細野豪志

ほそのごうし

小選挙区(静岡県第五区)選出
自由民主党
当選回数8回

細野豪志の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○細野委員 私が最後の質疑者でございますので、若干お二人の委員の残った分も含めて質問させていただきたいというふうに思います。  まず、石破長官にお伺いしたいんですけれども、所信も拝聴しておりまして、今回、新しい大綱をつくろうと。平成七年につくられた大綱が現在の大綱でございますの...全文を見る
○細野委員 私も問題意識は全く共有するところでございまして、大綱の基本的な今の方向性という資料を見ても、従来は、重要事項としては、やはり大規模な侵略というのがまず一番に来て、そしてその後に、国際社会への貢献であるとか、またさまざま、テロへの対策などが来ておったのが、今回、大綱では...全文を見る
○細野委員 法律の部分について後ほど少しお伺いしようと思っておるんですが、その図上訓練なんですけれども、私もリストをいただきまして、各地で警察と自衛隊の方が共同訓練しているというのは、それはそれで絶対必要なことだというふうに思うんですけれども、警察にも銃器対策部隊というのがかなり...全文を見る
○細野委員 今の御説明だと、余り整理されているように聞こえないんですが、治安出動が下令をされました、その場合は、治安出動が出るまでは警察が対応しています、それはわかります。ただ、治安出動が出た時点で、治安の維持に当たる責任は防衛庁に移る、自衛隊に移る、そういう認識でよろしいんです...全文を見る
○細野委員 今の御説明だと、基本的に警察がやっているんだけれども、足らざるところを自衛隊が補う、そういう認識でよろしいんですか。再確認。
○細野委員 何でここをしつこく聞くかというと、従来とは治安出動の必要性というものの考え方が変わってきているんだろうというふうに思うんですね。といいますのは、いきなり今大規模侵略というのはあり得ないわけでして、その一つの方法としてはミサイル攻撃というのを十分考えなきゃならないんです...全文を見る
○細野委員 長官も改正の可能性を否定しないという御発言だというふうに受け取りましたが、もちろん、守るのは自衛隊であり米軍であり、実動部隊として頑張ってもらわなきゃいかぬわけですけれども、指揮をするのは官邸なわけですよね。少なくとも官邸を入れないと、今の御説明は論理矛盾しています。...全文を見る
○細野委員 冒頭で長官が二重投資を避けたいということをおっしゃったので、その問題意識は持っていらっしゃるだろうなというのは重々わかるんですけれども、ある程度、やはり主体によって分けていかないと、船のスピードにしても強度にしても攻撃力にしても、こういうものにはどっちで対応するのかと...全文を見る
○細野委員 防衛庁長官にお伺いしたいんですが、我々は、そもそも有事法制の議論をスタートするときに、緊急事態全体に対応できる法整備をしようということで、テロ対策であるとか、場合によっては災害も含めた法律体系をつくりました。  それに対して、出てきた政府案、その法案を見ると、あくま...全文を見る
○細野委員 私も、具体的な事例をできるだけ考えてみようというふうにしました。  それで、法律の構成としては、武力攻撃事態が発動されたときは、それこそ、これはもう武力攻撃なわけですから、防衛出動で下令されて、これは戦闘行為になるわけですね。そういう意味では、現場の自衛官も、これは...全文を見る
○細野委員 もう私どもも、それこそ与党の皆さんと協議をしてこの法律の枠組みに乗っかっているので、もう今さら全部なしにして原点に戻れとは申しません。ただ、やはりトータルに、危険の度合いが上がっていくに従って自衛隊の行動のレベルも当然上がっていかなきゃならない、それと同時に国民の保護...全文を見る
○細野委員 石破長官が自民党の国防部会の幹部でいらっしゃったら、この発言は一つの問題提起と受けとめます。ただ、政府の防衛の責任者である防衛庁長官が武器輸出三原則に関してこういう発言をされるということは、当然それは政府の中で検討されるのであろうととるのが、これが常識的なやはり受けと...全文を見る
○細野委員 第三段階まで行かないというのはわかりました。  ただ、防衛庁長官、ミサイルディフェンスと武器輸出三原則、もう具体的な視野に入っているわけですから、それは国会でやってくださいという話ではなくて、どこまで政府としてはやらなければならないと認識をしているのかということを、...全文を見る
03月11日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○細野委員 両大臣におかれましては、参議院の予算委員会に引き続き、大変お疲れさまでございます。  早速、時間も短いので質問に入っていきたいというふうに思うんですが、まず、今、防衛庁の方と外務省の方から、それぞれ、最近の情勢ということで説明をいただきました。その中で、八日の基本法...全文を見る
○細野委員 今、大臣から中身の解説と経緯を御説明いただいたんですが、どういう評価をしているのかということについて全くお答えいただけなかったのかなというふうに思っています。  確かに、民主的なプロセスにこれから乗っかってくることを我々も望んでいるわけですが、では、果たして民主的と...全文を見る
○細野委員 今民主党でも、これから、どういう枠組みがいいのか議論をしていこうというふうに思っています、支援のあり方も当然それにかかわってくるわけでございますので。もちろん最終的には、これはイラクの方がみずから決められることなんですが、アメリカ政府の場合は、CPAというところを通じ...全文を見る
○細野委員 いや、それはやはり大臣、ちょっとおかしいんですよ。  というのは、これはCPAと統治評議会の間でも、昨年の十一月十五日の合意の中で、CPAは実質的な役割を終了するということがはっきり出ているわけですよ。日本語訳を読みますと、「国連決議で定められた連合国の占領統治者と...全文を見る
○細野委員 ここは水かけ論になるので、もう一歩、ちょっと前に進めた話をしていきたいというふうに思うんですが、もう一つ、私がこれから……(発言する者あり)もう一回聞きますか。  そもそも、国連決議がこれから必要ないと思っている国は恐らくないと思いますよ、この六月三十日以降に。そも...全文を見る
○細野委員 では、再確認しますが、六月三十日以後に暫定政権から日本は合意をとる、自衛隊の駐留について。このことはいいですね。合意をとるんですね。
○細野委員 いや、同意がないと自衛隊はいられないといったって、今までイラク人の中できちっとした意思決定ができないんですから、同意がないのに行っているんですよ。六月三十日以降はきちっとした政権ができるんだから、そこで、どういう手続になるかは確かに不明確かもしれませんが、外務大臣、合...全文を見る
○細野委員 有効というのは、過去、日本政府は、イラクのときもいろいろ昔の決議を引っ張ってきてやっていますから、有効か無効かといえば有効というのはわかっていますよ。  ただ、私が申し上げているのは、CPAという存在を前提としたイラクの決議と、イラクでそれこそ新しい政府ができたとき...全文を見る
○細野委員 あった方がいいという答弁が初めてありましたが……(発言する者あり)あった方がいいとはおっしゃっていないですよ。今まで必要はないとおっしゃっていたんだから。  外務大臣、こういうところで、人を出しているんだから、これから国連に対してどういうことを日本としては求めていく...全文を見る
○細野委員 検討とおっしゃるんですが、去年十二月頭にああいう発言をされて、もうかれこれ三カ月たったんですか、今まさに必要とされているわけですよね。こういう部分での対応の遅さというのは相当深刻だというふうに考えています。  私も、自衛隊がいいのか、もしくは警察組織がいいのか、いろ...全文を見る
○細野委員 行きたくない理由を一生懸命考えた、そんな印象ですが。  私は、個人的にはもう警察しかないと思っています。法律の改正も必ずしも必要がない。まさにこれは政治判断でできるわけですから。  後ほど外務大臣に聞きたいと思いますが、防衛庁長官に一言も聞いていないものですから、...全文を見る
○細野委員 確かに権限争いをする話ではないと思いますし、また、時間的な猶予がある話でもないと私は思います。  外務大臣に最後に、民主党としても、これはきちっと整理をして、どういう形がいいのかという提案をしますので、のんびりしたことをおっしゃらずに、これは本当に早くやらないかぬで...全文を見る
04月26日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号
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○細野委員 民主党の細野でございます。  今回、この七法案三条約が出てきたわけでございますけれども、その中でも、特に国民保護法案につきましては、昨年成立をした三法の際に、政府の側は二年以内にというふうに書いておったんですが、私ども、もっと早くこれは整備すべきであるということを主...全文を見る
○細野委員 井上大臣には個別のことでお伺いをしますので、きょうはせっかく総理に来ていただいているので、私が総理をお願いしたときは、できるだけ総理に御答弁をいただきたいと思います。  総理、いかがですか。
○細野委員 緊急対処事態というのが、今回、対応の中に入ったんですね。それ自体は、私どももこれは評価をしております。むしろ、去年の法案の中にもきちっと入れておくべきであったという主張をしてまいりました。それ自体は評価をしているんです。  ただ、私、これからちょっと詰めて話をしてい...全文を見る
○細野委員 閣議の中で明確にされるとおっしゃいますが、武力攻撃事態の基本方針も、これも閣議決定されるんですよね。当然そこで説明されるのはこれは当たり前の話で、私が申し上げているのは、閣議というのはオープンじゃないでしょう。国民の側から見たら、この基本方針を見て、どういう事態が起こ...全文を見る
○細野委員 いや、大臣、通告してあるんですよ。それはないですからね。対処基本方針の中に、事態の基本認識そして全般的な方針について書くというのは書いてあるんですか。では、きちっと答えてください。
○細野委員 何を言っているんですか。百八十一条の二項を見てください。二項に、具体的に、基本的な認定となった事実を書くと書いていますか。書いてあるのは、「住民の避難に関する措置、避難住民等の救援に関する措置、緊急対処事態における災害への対処に関する措置」としか書いてないじゃないです...全文を見る
○細野委員 いいですか。武力攻撃事態の方には、これはきちっと列挙されているんですよね。緊急対処事態には、国民保護のための措置が書かれると書いてあって、最後に「その他」「方針」と、事実は書かれない、基本的な事実も書かれないし、方針も「その他」と、最後につけ足しにすぎないんですよね。...全文を見る
○細野委員 総理にも後ほど聞きますので聞いておいていただきたいんですが、国民保護法案の中に、突然、緊急対処事態と入ったんですね。私ども、何度もやりとりをする中で政府から説明を受けましたが、当初は、どういう規定になるのか明らかにならないような漠然とした書き方で資料が出てきた。ことし...全文を見る
○細野委員 石破長官、この間、松本委員の質問に対しまして、ドイツの例が参考になるんじゃないかというふうにおっしゃいましたね。ドイツの例というのは事態を三つの段階に分けているんですね。それぞれの三つの段階において軍隊の行動についても規定をしているし、私権の制限についても書いてあるん...全文を見る
○細野委員 国会の中で議論が詰まれば、協議の可能性がある、修正の可能性があるという趣旨の御答弁だと受けとめました。  そして、もう一つ総理にお伺いをしたいんですが、総理、よろしいですか。  この両事態の国会承認の違い、ここは物すごく大きな格差があるんですね。武力攻撃事態の場合...全文を見る
○細野委員 総理、わかっていらしてあえて答弁されているんだと思うんですが、確かに対処方針には国民の保護しか書かないですよ。ただ、私権の制限は同じようになされるんですよ。国民は時として家屋をそれこそ国家に貸さなきゃならなかったり、それこそ医療の従事に強制をされたり、そういうことがあ...全文を見る
○細野委員 最後に立法論という話がございましたので、ここで、きちっと国会での議論を踏まえてということで、私もこの問題に関しては引き下がりたいというふうに思います。  時間もあと十分になってまいりましたので、少し、メディアと有事の関係について、総理と議論をしていきたいというふうに...全文を見る
○細野委員 総理の方から、報道の自由をできるだけ守ってという話がございました。私もそれについては同じ意見です。  有事の際に、先ほども少し例として挙げましたが、私権がいろんな形で、特に財産権がある程度国家から制約を受けるのは、これはむしろあり得べしだと思います。ある部分で、今回...全文を見る
○細野委員 意欲を持っていらっしゃるということですが、民放の場合、NHKと違いまして、全国津々浦々、同じ放送局が流しているわけではないんですね。キー局があり、大阪なんかには準キー局があり、そして私の地元の静岡のようなところは、それに系列の局が存在をして、それを通じないと情報が流れ...全文を見る
○細野委員 何でこの問題に私がこれだけこだわるかと申し上げますと、実はこれ、指定公共機関に指定をされると、総理大臣である対策本部長の総合調整の対象になるんですね。指定公共機関が業務をする際には、総理大臣が、こういうことをしてくださいねと調整をできるようになるんですよ。  総合調...全文を見る
○細野委員 私も今は心配していないんですよ。ただ、有事になった際にどうなるかということを心配しているんです。有事になり、指定公共機関に指定をされる、そしてこれは総合調整の対象だということで、放送の流され方についても指導できる体制ができます。少なくともこの日本の社会において、平時に...全文を見る
05月13日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第15号
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○細野委員 早速、質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、井上大臣にお伺いをしたいんですが、国民保護法案の中に書いてあります避難施設、これは都道府県知事が指定をするということになっておるんですが、それとあと、避難にかかわるということになるわけですが、収容施設、こ...全文を見る
○細野委員 もちろん、きっちり全部決めるのは難しいと思うんですが、今から白紙で考えますというのはちょっと余りに無責任ですね。  これから市町村がそれぞれ避難施設、収容施設を選んでいくわけですね。それに向けて、どうなんでしょうか、考え方としては、まずは、ある程度、都道府県の知事に...全文を見る
○細野委員 指針をいつごろまでに示されるか、それだけちょっと簡潔に御答弁いただけますでしょうか。
○細野委員 もう繰り返しませんけれども、指針を示してからでないと都道府県はある程度の選定ができないわけですから、まず指針を示すという第一ステップになるわけですよね。今、一年というお話をされましたが、できるだけ早い段階でそれを示していただきたい、そのことを要望させていただきます。 ...全文を見る
○細野委員 この部分で私がちょっとこだわっていますのは、ある程度、こういう救援活動をする病院なんかはある特殊な対応というのが求められることが間々あるんだろうというふうに思うんですね。  以前、首藤委員の方からも質問させていただきましたけれども、例えばトリアージのようなケース、そ...全文を見る
○細野委員 トリアージまでいくかどうかわからないという御判断ですが、大臣、その大丈夫だと思うという判断を、現場の医師に迷わすようなことがあってはいかぬのじゃないかと私は思うんですね。だから、事前にきちっとこういうガイドラインをつくっておいて、この部分のこういう対応をすれば医師法の...全文を見る
○細野委員 私も考え方は同じなんです。  ただ、医師法のこの義務というのは判例が結構積み重なっていまして、例えば、酒を飲んでしまった人が、お医者さんがこれを拒否事由にできるとか、あと、手術中の方が急に入ってきた患者に対応しなかったのはこれは大丈夫とか、そういう積み重ねがあるんで...全文を見る
○細野委員 ジュネーブ条約ではそういう差をつけているというのは私も承知しています。確かに、間諜なんかの場合は、基本的な人権は守らなきゃならないとは書いてあるけれども、お医者さんにかけなきゃならないとか、健康診断を受けさせなきゃならないとか、そういう措置については具体的に書かれてい...全文を見る
○細野委員 済みません。ちょっと私の法律の読み込みが足りないのであればそれは御指摘いただきたいんですが、間諜、傭兵に関して、自由を確保し、さまざまな保健衛生、医療を受けさせるという捕虜と同等の規定になっていませんか。
○細野委員 抑留給付金のところで差をつけるというお話でございますが、それ以外の取り扱いについては全く同じという理解でよろしいんですか。再度確認をしたいと思います。
○細野委員 今答弁されたのは、要するに、ジュネーブ条約上の違反を犯した場合は別途取り扱いと。これは当たり前なんですね。  私が問題にしているのは、スパイであるとか傭兵というのは一般の捕虜とは違うんだ、日本の場合はスパイも一緒ですという取り扱いをすることが本当にいいのか。そもそも...全文を見る
○細野委員 この分野については、御専門の首藤先生もいらっしゃるので、また改めて、この法案に限らず議論をする対象だと思いますので、これぐらいにしておきますが、正直、この法案を見ていて、そういう部分は違和感を持ちましたし、改善の余地があるんじゃないかと私は個人的には思っています。 ...全文を見る
○細野委員 いや、今の局長の答弁はちょっと問題だと私は思うんですね。だって、日本がどこかへ攻めていって、ダムとか原発を攻めるようなことをするなら話は別ですよ。でも、我が国は自衛権のみを行使するんだから、そういうことをしないわけでしょう。  今私が聞いたのは、我が国のダムとか原発...全文を見る
○細野委員 では、これは大臣にぜひ御答弁いただきたいんですが、我が国が今一番恐れている某国もこの第一議定書を批准しているわけですね。そこが日本に届くミサイルを持っているわけですね。本当に今の局長の答弁でいいんですか。  我が国の原発であるとかダムはそういうことには利用していませ...全文を見る
○細野委員 我が国は先制攻撃をすることはないわけですから、平時においてそういうことがなされているということは、そこは国際法上は先制攻撃をされないということは私は少なくとも確認をしたかったものですから、今、相当突っ込んで答弁をいただきましたが、今の御認識であれば、そういうことはない...全文を見る
○細野委員 今、基本的な考え方を示されましたので、一点だけ具体例を示して外務大臣に伺いたいんです。  文民の保護に対する規定が両者にあります、第一議定書にもありますし、軍事教範にもあるんですね。そこの部分を読んでみますと、私からすると、相当な差があるなと。  両方、文民を攻撃...全文を見る
○細野委員 いや、局長、規範が違うということを前提に調整するって、本当にできるんですか。のっとる規範が違うんですよ。局長、もう結構ですが、のっとる規範が違うものがあるにもかかわらず、それを調整メカニズムでやるんですというのは余りに非現実的な話だと私は思いますよ。  長官にお伺い...全文を見る
○細野委員 今ちょっと横から専門家の末松先生もおっしゃっていますが、私も調整メカニズムの話じゃないと思います。防衛庁長官としては、担当大臣ではないので、必死に調整メカニズムでやるという御答弁はやむを得ないと思いますが。  外務大臣にお伺いしたいんですが、これは国会図書館から取り...全文を見る
○細野委員 今、最後に、歓迎したいという一言がありましたので、これ以上答弁は求めませんけれども、オペレーションの部分でいろいろ、どういうそごが生じるのかというのは、正直、私は専門家ではないのでわからない部分があります。  ただ、米国がジュネーブ条約のこの部分を批准していないこと...全文を見る
○細野委員 災害対策基本法の指定公共機関にはNHKしか入っていないんですね。民放が入っていないんですね。こちらは民放を入れないんだけれども、国民保護法制の方では入れる理由は何ですか。
○細野委員 もうある程度意思を決められているので、これはちょっとひっくり返らないのかなという感覚を、私も何度も事務方の方ともやりとりをしておりまして、残念ながらそう思っておるんですが、民放を指定するということになると、これは結構大変なんですね。  なぜかというと、民放というのは...全文を見る
○細野委員 いや、そこがばらばらじゃ余り意味ないですよ。だって、東京のキー局を指定したって、流れるのは本当に東京の周りだけで、せいぜい関東ですよね。全国に全然流れないじゃないですか。さっきの災害は全国じゃないけれども、それこそ有事は全国なので、全国に流したいという話と矛盾しません...全文を見る
○細野委員 指定公共機関に指定をして警報を流すという意味では、その指定をした時点でそこまで踏み込まないと逆に意味がないんですよ。全国、同じ放送を流している時間なんというのは、実は限られているんですね。これは、井上大臣、理解されていますか。六時のニュースとか十二時のニュースとか、そ...全文を見る
○細野委員 決して揚げ足をとるわけじゃないんですけれども、今の大臣の答弁というのは、キー局のローカル局に対する影響力を物すごく強化することにつながりますよ。キー局とローカル局の関係というのはケース・バイ・ケースなんですね。資本関係があるところもあれば、役員を送っているところもあり...全文を見る
○細野委員 麻生大臣にも来ていただいているので。具体的な運用については、多分、総務大臣がされるようなことになると思います。今の部分についての考え方を一言御答弁いただけますでしょうか。
○細野委員 この部分について指定をされるのであれば、今のような懸念を、ぜひ担当大臣としても、総務大臣としてもお考えをいただきたいということだけ申し上げておきたいと思います。  最後に、もう一つお伺いをしたいのが、指定公共機関になった場合に出てくる大きな問題というのは、私は、業務...全文を見る
○細野委員 総合調整というのは、実は、対策本部長たる総理と各省庁との関係にも同じように使われているんですね。例えば、私がさっきちょっと質問したような、医療機関を所掌する厚生労働省の省に対する指揮権なんかも総合調整という言葉になっているんです。  指揮権とあえて申し上げたのは、調...全文を見る
○細野委員 ちょっと時間がまだあるので、最後に。  では、代執行と指示権について、十五条の部分の改正は、指定公共機関の放送事業者に関してはしないという答弁でよろしいですね。
○細野委員 時間もなくなりましたので、最後に、私の考え方だけ申し上げたいんです。  私は、有事において国民の協力は必要だと思います。ある部分ではそこに責務を課すようなことも必要だと思いますので、災害のときよりもむしろ国民の協力を緩やかにしているようなこの法律は、正直、いろいろな...全文を見る
05月20日第159回国会 衆議院 本会議 第33号
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○細野豪志君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、民主党が自由民主党、公明党と共同提案をした武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律案及び武力攻撃事態等における特定公共施設等の利用に関する法律案に対する修正案及び修正部分を除く両原案を含む政府提出十案件に、賛成の...全文を見る
11月05日第161回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○細野委員 おはようございます。(発言する者あり)
○細野委員 おはようございます。民主党の細野でございますが、よろしくお願いいたします。  EPAの本題に入る前に、幾つか中川大臣にお伺いしたいことがございますので、よろしくお願いします。  一昨日、私は、新潟の中越地震の現地に行ってまいりました。現地の様子というのは、テレビな...全文を見る
○細野委員 財務大臣が、財務的な、財政規律という観点から、とにかくもう予算で措置できなくなったらそのときは補正だというのは、これはわからないではないんですね。  ただ、ここはやはり政治の場所でございますし、中川大臣は内閣の中でも政治的な決断力がおありな方だと思いますので、補正予...全文を見る
○細野委員 再確認、しつこいようで恐縮なんですが、中川大臣は、中間線から西側の海域において、中国が春暁等の開発をしていることに関しては海洋法違反だという認識を持っておられるということでいいですね。海洋法違反かどうか、中国の行為についてお答えください。
○細野委員 今の中川大臣の頭の整理によると、係争水域の中において開発をしている中国の行為は、これは海洋法違反で、やめてくれと言わないかぬですね。中間線を、日本側だけではなくて向こう側も係争区域なのであれば、まさにこの七十四条と八十三条に基づいて、そこの開発を、春暁を初め開発してい...全文を見る
○細野委員 今、明らかに経済産業大臣と外務省の答弁が違うんですよね。七十四条の中で係争水域に当たるわけですよね。係争水域において、具体的に井戸を掘っているわけですよね。「最終的な合意への到達を危うくし又は妨げないためにあらゆる努力を払う。」これの規定に中国は反していないと。外務省...全文を見る
○細野委員 短目にお願いします。
○細野委員 何か日本と中国の交渉を見ていますと、私の例えがいいかどうかは別にして、ちょっと聞いていただきたいのですが、子供二人が何かお菓子の取り合いをしていて、お菓子が十個ある、中国は、十個全部よこせと言っているわけですよね。日本は、半分半分がいいかなと思って、五個だけくれと言っ...全文を見る
○細野委員 やはり交渉というのは条件を同じにしないとなかなかうまくいかないと思うんですよね。日本の場合は、例えば海上保安庁の行動も中間線まで、海洋調査も中間線より向こうへは行っていません。それと比較をすると、中国側はもう井戸を中間線より西側で掘っている上に、東側にもさまざまな調査...全文を見る
○細野委員 今いろいろな声がこっちからも上がっていますが、やはり今までにこだわることは必ずしも私はいい結果をもたらさないと思います。中間線の主張にこだわって結局押されてきたという現実もそうですし、事前通告制度自体もそうだと思うんですよね。ですから、もうきょうはEPAの話があるので...全文を見る
○細野委員 主に三点御説明いただいたのかなというふうに思います。最後の点、企業の中から、メキシコと結んでほしい、今、日本が簡単に言うと損をしているので、ちゃんとそこの枠組みに入って貿易をさせてくれ、取引をさせてくれという要望が多かった部分についてはよくわかります。  ただ、前の...全文を見る
○細野委員 逢沢副大臣がおっしゃるとおり、日米また日・EUでFTAを結べば、実質的にWTOというのは空洞化して、果たしてそんなものが必要なのかという議論にもなりかねないので、そこは私も懸念をします。  ただ、シンガポールと結んで、メキシコと結んで、ここまでは一番結びやすいところ...全文を見る
○細野委員 時間もちょっと少なくなってきたものですから、私の考え方を簡単に申し上げますと、FTAとEPAというのはやはり違うものだと認識した方がいいと思うんですね。  アジアというのは、確かに一つのキーワードだと思います。そのときに大切なことは、日本はいろいろな制度、すぐれた制...全文を見る
○細野委員 今副大臣がおっしゃったのは四十四条の一の(c)で、疑いがある場合はメキシコまで行って調べられるという規定が確かにあるんですよね。ただ、そんなことは今まで日本は一回もやったことが恐らくないと思うんですよ。これは本当に税関ができますか。そういう体制が整えられているのかどう...全文を見る
○細野委員 確かに、条約なんで相手を信頼するというのは前提なんですけれども、食の安全に関しては私は性善説に立っちゃいかぬと思いますよ。  例えば、私が懸念をしていますのは、これは太いのを私なりに一生懸命読んでみたんですが、例えば原産地というのは難しいんですよね。例えば、うちの地...全文を見る
○細野委員 私は、そこの分野は国際的な枠組みをつくった方がいいと思います。どういうものが原産地としてきちっとした形で認められるのか。それをぜひ、これからも多分EPAを結ぶときはこういう原産地証明を求めるんでしょうから、それは一つ一つ積み重ねていくとして、そういう国際的な枠組みをぜ...全文を見る
11月10日第161回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○細野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     アメリカ合衆国の千九百十六年の反不当廉売法に基づき受けた利益の返還義務等に関する特別措置法案に対する附帯決議(案)   政府...全文を見る
11月24日第161回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○細野委員 それでは独禁法の質疑にいきたいというふうに思うんですが、まず冒頭、先ほど中西委員の方から、我が党の今までの経緯に対して、事実に全く反するものを引用して、事実無根の発言がございました。後ほど理事会の方で精査をして議論させていただきたいと思いますが、そのことにまず冒頭きち...全文を見る
○細野委員 では、気を取り直してやりたいと思います。  担当大臣である官房長官が少しおくれられる、これからだということでございますので、まず冒頭、海洋権益の問題について二、三質問させていただいて、それから独禁法の質問に入りたいというふうに思います。  逢沢副大臣に来ていただい...全文を見る
○細野委員 非常に丁寧に御説明をいただきましたけれども、結論としては、係争水域が西側にも延びているんだということは確かに主張したけれども、それで何か日本の考え方が変わるわけでもないし、行動が変わるわけでもない、そういう御説明だったかというふうに思います。  この間の委員会の質問...全文を見る
○細野委員 確認中という御答弁でございましたが、そのほかにもちょっと幾つか指摘したいことがあります。  日中間では、海洋の科学的な調査において、事前通告制度というのが設けられています。外務省からいただいた資料によりますと、海洋法に基づいて日中間で結んだ事前通告制度、それに基づい...全文を見る
○細野委員 先日、中国の潜水艦が沖縄周辺に来たわけですが、中川大臣、こういうふうに記者会見でおっしゃっています。これは今までのいわゆる科学的調査、こういう部分について十分対応してこなかったのでああいう事例も出てきたんだと。そういう認識を持っていらっしゃるということでよろしいですね...全文を見る
○細野委員 私も同様の認識を持っていまして、もうそこの部分について中国は相当の取り組みを今までもしてきたし、これからもしていくつもりであるということを前提に、この前提は私はもう崩れていると思います。  試掘の問題についてこの間も御答弁いただきましたので、私ども政策をつくっており...全文を見る
○細野委員 不公正な取引方法というのが課徴金の対象にならないということなんですが、では法的にこれが何らかの措置ができないのかといったら、そんなことないんですよね。  具体的に言いますと、注意というのもあれば、勧告という法的な制度があるわけですよね。勧告に異議を申し立てた場合は、...全文を見る
○細野委員 いや、これはやはり認識の違いだと私は思うんですよね。  確かに、談合は処罰しなきゃなりませんし、課徴金の対象にすべきだと思いますので、そこを重視するというのは結構です。ただ、経済状況を見ると、ではカルテルと不公正な取引方法、どっちが今深刻ですか。インフレの時代には、...全文を見る
○細野委員 揚げ足を取るわけじゃありませんが、では再審判をして罰金を取ったことは今まであるんですか、公取が。最近あるんですか、ちょっとそれをお答えください。
○細野委員 いや、そういう非現実的なものを取り出して、これで中小企業に配慮をしましたよというのは、それは逃げなんですよ。  これは官房長官にぜひお伺いしたいんですが、これは私、表をお示ししましたけれども、できないのはうそです、やっている国はあるんですから。そのうちのこれとこれは...全文を見る
○細野委員 いや、立法論の話は公取に任せておけばいいんですよ。これは社会悪として課徴金の対象にすべきかどうかという政治判断を聞いているんじゃないですか。  官房長官がお答えにならないようであれば、経済産業大臣、どうですか、この問題。これは当然、中小企業にかかわってきます。どちら...全文を見る
○細野委員 では、改めて官房長官、もう一回だけ聞きますが、こういう過去の事例はあります。何もない世界に突入しろと言っているんじゃありません。各国で、こういう検討をしていて、きちっと罰則なり制裁金を科しているところはあるので、それを研究する、取り入れることを検討する。どうですか、お...全文を見る
○細野委員 竹島委員長は必ずしもこの問題に消極的な方だとは私も思っていません。むしろ前向きに取り組む意志を持っておられると思いますので、今るるいろんな方から御答弁をいただきましたが、政府としてできるだけ早い時期に、二年とか三年とか、期限もそれは区切らずに、できるだけ早い時点で出し...全文を見る
○細野委員 ちょっとこれは事前に伺っても答えていただけなかったんですが、回答している二割とか三割、下請法の方も同じようなアンケートがありますが、そのうち匿名で答えている企業というのは何割ぐらいなんですか。半分を超えているのか、わずかなのか。大体で結構です、数は精査していないという...全文を見る
○細野委員 もう一つお伺いしますが、では、答えなかった七割、八割の中小企業に対してはどういうふうにしているんですか。ここからはもう上がってこない、上がってこないということは違反がないという判断をされているのか。むしろそっちの方が深刻な可能性はありますよね。それについて何らかの措置...全文を見る
○細野委員 私も、独禁法の審議が始まってから、地元、うちは割にメーカーが多いものですから、下請法の関係のアンケートを実際にしているような企業に、かなりいろいろ話を聞いてみました。  小売法関係の優越的地位の乱用の問題についても、いろんな話を聞けばそこへ行って直接担当者から話を聞...全文を見る
○細野委員 委員長、ここは精神論の世界じゃないので、具体的な成果をまた次に御報告いただきたいと思います。  最後に一つ、この件に関して指摘しておきたいのは、うちは静岡でいうと東部なんですね。三島であるとか富士というところが選挙区なんですが、そこは公取の管轄でいくと地方事務所の中...全文を見る
○細野委員 先ほど私がずっと言ってきたことというのは、これは本当に一連の流れにあるんですよね。中小企業にとっては、しょせん公取に言ったって課徴金は課されないんだろう、言ったってしょせん調べに来てくれないんだろう、泣き寝入りというのがこれは実態なんですよ。  今、公取委員長、我々...全文を見る
○細野委員 よくわからないんですが、人員の増を検討されるのか、それは今のままでいいという御判断なのか、どうなんですか。お答えください。
○細野委員 中小企業の側から言ってこれないので、それを見つける体制をつくってくださいと言っているんですよ。上がってくるのがいいなんというのはとんでもない答弁ですよ。きちっと見つける体制を整えて取り締まる体制がなければ、幾ら言ったって泣き寝入りで、これはだめだって言っているんじゃな...全文を見る
○細野委員 やはりこういう問題は一罰百戒なんですよ。やったときは、それは黙っていて泣き寝入りになりそうになってもたまにはきちっと公取がやるというのがあれば、みんな震え上がるんじゃないですか。そんな全国の何万という中小企業を全部取り締まれなんて言っていませんよ。そういう一罰百戒でき...全文を見る
○細野委員 ありがとうございました。終わります。