細野豪志

ほそのごうし

小選挙区(静岡県第五区)選出
自由民主党
当選回数8回

細野豪志の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○細野委員 私からは、特に政治と金の問題について質問させていただきたいというふうに思っております。  私、年末のある新聞を読みまして非常にショックを受けた経験がございました。朝日新聞なんですが、それぞれの仕事、それぞれの職業なりをどれぐらい信用するか、そういうアンケートでござい...全文を見る
○細野委員 具体的に一つ一つ問題点を指摘しながら、今大島大臣がお答えになった部分について、それが正しいのかどうかということをこの場で検証していただきたいな、そんな思いでございます。  資料をつくりましたので、それを大臣にもごらんいただけますでしょうか。  まず、資料一でござい...全文を見る
○細野委員 大臣、時間もありませんので、簡潔に、聞いたことに御答弁ください。ここで私が説教を受ける筋合いのものではないということははっきり申し上げておきたいというふうに思います。  私が聞いているのは、官房副長官時代に、厚生省の次官と知り合いだったということも含めて、そういう個...全文を見る
○細野委員 地元の業者の方などとも少し話をしてみたんですけれども、大島大臣、こういう構図があるというんですね。地元で、ある政治家がある仕事をとってきました、認可をしました、尽力をしました。そうすると、そこに入ってくるさまざまな受注がありますね、それについては、その政治家のところに...全文を見る
○細野委員 御尽力されたと言いかえましょう。あなたが御尽力されたこの市民病院の建設において、宮内さんが違法行為をしたことは一切ないと大島大臣は考えている、もう再度確認しますが、それでよろしいわけですね。
○細野委員 そこで、私が一番よくわからないのが、大臣、この問題、週刊誌に書いてある問題と、大臣が御答弁されている事実が全く違うんですよね。宮内秘書官から聞かれていろいろ調査をされているんでしょうけれども、週刊誌の事実と全く違うんですよね。これだけ大きく事実が異なるにもかかわらず、...全文を見る
○細野委員 告訴を検討されているということでよろしいですか。
○細野委員 これは、前、筒井委員の方からもしっかり指摘していることなんですが、大臣、これは公務員の場合は、刑事訴訟法上、何らかの罪を犯したということについてきちっと把握した場合は告訴しなきゃならないんですよ。これは義務なんです。  大島大臣は、自分のことを少ししか書いてないとお...全文を見る
○細野委員 告訴をする義務があなたにあるということ、結論を早く出さないと、この問題をあなた自身でどういう判断をしているかというのは客観的にも判断できないこと、そのことを申し上げて、刑事訴訟法上どうなっているかというのを多分弁護士に相談されるんでしょうから、ぜひ結論を出していただき...全文を見る
○細野委員 では、確認しますと、百三十万円程度宮内氏のお姉さんに振り込まれて、出資金がまた返ってきた分、四十万円を引いたとしても、残る九十万円は宮内氏のお姉さんがこの宮城野総合企画というところから給与で受けているということでよろしいわけですね。  このお姉さん、勤務実態あるんで...全文を見る
○細野委員 聞いているのは勤務実態があるのかどうかということです。役員として会社に貢献したんですか。
○細野委員 宮内秘書が、自分は役員につけないからお姉さんの名前を貸したんですよ。そして、役員という名目で報酬を受けて、九十万円をこの宮城野総合企画からもらったんでしょう。これは明らかに、このA氏から宮内氏のお姉さん、お姉さんという形になっているけれども、実質入れたのは宮内さんなわ...全文を見る
○細野委員 弁明がないということで承っておきたいというふうに思います。  もう一つ私の方から、このA氏から宮内氏へのお金の流れというのを資料を出しておりますので、指摘をしておきたいというふうに思います。資料二でございます。大臣、よろしいですね。  資料二—一は、会社名をあえて...全文を見る
○細野委員 何を無責任なことを言っているんですか。あなたの秘書が公設秘書時代にやったことについて聞いているんですよ。聞いたのをそのまま申し上げますじゃなくて、あなた自身が、責任を持って調査します、そういう話で言っていただかないと、こんな質疑をやってもしようがないんですよ。責任を持...全文を見る
○細野委員 いや、答えるすべがないのではなくて、我々はこれだけ資料を用意して出しているんだから、これで……(発言する者あり)
○細野委員 私は大臣自身がこの面の、これだけ資料も出て、理事会にも出て、この委員会でも再度聞いているわけですから。  何度も言いますが、あなたは、Aさんのことはよく知らない、その方が何をしたかよくわからぬけれども、宮内さんはAさんからお金もらっていないと言っているんでしょう。そ...全文を見る
○細野委員 説明責任、今、大臣にあるんですよ。再度……。
○細野委員 大臣、これはこれだけ一応資料を出しているわけですから、そちらの側から逆にこれは違うんですというのを立証するために、何か、参考人を出すなり、大臣自身考えてくださいよ。何度も何度もこのA氏の参考人要求は私どもからしていますが、大臣はきちっとその方の話も聞いて反論する義務が...全文を見る
○細野委員 いや、これは重大ですよ、大臣。空調企業株式会社というのは、この市民病院の受注に直接かかわっているんですよ。この取り持ちをしたA氏はこう言っています。受注の見返りで宮内さんの秘書を紹介したんだ。まさにそういう話じゃないですか。  もう一回はっきり位置づけを聞いておきま...全文を見る
○細野委員 会社側はどういう位置づけで出したか、この部分だけ簡潔にお答えください。
○細野委員 いいですか、大臣、今いろいろ理屈はこねられるけれども、さっきから見ていると、宮内さんのお姉さんに月十万円入っている、これは宮城野総合企画から。そして、その後、A氏の経営するA企画から奥さんに、これが月八万円入っているんですか、月八万円入っている。交通費も含めると九万円...全文を見る
○細野委員 もう短くて結構ですが、じゃ、秘書宮内さんの関係者のところにこれだけあっちこっちの会社から、少なくともこういう会社から、顧問料やらという形でお金が入ってくることに関して、これが全部きちっと仕事の対価だというふうに本当に大臣はお考えになるのかということだけ聞いているんです...全文を見る
○細野委員 秘書がこうやって、あっちこっちでいろいろな企業からおいしい思いができる、国民が聞いたら泣くと思いますよ。政治家は秘書について責任持つんですよね。どこからどういう役をやって、どういう金をもらおうが私は知りません、そんな答弁でいいんですか、本当に大臣。  これ、本当に自...全文を見る
○細野委員 一部を払いましたというのはどういうことですか。正確に答えてください。千五百万の部分についてはきちっと相続税を払ったんですか。これ大臣、私も調べましたけれども、九五年当時で仮に千五百万生前贈与していたら、税だけでこれは五百万超えるんですよ。  あなたの問題ですよ。あな...全文を見る
○細野委員 これはもう資料も出していただいている件ですので、じゃ、一体幾ら贈与されたのか、相続をされたのか、そのうちの幾ら、どういう形で税金を納めたのか、これをきちっと資料として出してください。いいですね。これは委員長にお願いします。
○細野委員 それと、もう一つ大臣に伺いたいのは、この問題が明らかにならなければ、宮内秘書は間違いなく脱税をしていました。脱税をしたんですよ。一九九五年の贈与については、実は一九九六年の三月が申告期限で、時効が七年、ことしの三月に時効が成立するんですね。これは、運よくこの時期に事件...全文を見る
○細野委員 脱税、それは気がついて、あなた自身が気がついたんじゃないですよ、委員からいろいろ指摘をされて、それで偶然にわかった。偶然わかったものだから、大慌てでそういう処理をしました。それが政治責任というなら、そんな軽いものはないです。軽い政治責任なら、だれでも果たせますよ。みず...全文を見る
○細野委員 最後に、これは過去の答弁を見ていまして、私、感じたことなんですけれども、大島大臣のこの問題については、実は、今長崎県連の問題で議論になっている特定寄附の問題に極めて密接にかかわる可能性があると私は思っております。  まず初めに、時間もわずかですが、総務省の方から、公...全文を見る
○細野委員 確認しますよ。選挙に際し、選挙に関する事項を動機としてという意味ですね。選挙に際し、選挙に関する事項を動機としてということです。  十一月七日に、これは参議院の農林水産委員会で紙委員の方から、大臣は、過去に佐々木憲昭委員から指摘された献金の問題、この病院が建った年に...全文を見る
○細野委員 大臣、その後こう言っているんです。いいですか。「この年、選挙というものがあり、パーティーその他において特別に御支援をいただいた」と言っているじゃないですか。いいですか、「選挙というものがあり、パーティーその他において特別に御支援をいただいた」、これは、百九十九条、二百...全文を見る
○細野委員 いや、「選挙というものがあり、パーティーその他において特別に御支援いただいた」、ここに政治活動なんて入っていないんですよ。一番高額の献金をもらっている大館建設工業、これは献金をもらったのは六月十三日、選挙中ですよ。選挙その他に特別な御支援をいただいた、選挙のためにです...全文を見る
○細野委員 大臣、このときのあなたの答弁を聞いていると、明らかにあっせん利得のところに関しては明確に意識をして、いかに受注と一対一の関係がないかということを逃げるように答弁されているんですよ。公選法の規定、一切頭にない。あったら、「この年、選挙というものがあり、パーティーその他に...全文を見る
○細野委員 この法律にグレーなゾーンがあることは認めます。ただ、さっき総務省が答弁したように、これは動機が大事なんです。これは選挙のためだと言われれば、公選法に違反する。選挙のためじゃないという詭弁は通用する場面と通用しない場面があるけれども、それは建前としてはあり得るけれども、...全文を見る
○細野委員 この部分は、これ以上議論をしても確かに水かけ論になるかもしれない。少なくとも、この問題に関しては、今予算の審議をしている最中ですからね、公選法違反になるとこれは大変なことですよ。  政府として、片山総務大臣、この部分の解釈をきちっと再確認をして、大島大臣の問題が本当...全文を見る
○細野委員 これ以上は水かけ論になりますが、国民の前で十一月七日にあなたそう答弁しているんですよ、まさに選挙を動機としてと。  この部分に関して、政府としてきちっとした見解が出てきて、これは本当にシロかクロか判断していただかないと、では、これをずるずる引きずったまま予算をやるん...全文を見る
○細野委員 これは個人的な見解でございますが、大臣がこれだけ大きな疑惑を抱えて、あっせんの問題、それとこの公選法の違反の問題という新しい問題がこれだけ明確に国会の答弁の中からも出てきている以上、私はこの大臣のもとで予算の審議をする義務はない、我々はそういう立場にはないということを...全文を見る
01月27日第156回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○細野委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の平成十四年度一般会計補正予算、特別会計補正予算及び政府関係機関補正予算に一括して反対する立場で討論を行います。  その理由の第一は、小泉政権が、長引く不況の回復はおろか、経済雇用状況をいよいよ悪化させ、二・五兆円もの税...全文を見る
02月17日第156回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○細野委員 おはようございます。  きょうは、四点ほど質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず第一点は、イラク問題でございます。  金曜日、十四日に査察の追加報告が出ました。小泉総理は盛んに、今まで日本がどういう対応をとるかというのを明確にしてこなかったわけで...全文を見る
○細野委員 外務大臣、十四日の結果を見てきちっと日本として方針を出しますと総理がおっしゃったんですよ。先週と全然変わらないじゃないですか。十四日を受けて、日本の政府の判断が以前は決まっていなかったけれども、どういう決断をしたのか、十四日を境に何が起こったのかをきちっと説明してくだ...全文を見る
○細野委員 いや、外務大臣、先週と言っていることが全然変わらないんですね。もういいかげんにだんまりはやめた方がいいと思いますよ。  では、加えて聞きますが、少なくとも国連決議を求めるという方向は、若干これで前向きになったのかという感じはいたします。外務大臣は、特にこの新しい国連...全文を見る
○細野委員 そろそろ、やはり国民に対しても説明責任が、外務大臣、あるんですよ。これは、もう国民がそろそろどういう法律が必要なのかという議論もみんなでしなきゃならない時期に来ている、お金もかかる、そういう問題なんですね。  ですから、外務大臣が理想とされている国連決議、これは、ア...全文を見る
○細野委員 この点については、後ほど原口委員の方からも御質問いただけると思いますが、最後に一つだけ申し上げます。  川口外務大臣は、国連で安保理決議が採択をされるように非常任理事国に対しても働きかけるという極めて積極的な姿勢を今示されるようになっているわけですね、この点に関して...全文を見る
○細野委員 自主的にという言葉が非常にむなしいんですね。自主的に決める決めるとおっしゃりながら、ずっと今度は決定を留保されている、本当にこの部分に関しては、国民も相当いらいらきていると思います。十四日に何も変わらなかったということだとすれば、これは外務大臣、私も本当に責任問題だと...全文を見る
○細野委員 農水大臣にも来ていただいていますので、農水大臣、先週のいろいろなWTOの議論については委員会の質疑の中にもございましたけれども、この会議を終えて、三月には基本的な枠組みをつくるという形に農業はなっているわけですね。その辺について展望を一言でお聞かせください。
○細野委員 農業については後ほど少し詳しく聞きたいと思っているんですが、WTO、私は非常に大きな期待を寄せています。今、農業と途上国の問題だけ出ましたけれども、GATSもある、サービスの貿易協定、これは投資も含むわけですけれども、非常にこれも日本にとって影響力が大きいですね。TR...全文を見る
○細野委員 私、個人的には、WTOというのはもともとトレードだったわけですから、貿易の自由化だったんですね、そこから少し広げ過ぎたかなという感じはしておるんです。あらゆるものをハーモナイズして、制度自体を同一化して、それによって交易を盛んにしようという思想はいいんですけれども、そ...全文を見る
○細野委員 外務大臣には聞きませんけれども、日本は、このFTAに関しては、貿易阻害要因になるということをWTOの会議でも、可能性があるということを何度も懸念を表明してきたわけですね。その日本が結ぶFTAが、今農水大臣は、枠の中には含めるとはおっしゃったけれども、かなりの例外項目に...全文を見る
○細野委員 施設の五千八百の内訳については、農水大臣の方からコメントがございませんでした。多分まだ御承知をされていないんだと思います。そういうことこそ、こういう中間報告で検証すべきなんですよ。こういう成果が出ました、成果が出ましたとお手盛りのことだけやっていたら、これは評価になら...全文を見る
○細野委員 逆に、この学校問題以外のところ、ずっとこの週刊誌が追ってきたのは、むしろ秘書の宮内氏の問題ですね、ここの部分については告訴をされない。すなわち、事実として認めるということでよろしいんですか。
○細野委員 十分あれも名誉毀損なんですよね。本当にこれ、事実を明らかにすることも大臣の責任だと思いますよ。きちっと告訴をされて、それを裁判所でも争うということをやられることをお勧めしますし、それがあなたの義務ですから、ぜひそのことを申し上げておきたいと思います。  もう一点だけ...全文を見る
○細野委員 役員報酬は幾らだったのかということと、奥様が実際そこで業務をされていたのか、役員会に出られていたのか、社に対する何らかの貢献をされていたのかどうかということをお聞かせください。
○細野委員 このことについても、これは文春の記者が調べていますので、記者とも話したんですけれども、直接電話で大島農水大臣の奥様に聞かれていて、私はさくら商事については何にも知りませんということをかなり強調して答えられたそうです。私もメモしか拝見をしていませんが。  さっきおっし...全文を見る
○細野委員 質問に答えていただいていないので、もう一回聞きますが、奥さんはこの会社に貢献をきちっとされていたのかどうか。これはもう簡潔に、一言で結構ですから、何をやっていたのか答えてください。
○細野委員 この問題についてはまた集中審議でゆっくりやりますので、大島農水大臣、きょうはこれで結構でございますので、御退席いただいて結構です。ありがとうございました。  時間もなくなってきましたので、個人情報保護法案、先に通告しているのですが、それをちょっと後回しにしまして、住...全文を見る
○細野委員 大臣、疑いがあるとか、そんなええかげんな話じゃないんですよ。住基法の三十条の四十三の二には、民間で利用しちゃいかぬと書いてあるでしょう。大臣、今までの総務委員会でも内閣委員会でも、何度も何度もこの部分を答弁をされて、民間じゃ利用しませんから大丈夫です、官できちっと守る...全文を見る
○細野委員 いや、とったかとらないかなんて、本当に大臣、それ、一件もとっていないと確認できるんですか。これは九月に出していて、二月まで何カ月たっているんですか。これは金融庁がそのことを全く関知していなくて、これでいいですよと答弁しているわけですよね。ほかにも個人情報を扱っている業...全文を見る
○細野委員 総務大臣、そんな甘いものじゃないんですよ。あなた、通帳をつくったことがあるんですか。通帳をつくったとき、本人確認情報を持って、どうするんですか、コピーするんですよ、金融機関が。コードも、そこの金融機関が手に入れて、その人の、個人の金融の情報ですよね、それとこのネットワ...全文を見る
○細野委員 金融担当大臣には通告していなかったので、今のはちょっと留保して、この部分に関して追加で一言だけ申し上げたいのは、先週、河村委員の方から、この住基ネットに関しては、漏えいの可能性があると。適切な管理がなされていない場合は必要な措置を講じなければならない、それで、これは切...全文を見る
○細野委員 事前に徹底していたならば、では、金融庁が大変なこれは瑕疵を犯したか、総務省の指導が行っていなかったか、どっちかでしょう。金融庁に行っていたのか行っていないのか、しっかり答弁してください。(発言する者あり)
○細野委員 大臣、今からやりますという話じゃないんですよ、もう既に、国民全員この番号を持っているんですから。本人確認だという形でどこでどう使われているかわからないわけでしょう。明らかにこのこと自体、河村委員の方にお答えになった、適切な管理がなされているかどうか、大臣、これは責任を...全文を見る
○細野委員 片山大臣、事の重要性をあなたはわかっていないと私思いますよ。この番号が行って、それによって管理をされる可能性があれば、十一けたのあるナンバーが、例えば銀行で管理をされています、やみ金で管理をされています。データのマッチングがこの番号によって物すごく簡単になるんですよ。...全文を見る
○細野委員 大臣に。
○細野委員 最後、済みません、一問だけ、通告をしていましたので、細田大臣に。  個人情報保護法案ですが、この法案に関しては、細田大臣は、担当されてまだ数カ月、お気の毒な立場ではございますけれども、答弁の中で何度もこの法案が一番いいとおっしゃっていましたね。個人情報保護法案、ずっ...全文を見る
○細野委員 過去の経緯もきちっと議論をしなければなりませんので、いろいろ言われていますが、内閣委員会できちっと議論をするということを、特にこれは官房長官に、過去の経緯をよく御存じですので、要望して、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
02月20日第156回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○細野委員 おはようございます。  私は、きょうは政治と金の問題ということで、特に大島農水大臣の問題についてお伺いをしたいというふうに思います。  私、大島大臣とこうしてこの問題についてやりとりをするのがもう既に三回目でございますけれども、きのうは河村委員が監視カメラの問題を...全文を見る
○細野委員 大島大臣、無職であるからお気の毒だということを、今ニュアンスとしておっしゃいましたね。前の御答弁でも、彼自身無職であるので、こういう状況の中でやれることを一生懸命やるというふうにおっしゃっているのですが、大島大臣、この問題は個人の問題じゃないんですね。  何でこの委...全文を見る
○細野委員 それでは続きまして、八戸医療専門学院、この問題について、大島大臣にかかわるテーマでございますので、質問をさせていただきたいというふうに思います。  今まで文春がいろいろ大島大臣について報道してまいりました。そして、そのいろいろな疑惑があった中で、大島大臣、これだけは...全文を見る
○細野委員 青森県は一銭も出していないんですね。国が補助金を四億円出して、一たん確かに青森県の会計には入れているんですが、青森は全く、一円も出していないんですね。基本的に、そんな逃げは厚生労働省には通用しないんですよ。  加えて言いますと、私、青森県へ行ってきました。担当者、元...全文を見る
○細野委員 いや、厚生労働大臣、それはないでしょう。四億円で、発注する側はいい思いをしました、受注する側もいい思いをしました。四億円、だれが払っているんですか。これは国民が払っているんですよ。出した側として、しっかりもう一回チェックをする。当然でしょう、その責任が、厚生労働省とし...全文を見る
○細野委員 では、県には指導しますね。しっかり答弁してください。
○細野委員 会計検査院に伺いますが、私は青森に二回行きました。何の権限もないけれども、いろいろな人から話を聞いて情報を集めただけで、これだけの問題が出てきているんですね。会計検査院には大きな権限がこの部分にはある。補助金ですから事後チェックだということになるとは思うんですが、これ...全文を見る
○細野委員 何を言っているんですか。これは補助金が出るからできる事業なんですよ。ちゃんと予算の措置もされて、補助金が半分出ないとこんな学校できないんですよ。出ることが明らかで、これだけ私が今証拠出しているんだから、ちゃんと補助金が出された後のチェックすると答えてくださいよ。
○細野委員 補助金が出た段階でしますかと聞いているんです。これはしっかり答弁してください、これだけ証拠を出しているんだから。疑いがあればするんだというのが会計検査院の姿勢なわけでしょう。全部やれと言っているんじゃないですよ。この事業に関して、きちっとするかしないか、するべきだと私...全文を見る
○細野委員 これをやらないような会計検査院なんてもうやめた方がいいですよ。こんな役所は要らないです。  いいですか、局長、これ以上聞きませんけれども、こんなことが多分いっぱい行われているんですよ。あなたたち、ずっとそれを見逃してきたんだ。ちゃんとこういうものをチェックして、今、...全文を見る
○細野委員 やるということですのでこれ以上突っ込みませんけれども、書面審査なんかだめですよ。書面審査、全然だめです。こんな一枚、ぺろっと紙が出てきて、確かに入札、形式的にはやっていますねなんというのは何の意味もないですからね。それをきれいにつくってくるのが仕事の人、いっぱいいるん...全文を見る
○細野委員 平成十年に、大島大臣の事務所の近く、比較的近い場所、そこに新しいスーパーができた。その時期から撤退がうわさをされて、最終的に撤退するまでの間に大島大臣に何度も何度もこの問題について陳情があった。それについて働きかけをされた。  オーナーの社長に言わすと、その大島大臣...全文を見る
○細野委員 大島大臣、政策秘書には宮内さんがいらして、市民病院でいろいろなことがあっておやめになりました。この藤田さんという方は第一秘書ですよね。第一秘書の方もお金を一年半着服されていた、横領されていた。もう秘書に責任をなすりつけるのやめましょう。もうこれは、大臣、いかんともしが...全文を見る
○細野委員 二〇〇二年の一月二十三日にビルオーナーに会って直接そのことをお話ししたのも、これも事実ですね。
○細野委員 そこは水かけ論になりますので、その話は、では、オーナーの方から出なかったと。  お金を返しますという話は大島大臣自身がされましたか。
○細野委員 一カ月後に宮内秘書を通じて返した、これも事実ですか。
○細野委員 もう一つ聞いておかなきゃならないことがあります。それは、返した六百万がどこから出てきたのかということなんですね。  今、大島大臣の御答弁だと、藤田さんが持っていらして、一年七カ月、どこかに置いていたということでしたけれども、どなたがこの返した六百万円は支払われたんで...全文を見る
○細野委員 いや、きのう私、藤田秘書にお会いをしようと思ったんですね。そしたら、大島事務所に行っていると。きのう、そういう話をされたんですね。
○細野委員 お会いになったんですね。
○細野委員 藤田秘書と大島大臣は、きのうお会いになりましたね。
○細野委員 まあ、この問題は午後やりましょう。大島大臣、本当に、午後三時までありますので、もう覚悟を決めて、覚悟を決めて午後の審議に挑んでいただきたい。(発言する者あり)何言っているんだ。藤田氏は、藤田氏は……
○細野委員 まあ率直に言って、あと二十分はあるんですが、これ以上質問してもしようがないかなという感じもいたしますが、次もありますので一応聞きましょう、私も聞きたいことがいろいろありますので。  さくら商事の話を前、大島大臣としましたね。そのときに、月十万円、奥さんがそのさくら商...全文を見る
○細野委員 十年前後の記憶とはいえ、私のような生活をしている者にとっては五十万か十万かというのは重要な問題ですね。そこの部分で、まあ十万円とおっしゃるんであれば、これは水かけ論になりますので。  ただ、何で私に五十万だという情報が三人の方から入った、そこが重要なんですよ。要する...全文を見る
○細野委員 さくら商事が平成五年の三月二十九日に目的を変更しています。下の方に業務内容を書いていますが、市場の開拓であるとか技術の開発、まあコンサルティング業務ですね、その下には建築資材、木材資材及び包装資材の販売、四つ目には土木建築請負工事業。  大島大臣は、さくら商事は確か...全文を見る
○細野委員 会社がわざわざ登記を変更して、目的を変えているんですよ。しかも、あなたの秘書が代表取締役、そして、あなたの奥さんが取締役をやっている期間のちょうどその期間にですよ、目的を変更して、土木建築請負工事業と書いているんじゃないですか。やっていないと何で言えるんですか。
○細野委員 大臣、データプロジェクションとビジネスサポートは、確かに違う方がやっているから、違う方といっても後援会の幹部の方ですけれども、それはまあ差し当たって、じゃ、そこまでおっしゃるのなら、置いておきましょう。  ただ、秘書と奥さんがやられている企業について、定款を変更して...全文を見る
○細野委員 では、大臣の問題は午後の審議に譲りたいというふうに思います。  最後に、総務大臣に二つほど聞いておきたい……
○細野委員 そこは委員長の御指示でございますので、従いたいと思います。申しわけございませんでした。  最後に、総務大臣にお伺いをしたいと思います。  私、今回、政治と金をめぐるこの問題を調べるのに、大島農水大臣を含めて各閣僚の皆さんの政治資金報告書を集めることに大変な労力を費...全文を見る
○細野委員 いや、残念ですね、そういう御答弁しかいただけないというのは。国民の知る権利に貢献するつもりはないというふうにしか受け取れませんね。  では、もう一つ聞きます。こっちは法律は関係ないので、大臣、前向きに答弁してくださいね。  では、全国のを総務省に一元化するのは国会...全文を見る
○細野委員 あわせて、最後に一言だけちょっと報告をしておきたいんですけれども、総務省もそうなんですけれども、地方に行ったときも、これはコピーさせてくれないんですよね。情報公開法で請求をしろとか言われるわけですよ。我々は何をしてきたかというと、都道府県によってはコピーさせてくれない...全文を見る
○細野委員 きょうは、午前中から政治と金の問題について議論をしているわけでございますけれども、この集中審議がこの予算委員会で開かれる最大の要因になった方が今大臣席に座っていらっしゃいます。総理、それが大島農水大臣であることはよくよく総理自身が御存じだというふうに思います。  一...全文を見る
○細野委員 こういう政治姿勢で今やられていて、実は今実績として幾つか挙がっていたんですが、この委員会の中でも何度かやりとりをしておりますけれども、また新しく一つ、この「モーリーの実績」が実は加わっている部分があるんですね。それは、実は青森県の八戸医療技術専門学校、四月のオープンに...全文を見る
○細野委員 私は、現地に行って担当者にも話を聞いてきました。大島大臣、県の見解はこうなんですね。当初は、県の担当者はこう言っていました。通常は県が必要なしと判断をすると業者はあきらめるものなんだと。しかし、今回の場合は、業者から非常に強い要望があって、そして、その後、実は必要性に...全文を見る
○細野委員 会計検査院の方でも、この事業に関してはきちっと調べると言っています。私は、それを調べていただいて、中にどういったことがあるのか、出てくるのをしっかりと見たいと思います。  そして、もう一つ言うならば、こういう政治のあり方、必要なものを働きかけるというのは、時に必要か...全文を見る
○細野委員 昨年、鈴木宗男議員の問題が出たときに、大島大臣こうおっしゃっているんですね。大変重い事項だ、議員にはすべて秘書の監督責任がある、そうおっしゃっています。その監督責任も含めてこれから聞いていきたいと思います。  まず、選挙部長に一つ一般論でお伺いをします。  政治団...全文を見る
○細野委員 政治資金管理団体の会計責任者が五万円以上を報告しなかった場合は公選法違反で罰則もある、そういうお答えをいただきました。  さて、この寄附を受け取った藤田秘書でございますけれども、これは大島大臣の御親戚、そして第一秘書という公設の立場であった、税金で給料を賄われている...全文を見る
○細野委員 大変失礼しました。政治資金規正法、先ほど選挙部長が御答弁されたこの法律違反に明確に当たると思いますが、大臣、どうお考えでしょうか。
○細野委員 いや、今のが大臣の見解だとすると、とんでもないですよ。  確認をしますが、ビルオーナーは政治献金として渡したと言っているんです。なぜか領収書をもらえなかったという不満をきのう私に述べられていました。そして、じゃ、どこの場所で渡したのか。これは選挙事務所で渡しているん...全文を見る
○細野委員 大臣、さっき選挙部長が、会計責任者がそれをやったら違法と言っているんですよ。会計責任者ですよ、今秘書は。これは全く言いわけできないでしょう。政治資金規正法にこれだけ明白に違反をして、まだあなたは大臣やるんですか。今、政治の信頼性を議論しているんですよ。  まあ、大臣...全文を見る
○細野委員 総理、目をあけてください。  会計責任者がお金を六百万受け取っているんですよ。これが個人にとどまっていたから、政治資金規正、この違法が問われないということであれば、こんな法律には全く意味がないんですよ。  今、質疑を聞かれていると思いますが、総理、しっかり国民に対...全文を見る
○細野委員 では、総理、伺いますが、これが違法でないというふうにお考えになるんですか、今のやりとりを聞いて。今聞かれたでしょう。今判断できるじゃないですか。きちっと答えてください。
○細野委員 あなたは任命権者ですよ。公選法十二条と、さっき選挙部長も言っているじゃないですか。そして事実を認めていて、まだ調査するって、一体何を調査するんですか。(小泉内閣総理大臣「大臣に聞いてくれよ」と呼ぶ)総理に聞きます。
○細野委員 今、私、政治が一つ破綻したと思いますよ。これだけ明確な政治資金規正法に違反をされて、大臣がそこに座っていて、総理は、調査します。国民がいかに今失望したか、そのことをぜひ考えていただきい。  そして、今ここで、じゃ御返事ができないのであれば、もう時間はありません。この...全文を見る
○細野委員 では、やりましょう、大臣。やりましょう。この問題について……(発言する者あり)
○細野委員 では大臣、やりましょう。ぜひ、この問題に深くかかわった宮内秘書を参考人に呼んでいただいて、この藤田秘書をめぐってどういう問題があるのか、あなたに証明する義務があるんです。  ぜひ、大臣自身から証人喚問を求めていただくようにお願いをして、私の質問を終わります。
03月04日第156回国会 衆議院 本会議 第12号
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○細野豪志君 平成十五年度一般会計予算、平成十五年度特別会計予算及び平成十五年度政府関係機関予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合の野党四会派を代表し、その趣旨の弁明を行います。(拍手)  予算の編成替...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○細野委員 おはようございます。  農水委員会、今国会初めての委員会ということでございまして、私も二回質問をするようにということで我が党の理事の方からも指示を受けておりましたけれども、そのたびに委員会の開催が中止をされて、また流れるかなと思っておったんですが、三回目の正直という...全文を見る
○細野委員 大臣、できるだけ簡潔に御答弁を、よろしくお願いします。  実は、これは必要性云々のところで、そもそも本当に生徒が集まるのかというのが懸念をされたんです。それを懸念した県が一たんやめた方がいいという判断をしたのを、大島大臣が働きをかけられて、そしてできたという事情があ...全文を見る
○細野委員 私が青森県の方から聞いていることと若干違いますが、生徒さんを募集しているわけですからスタートをされる学校でございますので、恐らく認可はされるんだ、指定は出るんだろうというふうに思いますが、会計検査院の方にもこの辺はいろいろお願いしていることがございますので、しっかり中...全文を見る
○細野委員 大変恐縮ですが、委員長、できるだけ簡潔に答弁をしていただくように大臣の方に言っていただきたいというふうに思います。  五十数社、受注企業があって、そして三社、後援会の企業が入っているということをこの間の委員会でも答弁をいたしました。  ちょっと確認をしたいんですが...全文を見る
○細野委員 この受注企業というのは、厚生労働省は把握していないんですね。  私は青森県の担当者にも聞きましたが、青森県も実は把握をしていないんです。一枚の紙には、東亜という建設会社が受注したことにはなっているけれども、それ以上のことは、これはわからないと言っています。  さら...全文を見る
○細野委員 全然答えになっていないじゃないですか。だれに聞いて調べたんですか。
○細野委員 一括受注というのは、一つの企業に出して、そこの企業がどういう下請を選ぶかはその企業が自主的に決められるから一括受注なんです。分割受注であれば、設備はこの企業、そして中に入る空調はこの企業ということで別に発注しますよ、だから設立準備室も一つ一つ把握をできるけれども、一括...全文を見る
○細野委員 いや、これが不思議なんですよね。大島さんはわかるんです。大臣はわかる。しかし、補助金を出している県もわからないし、厚生労働省もわからない、その学校をつくっている設立準備室もわからないのに、大臣だけわかる。おかしいじゃないですか。業者をきちっと初めから把握をしていて、ど...全文を見る
○細野委員 大臣、私も相当調べて一つか二つ出てきたんですよ。全体が五十数社という全体像を把握するというのは、きちっとした関係がないと出てこないんです。  これは委員長にお願いをしますが、どういう経緯でこの五十数社がわかったかということ、そしてどういう企業が入っているのかというこ...全文を見る
○細野委員 ですから、どういう受注企業が入っているのかということを大島大臣が資料を持っていらっしゃるようですので、それをきちっと出してもらうように、そしてどういう経緯でそれがわかったのかということを、もう一回どうせやりますから、そのときまでに調べておいていただけるように、では、大...全文を見る
○細野委員 では、それは理事会の協議に任せたいというふうに思います。  次の問題に移っていきたいと思います。  イトーヨーカドーの問題にかかわって、ビルのオーナーから六百万円を大島農水大臣が受け取ったという問題、大島農水大臣の秘書の藤田さんが受け取って、それがどうなったか、こ...全文を見る
○細野委員 いろいろやじも飛んでいますけれども、会計責任者なんですよ。だれか会計責任者以外の人がいたら、こういうお金を受け取りましたと会計責任者に報告をしなければなりません。そして届け出をするんですね。でも、会計責任者自身が受け取っているんだから、別にだれにも言わなくてもいいんで...全文を見る
○細野委員 会計責任者が受け取って、それが個人的にということが通用するのであれば、大島農水大臣は、そのほかのお金は全部自分で受け取って、自分で記帳して、自分で届け出ているという、そういう話になっちゃうんですよ。会計責任者はそういう重い責任があるからこそ、わざわざ登録もして、そして...全文を見る
○細野委員 これは政治資金として、選挙か政治資金かという、これは微妙な問題があるんですけれども、少なくとも、大島農水大臣にという意図で持ってきたわけですよね。そういう意図で受け取った。それが実際に何に使われて、私的と言うなら、本当に私的に流用されたかどうか示していただかないと、入...全文を見る
○細野委員 いや、大事なことは、返すか返さないかなんという問題じゃないんですよ。会計責任者が受け取っていて、届け出義務が生じているにもかかわらず届けていないこと、これがまず藤田元秘書自体の行動としては問題になっているということ。それと、会計責任者自身がそういうことをしている、その...全文を見る
○細野委員 党が賛成という態度を決めれば大臣は賛成をされる、そういうことですか。
○細野委員 会計責任者のこの部分の問題については、私は、最終的には司直の手が入るべきだというふうに考えております。  ここでこれ以上水かけ論をしてもしようがないのですが、もう少し、ちょっと、藤田元秘書の今後のことについて、今置かれている状況についても詳しく聞いて、そして、大島農...全文を見る
○細野委員 使い込みをした秘書を、就職でねじ込んでいるんですね。  しかも、これは問題は、ビルオーナーに使い込みを謝罪したのが一月二十三日。そして、これはヒートポンプさんの方にも確認をしましたが、二月十日に仮採用ということになっている。一月末に採用の話があって、二月十日に仮採用...全文を見る
○細野委員 大臣、ここは本当にきちっと逃げずに答弁をいただかないとだめですよ。  宮内さんがあっせんをしたということは、あなたが政治家で力があるから、宮内さんが藤田さんを就職させることができたんでしょう。あなたの力で藤田さんが就職したということ、これをきちっと認めてください。
○細野委員 いや、今のは答弁になっていないですよ。  途中経過も大臣は聞かれていたんですね、就職について。それをしかも黙認されていたということは、認めたということでよろしいですね。
○細野委員 では再度聞きますが、就職をする前に、大島大臣は、藤田さんがここに就職することを知っていましたね。
○細野委員 さっきと違うじゃないですか。藤田秘書はもともと深いつながりがあるので、就職の世話をしてやろうと思うけれどもどうだろうと相談を受けたと、あなたさっきおっしゃったじゃないですか。知っているじゃないですか、途中経過を。  では、少なくとも就職の世話を宮内さんがしているとい...全文を見る
○細野委員 大臣、お金を返していないんですよ。この問題が政治資金規正法に触れる可能性があること、それは当然政治家ならだれでもわかります。触れるかどうかは別にして、可能性があることは間違いなく認識をされていましたね。ビルオーナー自体の手に返っていないことも、大島大臣は、連絡をとれな...全文を見る
○細野委員 私、政治家というのは違う責任があると思いますよ。法律をきちっと守って、国民に透明性の高い政治を実現していかなきゃならない。政治資金というのは一番それがよくあらわれている部分ですよね。私の神経からは到底信用できない。委員の皆さんどうお考えになるかわからないけれども、お金...全文を見る
○細野委員 本当に藤田秘書が横領していたのであれば、私は、きちっと告訴すると思うんですね。本当に藤田秘書がそういう行動を起こしていたのであれば、けじめがつく前に就職の世話をするなんということは、世間の常識でいうとあり得ないんですよ。世間の常識と大島大臣の常識が違うのかどうかわかり...全文を見る
○細野委員 今の御答弁は、大臣が御自身で答えるから藤田さんを出す必要がないという御答弁だとすれば、何に使ったかということをしっかり答えてください。本当に事務所のために使っていないということを証明してください。できますか。
○細野委員 予算委員会でも藤田元秘書の参考人は要求をしておりますが、この農水委員会でも要求をさせていただきます。  大島農水大臣自身、藤田元秘書に対してきちっと連絡をとる意思はお持ちですか。参考人で招致をされた場合に、積極的に働きかけていただかないと、あなたがおっしゃるように、...全文を見る
○細野委員 では、農水委員会でも藤田元秘書を呼んでいただけるように、参考人、要求いたします。
○細野委員 時間もなくなってきましたが、先日の参議院の予算委員会で議論された一千万の問題について、少しだけ聞きたいと思います。  実は、大島理森後援会と経済社会開発研究会に、ちょうどこの六百万の問題が出てきている二〇〇〇年の五月ですね、全部で五回の研修会が開かれていて、全部で一...全文を見る
○細野委員 よくわからないんですね。二万円で買ってくれるから、その人たちに百人ぴったり配ったんだと。それは政治資金パーティーじゃないですか。今回の場合、研修会でしょう。研修会というのは、ある程度対価性があって、当然、出席する人から会費を取ることはあると思いますよ。百人ぴったりにな...全文を見る
○細野委員 何人来たんですか。百人売りました。これは何人来たんですか、それぞれ。
○細野委員 大臣、私が聞く限り、今やっていることは政治資金パーティーと一緒ですよね。二万円で事前にチケットを売っておいて、来ない人がいてもいい。研修会というのはある程度の対価性があるから研修会として成り立つわけで、例えば百枚売って七十人だと、三十人は二万円払っただけで寄附になるわ...全文を見る
○細野委員 時間もなくなりましたので最後に申し上げますが、事前に払っている人もいて、当日払った人もいた。それが五回ぴったり百人なんということはあり得ないんですよ。  そのことについて、そういうことであったということのわかる資料を、名簿を全部出せとは言いません、きちっと委員会に提...全文を見る
04月08日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第1号
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○細野議員 民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました個人情報保護法案並びに関連法案の趣旨を説明いたします。  今日、情報通信技術の急速な発展に伴い、多様な個人情報の利用が飛躍的な広がりを見せております。このような時代背景...全文を見る
04月08日第156回国会 衆議院 本会議 第21号
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○細野豪志君 私は、民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合を代表して、共同提出の個人情報保護法案並びに関連法案の趣旨の説明をいたします。(拍手)  国会において、個人情報保護法案の審議が開始されたのは、二〇〇一年の三月、政府が最初の個人情報保護法案を提出...全文を見る
04月15日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第3号
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○細野議員 委員の御質問は、野党案の六十五条の三号、前二号に掲げるもののほか、不特定かつ多数の者に対して、情報を発信し、または伝達する活動を挙げて、その中の括弧書きで、「個人情報を記録した名簿、個人の住宅の所在を明らかにする地図その他これらに類する個人情報データベース等であって政...全文を見る
○細野議員 今委員御指摘の反対解釈は、かなり強引な反対解釈だなという感じがいたしておりますが、私ども、国家公務員法で法令遵守義務があるのは承知をしております。  ただ、国民の懸念は、本当に行政機関が適法にこの情報を取得しているのか、この疑問に関しては非常に強いものがございまして...全文を見る
○細野議員 まず第三者機関に関しては、小泉総理の方からは二重行政という御批判がございましたけれども、特にこの問題に関しては、主務大臣という、午前中の答弁の中でもありましたけれども、一体担当者がだれかわからない、しかも、非常に権限が強い形で個人情報という形で関与されるんじゃないか、...全文を見る
○細野議員 情報公開・個人情報保護審査会の持つべき性格ということでよろしいですか。  情報公開と個人情報保護ということに関して言いますと、やはり情報公開というのは、あくまで行政をできるだけ明らかにしていく、中身を明らかにしていくということ。個人情報保護の方は、これは個人の個人情...全文を見る
○細野議員 データマッチングに関しましては、後藤委員御指摘のように、これはもう現実の危機として持っている方が非常にふえているというふうに認識をしております。  したがいまして、野党案では、目的外利用に関しても政府案よりはるかに厳しい規定を設けた上で、さらにその目的外利用及び提供...全文を見る
○細野議員 この部分に関しては、相当の理由があるときというこの解釈、総務大臣のお話も随分私も伺いましたが、いま一つはっきりしないところがあるというふうに考えておりまして、ここについては、もう少しきっちり枠をはめた方がいいだろうということで、「業務の円滑な遂行に著しい支障が生じると...全文を見る
04月17日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第5号
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○細野議員 野党案の方は、ただいま今野委員が御指摘のとおり、特に基本法制については、広く民間について個人情報の保護に関しルールを設ける、全く初めての法律でございますので、この変化の激しい時代ということを踏まえて、三年を目安にという形で見直し規定を設けております。三年という基準は設...全文を見る
○細野議員 武正委員御指摘のように、政府案に関して、やはり行政の裁量を余りに広く求め過ぎていると私どもも考えております。  ただいま総務大臣が目的外利用を例に御説明をされましたので、フェーズを合わせるためでそちらの条文について申し上げますと、政府案の八条、これは目的外利用が書か...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第6号
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○細野委員 残念ながら片山大臣が今参議院の方に行かれましたので、副大臣を中心にというふうに思っています。  ただ、一点だけ、ちょっとこれは少なくとも確認しておいた方がいいと思いますので、先ほど答弁を聞かれていた松田局長に伺います。  先ほど、後で議事録精査をしますが、片山大臣...全文を見る
○細野委員 重要なものに関して事前通知の対象になっているというのは、何条のことをおっしゃっていますか。新法はどうですか。特に新法において今言われたような事前通知の義務は何条に課されていますか。
○細野委員 利用目的の変更と目的外利用は違うでしょう。目的外利用についての事前通知なんかないでしょう。大臣さっき、物すごいいいかげんなことを言って帰られましたよ。どうなんですか、あるんですか。
○細野委員 後でまた議事録を見ますが、大臣の答弁というのは、今度の新法について議論されたんだというふうに私は思いましたよ。その上で目的外利用を事前通知しますというような答弁をされて、こういう本当にいいかげんな答弁はやめていただきたい。これはきちっと野党案では設けていて、政府案にな...全文を見る
○細野委員 今回の新しい法律で、電子上のものだけではなくて紙のものも入った、これは確かに拡大をしたという意味では前進だと思います。  ただ、今私が何を言いたかったかというと、結局、個人情報ファイルに上がってきたものに関しては、確かに開示のときに目的を書くんですね。ですから、目的...全文を見る
○細野委員 手短で結構ですので、九号の「政令で定める数」というのは、これは何件を予定されていますか。
○細野委員 いいですか、副大臣。千件以内はファイルで開示しなくていいんですよね。千件ですよ。千件といったら、私から見たらかなり膨大なデータだと思います。それが例外としてあるにもかかわらず、さらに、一年以内に消去とするものに関しては、これ、上げなくていいんですよ。千件を超えるデータ...全文を見る
○細野委員 では、特化して聞きますが、千件以上のデータで、試験的だからといってファイルとして開示をしない、これは合理的だと思いますか。これは副大臣、御答弁ください。
○細野委員 ここからはもう大臣に聞かなきゃしようがないなと思うんですが、十号にこういうのもあるんですね。「第三号から前号までに掲げる個人情報ファイルに準ずるものとして政令で定める個人情報ファイル」、これも開示しなくていいんですよ。例外をこれだけ設けておいて、さらに政令で定めてふや...全文を見る
○細野委員 いや、結構です。後でゆっくり聞きますから。  委員長及び与党の皆さんにもぜひこの部分は認識していただきたいんですが、やはり、こういう部分できちっと国民から見える形にするのがこの法律の趣旨なんですね。私は、旧法とずっとにらんで見ましたけれども、基本的に、行政機関にとっ...全文を見る
○細野議員 冒頭、桝屋委員に私どもの考え方を申し上げますが、決して私どもも、それこそ役人を懲らしめようという発想でこの罰則規定を設けたわけではございません。あくまで、こういう罰則規定を設けることによって乱用を予防できるのではないか、そんな観点から罰則規定のより厳格なものをつくった...全文を見る
○細野議員 ただいま桝屋委員の方から、刑法を一つの例として職権乱用の規定の御紹介がございました。  確かに、刑法の百九十三条によりますと、人に義務のないことを行わせたり、また権利の行使を妨害したとき、職権乱用に加えてこういう要件がかかって刑罰の対象になっているということでござい...全文を見る
○細野議員 あえて桝屋委員と私の立場の違いを強調するとすると、最終的に、やはり行政機関が何のために仕事をしているのかということのような気がするわけでございます。それは、まさに国民のためなわけですよね。今回の個人情報保護法案というのは、まさに今国民が不安を持っている個人情報をいかに...全文を見る
○細野議員 午前中の議論でございますけれども、ここはやはり、本当に個人情報をいかに扱うかということに関してどれぐらい慎重であるかと、かなり最終的に価値観に行き着くところかなという感じがいたします。  先ほど、委員会が休憩しまして担当の方とも少しお話をしたときに、それはたまらぬで...全文を見る
○細野議員 お尋ねは、五十六条の、ファイル簿に掲載をされていないようなファイルを利用する場合の罰則がかからない正当な理由ですね。  これに関しては、私どもは、一つ例として申し上げますと、災害などで個人情報ファイル簿に掲載することがかなわないが緊急にその個人情報ファイルが必要な場...全文を見る
○細野議員 私どもも、データマッチングに関しては、基本的には情報の目的外利用や提供の一形態であるというふうに考えておりまして、目的外利用できちっと禁止をされる部分で担保されるのが最もいいと考えております。  しかし、複数の電算処理された個人情報ファイルの照合や結合というものに対...全文を見る
○細野議員 野党案のこの部分でございますけれども、私どもとしては、この部分に関して、その保有個人情報の利用目的以外の目的のための利用が、事務の円滑な遂行上ほかの代替手段がないほどの強い必要性がある、そういう趣旨で設けております。  どの場面でこれが出てくるかという話なんでござい...全文を見る
○細野議員 野党案の方では、行政の適切かつ円滑な運営を図りつつという文言を入れておりません。これは、別にこれが全く概念として必要はないということを言っているのではなくて、この法案は何のためにできたのかということをまず一応書かないかぬわけですね。  そういう観点からすると、これは...全文を見る
○細野議員 大体、私が言いたいことは春名委員がおっしゃったなという気がしなくもないわけでございますけれども。  目的というのは、これは多分に主観的な要素があるわけでございまして、先ほど春名委員おっしゃったとおり、こういう目的であった、職務と関係あると思っていた、それによって刑罰...全文を見る
○細野議員 この個人情報保護法案の中の目的外利用というのは、最も重要な部分の一つだというふうに考えておりまして、それが先ほど政府の答弁のように、個別に何かけしからぬことがあった場合に不服申し立てをするとか裁判に訴えるとか、そういう話ではなくて、基本的にうまく回る仕組みをつくること...全文を見る
○細野議員 これも午前中、先ほど御答弁したところではあるんですが、野党案では、事務の円滑な遂行上、ほかに代替手段がないほどの強い必要性があるという場合に限るということをこの法案で書いたということでございます。  もう一つの野党案と政府案の大きな違いというのは、この「相当な理由」...全文を見る
○細野議員 今住基ネットとの関連で御質問がございましたので申し上げますと、特にこういう情報化された中で、データマッチングそのものに大きな問題がこれから出てくる可能性がある、そういう懸念があるというところは問題意識を共有するものでございます。  野党案の場合も、書き方としては目的...全文を見る
04月21日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第7号
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○細野委員 きょうは、参考人の先生方には本当にお忙しいところ貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  時間も限られておりますので、早速お伺いをしたいというふうに思います。  まず、堀部先生にお伺いをしたいんですが、先ほど来、第三者機関と主務大臣の話で議論がござい...全文を見る
○細野委員 本当に、この分野の大家の堀部先生に私のような者が意見を申し上げる筋ではないんですが、おくれているからこそ、第三者機関できちっとキャッチアップを図った方がいいんではないかということで、野党案を提案させていただきました。  率直に、先生に一言、これは難しい評価になろうか...全文を見る
○細野委員 先生の教え子の皆さんは少し幸せな感じでいらっしゃるのかなという気がしなくもないわけでございますけれども、七十点という評価でございました。問題点があるというのも一方で先生自身が感じられているところだというふうに思います。  続きまして、田島参考人にお伺いをしたいんです...全文を見る
○細野委員 田島先生の方は、そういう懸念を持たれるからこそ、理想は個別法プラス自主規制だ、次善の策としてはポジリスト方式プラス独立機関だというお話がございました。  一点だけ、これは若干今後の話につながるんですけれども、先生が提案されるようにポジリスト形式にした場合に、これから...全文を見る
○細野委員 田島先生の方は、法律も非常に整理をして陳述をしていただいたので、もう大体、おっしゃりたいことは私もよくつかめてはいるんですが、与党の理事の方もいらっしゃいましたので、今後議論する中で、衆議院もあります、参議院もあります、これだけは克服してぜひ法案を整理してくれと、最後...全文を見る
○細野委員 どうもありがとうございます。  続きまして、清水参考人にお伺いします。  先生の資料を拝見して、将来も含めて非常に洞察に富んだ、またこの法案に欠けている部分も御指摘をしていただいているというふうに認識をするんですが、改めて、今の法案をベースに考えたときに、特に行政...全文を見る
○細野委員 時間もなくなってまいりましたので、清水参考人にもう一つお伺いしたいのが、住基ネットとの関係、そして国家防衛の観点も必要なんだ、情報管理のあり方がこれから国家の命運をやはり分けていく、そんな時代が来ることは間違いないという認識を私もしているんですが、もう少し具体的にイメ...全文を見る
○細野委員 どうもありがとうございました。
04月22日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第8号
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○細野議員 ちょうど一年前は、大畠委員長のもとで、私も内閣委員会で質問させていただいておりましたので、その内閣委員会できちっと議論できないというのは、我々にとっては大変無念でございますけれども、こういう形で今設定をされているということで、今回は我々も法案を提出して議論しているとい...全文を見る
○細野議員 総務大臣から大演説がございましたけれども、基本的に、ここがやはり政府の考え方と、与党の皆さんの考え方と我々の違いだというふうに思っております。  先ほど委員がくしくも指摘をされましたが、少なくとも、自衛官の募集に際して、そこに健康情報であるとか、また、これは事実関係...全文を見る
04月23日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第9号
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○細野委員 防衛庁長官が、言われていた時間に帰ってこられません。参議院の質疑の状況もあるということで、これはやむを得ない部分もあるんだと思うんですが、きょうは、言うまでもなく防衛庁問題、長官がいて初めて成立する質疑でございますので、質疑時間については、与党の皆さんに御配慮いただい...全文を見る
○細野委員 地連独自で入手した情報に、ラベル化するときは、住所とこのもらったデータが入らないとラベル化できないでしょう。  私は、少なくとも石川県に関しては、具体的にDMが郵送された事実を聞いております。石川県は手書きで書いたんですか。石川県の地連はどうなんですか。
○細野委員 今の御答弁は、わかりませんが、もしかしたら電子化されていたかもしれませんという話ですね。いいですね。ラベル化されているということは、電子化されているんです。私ら後援会を持っているんだから、みんなラベル化するに決まっているんですよ。  今の答弁は、ラベル化されたかもし...全文を見る
○細野委員 何言っているんですか。四情報を提供したと言っているんでしょう。四情報に名前と住所が書いてあるんじゃないですか。何、それ以外の情報をラベル化するんですか。四情報を得ていてDMを出しているということは、電子化しているということでしょう。理屈が通らないことを言わないでくださ...全文を見る
○細野委員 それ以前はやっていたんでしょう。昨年の十一月に削ったというのは書いてありますから、わかります。いつからやっていたんですか。
○細野委員 では確認しますが、ここに書いてある、ほかの情報は提供していませんというこの記述も十二年からの話ですね。それ以前はわからない、そういう話ですね。
○細野委員 それ以上のことはわかりかねます、十二年以前はもらっていた可能性はある。  与党の皆さんにも申し上げたいけれども、これは、センシティブ情報の収集をしているとすれば、この行政機関の個人情報保護法にも違反する可能性がある。その前提が今崩れたということですよ。  再度聞き...全文を見る
○細野委員 法違反があるかもしれませんという答弁ですよ、今のは。かつて法違反が行われた可能性がありますが、今調べたところではわかりませんでした、そういう話ですね、ないと言い切れないということは。  これは防衛庁長官にも聞きたいんだけれども、残念ながらいらっしゃらないので、後ほど...全文を見る
○細野委員 大変残念な御答弁です。調査の時間も限られていましたので、それが限界だという防衛庁の御発言だと思いますが、法案の審議に関してはその前提は通りません。  法違反が行われている可能性があり、それをきょう調査結果という形で出していただいたけれども、法違反がなかったということ...全文を見る
○細野委員 いやいや、そんなのないでしょう、あなた。職業を、どういうふうな情報を集めて、市町村が出したんでしょう、どうやって出したか。これは、全体を見たって、突出したデータじゃないですか。調査して、これを調べなくて何の調査なんですか、それ。ちゃんと答えてください。
○細野委員 いや、そんなにいいかげんな話じゃないんですよ、これ。今も行政機関の個人情報ファイルに関する保護法があるんですよ。その中には、四条には、保有については適法にやらなきゃならないと書いてあるんですよ。しかも、これは、見てくださいよ、職業をとっている山梨県、これはファイル化し...全文を見る
○細野委員 私も、防衛庁が人材を一生懸命確保しなきゃならないというのはよくわかるんですよ。応募してきた人の職業を調べたり、住所を調べたり、場合によっては、思想を調べたりすることも必要でしょう。  でも、これは、みんなにばらまくDMについて情報を集めたんでしょう。幅広く皆さんに知...全文を見る
○細野委員 この委員会でも総務委員会でもずっと、いや特別委員会はないですね、内閣委員会でも、ずっと大臣はどういう答弁をしてこられたかというと、住基のデータはきっちり守るんです、法律できちっと書いてあるもの以外は出さないんですとずっと言ってきたでしょう。だから安全なんだと言ってきた...全文を見る
○細野委員 では、防衛庁に聞きますが、この自衛隊法の九十七条とこの自衛隊法施行令の百二十条の関係、これちゃんと御答弁してくださいよ。  これは紙を見るといいかげんなことが書いてあるんですよ。百二十条があって、その趣旨を踏まえて何とかかんとかと書いてあるんだけれども、九十七条には...全文を見る
○細野委員 これは私も、相当弁護士とも相談をして聞いていますので、後ほどこれがひっくり返ることがないように祈りますが、少なくとも、総務大臣に言っておきますが、今まで、データはきちっと守ります、それについて出すときはこれは法律でしっかり縛るんです、具体的に書くんです。オンライン法に...全文を見る
○細野委員 では聞きますが、防衛庁に聞きますよ。データをどういうふうにとったかが問題なんですよ。  例えば、十八歳とか十三歳、これは全体の情報をとったわけでしょう、住基ネットから、住基データから。データをとったわけですよ。どういうふうに情報をとったんですか。  では、七尾市の...全文を見る
○細野委員 局長、もう少し趣旨を理解して答弁をしてください。  ある年齢の該当者を全員データとして持ってきたんですね。どうなんですか、それは。
○細野委員 総務大臣、ある一定の年齢を住基のデータからごっそり持っていくんですよ。これは住基と関係ないんですか。  例えば五万人なら五万人のうちある世代、十三歳から十五歳とか、その世代のデータをごっそり持っていくんでしょう。これは住基データそのものじゃないですか。関係ないなんと...全文を見る
○細野委員 三十七条の話は住基のデータでしょう。ネットワークと関係ないですよね。データの提供に関しても、さっき総務大臣は、慎重にやって三十七条は使わないんだと言ったんですよ。でも、それ以上に漠然とした規定が自衛隊法にあって、そっちからずるずる出ていましたという今の話なんですよ。
○細野委員 総務大臣がいいかげんなことを言っちゃいかぬですよ。閲覧は、これは続き柄とかとれないでしょう。一般的にとれないでしょう。それをがばっと出しているじゃないですか。
○細野委員 続き柄は住基のデータでしょう。それが出ているんじゃないですか。一般の人が見れない以上の情報をきっちり耳をそろえて、何千人か知らないですけれども、それががばっと行っているんですよ。明らかに違うじゃないですか。根拠は住基法にないじゃないですか。
○細野委員 堂々めぐりになるので申し上げませんが……(発言する者あり)何言っているんですか、三十七条の趣旨で出せないと言ったんでしょう。それが、違う根拠法があって、その自衛隊法ではずるずる出します、今そういう話でしょう。それが、総務大臣のおっしゃる住基のデータを守り——私は、総務...全文を見る
○細野委員 今大変な答弁をされたんですよ。これ資料の提供は求めることができるとさえ書けば、住基のデータ、全部持っていっていいという話ですよ。(片山国務大臣「募集に関し必要な場合はと書いているじゃないですか」と呼ぶ)必要があるかどうかという解釈は自衛隊がされるでしょうけれども、資料...全文を見る
○細野委員 いや、きのう皆さん委員会に出ているんですよ。そんな恥ずかしい答弁しないでくださいよ。これは例外に当たりませんねと、このケースについて聞いたんですよ。DMを募集でばらまくことは、これは三号には当たらないんじゃないですかと聞いたのに対して答えているんですよ。総務大臣は一般...全文を見る
○細野委員 事実認定が調査で明らかになるのは、どういう情報を出したかとか、何県出したかという情報であって、これは、DMを幅広く出したというのは、事実認定も何もなくて、きのう明らかだったんですよ。事実が明らかで、それを局長という法律の専門家が、このケースにどうですかというふうなこと...全文を見る
○細野委員 この委員会でも私、何度も強調していますが、ファイルとして掲載をするかどうかというのは、国民から見たときに、ファイルの存在の確認する唯一の方法なんですよね。それを防衛庁は、事前にどのファイルが適用除外かということも一切考えずに、とりあえず、一県や二県じゃないですよ、一県...全文を見る
○細野委員 では聞きますが、きのう七尾市がインタビューで言った、三年前のデータを使ったというそれ、そうじゃないということを確認しましたか。ないと言い切れますか、局長。七尾市はうそをついたと言えるんですか。
○細野委員 七尾市はどういうふうにやっているかというと、コストは自分で持つからといって、地連が持っているデータを七尾市に送ってもらって、タックシールも張って、そして発送のお金だけ七尾市が持っているんです。そうインタビューでも言っているんですよ。  すなわち、地連が三年間保存をし...全文を見る
○細野委員 あったら出していただきたいですが、きのうの答弁で、これ一年以内と言っていないんですよ。人事上のファイルと言って逃げているんですよ。ここで一年以内という訓令や何かが出てきたら私はびっくりしますね。  もともとあったなら、そういう答弁をすればいいんですよ。本当にあります...全文を見る
○細野委員 防衛庁長官にも最後に聞きますが、その前に総務大臣に聞きます。  いいですか、とにかく開示の義務に違反しているファイルも、いや一年以内、これは外から全くチェックもできない、そういうことで例外規定という運用もされていない、こうやって、怪しいんじゃないかと指摘をされたら慌...全文を見る
○細野委員 全然答えていないんですよ。一年以内に消去するというのを、総務大臣はどうやってチェックするんですか。そうなされているということに関してチェックする仕組みがあるのかということを聞いているんです。
○細野委員 情報公開法と個人情報保護法は違うんですよ。個人情報保護の中にこういう仕組みをつくらないと、今回の防衛庁のような問題が出てくる、今まさにその審議をしていたんじゃないですか。そんな寝ぼけた答弁をしちゃだめですよ。  最後、防衛庁長官、帰ってきていただいたので、一つだけ、...全文を見る
○細野委員 時間が来ましたので終わりますが、今回のこの審議の中で、行政機関個人情報にこういう大きな穴があること、これはもう委員の皆さん、共通してお感じになったと思います。  加えて、それぞれ主務大臣とはおっしゃるけれども、現場それぞれの、現場がやるんですよ、現場においてファイル...全文を見る
04月25日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第11号
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○細野議員 今、平岡委員が御指摘になりました目的外利用という部分は、国民が見たときに、行政の中でどういうふうに個人情報を利用しているのか、これが役所の中で恣意的にどんどんたらい回しのようにされているんじゃないか、そんな懸念を持つ部分でございます。最も大切なところであるというふうに...全文を見る
○細野委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党及び保守新党の各会派を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     個人情報の保護に関する法律案に対する附帯決議(案)   高度情報通信社会...全文を見る
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○細野分科員 大臣、長時間の御答弁どうもお疲れさまでございます。  私からは、きょうは主に三点お伺いしたいことがございます。通告に従ってやってまいりますので、できるだけ簡潔に御答弁をいただければというふうに思います。  一点目が、予算委員会でも何度か私が取り上げてまいりました...全文を見る
○細野分科員 ただいま局長の方から、今後の学校のチェックの仕方について御答弁があったんですが、大臣、私は、過去の経緯をずっと見てきた立場で、もう少し補助金を出すときに厳密にチェックをしていく必要があるんじゃないかというふうに思うんです。予算委員会の中では、それはあくまで県の方がや...全文を見る
○細野分科員 繰り返しになりますけれども、県内では必ずしも必要がないという評価は一回あったんですね。それを覆してつくってしまったというこの問題。このケースに関しては、厚生労働省とともに、会計検査院の方にもきちっとこれからチェックをしてくださいということをお願いをして、やりますとい...全文を見る
○細野分科員 ただいま大臣から、全社連そのものが主体的に経営を行うということについて、これから少し考えていかなければならないという御答弁があったんですが、私もこの全社連という組織自体をそれほど詳しく知っているわけではないんですけれども、資料などをいろいろ読んでみますと、要するに、...全文を見る
○細野分科員 私も、冒頭大臣に御答弁いただいたように、社会保険病院が持っている公的な役割であるとか地域の特性をきちっと考えた中で、これからの問題を考えていかにゃいかぬというふうに思うんですね。  ただ、その際、この報告書、「運営効率化について」という紙を見ていて感じるのは、全社...全文を見る
○細野分科員 若干くどいようなんですけれども、統廃合の可能性というのは、社会保険病院については十分あると私も考えます。  ただ、その際に、先ほど私が例に挙げたような地域医療の現状、それを、例えば採算がとれないから赤字だというのですぱっと切り捨てるような話では、これは性質としては...全文を見る
○細野分科員 政府委員の方にも聞きかけて聞かなかったものですから、最終的に、もう少しだけ詳しく伺いたいんですが、地域医療の必要性というのは、何かその具体的な指標というのはもう用意されているんでしょうか。もし、何か判断基準があれば、ぜひ教えてください。
○細野分科員 先ほど、大臣の方から地域医療の特性については十分考慮するというお話がございましたので、それを踏まえて、これからぜひできるだけ前向きな検討にしていただきたいな、そんなふうに思います。  それではまた話題を変えまして、今度は打って変わるんですが、温泉の問題をやらせてい...全文を見る
○細野分科員 実証実験を幾つかされたというのは、私も現場を知っているものですから話はいろいろ聞いているんですけれども、新しく三類型のものができたというふうに理解をしておるんですが、基本的には、実証実験をしたところはその三類型として新しく基準ができればすぐにスタートする、そういう話...全文を見る
○細野分科員 この報告書自体は私は前向きに受け取っているんですが、どうしても今後の検討課題として残っている部分があり、この部分についてはもう少し前向きに検討いただけないかな、そんなふうに厚生労働省の皆さんにお願いをしておきたいということがございます。  それは、この実証実験がな...全文を見る
○細野分科員 私も一生懸命報告書を読みまして、難しいなと思いながらも、ああ、なるほどなと思う部分もありながら読みました。  ただ、あの実証実験も、限られたサンプルで、しかも極めて限られた期間でやっているんですね。北御牧村が注目すべきは、一定の方を集めて継続的にやっていて、毎年そ...全文を見る
○細野分科員 若干しつこいようなんですが、私は温泉協会の方とも温泉学会の方ともよくいろいろこういう話をしていまして、ぜひやりたいという要望はあるんですね。温泉地域なり温泉にかかわる人のエゴというのではなくて、医療で効果がある、医療費のマイナスになるということになると、これは社会全...全文を見る
○細野分科員 では、ことしまた公募をされて、その対象になる可能性がある、そういう話ですね。最後に済みません、もう一度。
○細野分科員 済みません、しつこいようなんですが、最後に一つだけ。  その実験というのも、この温泉利用型健康増進施設を使ってやろうというお考えなのか、そこは新しく施設を開拓してまた実験を新たにされようというおつもりなのか、その辺はいかがなんでしょうか。
○細野分科員 時間もなくなってまいりましたので、大臣にお伺いをしたいんですけれども、以前この議論をしている中で、大臣がドイツの例を引き合いに出して、非常に前向きな御答弁をいただいたことがございました。温泉に一マルク使って、二マルクの医療費を削ったドイツの例もあるというお話をされた...全文を見る
○細野分科員 大臣はこの部分で非常に、当然お医者様として経験もお持ちですし、専門家でいらっしゃいますので、できるだけ長くやっていただければなという思いと政権をとれればなという思いと半々なわけでございますけれども、ぜひ前向きに取り組んでいただきますことをお願いいたしまして、質問を終...全文を見る