細田博之

ほそだひろゆき

小選挙区(島根県第一区)選出
無所属
当選回数11回

細田博之の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第180回国会 衆議院 本会議 第2号
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○細田博之君 自由民主党の細田博之であります。  私は、自由民主党・無所属の会を代表して、一昨日の野田総理の施政方針演説について、先ほどの谷垣総裁の質問、答弁を補足しつつ、政策の各論にわたる部分につきまして質問を行います。(拍手)  我が地元安来市では、ドジョウすくいという踊...全文を見る
○細田博之君(続) サッカーでもロスタイムというのがあります。これを後でロスタイムだといって請求したいぐらいでございます。  それで、皆様方は、無駄はもう省けるんだからこれで支出はできる、支出の方ばかり決めたわけでございますね。本来は、正しく入るをはかりて、もって出るをなす、あ...全文を見る
○細田博之君(続) わかりました。失礼をいたしました。  それでは、資料については提示しないことにいたします。しかし、もう公知の事実でございますので、ちょっと参考にお見せしたんですが、なぜそんなに見たくないのか、わかりません。  さて、ロスタイムということで……(発言する者あ...全文を見る
○細田博之君(続) それで、五十ページの素案を読んでみました。全て空疎な内容でございます。中身は増税をすることばかり書いてあって、その根拠となるものについては、年金、医療、社会保障のあらゆる分野について、先々検討を要する、着手をする、法案を提出する。空疎な文章ばかりで五十ページに...全文を見る
11月15日第181回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○細田議員 ただいま議題となりました衆議院小選挙区選出議員の選挙区間における人口較差を緊急に是正するための公職選挙法及び衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律案、いわゆる緊急是正法案につきまして、自由民主党・無所属の会を代表して、その趣旨及び内容を御説明申し上げます...全文を見る
○細田議員 この問題については、私どもは昨年の春に、〇増五減が最高裁判決の趣旨に沿うものとして各党にも提案してきたわけでございますが、その後、各党の公約等によって、比例定数も削減すべきであるということで各党協議会が始まりまして、さまざまな意見が出されたわけでございます。非常に真面...全文を見る
○細田議員 原則的な考え方については、今、松本議員がお答えしたことと同じではございますが、小選挙区比例代表並立制というものを採用したときには、そして今の民主党の案でも、二票制で投票が行われる。そうすると、やはり、一票目で誰を選ぶかということがまず有権者の関心であって、それぞれの投...全文を見る
○細田議員 二票制をとっているわけでございますから、一票目に何議席がとられたかということと、二票目の有権者の意識を反映した議席数が連動して、一票目に投票した人の意向がいわば減殺され、無視されて、二票目の比例に投票した人の意思を無視する場合がある。例えば、前回の総選挙でいえば、民主...全文を見る
○細田議員 現行の小選挙区比例代表並立制がさまざまな問題点を包含していることは、おっしゃるとおりであります。特に、少数の支持率しか持っていない、しかと言う必要はないけれども、例えば五%、一〇%、一五%の支持を持っている政党にとっては、小選挙区制度というのは極めて不利である。  ...全文を見る
○細田議員 最高裁判決が出まして、私どもは、昨年春以来、格差是正、最高裁違憲判決に応えてまず法改正をすべきであるということを申し上げ続けてきたわけでございますが、残念ながら今日に至ってしまったので、おっしゃるように、今改正しても、さらに区割りの審議会で審議をし、さらに次の法律が必...全文を見る
○細田議員 民主主義でございますから、それは、国会議員への投票を通じてのみ国政に参加をするということが基本でございますから、そのような民意を反映する議会の制度が、どれだけの議員定数を必要とするかということを客観的に評価して決めるべきであると思います。  単純に減らせばいいという...全文を見る
11月15日第181回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○衆議院議員(細田博之君) ただいま議題となりました衆議院小選挙区選出議員の選挙区間における人口較差を緊急に是正するための公職選挙法及び衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律案、いわゆる緊急是正法案につきまして、自由民主党・無所属の会を代表いたしまして、その趣旨及び...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) 最高裁判所の判決、違憲判決が出たのは昨年の春でございます。その後、私どもは、これは至急に較差是正を図って最高裁判決に沿う制度にしなければならないということで検討を始めまして、既にもう昨年春には案を作りまして、それを各党に提案をいたしました。  そして...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) おっしゃるような事態を回避するために早期に対応すべきであるということで提案をしてきたわけでございますが、今日までになってしまったと。そうなりますと、もう近々解散・総選挙ということになると、事実上、最高裁の要請にはこたえていないということですから、もし訴...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) 過去にも、中選挙区の時代にも、選挙区間較差、人口較差というのは、三倍、四倍、五倍と、戦後の人口の都市集中化によりまして、そして地方の過疎化によりまして拡大いたしました。奄美大島の復帰などで非常に人口の少ない選挙区もあって、最高裁はずっと三倍、四倍は違憲...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) 昨日の党首討論の内容自体は極めて重いと考えております。  そして、定数削減の問題は、特に民主党さんがいわゆるマニフェストにおいて比例を中心に八十議席を削減するという公約を出されたところから始まりました。  そして、できるだけそれに近い身を切る議員定...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) いや、ちょっと違いまして、民主党代表でもある野田総理とそれから私どもの安倍総裁の間では、できるだけ合意を形成すべく次の通常国会の間に定数削減を実現していこうと、そのために協力しようということは合意したと。そして、それまでの間は、この度も別途お願いしてお...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) 今後の抜本改革というときに大きく議論されたのは、まず少数政党からはそもそも今の小選挙区比例代表並立制をやめたらどうかという説もかなり強かったわけでございます。  つまり、本来、これは大政党に有利な制度であって、小政党は三百の小選挙区でも、有名な党の代...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) これは、内容的には党首討論の結果は合意したわけでございますが、それを今条文で書くということがなかなか技術的にも難しいのと、内容まで踏み込まないと書けないものですから、これはやはり今後の通常国会に向かっての総選挙後の各党の議論に委ねざるを得ないということ...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) 衆議院においては、参議院においてもそうであったと思いますが、もう今や、去年の秋から始めた、政党数でいうと最後の段階では十以上の政党が参加して、平等な立場で絶えず発言をして、自分の党はこういう選挙制度を選ぶべきであると、抜本的に完全比例制にしろとか、個々...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) そこが難しいところでございまして、小選挙区というのは、それぞれ今三百の小選挙区でそれぞれの当選者があり、そして各党が候補を出しております。これを幾つ減らすかと。減らすということはその選挙区を合併していかなきゃならないわけですから、三百を百五十にしろとい...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) 二院制を憲法で取ってもう久しいわけでございますし、それぞれの選挙制度が違っておりまして、しかし、小選挙区制と比例制度という、ブロック比例という衆議院と、全国比例と言わば中選挙区、県によって、小さい県は一人区でございますが、そういう制度が似ているではない...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) 昨日の党首討論の中で安倍総裁がちょっと口走ったというか述べられたことで大事なことは、選挙制度について民主党と自民党で党首の間で合意をして、そうだと言えば済む問題なのかと、議員定数の削減についても。そうではなくて、民主主義的に、あらゆる政党があって、しか...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) これは遡ると、平成五年に大改革が行われました。これは、細川政権ができまして、そして今の中選挙区制はいかぬ、この選挙制度を変えないと、金の掛かる選挙、こういったものが直らないし、自民党が多数という時代がずっと続いてしまうんじゃないか、そのためには小選挙区...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) 私は一長一短だと思いますね。例えば、もう三人区の中選挙区にして全部やれば、いろんな政党が、それぞれ強い人がそこで当選して、二党や三党で過半数を占められないような結果になる可能性もあると思うんですね。そのときは非常に政権が不安になり、政治が不安になって、...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) 衆議院の議論でも、各党協議会が開かれて、民主党、最大政党の代表が座長を務めて十を超える政党間で協議をし、同様の発言の機会を皆、配分してそれぞれの党がそれぞれの主張をしましたから、この仕組みは今後も継続されるのではないかと。それしか国会として言わば対応す...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) あれだけ大きな、三年前の総選挙で大勝利を得られた民主党のマニフェストに一番大きな文字で、衆議院は比例定数の八十削減を実現すると明記しておられるわけで、そこから議論は始まったと。しかし、そのことは、深く考えれば様々な民主主義上の大きな問題も抱えていて、単...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) そういうお考えは私も十分承知しておりますし、それじゃ国会議員は少ないほどいいと、五十人ならもっと早く何でも決められるじゃないかと、選挙で五十人だけ選ぼうとか、最近どこかで大会を開いた某大国みたいに何十も、二十億ぐらいの人口がいるけれども、それで数百人が...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) 私どもが〇増五減案を出したのは、判決の二か月後の昨年五月でございます。各党に我が党はこういう案だぞということを申し上げましたけれども、各党で議論をしておられましたからやっぱり数か月掛かりまして、実際に各党協議会が始まったのは去年の秋でございますが、もう...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) 解散・総選挙自体は内閣総理大臣が決断をしてやられることですから、そしてその解散権を、較差があって違憲状態であるからといってこれを妨げることではないということは通常言われていることですね。解散権を制約するものではないということでございますので、結果として...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) 抜本改革については、十党以上の政党が集まった協議会で代表が出まして、純粋比例代表制がいいのではないかとか、少数政党にもっと議席が配分されるような制度がいいのではないかとか、あるいは中選挙区制に戻した方がいいのではないかとか、そういう提案は出ております。...全文を見る
○衆議院議員(細田博之君) 大きな政党にとって便利な制度であるということは確かですね、小選挙区なんですから。支持率が五%、一〇%、一五%の政党はほとんど、個人的に有名な人を除いては当選しないわけですよ。そして、大政党の立場に立つと、これはもう定数削減すればいいんだから、八十議席で...全文を見る