日本ファースト、構える与野党 「年内解散得策」の声も



 東京都議選で自民、民進の既成政党を打ち負かした地域政党「都民ファーストの会」の全国版「日本ファーストの会」が、民意の新たな受け皿づくりに向けて動き出した。支持率が上向かない自民も民進も、次期衆院選を控えて浮足立ち、与党内では「いっそ傷が浅いうちに」と早期解散論もささやかれ始めた。

 「東京都で示されたような声を、全国から広く集めたい」。7日、政治団体「日本ファーストの会」の設立を公表した若狭勝衆院議員は記者会見で、新党結成への思いを語った。

 まずは9月16日から始める政治塾で、衆院選や参院選に擁立する人材を集める。「民進党は残念ながら受け皿になり得ない」と、自民党や民進党の国会議員らの入塾も受け入れるという。行動を共にしてきた小池氏が率いる地域政党「都民ファーストの会」が圧勝した7月の都議選の勢いに乗り、勢力拡大をねらう。

 ただ、現時点で新党の形や小池氏がどこまでかかわるかは不明確だ。

 記者会見では小池氏との関係に質問が集まったが、若狭氏自身による冒頭の説明では、小池氏への言及はなかった。日本ファーストに加わる国会議員は、代表の若狭氏1人。松沢成文参院議員や民進党を除籍された長島昭久衆院議員、日本維新の会を除名された渡辺喜美参院議員らとの連携がとりざたされているものの、見通しは立っていないという。

 このうちの一人は「若狭さんは焦っている。今にも解散というなら分かるが、(新党結成へ向けた動きは)今のタイミングじゃない」と疑問を口にした。

 一方、党勢回復の道筋が見えず…

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