐらいは簡単に出てしまう。それはなぜかというと、行政区画が、東京都の特別区だとかあるいは大阪市にいた...全文を見る
○細田委員 実は三つでございます。今、都道府県別に二倍未満にしようと思うと、実は簡単でして、神奈川県の定数を三つふやしまして、それで鳥取県と島根県、私の選挙区ですが、島根県と高知県を一つずつ減らすと、全部の都道府県が二倍未満になるのですね。ということは、九増十減でこの二倍の格差と...全文を見る
○細田委員 これはどこからとったかというと、ジェトロが出している「日本とアメリカ-数字は語る」というところに、六十三ページに出ておりますので、それを引用をしたわけでございますけれども、アメリカにおいても、非常にその格差の問題、悩んでおりまして、やはり大都市に集中する、したがって州...全文を見る
○細田委員 今の御答弁にありましたように、我々のだれもが若干の精神分裂状態を起こすわけでございます。  つまり二倍というもの、あるいは選挙区間格差を重視するのかあるいは都道府県ごとに一を割り振ることによって、ある種の既得権といいますか重要性、独立性といいますか、そういうものを都...全文を見る
○細田委員 実は、天につばするような議論になりかねないわけでございますが、それは二・一四倍の海部内閣案が出たときには、社会党さんを初め。当時野党の方々は、二・一四とは何事であるか、二倍未満にせいということを強く言われたわけでございまして、覚えておられる方もおられるようでございます...全文を見る
○細田委員 それでは、確かに惜敗率というのは、重複立候補で負けた人には客観的基準である意味では順番がつくわけですが、その順番をどういうふうに入れるかというと、今おっしゃったように、じゃ一番から五番は、遠慮して比例区に回った人のうち自民党に功績があるとかいろいろな意味で一番、二番、...全文を見る
○細田委員 この点はよく詰めていただきたいのですよ。つまり、順位をあらかじめ決めておくということはどういう意味なのか。つまり、二つの違うグループがありますね、どの党もあるのですよ、これは。小選挙区立候補をあきらめざるを得ない方がいて――経過的措置かもしれませんよ、とりあえずは、し...全文を見る
11月12日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第16号
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○細田委員 島根県選出の細田博之でございます。  傍聴人の方にも御理解いただきたいのですが、この福岡県は、選挙の実態においては各党の博物館、展覧会のような県でございまして、これは今二十の議席がありますが、自民党が五、ほとんど支持率を反映しております。そして社会党が、楢崎先生を入...全文を見る
○細田委員 私は、陳述人の皆様方の御意見を伺いながら、自分なりにちょっと考えをまとめてみたのでございますけれども、それは逆に言うと皆様方のお感じと私の違いもあるということで、御参考になると思います。  第一に、やはり選挙はある程度までは金と人手をかければかけるほど有利だというこ...全文を見る
11月16日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第18号
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○細田委員 私は、十月の二十一日と二十七日にただいま津島委員の質問されたような点を中心に詳しく質問をさせていただいたわけでございます。その中で、特に、選挙におきまして選挙協力を皆さんが行われるという意図がおありになることについて強く疑問の念を呈したわけでございます。  総理、今...全文を見る
○細田委員 ボートでも、八人でこぐのは大変速いんですが、一人がおかしなことをやるともう全く進路を誤ってしまうということになりますし、船頭多くして船が山に上るということがあるわけでございまして、実際は政策がそれぞれ違うわけですね。ですから、これから我々も楽しみにしておりますが、予算...全文を見る
○細田委員 これは大変な問題でありまして、私は、一言で言えば談合政治だと思うわけでございます。  アメリカやヨーロッパから日本がなぜ非難されているかというと、日本は結局お互いの利益のために調整をして、入札行為にいたしましても物の購買にいたしましても、話し合って、あなたはここをや...全文を見る
○細田委員 修正されましたので、以上で終わりますけれども、こうやってちょっとお聞きになってもおわかりのように、全国比例方式というものは非常に大きな問題をたくさん含んでいるのでございます。政党のできるだけ自由にしなければならないのですが、今の政府提案では非常に拘束度が強い、そういう...全文を見る