細野豪志

ほそのごうし

小選挙区(静岡県第五区)選出
自由民主党
当選回数8回

細野豪志の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第180回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(細野豪志君) 細田議員から、三問の御質問をいただきました。  まず、居住制限、帰還困難、避難指示解除準備区域の指定についてであります。  原子力発電所事故からの再生に向けて、去る十二月二十六日の原子力災害対策本部において、「ステップ2の完了を受けた警戒区域及び避難...全文を見る
01月27日第180回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(細野豪志君) 私に対しましても、原子力安全規制組織について御質問をいただきました。  今般の改革は、福島の原子力事故を受けまして、二度とこうした事故を起こさない体制と制度を整備するために実施したものであります。  このため、規制と利用の分離独立、関係業務の一元化、...全文を見る
02月02日第180回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○細野国務大臣 週末、私も石巻へ行ってまいりまして、改めて廃棄物の問題の現状を見てまいりました。とにかくこれをやり切らないと復旧は前に進みませんので、三つの方法で今やっております。  一つは、仮設の焼却施設をつくる。例えば石巻であれば五基、春にはこれをスタートさせられるようにと...全文を見る
○細野国務大臣 実は、稲わらは、廃棄物の灰と比較をしても、また違うレベルで高いんです。  これは、原因が若干解明し切れていない部分があるんですが、どうも、巻き取る形になるものですから、土の中の一番濃いところを集めて、それが入り込んだような形で稲わらというのは大きい丸になっている...全文を見る
○細野国務大臣 いつでも参りたいと思います。  もちろんこれまでも、例えば広域処理をする場合に、被災地の外側で不安を持たれている方については直接説明をさせていただいた機会というのがございます。また、地元の首長の方や関係の行政の方々には私も直接何度か説明やお願いをさせていただいて...全文を見る
○細野国務大臣 このアスベストの被害というのは、放射性物質、場合によってはそれ以上にはっきりとした健康被害がありますので、非常に重要だと思っております。  私も若干体験がありまして、阪神・淡路大震災のとき、二カ月現地にいて、もうもうとした中で、当初みんなマスクをつけずに作業をし...全文を見る
○細野国務大臣 日曜日に水俣市そして新潟市を訪問させていただいて、それぞれの地域の被害者の団体の皆さんとお話をさせていただきました。  水俣病というのは、半世紀以上にわたりまして、本当に多くの被害者を出し、今もそういった本当に苦しい状態から抜けることができないという方がたくさん...全文を見る
○細野国務大臣 平成二十一年の法律の制定というのは非常に重いと思っております。平成七年にも一つの政治的な判断が、当時は自社さ政権で行われたわけでありますが、そこでは十分な救済ができなかった、申請期間がわずか半年という期間でしたから、数からいっても全く不十分であったということだった...全文を見る
○細野国務大臣 そこは、やはり一つのめどというのは、三年をめどに確定をするという、ここをどう読むかです。私としては、それこそ、多くの皆さんに申請をしていただくという意味では一定の期間が必要だと考えておりますので、既に三月末は適当でないという判断をいたしました。ですから、その期間が...全文を見る
○細野国務大臣 エコチル調査は、今、阿部委員が御指摘をされた趣旨、すなわち、化学物質がお子さんにどういう影響を及ぼすのかということについて調査をすべくスタートしたものです。  これは、去年の三・一一よりも前から実施をしてきた調査でございますので、直接この問題とかかわりはなかった...全文を見る
02月07日第180回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(細野豪志君) 国会で事故調査委員会をつくっていただきましたので、そうした事故調査委員会から出てくる様々な御提案についてはしっかりと真摯に受け止めなければならないというふうに思っております。  ただ、その一方で、国民の原子力行政に対する不信感の高まり、それを考えれば、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) お尋ねのシナリオでございますけれども、三月の二十五日に、菅総理が近藤原子力委員長に対しまして要請をいたしまして、それにこたえる形で提出をされました。  この中身でございますが、時間がありませんので長くは申し上げません。申し上げませんが、書かれているポイ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 草川先生にお答えをいたします。  まず、期間でございますが、御指摘のとおり、これまでそうした期間というのは設定をされてまいりませんでした。すなわち、申請をして認められれば幾らでも先に行けたという制度にはなっていたわけです。そうしたことは、この原発の事故...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 記者会見で聞かれましたので、こういうふうにお答えをいたしました。  現状においては、原子力安全・保安院においてストレステストを行い、そしてそれに基づいて最終的には科学的な判断がなされて、その後、政務で判断をするという、そういう枠組みになっております。こ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 除染というものにしても中間貯蔵にしても、特に福島県の皆さんに大変御迷惑をお掛けをしている件でございますし、こういったことをお願いをせざるを得ないということ自体が本当に申し訳ないという、そういう気持ちでおります。そういう思いも含めて、昨年の十二月二十六日に...全文を見る
02月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○細野国務大臣 前向きな御提案をいただきまして、本当にありがとうございます。  既に前原会長が今御説明いただきましたように、被災地においては災害廃棄物の処理というのが非常に大きな壁になっておりまして、国としても全力で取り組んでおるところでありますが、まだ十分に成果が出てきており...全文を見る
02月10日第180回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○細野国務大臣 COP17の会合に行く前には関係閣僚で相当の調整をいたしまして、日本としては、できるだけ早い段階で全ての主要排出国が入る枠組みが必要だ、そのことを考えれば、京都議定書の第二約束期間というものについては日本は参加をしないという方針を決めて、それで会議に臨んだものでご...全文を見る
○細野国務大臣 簡潔に御答弁申し上げます。  まず、CDMなんですけれども、そうした京都議定書の枠組み自体に関しては、日本としてはさらに貢献をしていきたいというふうに思っておりまして、ダーバンの会議でもそのことを主張いたしました。そして、その主張は通っておりますので、そうした議...全文を見る
○細野国務大臣 さまざまな面で、依然として御心配をおかけしているということに関しては、特に福島の皆さん、さらには心配されている国民の皆さんにおわびをしなければならないというふうに思っております。  ただ一方で、今回の原発事故そのものがどういった事象だったのか、そして何をもって事...全文を見る
○細野国務大臣 これは世界に対しても説明する責任がありますので、きっちり御説明をしたいと思いまして出てまいりました。  まず一つは、現在の外部に出ている放射性物質の問題なんですけれども、限界的な出ている量ということでいうならば、例えば敷地境界で一ミリシーベルト・パー・年をかなり...全文を見る
○細野国務大臣 内山委員御指摘のとおり、森林の除染というのは一番難しい、しかも、恐らく大変な時間と労力がかかるであろう課題であるというふうに認識しております。  現段階では、率直に申し上げますと、まず人の生活に近いところを優先してやろう、そういう方針でございます。例えば国が直接...全文を見る
○細野国務大臣 まず、今御指摘をいただいた地域なんですけれども、年間の線量が一ミリシーベルト以上の地域につきましては、国会で御審議いただいて通していただきました放射性物質汚染対処特措法がございますので、それに基づいて自治体に除染実施計画を策定していただき、除染をやっていただき、国...全文を見る
02月13日第180回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○細野国務大臣 福井県の皆さんには本当に長きにわたりまして日本のエネルギー政策を支えていただいておりますし、若泉委員も町長として長年この問題に向き合ってこられたということで、そうした皆さんには本当に心より敬意を表したいと思います。今回の原発事故を受けて、福井の皆さんの中にもさまざ...全文を見る
○細野国務大臣 御心配をおかけしていますことについては、私からもおわびを申し上げたいというふうに思います。  今、全体の評価を保安院長の方から答弁がありました。私の判断ということで申し上げると、楽観論に立つのは、これはやめたいと思っています。というのは、事故直後に、必ずしもシビ...全文を見る
02月15日第180回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○細野国務大臣 規制庁の問題について御審議をいただきまして、ありがとうございます。塩崎委員が自民党の中でもこの問題を非常に集中的に御議論いただいているというのは聞いておりまして、この問題の重要性を御理解いただき、そしてこういうことで御質問いただいたことに関しては、心より感謝を申し...全文を見る
○細野国務大臣 総理のスピーチというのは非常に重いものでございます。それに基づいて規制機関のあり方について議論を深め、そして政府として法律を提出しているということでございます。
○細野国務大臣 IAEAとはこれまでさまざまな議論もしてまいりました。すなわち、IAEAのこの安全基準とは整合性のあるものをつくるということであります。
○細野国務大臣 IAEAの考え方というのは確かにこの安全基準の中に示されておりまして、具体的に、日本に対して二〇〇七年にIRRS、そういう調査が行われ、報告書が出ております。これは、我々は非常に重視をいたしました。  まず一点、これは塩崎委員にぜひ御理解をいただきたいんですが、...全文を見る
○細野国務大臣 人事という意味では、安全庁の長官は、これは長官人事でありますので……(塩崎委員「規制庁」と呼ぶ)規制庁の長官は、任命は政府として行うということであります。そして、その権限は委任をされますので、独立をしているということでございます。
○細野国務大臣 まず、八ページについて若干私の方から答弁をさせていただきたいんですが、この政府の案の方で若干欠けている部分がございます。それは、原子力安全調査委員会というのを、規制庁の長官や環境大臣が、それこそ、これはおかしいということがある場合にはチェックをできるような委員会と...全文を見る
○細野国務大臣 失礼しました。大変失礼いたしました。申しわけございませんでした。  平時と有事でございますけれども、まず、平時においては、これはまさに炉の規制ということが業務になりますので、委任をされます。平時においては、完全に原子力規制庁長官に委任をされます。これが考え方であ...全文を見る
○細野国務大臣 確かに、炉規制法を原災法はオーバーライドできる規定になっておりますので、緊急時においては総理にさまざま指示権が与えられます。  この中で、例えば、今回、オフサイトでさまざまな、汚染の調査であるとか、あと健康の問題、こういった問題も新たに規制庁の業務となります。さ...全文を見る
○細野国務大臣 まず、これは菅前総理の名誉のためにも申し上げますが、ベントについては、あれは即時にすべきだというのは、総理の判断でした。ただ、なかなかできないという状況の中で時間がたってしまったというのが事実であります。  ですから、そこはぜひ、事実に基づかない御発言は、こうい...全文を見る
○細野国務大臣 まず、前段のところでおっしゃった政府と規制庁の役割ですが、塩崎委員がおっしゃっていて、もしかしたら私の理解不足なのかもしれないんですけれども、私と若干見解が違う部分があるのかなと思うのは、あれだけの事故が起こったわけですね、あれだけの事故が起こって、事故全体の責任...全文を見る
○細野国務大臣 いろいろ御指導いただいてきた塩崎委員からのアドバイスでございますので、お言葉は本当に重く受けとめさせていただきます。  ただ、その上で、若干私なりの考えを申し上げたいんですが、十三ページの表でいうならば……
○細野国務大臣 はい。  放射線防護については、これはかなりの部分を規制庁に移します。例えば研究機関であるとかRI、病院のようなものというのは移せないということがありますが、移します。さらには、SPEEDIは完全に移行します。モニタリングも、予算は全て規制庁に計上します。ですか...全文を見る
○細野国務大臣 簡潔にお答えをいたします。  多分情報の行き違いだと思うんですけれども、環境省の予算は、これは三次補正のみの金額でございます。  一次補正でいいますと、三千二百二十六億円の執行をしておりまして、執行率八七%というふうになっておりまして、一次補正、二次補正につい...全文を見る
○細野国務大臣 はい、失礼しました。すぐにお出しします。
○細野国務大臣 生物多様性で私に御質問いただけなかったので、ちょっと寂しく思っておりましたけれども、ありがとうございます。  リオ20というのは非常に大きな国際会議でございまして、大体五万人ぐらい集まるのではないか。我が国からも政府関係者だけでも数百人行く、そういう大きな会議に...全文を見る
02月16日第180回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○細野国務大臣 まず、けさ方、島田市の方で試験溶融ということで取り組みましたものですから、行ってまいりました。委員会で御容赦をいただいて行かせていただいたことに、心より感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。  御質問の中間貯蔵施設でございますけれども、昨年末お示...全文を見る
02月20日第180回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○細野国務大臣 この測定については、農水省、厚労省、さらには学校、子供関係ですと文部科学省も含めてかなり幅広く、各自治体であるとか各学校であるとか、そういったところに流通をするように、さらには国で補助するようにということで対応してまいりまして、かなりの数がもう被災地には存在をする...全文を見る
○細野国務大臣 今回、基準がより厳しくなったことによって、稲わらについても新たな対応が必要になるというふうに考えております。  現在、農水省の方で、すき込みなどでどういうふうにそれを活用できるのかということを検討していただいておりまして、そこで活用できないものについては、今度は...全文を見る
○細野国務大臣 私が基準と申し上げたのは、正確に申し上げた方がいいというふうに思いますので、これは廃棄物として処理をする基準ということでございます。  ですから、これをどう農地の中で活用するのかということについては、まさに農業としてどう活用するかということでございますので、これ...全文を見る
○細野国務大臣 被災地に取り残されたペットをしっかり保護するということをやっていかなければならないと思っております。  既に、環境省と福島県とが協力をいたしまして、住民の一時立ち入りと連動した保護の活動をしておりまして、これまで、犬が四百七頭、猫が二百二十八頭、保護をしておりま...全文を見る
○細野国務大臣 特に、民間の皆さんの場合は善意に基づいて非常に熱心に活動をしておられるので、できるだけ環境省とさらには福島県とも協力をして、しっかりとやってまいりたいというふうに思っております。  その一方で、入る方については、事前にしっかりと確認をした上で入っていただかないと...全文を見る
02月21日第180回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○細野国務大臣 御提案は非常に前向きなものだというふうに思いますので、しっかり検討したいと思います。  一つの考え方は、今御質問もされたように、公開を積極的にしていくということもあるというふうに思うんですね。  これまで一つありましたのは、原子力安全委員会の場合は国会の同意人...全文を見る
02月28日第180回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○細野国務大臣 樋高委員におかれましては、環境政策に本当に御尽力をいただいて、特に、低炭素社会というものに関してはまさにリーダー役、牽引役をやっていただいておりまして、心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。  先ほど御発言でもありましたとおり、昨年の震災はまさに...全文を見る
○細野国務大臣 今御指摘がありましたとおり、今回の震災の最大の教訓の一つが電力のあり方だというふうに考えております。それぞれの地域で自立をして、しかも分散をして、規模は必ずしも大きくなくても、そこで発電ができるということは極めて重要であるということ、さらには、再生可能エネルギーの...全文を見る
○細野国務大臣 地球温暖化対策税につきましては、樋高政務官の時代も、とにかく導入をということで努力をいただいたわけですが、なかなかそこまでたどり着かなかった、こういう経緯がございます。そこで、何としても今般の税制改正の中で実現をしたいと思っております。  目的は、今御説明いただ...全文を見る
○細野国務大臣 除染につきましては、特に福島県内では各地で行われておりますので、私もかなりの数の除染現場、さらにはこういった形で保管をされている場所は見てまいりましたけれども、この現場というのは直接伺ったことはございません。  資料で仮置き場という形で書いていただいているんです...全文を見る
○細野国務大臣 今、それぞれの除染事業というのは、特にお示しのような避難区域以外の福島県内では、それぞれの市町村に環境省の担当者がつきまして、個別にやっておるんです。ですから、包括的に調査をするとかいうよりは、それぞれの地域でどういう管理のされ方がなされているのかということについ...全文を見る
○細野国務大臣 除染に関してもさまざまな技術的な提案をいただいておりますので、採用できるものは採用していきたいと思っております。  ただ、済みません、もう一度、繰り返しの答弁になってしまうんですけれども、あの状態で三年間置くということは考えていないんです。仮置き場というのは、あ...全文を見る
○細野国務大臣 まず、一度目の移動というのは、福島県内の各市町村の仮置き場から、場合によっては、例えば周辺に住民の方が住んでおられたりするケースもあり得ますので、そういった状態というのも長く維持をすることはそれこそ難しいですから、県内の、今お願いしておりますのは、双葉郡内に中間貯...全文を見る
○細野国務大臣 福島県内にとどめるのは三十年以内というふうに考えておりますので、三十年は置いておくということではございません。  しかし一方で、これから、特に初めの数年間で、福島県内で除染によって取り除かれる土の量というのはかなり莫大な量になるというふうに考えております。この莫...全文を見る
○細野国務大臣 人体に有害であるということが疫学的に確認をされているのは百ミリシーベルトですね。これは、年間ではなくて通算でということですが、そのレベル以上については疫学的に確認をできております。それ以下については、疫学的には確認をできておりませんが、ICRPの考え方に基づいて、...全文を見る
○細野国務大臣 高市委員が今言われた話は非常に深刻な問題ですし、具体的に計算もしていただいて御懸念を表明していただいたということで、本当に重い話だというふうに受けとめております。  具体的にこれから進める際に、あるときいきなりそれだけの例えば仮置き場が必要になるということとは考...全文を見る
○細野国務大臣 現段階で確保するめどが立っております予算というのは、今年度の補正予算と来年度の当初予算、そしてその次の年におよそこれぐらいということで、現段階で確保できている予算で一兆一千数百億円、そういう金額になります。  これも税金という意味ではかなり巨額の予算ですので、ま...全文を見る
○細野国務大臣 大変失礼いたしました。御指摘いただきまして、ありがとうございます。  除染につきましては、当面は、政府が法律に基づいて責任を持ってやりますので、国民の皆さんに御負担をしていただくことになるわけでございますけれども、法律の中でも、それについては東京電力に求償すると...全文を見る
○細野国務大臣 御質問いただいたんですが、この原子力賠償の問題、さらには新しく成立した機構の法案ともども、私、実は担当をしておりませんで、もしお許しいただけるようであれば、枝野大臣の方から答弁ということでよろしいでしょうか。
○細野国務大臣 既に国会に提出をさせていただいている原子力規制庁の法案の中で、これまで法定化をされておりませんでした防災指針について法定化をいたしまして、そしてそれをしっかりと生かしていく、そういう考え方がとられております。  ある程度精度の高いものが原子力安全委員会の中で中間...全文を見る
○細野国務大臣 繰り返しになりますけれども、地方自治体からも、この防災指針であるとか防災計画についてはできるだけ早く丁寧に対応してもらいたい、そういう要請が来ておりまして、その対応を急ぎたいというふうに思っております。  その一方で、先ほどから枝野大臣も答弁をしておりますが、こ...全文を見る
○細野国務大臣 これまでさまざまな新しい行政組織ができてまいりましたけれども、課長レベル以上でノーリターンルールというのを採用した新しい省庁というのは存在をしていないと承知をしております。  どういうふうにそれぞれの省庁が独立性を高めていくかというと、多くの組織の場合は、新しい...全文を見る
○細野国務大臣 この四十年ということに関しましては、例えば、それぞれの原発の設置の許可申請をする場合に、中性子が繰り返し繰り返し当たるということがありますので、脆化に対する記載というのがあります。そういったところに、それぞれの原発について、四十年ということで書かれておりますので、...全文を見る
○細野国務大臣 高経年化、経年劣化につきましては相当厳しく見ていかなければならないというふうに考えております。  したがいまして、事業者の側からさまざまな申請があった場合には、それは科学的にしっかり判断しなければ、民間事業者の持ち物でありますので、その判断は客観的でなければなら...全文を見る
○細野国務大臣 斎藤委員お尋ねのように、チェルノブイリ事故の知見などから最も懸念をされるのは、放射線の影響の中でも、子供の甲状腺がんの発生率の上昇でございます。  今回の事故に関して、これまで得られたデータなどからいたしますと、チェルノブイリと比較をいたしまして、甲状腺被曝の線...全文を見る
○細野国務大臣 私は医療の専門家ではありませんので、それについて正確に科学的な説明をする能力はございません。ただ、そういった新聞記事を見まして非常に気になりましたので、医師である専門家、これは環境省にも厚生労働省にもおりますので、直接確認をいたしました。  その中で、チェルノブ...全文を見る
○細野国務大臣 福島県の健康管理調査につきましては、これは県の方でも、自治体の皆さんとの直接なコミュニケーションも含めて、やはり県がということで今やっておりますが、国がその検査について責任を持ってしっかりと対応するというのは必要なことであると考えております。これまで以上に踏み込ん...全文を見る
02月29日第180回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○細野国務大臣 いつも環境政策に温かい御支援をいただきまして、本当に引っ張っていただいておりまして、感謝申し上げます。ありがとうございます。  合併浄化槽ですけれども、大きな被害を受けた岩手県、宮城県、福島県において環境省で調査をしております。  特に、その三県の中でも津波に...全文を見る
○細野国務大臣 浄化槽はそれぞれ分散化をしておりますので、そういった意味で、災害に強く、そして復旧も極めて早い、そういう特徴がございます。したがいまして、それぞれの地域といろいろな話をする中で、浄化槽の整備をというお話があれば、できる限りの対応をしてまいりたいと考えております。
○細野国務大臣 汚水処理の人口普及率でございますけれども、平成二十二年度末現在で八六・九%となっておりまして、普及していない地域というのが一三・一%、人口でいうと千六百万人ほどということでございます。  この二十二年度末の数字というのは、東日本大震災により調査が実施困難であった...全文を見る
○細野国務大臣 人口が分散をしているいわゆる田舎のエリアにおきましては、これはやはり、できるだけコストをかけずに、そして短期間で設置できるという浄化槽のメリットは極めて大きいものがあると考えております。  したがいまして、この汚水処理施設のあり方については、それぞれ自治体でもさ...全文を見る
○細野国務大臣 斉藤環境大臣の時代に、これを一部、二分の一に引き上げるという形でやっていただいたというふうに承知をしております。  ただ、これは、モデル事業であったり、もしくは低炭素社会対応型の浄化槽ということで、極めて限定的な部分でございまして、それについては延長をということ...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘いただきましたように、福島県の皆さんの健康に対する不安、これはもう大変重大な問題でありまして、それにしっかりと応えていく対応を政府としてしていかなければならないというふうに思っております。  そのためにも、できるだけ多くの皆さんの健康状態を把握し、そのデー...全文を見る
03月02日第180回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○細野国務大臣 おはようございます。環境大臣の細野豪志でございます。  第百八十回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の考えを申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  間もなく、東日本大震災発生から一年が経過しようとしています...全文を見る
03月02日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○細野国務大臣 原発事故の収束及び再発防止担当大臣、原子力行政を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  昨年は、三月十一日に発生した東日本大震災とこれに伴う原発事故への対応が、我が国全体の最優先課題でした。年が明けてもなお、被災地では大変厳しい状況が続い...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○細野国務大臣 おはようございます。  平成二十四年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、予算の基礎となっております環境政策の基本的な考え方について御説明申し上げます。  東日本大震災の発生以来、環境省は、災害廃棄物の処理...全文を見る
○細野国務大臣 溝口訴訟につきましては、申請をされてから大変時間が経過をし、そして原告の溝口チエさんがお亡くなりになったという事例でございますので、この水俣病をめぐる行政の対応についてさまざまな示唆を与えているものである、対応が果たして本当の意味でそういう被害者の皆さんや患者の皆...全文を見る
○細野国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたとおり、熊本県において対応方針について検討されておりまして、事務的な相談というのがございます。それには、国の考え方というのを丁寧に御説明をして、熊本県がしっかりと判断をしていただけるように、それをサポートするのが当然国の役割としてはある...全文を見る
○細野国務大臣 もう一度申し上げますと、事務的な相談を受けておりますので、それについて協議をしている、相談を受けたのに対して、国としても、これまでの基準に対する考え方であるとか、そういったことについてはお答えをしているという状況でございます。
○細野国務大臣 ですから、国の考え方としては、基準そのものが否定されたものではないという考え方であります。そのことは、事務的にお伝えをしているという状況です。  上告するかどうかの判断を国がするということの、これは原告、被告という関係ではありませんので、国としてはそういう立場で...全文を見る
○細野国務大臣 そのあたりは上告そのものの判断と密接にかかわりますので、厳密に私の方がここで解釈について申し上げるというのは控えたいというふうに思います。  申し上げられることは、基準そのものが否定されたということではないということ、その中で、その基準の運用の仕方について裁判所...全文を見る
○細野国務大臣 今回の判決は、公健法についての認定の是非が争われているわけですね。この認定そのものは県が行うという形になっておりますので、被告は熊本県になっている、そういう位置づけでございます。  ですから、そこはそこで、私どもは基準そのものは否定をされるものではないという解釈...全文を見る
○細野国務大臣 お尋ねでございますので、私の方からも補足をさせていただきます。  特措法に基づく申請の前に、できる限り多くの皆さんのさまざまな状況について確認をすることが望ましいというふうには思っております。  そこで、健康診断のあり方についても、病院に来てくださいというだけ...全文を見る
○細野国務大臣 水銀条約につきましては、現在、政府間の交渉委員会において交渉そのものが進行中であるということでございまして、今御指摘がありました水銀の国際貿易や締約国における報告義務などについて、今後、詳細な議論が行われるものというふうに承知をしております。  我が国としても、...全文を見る
○細野国務大臣 ペットというのは、飼っている飼い主にとって本当に欠かすことのできない存在になっておりまして、そのペットを残したまま避難をされている方々のお気持ちというのも、私、避難所へ行きまして、直接訴えかける方がおられましたので、非常に心が痛む、何とかしなきゃならない問題であっ...全文を見る
○細野国務大臣 ペットの場合は、一番望ましいのは当然、もとの飼い主に戻すということでございまして、犬が百二十四頭、猫が百二十一頭はもとの飼い主のところに戻ることができた。  もとの飼い主のところに戻れない、そういう犬猫に関しては、やはり新しい飼い主の方が見つかるのが一番いいわけ...全文を見る
○細野国務大臣 現段階では、これは国の予算として計上しておりますが、広くとれば、当然これは原発の被害、動物も、もちろん、ある意味の被害者でありますけれども、飼い主の皆さんはまさにその被害者でありますから、そういった考え方もあり得るというふうに思います。  ただ、東電に求償するこ...全文を見る
○細野国務大臣 高木議員、御指摘は非常に貴重な御指摘だというふうに思います。  具体的に、動物愛護管理法に基づく基本指針においては、災害時におけるペットの対応について示されております。  また、昨年十二月に改定をされました防災基本計画において、避難場所における家庭動物のための...全文を見る
○細野国務大臣 この夜間展示の話というのは双方から非常に多くの意見が寄せられているところでございまして、今高木議員御指摘のような悩ましい問題があるのは事実でございます。  一月に公布されました動物愛護管理法の施行規則におきましては、動物の販売業者、貸出業者、展示業者の区別なく、...全文を見る
○細野国務大臣 ペットは被災者の皆さんにとって家族そのものでありますので、御指摘のとおりだというふうに思っております。  仮設住宅におけるペットの飼育の状況につきましては、岩手県全域においてのほか、宮城県内、さらには福島県内でも、多くの市町村においてはペット連れの入居が可能にな...全文を見る
○細野国務大臣 今お尋ねのありました東京電力及び東北電力に対する措置というのは、御指摘のように環境影響評価法の第五十二条二項に基づくものでありまして、これは災害対策基本法に基づく災害復旧の事業についての環境アセスメントの手続の適用を除外するものでございます。この法律に基づけば、東...全文を見る
○細野国務大臣 そこは、法律に基づいて見た場合に、東京電力及び東北電力以外の地域については災害対策基本法に基づく災害復旧の事業には該当しないということがその根拠でございます。  なお、東京電力及び東北電力についても、この適用除外は、大震災発生から一年以内に定める復旧計画において...全文を見る
○細野国務大臣 これからの日本の発電の状況を考えれば、PPSがどんどん新しい発電施設をつくるというのは極めて重要であるというふうに思っております。  しかし、その一方で、災害対策という意味では、指定公共機関として位置づけられている事業者の責任というものもこれまで非常に重いものが...全文を見る
○細野国務大臣 再稼働については、現在は、保安院においてストレステストの評価結果が出されまして、その妥当性について原子力安全委員会で協議、議論が行われているという最中でございます。したがって、その判断が出された段階で、地元の理解の状況も含めて、政治レベルでの判断をしっかりとしてい...全文を見る
○細野国務大臣 去年から私は原発の担当をしておりまして、その前も、補佐官の時代から何度も記者会見でその種の質問は受けておりまして、基本的には同じ話をしております。したがって、けさの報道が、全く新しく私が発言をしたということではないということであります。  ストレステストをやるこ...全文を見る
○細野国務大臣 それは、最後はえいやということではありません。むしろ、地元の理解も含めてどう判断をするかというのが問われているというふうなことであります。  原子力安全委員会の位置づけなんですけれども、これは、法律上、保安院が判断したものについて原子力安全委員会が評価をするとい...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘の確率論的評価の手法については、確かに、アメリカがそうしたさまざまなシミュレーションにおいても世界の中でも一番先を行っているという状況でございまして、日本の原子炉規制に関しては、そこはおくれてきたというふうに思っております。  六月にIAEAに対して報告書...全文を見る
○細野国務大臣 砂利の問題について早い段階での対応が十分ではなくて、お住まいの皆さんや業者の皆さん、多くの方々に御迷惑をかけたということについては、政府の一人として本当におわびをしなければならないというふうに思っております。  砂利以外も、そういった放射性物質というものを含むも...全文を見る
○細野国務大臣 今例を挙げて御指摘をされたのは、全て基本的には日本の体制がこれまで十分でなかった例示として適切な御提起をいただいたものというふうに思っております。  私も、特にヘリコプターでの測定システムというのは、日本と米国を比較した場合に、圧倒的にエネルギー省のものの方がす...全文を見る
○細野国務大臣 まず、環境省の立ち位置なんですけれども、地球温暖化の問題が非常に深刻に取り上げられるようになりましてから、確かにある意味、原子力発電というものも、温暖化防止という観点から一つの有効な手段というふうに捉まえてきたという歴史はあります。  ただ、もともと環境省がどう...全文を見る
○細野国務大臣 吉井委員はずっと原子力のことに取り組んできておられますし、問題点も指摘をされているので、そういった意味で、御見識については、津波対策も含めて、最も厳しく指摘をされたという意味で、私も本当に尊敬をしております。  そうした委員のお言葉ではありますが、二つの観点から...全文を見る
○細野国務大臣 そこは吉井先生、ぜひレッテルを張らずに見ていただきたいと思うわけです。原発推進の立場から私が物を言っているということではありません。  一方で、今、ここの時点で存在する原発は全て再稼働させるべきではなくて全部廃炉に持っていくべきだという考え方でもないわけです。安...全文を見る
○細野国務大臣 野党四党で提案をしているということですので、その時点での民主党のスタンスがそうであったというのは、御指摘のとおりだというふうに承知をしております。  その中で、今回、環境省の外局として規制庁という形で提案をしたのには二つ理由があります。  まず一つは、これだけ...全文を見る
○細野国務大臣 人材面での重要性は吉井委員御指摘のとおりだというふうに思います。  逆に、これから非常に危機感を持っておりますのは、原子力の規制の分野、場合によっては原子力そのものの運営もそういう面があるかもしれませんけれども、その分野に専門的な人材が果たして集まるだろうか。特...全文を見る
○細野国務大臣 最後にまたもう一つ、貴重な御指摘をいただいたというふうに思っております。  原子力の規制の仕事自体は非常に重要ですし、そこに全てがかかっているというぐらいの役割なんですが、その仕事で常にレベルアップをして、それこそバックグラウンドを広げてやることができるかという...全文を見る
○細野国務大臣 内山委員御指摘のとおり、キログラム当たり八千ベクレルを超える焼却灰というのが幾つかの県で蓄積をされておりまして、これが非常に大きな問題になっております。  八千ベクレルを超えるものにつきましては、放射性物質汚染対処特措法に基づきまして、事故由来の放射性物質による...全文を見る
○細野国務大臣 内山委員からはいろいろな技術的な御提案もいただいておりまして、いただいた提案については、どれが現実的に対応可能かということについて、一つ一つ検証させていただいております。  今御指摘のような、洗浄することによってセシウムを取り除く、そういう技術なども実は複数提案...全文を見る
○細野国務大臣 いろいろな御提案を内山委員からもいただいておりますし、また、全国からさまざまな提案が私のところに寄せられております。  その中では、取り除くことについてのいろいろな技術についてもありますので、もう一度、どれが実際に活用できるのかということについてしっかりと見きわ...全文を見る
○細野国務大臣 何度か福島県内の除染の現場に立ち会いまして、私も何時間か作業したことがあるんですが、その中で、雨どいの下というのは、まず初めにどこの家でもやるポイントでありました。やはりそこへ当ててみると、隣の場所よりも、例えば一メーター違うだけでも全然数値に差があって高くなって...全文を見る
○細野国務大臣 今申し上げた重点調査地域ということに関して言うと、そこの市町村内で、市がやる除染については、民地ということであるとか、これは道路か民地か、公的な場所かどうかということにかかわらず、費用については国がしっかりと負担をするという形になっております。
○細野国務大臣 そのやり方、市の方ともしっかり協議をしていただいて、そういった形でやっていただければ、やり方を市としっかり調整をしていただいた上で市がやるという形をとっていただければ、この負担については国がしっかりと後押しをするという形になっております。
03月06日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○細野国務大臣 この瓦れきの問題につきましては、公明党の皆さんに大変御協力をいただいておりまして、まずその点について心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。  昨日の時点で処理が終了したものが六・二%ということでございますので、一次仮置き場への移動というのは、多く...全文を見る
03月06日第180回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○細野国務大臣 黒川委員長が就任をされてから初めてお会いをいたしましたのは、委員長が就任の後に私の大臣室においでをいただきまして、事故調査委員会をやるのでということでわざわざ御挨拶に来ていただいて、それに対しては、国会事故調という非常に権威ある委員会ができたわけですので、その委員...全文を見る
○細野国務大臣 こういうテレビが入っている席ですので、どういう根拠でおっしゃっているのかわかりませんが、事実を私の方からきちっと御説明したいと思います。  先方は、委員会の委員の方が、委員長はもちろんですが、あと三名おられました。事務方の方々もおられました。私どもも、私も参りま...全文を見る
○細野国務大臣 独立性につきましては、最も大切な部分は、推進側から明確に独立をするというこの部分だというふうに思っております。IAEAにもそのことが書かれておりますし、また、累次の日本に対するさまざまなIAEAからの見解の中でも、そのことが示されております。  そしてもう一つ、...全文を見る
○細野国務大臣 委任規定がありますので、そういった部分については完全に委任をされているということであります。  人事権につきましては、これは大臣ということになります。
○細野国務大臣 今、浜岡の例であるとか技術的なことについておっしゃいましたが、そこの独立性がそれこそないがしろにされるということがあってはなりませんし、そういう制度にはなっておりません。技術的な問題については法的に委任をされておりますので、そういうことではないということをぜひ御理...全文を見る
○細野国務大臣 済みません、その部分については事前に御通告いただいていなかったものですから、正確な人数は今手元にございません。ただ、指定職ということでございますので、参事官以上ということでございますので、一定の人数についてノーリターンルールということであります。  ただ、人事は...全文を見る
○細野国務大臣 NRCの人事のやり方というのは、私も直接、メザーブ元委員長はもちろんですが、現在のNRCの委員の皆さんとも随分議論をしましたので、よく承知をしております。人事の組織としては、人数からしても、能力からしても、これはかなり日本の保安院とは差があります。そういう力を持っ...全文を見る
○細野国務大臣 人事でございますけれども、旧来の発想だと、出向して、そのポストはその省庁の指定のポストになっていますので、もとに帰って、それでまた次の人が来るということをやります。  今度の原子力規制庁ではそういう考え方はとりません。もちろん課長以上は、これはノーリターンという...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のウェートマン団長のレポートですけれども、改めて読み直しております。  ここで言っている役割分担は、電力会社と規制機関、そして政府のそれぞれ異なる役割があるので、それをしっかりと整理をするようにということで書かれているんです。そして、それぞれの独立性につい...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○細野国務大臣 吉野委員におかれましては、いつも福島県民の皆さんの声を代弁されておりまして、御質問はもう全て福島県民の皆さんの声というふうに受けとめておりまして、そうしたことで常に厳しく御指摘をいただいていることに関して、心より感謝を申し上げます。ありがとうございます。また、いつ...全文を見る
○細野国務大臣 収束という言葉を使うには、私の中で幾つか思いがございました。  吉野委員は、本当にずっとこの問題のみに取り組んでいただいていると言っても私は言い過ぎではない、まさにそういう生活を送ってこられたというふうに思います。私もそうなんです。ですから、率直に申し上げたいと...全文を見る
○細野国務大臣 先週、ああいった形で会議が持てなかったことは私どもの責任だというふうに思っております。  今、責任だというふうに申し上げたのは、情報管理の責任だということで申し上げたのではなくて、信頼関係がまだ築けていないという意味で、責任だということで申し上げました。  先...全文を見る
○細野国務大臣 昨年十月に、環境省から、中間貯蔵施設等に関する基本的な考え方というのを示しておりまして、その中で、今お示しの約千五百万立方メートルから約二千八百万立方メートル程度という容積を提示しております。  この数字というのはさまざまな仮定に基づいた数字ではありますけれども...全文を見る
○細野国務大臣 現在除染を進めておりますのは、今お話がございましたロードマップに基づいて実施をしておるということでございます。  具体的には、モデル事業をやっておりまして、これは避難区域に当たる十二市町村のそれぞれの地域においてのモデル事業、間もなくこれについては結果をお示しす...全文を見る
○細野国務大臣 今の御質問にお答えをするとすると、ロードマップ自身、年明けにつくっておりますので、まずはそれを着実に実施させていただきたい。三月末の区域の見直しのときに新たなものを出すというよりは、これを着実に実施していくということで臨んでおるということでございます。
○細野国務大臣 はい。今委員が御指摘の形でこれまで準備を進めてきて、今まさに本格的な除染に入っているという状況でございます。
○細野国務大臣 一月一日に特措法がスタートするまでは、除染についてはっきり法的な根拠のある部署というのはございませんでした。したがいまして、その法律が施行する前に除染をやらないというわけには当然いきませんので、そこを埋める形で、内閣府の方で除染のモデル事業をスタートしたということ...全文を見る
○細野国務大臣 モデル事業につきましては、四市村そして一地区でもうほぼ結果が出ておりますので、逐次その結果については報告をさせていただいているという状況でございます。  さまざまな技術提案もいただいているものですから、そうしたものの中で、投入できるものはこのモデル事業の中で投入...全文を見る
○細野国務大臣 この常磐自動車道は、浜通りにおいては、これが最も優先的にやられるべきものだというのが地元の町村長の皆さんの共通認識でありました。  ただ一方で、この常磐自動車道というのは、福島第一原発から、近いところは相当近接したところを走っておりまして、そこは線量が非常に高う...全文を見る
○細野国務大臣 高速のケースもそうだったんですけれども、民間の事業者の皆さんにインフラの整備に入っていただくためにも、まずは国が先頭に立って、除染ができる、そこで作業ができるということをお示しするという意味もあって、常磐自動車道については一番初めに着手をする、そういう判断をいたし...全文を見る
○細野国務大臣 復興庁ができましてコントロールタワーができたという、この意味を非常に強く感じております。  除染は復興の手段ですので、復興方針に基づいて、平野大臣の方針に基づいて、それを実現するために除染というものに取り組んでまいりたいと考えております。  その際に、交通イン...全文を見る
○細野国務大臣 時間が限られていますので。  福島県が、健康管理調査というのを、県としてやはり住民にしっかり向き合うということで、進んでやっていただいているという状況です。  ただ、そのことをもって国が責任を免れるものでは全くないというふうに思っております。国としても、当事者...全文を見る
○細野国務大臣 あの基金を県につくる、そういうことを判断した際にはいろいろな経緯がございました。特に福島県が、やはりこれは直接県としてやるという意欲を持っておられましたし、そこに国としてしっかりと財政的なバックアップをすべきだという判断を私どももいたしましたので、形として、確かに...全文を見る
○細野国務大臣 柿澤委員からチェルノブイリの経験を踏まえて御質問をいただいたのはもう随分前でございますが、そのときのことは非常に印象に残っております。  チェルノブイリの経験は我々もしっかりと踏まえた上で対応しなければならないというふうに思っておりますが、やはり一方で、日本は日...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○細野国務大臣 小泉委員には、瓦れきの処理について本当に前向きに取り組んでいただいてありがとうございます。  きのうも、黒岩知事を初め神奈川の関係者の皆さんが来られて、ぜひとも瓦れきの受け入れをしたい、国にあと一歩踏み込んでさまざまな取り組みをというお話がございましたので、こう...全文を見る
○細野国務大臣 岩手県、宮城県、それぞれの広域処理の希望量というのがございます。岩手県が五十七万トン、宮城県が三百四十四万トン、合わせると約四百万トンということになってまいります。現在、このうち実際に受け入れが行われている量というのが約五万五千トンということでございます。  本...全文を見る
○細野国務大臣 私も週末の読売の世論調査を見て、正直、率直に言いますと非常に驚きましたし、これだけ支持があるということで意を強くしたという部分もございます。  確かに、そうやって冷静に見てみると、かなり多くの方が賛成をしていただくわけですね。ただ一方で、例えばそれぞれの市町村で...全文を見る
○細野国務大臣 受け入れ自治体への支援につきましては、これまでも、実は、被災地を通じてお金をしっかりと出せるような仕組みにはしておったんです。ですから、今一つ目に御指摘をいただいた、例えば放射線量の測定などの費用は、これはしっかりと負担をできるようにという仕組みにはしておったんで...全文を見る
○細野国務大臣 風評被害というものは起こしてはならないと思っております。  私が地元でいろいろ説明をした市町村というのは、静岡ですからお茶どころでございまして、特にこれから新茶の季節ということで、風評被害に対する懸念が実は非常に強うございます。万一損害が出たらどうするのかという...全文を見る
○細野国務大臣 国の責任という面では、既に特措法を通していただいておりますので、そこで国の役割というのは明確に位置づけられているわけですね。  その中で、特にこの特措法の中で、広域処理というのも明示をされておりまして、市町村に対して要請をする、そういう条文も含まれております。そ...全文を見る
○細野国務大臣 私どもが現段階で考えておりますのは、国会で特措法というのをつくっていただきました。これはまさに、今回の甚大な被害で大量に発生した廃棄物を処理するための、もう既に特別措置法なんですね。この特別措置法をしっかりとやり抜くことで結果を出すというのが我々の責任であるという...全文を見る
○細野国務大臣 黒岩知事とは、これまでも何度もこういったことについて話をしておりまして、黒岩知事の具体的な御指摘に対して、この法の中で何ができるのかということについて、さまざま検討はしております。検討はしておりますが、私は、黒岩知事の御認識も、全く違う法律を新たにつくるということ...全文を見る
○細野国務大臣 委託とおっしゃっているのは、自治体に対して委託をする、そういう考え方ですか。一つの考え方としてはあり得ると思います。ただ、委託というのは契約ですので、双方の意思がしっかりと一致をしないと委託契約になりません。  今の段階で、要請でなかなか受け入れていただくことが...全文を見る
○細野国務大臣 自治体の首長の方にとって、処理がなかなか難しいと思っておられる方が、国とそういったことについて契約をしていただけるかどうかということについて、確信がないということです。
○細野国務大臣 私も黒岩知事といろいろ話をしておりまして、非常に厳しい説明会をずっとやってこられたのを、私も行って一緒に御説明をさせていただきたいということもお伝えしたことがあるんです。そうしましたら、あそこは県の施設なので私が責任を持ってやりますということで、御自身で行かれた、...全文を見る
○細野国務大臣 昨年の九月から、私、環境大臣を拝命してやっておるんです。当初からいろいろな首長の皆さんに働きかけたり、事あるたびに会見で申し上げたりしてきたんですが、現実にはなかなか、本当に被災地の大変な状況というのは伝わってこなかったという面がございます。  その中で、ちょう...全文を見る
○細野国務大臣 本当にありがとうございます。  そうやって皆さんに一緒にやっていただくことは大きな力になります。  一点、先ほどの答弁で二万二千トンと申し上げましたが、二千二百万トンでございます。済みません、ずっと二千二百万トンと言い続けたつもりなんですが、大変失礼いたしまし...全文を見る
○細野国務大臣 そのことを私が発想しましたのは、島田市がそれをやっていただいたんです。  今、試験焼却をしていまして、灰を市役所に置いて、一般市民の皆さんにもはかっていただける状況になっています。ですから、心配をされている方も自分ではかってみて、周辺と変わらないし、島田のごみと...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○細野国務大臣 阿部委員の御指摘は、基本的にごもっともだというふうに思っております。  今回の事故発災直後、実は一番問題になりましたのは、モニタリングというのは、災害が発生をしたときは自治体がやることになっていて、国が直接やれる体制になっていなかったわけです。そこで、当時、私も...全文を見る
○細野国務大臣 簡潔に御答弁を申し上げます。  新しい規制庁のもとで、そこは相当しっかりと整備をしていかなければならないというふうに思っております。  大きな事故が発生をした直後は、やはり官邸に機能をしっかりと集中する必要があります。ただ、そこが保安院と連携をする、そういう情...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○細野国務大臣 まず一点、正確に御説明をしたいと思いますのは、我が国の判断基準において閾値というのは設けておりません。  したがいまして、二十ミリシーベルトのところではっきり線があって、そこから上は危険で、そこから下が安全ということではないんです。いわゆる確率論的な影響があるだ...全文を見る
○細野国務大臣 全て世界じゅうの状況について把握をしているわけではありませんけれども、年間放射線量でいうと二十ミリをはるかに超える線量のところで実際に居住をしている地域というのは、幾つかの国にはございます。ですから、それは、一律に危ない、危険ということではなくて、そのところどころ...全文を見る
○細野国務大臣 私は、三月十五日から東京電力に行っておったんですが、その中で、三月二十三日にSPEEDIのデータを初めて見まして、東北の方向にずっと放射性物質が流れているというあの図を見まして、とにかく、これは甲状腺被曝について調べなければならないというふうには思いました。  ...全文を見る
○細野国務大臣 まず第一点目の、五ミリかどうかというところですが、結論から申し上げると、五ミリのところで線は引きません。一ミリシーベルト以上のところについて除染をするということで言っていただければ、それには国がしっかりとお金を出してバックアップをするということでございます。  ...全文を見る
○細野国務大臣 国会で、放射性物質汚染対処特措法を通していただきました。それに基づいて、一ミリシーベルトを目標に据えるということも明確にしております。したがいまして、五ミリ以下については国が支出をしないということではないということです。明確に御答弁を申し上げます。  先ほど、高...全文を見る
○細野国務大臣 基本的な考え方としては、除染においてできるだけ財物の価値を減少しないようにするというのが基本だろうというふうに思っております。  例えば、私も除染、何カ所か現場を見たり、自分でも一部やらせていただいたりしたんですけれども、芝生などは、ある程度の放射線量のところに...全文を見る
○細野国務大臣 情報発信につきましては、政府から出ている情報という意味では、かなり膨大なものがございまして、それぞれの関係部局がやってきているという面が確かにあったというふうに思っております。  今御質問をいただいて、改めて、もう一度一元化に取り組まなきゃならぬと思いますのは、...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○細野国務大臣 復興のことを考えますと、この瓦れきの問題が最大の障害になっているというふうに思っておりまして、依然として処理をできている量が限定的であるということについては責任を感じております。また、その中で、小池元大臣を初め先輩方が集まっていただいて、力をかしてくださる、一緒に...全文を見る
○細野国務大臣 地球温暖化対策税につきましては、歴代の環境大臣が非常に導入に向けて努力をしてこられました。そういった中でなかなか導入に至らなかったわけでありますけれども、この段階においてさまざまな各会派の御理解もいただいて、ことしの十月から導入ということでかなり実現性が高くなって...全文を見る
○細野国務大臣 環境省が、原子力に関する、さらには放射性物質の問題に対してもしっかり向き合っていく必要があるというふうに考えております。そうした考え方に基づいて、環境基本法さらには循環基本法については改正の法案を既に閣議決定させていただいております。  その上で、そのほか個別法...全文を見る
03月09日第180回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(細野豪志君) JCの皆さんが大変努力をされて、自治体の首長の皆さんに直接会って、アンケートという形にはなっているんですけれども、実質的には説得をしていただいたんだというふうに思うんです。そして、直接話すと、やはり首長の皆さんも被災地に対する思いは持っておられますので、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、環境税、温暖化対策税というものをなぜこの特別会計でということでございますけれども、これは石油石炭税に実質的に上乗せをお願いをするという形で導入することになりました。なぜ石油石炭税なのかというところですが、様々なCO2を削減するエネルギー源というのは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 防災指針というのは、これは現在の制度では原子力安全委員会の方で考え方を提示をされる形になっております。ただ、ここが我が国の法制度の不備なんでありますが、法定化されているものではありませんので、そうやって出てきたことに基づいて防災計画をそれぞれの自治体に作...全文を見る
03月12日第180回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(細野豪志君) まず、川口委員には昨日わざわざ有楽町まで来ていただきまして、広域処理について一緒に呼びかけていただきました。本当に有り難かったです。心より感謝申し上げます。ありがとうございます。  私が総理から直接指示を受けておりますので、答弁をさせていただきます。 ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この件は環境大臣として答弁をさせていただきます。  法律として、この代行というのは要請に基づいてやれる仕組みになっております。この制度がございますので、福島県内では幾つかの自治体から直接要請を受けて、既に代行でやっております。特に警戒区域に近い浜通りの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) はい、分かりました。  そのことは私の方でも検討をいたしました。ただ、現実的には、国有林に新しい処分場を造るということになりますと、その場所のアセス、これはできるだけ短縮するにしても、そういったことも含めて、どうしてもやはり少なくとも二年ぐらいの月日が...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 二年で終えることは環境大臣である私の責任であるというふうに思っております。したがいまして、終わらせます。  しかし、川口委員に是非申し上げたいことは、私は二年も今の状況を放置はできないと思っているんです。被災地に行きますと、二次仮置場に置いてあります。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) その前にやれる仕組みを導入をしたいということでございます。
○国務大臣(細野豪志君) 簡潔に答弁をさせていただきます。  農水省とは常に連携をしておりまして、放射性に汚染をされたものについてはなかなかそれぞれの処分場で処理をし切れないものがありますから、それについては、私どもの方からも林野庁に直接お願いをして、国有林の確保をお願いをして...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指名をいただきましたので、委員長から御指名をいただきましたので、答弁をさせていただきます。  ただいま農水副大臣と話をいたしましたけれども……(発言する者あり)
○国務大臣(細野豪志君) 農水省、林野庁にお願いをしているのは……(発言する者あり)
○国務大臣(細野豪志君) 林野庁に私どもからお願いをしているのは、放射性物質の廃棄物についての仮置場や最終処分場でございます。したがいまして、宮城県、岩手県のものは要請をしておりませんので、農水副大臣からも直接確認をいたしましたので、私は担当大臣として答弁をさせていただきます。(...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今総理が言われたとおり、日本の原子力規制、安全に対する信頼性は今地に落ちております。それを回復するためにも一日も早く設立をしなければならない。そういう世界の流れからいうと、事故から一年たっているのにまだ発足をしていないということに対して、表にはなかなか出...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 閣議決定をさせていただいて国会に法案を出させていただいております。その責任は私どもにありますので、是非とも、今日もこうして審議していただくこと自体が非常に有り難いことでございますし、できるだけ審議に入っていただいて、審議をしていただいた上で四月一日に発足...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指名をいただきましたので、答弁をさせていただきます。  私も、国会につくられました事故調査委員会につきましては、これは野党時代にも、そういったしっかりとした調査ができるようなものが欲しいと個人的にも思っていてなかなかできなかったことを経験をしておりま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 年末に行われるということは、そこまで様々な国際的な検証も行われるんです。ですから、その時々に様々な提案が出てきますから……(発言する者あり)
○国務大臣(細野豪志君) それにしっかりと向き合うということが大事であって、一日も早く新しい組織を誕生させることは極めて大切である、是非御理解をいただきたいというふうに思います。(発言する者あり)
○国務大臣(細野豪志君) できるだけ簡潔に御答弁申し上げます。  IAEAが日本に対して様々なこれまで助言をしておりますが、その第一は、やはり独立において推進サイドと同じであるのはいかがなものかということをできるだけえんきょく的にこれまでは表現をしてまいりました。本音は、そこは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私は、政治家になって、国会議員になったときから、できれば個人のそれぞれの皆さんから思いをいただいてやりたいと考えましたので、一度も企業・団体献金を受け取ったことがありません。そして、パーティーも一度もやったことがありません。  全て個人献金でということ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大変恐縮なんですけれども、できれば事前に言っていただければ私も確認できます。つい先ほど、この質問を急にするからということですので、一切事前に確認ができておりませんので、そこは是非、そういう御質問をいただくのであれば、できれば前日に御通告をいただければ調べ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) はい。念のために申し上げますと、個人として、例えば企業の役員をやっている方で個人献金ではいると思います。パチンコに限らず、業者の方で個人で献金くださっている方はこれはおられるというふうに思います。  先ほどの、総務省からの答弁ありましたけれども、どうし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 元々、私、個人献金をやったときには本当に一人一人にお願いしていたんです。そうやって数百万円になって、そこからその人たちに少しずつ固まりをつくってもらって、例えば個人の方が友人を連れて五人とかいう形で仲間を増やして、そうして増やしてきたんですね。そういう中...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) お金の集め方もそれぞれの形にしていただいているんです。例えば、友人で集まっていただいたときに、そこで集めていただいて、会費でいろんな形で振り込んでいただく方もいらっしゃいますし、特定のグループで同じ日に決めて振り込んでくださっている方もいらっしゃいます。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 総量のうちの約六%強という数字が、処理が終わったという形で今報告が上がってきているところでございます。
○国務大臣(細野豪志君) 大変失礼しました。  有村委員、事前にできれば御通告いただければ調べておいたんですけれども、今ちょっと手元にございませんので、至急ちょっと取りに行かせたいというふうに思います。  確かに御指摘のとおり、春の時点では多くの自治体が受入れに積極的な形で回...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど、仮に全部受け入れていたらすぐ済んでいたのではないかという御発言がございましたが、実はそれほど早く進むという状況ではなかったというふうに承知しております。  多分皆さんも御覧になったと思うんですが、六月、七月ごろまでは行方不明者の捜索をしておりま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今の御指摘は確かにそのとおりかというふうに思います。なかなか政府が言ったことが信じられないという、そういうことをおっしゃる方が多うございますので、そこをやはり乗り越えなければなりませんので、受入れを検討していただいている自治体そのものの担当者の方に測って...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それぞれの自治体の首長の皆さんに本当に苦しい思いをさせてしまっていることについては本当に申し訳なく思っておりまして、私も数多くの自治体の皆さんにお願いをしましたが、自治体の首長さんの方で来てくれという話があったところは行っておりまして、直接伺って厳しい話...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私も各閣僚にお願いをいたしまして、それぞれの出身の首長の皆さんに直接それぞれの大臣が働きかけをしていただいておりまして、実際に働きかけると少しずつそれぞれの自治体が前向きに取り組んでくれて、そして試験焼却などの動きにつながっているという、そういう状況でご...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 多分、そこまで全部すっといくことは難しいかもしれないと思っています。  二つ分けてやろうと思っていまして、まだ表明をしていただいていない自治体には、まず一般的な要請文を出そうと思っております。一方で、具体的に検討していただいているところには、あと一歩の...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これまで瓦れきの処理が進んでいないということについて、反省が必要だという一川委員の御指摘はごもっともだというふうに思っております。  謙虚にというお話がございました。謙虚にやる必要があると思っております。ただ、環境省という役所の職員とこの大臣になってか...全文を見る
03月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(細野豪志君) 私の立場からは、今回の事故を受けまして、原子力規制そのものをやはり強化をしなければならないという思いがございます。したがって、これまで法制化されてこなかったシビアアクシデントを法制化したいと考えております。また、高経年化についても、これまではなし崩しで延...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 現場でまさに交渉に当たってこられた武内委員の方からお話がございました。  今回、廃棄物の処理をするに当たりまして、自治体の担当者の皆さんともお話をさせていただく機会がございまして、それぞれの皆さんの御苦労というのは、お話を聞くと改めて本当に大変なものが...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 広域処理につきましては、公明党の皆さんに本当に力強い御支援、そして具体的な働きかけも行っていただいておりまして、本当に感謝申し上げます。本当にありがとうございます。  昨日の時点で処理できたこの量というのが六・七%という、そういう数字でございますので、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今の御指摘はおっしゃるとおりだと思っております。私もかなりの自治体で個別に説明をさせていただきましたが、全国の地方環境事務所の所長を始め、それぞれの担当者がそれぞれの地域を歩いております。それぞれの地域事情に合わせて処理場の使い方、さらには焼却の仕方も含...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) こうした温暖化対策ということで御負担をお願いをするのは、大変、本当に国民の皆さんには御負担をお願いするという意味で確かにつらい面もあるわけですが、一方で、これから、災害があって化石燃料がかなり増えておりますので、そういった中で、やはり抑えていくためにどう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、木庭委員が御指摘をされたのは政策インデックスというものでございまして、これは、それぞれの国会中にどういったことをやったのかということについて民主党の取組を取りまとめた実績集でございます。そういう政策について取り組みましたということを国民の皆さんにお知...全文を見る
03月14日第180回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(細野豪志君) 環境大臣というよりは原子力行政担当大臣として。──大変失礼いたしました。  まず、一言だけ予算について申し上げます。  確かに、お示しをいただいた資料四を見ておりますと、原子力に関する人員がかなりばらけていて、果たして全体として整合性がどこまで取れて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) こちらは環境大臣です。──済みません、大変失礼しました。  確かに、御指摘のように、放射性物質というのは一番移動する手段としては水というのがございまして、この水のモニタリング、さらには、それによってどう挙動が変化をするのかということについてのこの取組は...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これまではモニタリングは文部科学省がやってこられて、除染は担当がはっきりしておりませんでしたが、環境省がしっかりやるという体制になりました。これからもモニタリングについては文部科学省を始め幾つかの省庁にしっかりと役割を果たしていただかなければなりませんけ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 恐らくそこは、これをやれば決定打になるというような近道はないと考えております。したがって、水を通じての拡散を完全に止めることは難しいと考えております。  したがって、その動きを見ながら、たまるところでしっかりしかるべき時期に除染をしていくと。で、最終的...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 現在最も力点を置いておりますのは、チェルノブイリの事故で発生をいたしました小児甲状腺がん、この甲状腺の問題が一番大きな懸念として当時言われておりましたし、我が国は当時の状況とは、チェルノブイリで起こったこととは全く違う状況だというふうには思っておりますが...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど申し上げました県民健康管理調査の中では血液検査は行っておりません。それは、疫学的な、がんの、この甲状腺がんということに関して、その発見と直接この血液検査は関連しないということを考えてそのようにしております。  ただ、この県民健康管理調査というのは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 二か月後とかいう、そういう時間のタームで申し上げますと、主には甲状腺の問題に一番初め集中的に取り組んだということでございますので、そのときに福島県民の皆さんの血液を採取したと、全体をですね、そういうことではございません。  したがって、これから長い福島...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 子供たちをホール・ボディー・カウンターで検査できるかですか。ちょっとごめんなさい。(発言する者あり)子供たちの血液検査ですか。  子供たちの血液検査については、エコチル調査というのがありまして、これは環境省の方でお母さんと子供さんのそういう放射性物質を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ちょっと訂正が一点。
○国務大臣(細野豪志君) 済みません、大変失礼いたしました。一点訂正をさせていただきます。  先ほど血液検査をがん検診でと申し上げましたが、自治体の行う一般健診の中で血液検査を行っているということであります。その一般健診に乗っかる形でがん検診があり、それと連動させて先ほど申し上...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、自民党の皆さんに大変力強い御協力をいただいていることに関しては心より感謝申し上げます。  政府の説明が必ずしも受け止められていないということについては、これまでの政府の対応についていろいろ問題があったこともこれも事実でございまして、そのことは大変...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 非常によく覚えております。大臣になりました直後の時期でございまして、まだ丸森町には福島県の方も避難をされていて、大変よく覚えております。その中で、小さいお子さんをお連れのお母さん方が学校のことなどについても心配をされていましたので、よく覚えております。 ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) はい、変わっておりません。  その宮城県と様々な相談をさせていただいて、宮城県としては、いろんな専門家の話も聞いた結果、県全体では健康についての調査をする必要は必ずしもないという、そういう判断をされました。  ただ、丸森町というのは、ちょうど宮城県の...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 様々な不安を持っていらっしゃる方がおられることは、私も直接、そして間接的にいろんな方から伺っておりますので、やれることは何があるのかということについては常に国もしっかりと備えておかなければならないと思っております。  ただ、熊谷委員に是非御理解をいただ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そういった取組はしておるんです。丸森の方からそういう要望が出ていましたので、それは何らかの対応をやっぱり考えた方がいいのではないかと私も思いました。したがって、宮城県と話をして実際にこういう形にしたんです。  ですから、できれば熊谷委員、宮城県選出でい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そのことはもうおっしゃるとおりだと思います。先ほど大きな不安はあるような状況ではないと申し上げましたが、それは客観的にはそうなんですが、やはりそれぞれの皆さんの心情を思えば、子供を何とか守りたいというそういう方々の非常に強い思いと不安があるということでご...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、災害廃棄物の量をきちっと量って処理をするということは極めて大切であるというふうに考えております。  それぞれの自治体が、例えば仮置場であるとか二次仮置場に置いてある廃棄物については測定をしております。適切にやっていただいているところが多...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これから全て、全部量り直すということになってしまいますと、それはそれでまたそれ自体に膨大な人が掛かってしまう可能性があります。したがって、例えば移動するときにしっかり量るとか、事業者が実際にやっている過程で量れるところがあれば量るとか、そういった節目節目...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) モデル的にやるということを実施をしてまいりたいと思います。量り方として3Dというのが一番今先進的なやり方のようでございますので、やらせていただきたいというふうに考えます。
○国務大臣(細野豪志君) まず、今回の原発事故を受けまして最大の問題の一つは情報の共有ができなかったということでございます。そこで、三次補正で予算を手当てをいたしまして、炉のデータの転送であるとか、あと拠点間の情報共有などの面においては障害を取り除くことができたと考えております。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この議事の中身につきましては、環境省の行政文書管理規則第十条というのがございまして、その中で、議事概要又は議事録という形になっております。  一回目から四回目は確かに議事録を取っておりましたので公開をしておりますが、それ以降、議事録ということではなくて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 議事要旨はかなりきちっと公開をしております。是非御理解をいただきたいのは、これから全部しっかり公開をいたしますし、隠すようなものでも何でもないんです。  ですから、是非御理解をいただきたいんですけど、今、私どもこの広域処理やっておりまして、廃棄物・リサ...全文を見る
03月15日第180回国会 参議院 環境委員会 第1号
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○国務大臣(細野豪志君) 環境大臣の細野豪志でございます。  第百八十回国会における参議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の考えを申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  東日本大震災の発生から、既に一年が経過しました。しかし、被災地では今...全文を見る
03月15日第180回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(細野豪志君) 原発事故の収束及び再発防止担当大臣、原子力行政を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  昨年三月十一日に発生した東日本大震災とこれに伴う原発事故の影響により、被災地では、震災から一年がたってもなお大変厳しい状況が続いております。...全文を見る
03月15日第180回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(細野豪志君) SPEEDIにつきましては、原子力規制庁の所管ということにさせていただきたいというふうに思っております。  このSPEEDIの問題、私も、三月二十三日に初めて公開をしたんですが、その三月二十三日に初めてそのSPEEDIのデータを見ました。その前に、SP...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 四月一日でということで法案を出させていただいておりますので、できるだけ早く発足をさせていただければというふうに考えております。  いろんな御意見があるのは承知をしておるんですが、今、上野委員から御質問をいただいたSPEEDIも、これ運営マニュアルも改定...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) SPEEDIにつきましては、現実的には原子力安全技術センターという公益法人がこれまでシステムを開発をしてきて、それをどう活用するかというのを、文部科学省と原子力安全委員会と保安院がそれぞれ活用して、コントロールタワーが不在だったんです。ですから、新しい規...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 一年以上が経過した中で、被災地の皆さんは瓦れきが近くにある中で生活をされているという方がたくさんおられます。是非、皆さんの力もいただいて、もう本当にできるだけ早くこの瓦れきを処理をして、復興へ皆さんが力をしっかりと発揮をしていただけるような状況をつくらな...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回、被災三県で二千二百万トン以上の瓦れきが発生をしております。できる限り、やはり被災地で処理できるところは処理をしていこうというふうに考えておりまして、仮設焼却炉の建設であるとか再利用を含めて、大体千八百万トンぐらいは現地で処理ができるのではないかとい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 幾つか理由がございます。  まず、仮設の焼却施設を造っておるんですけれども、仮設という名前にはなっているんですが、かなり本格的な焼却施設でございまして、今五基稼働しておりまして、五月ごろからまた順次稼働するという形になっておりますが、この調達というもの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 阪神・淡路大震災の瓦れきの量についてはもう一度確認をさせてください。今回の東日本大震災の場合には津波の瓦れきですので、地震のみであった阪神とは私の記憶ではかなり量も違ったというふうに記憶しておりますが、ちょっと確認をそこはさせてください。  さらには、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは非常に重要な御指摘かと思います。  一般の方々に話すときには瓦れきを受け入れてくれと、これを焼いてくれと言っても、皆さん分かっていただけるんですけれども。例えば業者の皆さんであるとか行政の皆さんに話すときには、それは災害廃棄物ということで明確に申...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御質問は、災害廃棄物の今回の特措法についての国の責任ということでしょうか。済みません、もう一度お願いできますでしょうか。
○国務大臣(細野豪志君) 大変失礼しました。  国は、この問題については財政的、技術的な面での全面的に責任を負います。また、被災地において処理し切れないという判断がなされた場合には代行の規定というのがございますので、それについては代行して国が責任を持ってやるという、そういう法律...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確かに、御指摘のように三条で、国の責務といたしまして災害廃棄物の処理の内容などについて責務を有するという形になっております。  今、政府で把握をしているところを申し上げますと、岩手県、宮城県、福島県にそれぞれ、四百七十六万トン、千五百六十九万トン、そし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) はい。  じゃ、宮城県につきましては、木くずが約二百九十七万トン、その他の可燃物が約三十五万トン、コンクリート、アスファルトくずが約二百七十四万トン、これは非常に多うございますので、是非再生利用しようということで今取り組んでおります。金属くずが約三十六...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 処理計画につきましては、それぞれの都道府県でも作っていただいておりますし、それを国としても確認をしながら進めております。  全体として申し上げると、この災害廃棄物を三段階で目標を定めて処理をしていこうと考えております。  まず第一目標といたしましては...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 処理の方法としては大きく三つでございます。  一つは、廃棄物として被災地で処理をするという方法です。既存の施設だけではなくて仮設の焼却施設も使って処理をして、そして最終処分もするというやり方が一つ。  もう一つは、特に災害復旧で、廃棄物から有効なもの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 二千二百万トンを超える廃棄物が発生をしております。この廃棄物のうちの千八百万トンは被災地で処理をいたします。これ、県民の皆さん一人当たりそれぞれ計算をしますと、約三・二トンになるわけです。それだけ被災地の皆さんに処理をしていただくということは本当に申し訳...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 現段階で、どこの自治体でどの時期にどれぐらいのものを受け入れていただくのかということについて全て固まっているわけではありませんので、精密な計画があるわけではございません。ただ、非常に有り難いことにJR貨物社が非常に協力的でございまして、私も社長に直接会っ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御通告がなかったものですから、今全てのデータをそろえてはおりませんけれども、一つ、今回にあえて類似をしたケースを探すとすれば、やはり阪神・淡路大震災、そして歴史を遡れば関東大震災ということになろうかと思います。  阪神・淡路大震災の場合には、確かに千四...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いろんな御提案がございまして、私も、かなりの部分の提案については具体的に見て、実現可能性があるものがどれかというのは検討をしております。  ただ、悩ましいのは、一つ一つ非常にそれぞれ皆さん思いを持って提案をしてこられるわけですけれども、実現可能性がどう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 重要な御指摘かと思います。出された法律案につきましても私自身も直接しっかりと調べさせていただいて、かなり私は重なり合う部分があるのではないかというふうに思っておりますので、政府としてやれることを全力でやってまいりたいと思います。  御質問にお答えします...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 本当に貴重な御指摘だと思います。  私は原子力行政を一元化するというのは非常に大事だと思いますので、できるだけ早く国会の御理解をいただいて発足をさせたいというふうに思っておりましたが、当然情報は持ってくるというふうにこれまで思っておりました。ただ、物理...全文を見る
03月16日第180回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○細野国務大臣 東日本大震災におきましては、台湾の皆さんから非常に温かい御支援、励ましの言葉をいただいたというふうに承知をしております。私自身にも台湾の友人というのがおりまして、そういった皆さんの方からもそういった励ましの言葉をいただいておりますので、本当に心より感謝を申し上げた...全文を見る
○細野国務大臣 大変申しわけございません。経緯について、私自身が直接担当しているわけではございませんものですから、直接確認はしておりません。  ただ、経緯ということではなくて、政府が行った追悼式典ですので、その追悼式典で台湾の皆さんに失礼があったというこの結果をもって、しっかり...全文を見る
○細野国務大臣 今の田中先生からの、台湾の皆さんのお言葉であったり行動であったりということを聞かせていただくと、改めて、本当に日本に対してそれだけ気持ちを寄せていただいているということに、もっともっとしっかりと感謝をしなければならないというふうに思っております。  個別の政府の...全文を見る
○細野国務大臣 日曜日に田中先生も御参加いただけるということで、ありがとうございます。  これは、党派を超えてそういった形で御支援をいただけるのは本当にありがたいですので、神奈川県でも、首長の皆さんは一歩前にということでやっていただいていますので、協力して結果を出すことができる...全文を見る
○細野国務大臣 数量が非常に多うございますので、それぞれの自治体の状況を見て、これは全部計量しているというわけではなくて、推計をしているということでございます。今御紹介をいただいた二千二百五十万トンちょっとのこの災害廃棄物の発生量というのは、被災三県である岩手県、宮城県、福島県三...全文を見る
○細野国務大臣 今御指摘いただきましたとおり、現段階においては、六・七%からもう少し数字は毎日上がってはきておりますが、若干上がった程度で、大体その程度にとどまっておりますので、限定的な量になっているということでございます。  こうした、一年たった中でまだ処理がこの程度しか進ん...全文を見る
○細野国務大臣 内陸部の方の災害廃棄物については、今、非常に貴重な御指摘をいただきましたので、再度、処理がどの程度進んでいるのかというのを私自身も確認をしたいと思います。  数字で御紹介をしますと、岩手県の場合ですと、沿岸部が四百八十万トンございます。それと比較をすると内陸部は...全文を見る
○細野国務大臣 これまでも個別の自治体の首長の方に働きかけるときに、例えば、被災地であればここの町のこういうごみであればどうだろうかというようなことは私からも打診をしてまいりました。具体化しますと、動きが徐々に出てまいります。  特に、非常に効果があるのは、島田市もそうですけれ...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおり、神奈川県の場合には、県ももちろん非常に大きな施設を持っておられるわけでありますが、一方で、横浜市、川崎市そして相模原市と三つ政令指定都市がありまして、それぞれ処理においても力を持っておられます。したがって、既にそれぞれの自治体の首長の方からはかなり...全文を見る
○細野国務大臣 力強いお言葉、本当にありがとうございます。本当に皆さんにこうして、お手伝いいただいているというよりは、一緒にやっていただいているというそんな思いを改めていたしました。  日曜日に参りますので、そこで直接、少なくともそこに来ておられる首長の方々には要請をさせていた...全文を見る
○細野国務大臣 まず、公明党の皆さんにも、本当に瓦れき処理については具体的な取り組みをしていただいておりまして、静岡にも山口代表が来られて、やろうということで公約をいただいたのは実は非常に大きかったんです。そうした御協力をいただいていることに関して、まず心より御礼を申し上げます。...全文を見る
○細野国務大臣 対応が遅かったのではないかというそういうお話については、これはもう私がしっかり承らなければならないことだと思っております。  私の思いとしては、これまでも実質的にはある程度対応してきたという思いがございます。例えば広域処理に伴う測定ですね。これは、例えば島田市が...全文を見る
○細野国務大臣 済みません、ちょっと名前が長くて、また途中で名前が変わったりするものですから、区域ごとにもう少し工夫ができないかなとは思っておるんですが、三つの区域へ変更ということで今準備をしているということでございます。その中で御帰還を御検討いただくところが出てくるわけですので...全文を見る
○細野国務大臣 除染の技術のレベルを上げて効果を高めていくというのは、極めて重要であると思っております。  まず、ハンフォードでのワークショップでございますが、私も直接報告を受けました。環境省から複数の職員を派遣いたしまして、米側と非常に充実したワークショップを行うことができた...全文を見る
○細野国務大臣 これまでお示しをしてきたそういう除染のガイドラインというものは、割と一般的なガイドラインにとどまっております。例えば、汚染された廃棄物はこういうふうに置いておいてくださいとか、こういう線量のところは一般的にはこういうやり方がいいですよとか、そういうところにとどまっ...全文を見る
○細野国務大臣 いずれも貴重な御指摘かと思います。  まず、全体として申し上げますと、江田先生にぜひ今の制度をちょっと考えていただきたいんです。  例えば今の制度においては、保安院の長官というのは、これは経済産業省の中の人事です、ローテーションで回しています。したがいまして、...全文を見る
○細野国務大臣 一点、済みません。先ほどの答弁で経済産業省の外局でということで申し上げましたが、済みません、これは完全に間違いでございます。環境省の外局として新しく出発をさせていただきたいということでございます。失礼いたしました。  御質問の原子力安全調査委員会の権限でございま...全文を見る
○細野国務大臣 まずお礼を申し上げたいと思います。昨年の十月ということでございますので、私も環境大臣に就任して働きかけをまさにやり出したころでございまして、当時は反応はかなり厳しかったと承知しています。私も発言するたびに、かなり抗議のメールが来たり、ファクスが来たり、電話がかかっ...全文を見る
○細野国務大臣 今の御指摘はおっしゃるとおりだと思います。私どももかなりの数の説明会に職員も出しておりますし、私も伺いましたが、やはり、政府に対するそういう厳しい声を直接、さらには間接的にも聞いております。  もちろん、我々は、信頼を回復をして、しっかりと安全性についてこれから...全文を見る
○細野国務大臣 そこは井上委員、どう考えるかなんですよね。  これまでも、阪神・淡路大震災のときなんかも広域処理というのは行われてきているんですが、そこは助け合いでやってきたわけです。災害というのはお互いさまで、お互いにそこは補い合ってということでやってきました。決して精神論だ...全文を見る
○細野国務大臣 黒岩知事から具体的に御提案をいただいたことも踏まえて、実はそのかなり前から検討していたんですが、きょう、法的な要請を行います。  さらには、これまで八千ベクレル・パー・キログラムというのをガイドラインで示しておりましたが、これも、告示という形で根拠のある、これま...全文を見る
○細野国務大臣 その考え方を基本的にはとって、要請を前に進めていきたいと思っております。  今、ブロック単位ではどうかというようなお話も少しありましたが、そこは実はちょっと検討したんですけれどもなかなか難しいところがございまして、県によって、県知事さんによってそれぞれ考え方が若...全文を見る
○細野国務大臣 最終処分ということに関しましては、放射性物質をいかに減容化をして、安定的にこれを運搬をして最終処分まで持ち込むかという技術的な課題がありますので、その技術的な課題が開発をされ、そして実証できないとなかなか実現をできない、こういう問題があるわけです。ですから、そうい...全文を見る
○細野国務大臣 想定をしている都道府県があるわけではございません。これから、どういった施設にするのかというのをしっかりと見きわめた上で、さまざまな地域の地盤であるとか、科学的さらには社会的な要素もありますので、そういったことも含めて総合的に検討していく必要があるというふうに考えて...全文を見る
○細野国務大臣 三十年以内というふうにしましたのは、幾つか理由がございます。  一つは、除染はかなり長い年月続けなければならないだろうと思っておるんです。もちろん、初めにスピードを上げてどんどんやる必要はありますが、例えば、森林の除染などは息の長い作業になりますので、継続をして...全文を見る
○細野国務大臣 その覚悟でございます。
○細野国務大臣 よく私も記憶をしておりまして、井上委員が昨年の早い時期、秋の時点から、早く出すように、一刻も早く、一年は遅いというお話をいただいておりました。  できるだけ急がせたわけでありますけれども、炉規制法や原災法を含めて膨大な法律の修正でございまして、新しい組織の立ち上...全文を見る
○細野国務大臣 まず、三カ所ということになりました理由につきましては、当初、できるだけ限定をしたいという思いを持っておったんですが、実は、必要な敷地面積を確実に確保するという意味では、なかなか一つというところにはおさまり切らなかったという事情がございます。  また、もう一つあり...全文を見る
○細野国務大臣 今の時点で科学的にどの時点でどういう技術を開発できるかということについて全て見通すことは、これは不可能でございますので、そういった時間軸も考慮して、今、三十年以内ということで検討をさせていただきたいということでございます。  もう一つは、先ほど井上委員の御質問に...全文を見る
○細野国務大臣 まだ私もこの件で直接井戸川町長とお話をさせていただいている、この後話をしているということではございませんが、新聞記事などから、八つの提案が双葉町の方から既に出されているということは承知をしております。それぞれどういったことが考えられるかということについては、考え方...全文を見る
○細野国務大臣 施設の運営そのものについてはやはり国が責任を持ってやる必要がありますので、それについては、環境省としてやり切るという体制をつくりたいと思っております。  その中で、特に地域の皆さんにしっかり透明性を高く、常に見ていただく形はとらなければならないというふうに思って...全文を見る
○細野国務大臣 今回導入をお願いをしております税というのは、地球温暖化対策のための石油石炭税の税率の特例となっておりまして、私どもは、表現としては地球温暖化対策税だというふうに言っております。それを通称として環境税ということでお使いになっているメディアもあったり、そういうふうにお...全文を見る
○細野国務大臣 先ほど三年半と申し上げたのは、石油石炭税に関しては三年間着実にやっていくというそういう形になっておりますので、それについての考え方は基本的には変えずにしっかりやっていきたいということで申し上げました。  そのほかのいろいろな税の可能性については、三年半検討しない...全文を見る
○細野国務大臣 高邑委員は、常に被災地に本当にしばしば足を運んでおられてというか、気がつくと高邑さんがいらっしゃるというぐらい本当に現場に足を運んでおられて、いろいろな取り組みをしていただいていることに関して、心より敬意を表したいと思います。感謝を申し上げます。ありがとうございま...全文を見る
○細野国務大臣 環境省ということでいえば、確かにペットを所管をしておるんですが、生き物、動物愛護という意味では、ペットも家畜も基本的にはこれは変わらないわけですので、そういった意味で、新聞記事を今拝見しましたけれども、こういう本当につらい思いを多くの皆さんにさせてしまっていること...全文を見る
○細野国務大臣 瓦れき処理をどうやって進めるべきかという御質問ですが、二千二百万トン以上ありまして、そのうちの千八百万トンは被災地で処理をするという形になっておるんです。多分、この後御発言があろうかと思いますけれども、仙台市は非常にスムーズにやっていただいて、リサイクルも進めてい...全文を見る
○細野国務大臣 仙台の事例というのは、これは担当の部長さんなんかとも話しましたけれども、非常に決裁も早かったし迅速にできた例ということで、見習うべき部分は非常にたくさんあるというふうに思います。  ただ一方で、例えば石巻なんですけれども、今は五基焼却炉をつくっているんですが、間...全文を見る
○細野国務大臣 いろいろなところを歩いていただいて、貴重な情報をいただきました。ありがとうございます。  これまでも、例えばセメントの会社であるとか、個別に当たってきたんですけれども、今、さらにそれを加速化させまして、各業界に当たっております。  やはり燃料で燃やすというのが...全文を見る
03月19日第180回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(細野豪志君) 瓦れきの処理につきましては、各議員の皆さん、党派を超えて御協力をいただきまして、本当にありがとうございます。  今、姫井委員御指摘のとおり、全体としては六・七%という、こういう数字にとどまっておりますが、場所によっては進捗をしているところもございまして...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これまで処理が終わったものが百五十一万トンございます。そのうち、熱回収をされているものが百二十七万トン。これは焼却したところという中でも、特に既設炉、これまで動いていた炉で燃やす場合は発電に回っているケースがありますので、そういったものが百二十七万トンと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 失礼いたしました。  先ほど百二十七万トンというふうに申し上げたものは、熱回収されたものだけではなく、建設資材であるとかコンクリートの砕石などに回ったものも含めてということでございました。大変失礼をいたしました。  今御質問は……
○国務大臣(細野豪志君) 仕分ですね。仕分といいますと……
○国務大臣(細野豪志君) リサイクル用のですね、はい。  リサイクル用の仕分でございますけれども、これはまさにこれからでございまして、有力なものとしては、特に復興需要の、かさ上げであるとか、さらには防潮堤なども含めて、そういうコンクリ系のものはそういった公共事業に使えるだろうと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 本当に皆さんに御協力をいただいて、谷委員にも大変強い関心を持っていただいて働きかけをしていただいておりまして、心より感謝申し上げます。  まず、安心、安全の問題なんですが、安全性については、環境省でも専門家を集めて検討してまいりましたし、あとは放射線審...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、そこも相談をさせていただきたいというふうに思っているところでございます。  これまでは、JR貨物が非常に安全に運ぶ方法をしっかり確立をしていただいて運搬をしていただきました。それを補完をする形で、陸送で最後は持っていかなければなりませんので、トラッ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いわゆる環境アセスでございますけれども、この法の中では、規模が大きく環境影響の程度が著しくあるというものについては、そういうおそれがあるものについては、この事業を第一種事業と定めておりまして、アセスの手続の対象といたしております。  また、この第一種事...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘、非常にごもっともだと思います。  環境省の中でもいろいろ検討しているんですけれども、やはり少し視野を広げて環境をとらえていく必要があると思うんですね。ミクロでいうと、この事業をやるときの環境アセスというのは極めて大事だし、それは精神はこれからも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いわゆるバーゼル条約といいますのは、正式名称としては、有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約ということでございまして、一九八九年にスイスのバーゼルで採択された有害廃棄物の輸出入を規制する国際条約でございます。  この条約の中...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 手短でという話を後ろでもおっしゃっていますが、ちょっと一言ではなかなか語り尽くせない問題がございまして、このバーゼル条約、バーゼル法が導入されたときというのは、それこそ先進国が途上国に廃棄物を押し付けるというようなことが非常に問題になった時期でございまし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そうですね、今御指摘は非常にごもっともでございますので、そういう形でもう一度私も確認をしてみたいと思います。今、大体三か月ぐらいでやれているようなんですが、これを例えば国がもっと簡素化して短い期間でできないのかとか、自治体に関与していただく場合はどういっ...全文を見る
03月21日第180回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(細野豪志君) 水野議員から四問、御質問をいただきました。  まず、地球温暖化対策のための税が特定財源とされていることについてのお尋ねでございます。  地球温暖化対策のための税は、我が国の温室効果ガスの約九割を占めるエネルギー起源CO2の排出抑制を強化することが不可...全文を見る
03月21日第180回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(細野豪志君) 今回の問題で国が健康管理において果たすべき役割が極めて大きい、まさに国がしっかりやらなければならないというふうに承知をしております。  県民健康管理調査というのは、福島県からのお話もございまして、県が中長期的な健康管理を実施すべきものという位置付けにな...全文を見る
03月22日第180回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第2号
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○細野国務大臣 原子力委員会を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  原子力委員会においては、新たな原子力政策大綱をまとめるべく、原子力事故による中断を挟んで、これまで十五回の議論を重ねてきているところですが、原子力政策全体の中長期的な方向性をことしの夏...全文を見る
03月22日第180回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○国務大臣(細野豪志君) おはようございます。よろしくお願いいたします。  原子力規制庁でございますけれども、できる限り早く発足をさせる必要があるという認識に変化はございません。特に、我が国の原子力行政は推進サイドとある意味混然一体となって進められてきたということがございます。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国会の事故調査委員会というのは、これはこれまでの国会の在り方を変える非常に大事な会議だというふうに承知をしておりますし、私も野党時代、そういったものをつくってしっかりと国会が方針を出せるような、そういう場が必要ではないかというふうにも思ってまいりました。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回の事故を踏まえますと、原子力安全規制の目的は人と環境を守るということ、このことをやはり明確にする必要があると思っております。今回閣議決定をさせていただいた改正案の中でも原子力基本法の改正も含んでおりまして、その中でもこのことを明記をしております。この...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 長官を含めて原子力規制庁の人材については、幅広く、官民を問わず優秀な人材を集めなければならないというふうに考えております。したがいまして、当然、独自採用というのもやっていかなければならないというふうにも考えております。  この独自採用というところで、内...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、小見山委員におかれましては、被災地にも行っていただいて、直接廃棄物の状況について御確認をいただいた上で、御地元である岐阜県の方にも働きかけをしていただいているというふうに承知しておりまして、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。  また、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、ほとんどの廃棄物の処理に関する施設、焼却施設であるとか処分場というのは市町村が保有をしております。これまでも幾つかの市町村であるとか都道府県とそういう協議を続けてきたわけでありますが、これまでの経験上、都道府県と市町村というのは、これはも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 被災地の瓦れきの処理に関する努力というのは本当に大変なものがございまして、今、小見山委員の方から御指摘をされた分別というのも広域処理を進める上ではどうしても必要だということで、本当にかなり手作業に近い形でやっていただいているという、そういう状況でございま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 仮設の焼却炉というのを有効に活用していく必要があるというふうに考えております。それは、広域処理も非常に大事なんですけれども、やはり被災地でしっかり処理をしていくということが大事でございまして、既に二十五基の仮設の焼却炉の整備が計画をされておりまして、その...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先日出しました都道府県や政令市に対する要請文書というのは、これはまだ表明をしていただいていないところに出させていただいたものでございます。  なぜ表明を既にしているところを外したかというと、もう既に表明をされているので改めて要請をする必要性がないという...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国立公園の位置付けについては先ほど自然環境局長が答弁したとおりでございまして、これは、国がこれまで保護し、国民に対してはもちろんでありますけれども、世界に対してもしっかりと責任を持って守っていくという、そこをこれまでしっかりと維持をしてきたものでございま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 広域処理については、なかなか去年からずっといろんな自治体の関係者に働きかけてきた中で前に進まなかったという、これは本当に我々の力不足の面がやはりあったんだというふうに思っておりまして、申し訳なく思っております。そういった中で、徐々に状況は私はいい方向には...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私も報道で、日本のきずなは薄れたというような方向での報道が海外でなされているというのを実際に見まして、これは本当に何とか国全体でやっていかなきゃならないなという思いを強くしたところでございます。  ただ、中川委員、恐らく、仮に今自民党政権であっても、必...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) IAEAの国際基準というのがございますけれども、そこにはこのように書かれております。安全関連の意思決定において規制機関が実効的に独立していること、また、不当な影響を及ぼす可能性のある組織と機能面で分離されていること、この二つでございます。したがいまして、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私も、福島は原発の問題がありますからしばしば訪れておりますので、これに福島県を入れることができないというのは本当に福島の皆さんに申し訳ないという思いを持っております。  ただ、そこはやはり放射性物質の拡散の問題がありますので、県内で処理をさせていただき...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは確かに非常に悩ましいところなんですが、やはりできる限り分かりやすく受入れをしていただきやすいようにということで、表紙ではこういう形で書かせていただいております。ただ、中を見ていただきますと、灰にして八千ベクレル以下と。すなわち、廃棄物そのものでいう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは随分悩んだんです。悩んだ中で、このパンフレットは引き受ける側の皆さんにどうやったら納得をしていただけるかということに焦点を絞って作らせていただいたという経緯なんです。  ですから、こういった形で宮城、岩手については広域処理もお願いをして、国がしっ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ここへ来て、自治体からこの側溝の問題が非常に声としてあちこちから出てきているということは承知をしております。  この産廃をそういった形で最終処分までしっかり道筋を付けないと中間的な場所に移せないというのは、先ほど水野委員がおっしゃったような趣旨でできた...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) もう御指摘のとおりだと思います。  これ自体は安易な産廃のそれこそ処理の仕方が非常にいいかげんになされるということを防ぐという意味で必要な制度だというふうに思っておりますが、特に原発の問題があり、そして、側溝の除染というのは、これは今、それこそかなりの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 駆け込みでいろんな認可がなされるようなことがあってはこれはならないだろうというふうに思います。  一方で、大間も含めてそうなんですけれども、去年の三・一一より前にいろいろあったものがこの一年間ほぼ空白だったということもあるでしょうから、そこはしっかりと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 特措法に基づく、あたう限りの救済というのにまだ十分届いていないということを示しているというふうに考えております。  二月が一千三百五十一人ということで、前月よりも倍以上の数字になっておりますことは、これは恐らく期限が七月末だということで、これはいろいろ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 申請を迷われている方がしっかりと御自身の健康についてチェックをされて、確認をした上で申請をしていただくということが極めて大事であると思っております。したがいまして、今、熊本県であるとか新潟県とも相談をしながら、どういった形でそうした確認はしていただけるの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 水俣病について記述があることは、インデックスの中にですね、それは私も作成にかかわりましたので承知をしておりますが、今、済みません、手元にございませんので、詳しい文面については承知をしておりません。申し訳ございません。
○国務大臣(細野豪志君) 申請をされている方の中に、旧来の対象の沿岸区域というか、そのエリアの外の方も申請をされているという事実は承知をしております。したがって、そういう方々も申請をしていただけるのであるということをパンフレットに書きました。すなわち、区域の中だけしか駄目だと思っ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 特措法ということでいうならば、そこは線引きはしておりません。線引きはしていないけれども、具体的にその区域外に住んでいる方々について、どういう条件ならば認められるかということは閣議の中で文書でしっかりと確認をしておりますので、その条件に基づいて申請について...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 様々な御要請に熊本県の関係者の方、さらには新潟県の関係者の方が来られますので、そういった御要請については私も見ております。そういう中で、今、市田委員が御指摘のようなことも含めて、様々な今事実が、事実、若しくは事実かどうかは確認がまだされていないけれどもそ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この特措法ができた経緯の中で、あたう限りの救済というのはどういったものなのかということについて、政府内でも国会でも様々な議論があったというふうに承知をしております。その中で閣議決定をされたこの条件というのが、先ほど市田委員の方が御指摘をされた、そういった...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、そういう話がございましたが、公表はなかなかそれぞれの地域の皆さんのお考えがありますので、これは相談をしながら慎重に進めるべきものだというふうに思いますが、私自身で数は確認をしたいと思います。  万々が一にもチッソに遠慮して申請が出てこないということ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 改めてちょっと確認をしてみたいと思います、どういった形で市町村が把握をしていて、どういった整理ができるのかという部分ですね。公表については、これはやはりそれぞれの皆さんの心情がありますから、そのことについては配慮が必要だというふうに思います。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 幅広い年代にそういう影響があるのではないかという見解が示されたことがあることは承知をしております。
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど市田委員の方から御紹介をいただいたような見解もあることは承知をしております。ただ、特措法というこの議論の経緯の中であたう限りの救済の一つの条件として、出生年も含めて、これまでここがあたう限りの救済の範囲だということで政府としての見解を示してきたとい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 七月末までにしっかりと告知をして、あたう限りの救済を実現したいと考えております。
○国務大臣(細野豪志君) 阪神・淡路と比較がありました。ちょっと一言だけ申し上げると、阪神・淡路大震災も瓦れきの処理が終了したのは発災後三年二か月だったんだそうです。ですから、三年の目標を立てたのは、この二千二百万トンということを考えれば、目標としては蓋然性の高い数字としてやむを...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私も原発行動隊の皆さんとは何度か話をしておりまして、可能性を探ったんです。現実に何人かの方、代表の方にサイトの中にも行っていただいて、何か作業はできないかと東電の皆さんとも打合せもしていただいた経緯があるんです。ただ、全面マスクでの作業環境ですし、ある程...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まあ、こうして今東京で国会やっているわけですから、事故から一年少しが経過をして落ち着きを取り戻しつつあると、日本全体としてはですね、そう考えております。もちろん、東京は安全性については全く問題がありませんし、そう思って生活をされている方が本当にもうほとん...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、平山委員が御指摘をされたように、どれぐらいを過渡期と見るかというのはいろいろ判断は分かれますけれども、常にしっかりと次へ備えてレベルの高い組織をつくっていかなければならないという意味では、私もそういったやり方を是非取っていきたいというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど、済みません、十分質問の意味を酌み取らずに答弁しまして、大変失礼しました。  御指摘のとおり、情報の出し方とか国民の皆さんとの対話の仕方ということに関しては、非常に大きな課題を残してきたと思っております。  したがって、新しい規制機関が誕生する...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) モニタリングについては、司令塔機能をしっかりとこの規制庁の下に置いて、その下でいろんなものをしっかりと調べていくという考え方を取ります。特に野生生物の場合には元々環境省で調べてまいりましたので、規制庁を環境省の外局ということで設置をできれば、そこの連携は...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、子供の生活環境をとにかく優先して除染をするというのは重要なことでございます。実際、国よりもむしろ前に自治体が非常に危機感を持ってそれぞれ取組をされました。そういう御判断をされた首長の皆さんには心より敬意を表したいと思いますし、そこでやはり...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、中間貯蔵施設について、福島県内で除染を進めるためにどうしてもお願いせざるを得ないということに関しては、繰り返し、福島の皆さんに申し訳ないという思いを持ちながら要請をさせていただいている、お願いをさせていただいているということでございます。具体的に三...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは関係者、環境省を含めて関係者でいろいろと話をする中で、ここにやらせるのがいいのではないかという判断に至ったものでございます。  考え方として、例えば民間の会社に委託をするというようなことももちろん考えられなくはないんですけれども、やはり、例えば三...全文を見る
03月22日第180回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(細野豪志君) 伊方は、まだ原子力安全・保安院の方での評価が終わっていないというふうに承知をしております。ですから、安全委員会の評価というのは保安院のものが終わった後にやるということでございますので、まだその段階にはないというふうに思っております。  規制庁については...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、浜田委員御指摘のように、法律は出させていただいていますので、何とかできるだけ早期に新しい規制庁を発足をさせたいというふうに思っております。  その一方で、日々の行政というのは、もうあらゆる事態に対応すべくしっかりと備えておかなければなりませんので、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確かに、三名の委員が本年の四月十六日に任期満了を迎えるということになっております。  原子力安全委員会の委員につきましては、原子力規制庁の発足までの間に空白期間が生じることは、これは望ましくないというふうに思いますので、新たな原子力規制体制の構築に向け...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今の段階では、原子力規制庁という法案を出させていただいておりまして、できるだけ早期に発足をさせたいというふうに思っております。  その際は、これはIAEAの様々なアドバイスの中でも日本政府に言われているところでありますけれども、安全委員会と原子力安全・...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 何度も同じ答弁で恐縮でございますけれども、三月これから後半に入ってくるわけでありますけれども、できるだけ早期に審議に入っていただいて規制機関を強化をしたいというふうに思っておりますので、その審議の状況を見極めながら判断をしていく必要があると考えております...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) こうした安全委員会の同意人事というのは国会の御承認をいただくということが大前提になりますので、その重要性については十分承知をしております。  したがいまして、法案の審議をできるだけお願いしつつ、それはもう空白というのがあってはなりませんので、そのことに...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 技術的な問題について、最終的なこのストレステストの確認の責任者は誰かと問われれば、それは原子力安全・保安院ということになろうかと思います。  ただ、その評価というのは、安全委員会の様々な見解も踏まえてなされるものであるというふうに考えます。
○国務大臣(細野豪志君) 班目委員長がずっと終始おっしゃっているのは、再稼働の判断をする権限そのものは安全委員会にないということを言っているわけであります。それはもう安全委員会というこの法的な位置付けからいって、委員長が言われていることは決して間違ってはいない、正しいというふうに...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは、やはり安全委員会の法的な位置付けというのは、これどうしても踏まえてこうしたものはつくらざるを得ないというところがあるわけです。  実は、二〇〇七年にIAEAは日本に来ておりまして、IRRSという実質的な勧告をしております。その中で、原子力安全・...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 安全委員長も再三発言をされていますけれども、一次評価があり、そして二次評価があり、更に言うならば、安全に対する対応というのは、これはもうとにかく終わりはないわけですね。常に厳しい対応をこれからしていかなければならないという意味で、その途上にあるというのは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、安全神話がまだ残っているのではないかというお話でございますが、そこはこの一年の対応で大きく転換ができているというふうには思っております、中身としてですね。組織としてしっかりと乗り越えられているかということについては、私はまだであるというふうに思って...全文を見る
03月26日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○国務大臣(細野豪志君) 瓦れきの処理というのが被災地の最大の復興のやはり妨げになっておりまして、何としても処理を進めてまいりたいと思っております。  今、域内での処理が徐々にではありますけれども勢いが付いてまいりまして、仮設の焼却施設が動き出しました。また、再利用に向けてのい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それぞれの自治体に大変な御苦労を現在もいただいておりますし、さらに、これから具体的な処理ということになれば更に大変な御苦労をお掛けをすることになります。したがいまして、今、愛知委員おっしゃったように、我々が直接出向いてしっかりとお願いするということは極め...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘の原子力安全委員会によりまして出されております防災指針というのは、これは中間指針でございまして、最終的な判断というものではございません。  実は、これは我が国の法体制の中でも不備だというふうに考えるんですが、そもそもこれまで防災指針というのは法律...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回の事故の中で、SPEEDIをめぐりましては二つの問題があったと思っております。  一つは、シミュレーションのシステムとして果たして現実に即したものであったかというシステム全体の問題です。それ自体もかなり根本的に、例えばモニタリングの実測値を基に放出...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 簡潔に答弁します。申し訳ございません。  私自身はSPEEDIについて、それこそこれは使わない方がいいとか予断を持って例えば原子力安全委員会に言ったりは全くしておりませんので、そういった意識は私の中にはございません。  今回の反省も踏まえて、今、上野...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力安全委員会は私の確かに所掌の委員会ではあるんですけれども、これは八条委員会という形になっておりまして、私自身が中身に関与するということはやはりやるべきではないというふうに考えておるんです。  したがって、原子力安全委員会が作ったものは、専門家を集...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは、五キロのこの緊急的な問題が起こったときに避難をすべき地域というのを特定をすることと、その皆さんが仮に避難をしなければならないということになった場合にどちらの方向に避難をしていただくのかという情報提供においてSPEEDIを活用できるというのは、これ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そうしたまさに、指針ということになると、まさに科学的、技術的な知見をしっかりと生かさなければならないところですので、私がその具体的な策定に直接かかわることが果たしていいのかどうかという議論はあるというふうに思うんです。  ただ一方で、今回の事故の教訓と...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今はSPEEDIもそしてモニタリングも主に文科省の所管となっておりまして、私も既に文科省の担当者の皆さんとはいろんな連携をしているんですが、直接の担当者ではないものですから、実は一歩踏み込んで具体的な運用、指針を見直すというところまではできておらないんで...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 法的に様々な、それこそ原賠法の議論であるとか賠償の義務であるとか、そういった議論は加害者はどうなのかという部分であるとは承知をしております。  ただ、福島の皆さん、さらには福島以外の地域も含めて、この原発の問題で心配をされている、大変な思いをされている...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 増子先生はまさに日々、福島県民の皆さんと向き合っておられて、そういった増子先生の今の、これまでの一年間の思いの中で棄権をされたということについては非常に重い御判断だというふうに思います。  私も、地元の先生方にはこれは及びませんけれども、時間があれば必...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 区域の見直しでございますけれども、これは、昨年の十二月に原子力災害対策本部決定というのがなされておりまして、それに基づいて三月末に調整が整ったものからまずやらせていただきたいと思っております。ただ、三月末というめどは示しておりますが、この三月末までに調整...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、双葉町の皆さんには、まさに第一原発があるその場所でございますから、一番本当に大変な思いをされているということでございますので、その井戸川町長から出された提案ということでございますので、それ自体は非常に重く受け止めております。  ただ、まだ直接的に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 子供たちに限定をしたものということで申し上げますと、例えば甲状腺の超音波検査、これは十八歳以下についてやっておりますので、これが一つ挙げられようかというふうに思います。さらには、ホール・ボディー・カウンターの検査などについても、これはできるだけ子供を優先...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 考え方としては、南相馬が取り組んでおられることというのはすばらしいものだというふうに思いますし、今、山下委員が御指摘をされたように、きちっと健康管理がなされる、そういう仕組みがあるということが安心感につながり、それが福島の皆さんの、例えばもう心身共に健康...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) このホール・ボディー・カウンターにつきましては、福島の健康管理基金で県内での配備を進めていただいて、今御指摘をされた、十三台プラス緊急用が一台ございますので、十四台配備をされたという経緯がございます。それをよりペースアップをしていくためには確かに台数を増...全文を見る
03月26日第180回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(細野豪志君) 今回の事故を受けまして、日本の原子力規制の在り方、そして組織の在り方はもう根本から信頼を揺るがされることになったというふうに承知をしておりまして、できるだけ早い段階で、新しい規制機関の下で放射線から人と環境を守るという、そういう体制をつくらせていただきた...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) このパンフレットを作るときには大いに悩みました。私にとって福島というのは今最も大事な県民の皆さんですので随分悩んだんですが、悩んだ末にそうしたパンフレットの書き方をさせていただきました。  二つ理由がございます。  まず一つは、福島県の場合には、発生...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○国務大臣(細野豪志君) ストレステストに対する確認の結果につきましては、私も書面を読みましたし、担当大臣でもありますので、原子力安全委員会からも直接説明を受けております。  受け止めでございますけれども、今の原子力安全規制をやる当局の判断としては、これは今の時点でできることは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 現段階で手順について御説明を申し上げますと、原子力安全委員会の確認作業というのが終わりましたので、この確認を受けて、今その中身について、枝野大臣を中心にその確認の中身そのものも見ていると、確認をまさに確認しているという状況でございますので、それを受けて四...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私の立場を一言御説明をした上で申し上げた方がいいと思うんですけれども、私の立場というのは原子力発電所を稼働することでエネルギーの安定供給を考えなければならない立場とは異なります。したがって、安全性についてしっかり確認をできているかどうかという、言うならば...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、新しい規制機関が立ち上がっておりませんので、そこは大いに課題を残したままここまで来ているわけです。  先ほど滋賀県の話をされましたけれども、例えば、防災計画を作るというようなことも、これまでは法律に基づいたものではないわけですね。EPZ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力安全委員会から確認をいたしましたところ、一昨年十月十二日に、原子力安全委員会事務局から電気事業連合会、さらには東京電力及び関電に対して、原子力施設等の防災対策について、いわゆる防災指針ですね、これについてIAEA等の国際基準の取り入れに関する検討を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 四号機のプールにつきましては、様々なところから懸念が早い段階から表明をされてきたというのは事実でございます。  燃料の、まずプールの状態ですが、現在は安定的に冷却をされておりまして、おおむね三十度以下ということでございますので、そういった意味では今は安...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、福島県でございますけれども、東京電力の原発の事故がありまして、依然として生活をしていただくことができない、そういう地域が広大なエリアに広がっております。一年たちましたが、今でも現地に行きましてその光景を見ますと、本当に我が国でこんなことが起こってし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私が初動という意味でかかわりましたのは、原子力関係の部門でございました。数日間官邸におりましたが、その後、東京電力に三月十五日に参りまして、そこに参りましたのが保安院であり、安全委員会であり、外務省であり、文科省であり、そして実際の部隊を持っている自衛隊...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘の阪神・淡路大震災のときと比較をすると、確かに今回の東日本大震災というのは処理が遅れているという面はあると承知をしております。その背後には事情の違いというのもありまして、阪神・淡路大震災のときには、都市部の地震でございましたから、コンクリート殻なん...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 谷川先生から本当に力強い御支援のお言葉をいただきましたので、改めて決意新たに頑張ります。  もちろん、三年以内に処理を終えるということも重要なんですけれども、一刻も早く生活の近くの場所から瓦れきを運び出すということが大事だと思っておるんです。そういった...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、北川先生御指摘のように、除染の技術実証試験というものは、JAEAが委託を受けまして、様々な除染の効果であるとか経済性であるとか安全性であるとか、そういったことについての検証作業をしてまいりました。ほぼ取りまとめが終わりましたので、それについては既に福...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) JAEAは委託先になっておりますので、事業自体の予算は内閣府から出ております。内閣府の中に生活支援チームというのがございまして、それは原災本部そのものの事務局でもありますので、そこがまさに発注をしたということであります。  したがって、実証実験そのもの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 内閣府からJAEAに委託をいたしました除染自体は去年の秋から、実質的には夏ごろから準備を始めて、秋の割と早い段階に実際にはやろうということになりましたので、非常にスピードを重視をしたという面がございました。むしろ、原災本部も含めて様々内閣の方でやっており...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 環境省で年末から実証事業をやりましたのは、このJAEAでいろんな実証実験をやっている最中も含めてもう大変な数の技術提案が来ておるんです。  確かに、一段落して、それから、どういったものがより検討が必要かということで、それから再スタートするという考え方も...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 実は、私のところにも直接的、間接的にいろんな事業者の皆さんからの提案がありまして、私の観点からすると、これはいいのかなとか、こっちはちょっと駄目かなとかいろいろあるんですけど、それを私自身は、直接これをやれとかいうことになってしまうと、これは公平な事業に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 何度も申し上げますが、私は個別の事業者の選定には一切かかわっておりません。率直に申し上げると相当強いプッシュもありましたが、それに私が関与することがあったら除染事業に対する技術的な疑いを持たれかねませんので、そういったことは一切やっておりません。したがっ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この除染事業には二つの意味合いがあるわけです。一つは、それぞれの事業者にとって、確かに手を挙げることによって技術をしっかりと確認をするという、そういう面はありますね。もう一つ実は大事な視点がありまして、我々も、それぞれの事業者が勝手にいろんな検査をやって...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いろんな御提案がございます。議員の皆さんからも個別にいろいろ御提案をいただきます。大変力のある議員の方から御提案をいただくのをお断りをするのは非常にこれは難しい面もありますが、そこはあくまで技術的にやるべきだという判断をして、こういう形で選定をしておりま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 現段階でトランス類が三六%、コンデンサー類が約二九%という進捗率になっておりまして、数字としては決して十分なレベルに達しているということにはなっておりません。このままのペースで行きますと、処理期限である平成二十八年の七月までにトランス、コンデンサーのおお...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、産廃の件も延長の法案を改めてこの委員会にお願いをしなければならない状況でございますので、いかにして法律の期限内にしっかり処理できるのかということについて更に本当に努力をしていかなければならないというふうに思っているところでございます。厳し...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは制度ができたときに、PCBのこうしたものというのは作られたのは随分前ということもあって、その製造した事業者にどういう負担を課していくのかというのは議論があって、その中で先ほど廃リ部長の方から御説明申し上げました四億八千万円のこの財団法人電気絶縁物処...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは制度ができたときにはこういう枠組みでというので、ある種合意がなされてスタートしたというふうに承知をしております。  ですから、今の段階で、制度が動いているさなかでございますので、それこそにわかに新しい制度を導入するというのはこれは難しいというふう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 千葉県を含め各自治体には、大変この廃棄物の件は本当に御負担をお掛けをしていますので、そのことについては政府としてやらなければならないこと、まだやり切れていない部分がございますので、大変、本当に御努力いただいていることに対しては申し訳ないという、そんな思い...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そういう制度にはなっておりません。このアセスの趣旨といたしまして、新しいものを造るものについてはしっかりと環境について一定の調査をした上でやるという趣旨でございます。  一方で、今御指摘の災害対策基本法に基づくこのアセスの例外というのは指定公共機関に限...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは先ほど白石局長からも答弁がありましたけれども、義務の裏返しとしてこういう、言うならば例外が認められているということでございますので、やはり一律に全て例外というわけにはいかないというふうに考えます。  一方で、これから発電事業者に積極的に新たに参入...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、水野委員から、環境配慮契約法の実際の運用ですね、それについて御質問がございましたが、ちょっと根本的にこれをこれからどう考えるのか、検討してみたいというふうに思います。  これまでは、環境基本法の中に基本的には放射性物質というものは取り扱わないという...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大波地区は福島市内でいうと放射線量の高い地域でございますので、比較的ですね、住んでいただくことは可能でありますが、比較的高いところでございますので、優先をして除染をしていただくことが必要であると考えております。実際、福島市の方では最優先に取り組んでおりま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 飯舘村は菅野村長さんが、できるだけ村に戻ろうということで大変な御努力をされておりまして、除染についても実に様々な工夫をしたいというふうにおっしゃっています。  結論から申し上げると、飯舘村の考え方に基本的に沿う形で除染をしていきたいと思っております。一...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおりだと思います。我々の力が及んでいないところの一つかもしれません。国が責任を持ってということで号令は掛けておるんですが、やはり我々の弱みは、地域に例えば顔が見える関係の方はやはりなかなかいないとか、地域のそれぞれの事情がなかなか我々ではつかみ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今の話が東電の認識だとすれば、それは考え違いも甚だしいというふうに考えます。除染特措法に基づいてこの除染の費用は東電に求償する形になっていますので、それが国の認識でございます。  なぜ東電を前に出さないのかという御意見が確かに福島でも時々あるんですが、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 直接にも来られましたので、拝見しております。
○国務大臣(細野豪志君) 最大の問題は、除染の費用というよりは、むしろ全部剥いだ場合の廃棄物の量なんですね。流山市を始めあの地区の皆さんとも話をしたときに申し上げたのは、結局剥いでも持っていくところがないと実際には地域の放射線量下がりませんので、そこをどうするかは是非ちょっと一緒...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今ちょっと私も、この委員会終わりまして事実確認をいたしますが、流山の計画にはそういうのは載っていないようなんですね、今のところは。ですので、先ほど局長が答弁申し上げたような中身になったわけですが。  それは、ちょっとなかなか悩ましいのは、民家ということ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 放射線量が低ければ低いほど除染による効果も実は限定をされてくるということもあるんです。一方で、これは現実的なそういうものとして大量の廃棄物がどう出てくるのかという問題にもどうしてもやると向き合わなければならないという状況にもあるわけです。  ただ、市田...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今御指摘の部分の、自然減衰の部分は減衰で、これは客観的にこうだということははっきりお伝えをしなければならないということでやっております。一方で、そこから更に下げていくというには除染が必要ですので、それについてそういう数字も書いております。  今の私ども...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは、私も除染の実施主体として、もう少しできれば福島県内の、それこそ大変な思いをされている方々に直接的なやり方はないのかというのは常に問題意識としては持ってまいりました。  ただ、現実的に、初めて取り組むことでありますし、またJAEAにやってもらった...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) エコチル調査について、亀井委員が十万人お認めをいただいたということで、大変先見の明がおありだったというふうに思います。本当にありがとうございます。  実は、以前から調査を進めてきたんですが、これは本当に偶然なんですが、二十三年の一月から三か年間というこ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) おっしゃるとおり、そういう地域に福島をしたいというふうに思っております。  やはり、野田総理自身、福島の復興なくして日本の復興なしということを強く訴えていますが、やはり福島で子供が元気に生活しないと本当の意味での福島の復興はないと思うんです。  した...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど放医研について少し申し上げましたが、拠点がまだ移っていないかのような印象をもしかしたらお持ちになったかもしれませんが、ある程度現地に、福島に放医研も少しずつ比重を置いてはいるんですけれども、それを更にしっかりと強めるという趣旨でございますので、付け...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 前段のところ、お答えをいたします。  この新聞記事を拝見をして改めてこの島根原発の周辺の、県の状況ということがよく分かりました。やはり、極めて緊急性は高いと思うんですね、こういったところでしっかり計画を作るのは。それを何とか早くしたいという、改めてこれ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 技術的なところは私も、技術に必ずしも私はもちろん詳しいわけではないんですが、使えそうか使えそうでないかというのはその技術の評価を見ると大体分かりますので、全て見た上で、投入できるものは現場に投入するようにということで、既に様々な指示を出しているところでご...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 多くのケースは、学校のグラウンドの端の方の天地返しをしていただいて、言うならば子供たちが触れるところにはない形で保管をされているものというふうに承知をしております。
○国務大臣(細野豪志君) それはもうバックエンドについて、核燃サイクルであるとかですね、そういったことについて様々取り組んでいる機関だというふうに承知をしています。  先ほど東芝と申し上げたのは、内閣府の実証試験の中には東芝も入っていましたので、そのことについて申し上げました。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 平山委員にはいろいろ本当に御支援をいただいているということで、その点については心より感謝を申し上げます。  一方で、どこに除染をやらすかということについては、私も今日いろいろと御指摘をいただきましたのでもう一度考えてみたいと思っているんですが、どうして...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私、事実としてどうかということについては説明を受けましたけれども、ちょうど側溝のところの上のところが破損したようでして、そこから流れたものが約八十トンぐらいという、そういう計算をしたと……(発言する者あり)全体、海に流れたものが八十トンじゃなかったでした...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこはいろんな考え方があるんですが、やはり直接環境省がこれは責任を持ってやらなければなりませんので、そういう体制ということで、今御紹介ありました日本環境安全事業株式会社、JESCOということを考えました。PCBの汚染物を扱っていますので、そういう廃棄物の...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○国務大臣(細野豪志君) 格納容器内の状況というのは、通常であれば原子炉の中にとどまっていますので、本来であれば通常の状態に近い線量であるわけですが、東京電力の福島第一原発の場合には実質的に原子炉そのものと近いぐらいの汚染が出ているということで、極めてその面では深刻だというふうに...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私も作業員の皆さんとは複数のルートがございますので、様々な御意見をいただいています。一部に懸念をする声として、事故が収束をしたということで、なかなか、例えばお金を掛けられないのではないかとか、さらには人がちゃんときちっと配備をされるのかというような懸念を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 森委員の御指摘は、恐らく「報道二〇〇一」というフジテレビの番組の方ではないかというふうに思います。そこで私はこういうふうに申し上げました。放出源の情報が分からないとそれが動かないというマニュアルにもなっていた、そういう前提でつくられていたんです、ですから...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 除染は福島の復興の鍵を握ると考えております。今御審議いただいております福島復興再生特別措置法におきましても迅速に実施をすべき旨が規定をされているところでございますので、改めてその趣旨を踏まえてしっかりと対応してまいりたいというふうに思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先日、三月二十六日に、除染のモデル実証事業、これは主に警戒区域内で行ったものでございますけれども、これを福島市内で報告をさせていただきました。除染の効果的な実施であるとか必要な技術の実証試験などでございまして、例えば雨どいの除染については、剥ぎ取りである...全文を見る
03月29日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○国務大臣(細野豪志君) 県民健康管理調査につきましては、先ほど平野大臣から御答弁がありましたとおり、福島県が健康の問題についてしっかりと取り組んでいただける形になっておりますが、国もサポートする形で、実質的に一緒にやっているという、そういう位置付けになっております。  その中...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほども御説明しましたとおり、チェルノブイリの教訓の中で最も私どもが考えていかなければならないのは小児の甲状腺がんでございまして、その面から、福島県の県民健康管理調査におきましては、十八歳以下の子供についてそうした検査を徹底をするという体制を取っていると...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 健康管理調査につきましては、先ほども御答弁申し上げましたけれども、国が基金として交付をいたしまして、それを用いて福島県が県民の皆さんの健康管理について様々な調査を行っているということであります。  基本調査につきましては、外部被曝の線量を行動記録を基に...全文を見る
03月30日第180回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○細野国務大臣 今回、水漏れによりまして海まで到達をしてしまいましたことについては、これはもう本当に申しわけなく思っているところでございます。  収束との関係でございますけれども、私ども、この事故の最も深刻な影響といたしまして、周辺住民の皆さんに避難をしていただいた、このことだ...全文を見る
○細野国務大臣 簡潔にお答えをいたします。  おっしゃるとおり、核セキュリティーということを考えたときに、日本の行政の体制の中で大変な努力はしておりますが、さらに上を目指していかなければならないと思っております。  新しい規制庁のもとに警察や自衛隊からも人を出していただくこと...全文を見る
03月30日第180回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(細野豪志君) 瓦れきは、福島県そして宮城県、岩手県全体で二千二百万トンほど発生をしておりまして、それ以上発生をしておりまして、その中で、福島のものは今国が直接、特に浜通りについては処理をし、そして、宮城県、岩手県については自治体を含めてみんなで力を合わせてやっておると...全文を見る
04月02日第180回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(細野豪志君) 今総理からも御答弁ありましたけれども、廃炉に向かってはまだまだ課題が極めて、もう本当にたくさんあるというふうに思っております。  先ほど大久保委員が、例えば水の問題であるとかデブリの問題であるとか、あと瓦れきの問題であるとか、そういったことを御指摘をさ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力安全規制の体制というものについては、やはり国民の信頼を今失墜をしておるところでございますので、できるだけ早くこれを新しくしていきたいと思っております。  そのやはり第一の目的は、原子力を推進をする、エネルギーを供給する立場と規制を分けるということ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大久保委員には、温暖化の問題についてこれまでも非常に前向きな提案を度々いただいておりまして、心より感謝を申し上げます。  御指摘の二〇一三年以降の地球温暖化対策につきましては、これはエネルギー問題とやはり表裏一体でございますので、エネルギー・環境会議の...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、昨年の十月二十九日に、私ども、中間貯蔵施設等についての基本的な考え方というのをお出しをしておりまして、その中で、一か所程度確保するという、そういう表現をしておりました。この中間貯蔵施設はいろんな御負担を掛ける施設ですので、できる限り御負担...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この中間貯蔵施設につきましてはやはり法制化が必要だというふうに思っておりますが、この法制化というのは国が勝手にするわけにはいきませんので、今まさに福島の皆さんと様々な協議を、話合いをさせていただいているところでございますので、それがある程度見えてきたとこ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 除染の、特に今、自治体にやっていただいているそういう地域でございますけれども、私どもガイドラインでお示しをしておりまして、そういう地域においては、例えば住宅の屋根であるとか雨どいであるとか側溝であるとか外壁であるとか、そういったところを除染をすることで室...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それはございません。むしろ、今御指摘の四時とか五時とかいう時間帯というのはベントをやるという指示が出ていたわけですけれども、まだできていないということで、なぜできないのかという議論を東京電力の担当者と私ども官邸の中でやっておった最中でございますので、総理...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 済みません、発言を直接、私確認をしておりませんので、その発言に対してということは、私の方で感想めいたことを申し上げるのは控えたいと思います。  ただ、宮城県、岩手県の廃棄物については、我々が考えているレベルよりも相当低いレベルでございますので、広域処理...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それぞれの都道府県や政令市には要請を出しておりますので、それぞれの地域でどういった検討がされているのかというのは、私どもとして把握できるところは把握をしております。ただ、今、市長さんのお話ですか、個別の発言については承知をしていないということを申し上げた...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私どもは、広域処理をしていただく都道府県であるとか政令市に対しても、これは要請であったりとかいうことをする立場でございます。したがって、できるだけ事実に基づいてしっかりお伝えをするような努力は継続していかなければならない、誤解があるとすれば、それは解いて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 個別に、自民党の皆さんにも随分働きかけをしていただきましたので、動きがある自治体については一つ一つきちっと情報を取ってやっておるんです。ただ、北海道の場合にはまだその段階まで行っておりませんので、個別の、お一人お一人の発言までは私自身もフォローしていると...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) どういう御発言があったのかということは確認をいたします。  それで、国の考えていることと自治体の首長の皆さんで考えていること、具体的に、例えば札幌市長さんのお考えと私どもとで違うようであればしっかりと説明をさせていただいて、御理解をいただきたいというふ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 要請文は既に出させていただいておりますので、しっかりと御説明はさせていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(細野豪志君) 受け入れた場合に、そこで減る分について新しく拡充するということに関しては当然全額負担をするという考え方です。
○国務大臣(細野豪志君) 今日は四月の二日でございますので、この時期に規制庁が発足していないということは大変残念でございます。  依然として、推進側と規制側が同居をしているという状況は私は好ましくないというふうに思いますし、また原子力の規制部門が分散をしているという、このことも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 特にこの原子力の規制機関に関しましては、推進サイドからはできるだけしっかりと独立させなければならない、さらには、ばらばらになっている組織を一元化しなければならない、そして、先ほど御説明する時間がありませんでしたけれども、危機管理ができるような組織をしなけ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確かに法案を出したのは一月なんですけれども、考え方は既に八月の時点で相当お示しをしているんです。そして、その途中のプロセスも、それこそ有識者の皆さんにいろいろ御議論をいただいて、もうできる限り公開をしているんです。そして、年末には、さらに法案のもうほぼ全...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 独立性を言う場合に、まず第一の独立性は推進側からの独立なんです。エネルギーの安定供給であるとか原子力の推進サイドから、日本の場合には中途半端な形で実質的には同居していたと、独立していないというのが最大の問題なんです。  ですから、今御質問の独立性につい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それは、いや、短めにとおっしゃるのでできるだけ短くしますけれども、いずれも大事な質問をしておられるので一言で答えろというのはこれは無理なんです。是非そこは御理解ください。  私が確認をしているのは、どれぐらい本気で規制に取り組むかです。ですから、原則ノ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 殿試ですか。言葉としては存じ上げていますが、説明せよと言われると困ります。済みません。
○国務大臣(細野豪志君) 多分、長谷川委員もよく御存じだと思うんですけれども、各省の職員は採用のときに、どこの省庁に入るかというのをそれぞれの省庁とそれぞれ、それこそ面接をして決めているんですね。ですから、今度、ノーリターンというのは実はそんな生易しいことではなくて、経済産業省に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それは間違いありません。御説明した方がよろしいですか。はい、じゃ。
○国務大臣(細野豪志君) 危機対応に当たるには、大臣、副大臣、政務官の三人の体制ではこれは不可能であるというふうに考えたからであります。  具体的には、原子力規制庁の発足後は、原子力災害現地対策本部の本部長等の役割を環境省の政務が分担して担う形になります。今回の場合には経済産業...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 瓦れきの広域処理もあります、除染もあります、中間貯蔵もあります、人員も増やしています。その中で、私どもも全国に説明に回っておりますが、副大臣、政務官はいろんなところへ行っておりますので、その仕事も、今政務三人では本当に厳しい状況でございます。  そこも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 増やさせていただきたいと考えた一つのきっかけというのは、これは原子力について危機管理をやりますので、その体制をつくるためには増員が必要であるということであります。  加えて、予算の規模、さらには、それこそ様々な首長さん方への説明、先ほども例を挙げられま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、独立性の方をおっしゃいましたけれども、政府には国民の命を守る責任があるわけです。ですから、例えば今回もオフサイトとオンサイトのことというのはそれこそ一緒に考えていかなければならない面があるわけです。ですから、オンサイトはもう専門家に任せます。これは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは矛盾をいたしません。原子力規制をやる場合に、それぞれの規制機関が東京だけにいては仕事できませんから、そこはサイトの中も含めて地方でやるわけですね。瓦れきも、もちろん東京でもやりますけれども、今の広域処理ということを考えると、地方の組織も動かしていか...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 恐らくこれはかなり省庁を特定のものに限定して選んでおられるんだというふうに思うんですが、例えば例を一つだけ挙げますと、文部科学省とか、そういう例えば中央に主な官僚の皆さんがいてやっている役所、そして今環境省のこの役所の形、そういったものを比較をしたときに...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 事前のマニュアルも含めて、SPEEDI、マニュアルもこれも間違っていたというふうに思いますし、その運用においても私は問題があったというふうに思っています。だからこそ、それをしっかりと使えるような体制をつくらせていただきたいんです。原子力規制庁の下にSPE...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、この三年間は再生可能エネルギーを導入する極めて重要な時期でございまして、その期間に風力発電所についてもしっかりと設置を進めていく必要があると考えております。  ただ、現実問題として、全く新しく風力発電を造る場合というのは、この三年間に設...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大変申し訳ございません。ちょっと御通告いただいていなかったものですから、手元に数字が私のところにはございません。
○国務大臣(細野豪志君) 経過措置の中で迅速にそれが事業化できるように最大限しっかりと取り計らってまいりたいと思っております。  アセスというのは環境省にとって極めて大事なテーマでございますので、もちろんしっかりやらなきゃならないわけでありますが、一方で、気候変動の問題を含めて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) こうした委員のこの寄附の関係というのは原子力規制そのものの信頼性にかかわりますので、もう一度しっかりと新しい規制機関の下ではルールを作った方がいいだろうというふうに思っております。そういった意味で、これまでのやり方とはやはりしっかり変えていくということは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今御紹介いただいた七条は、二つのことを罷免することができるという前提にしております。一つは、心身の故障のため職務の執行ができないと認められる場合、これは心身の支障ですので、この寄附は当然該当いたしません。次に、又はでございますが、委員長若しくは委員に職務...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、基本的な考え方なんですけれども、東京電力福島第一原子力発電所の廃止措置に関して発生する費用をどこが持つべきなのかというところが一つスタートとしてあろうかと思います。そこは、廃止そのものについては国が非常に大きな責任を持つんだけれども、費用負担につい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国が関与を強めるべきであるという御見解に関しては私も全く同じ意見でございます。  現実問題として、ロードマップもステップワンからステップツーに移る段階で、政府もロードマップの当事者となりました。そして、中長期会議は東京電力に任せるわけではなくて、政府の...全文を見る
04月03日第180回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(細野豪志君) 企業・団体献金は受けておりません。それと、パーティーも私はやりませんので、受けたということはないということでございます。
04月05日第180回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(細野豪志君) 私は決定権者ではございませんけれども、情報は各省から得て、その中で私も私なりの話をした上で政府全体として判断がなされているものというふうに承知しております。
○国務大臣(細野豪志君) 判断権者ということでいうならば私自身は判断権者ではございませんので、様々な情報を得て私なりの見解は申しておりますけれども、判断そのものには直接携わっているということではございません。
○国務大臣(細野豪志君) 最終判断には加わっておりません。
○国務大臣(細野豪志君) 当初の目標といたしましては、今年の三月末までに仮置場への搬入という目標を立てておりました。途中、その変更はいたしておりますけれども、結果としてまだそれが達成できていないということで、被災地の皆さんに申し訳ないということの発言をいたしました。改めて、本当に...全文を見る
04月17日第180回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○国務大臣(細野豪志君) 定期検査で停止中の原子力発電所の再起動について、現在、この四閣僚会議で議論をし、判断をするという形にしているところでございます。  これにつきましては、昨年七月十二日に菅総理が既に国会で答弁をしておりますが、こうした再起動の考え方については基本的には経...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 法的なところで申し上げますと、原発の再稼働というのは、安全性について保安院が確認をし、そしてそれに基づいて事業者の判断で再起動をする、そういう法律的な枠組みになっております。そして、一か月ぐらい起動の状況を確認をして、定期検査終了証というのを提示をして、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私もメンバーの一人でございますので、これは経済産業大臣が法的には様々な判断をするところを四閣僚という形で集まっております。したがいまして、仙谷民主党政調会長代行がどういう立場かということに関して私が承知をしておるのは、オブザーバーという立場で出席をしてい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘の文書といいますのは、当時の枝野官房長官が海江田経済産業大臣と私と協議を行った上で作成をし、菅総理の了解を得た上で確定をしたものでございます。  先ほども御説明若干申し上げましたが、これまでの制度で、谷岡委員がおっしゃる法的なことというのであれば...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) このストレステストを導入をしたきっかけというのは、これはちょっと七月五日からになっていますが、内々にはかなり前から総理の方からストレステストというのが必要ではないかという問題意識は出されておりまして、中で様々な議論をしてきたという、そういう経緯はございま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この間のストレステストの導入というのは、これは確かに、元々あった法律の枠組みにのっとった形ではない、まさに昨年の事故を受けた厳しい厳しい状況の中で国民の皆さんにどのように状況をしっかりと御説明をするのかという中から出てきたという経緯でございます。  安...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それぞれの直轄事業でやるところに関しては除染の実施計画を今策定をしておりまして、先週の時点で三つの自治体ではその実施計画が策定をできました。  環境省の側としては、ほぼ、それぞれのモデル事業の結果なども踏まえまして、除染計画についての考え方は取りまとめ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 環境省でやっております。現地に福島の環境再生事務所というのをつくりまして、そこに職員を増員をいたしまして体制を整えました。ですから、現地の環境再生事務所、そして本省も含めて環境省全体で取り組んでいるという、そういう状況でございます。
○国務大臣(細野豪志君) この中間貯蔵施設は除染を進める上でやはり欠かせない施設だというふうに考えておりまして、地元の自治体の皆さんとの現在協議を行っている状況でございます。  三月十日に双葉地方の町村及び福島県との間で意見交換を行いました。そしてその中で、複数の地域に設置をす...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今まさに個別の協議を始めたところですので、私の方で例えば余り目の前の期限を明確に勝手に定めるというのは、むしろ自治体の皆さんとの協議を妨げることにもなりかねないというふうに思っておるんです。  ただ、目標はしっかりと持たなければならないと思っております...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず基本的な考え方として、私は、それぞれの皆さんのもちろん選択は皆さんにそれぞれやっていただくということではありますけれども、帰ってくることを希望されている方々にはできるだけ戻っていただきたいと思っております。そして、そのために除染をしっかりやらなければ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そういうふうに是非御理解をいただければ幸いでございます。  昨日も大熊町の議会の皆さんとの協議に私自身行ってまいりまして、議員の皆様から、今、北川委員の方から御質問があった趣旨の質問が出てまいりましたので、同様の説明をしてまいりました。したがいまして、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、昨年、内閣府の下で、原子力研究開発機構で実際には様々なモデル事業をやったということに関しましては、当時は環境省の所管ではありませんでしたので、様々な福島の問題、トータルに考える上で除染が重要だということでやったという経緯がございます。法律が通りまし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今幾つか御指摘ありましたので、簡潔に私の方で説明をさせていただきます。  まず、日本原子力研究開発機構なんですけれども、もちろん環境省としてもそのまま丸々委託するという方法もあったんですが、除染については既に環境省がいろいろやっておりますので、現場を持...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは是非御配慮いただきたいんですが、私のところもそうなんですけれども、いろんな方から、業者の方、議員の方から非常に強い売り込みが来ます。これは事実なんです。私も、お世話になっている議員とかお世話になっている経営者の方とかから周辺から来ると、それはちょっ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、ストレステストというのは、稼働中の原発も含めて常にストレスを掛けてどこが弱いのかというのをチェックをする、安全裕度を見る、そういう試験でございますので、日本のこのストレステストの使い方というのは、去年の原発の事故を受けて緊急的な対応の中で...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) IAEAの評価でございますけれども、ストレステストに関する保安院の指示及び審査プロセスについては、基本的にIAEAの安全基準と整合しているという結論が得られていると承知をしております。ただ、それらの有効性を向上させると考えられる課題を特定をし、勧告がなさ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、再稼働のプロセスについては、まだ地元への説明も含めてプロセスのさなかでございますので、物が決まったということではございません。  その中で、想定というのは、もちろん先ほど確率論的ということで申し上げましたので、あらゆることについてとにかく考えてい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) このUPZについては安全委員会の方で議論を重ねてきて、先日、中間報告で出していただきました。これは、規制庁を四月に誕生させるので、そういった検討はその規制庁でやるべきではないかという声もあったんですが、私の方から、やはりできるだけ早く指針を出すべきだと、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 現在、原子力安全委員会の廃止を含む原子力規制庁の設立のための法案を国会に提出をしておりまして、一刻も早く新しい規制体制を構築したいと考えております。一方で、現行法が今も生きているという状況の中で、原子力安全委員会は原災法に基づく避難区域の見直しなど非常に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今の委員の皆様は去年の三月十一日を直接経験をしていて、それ以降の様々な安全委員会の役割、いろいろそれについては御評価はあると思いますけれども、それについて役割を果たしてきたという意味で、簡単に新しい方というわけにもいかない面があるわけです。やはりそこは、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(細野豪志君) 新しい規制庁が発足するまでの間の緊急避難的な措置として、この規定に基づいた職務継続という形をお願いをしたいというふうに考えております。
○国務大臣(細野豪志君) 原子力委員会は再稼働そのものとは直接かかわりませんので、その問題と離れて申し上げると、ここはしっかり考えなければならないと私も思います。国会の同意人事ですので、国会の同意というのは非常に重いという判断の下で、余り原子力委員会も原子力安全委員会も個別の議員...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これまで原子力委員会の場合には、専門的な知識であるとか判断能力というのを重視をしてきて学識経験などについて調べてきたという経緯があるようです。ただ、これだけ国民的な様々な、本当に懸念を持たれている分野でありますから、きちっとしたチェックをした上で国会にお...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは法律の解釈の問題になるんですが、そういう非行がある、法律違反若しくは非行がある、さらには、心身の様々な問題があるという場合に限定をして罷免をできるという規定になっております。逆に言うと、国会で同意をされたものというのは行政機関が基本的には罷免できな...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今御指摘の四月の十日のあの私の会見でございますけれども、あたう限りの救済を実現をしたいと思っているということを申し上げた上で、横光副大臣としてはそういう趣旨の発言だというふうに受け止めているというふうに申し上げております。  発言というのは、必ず話す側...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 政府としても、行政による民間検診の支援というものはやっていく姿勢でございまして、実際に熊本県内でも県の方と調整をしながら準備を進めております。したがいまして、牽制をするというような趣旨のものではないというふうに考えます。
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、水俣病の歴史は、最初の段階が非常に限定的なもので、そこを時間を掛けて実態をしっかりとつかんだ上でしっかりととらまえるということで特措法が最終的にできたというふうに承知をしております。  ですから、そういうお取組自体は私自身も前向きに評価...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、四月ですので、七月末までにあと数か月あるわけですね。いろんな検診をそれぞれの形でしていただいているということ自体は、これは非常に有り難いことだというふうに思います。  できるだけ、あたう限りの救済というのはまさにそこにあるわけでして、特措法の期限が...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 二つ重要な御指摘をされたと思います。  一つは、やはり広報を更に徹底をさせなければならないということです。五月一日は水俣の日でございますので、私もそこは必ず水俣に行きまして慰霊の気持ちをささげたい。そして、その日はできれば時間をできるだけ確保しまして、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) このJAEAのモデル事業は実は内閣府の予算でございまして、環境省が直接やっているわけではないんです。ただ、実質的にはこのころから除染については準備をしてまいりましたので、そこは実質的な責任者は自分だという思いで私自身見ておりますし、今もそういった形でやっ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは南相馬だと思うんです。ハートランドでやっているというのは、私は現場には行ったことはないんですけれども、聞いておりますので、南相馬ですので、ここは恐らく南相馬の中でいうと比較的放射線量の高い区域で、基本的には余り人が入ってくるような状況ではないのでは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、双方から答弁がありましたとおり、基本的に、商業的に使われているものについては経済産業省、そして研究開発のものについては文部科学省という仕切りになっておるんです。  ただ、安全規制については、それがきちっと安全に保管をされているかどうかとか、原子炉が...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 人材の確保は廃炉に向かって極めて重要な課題でございまして、私も何度か、東京電力とはそうしたことについての協議をこれまで行ってまいりました。政府と東京電力との間で中長期のロードマップというのを廃炉に向けて作っておりまして、その中で、今後五年間の要員の計画を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ただいま議題となりました特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  平成十年六月十六日以前に行われた不法投棄等による支障については、その除去等を計画的か...全文を見る
05月29日第180回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(細野豪志君) 原子力の安全の確保に関する組織及び制度を改革するための環境省設置法等の一部を改正する法律案、原子力安全調査委員会設置法案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、産業保安監督部及び那覇産業保安監督事務所並びに産業保安監督部の支部並びに産業保安監督署...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力規制庁ができた場合、津波対策を初め、今回のような事故の防止が可能かについて御質問をいただきました。  御指摘の津波対策も含め、既に運転している原子力施設も含めた安全対策について、新たな技術的知見が得られた場合には、これを取り入れて安全対策に万全を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 緊急時対応の各組織の役割分担について御質問をいただきました。  緊急時の原子炉鎮圧については、事業者が第一義的に責任を持ち、規制機関は、科学的知見に基づく客観的判断から、事業者の対策に対する指導助言、さらには必要な指示を行うことが基本と考えております。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力に関する事務の一元化について御質問をいただきました。  今回の法案では、原子力の安全規制については、全て一元化することとしています。加えて、放射線審議会など放射線防護に関する業務のうち、原子力規制の一層の向上に寄与することが期待されるものについて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 湖沼や太平洋岸の海底の放射性物質による水質汚濁についてお尋ねがございました。  陸地から放射性物質が河川、湖沼、海域に流出し、水底の土が汚染されていることについては、重要な問題と認識をしております。  放射性物質による汚染の対処につきましては、まずは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 規制組織の独立性について御質問をいただきました。  政府提出法案では、原子炉等の規制に係る権限は、法律上、原子力規制庁長官に委任することとしており、推進組織からの独立性の確保はもちろん、政治からも独立して、原子炉の安全規制に係る判断を行える仕組みとして...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 服部議員から、十一問、御質問をいただきました。  まず、方針の策定、個別の審査等の手続について御質問をいただきました。  安全性の判断やその基準の策定などに当たっては、科学的な知見に基づく合理性、客観性が重要であることは言うまでもありませんが、より幅...全文を見る
06月01日第180回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○細野国務大臣 ただいま議題となりました原子力の安全の確保に関する組織及び制度を改革するための環境省設置法等の一部を改正する法律案、原子力安全調査委員会設置法案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、産業保安監督部及び那覇産業保安監督事務所並びに産業保安監督部の支部並びに...全文を見る
06月05日第180回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○細野国務大臣 原子力規制庁の長官でありますけれども、やはり二つの要素があるというふうに思っております。一つは、原子炉の安全確保を科学的、客観的に判断をするという専門性の部分、もう一つは、今回の事故を経験をいたしましたので、やはり危機管理がしっかりできるという能力、この二つをどう...全文を見る
○細野国務大臣 緊急時の原子炉の鎮圧については、本会議でも申し上げましたけれども、まず一義的には事業者がしっかりやる、そして、科学的な知見に基づいて、事業者の対策に対する指導、助言、必要な指示ということについては規制機関が行うという、そういうたてつけになっております。  この規...全文を見る
○細野国務大臣 先ほどの件について一言だけ。  塩崎先生の御答弁を聞いて、考え方としてそごはないなということで、正直、安心をいたしました。共通認識ができると私は思います。  ただ、一つだけ、これから大事ないろいろな修正の議論も行われると思いますので懸念を申し上げると、原子力規...全文を見る
○細野国務大臣 柿沼委員から今、IRRSのことについて御指摘がございました。  二〇〇七年というのは、我々は野党の立場でありましたけれども、政権をとってから事故まで二年近くがたっていますので、その間も含めて、行政のあり方を推進サイドからしっかり切り離すという判断を、行政も、そし...全文を見る
○細野国務大臣 今御指摘をされた二点は、非常に重要だと思います。出発点として、しっかりとそれこそ我々が肝に銘じてやっていかなければならないことを御指摘をされたというふうに考えます。  まず安全神話でございますけれども、これは完全に払拭をしなければ、そもそも、新しい原子力規制機関...全文を見る
○細野国務大臣 新しく誕生する原子力規制組織の人材というのは、当面はやはり、これまでの原子力の規制に携わってきた、そういう経験を要する府省からの出向に求めざるを得ないというふうに考えております。  ただ、そのときに注意をしなければならないのは、まずは、特に規制そのものにかかわる...全文を見る
○細野国務大臣 私は、今回の原子力の事故を受けまして、規制組織にかかわる主要なメンバーはほぼ全て一緒に仕事をしましたし、それぞれの人材のいいところも悪いところも見ておりますので、私なりに思うところはございます。  ただ、野党の皆さんからの御意見も御批判もあり、余り政治が直接関与...全文を見る
○細野国務大臣 今回、新たな法律の中で、原子力安全規制の目的として、人と環境を守るということを明確にしております。今、環境省は、除染や福島県内の廃棄物の問題に取り組んでおりまして、いかにこういう原発の事故が起こったときに環境が破壊をされるか、そして人の生活が破壊をされるかというこ...全文を見る
○細野国務大臣 人事については、余り私が個別にああした方がいいとかこうだと言うことは、今、国会審議をいただいていますので、多分、申し上げない方がいいんだろうというふうに思います。  一点だけその点で申し上げると、新しい規制庁が環境省の外局という形で来るとしても、それが例えば環境...全文を見る
○細野国務大臣 今回の制度をつくるときに私どもが意識をしたのは、きちっと規制をやる、危機管理をやる組織といろいろなことについてチェックをする組織は、これは分けた方がいいのではないかというふうに考えたんです。  ですから、規制庁そのものについては、規制そのものをやるし、そして、実...全文を見る
○細野国務大臣 原子力発電施設の経年劣化については、国民や自治体の間にも、これまでもさまざまな議論が存在をしておりました。ただ、そういう議論はありながらも、運転制限制度というのは我が国においては導入をされてこなかったという、そういう経緯がございます。  まず一般論から申し上げる...全文を見る
○細野国務大臣 まず、経年劣化についての考え方ですが、先ほど、四十年のところに一つの線を引いた根拠を申し上げましたが、一方で、四十年をたてばそのときから急に危険になって、四十年までは全く問題がないということでもないわけですね。つまり、そういうリスクが高まるという中でどこに線を引く...全文を見る
○細野国務大臣 三十年以降十年ごとに行う安全性の評価というのは、これはこれからもやっていく必要があるというふうに考えております。  したがって、三十年でまずそこのものが来て、四十年はまた違う意味で、これはもう運転制限そのものですから、しっかりと厳格な判断というのがなされるという...全文を見る
○細野国務大臣 私も各国の例は調べました。ドイツは、たしか運転時間か何かではかっていて、平均すると三十四年ぐらいになるというような、そんな形だったかというふうに思います。  若干一般論になるわけですけれども、私、ちょうど四十歳になるものですから、四十年前と今との技術の違いという...全文を見る
○細野国務大臣 政府としても、原子力の安全の問題については、慎重にも慎重を期して判断をしてまいりました。  他国の例でありますけれども、旧ソ連のチェルノブイリ原発の事故、あれだけの事故がありましたが、ソ連は、その後、原子力発電所をとめてはおりません。アメリカではスリーマイルアイ...全文を見る
○細野国務大臣 工藤委員から今、重要な御指摘をいただいたというふうに思います。  原子力安全調査委員会の役割というのは、規制機関が本当に国民から見てもきちっと機能しているかチェックをし、そして、それこそ万が一にも事故が起こった場合には、そうした対応がなされているかというのも確認...全文を見る
○細野国務大臣 原子力の安全審査でありますが、事業者の皆さんともこの間、私も中に入り込んでおりましたので若干議論いたしましたけれども、本当の意味での安全を高めるというよりは、形式に落ちて、形式ばかりがどうも目立つ部分であるとか、また、ペーパーワークが多くて膨大な書類があってそれに...全文を見る
○細野国務大臣 田中先生におかれましては、環境行政を常に大変牽引をしていただいておりますし、この原子力規制のあり方についても、野党側の責任者として対応していただいております。心より感謝を申し上げます。ありがとうございます。  出てきております自民党・公明党案についてということで...全文を見る
○細野国務大臣 原発の再稼働の問題でありますけれども、大飯の三号機、四号機に関しましては、ことしの三月末までに、原子力安全・保安院、さらには原子力安全委員会も含めてさまざまな確認が終了いたしました。そこは、もともと規制庁の発足が四月というふうに予定をしておりましたので、その予定を...全文を見る
○細野国務大臣 大飯の三号機、四号機に関しましては、ことしの三月までの間に、政府としての、さまざまな専門家の検討や四大臣としての判断というのを、基本的には基準という意味でも終了しておりますので、この規制庁の議論と直接かかわりなく、さまざまな手続が進められるものというふうに考えてお...全文を見る
○細野国務大臣 私どもは、今、行政の一翼、一つの役割を担わせていただいている立場から申し上げて、できるだけ政府が提出をしている法案を御審議をいただきたいというそういう立場でお願いをしてまいりましたが、御審議いただけなかった一つの大きな要因といたしましては、問責決議案に対する対応等...全文を見る
○細野国務大臣 もちろん、私は法案を出している責任者でございますので、この法案の重要性については、総理や官房長官を初め、皆さんに累次にわたって説明をしてまいりました。また、国会の関係者の皆さん、これはもちろん与党ということもありますけれども、でき得る限り私の及ぶ範囲で野党の皆さん...全文を見る
○細野国務大臣 私は、経験もありませんし非常に未熟者ではありますが、原発の事故への対応と、この原子力の新しい組織を誕生させなければならないということに関しては非常に大きな責任があるというふうに思っておりますので、その面で、総理に対しても何度もこのことの重要性は率直に説明をさせてい...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおり私は、事故発生当時は補佐官でございました。補佐官というのは総理をサポートする役割でございますので、菅総理に対してさまざまな厳しい御意見、さらには、事故を防げなかった、事故後の対応についても、これも万全というふうにはいかなかったということに関して総理に...全文を見る
○細野国務大臣 まず、一般的に独立性と言う場合に、かつてのIAEAのIRRSなどでも指摘をされておりますが、まずは推進サイドからの独立性というのが、これがもう大前提になるわけです。その面においては、原子力の規制組織がこれまで原子力安全・保安院という形で経済産業省のもとにありました...全文を見る
○細野国務大臣 田中先生の方から最後に御指摘をされた再就職については、極めて重要であるというふうに考えております。国民の疑念を招くことがないよう、国家公務員法に基づく再就職のあっせんの禁止、利害関係企業などに対する求職活動の禁止、再就職者による働きかけの禁止などの規制が既に設けら...全文を見る
○細野国務大臣 私は規制の側の担当で、安全の確認をする側の担当でありますから、どういうスケジュールで再稼働を考えているかということについて私自身が判断をするという立場ではありません。むしろ、それを考えてしまうと安全がないがしろにされる、規制が緩くなるというそういう失敗を重ねてまい...全文を見る
○細野国務大臣 まず独立性ですが、若干、短くコメントさせてください。  塩崎委員の方から、IAEAの基準、要件四の二の八をお示しをいただきましたけれども、これは総合的にぜひ見ていただきたくて、この前に二の七というのがございます。塩崎委員もよく御承知だと思いますが、そこにはこう書...全文を見る
○細野国務大臣 先ほどちょっと説明をはしょってしまいました。もう少しだけつけ加えさせていただいてよろしいでしょうか。  許可の方の話ですけれども、原子炉の……(塩崎委員「もういいよ、それは済んだからいい」と呼ぶ)では、後ほどまた文面でお届けをします。  御質問は、規制庁の長官...全文を見る
○細野国務大臣 この予算については、規制庁として安全組織をきっちりやっていくということでございますので、そこで立案をされるということになります。  その上で、やはり予算がしっかりと確保できるということが極めて重要でございますので、そこを、しっかりと勘定として別のものができるよう...全文を見る
○細野国務大臣 予算全体としては環境省として要求をするという形になります。
○細野国務大臣 これは、規制庁の長官が人事をやっていくということになろうかというふうに思います。
○細野国務大臣 その御指摘もございましたので、私は一年半一緒にやってきましたので、この人間なれば安全規制をきっちりできるというふうに考えている人間はおりますが、それを一本釣りしてきたり、そこをもう確定をしたようなことはやっておりません。  逆に、ただちょっと危惧をしておりますの...全文を見る
○細野国務大臣 ノーリターンルールは極めて大事であると思っております。私、それぞれ文科省そして経産省と、どういうやり方でやるか協議をいたしましたが、やはり当初は指定職のみでどうだろうかと、そんな話もございました。  ただ、それでは十分ではないということで、これは、課長クラス以上...全文を見る
○細野国務大臣 余り感情的なやりとりにならないようにしたいんですが、塩崎先生、私、全部組織は見ているんです。この間の御質問は何人ですかと言われたので、その正確な人数はその場で把握していなかったので答えませんでしたけれども、どういう組織にするか、オンサイトはこういうことにしよう、オ...全文を見る
○細野国務大臣 この「中間とりまとめ」は、原子力安全委員会の原子力施設等防災専門部会の防災指針ワーキンググループというところで、三月末で原子力安全委員会としての役割を終えるということを前提に、班目委員長が陣頭指揮をとって、非常に精力的に議論を重ねて出していただいたものだというふう...全文を見る
○細野国務大臣 メザーブ氏とは私も何度か会って話をしていまして、元NRCの委員長として、専門家で、世界でも有数の、この世界のオーソリティーだというふうに思います。  済みません、ちょっとどういう趣旨でおっしゃっているのかわからないんですが、専門家がまずしっかりと判断すべきである...全文を見る
○細野国務大臣 塩崎委員とこうして議論をしておりますと、相当距離は近づいているなという感じはするんです。ですから、今の御指摘は、私もそのとおりだと思います。  つまり、事業者が責任を持って炉の鎮圧をすべきです。その責任はそこにあります。そして、それを監督して、場合によってはさま...全文を見る
○細野国務大臣 先ほど私が申し上げた海水注入は、ちょっと認識が、済みません、そこは合っておりませんで、プールへの海水注入を申し上げたんです。自衛隊と警察と消防と、そして……(塩崎委員「わかっている、それはまた後で言うから」と呼ぶ)ああそうですか。そこについて申し上げたので、そこは...全文を見る
○細野国務大臣 ですから、そこは抑制的に行使をするということを累次にわたる答弁で申し上げています。  それで、塩崎委員がそこまでおっしゃったので、ちょっと逆に、私は質問する権限はないので、意見だけ申し上げます。(塩崎委員「申しわけない、質問権ないんだから、僕は時間がないから、さ...全文を見る
○細野国務大臣 委員のお考えはよくわかりました。ですから、あとは、そこまで初日に言うのは何でございますけれども、今のお考えは、やれることはしっかり残しておく、政府として指示権を。しかし、技術的なことについて政治が口を出すべきではないというのは全く一致します。ですから、それを法律的...全文を見る
○細野国務大臣 井上委員には、いろいろ済みません、御配慮いただきましてありがとうございます。温かいお言葉をいただきましたので、しっかりと取り組んでまいります。ありがとうございます。  この政策集、インデックスの位置づけなんですが、ここをまず正確にお伝えをすべきであろうというふう...全文を見る
○細野国務大臣 確かにそこは、本会議での答弁というものは、極めて限られた時間でありますので、若干舌足らずの部分があったのではないかというふうに思います。  そこで、若干込み入った話になりますけれども、説明の機会をいただきましたので、説明をさせていただきたいと思います。  いわ...全文を見る
○細野国務大臣 去年の夏の菅政権の最後のときに法案として方針を出しました。閣議決定をいたしました。その中で、来年いっぱいにということの閣議決定もなされたわけであります。  法案の作業というのは、一月になったことはこれは遅いという御批判があれば、それはもう甘んじて私どもは承らなけ...全文を見る
○細野国務大臣 私は政府案を出している立場ですので、政府案を出させていただいているという立場で言うならば、そこには確かに入っておりません。  ただし、保障措置についてそういう御議論が、スリーSは全部一緒にすべきだという御議論があるのは、もうこれは私もよく理解をできますので、それ...全文を見る
○細野国務大臣 保障措置も含めて一元化をすべきであるというお考えについては、理解ができます。
○細野国務大臣 今回の事故の反省点といたしましてよくSPEEDIのことが話題になるんですけれども、私は、SPEEDIと同等か、もしくは、それ以上にモニタリングのことを反省をしなければならないのではないかと思っているんです。  SPEEDIはあくまでシミュレーションですので、いろ...全文を見る
○細野国務大臣 私が現実的ではないと申し上げましたのは、例えばモニタリングでいいますと、文部科学省が全国的なものについて確かに一番かかわっているんですけれども、例えば学校や保育所については、文科省以外にも厚労省がかかわっています。食品については厚労省、水産庁がやっています。港湾と...全文を見る
○細野国務大臣 一元化をしない、もしくは、それをやることで弊害が出るという面があるということではありません。ですから、一元化をすることが望ましいのは、今、井上委員がおっしゃったとおりであります。  ただ、それぞれ対象によって、例えばはかり方であるとか専門性であるとかそういったこ...全文を見る
○細野国務大臣 昨年の夏行いました閣議決定の中で、一元化、いろいろな積み残した課題がございます。そういったものの中に、私の認識ではこのモニタリングも入っているというふうに思っております。
○細野国務大臣 今、塩崎先生が答弁者としておっしゃったことができるのであれば、私の誤解だというふうに思います。  ただ、法律的なところをぜひちょっと御教授いただきたくて、少しだけ私の方から、逆にこちらの側で質問するようで変な話なんですけれども、ぜひここを聞いていただきたいんです...全文を見る
○細野国務大臣 そこはなかなか悩ましいんです。  時間も限られておりますので簡潔に申し上げますけれども、例えば去年の四月、私が一番悩んだのは、海水の汚染水を流出させるのはどうかというのは悩んだわけです。当時は、極めて低レベルの汚染水がたまってきまして、それを一部の専門家では、も...全文を見る
○細野国務大臣 今の御答弁、塩崎先生の御答弁と柴山先生の御答弁と若干解釈の問題もあるようですので、一度きちっと議論をさせていただきたいというふうに思います。  ちょっと個別のことは、もうここまで来ていますので余り言わない方がいいと思うんですが、あえて、大事なことですので私の思い...全文を見る
○細野国務大臣 つまり、撤退をするかどうかというようなシビアなケースは絶対起こしちゃいかぬと思います。それはもう私の骨身にしみた教訓ですけれども、そういったこともどうしても考えなきゃならないような場合は、規制委員会の判断を超えても判断をしなければならないし、最後は伝家の宝刀として...全文を見る
○細野国務大臣 非常に重要な御指摘をいただいたというふうに思います。
○細野国務大臣 ちょっと近藤理事の顔色を見ながらでありますが、政府案としては法案を出しておりますが、しっかりと見直すべきであるという御指摘は、私も全く思いを同じくいたしておるところであります。
○細野国務大臣 独立性については、これも再三答弁をさせていただいておりますけれども、まず第一に、やはり、推進側から明確に独立をするということを考えました。これはIAEAからも実質的な勧告もあった件でございますので、そこはしっかりと確保するということで、規制庁を提案をさせていただい...全文を見る
○細野国務大臣 そこは野田総理の思いが答弁の中に込められているのではないかというふうに感じました、私も聞かせていただいて。その思いというのは、政府案を提出をしておりまして閣議決定していますから、それは、政府としては国会にお願いするという意味で責任ある立場であります。  しかし一...全文を見る
○細野国務大臣 今回の法案の中では、従来の組織改編そして一元化の議論で問題になっていたところも含めて、最大限の一元化をしていこうというところがスタートとしてはございました。  したがいまして、例えば、これまで文部科学省にあった研究炉なんかの安全規制も、今度は規制庁に移ります。こ...全文を見る
○細野国務大臣 独立行政法人の問題は非常に大事だというふうに思っております。  御指摘いただきましたとおり、原子力安全基盤機構については、今保安院のもとにありますが、これを規制庁がしっかりと担っていく。公明党さんの案では、役所と一元化をするという案も出てきていますので、そういっ...全文を見る
○細野国務大臣 NRCの体制は、日本でいうならば原子力安全・保安院にJNESを加えたような、検査の実務に加えてさまざまな研究、いわゆる検査にかかわるような検討も幅広くできるようなそういう組織になっているわけですね。ですから、自公で提案をしていただいている考え方は、そういったNRC...全文を見る
○細野国務大臣 新しく創設をいたします原子力の規制組織というのは、やる気と能力に満ちた職員をできるだけ数多く集めたいというふうに思っています。  あくまで現段階の私の感触でございますけれども、原子力にかかわっている人間にとってはここはまさに正念場でございますので、技術系の職員に...全文を見る
○細野国務大臣 緊急時の原子炉の鎮圧については、事業者が一義的な責任を持つということはまず明確に申し上げておくべきだろうと思います。  それを申し上げた上で、専門家である規制組織がこれを監視をし、科学的知見に基づく客観的な判断から、事業者の対策に対する指導、助言、さらには、本当...全文を見る
○細野国務大臣 非常に悩ましい点について御質問いただいたと思います。  今、私が幾つか、二つ、三つ例を挙げましたのは、今回の事故を本当に一つの偶然というか、そういう役にたまたまございましたので、本当に間近で経験をしたから挙げることができた例でございまして、これからいろいろなこと...全文を見る
○細野国務大臣 今回の事故対応で反省を一言だけ申し上げますと、御指摘のとおり、事前の準備が極めて不十分でありました。しかし、不十分ながらも行っておった事前準備がほとんど機能をいたしませんでした。  一番典型的な例は、オフサイトセンターが早々にもう機能しなくなって、次に考えておっ...全文を見る
○細野国務大臣 大変重要な御指摘を最後にいただいたというふうに思います。  これまでは、立地自治体及び隣接の自治体に対してのさまざまな原災法上の関係というのはございましたけれども、自治体においては、それ以上に事業者との安全協定というのがむしろ重視をされてきた面があったやに私は感...全文を見る
○細野国務大臣 昨日、私、福井県に行ってまいりまして説明をしてまいりました。そうした福井県に対する説明、さらには受けとめ方というのも、これもしっかりと確認をした上でこれから検討されるものというふうに考えておりますので、まだ時期について設定をされているという状況ではございません。
○細野国務大臣 済みません、六月の末ごろに出るというふうに伺っておりますが、詳細については、済みません、承知しておりません。
○細野国務大臣 まず、斎藤委員は宮城県御出身で福島ではありませんけれども、いろいろな、間接的なものも含めて、被災をされている方々のその思いを受けとめておられますので、そういった皆さんの思いを代弁して今おっしゃっているということはよく承知をしておりますし、そうした皆さんに対してのど...全文を見る
○細野国務大臣 斎藤委員にここはぜひ申し上げたいんですけれども、なぜこれまで根本的な対策が打たれてこなかったのか、そういう防潮堤のようなものもそうだし、免震重要棟も、東京電力はつくりましたが、ほかの電力会社はつくっていませんね。いろいろな根本的な対策がなぜおくれてきたのか、これは...全文を見る
○細野国務大臣 大変失礼いたしました。  大飯原発だけを急いでいるということではないんです。なぜ大飯原発三号機、四号機を先行してこういう形でやっているかと申し上げますと、ことしの三月までに手続が終わっておりました。新しい規制組織は四月以降に誕生させる予定でありましたので、三月ま...全文を見る
○細野国務大臣 大飯原発三号機、四号機以外の原子力発電所については、新しい規制組織が誕生して、そこで判断をしていくというのが適切であると考えております。  そして、大飯原発三号機、四号機についても、今の基準でもちろん動かすことを今検討しておるわけでありますが、新しい規制機関が誕...全文を見る
○細野国務大臣 政府提出法案では、放射線による有害な影響から人の健康及び環境を保護することを基本的理念といたしまして新しい組織をつくり規制を強化する、そういう考え方をとっております。
○細野国務大臣 福島原発におきましては、四つの原発が事故を起こしたわけでありますけれども、東京電力の福島第一原発においては四つの原子炉が事故を起こしたわけですが、一号機が一番初めに水素爆発をいたしました。これはICの操作の問題も含めていろいろなことが言われているわけですが、結果と...全文を見る
○細野国務大臣 斎藤委員がごらんになっているグラフと同じものを私も手元に持っているんですけれども、このグラフをごらんいただいてもおわかりのように、四十年というところに明確に線があって、それ以上は危険でそれ以下は安全ということではないわけですね。年数がたてばたつほど脆化が進む、つま...全文を見る
○細野国務大臣 四号機のプールの燃料の健全性は、昨年の三月からずっと日本政府としてさまざまな検証を行い、そして必要な対応をしてまいりました。そして、その検討の結果といたしまして、震度六強の地震が発生をしても十分な耐震性を有しているということを、これは専門家も含めてしっかりと検討し...全文を見る
○細野国務大臣 それはしております、去年から。最悪のシナリオも想定をして、それでも水が入り続ける。さらには、最悪の最悪を想定しても外に放射性物質を出さないということについては、設備も準備をしておりますし、人も配置をして昨年から備えてまいりました。  詳細に説明をすることは、時間...全文を見る
○細野国務大臣 法的な設置許可そのものは、これはもう本当に厳密に法律に定められていて、これは、今の規制機関である原子力安全・保安院、そして枝野大臣のもとで行われているものであります。  したがって、それについて、私が幾ら事故そのものの担当をしているからといって、直接こういう国会...全文を見る
○細野国務大臣 昨年の事故を受けまして、特に深刻な影響を与えた津波についての対応として、先ほど来御説明をしておりますとおり、仮に東京電力等の福島原発と同様の津波が来た場合にも炉心損傷には至らないという、そういう考え方をとって基準一、基準二というのをクリアしたということで皆さんに御...全文を見る
○細野国務大臣 吉井委員は本当に専門家でおられますし、三・一一の前に、最もある意味こういうことを想定されていた方でありますから、そういう方のお話ということで、しっかり今のお話は承らなければならないというふうに感じております。  そのことを申し上げた上で、バックフィットでございま...全文を見る
○細野国務大臣 この規制組織のあり方もそうでありますし、事故の検証もそうですし、さまざまな新しい知見もそうなんですが、常に新しいものが出るわけですね。それでさらに安全性については上を目指していかなければならないというのが、昨年の事故の最大の教訓だというふうに私は思っています。 ...全文を見る
○細野国務大臣 審議中かどうかということでいうならば、去年の夏にはもう閣議決定をして、新しい規制機関についての考え方をまとめておるんです。そして、年明けには法律を出しておるわけです。ですから、できるだけ早く規制については新しい組織をつくって、より厳格なものを導入しようと、もう一年...全文を見る
○細野国務大臣 昨日、西川知事と直接私は会話をしておりますので、そこで私が受けとめた中身で申し上げるならば、西川知事は、再稼働そのもののタイミングであるとか是非ということとはまた別に、例えば再稼働の後ということも含めて、規制機関をしっかりつくって、そこで厳しい規制をかけていくべき...全文を見る
○細野国務大臣 私と服部委員の考え方は、やはりそこは考え方を異にするなと感じました。逆に、新しい規制機関ができ、新しい規制が誕生するまでの間は何もしなくていいということになりませんか。  再稼働せずとも、ついこの間までは、定期検査に入るまでは原発は動いていたわけですね。プールが...全文を見る
○細野国務大臣 安全性についての確認、これが最も重要な点であります。  チェルノブイリ事故が起こった後も旧ソ連政府は原発を動かし続けました。そして、スリーマイルアイランドの事故が起こった後もアメリカでは原発が動いていました。我が国は、慎重に判断したがゆえに原発が一基も動いていな...全文を見る
○細野国務大臣 ボールとおっしゃっておりましたので、そうやってキャッチボールをしているということではなくて、政府は政府として安全性を確認をしている、そして、福井県は福井県でずっと専門的な知見を蓄積をして判断をされているわけですので、そこは私は、こういう事態を受けて、半ば共同作業で...全文を見る
○細野国務大臣 使用済み燃料、もしくは使用中も含めて燃料の管理の問題は、これは、三月十一日以前も含めて、我が国において非常に深刻な問題なわけですね。特に福井の場合には、発電をしているのは福井県ですが、電力を使っているのは関西ということで、そこが言うならばずれますので、むしろ消費地...全文を見る
○細野国務大臣 そこは福井県知事としてどのようなお考えなのかというところを、これは慎重にしっかりと受けとめなければならないというふうに思うんです。総理は、これまで何度か総理としてのお考えを大飯についても発信をされています。自分の責任でという趣旨の発言も、この間の四大臣会合でござい...全文を見る
○細野国務大臣 これは東京電力の福島原発の経験からいっても言えることなんですけれども、やはりオフサイトにおいても、特にオフサイトということが重要になると思いますが、地元の自治体の首長の皆さんに対する説明であるとか、政府として責任を持って対応するという意味において、私は政治家の存在...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のF—6の破砕帯ということについては、トレンチ調査、穴を掘るという方法ですが、そうした調査によって、破砕帯の上に乗っている地層に変位を及ぼさない、つまり、それが原発の健全性そのものに影響を及ぼすというものではないという確認がされているという報告を受けておりま...全文を見る
○細野国務大臣 現在、定期検査で停止中の原子力発電所は、現行法令にのっとり安全性の確認が行われております。昨年七月に三大臣が取りまとめた方針において、ストレステストの一次評価を実施をするということを事業者に求めました。これは、それを求めた上で政府として再稼働の可否を判断することと...全文を見る
○細野国務大臣 先ほど柴山議員の答弁を聞いて、若干私も自民党さんがそうだったのかということで改めて認識したんですが、私どもは、新しい規制機関ができて新しいルールができなければ、判断はあらゆるものは保留するという考え方はとっておりません。  新しい法律というのは国会審議をいただか...全文を見る
○細野国務大臣 四大臣で決定をいたしましたあの三つの基準というのは、原子力安全委員会を含めた専門家の意見を伺いながら、公開の議論を通じまして慎重に知見を集約をした、それを取りまとめたものであります。そうしたプロセスにおいて安全委員会が保安院から議論を聴取してさまざまな知見を出して...全文を見る
○細野国務大臣 ほかでもない、愛情に満ちた松木けんこう委員からのお話でございますので、そこはしっかり承ります。  ただ、これだけはぜひ御理解をいただきたいんですが、一年以上たった中で原発が一つも動いていないということに関して、それは安全性を確認したからではなくて国民が受け付けな...全文を見る
○細野国務大臣 政府案の考え方については、趣旨説明でも申し上げましたし何度も申し上げていますので、それについては省かせていただいて、大きな方向性として、自民党・公明党案とそして政府案というのはいろいろな点で共通していると思います。推進サイドから独立をさせていくであるとか一元化をし...全文を見る
○細野国務大臣 松木委員がおっしゃるとおりだというふうに思います。  使用済み燃料を初めとした、これをどう取り扱っていくかというのは、中間貯蔵も含めて非常に深刻な問題です。ましてや最終処分ということになってまいりますと、これはリサイクルしようがしまいが、最終的には何らかの最終処...全文を見る
06月08日第180回国会 衆議院 環境委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○細野国務大臣 原子力安全規制の執行につきましては、一般的な規制と同様、行政不服審査法に基づく異議申し立てというのが制度としてございます。そして、異議申し立ての決定に不服がある場合には、行政事件訴訟法に基づいて処分の取り消しを裁判所に提訴することが可能となっております。  恐ら...全文を見る
○細野国務大臣 まず、体制でございますけれども、空本委員が御指摘をされたとおり、オフサイトの体制についても、必ずしも一元化をされておらず、迅速な対応ができなかったという反省をしなければならないというふうに考えております。  まずは、御指摘がありましたとおり、防災計画であるとかマ...全文を見る
○細野国務大臣 今、佐藤委員御指摘をされたとおり、審査専門委員というのは、原子力安全委員会の委員とあわせて非常に重要な役割を果たすと考えております。  ただ、若干性格が異なりますのは、審査専門委員の場合には常勤ではございません。さらには、五名と限定をされているということではなく...全文を見る
○細野国務大臣 特に金銭の授受による利益相反の問題というのは、これまでもたびたび指摘をされてまいりましたので、厳格なルールが必要であるというふうに思っております。  先ほどの答弁でも少し申し上げましたけれども、例えば個別の許認可の審査のような場合には、それこそそうした金銭の授受...全文を見る
○細野国務大臣 総理が本会議の答弁で言われましたコストや廃棄物量などのデータの提供を受ける必要があるというのは、これは実はどうしても必要な部分なものですから、そこは御理解をいただきたいと思います。  つまり、核燃料サイクルというのは、日本の場合には、日本原燃という民間の事業者が...全文を見る
○細野国務大臣 通報の制度でありますけれども、現状において、申告者はどちらかを選択できる形になっております。つまり、一般法の方の公益通報制度を選択するか、もしくは原子炉等規制法の方の申告制度を選択するかということになるわけです。  確かに、御指摘のように、公益通報の制度の方が後...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおり、先日の委員会での質疑で、衆法提出者の皆さんのお考えと政府が今考えていることというもののすり合わせというか、お互いの共通認識がかなりできてきたのかなというふうに思っております。  私が具体的に一つ前回の委員会の中でも例として挙げましたのは、三月の十...全文を見る
○細野国務大臣 今、答弁の中で、政府の中で検討していることを、若干ざっくりした表現になってしまいましたけれども申し上げました。その考え方というのはできるだけきっちり整理をして、例えば提出者の皆さんにお示しをするということはぜひやらせていただきたいというふうに思います。
○細野国務大臣 初めに、私から説明をさせていただきます。  平時から関係省庁そして地方自治体と連携をとりながらオフサイト対策を講じていくということについては、これは従来は十分な準備がなされてこなかったと考えています。そのことが緊急時の対応を難しくしたという面がありますので、根本...全文を見る
○細野国務大臣 今回、私、政府の中で災害を経験いたしまして、オフサイトについての対応にかなりかかわりました。  専門家がいることは大事ですので、そこは体制を抜本的に強化する必要があると思いますが、今、塩崎先生が答弁をされたのと若干私は感覚が違うのは、オフサイトの作業というのは、...全文を見る
○細野国務大臣 この点は、ほぼ共通認識に達したというふうに思います。  私が自公案、衆法を読んでおりまして懸念を持ちましたのは、原子力規制委員会が原子力防災全般について担当するという書き方になっていますので、そこの部分がごっそり指示権から少なくとも形式的に抜かれてしまうと、総理...全文を見る
○細野国務大臣 今、塩崎先生の方から御答弁があったものと、その点については共通認識であります。  一点だけ私が懸念として申し上げますと、これは本当に想定をしてはいかぬし、そうならないようにしなきゃいかぬと思うんですけれども、やはり撤退問題というようなものが議論されることが現実に...全文を見る
○細野国務大臣 これだけの事故が起こったわけですから、できるだけ幅広い党派、会派の皆さんのお知恵もいただいて、いいものをつくることが最も重要であると考えております。そういった意味で、政府としては、柔軟に対応してまいりたいと考えております。
○細野国務大臣 吉野委員におかれましては、福島が御地元ということで大変御迷惑をおかけしております。そういう中で、地元の声を常に代弁されている、そういう方でございますので、改めて心より敬意と感謝を申し上げたいと思います。至りませんが、私どもも一生懸命やらせていただきます。  御質...全文を見る
○細野国務大臣 まず、この防災の中間取りまとめは、班目委員長の指導力のもとで、三月末までにということで、非常に精力的に作業をしていただいてつくられたものですので、そのことに対しては、本当に心より敬意を表したいというふうに思います。  この中間取りまとめの主要な部分というのは、例...全文を見る
○細野国務大臣 吉野委員のおっしゃった指摘は重要だと思います。つまり、FEMAのような組織ができて、原発に対する災害も含めて、あらゆる災害に総合的に対応できるような組織ができたときに融合するというのは一つの考え方だと思うんです。  ただし、原子力災害という極めて特殊な、そして、...全文を見る
○細野国務大臣 原子炉への海水注入であるとか、またベントというのは、文字どおり、技術的、専門的な事項であると考えるべきであると思います。したがいまして、そういったことについては、総理が指示をするべき対象には加えるべきでないというふうに思います。
○細野国務大臣 先ほど、ベント、海水注入について、総理の指示権は行使すべきではないということを申し上げましたが、あえてもう少し踏み込んで申し上げると、そういう判断というのは、現実に目の当たりにしますと、どんなに専門的、技術的な知識がある人間でもちゅうちょするケースというのはあり得...全文を見る
○細野国務大臣 福島の皆さんのお気持ちは、今生活をしておられる環境を考えたときに、撤退はあり得ないと思います。ですから、そういう状況をまずつくってはなりませんし、そういう状態になっても撤退は絶対あり得ない、炉の鎮圧をするんだ、そういう専門家、そういう方についていただかなければなら...全文を見る
○細野国務大臣 原子力規制庁の長官は法的に判断を大臣から委任されておりますので、その意味において、独立性は制度として担保されていると考えております。  ただ、そういう独立性が確保されているという形になっていてもなお、人事や予算も含めて大臣が権限を持っているという面がありますので...全文を見る
○細野国務大臣 そこは国会の同意人事もある八条委員会ですので、下請ということではございません。  そして、現実的に、私の中で一つイメージがありましたのは、東京電力の福島第一原発の事故の最終的な廃炉までは三十年とか、場合によっては四十年近くかかるかもしれない、それぐらいの長期間か...全文を見る
○細野国務大臣 独立性につきましては、推進サイドからの独立というのがまず大前提になりますので、そこは長年の課題で、吉野先生が長年主張されてこられたことでもあり、今回の組織でしっかりと確保できていると考えております。  多分、疑念を持たれているのは政治からの独立性というところだと...全文を見る
○細野国務大臣 山本委員が指摘をされた人材育成に私は一番危機感を持っております。原発の依存度を下げていくという意味では、これは政府としては方針を決めておりますし、ことしの夏、またしっかりと議論を経て、方向性も出していかなければならないと思うんです。  ただ、先ほど枝野大臣がおっ...全文を見る
○細野国務大臣 ストレステストは、昨年の菅政権のときに、現状の規制の状況では国民的な理解はなかなか得られないという状況の中で、これは行政指導として導入をされた、そういう経緯がございます。そして、それを実質的な再稼働の条件として取り扱ってきたということでございます。  このストレ...全文を見る
○細野国務大臣 幾つか視点があるというふうに思うんですが、一つは、原子力の安全規制というのは、極めて実務的な、原子炉そのものの構造にどれぐらい詳しいかということにかなり依存する部分があるんです。したがって、これまでの原子力安全・保安院で若干欠けていたとすれば、そこを徹底的にOJT...全文を見る
○細野国務大臣 新しい基準でありますけれども、これは、新しい組織を誕生させた後に、専門家の意見聴取であるとか意見の公募なども手続を踏んでしっかりとやる、その上でつくらなければならないということですので、主要なものについてはどうしても十カ月以内というかなりの期間を想定してやらなけれ...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のように、事業者任せのこのやり方を変えていかなければ、名前を変えただけと言われても仕方がない、意味がないと思います。  具体的には、例えばシビアアクシデントなどもこれまで事業者に任されておりまして、それを半ば追認するような形になっていました。今度はシビアア...全文を見る
○細野国務大臣 きちっとそこにけじめをつけていくということは、極めて大事であるというふうに思います。  まず、大原則といたしまして、新たに誕生する原子力の規制組織においては、事業者やメーカーから在籍出向という形での人材を入れることはいたしません。中立性、公正性に疑問を持たれる可...全文を見る
○細野国務大臣 まず、東京電力の福島原発の事故の影響、これがなくなるどころか、依然として、むしろ非常に広範囲に広がっている、そういう御認識は私も共有をいたします。したがいまして、その原因究明というのは、これは重ねてやっていかなければなりません。  ただ、原因究明ということで申し...全文を見る
○細野国務大臣 まず四十年なんですけれども、斎藤委員にぜひここは認識していただきたいんですけれども、今、運転制限制度はないんです。無制限なんですね。ですから、この条文を抜くということは再び無制限になるということです。それでいいとお考えなんでしょうか。四十年より前にバックフィットで...全文を見る
○細野国務大臣 まず、制度として申し上げると、八条委員会の委員というのは、委員長を含めて国会での同意がなされておりますので、担当大臣を含め総理といえども罷免をする権限はございません。ですから、それについて意見を言う立場にはないし、そういう制度になっているということであります。 ...全文を見る
○細野国務大臣 阿部委員からは、こうした委員の欠格事由のあり方であるとか条件であるとか、そういったことについては再三、非常に建設的に御提案をいただいておりまして、ありがとうございます。  一つ目の御質問の、政府が出しております原子力安全調査委員会のものと、今、与野党で修正を考え...全文を見る
○細野国務大臣 八条で掲げております罷免の要件というのは、現在の原子力委員会、そして原子力安全委員会の委員の罷免の条件と基本的には同じでございます。  つまり、国会同意人事というのは極めて重いですから、心身のさまざまな故障であるとか、または職務上の義務違反以外のことで政府の判断...全文を見る
○細野国務大臣 今御指摘のものの典型的なものが、政府案では審査専門委員ということになります。これは非常勤ですが、さまざまな判断に実質的にかかわることになりますので、そこにおいてしっかりとしたルールを厳格につくった上で運用するということが重要だと考えております。  先ほども答弁で...全文を見る
○細野国務大臣 班目委員長の発言は、私は記者会見のメモを全て見たんですけれども、委員長の発言は二段階になっていまして、まず第一段階として、大飯三、四号機のことについては情報がないということを明確に言っているんですね。ですから、お答えになっていないんです。答えられない、そういう発言...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおり、ソウルの核セキュリティーサミットにおいて野田総理が、テロリストによる攻撃に対する備えも含めてメッセージを出しておられます。  この三月の核セキュリティーサミット以降という話でありますが、去年の三・一一以降、テロ対策についてはさまざまな検討を進めて...全文を見る
06月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○細野国務大臣 今、笹木委員が御指摘をされましたとおり、新しい規制機関の発足は極めて緊急性が高い課題だというふうに思っておりまして、私どもも法案を出しておりますが、四月の二十日に自公案も出していただいておりますので、ぜひ早期に審議をして、早期成立を目指してまいりたいというふうに思...全文を見る
○細野国務大臣 防災指針でございますが、先ほど班目委員長から答弁がありましたとおり、原子力安全委員会は、三月までということが従来前提でございましたので、非常に急ピッチでまとめましてつくった、そういうものでございます。  それを受けまして、今回提出をしております政府案の中の原子力...全文を見る
○細野国務大臣 昨日、検証するチームを立ち上げました。  その前提として、一点だけ阿部委員にぜひ御理解をいただきたいんですが、原子力委員会及び大綱を策定する会議には事業者は入っておりません。これは入れるべきでないというふうに思います、国としてつくりますから。ただ一方で、核燃サイ...全文を見る
06月13日第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会行政監視に関する小委員会 第1号
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○細野国務大臣 決議のうち、原子力関連予算の独立行政法人及び公益法人への支出に関して、政府において講じた措置について御報告いたします。  独立行政法人及び公益法人へ支出していた事業につきましては、その妥当性、有効性の検証を行いつつ実施しているところであります。  また、現在、...全文を見る
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(細野豪志君) 基本的に私も小野委員と同じ認識であります。  今提出をして衆議院の方で御議論をいただいております改正法案では、初めて四十年で運転期間を制限をするこの条文を入れております。是非、各党各会派の皆さんに御賛同いただいて成立をさせたいと思っております。  御...全文を見る
06月14日第180回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○国務大臣(細野豪志君) 北川先生から重要な御指摘をいただいたというふうに思います。  私は、二つ問題を分けて、そしてそれぞれにしっかりと対応できるような体制をつくらなければならないと思っています。  まず一つは、役割分担でございます。  去年の三月十一日以降のことを思い起...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そのところが一番難しいところだというふうに思います。  三月十四日から十五日のことというのは恐らく私は一生忘れないというふうに思いますので、克明に記憶をしております。今日は北川先生は事実関係について何か追及をするという趣旨ではないというふうにおっしゃい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 四大臣会合には私も毎回出ておりまして、大飯の問題については、四人しかおりませんから、当然非常に大きな責任があるということは深く深く自覚をしております。  その全体としての責任は共有しつつ、じゃ、私の役割は何かというふうに問われれば、それは明確に安全の確...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは六月の八日の総理が会見をされたときも発言としてされていますけれども、政府としては期間を限定をした形での再稼働というのは考えておりません。  私どもが説明をさせていただいているのは、新しい規制機関が誕生して、その新しい規制機関の下でより厳しい規制を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まだ再稼働決まっていませんし、あとは私がしっかり慎重に見ていかなければならないと思いますのは、原発というのは長く止まっていますと何らかのトラブルに見舞われるケースというのは、これはどうしても確率としては多くなるわけですね。ですから、大飯原発も、仮に再稼働...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のように、期間限定で再稼働するということではございません。それはおっしゃるとおりであります。
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど説明したことを逆に申し上げれば、新しい規制機関が誕生して、稼働している原発についての安全性についてもこれでよしということになり、新しい規制が導入をされて、それもクリアするということになれば、順調にそのまま稼働するという可能性ということになるというこ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私が申し上げたのは、新しい規制ができて、それが適用されるまでは何もしないということではなくて、暫定的な今の基準も含めて、途中段階でも新しい組織がいろいろ判断をする可能性はあるということで申し上げました。  ですから、新しい規制ができないと何もできないと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大変恐縮なんですが、そこも含めて、今度、独立性の高い規制機関ができる可能性が非常に高くなっておりますので、私が余り予断を持って言わない方がいいと思うんです。  ですから、これまで原子力安全・保安院、そして原子力委員会の判断に基づいて、いろんな御意見もい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御質問をいただいている中身はよく分かっておるんですが、そこも含めて、私の口から全部こうですと言えないというのがこれからの安全規制に対する考え方だと思うんです。  つまり、そういう、稼働するかしないかとか、原発を動かしていくかどうかとか、継続させるかどう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 福井県庁に行きましたときも、西川知事から使用済燃料のことについては国としてしっかり対応するようにという、そういう要請がございました。それに対して私の方からお答えをしたのは、国としてもこれはもうしっかり考えにゃいかぬと。元々、今回の原発事故がある前から深刻...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、北川委員の方が提起をされた問題というのは、福島県の特に対策地域内廃棄物ということになろうかと思います。  先ほど冒頭でも御発言いただきましたけれども、岩手県、宮城県の廃棄物については域内でも処理をしますが、広域処理もお願いをしています。非常にこの間...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 仮設の焼却炉も考えておるんですが、もう一つの方法は、対策地域内にも既存の焼却施設というのがありまして、それを地震や津波の被害を受けていないところについては有効に活用するという、そういう方法も考えております。ですから、どうしても組合せになると思うんですね。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これ読売新聞ですよね。この図が正確なものなのかどうかはちょっと私も、三党で協議をしていただいたものを見ていますけれども、ちょっとニュアンスが違うのかなというようにも感じておりますので、この図自体が民主党から出たとか政府から出たとかいうことではないと思いま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それはもちろん三党の協議の中でお決めになることですので、私の方からここにこういうふうに入れるべきだということを申し上げるのは適切ではないというふうに思います。  ただ、一点だけ、環境省の下でやることを元々提案をしておりました立場から一般論として申し上げ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 統合的に考えるべきだとは思いますよ、いろんなことを複合的に考えなきゃならないので。ちょうど今回、津波と原発事故が起こりましたので、統合的に考えていかなければならないとは思いますけれども、ここは私、ちょっと声を大にして申し上げたいんですけれども、日本ほど巨...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先生、問題は、オンサイトとオフサイトは連携をしなければならないということなんです。片や独立委員会で環境省の下にある、片や全く離れたところで内閣府にあると、ここの連携はなかなか難しいと私は思います。ですから、そういうつなぎ役も含めて、オフサイトは自治体との...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回の改正の中で一点変わるところがございます。それは、原子力委員会がこれまで担当しておりました核セキュリティーですね、これについては、まさにセーフティーと軌を一にするというか、組織として一元化をした方がいいだろうということで、これは原子力の規制組織の方に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私は、こういう会合があること自体は存じ上げませんでした。  ただ、私も聞いておりましたのは、原子力委員会というのは核燃サイクルをやります。核燃サイクルをやるときに、日本原燃がやっているいわゆる再処理そのものをしっかりと確認をしなければなりませんので、例...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 多角的にということはもちろん必要だと思うんですよ。ただ、私がデータと言ったのは、日本原燃が核燃サイクルやっていますので、そこでどれぐらいのコストが発生しているかとか、どれぐらいの使用済燃料が処理できて廃棄物が発生をするかとか、そういうデータは事業者でない...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この報道が出る前からちょっと私、気になっておりまして、帰すべき時期が来たら帰そうということはその前に言っておりました。  なぜいるのかということなんですが、これもやはり、ちょっと日本の核燃サイクルというのは世界でも珍しいんですね。純粋な民間会社がプルト...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 尾本委員は、去年の三月から私もお付き合いをして、もうどれぐらい時間を共有したか分からないぐらいずっといろいろと話も聞いてきましたが、核燃サイクルも含めて全体のシステムには極めて詳しい方ですので、専門家は専門家として私は評価をしておりますし、多分国民的にも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私もほぼ毎週のように福島に行っておりますが、今でも広大な面積に人が帰れていないという実情を目の当たりにして、やはり愕然とした思いを持ちます。また、生活をされている方も放射性物質に対する不安を持ちながら生活をされている方がたくさんおられます。そういったこと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 六月八日の会見は私も横で聞いておりましたので、一言一句しっかり聞かせていただきました。  その中で野田総理が言われたことは、若干少し制度的なことを申し上げると、通常の再稼働というのは、安全についての判断は基本的には原子力保安院がしますが、それで再稼働す...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 総理が実質的な安全というふうに言われたのは、これは福島第一原発と同様の事象が発生をしたときも大丈夫だということです。  具体的にもう少し申し上げますと、歴史上、大飯の場合には二メートルの津波というのが、これが最大であるという、そういう分析がされています...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 福井の安全専門委員会は、長年にわたりまして福井県が原発を、数を抱えている中で積み重ねてきたことですので、私は、福井県自体の様々な慎重な検討や判断は尊重していくことが国として取るべき態度であるというふうに思っております。  先ほどの答弁に若干付け加えます...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それは絶対にしてはならないと思いますし、そういったことに陥ることをしないために新しい規制組織をつくるということであります。  これまでは原発推進が大前提であり、電力の供給が大前提で、その範囲で安全を考えてきたわけですね。なぜ今回新しい安全組織は推進側か...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) このSPEEDIは、去年の三月から果たして使えるのかどうかということもいろんな議論がありましたし、もっと情報を早く出すべきだったという議論もありましたし、私もそう思っていますが、実にいろんなことが言われてきて、ちょっとどこかできっちり整理した方がいいと思...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そうした具体的な、ほとんどオープンでやりましたので、その後はわずかな間、ちょっと補足の歓談をした程度ですので、ほとんどオープンでやっていますので、オープンにされているのが全てでございます。  西川知事が基幹電源と言っている意味は、未来永劫その電力で何か...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 野田総理はその二つをてんびんに掛けたんではないと私は考えています、会見でも、一番大事なのは安全だという、そういう発言をされていますので。ですから、安全がとにかくまず最優先だと。その上で、東京電力の福島第一原発を襲ったものと同じ津波が襲っても、それについて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、地震の影響ということなんですが、これまで様々な検証は既に一年以上たっていますから行われておりまして、その中で、政府の事故調であるとか、さらには保安院の意見聴取会、そして民間の事故調において次のようなことが共通理解として得られております。  一つは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 最後に言われた脱原発依存ということに関しては、エネルギー政策全体をつくっていますが、そこは減らしていくという方針を野田総理も明確にしていますし、検討の中身も全てその方向になっていますので、それと目の前の再稼働をどう考えるのかというのは、これは別の判断、全...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) なかなかちょっとお答えしにくい御質問をいただきました。  今日は三党の午前中方向性が出たということで、新しい規制組織がいよいよ誕生するかなということで私も本当に良かったと思っておるんですが、まだそれぞれの党内手続もありますし、あとは何といっても国会での...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 使用済燃料の場合は、水の中から空気の中に取り出すと放射性物質を出します。
○国務大臣(細野豪志君) それは、使用済燃料の場合はプルトニウムなんかも含みますから、もう何万年という単位ですね、それを自然に放置をすれば。そういう単位だと思います。
○国務大臣(細野豪志君) これも原子力委員会の下で小委員会をつくりまして、核燃サイクルについてはおおよその選択肢を提示をいたしました。その段階ですので、余り断定的に私の方から意見は言わない方がいいんだろうというふうに思っております。  その中で一つだけコメントいたしますと、全量...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 済みません、時間が限られていると思いますので、短く。  牧野副大臣から包括的な御説明をいただきましたが、ルールを変えるにはどうしても時間が掛かるんです。  そこで、大飯の場合には、大飯のオフサイトセンター、これは海の方にありますから、駄目になる可能性...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御質問ありがとうございます。  NRCは、私、ほとんどの委員と面識ができましたし、あとは事務局も含めて一緒に闘った仲間がたくさんおりますので、NRCから学ぶべきところというのはたくさんあると思います。  一番やはり教訓は人材育成ですね。あれだけの高い...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 環境省というのは、全体の傾向としてやはり規制官庁というそういう役割、環境を守るためにやってきたという、そういう性質があるわけです。ですから、実は省内でも相当議論があったんですけれども、国立公園の開発をどう規制していくかという立場からのこれまでの考え方と、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 海洋基本法という法律が議員提案でできているんですが、あれ、私が野党時代ずっとやってきて、ようやく他党の賛同も得て成立をさせた法律なんです。  あの海洋基本法で明確に我々が意識をしていたのは、排他的経済水域においては我が国は世界で六位と。これ、世界で領土...全文を見る
06月15日第180回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○細野国務大臣 御質問は、統合はJNESの件ということでよろしいでしょうか。(高木(美)議員「そうです、JNESです」と呼ぶ)はい、ありがとうございます。  JNESにつきましては、今回の事故以降、何人かの専門家と私もやりとりしましたけれども、非常に有能な方が多いですから、統合...全文を見る
○細野国務大臣 できるだけ早くやりたいと思います。  もう一つは、JNESの職員というのは、専門的な人間については高い処遇をできるという形になっているんです。ですから、それが公務員の場合はなくなりますので、給料が下がる人が出てきます。ですから、定年で三割いなくなってしまって、そ...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘の地球温暖化対策基本法案の第十六条でございますが、環境省は原発推進の立場には立たないということからすると、この条文は確かに矛盾するところがあるというふうに考えております。  国会に提出をしている法案ではありますけれども、これについては、こうした状況を鑑みて...全文を見る
○細野国務大臣 新しい環境の温暖化の方針が出た段階でそういったことについても見直すということになります。今、中央環境審議会でこのエネルギーの問題を見きわめながら気候変動の問題についての議論をしておりますが、そこでもそのことを徹底をしております。  つまり、環境省の方で、エネルギ...全文を見る
○細野国務大臣 吉井委員は、中性子の脆化の問題を御指摘をされました。非常に重要な御指摘だと思います。もう一つは、機器は全体でできていますので、やはりそのシステム自体の古さというのも非常に気になっております。  そういったことを考えれば、四十年の運転制限制度というのは必要であると...全文を見る
○細野国務大臣 新しい原子力規制委員会が誕生すれば、定期検査中の原子力発電所の再稼働についても、また、稼働中の原発の継続についても、全てそこで判断されるということになります。  したがって、先ほど大谷提出者の方から、バックフィットの件につきましては、政府の考え方も踏まえて御発言...全文を見る
○細野国務大臣 ストレステストは行政指導でやりました。当時の状況からすると、そのままストレステストを課していなければ秋から順番に再稼働していましたので、そういう状況はやはり日本社会においては認めがたいだろうということで、菅総理の判断で昨年の夏、ストレステストが導入されたわけですね...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおりであります。  美浜の二号機で行われたのは高経年化の技術評価ということですので、これは、動いていなくても、プールの中には燃料がありますから、安全についてやはり確認をすべきだということでなされたものです。ですから、再稼働について判断をしたものでは全く...全文を見る
○細野国務大臣 そこも、一言で申し上げるならば、新しい規制組織の判断ということになろうかと思います。  今、服部委員がおっしゃったようなやり方も確かにあると思うんです。ただ、結果的にそのことによって、例えば一定の期間、何年かかかるような対策を突貫作業でやられても、これも困るわけ...全文を見る
○細野国務大臣 多くの点を御指摘をされましたので、全体としてまず申し上げると、審査専門委員や技術参与も含めて、何らかの判断に影響を及ぼし得るそういう専門家が、疑念を持たれるということがあってはならないと思います。  したがって、二つあると思っていまして、一つは、やはり一定の基準...全文を見る
○細野国務大臣 情報公開の徹底と透明性というのは、新しい組織にとって死活的に重要であるというふうに思っております。  御指摘のような、実質的な議論が秘密裏に行われるような会合、そういったものはこれはあってはならないというふうに思っておりまして、委員会の会合の開催とその公開につい...全文を見る
○細野国務大臣 いろいろと私にお気遣いをいただきまして、ありがとうございます。  私は、今回の三党で合意をした案というのは、いろいろなバランスを考えた上で御判断をいただいたというふうに思っています。総理の指示権は残しながらも、技術的、専門的なことについては、これは指示権を発動で...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘いただいたとおりだと思います。  原発の数が少なくなるというのは、これはもう政府の方針でもあるし現実でもあるというふうに思うんですが、使用済み燃料は残りますので、それにどう向き合っていくのかというのは、国家的な課題といっても言い過ぎではないというふうに思い...全文を見る
○細野国務大臣 お母様の件、お話を聞かせていただいて、本当に申しわけないという気持ちでいっぱいでございます。  私もあの郡山の体育館へ行きましたけれども、大熊の方が本当に大勢おられて、本当に御不自由な生活を送っておられました。体調を壊された方もたくさんおられたんだろうと思います...全文を見る
○細野国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいる所存であります。  この法律案の成立、さらには、その真摯な御議論に御協力をいただいた全ての皆さんに、最後に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
○細野国務大臣 地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、産業保安監督部及び那覇産業保安監督事務所並びに産業保安監督部の支部並びに産業保安監督署の設置に関し承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  このたび国会において提出されました原子...全文を見る
06月15日第180回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(細野豪志君) 地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、産業保安監督部及び那覇産業保安監督事務所並びに産業保安監督部の支部並びに産業保安監督署の設置に関し承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この度国会において提出されました原子力規制委員...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 瓦れきの広域処理の進捗状況についてお尋ねがございました。  災害廃棄物処理は復興の大前提であり、平成二十六年三月末までに終えることが目標であります。岩手県、宮城県の両県においては、三十一基の仮設焼却炉の設置、稼働を進めるなど、最大限の県内処理を進めてお...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力規制委員会の中立性、透明性について御質問をいただきました。  原子力規制機関の中立性につきましては、原子力利用を推進する機関からの独立が何よりも重要であり、その意味で原子力規制委員会が環境省の下の三条委員会として設置されることは大きな前進と考えて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 松田議員からは私には二問御質問をいただいております。  まず一点目は、原子力規制委員会、さらには原子力規制庁を環境省の下に置くことについての三番目の質問でございます。  両組織につきましては、二度と事故を起こさないという決意を持って原子力規制行政に取...全文を見る
06月18日第180回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○国務大臣(細野豪志君) 産廃特措法が制定をされました平成十五年の時点では、平成十年の六月以前までに行われた産業廃棄物の不法投棄等につきまして、不適正処理によりまして大規模な生活環境保全上の支障が生じていた事案がございましたので、その支障を除去することが課題となっておりました。こ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回の災害廃棄物の処理につきましては、被災地でも大変な努力をまさにこれまでもしてきたし、今も行っているところでありますが、量からいって、どうしてもやはり広域処理が必要でございますので、各自治体関係者の皆さんが大変な御努力をいただいていることに心より感謝を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 産廃特措法の制定の経緯は、もう中川先生一番よく御存じでございますので、その大変なこれまでの御努力に対して敬意を表したいと思います。  現実問題として、制定をした当時は、香川県の豊島であるとか、青森県・岩手県境といった、こうした事案を十年でしっかりやろう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 地域主権改革でありますけれども、これは国の在り方を変えていくという意味で大改革でございまして、私は大きな方向性としてはしっかりと進めていかなければならないというふうに思っております。ですから、潰れたということではなくて、様々な御意見もあり、そういったこと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 当初は十年間で処理をできるというふうに判断をしておったものが、こうして延長をお願いをしなければならないということについては、しっかりとした反省というものも私も必要だというふうに思っております。  原因といたしましては、当初考えておったよりも、例えば豊島...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 循環型社会形成推進基本法に基づきまして、廃棄物の適正な処理はもちろんでありますけれども、それと同時に廃棄物というのは貴重な国内資源でありますから、そういうとらえ方をして、有用な資源を回収し循環利用する環境産業の確立を目指していかなければならないというふう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 文書で行っております。
○国務大臣(細野豪志君) そこは詳細、一回確認をしてみたいというふうに思います。過去の経緯がどうで、実際に出ているものがどうか、重要な御指摘ですので、確認をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(細野豪志君) 水野委員の御指摘は重要だと思うんです。そういうものを誰の負担で処理をしていくべきなのかという役割分担の問題だと思うんですね。ですから、PCBの処理費の場合には持っている人間が処理費用を出すというのが基本的な枠組みで、それを国が支えているわけです。ただ、水...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 市田委員の御指摘は重要な論点を提示をしているというふうに思います。こういう廃棄物の処理というのは自治体がやると、それを、言うならば、適正に行われているかどうかをチェックをしていくというのが国の役割ということになっておるわけです。ただ、現実には、こういう大...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほどの豊島の例でも申し上げましたけれども、実施計画というものをしっかりと確認をする際に様々な取組がなされているかという、そういうしっかりとした確認は重要だというふうに思います。  ただ、このケースの場合には、まだ規制対象になっていなかったということで...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 特措法を今回出させていただいていますので、それを確実に処理をできるだけの予算を確保して責任を持ってやっていくということは極めて重要であると考えております。
○国務大臣(細野豪志君) こうして法律を提出をさせていただいて国費を投入するわけですから、その責任は極めて重いですし、特に具体的に豊島のように様々な問題があったケースについて国がしっかりとやるべきことがあれば指導をしていくということは重要だというふうに思っています。  ただその...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 計画が出てくる段階でそれが実際に実現可能かどうかということについては、今回こういう形で法律の延長を出させていただいていますので、環境省としてしっかりと確認をしたいというふうに思います。そのことによって、十年の中でしっかりと処理をするということで責任を全う...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先日、水道までその問題が波及をして、首都圏の皆さんにも大変な心配をお掛けをいたしました。これは非常に重要な事案でございますので、これまで規制対象になっていなかったものも含めてどのようにこういったことが起こらないようにしていくのかという、そういう検討会を、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 実は、富士山の静岡県側は私の選挙区でございまして、地元ですので、いろんなグループが活動しているのをよく存じ上げていますし、富士山とのかかわりの中で環境問題に取り組んできたそういう人たちがたくさんいますので、是非今年は、そういった意味で象徴的な年に是非して...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力をしてまいる所存でございます。
○国務大臣(細野豪志君) 地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、産業保安監督部及び那覇産業保安監督事務所並びに産業保安監督部の支部並びに産業保安監督署の設置に関し承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この度国会において提出されま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 法案の提出というか、責任自体は議員、委員長提案ということでありますので、皆さんということだと思いますけれども、私の方から政府としてどう解釈しているのかということについて申し上げます。  原子力の安全に対して従来の対応というのは、非常にいわゆる安全神話と...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大飯原発の再稼働につきましては、まず大前提として、少なくとも今回の東京電力の福島第一原発を襲ったこの津波に対して対応できるようにという、このまずは大前提というのがございました。言うまでもなく、今回の事故というのは、電源の確保が十分できなかった、さらには水...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 何度も申し上げますが、絶対の安全という言葉はもう我々は使うべきではないし、概念上もあり得ないというふうに思うわけです。ですから、そういう理解に基づいて班目原子力安全委員長も御発言をされているんだろうというふうに思います。  もとより、このストレステスト...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこはまさに原子力防災会議という平時のオフサイトについて政府を挙げて取り組む組織ができ、そして万々が一事故が起こった場合に、有事の体制として原子力災害対策本部というのが設置をされるということであります。ですから、平時にしっかり備えなく、事故が起こった後に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、オフサイトについても原子力規制委員会は様々な指針などを作りますから、そういった意味では、考え方を作っていただくのは原子力規制委員会ということになります。ただ、実際にそれをやるとなりますと、避難にしてもモニタリングにしても、さらには、例えば沃素剤をど...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) もちろんそのとおりでございます。  原子力防災会議の事務局としては、スタッフとしては実質的に内閣府の下で備えるということになるわけですが、特にオフサイトについて対応するような危機管理部門の専門的なスタッフもそこに配置をしなければ、十分な準備ができません...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 政府が提出をしておりました原子力規制庁では、オンサイトとオフサイトを一元的な組織で一まとめにしていくことを考えておりました。それがなぜ衆法の方では分ける形になったのかというと、一つそこは明確な理由がございます。それは、オンサイトについて判断をする組織とし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 一義的にその必要性については、やはり事業者が判断することになるだろうと思います。  ただ、事故になった場合の、それこそ原災法上のいろんな手続としても炉規制法上の手続としても常に情報が政府に来るようになっていますから、仮にですよ、仮に例えばベントであると...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まさにシビアアクシデントについての対応ということであります。  これまでもシビアアクシデントに対する対応というのが全くなかったわけではないんですが、それは、事業者が言うならばやっていることを政府としては、例えば提出をして確認をするということだけはやって...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、シビアアクシデントの自主的な対策なんですが、これは両方必要なんです。  私、東京電力を含めて……
○国務大臣(細野豪志君) じゃ、簡潔に御説明します。  東京電力も含めて対応を見てきましたけれども、これまでの政府の対応は事業者の自主性に任せ過ぎていて、本当にしっかりと確認をしなければならないようなシビアアクシデント対策について、それこそ法律に基づいていませんでしたから、対応...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まだ委員長候補かと思いますが、アリソン氏はブルーリボンにも入っていましたので、確かに炉の専門家ではないですが、原子力全般についての様々な理解がある、地質について詳しい専門家だというふうに理解をしております。  今度政府としても提案をしなければならない原...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今の御指摘は、谷岡委員と私、全く思いを同じくしております。  専門的に、科学的にきちっとやることが、もちろんこの規制委員会をつくるときの大目的なんですけれども、一つやはり課題として残ってくるのが危機管理だというふうに思っています。危機管理のできるような...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そういったものを考えていかなければならないと思います。  今ももちろん、様々な炉の運転をする場合なんかの資格制度はありますし、そういったものを原子力安全・保安院でも取得をしている者もおりますが、もう少し幅広い知見の資格を取っていただいて、そしてそこでや...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 人材育成は、鍵というよりは危機だと私は思っています、人集まりませんから。人の集まらないところに廃炉もないし、安全な運転なんてましてやあり得ないわけですから、それぐらいの認識でおります。政府としても既に調査費を付けておりまして、しっかりとした研修院のような...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) なかなか悩ましい御質問をいただいたと思っております。  政府が提出をしました原子力規制庁というのは、どうしてもやはり様々な判断において政治がかかわらなければならない場面があるのではないかということを前提にしておったんですね。  その代表的な例は、例え...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回、東京電力の福島原発の事故によりまして、福島の皆さんは大変不安の中で生活をされていますので、健康管理の問題というのは最も重要な課題であると考えております。  当初は、政府内で検討した結果といたしまして、原子力規制庁がその業務を行うということを予定を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国会事故調というのは、国会で御議論をいただいて、こういう調査をして報告書を出すというのは、これまで日本の国会がやってこなかったことをやろうということでつくられた大変権威のある調査会だというふうに考えておりますので、しっかりと出されるものについては真摯に受...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 田中先生、非常にもう御苦労されてまとめていただきましたので、お話、非常に大変な作業をされたなということを改めて感じながら聞いておりました。    〔理事北川イッセイ君退席、委員長着席〕  少しだけ政府の立場を簡潔に御説明させていただきますと、四十年は...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原発の比率につきましては、今、総合エネルギー調査会の方で様々な議論がされておりまして、その中の一つの選択肢が二〇三〇年約一五%という、そういう数字になるということでございます。  そこは、これまでは資源エネルギー庁の下に原子力安全・保安院がありましたの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そういうことではございません。これは明確に申し上げます。  保安院がやっておりますのは高経年技術評価というものでございまして、三十年以降については十年ごとにずっと継続してやられてきたものをそのままやっておるんです。その前提は、再稼働ということではなくて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず大前提として申し上げますと、原子力安全・保安院と原子力安全委員会は、今行政上存在をしておる組織そのものでございますから、新しい規制組織が誕生するまでの間は、稼働していないものも含めて安全性についての確認はこの組織がしっかりやらなければなりませんし、ま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 水野委員のおっしゃっている意味はよく分かります。そこは、これからの委員の選定というのは、もちろん法的な欠格事由も明確にした方がいいと思いますし、法律的にそうなっていますから、今回は。さらには、それにとどまるのではなくて、ガイドラインを設けて厳しい基準の下...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 浜岡原発の場合には、あれは総理の御判断もあり、要請という形になったわけですね。それと、やはり国会の同意人事で、特に私の場合、原子力委員会は担当大臣でもありますから、逆に担当大臣であるがゆえに、八条委員会として守られている委員に対して、それはやれること、や...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 水野委員がおっしゃりたいことはよく理解をできます。繰り返しで恐縮ですが、ただ、そこは、私は担当大臣ですので、逆に法律に基づいて様々な審議が行われるのをしっかりとそこは尊重しなければならない立場であり、そういう制度であるというのもまたこれも立法府の意思とし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 簡潔に答弁します。  実はちょっと大変悩ましい問題があるということは委員の皆様に知っていただきたいと思うんです。  原子力規制委員会というのは専従ですから、その人はそれこそ仕事をなげうってこれに専念をしなければなりません。もちろん、お諮りをして、そし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それは従来の経済産業省、そして文部科学省ということでございます。
○国務大臣(細野豪志君) これは政府案も全く同じでございますので。  ストレステストにつきましては、法的な根拠を新たに付与するというものではありません。したがいまして、このストレステスト自体をこれからどうこれからの安全のレベルを高めていくときに活用するかは、原子力規制委員の皆様...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私は、そのとき既に東京電力に行っておりましたので、直接触れてはおりません。  ただ、たしか二十三日、SPEEDIが公表された同じ日だったと思うんですけれども、米国政府自体がその情報を公開をしていましたので、日本はSPEEDIの情報として二十三日は北西方...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) できるだけ国民から開かれた組織にするということが重要だと思うんですね。ですから、裁判員制度的な発想でいろんな皆さんの意見も聞かせていただくような、広報というよりは広聴活動というようなものも重視をしていきたいというふうに思います。  ただ、今、平山委員が...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 済みません。正確な金額は存じ上げていませんけれども、非常にしっかりとした予算が組まれていたという印象はできたときに私は受けましたので、そういう予算が付いていたのではないかというふうに思います。
○国務大臣(細野豪志君) そこは……
○国務大臣(細野豪志君) 私じゃなくて。  いいですか。
○国務大臣(細野豪志君) はい、済みません。  そこは衆議院の方でかなり集中的に議論をされた点でございました。当初、政府案というのは、原子力規制庁という形で、大臣が法的に委任をした長官が様々な技術的、専門的な判断をするという形になっておりました。そして、有事の際には総理の指示権...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど御説明をした中で、専門的、科学的ということを申し上げました。自衛隊が放水に入るというような場面というのは、放水すること自体は専門的、科学的に決められますが、そこに何を部隊として投入すべきかというところはもうそこを超えていますから、そこにおいては総理...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、委員というのはもう専任ですから、もう仕事を辞めて準備をしていただかなければ国会に提示はできません。したがいまして、例えば五人の委員ですけれども、十人選んで、皆さん辞めていただいて半分は失業ですなんということは、こんな...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私も枝野大臣と同じ認識を持っておりまして、菅政権と野田政権で原発に対するスタンスが変わったというふうには考えておりません。むしろ、客観的な事実としては、菅内閣のときは原発はかなりの数、稼働しておりました。定期検査入らないものをそのまま稼働を続けておりまし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、法案審議中ですから、委員の人選について余り踏み込んで言わない方がいいのかなというふうに思っております。  原発、原子力村か若しくは反原発かというような話は確かによくあるんですけれども、そういう思想的にこうだからということで選ばない方が多分いいんだろ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力規制庁の職員についても、いろんな形で民間の方にも入ってもらえるような仕組みはつくりたいというふうに思っております。そういった意味では、多様な人材をしっかりと中に入れるという御提案については私も賛成です。  ノーリターンルールなんですが、政府案で出...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) はい。それは当初から方針として持っておりまして、規制庁の職員もそうですし、規制そのものにかかわる人間ですね、審査専門委員なんかも含めて、その人が例えば腰掛けで来てまた戻る、つまり出向の形で来るということは考えておりませんし、やらないということを私が答弁と...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これはなかなかそういうわけにいかないと思うんですね。やはり、技術の個別の様々な炉の判断について、私も、JNESも保安院も電力会社も相当な人間と話をしましたけど、やっぱり細部に一番詳しいのは電力会社の人間だったりメーカーの人間だったりするんです。ですからそ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 起動と稼働かの話で言うならば、さっき枝野大臣が言われたように起動の準備に入ったと、最終的に交付するかどうかで稼働と決まるわけですね。そこまでは、いつ規制組織が誕生するかということにもよりますが、今まさに始まっているプロセスですので、基本的には今のプロセス...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○国務大臣(細野豪志君) 衆議院の方でそれぞれの提案者の皆さんが大変な御努力をいただきまして、ここまで案をまとめていただきました。そのことに関しては、私からも心より感謝を申し上げたいと思います。  もちろん、しっかりとした充実した審議をしていただくというのは国会の基本でございま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 基本的な認識は、今御答弁をされた中身と私も共通認識を持っております。  ただ、一点だけ、小坂先生が御質問になった中で、私なりの現段階での所見を申し上げると、安全宣言というようなものは恐らくこれからしていくということにはならないというふうに思います。安全...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 再稼働が認められるかどうかという判断は当然安全サイドでやるべきですので、それは原子力規制委員会がしっかり判断をし、丁寧に説明をしていくということになるわけです。  ただ、いろんな方が当然いらっしゃいますし、町の中でもいろんな御意見を持たれる、そういう自...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 核変換の技術というのは、知見としては原子力研究開発機構、いわゆるJAEAがJ—PARCという施設を持っておりまして、その加速器を使うなどして研究をしてきたという経緯がございます。  これまでは、核変換ということになりますと、核廃棄物の処理の在り方などと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ノーリターンルールに関しましては、衆法の議論をずっとしていただいた提出者の皆さんの思いをできるだけ受け止めて厳格にやっていきたいというふうに思っております。  ただ、非常に悩ましいのは、本当にそれぞれの皆さんの人生が懸かっていますから、その個人個人の人...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 非常に重要な御指摘をいただいたというふうに思います。  新しく設立をされます原子力規制委員会というのは、五人の委員の方がしっかりと独立をして様々なことを検討していただくということでありますから、どういった形でテクノロジーアセスメントというものを取り入れ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 失礼いたしました。  先ほど江田先生の方からも御答弁がありましたとおり、ここで書かれている確立された国際的な基準というのは、主にはIAEAという、この国際原子力機関の様々な考え方をできるだけしっかりと取り入れていくという、そういうふうに私どもも受け止め...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ICRPの取っている考え方の中で最も典型的なものとして、LNT仮説というのがあります。これは、疫学的には百ミリシーベルト以上についてはがんの発生率が大体成人の場合で〇・五%ぐらい上がるのではないかという、そういうデータが出てきている中において、百ミリ以下...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力委員会も、これまで同様、今の役割を全く変えずに果たしていくということではないと思います。まず、核セキュリティーについては、今回の新しい規制組織が誕生することで原子力委員会から移管をするということになりますので、そこについてはしっかりと規制委員会でや...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 環境省は、今回の法改正におきまして、放射性物質を取り扱わないという、そういう規定を変えます。したがいまして、除染や福島の皆さんの健康管理、放射性物質に対する健康の問題を含めて様々な対応をし得るような法的な整備をしていただきます。したがいまして、その意味で...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今まだ国会審議中でありますから、通していただいた後にガイドラインについては検討しなければならないというふうに思います。  できるだけしっかりとした組織をつくるためには、委員そのものの任命についても余り時間を掛けずに任命させていただいて、そして準備を始め...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そのことは知りませんでした。一方で、ちょっと私も過去をひもといて見てみたんですけれども、御指摘、水野委員から度々いただいておりますので。尾本委員は非常勤なんですね。非常勤の人の場合はほかから報酬を得ることを完全に否定をできませんので、皆さん生活があります...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 実は、独立した委員会と担当大臣の関係というのは実に悩ましいところがありまして、私もこれまでも悩んできましたし、今も悩みがなかなか解決をしないという面がございます。  かつて、七月、八月辺り、私、五つ委員会を担当していまして、公取も含めて、原子力委員会、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回、事業者との会議の持ち方をめぐりまして、内閣府の別の部門で様々なことについてしっかりと検証するという作業を始めております。  そういうやり方も含めて、情報開示のことについて原子力委員会の中でどういった検討ができるのか、そこは私ももう一度考えてみたい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 枝野大臣が答弁をされたとおり、経済産業省の場合は省全体でエネルギー政策をやっていますので、一旦例えば特許庁へ行ってそのままエネ庁に戻るみたいなこともできてしまいますから、そこはそのお考えをしっかりと、何といいますか、徹底するということだと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この委員会は、専門的、技術的にしっかりやるという趣旨で独立性をしっかりと確保したものになっています。したがって、今、水野委員がおっしゃったような、緩い方、緩い方に行くということを想定をして作られている法律ではないというふうに考えております。  四十年の...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 短くやります。元々政府案にもあった規定でございますので。  これまで電促税でつくられてきた特会の勘定は推進サイドで使われてきたわけですね。推進サイドだけに使われてきた傾向があったのを、今度は規制側、ブレーキ側で使えるようにするわけです。この使い方は原子...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 短く答弁します。  むしろ、電促税が推進サイドで既得権益化していたわけですね。この安全規制関連の予算を付けなければ、これからも集まった部分は全部推進サイドで使えるという既得権益を守ることになるわけです。ですから、一般会計で取るというのも一つの考え方だけ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 予算の使われ方としては、元々あった経済産業省、文部科学省に加えて、原子力規制委員会が入るわけであります。大体ざっくりこの電源開発促進勘定で三千億あるわけですね。このまま放置をしておくと、この三千億を経産省とそれこそ文科省で山分けするということになってしま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは各党協議ですので、本当にそこは各党でそれぞれ真摯に御議論いただいて案を出していただくということでございます。どういう議論の経過になったのかというのは気になりますから、情報収集は確かにしておりました。
○国務大臣(細野豪志君) いろんな議論の経過についてはもちろんいろんな情報収集というのはしておりましたけれども、その一方で、そういう各党のいろんな意見を踏まえて、そういうふうにこういう方向になるとすればそれに対してどういうふうな答弁をするかとか、どういうふうな理論的な考え方を取る...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 福井県の場合は原発と一緒に歩んできた歴史が長いですから、そういう中で安全専門委員会をずっとやってきたという歴史があるわけですね。ですから、メンバーも構成も含めて国がこうあるべきだというのを言うのは、ちょっとやっぱりこれは行き過ぎではないかというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 昨年末の中間報告になされた指摘としてそのようなものがあったと承知しています。
○国務大臣(細野豪志君) 私、これ出たときには全部読んだんですが、ちょっと時間がたっておりますので、今確認をしております。オフサイトセンターについて様々な指摘があり、フィルターが設置されていなかったことについても指摘があるのは御指摘のとおりであります。
○国務大臣(細野豪志君) はい、間違いありません。
○国務大臣(細野豪志君) はい、シビアアクシデントについてもそのような指摘がございます。
○国務大臣(細野豪志君) 極めて問題の多い対応であったというふうに思います。  今、私の手元に原子力災害対策マニュアルというのがあるんですが、そのマニュアルでは、文部科学省は、SPEEDIを技術的に管理をしております原子力安全技術センターに対しまして、途中若干略します、放出源情...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私が申し上げられることは、新しい規制組織が誕生した暁には速やかに提供をすべきだということであります。  といいますのも、新しい規制組織の最初の最大の課題は、やはり防災指針をしっかりとしたものとして法定化したものとして作り、そして地域の様々な防災計画など...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私もそこは問題があったというふうに思います。  当時の記録を見ますと、IAEAではPAZというのはかなり議論がされていて、事故があったときにはそこはその時点で避難をするという区域として様々な議論の経過があったというふうに承知しています。そして、そのこと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 電事連の議論は、それはもう、今御紹介になったのは三・一一以降ですよね。そういった時点においてもそういう議論が出てくるというのは、まだ発想が変わっていないところがあると思うんです。ですから、これからは電力産業も、原子力産業自体がそうだと思うんで、電力会社で...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 昨年の事故の最大の教訓は、東京電力の福島第一原発を襲った津波が仮に大飯原発を襲ったとしても、電源、水源は確保できて冷却はできるというところが最大のポイントだというふうに考えております。したがいまして、原子力安全・保安院はもちろんですが、安全委員会も含めて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私の承知をしているところでいうと、工事が具体的に始まったという状況ではないというふうに承知しています。いろんな準備は行われているというふうに思いますが、現状においてはそういうことであります。
○国務大臣(細野豪志君) この三十項目の認識が若干実は政府の認識と、今、市田委員の御指摘と違うところがございます。この三十項目というのは、四十回以上専門家が議論をいたしまして、その中で、最終的にはそれぐらいやらなければならないという非常に高い目標なんです。当面やれることを書いたも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) はい、変わりはありません。政府が特に炉心の損傷や溶融のことについて事実を隠していたということではないんです。私は記者会見を始めたのは四月の末からですから、個別に問合せを受けたのはそれ以降ですけれども、枝野官房長官がその間ずっとやっておられました。枝野官房...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 枝野経済産業大臣の発言は非常に慎重な言い方を実はしているというふうに考えております。つまり、従来、基幹電源と言われてきたものが今でも重要な電源であると言っているわけですね。ですから、枝野大臣があの発言をしたのは、重要な電源であるということを認めたというこ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、四十年でございますけれども、これには理由があるというふうに考えております。  二つございまして、一つは、原発の設置許可申請書というのがございますが、それに中性子の照射脆化に関する記載というのがございます。つまり、原子炉の格納容器に中性子が当たった...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず申し上げたいことは、これまで運転年限を制限する制度というのはなかったわけですね。そこに初めて四十年というのを設けたわけです。  率直に言いますと、かなり厳しい批判がありました。業界の皆さんもそうですし、原発を持っている事業者の皆さんからも、こういう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ベントであるとか海水の注入などにおいて総理が指示権を発動することは、これは望ましいことではないし、この法案の中ではそれは認められていないというふうに考えています。  ただ一方で、例えば海水を注入することを必要ということを委員長が判断をした場合に、その手...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 間違いありません。
○国務大臣(細野豪志君) まず、前段のところの御質問、御意見、開陳されましたので、私の方で申し上げます。  環境省と原子力の関係なんですが、私は、推進官庁が環境省だったとは思っておりません。ただ、現実問題として、温暖化の手段として活用してきた面があったのはこれは紛れもない事実で...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今検証する会議を立ち上げておりますので、そこでしっかりと検証した上でまた皆さんに御報告をしたいというふうに思っております。  秘密会議ということをよく言われるんですけれども、この核燃サイクル自体が、是非についてはいろいろ御判断あると思います。  ただ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私が原子力委員会を担当したのは昨年、一年前からでございますので、もう少し早い段階で十分その辺の事務局の体制にしっかりと自分なりに踏み込んで見ておればよかったなというふうに、そこは率直に反省をしております。  それとなく情報は聞いておりまして、事業者の皆...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これまでの在り方を改めなければならないというふうに思います。  まずは欠格条項がありますから、それを守るのはもちろんですが、ガイドラインを作って、それに該当する方のみをしっかりとお示しをするということが重要です。加えて、やはり情報公開というのは徹底をし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回の法案の改正の中には、一部、原子力基本法についても改正の部分が入っております。それを抜本改革と見るかどうかはそれぞれ皆さん受け止め方によると思いますが、そこでは、人であるとか環境に対するしっかりとした取組をすることも含めて書かれておりますので、それ自...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 基本的には持っております。立地から持っていますので、立地の段階から運転、そして運転期間、そして廃止措置に至るまで、それがきちっと安全にやられているかどうか全て見ることができる形になっておりますので、持っております。ですから、相当強い権限の規制機関が誕生し...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そのときできるだけ正確に答弁しようと思ったんですが、再稼働についての判断自身はしっかり規制委員会がやります。ですから、その判断をするわけです、再稼働できるかどうかの判断は。ただ、それでも当然反対の方もおられるし、当然という言い方はよくないですね、それでも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 資源エネルギー庁が再稼働について許可をするとか判断をする権限は全くございません。
○国務大臣(細野豪志君) 去年の三・一一以降、何人かのドイツの政治家であるとかジャーナリストとお会いをしましたが、福島のこの状況を見て、原発は改めて危険なものであるというのが分かったと。なので、それに頼らない道を探していくということだというふうに考えております。  もう一つは、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ドイツはドイツとしての様々な議論を経て判断をしたのだろうというふうに思います。  その判断は、今、資源エネルギー庁の下でやっております総合エネルギー調査会でのエネルギー基本計画、さらには、政府としてはエネ環会議をやっていますので、そこで議論をして、国民...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 再稼働も含めて、原発のことについて様々な判断をするときに常に私の頭の中にあるのは福島のことでございます。本当に厳しい中で生活をされている福島の皆さんが原発については廃炉にという思いを持っておられることは承知をしております。  あとはその判断をどう受け止...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この安全保障という文言は、まさに議員立法を反映をする形で衆法の中で取り入れられたものでございますので、もし立法者の意思ということであれば、提出者の皆さんにお聞きをいただければと思います。  私どもとしてどう解釈をしているかということで申し上げると、今回...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 規制委員会はあくまでブレーキ役ですから、安全について判断をするわけですね。ですから、そこは、これまでの保安院は、もちろん安全について判断はしていたんだけれども、一方で供給サイドについても半分かかわっていたようなところがありますから、それとは性質を分けなけ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) はい、そういうことになります。
○国務大臣(細野豪志君) ルールの中身はいろいろな議論があり得ると思うんですが、何らかの内部でルールを決めておくべきだろうというふうに思います。つまり、例えば委員が複数、一例ですよ、一例ですが、三名以上集まる場合はきちっと会議として残すであるとか、事業者と接触した場合はその記録を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは、四十年というところに一定の、中性子の脆化などでこれまで一定の線が引かれてきたということでつくったわけですね。  それより更に短くするということも含めて、さらにはバックフィットという意味ではいろんなケースがあり得ると思うんですが、そこの判断はやは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 昨年の事故がありましたので、原発は安全で問題ないと思っている人は、これはそんなにはいないと思うんですね。いるとすれば、そういう人は就くべきではないと思います。それはもう大変ごもっともな話でありまして、そこは反省も含めてきちっとこの事故をとらえて、そして新...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 枝野大臣も先ほど答弁をされたように、情報をどのように共有するのかということについてのある程度のやはり中でのガイドラインというようなものは必要だというふうに思うんです。ただ、それは法律に書くというレベルのものではなくて、もう少し実務的なものですので、この法...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) こちらはどちらかというと私が担当しておりますので、答弁させていただきます。  四号機のプールにつきましては、昨年の三月の時点から多くの懸念が表明をされておりましたので、安全性については繰り返し確認をしてまいりました。健全性については問題がないと。厳しい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まずダブルチェックの方は、もちろんダブルチェックが機能すれば、いい面もあるんですけれども、逆に無責任な体質になるという面もあったと思うんですね。原子力安全委員会というのは規制そのものはしませんので、意見は言うけれども最終的に取り入れられるかどうかは規制組...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確かに、平山委員御指摘されるように、原発を動かすためにはもちろん原子力工学の専門家というのは必要ですけれども、それだけではなくて、電気や機械、さらには土木、建設という幅広い知識の専門家が集まらないと原発は動きません。ですから、東京電力の本店にもサイトにも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 元々四月に発足をさせたいと思っていましたので、しっかりと人員は確保しようということで準備は進めてまいりました。ただ、定員が移っていませんので、定員を抱えている原子力安全・保安院で吸収せざるを得なかったということです。  若干経歴をだっと見たような記憶は...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 見込みという形でもちろんお出しをするんです。お出しをするんですけれども、お出しをするときに、誠意を尽くしてそういう方になっていただくという面も含めて、どうなるか分かりませんから、取りあえず仕事辞められるようにしておいてくださいというようなことは言えないと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 委員の人選については慎重に行って、できるだけ国会で承認をいただけるような努力をしたいというふうに思います。  組織の発足そのものは、慎重に御審議をいただくことを大前提としながら、これはできるだけ早く発足をさせたいと思っています。それは、全国の原子力発電...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは権限を一元化をしますので、今御質問になった件は、両方、規制庁そのものの権限なんです。ですから、SPEEDIの運用も、これも規制委員会そのものがやりますので、規制委員会の意思として、早くやれと言うまでもなく自分でやれるわけですね。再稼働についても、規...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは完全に移ります。ですから、再稼働の判断そのものは規制委員会がやるということです。ただ、従来は、従来というか三・一一までは、その許可が出た場合に、再稼働については事業者が安全協定に基づいてやれることになっていたんですが、昨年の三・一一を受けて、なかな...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これまで文部科学省が所管をしている研究にかかわるような原子力の施設というのは文科省が推進をし、文科省が監督してきたんです。今度新しい規制委員会になりますと、その監督も文部科学省から規制委員会の方に移りますので、一元的にこれをしっかり監督することができるよ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは法律に書いてあるとおり、専門的なしっかりと能力のある方、そして人格が高潔で、危機管理ができないといけませんので、そういう方を人選をしたいというふうに思っております。これは私ということではなく、総理でありますが。  そのときに、専門分野のバランスと...全文を見る
06月20日第180回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○国務大臣(細野豪志君) 三党それぞれの責任者から話がありましたけれども、私も政府の今この問題を担当している人間としてそういう解釈がなされるべきであると考えております。  セーフガードというのは核不拡散のために設けられている措置ですので、それをストレートにきっちり反映をするとい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私もNRCのマグウッド委員とは話をいたしまして、非常に鮮明に記憶しておりますのは、まさにマグウッド氏はこの原子力の技術、規制の委員の中でも最も専門的な知識を持っておられる方でありますが、彼が一番強調していたのが、個別の技術というよりは、そういう透明性を高...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 谷岡委員御指摘のとおり、原子力の特にオペレーションの技術という意味では、現場に近いところの人間がより技術を持ちます。したがいまして、メーカーであるとか電力会社で勤めていた人材というのは非常に詳しいですから、そういう人間もやはり新しい規制組織では取り入れて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは、私もNRCと我が国のこれまでの保安院と比較をしていて最も違うところだというふうに感じてまいりました。  保安院の職員も、これまで原子炉等主任技術者という資格をかなり取って技術的にやってきたわけですが、これとてある種の書面による、もちろん実務はい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 重要な御指摘だと思います。オンサイトの対策だけではなくて、オフサイトも含めてシビアアクシデントに対応できるような、そういう体制をつくるということだと思います。  できるだけ新しい組織が誕生する前に事務的な準備は進めておくべきだというふうに思っております...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 谷川先生には本当にいつも大所高所から御指導いただきまして、ありがとうございます。  去年のちょうど今ごろ、IAEAのこの東京電力の福島原発の事故を受けた閣僚級が集まる会合というのがございまして、そこから日本政府としては新しい規制組織をつくらなきゃいかぬ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 重要な御指摘だと思います。  当初から自公案では、合議制にしながら内部のこれからのルールとして委員長が判断できるようにということを考えておられたと聞いております。ただ、事故を経験をした立場からすると、それは内部の規定でやるというレベルではなくて、やはり...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、大前提としては、委員は専門分野をしっかり持っていること、そして幅広い見識を持って有事についてもしっかりと判断ができる、そういう人格というのも重要であるというふうに思っております。ですから、そういう専門性と人格という面から、五人の委員については、私ど...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 非常に重い御指摘をいただいたと思っております。  私、関西の広域連合と福井、両方に説明に参りました。そこで感じましたことは、若干、福島と東京電力の管内の関東というものとダブって見えました。  例えば、去年の三・一一の前に東京電力管内で生活をしている住...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 参考人招致の件は、私、今、行政府の方に身を置いているものでございますので、しかも参議院ということでございますので、皆様で御判断いただくことだというふうに思っておりますので、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。  原子力防災会議の事務局であり...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それは、加藤委員御指摘のとおり、独立した委員会でありますから、その判断についてはしっかりと尊重して、そこに手を突っ込むというようなことがあってはならないというふうに思っております。  環境大臣が果たすべきは、原子力防災というのは放射性物質についての様々...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まだ国会で法律を御審議いただいている最中でありますから、この段階で原子力の規制委員について具体的に、例えば人選をしているであるとか打診をしているであるとかいうことはしておりません。    〔理事北川イッセイ君退席、委員長着席〕  したがいまして、今の...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは昨日も御答弁申し上げたことでありますけれども、私は原子力委員会を担当する大臣でもあります。その一方で、原子力委員会というのは八条委員会という形で独立性を持って運営をされておりますので、その委員のそれこそ適性などについてコメントをしたり、その中身につ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、委員の皆様は近々任期が参ります。お二人が、委員長代理ともう一人の委員の方が今年の年末、そして残りの三人が、これは近藤委員長、そして尾本委員を含めてでありますけれども、残りの三人の方が来年の一月の五日ということになっております。
○国務大臣(細野豪志君) そこは私も同じ問題意識を持っております。  原子力政策大綱は今年中にしっかりとお示しをいただきたいというふうに思っておりますので、この委員でそれについてはしっかりとやっていただくと。そして、その後の原子力委員の人選の在り方、更に言うならば、原子力委員会...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、原子力規制委員につきましては、まあ水野委員もそういうふうにはお考えになっていないと思うんですけど、ガイドラインも作りますので、そういう方は挙がって皆さんに承認ということでお願いすることはありませんので、ガイドラインでしっかり対応したいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 固有名詞は私は申し上げません。しかし、条件をしっかりと事前に定めた場合には、そういう特定の会社との関係というのはしっかりけじめを付けていくということになろうかと思います。
○国務大臣(細野豪志君) はい、全く異議はございません。  あとは、そのヒアリングの中でもあったんですけれども、その扱いについてはやはり国会事故調の方でという、そういうふうに私受け止めておりますので、国会事故調がどのようにお考えになるのかということだと思います。
○国務大臣(細野豪志君) 原子力基本法、そして原子炉等規制法、さらには原子力規制委員会設置法のそれぞれの目的規定に環境の保全が明確に書かれております。その法律に基づきまして、安全、保全に対する規制が実施をされるというふうに考えております。  したがって、環境というのは環境省の仕...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力基本法そして炉規制法、さらには原子力規制委員会設置法というこの中に環境の保全ということで書かれています。当然、環境基本法であるとか環境省設置法にもそれが環境省の役割であるということは明確に規定をされております。  それを受けまして、じゃ個別に何が...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず外側ですね、大気汚染防止法であるとか、土壌汚染に関する法律であるとか、そういった法律にしっかりと放射性物質の問題について改めて明記をする、そういったことが扱えるようにする必要性は感じております。したがって、先ほど申し上げました放射性物質の汚染対処特措...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおりだと思います。
○国務大臣(細野豪志君) 型式認証制度というもの自体は、同じ種類の設備を違うプラントに導入する場合には、これは設備の導入が遅くなることによって、かえってその設備が導入されて安全確保をするというようなケースの場合には、原子力発電所の安全性の向上の妨げになる可能性もあるわけであります...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この運転の期間の制限制度というのは、これまで我が国はなかったものであります。今年の年初に、ずっと去年から議論をしてきまして今年の年初に、技術的に一定の線が四十年で引けるのであれば運転制限制度を導入すべきだろうということで法案を提出をし、その前にポイントと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) その点に関しては、在籍出向というのは認めないという方針でまいりたいと考えております。
○国務大臣(細野豪志君) 電源開発促進税から設けられている勘定というのは、電力料金から、皆さんからいただいているわけでありますが、これは三千億を超える非常に大きな会計なんです。私は、野党時代、この電源特会の様々な勘定の無駄遣い、相当やってきました。推進サイドの観点から、たくさんお...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは、恐らく自民党の皆さんの考え方としては、セーフガードが加わりますので、それが加わるということで安全保障というのを入れられたのではないかというふうにそれを見たときは感じました。そして、説明を聞きましたらそういう御趣旨だということでございましたので、そ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力基本法の第二条の一項には、「平和の目的に限り、安全の確保を旨として、」ということが明確に書かれております。この原則は決して揺るがないものであるし、揺るがせてはいけないというふうに考えております。
○国務大臣(細野豪志君) そうなると思います。元々、この十二名の方というのは中途採用されておりまして、原子力の規制、安全の問題に取り組んでいただくということを前提で入っていますので、そういうことになると思います。
○国務大臣(細野豪志君) 存じ上げております。存じ上げているというよりは、日本の使用済燃料であるとか、さらにはウラン濃縮も含めてですけれども、そういったことをどのようにこれから考えていくべきかというのを安全保障の観点からしっかり検討する場所が必要ではないかというふうに私が考えまし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力安全規制という観点からこの規制委員会の委員は選びたいというふうに思っております。ですから、全く白紙です。一方で、今挙げられたメンバーというのは、どちらかというと、エネルギーと安全保障のちょうどその両方の分野をブリッジして検討、研究をしていただける、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国会という場所は、常に国民に開かれた、いろんなことについてチェックをしていただく場所でもありますので、そこは十分に規制委員会に対してもそういう機能を果たしていただけるのではないかというふうに思います。  その一方で、先ほどから再三、平山委員が指摘をされ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは非常に難しいところだと思うんですね。突然その規制委員会の委員なり事務局がやってきて、そのときだけ説明をしたら、まさに説得ということになると思うんです。ですから、そこはもう少し日常的な自治体との安全性に対して国が取り組んでいることについてコミュニケー...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(細野豪志君) 昨年末の原発オンサイトの事故の収束という宣言は、これは政府として責任を持ってやりました。したがいまして、あの事故の収束やこれからの廃炉に向けての責任が事業者にあるので政府としてはもう責任は回避しましたという、そういう趣旨で申し上げたのではありません。世界...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力してまいる所存でございます。
07月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○細野国務大臣 体質を変えるのは、本当に並大抵ではないというふうに思います。そもそも考え方を変えなければなりません。  今、辻元議員が指摘をされたように、これは除染とかそういうレベルよりはるかに前のレベルで、シビアアクシデントが起こったときにどう対応するかということについて、政...全文を見る
○細野国務大臣 鈴木克昌議員とは、私、長年一緒にいろいろなことをやってきた仲間でございますので、パーティーを企画された三カ月ほど前に、出席をというそういうお話がございました。そのときはこういうことになるということは想像していなかったわけでありますけれども、結局はこういう形になりま...全文を見る
○細野国務大臣 今、服部委員御指摘の安全保障というこの文言は、自民党と公明党の方からさまざまな提起を受けて、そして、三党で一定のコンセンサスを得て提出をされたものであります。  その趣旨は、当然、平和に関する明確な限定を設けた上で、核セキュリティーであるとか、またはセーフガード...全文を見る
○細野国務大臣 私も報告書を読みまして一番気になったのが、そのとりこという言葉でありました。  この昨年の事故を受けまして、私自身も、保安院の関係者、そしてJNESの関係者、さらには東京電力の技術者とも随分、さまざまな議論をする機会を得ました。その中で感じておりますことは、やは...全文を見る
○細野国務大臣 実は、今も原子力安全・保安院の中には、電力会社やメーカーで勤めていた、中途採用した職員はかなりおるんですね。ですから、そのやり方自体はこれまでも採用してきたわけですが、それをさらに具体的な能力を向上させるという意味で、進めていく必要性はあるというふうに思っています...全文を見る
07月10日第180回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(細野豪志君) 御質問の地球温暖化対策の基本法でありますけれども、内閣として国会に提出をさせていただいているのは事実でございますので、御審議はお願いしたいということでこれまでやってまいりました。  その中で、この後御質問があるかもしれませんけれども、エネルギー・環境に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど古川大臣の方からは二〇三〇年についての数字の御紹介がございました。ただ、特に温暖化の問題は二〇二〇年というのが大きなターゲットの年になっておりますので、それに向けても明確な方針を持って臨まなければならないというふうに思っております。  三つのシナ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) もう一つ国際公約の前提といたしまして、二〇二〇年に前提条件として主要排出国がしっかりとコミットするというのがございます。これもCOP17の会議で現実的には難しい状況になりました。そうしたことを考えますと、二五%という目標につきましても改めて検討しなければ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 様々な検討はしていかなければならないというふうに思っております。  来年度いっぱいで地球温暖化対策推進法に定める京都議定書の目標達成計画が計画期間を終えます。その一方で、各国に対策の強化が国際的にも求められる中で長期目標に向かって対策を計画的に進めてい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これまで、そうした避難のベースとなっております原子力災害対策指針というのは法定化をされておりませんでした。したがって、原子力安全委員会の方で基本的な考え方を示され、そしてそれを受けて各自治体がある種それぞれの状況に応じてやるという、そういう対応になってお...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは、法律の立て付けといたしまして原子力規制委員会が指針を作るという形になっておりまして、そこは政務が直接関与できる立て付けにはなっておりません。  ただし、ただし、立法者の意思として、これが極めて重要であるということは私は国会の総意だというふうに思...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) あくまで最終的な判断は新しくできる原子力規制委員の皆様でございますが、準備はしております。現実に今作っております。事務方で作らせて、できれば、誕生したらすぐにそこで正式なものとしていただけるような準備はしております。ですから、その作業をすることは、準備段...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど枝野大臣からも御答弁ありましたが、福井県では、計画自体は改定をしておりませんけれども、どこの町の方がどこに避難をするということについては既に決めていただいております。さらには、福井県内での訓練というのもやっていただいておりますので、その対応はしてい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私、生まれが綾部でございまして、綾部、舞鶴は田舎でございますので土地カンがございます。車線は、済みません、何車線かとお答えできませんけれども、極めて細い山道だというふうに認識しております。
○国務大臣(細野豪志君) 昨年の事故は多くの教訓を残しました。自然災害に対する対応ということで教訓を残したわけでありますが、それは結果として、ゲリラであるとかテロに対する対策としても課題を残したと思っております。すなわち、原子炉建屋そのものに対する攻撃でなくても、重要な施設を攻撃...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 東京電力の福島第一原発の様々な設備について脆弱性をまだ残していることは事実でございます。ただ、その設備の強化、外部も含めて、これは国として東電任せにしているわけではございません。これは、我々も一緒に会議をやって必要性について議論をし、そして取り組んでいる...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、除染によりまして生じました土壌の方でございますけれども、これの仮置場ということに関しまして市町村の皆さんに大変な御苦労をお掛けをしている状況でございます。かなりの市町村におきましては、例えば汚染状況重点調査地域におきましては百四の市町村のうちの約九...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先月、エネルギー・環境会議がエネルギー・環境に関する選択肢というのを提示をしております。その中で、八月にはエネルギー・環境戦略、これを策定をする、速やかにその後エネルギー基本計画を定めるという、そういう方針が示されております。  したがいまして、その方...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど、済みません、エネルギー政策大綱と申し上げてしまいました。原子力政策大綱でございます。失礼いたしました。  五名でございます。
○国務大臣(細野豪志君) 他の委員会での水野委員の指摘を受けて知りました。
○国務大臣(細野豪志君) 尾本委員が受け取っていたという御指摘をいただいて、それが事実であるということであります。
○国務大臣(細野豪志君) 水野委員が再三、各委員会でそのことを御指摘をされていますので、その水野委員の御認識、御見解というものについては私もこれは理解ができると、そんな思いでございます。  しかし、その一方で、原子力委員というのは、これはいわゆる七条委員会の国会の同意人事という...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いろいろ厳しい御意見があるのは理解をいたします。  しかし、その一方で、国会の同意人事で選定をされた委員であり、そして、この委員の罷免ということに関しましては、これは行政上、例えば明確な職務違反であるとか、さらには委員たるに適しない非行があると認められ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは、私も幾つかの内閣府の担当大臣として委員会も所掌しておりますけれども、担当大臣といえ、これは踏み込めることと踏み込めないこと、むしろ担当大臣だからこそ踏み込みにくいというところがあるということを御理解をいただきたいと思います。それぐらい国会同意人事...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 電力会社から出向している者が四名おりましたので、六月末をもって帰ってもらうことにいたしました。
○国務大臣(細野豪志君) 原子力委員会では、核燃サイクルについて方向性を出さなければならない、それが大きな役割でございます。この核燃サイクルというのは、日本原燃を始め民間の企業でやっております。日本原燃は電力会社の子会社でございまして、そういったところから情報を取らないとこの核燃...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確認をいたしまして、ほかの委員についてはそういうことはないということでございます。
○国務大臣(細野豪志君) 発表いたしましたこのガイドラインというのは、衆議院の方でお作りをいただいた決議、それを参考にしつつ、それを更に厳しくするということでいたしました。衆議院の決議の中ではこれは公開をすべきだということであったわけですが、それを欠格条項にしたわけです。  そ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そういったような人選は特に考えておりません。特にこの人選というのは極めて重要でありまして、電力会社との関係をしっかりと断ち切って、規制、安全の観点から専ら判断できる人材を選ばなければなりませんので、そういった意味で考えているということではございません。 ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ガイドライン上はその条件として出すことは可能であります。ただ、何度も申し上げますが、国会の方の決議でいただいていたのは公開なんですね。それをあえて欠格条項までしたんです。ですから、私どもは国会の意思も受けて、それを更に深掘りする形でガイドラインをお作りを...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) こうした提出者の皆さんの意思というのは当然できる限り尊重すべきだというふうに思っております。  ただ、その一方で、例えば条文に書かれている欠格条項の考え方であるとか、さらには決議というのは、これは議会の重い意思でございますから、そこで書かれていることで...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ここは過去も準じるというふうに答弁をされているわけですね。この前の質問がどういう質問だったのかというのをちょっと私ももう一度確認をいたしますが、国会の中では決議といたしまして、三年間そういう職にあった場合は公開をするとなっているんです。ですから、そういう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは水野委員、お言葉なんですけれども、いろんなその委員のガイドラインがある中で、考え方がある中で、最も厳しいものを作っているんです。そして、あとは、ガイドラインそのものを御議論いただくのももちろん大事だと思いますけれども、あとは個別に委員を私どもとして...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、その質疑のページを入手をいたしました。七条で様々な欠格条項が書かれているわけですね。そこで、法律上は、例えば電力会社なんかの使用人その他の従業員ということが書かれてあります。近藤委員長代理のその答弁の趣旨というのは、こういったことをできるだけ過去につ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 新しい組織をつくる場合に、当初は新卒で全て職員を全うすることはできませんので様々な省庁から人を出してもらわなければなりません。ノーリターンルールというのは、様々な省庁から来た場合に、もう帰らずにそこでしっかりと仕事を全うするという、そういう考え方だと承知...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 特にこの原子力規制におきましては、推進サイドから明確に独立をする形で規制をやるということが重要になります。したがいまして、これまで原子力を推進をしてきた資源エネルギー庁、経済産業省であるとか、さらには文部科学省であるとか、そういったところからの人材につい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国会事故調というのは、歴史的にも非常に、国会の調査をやるということ、国会で調査をやるということですから、重い存在であるし、そこから出てきている提言というのは我々はしっかり受け止めなければならないというふうに思っております。したがいまして、ノーリターンルー...全文を見る
07月11日第180回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(細野豪志君) 災害廃棄物の処理の進捗状況についてお尋ねがございました。  災害廃棄物の処理は復興の大前提であり、平成二十六年三月末までに終えることが目標であります。広野議員御指摘のとおり、処理がこれまで遅れておりましたが、被災地の努力、そして全国の御支援で、この目標...全文を見る
07月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○細野国務大臣 温室効果ガスの削減というのは、我が国にとっても、世界にとっても極めて重要な目標であります。  先ほど来の赤松委員の方からの御議論の中で、中央環境審議会のことが一度も出てまいりませんでしたけれども、実は精力的に議論をしてまいりまして、そこで出てきた選択肢とエネルギ...全文を見る
○細野国務大臣 二〇二〇年ということに関しましては、数字として出ておりますこの数字というのは、一〇%前後という数字になっております。これは国内の真水の数字でございますので、それに、森林吸収源と、そしてCDMの制度を初めとした、海外の排出量を我が国に取り込んでいくというこの制度を合...全文を見る
○細野国務大臣 福島の皆さんには大変、依然として苦しい中で生活をしておられる方がたくさんおられますので、政府の対応が行き届かない点が多々あることについては、改めておわびを申し上げなければならないというふうに思っております。  先ほども総理からの答弁もありましたけれども、昨年末の...全文を見る
○細野国務大臣 では、委員長から御指摘をいただきましたので、費用につきましては、これは国がしっかりと全面的に持つという方針でございます。福島の方に基金をつくっていただいて、そこから除染費用を出しておりますが、さまざまな御要望、つまり、個人でやられたものについて、さらには農地につい...全文を見る
07月24日第180回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○細野国務大臣 七月五日に、約半年間にわたる調査検証を経まして、国会の事故調の報告書が取りまとめられました。私からも、黒川委員長を初め多くの皆さんの御努力に対して、心より敬意を表したいというふうに思っております。  立法府のこうした調査というのはこれまで我が国では行われてこなか...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘の部分は、恐らく、二つに分けてしっかりと考えていく必要があるだろうというふうに思います。  一つは、やはり技術的で専門的な部分であります。東京電力の具体的なプラントを動かす技術者よりも保安院の技術者の方が実質的なレベルが劣っていたというような指摘もあります...全文を見る
○細野国務大臣 今、江田委員が御指摘をされましたとおり、方向性においては、国会の事故調と今回御審議をいただきました原子力規制委員会設置法は、私は方向性を同じくしているものというふうに考えております。  特に、提言の中で、例えば、政府の危機管理体制の見直しを二点目として指摘をされ...全文を見る
○細野国務大臣 まず、同意人事のやり方についてもう少しだけお答えを申し上げたいと思います。  江田委員おっしゃるとおり、同意人事のあり方というのは、これはいろいろなやり方があると思いますので、国会でもいろいろ御議論をいただくことは、私はいいことではないかというふうに思います。 ...全文を見る
○細野国務大臣 恐らく、江田先生が今御指摘になっているのはこの資料ではないかというふうに思うんですけれども、この資料をつくるときに私どもも関係閣僚で何度か打ち合わせをいたしまして、どういう資料がいいのかということについてはかなり吟味をいたしました。  なかなか悩ましいのは、情報...全文を見る
○細野国務大臣 そのあたりをなかなか断定的に言えないのには、理由がございます。それは、新しく誕生する原子力規制組織のもとで、例えばどういう原発については稼働できるのかということについて審査をすることになるわけであります。そうしますと、例えば四十年以内であっても、それが例えばシビア...全文を見る
○細野国務大臣 お示しをした三つのシナリオともに、現行のエネルギー基本計画と比較をいたしましても、省エネや再エネについての導入を一層図る、そういうものになっております。しかしながら、そうした努力は追加でするにしても、二〇二〇年の温室効果ガスの国内排出量は、今、江田委員が御指摘のと...全文を見る
○細野国務大臣 三つの案を提示をしておりますので、それぞれの考え方について国民の皆さんがどういうお考えをお持ちになるのかというのを、まず、今はしっかりと耳を傾けたいというふうに思っております。それぞれはそれなりの前提に立って考え方を整理をしておりますので、その提案をしているという...全文を見る
○細野国務大臣 修正というのをどういうふうに考えるかですけれども、いろいろな選択の幅は広くしておいた方がいいだろうというふうに思います。  ただ、三つのシナリオを示した責任は極めて重いものがありますので、それは一つのそれぞれベースにはなり得るわけですから、それをでは具体的に、最...全文を見る
○細野国務大臣 今、柳澤副大臣の方から話がありました。現実的な数字としてそういう数字が例えば環境省の中の中央環境審議会でも上がってきていて、一・一%の慎重シナリオの方でという議論が出てきたのは、これは現実問題として、事実としてはございます。  もう一つの理由といたしましては、二...全文を見る
○細野国務大臣 今の御指摘は非常に重要だと思います。成長するということは企業に投資余力が出てきますので、その分、当然、環境の分も含めて投資が進み、エネルギーの供給もできる体制ができるというそういう一つの前提は置いておりますが、現実的にエネルギーが足りなくなる、そのことによって日本...全文を見る
○細野国務大臣 ちょっとその御質問にお答えする前に、先ほどの齋藤委員の御指摘ですが、私も齋藤委員がおっしゃるとおりだと思います。  つまり、今国民の皆さんに御議論いただいているのは、まさにそういう選択を問うているわけですね。ただ、その問い方について今いろいろと厳しい御指摘がござ...全文を見る
○細野国務大臣 まず、責任がどこにあるかということで申し上げると、それはもう明確に、汚染の原因をつくった原子力事業者に一義的な責任があるということであります。  さらに、それとあわせてやはり自覚をしなければならないのは、この原子力政策を推進し、そして事故を防ぐことができなかった...全文を見る
○細野国務大臣 お気持ちはよくわかりますし、できるだけ、何ができるのかということについて対応を検討してまいりたいというふうに思っています。  やはり、福島も含めてそうなんですけれども、除染というのを、みずからの体を動かして本当に一生懸命地域でやっていただくというのが、最もありが...全文を見る
○細野国務大臣 今の御指摘は細かいことだとは私は思いません。重要な御指摘だと思いますし、私が日々やっておるのは、そういう個別のことについて一つ一つどう解決をしていくかということですので、本質的な御質問をいただいたというふうに思います。  例えば汚泥の問題をとりましても、個別に、...全文を見る
07月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○国務大臣(細野豪志君) 様々な、例えば安全基準についての事前の準備であるとか、さらには防災指針などについてもこれも準備をしなければなりませんので、その準備などについては、これは新しい組織が発足をする前も関係の部局で鋭意進めているという状況でございます。  その上で、新しい原子...全文を見る
07月26日第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○細野国務大臣 河野委員御指摘のとおり、当初、政府としては、環境省の外局として原子力規制庁を設置するという案を提示しておりました。これは、委任をする形で原子力規制庁長官に判断を独立してするという権限を与える一方で、危機的な状況の中で、緊急の対応については政府が責任を持ってやること...全文を見る
○細野国務大臣 原子力規制委員会設置法の二十五条に、透明性の確保について明確に規定がございます。さらには、国会での審議の中で再三、この透明性をいかに確保するのかということについて厳しい御指摘が各委員からございました。性格は違いますが、私が所掌しております原子力委員会において、透明...全文を見る
○細野国務大臣 河野委員は、透明性について非常に高いレベルのものをずっと求めておられて活動されているというふうに承知しています。私もそうです。その考え方からして、担当大臣が国民に見えないところでこっそりと、こういう考え方でどうだろうかというふうに出し、それをそのまま出すにしても出...全文を見る
○細野国務大臣 委員の人選につきましては、しっかりと議会にまず出させていただきたいというふうに思っております。
○細野国務大臣 原子力規制委員につきましては、きちっとそれを議会に報告して、どういう趣旨で一人一人今回提出をしたのかということについては説明をさせていただきたいというふうに思っております。
07月26日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○細野国務大臣 まず、瓦れきの広域処理につきまして、公明党の皆さんにいち早く御協力をいただいて、さまざまな動きをしていただいたことに心より感謝申し上げたいと思います。  昨年、そしてことしの初めあたりは大変広がりを欠いておりましたけれども、その後、全部で七都県、東北の青森、秋田...全文を見る
○細野国務大臣 先ほど広域処理で群馬県を忘れておりました。大変失礼いたしました。群馬県でもやっていただいております。  岩手県の百二十万トンのうちで、木くずであるとか可燃物については、処理を始めていただいた自治体であるとか、もう既にやっていただけることが見えてきている自治体でほ...全文を見る
07月26日第180回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○国務大臣(細野豪志君) この三つのシナリオでございますけれども、国民的な議論のベースとしてお示しをしたものでありますので、誘導を目的として示されているということではないと考えております。  ゼロシナリオにつきましては、化石燃料の依存度を極力下げまして、他のシナリオと遜色のない...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 意見聴取会を含めた国民的な議論は、これは当然でありますけれども、全て公開で行っております。そうしたものが出そろった後に、エネルギー・環境会議の中で、エネルギーの基本的な考え方について政府としての考え方を取りまとめるということになります。  このエネ環会...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 特に毎週金曜日、官邸の前で多くの皆さんがお集まりになっているというのは、私も会館に帰ればこれは必ず目にしますし、また声を耳にしますので、承知しております。そういう厳しい声をしっかりとこれは受け止めた上で、さらには、意見聴取会を始めとした様々な今国民の声を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 脱原発ロードマップを考える会の皆さんから私も直接この提案を受け取っておりまして、参加をされているメンバーの皆さんも環境の分野では特に大変な実績のある方ばかりでありますから、非常に重い御提案だというふうに感じております。  この提案を拝見しておりまして、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原発ゼロの会の皆さんからの資料というのは、私も報道であるとか提示をされているものを何らかの形で入手をして見ているということでございますので、改めて御質問をいただくということで拝見をいたしました。  政策の骨子をこれから法案化をしていかれるということも含...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ただいま小見山委員から、浄化槽の問題について専門的な観点から重要な御指摘をいただいたというふうに思っております。  浄化槽の場合には、非常にコストも抑えられますし、また災害にも強いということで、これからしっかりと適正な、これからそれこそ拡大をしていくよ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御質問は、政府のということでよろしいですか。
○国務大臣(細野豪志君) 両方ですか。両方ということでお答えをいたします。  組織の在り方についても様々な御提案をいただいておりまして、より具体的に国会事故調の方は御指摘をいただいているというふうに承知をしております。独立性の在り方などについて御提案をいただいておりまして、大き...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 事故の検証というのは極めて重要でありますので、それを設けるべきであるというふうに考えております。  川口委員の御指摘は、恐らく、独立した委員会なのに大臣が介入し過ぎるという、そういうお話かというふうに思いますが、技術的、専門的な分野については、これはも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、全ては原子力規制委員が決まってから様々な決定をしていただかなければならないということであります。  しかし、規制委員の皆さんが、これからまさに御議論いただくことになるわけですけれども、決まったとしても、事務局の皆さんの顔も名前も一つも知...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、川口委員が御指摘をされたことは非常に重要なことだというふうに思います。発言についてはできるだけ慎重に、そして独立性がしっかり確保できるように、そこはしっかりと自分の役割を自覚をした上で様々な発言をしてまいりたいというふうに思います。  今、川口委員...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力防災会議というのがありますので、オフサイトについてはまさに政府を挙げて取り組まなければなりません。そこの事務局長としてオフサイトのことについて総合調整をするのは、これはまさに法律に基づいてやらなければならない環境大臣の仕事であるというふうに承知をし...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 推進官庁からのノーリターンルールということでありますので、それは経済産業省と文部科学省ということであります。したがいまして、環境省はこのノーリターンルールのところには入っておりません。  ただ、これはもう当然のことでありますが、改めて申し上げたいという...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 情報公開の点に入る前に、先ほどの点で少しだけ補足をさせていただきます。  今度の新しい原子力規制委員会は、セキュリティーの問題もやりますので、どうしても、例えば警察であるとか自衛隊からも人を出していただいて、しっかりとそうしたところにも具体的なアクショ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力災害対策本部長の権限として指示権が与えられております、改正原災法において。ただ、その二十条の三項において、原子力規制委員会がその所掌に属する事務に関して専ら技術的及び専門的な知見に基づいて原子力施設の安全の確保のために行うべき判断の内容に係る事項に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回の、昨年の事故の中で、例えばベント指示でやったであるとか、あとは海水注入についての判断に政務の人間が立ち入ったであるとか、そういったことはまさにこの規定によってできなくなると。専門的、技術的な、安全の確保のために行うべき判断そのものですから、そういう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 恐らく、現実的にはそこの部分で判断が分かれるということはないんだろうと思うんですね。原子力の技術的、専門的な判断というのは、水を入れるということであって、その水をどうやって入れられるかというところまでは当然その判断に属します。  ただ、消防が望ましいだ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) その必要があるというふうに考えております。  オンサイトとはいっても、実際には、例えば昨年の東京電力の原発事故の場合にも、どうJヴィレッジを活用して警察に協力してもらって現地まで送り込むかというオペレーションが必要でありました。そういった意味では、中の...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 一義的な責任はまさに事業者にあります。そのことがこれまで日本の場合には必ずしも明確に法律に規定をされていなかった部分がございまして、実際に事故に対応するときもその辺が、それこそ保安院と東京電力との間でも若干曖昧模糊としていたなという、そういう印象を私、今...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、人材がほとんど全てを決めるというぐらい、そこは鍵だというふうに思っております。したがって、事業者は具体的に原発を動かしていますので、その原発を動かすということに対して技術的にはどうしても詳しくなります。それと比較をすると、例えば検査官とい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) やはり世界に開かれた組織にする必要がありますので、海外の知見を積極的に取り入れる必要は非常に大きなものがあるというふうに思っております。  その一方で、原子力規制委員会の具体的なスタッフということになってまいりますと、どうしても、例えば検査そのものであ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 二〇〇八年度から二〇一二年度までの五年間で温室効果ガスの排出量を一九九〇年比で六%削減するというのが我が国の約束でございます。  先日報道が出ておりますが、これちょっと、環境省の試算で分かったというのは、これは私どもの認識とは異なります。既に判明してい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原発の依存度を減らしていくという方向性につきましては政府は既に決めております。また、恐らくは国民の皆さんの中でもかなりの部分共有をされている、そういう認識なのではないかというふうに考えております。その中で、どの程度の時間を掛けてどこまで減らしていくのかと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そういった議論はあり得るだろうというふうには思います。  なぜ二〇三〇年にしたのかというところなんですが、これは、現行のエネルギー基本計画が二〇三〇年を一つのターゲットにして数字をつくっておりまして、それによると原子力発電が四五%という、そういう数字に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私もいろんな会議に出ておりますので、経営の数字についてはもちろん把握をしておりますが、再稼働であるとかエネルギーの基本計画を作る二〇三〇年ターゲットということを考えたときに、それは考慮の対象とは全くならないというふうに思います。また、私も、それを理由に何...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 特に事故の原因究明ということに関しますと、原子力規制委員会の仕事として非常に重要なものでありますので、そこは川口委員からも午前中指摘もありましたので、原子力委員の皆さんがしっかりと法律に基づいてやっていただくということだろうというふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 加藤委員御指摘のとおりだというふうに思います。この文書は、国会事故調はもちろんですし、政府の事故調も含めて、今回の検証の中身というのは、基本的には全てしっかりと公文書として保管をされるべきものだというふうに思っております。  どういったやり方ができるの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力規制委員の人事につきまして、先日、報道がございました。この件に関しましては、今朝方、総理から私に対して、文書による厳重注意がございました。この情報管理の在り方について、厳しいこれは注意を受けましたので、真摯に受け止めて反省をしなければならないという...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) できるだけ早く提示をというふうに考えておりますが、今日、総理から午前中に私、厳重注意を受けたところでありますから、この場所も含めて、提示をさせていただくまでは個別の人事について私自身が言及をすることは、是非これは控えさせていただきたいと思いますので、そこ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 加藤先生、環境委員会では大変お世話になっていまして、御説明させていただきたいのは気持ちとしてはやまやまでございますが、済みません、まだ提示に至っておりませんので、個別の人選につきまして私から答弁をするのは差し控えさせていただきたいというふうに思います。申...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まさにそれを今つくっておるところなんですが、もうそれこそ原発の事故から一年以上が経過をしておりますし、エネルギー問題に関しての様々なこれまで議論が行われてきておりますので、昨年末にこの選択肢を示す前に方針として出した、昨年十二月なんですが、基本方針という...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) それは記者会見のときのやり取りなんですけれども、こういう質問だったんですね。エネルギー調査会の方で二五%とか、そういう一五%よりはるかに大きい数字が議論されていると。一方で、法律では四十年でこれは運転制限をするという法律が出されていて、これは整合性がない...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) エネルギー基本計画は、二〇三〇年の時点でこれぐらいを目標にするというふうに決めるという意味では、数字はかなり具体的に定められる可能性が高いわけですね。ただ一方で、本当にそこにちょうど到達するかというと、それは流動的な要素があるわけです。  例えば、原子...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、政府の数字はほぼ友近委員が御指摘をいただきました、そのとおりでございます。二〇二〇年の国内の排出量が九〇年比で〇%が一番高いところで、低いところで一一%削減でございますので、それに二つの森林吸収源と海外からの排出権の買取りというものを入れたとしても、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いや、それは諦めるわけにはいかないというふうに考えております。二〇〇八年から二〇一四年までの排出量が六%削減となっておりまして、二〇〇八年から二〇一〇年度のこの三年間に関してはマイナスの一〇・九%ということですので若干貯金がございます。この貯金を二〇一一...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) COP17の会議の中で第二約束期間には参加をしないということを申し上げました。そういうペナルティーに類するものがあるのはもちろん承知をしておりますが、第一約束期間が苦しくなったからペナルティーが科されないように第二約束期間に入らなかったということではあり...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確かに、二〇から二五%のシナリオで、私が意見聴取会、仙台で初めて参加したときに、電力会社を代表してという話がありましたので、これはちょっとよくないなというふうに思いまして、確かにそういった意味で混乱があったのは事実でございます。そこを、改めるべきところは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御地元の伊方の三号機につきましては、保安院の段階では、三月の終わりごろには既に保安院としての判断をしておりましたので、それを現在存続しているプロセスの中に乗っけるかどうかは若干議論がございました。  ただ、私は、四月以降は新しい組織を誕生させるというこ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私がそのときの発言でイメージしたのは、例えば、志賀原発であるとか大飯原発で破砕帯がどうなのかという議論がございますよね。ああいったことについて、新しい組織が誕生するまでの間は検討しないというのはおかしいと思うんです。ですから、そういう新しいいろんな見解が...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) こういうものは、情報管理というのはまさに結果責任でありますから、それは私もそういったことに関与する責任者として厳重注意を受けたというふうに考えております。もちろん私がマスコミに漏らすというようなことがこれはあってはならないし、もちろんそんなことは全くござ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この原子力規制委員の場合は、非常に重要な人事になりますし、国民も、これまでの人事の中でも同意人事として最も恐らく関心を持って見ておられると思うんですね。そのことを考えますと、いろんな、何といいますか、政局的なことにならないような提示の仕方をさせていただき...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 確かに法律の欠格条項には入っていませんので、そういう意味では可能です。  ただ、常勤ですから、常勤の委員ですので、例えばプラントメーカーの仕事をしながら常勤で原子力規制委員をするというのは、これはもう物理的に無理ですから、欠格要件には当たりませんけれど...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこがなかなか難しいところでありまして、例として必ずしも適切でないかもしれませんが、例えば今原子力安全委員長をやっている班目委員長もかつてはメーカーに勤めていたんですね。固有名詞は控えますが、原発は要らないということで非常に強い主張をしておられる専門家の...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ですから、そこは一律に基準として設けるのは三年にして、あとはそれぞれ皆さんいろんなキャリアがありますから、それを個別に国会で御判断をいただくのが、これがいいのではないかと考えたわけであります。
○国務大臣(細野豪志君) 確かに、準ずるということなんでありますが、どうしても先ほど申し上げたような問題があるわけです。原子力発電そのものに触れることなく専門家にはなれないわけですね。しかし、原子力発電に触れて専門家になるけれども、事業者とはしっかり一線を引いて、厳しく客観的に判...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは実質的な欠格要件にガイドラインでしていますので、それに当たるかどうかということで間口でこれで絞り込んだわけですね。正直申し上げて、こういう調査をする中で、この人はやっぱり欠格要件に当たるなという方もおられました。それは線を引くために調べているんであ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力事業者等の中には入っておりません。
○国務大臣(細野豪志君) それは独立行政法人でありますし、原子力研究開発機構というのは旧原研と、あと動燃が合わさっておりますが、原研の方は、これはまさに専門家が最も集まって様々な検討をしてきたところでありますから、そういったことも含めて、独立行政法人というのは、まさに独立はしてお...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 現在ですか。
○国務大臣(細野豪志君) 現在ということでは、それは検査の対象になりますから、なれません。  ただ、水野委員、是非御理解いただきたいのは、例えば東京大学も京都大学も原子力の施設を持っています。ほかにもそういう研究機関たくさんあります。そういったところも全てそうしますと検査対象に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 固有名詞は、もうこれは今朝方、厳重注意を受けたところですので発言は控えますけれども、原子力研究開発機構にも様々な機能があって、例えばいろんな安全の研究をやっていたり基礎的な研究をやっていたり、そこに専門家もたくさんいるわけですね。当然、同様の研究をしてい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 法律はここで御議論をいただいて通していただきましたので、それでしっかりやらせていただきたいというふうに思います。  あとは、ノーリターンルールについてできる限り厳格にやるべしというのが議会の意思でもありまして、参議院の皆さんの御発言の中にも非常に強くご...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まだ実質、法律が通ってスタートしていませんので、そういう意味ではまさに施行前の状況なわけですね。したがって、せっかく通していただいた法律を施行前に修正するというようなことは、これはちょっとやっぱり議会と政府の関係を考えてもできることではないというふうに思...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そういうおかしなことをやって国民の目をそれこそごまかすというか、そういったことは、これはもうやってはいかぬというふうに思いますし、そんなことは考えておらないということであります。
○国務大臣(細野豪志君) 日本原子力研究開発機構は、文部科学省のこれまで下の独法でしたが、今度は原子力規制委員会の下の独法にもなるわけですね。ここはまさに安全研究なんかもやっていますから、いろんな当然むしろ協力関係を築くことで、より高いレベルの安全を目指していくということになるの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 水野委員、原子力研究開発機構は、今回、原子力規制委員会の所管にもなったんです。これはなぜかというと、そういう安全研究をやってきていたし、これまで十分でなかったとすれば、むしろそっちをやった方がいいですよという方向を皆さんがお示しをいただいたので、この原子...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、特措法に基づく申請をされる方の数が増えているということ自体は、特措法の趣旨であるあたう限りの救済を実現をする上で、私は非常に前向きな数字というふうに受け止めております。  地元である熊本県、鹿児島県、そして新潟県の皆さんにも広報に御協力をいただき...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私もこの調査結果、報道は非常に気になりましたものですから、どういうデータなのかというのを事務方にできるだけデータを入手をして調べさせておりまして、私も説明を聞いております。  もちろん、こういうデータが出ているということ自体がもう少ししっかり分析する必...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 済みません、ちょっと事前にそれは御通告いただけていなかったので承知をしておりませんが。  ですから、このデータがそのコントロールとの比較において、確かにいろいろ本当に御検討いただいて調べられたというふうに思いますので、何かそれにクレーム付けているような...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、住んでいた場所というものに特定をせずに特措法は申請できる仕組みになっています。  ただ、市田委員、再三御指摘をされているとおり、地域外の場合にはいろんな条件がありますので、それを出していただかなければならないという意味でハードルが高くなっているの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 裁判所の所見に対象地域についても示されているところがあるんですが、対象地域に住んでいない方でも幾つかのこういう理由があれば、それには相当な理由があるということで例示をされております。これも裁判所の所見であります。  それが、例えば月のうちほとんどの日数...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ええ、ですから、そのハードル、ハードルというかこの条件も、これも言うならば裁判の所見を基につくっておるということであります。  ですから、いろいろと様々な御見解が示されているのは承知をしておりますけれども、やはりそれをベースにして、できる限り、あたう限...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この結果についてはもう一度しっかり分析をしたいというふうに思います。  私どもも、申請をした方の調査というのは行っておりまして、どのような方法でこの申請を、方法をお知りになりましたかという、そういう結果については、大体半分ぐらいの方が行政が行う広報によ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大変な努力を多くの皆さんが水俣病問題についてはしてこられていまして、国の努力が十分ではなかったところが歴史上もう本当にたくさんあった。むしろそれに対応できないことがここまで水俣病問題をそれこそ解決に至らない状況で継続をしてきたと、そういうふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 特措法としては申請期限を七月末としておりますので、あと本当に数日ということです。書類をそろえて申請ということではなくて、迷っておられる方がいたら、申請さえしていただければ書類は後でそろえていただける形になっております。ですから、あと本当に数日でありますけ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) せっかくこうして御質問をいただきましたのでお答えをさせていただきたいというふうに思うんですが、大変申し訳ございません、幾ら予算が確保されていて、こういう議事概要になっている理由が何なのか、済みません、私、この件に関してはもう完全に調べを受ける側というふう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回、新しい組織ができることによりまして、従来は文部科学省が規制をしていたものについても原子力の規制委員会で一括して規制をする形になりました。  ですから、例えば、JAEAという組織に関して言うと、「もんじゅ」もそうですし、あとは、旧原研が持っていたよ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 政府としても継続してしっかりと事故原因を調査する必要があるというふうに考えます。
○国務大臣(細野豪志君) 幾つか示唆がありまして、政府事故調の方で申し上げますと、人間の被害を明確にすべきではないかという提案がございます。これは、震災関連死ということで調査をしておりましたが、原発事故に限定をした形では調査をしておりませんでしたので、非常に重要な示唆がここからや...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、大飯原発の破砕帯の方は、これは当初から分かっていたことで、きちっといろんな調べもした上で、これは問題なかろうということで運営をされてきたというふうに承知をしています。  様々な意見の中でも、破砕帯についてきちっと調べた方がいいだろうという御意見も...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いや、これは結果責任ですので、総理からも厳重注意がございましたが、私自身責任を感じております。  意図的であるかどうかとか誰がとかいうことに関して、事実としてどうなのかということが明確に分かっているということではありませんので、それを云々するよりは、私...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 申し訳ありません、米国が四号機のプールに強い関心を持っていましたので、いろんな情報を集めていたんだというふうには思います。ただ、ちょっと今の資料がどういうものか、それが分かりませんので、どういうルートで米国が取っていて、それが日本政府に行っていたのかどう...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 政府の役割をしっかり果たすという意味では、おっしゃる御指摘にこたえられるように努力してまいりたいと思います。  一点だけ。先ほどの答弁で「もんじゅ」は文部科学省がと言いましたが、これは昔はやっていたんですが、保安院になってから監督しているということでご...全文を見る
07月27日第180回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○細野国務大臣 使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国においては、今後の我が国経済社会の持続的な発展を可能にするため、環境への負荷ができる限り低減される循環型社会を構築していくことが喫緊の課題...全文を見る
○細野国務大臣 この法律案を提出した背景といたしましては、今、森岡議員がおっしゃった、日本の資源における状況というのがございます。  つまり、資源の価格の高騰などの制約があるということ。もう一つあえて申し上げるならば、最終処分場が非常にこれが確保が難しいという、この状況も一つの...全文を見る
○細野国務大臣 今、森岡議員が御指摘をされたのは、全体をしっかりと捉まえてというお話でございまして、非常に重要な御指摘をいただいたと思っております。  今回提示をしております使用済みの小型電子機器の場合は、ほかの廃棄物と比較をしますと、やはり有用金属の含有量が高いものですから、...全文を見る
○細野国務大臣 まず、法案を提案いただき、御審議をいただいた環境委員会の理事の皆さんそして委員の皆さんに、情報管理の甘さで大変な御迷惑をおかけをしたことをおわび申し上げたいと思います。  この人事の準備作業は、私の指示のもとで、内閣官房の準備室のスタッフが少人数で担当してまいり...全文を見る
○細野国務大臣 もう初めから、人事についていろいろな調整なりいろいろな意見を、数十名にいろいろな状況確認をしたり話を聞いたりしておりますので、その中で、もう当初から、情報管理はとにかく徹底するようにというのは毎回言っておりました。  したがいまして、途中の段階では、多くの皆さん...全文を見る
○細野国務大臣 厳しい御指摘を踏まえて今後の対応をしてまいりたいというふうに思っております。  情報管理を徹底したつもりでありましたけれども、私も、例えば誰と会ったかということも含めて、日々、直前は常に追いかけられるような生活をしておりまして、それはもうすさまじい情報の獲得合戦...全文を見る
○細野国務大臣 本件に関する調査は、私どもはまさに調査を受ける側といいますか、調査をしていただく側ということになりまして、内閣の副長官の指揮のもとで事実関係の確認が行われたということでございます。  これは、環境省という、もちろんそういういろいろな人事の問題はありますので、そこ...全文を見る
○細野国務大臣 そこは内閣の副長官のところで調査をしておりまして、私どもは、全ての把握している事実はそれぞれが報告するという形をとっておりまして、私どもは調査を受ける側でございますので、私としては、こういうメンバーが共有していたというふうに承知をしているということはもちろんお伝え...全文を見る
○細野国務大臣 この件の情報管理につきましては、ちょっと御本人が前にいらっしゃるところで大変恐縮なんですが、副大臣にも情報共有をいたしませんでした。政務官にも情報をお伝えしていません。それぐらいの形で、本来、信頼関係がありますから、全くお知らせをすることは問題がないんですが、そう...全文を見る
○細野国務大臣 情報公開、透明性の重要性については、法律の中にはっきり明記をされておりますし、また、参議院でも生方委員長が答弁をされておられますが、透明性を高めるべきだ、情報公開を徹底するべきだという指摘は、再三、参議院の議論の中でも出てきておりました。したがいまして、恐らく田中...全文を見る
○細野国務大臣 田中先生のお言葉をしっかりと受けとめて今後対応してまいりたいというふうに思っております。  ただ、ただということで申しわけないと思います。先生、なかなか悩ましいなと思いますのは、こういう議会も含めて、原子力の安全規制について、いろいろ記者も含めて質問をされること...全文を見る
○細野国務大臣 どういったやり方があるのか、考えてみたいというふうに思います。  今は、例えばポリも、ポリと書いてあって分けられるようになっていますし、紙も、リサイクルのものはリサイクルできるようになっていますから、それを見ればほとんどのものは分別できるようになっていますですよ...全文を見る
○細野国務大臣 私も今の時点で一番気になっているのは、この個人情報の部分でございます。特に小型家電の中には、携帯であるとかスマートフォンであるとか、先ほど御指摘になったようなアイパッドのような、パソコンぐらいの機能があるそういう電子機器なんかも含まれます。そのときに個人情報につい...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のように、早い段階からこういったことに取り組んでおられる自治体では、既にもう回収をして有価物として販売をしておられるということは承知をしております。  できる限りこれまでのそういう御努力についても、より積極的に、また、それを発展をさせる形が望ましいというふ...全文を見る
○細野国務大臣 既に動いておりますモバイル・リサイクル・ネットワークというこの仕組みは、携帯の事業者の皆さんであるとかメーカーの皆さんが入っておられますので、自主的なリサイクルの形としては、回収率が三割弱ということで、機能しているというふうに認識しております。  確かに九十六品...全文を見る
○細野国務大臣 確かに、製造業者の方でリサイクルを意識をしてさまざまなものをつくっていただくというのは大変重要だというふうに思っておりまして、その中でどういった成分があるのかというのも、極めて重要なことであるというふうに思っております。  製品に含まれる金属の情報が関係者の間で...全文を見る
○細野国務大臣 重要な御指摘だと思います。  先ほども伊藤部長からも答弁ありましたけれども、基準を随時見直しますので、その基準に適用できないということになると、認定が取り消されるということになるわけですね。ただ、一回認定されたところが、基準が上がっているんだけれどもずるずるとで...全文を見る
○細野国務大臣 今回のこの仕組みは、自治体や、あとは、メーカーも含めたさまざまな業者、もちろんリサイクル業者も含めてですけれども、そうした皆さんの自主性をある程度重んじながら確実にリサイクルができるような仕組みを目指したものでございます。したがって、先ほどお引きいただいた部分でも...全文を見る
○細野国務大臣 実は、環境省という意味でいいますと、この法案づくりには、ほとんど直接的には関与しておらないんです。原子力の規制の組織をつくる準備室というのがありまして、そこで法案の準備もしてまいりましたし、そこで人事についても検討を進めてきたという経緯があるんです。  ですから...全文を見る
○細野国務大臣 議院運営委員会の方で官房長官がおわびをし、説明はちょっとどなたがしたか、済みません、私は今情報を持ち合わせませんけれども、説明がされたものというふうに承知をしております。
○細野国務大臣 発表の概要といいますか、どういう発言を官房長官を初めとした皆さんがされたかということは、私も報告を受けております。
○細野国務大臣 準備室の中でも、この情報を知っていた者というのは極めて人数が限られています。それがどういう人数なのか、メンバーなのかということについては、今すぐに手元に情報はありませんが、この人間とこの人間とこの人間というような形で把握しているんです。したがって、その人間に対して...全文を見る
○細野国務大臣 それは、守秘義務の対象となるものについては、しっかりと情報を秘匿して業務に当たるということだというふうに承知しております。
○細野国務大臣 内閣官房においてそれは副長官のところでお調べをいただいて、その結果を国会の方で受けとめていただいたというふうに承知をしておりますので、そこの調査をしっかりと我々も受けとめた上で、襟を正してしっかりとやってまいりたいというふうに考えております。
○細野国務大臣 ちょうど私も二週間ほど前ですけれども、川内村に一泊しまして、企業経営者三十人ぐらい連れていって、川内村で何か仕事ができないだろうか、そういうツアーを企画して行ってまいりました。朝、除染の現場も見てまいりまして、そこの御自宅か御近所かちょっと定かでありませんけれども...全文を見る
○細野国務大臣 再資源化の促進の基本方針といたしましては、使用済み小型電子機器等の再資源化を行う意義を記載をいたします。  そのほか、規模の経済を働かせまして採算性を確保しながら再資源化を行うために、消費者や地方公共団体、リサイクル事業者等の関係者が協力しながら取り組む必要があ...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおりだと思います。これは、やはり自治体がやる気になっていただかなければ動きません。そういった意味で、本当にできるかということも事務方と随分やりとりしましたけれども、やる気になってくださっている自治体が非常に多いということを聞いております。  したがって...全文を見る
○細野国務大臣 ぜひ御指摘のような仕組みをつくりたいというふうに思います。  まず、認定制度に、しっかりと地域に根差した業者の皆さんが手を挙げていただいて直接やっていただくというのが恐らく一番いい方法だろうというふうに思いますので、それこそ、市町村でいろいろなことをやるときもそ...全文を見る
○細野国務大臣 今、江田議員が御指摘をされたとおり、この制度で一番鍵を握るのは市町村の動きということでございます。非常に多くの自治体が関心を持ってくださっていますけれども、それをしっかりと促進をしていくための国としての支援を充実をさせていかなければならないと思っております。  ...全文を見る
○細野国務大臣 回収率が採算性に非常に影響を及ぼしますし、そもそも資源の回収というのが目的ですから、これは高いにこしたことがないというふうに思っております。  当面の一つの目標とする数字でございますけれども、中央環境審議会の答申の中で、費用対効果の分析の結果を踏まえて、採算性を...全文を見る
○細野国務大臣 使用済み電子機器が我が国から海外に輸出される場合には、その性状によりまして、廃棄物処理法やバーゼル法の規制が適用されることになります。脱法的な輸出が行われている疑いが依然としてあるという状況でございます。  こうした状況を放置をいたしますと、海外での不適正な処理...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のような不用品の回収業者につきましては、廃棄物処理法に基づく許可を受けている場合を除きますと、そのほとんどが廃棄物処理法に抵触をする違法業者ということになります。  今でも、よく白いトラックなんかで声をかけながらやっている業者、たまに散見しますけれども、そ...全文を見る
○細野国務大臣 この法案では、使用済み小型電子機器等のリサイクル事業を行おうとする者は、再資源化事業計画を作成をして国に申請を行うことができるとされております。この計画が認定基準を満たす場合には認定を受けられますので、認定事業者となることができるということであります。  特定の...全文を見る
○細野国務大臣 重要な御指摘だというふうに思います。  先ほど御紹介をさせていただいたような形で、認定事業者となることが、できる限り、地元のさまざまな活動をしておられる事業者の皆さんにも開かれる形をとっていく必要があると考えております。  特に、確かに、資本力があるところにつ...全文を見る
07月31日第180回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○細野国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力してまいる所存でございます。     —————————————
○細野国務大臣 篠原委員は、大変、もう本当に発想豊かで、常に先の問題を捉えて具体的におっしゃるので、非常に、問題意識としてはそのとおりだなというふうに思いながら聞いておりました。  環境省は、この廃棄物の問題というのはまさに本業中の本業でございまして、おろそかにしているというこ...全文を見る
○細野国務大臣 それぞれ担当がありますので、担当外の私が余りしゃしゃり出て、今、経済産業省なり外務省なりが原発の問題について直接的な海外とのやりとりをしている状況ですから、コメントは余りしない方がいいのかなというふうには思っています。  その中で、一点だけちょっと気になりますこ...全文を見る
○細野国務大臣 確かに、原発問題が一番国民的な関心事になっていることは否定をできないと思います。  ただ、昨年の節電、省エネもそうなんですけれども、日本人の意識の中で気候変動の問題、温暖化の問題というのは決して薄れてはいなくて、そのこともしっかりと考えた上でエネルギー政策を議論...全文を見る
○細野国務大臣 閣僚をやっていまして思いますのは、それぞれ重要な役割がありますので、まずはその役割をしっかり果たす、まだ十分果たし切れていないところが私はあると思っていますので、それをしっかりやるということだと思っておるんです。  TPPというのは、これはいろいろな確かに問題が...全文を見る
○細野国務大臣 特に九州は、すばらしい自然環境に恵まれておりまして、特に、勇壮な火山の景観であるとか、また、それを取り囲む環境のすばらしさであるとか、そういった意味で、非常に数多くの国立公園が存在をしております。地元の皆さんにも、非常にそれを大切にしていただいて御協力をいただいて...全文を見る
○細野国務大臣 この瓦れきの処理に関しましては、自民党の皆さんに本当にお世話になりました。皆さんの御協力がなければ、地方の皆さん、議会の皆さんも含めて、ここまで来ることができませんでしたので、心より感謝を申し上げます。  田中筆頭も、川崎で街頭にまで一緒に立っていただいて、苦し...全文を見る
○細野国務大臣 率直に申し上げて、十分でなかった面があるというふうに思っております。  基準は早い段階でつくりまして、その基準に基づいてやれば安全性がしっかりと確保できるということについては、環境省としては責任を持ってやったという思いはございます。  ただ、それは、こういう事...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおりだと思います。  阪神・淡路大震災の場合は、都市部で起きた大規模な地震でしたので、コンクリートなんかが多くて、その処理については比較的スムーズにいったという経緯がございます。  それと比較をすると、やはりコストがかかるのはやむを得ないところがある...全文を見る
○細野国務大臣 私も、被災地に行った中で一つ非常に記憶に残っておりますのは、気仙沼に行きましたときに、海岸のいろいろな状況を改善するのに、もちろん砂浜もあるわけですが、その横にJRが通っていて、道路がつくってあって、防災林もある。それぞれ担当が違うわけですね。JRなどの場合は、民...全文を見る
○細野国務大臣 除染において新しい技術をどんどんと導入をしていくこと、また、その開発を促していくというのは、極めて重要であるというふうに認識しております。  昨年十一月に、放射性物質汚染対処特措法、これに基づいた基本方針というのが出ておりまして、その中で、調査研究、技術開発など...全文を見る
○細野国務大臣 あれだけ大規模なデモというのは、日本の歴史上も非常にまれでありますし、特に近年においては、なかなかそういうデモというのは規模が小さくなってきた。こういう時代において特に非常に大きなデモであるし、それはまさに国民の声であるというふうに受けとめております。そうした原発...全文を見る
○細野国務大臣 デモに参加をされている方もいろいろな思いがおありだと思います。デモを受けとめる側の国会議員もいろいろなやはり思いがあると思うんですね。私にもいろいろな感慨がございます。そういう中で、鳩山元総理が直接皆さんの話を聞こうということで行動されたというふうに受けとめており...全文を見る
○細野国務大臣 この人事案は、総理が最終的に責任を持って提出をされたものでありますけれども、私も人事案の策定には直接かかわっておりますので、責任者の一人として、田中俊一氏は委員長にふさわしいと考えております。  その理由は幾つかあるんですけれども、私は、今回の事故を受けて、本当...全文を見る
○細野国務大臣 私は、田中さんとは、もちろん除染で現場で御一緒したこともありますが、原子力の例えば四十年の運転制限制度など、これを議論するときも含めて相当議論をしております。  その中で、福島県内で活動してこられたこと、発言の中身、それについても、今個別に言われたのを全て全部私...全文を見る
○細野国務大臣 あす、国会として田中氏が発言を許されているというふうに聞いております。もちろん、これは大事な人事ですので、しっかりと皆さんに見ていただいて御判断いただくということではないかというふうに思っています。  あと、個別にどういうふうにやるかは、私がここは申し上げること...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおり、住民の皆さんに帰っていただくためには、除染やインフラの復旧等を総合的に進めることが極めて重要であると考えております。住民の一日も早い帰還が実現できるよう、環境省としても、国会で御審議いただいて通していただいた放射性物質汚染対処特措法にのっとりまして...全文を見る
○細野国務大臣 仮置き場につきましては、地元の皆さん、特に市町村の皆さんに大変な御苦労をおかけをしているという状況だと承知しています。  汚染状況の重点調査地域につきましては、百四の市町村がございますが、そのうち約九割の自治体については、法定の計画または除染に関する緊急実施基本...全文を見る
○細野国務大臣 中間貯蔵施設につきましては、ことしの早い段階でロードマップをお示しをいたしました。めどが立っていない中でロードマップを示すということについてはいろいろな意見がありましたけれども、やはり、目標を持ってそれに向かって一歩一歩進まなければ問題は解決しないというふうに思い...全文を見る
○細野国務大臣 先ほど、ロードマップをことしに入ってと申し上げましたが、大変失礼いたしました。昨年十月にお示しをしておりました。それに基づいて現在取り組んでいるということでございます。  今御質問の最終処分でございますけれども、除染に伴って発生をする土壌や廃棄物に関しましては、...全文を見る
○細野国務大臣 先般閣議決定をいたしました福島復興基本方針の中では、地元からの強い要望も踏まえまして、以下のような記述をしております。「中間貯蔵施設の在り方について、」しばらく飛ばしますが、「中間貯蔵開始後三十年以内に、福島県外で最終処分を完了するために必要な措置を講ずる。」とな...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○国務大臣(細野豪志君) 使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国においては、今後の我が国経済社会の持続的な発展を可能とするため、環境への負荷ができる限り低減される循環型社会を構築していくことが...全文を見る
08月02日第180回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○国務大臣(細野豪志君) 徳永委員御指摘のとおり、レアメタル、この資源をしっかりとこれから確保し、そしてそれを戦略的に取り扱っていくということは、国策上も極めて重要であるというふうに考えております。  平成二十年の閣議了解の中で資源確保指針の考え方というのが出されておりまして、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 重要な御指摘かというふうに思います。  本法律案の主たる目的というのは、一般廃棄物として市町村により埋立処分されている有用金属のリサイクルを促進をするということにございます。産業廃棄物としては、排出される使用済小型電子機器等の多くは産業廃棄物処理業者に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 北川委員御指摘のとおり、市町村が鍵を握っておりまして、意向を確認をしたところ、市町村の数でいいますと約四九%、人口ベースでいいますと約六四%の市町村がこの制度そのものについての前向きな回答についてはいただいております。したがいまして、そうした市町村、若し...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今の御質問を伺っておりまして、非常に重要な御指摘だというふうに思います。  伊藤部長の方から答弁はありましたけれども、やはり一義的には認定業者の責任というのは極めて重いというふうに考えられます。したがいまして、認定業者がそれを処理をする段階で不適正な処...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今二〇%から三〇%ということで御紹介いただいた数字は、中央環境審議会の答申の中で、採算性を確保するための割合、パーセント、排出量ということで出てきているものであります。これは、言うまでもなく採算性が確保できないと難しいという面がありますので、ここが一つの...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 恐らく御指摘は、ちょっとこの制度は強制力がなくて自主性に任されていて、本当に効果が出るのかどうかというところがはっきりしないということを言われているんだろうというふうに思います。  確かにこの制度自体は、自治体であるとか業者であるとか、そういった皆さん...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 昨日、議院運営委員会で田中氏本人が答弁をしているのを私も聞いておりましたが、そこで率直に事実を田中氏自身が話していたというふうに思います。  原子力委員会は、これは核燃サイクルについての方向性を様々議論しますので、民間の事業者、例えば日本原燃ということ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 百ミリシーベルト以上については、過去の原爆などの疫学的な調査から、がんの発生率が例えば〇・五%上がるというような結果が出ていると。それ以外については、他の要因に隠れてしまうので、それそのものとしては疫学的にはデータとして出ていないというのは、これはICR...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 事前に減量化に向けて様々な取組をするという意味で、製品アセスメントというのは極めて重要であるというふうに考えております。家電や自動車や自動販売機等の業界団体では製品アセスメントのマニュアルを作成しておられまして、それに基づきまして各企業が様々な努力を行っ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 業界団体において様々なガイドラインが作成されておりまして、今の段階では、そういった意味では各業界であるとか企業においての自主的な取組がなされているという状況でございます。  調査という御指摘をいただきました。環境省の方としましては、こうした業界や各企業...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回はリサイクルを促進をするということでありますので、我々が作ります様々な基準というものに従う必要がございますので、環境に配慮したリサイクルが行われることを期待をしております。  そして、それを担保する意味では、情報公開は極めて重要だと思います。国は、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いろんな自治体から御指摘のような御要望はいただいております。  廃棄物処理施設という社会資本を整備する公共事業という性格上、解体のみに財政支援を行うというのは、これはなかなか難しいところがございます。  一方で、そうした施設を着実に処理していただいて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) こういう廃棄物関係の施設というのは確かに自治体にとって非常に悩ましい施設でありまして、その扱いについては地域住民の皆さんとの関係も含めていろんな御苦労をされてきています。ですから、それぞれの自治体の実情に応じまして、できるだけ柔軟に対応できるようにこれか...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 経産省の方は今日政府委員の方が来ているようですから答弁をいたしますが、資源を有効活用するという意味では、これは全く同じ目的です。  その中で、使用済小型電子機器等の再資源化を促進をするための措置ということを講ずることによって我々が目的としておりますのは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 元々、私どもが欠格要件として言っておりました報酬というのは年間五十万円ということで、これは明確に言っておったんです。ですから、初めにお示しをしたのは、五十万円以上のことについては、これは欠格要件に当たりますから、きちっと調べて、ないということを確認をした...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、私どもが国会にお願いをしておるのは、まさに事実を明らかにして、そしてできるだけ早い段階で御同意をいただきたいということでやっております。ですから、今私どもが何をやるかと言われれば、欠格要件に当たらないかという調査はもちろんですが、情報公開についても徹...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) できるだけそういうことがないように努力します。  ただ、水野委員もちょっと考えていただきたいんですけれども、三年前どこで何をしてどういうやり取りをしたかというのを、政治資金で書いてあるやつはもちろん全部あれしていますけれども、三年、更にそれを五年、十年...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そこは議運の方にもきっちり御報告をすべきだったというふうに思っておりまして、おわびを申し上げます。  趣旨としては、私は事務方にこういう指示をしておりました。いろんな要請が各所からあるだろうと。各所からある場合に、これは欠格要件に当たらないからとか情報...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) そういうふうには思っておりません。まさに、事業者とのけじめを付けてしっかりと推進側とそして規制側を分けるという、そういう御趣旨の答弁というふうに受け取っておりました。ですから、そこは三年というふうにしたときも、そういう趣旨も踏まえてしっかりと線が引けるよ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この仕組みは、それぞれの自治体の様々な創意工夫をできるだけ生かす形になっております。したがって、先ほど練馬、さらには調布市の例をお引きをいただきましたけれども、できるだけ幅広い品目を是非取り扱っていただきたいとは思いますが、例えば、これまでのノウハウから...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおりだというふうに思います。メーカーや小売の皆さんの協力がなければ、消費者の皆さんだけの御努力や廃棄物業者や自治体の努力だけではこの制度はなかなかうまく回らないというふうに思っています。  まず、メーカーですけれども、設計や部品又は原材料の種...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 先ほど伊藤部長も答弁しましたとおり、法的にメーカーに強い義務を課すような形にはなっていないんですね。ただ、だからといって、メーカーに何もしなくていいということではなくて、我々としては、こういう制度ができたので是非協力してもらいたいという、かなり強い要請は...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力規制委員会でございますけれども、この委員につきましては、独立性を確保した上で、原子力利用における安全の確保に関し専門的知識及び経験並びに高い見識を有する者について委員長及び委員として就任をしていただくという、そういう形になっております。  田中氏...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘の勉強会は、核不拡散研究会というこの研究会だというふうに承知しています。もちろん、原子力委員会がありますのでいろんな情報は私のところにも入るんですけれども、やはりこれ、例えば不拡散であるとかセキュリティーであるとかセーフガードであるとか、そういった...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 失礼いたしました。  できる限り地元の事業者の皆さんにしっかり参加をしていただける仕組みにしたいと思っています。  もちろん認定事業者自体は中小の方にもしっかり手を挙げていただける形になっています。加えまして、認定事業者とのいろんなつながりの中で地元...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 滑舌が悪くて済みません。御懸念のようなことにならないようにしっかり取り組んでまいりたいと思っております。失礼しました。
○国務大臣(細野豪志君) 私も、このそれぞれの現場に幾つか足を運んでいますけれども、瓦れきの処理というのはもう本当に膨大な事業でして、仮設の焼却施設を造ったり、運搬や、本当に最後は分別も含めて大変な作業なんですね。ですから、どうしてもこの発注の過程でそれを総合的にあり得るところが...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 一言だけ。  これにつきましては、宮城県の瓦れきについては、量が減った場合にはそれはしっかりと減額をするという仕組みもありますので、改めて平山議員から今御指摘をいただきましたので、しっかりとそれは、国民の税金ですので、やってまいりたいと思っております。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力してまいる所存でございます。
08月02日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(細野豪志君) 簡潔に、じゃ御答弁をさせていただきます。  まず、人事案を提出させていただいておりまして、これは原子力の規制を独立をさせて、そして専門的な立場からしっかり判断をできるという、そういう考え方に沿って出した人事でございます。是非とも御理解をいただいて、御賛...全文を見る
08月03日第180回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○細野国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  平成十年六月十六日以前に行われた不法投棄等による支障については、その...全文を見る
○細野国務大臣 いろいろ思うところがございまして、うんうんとうなずきながらお話を聞いておりました。  まず、やはり廃棄物、特に生活に直結をしたようなものの場合は、もう一度、地域でそれをどう解決していくのかというのは、考えていただけるような仕組みなり、もしくは、もしかしたら町内会...全文を見る
○細野国務大臣 いろいろありがとうございました。  まず、ちょっと環境省について一言だけ申し上げますと、環境省というのは、これまでやはり規制官庁としての矜持みたいなものがありまして、時流に流されない、きっちりとめるところをとめるということで頑張ってきたんです。私は、それはそれで...全文を見る
○細野国務大臣 原子力規制委員会の設置法におきましては、次のような規定がなされております。「人格が高潔であって、原子力利用における安全の確保に関して専門的知識及び経験並びに高い識見を有する者のうちから、両議院の同意を得て、内閣総理大臣が任命する。」という形になっております。  ...全文を見る
○細野国務大臣 この国会の同意人事の仕組みというのは、各党各会派の事前の調整をもってやるという仕組みではなくて、政府としてはベストと思われる人選をし、それを国会で御議論をいただいて、それぞれ皆さんで御判断をいただく、それぞれの会派で御判断をいただくという、そういう仕組みになってお...全文を見る
○細野国務大臣 今出しております人選がベストの人選というふうに考えておりますので、ぜひこの案を御承認いただきたいというふうに思っております。
○細野国務大臣 まず、一番言えることは、事業者としっかりとけじめをつけることができるということです。一番それは何といってもしっかりけじめをつけなければならないのは、発電をしている電力会社です。原電を含めてですが、原電を含めて発電をしている電力会社とはけじめをつけて、そこに対しては...全文を見る
○細野国務大臣 まず短く、報酬についてでありますけれども、田中氏というのは、原子力の専門家の中では非常に珍しく、事業者と非常に厳しい、対立関係とは言いませんけれども、けじめをつけてきた人なんです。だからこそ、過去においてそういう何か蜜月関係になるようなことはなくて、逆に言うと、そ...全文を見る
○細野国務大臣 ここは田中氏自身も非常に慎重な物言いをしていたんですが、原発を推進をするか、原発をやめるかということを決めるのが原子力規制委員会の役割ではないんですね。それは政府として責任を持って決めなければならないことであり、国会でもいろいろ議論をしなければならないところだと思...全文を見る
○細野国務大臣 百ミリの問題というのは、まさにICRPの、これは複数の、非常に世界の数多くの学者の中でコンセンサスとして出ている、百ミリ以上については疫学的な差が出ているけれどもそれ以下については他のリスクに隠れるという、そういう考え方を田中氏も述べたものというふうに思います。 ...全文を見る
○細野国務大臣 前向きな御発言、ありがとうございました。非常に重要な法案ですので、しっかりと御審議をいただいて通していただければ、本当に今度はこの期間の中でしっかりとやるということで努力をしてまいりたいと思っております。  なぜできなかったのかということでありますけれども、当初...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおり、十五件のうち四事案のみしか完了していないということについては、とても胸を張れる結果ではないというふうに思っております。  そうした意味では、将来の見通しについて法制定当時に甘さがあったということについては率直にこれは認めた上で、この法律を出す以上...全文を見る
○細野国務大臣 十年後というのは、私がこの世界にいるかどうかもこれもわかりませんので、そういう意味で、十年後どうしているかということはちょっと何とも申し上げられませんが、大事なことは、十年でやり切ることだと思います。  先ほど副大臣の答弁もありましたけれども、しっかりと対象を明...全文を見る
○細野国務大臣 この産廃特措法は、先ほど来何度も副大臣が答弁をしておりますけれども、平成十年の六月以前に不法投棄が行われた事案を支援の対象としているんです。  したがって、もちろん十年ということですので、十四年前というのを、大昔と言うかどうかは別にして相当前の事案ですから、そう...全文を見る
○細野国務大臣 かなり把握をできているということが我々の認識なんですね。ですからそこは、三月三十一日という期限の中で協議をしていただきたいというふうに思います。  ただ、その前提は、平成十年というこのときまでのものが把握をできているということですから、そこで何がこれからそれまで...全文を見る
○細野国務大臣 奥多摩からいらしているということでございますが、私も、町田の方、多摩のもうちょっと手前の方、こちら側ですけれども、住んでいたことがございまして、結構、本当に東京でも奥多摩の方に行くと投棄があるというのは私も承知をしております。また私の選挙区の話で恐縮ですけれども、...全文を見る
○細野国務大臣 法制定の経緯につきましては、ただいま江田委員の方から非常に的確な御説明をいただきましたので、そこは省略をさせていただきます。  そういった考え方に基づいて特措法というのができまして、努力をしてまいりました。十五事案のうち、支障除去等事業が実際に完了したものが四事...全文を見る
○細野国務大臣 この三位一体改革というのは、まさに自公政権のときにやられた、補助金からそういう交付税へということでございまして、そこはいろいろと当時の御判断があったんだろうというふうに思っております。  お考えとしてはそういう考え方もあり得るんですが、今やっております交付税措置...全文を見る
○細野国務大臣 環境大臣が定める基本方針におきましては、支障の除去等の実施計画の策定に際しましては、当該特定産業廃棄物の種類、性状であるとか地域の状況、すなわち住宅が近くにあるかどうかとか、そうした地理的な条件に応じまして支障の除去をどのように効率的にやることができるのか、さらに...全文を見る
○細野国務大臣 先ほども伊藤部長の方から答弁をいたしましたけれども、この電子マニフェストというのは、情報をできる限り共有化をして、そういった意味で、チェックをしやすくするという意味では非常に有効な手段だというふうに思っておりまして、しっかりとこれを進めていくことを、政府としても環...全文を見る
○細野国務大臣 廃棄物、特に産業廃棄物については、都道府県に一定の責務と権限があります。都道府県の場合は、当然、国以上に住民に近いところにいるわけですので、これは、それこそ何らかの支障がある場合には当然対応をとっていただきたいというふうに思います。また、全くとらないということも、...全文を見る
08月07日第180回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○細野国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力してまいる所存でございます。     —————————————
○細野国務大臣 国会同意人事案件につきましては、政府として従来から徹底した情報管理に努めてきたところであります。  しかし、今般の人事案につきまして、結果として、国会に提示をする前に関連の報道があったことにつきましては、極めてこれは遺憾でございまして、委員の皆様、国会の皆様に心...全文を見る
○細野国務大臣 この人選そのものは、出発点としては、去年から実質的にはいろいろな方と話をする中で検討してきたという経緯がございます。その中で、これまで、もちろん具体的に打診をするというところに至るのは最終段階でありますけれども、いろいろなやりとりをしてきた中で、情報管理については...全文を見る
○細野国務大臣 委員の人選の考え方でございますけれども、原子力規制委員会設置法の第七条におきまして、原子力利用における安全の確保に関して専門的知識及び経験並びに高い識見を有する者のうちから任命をするというそういう形になっております。これに加えまして、特に今回の人選の場合は、中立公...全文を見る
○細野国務大臣 今回、同意人事を提案をさせていただく中で、御本人はもちろんですけれども、周辺にもいろいろ調査をしなければ提示をできないというそういう欠格要件がかなりございましたし、また、もしお許しをいただければ、事前に少しいろいろな御相談もしながら進めるというやり方も、とれればと...全文を見る
○細野国務大臣 先日来、意見聴取会が全国で行われておりまして、十一カ所のうち三カ所に私も参加をしてまいりました。そこでの議論というのは、実は非常に興味深いものがございまして、それぞれの皆さんが一定の時間をかけてしっかりと御説明をいただいたものですから、大変私は有意義な意見聴取会だ...全文を見る
○細野国務大臣 今、鈴木審議官の方から答弁がありましたけれども、積極的に国民の参加も促していくような形でこのエネルギー政策は取り組んでいく必要があると思っております。  例えば、省エネなども二割省エネすることになるわけです。経済の規模が拡大をすれば、その分、現状よりも二割削減す...全文を見る
○細野国務大臣 私は、環境大臣として、ごく初期の段階で除染の問題で若干職員の不祥事というのもございまして既に給料については全て返上しておりまして、そういった意味ではもはやそういう処分の対象にはなり得ないという、そういうことでございます。責任をとるべきだというそういうお考えであれば...全文を見る
○細野国務大臣 環境教育は、環境省にとりましても非常に重要なテーマの一つであります。特に、これから我が国のエネルギー事情を考えますと、さらには地球温暖化に対するこれからの姿勢を考えますと、特に子供たちの教育現場において実践的な活動がなされるというのは、極めて重要なことであるという...全文を見る
○細野国務大臣 いろいろと自治体の皆さんをしっかりとお支えをすることはできるというふうに思います。  なかなか悩ましいのは、制度としては、節約をしたらその分が還元をされるという仕組みですので、国がやると、要するに財政の出動だけをするという仕組みになってしまうわけですね。ですから...全文を見る
○細野国務大臣 毎週金曜日には官邸の周りに大勢お集まりになっていますので、その皆さんの声というのは、本当にそれはしっかりと我々が受けとめなければならないというふうに思っております。  例えば、国民の中でどれぐらいの割合かとか、どういうグループの方々かとか、どういう地域の方々かと...全文を見る
○細野国務大臣 御質問と答弁を聞いておりまして、二つ感じたことがあります。  一つは、やはりしっかりと被災地に寄り添っているという姿勢が政府としても明確でなければならないし、例えば私が担当しておる分野でいうならば、閣僚として原発の問題であるとか瓦れきの問題であるとか、そういった...全文を見る
○細野国務大臣 八月末というのを一つの目標として作業を進めてまいりました。一日、二日、ここでということで八月末ということでこだわることはないというふうに思いますけれども、やはり日本のエネルギーの状況というのは非常に今は厳しい状況ですので、大きな方向性はできるだけ早く出した方がいい...全文を見る
○細野国務大臣 その認識は御指摘のとおりであります。
○細野国務大臣 御指摘のとおり、日本再生戦略の筆頭がこのグリーン成長というものでございまして、日本再生の中でも、被災地の再生というのは最も優先順位の高い課題でありますので、先ほど白石局長が答弁をしたその方向性で、地元でもできるだけ具体的なメリットのある形で進めてまいりたいというふ...全文を見る
○細野国務大臣 東北はすばらしい自然環境に恵まれたところでありまして、特に三陸というのは、地形からいっても景観からいってもすばらしい、本当にいい地域だというふうに思います。浄土ケ浜は私も訪れましたけれども、青森県にもすばらしい景勝がございますので、そこもつなぐ形で三陸復興国立公園...全文を見る
○細野国務大臣 江田議員御指摘のとおり、この環境エネルギーの分野において日本の将来の鍵があり、それをしっかりとやることによって経済も活性化をしていく、雇用にもつながるという姿を描く必要があるというふうに思っております。  特に再生可能エネルギーというのは、地域においてもいろいろ...全文を見る
○細野国務大臣 着床式の風力発電につきましては、既に、商用のスケールで実用段階に移行しつつございます。これはこれでしっかりと進めるということになろうかと思いますが、日本の場合はすぐ海が深くなりますので、そこは浮体式についても、世界に先駆けて発電システムをぜひ開発をしたいというふう...全文を見る
○細野国務大臣 風力発電さらには太陽光発電というのは、発電量としては非常に期待が大きいわけでありますが、若干の弱点がございますのは、発電量が安定をしないということにあるわけでございます。  そういった面でいいますと、再生可能エネルギーの中でも地熱というのは、これはベースロードに...全文を見る
○細野国務大臣 再生可能エネルギーの導入と蓄電のこの技術、さらには蓄電池の設置というものは、これは同時に進めていかなければならないというふうに認識しております。  先日取りまとめました日本再生戦略におきましても、この蓄電が、まさに重点施策としても掲げられているところでございます...全文を見る
○細野国務大臣 我が国では、ラムサール条約のもと、一九八〇年以降、着実に登録湿地の数をふやしてまいりました。今後は、計画的な登録だけではなくて、登録をされた湿地の管理の充実、さらには、質的な向上というのを図ってまいりたいと考えております。  今、江田委員の方から御指摘がございま...全文を見る
○細野国務大臣 今お話を聞きまして、荒尾市の皆さんが、それだけこの干潟の問題に一生懸命取り組んでいただいているということがよくわかりました。  地元でしっかりとそういう御努力がされるところをしっかりとお支えをするというのが最も理想的な姿だというふうに思っておりますので、いただい...全文を見る
08月07日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○細野国務大臣 済みません、ちょっと私担当ではないんですが、事前に御通告をいただいておりましたので、確認をさせていただきましたので答弁をさせていただきます。  昭和三十四年の伊勢湾台風の際には、政府においては内閣総理大臣を会長とする中央災害救助対策協議会を設置するとともに、現地...全文を見る
○細野国務大臣 万一原子力災害が発生をした場合ということで、原災法には規定がございます。そして、それが今回現実のものとなったということでございます。原災法の第十六条第一項の規定によりまして、中央に総理を本部長とする原子力対策本部を設置いたしまして、十七条第八項の規定により現地に原...全文を見る
○細野国務大臣 御指摘のとおり、仮置き場は除染に際しては不可欠なものでございまして、そのためには周辺住民の皆さんの理解が不可欠だというふうに思っております。  環境省といたしましては、仮置き場の設置について財政的な支援措置というのはもちろんでありますけれども、設置場所の周辺の住...全文を見る
○細野国務大臣 福島県の場合には、森林がたくさんございますので、森林の除染について多くの皆さんが非常に大きな懸念を持っておられることは承知をしております。  まずは、人の健康の保護の観点から、住宅の近隣の森林について除染を行うこととしておりまして、今その取り組みをしているところ...全文を見る
○細野国務大臣 まず、水でございますけれども、これはセシウムの性格ということになるわけですけれども、水については、汚染をされて飲めないという状況ではなくて、そこは確実にモニタリングする必要がありますが、そこの生活環境という意味では、水は、今まではかっているところでいえば、非常に安...全文を見る
○細野国務大臣 そういった御提案もいただいておりまして、検討はしておるんですけれども、中間貯蔵施設の場合は、管理の問題もありますので、無人島というと人がいないということになってしまいますので、そこはちょっと、やはりどうしても難しいところがあろうかと思います。  中間貯蔵施設が除...全文を見る
○細野国務大臣 除染につきましては、各市町村に大変な御努力をいただいておりまして、特に郡山市のように人口が大変多いところについてはなかなか見えにくいところがあろうかと思いますが、町の方も大変な御努力をいただいておりまして、一つ一つ進めている状況にはあるというふうに思っております。...全文を見る
○細野国務大臣 森林の除染につきましては、まずは、人の健康の保護の観点から、住宅の近傍についての除染を実施しております。問題は住宅の近く以外の除染でございまして、ここについてはまだ方針を十分示すことができておりませんので、有識者から成る環境回復検討会におきまして、具体的なデータを...全文を見る
○細野国務大臣 既に地元の首長さんからはさまざまな厳しい御意見をいただいておりますので、現在、福島県には環境再生事務所というのがございますので、そこを通じましてさまざまな説明をさせていただいているという状況でございます。私も、また今月も何度か福島に行く予定がございますので、そこで...全文を見る
○細野国務大臣 非直轄地域の除染につきましては、現地の市町村の皆さんに大変な御苦労をおかけしている状況だというふうに承知をしております。これは、除染だけではなくて、仮置き場も含めて、地域で住民の皆さんと向き合っていただいて同意を取りつけてやるという作業でございまして、大変な御負担...全文を見る
08月20日第180回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(細野豪志君) この災害廃棄物の処理というのは復興の大前提でございまして、非常に多額の予算をこうして確保していただいておりますので、しっかりとやりたいということでこの一年間、私が環境大臣という意味でいうならば、この一年間取り組んでまいりました。  現段階で、被災三県で...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず岩手県でございますけれども、県内のセメント工場のセメント焼成炉に加えまして、市町村等が所有しておりますその他の既存の処理施設十四施設で処理を行っております。さらに、仮設の焼却炉二基を設置をいたしまして処理に取り組んでいるという、こういう状況でございま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、セメント工場の処理量というのは非常に大きなものがございまして、しかも燃やすだけではなくてセメントの原料としても使えるという、二回活用できるという意味でも非常に効率的であるというふうに思っております。そうしたこともございましたものですから、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のように、この廃棄物の処理に関しての予算要望というのは全国から非常に幅広く上がってきておりまして、それについてはできる限りしっかりと予算を確保できるようにということで努力をしてきたという経緯がございます。  単純に、確かに予算額を比較をしていただ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず現状ですけれども、二二%という数字そのものは本当に関係者の皆さんの御努力の結果でございますので、ここまで本当に皆さんにお世話になってきたなという、そんな思いでございます。  今年度中に約六割と、そしてその更に一年後までには処理を終えるということでご...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、金子委員が御指摘をされたように、この仮置場への搬入ということに関しますと、当初予定をしておりましたのが今年の三月末ということでありますから、そこからすると確かに遅れております。  私が環境大臣になりました直後に、どうもこの二十四年の三月末までには難...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大変これはもう恐縮でございますが、被災主要三県ということで申し上げるならば、福島県の処理が遅れております。  沿岸部につきましては、七月の三十一日現在で一二・三%の処理が終了しているという、そういう状況でございます。この沿岸部につきましては、原発の事故...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 除染は、これは国の責任でありますし、特に環境省が中心的な役割を担いますので、非常に責任の重さを痛感をしておりまして、十分に地元の皆さんの期待にこたえることができる状況にはまだなっていない、むしろ課題の方が非常に多いということを感じております。  先ほど...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、当初、仮置場への移動につきましては平成二十四年三月末までをめどにするということを計画をしておりました。ただ、現実的には、自治体によりまして、家屋などの解体量というのは極めてこれが大量にあるという、そういう市町村がございまして、所有者の意思...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この山田町というのは、私の地元である静岡県が瓦れきの受入れもしているところでございますので、状況については承知をしております。  山田町、大槌町というこの二つの町がそういう対象になっているんですが、あの地域というのは海岸線がもう本当に完全に津波でやられ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今年の年初、さらに去年からということでいうならば、できるだけ多くの自治体に手を挙げていただきたいという、そういう状況でございました。そうした中で、かなりの自治体が動いていただいて、現段階においては、個別の、例えば宮城県や岩手県のこの地域のこの種類の廃棄物...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) その宮城県のいわゆる混合のものについては、まだ若干微妙な状況が残っております。ですから、広域処理の可能性も完全にこれは我々として捨てているわけではないんですけれども、実は混合この廃棄物の処理というのは、どういったところで処理するにしても非常に非常に難しい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 可燃物であるとか木くずなどは、きちっとやればできるというふうに思っております。一方で、不燃物については、御指摘のとおり若干不確定要因がございます。ですから、そこは自治体に任せるということではなくて、再生利用というのは、公共事業、国も相当やりますから、我々...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今、若林委員が御指摘のとおり、法的な責任は、これは各国がいろんな事情を抱えていますので、これはそれぞれの漂着をした地域のその国なり自治体でやっていただくということになっております。  ただ、特にアメリカ大陸の西海岸ということになると、大変な今回支援をい...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) これは財務大臣に答えていただいた方がいいかもしれませんが、そういったことも含めてしかるべき対応が必要ではないかということで今協議をしているということであります。
○国務大臣(細野豪志君) 温室効果ガス排出量の九〇年比二五%の削減というのは、こうした見通しなりシナリオというもの一つ一つを見てまいりますと、やはり非常に困難になったと言わざるを得ないと考えております。  その一方で、二〇三〇年ということに関しますと、それぞれ、ゼロシナリオの場...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 本年度いっぱいで、よく御承知だと思うんですが、地球温暖化対策推進法に定める京都議定書の目標達成計画の計画期間が終わるという形になりまして、来年度以降は長期目標に向かって対策を計画的に進めていく必要がございます。そういったことを考えますと、法的な根拠がこれ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、今回の事故ということを考えると、健康管理の問題というのは極めて重要でありまして、当然、政府の責任というのは極めて重大であると考えております。  先般、この参議院でも御議論をいただきました原子力規制委員会設置法によりまして、この法律の制定...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず、法的な部分につきましては、先ほどの答弁で御説明をさせていただいたように、既に環境省でそういったことができる形になっておりますので、それでしっかりとやってまいりたいと思っております。  福島県については先ほど申し上げたような話でございますが、他県に...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回の原発の事故というのは、これは影響という意味においては非常に広範囲に及びます。したがいまして、健康管理の問題も、その場その場で場当たり的に対応するのではなくて、まずは、特に福島県内ですね、できるだけ多くの皆さんに基礎調査にも応じていただいてベースとな...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 環境省がやってきましたのはJ—VER制度というものでございまして、これは森林の吸収源などについても積極的に吸収の問題についても取り組んできたという意味で、大体これがこれまでで百六十三件の実績というのがございます。一方で、経産省を含めた各省で一緒に取り組ん...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) はい。  国内の排出量の取引制度につきましては、一昨年末に政府方針が出ておりまして、その中では地球温暖対策の柱として認識を示しつつ、産業に対する負担等を見極め、慎重に検討することとされております。  この産業に対する負担という意味では、環境問題がこれ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 京都議定書の第一約束期間は二〇〇八年度から二〇一二年度までになっておりまして、五年間の平均で九〇年比六%削減することをお約束をしております。既に数字が出ておるのが二〇一〇年度までの三年間でございまして、この間の平均で一〇・九%減というふうになっております...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 家庭部門の電気が増えて、消費量が増えているというのは、これは、例えばトイレの便座であるとかIT関係の機器であるとか、もうどんどん新しいものが出ます。それを当然皆さん御利用されるわけでありますから、そういった部分で増えてきたという、そういう背景がやはりあろ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 非常に重たい質問を三問同時にいただきましたので、ちょっとお時間をちょうだいいたします。  まず、災害廃棄物でございますけれども、これが復興の大前提でありまして、環境省としては最重要事業というふうに位置付けまして取り組んでおります。  八月七日に開催を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 特措法の三年の期限というのは来年の四月でございます。そのときまでに、そのときをめどに被害者の皆さんの数を、これをしっかりと確定をするというのが法の趣旨でありまして、七月末にいたしましたのは、申請をしていただいてから確定をするまでに慎重に見ると一年ほど掛か...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 実は私もかつてそういう仕事をしておりまして、私がおった会社は五位にランキングしております。したがって、どういう構図になっているかというのは身をもって、役所の仕事もしましたのでよく分かっています。  枝野大臣もおっしゃったんですけれども、研究員を大量に抱...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) その面においては、効率性も含めてもう少しきちっと、それぞれの職員が能力を高めることにもっと時間をつくる体制をつくりたいというふうに私も思ってまいりました。  谷岡委員の方からは具体的な、特に原子力や環境の分野において人材育成の考え方も御提示いただいてお...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(細野豪志君) 非常に重要な御指摘だと思います。そこは誤解なきように申し上げておきたいんですが、福島健康管理調査は福島県からの御要望があって県が主体でやるという話になったわけです。ただ、私の方で強く申し上げてきたのは、これは国も直接関与すべきだと、是非担当者として入れて...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 決して逃げてはおりません。例えば、宮城県であれば丸森町が一番心配なので、まずそこをやろうということになりましたのでやらせていただきました。それぞれの地域でいろんな声がありますから、必要があればしっかりとそれにこたえていくという、そういう考え方でございます...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 加藤先生、私が申し上げたのは、一ミリシーベルトというレベルのことは、これは健康には問題がないということで申し上げたんです。低線量、百ミリ以下については、疫学的な検査をしますと他の要因にこれは隠れてしまいますので、これまでの疫学的な調査でいうならば、これは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 窓口はしっかりといつでも開けておかなければならないと思っております。再三丸森の例を出して恐縮ですが、私も、地元に来てくれという御要望もありましたので、去年の恐らくこの時期だったと思うんですが、伺って御要望もいただきました。それを受けて、宮城県ともいろんな...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおりだと思います。  先般御議論いただいた原子力に関する安全規制の部分についての大改正がございますので、それで対応できている部分はかなりございます。ただ、まだ足らざるところが環境関係の部分も含めてございますので、つまり、サイトの外に放射性物質...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず事実関係として申し上げますと、田中氏は「もんじゅ」の推進には直接かかわっておりません。また、原子力委員会の委員長代理は確かにされていましたが、当時は原子力政策大綱について更新という議論にはなっておりましたので、秘密会にもこれは出席をしておりませんし、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 七条七項の三号というのは、まさに今、福島委員がおっしゃったとおり、兼職はできないということについて定めた規定であります。したがいまして、更田氏もここには該当しません。  ただし、それだけでは十分でないと考えましたので、原子力事業者からはしっかりと独立を...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力規制委員会設置法の七条七項三号には原子力事業者という言葉はありません。個別にそれぞれの業務の中身が書いてあって、それに該当するかどうかということであります。ですから、法律で言っている欠格要件と我々がお示しをしたガイドラインというのはこれは元々別のも...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いや、それは、そういう御意見もあるかもしれません。ただ、そこは、実際に原子炉の中のことが分かって、私は今回原発の事故を経験しましたから、中の原子力の例えば燃料がどこの場所にあるかとか、そのときにどういう対応できるのかということについて本当の専門家で分かっ...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○国務大臣(細野豪志君) 中間貯蔵につきましては、昨年のちょうど今ごろ、菅前総理のときに初めてそうしたものが必要だという考え方を福島県知事始め皆様に御説明をさせていただいたという経緯がございます。それから一年たって、様々な状況というものの変化もございまして調査を依頼するに至ったと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 減容化の施設は両方の可能性を探ってまいりました。すなわち、仮置場で減容化をして中間貯蔵施設に持ち込むという考え方、一方で、中間貯蔵施設で大規模に減容化をするという考え方。いずれも可能性を捨てたわけではありませんけれども、実際に技術について検討してまいりま...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 除染は、もちろん住宅を含めた人がお住まいになっているその近くというのは最優先でやっておるわけでありますけれども、そのほかにも福島県内でいえば森林であるとか、さらには湖沼ということでいうと、それこそ北関東も含めていろんなところに広がっているという状況でござ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 効果的な除染方法によりまして必要かつ合理的な範囲内で行われるものにかかわる費用については政府の財政措置の対象とするという基本的なこの考え方に基づいて今御指摘の交付要綱ができております。  ただ、これは地域によって柔軟にやるべきところはするべきだという考...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 低線量の地域で要綱としてお示しをしているやり方がどういった形で効果があるのかということについては、政府なりに検討してお示しをしたものもございます。是非、那須町でやられたものを私自身も拝見をして、どういった結果が出ているのかというのは確認をしてみたいという...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力災害対策指針でありますけれども、これは参議院の方でも御議論をいただいて成立をさせていただきました原子力災害対策特別措置法の第六条の二におきまして、これまで法定化されていなかったものを法律の中で位置付けるという形になりました。したがいまして、原子力規...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 当初は、原子力規制委員会を四月に発足をさせることを予定をしておりましたので、そういう説明を、特に今年の年初辺りはしておったんだろうというふうに思います。  様々な情報提供に関しての御要望が地域からありますので、原子力安全・保安院を中心にやってはおります...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 福島県の方で行っていただいておる県民健康管理調査でございますけれども、各個人の被曝線量を把握するための基本調査というのを、これをまずベースにしております。  その調査の現状況でございますけれども、これまでに推計が終了した一般住民三万四千八百五十八名の九...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘のとおり、顔が見える形で米側に対してしっかりと我々としての感謝の意を表明をし、この問題に向き合っていく姿勢を示すことは極めて重要であると思っております。  私どもが費用を負担をして現地に行っていただいたNGOでありますけれども、一般社団法人JEA...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 森林は福島県内の約七割を占めておりまして、住民の皆さんとの密接な関係を有するものでありますので、そうした問題にしっかりと取り組むことは重要であると思っております。  除染の特別地域におきましては、そうした森林の除染の重要性は認識しつつも、まずは人の健康...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 小熊委員がおっしゃることは、まず我々一人一人が心しなければならないことだと思っております。  森林の除染については検討会を何度かやっておりまして、何かそこで物を決めたということではないんです。もうこういう情報公開が徹底をされなければならない時代ですから...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 除染において目標とする基準であるとかやり方であるとか、そういったところの科学的な情報というのは、これはこれでやはり非常に重要だというふうに思うんです。ですから、そこはしっかりと御説明をしながら、一方で、小熊議員がおっしゃったとおり、除染というのは地域住民...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 中間貯蔵施設は、福島県内で仮置場を造る、さらには除染を実施をするという意味で非常に重要な施設であるというふうに考えております。  昨年のちょうど今ごろ、菅前総理がそうしたものが必要であるので是非御検討いただきたいというその話を福島県内で言及をしたのがス...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今回、福島県知事を始め県の皆さんが一旦預かっていただいて、この当事者である町村の皆さんといろんな相談をしていただけるということ自体は非常に有り難いというふうに思っています。  といいますのは、福島県内で除染をするのにどうしても中間貯蔵施設が必要であると...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 全て責任が国にあると、中間貯蔵施設に関しましてですね。費用面では東京電力に当然負担ということになりますけれども、それは小熊委員がおっしゃるとおりだというふうに思います。  悪者に、徹頭徹尾悪者になるしかないとおっしゃったんですけど、そもそもこの原発事故...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 国有化については枝野大臣の御答弁がございました。実態面としては、政府・東京電力中長期対策会議というのを設置をしておりまして、その議長が枝野大臣であり、私もそれをさせていただいておりますので、国が主体となって廃炉に向かっての様々な取組をやっているというのは...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 昨年のちょうど今ごろから一年にわたりまして、私は福島県に行って、何度も中間貯蔵施設について説明をしたりお願いをしてまいりました。いろんなお願いをしなければならないわけでありますが、その中でも、この中間貯蔵施設についてお願いをするのが一番本当につらい、重い...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 私も昨年、中間貯蔵施設について必要性を感じたころは谷岡委員と同じことを考えておったんです。ただ、実際にそれを設置をするということになりますと、幾つかやはり制約要因というのがございまして、完全に一か所に集約することは難しいと考えるようになりました。  そ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) まず楢葉町なんですけれども、楢葉町に搬入をさせていただきたいと政府の中で今検討をしておりますのは、いわき市及び広野町のものであります。楢葉町の方が東京電力福島第一原発に近いところにありますから、言わば外から、低いところから土を運んでくるということなんです...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 谷岡委員の言われたことと私も同じことをずっと考えておりました。  正直申し上げますと、去年の事故が起こってしばらくした段階、去年の、そうですね、六月から八月、九月ころまで私の中では、いろんな各党からそういう意見が既に出ておりましたけれども、あの地域につ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 大飯原発三号機、四号機につきましては、様々な専門家の意見を踏まえた上で再稼働という判断をいたしました。そして、これからが問題なわけでありますけれども、これからの再稼働につきましては、新しい組織のこの誕生をしっかりと待った上で、そこで判断をしていくというこ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 中間貯蔵施設の在り方というのは、一つの内閣だけで方針を出せば済むというものではありません。本当に、十年、二十年、さらには三十年という、三十年近くという時間が必要になる可能性がございますので、内閣を超えて政府としての方針として確認をされる必要がございます。...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この制定をしていただいた法律というのは、与野党で様々、まあ三党ということではありますけれども、御議論をいただいて提出をされた法律でございますので、しかもまだ施行されていないという状況ですので、それにつきまして私の方から法改正について言及することは、やはり...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) この廃炉に向かってのプロセスの中で、昨年から私、東京電力に長くおりましたので、日本の企業の持っている技術力というのは捨てたものではないと感じました。東芝を例に出されましたので申し上げるならば、サリーという循環注水冷却のシステムを最終的に安定化させたのも東...全文を見る
08月28日第180回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○細野国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。
08月28日第180回国会 参議院 環境委員会 第12号
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○国務大臣(細野豪志君) 私も、これは一般論で申し上げるならば、企業を含めた情報開示というのはできるだけ徹底すべきという立場でございまして、そういった意味では水野委員と考え方を同じくするものであります。この実験動物に関しましては、議員立法の中でも、各党各会派、様々な御議論があった...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 八月二十四日に人事案の閣議決定を行いました。この閣議決定に際しましては、原子力緊急事態がされている旨の文書というのを添えておりません。したがいまして、原子力規制委員会設置法附則第二条第三項にあります、国会への同意を求めてから十日以内に議決がない場合に、内...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 今御指摘いただきました点につきましては、改正案の附則におきまして次のような規定がございます。マイクロチップを活用した調査研究の実施等による科学的知見の更なる充実を踏まえた理想的な引き離しの時期につきまして、社会一般への定着の度合いを勘案をする、そして、五...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 福島県の除染を進めるという意味で中間貯蔵施設を整備しておりまして、最終的にそれをしっかりと減容化をした上で最終処分をしていく、その場所が必要であるというのは、これは紛れもない事実であります。  ただ、その最終処分場の在り方について南大隅町に打診をしたと...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いろんな報道がありますので、その一つ一つについてこうだとかああだとかと言うことはできるだけ控えたいと、それはメディアの皆さんもいろんなことを調べて情報を得てやっておられるわけですので、そのことについての具体的なコメントはできるだけ差し控えたいと思っており...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) いろんな御提案を、そうした動物を大事にしようということで頑張っておられる方々からいただいておりまして、その一部が今回反映をされたという形になっております。  今、平山委員が言われたような、たくさん飼っておられる場合も、いろんな御意見がいろいろありまして...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力してまいる所存でございます。
09月03日第180回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(細野豪志君) 私も現地対策本部に何度も足を運んでおりますし、また福島の環境再生事務所はもちろん私の所管でございますので、何度も足を運んでおります。  確かに一ところにあるということも極めて重要なんですけれども、特に現地対策本部に関しましては、県庁であるとかそういう主...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 中間貯蔵施設につきましては、地元の皆さんに大変な御負担をお願いをするというものでありますので、今御指摘があったような丁寧な説明、さらには、そうした施設をお願いするに当たりましては、しっかりとした経済的な部分での手当てというのは、もうこれは極めて重要である...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 福島県の場合には、県土の約七割が森林ということは私も承知をしておりますし、その中で、森林の近くで生活されている方は特に大変な御不安を持たれているということは私も承知をしております。そういった意味で、いろんなこの除染についてもうやらないのではないかというよ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) ガイドラインというのは、例えば市町村などで除染をしていただいたり事業者の皆さんにやっていただくときの一つのやり方のまさにガイドラインとしてお示しをしているものでございます。したがいまして、森林の除染ということについて、やり方が確立した部分は確かにガイドラ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) できるだけ早くさせていただきたいというふうに思っておるんですが、余り生煮えで出すわけにもいきませんので、今まさに省内でどのタイミングで次回行うか日程調整をさせていただいているところでございますので、できるだけ早く、しかし生煮えではなくて、できるだけ具体化...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 重要な御指摘だと思います。  除染に関していいますと、比較的連携がうまくいきましたのは常磐自動車道、今環境省で本格的な除染に入るべく準備をしておりますが、あれは除染をすることが目的ではなくて、工事を再開をして早期に開通することが目的です。浜通りの皆さん...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力規制委員会の委員長及び委員につきましては、先般御議論いただきました原子力規制委員会設置法におきまして次のような規定がございます。「人格が高潔であって、原子力利用における安全の確保に関して専門的知識及び経験並びに高い識見を有する者のうちから、両議院の...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘があったのは、済みません、ちょっと、2の(1)のところということですか。
○国務大臣(細野豪志君) これは、法律の規定を引いたものをここで表したものでございます。そこで言っております原子力事業者というのは、原子力規制委員会設置法の第七条の七項の三号、すなわち原子力に係る製錬、加工、貯蔵、再処理若しくは廃棄の事業を行う者、原子炉を設置をする者、そのほか、...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) JAEAですか。
○国務大臣(細野豪志君) 研究機関も全て含まれます。すなわち、JAEAも含まれますし、資料でいいますと五枚目で書いていただいておりますが、原子炉設置者であります東京大学や京都大学、近畿大学などの、この全ての機関が含まれるということになります。
○国務大臣(細野豪志君) 委員会の決議というのは、これは議会の方で御議論をいただいて出していただいたものでございますので、私、今もちろん議会にも籍を置いておりますが、行政府の側から答弁をするという立場からは、私自身が解釈を申し上げるべき立場にはないというふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 済みません、ちょっと聞き取れなかったんですが、国会の決議の方ということですか、決議の解釈ということでよろしいんですか。済みません、もう一度お願いします。
○国務大臣(細野豪志君) 済みません。大変失礼いたしました。  国会の決議は決議として、それはもうまさに議会の方で御議論をいただいてお作りになったものですので、私が答弁する立場にはございません。  このガイドラインで示しておりますこの(3)の①、②の情報公開の部分でございます...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) はい。これは(2)と同じですので、これは(3)でもJAEAは含まれません。
○国務大臣(細野豪志君) 法律の欠格要件の中で書かれているのは、個別に一つずつ例示がしてあります。これは研究機関であっても、それはもう安全性についてチェックをする立場になりますので、現職の方についてはやはりやっていただくことはできない、そういった形で辞めていただいて入っていただく...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 御指摘は恐らく附則の第二条第五項においての規定をお引きになっているというふうに思います。この法律の施行後最初に任命される委員長及び委員の任命につきまして、国会の閉会又は衆議院の解散のための両議院の同意を得ることができないときは、内閣総理大臣は、委員長及び...全文を見る
○国務大臣(細野豪志君) 原子力規制委員会設置法附則の第二条第六項におきまして先ほどのような規定がございます。さらになお、原子力緊急事態宣言がなされている場合であっては、その旨を国会に通知したときについては、事後の承認は原子力緊急事態解除宣言がなされた後速やかに行うこととされてお...全文を見る
11月12日第181回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○細野委員 おはようございます。民主党の政調会長の細野豪志でございます。  きょうは、与野党の関係者の皆さんの御努力によりまして、予算委員会が終日行われるということになりました。こうした議会で、国民の前でしっかりと議論ができるということを歓迎したいと思います。  特に、こうし...全文を見る
○細野委員 私も土曜日、日曜日と二つの報告会に出席をいたしまして、総理とほぼ同様の感想を持ちました。  大阪ですが、ある方が、子育てに苦労している、子ども手当が二万六千円もらえると期待をしていた、それがもらえなかった、しかも途中から減額をされたと。その方は、子供を育てるのに苦労...全文を見る
○細野委員 私も、当時チームに入っていて、岡田幹事長が来られて、そういう御発言をしたことはよく記憶しています。そこでもう少し踏み込んで現実的な対応をするべきであった、私自身もそう反省しています。  岡田副総理にもう一つお伺いをしたいんですが、最大の我々の限界というか課題、そこは...全文を見る
○細野委員 民主党の原点の、ルーツの一つは、やはり無駄遣いを初めとした改革をやり切るという、改革政党というのが一つのルーツだと思います。  私も、野党時代のことを反省して、野田総理が率直に言われましたので申し上げますと、無駄遣いについては、若干、私自身の感覚として、実際にやって...全文を見る
○細野委員 次に、内政についてお伺いをいたします。  民主党の、改革政党につけ加えまして、もう一つの……(発言する者あり)ちょっと、やじを注意していただけますでしょうか。
○細野委員 では、二問目へ行かせていただきます。  内政についてお伺いをしたいと思います。  私どもは、内政のビジョンとして、一つの言葉として、ともに生きる社会、つまり共生社会をつくっていくという大きなビジョンを持っているというふうに承知をしています。  最近、与野党を交え...全文を見る
○細野委員 三井大臣、そこは、歴代の厚生労働大臣が必死に取り組んできた、そして民主党政権の成果ですので、もう少し元気にぜひ御答弁いただきたいと思います。  改めて確認をしますが、紙台帳が一番難しいと言われていたわけですね。この紙台帳についても、来年度でこれをしっかりと情報として...全文を見る
○細野委員 もう一つ、厚生労働大臣に確認したいことがあります。それは、我々がもう一つ取り組んできたことといたしまして、医療の問題でございます。  これも同じく自民党政権時代ですが、二〇〇八年、あれは八月だったと思います、奈良県で救急搬送を拒否された妊婦が死産をしてしまった、こう...全文を見る
○細野委員 私の地元の富士市では、政権交代前にこういうことがありました。  富士市というのは、人口でいえば三十万近い非常に大きな都市なんです、静岡においては。この富士市において、公立病院である富士中央病院というところで、産婦人科医がいなくなって産婦人科が診療科目としてなくなるの...全文を見る
○細野委員 こうしたセーフティーネットの問題についてしっかりと政府として役割を果たさなければならないということについて、私は、自民党の皆さんが持っておられた感覚と私どもには、やはり違いがあったと思います。そして、そのことを実現するために、政府関係者はもちろんですが、党を挙げて努力...全文を見る
○細野委員 この自殺の問題、去年は実は、私も内閣の中におりましたが、自殺がふえるのではないかと心配したんです。あれだけ大きな地震がありました。そして、今でも仮設住宅などで不便な生活を送っている方がいらっしゃいます。孤独をお感じになっている方も恐らくその中にはおられると思う。  ...全文を見る
○細野委員 先ほどから自民党議員の皆さんから、変なNPOもあるからだという話がありました。精査してくださいねという話もありました。そこが、まさにこれまでの発想なんですね。つまり、公かどうかは官が判断する。政治家が判断をする、役所が判断をする。そして、国の意向に沿う、それこそ官が認...全文を見る
○細野委員 今、財務大臣の方から再分配という話がありました。  先ほどは相続税の金額についてお話をしましたが、税率も上げますね。ですから、五〇%だったのが五五%。財産の半分を上回る部分ということでありますけれども、いただくというのは、確かに非常に重い負担ではあります。それを五〇...全文を見る
○細野委員 来年度に向けての税制改正の議論の中でも、再度、去年は御賛同いただけませんでしたので、各野党の皆さんにも呼びかけて、この相続税については、格差縮小の面も含めてやらせていただきたいというふうに思います。ですから、ぜひともこれは、国民の皆さんにも御負担をお願いするという意味...全文を見る
○細野委員 次に、議論を安全保障に移したいと思います。  民主党の安全保障政策というのは、恐らく、国民の皆さんからは、ナイーブな安全保障政策、わかりやすく言うならば、若干頼りないというふうに思われているかもしれません。しかし、私は、それは必ずしも現実の姿ではないというふうに思っ...全文を見る
○細野委員 森本大臣に確認のためにもう一回伺います。  初めに大綱ができたのは五一大綱ですから、もう随分前ですね。当時から基盤的防衛力構想というのが言われて、それで長年やってきました。そして、二二大綱で我々が定めたこの動的防衛力の整備というのは、そうした長年続いた着上陸侵攻を前...全文を見る
○細野委員 森本防衛大臣にもう一つお伺いしたいことがあります。それは我が国のPKOへの参加の問題です。  このことは余り国民の皆さん、知っておられる方は少ないというふうに思いますが、民主党政権になりましてからPKOについての活動が随分拡大したと私は承知しています。  政権交代...全文を見る
○細野委員 この数字はもちろん一概には言えないところがあるんです、ふえたり減ったりしますから。しかし、この二つのプロジェクト、すなわちハイチへの派遣、南スーダンへの派遣、それにこれだけ多くの人数を出すことによって国際貢献をしている、この事実は厳然たる数字で出ていますね、十倍以上で...全文を見る
○細野委員 私も、健全なナショナリズムは必要だと思います。また、安全保障政策について、きちっとやるべきことはやるべきだと思います。  だからこそ、私も、新人議員のときから、前原大臣にいろいろと教えていただいて、有事法制にもかかわりました、国民保護法制もつくりました。これは安全保...全文を見る
○細野委員 私は、中道という言葉は、右にみんなが行けば右に流れる、そして左に行けば左に流れるというような、そういう存在ではないと思っています。もし仮に世の中が右に流れようとするのであれば、しっかり真ん中に立って、おかしな方に行かないようにおもしとなる、アンカーとなるのが私は中道だ...全文を見る
○細野委員 よくわかりました。  FTAAPという大きな方向性をしっかりと進めていく中で、日中韓、RCEPとあわせてTPPについてもしっかりと考えていくということですね。  マニフェストなんですけれども、総理としてこれまでお話ししてこられたことについては、総理は代表ですから、...全文を見る
○細野委員 わかりました。  次に、時間も大分短くなってきましたので、公職選挙法についてごく簡潔にお伺いしたいと思います。  政策進捗報告会を開催しまして、私、数は数えませんでしたけれども、かなりの方が御発言をしたことがあります。それはやはり、消費税の問題にこれだけ踏み込んで...全文を見る
○細野委員 定数削減について総理が非常に強い思いを持っておられることがよくわかりました。自民党の方からいろいろな御意見が出ていますが、これは本当に、国民の皆さんの声というのを、この部分に関しては党派を超えて受けとめるべきだというふうに思います。  したがいまして、一票の格差は、...全文を見る
○細野委員 改めて、党の方としても経済対策についての考え方をまとめて、政府にしっかりと提案もします。そして、そこでしっかりとした経済対策をつくりたいというふうに思います。  例えば中国ですね。もちろん、中国経済も随分と減速してきていて、中国というのは成長はしていますが、成長率が...全文を見る