細野豪志

ほそのごうし

小選挙区(静岡県第五区)選出
自由民主党
当選回数8回

細野豪志の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
07月06日第177回国会 衆議院 予算委員会 第24号
議事録を見る
○細野国務大臣 でんき予報についてお尋ねをいただきました。  このでんき予報は、各電力会社において、直近のデータをもとに分析した翌日の電力需要の見通し、及びそれを踏まえて各社において用意をした電力供給をもとに各電力会社が算出をして発表しているものでございます。
○細野国務大臣 私は原子力安全委員会も所管をしておりますので、私の方から答弁をさせていただきたいと思います。  菅総理ともさまざま話をいたしまして、現在、私、担当大臣といたしまして、班目原子力委員長に対して次のような要請をしております。  玄海原子力発電所の再稼働については、...全文を見る
○細野国務大臣 簡潔に御答弁申し上げます。  私の担当は、この面に関しては原子力安全委員会が担当でございまして、我が国の規制行政は保安院が担ってはおりますけれども、それに対してさまざまな助言を行う権限が安全委員会にございます。  ここはしっかり二重のチェックをしていくべき局面...全文を見る
○細野国務大臣 このIAEAに提出をいたしました報告書は、補佐官のときに私が取りまとめておりまして、その流れも含めて、私が担当大臣でございます。  この報告書を、さらに新たな情報を加えてバージョンアップしていく必要性があるというふうに思っております。九月にはIAEAの総会がござ...全文を見る
○細野国務大臣 笠井委員が御指摘をされているように、玄海原発についてはさまざまな見解がございます。そこで、総理とも相談をさせていただいて、原子力安全委員会の担当大臣である私の方から、昨日、班目原子力安全委員長に対して、ストレステストの実施などについても見解を示していただきたい、そ...全文を見る
○細野国務大臣 阿部委員の方から、「ほしょう」について三点の角度から御提案をいただきました。  今回の原子力の事故というのを考えたときに、もちろん東京電力には大きな責任があるわけでございますけれども、一方で、国策として原子力政策を進めてきた政府に大きな責任があり、そうした観点か...全文を見る
07月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大久保委員から冒頭、原発事故の収束ということで激励をいただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございます。精いっぱい職責を全うしてまいりたいと思います。  今御質問をいただいた水の処理のシステムにおいて我が国の技術を最大限生かすべきだという大久...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大久保委員御指摘のとおり、あの原発の中で働いている作業員の健康管理は非常に重要でございますが、同時に、県民の皆さんの間に広がっている不安にしっかりとこたえていく責任がもちろん国に最大あるというふうに考えております。  そうした観点から、この度、福島県に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 水野委員が従来から自然エネルギーの問題に非常に熱心に取り組んでこられ、原発のコストの問題についてもいろいろ指摘をされてきておられたというふうに承知をしておりまして、改めてここで立ち止まって考え直すべき時期が来ていると私も思っております。  補佐官のとき...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 冒頭、福島委員の方から世界に対してというお話がございましたけれども、私もあの事故起こりましてからずっと渦中におりまして、本当に世界に対しても申し訳ないし、さらには、特にやっぱり子供たちに対して、未来に対して本当に申し訳ないなという思いを持ちましたので、そ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは、まさにストレステストというものをどういうふうに考えるのかということを、これを保安院がまずたたき台を出すんでしょうし、そして安全委員会もそこの評価をするということでございますので、そこはまずは専門家同士の議論を待ちたいというふうに思います。
○国務大臣(細野豪志君) 福島委員の御見解はよく私も理解はできます。ただ、安全委員会というのは、これは組織としては非常に強い権限を持っておりまして、独立をしておりまして、担当大臣である私といえど、その中でどういう議論がされるのかということについて、大臣として中をそれこそ指示すると...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 指針の議論と、そして今回のいわゆるストレステストのこの基準を替えるという話は、これは若干意味合いが異なりまして、指針というのはまさに長期的にどういうふうにしていくのかという議論でございますので、それが全てそれこそできないと何もできないということではないと...全文を見る
07月08日第177回国会 衆議院 本会議 第31号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 佐藤議員より御質問をいただきました。  事故の収束に向けた取り組みの現状、さらには東京電力のロードマップの見直しの可能性についての御質問でございます。  東京電力福島第一原子力発電所の事故の収束に向けた取り組みは、四月十七日に東京電力が公表したいわゆ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 事故の原因と責任について御質問をいただきました。  吉井議員が御指摘をされたとおり、我が国の原子力安全対策には大きな問題がありました。これは、当初から事故に対応する中で、私自身がだれよりも痛感をしております。  政府としては、こうした反省の上に立って...全文を見る
07月11日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
議事録を見る
○細野国務大臣 吉野委員におかれましては、原発立地の選出の議員として活動をされているというふうに承知をしておりまして、日ごろの活動に対して本当に心より敬意を表したいと思います。  私も三週連続福島に参っておりまして、原発事故を担当するということは、とりもなおさず、福島の復興その...全文を見る
○細野国務大臣 お帰りいただくための条件はやはり幾つかしっかりと確認をしなければならないことがあるというふうに思っております。  まずは、炉の状態が安定をし、そして、基本的には、放射能そのものが本当にわずかな部分以外は出ていないという状況が確認をできなければ、なかなか皆さんに帰...全文を見る
○細野国務大臣 汚染水の漏えいをしっかりとめていく、それだけではなくて、特に地下水に対して流れ出ている部分がないのかどうかということについては、これはしっかり確認をしていかなければなりませんし、万が一にもそれが拡大をすることがないような努力は、吉野委員おっしゃるとおり、非常に重要...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘いただきましたとおり、現在、福島県では各所で、もちろん行政としてもやっておられますけれども、町内会などの取り組みを通じて、できるだけ放射線の濃度を下げていく、そういう除染の努力がされているというふうに承知をしております。  国も決して単にそれを見ているとい...全文を見る
07月12日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号
議事録を見る
○細野国務大臣 後藤委員御指摘のとおり、原子力の世界では非常に専門用語が多用されておりまして、しかも、原子力の専門家というのはその中の世界でコミュニケーションをとってきたという歴史もずっとあるものですから、それが十分に国民の皆さんに伝わっていない部分が多々あったろうというふうに思...全文を見る
○細野国務大臣 若干舌足らずの部分がございましたので、補足をさせていただきます。  冷温停止状態というのは、ステップ2のところで達成をするということでございますので、ステップ1から若干時間がかかります。そのステップ2の冷温停止状態について、定義を来週の時点で明確にしたいというこ...全文を見る
07月12日第177回国会 参議院 内閣委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) この度、国務大臣を拝命をいたしました細野豪志と申します。  松井委員長、そして理事の皆さん、委員の皆さん、どうぞ御指導をよろしくお願い申し上げます。  それでは、所信を申し述べます。  初めに、東日本大震災により亡くなられた方々とその御遺族に対し深...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
議事録を見る
○細野国務大臣 三週連続福島に行っておりまして、今週も参りますので、週末は福島ということでこれからもやってまいりたいと思っております。  気がつきましたのは、避難所に行きますと必ず、福島民友さんと福島民報、この二紙が置いてありまして、皆さんそれをごらんになっているというのを私ず...全文を見る
07月14日第177回国会 参議院 内閣委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) おはようございます。  松井委員長、理事の皆さん、委員の皆さん、どうぞ本日もよろしくお願いいたします。  植松委員の方からストレステストについて御質問をいただきました。若干、経緯から御説明をさせていただきたいと思います。  原発の再稼働というものに...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国民の原発に対する不安、さらには一連の経緯の中での、過去のことも含めて、行政組織に対する不信感というのは非常に根強いものだというふうに思っておりまして、それが簡単に払拭できるというふうには私考えておりません。だからこそ、私は再発防止担当という、そこもやる...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この判断というのは、海江田大臣がまず一義的な判断権者でありますので、私は、これまで本当に御苦労されながら悩みながら様々な難しい判断をしてこられた海江田大臣のお話をしっかりとまず聞きたいと思っております。その上で、最終的にはこの四人で協議をして判断するとい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まだストレステストについて具体的な安全委員会と安全・保安院との間で議論が始まったところでございますので、余り私が、特に安全委員会の担当大臣ということもありますので、安全委員会というのは、担当大臣は私なんですが、専門家の議論ということで独立性が確保されてい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私、節電の啓発というのを担当しておりますので、ある意味、需給についてもしっかり情報を得た上で様々な状況というのは見極めていかなければならないというふうに思っております。  また、その一方で、今我々の目の前にある課題というのは、今年の夏をどうしっかりと乗...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 間に挟まれているという意識はございませんで、私は原子力安全委員会も担当しておりますし、原子力委員会の方も担当して、事故の収束ということでございますので、そこは私に与えられた役割をしっかり果たしていきたいという、そういう思いでございます。  まず、節電な...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、ストレステストにつきましては、今まさに保安院と安全委員会の方での様々な議論が始まったところでございますけれども、ある程度のそこでの議論が集約をされた段階で、どういうプロセスでそれぞれの発電所について、一次テストと二次テストと二つ種類があるわけであり...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 宮沢委員からこうして御質問いただけるのは大変光栄でございます。冒頭いろいろ過去の経緯も言っていただきましたけれども、本当に光栄でございます。よろしくお願いいたします。  どういう経緯で行ったのかということなんですけれども、まず実態的な話を申し上げますと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、事前に、済みません、その部分については御通告をいただいてなかったものですから、指示権が何度発動されたのかということについては手元に記録がございませんが、極めて限定をされていたと思います、実際に指示権を行使をしたのは。  ほとんどのケースの場合は指示...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原災法二十条の三項に指示権というのが書かれているわけでありますけれども、これは緊急事態でございますので、もちろん当事者である事業者の様々な意見を聞くことは当然法律でも前提としていると思いますけれども、この指示権自体は総理の具体的な強い権限として認められて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 済みません、ちょっと質問を取り違えました。大変失礼いたしました。  そこは合意の上で、東京電力と政府との合意の上で現地に統合対策本部、今の統合対策室ができたと承知をしております。  時間は、ちょっと私も今すぐに、記憶定かではないんですけれども、十四日...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 宮沢委員御指摘のとおりでございます。原発相と約して書かれることがあるんですが、これは私は正確な表現ではないと思っていまして、原発事故担当大臣だと思っております。  したがって、私の一義的な責任というのは、ストレステストのことが大分今回話題にはなりました...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これまでの政府のスタンスというのは極めてそこは明確でございまして、この事故の収束について掛かる費用は基本的には東京電力が負担をする、政府はそれを後押しをするという、そういうスタンスにずっと、スタンスを維持をしてまいりました。  来週いよいよ第二ステップ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 実質的に国費はいろんな形でもう既に投入をされておるんです。例えば、二次補正予算においてモニタリングの費用や除染の費用や様々なそういうものについての予算が既に計上されておりますが、通常の汚染者負担の原則という観点に立てば、汚染源はこれは明らかに東京電力の発...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これが私も言葉として若干誤解を生むかなと思っておったんですけれども、原子力発電立地振興特別措置法というのがございまして、これは平成十二年十二月、議員立法により十年間の時限法として成立をしたものでありまして、ここには、原子力発電施設等の周辺地域について、地...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ここは、将来的な課題としては、果たして原子力安全・保安院という経産省の下の組織、さらには安全委員会という実質的な助言をする二次チェック機関というものがあって、それぞれが法律も持っていて、この原子力発電施設等立地地域振興法というのがこれはまた内閣府に別途あ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御提案はしかと承ります。  ただ一方で、例えば私、原子力委員会と原子力安全委員会、両方やっておりまして、旧来は原子力委員会というのは推進側で、原子力安全委員会はどちらかというとチェックの側ですので、別の担当ということになっておったんですね。ただ、なぜこ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 数年前に私、原子力の関係でフランスに行ったことがございまして、二〇〇六年だったかと思うんですが、済みません、ちょっと記憶が定かではありません、そこで、ヨーロッパでストレステストというのが非常に重視をされているということで知りました。
○国務大臣(細野豪志君) ストレステストというのは、実際に制度をつくって、そして実施をするのは、できるだけ短期間でということで今やっておりますが、やはりどうしても時間が掛かるわけですね。そういう時間の掛かるストレステストというものをやるという判断を浜岡原発については総理御自身がさ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私は、ストレステストというものが必要だという意識は、フランスに行ったときは、単にそれは情報として得て、ああ、そういうものがあるのかと、日本は余りそういうことをやっていないなと思って帰ってきた程度でありまして、むしろIAEAへの報告書を五月に作りまして、六...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 総理はそういう、一日を争うというと、それはちょっと総理にお聞きをいただきたいわけでありますけれども、緊急性が高いというふうに判断をされたことは間違いなかろうと、総理が御判断されたことは間違いなかろうと思います。
○国務大臣(細野豪志君) 私は静岡選出でございまして、浜岡原発の問題も、この十数年ずっと見てまいりましたので、様々な思いはございます。静岡県民、あの辺にたくさん当然生活をしているわけですから、そういう方々の生活もありますので、いろんな思いがもう率直に言ってございました。  その...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 再稼働のものについては一次評価ということを行う形になっておりまして、浜岡原発の場合には再稼働という状況ではありませんので、恐らく二次評価の対象になってくるのではないかというふうに思います。
○国務大臣(細野豪志君) 福島第二原発については、県民感情を考えても、私も今毎週行っておるんですけれども、とてもそんなことを言い出せるような状況ではありません。  したがいまして、この一連の流れの中で、そこはいろんな方と相談をしたいというふうに思いますけれども、私の今の時点での...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いや、県民感情自体は、それはストレステストの項目にはなり得ませんので、そういうことはないと考えております。  ただ、ストレステストの対象とするかどうかというのは、まさにストレステストというのは原発を動かすか動かさないかの判断のためにやるわけですね。とい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私、政府に入ります前は民主党の方で企業・団体の対応の窓口をやっておりまして、米倉会長とも何度も、いろんな経済の政策であるとか企業の問題であるとか、あと税の問題であるとか、随分議論をさせていただいたことがございます。したがって、米倉会長の御発言というのは、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) このストレステストを実際にやるやらないの経緯の中で様々な政府内の混乱があったことは、内閣の一員として大変申し訳なく思っております。
○国務大臣(細野豪志君) 宮沢委員と全く同じ思いを持っております。特に、日本の場合には停電の時間が国際的に見ても極めて少ない安定的な電力を供給してきましたので、安定供給というのが非常に重要な要素になってくると思います。価格ももちろん非常に重要でありますけれども、今一番懸念をされて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これまでも電気料金確かに引き上げられた経緯があるわけでありますけれども、これは燃料の価格が上昇した、そのことに伴って燃料費調達制度に基づいて半ば自動的に引き上げられたものでありました。  今後なんですけれども、一時的に化石燃料にある程度依存せざるを得な...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 賠償の問題も含めて全体のスキームは私なりに理解しているつもりでおります。  そういった意味で、宮沢委員がおっしゃるように電力料金の上昇要因はたくさんあるわけですね。ただ、現実にじゃ電力料金を上げられるかといいますと、これはそんな簡単なことではないわけで...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは、全体の絵姿としては、賠償にどこまでお金を掛け、掛かりですね、現実的に、そして一方で事故の収束にも相当これはお金が掛かりますから、それにも実際にはお金が掛かると、それを東京電力としてどこまでしっかりやれるかというのを見ていかなければなりませんね。 ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これまでの政府の対応が本当の意味で地元の福島の皆さんにしっかりお伝えできていたか、また地元の皆さんの御要望が本当にしっかりと承ることができていたかということで問われれば、それはもう本当に反省をするところが多々あると思っております。  私自身も、事故が起...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 総理の様々な会見であるとか情報発信というのは、これは総理の周辺で様々なスタッフがおりますので、そこを中心に準備を進めておりますので、記者会見の詳細について事前に把握を私自身がしていたということではありません。  ただ、個別のエネルギーの政策についての判...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ストレステストの導入そのものについても様々な議論はその少し前から行われておりました。玄海の問題が非常に大きくなりましたので、この玄海の問題を一つの契機として、国民の皆さんの不安をどう解消するのかということについては、その前の何日か協議をして、そして六日の...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) IAEAの例の閣僚会合で出てきたその声明については、それは非常に重いものと政府としては受け止めておりましたので、それは一つのきっかけになったというふうに考えております。
○国務大臣(細野豪志君) 総理の発言も恐らく、谷合委員がおっしゃったように、それが導入をされるということが決まったということだけですぐに国民の理解がなされるという趣旨で総理がおっしゃったのではなくて、それがきっちり実施をされ、そして公開をされ、透明性が確認をされるということを見越...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この一次評価は二回に分けるわけです。すなわち、まずはチェック項目ですね、そのテストの問題の方です、これがまず出されて、これが安全委員会にかかります。安全委員会というのは、かかった議事については全て公開になっておりますので、保安院の側から安全委員会に出され...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今鋭意努力をしていると、かなり保安院としては急ピッチで作業を進めているというふうに聞いておりますが、まだいつ出せるかということについての報告は受けておりません。
○国務大臣(細野豪志君) 谷合委員御指摘のとおり、核物質防護というのは極めて大事でして、日本はこれまでそこについて万全だったかと言われれば、実は、特に米国などと比較するとまだ課題を残していたというふうに思っております。  ヨーロッパについてもそういった努力が行われているというの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 一次評価、二次評価の在り方については四大臣の連名の形で、失礼しました、三大臣ですね、実質的には総理も加わっておられますので四人で合意をした形で、こういう形で確認をされております。したがって、国民の本当の意味での不安を取り除くという意味では、これは基本的に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 総理として、電力の需給の問題、原子力発電の大きな方向性についてお示しになりたいという思いを持っておられたんだと思うんです。したがって、これは総理の大きな方針でございますので、そういうものとして受け止めております。
○国務大臣(細野豪志君) 南相馬市の牛の問題につきましては、原発の事故の収束を担当している大臣という立場からしても、また食の安全について担当する、そういう立場からしても非常に深刻に受け止めております。このことによって消費者の皆さんが、それこそ様々なものについて疑心暗鬼になってしま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 福島県へ行きましたときも感じたことなんですけれども、小さいお子さんを持っておられるお母さん方の嘆きというのは本当に大きい、もう本当に悲痛なものがあるんですね。そういう方々が本当に子供の安全を守りたい、安全な食料品を何とか子供に与えたいと思っておられる、そ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今公表しておりますのは、事故発生一年後までの積算線量が二十ミリシーベルトを超えるという地域はどこなのかという、そういう資料を公表しておりまして、御質問ございましたものですから調べてみました。  そうしますと、警戒区域、二十キロ以内の警戒区域の中で年間二...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、国民の皆さんが一番心配されているのは東京電力の福島第一原発のことでございますので、この発電所の運営については、発電所といっても発電していませんから、当然できませんので、これはもうコストが掛かるということも含めて、安全とコストをどう考えるかという観点...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 自殺対策の重要性については私もよく承知をしているつもりでございまして、特に先ほどお話がございました地域自殺対策緊急強化基金ですね、これは被災地から非常に強い要望として出ているというふうに承知をしております。そういったことを考えれば、三次補正の議論がいよい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど事務局長の方からも答弁ありましたが、食品安全委員会では非常に精力的に健康影響評価について今審議を続けていただいております。  食品安全委員会はもちろん専門家のこういう議論の場所ですので、大臣が中身に介入するということはあってはならないわけでありま...全文を見る
07月19日第177回国会 衆議院 予算委員会 第26号
議事録を見る
○細野国務大臣 武部委員御指摘のとおり、私は、原発事故担当と同時に、食品の安全の問題、さらには消費者庁も担当しておりまして、この牛肉の問題が発生をしました直後、福島の皆さんからも悲痛な声が聞こえてまいりましたので、すぐに農林水産省、厚生労働省の三役との打ち合わせを先週の時点でいた...全文を見る
○細野国務大臣 池坊委員御指摘のとおり、小さな経営主体に対してもしっかり仮払いをするようにという趣旨であったにもかかわらず、中小企業は対象になっていたけれども学校などは対象になっていなかったということで、検討はしておったようでございますが、迅速にそこもしっかりと仮払いの対象にする...全文を見る
○細野国務大臣 先週末、私は伊達市に行ってまいりまして、地域の住民の皆さん、PTAの皆さんが御参加になって学校の除染活動をされているのを拝見してきました。また、短い時間でしたけれども、私もお手伝いをしてきました。そういった意味では、特定避難勧奨地点に当たる地域を持っておられる伊達...全文を見る
○細野国務大臣 まず、廃炉までの期間でございますけれども、これはどうしても十年を超える期間がかかってくることを想定しております。  現在、その長期的なロードマップをどうつくっていくのかということで、内々の、政府内でのさまざまな情報収集をしておりまして、今週中には、政府の原子力委...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 予算委員会 第27号
議事録を見る
○細野国務大臣 阿部委員冒頭指摘をされましたとおり、昨日、ステップ1の達成ということで、原発の事故自体は収束に向けて一歩前進をいたしましたが、一方で、特に三月の時点で東京電力の原発の方から出た放射能の状況というのは大変大きな影響を及ぼしておりまして、それについてはしっかりとした情...全文を見る
○細野国務大臣 私も、事故が起こった直後から、放射能の飛散の状況の全体像を示すことは政府の責任であるというふうに考えてまいりましたので、何度も関係省庁に要請をいたしまして、モニタリングの実施に努めてまいりました。  現在は、モニタリング調整会議というのをやっておりまして、この中...全文を見る
○細野国務大臣 これから取り組まなければならない除染作業で最も政府が意識しなければならないのは、子供たちの安全の問題であると思っております。  私の子供はもう小学校でございますけれども、福島に毎週行くたびに、自分ならばどうするかということを考えています。そこでしっかりと私自身が...全文を見る
07月21日第177回国会 参議院 予算委員会 第21号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘の点につきましては、七月十一日に枝野官房長官、そして海江田経済産業大臣、私が今原子力の問題についてもかかわっておりますので、私、三名で協議をいたしまして、その中で一次評価というのをやろうと。それは定期検査中の起動準備の整った原子力発電所について順次...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私の方から御説明申し上げます。  先ほど総理が答弁をされました、総理の、やはり国民的な理解を得るためには再稼働のものについてもストレステストの対象にすべきであろうと、それがなければ再稼働すべきではないだろうという判断が総理からありました。  それを受...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 海江田大臣が佐賀県に行かれまして、そこで実質的な安全宣言というのがございました。  ただ、そういった中で、果たしてそれでいいのかどうかということについてやはり確認をする必要があるだろうという、そういう総理の御判断もありまして、海江田経済産業大臣、枝野官...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) その話合い自体は総理の呼びかけで行われております。したがいまして、そこで話合いをしていますから私はこの四人が全員が応分の責任を負っていると思いますけれども、総理自身もそういう御判断をされたものと考えております。
○国務大臣(細野豪志君) 一次評価というものにつきましては、定期検査中のものを再稼働の準備が整った段階で行うものでございます。したがいまして、項目については、二次評価と比較をいたしますと若干絞り込んだ形で評価をするという形になっております。  一方で、二次評価につきましては、こ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど総理の方からも若干御説明がございましたけれども、原発の安全というのは主には安全設計審査指針というものに基づいて行われております。  ただ、この審査指針を作るのには一定の時間が掛かります。現在、安全委員会の方で作業を急いでいただいておりまして、それ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 再稼働そのものにつきましては一次評価ということになりますけれども、稼働した後にそれぞれ全てのものについて二次評価を課すということになっておりますので、そこは再度そういう評価が行われるものと考えております。
○国務大臣(細野豪志君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、審査指針自身は法律に基づいて早くても来年の三月になるわけです。したがいまして、ストレステストが法律的な根拠がないのではないかということをおっしゃるのであれば、これは再稼働のときの一次評価も、稼働中のものも二次評価も、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 水戸委員から非常に難しい御質問をいただいたなと思っております。  私も、技術に対するこれが万能だという意識は、これは厳に戒めていかなければならないと思っております。しかし、その一方で、この四か月、現場の皆さんとも随分対話を重ねてまいりましたし、様々の例...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今お示しをいただいた石橋名誉教授の話は私も実は何度か聞いたことがございまして、非常にはっとするような、本当にいろいろと考えさせられるお話をいつもされておりまして、この地震が起こって原発事故が起こった後も、この石橋先生がそういうことをおっしゃっていたなとい...全文を見る
07月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第23号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 植松委員御指摘のとおり、今回、放射性セシウムの含まれた麦わらを餌として与えられた可能性のある牛の肉が既に北海道から西日本各地の広い地域に流通をしておりまして、その一部が消費者の元に渡っているということでございまして、極めて深刻であるというふうに受け止めて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) このストレステストに関しましては、IAEAの閣僚会合の議長総括の中で日本に対する一つのメッセージとしても、このいわゆるストレステストを、必要性があるということで各国で履行されるべきだという提案がなされております。それが大きなきっかけとなってストレステスト...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御意見としては非常に重い御提案というふうに考えます。ただ、設計の段階で、特に欧州、IAEAの様々なこれまでの知見というのはかなりの部分参考にして実質的に反映をしておりますし、またチェックの段階というのはかなりの長期間にわたりますので、日本がいわゆるストレ...全文を見る
07月26日第177回国会 参議院 内閣委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 牧山委員には、日ごろより東京電力の原発の問題について多大なるいろんなアドバイスをいただいたり御協力をいただいておりまして、心より感謝を申し上げたいと思います。  私の問題意識も牧山委員と全く同じでございまして、今回の事故を東京電力という民間の企業が一社...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 基本的な問題意識としては今おっしゃったことと私全く同じ意見を持っておるんですけれども、一つだけ悩ましいなと思っておりますのは人員の確保なんですね。ここは国がもちろん関与するという方法も一つ確かにあり得るとは思うんですけれども、それぞれ専門的な人材がどこに...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど前段の部分の御質問に十分答えられませんでしたので若干付け加えますと、これから第二ステップ、さらには中期、長期となりますので、その長期的な問題にかかわる中で国の関与のやり方はより大きなものになると思います。その在り方を今の時点で私の方で明確に申し上げ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確かに、同じ燃料の取り出しでも、比較的健全な燃料が維持をされておりますプールと相当程度溶融をしております原子炉の中では、もうかなりこれはレベルが違う困難を伴うと考えております。説明者の方が若干舌足らずのところがあったのかもしれません。現実的には、ロードマ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ストレステストに関しましては、IAEAの閣僚会合が六月にございまして、その閣僚会合に、様々な議論を、事前の段階、準備をしておる段階から政府内でも議題としては挙がっておりました。ただ、日本ではこれまでいわゆるストレステストというのは導入したことがありません...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私、この問題は直接の担当ではございませんけれども、非常に大きな国際公約でございましたし、CO2削減というのは国際的に大きな問題でございますので、その方針というのは堅持をしていくという基本的な方向でございます。  その中で、総理からの指示もございまして、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) エネルギー基本計画につきましては、昨年作ったものについて見直しが不可避だというふうに考えております。この調査会自体はまだ始まっておりませんが、総理の御指示もございますので、内閣全体でしっかりと役割分担を明確にした上で、検討作業にそれほど時間を置かずに入る...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いわゆる化石燃料の地政学的なリスク、さらには経済的、価格的なリスクについては、こうした原発の再稼働を考える上でも極めて重要な要素と認識をしておりまして、このことは、枝野長官、さらには海江田経済産業大臣、そして私を加えて菅総理とお話をしたときにも何度か話が...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) EUが議論したと言われております特に使用済燃料の最終処分というのはどこの国も一番頭を悩ませているところでございまして、我が国も最終的な方法についてまだ確立ができていないという、そういう状況でございます。  一方で、使用済燃料につきましては、再処理をして...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 岡田委員御指摘のとおり、原発の問題を世界全体を見ながら判断していくというのは極めて大事なことであると考えております。事故が起こりましてから特にここ一、二か月、かなり原子力についての議論が行われてきておりますけれども、この中でやはり欠けているのは、世界の状...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは今、岡田委員がおっしゃったような議論も確かにあり得るとは思います。ただ、逆に、これまで我が国の場合には、自然エネルギー、再生可能エネルギーというのは極めて限定的な形でしか導入をされておりませんし、しっかりとそれを政策的にバックアップをするという、そ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 障害者基本法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  障害者の権利に関する条約の発効等の障害者の権利の保護に関する国際的動向等を踏まえ、全ての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく相互に人格と個性を...全文を見る
07月28日第177回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第8号
議事録を見る
○細野国務大臣 このたび内閣府特命担当大臣を拝命いたしました細野豪志でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  初めに、東日本大震災により亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。  さて、原子力委員...全文を見る
07月28日第177回国会 参議院 内閣委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 岡崎委員におかれましては、長年にわたりまして障害者の皆さんの権利の回復そして向上に大変な御努力をされておりまして、心より敬意を表したいと思います。  また、今日は、蓮舫大臣時代から本当に努力されてきた関係者の皆さん、数多くこの委員会に出席をされておりま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 非常に大事な御指摘を最後にいただいたと思っております。  私、学生のときに本当に短い期間だったんですけれども、障害を持っている方の外出のお手伝いをしていた時期がございまして、その方が非常にユニークで個性的で、前向きに人生を生きておられました。したがって...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 衛藤委員御指摘のとおり、これまではこの障害者基本法は議員立法で出され、そして改正もなされてきたというふうに承知をしております。今回、政府として提出に至りました経緯を説明をさせていただきたいと思います。  一昨年十二月以降、政府では、障害者に係る制度の集...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 知っていたかどうかということについてなんですけれども、知的な障害を持っておられる方で投票しておられる方は私の周りにもたくさんおられたので、ちょっと整理ができていませんでした。どういう方ができていてどういう方ができていないのか、今回この法律を見て、そして御...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、桜内議員の方から指摘された一条の部分なんですけれども、これは障害者の福祉というものをここで言葉として使わないということを言っているわけではなくて、他の法律はたくさん残っていますので、その理念は残しつつ、その具体的なありようとして共生社会というのを一条...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 憲法十九条で言う思想、良心の自由というのは、いかなる思想を抱こうとも、これは内心の領域にとどまる限りは絶対の自由という、そういう形のものでございますので、そこに国家権力が介入をするということはあってはならないというふうに考えます。これは当然のことでありま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 災害時などにおきましては、生命、身体等の安全にかかわる情報の伝達が特に重要でございます。障害者の皆さんの中でも特に視聴覚障害等の方は、その障害の特性から、情報取得であるとかコミュニケーションが困難な状況になることから、その支援についてはやはり特段の配慮が...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この障害者基本法の改正というのは、障害を持っている当事者の皆さんや御家族やそういうお仕事をされている皆さん、そういった方々にかかわるお仕事をされている皆さん、関係者の皆さんの声を受け止めてこれまで議論が行われてきたというふうに承知をしております。また、立...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 田村委員御指摘のとおり、今回の改正案では、合理的配慮をしないことが差別であるという障害者権利条約の趣旨を踏まえて、この第四条二項において御指摘のような規定が設けられております。したがいまして、必要かつ合理的な配慮がなされなければならない旨のこの規定という...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 福島議員はまさに初代大臣でいらして、推進会議そのものを設置をし、そして、それの議論をまさにしっかりと見てこられて、実現に向けて努力をされた方でございますので、重い発言としてしっかり受け止めたいと思います。  私も、「可能な限り」というこの文言がエクスキ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 改正法の十条一項におきまして、今回、障害者の年齢、障害の状態に加えまして、新たに障害者の性別及び生活実態に応じて施策が策定、実施されなければならない旨規定をしておりまして、これは新たな規定ということになってまいります。  御指摘のとおり、例えば女性の障...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) もう既に様々な当事者の皆さんから話を聞かせていただく、そういう枠組みはございますので、そういった中で実際に当事者の皆さんから話を聞くことが一番実態を把握をすることにつながるというふうに考えます。
○国務大臣(細野豪志君) 委員の皆さんは、福島議員がいろいろこれまで議論をされてきた中で選ばれていて、そしてこれまでも非常に重要な役割を果たしていただいた方々だというふうに承知をしております。  障害者政策委員会というのが今回新たに設置をされることになりますが、そういった皆さん...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
07月29日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
議事録を見る
○細野国務大臣 このたび国務大臣を拝命いたしました細野豪志でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  初めに、東日本大震災により亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。  さて、原発事故の収束及び再...全文を見る
○細野国務大臣 磯谷委員御指摘のとおり、被災地では、本当に多くの皆様が家族や友人を亡くし、さらには家をなくされたという状況でございますので、心のケアの問題は大変重要であるというふうに認識をしております。  政府といたしましては、被災地以外の自治体から心のケアチーム、これは専門家...全文を見る
○細野国務大臣 私は、共生社会という内閣府の仕事をやっておりまして、その中で青年交流がございますものですから、山内委員の方から御質問がありました青年国際交流事業というものも担当いたしております。  事業の概略はもうよく御存じの上で質問されているんだと思いますけれども、船による多...全文を見る
○細野国務大臣 私も学生のころNGOのスタディーツアーみたいなものに行ったことがありまして、十数万円で一カ月ぐらいいた覚えがありますから、やりようによっては本当にコストを下げて若者にいろいろなチャンスを提供するということはできるんだろうと思います。  この事業そのものは、例えば...全文を見る
07月29日第177回国会 参議院 本会議 第29号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 山本博司議員から、東京電力福島第一原子力発電所の冷温停止及び廃炉に係る道筋に関する御質問をいただきました。  冷温停止状態は、圧力容器底部の温度がおおむね百度以下になっていること、格納容器から放射性物質の放出を管理し、追加的放出による公衆被曝線量を大幅...全文を見る
08月01日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 金子委員におかれましては、本当に地元で福島県民の皆さんと寄り添ってやってこられておるのは承知しておりまして、心より敬意を表したいと思います。  先日、伊達市の富成小学校でしたね、お父様がおつくりになった小学校ということで、一緒に除染作業も私やらせていた...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 福島市の方に私伺いまして、恐らく一番町中にある下水処理場だったと思うんですけれども、大変な汚泥がたまっていて、年内にはいっぱいになるというお話をされていたことはよく記憶をしておりまして、もう少し前かもしれませんね、大変切迫した状況が近づいているというふう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 避難をされている皆さんの現状というのは、政府、本当に厳しく認識をしておりまして、できるだけ早い段階で帰ってきていただけるようにという、そういう思いで頑張ってまいりました。また、現場の作業員の皆さんの驚異的な頑張りは、やはりそういう避難をされている皆さんの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 汚染水の問題は、本当に国会の皆さんにも、また国民の皆さんにも、さらには国際社会にも御心配をお掛けをしておりますので、二度とそういう状況が起こることがないように全力を尽くしているところでございます。  率直に申し上げると、梅雨に入る前にかなり水位が上がっ...全文を見る
08月02日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第18号
議事録を見る
○細野国務大臣 私も、もう五週連続、週末は福島に行っておりまして、福島の復旧復興というのはまさにこの除染がどこまでできるかにかかっておる、それぐらいこの問題にこれからしっかり取り組んでいかなければならないと考えております。  具体的にどの地域からどういうやり方でやるのかというこ...全文を見る
○細野国務大臣 私も、その発言がどうなのかということを確認してみたんですけれども、ちょっとその発言自身は確認をできませんでした。  ただ、若干誤解があるとすると、双葉郡の中にも、例えば今、緊急時避難準備区域ということで、ある程度人が住んでいるところがある一方で、二十キロ以内で警...全文を見る
○細野国務大臣 第一ステップが終了して第二ステップに入りますので、この間に警戒区域についてもしっかりと、まずはモニタリングを実施して、そして、モニタリングをすればおよその放射線量がわかりますから、除染にもやはり取り組むべきだというふうに考えております。  残念ながら、まだ二十キ...全文を見る
○細野国務大臣 私は、伊達市での除染活動を直接見てまいりまして、そこには民間の事業者の皆さんも参加をされていましたし、専門家の方も数多く参加をされていて、いろいろな知恵が集まっている、そういう印象を受けて帰ってまいりました。  ただ、除染については、これだけの大規模な除染に取り...全文を見る
08月02日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) SPEEDIのデータにつきましては、公開が遅れたことは非常に大きな問題であるというふうに感じておりまして、そのことは私も会見などでも何度も指摘をしてまいりましたけれども、政府としては率直にそこはおわびを申し上げなければならないというふうに思っております。...全文を見る
08月03日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
議事録を見る
○細野国務大臣 私、果物は好きなんですけれども、実は、これは本当に偶然ですけれども、一番好きな食べ物、果物が桃でございます。
○細野国務大臣 小泉委員も何度か被災地に入っておられる。小泉委員の場合は、入るとやはり非常にいろいろなうわさにもなりますので、私も話を聞いております。  きのう数えてみたら、これまで六週連続、私、週末は福島に行っているんですけれども、除染の現場は、田んぼにヒマワリを植えてそこで...全文を見る
○細野国務大臣 除染に福島の未来はかかっていると考えています。特に農業をやっている方そして若い世代の方、もちろんそれだけではありません、多くの皆さんが、きれいな福島に戻してくれ、もとの生活を取り返したい、そういう非常に切実な思いを訴えられますので、この除染にまさに福島の未来をかけ...全文を見る
○細野国務大臣 人が住んでいる地域につきましては、既に除染活動を始めております。具体的には、比較的早くスタートしたのが伊達市でございますが、ここは町が先行する形で、町内の皆さんに声をかけてスタートをしておりまして、国もJAEAを初め専門家を数多く派遣しまして、それを共同歩調でやっ...全文を見る
○細野国務大臣 ちょうど先週、私、福島市内で幼稚園と小学校の父兄の方と話をしまして、全員お母さんでしたけれども、やはり涙ながらに子供の生活を心配されている方、話を伺いまして、これは本当に何とかしなきゃいかぬと思いました。  同時にやりたいと思います。ホットスポットも含めて、人が...全文を見る
○細野国務大臣 小泉委員御指摘のとおり、それは当然国が負担をすべきものだと考えます。  町内の活動とはいっても、もともと原因がどこにあるかというと、極めて今回の事故の場合は明確ですね、事業者そして国に最大の責任があります。したがいまして、町内で除染をされたときに必要となる経費は...全文を見る
○細野国務大臣 雇用創出基金事業の中で除染活動できるのであれば、それは最大限活用していきたいというふうに考えます。  同時に、厚労省の持っている、自治体が持っているこの基金だけではなくて、除染事業本体でも委託ができるような仕組みになっておるんですね。ですから、まだなかなか事業者...全文を見る
○細野国務大臣 そういう形をとってまいりたいと思います。
○細野国務大臣 原子力安全委員会が示したこの七月十九日の考え方は、これから安定化に向けてさまざまな判断をしていく、これがまさに基準ということになってまいりますので、今、班目委員長の方から話がありましたそういったこと一つ一つを確実に実行していくということでございます。
○細野国務大臣 それをできるだけ早く出すのは政府の責任であると考えております。  班目委員長の方からもしかしたら後ほど答弁があるかもしれませんが、木曜日には原子力安全委員会が開かれて、東電の福島第一原発、この発電所の状況についての一定の分析を保安院が報告し、安全委員会にもそれを...全文を見る
○細野国務大臣 先ほど答弁をいたしました中身というのは、これにかなり沿ったものなんですね。  具体的に申し上げると、緊急時被曝状況から現存被曝状況というのは、それぞれお住まいになっているところで、原発の今の事故のリスクがあるかないかという違いなんです。ですから、炉の評価をして、...全文を見る
○細野国務大臣 ロードマップという意味でいうならば、誤解をしないでいただきたいんですが、年内にすべての方に帰っていただくとか、そういう無責任なことは言えません。言えませんが、こういうスケジュールで物事を決めていきますというロードマップについては、そんな先のことではなくて、できるだ...全文を見る
○細野国務大臣 時期はできるだけ急ぎたいと思います。  ただ、小泉委員にぜひこのことは申し上げたいんですけれども、私も福島に余り行っていないころは、できるだけ早くいろいろな区域を解除して帰ってきてもらう、そのために事故を収束させるんだというこの一念でやってまいりました。ただ、毎...全文を見る
○細野国務大臣 これまでいただいた質問も結構難しい質問がありましたが、多分この御質問が一番難しゅうございます。  今、例えば、地域で空き地に仮置きをしていただいていたり、個人の御自宅で庭の隅に置いていただいている、この状況が望ましいことではないというのはよく承知をしております。...全文を見る
○細野国務大臣 私も、そういう処理に困っていろいろなことが起こっているという話は直接耳にしておりますので、承知をしております。福島県内では、そういったことはもう皆さんいろいろと見聞きされているという状況も聞いておりますので、今の状況が好ましい状況ではないということはよく承知してお...全文を見る
○細野国務大臣 はい。皆さんに御配慮いただいて、若いスタッフがそろっております。  大臣の秘書官というと、どちらかというとシニアの方がつくケースが多いようですけれども、私の秘書官は、今、それぞれの役所からついていただいている方が六人いるんですが、一番上が四十代の半ばから後半です...全文を見る
○細野国務大臣 福島委員とは同世代でございますし、特に、御地元で農業が盛んで農水の問題を一生懸命ずっとやっておられるので、お気持ちはよくわかります。  また、暫定規制値を上回った、こういう問題が出てきているということに関しては、消費者担当の大臣として、消費者の皆さん、そして農家...全文を見る
08月03日第177回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 自殺の発生件数ですけれども、六月が二千九百八十五件と前年比で二百五人の増加という、そういう数字になっております。自殺には様々な要因があるというふうには考えられますけれども、やはり東日本大震災の影響というのは非常に気になるところでございまして、実態把握に今...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、原子力安全委員会なんですけれども、安全委員会は例えば安全関係の指針の策定なども行っておりまして、今回の事故の前の対応、さらには事故後の対応も含めて、これはしっかりと検証されるべきところは検証されるべきだと私は考えております。  ただ、委員なんです...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大臣に就任したときから、八月の上旬には青写真を示したいということを言ってまいりまして、この一か月、かなりの検討を重ねてまいりました。今朝の新聞に一部出ております環境省の下の外局というのも一つのアイデアだというふうに思っておりますが、まだ最終的に姿を完全に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、同意人事の関係からお答えをいたします。  確かに、原子力安全委員会、さらには原子力委員会とも同意人事になっておりまして、国会の関与がございます。そうした議会の関与は非常に重要だと思いますし、先ほど岩井議員の方からは委員がそれぞれ違うことを言うこと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 人材のしっかりした確保、さらには養成というのは、恐らくこれからの最も大きな課題になってくると考えております。原子力安全・保安院にももちろんしっかりとした専門家はおるわけですけれども、諸外国のそういう検査機関と比較をしたときに、本当の意味での専門家がどれぐ...全文を見る
08月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第28号
議事録を見る
○細野国務大臣 馳委員御指摘のとおり、発電所の外に放出をされました放射性物質の処理については、我が国の場合、法体系が十分整備をされておりません。  まず、昭和三十年に原子力基本法が制定をされ、そして三十年代には原子力規制法令というものが整備をされてきたわけでございますけれども、...全文を見る
08月09日第177回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第10号
議事録を見る
○細野国務大臣 大臣になりましてから毎週福島に行っておりまして、避難所なども回らせていただいたんですけれども、その中で、いろいろな方から声をかけられたり、こちらから声をかけたりする中で、一番せっぱ詰まっているというふうに申し上げますか、鬼気迫る、そういう表情で話をしてこられるのは...全文を見る
○細野国務大臣 モニタリングにつきましては、事故発災直後は、やはり、機器が調わなかったということも含めて、省庁の足並みがなかなかそろわないところがございまして、これはちょっとまずいなという思いがありまして、私が補佐官として原発事故を担当していたときに、文部科学省を中心に会議をやろ...全文を見る
○細野国務大臣 非常に重要な御指摘だというふうに思います。  まず、空間の放射線量の測定につきましては、基本的には一メートルの高さではかるということでかなり徹底をできておりまして、事業者に、例えば一部、政府がはかっている中で東京電力に手伝ってもらっているようなところもあるんです...全文を見る
○細野国務大臣 除染の計画につきましては若干報道が先走ってしまったところがありまして、この基本方針そのものの取りまとめにつきましては八月中にやりたいと思っております。  もちろん、八月中に方針を決めて、それから除染をするということでは、これは話になりませんので、既に自治体などが...全文を見る
○細野国務大臣 確かに、政府内で検討している除染の方法につきましても、今、玉置委員が御指摘をされたような主に三つの方法ということになってまいります。  私も福島に行って除染の現場も見てきたんですが、ヒマワリを植えておられたり、はいでおられたり、いろいろそれぞれやっておられるんで...全文を見る
○細野国務大臣 新たな原子力規制を行う組織の創設に当たりましては、主に三つの考え方をしっかり踏まえておく必要があろうと思っています。  一つは、原子力の利用と規制をしっかり分けるということ。二つ目に、原子力の規制に関する業務も省庁にかなりばらけておりますから、それを一元化して力...全文を見る
○細野国務大臣 この点は、私が一番心配しているところでございます。  率直に申し上げまして、現状においても日本の原子力の人材の層というのは決して厚くはありません。米国やフランスなどに行って原子力の規制機関の皆さんと話していますと、やはりこの道一筋で、本当に専門家としてさまざまな...全文を見る
○細野国務大臣 熊田委員には、三月の時点から本当に、特にこの分野で全面的に御支援をいただいて、というよりは、中心的な役割を果たしていただいたと言っても言い過ぎではないと思います。心より感謝を申し上げます。  熊田さんのおかげで導入されたロボットもたくさんありましたし、その中で課...全文を見る
○細野国務大臣 吉野委員、御地元中の御地元でございまして、本当に大変な御迷惑、御心配、さらには、あらゆる面において皆さんにこうした形で御迷惑をおかけしていることに関して、改めておわびを申し上げたいと思います。  私も、福島民友と福島民報という新聞は毎日読むようにしておりまして、...全文を見る
○細野国務大臣 放置はしておりません。  まず、使用済み燃料の中でも、本数が非常に多く、しかも管理をしっかりしていかなければならないのは使用済み燃料プールの部分でございまして、このステップワンの中でも四号機のプールの補強はいたしましたし、また、燃料プールの冷却については、当初の...全文を見る
○細野国務大臣 プロジェクトチームの方の皆さんの御認識というのは、もう少し長い目で見て、この状態を置いておくべきではないという御趣旨というふうに受け取っておるんです。私どもとしては、現状においてやれることはすべてやっております、安定化させるという意味で。  一方で、あの高い場所...全文を見る
○細野国務大臣 今回シアンと言っておりますのは、私の案ではなくて試しの方の試案でございます。  今回、これを出すに当たりましては、関係閣僚が複数回集まりまして、協議を積み上げてまいりました。また、関係省庁からもさまざまなヒアリングをして、およそ調整ができたことだけを出させていた...全文を見る
○細野国務大臣 吉野先生御指摘のとおり、保安院の最大の問題は、利用とエネルギーの安定供給というこの大きな目標を持つ経済産業省・エネルギー庁、エネ庁と言うなれば一心同体でやっているというところにあったわけですね。ですから、まずそこは完全に分けるというのは、原子力の規制の新しい省庁を...全文を見る
○細野国務大臣 汚染マップでございますけれども、特に吉野委員の御関心は三十キロ以内のあたりだと思うんですけれども、七月の二十日に公表された最新のマップでは、三十キロ圏内につきまして、六百六十六地点の測定結果を用いて、それをプロットした形になっております。  また、これまでメッシ...全文を見る
○細野国務大臣 まず、若干近藤委員長の御答弁につけ加える形で申し上げますと、確かに、原災本部上、原子力委員会というのは位置づけがございませんので、なかなか表でいろいろな議論に直接的に加わりにくい、そういう組織的な問題がございました。  ただ、原子力安全委員会はもちろん班目委員長...全文を見る
○細野国務大臣 確かに、共用プールについては報道は少なかったんですけれども、何しろ六千本を超える燃料がありますので、現場そして政府としては、非常にその動きは気になっておりまして、注視をしてまいりました。  幸運だったのは、この共用プールなんですけれども、小名浜港という、海のポイ...全文を見る
○細野国務大臣 共用プールなんですけれども、建屋内に非常用のディーゼル発電機用の発電機というのが存在をしておるんですが、その電源盤が水をかぶって結局機能しなかったということがございました。  私は、実は、早い段階でプールのことをすごく気になっておりまして、プールをちゃんと見に行...全文を見る
○細野国務大臣 航空モニタリングは今鋭意行っておりまして、できるだけ早く実施をしてまいりたいと思います。東日本全体にそれを広げる必要があると考えております。  河井委員に率直に申し上げたいんですけれども、我が国には、航空モニタリングをしっかりやるだけの機器の備えがございませんで...全文を見る
○細野国務大臣 文科省の方のシステムがどうなっているかは私も再度確認をしてみたいとは思います。  ただ、率直に申し上げたいのは、モニタリングの経緯の中で、やはりエネルギー省の仕組みの方が使い勝手がよかったわけです。実際に分析もAMSの仕組みを確かに使っているんですが、それをマッ...全文を見る
○細野国務大臣 長崎大学の山下先生につきましては、福島県が早い段階から招致をいたしまして、いろいろなアドバイスを受けられているという話は聞いております。私自身は、その山下先生と直接話した経験はありませんので、いろいろな報道がなされていることはもちろん承知をしておりますけれども、そ...全文を見る
○細野国務大臣 私も福島に行って、避難をされている方であるとか放射能の恐怖におびえておられる方々と毎週のように話をしておりまして、倦怠感というような部分も含めて、やはり精神的なものというのもかなり大事だろうというふうに考えております。  厚労省の方でいろいろと調整をしてくださっ...全文を見る
○細野国務大臣 確かに御指摘のとおり、事故調査委員会の方でも、組織のあり方についてはさまざまな議論が恐らくこれから行われるだろうというふうに考えております。ただ一方で、事故調査委員会はまず事実の確定からいろいろしていかなければなりませんので、その調査が終わった段階で、そうした専門...全文を見る
○細野国務大臣 試案の中で二つ目に掲げさせていただいたのが、原子力規制についての専門家をできるだけ一元化していく、こういう考え方でございました。  私も一番懸念をしておりますのは、結局、新しい組織をつくっても、そこが各省の寄せ集めで、常に本国を見ながら原子力について考えるという...全文を見る
○細野国務大臣 斉藤委員は、まさに原子力の専門家でもおられますし、そういった分野が今どうなっているのかよく御存じの上で質問されていると承知をしておりますので、若干釈迦に説法みたいなところがあるかもしれませんが、かつては、原子力というのは人材が集まった時期があって、例えば大学の中で...全文を見る
○細野国務大臣 そこは、この組織をつくる際に一番大事なところであろうと思っております。  三月十一日以降、私が一番問題意識として持ちましたのは、残念ながら、原子力の安全部門がさまざまな非常事態に対して備えができていなかったということです。その問題意識が非常に強くございまして、少...全文を見る
○細野国務大臣 従来の法の枠組みでいうと、電気事業法と炉規制法というのは、これから、さまざまなシビアアクシデントなんかをどう位置づけていくか、さらにはストレステストをどう位置づけていくかということで、改正は不可避だと考えております。  今、斉藤委員が御指摘をされたのは、その外の...全文を見る
○細野国務大臣 民主党のマニフェストにというお話が斉藤委員からありましたけれども、正確には民主党の政策集インデックスの中に書かれておりまして、マニフェストは、これは国民との約束でございますが、それを補足するというか二次的な政策集という位置づけになっておるんです。ただ、いずれにして...全文を見る
○細野国務大臣 ある意味、政府からの独立性という面と危機管理というのは、本当に突き詰めていけば、二律背反という部分があるかもしれません。  ですから、政治的な独立性が言わんとしているところというのは、万々が一にも政治的に、例えば大臣が、それこそ権力を濫用してあらぬ方向に持ってい...全文を見る
○細野国務大臣 私の中で、内閣府案がいいのか、環境省案がいいのかということについて明確に方針を持っているわけではありませんし、また、枝野官房長官を含めて内閣として一本に絞れているという状況ではありません。むしろ、この両案のいいところ、悪いところをしっかり勘案した上で、最終的な判断...全文を見る
○細野国務大臣 そうした資格があることは私も存じ上げておりますけれども、具体的に、その資格の中身について、どういったもので、どれぐらいの方がそういった資格を持っているのかということについて私自身が十分知識がないものですから、改めてそこは確認をしてみたいと思います。  斉藤委員お...全文を見る
○細野国務大臣 基本的な方向性としては、斉藤委員がおっしゃるとおりだというふうに思っております。とにかく、これだけの事故が起きたわけですから、オール・ジャパンで安全を確保することは極めて重要だというふうに考えます。  今回の試案で提示をさせていただいたのは、原子力の専門部門でい...全文を見る
○細野国務大臣 地方との連携を強化するという視点、さらには、環境モニタリングをもう少し法律にしっかり位置づけるべきであるという御指摘、いずれも大変ごもっともだと考えております。  その中で、いわゆる炉規制法というのは、これまでは事業者を規制してきた、そういう法律でございまして、...全文を見る
○細野国務大臣 国際的なさまざまな要請ももちろんあったというふうに承知をしておりますし、何よりも国民に対して、こういう利用推進と規制を混然一体としてやっていたことを反省して、そこは出直しが必要であると考えております。  したがいまして、新しい安全機関のあり方については、これは第...全文を見る
○細野国務大臣 その二〇〇二年のころから何度か、民主党では、原子力安全規制委員会、アメリカのNRCをよくモデルに使っておりまして、日本版NRCというふうに略称で言っていたこともありました。そのことについては、提案をさせていただいておりまして、私もその経緯はよくよく存じておりますか...全文を見る
○細野国務大臣 吉井委員が御指摘をされました、しっかりと人を育てるという面と、間違っても、利用側もしくは事業者となれ合いになっているのではないかという懸念が持たれないような人事のあり方というのは、非常に重要であると考えております。  なかなか悩ましいのは、そうはいっても、原子力...全文を見る
○細野国務大臣 この数字を拝見して、改めて、こうした数字の動きというのは決して健全な動きではないというふうに思います。  私も、かつて電源特会の広報予算を国会でかなり取り上げたことがございまして、もともと、問題を内包していることはよくわかっておりました。  その一つの大きな原...全文を見る
○細野国務大臣 予算の金額、さらには中身、すべての面で全く白紙から、原子力については広報のあり方、国民への伝え方、それを考え直していかなければならないと考えます。
○細野国務大臣 児玉先生の御発言は、いろいろなところで最近お話をされていますので、私も承知をしておりまして、そうした御意見を踏まえて、しっかり対応しなければならないと思っております。  政府が現段階で把握をしております東京電力の福島第一原子力発電所から放出をされた放射性物質の総...全文を見る
○細野国務大臣 いろいろな意味で問題を抱えていたというふうに思います。  航空モニタリングなんですけれども、これをやり切るためには、ハード面でのさまざまな準備も必要ですが、一方でソフト面での仕組みというのも極めて重要でして、トータルな意味での力が必要となってまいります。その意味...全文を見る
○細野国務大臣 しっかりやります。新しい組織は組織で誕生させて、そこでもやりますけれども、それまでにさまざまな、それこそ備えやモニタリングの体制が整わないでは話になりませんから、並行してやってまいりたいと思います。
○細野国務大臣 情報公開をする場合に、常にそこは我々のジレンマとしてあったんですが、対策を打つ前に、やはり明らかになった情報は公開すべきだろうということでこの間やってまいりました。ですから、確かに、栃木県のデータが出ているのに、日光や那須について対応できていないじゃないかという御...全文を見る
○細野国務大臣 除染をするときに最優先は子供だというふうに考えておりまして、福島県内では、学校や通学路、さらには公園などにしっかりと絞り込んでスタートをしております。  同様に、福島県外を考える場合も、子供というのは重要な最優先課題であるというふうに考えておりますので、そういっ...全文を見る
○細野国務大臣 先ほどの院長の答弁について、一言だけつけ加えますと、私も、アクシデントマネジメント対応は日本の場合はどうなっているのかとすべて調べて、文書も読んだんですけれども、自主保安という考え方が非常に定着しているんですね。つまり、基本的な考え方は政府が示すんだけれども、実際...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
議事録を見る
○細野国務大臣 メルトダウンをという御質問でございますけれども、この言葉は必ずしも国際的に明確な定義をされている言葉ではありませんので、溶融ということでお答えをしたいと考えております。  五月十六日に、東京電力から、運転データやプラントの挙動を示すデータ類が提出をされております...全文を見る
○細野国務大臣 先ほど村上委員の方が御指摘をされた、低レベルの汚染水とはいえ、決して法定限度を下回っていないそういう汚染水を出さざるを得なかったことに関しては、関係者として本当に申しわけなく思っております。  ただ、その一方で、当時、高レベルの水をどうとめるのかということを、関...全文を見る
○細野国務大臣 現在、循環注水システムで入れている水は、もちろん汚染をされたものからとっているわけですけれども、放射性物質を取り除き、そして塩も取り除き、油も取り除いておりますので、真水とは言いませんけれども相当程度浄化した水を入れることができていると考えております。  それで...全文を見る
○細野国務大臣 これは東京電力とそれぞれの会社との契約でございますので、すべての情報を政府が持っているわけではありませんが、済みません、事前に御通告いただかなかったのですぐ手元にないんですが、しっかりと契約をして、それこそこれは国民のいろいろなことにも影響を及ぼしますので、金額も...全文を見る
○細野国務大臣 まず、犯罪被害者等のための施策の推進につきましては、犯罪被害者支援団体への財政支援を含め、被害者の方々の視点に立った施策を推進し、犯罪被害者及びその御家族の権利利益の保護が図られる社会の実現に努めてまいる所存です。  次に、東京電力福島原子力発電所事故について、...全文を見る
08月10日第177回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 消費者担当大臣として、一言御挨拶申し上げます。  初めに、東日本大震災により亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。  また、この度の新潟・福島豪雨により亡くなられた方々とその御遺...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、前川委員におかれましては、選挙の際、私のような者が行ったことまでいまだに覚えておいていただいて、こうしてわざわざお言葉を掛けていただきまして大変恐縮しております。御丁寧にありがとうございます。  今御質問がありました貸金業法でございますけれども、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私、消費者庁を担当させていただいてから、特に原発の問題がありましたので、放射性物質を含んだ食料品の問題について、やはり特に消費者庁が大きな役割を果たさなければならないという思いがございまして、様々な、何ができるのかということについて検討してまいりまして、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ディナールの件は私も何かの報道で見ましてちょっと気になっておりましたので、また改めてその件は確認をしてみたいと思います。  今、江崎委員の方から御質問がありました相談員の件でございますが、私、毎週福島に行っておりまして、先日、福島県の相談員の皆さん、消...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確かに、私、ずっとこの消費者問題を一生懸命やっていたかと言われれば、違う分野での自分なりの専門性をという部分もあってなかなか直接かかわった経験が少のうございまして、一か月半ほどになりますでしょうか、この間は、消費者行政というのはこれは犠牲にできませんので...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国民生活センターと消費者庁との一元化をめぐりましては、私のところにも様々な意見を直接間接に言ってこられている方が非常にたくさんおられまして、問題点は、どういったことが問題点として指摘をされているのか、その経緯も含めて私もよくよくそのことについては承知をし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 牛肉でこれだけ皆さんに御心配をお掛けをいたしましたので、ここしばらく私が一番気になっているのは米でございます。農水省の方で二段階のチェック体制をしくということをあらかじめ出しておりますので、同じとにかく失敗を繰り返さないように全力でやっていく必要があると...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこはおっしゃるとおりだと思いますね。私も消費者庁の職員とは日常的に接してはおるんですけれども、やはり説明を受けると、私の方から指示を出すということになると極めて幹部に限定をされますので、消費者庁の本当に若い職員がどういったことを考えていて、今回の震災に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) このコンニャクゼリーの件なんですけれども、私もそういう情報があるということを受けましてから事実はどうなのかということを何度も確認をしておるところでございますけれども、公表したのが昨日でございましたけれども、昨夜までに、消費者庁も人を出しておりましていろい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 難波委員御指摘のとおり、JAS法はこれは農水省、そして食品衛生法は厚生労働省とそれぞればらばらになされてきた表示ですので、こういうものの一元化をするという、こういう消費者サイドに立った政策こそやはり消費者庁が担っていく、そういう問題ではないかというふうに...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 福島委員はまさにこの問題を一番初めから手掛けられている方でございますのですごく思い入れを持っていらっしゃるというふうに思うんですが、私もこの問題にかかわるようになって一番気になるのがそこの部分なんです。というのは、消費者庁というのは本当は消費者サイドに立...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今日の御議論もしっかり伺った上で、消費者委員会の意見も当然しっかりとこれまでも私自身把握をしておりますけれども、判断をしていきたいと思っております。
○国務大臣(細野豪志君) 折り畳み自転車の件は、福島大臣のときに非常に御苦労された件だというふうに承知をしておりまして、本来はあってはならないことだったと私も思っております。  したがって、消費者の皆さんに問題があった場合にまず真っ先にお伝えをして警鐘を発するというのは、生産者...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 訴えられるのが国というよりは、やっぱり事業者の側が一番そういった意味では利害が相反するわけですよね。ですから、消費者庁の場合には、別に事業者の側におもんぱかって何かを判断する必要はないわけですから、消費者の方に向き合うことは私はできると思うんです。  ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今御指摘の部分は二次的な話だと思っておるんですね。私は消費者庁自身ももっと変わらなければならないと思いますよ。もっと消費者サイドに立って何ができるのかというのを考える体質になるべきだし、何よりもそれを実現をする方法として、やはり消費者庁がプロパーの職員を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは昨年の十二月の閣議決定でも配慮するとされておりまして、職員の皆さんの雇用の問題は大変重要であると考えております。その中で、もちろん非常勤職員の方を消費者庁の非常勤職員として採用するということ自体もこの閣議決定の中に入っているというふうに考えておりま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確かに、地方で頑張っておられる相談員の皆さんは、国民生活センターでの研修を受けて、そして様々なスキルを身に付け、自信を付けてまた頑張っておられると。私もその話を直接聞いておりますので、研修の重要性については非常に理解をしているつもりでございます。  東...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) もちろん、消費者庁をめぐりまして国民的な関心事という意味ではいっぱいあるわけですよね。放射性物質の問題もあるし、今いろいろと出ているコンニャクゼリーの問題とか、もう日々いろいろな問題が生じ得るわけですから、そちらの問題がやはり国民的な関心事だということを...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 済みません、すぐに数を言えないんですけれども、申し訳ないんですけれども、五人か六人か、六人というのが後ろから聞こえていますが、かなり数が多くて、結局次から次へと替わることによって、継続性の問題であるとか本当に力がある役所に育てるとか、そういった面が十分に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 消費者庁は、消費者行政のエンジン役であり、また全体の司令塔役も担っていかなければならないですから、非常に重要な役割を担っていると考えております。しからば、その大きな役割を担うだけの力をこの二年間で本当に付けることができたかと、そういうことを考えますと、そ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 常勤化については、今、石井委員が御説明をされたそのとおりの検討で進んでおりまして、元々常勤化の御議論があったことは私も承知をしているんですけれども、やはりより優先順位の高い課題を消費者委員会自身も抱えているのではないかというふうに思っております。それは、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 消費者庁自身がこれから国センの一元化の問題をどのように考えていくのかという課題を抱えています。消費者委員会と消費者庁の関係も、この間いろんなやり取りがあって、ひとつどういう、お互いにそれこそチェックをするということはあっていいと思うんですけれども、建設的...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 一番難しいところだと思うんですね。  恐らく、福嶋長官も石井委員も、消費者問題にかかわられている皆さん全員変わらないのは、地方も含めて消費者行政を活性化し、そして消費者問題ができるだけ消費者サイドに立って解決をされると、そういう思いは多分同じだろうとい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国としてできる限りいろんな形での後押しをしていきたいとは思います。ですから、様々これまで御議論があったことは私もこの間で十分把握をしておりますから、それをしっかりと踏まえた上で対応してまいりたいと思います。  ただ一方で、地方からしっかり力を付けていく...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 基金は一年間これは延長して二十四年度までということになっておりますし、また使い方をできるだけ柔軟にしていくというのは、石井委員の考え方に私は全く賛成でございます。そういった方向で、どういった形まで広げられるのかということについてはしっかりと調整をしたいと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これはもう率直に私の思いということで申し上げた方がいいと思いますので正直に申し上げると、やはり一括交付金を補助金のひも付きのものと同じように扱うことには私は反対です。やはりそこは、きっちり基準財政需要というのを測った上で消費者行政にも充てられるように出す...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 例えばあの光交付金のように、これは一括交付金に至る道筋の中で過渡的なやはり交付金という性格があるわけですね。ですから、そういう中においては、それは光交付金にいろいろ項目があるわけですけれども、消費者にどれぐらい当たっているのかということについては、やはり...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 消費者政策会議は、これは基本計画を作るなど、長年にわたって消費者行政において非常に大きな役割を果たしてきたというふうに思っております。ただ、消費者庁ができまして、消費者委員会もできまして、その在り方そのものはやはり当然変わってきてしかるべきものではあると...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国民生活センターは、創設後四十年を経過をしておりまして、その間、日本の消費者行政において、また消費者の皆さんからの様々な要望を受けたり情報提供をしたりと、そういう観点から非常に大きな役割を果たしてきたというふうに考えております。  特に、国民生活センタ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 行政刷新会議の中で様々な議論がされたことは紛れもない事実でございますし、私もそのときの経緯はよく存じ上げております。そこが一つのこの問題の議論の発端になったことは認めます。  ただ、本来は、国民生活センターの在り方というのは、石井委員おっしゃるとおり、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まずはタスクフォースの結論を待ちたいというふうに思っておりまして、その上で責任を持って判断をしてまいります。
○国務大臣(細野豪志君) 私が結論を受けてから判断すると申し上げたのは、まだ最終的な判断には至っていないということでございます。そのことを意味しております。
○国務大臣(細野豪志君) 消費者教育というのは非常に重要だというふうに思っておりまして、様々なところでそれこそいろんな被害が生じるという、こういう状況も一つはやはり教育の問題というのが根底にあるというふうに考えておりますので、御指摘については本当にごもっともだというふうに思ってお...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 消費者教育推進会議を開催をして、人材の育成の在り方などについては精力的に議論を進めております。法制化に関しては、まだ具体的な検討という段階には至っておりませんので、国会でのそういった前向きな御議論も踏まえて、立法措置について様々な政策の進捗状況であるとか...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 政府としての判断でいうならば、今御紹介をいただいた閣議決定の線が政府としての今の線での判断でございます。  私が必要だと思うというふうに申し上げたのは、いろんな段階があって、最終的にはそういう方向に行くべきではないかという、そういう趣旨で申し上げました...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) タスクフォースは、確かに消費者庁と国センの間での議論の枠組みなんですけれども、そこの中では様々な消費者団体から話を聞いておりまして、随分そこは積み重ねているんですね。ですから、当事者だけで物を強引に決めようとか、そういう話ではありません。  まだそのタ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ある一定の期間の中で検討するということになったときに、その中で少なくともつかさにいる人間が一定の方向を出すことは、これは必要だと思うんです。ですから、それを例えばそのまま先延ばしをして新たな検討の場所を設けるとかという判断を、それをするというのは、私はこ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ですから、タスクフォースの結論を受けて私として判断するということであります。その間、いろんな方から話を聞く期間がありますので、その中で検討してまいります。
○国務大臣(細野豪志君) 済みません、どの部分ですか。タスクフォース自身はこの夏に結論を出すことになっていますので、この夏というのは、常識的に言うと夏は八月まで、九月から秋ですから、そこでタスクフォースとしては結論を出すということになろうかと思います。
○国務大臣(細野豪志君) よく覚えております。  私、福島に行きましても、宮城に行きましても、農家の皆さんとは必ず会うようにしております。  ただ、是非御理解いただきたいのは、農家の皆さんは被害者でおられるので、そこにマスコミを連れていって写すことは必ずしも良くないケースもあ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 非常に大事な御指摘だと思います。消費者庁と厚労省と農水省というのはかなり緊密に今打合せをして一つ一つのことを決めておりまして、その意味ではかなり連携はできてきているというふうに考えておるんですが、まず消費者にとって一番大事なことは、規制値を決めたわけです...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは、明示をされておりますのが弁護士、司法書士、建築士という形になっておるんですが、こうした方々だけでは十分でない部分がございまして、自治体の方から様々な要請がある場合には、税理士、土地家屋調査士、社労士、さらには行政書士といった専門家も派遣をいたして...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは派遣事業の実施要領の中で弁護士、司法書士、建築士という形で書いてあるんですが、自治体とのやり取りの中で具体的に例示をして、幅広い方々の派遣が可能なんだということはお知らせをできるように取り計らってまいりたいと思います。
○国務大臣(細野豪志君) 双葉町は立地市町村でございまして、東京電力の福島第一原発の、今離れたところにおられますので、双葉町の方に対しても派遣ができるという案内を既に出しております。  ただ、残念ながら、被災地の外ということの派遣はまだないようでございますので、もう一度そういっ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 具体的な御提案ですので、一度引き取らせていただきたいと思います。  なかなか悩ましいんですよね。私も、もう毎週行っていますので、いろんなこと、あれをやりたい、これをやりたいとあるんですけれども、やはり市町村の皆さんの意向というのは尊重しないと、場合によ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今日は、福嶋長官、かなりここでは悪者になった感がありますが、福嶋長官のかなりイニシアチブでこれは実現できているんですね。  なかなかこの問題が悩ましかったのは、私ももっと早くやれなかったのかというふうには思います、思うんですけれども、食品衛生法というの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 八月の二十八日に横浜市で、二十九日にさいたま市で開催を予定をしております、今おっしゃったようなリスクコミュニケーションの場ですね。そこを単なる一方通行の講演であるとかパネルディスカッションで終わらせるのではなくて、やはりいろんな御質問であるとか御意見であ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回、食品の安全基準に関しましては、我々が反省必要だと思いますのは、これ事前に全て決まっていたわけではなくて、この事故を受けて決めなければならないということで、かなりもう本当に突貫作業で作ったという面があるんですね。ですから、そこは事前の備えが十分でなか...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確かに、原子炉の状況というのは、もう少し最悪をしっかり想定をして、そういうケースがあり得るよということの情報発信をやるべきだったと私、反省しています。溶融とか損傷自体は認めていたんですが、どの程度の溶融か分からないと言っていたものだから、最悪はもう完全に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この機構法は今日から施行されておりまして、実は私が担当大臣ということになりました。もちろん経済産業大臣、文部科学大臣それぞれ担当することになるわけですけれども、私が全体を見ていくという内閣府の担当大臣ということになりましたので、非常に重い役割をまた一つい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 平時であればちょっと確かに微妙な面があると思うんですけれども、本当に残念ながら事故は起こってしまったので、事故が、これが早期に収束をして被害者の皆さんにこれ以上御迷惑を掛けないようにするというのが私の事故の収束担当大臣なんですね。被害者の皆さんの例えばそ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私は消費者サイド、国民サイドに立って全てのことをやっていきたいと思っています。事故の収束も東京電力のために事故を収束する気は全くありません。まさに国民に対して国際的に責任を果たすために収束をしたいというふうに思っておりまして、今回機構法も担当することにな...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほども答弁で申し上げましたけれども、本当は消費者庁というのは消費者に寄り添っていろんなことを考えていく役所ですから、これまでのいわゆる業界縦割りの考え方とは全く違う、そういう立場にあるわけですね。その消費者庁が様々な消費者団体の皆さんと対立をしていると...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 消費者委員会の方からいろいろ出されているものに関しては、全て私、拝見をしております。  また、最終的に判断をするときには、当然、消費者委員会、委員長を含めた皆さんから話を聞いた上で判断をしなければならないと思っております。そのことはよく承知しております...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 消費者委員会というのは、この国会での議論も含めて非常に重要な委員会だというふうに思っておりますので、タスクフォースの意見だけではなくて、消費者委員会の御意見もしっかり伺った上で判断をしたいと思っております。
○国務大臣(細野豪志君) しっかり皆さんの御意見を伺った上で判断をしたいと思います。まあ、こういう政局になっていますので、それこそ次へそのまま先送るという方法も確かに考えられるのかもしれないんですけれども。  私も一か月半ほど前に大臣になって、過去の経緯は大体存じ上げていました...全文を見る
08月11日第177回国会 参議院 予算委員会 第24号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 済みません。ちょっと私、目が余り良くなくて見えないんですね。よろしいですか。
○国務大臣(細野豪志君) 済みません。  このシミュレーションというものについては、私は存じ上げません。もちろん、この検討したかなり前から浜岡についてはいろんな議論がありましたので、浜岡に対していろんなどういう影響があるのかということについての議論は随分しておりましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 現段階では関係閣僚で調整した上で私が担当大臣として試案を出しておりますので、私の方からお答えをいたします。  当然、新しく設置をいたす予定の原子力安全庁、これ仮称でございますが、そこでは高速増殖炉、さらには六ケ所にございます再処理工場ですね、再処理も含...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) SPEEDIにつきましては、事故当初、しっかりとシミュレーション結果を出すべきところを出していなかった時期があったということについては大変反省が必要だと考えております。  ただ、三月の二十三日に、SPEEDIのデータについてはおおよそこういう状況だとい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、川田委員が御指摘をされたように、特にお子さんを持っているお母さん方の嘆き、そして悩みは極めて深いものがございまして、私も本当に多くの方と話をしましたけれども、申し訳ないという、そういう気持ちでいっぱいでございます。これは福島県に限りません。全国で同...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 川田委員御指摘のとおり、十シーベルト、さらには五シーベルトというこの数字自体はもう極めて高い数字でございますので、そのこと自体は厳しく受け止めております。  ただ、残念ながら、今回の事故を通じましては、原子炉の中からそれこそ燃料、水が漏れていますので、...全文を見る
08月24日第177回国会 参議院 本会議 第35号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原発の再処理、最終処分費用の扱いについての御質問をいただきました。  水野議員御指摘のとおり、原子力発電の再処理、最終処分費用は、総括原価方式の下で電気料金に含まれております。その結果、一般電気事業者九社の使用済燃料再処理費用及び高レベル放射性廃棄物処...全文を見る
09月16日第178回国会 参議院 本会議 第3号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力安全に関する人材育成について御質問をいただきました。  原子力安全規制の根幹は、谷岡議員御指摘のように、まさにそれを支える優れた人材の養成確保にあると考えております。原子力をめぐる厳しい情勢を考えますと、人材の供給源は今後ますます限定をされ、その...全文を見る
09月26日第178回国会 衆議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○細野国務大臣 まず、東京電力福島第一原発の収束でございますけれども、四月の十七日に作成をいたしましたロードマップに基づきまして、政府、東電一体となって収束に当たってまいりました。  第二ステップというのは、放射性物質の放出が管理をされ、放射線量が大幅に抑えられている、そういう...全文を見る
○細野国務大臣 ペットの問題につきましては、城島議員を初め皆さんに本当にいろいろ御心配をおかけしている問題だというふうに承知しております。  土曜日に、そういうペットの問題についていろいろやってこられた団体の皆さんのイベントにも私参加をしてまいりまして、家族同様に考えておられる...全文を見る
○細野国務大臣 除染の重要性につきましては、福島の皆さんが一番よくわかっておられるわけですし、我々も、そのことは本当に厳しい認識を持ってやっていかなければならないと思っておりますので、しっかりやります。  二千二百億円なんですが、吉野委員御指摘のとおり、そのうちの約千八百億円は...全文を見る
○細野国務大臣 私も、被災地の、特に双葉郡の若い方とは随分話をしてまいりましたので、吉野委員おっしゃるような、新天地でスタートしたいということをおっしゃる方が非常にまたたくさんいらっしゃるということもよく承知をしております。一方で、特に年配の方々で、多少のリスクがあっても一刻も早...全文を見る
09月27日第178回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○細野国務大臣 齋藤委員は常に直球勝負でやっておられて、私も、それに対してはしっかりお答えをしたいと思います。  まず、この法律なんですけれども、これほどの放射性物質の外部への拡散というのを我が国は想定しておりませんでしたので、確かにそこに法の空白がございました。  さらには...全文を見る
○細野国務大臣 石井委員から御指摘いただきましたとおり、緊急時避難準備区域に関しましては、今週、できるだけ解除に向けた手続をとりたいというふうに思っております。  その緊急時避難準備区域の解除の条件といたしまして、市町村からの復旧計画の提出を要請いたしました。五市町村ございます...全文を見る
○細野国務大臣 飯舘村の菅野村長さんは二年以内に村にみんなで戻ってこようということを呼びかけられておりまして、非常に重い話をいただいていると思っております。  除染について一定のめどをつける必要があるということについても承知をしておるんですけれども、現実問題として、今御指摘をい...全文を見る
○細野国務大臣 準備はできるだけ早く、というのは、もう今から始めたいと思っておりまして、警戒区域をさまざまこれから検討する際のいろいろな条件については、既に各市町村といろいろな話をしております。そういった話をすることが、各市町村が、警戒区域の市町村ということですけれども、復興に向...全文を見る
○細野国務大臣 お示しをいただいた資料なんですけれども、緑色のところが薄いということなんですけれども、ちょっとその濃いところと薄いところが若干わかりにくくなっておりまして、薄いところも含めてこの事故由来で汚染をされたということでいうならば、確かに非常に広範囲に広がっているというこ...全文を見る
○細野国務大臣 改めてデータを確認してみたいというふうに思っておるんですが、確かに福島県外でも除染についてさまざまな要請が出てきているのは事実でございます。したがって、幅広くしっかり情報を提供して、必要に応じて政府が取り組んでいくということは重要なことであると思っております。 ...全文を見る
○細野国務大臣 検討状況について私の方から先に説明をさせていただきます。  志位委員御指摘のとおり、仮置き場を設置しない限り大規模な除染が進まないということになっておりまして、各市町村、非常に、もう本当に苦しい思いをしていただいて恐縮なんですけれども、努力をしていただいて、少し...全文を見る
○細野国務大臣 基本的には、志位委員が御指摘のスタンスでやっていくのが政府の方針でございます。  今伺っておりまして、二本松市長さんですか、私も何度かお会いをしたんですが、自治体が本当にやろうとしておられることと、政府が今さまざまな財政的な支援をしているところがマッチしていない...全文を見る
○細野国務大臣 福島県以外のところにも、要請があればしっかりと情報を伝えるということでやっておりますが、伝わっていないところがあれば、そこは再確認をしたいと思います。  近隣の、例えば宮城県の南部の方であるとか茨城県であるとか、そういったところは地図でもはっきり出ていますので、...全文を見る
○細野国務大臣 はい、承知いたしました。  除染の体制の問題なんですが、環境省が法律を所管することになりましたので、環境省での対応の体制についても、現在整備をしております。  御指摘の原子力研究開発機構なんですが、確かに、この機関はかつて動燃と原研が合併した組織でございまして...全文を見る
○細野国務大臣 六月の報告書そして九月の報告書ともに私が責任者で取りまとめておりますので、答弁をさせていただきます。  東京電力の報告、さらには保安院の技術者の私に対する報告で申し上げますと、津波によって大きなダメージは受けているけれども、地震については大きな損壊がなかった、そ...全文を見る
09月28日第178回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 瓦れきは、処理というのは環境省の所管でございまして、私が責任者でございますので、お答えをさせていただきます。  六月に被災地、その前も行っておったのでありますけれども、あの瓦れきを前に私もいたしまして本当に愕然といたしました。地元の方からこの瓦れきがあ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ホームページ削除の件でございますけれども、これは三月二十九日の小児甲状腺の測定結果についてのQアンドAという形になっていて、いろんな質問が来た場合にそれにどう対応するかという、そういうQAの形になっていたものが過ってホームページに掲載をされてしまったとい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 三十五ミリシーベルトという数字自体が、これが、甲状腺における被曝というものは一般に何ミリシーベルトと言っているものと若干性格が違うということで、それも含めて誤解を生じかねないという趣旨の答弁をさっき原子力安全委員長がしたというふうに承知をしております。 ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私は直接の担当大臣ではないんですけれども、原子力安全委員会の担当大臣ということで若干補足も含めて説明をさせていただきたいと思います。  これは三月の十三日に、朝やり取りをされた文書なんですけれども、この紙は、原子力災害対策本部が事故に関しての市町村長さ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 池田副大臣の経緯は私存じ上げませんので、それは改めて確認をする必要があると思います。  ただ、今、森委員が御指摘をされた、子供たちを残して政府が何もしなかったということではありません。十二日の六時の、夕方の十八時の時点では避難指示を出して、それを遂行す...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 出してます。  そして、それを受けて、十三日の朝は避難をするさなかでしたから、そこで沃素剤を配るのはなかなか混乱して難しかっただろうということで、そういう、最終的には沃素剤を配ることはできなかったということであります。ですから、そこは是非御理解をいただ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ホール・ボディー・カウンターは、例えば実際に調べるときは放医研がかかわっていて、これは文部科学省なんですけれども、それぞれ、実際の現地対策本部は経済産業省がかかわっていたりして、ちょうどそこに確かにはざまはあるんですね。  事前に御通告をいただいておれ...全文を見る
09月29日第178回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私、放射性物質の汚染対策室を官邸につくっておりまして、その担当大臣でございますので、その観点からお答えをさせていただきます。  風間委員の問題意識は私も同様のものを持ってまいりまして、いろんなことを確認を、調べました。ただ、残念ながら、全ての食料品につ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 放射性の廃棄物の処理というのは、福島県だけではなくて東日本でかなり広範な課題になっておりますので、重要な御質問をいただいたというふうに思っております。  環境省では、災害廃棄物安全評価検討会というのを随時開催をしてまいりまして、そこで、そうした廃棄物を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この除去率でございますけれども、排ガス中のセシウムにつきましては九九・九%以上除去されるという調査結果が出ております。  今、私の手元にバグフィルターによって実際に測定をされたそれぞれの焼却施設のデータがあるんですが、ほとんどが、ほとんどというかバグフ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力安全委員会を所管をする大臣として御答弁を申し上げます。  今回、原子力安全委員会をめぐる評価については、国民の間から非常に厳しいものがあるということは私もよく承知をしております。班目委員長とは三月の十一日以降、数か月は顔を合わせない日がないぐらい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力安全委員会は法に基づいた非常に強力な組織になっておりまして、委員の任命についても厳格な規定がございます。原子力安全委員は五名おりますけれども、この五名については総理が指名をし、国会が同意をする形になっておりまして、心身の支障や著しい法の趣旨に反した...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そういう考え方を野党時代、私どもも重要な同意人事については国会でしっかりやるべしという考え方を提示をしておりましたし、また、特に原子力に関しては非常に大事な役職でございますので、風間委員の御指摘については私も賛同できる部分がございます。  ただ、実際に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この新しい組織をつくる理由、そして組織をつくる際の考え方、三つございます。  まず一つは独立性。これまで推進側と一体になっていたという非常に厳しい御批判がございますので、まずは原子力行政を推進をする経済産業省と資源エネルギー庁からはしっかりとまず独立を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、最も大事なことは推進側からの独立性であります。  環境省に設置をした場合に、特に、まあ環境大臣になってからは僅か一か月の間なんですが、環境省の職員とも随分議論をしてまいりましたが、まず認識として、今回の東電のこの福島原発の事故というのは史上まれに...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこが第三点目に申し上げました危機管理とかかわってまいります。  原子力安全委員長もいらっしゃるので、決して批判ではないというふうに受け止めていただきたいんですけれども、私、補佐官として原発事故に対応しまして、その後、大臣になって直接原子力安全委員会を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 一つの例が、例えば大臣が委員長をしているという意味では国家公安委員会というのが一つの例になるわけですね、山岡大臣がやられていますけれども。国家公安委員長は確かに大きな権限を持っておられますけれども、一方で、直接的な指示権は持っていません、警察に対しては。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まだ制度設計中ですので、是非、風間委員のこうした御提案をしっかり受け止めた上で更に検討を進めていきたいと思っておるんですが、現段階で私が考えておりますのは、原子力安全審議会なんですが、これはしっかり法律に書く必要があるというふうに思っております。したがっ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) IAEAの方は、これは日本が直接何か差配できるものではありませんので、難しいかと思います。ただ、東京電力が持っている様々な情報については、当然基本的には全て開示をされると。量が膨大だとするならば、それはもう必要に応じて開示を求めていくというのが当然のこと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、風間委員が御質問されているのはふくいちライブカメラの事故時の映像ということですか。済みません、ちょっとふくいちライブカメラがいつの時点で設置をされたものなのかというのを今すぐに認識、手元に情報がないものですから、事故時からあったということを前提にして...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 明日、原子力災害対策本部を開こうと思っておりまして、その中で緊急時避難準備区域については解除という方向でございます。最終決定は明日ということでございます。  そのためには、もちろん除染もありますし、インフラの整備もございます。それぞれの市町村で復旧計画...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 昨日、二号機が百度を下回りました。これはニュースでもかなり報道していただきましたけれども、ここまで来るには本当に現場の皆さんの大変な努力があって、私は昨日、本当にここまでよく来たなと、そんな思いでございました。もちろん、まだ課題は幾つかございますので、そ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 避難をされている方と話をしておりますと、特に若い世代の方で、一刻も早く再スタートを切りたいので、今、小野委員がおっしゃったような趣旨の話をされる方が確かにいらっしゃいます。ただ、その一方で、みんなの党の皆さんも何度か地元の首長の皆さんに買取りの話をされて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) セシウムというのは134と137というのがございまして、134は比較的短い期間で減衰をしてまいります。したがいまして、除染と自然減衰によってどこまで下がるか、これは技術も発達してきていますので、そこはしっかりやってみる私は価値があると、そう思っております...全文を見る
10月05日第178回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
議事録を見る
○細野国務大臣 総理からも御発言がありましたけれども、田嶋委員におかれましては、事故の後の本当に混乱した状況の中で、ずっと三カ月踏みとどまって福島の皆さんと一緒に苦楽をともにされてきたというふうに思っておりまして、そのことに関して心より敬意を表したいと思います。  また、田嶋委...全文を見る
○細野国務大臣 できるだけきめ細かくという御指摘がございました。  今予算要望しておりますのが、環境省として現地でしっかりと対応できるスタッフを整えるべく、四十名の来年からのスタッフ、さらには来年度からは二百名のスタッフを設けて、福島環境再生事務所ということで、しっかりときめ細...全文を見る
○細野国務大臣 除染につきましては基本的な考え方を何度か提示しておりまして、その中では、一ミリシーベルトを目標にするということは一貫して掲げてきてまいりました。  私も福島には本当にちょっと数え切れないぐらい行っておりまして、福島の皆さんのお気持ちを考えたときに、しっかりやり切...全文を見る
○細野国務大臣 先ほど稲わらについては農水大臣の方から話がございましたし、汚泥については国土交通省の方でさまざまなことについて取り組んでいただいておりますが、最終的には、やはりそれらをしっかりと統合した上で処理していかなければならない、その責任は環境省にあり、環境大臣である私にあ...全文を見る
○細野国務大臣 高木委員御指摘のとおり、特にお子さんをお持ちのお父さん、お母さん、そしてお子さん御本人は大変な不安を抱えておられます。私も現地で御父兄、お母さんたちと対話集会をやったことがありまして、特に残っておられる御家庭が非常に精神的な御負担も感じておられるので、非常に重要な...全文を見る
○細野国務大臣 確かに、それぞれの地域で本当に皆さんで協力してやっていただけるところとやっていただけないところ、やっていただく場所でも、なかなか怖くて参加をできないという方がおられたりして、複雑な事情があるということは私も聞いておりまして、非常に難しい課題だというふうに思っており...全文を見る
○細野国務大臣 先ほど野田総理からもありましたけれども、間違ったメッセージが出てしまったことについては、本当に申しわけないというふうに思っております。  ただ、五ミリシーベルト以下を財政支援しないと言ったわけではないんです。やり方についていろいろな条件を付すようなそういった表現...全文を見る
○細野国務大臣 御趣旨はよく理解をいたしました。しっかりやります。  私、かなりの除染の現場を見てまいりまして、かなり専門家と話してきたんですけれども、面的と局地的というのは、これはちょっと、なかなか二つに分けられるものではないんですね。ですから、体育館や小学校をやることもある...全文を見る
○細野国務大臣 被災地の中において、福島というのは非常に特別に厳しい状況が続いてきておりまして、それだけに、区域の解除というのはいろいろな意味で大きな出来事であったというふうに思っております。  ずっと原発事故が続いておりましたので、災害が終わっていなかったというのが福島の現実...全文を見る
○細野国務大臣 吉泉委員から非常に貴重な御提案をいただいたと思っております。  先日の除染をめぐるやりとりも、やはり地元の皆さんとのしっかりとしたキャッチボールができていなかったことが原因であると思っております。したがいまして、環境回復検討会というのは、今環境省がやっておる最も...全文を見る
10月06日第178回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 岡崎委員御指摘のとおり、再生可能エネルギーの中でも風力発電というのは非常に可能性が高いわけですが、その一方で、例えば騒音問題、さらにはバードストライクという、鳥がそこで死んでしまうとか、そういう問題が指摘をされておりますので、環境影響評価は必要だというふ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私、放射性物質の汚染対策室という、内閣官房の方につくっております全体のことを見る担当大臣もやっておりますので、お答えを申し上げます。  先ほど中川大臣の方からありました現存被曝状況、事故が起こった後の対象時期というか移行期の状況というのは、これはまさに...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 放出された放射性物質なんですけれども、主に当初四日間そこで放出をされておりまして、その中で換算をしている数字を申し上げます。  これは核種ごとに数字が違いますので、それぞれ出しておりますと大変多くの数字になりますので、人体に非常に大きな影響を及ぼすこと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) こちらの表はそれぞれの核種ごとの放出量でございますので、プルトニウムについてもこれだけの数字が出ていると、中にあるものが出ている推計をしておるということでございます。
○国務大臣(細野豪志君) IAEAには二度報告をしておりまして、二度とも私が取りまとめをしております。こちらで出しておる資料は、基本的にまず国内で公表して国際社会に説明するということをやっておりますので、これももちろん国内でも公表した数字であります。
○国務大臣(細野豪志君) 現状においては、東京電力の福島第一原発は、三月の当初、さらには四月、五月と比較をしても随分と落ち着いた状況になっておりまして、放出をされている放射性物質というのは極めて限定されていると考えております。  かなり計測が進みまして、それぞれの一号機、二号機...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) はい、ここで書いておりますこの工程表に基づいて計算をしておりますのが、この二億ベクレル毎時が一年間出て、敷地境界ということで測ると〇・四ミリシーベルト・パー・年になるということでございます。
○国務大臣(細野豪志君) はい、毎時間当たりということです。
○国務大臣(細野豪志君) できるだけ正確にお伝えをする必要があるというふうに思いますので、米長委員のアドバイスをできるだけ受け止めた上で御説明を申し上げたいと思います。  まず廃棄物ですが、八千から十万のものについてももちろん焼却はできますし、しっかりと安全な方法を私どもからお...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、七十七万テラベクレルの方でございましたけれども、午前中、済みません、大変失礼いたしました。テラというのは十の十二乗という、結構ちょっとこの間で使い慣れてしまって、十二乗というのが何に当たるのかというのがすぐ出てこなかったものですから、大変失礼いたし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは、量か濃度かというところは是非ちょっと分けて考えていただきたいんですね。  といいますのは、例えば、ちょっと余り例は良くないかもしれません、あえて分かりやすくするために車のことで申し上げたいと思います。  車も、例えばNOx、SOxと言われるよ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私も米長委員と全く思いは同じでして、できるだけ現状を正確に、そしてできるだけ念のため大きめの数字を常に出すということを心掛けてきたつもりでございまして、そういった意味では、例えば一ミリシーベルト・パー・年という数字があるわけですけれども、〇・四まで下がり...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それぞれ区域ごとにどういう命名をするのかというのはなかなか難しゅうございまして、例えば計画的避難区域の設定のときなどは、飯舘村の皆さんなんかとは随分といろんな協議をして、時間を掛けてでもいいので安全のために二十ミリを年間で超えるところについては避難をして...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ステップツーが終了した時点、これは何としても年内にと思っておりますが、それが達成をした時点から、警戒区域についてもどう考えるのか、さらには計画的避難区域について現状はどうなのかということについて再度検討しなければならないというふうに思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 岩城委員におかれましては、福島県選出で、しかも浜通りに拠点を持っておられるということで、地元の皆さんに大変御迷惑をお掛けをしていることに関しては、政府の関係者として心よりおわびを申し上げたいというふうに思います。できるだけ早く帰っていただくというのが我々...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 政府としての除染の目標は一ミリシーベルト以下にすると、年間、これが目標でございますので、それに向けて国が除染をしてまいります。
○国務大臣(細野豪志君) 除染の費用は、基金に今計上しておるものは二次補正の予備費でございますけれども、三次補正、さらには来年度の予算、そしてその次の年の予算についてもできるだけ前倒しでということで、一兆円以上の予算をもう既に確保すべく準備を進めております。  そういった中で、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確かに、当初は、二千二百億円の大きな予算の中でいうと、かなり市町村の皆さんにお願いする部分が多くて、国が直接モデル事業でやる部分はこれは限定をされておったというのが実情でございます。ただ、これからは、特に警戒区域などは国が主体として当然やっていかなければ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘の最終処分場は、国がもちろんしっかりと責任を持ってやっていかなければならないところであると考えております。  ただ、各国これには非常に苦しんでおりまして、我が国も低レベルの廃棄物の最終処理場については青森県の方にお願いしている、極めて低レベルのも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 八月二十六日にこの除染に関する考え方と基本方針、緊急実施基本方針を決めております。それと併せて除染実施ガイドラインというのを出しておりまして、その中では、例えば生活圏の除染の在り方ですとか、学校や保育所、公園などの除染の在り方ですとか、道路についてであっ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 二十キロ圏内については国がやりますので、そこは国の責任で完結をするわけですけれども、生活をされている空間ではどうしても地域の皆様にもやはり本当に力を貸していただかなければならない、そういう状況でございます。  したがいまして、できるだけ分かりやすいもの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 責任体制ということから申し上げますと、それは環境省であり環境大臣である私の責任だというふうに思っております。まだ必死な姿が見えていないということであれば、それは全て私の責任であると考えております。  もちろん、稲わらの扱いについては農水省がどういった扱...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) このロードマップで一番しっかり書かなければならないと思っておりますのは、仮置場の考え方、やり方、そして中間貯蔵についてでございます。逆に言いますと、中間貯蔵についての考え方がしっかり示されなければ仮置きができません。仮置きができないと、地域の方がなかなか...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この再生可能エネルギー、これをしっかりと広げていくためには、グリーンニューディール基金は非常に大きな役割を果たすと考えております。この予算を三次補正でもしっかり確保し、来年度の予算でもしっかり確保するということで、予算を取っておるところであります。  ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 東京電力福島第一原発のオフサイトセンターは私も行っております。まだ事故から余り日がたっていない時期でしたので地震の被害も色濃く残っておりましたし、また放射線量がこの地域は上がっておりましたので、事故後数日でもう誰もここで働くことはできなくなった、そして福...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) オフサイトセンターの最終的な様々な規制の在り方については経済産業大臣でございますけれども、現在、原子力安全委員会の方で防災指針を作っておりまして、その中でいわゆるEPZについても方向性を出すことになっておりますので、当然オフサイトセンターも大きくかかわっ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 小熊委員にも本当に、何度か議論をさせていただきましたけれども、本当にいろいろ御心配引き続いてお掛けをしておりまして、その点については改めて本当に重ねておわびを申し上げたいと思います。  実は、中間貯蔵の話をしたのは、あれは言い間違いではなくて、これまで...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 東北は食の本当に大産地でございますので、現状は極めて本当に深刻だし、それに対して対応していかなければならないと思っております。  吉田委員御指摘のとおり、調べられれば全部調べて、例えばそこにシールなどを張るというようなことをやれればやりたいんです。ただ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、政府としてどういう体制がいいのかという、常に考えながらやっておりますので、更にレベルアップを図っていきます。  ただ、もう一つ是非視点として御理解をいただきたいのは、誰が測るかというのも大変大事でございまして、私が消費者庁の担当大臣をや...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 吉田委員御指摘のとおり、できるだけこれまでの原子力村にいない人をそういったところでしっかりと活躍をしていただけるようにするという、そういう流れは私も是非つくっていきたいと思っております。  ただ、除染についてだけ申し上げますと、これは原子力村の人も含め...全文を見る
10月21日第179回国会 衆議院 環境委員会 第1号
議事録を見る
○細野国務大臣 環境大臣を拝命をいたしました細野豪志でございます。  環境行政に関する私の考えを申し述べ、衆議院環境委員会委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から既に七カ月以上が経過いたしました。しかしながら、被災地で...全文を見る
10月21日第179回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
議事録を見る
○細野国務大臣 原発事故の収束及び再発防止担当大臣、原子力行政を担当する内閣府特命担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  原発事故の収束及び再発防止担当大臣の拝命に当たり、野田内閣総理大臣から、東京電力福島原子力発電所の事故への対応を最優先するよう指示を受けました。事...全文を見る
10月24日第179回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第2号
議事録を見る
○細野国務大臣 原子力委員会を担当する内閣府特命担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  現在、政府は東京電力とともに、ロードマップに沿って、東京電力福島原子力発電所事故の早期収束を目指し、全力で取り組んでおります。こうした取り組みを進める上で重要なことは、国内外の専門...全文を見る
10月24日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
議事録を見る
○細野国務大臣 橋本議員の御地元の方とお話をしたときの記憶というのは鮮明にございまして、特に若い方が、多分そういう話を聞きつけて来られたんだと思うんですけれども、待ち構えておられて、切実な訴えをされたのは忘れることができません。  その意味では、あれが七月のもう終わりごろだった...全文を見る
○細野国務大臣 橋本委員御指摘のとおり、広域処理というのは極めて重要でございます。特に宮城県の場合には、一年間の廃棄物処理可能量の二十倍は出ている、単純に県内だけでこのまま処理を続けると二十年かかる、そういう大量の廃棄物が出ておりますので、広域処理はぜひ推進をしたいと考えておりま...全文を見る
○細野国務大臣 山口委員も、本当に福島でずっと地元の皆さんと、いろいろな悩みを聞かれながら活動してこられていまして、改めて除染の問題について御指摘をいただきましたので、しっかり取り組まなければならないというふうに思っております。  技術の問題については、実はけさも、私、二件新し...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のように、福島環境再生事務所を来年の一月一日からスタートさせたいというふうに考えております。人員の募集もしなければなりませんし、体制もつくらなければなりませんので、ほぼめどが立ってまいりましたので、一月一日の立ち上げはできるのではないかというふうに思っており...全文を見る
○細野国務大臣 まず、ロードマップなんですけれども、これは、もちろん除染についてもしっかりと踏まえてやらなければならないんですけれども、除染のロードマップというよりは、仮置き場、さらには中間貯蔵施設のあり方について、そこをできるだけ皆さんにわかっていただくためのロードマップという...全文を見る
○細野国務大臣 月末がちょうど一週間後でございますので、それまでにはしっかりお示しをしたいと考えております。
○細野国務大臣 御指摘のとおり、特に緊急時避難準備区域、ここは、今もずっと生活をしておられる方がいらっしゃる地域もあるんですけれども、実際にはほとんど避難をされていて、町の機能がほぼ喪失をしているような、そういう地域もございます。そういったところで除染をするのに市町村任せというの...全文を見る
○細野国務大臣 一番市町村の皆さんに御負担をおかけしているのが仮置き場でございますので、国が責任を持って調整をしなければならないと思っております。  場所の選定というのがなかなか悩ましゅうございまして、これを国が前に出てどんとやってしまうとなかなかうまくいかないというのが、これ...全文を見る
○細野国務大臣 まず、除染特別地域の除染なんですが、これは、やはり二年というのを一つのめどにしっかり結果を出していかなければならないと思っております。数字は先ほども御紹介をいたしましたけれども、方針の中でも書いてありますので、場合によっては、それをどう具体化していくのかということ...全文を見る
○細野国務大臣 今御紹介をいただいたのは三次補正ということでございますけれども、二次補正の予備費で約二千二百億円、これはもう既に使える状態になっておりまして、それに加えて、今回の三次補正でこうした金額がついております。  来年度の当初予算にも要望を出しておりますので、そこは必要...全文を見る
○細野国務大臣 ここの地方補助分というのは、ここで書いていただいております警戒区域であるとか計画的避難区域以外の地域で住民がお住まいになっているところについて、それぞれの市町村で除染に取り組んでいただいた場合に費用の負担をするものでございます。ちなみに、二次補正でついております二...全文を見る
○細野国務大臣 この数字自体は、それぞれの状況に応じて一定の前提を置いて計算をしておりますので、このすべてがきちっと全部入っているかと言われると、その後出てきたデータもございますので、やはりさらに加えなきゃならないところもあるかというふうには思います。  ただ一方で、ぜひ高橋委...全文を見る
○細野国務大臣 このモニタリングは除染の大前提になります。しっかりとモニタリングをしてデータをはかって、高いところを除染するということを繰り返し繰り返しやっていかなければなりませんので、こちらについても非常に国の責任は大きいと思っております。  お示しをいただいたデータは、航空...全文を見る
○細野国務大臣 国もしっかりやらなければならない、国がと申し上げましょう、やらなければならないと思っております。  ただ一方で、住民からすると、自治体がはかって身近なところで結果が出るということに対しても信頼を置く、そういう考え方もあるわけですね。ですから、国もやるし、自治体が...全文を見る
○細野国務大臣 IAEAは、国際除染ミッションというのを政府の方から依頼いたしまして、出していただきました。私が直接事務局長にお願いをした件でございまして、助言自体は非常にありがたいものとして政府としては受けとめたいと思っております。ただ、まだこれは暫定版でございまして、本物とい...全文を見る
○細野国務大臣 廃棄物の処理というのは、自治体とそして住民の理解がなければ進みませんので、今、吉泉委員が御指摘されたのは非常に重要な点だというふうに思います。  今、自治体の方の話をされたのは、これは広域処理の件でしょうか。(吉泉委員「そうです」と呼ぶ)そこは何とか御理解をいた...全文を見る
10月25日第179回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
議事録を見る
○細野国務大臣 今、福島そして日本全体において、除染というのが極めて重要な位置づけになっているというふうに思っておりまして、この除染を進めるためには、どうしても土壌が出てきますから、それを仮置きしなければならない、そういう状況になっております。  この仮置き場の設置に今一番苦労...全文を見る
○細野国務大臣 きのう、実は、福島県の原発のある地元の方々が来られまして話をいたしました。当初は、中間貯蔵施設受け入れを拒否するということで、そういう要望書をつくっておられたんですけれども、最終的に、来る段階になって、皆さんで話をされて、中間貯蔵施設については受け入れもやはり考え...全文を見る
○細野国務大臣 恐らく、政府の関係機関の中で最も除染について検討が進んでいるのは、原子力研究開発機構、いわゆるJAEAだというふうに思います。これは文部科学省所管の独立行政法人ですが、現地に数十人の部隊を送り込んで除染の活動をすると同時に、いろいろな研究開発をしています。ここは数...全文を見る
○細野国務大臣 今、恐らく個別の事例を引いておっしゃったと思いますので、事実確認できれば、させていただきたいというふうに思います。  恐らく、多くの中小企業を初めとした皆さんの方からの御提案というのは、実際に事業化される前に、技術的なところで例えば結局は実用化されないという形で...全文を見る
○細野国務大臣 この原子力安全庁をつくる際は、組織のあり方として主に二つ議論をいたしました。  一つは、委員会形式にするか、もしくは行政庁、行政機関としての扱いにするか、こういう論点でございます。  今回私どもが提示をいたしましたのは、委員会形式というのは、確かにいろいろな、...全文を見る
○細野国務大臣 避難区域の設定基準というのは、実は私が直接担当しておるわけではないんですけれども、貴重な御提案と情報も今いただきましたので、私の考えておるところをお答えし得る範囲で申し上げたいと思います。  まず、チェルノブイリと福島なんですけれども、この二つの事故には類似をす...全文を見る
○細野国務大臣 まず、シビアアクシデントマニュアルですけれども、これは一部公開されましたけれども、これから順次公開されるべきものであるというふうに承知をしております。枝野大臣が直接的には事業者に対する監督権がありますのでそういった指示をされていますが、私も適宜報告を受けていますの...全文を見る
○細野国務大臣 IAEAには二回、私ども報告書を出しておりますが、一回目は六月、二回目がこの総会の九月です。六月のときは私は補佐官として、そして九月のときは大臣としてこの報告書の責任者をやりました。  この報告書の中で、六月のときは、ほぼ世界の関心がサイトの中に向いておりました...全文を見る
○細野国務大臣 ECRRの報告書自体は私は詳細には見ておりませんけれども、発言はかなり抜粋して読んでいますので、およそそこに集まっておられる研究者の方々がどういうことをお考えになっているかというのは承知しております。  それと、阿部委員にぜひここは認識を共有させていただきたいん...全文を見る
○細野国務大臣 エコチル調査はよく存じ上げております。  その話に入る前に一言だけ申し上げたいんですけれども、私も、事故発災以降ずっといろいろな放射線の問題とかかわってきて、常に悩みながらいろいろな判断にかかわってきました。判断の責任者だったというよりはサポート役だった時期が長...全文を見る
○細野国務大臣 現段階までで、東京電力の福島第一原発から約八十キロ圏内の百カ所について、プルトニウム、ストロンチウムの核種の分析を行っておりまして、その結果によりますと、原発から約四十五キロ離れた地点を含む六カ所で、原子力発電所事故に由来するプルトニウムが検出された、そういう報告...全文を見る
○細野国務大臣 再稼働そのものについては、保安院そして経済産業大臣が一義的な判断をして、それを我々はサポートするという立場でございますので、御意見としてはしっかり承って、しっかりと考えるということが重要だと思います。  今御指摘のEPZの変更、さらにはオフサイトセンターの部分な...全文を見る
○細野国務大臣 チェルノブイリの方でいろいろなお話をお聞きになったレポートは、改めてしっかり拝見したいというふうに思います。一部、我が党の議員の方から情報をいただいておりますので私も拝見をしましたが、全体をやはりしっかりと見る必要があると思いますので、改めてしっかり拝見をします。...全文を見る
○細野国務大臣 プルトニウム、ストロンチウムにつきましては、発電所から八十キロ圏内の百カ所について核種の分析を行っております。これは通常の、それこそセシウムなどの調査とは少し違う形でやらなければなりませんので、それだけに、百カ所というのは、かなり数はやったつもりでありますけれども...全文を見る
○細野国務大臣 少々経緯を御説明申し上げたいというふうに思うんですが、予算をつくるときに、ある一定の前提を置いてさまざまなことについて計算をしなければなりません。そこで、除染についてどれぐらい計算するのかというのを考えまして、その中で出てきたのが、五ミリシーベルトのところで一つ線...全文を見る
○細野国務大臣 面積でいいますと、一ミリから五ミリのところが九千八百平方キロということです。これまで、少なくとも試算上確保しておるのは約一千億円。ですから、確かに極めて限定的な予算です。これは子供を対象にしていたりとか、一ミリから五ミリの中でも、ここは高いというところについてはし...全文を見る
○細野国務大臣 先ほどの答弁について、柿澤議員の方から試算をいただきましたけれども、改めて御説明申し上げたいんですが、一ミリから五ミリのところと、五ミリ以上のところで切り分けをしているわけではないんですね。概算として、予算の根拠としてそういう数字を出していますが、除染は、それぞれ...全文を見る
○細野国務大臣 そこはまだ考え方を整理はしておりません。具体的な事例もまだ私のところまでは来ていないものですから、検討対象にはなるのかなというふうに思います。  基本的に、除染の費用は東京電力にいずれかの段階で求償するということを前提にしておりますので、その考え方に沿うというこ...全文を見る
○細野国務大臣 考え方として私どもが提示をしておりますのは、最終的な目標としては一ミリシーベルト。これは世の中の道理としても、汚したものは汚した人間がしっかりと片づけてもとに戻すというのが本来の姿ですから、そういったことを言っております。  それと、この二年間で言うならば、半減...全文を見る
○細野国務大臣 渡利地区の結果については、山内先生が書かれたものも私拝見をいたしましたので、本当に、なかなか除染というのは難しいものだなというのは改めて私自身も感じております。  やり方も、いろいろな試行錯誤はこれからしていかなければならないというふうに思っております。さまざま...全文を見る
○細野国務大臣 まだそこまで方針が決まっているというわけではありません。幾つかの地点でモデル事業をやっていまして、恐らく、そこで出てくるのではないかというふうに思っておりますのは、特に山の近くですね。そこを除染した場合に、また山からそういった放射性物質が来るということで、繰り返し...全文を見る
○細野国務大臣 賠償の問題は、北神大臣政務官の方から御答弁申し上げます。  まず渡利地区なんですけれども、政府として、もちろん自治体の協力を得ながら一緒にやったということでございますけれども、測定した地点が千三十八地点ございます。そのうち、積算の線量予測が、来年三月までで二十ミ...全文を見る
10月25日第179回国会 衆議院 環境委員会 第2号
議事録を見る
○細野国務大臣 今回、原子力安全庁を新しくつくるという非常に大きなきっかけとなったのはこの事故でございまして、その事故の中でも特に大きな問題になりましたのは、やはり原子力発電を推進する側とそれの安全をしっかり確保する側というのが、これがきっちり分かれていないといけないのではないか...全文を見る
○細野国務大臣 今御指摘の部分は、この夏の前半ぐらいのときからずっといろいろな議論をしてまいりまして、現段階では、文部科学省に残すべきものと、今度の安全庁に一元化すべきものと、今、空本委員が御指摘をしたような形の整理をしております。  その中で、現在、例えば、幅広い放射線、原子...全文を見る
○細野国務大臣 今回の事故の中で私が当初で一番愕然としたのは、事故が起こった直後に放射線のモニタリングを国がほとんど行うことができなかった、このことには愕然といたしました。  そして、これまでの地方と国のモニタリングの役割を見て、やはり改めてこれは不備だと思いましたのは、モニタ...全文を見る
○細野国務大臣 空本委員まさに原子力の専門家でおられて、長年、事業者の側からも見てこられたし、また、原子力政策全般についても非常に理解をしておられる方だというふうに思いますので、御提案は、本当にそこは非常にごもっともだというふうに思います。  やはり、電気事業法の中にも規制があ...全文を見る
○細野国務大臣 日本政府は、本年六月と九月にIAEAに報告書を提出をしておりまして、その中で、シビアアクシデント対策の法令化、法制化、さらには、今、空本委員がおっしゃった確率論的安全評価、つまり、リスクがあるんだということを前提に、それに対する対応をどう考えていくかというこういう...全文を見る
○細野国務大臣 空本委員には、事故直後、専門家としていろいろとアドバイスをいただいて、その中には技術的な問題もありましたけれども、今お示しをされたような、ルール上こうなっているということも含めて、いろいろなアドバイスをいただきました。改めて感謝を申し上げたいと思います。  私も...全文を見る
○細野国務大臣 野田総理から閣僚の打診といいますかお話をいただいたときに、原子力に関する問題と、加えて環境省をという話をいただきました。  確かに、抱えているその仕事の量からすると、原子力一つとっても大変重うございましたし、特に菅政権で二カ月やってみて、まさに寝る間を惜しんで仕...全文を見る
○細野国務大臣 国会中ではございますけれども、ぜひ皆さんからお許しをいただいて、ダーバンには行って、しっかり交渉に参加をしてまいりたいと考えております。
○細野国務大臣 田中先生の方から本当にありがたい御発言を今いただいたと思っております。  十一月の末からもう始まっておりまして、十二月に入ってから閣僚のさまざまな折衝が行われるというスケジュールになっておるんですが、できれば早目に行って、私もこの分野の交渉という意味ではまさに新...全文を見る
○細野国務大臣 あの九月のIAEAの総会で、御指摘のとおり私は、冷温停止状態を年内に達成するという目標を国際社会に明示をいたしました。それ自体は非常に重い話でございますし、重大な発表でもありますので、関係者との調整というのは、相当事前に綿密にやらなければならないとずっと思ってまい...全文を見る
○細野国務大臣 この廃棄物の処理については、非常に膨大な量がございますので、問題が順調に解決をしていて、このままいけば大丈夫というふうには私も思っておりません。むしろ、まだ幾つか解決をしなければならないというふうに考えています。  特に、宮城県、岩手県を初めとした放射性を帯びて...全文を見る
○細野国務大臣 環境省の方では、先日、都道府県を通じまして、それぞれの市町村の処理の余力がどれぐらいあるのか、また、お考えはどういったことにあるのかということについてのアンケートをとらせていただきました。まだすべてを集約することができておりませんので、それはしっかりとまず見たいと...全文を見る
○細野国務大臣 この仮置き場そして中間貯蔵施設というのが、私はある意味で福島の再生のかぎを握っているというふうに考えております。除染なくして福島の再生はなしというのは私も申し上げていますし、多くの皆さん、同じ思いを持っておられると思うんですけれども、この仮置き場と中間貯蔵施設なく...全文を見る
○細野国務大臣 若干誤解を生む部分があったかもしれません。おわびを申し上げます。  私が申し上げたのは、三条機関、八条機関も含めて、そういう部分がある組織もあるということを申し上げたんです。限定しては申し上げませんでしたが、私なりにちょっと問題を感じている組織があったものですか...全文を見る
○細野国務大臣 独立性というのは、この新しい規制機関をつくるときの最も核になる考え方でございますので、最も重要な御指摘をいただいたと思っております。  これまでも、例えばIAEAのさまざまな助言の中でも、日本の独立性について、国際機関ですから余りあからさまには言いませんけれども...全文を見る
○細野国務大臣 鳩山元総理の御発言というのは、国際社会に対しても非常に大きなインパクトを与えましたし、私も、政府には入っておりませんでしたけれども、与党の一員として、これは非常に大きな発言をされ、そして、国際社会にもいろいろな意味での責任を負う形になるなというふうに感じました。 ...全文を見る
○細野国務大臣 今私が申し上げたかったことは、現時点では前提条件つきの二五%という目標を変えたわけではないということ、そして、来年の夏までかけてエネルギー政策を徹底的に議論しますので、その中でこの温暖化の問題についてもしっかり議論をして、その時点での考え方を提示をする、こういうこ...全文を見る
○細野国務大臣 私どもは、法案を出させていただいて国会でも継続審議にしていただいておりますので、ぜひとも、御審議をいただいて成立をさせていただきたいと思っております。  そして、今、各党各会派、特に自民党、公明党の皆さんも含めて、政務三役を経験された皆さんで、この法律をどのよう...全文を見る
○細野国務大臣 まさに本当に、ずっとこの問題に取り組んでこられた田中先生に同じような答弁になって大変申しわけないんですけれども、我々は今法律を出していますので、この考え方を変えているわけではありません。  ただ、しっかりと取り組みを進めるという意味では、やはり法律が通るというこ...全文を見る
○細野国務大臣 本当に、これまで取り組んでこられた御専門の田中先生に何度も同じ答弁で恐縮でございますが、私どもは、法案を出していて、私は閣僚として責任者でございますので、考え方を変えているということではございません。  ただ、温対法というこの基本的な枠組み、方向性を定めた法律が...全文を見る
○細野国務大臣 再生可能なエネルギー、自然エネルギーをどんどんと育てていかなければならないというのは、恐らく、もう党派を超えた合意事項ではないかというふうに思うわけですけれども、一方で現実的には、原発がとまると、急場をしのぐのには化石燃料に頼らざるを得ないというそういう状況がある...全文を見る
○細野国務大臣 今は御指摘が、それこそ、化石燃料についてはどうかという部分も含めた御質問でしたのでそういうことをお答えをいたしましたが、一方で、我が国は自然エネルギーをふやしていくし、節電にもある程度成功してきたというプラスの要因もあるわけですね。ですから、プラスマイナスさまざま...全文を見る
○細野国務大臣 それはもちろん我々としては、法案を提出して審議をお願いをしている以上、ぜひ御審議いただきたいというふうに思っております。  ただ、衆議院、参議院、それぞれ今は各党各会派のお考えもあるし、そして、現実的に、法案を通すためには参議院は我々多数を持っていないということ...全文を見る
○細野国務大臣 何度も同じ答弁で恐縮でございますけれども、各党会派でいろいろな御議論があって、温暖化に対してしっかりと我が国として対応していく必要があるというのは恐らく皆さん御異論がないと思いますので、その方向性のもとでさまざまな皆さんから御意見をいただければ、それには柔軟に対応...全文を見る
○細野国務大臣 なかなか難しい御質問をいただいたなと思いながら立たせていただきました。  考え方として、失礼ながら申し上げれば、自民党政権のもとでやはりそういった箱物に偏り過ぎた部分があったのではないかという我々は思いがあるわけです。そして、それを考えたときに、もっと人にしっか...全文を見る
○細野国務大臣 本当にそこは、せっかく御質問いただいたんですが、さすがにちょっと、ダムの問題まで私が踏み込んで個別に言い出すと、まさに、それぞれの担当を大幅に越えてみんながそれぞれ侵食し合うというようなことになりますので、そのことについての発言は、私の方からは控えさせていただきた...全文を見る
○細野国務大臣 そこの部分については、田中先生と私の考え方は若干違うかもしれません。  もちろん、水力自体は否定をしませんけれども、RPS法の中で、この項目で、やはり大規模なダムが非常に大きな割合を占めていました。ダムを全部否定しません、必要なもので本当に使えるものは使ったらい...全文を見る
○細野国務大臣 土壌の検査であるとか廃棄物の検査なんかでは、ベクレルではかるということをもちろんやっておるわけですね。ただ一方で、放射性物質を扱う専門家と議論していると、やはり、それが存在をすることがなぜ問題なのかというと、人体にどういう影響があるのかということが一つの指標になる...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおり、来年の夏までは、エネルギーについては本当に国民的な議論をしなければならないし、そのためには、政府としては、単に八月に結論を出すということではなくて、もう少し早い段階で、いろいろな選択肢を国民の皆さんにお示しをしなければならないというふうに思っており...全文を見る
○細野国務大臣 状況は確かに変わっています。ですから、いろいろな御議論があるのはよく私も理解をできます。ただ、その変化の中には、プラスの要因もあればマイナスの要因もあるわけですね。  具体的に言うと、自然エネルギー、再生可能エネルギーに対する国民の理解は広がったし、それをやって...全文を見る
○細野国務大臣 カンクン合意で日本が提示をしているこの約束というのは、約束というところまでいきませんが、我々の目標というのは、これは前提条件つき二五%です。そして、国内法で我々が出しているこの温対法の中に書かれているのは、これまた前提条件つきで二五%というものです。それ自体は変え...全文を見る
○細野国務大臣 私は、前提条件をつけていること自体は決して恥ずべきことでもないし、本当の意味でのそれこそ温暖化を防止をしていくという意味では、むしろその方が私は正しいやり方だというふうに思っています。  ですから、我々が目指しているのは、京都議定書の第二約束期間がなかなか難しい...全文を見る
○細野国務大臣 今回提案をしておりますこの環境税は、幅広い、しっかりとした負担をしていただく、公平に負担をしていただくという意味で、最も川上段階でかけることがやはり国民的な理解が広がりやすいだろう、しかも、全体としてエネルギーに対するコスト意識を根づかせて、実際にそのエネルギー効...全文を見る
○細野国務大臣 最終処分場というのは、まさにそこで永遠に置いておく施設になるわけですね。ですから、そこは性質が大きく異なるというふうに思っています。  一方で中間貯蔵施設というのは、ある一定の期間そこで管理をするということが求められるわけでありますけれども、例えば、減容化をする...全文を見る
○細野国務大臣 この原子力発電所の世界で高レベル廃棄物というのは、これはもう本当に限定をされておりまして、本当にこれはもう高レベルのものということに特定をされておるんですね。例えば使用済み核燃料であるとか、また、直接的にそれに触れているような、例えば原子炉そのものであるとか、そう...全文を見る
○細野国務大臣 もちろん、周辺も含めて安全が確保されるというのが大前提ですので、濃縮をされれば、それについてはより慎重な取り扱い、例えば深いところにというようなことも含めて、相当慎重に扱わなければならないというのは事実だというふうに思います。  ただ、そこは、ぜひ御理解をいただ...全文を見る
○細野国務大臣 あそこで出しました緊急実施基本方針というのは、まさに緊急の方針でありまして、これはこれでもちろん大事なものですので生きてはおりますけれども、法律に基づいて方針が決まれば、当然それが優先をされることになるわけですね。  加えて、この緊急実施基本方針の中には、五ミリ...全文を見る
○細野国務大臣 吉野議員は御地元ですし、本当に誠実なお人柄をよく存じ上げておりますので、私も、もう本当にここは率直にお答えをしたいというふうに思います。  なぜ五という数字が出てきたかなんですけれども、吉野委員、ここは実は、いろいろな予算を大体これぐらいかかるのでないかと計算を...全文を見る
○細野国務大臣 大変恐縮なんですが、こちらは私が直接担当しているわけでないものですから、細部について承知はしておりません。  ただ、被災者の皆さんと話していて感じることは、きちっと賠償がなされるということについては、それが東京電力の責任か政府の責任かとか、お金を出しているのが東...全文を見る
○細野国務大臣 そこは恐らくいろいろな議論があるところだと思いますが、吉野先生、私はまさに事故の当事者でしたので、一番そのことを考えたんです。この新しい組織は、もちろん、規制がしっかりと推進側から独立することは大事ですけれども、もう一つやらなければならない重大な役割は、危機管理な...全文を見る
○細野国務大臣 現在、法案の準備をしておりまして、年内にはしっかりとした形にしたいと思っております。ですので、通常国会にはできるだけ早い段階で出させていただいて、できれば早目に御審議をいただいて、発足は来年の四月にしたいと思っております。  来年の四月というのがなぜなのかという...全文を見る
○細野国務大臣 井上委員の問題意識はよくわかりますし、私もできるだけ早く設置をしたいというふうには思ったんです。  ただ、改正点は非常に多岐にわたりまして、組織も相当変えなければなりませんので、組織法の関係だけでも相当数に上ります。さらには、機能面で向上しなければ、新しい組織を...全文を見る
○細野国務大臣 通常国会に提出をしたいと思っております。
○細野国務大臣 そこは非常に大きな改正になりますので、法律の改正作業にも時間がかかります。  もう一つは、これは若干技術的な話にもなるんですけれども、新しい組織を設置をするとなると、これは予算にかかわります。ですから、予算関連の法案として通常国会に提出をするというのが通例のやり...全文を見る
○細野国務大臣 依然として原災法上の緊急事態でもありますし、まさに平時ではない状況が依然として継続していると思っています。ですから、できるだけ早く作業を進めたいと思いますし、国会でもできるだけ御議論をいただきたいというふうに思っております。  ですから、法案の審議は確かに年明け...全文を見る
○細野国務大臣 国民から見たときに、来年の四月というのは遅過ぎるという御批判があるとすれば、それはもう私が甘んじてしっかりその御批判を受けなければならないと思っております。  ただ、実態はこういうことだったんです。御指摘いただいたとおり、私が試案を出したのが八月五日でした。この...全文を見る
○細野国務大臣 できるだけ急ぎたいと思います。そして、それをできるだけ国民の皆さんにしっかりとそれこそ見ていただいて御判断をいただきたいと思いますので、作業は急いでいきたい。今御指摘のさまざまな御批判にこたえる意味でも、できるだけ早く方向性を出したい、皆さんにお示しをしたいという...全文を見る
○細野国務大臣 その点については努力をいたします。それで、今しております。  多分、役所にもおられたのでいろいろと御経験もされていると思いますけれども、省庁を再編をするというのは物すごい膨大なエネルギーが各省間の調整で必要でございまして、各省それぞれこれまでやってきた経緯もある...全文を見る
○細野国務大臣 二点、御説明申し上げたいことがあります。  まず一つは、そもそも環境省というのは原子力に積極的だったのかどうかというところです。確かに、ここ数年は温暖化問題が非常に大きな課題として出てきましたし、目標を相当明確に明示をしなければなりませんでしたので、原子力発電と...全文を見る
○細野国務大臣 まず、先ほどの私の発言に対する井上委員の御発言ですが、私も、若干謙虚さが足りなかったかなと思っております。  確かに環境省は、地球温暖化という観点から、特にここ数年、原発については推進のサイドでいろいろな発信もしてまいりました。そして、その結果として、原子力行政...全文を見る
○細野国務大臣 一元化については、これまでは、原子力安全・保安院という経産省のもとに一つ、そして内閣府のもとに原子力安全委員会、文部科学省のもとにこれは放射線関係の旧科学技術庁の流れがあって、三つ並んできたわけですね。若干、国土交通省にもありました。正確に言うと四つ。  この中...全文を見る
○細野国務大臣 非常に大事な御指摘をいただいたというふうに思っております。  今回、議員立法でお願いせざるを得なかったんですね、除染も含めて廃棄物について。これは、今、井上委員が御指摘をされたような、環境関連の法令、法制すべてにおいて放射性物質というのが除外をされていたことが原...全文を見る
○細野国務大臣 今私の手元に、環境基本法、その裏側には原子力基本法もあります。大気汚染防止法、水質汚濁防止法、土壌汚染対策法、さまざまな法律がありますので、既に作業に着手をしております。  基本的には、この部分は環境省の所管の法律ですので、今、半年があるというのは……(井上(信...全文を見る
○細野国務大臣 そこを今詰めの作業をしておりまして、まだ確定をしているわけではありませんけれども、基本的には、国が直接人材を育てる場所として原子力安全研修院というのをつくりたいと思っております。  既に予算でも、それを調査費という形で要求をしておりまして、どういった組織をつくる...全文を見る
○細野国務大臣 そこは非常に悩ましいところなんですね。  多分、井上委員も御存じだと思うんですけれども、大学の原子力に関する学科も今非常に小さくなってきておりまして、必ずしも人気もないということで、学生が集まりにくくなっています。さらに、民間のといったときも、幾つか可能性がある...全文を見る
○細野国務大臣 この長官人事は組織のあり方を根本的に決めるぐらいの重要性がありますし、初代の長官がどういう方向にこの原子力安全庁というのを持っていくのかというのは、その後にも非常に影響すると思っています。ですから、もちろん大臣も大事ですけれども、それと同等もしくはそれ以上に大事な...全文を見る
○細野国務大臣 ここも非常に悩ましいところだと思っているんです。といいますのは、人事をどのようにして人をどう育てていくのかということによって、組織の質というのは大きく変わってくるからです。  私は今環境省を所管するようになって、若手の職員の様子も、本当に優秀な人がたくさんいます...全文を見る
○細野国務大臣 こだわると言うと、何といいますか、個人的なこだわりとかひっかかりとかいうふうにどうしてもとれてしまうんですけれども、そういうことではないんですね。  これまでの検討した経緯があり、それを国会にも提出をし、カンクンの中でも我が国は主張したという経緯からいって、現状...全文を見る
○細野国務大臣 ここまで井上委員と随分建設的な提案もいただきましたし、私もできるだけ率直にお答えをしましたので、そういった意味ではある程度かみ合った議論ができたかなと思ったんですが、ここのところはぜひ御理解をいただきたいわけです。  つまり、カンクンに対しての国際的な我々が示し...全文を見る
○細野国務大臣 このCOP17に向けての先日のプレCOPも含めて、日本の立場というのは、もう少し幅広いものとして受けとめていただくべきものだと私は思うわけです。  先進国の中でも、京都議定書以来、途上国のさまざまな支援に日本は地道にずっと取り組んできたわけですね。CDMの枠組み...全文を見る
○細野国務大臣 そこは井上議員、国会の状況というのは、その時々でずっと変わってきているわけですよね。我々も野党時代のある時期からねじれ国会を経験をし、確かに今おっしゃったようなことを言っていた時期もあるかもしれませんが、その中で政府がいろいろ柔軟に対応する姿を見てきました。我々が...全文を見る
○細野国務大臣 江田委員の方から激励をいただきました。ありがとうございます。  今回、環境大臣を受けるに当たりまして、二つのことでしっかりと役割を果たしていかなければならないというふうに感じてまいりました。  一つは、これだけの事故という、非常に日本が経験をしたことがない深刻...全文を見る
○細野国務大臣 除染につきましては、まだまだ課題が数多く残っているというふうに考えております。  先週末、私も福島県の方に入りまして、いわき市だったんですけれども、広野町の住民の皆さんやいわき市の皆さんと懇談の機会を持ちました。そこでも、除染に対しての強い要望とともに、政府の取...全文を見る
○細野国務大臣 私も、かなりの回数、菅野村長とお会いをいたしたことがございまして、先日も、福島で会議をやりましたときに村長の方から、一人一人それこそ町に常駐する形でやれないか、そういうお話をいただきました。私も直接いただきました。  本当に申しわけないことにまだその体制ができて...全文を見る
○細野国務大臣 先生がごらんになった小国地区は私も二度行っておりまして、そこは主にJAEAがやっておるんですけれども、いち早く取り組んでいただいて少しずつ結果が出てきていますので、努力をしていただいていることに関しては、現場も含めて、あと、地域住民の方にもいろいろお手伝いをいただ...全文を見る
○細野国務大臣 何のためにロードマップを示すかということを考えれば、それを示すことによって事態が前進をするようにということでございますので、できるだけ具体的にお示しをしたいというふうに思っております。  ただ、その一方で、特に中間貯蔵施設の場合は、合意ができていない段階で例えば...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおり、少し概念が混在しているところがありまして、今、例えば、本当に御近所で空き地に置いておられるようなものも仮置き場という表現を一部していますので、そういった意味では、ああいうものができるならなかなか受け入れられないというような話もありますものですから、...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおり、中間貯蔵施設そして最終処分のあり方も含めて、そこはまさに国の責任だというふうに思っております。  国の責任でもちろんすべて資金的な面も、さらには場所も、つくり方も含めてしっかりとお示しをしなければならないというふうに思っておるんですけれども、一方...全文を見る
○細野国務大臣 今御紹介をしたのが、当面、例えば一定の線量の中でそこを集中的にやったという中で出てきている試算です。  ですから、それがさらに現在の一ミリシーベルトのところまで拡大をして、それぞれのところでいろいろな取り組みがされると思いますので、それが幅広くなされた場合に合計...全文を見る
○細野国務大臣 その多くの仕事が今環境省に集中をしておりまして、世帯が小さい役所でございますので、もちろん全力でやっておりますし、少しずつ前進をしておるんですけれども、まだまだ課題がやはりあるというふうには率直に感じております。  そこで、いろいろな考え方があるんですけれども、...全文を見る
○細野国務大臣 貴重な御提案だというふうに考えております。  現地においては、余りいろいろな組織をつくるよりは、環境省が事務所を置きますので、そこに人を出していただいて集中的にやるというのが、恐らく、発注業務などにおいては一番スムーズだというふうに思います。  一方で、霞が関...全文を見る
○細野国務大臣 被災地の復興のためには、廃棄物の処理が必要不可欠であります。そして、それをそれぞれの市町村で独自にやることは実質的には極めて難しくなっておりますから、広域処理が極めて大切であると考えております。確かに、御指摘のとおり、いろいろな自治体が一定の意欲なり被災地に対する...全文を見る
○細野国務大臣 この特定避難勧奨地点、これの指定に関してはいろいろ実は経緯がございまして、地域全体で年間換算で二十ミリを超えるという状況ではないけれども、そこで一定の高い線量があるところで、例えば、小さいお子さんであるとか妊婦の方がおられるのはやはりよくないだろう、そういう御家庭...全文を見る
10月25日第179回国会 参議院 環境委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 環境大臣を拝命いたしました細野豪志でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  環境行政に対する私の考えを申し述べ、参議院環境委員会委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から既に七か月が経過...全文を見る
10月25日第179回国会 参議院 内閣委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原発事故の収束及び再発防止担当大臣、原子力行政を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶申し上げます。  原発事故の収束及び再発防止担当大臣の拝命に当たり、野田内閣総理大臣から、東京電力福島原子力発電所の事故への対応を最優先するよう指示を受けました...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○細野国務大臣 今月中にお示しをしますロードマップでございますが、これは、まず基本的な対象として、仮置き場と中間貯蔵施設についての基本的な姿をお示しするというものでございます。  皆さんに仮置き場というものがどういったものなのかということについてなかなか御理解をいただけない部分...全文を見る
○細野国務大臣 まず仮置き場ですけれども、これは一カ所につくるというものではなくて、それぞれの市町村に適切な場所につくっていただく。町に一つというところもあろうかと思いますし、もう少し広い自治体では何カ所かつくっていただかなければならない可能性もございます。現在、それぞれの市町村...全文を見る
○細野国務大臣 長島委員の方からは、六月に、非常に具体的で、しかも非常に示唆に富んだ御提案をいただきました。感謝申し上げます。いろいろな御提案をいただくのですけれども、これだけ具体的に、法律の中身に踏み込んだ形での御提案をいただくということは余りございませんでしたので、その時点で...全文を見る
○細野国務大臣 非常に重要な御指摘だと思います。  こういう事態が起きていますので、空間放射線量についても、食品の放射性物質の割合についても、これは国がしっかりはからなければならないところがあるというふうに思っているんですね。  ただ一方で、住民の皆さんから見たときに、国が出...全文を見る
○細野国務大臣 済みません、ちょっと漢字が頭に浮かばないものですから、教えていただけますでしょうか。
○細野国務大臣 移染という言葉でございますけれども、私も地元に行っておりまして率直に感じたのは、除染というと、この染という字が少し、例えば洗い流すとか取り除くとかいう意味に使われるんですけれども、実際には、除去というか取り除くということが行われているわけですね。それが、その地域の...全文を見る
○細野国務大臣 済みません。福島県全体は約二百万人口がありますので、世帯でいえば六十万か七十万ぐらいの、もう少し多いかもしれません、それぐらいの世帯だというふうに承知をしておりますが、福島市ということになると、これは数十万の人口ですので、ちょっと、何十万になるのか、世帯でいえば、...全文を見る
○細野国務大臣 今、例として挙げられた大波地区というのは福島市の中でも放射線量が高い地域だというのは私も承知をしております。同じく放射線量の高い地域として渡利地区というのがありまして、そこでも、多くの皆さんが御心配をいただいて、いろいろな除染にそれぞれ取り組んでいただいているとい...全文を見る
○細野国務大臣 もともと、放射線量が高くなっている、汚染をされた原因というのは、東京電力そして政府にあるわけですね。そういった意味では、汚染されたものを取り除くのは、本来は住民の皆さんではなくて責任がある我々であるというのは、本当におっしゃることはごもっともでございますし、それを...全文を見る
○細野国務大臣 御質問いただいたのは少し前でございますので、そのときに部分的に、どういうふうにされているのかということについては確認をいたしましたけれども、その後、時間がたってどういう状況になっているのかということについては確認をしておりません。  そういった意味では、このとこ...全文を見る
○細野国務大臣 それぞれの自治体に人を、担当者をできるだけ張りつけて対応しておるんです。例えば、浜通り、そして、特に避難区域に当たるところは、それぞれ特定の、ある程度以上の官僚に担当させて、政務も担当させて、状況のヒアリングをしているんです。  ただ、それを、中通りも含めてすべ...全文を見る
○細野国務大臣 普天間の問題は普天間の問題、福島の除染の問題は除染の問題と、私は、これは別の問題としてしっかり対応していきたいと思っております。  仮置き場の場所なんですが、私もいろいろ迷いました。国が個別に国有林を選定して、この場所でどうだろうかということまで考えたんですが、...全文を見る
○細野国務大臣 いろいろな要素を含みます。  除染そのものについては既に基本的な方針を決めておりまして、目標であるとか方針であるとか、そういったことも明らかにしております。その除染を進める際の残念ながら障害になっているのが仮置き場であり、仮置き場をつくるのの障害になっているのが...全文を見る
○細野国務大臣 私も、福島の皆さんを本当に励まして支えていくためには、もう少し高い目標を掲げてやれないかなとも思ってはいるんです。  ただ一方で、これまでも福島の皆さんにいろいろ苦しい思いをさせてしまって、なかなか我々が思ったことが実現できなくて、むしろ、それによって失望させて...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 環境委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 環境省の役割というのは非常に広い範囲の、しかも重要なものがございます。温暖化の問題ももちろんございますし、生物多様性の問題もございます。また、様々な環境汚染にしっかりと対応していくという、これが元々環境省が環境庁から環境省になった様々な経緯の原点でもあり...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 北川先生御指摘のとおり、様々な技術を積極的に取り入れていくということは極めて大切であると思っております。実は私のところにも、以前からなんですけれども、ほぼ連日様々な技術提案が寄せられておりまして、その中には、それこそ科学者としても大変実績のある方からの提...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 海洋の汚染の問題、特に放射性物質の海洋への拡散の問題というのは、非常に諸外国に御心配をお掛けをして、国民からも非常に厳しい声をいただいてまいりましたので、その重要性については十分認識をしております。  四月の頭の段階で十分に、毎日のように海外の在外公館...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 菅前総理が打ち出しました考え方というのは、私は基本的には野田政権においても引き継がれているというふうに考えております。つまり、原子力発電の割合を下げていくと。そして、その穴を埋めるというとちょっと言い方が適切でないかもしれませんけれども、そこで依存できな...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 環境税というのはかなり幅広い概念で使われておりますので、温暖化対策税と呼んでおることが環境省としては多うございます。これを是非、できるだけ早く国会の方で法案として通していただきたい。そのことによって、いわゆるエネルギーをみんなで大事に使っていくという、そ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 環境というものが経済としっかりと両立をし得るものにならなければならないというふうに私も先生御指摘のとおり考えております。  まず、再生可能エネルギーなんですけれども、これは、地域経済ということを考えても、私は、やはり基本的にはプラスの方向に持っていかな...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先生のお言葉ですが、私は再生可能エネルギー、自然エネルギーに関してはかなりの意気込みを持っておりまして、しっかりとやっていきたいというふうに思っております。  元々のこの自然エネルギーに関してのルールは、これはいわゆるRPS法と言われてまいりましたけれ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これまでということに関して言いますと、省によって若干温度差があったり考え方にばらつきがあったのは事実だろうというふうに思います。  ただ、今回の未曽有の事態を受けまして、この再生可能エネルギーを国としてしっかりと本気でやっていかなければならないという意...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、この災害廃棄物の対応、特に初動の部分については様々な反省が必要であると私も思っております。  阪神・淡路大震災を受けて、平成十年に環境省では震災廃棄物対策指針というのを作っておりまして、それに基づいて自治体間もいろいろ協力を要請をするよ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大変好きでございますが、値段がだんだん高うなってございますので、なかなか巡り合う機会がございません。
○国務大臣(細野豪志君) 私が子供のときまでは琵琶湖には淡水の漁師さんというのが結構おられまして、私も琵琶湖のすぐ近くに住んでおりましたので、そういった方ともいろいろ話す機会がございました。  ですから、北川先生とそこはもう全く同じ思いを持ちます。仮にあのときに、そういう漁師の...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず基本方針でございますけれども、昨日までパブリックコメントを行ってまいりまして、多くの御意見をいただきました。閣議決定は十一月の上旬ということを予定をしておりますので、できるだけ早急にこのパブリックコメントを取りまとめたいというふうに考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 貴重な御提案をいただいたというふうに思っております。  もちろん、これまで環境省が示してきた基準というのも相当程度安全側に立った判断をしておりますので、そういった意味では、皆さんに本当は安心をしていただくことができる基準だと考えておるんです。  ただ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 中川先生は環境省の次官もされておられましたので、環境省のこともよく御存じだと思うんですけれども、環境省という役所はそういう事業の発注業務というのは余り経験がございませんので、今ほかの省庁のそれこそしっかりと協力も得ながらその検討を始めております。  た...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 月末が迫ってきておりますので、今本当に詰めの作業をしているところでございます。月内にはロードマップをお示しをしたいと思っております。  このロードマップなんですけれども、できる限り具体的に皆さんにイメージを持っていただけるようなものにしたいと思っておる...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 非常に申し訳ないことだと思っております、福島の皆さんには。私も相当の皆さんから御批判ももちろんいただいておりますし、お叱りもいただいております。それは、そういう思いを持たれるのは当然だと思います。  ある方がおっしゃっていたんですけれども、もうちょっと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先生は行政のプロでおられるので、率直に本当になかなか厳しいんじゃないかという御意見をいただいたものと承知をしております。  私も無理を言っていることはよく承知をしております。ですから、審議のもちろん時間もしっかり取っていただかなければなりませんので、時...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この二五%ということに関しましては、前提条件付ということではありますけれども、COP16の中でもカンクン合意として日本としては登録をしております。さらには、この国会にもそうしたことについて明記をした法案を提出をさせていただいております。  したがいまし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国会にも法律を提出をしている以上、これは前提条件付ではありますけれども、それに努力をするということでございます。
○国務大臣(細野豪志君) 川口先生はまさにこの分野をずっと背負ってやってきていただいた方ですので、本当に御専門、十分全て踏まえた上で御質問されているというふうには承知しますが、今の状況をどう認識しているかということについて、私の思いを申し述べたいと思います。  もちろん、この原...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 二五%という数字自身はお示しをしていることは間違いございません。ただ、そういったことも含めて、国際的にしっかりと温室効果ガスを削減をして気候変動を最小限に食い止めるためには前提条件が必要であると、そういうことであります。
○国務大臣(細野豪志君) 試算をいたしました。かなり仮定が入った試算ですので、そこは是非お含みおきをいただきたいと思います。  四十四基の原発が大体平均的に稼働していたという状況を想定をすると、六六%ぐらいの稼働率だったというふうに仮定をいたしました。それが四十四基止まっている...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) あくまで仮定の数字です。あくまで仮定の数字でございますけれども、それをそのまま九〇年比と比較をして当てはめますと、約一二%から一四%と、そういう数字でございます。
○国務大臣(細野豪志君) 今、四十四基の数字について年間換算でいたしましたけれども、例えば今年ということを考えれば、徐々に原発が止まってきていますので、この数字がそのまま当てはまるわけではありません。さらには、現実問題は、この夏極めて大きな節電を実行しておりますし、今年の冬どれぐ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) カンクン合意というのが昨年なされて、そこで日本はこういう数字を出しておるわけですね。もちろん前提条件付きです。ですから、そのことは現段階では変えておらないわけですので、これは変えておらないという状況を維持をしつつ、私はCOP17についてはむしろ様々な面で...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 二〇一一年というのはまさに今進行中でございますので、どれぐらいかという、そういうもう本当にまさに途上にあるわけですから、余りいいかげんなというとちょっと言い過ぎかもしれませんが、余り、全くそういう意味では試算の準備が整っていない段階で数字を出すのは適切で...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) その問題については、これまでも川口委員と私の前の、民主党が政権に就いてからの環境大臣の間で累次の議論があったというふうに承知をしております。  政権が替わりましてから地球温暖化対策基本法案というのを提出をしておりますので、そうした法案の枠組みの中でそう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど申し上げたように、二〇一一年というのは余りに不確定要因が多うございます。ですから、この極めて高い不確定要因の中で一一年の数字を出し、一二年の数字まで出すというのは、これは本当にむしろ、不確実なことについて余りに断定的に言い過ぎるという可能性がありま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 目達計画に関する進捗状況については点検すると。その中には、できるだけそれは具体的に検証できるものについては検証したいと思います。ただ、数字を出せということに関して川口委員がおっしゃられるということであるとすれば、それは今の状況を考えれば一定のやはり制約が...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大変失礼いたしました。  九条には、「京都議定書目標達成計画に定められた目標及び施策について検討を加えるものとする。」と書いてありますので、それを年内にやるということであります。二項のところで、「政府は、前項の規定による検討の結果に基づき、必要があると...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そのことは過去の大臣答弁でもさせていただいておりますけれども、改正案を提示をさせていただいておりましたので、その改正案の中でしっかりと議論していくというのがこれまでの政府の方針でございました。
○国務大臣(細野豪志君) TPPと環境の課題についての関係については、私も今省内で整理をして、しっかりとこれは分析をしていかにゃいかぬというふうに思っておりまして、おおよその今整理を終えたような状況でございます。  今、加藤先生から御質問の、TPPにおける環境分野の中でも生物多...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まずカルタヘナ議定書でございますけれども、この議定書の中でも、締約国に対して、非締約国が議定書に参加することを奨励することを求めております。  また、我が国で開催をされました昨年のCOP10でございますが、その中では国連生物多様性の十年という提案がなさ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御検討いただいている法律については私も非常に注目をしておりますし、そうした福島でそれぞれ御苦労をされている皆さんをしっかり政府として支えていくという体制はつくらなければならないというふうに考えております。  まず、職業被曝の方なんですけれども、今パイロ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 現在、発電所において敷地境界周辺で公衆の受ける線量についての上限というのは、法律では年間一ミリシーベルトとなっております。これが原子力委員会の指針で更に五十マイクロシーベルト・パー・年となっておりまして、事業者は保安規定で更にこれを下回る目標値を設定をし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) できるだけ全体としての量を減らしていくべきだという加藤先生の御指摘は大変ごもっともだというふうに思います。  あとは、これはちょっと考え方として私も一度頭を整理してみたいなと思うんですけれども、例えば自動車なんかでも排出ガスの規制というのは濃度でなされ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 米国の件は確認をしてみたいと思います。今、加藤先生御指摘なのは、ウラン鉱山などの割と川上の方の話をされたと思うんですが、米国が原発も含めてどういう形で規制をしているのか、そこは確認をしてみたいというふうに思います。  ですから、考え方としてそういう考え...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、水野委員が御指摘をされたとおりでございます。  このIPCCの第四次評価報告書というのは、これは世界中の研究者が参加をし、そして国もしっかりと関与する形で策定をされたものであると承知をしております。その中で様々な議論が行われて、気候システムの温暖化...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 我が国政府といたしましては、独自に科学的な研究を進めておりまして、今御指摘の国立環境研究所、そして東京大学、さらには文部科学省が所管をしております海洋研究開発機構によりまして研究がなされ、その中で温暖化が人間活動に伴うものであることを強く示唆する研究成果...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今や特定財源ということに関しても、若干その定義が曖昧になってきておりまして、元々、石石税も確かに特別会計に直接入っておりましたが、あるときから一般会計に入ってそこから歳出をされるという形になっております。  したがって、大事なことは、きちっと温暖化対策...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ポイントは私、二つあると思っていまして、一つは、環境に負荷のあるエネルギー源にきちっと課税をすることで無駄なエネルギーの消費を抑えるという、そういう効果が税にはありますので、それがしっかり確保されることですね。もう一つは、やはり集まった税金の使い方という...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 水野委員が一番御苦労されたところでもあると思うんですけれども、これを導入するときには相当様々な業界から厳しい声もあって、やはりこれまで石油石炭という比較的エネルギーでいうと一番川上のところで取ってきた税金で、そこで安定的に取ることが一番受け入れていただき...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確かに時間がかなりたっておりますので、順次という答弁が先ほどありましたけれども、しっかりと全体が進むように取り組む必要があると考えております。
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(細野豪志君) それはもう御指摘のとおりだというふうに思います。
○国務大臣(細野豪志君) 確認は是非してみたいというふうに思います。  宮城県というのは約二十年分の廃棄物があり、石巻はその中でも最大の廃棄物を今回大きな災害によって今処理をしなければならないという状況です。ですから、あとは、できるだけ復旧を果たすためにはスピードも大事だし、安...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 宮城県の場合は、仙台市が政令指定都市でありますし、仙台市が廃棄物の処理について一番先鞭を着けて取り組んだということの結果として、仙台市の考え方と宮城県のいろんなやり方とが若干違う形になっているのかもしれないというふうに思います。  ですから、そこは発注...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ここはちょっとなかなか難しい判断だと思います。といいますのは、除染もそうなんですけれども、ある程度まとめて発注をしてそこで進むようにしないと、どうしてもスピードが落ちるという面があるわけですね。ですから、ゼネコンに一括発注すること自体が即駄目だということ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) はい、存じ上げております。ちょっと時期は覚えていませんけれども、この澤さんの話も私、直接聞いたことがありますし、多分この事件が出てきたときにかなりネット上でその映像が出回りましたですよね。それもある人から指摘されて見ましたので、かなり話題になった事件です...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ツバルの例をお引きになりましたけれども、私が記憶しているのは、たしか、あれはホッケースティック曲線だったかどうかは分かりませんけど、とにかく、幅を変えると実は余り温暖化しないとか、そういうデータが出たりとか、氷河の写真が実は違うんだとかいう映像が出ていた...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 税金を上げるというのは、いずれの時代も皆さんに御負担をお願いすることでございますので、なかなか苦しい経済状況にあるというのは私も分かっております。片や、やはり事態がより再生可能エネルギーをしっかり育てていかなければならない状況に向かっているというのも事実...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私もNRCの関係者、IAEAの関係者、そのほかの国々の原子力規制にかかわる関係者とも随分コミュニケーションを取ってまいりまして、それぞれの国がどういった規制機関をつくっているのかということについても意見交換をしてまいりました。その中で、我が国ではやはり行...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 危機管理の部分なんですけれども、浜田先生、私も真剣に考えたんですよ。本当に皆様もお考えになったと思いますよ。私ももうずっと半年、どういう危機管理がいいか、考えに考えたんですけれども、日本の八条委員会、三条委員会は必ずしも危機管理にやっぱり向かないんですよ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この前後の経緯は私は直接全く関与していないので、詳細については、私自身の個人的なということでいえば承知をしておらないんです。  ただ、その後閣僚になりましたので、どういうことなのかということで確認をしましたところ、十三日に原子力安全委員会の方から、この...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これにつきましては、服用者数については福島県を通じて各市町村から回答をいただいているということでありますが、いずれの市町村においても把握をされていないと。  つまり、このときは、これ十三日ですね、十二日に避難が出ています、十キロから二十キロですね。です...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 内閣委員会ですのであらゆる御質問にお答えをしなければならないんだというふうに思うんですけれども、実はこの分野は私の担当ではないんです。ですから、医療について非常に気になっていまして、一つ一つとにかくやろうということを呼びかけておりますが、まだまだ十分な対...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) できるだけ安全サイドに立った様々な取組をしたいとは思っております。その中で、これは文部科学省に先頭に立っていただいて環境省も一緒に行くことで、こういうホットスポットについても除染をしようということなんですね。  基準なんですけれども、御懸念はよく分かる...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 正確には、私は当初、社会保障担当の補佐官だったんですが、海江田大臣を補佐するという意味で当初から官邸に入って主にこの仕事をしておりました。  今、個人的にということも含めての御質問だったと思いますので申し上げますと、私がSPEEDIのデータを初めて見た...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 福島県とのやり取りは、済みません、私、全く把握をしておりません。
○国務大臣(細野豪志君) 除染が今最大の課題になっておりまして、除染をした土をしっかりと保管をするという意味で仮置場を造っていきたいということで、個別の市町村と相談に乗りながら場所の選定を現在しております。  幾つかの自治体についてはめどが立ちましたけれども、まだ立たないところ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この一兆一千数百億円の予算というのは、ある程度のそれぞれの地域の状況というのを勘案をして積み上げたお金でございます。  既にモデル事業も始まりつつありますし、また地域でも除染が始まっておりますので、その費用は国が負担することになっております。ですから、...全文を見る
10月28日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 福島の皆さんは、依然として事故が収束をしていないという状況の中で、なかなか復旧復興に向かって進むことができる状況になっていないということに関しては本当に申し訳なく思います。そういった状態を改める、これを変える意味でも、事故の収束というのが本当に重要だとい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 済みません、答弁が冗長になり過ぎました。  現在、その安全な状態かどうかというのを確認作業をしておりまして、それが確認をされた時点で事故としては収束ということでございますので、安全な状態ということを確認をすべく今やっているということであります。
○国務大臣(細野豪志君) 確かに、谷岡委員おっしゃるとおり、現在、炉の中の状況及び格納容器を含めた状況がどういったことにあるのかということについては、人が入ることができませんので、見ることはできておりません。ただ、解析はかなり回数、さらにはかなりの種類行っておりまして、おおよその...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そういう御質問に対して言うならば、圧力容器の底部に一番燃料がたまっていると考えておりまして、それが一号機から三号機までおよそ七十度前後のところまで落ち着いてきているということでございます。
○国務大臣(細野豪志君) この事故の最終的な解決というのは廃炉になるわけですので、恐らくそれには十年を超える月日が必要であろうというふうに思っております。この作業をやるためには、もちろん技術的な様々な開発が必要でございますので、そういった面でも大きなハードルがございます。ただ、そ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 安全宣言という言葉自体は私は今まで余り考えておりませんでした。  むしろ、私どもが目指してきたのは、事故が起こって多くの皆さんに避難をしていただいたわけですね。もう本当に大変な事態が起こっているわけです。今でも時々避難をしている皆さんとお会いをすると、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 第二の安全神話という意味では、この事故が例えばオンサイトについては一定の収束を見たので原発全体がそれこそ何の問題もないんだと、これまでの過ちはもうなくなったんだというような、そういう取られ方は絶対にされるべきではない、そういう表現は慎むべきであると、する...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 既にもう七か月以上が経過をしておりますので、そういう不安定な状況に長くいらっしゃると、いていただかなければならない状態になっているということに関しては本当に申し訳なく思っております。  私自身も避難をされている方との何度か実は懇談の機会を持ってまいりま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、先ほどの選択肢という話について若干補足をさせていただきたいと思います。  今、非常に難しい、どういう選択肢があり得るのかということについて検討を始めておりますが、その前提として二つございます。一つは、徹底して今帰ってきていただけていない区域につい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ニューヨーク・タイムズがコラムを出したということについては聞いておりまして、非常に厳しいコメントだったというのは耳にしておりますけれども、記事自体は読んでおりません。
○国務大臣(細野豪志君) 私は事故直後、特に三月の十五日からは政府と東京電力との間でつくられました統合対策本部で主にサイトの中の事後対応に当たっておりました。したがいまして、サイトの外にどういう影響があるのかというのは極めて大事なことなんですけれども、一定の役割分担が必要ですので...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私もそう思います。  六月にIAEAに報告書を出しておるんですが、そのときにSPEEDIの公開がどうあるべきだったのかというのは政府の内部でもかなり議論をいたしました。元々SPEEDIというのは、放出源情報があるということを前提に公開をする仕組みになっ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 浪江町の皆さんはもちろんですが、これは福島県民の皆さん、国民の皆さんに、このSPEEDIのデータが的確にきちっと公開できなかったことについてはおわびを申し上げたいと思います。  一方で、やはりここはきちっと御説明をしなければならないんですが、果たしてこ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) その報告書は、五月ほぼ一か月掛けて、関係者が何度も集まりまして、専門家のアドバイザーの皆さんからも御意見をいただいて書いたものでございます。ですから、今おっしゃったような位置付けで結構です。  ただし、五月の時点ですので、情報が相当限られておりました。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 修正の部分は存じ上げてはおるんですけれども、海江田大臣が答弁をされて、その後、海江田大臣ももちろん最高責任者で、私が実務をやっておりまして、大臣の判断でしたので、もちろんそれで結構ですということで受け止めたのを覚えておるのですが、済みません、ちょっと詳し...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いろんな評価があると思うんですね。ですから、そこであるSPEEDIというシステムを本来は活用できたという意味では上野委員が今御指摘のとおりです。  一方で、ちょっと私がSPEEDIのシステムでこれから変えていった方がいいなと思っていますのは、そもそも事...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、中川大臣から手渡していただいたんですが、済みません、ちょっと事前にこれを私が確認をしていたかどうか記憶は定かではありませんけれども、はっきりこうして白書そのものについて見るのは初めてでございます。
○国務大臣(細野豪志君) 今、朝田さんのお話を聞いて、当時の状況を私も記憶をたどりながら、本当に御苦労、もう大変な思いをされたということに対して申し訳ないなと、そんな思いで聞かせていただきました。  今、森委員の方がおっしゃった、健康にいろんな不安を持っておられるわけですから、...全文を見る
11月07日第179回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○細野国務大臣 階委員御指摘のとおり、この災害廃棄物の問題というのが復旧復興の大きな壁になっておりまして、何としてもこれを処理しなければならないと考えております。  そのためには、例えば岩手県ですと、十一年分の廃棄物がございますので、広域処理というのが欠かせない。これは我々がし...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘の数字が、まさに今の状況をよく示しているというふうに考えております。  三百五十万トンを広域処理しなければならないわけですが、めどが立っているのが、東京都で受け入れていただくことが決まりました五十万トンのみ。残り三百万トンを安全にしっかりと全国で処理してい...全文を見る
11月07日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 広域処理に応じていただいた東京都には、本当に心より感謝を申し上げたいと思っております。  状況を御説明いたします。  環境省では、四月の八日に災害廃棄物の受入れの処理について協力を全国の自治体に依頼をいたしました。その時点では、全国の四十二都道府県五...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 環境省では、放射性物質により汚染されたおそれのある廃棄物を安全に処理をするために、災害廃棄物安全評価検討会を開催をしてまいりまして適切な処理方法の検討を進めてまいりました。焼却灰の埋立基準につきましては、原子力安全委員会が六月三日に定めました東京電力株式...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず大切だと思っておりますのは、それぞれ市町村、都道府県で担当されている皆さんに、しっかりとこのことを御理解をいただくということだというふうに思っております。既に説明会などはやっておりますけれども、個別に受入れについてのある程度の意思を表明をしていただい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 自治体にはこれまでも説明をしてまいりましたし、今もしておるんですね。それを、こういう場所で答弁するのがいいのかどうかちょっと迷うんですが、せっかく御質問いただきましたので申し上げます。  例えばここの自治体に説明を行ったとか、ここでこういうことをやって...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほどの点について一点だけ。  いつでも住民の方には御説明に伺いますということは私ども申し上げております。ただ、例えば国が直接乗り込んでいって市町村の合意のない中で説明会をやるわけにもこれはなかなかいかないという事情がありますので、申し訳ないんですが、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) できるだけケース・バイ・ケースで対応していきたいと思っております。  現在、環境省内で取り組んでおりますのは、既存の施設の中で余力があるところについて、そこの部分を生かすことで広域処理をしていきたいという方針でございますが、いろんな御意向を持っておられ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘の責任は全て政府にございます。中でも、私が直接の担当をしておりますので、全力で取り組んでまいりたいというふうに考えております。  もちろん、放射性物質に対してしっかりと安全、安心を確保することは重要なんですけれども、確実に安全だという状況が達成で...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 基本的な考え方は、今、枝野大臣から御答弁があったとおりでございます。  若干、現場に近いところにおりました観点から申し上げると、例えば、事故の直後の放水において自衛隊や警察や消防の皆さんが非常に大きな役割を果たしたという部分、さらには、統合対策本部には...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原発事故への対応の政府としての体制ということで申し上げるならば、それは原子力災害対策特別措置法に基づき設置をされた原子力災害対策本部ということになります。  こちらについては、本部長は野田総理、副本部長が経済産業大臣、これは法律で決まっておりまして、そ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 避難の判断は私の直接の担当ではございませんけれども、私にということで御質問いただきましたので、政府の立場を説明を申し上げたいというふうに思います。  特定避難勧奨地点でございますけれども、これは生活全般を通じて年間二十ミリシーベルトを超えるというのが一...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 基本的な除染のやり方として、JAEAのような研究機関がそれこそ全てをやる、若しくは全てを仕切るということではなくて、住民に参加していただいて、しっかりと安全を確保した上で結果を出していくという、そういう吉田委員のお考えに私も基本的には賛成でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) キセノンの問題では皆さんにいろいろ御心配をお掛けをいたしました。自発核分裂に対してしっかりと当初から分析をしておって、キセノンが出たときにすぐにそういった分析結果を出すことができれば一番それはもう御心配をお掛けをしなかったわけでありますから、そういったこ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) キセノンが検出をされた前と後とで状況自体が変わっているわけではありませんので、基本的にはこれまで分析をしておった状況が今も維持をされていると考えております。ただ、今、亀井委員御指摘のように、最悪何が起こり得るのかということを考えて、それを国民の皆さんにお...全文を見る
11月08日第179回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○細野国務大臣 茂木会長の方から随分激励をいただきまして、本当にありがとうございます。感謝申し上げます。  ホームページは、当初は友人にやっていただいて、ほとんどお金をかけずにやっておったんですけれども、途中から、ある程度しっかり仕事でやってもらった方がいいだろうということで、...全文を見る
○細野国務大臣 済みません。原子力安全庁の方は、どういう組織にするのか、そこにどういう機能を入れるのかということについては、私も、少なくとも週に一回もしくは二回、かなり集中的に議論をして進めておりますので、状況はほぼ把握しているつもりなんですけれども、ホームページについてどういう...全文を見る
○細野国務大臣 原子力安全庁のシステム自体は相当しっかりしたものをつくらなければならないと思っておるんです。今回、緊急のシステムというのが、東京電力の例えば本店や発電所の現場となかなか情報の共有ができなくて、私は、これが大変大きなボトルネックになったと思っておりまして、そういう意...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおり、平成二十四年度で契約ができるもの全体を含めまして、ですから、これからあと一年半ほどの間に約一兆一千数百億円の予算を組んでおります。それぞれ積算は、苦労しながらでありますけれども、根拠はございます。警戒区域や計画的避難区域の除染、そしてそれ以外の、今...全文を見る
○細野国務大臣 御指名をいただきましたので、答弁させていただきます。(村上(誠)委員「指名していません。委員長、私は総理と」と呼ぶ)
○細野国務大臣 委員長から御指名をいただきましたので、答弁をさせていただきます。  チェルノブイリと比較をして村上委員の方から御指摘がございましたけれども、チェルノブイリとそして今回の東京電力の福島原発というのは、状況はかなり異なります。チェルノブイリについては、炉自体が爆発を...全文を見る
○細野国務大臣 確かに、当初起こった状況について、最悪を想定して、そういう状態なんだという可能性を指摘することができなかったということについては、政府の分析の甘さはあったと私も思っておりまして、反省をしております。  正確には、メルトダウンそのものを真っ向から否定していたという...全文を見る
○細野国務大臣 まず、東京電力の福島の原発については、これを所有し運営をしているのは東京電力でございますので、東京電力に大きな責任がございます。  ただ一方で、これだけ本当に厳しい事故が起こっているわけですので、一民間企業にそれを任せるわけにはいきませんので、政府にも東京電力同...全文を見る
○細野国務大臣 いろいろと皆さんに御心配をおかけしておりまして、世界にも、まだこれで収束という状況に至っていないということに関しては、大変申しわけなく思っております。そのすべての責任は私にございます。
○細野国務大臣 冷温停止状態というのは、慎重に確認をしたいと思っております。これは、それこそ世界に対してもしっかり説明をしなければなりませんし、冷却機能の安定化というのも、多重性をしっかり確保して、もうもとには戻らない、つまり、またそれこそ大きな事象に至るということがないような確...全文を見る
○細野国務大臣 はい。この五ミリの上と下との問題ではいろいろ情報が混乱をいたしまして、大変皆さんに御心配をおかけしました。このことについてはおわびを申し上げます。  今局長が若干細かい個別のことについても答弁をいたしましたが、五ミリ以上についてはできるだけしっかり、面でやってい...全文を見る
○細野国務大臣 吉野委員御指摘のとおり、今地元で一番悩みの種になっておりますのが仮置き場でございまして、国にこの仮置き場の設置について非常に大きな責任があるということは、私も自覚をしております。  ただ、その一方で、この仮置き場をつくる場合にどうしても、顔が見える関係の皆さんが...全文を見る
○細野国務大臣 おっしゃったとおりのやり方が一番いいと思います。つまり、市町村がそれぞれ動いていただけるように、環境省はそこに人を出して、そこで個別に見つけていくというのが最もいい方法だと考えております。  そこで、環境省としては、福島に事務所をつくりまして、そこでできるだけ人...全文を見る
○細野国務大臣 環境省は職員が、地方も含めて全部で千名でございまして、今、各部署から、まだ人が出せるのではないかということで寄せ集めまして、福島にどんどん人を送っておるという状況でございます。  それを含めて、これは環境省だけの問題ではないと思っております。他省からも人を出して...全文を見る
○細野国務大臣 現在は、間もなく二十名ぐらいになるということでございまして……
○細野国務大臣 それを、来年には採用いたしますので、五十名程度。来年度、四月からは二百名程度にはしたいと思っております。それにしっかりと応援を入れていくという体制です。
○細野国務大臣 三十年間としたのには、幾つか理由がございます。  一つは、除染は一年や二年で終わる作業では到底ない。これから長く、それこそ天気によって、水の流れによって放射性物質の場所が変わりますから、そうした状況にも応じて除染をしていかなければなりませんので、福島でしっかりと...全文を見る
○細野国務大臣 今、吉野委員が具体的に御指摘をされたとおり、確かに、現在の放射線量率を一〇〇とした場合に、セシウム134、セシウム137がそれぞれ減少いたしまして、三十年後には一三になるということであります。ですから、約一割になるわけですね。ですから、そのときに、確かに、薄れたの...全文を見る
○細野国務大臣 大変失礼いたしました。  中間貯蔵施設をつくる主体を決めると同時に、そこは最終処分についても責任を持つような主体にしていかなければならないというふうに思っております。その中間貯蔵施設なり最終処分を行う主体を決めるもの、そのもののあり方を法律のもとで規定すべきかど...全文を見る
11月09日第179回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○細野国務大臣 まず、この面積ということなんですけれども、これは、この法律が施行されれば地域指定ということをすることになっておりまして、それによって決まってまいります。もちろん、法律の施行は一月一日ですので、それより前倒しをして既に除染はさまざまなところで行われておりますが、法律...全文を見る
○細野国務大臣 今年度の補正予算と来年度の予算、さらには二十五年度も含めて前倒しをする部分で、大体一兆一千数百億円ということで今想定をしております。この予算の中に果たしておさまるのかどうかというのは、私は余り予断を持って言わない方がいいだろうと思っておりまして、除染をやればやるほ...全文を見る
○細野国務大臣 まず、仮置き場については、それぞれの地元の皆さん、市町村の皆さんに大変な御負担をおかけしておりまして、御努力をいただいていることに心より敬意と感謝を申し上げたいと思います。  その上で、現在までに仮置き場の設置のめどが立っているところでございますけれども、警戒区...全文を見る
○細野国務大臣 大変失礼いたしました。  私どもが今想定をしておりますのが、千五百万立方メートルから二千八百万立方メートルということでございます。これは、かなり差がございまして、変わり得るものというふうに思っております。  ただ、これぐらいの規模であっても相当大きな施設になり...全文を見る
○細野国務大臣 現在、環境省でつくっております除染のチームは、全体で四十八名でございます。そのうち、三十二名が本省でさまざまな準備に当たっております。現地には十六名行っております。  現在、それを、さらに人員を募集いたしまして、年明けには福島県内で五十名体制、そして、年度明け、...全文を見る
○細野国務大臣 政府内における、というよりは、除染というのはもう国全体の問題ですから、今、この除染という問題全体の責任者は、環境大臣である私でございます。  これまで環境省というのは、放射性物質については扱わないということになっておりました。しかし、これだけ大きな問題が出てきて...全文を見る
11月10日第179回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○細野国務大臣 警戒区域の除染について、非常に建設的な御提案をいただいたと思っております。  警戒区域、そして計画的避難区域の除染というのは、そこで生活をしておられる方がいらっしゃいませんので、国がしっかりと責任を持ってやっていかなければならないと思っております。  市町村の...全文を見る
11月15日第179回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 除染につきましては、それぞれの自治体、コミュニティーの皆さんに大変御努力をいただきまして徐々に進んでおりますので、非常にそのことに対しては感謝の思いを強くしているところでございます。  週末、私も、どういう様子かということもありましたので、除染を一緒に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 我が国の法律の枠組みの中において、発電所のサイト内の廃棄物については様々なルールややり方が既にございますけれども、サイトの外については何ら法律的な措置も体制も整備をされておりませんでした。したがいまして、今環境省ではそれをゼロからつくっているという状況で...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 特に大きな意味があるわけではございません。ただ、若干誤解をされないように気を付けて表現をしたいと思っております。  といいますのは、福島県内で中間貯蔵を、これは安定的にしっかりしたいと思っておるんですけれども、それをそのまま違う場所に持っていくというこ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いろんなことを総合的に考えていかなければならないと思っておりますが、まだ場所について特定をできているものではございません。  今申し上げたような状況の中で、サイト外については環境省の責任でやっておりますが、サイト内の問題というのもこれも深刻でございまし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確かに、最終処分場というのが場所が限定をされない中で中間貯蔵についてもいろいろ御議論をいただいているということは申し訳ないと思っております。ただ、その一方で、除染をすると廃棄物は出るわけでございまして、それも何とかしなければならないというこちらの必要性も...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 年内に体制を更に拡充をしまして、年初には少なくとも五十名を超える体制になります。また、四月には二百人を超える体制というのもめどは立っております。それを更に拡充をいたしまして、それぞれの市町村の仮置場の設置に我々がしっかりと御説明をして、そして除染が進むよ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおりだと思います。  私、環境省の職員を現地に送り出すときには必ずこういうことを話をするようにしております。除染というのは本来は国の責任でやらなければならないものだと。ただ、大変申し訳ないことに、地域のそれぞれの皆さんに御協力をいただいたり、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私も週末、市町村の関係者と話をしてまいりまして、その問題点に気が付きました。除染は、福島県の方に基金をつくっていただいて、そこにある程度お出しをして、そこから出ている部分が結構ございます。ここは、県がそれこそこの大事なお金を有効に使おうということで、いろ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 浜通りであるとか、また線量の高い市町村においてはそういった形で一緒に様々な除染についての取組ができておるんですけれども、中通りのまだ十分手の届いていないところ、さらには会津の地域においてはそういう体制が恐らくできてないんだろうというふうに思っております。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) できるだけ早い時期にというふうには思っております。    〔理事川上義博君退席、委員長着席〕  その一方で、仮置場というのも、これ三年を一つのめどにしておりまして、量の問題もあるんですけれども、やはり安全な状況で保管をしておくというのが非常に重要だと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国会でこの除染について法律を通していただいたのは、一元的に環境省でしっかりやれという御趣旨だというふうに考えております。したがいまして、農地については農水省が様々な検討をしていただきましたけれども、様々な最終的な取りまとめであるとか予算であるとか、そうい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) チェルノブイリの事例というのはしっかりと検討を改めてしてみたいというふうに思っております。  現段階で私どもが承知をしておりますのは、我が国におきましては、一般的に農地の作土、農業の土といいますか、そこで育つ土ですけれども、そういったものが十五センチ以...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 農地であるとか、あとは御自宅であるとか道路であるとか、そういったところはやれば低くなります。これはやった経験からいっても達成感もありますし、やればやるほど線量が下がるという意味で加速をさせることが重要だと思っております。  一方で、非常に悩ましいのが山...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私も陸中海岸国立公園を訪れまして、あの地域の本当にすばらしい環境を生かして、歩行者の皆さんはもちろんですけれども、サイクリングに来られるような方にも是非ここを楽しんでいただきたいというふうに思います。  現在、この在り方を中央環境審議会で様々な検討をし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国交省の方からこれまで御説明いただきましたけれども、この住宅エコポイント事業の半分は環境省の予算でございますので、国交省とはまずしっかりと一体となってやってまいりたいと思います。  また、改修の際は、先ほど御指摘のあった太陽光パネルの設置ということが併...全文を見る
11月16日第179回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) ただいま木庭委員の方から御指摘をいただいたとおり、受け入れていただける自治体が減少いたしまして、今その対応を環境省としてしているという状況でございます。  御説明申し上げます。災害廃棄物の広域処理につきましては四月の時点で調査をしておりまして、全国の四...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 本当におっしゃるとおりだと思います。  東京都で受入れをしていただきました宮古市のこの廃棄物ですけれども、燃やした後の灰で百三十三ベクレル・パー・キログラム程度でございますので、これは本当に全く安全に問題がないレベルに下がるものでございます。そういった...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 本当に激励を、叱咤激励をいただいたというふうに思っておりまして、ありがとうございます。  この問題については、総理が先日の閣議の中でも御発言をいただきまして、国としてしっかり取り組むようにという、そういう御指示もございました。近日中、もう本当に近々、関...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回、福島大学の災害復興研究所が行われた調査については、私も全ての項目を拝見をいたしまして、その中で特に若い世代の皆さん、そして上の方も含めてそうですけれども、戻ることについていろんなお考えを持っておられると。特に若い方は五二%の方が戻る気がないとお答え...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 明確に何年にということで特定の年限を限定をしているわけではございません。ただ、一定のめどといたしましては平成二十六年の三月末までというのを目標にしておりますので、およそ二年少しというこの期間でできる限り除染を進めることによりまして二十ミリシーベルト以上の...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 現在の現存被曝状況において私どもが避難の基準としておりますのが、追加放射線量が年間二十ミリシーベルトに相当する地域ということでございます。  したがいまして、少なくともこの二十ミリを下回ってくれば、現実的に帰っていただくためには、もちろんインフラの整備...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) こちらで言っております特に高い地域というこの部分についても、特に明確な数字を設定をしているというものではございません。ただ、現実に今モデル事業を実施しておりまして、その中で、元々の放射線量が非常に高い地域について、なかなかその線量が下がらないということも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 枝野大臣、そして平野大臣とともに、今こういったことについての具体的な検討を始めております。  ここに書かれているものというのは、それぞれ非常に大きな意味のあることでございますし、やるということになると何らかのこうした法的な検討というのも必要だというふう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それぞれの市町村で行っている除染については国の責任でしっかりと財政措置をするという方針でございます。既に予算措置をしてまいりましたけれども、この三次補正、さらには来年度の予算も含めると実質的には一兆円を超える予算の規模を確保しておりますので、そこでしっか...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 市町村が責任を持ってやったものということに関して言うと、過去も含めてしっかりと対象とするように検討していきたいと思っております。
○国務大臣(細野豪志君) 既に付けました予算の中で、例えば、地域で除染をやっていただいた場合に実質的な費用がいろいろ掛かってまいります。そういったものについて五十万円という形でお渡しをして、それをしっかりと後押しをするという枠組みがございますので、そういった中で最大限そういったも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力委員会では、ステップツー完了以降の使用済燃料の取り出し、さらには放射性廃棄物の管理、廃止措置といった一連の取組について専門部会を設置をしておりまして、その中で検討結果を既にまとめまして、現在パブリックコメントの募集をしているところでございます。 ...全文を見る
11月17日第179回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 海岸漂着物対策につきましては、海岸漂着物処理推進法に基づきましてそれぞれの都道府県で対処していただいているという、そういう状況でございます。  その中で、財政支援につきましては、平成二十一年度の補正予算におきまして、御指摘のとおり、今年度までの三か年の...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 都道府県の執行状況ということでございますけれども、全部で約六十億、正確に言うと五十九億二千万円の基金なわけですけれども、各都道府県の中で全体の執行率が六七%という数字になっております。ただ、これは全部使い切ったということではなくて、市町村にあってまだ使っ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この海岸漂着物のしっかりとした処理というのを担当する環境大臣としては、是非そういった方向でという思いもあるわけでございますけれども、これは元々、平成二十一年度の補正予算でつくられたときは、雇用対策、経済対策として全額国費というふうになった経緯があるようで...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私は事故発災当時は補佐官でございましたので、菅総理の恐らく最も近いところで事故対応を見ていた人間だろうと思っております。したがいまして、心の準備といたしましては、事故調査委員会からお呼出しがあれば、それには当然応じてしっかり話をしなければならないというふ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 中間報告をどういう位置付けの報告書にされるのかどうかということは、これは委員会の判断ということになると思いますので、この中間報告の前とか後とかということに関して私がコメントする立場にはないというふうに考えております。  ただ、先ほど枝野大臣の答弁にもあ...全文を見る
11月21日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
議事録を見る
○細野国務大臣 柳田委員の御地元の茨城県でも、本当に皆さんにいろいろ御心配をおかけしておりまして、申しわけなく思っております。  この除染なんですけれども、しっかりと必要なところをやりたいというふうに思っておりまして、今一ミリシーベルトとおっしゃいましたけれども、追加放射線量一...全文を見る
○細野国務大臣 今回、こうした廃棄物についての法律を国会で通していただきましたので、国がしっかりと財政負担をして廃棄物が処理をされる体制をつくらなければならないし、環境省としては、今まさにその活動を最も中心的な業務としてやっているという状況でございます。  茨城県のことも調べて...全文を見る
11月21日第179回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) ステップツーの終了というのは、原発の事故が再びエスカレートして近隣の皆さんに御迷惑を更にお掛けをすることがない状況ということでございます。  具体的には、まずはしっかりと冷却ができている必要がございますので、圧力容器底部の温度に注目をしております。現在...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) どういった報告なのかということは、私ちょっと直接、今の御発言の中身というのは承知をしておりませんけれども、大体二千人から三千人ぐらいの作業員が中に入っております。その中にはもちろん東京電力の社員も含まれますけれども、関連会社、メーカー、そして建設会社の作...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは私も直接今お話をいただきましたので、確認をしてみたいと思っております。  今、一番私がしっかりと考えていかなければならないと思っておりますのは、事故の収束が確実にできる体制というのはどういったものなのかということでございます。東京電力は、現在、賠...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私、メーカーの皆さんとも話をしておりまして、現場の事故の収束そのものの様々な技術的な問題というのは東京電力よりもむしろメーカーの方が詳しいというケースは多々ございます。ただ、メーカーの更にその取引会社ということになってくると、全て把握することは難しい面が...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 簡潔に御説明のみさせていただきたいと思います。  環境省がこの仕事をやっておりますが、自治体にも様々な役割を確かに担っていただいております。そのときに環境省の職員に必ず言っておりますのは、これは国の責任で本来やるものなんだということであります。除染もそ...全文を見る
11月24日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
議事録を見る
○細野国務大臣 飯舘村を初めとした、避難をされている区域のモデル事業が今スタートをしておりまして、さまざまな取り組みをいたしております。  今の植木の話なんですけれども、私もお話を伺いまして、現在確認をしているところでございます。もちろん、例えば植木もそうですし、かわらのような...全文を見る
11月24日第179回国会 衆議院 本会議 第11号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 畑議員から、災害廃棄物について御質問をいただきました。  被災地の皆さんが、この廃棄物の処理に大変な御苦労をされております。国が責任を持って支援をし、そして、国が主体となって予算の確保もしていかなければならないと考えております。  また、被災地の復興...全文を見る
11月30日第179回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○細野国務大臣 遠山委員から非常に重要な御指摘をいただいたと思っております。  環境省では、アスベスト飛散防止対策について、災害時においては、平常時とやはり状況が若干異なりますので、それに限定をした形でのマニュアルを持っております。平成十九年に作成をしておりまして、災害時におけ...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおり、十一月二十八日付ですので二日前、発注時における適切な施工業者を選定するようにと、石綿の飛散防止対策の徹底のためにそういう通知を出しております。  もちろん、そこは徹底する意味で出した通知ではあるんですけれども、それまでも、環境省のサイドからかなり...全文を見る
○細野国務大臣 私、このアスベストの問題というのは放射性物質と同様に重要だという認識はよく持っております。したがって、環境省の方で今やっていることについてもできるだけ把握に努めておりまして、さらにそこはしっかりやってまいりたいと思っております。  御質問のモニタリングでございま...全文を見る
○細野国務大臣 他の五地点は瓦れき置き場でございまして、そういったところを重点的に調べたということだとは思うんですけれども、七地点というのは、そういう解体現場が二地点、瓦れき置き場が五地点ということでございます。
○細野国務大臣 環境省でしっかりと取り組んでいる予算の一つに災害等廃棄物処理事業費国庫補助金というのがございまして、これに相当の予算をつぎ込んでおります。  非常に大事な御指摘でございますので確認をいたしましたところ、それぞれの市町村が実施をする建築物の解体に伴い、アスベストの...全文を見る
○細野国務大臣 どういった形で一番全体を見れるのかというのをもう一度しっかりと確認をしてみたいと思っております。働く現場は確かに厚生労働省で、周辺環境に行くと環境省というすみ分けになっているんですが、そのすみ分けはほとんどこういった問題については意味がありません。  したがって...全文を見る
12月01日第179回国会 参議院 環境委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) 環境委員会の皆様には、除染について御視察をいただいて、前向きな御報告、御提案もいただいておりまして、心より感謝を申し上げたいと思います。  小見山委員からの御質問にお答えをいたします。  先月の十一日にお示しをしました基本方針では、放射性物質汚染対処...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この中間貯蔵施設につきましては、ロードマップにおいてお示しをしましたとおり、国の責任において、仮置場への本格搬入開始から三年程度をめどといたしまして供用開始をできるようにすることにしておりまして、平成二十四年度内に場所の選定を行うことといたしております。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 除染を推進をしていくためには政府としての予算をしっかり確保していかなければなりませんし、また体制も整備をしていかなければならないと思っております。  これまで、除染に関する緊急実施基本方針に基づく取組に必要な経費として、復旧復興の予備費の中から約二千百...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この中間貯蔵施設というのは、政府が一方的に例えば場所を特定をしてここに造るからということを言えるという性質の施設ではないだろうというふうに思っております。したがって、まずはそれぞれの自治体の思いというのも聞かせていただいて、例えば場所としてどこが適切なの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 除染につきましては、事業者による事業としての除染でやるべきところ、一方で、コミュニティーの除染はボランティアの皆さんや地域の皆さんに手を貸していただいてやっていく、そういう幾つかのやり方があるのではないかと考えております。その中で、本当にボランティアの皆...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 来年四月の発足に向けまして、現在、法律の準備を進めております。年内にとにかく作業を、できるだけ詰めの作業をいたしまして、できるだけ年明けの早い段階で法案をお示しをできるようにしてまいりたいというふうに思っております。  また、あわせて、来年の四月の発足...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回のこの土の処理の問題は、私はいろんな意味で不適切であったと思っております。  一番私が問題だと思っておりますのは、一月の一日から施行される法律に基づいて我々は除染をする責任がございます。そして、除染をした土については適切にしっかりと処理をしていただ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) エネルギー政策全般については、国民の皆さんの関心、非常に高くなっておりますので、これから、政府でもきちっと検討していきたいというふうに思っておりますし、国会の中でも様々な御議論をいただければ、それにはしっかりと私どもも耳を傾けさせていただいて、いろんな議...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 川口委員はまさにこの温暖化交渉を我が国の先頭に立って引っ張ってこられた方でございますので、皆さんの努力をしっかりと引き継いで、国際交渉で日本の立場をできるだけしっかりと世界に伝えることができるように努力をしてまいりたいと思っております。  我が国の温暖...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 途上国が鍵を握るというのは川口委員御指摘のとおりだと思っております。  私どもは、途上国にしっかりとメリットがあるような、そして世界全体で排出量が削減をできるような提案をしてまいりたいと思っております。それが先ほど御説明申し上げたような、CDMを更に深...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) その場合は署名はしないということであります。  ただ、ちょっといろんな報道がありますので申し上げたいんですけれども、京都議定書には、この約束期間に関する様々な義務が課されるという要素だけではなくて、CDMを始めとしたいろんな要素があるわけです。ですから...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) COP17の会合は、個別の国々の目標について主要な議題になる会議だというふうには私は認識をしておりません。したがって、どうやって全体として排出量を減らしていくのか、そして包括的な枠組みをつくるのにどういうロードマップを考えていくのかと、それが議論の対象だ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) その来年の夏までの検討というのは、我が国の厳しい環境というのがありますから、率直に厳しい部分も含めて評価をしなければならないと思っております。  ただ一方で、プラスの要因も私はあると思っていまして、節電の努力であるとか再生可能エネルギーがこれから相当の...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この基本法は、既に政府として提出をしておりましてお願いをしている法律でございますので、そこも現段階で変わっているものではございません。来年の夏までそういう温暖化も含めたエネルギー、環境の議論をする中で何らかのそこで方針が出るということになりますので、その...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 二〇〇八年、二〇〇九年は若干この全体の制度の中で貯金がございますけれども、二〇一〇年は非常に暑かったですから、CO2だけでいうとなかなか厳しい結果であったと。ほかのガスがありますから、まだ数字は確たることは出ておりません。二〇一一年、二〇一二年はまだ数字...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 長年この問題に取り組んでこられた川口委員からの御指摘でございましたので、担当の部局ともしっかりと相談をしながら、やはり今年の年末には温対推進法の九条に書かれているこの目達計画のモニタリングといいますか、しっかり、これ済みません、その目達計画に書かれている...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それは政府全体でやっております。
○国務大臣(細野豪志君) 地球温暖化対策推進本部が法律に基づいて設置をされていることは承知をしておりますので、その方法も一つあり得ると思っております。  一方で、政権が替わりましてから閣僚委員会というのを設けておりまして、関係閣僚で議論する場所というのもつくっております。したが...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 温暖化対策推進法というのは、私どもももちろん賛成をした大事な法律だというふうに思っております。一方で、今度基本法案も出させていただいておりまして、その中でまた新しい前進を図っていこうという考え方も既に提示をさせていただいております。ですから、ちょうどその...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) しかと承りました。  なぜ安全と付けたかという思いだけ申し上げますと、何のための機関なのかというのを明確にした方がいいだろうと思ったわけです。安全神話にそれこそ惑わされるというようなことがあっては絶対ならないわけでありますけれども、どこかで推進側が、推...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 情報をきちっと集めた上でしっかりと保存をして後世も検証できるようにすべきだという加藤委員の御主張は大変ごもっともだというふうに思います。そのことはこれまでも心掛けてきたつもりではございます。  IAEAに二度報告書を出しておるんですが、六月の報告書も九...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 加藤委員はまさにその分野の専門家でいらっしゃいますので、非常に今の御質問は重いお話だなと思いながら聞かせていただきました。  今回の事故を受けて、我が国が世界に対して最も貢献のできることは何かといえば、後段の部分の御指摘のところだろうというふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 「もんじゅ」は、私、今回初めて行ったわけではなくて、以前も行ったことがあったんですが、改めて、来年は原子力政策大綱の議論もしなければなりませんし、その中で高速増殖炉というのが非常に重要な判断の対象になるというふうに思いましたものですから、週末に行ってまい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ちょっと私に聞かれましてもお答えをできる立場にないわけですけど、環境省は同意人事の数が非常に少ないものですから、環境省としては、省としていろんな調整をして、これはという方を国会でお願いするという、そういう考え方でこれまではやっております。
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど例として、走る十三秒、十四秒とか、十秒、九秒という話がありましたけど、ちょっとそれとは性格が違うと思うんですね。それこそ環境技術ということを考えたときに、様々な当然削減の余地というのはこれからも出てくるだろうし、それに対して技術革新をすることは、私...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 沖縄の皆さんが本当にいろんな苦しい思いを持っておられて、そうした声に我々が十分こたえ切れていないということについては本当に申し訳なく思います。防衛省の中の問題ということでとらえるのではなくて、政府全体として重くとらえなければならないというふうにその件につ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) オスプレイというのは軍事面でも非常にこれまで話題になってきましたし、配備について沖縄の皆さんが非常に大きな関心を持っておられるということについても承知をしておりますので、市田委員が今言われたことは非常に重い話だなと思っております。  一方で、法的なとこ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この意見書自体は非常に一つ一つ、言葉が本当に、何といいますか、しっかりと精査をされた上でこういう意見書が出されているというのは文言を見ればよく分かりますので、政府全体でしっかり受け止めなければならないというふうに思っております。  その一方で、事業者と...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ちょっと何ともコメントがしにくうございまして、済みません。確認をしっかりまずしたいというふうに思います。
○国務大臣(細野豪志君) 今、亀井委員が御指摘のとおり、警戒区域における除染の考え方と元々人が住んでおられるところの除染の考え方というのは、やはり分けてしっかりやるべきだろうと思っております。したがいまして、この成立をした法律の中でも、警戒区域と計画的避難区域については国が全面的...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) できるだけ地元の業者に活躍していただけるような除染をしたいというふうに思っておりまして、警戒区域はもちろんですけれども、警戒区域の外側で除染をやる場合も、地元の業者ができるだけ仕事になるようにということで今発注をしている最中でございます。  数か月前に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 個人のプライバシーにかかわることですので、どういう今所長が状態なのかということについてはコメントを差し控えたいというふうに思うんですけれども。  私も、事故の収束に向けてやはり現場の声をしっかり受け止めなければならないという思いがずっとありましたので、...全文を見る
12月01日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) お願いしたのは環境省でございますし、現場については、一川大臣にももちろんいろいろ御説明をさせていただいておりますけれども、私が一番把握をしておりますのでお答えをさせていただきます。  自衛隊の皆さんを私どもは便利屋だとも思っていませんし、何でも屋だとも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今御指摘のような問題というのは、この川内村と楢葉町だけではなくて、違う例えば飯舘村と南相馬市の間で生じていたり、各地で生じておりまして、私も耳にしております。更に言うならば、確かに川上から川下へやるのが一番いいというのは私も分かっておるんですが、なかなか...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 環境省では、来年一月に福島環境再生事務所を設置することといたしまして、そこで人材をしっかりと集めて徹底的な除染を推進をするという、そういう体制をつくっております。そのためには、環境省だけでは十分な人的な確保が難しいものですから、各省にも応援を要請をいたし...全文を見る
12月22日第179回国会 参議院 環境委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○国務大臣(細野豪志君) おはようございます。  十一月二十八日から十二月十一日までの間、気候変動に関する国際連合枠組条約第十七回締約国会議及び京都議定書第七回締約国会合が南アフリカ・ダーバンで開催され、私、中野外務大臣政務官、北神経済産業大臣政務官及び仲野農林水産大臣政務官が...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今御指摘のワーキンググループは、十一月から八回にわたりまして、それぞれ二時間前後、私も基本的には全ての時間参加をいたしまして議論を積み重ねてまいりました。八回目は先週終了しておるんですけれども、最後の会合でもそれぞれの皆さんから前向きなお話もございました...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 二十ミリが大丈夫なんです、安全なんですという、そういう報告書にはなっておりません。  百ミリ以上については、疫学的な影響が、成人ですと〇・五%ぐらいがんの発生率が上がるということについてはもう既に出ております。それ以下については、他のがんの様々な要因に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、舟山委員が御指摘をされたように、この四つの成果というのが今回の南アフリカでの、ダーバンでの会議の中心的なものになるというふうに考えております。中でも、私どもが日本政府として強く目指した新たな枠組みについての道筋が示されたということは非常に大きな意味が...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今御指摘のように、国内の対策が緩むことがあっては私は絶対にならないというふうに思います。  会議の中でも、私の方からは、特に二国間の取組の中でできるだけ丁寧に説明をしてきたんですけれども、我が国の国内ではこの気候変動の問題に対してしっかりとやっていくと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、最後に言っていただきましたけれども、我々は離脱はしておりませんで、京都議定書の中には締約国としてきちっと入っております。一方で、第二約束期間については、これは参加をしないということを言っているわけでございまして、そこはまた別だというふうに考えておりま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この森林吸収源の問題というのは、実はこのCOP17の会議の中で隠れた非常に重要な論点でございまして、林野庁もずっとこの問題にかかわっている優秀な担当者の方がずっと参加をして交渉をやっていまして、しっかりと日本の立場を主張してこうしたものを守った、理解を得...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど申し上げましたとおり、森林吸収源対策というのは極めて重要な政策であるというふうに考えております。  平成二十四年度の税制改正大綱においては以下のような書きぶりになっております。温室効果ガスの削減に係る国際約束の達成等を図る観点から、平成二十五年以...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、小見山委員には、この地方支分部局の様々な改革の議論の中で、環境省のこれまでやってきたことを積極的に御評価をいただいて、私どもの考え方を御理解をいただいた上で様々アドバイスをいただいていることに心より感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうござ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この原発事故については非常に大きな責任が、というよりは最大の責任は政府にあるというふうに思っておりますし、そのことによって国民の皆さん、そして国会の皆さんにも本当にいろいろ御心配をお掛けをしていることについては申し訳なく思っております。そういった皆さんの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 川口委員はこの分野のもう本当に牽引役をずっとやってこられた方でございますので、私はまさにこの分野は今回のこの会議初めてということでございますので、本当にいろいろと皆さんのこれまでの努力を無駄にすることがないようにと、これが一番の私の率直に言って思いでござ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 川口委員から今回の会議において私どもの交渉の姿勢について非常に前向きに御評価をいただきまして、ありがとうございます。  今回、日本は確かに京都議定書の第二約束期間に入らないという意味ではいろんな、確かにそれに対しては評価はあったというふうに承知をしてい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 法律のそれこそあるなしにかかわらず、しっかり目標を掲げることは大事だというふうに思っておりますが、当然その目標をしっかりと国民の皆さんに守っていただいて、そして一緒に努力をしていただくという意味では法律があることが望ましいというふうに考えているところでご...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今年から来年にかけて行うこの温暖化の問題に対する様々な議論というのは、エネルギーと表裏一体の議論になると考えております。  つまり、再生可能エネルギーについては、加速化をさせていくというのはこれはもう国民的な合意だというふうに思いますが、その一方で化石...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、新しい枠組みについては、作業部会の設置も日本が提案をしたものでありますし、できるだけ早くそれをつくるべきであるというのも主張してまいりましたので、そういった意味では、それだけのことを主張した以上は、それに対して大きな貢献が求められるという...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ちょっと戦略について、もう本当に一言だけ。  まだ会議が終わったところですので、戦略について三省でしっかりとすり合わせをして、来年はこういう年にしていこうというところまで煮詰める形にはなっていないのは事実でございます。ただ、一方でこのCOP17を通じて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 失礼しました、場所ですね。場所を日本でということに関しては、非常に前向きな御提案ということで承りたいというふうに思います。  もちろん、まだ全くそれに向けての検討はしておりませんし、どういう形で二〇一五年まで持っていくのかということについてはまだ議論を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、議長というのはまさにその会議のイニシアティブを取るわけですから、非常に大きな役割だということは、今回も南アのマシャバネ議長を見ていましても、本当に大変でしたけれども、本当に頑張っておられる姿を見て、我々もそれを何とか助けようというムードも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 済みません。勘違いいたしまして大変失礼いたしました。  作業部会の議長もそれぞれ大変重い役割を果たしておりますし、その御提案は改めてしっかり、先ほど申し上げたような形で承らせていただきました。大変失礼いたしました。
○国務大臣(細野豪志君) まずは承らせていただきました。
○国務大臣(細野豪志君) 冒頭いろいろ御発言がありまして、私も御説明をさせていただきたいことがございますけれども、この場では控えさせていただいて、またしっかり御議論させていただきたいというふうに思います。  COP17の評価でございますけれども、先ほど冒頭でも御説明申し上げたよ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 二〇二〇年というところで私どもが設定をしております前提条件というのがございます。その前提条件と今回の合意との関係がどのようなものになっていくのかということについては、まさにこれからの交渉の中で様々変わり得るものだというふうに思っておりますので、現段階で断...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ちょっと加藤委員の御質問の御趣旨、もう少し、ごめんなさい、御説明いただけると幸いなんですけれども、確かに、排出権取引という意味ではまだ制度が実験的な段階で十分に確立をしておりませんので、そういった面では、それこそ制度構築自体に少し時間が掛かっているという...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 我々は京都議定書の第二約束期間には入っておりませんので、そういった意味で直接的なその部分で義務は課される形にはならないわけであります。一方で、京都議定書の締約国ではありますので、このCDMを始めとした枠組みについては、これはこれからもコミットできる形には...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) CDMについて、いろんなこれから企業にそれこそ混乱が出ないような様々な情報交換は私どもとしてもしていかなければならないというふうに思っております。一方で、そのCDMから更にこれを発展をさせて、いろんな諸外国との経済活動の中で積極的に貢献をしていこうという...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そういった御議論があることは私も理解をいたします。ただ、その一方で、新しい枠組みが道筋ができたということで御報告をしながらも、それが確たるものになるかどうかというのは相当しっかりと見ていかなければ、簡単な道筋ではないというのも一方で事実なわけです。そうい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私どもが出させていただいている基本法については、非常に重要なものでありますので、是非御審議をお願いをしたいというふうに思っております。その一方で、各党様々な御意見があるというところももう既に伺っておりますので、様々なそういう御議論を踏まえて、対応すべきと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) こうした取組、この気候変動の問題に対応する三本柱というふうによく言っておりまして、一つは税ですね。もう一つは再生可能エネルギー。水野委員、非常に熱心に取り組んでおられますので、これは実現に向けてかなり大きな一歩をもう既に踏み出しております。  この国内...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) このことはCOP17の会議でも明確に申し上げておりますけれども、第二約束期間には我が国は入らないという主張は一貫をしておりますが、一方で、京都議定書の締約国であり続けるという意思は表明をしておりますので、そこはしっかりとこれからも継続をしていきたい。その...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは少し、市田委員のお考えと私が若干そこに温度差があるなということを感じております。  九七年の京都議定書の議論の経緯、こういう会議に参加をするわけですから、過去の経緯は全部しっかり調べにゃいかぬと思ってかなり克明に見たんですが、その時点でもまさに途...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そうではありません。やはり先進国がこれまで温室効果ガスを出してきましたから、まず先進国が努力をするというこの考え方には私は異存はございません。
○国務大臣(細野豪志君) まず、基本的なお話として是非私の考えを申し上げたいんですけれども、CDMというのは、もちろん削減をするという意味で先進国にカウントされますから、先進国にもメリットがある制度です。それは事実です。一方で、CDMというのは、途上国にまさにいろんな技術移転もし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そういった要因はございません。
○国務大臣(細野豪志君) はい、ありません。それは、むしろ新しい枠組みをつくることにしっかりと注力をした方がトータルに排出量が減るという、その一点のみにおいてこういうことを提案をしたということであります。
○国務大臣(細野豪志君) 二国間オフセット・クレジットというのは、先ほどの局長の答弁にもありましたけれども、まだ国際的に確立をされた制度ではないんですね。ですから、我が国はいろんな努力をしていますけれども、それ自体も二国間では大変高く評価をされているものの、相手国には、国際的には...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、第二約束期間については、政府内でも相当の議論を積み上げて国際的にも説明をしてまいりましたので、そこは今の姿勢を堅持をしていくべきであると考えております。  一方で、二五%でございますが、前提条件を付けた上で非常に大きな目標を立てたということの意味...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御主張はよく承知をしております。承知をした上で、もちろん環境委員会の皆さんというのは、これは党派を超えてこの気候変動の問題にはしっかり向き合っていこうという方が私は集まっておられるというふうに承知をしています。  ですから、できるだけ高い目標を掲げるべ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) CASAの提案は具体的なものとしては早い段階で出ていましたので、私も見てはおります。  別に変化というのは原発の事故だけではないと思っていまして、前向きな変化もあるわけですね。それは、温対税もそうですし、再生可能エネルギーの導入の動きが加速化していると...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 電気に対する考え方を変えないかぬと思うんですね。地産地消型の小規模でも地元でつくれるという状況に変えなきゃならないと思っていますので、蓄電は鍵です。  今御指摘の予算は限られていますが、グリーンニューディール基金というのもありまして、そこでできるだけし...全文を見る