細野豪志

ほそのごうし

小選挙区(静岡県第五区)選出
自由民主党
当選回数8回

細野豪志の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○細野分科員 民主党の細野豪志でございます。  大臣そして皆さん、きょうは突然の、しかも長時間の答弁、大変御苦労さまでございます。私の方から、温泉と療養、温泉と医療、その辺のテーマについてちょっと質問をさせていただきたいというふうに思っております。  まず冒頭、坂口大臣はお医...全文を見る
○細野分科員 基本的な認識として私と大臣の認識は極めて近いということを非常にありがたい話だなというふうに感じました。  ドイツの例を出されましたので、ちょっとそこの部分を私も調べてまいりましたので報告させていただきたいんです。  私はまだ二十代の人間ですので、歴史は本を読んだ...全文を見る
○細野分科員 今大臣がおっしゃったのは、保険の適用も温泉療養についてあるという、そこはほとんど日本の場合ないんじゃないかという認識を私持っておったんですが、ちょっと事実確認なんでございますが、その部分、いかがなんでしょうか。
○細野分科員 日本の場合は、もちろん温泉病院というのがございますので一部そういう形で行われているのだと思うのですが、中心は、恐らく医療費控除という形で認められているということだと思いますが、そこの部分についてちょっと細かい質問をさせていただきたいというふうに思います。  その前...全文を見る
○細野分科員 もうちょっと具体的に答えていただきたいのですが、運動施設と運動指導員等の配備については、医療費控除の対象として認めている、ある程度医療の対象として範囲を限定した規定だというふうに私は理解しておるのですが、それは、もう絶対必要で外せないという御理解なのかどうかというと...全文を見る
○細野分科員 あと、これは指摘だけにとどめさせていただきますが、温泉利用のための設備と称しまして、実は五種類温泉を用意しておかなければならない。  かぶり湯から始まって、部分浴槽、寝ながら入れるお湯がなければならない、気泡がなければならない、サウナがなければならない。それぞれ一...全文を見る
○細野分科員 ありがとうございました。  あと、大臣の方に、温泉をめぐる医療とも関係ある部分なんですが、行政の縦割りの問題についてちょっと指摘をさせていただきまして、御答弁を願いたいなというふうに思います。  先ほども申し上げましたとおり、温泉療養に関しては、これは全体の枠組...全文を見る
○細野分科員 ぜひ、環境省の方ともいろいろ研究して、一緒にやっていただきたいなというふうに思います。  実は、私は自分の地元が伊豆半島でございます。まさに温泉場で全部占められている地域でございまして、この問題は非常に切実なところとしてとらえております。  ただ一方で、私が考え...全文を見る
○細野分科員 ありがとうございました。
03月08日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○細野委員 民主党の細野豪志と申しますが、よろしくお願いをいたします。  大変刺激的な話を伺いまして、いろいろ聞きたいことがあるんですが、私からは割と具体的な話をぜひ孫さんに伺いたいなと思います。  まず一点目なんですが、恐らく話の中で一番力が入っていたのがブロードバンドの部...全文を見る
○細野委員 ありがとうございました。  バランスが、政府による部分から、むしろ競争政策に移るべきであるというお考えだというのはよくわかったのです。  あと一点。これもまた技術的な話になるのですが、私が、常々迷いがあるというか、わからないなと思っているのは、果たしてどの分野がこ...全文を見る
○細野委員 明快なお答え、ありがとうございました。  ちょっと憲法の方に話を移したいと思います。  情報通信がこれだけ発達した時代に、五十年前の憲法で必ずしもきちっとした対応ができていないのではないかというお話は、私も全く同感でございます。ただ、一方で、これだけ情報環境が整い...全文を見る
○細野委員 国際法の方に関してもうちょっと詳しく聞かせていただきたいのですが、結局、憲法でつくるよりは、情報国際法的な、ある程度強制力のあるものでないと意味がないのですが、私は、そちらを志向した方がはるかに手っ取り早いのじゃないかという気がしてならないのですが、それについてはいか...全文を見る
○細野委員 次に、ちょっと選挙のことについて、電子投票制度を御提案いただいておりますので、質問させていただきたいのです。  私は、去年の六月に初めて選挙に出て、初めて当選をいたしました。今二十九歳なんですが、インターネットというのは、私自身が知的な好奇心を持ったときからある程度...全文を見る
○細野委員 ありがとうございます。  次に、電子投票制度なんですが、これは私もやれればいいなととにかく思うわけです。  ただ、技術的な問題というのは常につきまとっていて、この分野は日進月歩の分野ですので、果たしてどの時点で技術的な部分が可能になるのか、これを視野に入れないと、...全文を見る
○細野委員 ありがとうございました。  最後にもう一度、在日外国人の方への地方参政権についてもう少し詳しくお聞かせいただきたいんですが、先ほど孫さんの方からは、日本国籍を取りやすくして、その方に投票権を当然持っていただくというのが優先だろうというお話がございました。その部分で、...全文を見る
○細野委員 ありがとうございました。丁寧に答えていただきまして、感謝しております。
03月23日第151回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○細野委員 民主党の細野豪志でございます。  質問に入る前に、私のきょうする質問に関しまして外務省の方から事前に何回もレクに来ていただきまして、そこでいただいた資料を皆さんに配付させていただきたいと思うのですが、委員長、お許しいただけますでしょうか。
○細野委員 きょうは、私の方からは、昨年の七月に行われました九州・沖縄サミットに関することにつきまして質問をさせていただきます。  改めて指摘するまでもございませんが、私がこの質問をするのは、松尾前室長が最後に在籍したのがこの事務局であったということ、そして、そこでロジスティッ...全文を見る
○細野委員 大臣が感謝をされた方の中に、十四番目をごらんいただきたいのですが、東林寺の住職であります滝田氏の名前がございます。先ほど来の質問、ここ一週間ほどの議論でも、もう盛んに国会でこれは言われているところでございますけれども、この滝田氏に関しては、サミットの準備事務局の非常勤...全文を見る
○細野委員 本村審議官自身は滝田氏のことは御存じだったのでしょうか。
○細野委員 松尾氏が人選を行って、本村審議官自身が準備事務局として責任を持って滝田さんを人選されたということと理解をいたします。  そうしますと、問題になるのが、滝田氏自身の行動が果たして適切なものであったかどうかということになろうかと思います。滝田氏の役割は、今本村審議官から...全文を見る
○細野委員 私にとっては大変不本意な答弁でございまして、そもそも大臣が知らない、存じ上げないとおっしゃること自体が非常に私には理解ができません。この問題に関しては、実際に調査をして、荒木副大臣自身がそういう事実があった、捜査当局にもその情報をきちっと伝えたということを答弁されてい...全文を見る
○細野委員 感謝状を返還した、功労があった分に関して外務省が感謝するという姿勢は撤回したということで、それはもう当然のことだというふうに私は考えます。  加えてもう一つ外務大臣にお伺いしたいのが、非常勤職員をきちっとした形で果たして採用できているのかどうか。もちろん最終的な採用...全文を見る
○細野委員 滝田氏に関しての問題に関してはもうそれできちっと整理をしていただいて、刑事事件として云々ということではなくて、果たして外務省としてどういう反省をされるかということをやっていただきたいということが一つ。  もう一つ。私が先ほど質問したかったのは、滝田氏のケースではなく...全文を見る
○細野委員 滝田氏に関しましては以上でとりあえずおきまして、続きまして、同じく大臣表彰の対象になっております二十三番にありますフォーサイトという会社についてお伺いをしたいというふうに思います。  この部分に関しましては、ホッチキスでとじています資料に外務省からいただいた資料を添...全文を見る
○細野委員 今筆頭理事の方からも話が出ておりますが、企業努力によってとったというふうに今審議官の方が説明をされた入札の部分に関して、私はやはりこの数字を見て疑いを持たざるを得ません。  ホッチキスでとめてある資料の下の表の、入札が全部で二十四件ということになるわけですが、そのす...全文を見る
○細野委員 あくまでこの価格が一致しているのは偶然だというふうにおっしゃるのであれば、もう一つ聞きます。  コピー用紙、B4、A4、B5。世の中にはA3という用紙がありますが、A3なんて使う人はほとんどいませんので、ほぼすべての紙をフォーサイトが落札しているわけですね。この予定...全文を見る
○細野委員 これは審議官云々の話ではなくて、人間として普通に見たときにこれが偶然なのかどうかという判断ですので、外務大臣、お答えください。
○細野委員 あくまでこれが偶然であるというふうに強弁されたというふうに解釈してよろしいでしょうか。
○細野委員 こういう部分で信頼をする、そういう河野外務大臣の姿勢自身が私は国民の側を向いていないということを言わざるを得ないというふうに思います。これは外務省の出してきた資料です。外務省の方が持ってきて説明していただいた資料です。これは国民に対しても当然公開されるべき資料であると...全文を見る
○細野委員 皆さんにもう少しこの部分で突っ込んだ話を私はしたいと思います。  フォーサイトという企業が随意契約で百十二件とっているというお話がございました。信頼関係に基づいて百十二件であるという話が審議官からございましたけれども、フォーサイトについて私が調べたところ、設立された...全文を見る
○細野委員 私は先ほどは随契について伺ったのですが、その部分に関しては明確な答弁が得られませんでした。  随契百十二件。入札は一般の企業が応募できるわけですけれども、随契は外務省とフォーサイトとの信頼関係において成り立つわけですね。この百十二件という件数に関して、多過ぎるとお思...全文を見る
○細野委員 ぜひ調査をしていただきたいと思います。  加えまして、フォーサイトに関しては、サミットにおいて非常に話題になりましたプレスバッグについてもかかわっております。ホッチキスどめしてある資料の三枚目ですけれども、フォーサイトがバッグについてかかわったのが、一番にありますバ...全文を見る
○細野委員 よくわからないのですが、実はこの部分に関しても外務省の担当の方とかなり話をしました。ぽろっと外務省の担当の方が漏らしたのが、時間がなかったのですと。時間がなかったからこれは随意契約にした、そういう話ですね。  この部分は、そもそも会計法上そんな理由は一つもない。そん...全文を見る
○細野委員 会計法上の根拠、随意契約にできた根拠を、条文をお答えください。
○細野委員 緊急だから随契にしたのか、契約の性質または目的が競争を許さない場合という話なのか、具体的にどこの部分に該当するのか、お答えください。
○細野委員 私は、この目覚まし時計は見ました。非常に小型のどこにでもある目覚まし時計。セイコーじゃないといけない、特定の品目でないといけないという正当な理由があったとは到底そもそも思えません。  あと、この問題に関してはもう一つ極めて大きな疑惑がございます。私は、セイコーにこの...全文を見る
○細野委員 この調達は外務省の地下にある時計屋さんとサミットのプレス室が話をして、ではこれにしましょうということでこんな巨額なものを決めてしまったということですね。
○細野委員 明らかにこれは不適切な契約であった、調達方法であったと言わざるを得ないというふうに思います。  大臣、ぜひこの部分で答弁いただきたいんですが、加えてもう一つ大臣に認識していただきたいことがございます。  それは、このプレスバッグに関する予算、これをいただいたところ...全文を見る
○細野委員 私からは、この点に関しては、少なくとも目覚まし時計の契約に関するすべての書類を外務委員会に提出していただくことを要求いたします。この調達にかかわった書類すべてということです。
○細野委員 再度外務大臣にお伺いしたいんですけれども、担当の方と何度もこのことでやりとりをいたしました。その中で、外国から来るお客さんに対して、プレスも首脳も含めて、気持ちよく日本に入ってきてほしいという気持ちが非常に外務省の人には強いなという印象を受けました。それは非常に大事な...全文を見る
○細野委員 それでは、時間も大分少なくなってまいりましたので、続きましてサミット準備事務局の組織の問題について少しお尋ねしたいと思います。  この問題に関しましてもいろいろな資料を事前にいただきまして、そのうちの組織図を二枚目にお配りをしております。  サミット準備事務局の存...全文を見る
○細野委員 準備事務局がもう存続しないのに人だけいる、そういう形で、だれが責任者になって、どういう形でサミットに関する残務の処理ができたんでしょうか。
○細野委員 この組織の動きを見ていますと、まず一つ指摘したいのは、サミットはやるだけはやって、その後は組織も解散をしてロジの専門家に任せておこうと。そこで何が行われているかということに関して、きちっと果たしてこれは精査をできたのかどうか。  もう一度確認したいのですが、その八月...全文を見る
○細野委員 何をやっていたかよくわかりませんが、もう一つ私が伺いたいのは、残務を処理していた松尾氏の下には何人の外務省の職員がいたのでしょうか。
○細野委員 今の話を受けて、私は河野外務大臣に一つ伺いたいことがあります。  というのは、松尾氏が以前機密費をめぐって大変な事件を起こしていたということは、外務大臣は十二月の二十二日にお知りになった。その後、一月六日に松尾氏を移された。その間、準備事務局の残務処理をしているメン...全文を見る
○細野委員 私が申し上げたかったのは、組織的には確かに八月の十五日になくなったわけなので、きちっとするためにはそこで組織を移すべきだったと思いますよ。でも、実態として残っていたわけですね。実態として残っていたのであれば、この問題が少しでも明らかになった時点でむしろそこをもう一度し...全文を見る
○細野委員 もう時間も来ましたので終わりますが、結局、大臣の答弁というのは、大した調査もせずに、その時点で事なかれで、精査したけれども問題はなかったと言ってしまったことを今白状されたに等しいですね。  最後に、本当に、この部分に関しては、私は外務大臣の常に内向きの姿勢が非常に気...全文を見る
03月23日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○細野委員 民主党・無所属クラブの細野豪志でございます。  鍵田議員に引き続きまして、時短促進法について御所見をお伺いいたします。  まず有給休暇の取得の問題、時短における有給休暇の取得の問題が極めて重要であるという認識が鍵田議員の方から示されて、それに対して厚生労働省の方か...全文を見る
○細野委員 ちょっと待ってください。私も多分同じ調査を持っているんですが、今お答えになった、職場の雰囲気で取得しづらいというのは三六・四%で、それより、みんなに迷惑がかかると感じる、これが五八・七%、後で多忙になるというのが四二・三%、そっちの方が高くなっていますよ。認識がちょっ...全文を見る
○細野委員 この理由は全然性質が違うと思うんです。よく、有給休暇の取得は日本人の国民性で、要は、周りがとらないととりづらいから取得しないんだという議論がありますね。でも、このアンケート調査を見ると、実はそれは間違っていることがわかります。  というのは、みんなに迷惑がかかる、仕...全文を見る
○細野委員 チェックしていただくのは必要なんですが、もう一つ、この調査で深刻な数字が出ております。  有給休暇の取得が、日本の場合は大体五〇%ちょっとあたりで、むしろ停滞している、下がってきているという現状があるわけですね。その中で、では年次有給休暇の取得の促進をしているかどう...全文を見る
○細野委員 現状が徐々によくなっているというお話がございましたけれども、確かに、個々人で見ると、海外にバカンスで出かけたり、私も新婚旅行に二週間行きましたけれども、そういうことができるようになっている雰囲気はあります。ただ、マクロで見ると、数字は明らかに取得率が下がってきているわ...全文を見る
○細野委員 私の方でちょっと伺いたかったのは、長期休暇の話以前の問題として、取得率全体の話だったのですが、そこについても私の所見をちょっと述べさせていただきますと、確かに取得率というのは一〇〇%にするのは難しいというのはわかります。病欠もある、慶弔に備える人も非常に多い、あとはポ...全文を見る
○細野委員 私は強制しろとは申しません。ただ、いろいろ確かにやってこられたけれども、現状、日本の有給休暇の取得率がまだ五割なんだ、その状況をしっかり認識した上で、しかもその状況がほとんど改善されていないんだというあたりを考えたときに、ちょっと厚生労働省の今の姿勢というので本当にい...全文を見る
○細野委員 もうそろそろ時間がなくなってまいりましたので、そろそろ最後の質問に入りたいと思うのですが、私は、もうそろそろ日本は、この有給休暇に関してもう少し実効性のある政策をつくるために法改正が必要であるというふうに考えております。私の所見としまして考えておりますところをちょっと...全文を見る
○細野委員 時間が参りましたので、以上で終わりますが、本当に休暇の取得というのは、個人のリフレッシュ、経済の活性化、いろいろなプラスの面が期待できるんだ。経済にとって必ずしもマイナスではないんだ、むしろプラスなんだということで、私個人としては、また民主党としても法制化へ向けて取り...全文を見る
06月01日第151回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○細野委員 おはようございます。民主党の細野豪志でございます。私の方からは、温泉法に限って三十分フルに質問をさせていただきたいというふうに思います。  言うまでもございませんけれども、温泉というものは、資源が非常に乏しい我が国にありましては貴重な資源でございます。実は私の地元が...全文を見る
○細野委員 温泉法は、温泉の資源をどうしたら有効に生かしていけるかという話になるんだと思うんですね。  今回の改正、主に三点ございまして、私は、それぞれ問題があるとは基本的には考えておらないんですが、少し細部についてお話を伺って、環境省さんの方の基本的な認識を確認していきたいと...全文を見る
○細野委員 ヒアリングに関しては、掘削業者の方からもされたということは伺っております。ただ、私がちょっと懸念しておりますのは、中小の掘削業者なんですね。  環境省さんの方としては、大手の掘削業者の方にはヒアリングをされたということなんですが、技術力といい、実際の人的な資源といい...全文を見る
○細野委員 ちょっとしつこいようで恐縮なんですが、代替掘削というのはかなり大きな問題になっているんですね。ここに限ってどのようにお考えかということを確認させていただきたいのですが。
○細野委員 とにかく、温泉の保護という観点から、これは今非常に非合理な規制になっているという実情がございますので、適切に指導監督していただきたいというふうに思います。  次に、温泉の有効利用という観点からちょっと、温泉法を離れるわけではございませんが、今回の改正部分とは違うので...全文を見る
○細野委員 この制度なんですが、基本的には国民の健康志向なり温泉の志向と合った制度だということを私は感じておりまして、事業自体に正面から反発するつもりはございません。  ただ、ちょっと疑問が出てまいりますのは、このふれあい・やすらぎ事業にしても国民保健温泉地事業にしても、多目的...全文を見る
○細野委員 この補助事業というのは、確かに自治体が上げてくる、市町村がやってくるものですから、もちろん決定権はそちらにある、発案はそちらにやっていただく必要があると思うんですが、やはり国からお金を出す以上、ネガティブチェックですね、意外と地方の市町村というのは雇用対策でそういうの...全文を見る
○細野委員 その方向性をぜひ進めていただきたいなと思います。  その際に、私、ちょっと厚生労働省さんの方に考えていただきたいのが、医療というのを考えたときに、今のこの施設の考え方というのは、基本的に施設の中ですべて完結する。要するに対症療法的に、リューマチになった方がその施設に...全文を見る
○細野委員 では、大臣の方にもお答えいただきたいのですが、この温泉法でおもしろいのは、昭和四十六年に環境庁ができたときに所管になられている、その前は厚生労働省にあったのですね。ですからこれは、制度自体を見ておりますと、環境庁が当時できたことは非常に望ましいことではあったと思うんで...全文を見る
○細野委員 そろそろ時間もなくなってまいりましたので、最後に一点だけ質問をさせていただきたいと思います。  温泉というのは、私が先ほど来強調しておりますとおり、非常に健康にいい作用ももたらす、一方で、場合によってはマイナスの作用ももたらしかねない、薬にもなるけれども毒にもなり得...全文を見る
○細野委員 この問題も、レジオネラ菌のような大問題に発展したケースもございまして、厚生労働省と環境省と両方にとって極めて重要なテーマだというふうに考えますので、あわせて緊密な連携をとっていただきたい、このことを最後にお願いさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
06月06日第151回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○細野委員 民主党の細野豪志でございます。  田中外務大臣におかれましては、非常に長時間の御答弁、御苦労さまでございます。選挙区でも、いろいろな方に話をする中で、外務大臣の人気は抜群でございまして、褒め殺すわけでは決してございませんけれども、やはり明るくそしてわかりやすい言葉で...全文を見る
○細野委員 私の方からも、冒頭では少しやはりミサイル防衛に関する発言についてのことを聞かせていただきたいと思います。  まず初めに、ダウナー外務大臣から来たファクスなのですけれども、私は田中外務大臣以上に英語力のない人間ではあるのですが、四パラグラフ目、このファーザモア以下の「...全文を見る
○細野委員 最後のパラグラフは、確かに総括的な部分で有益であったのに残念だということが書かれていることは私も認めます。ただ、その上のパラグラフに関して言うと、これはアメリカにこのことを伝えるよという部分に関してのみ否定したもの、これは間違いなく英文解釈上そういう結論に陥らざるを得...全文を見る
○細野委員 日本の従来の解釈にのっとって発言をされているということですので、これは仮に、この外務委員会の理事会に出てきた文書がそれとそごを来すと解釈された場合、当然それは政治的な責任について、田中外務大臣自身が整理されるべきだと考えますが、いかがでしょうか。
○細野委員 田中外務大臣としては、当然、理事会に出てくる議事録は先ほどの答弁に沿ったものになるということを考えておられるということでよろしいでしょうか。
○細野委員 外務省としては、理事会に議事録を出すことについて反対されるという意味でしょうか。
○細野委員 理事会の方で出すという合意がされたわけですよね。あとは、外務省の方がそれにイエスかノーかということが問われているという解釈を私はしておりますし、今理事の方もうなずかれています。これは理事懇マターではなくて、外務省として出すか出さないかという点をお答えください。
○細野委員 そこを配慮して秘密会にするということでございますが、それは信用しないということでしょうか。
○細野委員 この点は、ぜひ出していただきたい。概略だけでも結構ですので、出していただきたい。外務大臣、先ほど外務大臣は、インターネットなんかで海外からどんどん情報が流れてきて、否定してくれているということをおっしゃいましたけれども、それは私は大きな間違いだと思いますよ。内閣で不一...全文を見る
○細野委員 少なくとも、これだけ大きく報道されて、官房長官が記者会見をされていることは御存じですね。官房長官と直接話し合いを持たれましたか。
○細野委員 いや、申し上げるべき立場だと私は思いますよ。外交上の姿勢が大きくぶれていると少なくとも海外から見られていて、報道を見ても、これは日本政府内部のいろいろ争いがあるのだということは言われているわけですね。オーストラリアの外務大臣なんかも、相当これは当然立腹されている。少な...全文を見る
○細野委員 メディアの報道は結構です。メディアの報道はおいてください。それはリークする人もいて、それ自体問題ですけれども、それはおいて、福田官房長官の記者会見については否定をしないと、きちっと外務大臣との間が一致しているところを見せないといけない。これは内閣の責任だと私は思います...全文を見る
○細野委員 橋本元総理と福田官房長官の中で話があったのは認めます。  ただ、官房長官というのは内閣のスポークスマンなわけですね。外向けに発言する方が田中外務大臣と違うことをおっしゃっているのであれば、それは当然話をするべきだと私は思います。  少なくとも、お二人でも、橋本元総...全文を見る
○細野委員 それでは、外務委員会に福田官房長官もぜひ来ていただきたいと思います。これは野党サイドから、我々から要求して、今回かなわなかったことですので、委員長の方に、このことは私の方からお願いさせていただきたいと思います。(発言する者あり)二日前にということですね。二日前に申し上...全文を見る
○細野委員 この件はここでおきます。  あと一点、私の方から、どうしても確認をしたくて外務大臣にけじめをつけていただきたいことは、外務省から情報が漏れている、その問題です。  これは明らかに意図的に、特に今回の報道に関しては、某新聞社に対していち早く情報が漏れているという現実...全文を見る
○細野委員 田中外務大臣、あなたが外交の責任者ですよ。外交においてこれだけ情報が漏れることに関して責任を持つべきは、この外務委員会にいる平の私のような委員ではなくて、田中外務大臣、あなたであるというその自覚が今の発言を聞くとやはり足りないですよ。調査すべきはあなただとは思いません...全文を見る
○細野委員 田中外務大臣には被害者意識がおありになるのだろうとは思います。それは、心情的にはよくわかりますが、あなたは外交責任者である、その自覚をここでは持っていただかないと、外務省改革なんてできるのですか。少なくとも、情報のリークをさせないようにする調査は外務大臣御本人がやるべ...全文を見る
○細野委員 そうですね、配付していただいてもいいと思います。  ただ、私が申し上げたいのは、田中外務大臣が総論でそういう方向性を持っているというのはもうみんなわかっているわけです。そうじゃなくて、事あるたびにこうしてだだだだ情報が流れることに対して、きちっとけじめをつけてくださ...全文を見る
○細野委員 車の代金ということですので、このA氏が持ち出したお金、監査が入る直前か直後か知りませんけれども、返したお金というのは、恐らく数十万から百万、もしくはそれを超える程度のお金、それを把握できないということを回答いただきました。  私は、この積立金というのは、外務省の官僚...全文を見る
○細野委員 大臣、よろしいでしょうか。今調査中ということですので、最終的にはその結果を待ってで結構です。ただ、私の所見を申し上げますと、官僚というのは公金を扱います。民間企業とはそこで大きく性格が異なります。役所というのは、当然、民間企業以上にこういう問題に対して厳しくあるべきだ...全文を見る
○細野委員 その解釈に従って、結論が出たときに、田中外務大臣自身でお決めをいただきたいと思います。  この問題に関連してなんですけれども、私も、きょういただいた外務省の改革要綱、先ほどばっと読ませていただきました。いろいろもっともなことも書いてありますし、この方向でやっていただ...全文を見る
○細野委員 ありがたいお答え、ありがとうございました。  次に、細かい問題で恐縮なんですが、短目に一点だけ、ちょっと確認をさせていただきたいことがございます。  あらかじめ外務大臣の方に私が前回三月に質問しましたときの資料を政府参考人の方を通じてお渡ししてあると思うのですが…...全文を見る
○細野委員 私が何を申し上げたいかというと、私の質問に対する河野外務大臣の答弁をちょっと振り返りたいのですけれども、一般競争入札については、その手順、手続に不正がなかったかどうかきちっと調べます、随意契約については、どういう考え方でやるべきであったかなどについて私なりに調べてみた...全文を見る
○細野委員 多分、外務委員会で配って、それをごらんになった方はみんな疑念を持ったと思うのですね。それに答えるぐらいの資料は少なくともいただきたい。こういう同じような質問を何回もするのは私も嫌ですので、外務省の方にぜひその回答をお願いして、この部分は終わりたいと思います。  次に...全文を見る
○細野委員 大体それぐらいです。さすがに田中外務大臣、お答えになれないんじゃないかと心配しておりましたが、主婦感覚をしっかり持っておられるなというふうに思います。私は、今余り買い物をする時間がないものですから、価格は覚えていないんです。  それで、きのうちょっと調べてみました。...全文を見る
○細野委員 家庭内で外務省と農水省の話し合いができるということですので、ぜひそれはやっていただきたいと思うのですけれども。  私の基本的な認識はちょっと違うんです。といのは、これは外交マターであるわけです。よろしいですか。今までの議論というのは、ひたすら国内で議論されてきていて...全文を見る
○細野委員 そうなんです。要は、WTOの理念というのは自由貿易。アンチダンピングというのは、自由貿易の観点からすると少し外れるものなんですね。というのは、不当廉売をして、コスト割れのものを出して市場を席巻するような場合はアンチダンピング。いいですか、セーフガードは、輸出国側には何...全文を見る
○細野委員 実は、私の地元も、伊豆半島なものですから、シイタケが結構とれるんです。シイタケ業者の方から窮状はずっと聞いてきているんです。それで、セーフガードを発動したいという思いはあります。  ただ、この場面においてセーフガードを発動することは何を意味するのか。それを外交的にも...全文を見る
○細野委員 民主党の中にもいろいろ異論はあります。  やはり、この部分は、かなりねじ曲げられた部分があると私は思うのです。例えばネギ。確かに先ほど五十円下がったと言いましたけれども、国内市場における輸入品の占有率というのは何%か御存じですか。八・二%なんですよ。価格を動かすのに...全文を見る
○細野委員 外交的な部分をきちっととらえてぜひやっていただきたいと思います。  そこで、もう一点確認をしたいことなんですけれども、今、この三品の輸入元というのは大体中国です。中国から、木枠の検疫の問題であるとか日本車の輸入制限などで、実はもう制裁的なことをやられているんじゃない...全文を見る
○細野委員 ここの制裁の部分で、セーフガードに関してはもう一度付言しますけれども、日本が経済大国でもあり貿易大国でもある、にもかかわらずセーフガードを発動して中国をターゲットにしてしまった。結果に関してはきちっと配慮をして対応していく必要がある。これからセーフガードを発動するとき...全文を見る
○細野委員 時間も大分なくなってまいりましたけれども、セーフガードについてもう一点だけお伺いしたいと思います。  今、タオルについてもセーフガードの検討が始まっていることは御存じだと思います。農産品とタオルというのは大分違うところがあると思うのです。  といいますのは、日本も...全文を見る
○細野委員 セーフガードで何で私がこれだけ強調しているかというと、やはり私、WTOのラウンド交渉を心配しています。ことし十一月にドーハで閣僚会議が、これは二年に一回ですから、開かれることになっているんですね。一九九九年のシアトルが大失敗したことは、皆さんもよく御存じだと思います。...全文を見る
○細野委員 ちょっと官僚答弁がありましたけれども、そこは御自身の気持ちの部分できちっとやっていただきたいということをお願いしたいと思います。  時間もなくなってまいりましたけれども、あと一点、自由貿易協定について少しお話を伺いたいと思います。  日本は、自由貿易協定においてど...全文を見る
○細野委員 余りお答えになっていませんけれども、大臣にお答えいただきたいと思いますので結構です。  私がなぜこれを聞いたかといいますと、外務大臣、FTAに対する認識が日本は大きく変わっているのです。ちょっと一つ読みますと、これは外交青書なのですが、一九九四年のウルグアイ・ラウン...全文を見る
○細野委員 自由貿易協定に関しては、従来の政府の一貫した見解は、これは最恵国待遇違反の可能性があるということだったのです。一国に与えた条件は他国にも適用しなければならない、自由貿易協定がその例外になるわけですね、だから踏み込まないという姿勢をずっととってきて、今足元で、大慌てで方...全文を見る
○細野委員 時間が来ましたので終わりますが、十一月に閣僚会議が行われます。外務大臣が主体になられると思います。ぜひ、そこで日本の前向きな姿勢を示していただきたい、このことをお願いさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
06月14日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第7号
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○細野委員 私、最後の発言者になろうかと思います。  私自身は、去年の六月の衆議院選挙の後からこの憲法調査会に参加させていただきまして、二十九歳ですので、恐らく最年少かというふうに思うのですが、いろいろな一流の方の話を伺って、非常に勉強になったという思いは持っております。  ...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○細野委員 民主党の細野豪志でございます。  早速、今回の法律について厚生労働省の方の御所見を伺いたいと思います。  個別労働紛争に関する大きな受け皿をつくろうという本法案に関しましては、今雇用が流動化している中、また労働組合の組織率が徐々に低下しているという中で、非常に意義...全文を見る
○細野委員 おっしゃるとおり、基本的に、認識を労使ともに持っていくことが紛争を未然に予防することに必ずつながると私は思っております。  その辺に関しては少し後で詳しくお伺いするといたしまして、まず今回の制度について、果たしてどの程度の件数が紛争調整委員会の方に行くというふうにお...全文を見る
○細野委員 七億円強のお金をかけて今回の枠組みをつくるということでございまして、これは本当に必要なことであるとはいいながら、大変な予算のかかる制度であるなということを非常に強く感じるところであります。今回のこの制度を有効に利用することはもちろん必要なのですが、いかにコストを下げる...全文を見る
○細野委員 大臣の方から意気込みは伺いましたので、では、政府委員の方に具体的にもう少し、労働法一般に関する、いわゆる一般の方々、経営者ではない労働者の側に立った方々をどういうふうに啓発していくのかという部分を一つ。  そしてもう一つは、中小企業の経営者の方から見た場合に、基本的...全文を見る
○細野委員 今のお答えというのは、基本的に、その情報を欲しいと思っている方はとりに行くことが可能だと思うのです。一般の方というのは、前提として、通常のケースにおいてはそれほど知識を欲してはいない。ただ、何か問題が出てきたときに、どうなのかなということで大慌てするケースが非常に多い...全文を見る
○細野委員 労働関係の窓口というのは本当に多様なものがございますので、その辺をきちっと連携をとって、とにかくきちっと広報していただくということだけお願いをしておきたいと思います。  私、ちょっと危惧しておることが一つございます。というのは、労働相談コーナーという発想は非常にいい...全文を見る
○細野委員 この五百七十二名というのは、基本的には今までの職員を充てられるということなんでしょうか。私が通っていた労働基準監督署からすると、ちょっとそれが非現実的なような気がしてならないのですが、もう少し詳しく教えてください。
○細野委員 十月からということでございますので、期間も限られておりますので、ぜひその辺の教育も含めて充実した体制を、特にこの相談コーナーについては充実させていただきたいというふうに思います。  プラス、私の方から少し御要望したいのは、労働相談コーナーで解決できなかった方は、その...全文を見る
○細野委員 事例集という発想は非常にいいかと思います。プライバシーにはもちろん配慮していただく必要はありますけれども、そういう事例集が世間にきちっと出回ることによって、一般的にはどういう解決がされているのかということを推しはかることができる。当然、それによって自主的な解決が図られ...全文を見る
○細野委員 労働相談コーナーにおける相談員に関しても、社労士の方にというお話がございました。今度の、今聞いております労働局長による助言、指導の部分に関しても、そういう専門家という話がございました。どちらがより厳密なものといいますか、正確なものでならないかということを比較すると、や...全文を見る
○細野委員 私は、基本的に、そういうものはできれば法律で書いていただきたいなというふうに思うのですね。ほかの部分で類推適用するような形のやり方というのはもちろんあり得るとは思うのですが、やはり事前に予測可能なものという意味においては書いていただくのが一番理想なのかなという感じがい...全文を見る
06月20日第151回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○細野委員 おはようございます。民主党の細野豪志でございます。  私がやる前はいつも何か雰囲気が悪くなってスタートしにくいのですけれども、元気よくやっていきたいと思います。  まず初めに、外交の成果ですけれども、先ほどの桑原委員の質問に対しまして田中外務大臣は、肩の力を抜いて...全文を見る
○細野委員 国益に基づいてという御発言がございましたので、そういう観点から私はきょう質問を続けさせていただきたいと思います。  まず、ミサイル防衛に関しまして若干補足の質問をさせていただきたいというふうに思います。  先ほど桑原委員の方からもいろいろ議論がありましたけれども、...全文を見る
○細野委員 田中外務大臣がそういう発言をされたのはわかりました。  例えば、実際にそのミサイル防衛の仕組みというのができるかどうかの可能性、それについては当然言及されたと思うんですが、パウエル長官からの回答というのはどういうものだったのか、できるだけ具体的にお答えいただきたいと...全文を見る
○細野委員 日本の場合は、日米の関係の中で、いろいろな負担を今までもしてきております。思いやり予算もそうですし、海兵隊の訓練の問題も、お金ではありませんけれども、大きな負担であることは間違いないと思うんですね。  私は、田中眞紀子外務大臣が先ほど言われたように、何でもかんでもノ...全文を見る
○細野委員 話を伺っておりまして、一定の対話はしてこられたというところは納得ができます。  ただ、中身について、日本側が理解するという意思が伝わった部分はこれを認めますけれども、きちっとそれを国民に対して説明するだけの情報を果たして外務大臣自身が得られてきたのかというところを、...全文を見る
○細野委員 システムという言葉が悪いんであれば言いかえますが、少なくとも、日本側にその技術の恩恵がいくような形になっていないにもかかわらず民生利用について言及されたとしたら、それは相当お門違いのことだと思うんですよ。その確認をしっかりしてからこういう発言はされるべきだと私は思いま...全文を見る
○細野委員 私が懸念しますのは、ミサイル防衛というのは一つのシステムになったわけです。日本がどんなに日本のTMDだ、BMDだと言ったところで、それはミサイル防衛全体の中でのお金になるわけですよ。民生利用と言われるが、ではそれがどういう成果として使われるかということに関して、日本が...全文を見る
○細野委員 時間が限られていることはよくわかります。そして、この議題が必ずしもメーンのテーマでなかった部分もあるのかもしれません。したがいまして、メーンであれば、もう少し私は踏まえて発言していただきたかったと思いますよ。だから、この質問はちょっとおきます。  ただ、少なくとも今...全文を見る
○細野委員 ヨーロッパから帰ってきて、方針の検討もしていない段階で、確かに日本の外務大臣が行かれた。私考えるのですよ。そこに何も新しい材料を持ち込まず、とにかく私は理解はしますが共感をいたしませんということだけでは、それは当然前向きな答弁を引き出せるわけないと私は思うのですね。 ...全文を見る
○細野委員 私は、今回、田中外務大臣にこの部分で非常に大きな期待を寄せていました。というのは、四月五日に、大臣になられる前にワシントン・ポストに意見広告も出されています。これは、おもしろいのは、アメリカの国民に対して呼びかけているのですよ、政府にぜひ働きかけてくださいとおっしゃっ...全文を見る
○細野委員 それでは、ちょっと建設的な話をしたいと思います。(発言する者あり)ありがとうございます。(発言する者あり)いや、前向きな、私もこの点に関してはちょっと強調しておきますけれども、やはり日本がもう少し明確なメッセージを発するべきだったと思いますよ。その思いが伝わったかどう...全文を見る
○細野委員 抗議文を読みますと、こうした米国の行動により犠牲をこうむるのは開発途上国であり、世界の貧しい人々であり、子供たちであると。この気持ちを田中外務大臣はよくおわかりになっていると思うのですね。  もう一度伺いますけれども、政府の批准に向けて田中外務大臣は努力されますね。
○細野委員 とにかく、この問題に関しては、田中外務大臣がそういう姿勢で閣議に挑まれるのであれば、我々民主党は全面的にこれはバックアップいたします。ぜひその実現を……(発言する者あり)たまには調子いいことも言わないと景気よくなりませんので。院の中で確実に、与党に御相談される前に、き...全文を見る
○細野委員 私は、その田中外務大臣の提案に関しては、非常にこれは前向きな、しかも画期的なものだったと思います。具体的にその提案を、しかも場所を、主権に配慮しつつということでありますけれども、例示までして提案をされたその努力に、私は本当に心から感謝の意と、前向きにやっていただきたい...全文を見る
○細野委員 北米局長、外務大臣が提案されたんですよ。外務省としては当然、その意を受けて、提案をできるだけ具体化するのがあなたの仕事じゃないんですか。初めから調整するなんという話ではなくて、では、外務省としてはどういう意思を持ってやるのか。ではもう一言だけ、外務大臣本人に。(発言す...全文を見る
○細野委員 では、もう一回お願いします。では、どういう方針で外務省としてやられるのか、北米局長、もう一回お願いします。北米局長にもう一言だけいただいて、大臣、お願いします。
○細野委員 アメリカもそういう実務段階への検討に入るということですね。外務省も当然、後ろに今いらっしゃいますけれども、実務段階できちっと提案の部分についての検討をするということの意思表示というふうに受け取りたいと思います。  最後、時間もなくなってまいりましたので、一点だけお伺...全文を見る
○細野委員 報道規制の問題に関しては、確かにいろいろ御苦労があるのはわかります。  ただ、私、田中外務大臣、気になりますのが、このファクス、外務省の大臣官房総務課の首席事務官の梨田さんという方が発信先になっているんですよ。それで、田中眞紀子外務大臣の個人の弁護士が書かれたものな...全文を見る
○細野委員 時間が参りましたので以上で終わりますが、田中外務大臣には、国民に対して直接話しかけるという姿勢を常に持っていただきたいということだけ最後にお願いさせていただきます。  以上です。
11月07日第153回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○細野委員 午前中の与党の皆さんの非常に政策本意の含蓄ある御質問、打って変わりまして午後の野党の質問……(発言する者あり)それをやりたいのはごもっともではございますけれども、今、日本の外交の状況、外務大臣の状況というのを見ておりますと、必ずしもそういう大局的な質問だけをすることが...全文を見る
○細野委員 果たして、日本の外交が今信頼されていないのがどこに原因があるのか、大臣と私は見解を全く異にするものでございます。  昨日から、柿澤委員の質問に対しましても、本会議で答弁をする必要があるからパキスタンへは行かなかったということですね。  ただ、私は過去の記者会見の記...全文を見る
○細野委員 どなたかアドバイスがあったという話でございましたけれども、私が引用したのは田中外務大臣自身の記者会見なんです。しかも、パキスタンに行かないということが決まって、副大臣がパキスタンに行かれたとき、まず一番初めに記者会見で、なぜパキスタンに外務大臣御自身が行かないのですか...全文を見る
○細野委員 今、国連総会に行くか行かないかというのはいろいろ御議論があると思います。私は下っ端ですので、国対のことはよくわかりません。  ただ、私が言いたいのは、この九月の末、十一日に事件があって、一番日本の外交が問われたその正念場に、国会じゅう見渡しても、政府じゅう見渡しても...全文を見る
○細野委員 一々申しませんということが、実際におっしゃらないのか言えないのか、それは私はわかりませんが、少なくとも私が申し上げたいのは、今、田中外務大臣が国連総会に行くか行かないか、G8の話があるときに、そもそもこのときに、全くわけのわからない、理由もわからない状況で、女性の問題...全文を見る
○細野委員 私は東京会議に限ってお聞きをして、周辺環境まで御丁寧に説明をいただきましたけれども、いろいろな方から話を聞く、いろいろな方にかかわってほしい、これは当たり前といえば当たり前の話で、今長いお話がありましたけれども、その中に、田中外務大臣自身のビジョンが一体どこにあるのか...全文を見る
○細野委員 はい、大変失礼しました。イランでございます。
○細野委員 説明は非常に丁寧にしてくださるのは結構なんですが、私の質問にきちっと答えていただきたいということだけ申し上げまして、今、指輪の話を大臣ちょっとされました。きのう、おくれた原因は何ですかというときに、状況としては、今のような御説明をされたときは指輪の話はございませんでし...全文を見る
○細野委員 配っていただいている最中に中東アフリカ局長にお伺いしたいんですけれども、外務大臣が実際に飯倉公館にお着きになったのは、これは何時だったんでしょうか。
○細野委員 七時二十五分。大体外務省にお着きになったのは七時過ぎというようなニュアンスで外務大臣がおっしゃいましたので、私は飯倉公館をちょっと調べてみたんですけれども、外務省から二・六キロの距離ということでございますので、大体、車で五分から長くても十分という程度だと思います。 ...全文を見る
○細野委員 もう一度説明をさせていただきますと、この一連のイランの外相との会談のあった次の日のテレビニュースで、夕方、テレビ東京が音だけ流した放送でございます、録音ですね。ですから、聞き及ぶところですと、大臣室の横に張りついてだれかテープをとったということなのか、ちょっと私も状況...全文を見る
○細野委員 このテープ云々の話はいろいろ議論があるところだと思いますし、私も正直迷いましたけれども、一回これは放送されてしまっているんですよ。今外務大臣が説明されたのは、これは私はよかったろう、きちっと御説明されたのでよかったんだろうと思うんです。  もう一点、これは手短で結構...全文を見る
○細野委員 これがこの一回だけのことであれば、こんなに取り上げません。きのうから何回も何回も取り上げられているのは、こういう極めてプライベートにとことん近いような事情で、会談が後ろに下がるとか、また中止をされるというようなことが、これは大臣、もう何回もされているわけですね。そのす...全文を見る
○細野委員 おくれて来られて、その会談の中で、私は不快な思いをしているという顔で会談をする外務大臣というのが世界にいたら、その国はとんでもない外交音痴ということになりますので、外務大臣にそれが伝わっているかどうか、私はわかりませんが、少なくとも、そういう外交の場におくれることが日...全文を見る
○細野委員 この辺に関しては、これ以上議論をいたしません。最後一点だけ、これは確認ですけれども、質問をさせていただきたいと思います。もう大分古い話になってしまいましたけれども、内奏のことでございます。  大臣には、何度かいろいろなところで質問がされておりますし、記者にも発言をさ...全文を見る
○細野委員 ないということですので、事前にお願いもしてありますので、小島政務官と丸谷政務官にも一言ずつお答えをいただきたいと思います。
○細野委員 時間になりましたので質問を終わらせていただきますけれども、これは時間もたった話ではございますけれども、いろいろこれもうわさが出た事件でございました。これ以上これは深入りはいたしませんけれども……(発言する者あり)うわさを全部やるつもりはございません。これは聞いておく必...全文を見る
○細野委員 そこをきちっと気にとめて外交に取り組んでいただきたいということを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月21日第153回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○細野委員 民主党の細野豪志でございます。きょうは、主に村井大臣及び福田官房長官にお話を伺いたいというふうに思います。  一点目。これも再三出ていることなんですけれども、自衛隊法の改正の部分につきまして、もう一度村井大臣の見解をぜひお伺いしたいというふうに思います。  あの法...全文を見る
○細野委員 この問題がたびたび出てきて、私も言及しました背景には、やはり国民に対して本音と建前を使い分けているんじゃないかという部分があると私は思っているんです。  といいますのは、基本的に国内のテロ対策は、警察が完全にできるのであれば、それは自衛隊施設であろうが米軍施設であろ...全文を見る
○細野委員 先ほど伺いました自衛隊法の八十一条の二というのは、これは警護出動の要件なわけですね。それにテロ等を想定されているとすると、同様のテロが例えば原子力施設にあった場合どうなんだという、これは明らかに私は論理が矛盾した話であると、今の大臣のお答えを聞いても考えます。ただ、も...全文を見る
○細野委員 若干ちょっと私の考えていたことと違いますので、もう一度確認をさせていただきたいんです。  先ほど大臣は、特別な必要があると認められる場合というのはテロの危険性がある場合だというお話がございました。例えば、重大なテロが起こる可能性を政府がつかまれた場合に、しかもそれが...全文を見る
○細野委員 この点についてこれ以上議論はいたしませんけれども、私、この警護出動というのは、中と外という概念を、きちっと役割分担ができたとしてもそうですし、仮に、先ほど村井大臣がおっしゃったように、テロが起こって、中からまた外に漏れ出してきたようなケースも含めて考えますと、自衛隊と...全文を見る
○細野委員 治安出動も全く同じことが警察と自衛隊の調整という意味においては言えると思います。ですから、そこもぜひやっていただきたい。  ただ、警護出動の場合は、特に警護という治安維持の方の、事件が起こる前のことを想定した出動でございますので、特に警護出動の方に関しては警察庁の方...全文を見る
○細野委員 もう少し詳しい話を警備局長の方に伺いたいと思いますので、いらしていますでしょうか。恐れ入ります。  実際に十分だというのは非常に漠とした話でして、私が今伺いたいのは、どこの施設に何人いるんですかという数字を伺いたいんではなくて、その数字なり体制、対応、要するに形態と...全文を見る
○細野委員 その前提で話をさせていただきたいんですが、もう一つ私が気になりますのが、先ほど大臣の御答弁を聞いていますと、それぞれの施設は警察庁が責任を持って警備をさせていただいていますという証言をされました。そこのニュアンスに、私、これは何度かヒアリングさせていただいたんですけれ...全文を見る
○細野委員 済みません、最後のところがいま一つよくわからなかったんですが、指揮する権限は警察庁が持っているわけですね。
○細野委員 私も警察法を読んで、しかも警察庁からの話も伺ったんですけれども、私は、この警察法をきちっと読めば、重大なテロが起こる前、通常時、すなわち今もテロの危険性があるという前提に立てば、この時期においても警察には指揮監督権があるというふうに考えています。  十六条二項に指揮...全文を見る
○細野委員 テロ対策は私はその事案に属すると思いますし、今その権限を警察庁がきちっと行使すべきだと思いますが、それについて、今の読んでいただいた部分に関して、テロに対する警護は入るとお考えなんでしょうか、入らないというふうにお考えなんでしょうか。
○細野委員 法律論をこれ以上やっても前向きな話になりませんので、正直言いますと、若干私の持っている感覚と違います。枝野議員の議論にもありましたけれども、日本は警察権力に関しては戦後地方分権をしてきた。それは基本的に今の警察のあり方として我々も当然認めております。ただ、今回のように...全文を見る
○細野委員 情報を収集してテロを未然に防ぐというのは、これは政府として最大限努力していただかなきゃならないところであるのはもちろんです。ただ、今の村井大臣のお話を聞いておりまして、いざというときの備えが万全であるのかどうかと、正直、ちょっと私は不安になりました。ぜひそこは、これと...全文を見る
○細野委員 日本国民は、従来であれば、いろいろ、憲法問題なんかも含めてそうなんですが、余り危機管理に関して議論すること自体を避けてきた傾向があったというふうに思っております。ただ、時代は、ここに及んで、テロの危険性もあるということをやはり徐々に認識してきていると思っておりまして、...全文を見る
○細野委員 言外に遅かったということを伊藤審議官はおっしゃったんだというふうに私は解釈して、そこについては、私、これは後ほど官房長官にも聞きたいと思っているんですが、どういう情報を内閣に上げるべきなのかというところに関して、やはりもう少しきちっとしたルールがこれから必要なんじゃな...全文を見る
○細野委員 要するに、秘書官ルートなり副長官ルートで情報は上げてもいいけれども、内調にも同時に流しなさいね、そういうことでよろしいんですね。この原則をやはり徹底しないと、要するに、内閣の官房の中でも情報が錯綜してしまうんじゃないかという懸念が私はあるんではないか。しかも、今回の六...全文を見る
11月22日第153回国会 衆議院 本会議 第18号
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○細野豪志君 民主党の細野豪志でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、政府提出のいわゆるPKO協力法改正案につきまして、関係大臣に質問を行います。(拍手)  九月十一日の米国における同時多発テロ以降、世界はテロリズムと闘っております。今回の闘いに最初に...全文を見る
11月28日第153回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○細野委員 竹中大臣、おはようございます。民主党の細野豪志でございます。  昨日になりまして、塩川財務大臣及び福田官房長官の方から、閣僚の株取引の解禁をしてはどうかという発言が出てまいりました。実はこれは通告はしておりませんけれども、ことしの一月にでき上がりました、閣僚に関して...全文を見る
○細野委員 私も、株取引自体はこれは経済の潤滑油でございまして、できるだけ効率的なところにお金が流れていく流れはぜひつくっていきたいというふうに思っております。私も前職はエコノミストの端くれでございましたので、自分で予測をしたら責任ぐらい持とうというので、為替をやったり株をやった...全文を見る
○細野委員 株取引のダーティーなイメージがもしあるとすれば、それを公正な市場をつくることによって払拭したいというのは、竹中大臣と私、全く見解は同じでございますが、それを閣僚が株取引をすることによって実現できるとは思いませんので、慎重に検討していただきたいということだけ申し上げてお...全文を見る
○細野委員 その決意を伺った後に、少し事実関係を押さえていって、これが果たして疑惑なのかどうかということをぜひこの場所で私は明らかにしたいというふうに思っております。  御存じのとおり、住民税は基本的には一月一日に住所がある場所の市町村で捕捉される、そういう形式をとっております...全文を見る
○細野委員 そこで大臣は、コロンビア大学からは所得を得ていらっしゃったんでしょうか。
○細野委員 そうしますと、日本では慶応義塾大学の方で助教授をされていたわけですから、四月から七月の四カ月間ですか、毎年日本で春期の講座を持っておられて、そこで当然所得を得ていたということになりますね。  つまり、確認をしたいんですが、この間、日本では所得を得ていて、アメリカでは...全文を見る
○細野委員 これは事前に総務省の方に、どういう形で住民税というのは納めるものなんですかと随分確認をしたんですが、確かに非常にグレーなゾーンはあると思います。ただ、これはもう一度しっかりと確認する必要はあるんですが、所得を日本で得ておられた。職業というのは非常に重要な住民税のテーマ...全文を見る
○細野委員 重箱の隅をつつくつもりは全くないんです。私、財政学の教科書を五冊、主なものをぜひ見せてくれといって国会図書館で借りてきました。台帳課税主義というのは一つも載っていないんです。  これは総務省の方にも確認をしたんですけれども、台帳課税主義というのは何のことをいうかとい...全文を見る
○細野委員 竹中大臣の解釈というのは、非常にある部分独創的、学問の常識から外れる話なんですね。台帳課税主義というのは、あくまで台帳に載っていたらそこの人が払わなければなりませんよという原則が貫徹される場合に言うのです。実態に即して税を捕捉するという住民税のケースは、これは台帳課税...全文を見る
○細野委員 移転が実態に即すかどうかという部分に関しては、竹中大臣自身、おくれたと。もしくは、当初の九二年から九四年に関しては移転すら行っていらっしゃらないわけですね。必ずしも実態に即しているとは言えないということは間違いないと思うのです。  竹中大臣に、時間がないのであと二点...全文を見る
○細野委員 ありがとうございました。