細野豪志

ほそのごうし

小選挙区(静岡県第五区)選出
自由民主党
当選回数8回

細野豪志の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月16日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○細野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     中小企業経営革新支援法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   近年、グローバル化の進展による市場競争の激化及び企業...全文を見る
03月31日第162回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第2号
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○細野委員 先日、基本指針が出てまいりまして、私もその指針を拝見いたしました。思い起こせば、一年前は、私ども民主党もこの国民保護法制についてはさまざまな議論を政府とも与党ともさせていただいて、最終的には我々が要求をした修正を相当程度受け入れていただいて法律が成立をした。そして、そ...全文を見る
○細野委員 後ほど武力攻撃事態の国民保護の話はするとして、今、防衛庁長官の中で、私、気になるところが一点あるんですね。  武力の行使であるというふうにおっしゃいました。ミサイル防衛は武力の行使であると。武力の行使でありながら警察権で分類をする、こんなことはあり得るんですか。
○細野委員 実は、武力の行使という言葉は、先日の安保委員会の中で法制局の長官もおっしゃっているんですね。ミサイルディフェンスをするときに、それが日本に飛んでくるならまだそれをやらなきゃならないけれども、他国に飛んでいく場合に、それを撃ち落とすことになると武力の行使になるので、日本...全文を見る
○細野委員 自衛隊が行う行動の中に警察権もあるし災害出動もある、そんなことはよくわかっています。  これは一点だけちょっと確認しておきたいんですが、では、ミサイルディフェンスの迎撃をすることは、これは武力の行使なのか武力の行使ではないのか、これだけ、法制局の長官、はっきり答弁し...全文を見る
○細野委員 実力の行使というのは初めて聞いたんですが、実力の行使というのはいろいろありますよね。武力の行使というのには、要するに今回のミサイルディフェンスは当たらないと。  武力の行使というのは、これはさんざん国会の答弁でも今まで積み上げられてきているわけですよ。法制局の長官も...全文を見る
○細野委員 それはやはりおかしいんですよね。  自衛権の発動か警察権の発動かというのは、これは政府の意思としてどういうふうに法的に整理するかという話ですね。武力の行使かどうかというのは、まさにその行為自身にこれを着目してどう定義するかという話じゃないですか。ミサイルを撃つという...全文を見る
○細野委員 今の説明を聞いて、ああ、そうかと納得をする人は恐らくだれもいないと思いますね。  私はこういうふうに整理しているんですね。さっき防衛庁長官が三要件をおっしゃいましたが、下の二つは、これは必要最低限であり排除できないという意味においては、まさにミサイルディフェンスに該...全文を見る
○細野委員 我々も、何でもかんでも撃っていいなどとは決して思っていません。ただ、我が国を守るために、ではこの対領侵という規定で本当に、それこそ民間機が、旅客機が突っ込んでくる時代ですよね。先日、ちょっといろいろ防衛庁の方と話をしていたら、それは想定外だという話があったんですが、想...全文を見る
○細野委員 私、ちょっと驚いたんですが、これはお答えをいただけると思ったんですよ。正当防衛、緊急避難というのは、それなりの行為をしてきた者に対しては、それに対しては行動できるという、私、法律家じゃありませんから正確な言葉では言えませんが、それこそ日常生活においても、正当防衛という...全文を見る
○細野委員 今、戦闘機は、適当に撃って当たるか当たらないかという時代じゃなくて、照準を合わせてねらわれているのもわかるわけですよね、ロックオンされたら。もう「トップガン」の世界ですよ。その世界で、今みたいな悠長な話は通用しないんですよね。照準を合わされて、撃たれる、まさにそこの正...全文を見る
○細野委員 撃てるという御答弁がありました。  もう一つ私が確認をしておきたいのが、戦闘機対戦闘機ならそれで結構です。空対地で撃った場合、本土を既にミサイル攻撃した場合ですね、戦闘機から。その場合は撃墜できますか。これは緊急避難の要件に当たるかどうか、緊急避難でいうのは私は物す...全文を見る
○細野委員 今二つの御答弁をいただいて、こういう答弁というのは今までは余りやられてこなかったという経緯もあるので、最低限御答弁をいただいたなというふうに思うんです。ただ、どう考えても、それこそミサイルディフェンス以上に場合によっては大きな被害が出るかもしれない、第二発、第三発も容...全文を見る
○細野委員 私が言いたいことは、日本の場合、自衛権というのは非常にハードルを上げているわけです。そこの下に警察権というのがあって、そこに、対領侵もそうだし海上警備行動もそうだし、今回のミサイルディフェンスも全部並べているわけですよね。警察権の範疇に並べている権限と非常にハードルの...全文を見る
○細野委員 反省をしていただくというのは一体何を反省していただくのかちょっとよくわからなかったですが、要するに、反省というのは、善意に解釈すると、今まではそういう意味では法律的な整理が非常に狭く行われていて、警察権というところに押し込め、防衛出動、これはそういう意味では非常に日本...全文を見る
○細野委員 概念的な話ばかり幾らしてもなかなか前に進まないところがあるので、最後にその絡みで一つだけ確認をしておきたいと思います。  もう一つ大きな脅威として、日本の場合は、空からだけではなくてやはり海からの脅威というのがあるわけですね。記憶に新しいところだと、去年の十一月に中...全文を見る
○細野委員 私が伺ったのは、素直に浮上してそのまま出ていってくれる場合はいいんですが、浮上してくれない場合、とどまった場合、そこで機雷の敷設であるとか工作員を出すとか、そういう準戦闘行為に近いようなことをした場合に日本は何ができますかということを聞いております。
○細野委員 いや、一概にということじゃなくて、具体的に聞いているんですね。海上警備行動を発令している、潜水艦がそこにとどまって、では一つの事態に特定をしましょう、機雷を敷設した場合、それに対しては我が国としてはその潜水艦に対する攻撃をすることができますか。爆雷の投下、撃墜まではい...全文を見る
○細野委員 武器の使用をしたときに攻撃できるのはわかりました。では、機雷の敷設や工作員を出す場合は、これは相手が武力攻撃をしてきたことに該当して、反撃をできるんですか。お答えいただきたいと思います。
○細野委員 機雷の敷設は想定外だという話でございましたが、私も専門家じゃありませんが、いろいろ専門の方にお話を伺ったところ、イラン・イラク戦争のときなんかも、それこそ漁民が機雷をまいていたなんという話は幾らでもあるんですね。  今、海賊が出る時代ですし、武装工作船もたくさん日本...全文を見る
○細野委員 領海侵犯に対しては民主党も今法律をつくっておりまして、これは与党の皆さんにも御協力をいただいて、国際法の範囲で我が国が何ができるのかということについての法整備、議員立法ということに必ずしもこだわりませんが、できるだけ早くやりたいと思いますので、ぜひ御協力をいただきます...全文を見る
○細野委員 ぜひここで前向きに御答弁いただきたいんですが、十九ページを見ますと、その警報の発令の仕方として、武力攻撃事態などにおけるサイレンのパターンや音色をあらかじめ定めておくんです、それを「国が定めるものとする。」と書いてあるんですね。これは私、非常に重要なことだと思うんです...全文を見る
○細野委員 いや、定められていくとかいう話じゃなくて、「国が定める」と書いているんですから、きちっとこれはやっていただきたいと思います。  これはいつごろまでにできるか、めどを、さっき加藤さんもおっしゃいましたが、やはり仕事はちゃんと目標を設けて、期限を設けてやらなければいけま...全文を見る
○細野委員 また改めていつの時期かというのは聞きたいと思いますが、もう一つ確認をしておきたいことがあるんですね。それは、無線で行かなかった場合に、これはテレビなんかを使うということなんですね。  去年、実は、指定公共機関の問題については私は非常にこだわっていまして、NHKに一元...全文を見る
○細野委員 基本的には、これは流すためには全部指定しないと流れないわけですから、地方の裁量に任せるということでは方針としては一貫性がないですよね。  もう一つ申し上げたいのは、基本的に指定をするときにもう一つ大事なことが、各放送事業者なりラジオ局が本当に協力をしようという姿勢に...全文を見る
○細野委員 いや、私から言わせるとそういうことにはならないのであって、法律をつくるときに、国として放送の中身までは介入をしないということは答弁があったわけでしょう。今の大臣の答弁だと、それこそ都道府県とそれぞれの放送機関の関係において好きにつくってください、そういう話ですか。それ...全文を見る
○細野委員 もう既に懸念する事例が出ていますので、これは大臣、ぜひチェックしてください。強制力はないにしても、今の答弁は非常に重いと思います。各都道府県でいろいろな、これから基本指針なり、また業務計画が恐らく事業者から出てくると思いますから、その中身について、責任を持って大臣は見...全文を見る
○細野委員 内閣官房副長官の横に出ている内閣危機管理監がやるんですと。  では、ちなみにお伺いしますが、内閣危機管理監には何人部下がいますか。
○細野委員 いや、それは違うでしょう。内閣官房副長官補の下に百人いるわけでしょう。危機管理監の下じゃないじゃないですか。危機管理監の直属の部下は何人ですか。
○細野委員 今、内閣官房副長官補が補佐するというお話をされました。  そこで、ちょっと内閣法をごらんいただきたいんです。同じく配らせていただいています。内閣法の十五条の二項を見ますと、危機管理監に関する規定があります。そのまま読みます。「内閣危機管理監は、内閣官房長官及び内閣官...全文を見る
○細野委員 大変難しい問題なので危機管理監を外して、その補佐である内閣官房副長官補が防衛庁から来ているのでそっちでやる、要するに、危機管理監は警察庁が来ているので、防衛についてはやりませんよと。日ごろは補佐するはずの内閣官房副長官補がそのときにはにょろっと上に上がってきて、危機管...全文を見る
○細野委員 今の答弁は、そういう危機管理の中において、この二人が仲よくやりますと。  だれがトップで実務を仕切るのか、調整をするのか。この国民保護法制の枠組みでいうと、総合調整という強い権限を与えられるわけですよね。それを実務で仕切ってやるのは、それこそ役所というのはいろいろな...全文を見る
○細野委員 与党の皆さんに申し上げたいんですが、私ども民主党の岡田代表は、年金の問題で、おまえら三党合意を守っていないじゃないか、守っていないじゃないかとさんざんぼろくそに皆さんに言われたんですね。こっちの三党合意は期限を切ってありますからね。より重いんです。幹事長がサインをして...全文を見る
04月08日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○細野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     有限責任事業組合契約に関する法律案に対する附帯決議(案)   我が国経済の発展に寄与すべき新たな企業組織法制について、その早期...全文を見る
○細野委員 おはようございます。  まずちょっと、具体的にこの問題に入る前に、海洋権益の問題について一つだけ大臣に確認をしておきたいというふうに思います。  長らく私どもも結果を待っておったんですが、3Dの調査船の結果が出まして、その調査結果によると、春暁と断橋というちょうど...全文を見る
○細野委員 きちっとした船でと、抽象的な表現でございましたが、今の大臣の答弁は、公船による試掘も検討するというふうに受けとめさせていただきました。  その上で、これは要望なんですが、実はあした、与党の皆さんとも一緒に、我々は海洋権益のプロジェクトチームというのがあるんですが、春...全文を見る
○細野委員 事前に評価委員会のリストもいただいていまして、民間企業の方であるとか大学の先生とか、そういう意味では、かなり、いろいろな意味で知見のある方が入っていらっしゃるなということは納得できます。  NEDOのさまざまな事業が広がっていることに関して、いろいろ是非はあると思う...全文を見る
○細野委員 NEDOはさまざまな補助事業をやっているんですよね。独立行政法人をわざわざつくって、そこで客観的にやろうと言っているわけじゃないですか。役所のOBの人がやるなら、これは中でやっていいんですよ。わざわざ独立させているのは、民間の皆様の知恵もかりて、そこできちっと精査をし...全文を見る
○細野委員 言いたいことはいろいろありますが、今のを前向きな答弁と一応受けとめさせていただいて、民営化までまだ時間もある程度ありますし、その後の完全民営化というのもあるわけですから、しっかりチェックはしていきたいというふうに思います。  では、確認しておきますが、民間会社になる...全文を見る
○細野委員 国があって、そこにNEDOという独立行政法人があって、民営化会社がある。それが縦の系列として順番に天下るというようなことは、この法律の趣旨と明らかに反するんですよね。今、大臣らしくなく一般論として逃げられましたが、そこはしっかり見ていただいて、少なくとも民営化会社にな...全文を見る
○細野委員 それでは、ちょっと質問を移してまいりまして、このNEDOへも資金を供与している電源開発特会について、少し詰めて話を聞いていきたいというふうに思います。  電源開発特会というのは、これはもう改めて説明するまでもありませんけれども、電力料金に付加される電源開発促進税とい...全文を見る
○細野委員 いや、私が聞いたのは、この周辺地域整備資金という形で積むというのが、余っているのは変わらないんですよね、こういう形で整理をしたので、これは剰余金じゃないのでいいんですという整理を財務省としてしているんですかということを聞いています。政府委員でもいいですよ。
○細野委員 明確に区分ということなんですが、もう一枚配らせていただいた資料をごらんいただきたいんですが、副大臣、よろしいですか、縦のものです。  それで、どういうふうに整備資金を積んだんですかということを質問したら、出てきたのがこの資料ですね。ここに非常に興味深いことを書いてい...全文を見る
○細野委員 それでは、敦賀の三号機、四号機で、既に一号機、二号機があって交付金が出ているんですが、三号機に百十七億円、さらに四号機ができれば同じだけ百十七億円積み立てるのが適正だというふうにお考えになりますか。これは副大臣にお伺いします。
○細野委員 財務省というのは、やはりチェックをする側だと思うんですよね。資源エネルギー庁が出してきた資料をそのままはいどうぞということであれば、財務省というのは存在意味を問われると私は思いますよ。剰余金がだめだと言ったのは財務省ですからね。財政審議会が言ったんですよ。それで出して...全文を見る
○細野委員 さっき、ぐるなんではないかというようなことを申し上げましたが、この剰余金のあり方についてはこれからいろいろ民主党としても議論していきたいと思っていますが、しっかり財務省としてこれはチェックをしていただきたいということだけは、少なくともここでは申し上げておきたいというふ...全文を見る
○細野委員 同じ事業があるじゃないですか。一般会計にある事業が特別会計の方に行っているわけでしょう。だって実際に、趣意書に一般会計にもあるけれどもと書いてありますから。電源地域のものだけはそこで出すという形になっているわけですよ。いいですか。  私は、電源地域のそれぞれの地域に...全文を見る
○細野委員 財務省としては矛盾したことを言っているんですよね。一方で剰余金を余らせちゃいけませんよと言っている、一方でむだを省きなさいよと言っている。立地がなかなか順調に進まない以上、むだを省けば余剰は生まれるんですよ。当たり前のことです。矛盾したことを言っているということにもう...全文を見る
○細野委員 四年間で十二億かけているんですよ。私はこのホームページをかなり見ました。確かにムービーのページもあります。ただ、今説明されたけれども、ほとんどのところはリンクが張ってあって、いろいろなページに飛ぶだけなんですよ。十二億なんというのは考えられない。  ちなみに、ちょっ...全文を見る
○細野委員 いや、うそを言っちゃいかぬですよ。社会生産性本部は、平成十五年のをやっとこ手に入れましたが、この事業だけではなくて、ほかの部分も含めて六億二千万受託をしているんですね。その上で外部委託が四億一千万ですよ。八割方、外部委託しているんじゃないですか。丸投げしているんですよ...全文を見る
○細野委員 六億二千万のうち、四億一千万外注しているわけですから、これは毎年多分似たようなことをやっているんでしょう。  これは委員長にお願いですが、毎年、少なくとも、四年間で出した制作費の内訳、そして、これだけ人を雇って、抱え込んでやっているというわけでございますから、では、...全文を見る
○細野委員 資料が出てきてからまたやりたいと思うんですが、ここで大臣にやはりお伺いしなきゃならないと思うんですよね。  私、いろいろ見積もりをとりました。このホームページを専門家の方に見ていただきましたら、つくるときに多分何千万か、かかるだろう、その中で、毎年更新料は新しいムー...全文を見る
○細野委員 今そういうお話がありましたが、事はもっと深刻でして、実は、社会生産性本部というのはほかに「原子力なんでも相談室」というのを運営しているんですね。いろいろ質問が来たときに答える予算です。この予算が毎年、ことしに関して言うと一億三千万。相談業務ですよ。電話、ファクス、メー...全文を見る
○細野委員 では、担当者に一言だけ伺いますが、私は、これは何か裏にないとこんな委託はあり得ないというふうに思います。監修料がないと担当者として言い切れますか。
○細野委員 最後にちょっと言葉が濁りましたが、きちっとこれも精査をしていただきたいというふうに思います。  時間もあと十分ほどになってきましたので、さらに、金額は少ないですが、ひどい例を発見しましたので、それを紹介して、これも答弁をいただきたいと思います。  原発の、電源特会...全文を見る
○細野委員 それは事前に聞いている説明とも違うし、予算書とも違いますよ。三点でそれぞれ三百万と書いてあるんですから。それ、今、へ理屈つくったんでしょう。毎年制作費で三百万つけている。制作費ですよ。広報ビデオなどの撮影に制作費として三百万かけている。それが同じ形で毎年計上されている...全文を見る
○細野委員 いや、これは事前にきちっと通告して、これも経済産業省、エネルギー庁からもらっているのです。(発言する者あり)
○細野委員 ちょっとそれはふざけていますよ。この資料を経済産業省から取り寄せて、この資料も直接もらって、それぞれ幾らですかということも担当者に確認をして、その上でこの質問をしますよと言っているのに、準備してきていないじゃ、話にならないじゃないですか、これ。(発言する者あり)
○細野委員 さっきの確認からしたいと思うんですが、この教材が、二年連続同じ予算で、同じ金額三百万でついているということを改めて質問させていただいて、では、まず御答弁ください。
○細野委員 要するに、同じものが同じ金額で予算がついているということですね。  さっき裏で伺ったら、ただ、平成十六年度の予算については、決算が出ていないのでまだ出したか出していないかがわかりませんという話ですが、もうこれは明らかに、予算がそれぞれ制作費が三百万ついていて、同じも...全文を見る
○細野委員 辛うじてまだ決算が出ていなかったので、十六年度の決算で、出せないということはもしかしたらできるかもしれない、そういう話ですね。  では、ちょっと部長に、少なくともこれは確約いただきたいんですが、我々、三年分の予算書しかもらっていないんですね、十五、十六、十七と。その...全文を見る
○細野委員 大臣、これは氷山の一角なんですよ。  いろいろ見てみて、きょうは質問時間がなくなってしまったのでもう詳しくしませんが、これがそれぞれ予算がついて出ているパンフレットですが、年はまたいでいますが、これも極めて類似をしています。写真がちょっと変わっていたり文章が縦が横に...全文を見る
○細野委員 では、時間がなくなりましたので、最後に大臣にお伺いします。  これは私なりに考えて質問したつもりでして、こういう重箱の隅をつつくような質問も、これもやはりやらないかぬと思ってやっておるんですが、大きな枠組みとして私が申し上げたいことは、電源特会、確かに税金が入ります...全文を見る
○細野委員 経済産業省の中にはほかにも特会がありまして、それぞれむだ遣いがやはり行われているというふうに私は思っています。ですので、その部分について集中的に当委員会で審議をお願いしたいということを最後に申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
○細野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     日本アルコール産業株式会社法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきであ...全文を見る
04月22日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○細野委員 原子力関係の、特に電源特会に関する質問に入る前に、経産大臣の方に、東シナ海の問題について二つ、三つだけ先に質問をさせていただきたいというふうに思います。  先日、私も海上保安庁のガルフVという飛行機をお借りして、ちょうど中間線のあたりを見てまいりました。中国側が資源...全文を見る
○細野委員 試掘の決定、試掘権を与えるかどうかは、経済産業大臣が御自身で決めるんだというお話が今ございました。法律には書いていない事項でありますが、当然その決断は政治的に大臣にしていただきたいというふうに思います。  そこで、実際に掘る場合のことを、もうそろそろ、先のことはわか...全文を見る
○細野委員 外務省の方の答弁は随分前置きが長かったですが、現実的には、外国の民間企業が持っている船を日本が借りてきて、日の丸を立てて試掘をした場合は公船と認定され得る、そういう解釈をされたわけですよね。そういうことでよろしいですか、再度確認させてください。
○細野委員 外務省の方というのはどうしてもそういうふうになるのかもしれないんですが、海洋法というのは非常にグレーゾーンがあるわけですよ。それをある程度、国の、それぞれ国益に基づいて解釈をして行動してきているのが海洋法なんですよね。ですから、今の答弁というのは、いろいろやりとりをし...全文を見る
○細野委員 一つ一つ指摘していると切りがないんですが、これは予算参考書というのがあるんですけれども、それぞれの項目を見ていると、ほぼこれはもう建前の世界で、中身は違うんですよね。  そのことは、この部分に関しては違うことに予算を使っていますというので、ある程度、ああ、そうなのか...全文を見る
○細野委員 まあ、改革をしようという意思はよくわかりました。  ただ、ちょっと私がお話を聞いていてどうかなと思うのは、外部の有識者を呼んできてやりますということなんですが、これは外部の有識者に見てもらうとかいう以前の問題だと思うんですよね。いかに税金を大事に使うか、これを資源エ...全文を見る
○細野委員 いや、部長、おかしいですよ。見積もりなんて出させていないでしょう。これはもう投げているんですよ、随契で。実績が反映されていなかったじゃなくて、経済産業省とそして社会生産性本部の間のその年の契約をして、もう固まっているわけですよね、平成十六年度に関しては。それと同様の作...全文を見る
○細野委員 一億三千万で投げていて、一億三千万以上の請求を生産性本部からしてくることはあり得ないですよね。わずかながら下回ることがあっても、それが上限ですよ。  部長、いいですか。それよりも、もうそれが確定しているのに、次の年にさらに二倍以上の予算を出すというのは、明らかに、初...全文を見る
○細野委員 では、時間も大分短くなってきたので財務省に聞きたいんですが、特会のチェックというのはどうなっているんですか。この予算書、本当に参考書は財務省として見ているんですか。これは本当に、現場の方に聞きましたら、やっています、やっていますとおっしゃるんだけれども、省としてはどう...全文を見る
○細野委員 この資料を出してもらうときに、実は二週間時間がかかったんですね。ただ、これは細目を出してもらったので時間がかかったというところは理解をしますが、そもそも、それぞれの事業についてどういうふうに使っているかというのが照合できる形になっていれば、もっと早く出てきたはずなんで...全文を見る
○細野委員 今、財務省の方からとエネ庁の方から、大臣の方からもそれぞれ答弁があったので、ここでちょっと話を大きな話に移していきたいと思うんです。  実は電源特会の予算というのは、私が主にやっているのは立地勘定の方なんですが、全体の予算の中で毎年余剰金が一千億出ているんですね。最...全文を見る
○細野委員 むだな支出があるので、それは節約するんですという話ですよね。  特会の問題点は、入ってくる税収はほぼ一緒なんですよ、電力需要が大きく下がるとか上がることはありませんから。入ってくるお金が一緒なんだけれども、節約をすれば必ずお金が余るんです。それは、大臣がイニシアチブ...全文を見る
○細野委員 担当大臣にしては随分のんびりした答弁だと思いますよ。一般会計は火の車であって、毎年四十兆赤字が出ていると大騒ぎになっていて、国として七百兆だ八百兆だと言っているときに、使い方は決まっていませんが、皆さん、アイデアをくださいみたいな話は、この特会の現状を考えれば通用しま...全文を見る
○細野委員 監督基準には合致をしているという話なんですが、そうすると、もう一つ実はこの閣議決定に反するんですね。  というのは、確かに立地センターの場合は、二十九人役員がいて、常勤が六人、理事でいえば二十四人と五人なんですが、この五人のうち、経済産業省から天下っている人が三人い...全文を見る
○細野委員 今のは矛盾しているんです。  いいですか。適正な理事の数を確保しなさいと言ったら、非常勤だから数に入れませんと答弁したんでしょう。そう言っておいて、では三分の一を超えているじゃないかと言ったら、全部入れるんですと言う。それは矛盾しているじゃないですか。
○細野委員 全く矛盾しているんですよね。  三分の一以下にするためには、理事をたくさん並べて名義を貸せばいいんですよ。それで一定の役割を担っている方もいるかもしれないけれども、どう考えても、理事として影響力を行使させないためにちゃんと雇っている、お金を払っているというのであれば...全文を見る
○細野委員 それはへ理屈でして、電源特会の予算というのは、国に一回入りますが、国ももちろん支出をしますが、交付金という形で地方に流れるわけですよね。それを受けて、この事業者は九九%とか九五%でやっているんですよ。この閣議決定は何と書いてあるかというと、補助金依存体質の公益法人の解...全文を見る
○細野委員 細かい議論はここではやめようと思いますが、大臣に最後にお伺いしたいと思います。  これだけむだ遣いがあって、そして、電源特会は問題だという議論を今しているんですね。これは本当に金額でいえばわずか、広報費全体の中で言えば百億弱ですから、全体の中でいえばもう何十分の一で...全文を見る
○細野委員 経済産業省には改めてお願いをしてあるんですが、独立行政法人、特殊法人、そしてこういった公益法人に相当の金額が特会から流れています。実はそれぞれについていろいろな問題が背景にあって、それを解決しない限りこの問題の本質は解決できないというふうに私は思っております。財団にも...全文を見る
○細野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     原子力発電における使用済燃料の再処理等のための積立金の積立て及び管理に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、核燃料...全文を見る
○細野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、今般新たに導入さ...全文を見る
05月11日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○細野委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     商標法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、産業競争力の強化と地域経済の活性化に資するため、本法施行に当...全文を見る
05月13日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○細野委員 きょうは一時までという異例の委員会になっておりまして、大分委員長もおなかが減ってきたという、そんな状況でございますが、三十分でございますので、ちょっと気持ちを入れかえて、また頑張ってまいりたいというふうに思います。  特会についてずっと質問をしてきたんですが、あれば...全文を見る
○細野委員 議連があってそこで活発に活動されている方がいらっしゃると。実は私も議連のメンバーではございませんで、大臣と同じように若干迷っている者の一人なんです。ただ、率直に感じるのは、ちょっと議連の方に丸投げし過ぎているのではないかと。  過去、平沼大臣、この議連の会長もやられ...全文を見る
○細野委員 今まさに日本側の意見も聞きたいという、そういう投げかけがあるというお話が副大臣からありました。委員会の方には先ほどいらっしゃいませんでしたけれども、中川大臣の方からは、共同開発ということが仮にあるとすれば、それはイコールな条件だ、すなわち日本側から見たときの係争水域で...全文を見る
○細野委員 一つのポイントは、仮に共同開発といったときにどこで一線を引くのか、ここにあると思うんですね。もう一つ、私はやはりポイントだと思うのは、日本としては、日本側の排他的経済水域において、試掘手続も含めて、きちっとそこは共同開発云々の話にかかわらず粛々とやるんだ、このことが二...全文を見る
○細野委員 外交ですので、全部手のうちを明かしてくれとは申し上げませんが、お会いするせっかくの機会でございますので、大臣が今まで取り組まれたことでございますので、きちっとした日本としての交渉をできればしていただきたいということだけ申し上げておきたいと思います。  東シナ海の問題...全文を見る
○細野委員 私の知る限り、国際法に基づいて日本がそれを取り締まるということは、日本の今までの法律解釈からはやり得ないと思います。やるとすれば、鉱業法という法律があって、それに違反をしている場合にこれは取り締まれるわけでございますが、大臣、例えば試掘をすれば、鉱業法違反で取り締まっ...全文を見る
○細野委員 この委員会でも再三指摘してきたんですが、日本も本来は、国際法に基づいてやれることをきちっとその条約に基づいてやっていいんですよね。ただ、日本の場合は、国際法で何らかの批准をしたような場合には、実際に行動をする場合は必ず国内法をつくってきています。今までの議論の積み重ね...全文を見る
○細野委員 ブッシュ提案に関しては積極的、日本が認められていますから、日本の政策との整合性があるという意味で、積極的な姿勢で挑んでいる。片やエルバラダイ構想については、いろいろな日本の政策との整合性がないので、これは受け入れられない、そういう趣旨だと思うんですが、これはこれで一つ...全文を見る
○細野委員 時間もなくなってきましたので、最後に一問やって終わりたいと思うんですが、大臣、私も、韓国や台湾がそれこそ再処理をしてプルトニウムを取り出せるような状況をつくることは、日本の国益にかなわないし、アジアを不安定にすると思っています。ですから、逆に日本としてどうするのかとい...全文を見る
○細野委員 時間がないので終わりますが、私は、無責任だと思いますよ。やはり、きちっとこれは国民に対して、税金も使っているわけだし、説明をすべきである。  最後に、大臣に申し上げたいのは、これは、実験炉だから文科省ということなんですね。ただ、文科大臣の姿はほとんど見えてきません。...全文を見る
07月15日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第21号
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○細野委員 この問題について、時間が限られておりますので論点を絞って聞いていきたいと思うんですが、まず初めに人事院の方にお伺いをしたいんですが、今回、中富氏に対して下された諭旨免職というこの決定なんですが、諭旨免職というのは、私が知る限り、国家公務員法上の懲戒の処分には入っていな...全文を見る
○細野委員 基本的に、自分でやめた場合と法的には全く同じだということなんですね。  では、もう一つお伺いしますが、全省庁の中で今まで諭旨免職が何件あったのか、それがどういう事由に基づくものなのかということを人事院として把握されているかどうか。さらにもう一つ、諭旨免職をした場合に...全文を見る
○細野委員 要するに、諭旨免職というのは依願退職と制度としては変わらないわけですね、大臣。しかも、これは公表が義務づけられていないわけですよね。そういう制度で、この中富さんという方がおやめになりました。  そこで、経済産業省の官房長の方にお伺いしますが、六月六日に中富さんが退職...全文を見る
○細野委員 要するに、六月六日にそのことは、辞職を報告して新しい人事も大臣に報告したんだけれども、この諭旨免職をしたということは言っていないわけですね。しかも、そのままやり過ごして、二十三日に朝日の新聞が出るということが明らかになった二十二日になって、大慌てで報告をしている。 ...全文を見る
○細野委員 では、ちょっと聞きたいんですが、官房長、六月の六日に諭旨免職をしているわけですよね。こういう悪いことをしたので、あなたはやめるべきだと諭しているわけでしょう。限られた情報で何が事実かもわからない、大臣にも報告できないのに、何で諭して、そこでやめさせることができるんです...全文を見る
○細野委員 私は、諭旨免職という制度自体がこれが非常に、公開も義務づけられていないし、内部の処分なんですよ。実際何か、聞きましたら、経済産業省の中で諭旨免職というのは今までやったことがほとんどないらしいですね。そういう制度なんですね。  そして、六月の六日に大臣に、報告に行く義...全文を見る
○細野委員 残りはちょっと法案質疑の中でもやらせていただきたいと思いますので、これで初めの質問は終わります。
○細野委員 省エネ法についての質疑でございますので、まずそのことについてお伺いしたいんですが、今回、この省エネ法を議論する中で、民主党の中で、随分各業界から、どんな形で省エネが進んできたのか、それについて話を聞きました。  率直な印象として、我が国の各産業界というのは非常な努力...全文を見る
○細野委員 最近、私は、東シナ海の問題もあって中国のエネルギー関係者と非常によく会うんですが、最近、中国のエネルギー関係者が共通して言うのが、中国は新エネ一〇%という目標を立てたんですね、まあ、あの国の目標がどれぐらい実効性があるかは別にしてですよ。どうですか大臣、一・三五%とい...全文を見る
○細野委員 次にお伺いしたいのが、あの東シナ海の同じく日中の間に横たわっている大きな問題でございますが、これについてはきのう大きな動きがありました。試掘権の設定、これについて許可を出された。このことは再三再四この委員会でも申し上げてきましたので、その決定に対しては非常に多としたい...全文を見る
○細野委員 ありがとうございました。  非常に前向きな御答弁をいただいたというふうに思います。  前向きな話はここまででございまして、ちょっと今度は、また例の件に戻って質問したいというふうに思います。  先ほど、ずっと私、私の後の委員の皆さんの質問も聞いておりまして、ぜひち...全文を見る
○細野委員 ちょっとお伺いしたいんですが、北畑局長は、では戒告の話、懲戒の話、戒告になりそうだと聞いたのは、これはいつですか。
○細野委員 しつこいようですが、二十二日の何時ですか。戒告について聞いたぐらいですから、どのタイミングでどういうふうに聞いたかというのは、はっきり記憶されていますよね。
○細野委員 今、官房長、午前にそう言ったと言いましたよね。午前に報告に行って、何で北畑さんが午後に聞いているんですか。おかしいじゃないですか、今のだって、もう。
○細野委員 北畑局長の処分を本人に通知する前に大臣に言ったんですか、午前中に。その後本人に通告した、そういうことですか。
○細野委員 処分を本人に前に通知するのか、大臣に通知をするのか。中富さんの場合は、六日に本人に通知をしてやめてもらって、十数日して大臣に報告をしているわけですね。北畑局長の場合は、本人に言う前に大臣に決めてもらって、そして、その後本人に通知しているんですね。通例、どっちなんですか...全文を見る
○細野委員 いや、今の話だけ聞いても矛盾しているんですよね。中富さんのは諭旨免職という、国家公務員法のもちろん懲戒ではないけれども、より重要な処分を下したのを大臣に後から報告をして、北畑局長の件は、これは先に報告をしているというふうに、矛盾をしています。  大臣、こういうふうに...全文を見る
○細野委員 先ほどからもずっとありますが、捜査当局への配慮というのは、これは外向きにはいろいろあるかもしれませんよ。国会向きにもそれはいろいろあるかもしれませんが、事大臣に関してはそれは関係ないですよね。それはわかった上でおっしゃっていると思いますが、大臣、ここは余り遠慮なさらず...全文を見る
○細野委員 では、確認ですが、その間の隠匿の部分も含めてきちっと調査委員会で調べてもらう、そういうことでよろしいですね。
○細野委員 わかりました。  では、次に行きたいと思います。  きょうはそれぞれの歴代の室長さんにも来ていただいているので、簡潔に一つずつ聞いていきたいと思います。  中富室長が就任をしたのが二〇〇三年七月、そして二〇〇四年の四月に二千九百万という、三十八ですか、三十八の通...全文を見る
○細野委員 現金もらって、まあそうですかということで懐に入れられたわけですな。どうやって管理したんですか。
○細野委員 個人の口座に入れるというのは、これは横領じゃないんですか。自分の通帳に移したんでしょう。
○細野委員 いや、もう余りこの辺についてコメントしようもないので、あとは捜査当局にお任せをしますが、では聞きますが、その後やってきた千六百万は、これはどこに入れたんですか。千五百万もらって、その後株投資から返ってきて二百万ふえたという、これも何かとんでもない話ですが、それはどこに...全文を見る
○細野委員 千五百万もらって、それがどういうお金かという、どういう説明をされたのかというのも問題ですが、管理のあり方としても、その後五百万もらう、これは通常の金の渡し方ではあり得ないし、組織としてもあり得ないですよね。  これはどなたかに相談はされたんですか。上司に報告をされた...全文を見る
○細野委員 今、室長にもう一回お伺いしますが、その千五百万、五百万のお金を受け取ったときに中富さんからどういう説明を受けたんですか。
○細野委員 本人の通帳に入れたこと、仮に管理ということであえてこれは目をつぶるとしても、中富室長がわざわざ個別のプロジェクトごとになっていた口座から現金を引き出して千五百万持っていた、それが二回に分けて出てきたということは、これは横領の疑いがあるというのは当然室長はわかったでしょ...全文を見る
○細野委員 大臣には後ほど聞きますが、きょうお配りをした資料をごらんいただきたいんですが、日自振から産研を通じて配られたお金の金額なんですが、私、当初は、この二千数百万ですか、このお金についてということだったので、まあ、その程度のお金かというふうに実はちょっと思っていたところがあ...全文を見る
○細野委員 今、三十八が四十五になりました。  さて、これからが問題なんですが、歴代の室長さんに伺いますが、北畑局長に何度か質問させていただいているので、平成七年の七月に官房企画室長になられたときには四十五でしたか。それ以上あったんじゃないですか。
○細野委員 いや、だとしたら、そもそもこの事務次官の報告は全部パアになるじゃないですか。この間管理をしてきたので、その以降は直しましたのでありません、そういう話の報告書になっているでしょう。  では、北畑局長はこの口座の存在を知らなかったということですか。——ああ、それはちょっ...全文を見る
○細野委員 いや、結構です。  では、官房長に聞きますが、歴代何代前まで企画室長が口座を管理していたかということを把握されているんですか。
○細野委員 中富室長の話であれば、さまざまな捜査上の理由でここで十分答えられないとか、すべて明らかにならないということは、これは理解はできます。ただ、その前に関しては、これはまさに競輪のお金という公金がそれこそどう使われていたかという問題ですので、これは国会としても調査をしなけれ...全文を見る
○細野委員 企画室長については、きょう聞かれたということですので、これからお伺いいただくということで結構であります。  あとは、調査委員会の報告は我々はしっかり見ておりますが、一方で、これはまさに国政に深く関わるテーマでして、それと並行して、刑事事件になっているものでもありませ...全文を見る
○細野委員 そのときにまた聞かせていただくということを改めて申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
08月03日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第23号
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○細野委員 民主党の細野でございます。  きょうは特会の集中審議なんで特会について聞きたいと思っておるんですが、その前に、先ほど来話題になっております産研の問題について、午前中少し、まず質問させていただきたいと思います。  けさの朝日新聞の記事ですが、千二百万円を過去に組織的...全文を見る
○細野委員 何に使ったかはこれから調査をするということでございますが、もともとそれぞれの研究会ごとにつくられていた口座から引き落として、個人名の口座に歴代の室長が入れていたわけですね。個人名の口座へ入れていたわけですね。  この問題について、これは相当大きな疑惑があって、何に使...全文を見る
○細野委員 いや、そんなの、だって、もともと官房の企画室の審議官が事務局でやっているんでしょう。ジェトロなんて身内みたいなものじゃないですか。呼んだらその日に聞けるじゃないですか。何をふざけたことを言っているんですか。ちゃんと、いつまでに調べるという、そういう意思がないと、事務局...全文を見る
○細野委員 大臣、これは、もともとあった口座を放置したというのも問題ですけれども、ここで問題になっている中富さんにしても、今回の三人の方にしても、能動的におろして新しい口座をつくっているわけですよ。これは能動的行為なんですね。だから、レベルが違うんですよね。そこをちゃんと調べて出...全文を見る
○細野委員 今の時点で、経済産業省としては、四十五以上口座はないということでいいんですか。
○細野委員 ここで、ちょっと大臣に見ていただきたいんですが、この資料。  この間、実は、企画室がこのお金を管理していたと言われている、この間に行われている調査の数なんですね。六十三年から平成五年までのものを企画室が管理をしていたということが報告をされています。この六年間に行われ...全文を見る
○細野委員 大臣、調べてください、きちっと、八百四十四。どこを外注して、しっかりそれは、特定の機関に外注していたものはそれでいいんでしょう。ただ、実際には研究機関とか個人に外注していて、企画室では金を管理していて、余らせたものが絶対あります。それを、何に使ったかはわかりませんよ、...全文を見る
○細野委員 大臣、きちっと議事録読んでください。官房長は、中富前室長が預かった口座は四十五しかないとおっしゃいました。その前について言及されていません。自信がないんですよ。その前に使い込んで捨ててしまったのがあるのではないかという話をしています。
○細野委員 では、この件は引き続き調査を待ちたいと思います。  もう一つ、官房長に確認をしたいのは、前回、私、委員会の質疑の中で、佐味室長に相当強い言葉で、あんた、やめた方がいいよということまで申し上げました。そこについては私なりに、言ったからには責任を感じていまして、その後、...全文を見る
○細野委員 六月上旬ですか。六月上旬というと、もう事件が省内で完全に明らかになって、それで中富さんの処分が執行されているときに、千百万を秘書課長がもらったんですか。  何でそんなことを事務次官が知らないんですか。何でその千百万をもらった時点で事件をきちっと解明して明らかにしない...全文を見る
○細野委員 今は時間があるので、午後、秘書課長を呼んできてください。どういう経緯で受け取って、それをどういうふうに省内で議論したのかという報告を受けないと。  大臣、いいですか、六月の初めに一千百万をもうやめた人から受け取っているんですよ。その報告を大臣は聞いていないんでしょう...全文を見る
○細野委員 大臣、私が問題にしようとしているのは、一千百万を本当に秘書課長に渡すと思いますか。もう警察の捜査も受けて、捜査をされて自分がもしかしたら逮捕もされているかもしれないと思う人間が、何で秘書課長に渡すんですか。前官房企画室長ですよ。だれかが逃げていると思いませんか。秘書課...全文を見る
○細野委員 事務次官の記者会見は六月二十三日なんですよね。この間、事務次官はずっと経緯を知っているんですよね。官房長も当然知っているんですよね。六月八日に秘書課長が一千百万もらっていて、それを何で佐味さんがもらったことになっているんですか。これ、勘違いというレベルじゃないと思いま...全文を見る
○細野委員 今回一番問題が明らかになった産業研究所は、常任の役員が二人とも天下りですね。非常勤がいますから数は多いですが、一〇〇パーです。全部は調べる時間がありませんでしたが、そういう団体は相当あるんですよね。  大臣、今の答弁は、この天下りの問題にメスを入れる、これから補助金...全文を見る
○細野委員 大臣、一般論で逃げちゃだめですよ、こういう問題は。やはり、きちっとやるという意思を午後もう一度確認したいと思います。  午後も時間がありますので、石田審議官に来ていただいたのですが、午前中はちょっと時間があれでしたので、午後また聞かせていただいて、その後、特会の質疑...全文を見る
○細野委員 午前中に引き続き、少し積み残しになった部分を伺いたいと思います。  調査委員会が立ち上がっているわけですが、その事務局をしていただいています石田審議官にきょう来ていただいていますので、まずお伺いしたいんですが、新しく三件流用が発覚をして、一件が小川室長の時代に約七十...全文を見る
○細野委員 幾ら残っているか聞いています。
○細野委員 二千九百万の一部なんですか、それが。  勝野さんが何らかの形で使われて、それを中富さんがまた違うところで使っている。違う方が二代にわたってそれを引き出して使っていらして、二千九百万ということは株の運用に使われていたということですね。そんなの、だって、中富室長の二千九...全文を見る
○細野委員 その部分は、ちょっと後で議事録精査して、疑問点があればまた改めてと思います。  もう一つ確認をしておきたいのが、先ほど鈴木官房長の方から、一千百万に関しては、実は現職の佐味室長が受け取ったのではなくて、ことしの六月の頭に秘書課長が受け取ったという答弁がありました。 ...全文を見る
○細野委員 ちょっと課長、決してあなたに責任をなすりつけてどうこうというんじゃないので正確に答弁いただきたいんですが、中富さんはもう四月、五月のあたりで警察に調べられていて、省内でも問題になっていて、六月六日に依願退職になっているんですよ。何で課長が六月の頭に、課長自身が、秘書課...全文を見る
○細野委員 そのままで結構ですので。  あなた自身の判断で受け取ったのか、だれかの指示なのか、お答えください。
○細野委員 そういうお金があることは官房長は事前に知っていたと思いますが、官房長から、そういうお金を受け取るようにという指示はあったんですか、なかったんですか。
○細野委員 指示があったのかなかったのかを聞いています。
○細野委員 指示はあったんですか。
○細野委員 では、官房長は知っていたんじゃないですか、受け取るとき。さっき、受け取るのは秘書課長だとお答えになりましたけれども、私が言っているのは、餓鬼の使いじゃないんだから、直接物理的に受け取るのがだれかじゃなくて、だれの責任で受け取ったか聞いたんですよ。あなたの責任で受け取っ...全文を見る
○細野委員 二つ指摘したいと思うんですが、一つは、午前中の答弁は多分に虚偽答弁ですね。だれが受け取ったんですかというのは、これはだれの責任で受け取ったんですかと聞いたんであって、あなた自身が受け取っているのに、それを今課長が受け取ったと言ったという意味ではこれは虚偽答弁。  も...全文を見る
○細野委員 大臣、一千百万を官房長自身がもう受け取っていて、事務次官も知っていて、そして報告がないんですよね。それは、私は初めこの報告書を見たときには、一番初めからそういうお金があったので、そこはそのまま置いてあって、そのまま、何かこの調査委員会ですか、そちらに渡っているのでお金...全文を見る
○細野委員 納得できる答弁ではありませんが、とにかく国会内にまず調査報告書を出していただくということ、その中で、どういう形でこの問題を処理されつつあったのか、隠ぺいの部分も含めて、前も言いましたが、調査をしていただきたいことと言った上で、きょうは石田審議官に来ていただいているんで...全文を見る
○細野委員 しっかりやってください。  最後に、大臣に質問はしませんが、もう一つ私の率直に感じたところを申し上げて、この件に関しては終わりたいと思います。  ユニセフの方を見ていても感じたんですけれども、あれは確かに、何かレストランの会員権に使ったということなので、これはこれ...全文を見る
○細野委員 最後に決意を伺ったということで、裏金問題についてはこれで終わりたいと思いますので、これに関する方は結構でございます。ありがとうございました。  本題の特会の方に入っていきたいと思います。  何回か、私、質問に立っておりまして、安達部長には何度か本当に厳しい質問もさ...全文を見る
○細野委員 二割から三割という御答弁がございましたので、その言葉を信じて、また決算のときにその金額について拝見をしたいと思います。  もう一つ、広報予算全体の枠ですが、今年度の予算が七十八億円、これも今年度の予算をどれぐらい圧縮できるか。これは当然、今年度は予算ができてからむだ...全文を見る
○細野委員 こちらも二割という御答弁がありましたので、もう少し踏み込んでもいいかなという気はしますが、とりあえず答弁としては、私の方でお伺いしたということでとどめたいと思います。  今、前回、前々回と指摘をしたむだ遣いについてちょっと幾つか御答弁をいただいたんですけれども、もう...全文を見る
○細野委員 では、ちょっと一つ具体的に聞きますけれども、宇宙における電子部品等の利用事業というのがありまして、宇宙で電子部品がどうやって動くかとかどういうふうに機能するかというのを予算がずっとつけられているんですね。石油採掘の場合は宇宙環境に類似していると書いてあるんですが、似て...全文を見る
○細野委員 一生懸命説明いただいたんですけれども、初め石特と一般会計は一対一なんですね。足元は一般会計一に対して石特が十、十倍つけているんですね。毎年それで予算がずっと上がったり下がったりしてきているんです。  では、聞きますけれども、平成十一年には一対一ですが、いきなり平成十...全文を見る
○細野委員 いや、さっき答弁をされたのは、だんだん実験目的がはっきりしてきて、それでエネルギーにかかわることになってきたから上がってきたという答弁をされましたよね。二年目、衛星をつくるのに、いきなりそれでエネルギーだからふやしましたという理屈は、やはりどう考えても苦しいですよ。 ...全文を見る
○細野委員 雨が降ればおけ屋がもうかるじゃないですけれども、何でもやれば最終的に何かそういう結果に結びつくという説明はできますよ。だって、新世代コンピューターの研究をするのに電源特会とか石特をつけているんですよ。それは電力業界も電機業界もパソコンなりコンピューターを使うかもしれな...全文を見る
○細野委員 先ほど雨が降ればと言いましたけれども、風が吹けばでしたね。失礼をいたしました。風が吹けばおけ屋がもうかる、そういう特会じゃないような改革をぜひやっていただきたいと思います。  我々も、いろいろ今特会の改革をやっていまして、やがてどこかで間もなく出せると思いますので、...全文を見る
○細野委員 では、これは通告していないんですが、せっかく来ていただいているので、文科省の方にちょっと説明していただけますか、何でこんな金額なのか。
○細野委員 いろいろやじも出ていますけれども、ここでやっても水かけ論になるので指摘にとどめておきたいと思いますが、大臣、ちょっとそこは、新しくなるんだから、そういうところはけじめをつけていただきたいということだけ申し上げておきたいと思います。  きょうは政務官にも来ていただいて...全文を見る
○細野委員 政務官が非常に丁寧に御答弁いただいて、納得できる部分と納得できない部分もあるんですが、ちょっと五ページをごらんいただけますか。よろしいですか。  五ページの中の、例えば一つ目の原子炉の施設であるとか構内の監視なんかは、これはある意味やはり特殊な業務だと思うんですよね...全文を見る
○細野委員 いや、政務官、期待じゃなくて、省として責任を持って、そういうところはそういうふうな形での改革をしてくださいということを申し上げています。
○細野委員 最後、大臣に聞こうかと思ったらトイレに行っちゃいましたので、では副大臣、これは共管になるんですよね、今度、新しい機関になると。  事前に経産省の方とも議論をしたんですけれども、こういう言い方をされました。要するに、全体の主管は文科省なんです、核燃サイクルのその部分の...全文を見る
○細野委員 それでは、原研関係の方は結構でございます。ありがとうございました。  最後、残す時間が十分になりましたので、私がもう一つ宿題として党内で与えられております特許特会について、簡単に聞いていきたいと思います。  特許特会の仕組みというのは、これは当然役所の方はよく御存...全文を見る
○細野委員 では、総務部長に確認をしますが、事前にいただいている資料では、平成十五年度の九百三十五億円の剰余金の根拠というのは、これは、さっき御説明をされた前受け金が六百十六億円、賞与の引当金が十八億円で、退職引当金が三百五十八億円、そういうことでよろしいですね。
○細野委員 最後の八ページに詳細な資料を出していただいたんですよ。それぞれどうやって前受け金ができているんですかという詳細な資料を出していただいていて、一部省かれていますが、こういう形で全部積み上げると六百十五億円ですという説明をいただいたんです。それを撤回したらおかしいんですよ...全文を見る
○細野委員 いやいや、どういう根拠ですかということを聞いている。  では、まず確認しますが、九百三十五億円の根拠は、前受け金が六百十六億円で、賞与が十八億円で、退職金が三百五十八億円でいいですね。
○細野委員 この数字でいいとすると、賞与引当金と退職引当金が一年間でごっそり減ることはあり得ないわけだから。そうすると、逆算すると、平成十六年度は前受け金が二百三十三億円に、半分以下になっちゃったということですね。退職引当金と賞与引当金が、特許庁が半分になったら別ですけれども、半...全文を見る
○細野委員 部長、ちょっと混乱されているようなので確認をしますが、平成十五年度に賞与引当金が十八億円で退職引当金が三百五十八億円でしたが、多少の出入りはあっても十六年度もこれは変わりませんね。これはいいですね。はい。  変わらないということは、残るところの剰余金からその二つの項...全文を見る
○細野委員 今の部長の説明だと、たまたま平成十五年度が前受け金と剰余金と引当金が一緒になったという話ですよ。
○細野委員 水かけ論なので、もういいですけれども。(発言する者あり)  では、六百九億円のうち前受け金は幾らなんですか。平成十六年度末の前受け金は、これだけ詳細な資料を出していただいたわけだから、根拠があるんですから。  追加で言うと、委員長、大臣も聞いてくださいよ。これ、特...全文を見る
○細野委員 では、部長、聞きますが、平成十五年度の前受け金は六百十六億円ですね。これはいいですね。(澁谷政府参考人「はい、結構です」と呼ぶ)それで、平成十五年度末には特許の未着手というのが全部で大体六十万件あるわけですよ、そう書いてありますから。これが平成十六年度末には七十万件に...全文を見る
○細野委員 だって、十五年度は全部で六十万件審査待ちのがあって、六百十六億円前受け金があるわけでしょう。平成十六年度は、いただいた資料によると、七十万件以上審査待ちのものがあるわけだから、六百十六億円よりも前受け金は多くなきゃいけないでしょう。(澁谷政府参考人「はい」と呼ぶ)剰余...全文を見る
○細野委員 では、これぐらいにしますが、大臣、要するに、剰余金の根拠、多分頑張ってつくっていただいたんだと思うんですよ、こういう資料を初めて出したそうですから。でも、実は根拠になっていないんですよ。平成十五年度で何とか帳じりを合わせて剰余金はこういう額ですということでやっていただ...全文を見る
○細野委員 私も、特許が必要だとか、知財が必要だとかいう議論、そこに予算をきちっと割くべきだという意見は同じです。ただ、それをこういう形で特会でやって、いろいろな矛盾を覆い隠すようなやり方というのはいかがなものか、やはり特会は変えなきゃならないという思いを新たにしたということを申...全文を見る
10月07日第163回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○細野委員 民主党の細野豪志でございます。  約一年ぶりにこの安全保障委員会に帰ってまいりまして、初めに質問の機会をいただいたことに感謝申し上げたいというふうに思います。  早速ですけれども、これは防衛庁長官のごあいさつということになるんでしょうか、先日聞かせていただいて、多...全文を見る
○細野委員 私も、地元にたくさん自衛隊の基地を抱えておりまして、そういう方々とも議論する機会が比較的多いものですから、省の設置については一定のメリットがあればやっていくこと、また対外的に、庁より省の方がはるかにある意味でそういう意味での重みがあるんでしょうから、そういう部分は認め...全文を見る
○細野委員 わかりました。この問題はこの辺にしておきます。  次も、これは内閣府の担当大臣にお伺いした方がよろしいんでしょうか、ちょっと本題があるものですから簡潔にお答えをいただきたいんですが、緊急事態基本法について、政府での検討状況を教えてください。
○細野委員 これは我々としては、安全保障の政策としては最も重視をしているものの一つなんですね。  一昨年、有事法制、民主党も協力をして法律をつくりました。去年は国民保護法制。一番足らざるは、やはりそういう法律を運用する上での体制だろうという思いがありまして、私どもから申し出て三...全文を見る
○細野委員 これは、もちろん議員立法でできればやりたいという思いもあるんですが、現実的には、例えば危機管理庁というような組織をつくる場合に、防衛庁と警察庁と消防庁とまた地方自治体でどう調整していくのか、組織をどうつくるのか、そういういわゆる内閣府の組織内での議論がかなりこれは煮詰...全文を見る
○細野委員 政府として出したいという表示がございましたので、期待をしたいと思います。  通常国会、長いようで、実際には予算もありますし、四月以降の議論でどこまで詰まるかという議論もありますので、必要があれば我々も協議に出ていくことはやぶさかではありませんので、これは与党の皆さん...全文を見る
○細野委員 日本の場合は防衛費五兆円ですが、人件費が四割以上を占めるんでしたか。それを考えると、もう既に日本の防衛費を装備面においては凌駕しているというふうに言っても過言ではないと私は思いますよ。それも踏まえてぜひ対応していただきたい。  特に、私が、中国のある意味でのこれから...全文を見る
○細野委員 検討されているということでございますので、その検討状況を見守りたいと思いますが、私も、ことしでしたか、尖閣諸島と、あと海洋権益上の係争になっている水域を見てまいったんですけれども、やはり海上保安庁があの広い水域を、しかもあの少ない予算で守るというのは相当大変なことでご...全文を見る
○細野委員 残り十分ほどになりましたので、海洋権益の問題に話を移していきたいと思います。  まず、先日行われた日中間の実務者協議ですが、防衛庁長官にまず質問をさせていただきます。  日本側から、中国側に対する資源開発について幾つか発言がある中で、これしかペーパーにないものです...全文を見る
○細野委員 一部の報道によると、その艦艇から日本のP3Cが照準を合わされたという報道がありますが、これは事実でしょうか。
○細野委員 明らかに、東シナ海の係争水域のちょうど中国側、中間線より中国側に若干入っていて、日本の権益も侵しているかもしれないと言われている地域において中国海軍の活動が活発化しているんですが、これに関しては、ここで「整合的でない」、そういう非常にやわらかな表現があるんですが、これ...全文を見る
○細野委員 確認をしていないというのは、当事者ですからね、確認されていないことはないんでしょうが、事実関係は。  少なくとも、防衛庁としても、この問題に関しては中国側に抗議すべきだと思います。こういう資源開発の問題にひっかけて向こうも出してきているわけですから、その場でおっしゃ...全文を見る
○細野委員 これも局長にもう一度確認をしますが、この共同開発の提案の中には、日本側が今試掘権を設定したこの鉱区は入るんですか、入らないんですか。
○細野委員 つまり、共同開発を日本側が提案しているわけですが、日本側の試掘の問題は、違うエリアで、ちょうど中間線の本当にきわどい線においての共同開発を提案した、そういう理解でよろしいわけですね。それを前提で申し上げればそれで結構です。  それを前提で申し上げると、これは経済産業...全文を見る
○細野委員 試掘の意思は、私は実際には民間の会社ではなくて国がやるべきものだと思います。  実務上の問題は別にして、ぜひ政府として取り組んでいただきたいということをお願いして、済みません、せっかく杉浦副長官に来ていただいているので、最後に法整備の問題について、先ほど長官からは必...全文を見る
○細野委員 どうもありがとうございました。
12月19日第163回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○細野委員 おはようございます。民主党の細野豪志でございます。きょうは、久しぶりにこの特別委員会で質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  民主党は、十二月初旬に、米国に前原代表を中心といたしまして訪米団を結成いたしまして、現地のさまざまな政府関係者さらには議会の関...全文を見る
○細野委員 国連決議に違反したので、それで武力攻撃についても支持をしたんだという趣旨の答弁だったわけでありますが、一応過去を振り返ってみたいというふうに思いまして、資料をつくってまいりましたので、それを大臣も官房長官もごらんいただけますでしょうか。  まず、この大量破壊兵器の問...全文を見る
○細野委員 官房長官、もう一度整理してお伺いしたいんですが、パウエル国務長官を初めとした米国政府が大量破壊兵器の存在について証明しようとしたわけですね。しようとして、それを国連の場でも説明して、それをもとに日本は支持を表明した。日本としては、大量破壊兵器の存在が、今はこれはないと...全文を見る
○細野委員 司法上の裁判をやっていて、どっちが賠償責任をとるかという話をしているんじゃないんですよ。それを証明する責任はもちろんイラクにもあったと思いますよ。それは私も認めます。ただ、調査をした側のアメリカが、これは誤ったことを認めたわけですね。その責任を認めたわけでしょう。それ...全文を見る
○細野委員 一回、いろいろ見解の違いはありますが、イラク戦争の是非はおきましょう。  では、前提として、アメリカのブッシュ政権が大量破壊兵器の存在を証明しようとした。それが誤っていたわけですね。それを安易に信じた日本政府の責任はないんですか。これを信じて国民に対して情報を出した...全文を見る
○細野委員 アメリカの大統領の演説の中では、大量破壊兵器を持っているとアメリカ政府が考える合理的な理由があったとは、そういうふうには言いわけしていないですよ。それは誤りだった、自分たちの責任だったというふうに認めた上で、いや、イラクが安全になったからいいじゃないかと、イラク戦争に...全文を見る
○細野委員 でも、例えばパウエル国務長官が当時国連で説明をされた後、大量破壊兵器の隠ぺい工作があったというふうにコメントしているわけでしょう。大量破壊兵器がその時点で存在していないのに、隠ぺい工作はなかったわけじゃないですか。これは誤っているんでしょう、日本政府自体の判断も。こう...全文を見る
○細野委員 では、一つスペシフィックな事項について聞きますが、大量破壊兵器の隠ぺい工作があったというふうにコメントしていることに関して、これは誤っているわけですから、これはどうなんですか。  国連決議があったから戦争を支持したというのは説明としてわかりました。大量破壊兵器の隠ぺ...全文を見る
○細野委員 では、違う観点からちょっと聞きたいと思います、この部分は答弁を変えられないようですから。  もう一つ、この間、いろいろ注目すべき発言というのが元政府高官からアメリカで出ております。  具体的に二点だけ指摘したいと思うんですが、二〇〇四年の二月三日にパウエル国務長官...全文を見る
○細野委員 当時この決定の責任者の一人であったパウエル氏とウォルフォウィッツ氏は、他の選択肢があったかもしれないというふうに今お答えになっているわけですね。日本政府としては、もう戦争しか手段がなかったんだということなんですか。他の手段はあり得たんではないか、大量破壊兵器がないとい...全文を見る
○細野委員 国連決議の一四四一にもいろいろな解釈があったわけです。これについて、最後の機会という言葉の解釈については、アメリカ政府、日本政府の考え方と他の安保理の理事国の中にも違う考え方の国があったわけですね。その中で、あえて日本がこの先制攻撃についても支持を表明したという責任は...全文を見る
○細野委員 政府として、この事実が間違っていたかどうかということについて協議をしたことはあるんですか。大量破壊兵器の問題について、事後的に検証するような協議をしたことはあるんですか。
○細野委員 今の答弁を聞くと、非常に無力感があるわけですよ。日本は自分で情報がとれなくて、アメリカが出した情報をそのままうのみにして、それをもとにイラク戦争を支持した。復興支援をした云々ということではなくて、その部分の決断について我が国はやはりある程度反省して、何らか次に生かすこ...全文を見る
○細野委員 アメリカが最も情報収集能力があることは認めますよ。それはこれからも恐らく変わらないでしょう。ただ、それはそれとして、きちっとアメリカ政府からの情報提供を受ける努力をするとして、情報というのは、これは当たり前の話ですが、お互いに情報を持っていて初めてやりとりできるわけで...全文を見る
○細野委員 時間が来ましたので、終わります。