細野豪志

ほそのごうし

小選挙区(静岡県第五区)選出
自由民主党
当選回数8回

細野豪志の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○細野委員 民主党の幹事長の細野豪志でございます。  海江田代表に続きまして、民主党を代表して質問させていただきます。  間もなく三月十一日がやってまいります。あれだけの大災害、多くの方がお亡くなりになりました。そして今も、さまざまな生活に対する不安を抱えながら、多くの被災者...全文を見る
○細野委員 幾つかの重い課題に我々は向き合いましたが、私がかかわった課題の中でこの中間貯蔵施設が一番重たい課題でございました。お願いをしなければならない国の側も率直に言って非常につらい課題でございますけれども、それ以上に、それを受け入れていただくことを検討していただく地元の皆さん...全文を見る
○細野委員 確かに、安倍総裁が就任をされたのは九月ですね。しかし、特例公債法というのは、本来は予算と同時に通すんです。野党が予算に反対をするのは、これは立場が違いますからやむを得ないですよ。しかし、やはり特例公債法は大事な財源だから、そこは野党もきちっと協力して通そうという、言う...全文を見る
○細野委員 次に、原発の問題に移りたいと思います。  先ほど海江田代表から、原発の政策について、十年先延ばしというのは余りに無責任ではないかという発言がございました。私もそう思います。  確かに、二〇三〇年代ゼロに向けてあらゆる政策資源を投入する、この判断は難しかったです。私...全文を見る
○細野委員 確かに甘利大臣は、あの中越沖地震のときに、バックチェックを急ぐように指示をしているんです。しかし、なされていないんです。確かに行動はされたんだと思います。しかし、そのフォローはなかった。そして、事故がありました。  IAEAのこの総合評価サービスですが、責任者である...全文を見る
○細野委員 率直に言って、総理、事故を担当者として経験した立場からすると、総理の言葉は非常に軽く思います。本当に、あれだけの事故が起こって、その責任が自由民主党にあって、その反省に立った上でエネルギー政策をやるという重みは、私には感じられませんでした。それは残念です。  この話...全文を見る
○細野委員 総理、我々は、もうとっくに協議できる状態になっているんです。党内で政治改革本部を開いて、我が党の考え方は二割削減ですよ。二割削減で、このことには強いこだわりがあります。  我々は、〇増五減のあの議論の中で、定数削減を呼びかけて、我々が本意でない考え方も含めて何度も案...全文を見る
○細野委員 私のことを何度も、若造ということでおっしゃっているんでしょうか、居丈高とおっしゃいますが、総理の今の表現は、私は若輩ですからこの表現は控えますが、控え目の表現で申し上げますが、やや傲慢だと思いますよ。  だって、そうでしょう。与党案が出てきたら、おまえたち、のめと。...全文を見る
○細野委員 三月中旬という約束を総裁としてもしっかり守っていただけますね。
○細野委員 今の御答弁は、聞いておられる国民の皆さんもびっくりしたと思いますね。「日曜討論」の場所で公党の幹事長が、私がいつまでですかと聞いたわけではありませんよ、みずから、三月の中旬という発言をされたんですよ。それは幹事長がやったから総裁は知りませんなんという話が通用するわけな...全文を見る
○細野委員 その場にいなかったから私は知りませんと。  石破幹事長とどういう個人的な人間関係におありなのか私は知りませんが、今の総裁の姿勢だと、自民党の皆さんの中で、内心は余り定数削減をしたくないと思っている方がおられる、そして、そういう皆さんの思惑としては、〇増五減だけやって...全文を見る
○細野委員 長く自民党政権が続いていますから、安倍総理が、前の自民党の時代も含めて、この消えた年金問題に対応しなければならなかった立場におありになったと私は思いますよ。  そして、残念ながら、総理としては、所信表明演説で、消えた年金問題を一番重視してやります、そういうことを一番...全文を見る
○細野委員 厚生労働大臣をしてこの程度の認識というのは残念ですね。  我々のときは、この年金回復委員会に大臣を含めて三役が出て、直接やっていたんですよ。皆さんがつくろうとしている、つくったんですか、社会保障審議会の日本年金機構評価部会の、そのさらに下の年金記録問題に関する特別委...全文を見る
04月05日第183回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○細野委員 私も、お二人に引き続いて、原発につきまして主に質問させていただきたいと思います。  まず、何人かの質問者から話がありましたが、十八日に起こりました停電トラブルにつきまして、これまでの質問者と私は立場が異なります。それは、事故そのものを担当していた当事者だということで...全文を見る
○細野委員 これは総理にもぜひ認識を持っていただきたいんですが、私が事故を担当していた、初めは補佐官、その後は閣僚としてやりましたけれども、やはり一番緊迫をしたのは、あの事故が起こった三月の十一日以降の一週間。プールの燃料、水が確認をできるかどうか。それを考えますと、六月ぐらいま...全文を見る
○細野委員 それは、茂木大臣、ちょっと違うんですよね。  もちろん、私も技術の専門家ではありません。茂木大臣も技術の専門家ではありません。ですから、個別のことについて、あれはどうなんだ、これはどうなんだと細かく指摘する必要はないと思いますよ。しかし、こういう深刻な事態になったと...全文を見る
○細野委員 総理にお伺いします。  総理、事故の、廃炉に向かっての責任は政府そのものがあって、その当事者なんだということについて確認をさせていただきたいと思います。
○細野委員 技術も大事なんですが、事故そのものの最終的な解決に向かって当事者意識を持っていただくということが極めて重要だと思います。  総理、もしくは茂木大臣もそうなんですけれども、やはりどうしても、時間がたっていることと、政権がかわっているので、そこは私と同じ意識を持っていた...全文を見る
○細野委員 今、三年以内に判断していくという話があったんですが、私、この公約を見たときから、ちょっと、正直言って、疑問を持っていました。  というのは、この再稼働の判断というのは、政権そのものができるわけではないんですね。与野党で協議をして、三条委員会という形で原子力規制委員会...全文を見る
○細野委員 田中委員長は原子力の専門家ではありますが、セキュリティーということになると、全てを専門的にお一人で考えるというのは無理だと思います。だからこそ、官僚のスタッフの中に、警察からも、また防衛省からも職員が入っているということでありますから、そこはしっかりとやっていただきた...全文を見る
○細野委員 随分のんびりした話なわけですね。  そこで、ちょっと一つ具体的にお伺いしたいんですが、山口県の上関原発、あそこが、新設をめぐって非常にいろいろな意見が激しく闘わされております。去年、知事がかわりました。  あわせてもう一つ、御説明する必要がありますね。  実は、...全文を見る
○細野委員 経産大臣、それは違いますよ。山口県は、国の方針が決まらないから、埋め立てについても保留しているんですよ。ですから、山口県が勝手に判断は、実質的にはできないんです。今の安倍政権、自民党政権がベストミックスを十年決めなければ、山口県知事も同じように、埋め立てについて十年先...全文を見る
○細野委員 十年かどうかはわかりませんが、これ以上、上関の状態を、政府が決めない中で、ずっと同じような状況を続けるのは、これは私はよくないと思いますね。  私どもが政権をとっていたら、新設については、しないという方針を出していました。そして、この上関原発はちょうど埋め立ての申請...全文を見る
○細野委員 確認ですが、そうしますと、憲法ができたのは昭和二十一年ですね。二十七年に日本はサンフランシスコ平和条約が発効して独立をしていますね。つまり、その六年間の間、もしくは独立をするときにはもう憲法は新しくしてスタートしておくべきだった、そういう御認識ですか。
○細野委員 御認識はよくわかりました。  もう一つお伺いしたいんですが、私は……(発言する者あり)では、申し上げます。  私は、戦後のこの歴史の中で、現行憲法が果たしてきた役割を前向きに評価をしています。もちろん、完璧なものではなかったかもしれない。しかし、当時の我が国の状況...全文を見る
○細野委員 先ほど私が、総理と私が違うねと申し上げたのは、現行憲法に対する評価が違いますねということを申し上げたんです。総理は、できればスタートから、現行憲法ではなくて、自民党が主張してこられたような憲法が必要だというお考えだった。私どもは、現行憲法が戦後果たしてきた役割を前向き...全文を見る
○細野委員 以上で終わります。ありがとうございました。
11月01日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○細野委員 おはようございます。細野豪志でございます。  私、文部科学委員として所属するのは初めてでございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  本題に入る前に一つだけ、先ほどの笠議員と大臣との質疑について、私からも追加で聞かせていただきたいと思います。  少人数学...全文を見る
○細野委員 大臣の御答弁を聞いてやや安心しましたけれども、それもというよりはそちらの方が重要じゃないかと。ひっくり返せとまでは申しませんが、財務省の資料を見ていますと、常に、学力テストが上がりませんというのが出ていますよね。それを文科省がちゃんと押し返して予算を確保するためには、...全文を見る
○細野委員 私も、これまでの人間関係もありますので、福島県とも話をいたしましたし、協議会の関係者の皆さんとも話をしました。一時期、足並みがややそろっていないかなと思った時期もあったんですが、今はかなりぴたっとそろってきておりますので、現場は大丈夫だと思います。  大臣、平成二十...全文を見る
○細野委員 福島のあの東京電力の原発については、廃炉までに四十年ぐらいはかかるんじゃないかという見込みを我々のときにつくったんですね。それもかなり困難を伴う作業だし、なかなか先が見通せません。四十年後というと、我々、福島の未来を見通すことができないぐらいの将来ですね。  その将...全文を見る
○細野委員 私も児童養護施設を訪問して感じたのは、基本的に篤志家の方がまずお金を出していて、恐らく、戦後もしくはその後、日本がまだ十分に福祉の状況が整っていない中で、本当にかわいそうだということでやった篤志家の施設を後から応援しているような形になっていまして、ややその名残があるん...全文を見る
○細野委員 厚労省が随分いろいろと御努力いただいているのは、私も資料を拝見しましたので、これは大変多としたいと思います。  ただ、一時金が確かにふえたという話もあるんですけれども、やはりある程度制度として継続的にできているという形にならないと、見ていますと、施設もそうですけれど...全文を見る
○細野委員 ここは悩ましいところだと思うんです、正直言いますと、学習状況であるとか子供の状況はさまざまですから。原則をゆるがせにしてしまうと、義務教育は、みんなでそれは勉強できる子も勉強はなかなかできにくい子もいろいろな特徴がある子が一緒に学ぶという趣旨からすると、それぞれ別に学...全文を見る
○細野委員 ありがとうございました。
11月13日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○細野委員 おはようございます。細野豪志でございます。よろしくお願いを申し上げます。  今回、私がこうやって文科の正規の委員になったのは初めてでございまして、下村大臣の御答弁をずっと聞かせていただきました。非常に、教育について長年にわたって取り組んでこられたそうした蓄積と熱意と...全文を見る
○細野委員 義務教育の議論についても今進んでいるというのは、私も承知をしています。  時代も変わっていますから、十五歳で社会に出て、なかなか専門技術も含めてやはり身についていない中で、社会的に自立するのは非常に難しい時代にもう入っています。そういう中にあって、世界では、義務教育...全文を見る
○細野委員 教育において家庭が果たすべき責任というのが非常に大きいというのは、私も同じ意見です。  ただ、多分大臣も、義務教育において、例えば、所得の高い層に授業料を負担をさせるとか、教科書代を負担をさせるとか、給食代を高く取るとか、そういうことは反対ですよね。そんなことは考え...全文を見る
○細野委員 大臣、勘違いしないでいただきたいんですが、私も低所得者対策は賛成なんです。もっと充実してもいいと思っています。  問題なのは、その財源を高所得者の九百十万以上のところから持ってきているというのが問題なんです。予算の制約でしようがないというのは、それは国家の論理ですよ...全文を見る
○細野委員 社会全体での税は一定だし、赤字を出すと言ったって、一定ですから、当然、全体でやるのはこれは当たり前ですね。子ども手当の所得制限も、ある意味、全国の子供たちを対象にして全国の家庭を対象にしていれば、それは、お互いに顔は見えませんから、全体でバランスをとれるでしょう。 ...全文を見る
○細野委員 大臣、わかった上でおっしゃっているんだと思うんです。初めから設けていればそれは違うんですよ。初めから、こういう制度です、所得によって差をつけるということならば、これはいろいろ議論はあるかもしれないけれども、今私が申し上げたような問題は出てこないわけです。もう既につけて...全文を見る
○細野委員 二つ聞きたいと思います。  まず、親がネグレクトでなかなかそういう手続をとってくれない場合、高校生が所得証明書をとりに行くというのは結局難しいですよ、別に自分が課税されているわけじゃないから。そういった場合は該当するのかどうか。  さらにもう一つは、これにすら該当...全文を見る
○細野委員 今のようなネグレクトのケースであるとか、親の例えば死別とか、そういったケースというのは、学校がやるんですか都道府県がやるんですか。そもそも、都道府県が全体の高校生に対応するのは無理ですよね。学校に負担を負わすということになるんじゃないですか。
○細野委員 例えば、会社が倒産をしたり親が亡くなるとか離婚の場合というのは、家庭にとって本当に一大事ですよね。一大事のときにそういう手続を丁寧にちゃんと申請をしてやれるかどうかというのは、家庭の事情によりますよね。それを直接県庁職員か何かが行って調べるんですか。
○細野委員 私は、こういう家庭のそれぞれのリスク、会社が潰れるとか例えばお父さんが亡くなるとか、そういうリスクを社会全体でしっかり支えていくというのが無償化の制度だと思うんです。  そういう意味では、対応をどこまでできるかということも含めてそこが家庭のリスクになってしまって、結...全文を見る
○細野委員 この予算の計上の仕方というのは、人の手間とかそういうものはほとんど入っていないと思いますね。ですから、相当、現実的にやるとなると個別で問題が出てくるケースがあると思います。実際におやりになるのであれば、そこも含めて、本当に困っている子供がそれで行き詰まることがないよう...全文を見る
○細野委員 以上で終わります。ありがとうございました。
11月27日第185回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○細野委員 おはようございます。  きょうは、これから参議院の方で、例のあの高校の無償化の問題についての法案が採決をされるというふうに聞いております。順番を変えていただいて私の方から大臣に質問させていただくということで、御配慮いただいたことに感謝申し上げます。  法案の質疑に...全文を見る
○細野委員 今大臣から答弁がありましたように、状況がいろいろ御家庭によって変わるという中でそれぞれ教育現場では対応しなければならなくなるわけです。つまり、前年度に所得が九百十万を超えていた場合でも、今年度になって、例えば会社が倒産をするであるとか、さらには、主要な家計を支えていた...全文を見る
○細野委員 以前も答弁ありましたけれども、四回、課税証明を子供たちに出させるわけですね。初めは一年生、四月に出させて、しかし、四月に出せるものというのは前々年のものになりますから、それでは十分ではない。六月か七月ですか、前年のものが出るのが。ですから、一年生のときに二回課税証明書...全文を見る
○細野委員 実施要領は詳しく書いてください、都道府県と相談をしながらということですけれども。私は、これは国が導入した制度ですから、相談しながらというよりは、文科省としてしっかり書かれた方がいいと思います。  もう一点、ちょっと気になったんですけれども、家庭の急変については都道府...全文を見る
○細野委員 私も、現実的には学校でやらざるを得ないと思うんです。私が申し上げたいのは、家計急変のケースについても、その判断基準については、基本的にはやはり文科省の側から示さないと現場は相当苦労するんじゃないかということなんですよ。ですから、先生方がやっていただかなきゃならないのは...全文を見る
○細野委員 家庭急変についても文科省としてしっかり考え方を示すという御答弁をいただきましたので、そこはしっかりと対応していただきたいと思います。  次に、文化芸術政策についてお伺いしたいと思います。  大臣のこの国会の冒頭でなされた挨拶を聞かせていただいて一つ印象に残りました...全文を見る
○細野委員 日本が世界の文化交流のハブとなるという、これはすばらしい目標だと思うんです。ただ、日本の今の文化政策などを見ていると、ちょっと大見えを切ったなという感がしなくもないんですよ。  というのは、文科省がよく使っている資料ですけれども、予算の規模でいうならば、日本の場合に...全文を見る
○細野委員 被災地に行きましても、また地域あちこちに行きましても、やはり文化がそこにしっかり根づいているところというのは、地域のつながりも強いし、復興についても前に進めていくことが可能になっているという現状があると思います。  ですから、文化というのは、決して金持ちだけのもので...全文を見る
○細野委員 ありがとうございました。